JP2002082914A - 本人認証装置及び本人認証方法 - Google Patents

本人認証装置及び本人認証方法

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JP2002082914A
JP2002082914A JP2000273604A JP2000273604A JP2002082914A JP 2002082914 A JP2002082914 A JP 2002082914A JP 2000273604 A JP2000273604 A JP 2000273604A JP 2000273604 A JP2000273604 A JP 2000273604A JP 2002082914 A JP2002082914 A JP 2002082914A
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JP2000273604A
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Rumiko Matsuzaki
留美子 松崎
Shunichi Nakayama
俊一 中山
Etsuji Tsukada
悦司 塚田
Keiichiro Takimoto
慶一郎 瀧本
Tomoki Takahashi
知樹 高橋
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Mitsubishi Research Institute Inc
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Mitsubishi Research Institute Inc
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種機器及びサービスへのアクセス権を一元
的且つ集約的に確立し得る本人認証装置及び本人認証方
法を提供する。 【解決手段】 本人認証装置は、指紋認証装置10、1
3及び無線発信装置12を搭載した携帯機器/端末1か
らなる。指紋認証装置は、指紋を検出する指紋検出手段
11と、ユーザの指紋情報を記憶する指紋記憶手段と、
指紋検出手段によって検出された指紋と指紋記憶手段に
記憶された指紋情報とを照合する指紋照合手段とを備え
る。指紋照合手段が指紋検出情報及び指紋登録情報の一
致を判定したとき、無線発信装置は、アクセス許可信号
を外部機器に発信する。携帯機器/端末の正規ユーザ等
は、携帯機器/端末の指紋認証装置によって本人の指紋
を指紋登録情報情報と照合して本人認証を行った上で、
その無線発信装置からアクセス許可信号を受信装置に送
信し、これにより、販売製品又は提供役務に対するアク
セス権を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本人認証装置及び
本人認証方法に関するものであり、より詳細には、携帯
電話機等の携帯機器/端末に適用可能な指紋認証技術に
よって携帯機器/端末の所有者又は正規ユーザの本人認
証を行い、各種機器及びサービスへのアクセス権を一元
的且つ集約的に確立し得る本人認証装置及び本人認証方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物又は車両等の出入口又はド
ア等の施錠機器として、金属製の鍵、カードキー、或い
は、数字入力式施錠機器などが広く実用に供されてき
た。近年において、ICカード方式、音声認識方式又は
虹彩認識方式等の多様な形式の施錠機器が開発されてい
るが、この種の特殊構造の施錠機器は、極めて高価であ
り、現状では、一部の特殊なドア等に限定的に使用し得
るにすぎない。
【0003】クレジットカード又はキャッシュカード等
が近年広く普及しているが、これらの各種カード類で
は、本人確認は、サイン又は暗証番号の照合に依存して
おり、このため、カードの偽造等による不正使用が、今
日では、社会問題として深刻化している。
【0004】また、インターネット等の公衆メディアを
媒体とした電子商取引市場が近年急速に普及しつつあ
る。この種のネットワークを使用した商取引において
は、本人確認は、ネットワークを介して情報伝達可能な
ID番号及びパスワードや、電子証明書等の電子情報に
基づいて実施される。このため、ID番号及びパスワー
ド等を十分に管理し得ない場合、最も基本となる本人確
認の信頼性及び確実性を担保し難く、電子商取引の安全
性確保は、極めて困難である。
【0005】かくして、キー又はカード等を使用した施
錠又は金銭授受等においては、キー又はカードの偽造等
の問題を完全には回避し難く、また、インターネット等
を媒体とした電子商取引や、今後実用化されるであろう
公的書類の電子申請及び電子交付システム等にあって
は、ID番号及びパスワード等のデジタル情報の照合に
より本人確認を行うほかはなく、このため、本人確認を
確実に実施可能な認証手段の開発が要望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】信頼性及び確実性が高
い本人認証手段として、個人の生物学的な特徴である指
紋を認証する指紋認証技術の応用は、偽造又は盗用不能
な認証方式として非常に有利である。指紋認証技術は、
バイオメトリクス技術の一種であるが、本人認証の信頼
度が極めて高いことから、多くのセキュリティシステム
に対する今後の利用が期待されており、薄く且つ小型の
指紋認証センサが現在、研究・開発されている。
【0007】しかしながら、比較的利用頻度が高い個々
の機器全てに指紋認証センサを搭載し又は装備すること
は、金銭的観点からも、個々の機器への本人の指紋登録
に費やす時間及び手間等の現実的な観点からも、事実
上、極めて困難である。このため、この種の本人認証方
式を実用化するには、各種機器及びサービスへのアクセ
ス権を一元的且つ集約的に確立し得る利便性を確保する
必要があり、これを実現可能な新規システムの開発が要
望される。
【0008】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、各種機器及びサー
ビスへのアクセス権を一元的且つ集約的に確立し得る本
人認証装置及び本人認証方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は、上
記目的を達成すべく、鋭意研究を重ねた結果、多数の消
費者が常時携帯し且つ所有者個人に対する属性又は直接
的な関連性が非常に高い機器として、携帯電話機(携帯
電話器)、PHS(Personal Handyphone System)電話
機、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯機器
/端末に着目し、指紋認証センサを各携帯機器/端末に
装着するとともに、携帯機器/端末の駆動源及び制御回
路等を有効利用して各種機器又はサービスへのアクセス
権を一元的且つ集約的に確立し得ることを見い出し、本
発明を達成したものである。
【0010】即ち、本発明によれば、本人認証装置は、
指紋認証装置及び無線発信装置を搭載した携帯機器/端
末により構成される。指紋認証装置は、指紋を検出する
指紋検出手段と、本人の指紋情報を記憶する指紋記憶手
段と、指紋を照合する指紋照合手段とを備える。指紋照
合手段は、指紋検出手段によって検出された指紋情報
と、指紋記憶手段に予め記憶された指紋情報とを照合す
る。無線発信装置は、指紋照合手段が指紋情報の一致を
判定したときにアクセス許可信号を外部機器に発信す
る。
【0011】本発明の上記構成によれば、指紋認証装置
は、携帯機器/端末の所持者の指紋を所有者等の本人の
指紋情報と照合して一致・不一致を判定し、無線発信装
置は、指紋認証装置が指紋一致を判定したとき、外部機
器にアクセス許可信号を発信する。アクセス許可信号を
受信した外部機器は、指紋認証による本人認証に基づ
き、機器へのアクセス又はサービス利用を可能にする。
従って、上記構成の本人認証装置によれば、携帯機器/
端末の所有者等(本人)は、常時携帯可能な利便性を有
する単一の機器、即ち、携帯電話機等の携帯機器/端末
を常時携帯することにより、機械的施錠の解錠、電子機
器又は通信機器のアクセスコードの解除、各種製品の購
入、或いは、有料サービスの利用権等、即ち、各種機器
又はサービスに対するアクセス権を一元的且つ任意の時
期に得ることができる。
【0012】本発明は又、指紋認証装置及び無線発信装
置を搭載した携帯機器/端末と、無線発信装置と通信可
能な受信装置とを使用した本人認証方法を提供する。殊
に、本発明の本人認証方法は、携帯機器/端末の所持者
の指紋を該携帯機器/端末の指紋情報記憶と照合して本
人認証を行い、該本人認証の結果として本人確認がなさ
れた場合に無線発信装置からアクセス許可信号を受信装
置に送信し、受信装置が関連する販売製品又は提供役務
に対する本人のアクセスを可能にすることを特徴とす
る。
【0013】このような本発明の構成によれば、機器又
はサービスの利用者本人と対応する携帯機器/端末の属
性を有効利用して本人認証を行い、アクセス権を要する
ハードウェア(車両ドア、自宅ドア、ユーザ限定機器
等)、或いは、アクセス権を要するサービス(Eコマー
ス又は電子商取引等)の側に属する受信装置の属性を利
用して機器又はサービスへのアクセスを適宜可能にす
る。携帯機器/端末は、所有者等の特定の指紋情報を記
憶して指紋認証を行うので、受信装置は、携帯電話機の
側において既に実施された本人認証の結果を受信すれば
良い。即ち、機器又はサービスを提供する側の装置は、
各個人の指紋情報を記憶又は登録する必要がなく、受信
したアクセス許可信号の種別等のみを判定すれば良い。
したがって、指紋認証によりセキュリティ機能を向上し
得るばかりでなく、同様なセキュリティレベルを達成す
る従来のシステムに比べて、装置又は設備の初期投資又
は維持管理費を大幅に軽減することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態によれ
ば、上記携帯機器/端末は、携帯電話回線網又はPHS
回線網等の公衆回線に接続可能な携帯電話機、PHS電
話機又はPDA機器からなり、指紋認証センサを備えた
指紋認証部と、役務又は機器の提供者側の受信装置と通
信可能な近距離無線発信装置とを備える。好ましくは、
指紋認証センサは、携帯機器/端末の外装部材に一体的
に取付けられた静電容量式又は光学式の指紋認証センサ
からなり、携帯機器/端末は、ICカード部を有する。
ICカード部は、特定人物(携帯機器/端末の所有者
等)の指紋情報を格納した指紋情報格納部と、アクセス
許可信号を送信すべき外部機器の情報を格納した外部機
器情報格納部とを備える。指紋照合手段は、指紋認証部
又はICカード部の少なくとも一方に組み込まれ、指紋
認証センサの指紋検出結果と本人の指紋情報とを対比照
合する。ICカード部は、指紋の検出結果が本人の指紋
情報と一致するとき、アクセス許可信号の発信を近距離
無線発信装置に指令する。更に好ましくは、受信装置及
び発信装置は、暗号化した信号を相互通信する。
【0015】本発明の好適な実施形態において、上記受
信装置は、建築物ドアの施錠装置、車両ドアの施錠装
置、インターネットショッピングの端末、各種の自動販
売機又は券売機、金庫又はロッカー等の施錠装置、公的
書類交付用の本人確認装置、PC又は業務用CPU等の
如く、アクセス権を要する各種外部機器に配設される。
これらの外部機器に設けられた受信装置は、携帯機器/
端末の近距離無線発信装置が発信するアクセス許可信号
を識別し、適宜セキュリティシステムを解除し、装置本
体を利用可能な状態に移行する。
【0016】本発明の他の好適な実施形態によれば、携
帯機器/端末は、携帯電話機又はPHS電話機からな
り、携帯電話機又はPHS電話機の所有者(契約者)
は、電話機の指紋認証機能を利用して各種製品を購入
し、或いは、所望のサービスの提供を受ける。製品購入
又はサービス利用の対価は、課金情報として電話会社に
通知される。電話会社は、課金情報に基づき、製品又は
サービスの提供者に代わって電話料金と共に携帯電話機
の所有者に料金請求し、所有者は、これを電話会社に対
して支払う。
【0017】本発明の更に他の実施形態として、ATM
等の金融機関端末から所望の金額を電子マネーとして携
帯機器/端末にチャージしても良い。製品販売者又は役
務提供者は、携帯機器/端末のアクセス許可信号により
本人確認を行うとともに、携帯機器/端末にチャージさ
れた金額を確認した上で、製品購入又はサービス利用等
を許可する。他方、携帯機器/端末の所有者又は正規ユ
ーザは、チャージした金額の範囲内において、購入製品
又は提供役務の対価を電子マネーにより製品販売者又は
役務提供者に支払うとともに、製品を購入し、或いは、
サービスを利用する。
【0018】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の好適な
実施例について詳細に説明する。図1は、本発明の実施
例に係る本人認証装置を構成する携帯電話機の概略正面
図であり、図2は、図1に示す携帯電話機の内部構成を
概略的に示すブロック図である。
【0019】図1に示す携帯機器/端末は、携帯電話の
公衆回線網に接続可能な汎用の携帯電話機1により基本
的に構成され、携帯電話機としての一般的構成要素、即
ち、ダイヤルキー2、各種ファンクションキー3、送話
口4、受話口5、送受信アンテナ6及び液晶ディスプレ
イ7等を備える。携帯電話機1は更に、指紋認証部10
及び無線インターフェイスLSI12を備える。
【0020】本実施例では、指紋認証部10を構成する
静電容量式指紋認証センサ11が、液晶ディスプレイ5
の上方に配置される。指紋認証センサ11は、指紋のパ
ターンや特徴を電気信号に変換可能な多数のセンサ回路
を備える。指紋認証センサ11の被接触面(検出面)
は、携帯電話機1のケーシング正面に露出しており、ユ
ーザは、指紋認証時に所定の手指を指紋認証センサ11
の表面に当接する。指紋認証センサ11は、被接触面、
配線層及び基板とを板厚数mm程度の薄板形態に一体化し
た指紋検出/照合手段を構成し、指と接触した際に各セ
ンサ回路の静電容量を測定し、指紋のパターンや特徴を
検出する。指紋認証センサ11の基板には、認識処理デ
バイスが組み込まれ、認識処理デバイスは、指紋認識処
理及び指紋照合処理を実行する論理回路を備える。
【0021】無線インターフェイスLSI12は、例え
ば、携帯電話機1のケーシング頂部に取付けられ、外部
機器に配設された受信装置(図示せず)と数mの近距離
で相互データ通信を行い、受信装置にアクセス許可信号
を送信する。無線インターフェイスLSI12として、
1チップ型BluetoothインターフェイスLSI
等の短距離無線通信デバイスを好適に使用し得る。受信
装置も又、1チップ型Bluetoothインターフェ
イスLSI等の短距離無線通信デバイスにより構成する
ことができる。
【0022】携帯電話機1の制御系は、図2に示す如
く、上述の指紋認証部10及び無線インターフェイスL
SI12を含むとともに、携帯電話機能部15及びIC
カード部13を更に備える。
【0023】携帯電話機能部15は、携帯電話機1の一
般的機能、即ち、キー入力による初期条件設定及び操作
指示を携帯電話機1の各部に伝達するキー入力制御手段
と、ダイヤル信号送受信及び音声送受信を制御する送受
信制御手段とを備える。携帯電話機能部15は更に、I
Cカード部13の判定結果に基づいて、不正使用の可能
性を判定する使用禁止判定手段と、該判定手段が不正使
用の可能性を判定したきに携帯電話機1自体の使用を強
制的に禁止する使用禁止手段とを備える。
【0024】携帯電話機能部15に接続されたICカー
ド部13は、判断プログラムを格納したROMと、判断
プログラムの作業領域として機能するRAMと、所定の
正規ユーザ情報を格納したユーザ情報格納部と、外部機
器情報を格納した外部機器情報格納部と、判断プログラ
ムを実行し且つアクセス許可信号等を出力するマイクロ
プロセッサ及びインターフェースとを備える。判断プロ
グラムは、外部機器に対するアクセス許可信号の出力可
否を判定するように構成される。正規ユーザ情報は、予
め登録された正規ユーザの指紋情報(指紋のパターン及
び特徴等)を含み、外部機器情報は、アクセス許可信号
を送信可能な外部機器に関する各種情報を含む。
【0025】ICカード部13のインターフェイスは、
無線インターフェイスLSI12に接続されるととも
に、指紋認証部10に接続される。指紋認証部10は、
上記指紋認証センサ11の測定結果を指紋情報としてデ
ータ処理する認識処理手段を備えるとともに、指紋認証
センサ11及び認識処理手段により得られた指紋情報
(指紋パターン・特徴)に基づいて本人認証プログラム
を実行する照合処理手段を備える。認識処理手段は、指
の接触時に指紋認証センサ11の各センサ回路の静電容
量を測定し、これをデータ処理して指紋のパターン及び
特徴を検出する。照合処理手段は、認識処理手段が検出
した指紋情報と、ICカード部13に予め記憶された正
規ユーザの指紋情報とを照合し、照合判定の結果を認証
信号又は非認証信号としてICカード部13に出力す
る。
【0026】図3は、指紋認証部10が実行する本人認
証プログラムの概要を示すフローチャートであり、図4
は、ICカード部13が実行する判断プログラムの概要
を示すフローチャートである。
【0027】指紋認証部10の指紋照合手段は、指紋認
証センサ11及び認識処理手段の指紋検出結果(指紋情
報)と、ICカード部13の本人指紋情報とを読込み
(S1)、両者を対比照合し(S2)、指紋の検出結果が正規
ユーザの指紋情報と一致するとき、正規ユーザのアクセ
スを意味する本人認証信号をICカード部13に入力し
(S3)、他方、指紋の検出結果が正規ユーザの指紋情報と
一致しない場合、本人確認不能を意味する非認証信号を
ICカード部13に入力する(S4)。
【0028】ICカード部13は、携帯電話機能部15
の初期設定及びキー入力設定を読み込むとともに、指紋
認証部10から入力された信号の種別を読み込む(S11)
。ICカード部13は、本人認証信号の入力を検出し
たとき、初期設定又はキー入力設定によるマニュアル設
定条件の成立を更に判定した上で、アクセス許可信号の
出力を無線インターフェイスLSI12に指令する(S1
3) 。例えば、マニュアル条件設定により、外部機器へ
のアクセス禁止等がマニュアル設定されている場合、或
いは、パスワード入力等の他の条件を付加的に要求する
ようなマニュアル設定がなされている場合、ICカード
部13は、マニュアル設定条件の成立を判定し、このよ
うなマニュアル設定条件が成立した場合にのみアクセス
許可信号の送信を無線インターフェイスLSI12に指
令する(S14) 。無線インターフェイスLSI12は、I
Cカード部13からの信号に基づき、アクセス許可信号
を外部機器に無線で発信する。
【0029】他方、ICカード部13は、本人認証信号
の入力を検出せず、非認証信号の入力を検出したとき(S
15) 、指紋不一致を示す判定結果を携帯電話機能部15
の使用禁止判定手段に出力する(S16) 。使用禁止判定手
段は、ICカード部13が指紋不一致の判定結果を比較
的長時間に亘って継続的又は繰返し出力する場合、不正
使用の可能性を判定し、携帯電話機1の使用を強制的に
禁止するよう上記使用禁止手段に指令する。
【0030】図5は、上記携帯電話機1の使用形態を例
示する概念図である。携帯電話機1による指紋認証結果
を用いてアクセス権を得るための外部機器として、例え
ば、建築物のドアの施錠装置21、車両ドアの施錠装置
22、インターネットショッピングの端末23、各種の
自動販売機又は券売機24、金庫又はロッカー等の施錠
装置25、公的書類の交付のための本人確認装置26、
携帯PC等の携帯端末27、更には、業務処理用コンピ
ュータ又はワークステーション28等を例示し得る。こ
れらの外部機器21〜28には、携帯電話機1の無線イ
ンターフェイスLSI12と通信可能な無線インターフ
ェイスLSIが付加的に取付けられ、或いは、機器本体
に組み込まれる。
【0031】ICカード部13の外部機器情報格納部
は、各外部機器21〜28の種別、セキュリティ機能及
び認証機能等を具体的に記憶しており、無線インターフ
ェイスLSI12は、外部機器21〜28と通信し、外
部機器21〜28が受信可能なアクセス許可信号を外部
機器21〜28に送信する。アクセス許可信号を受信し
た外部機器21〜28は、携帯電話機1の本人認証機能
により本人確認がなされたことをアクセス許可信号によ
って認知し、正規のアクセス許可信号を受信した場合、
セキュリティシステムを解除し、利用可能な状態に移行
する。即ち、建築物、車両ドア、金庫又はロッカー2
1、22、25の施錠装置においては、施錠を解錠し、
自動販売機24又は公的機関の本人確認装置26では、
所望のサービスの提供を可能し、また、携帯端末27又
は業務用コンピュータ28にあっては、データアクセ
ス、ログイン又はデータ通信等の利用を可能にする。
【0032】このような使用形態によれば、携帯電話機
1の正規ユーザは、鍵又はカード、或いは、印鑑又は身
分証明書等を常時携帯することなく、しかも、複雑なI
D番号及び暗証番号を記憶することなく、携帯電話機1
のみを携帯することにより、本人であることを比較的容
易に証明することができる。しかも、本人であることの
証明は、極めて確実で偽造し難い手段、即ち、指紋の照
合により行われるので、アクセス許可又はセキュリティ
シスムテム解除は、極めて安全に実施される。
【0033】図6は、上記携帯電話機1の他の使用形態
を例示する概念図である。図6に示す使用形態では、携
帯電話機1の所有者は、携帯電話機1の指紋認証機能を
利用して各種製品を購入したり、或いは、所望のサービ
スの提供を受ける。携帯電話機1の所有者(契約者)
は、携帯電話機1のアクセス許可信号によりアクセス権
の有無を識別可能な任意の製品購入手段又はサービス利
用手段を利用し得る。製品購入又はサービス利用の対
価、即ち、製品購入料金又はサービス利用料金は、課金
情報として電話会社に通知され、電話会社は、これを集
計し、携帯電話機1の電話利用料金と一緒に定期的に携
帯電話機1の所有者に料金請求し、所有者は、所轄の電
話会社営業所、銀行又はコンビニエンスストア等で料金
を支払う。他の支払い形態として、料金請求額を銀行自
動引落しにより決済することも可能である。なお、上記
課金情報は、携帯電話機1にも通知され、携帯電話機1
のメモリは、これを記憶する。
【0034】このような料金請求システムによれば、製
品販売者又はサービス提供者の料金回収を電話会社が代
行し、しかも、これを電話料金と共に一括して回収する
ことができ、また、携帯電話機1の所有者は、個々の製
品の購入時又はサービス利用時に現金を支払うことな
く、各料金を後日に一括して決済することができる。
【0035】以上の如く、本実施例に係る携帯電話機1
は、従来の携帯電話機の基本構成に加えて、指紋認証部
10及びICカード部13、即ち、指紋認証装置(指紋
検出手段、指紋照合手段及び指紋記憶手段)を組み込ん
だ構成のものであり、携帯電話機1の所持者は、信頼性
及び確実性が高い指紋認証により本人認証を行い、これ
により、各種の外部機器に対するアクセス権を得ること
ができる。本実施例の携帯電話機1によれば、従来の携
帯電話機に潜在した課題、即ち、携帯電話機の使用者が
必ずしも本人と一致しないという課題を克服し得るばか
りでなく、最近の傾向として一人一台の割合で普及し且
つ業務上又は私的な用途を多様な分野に急速に拡大しつ
つある携帯電話機を本人認証装置として使用することに
より、多彩な分野に適応可能な利便性を備えた本人認証
装置を提供することができる。
【0036】また、本実施例の携帯電話機1は、外部機
器と通信可能な無線インターフェイスLSI12、即
ち、無線発信装置を有し、アクセス許可信号は、携帯電
話機1と外部機器とをケーブル接続することなく、外部
機器に出力される。これは、音声又はデータを入出力す
る際に携帯電話機を外部機器にその都度ケーブル接続し
ていた従来の携帯電話機と対比すると、適用範囲又は応
用範囲を大幅に拡大するので、実用的に極めて有利であ
る。
【0037】かくして、上記構成の携帯電話機1は、携
帯電話機一般の基本機能と、指紋認証装置による本人認
証機能と、無線発信装置のアクセス許可信号発信機能と
の3つの機能を備えており、発信元が確実なアクセス許
可信号を無線通信により多種多様の外部機器に送信し、
多くの外部機器のアクセス権を一元的に確保する。従っ
て、本実施例によれば、一般に普及している携帯電話機
を利用した本人認証装置を提供し得るばかりでなく、多
様な分野のアクセス権を一元化する本人認証方法を提供
することができるので、携帯電話機1の所有者又は契約
者は、大きな利便性を得ることができ、実用的に極めて
有益である。
【0038】以上、本発明の好適な実施例について詳細
に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で
種々の変形又は変更が可能であり、該変形例又は変更例
も又、本発明の範囲内に含まれるものであることは、い
うまでもない。
【0039】例えば、上記実施例においては、指紋を検
出する検出面と認識処理デバイスとを一体化した構成の
指紋認証センサについて説明したが、認識処理デバイス
の機能を指紋認証センサから分離し、ICカード部に組
み込んでも良い。
【0040】また、指紋を検出し且つ照合する上記認識
処理手段及び照合処理手段の機能や、本人の指紋データ
を登録し且つ外部機器情報等を記憶する上記ユーザ情報
格納部及び外部機器情報格納部の機能、更には、判断プ
ログラムを実行し且つアクセス許可信号を出力するIC
カード部の機能等の全てを単一のデバイス又はチップ
(LSI)に組み込み、単一のデバイス又はチップによ
り指紋認証プログラムを実行することも可能である。
【0041】更に、上記携帯電話機による本人認証は、
指紋照合のみにより行っても、或いは、指紋照合と、他
の任意の本人確認手段、例えば、4桁程度のキー入力暗
証番号の照合、或いは、携帯電話機の音声変換機能を利
用した声紋照合等を併用しても良い。
【0042】また、上記実施例では、認証機器として静
電静電容量式の指紋認証センサを用いた構成を説明した
が、光学式指紋認証センサを認証機器として採用しても
良く、また、指紋認証センサを搭載する機器は、携帯電
話機に限定されるものではなく、PHS電話機やPDA
であっても良い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の上記構成
によれば、各種機器及びサービスへのアクセス権を一元
的且つ集約的に確立し得る本人認証装置及び本人認証方
法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る本人認証装置を構成する
携帯電話機の概略正面図である。
【図2】図1に示す携帯電話機の内部構成を概略的に示
すブロック図である。
【図3】図2に示す指紋認証部が実行する本人認証プロ
グラムの概要を示すフローチャートである。
【図4】図2に示すICカード部が実行する判断プログ
ラムの概要を示すフローチャートである。
【図5】本人認証装置を構成する携帯電話機の使用形態
を例示する概念図である。
【図6】本人認証装置を構成する携帯電話機の他の使用
形態を例示する概念図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機 10 指紋認証部 11 指紋認証センサ 12 無線インターフェイスLSI 13 ICカード部 15 携帯電話機能部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/725 H04B 7/26 109R 5K101 11/00 302 H04L 9/00 673D 673E (72)発明者 中山 俊一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 塚田 悦司 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 瀧本 慶一郎 東京都千代田区大手町二丁目3番6号 株 式会社三菱総合研究所内 (72)発明者 高橋 知樹 東京都千代田区大手町二丁目3番6号 株 式会社三菱総合研究所内 Fターム(参考) 5B085 AE23 AE26 5J104 AA07 KA01 KA17 NA35 NA36 NA40 NA43 PA10 PA11 PA12 PA16 5K027 AA11 EE03 HH21 HH23 5K036 AA07 DD26 DD32 DD48 KK09 5K067 AA29 AA30 BB04 EE02 EE35 FF02 HH23 KK15 5K101 LL01 LL12 NN01 NN05 NN11 NN21

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指紋認証装置及び無線発信装置を搭載し
    た携帯機器/端末により構成され、 前記指紋認証装置は、指紋を検出する指紋検出手段と、
    本人の指紋情報を記憶する指紋記憶手段と、前記指紋検
    出手段によって検出された指紋と前記指紋記憶手段に記
    憶された指紋情報とを照合する指紋照合手段とを備え、 前記無線発信装置は、前記指紋照合手段が前記指紋及び
    指紋情報の一致を判定したときにアクセス許可信号を外
    部機器に発信することを特徴とする本人認証装置。
  2. 【請求項2】 前記指紋検出手段は、携帯機器/端末の
    外装部材に一体的に取付けられた静電容量式又は光学式
    の指紋認証センサにより構成されることを特徴とする請
    求項1に記載の本人認証装置。
  3. 【請求項3】 前記指紋照合手段は、前記指紋認証セン
    サに組み込まれることを特徴とする請求項2に記載の本
    人認証装置。
  4. 【請求項4】 前記携帯機器/端末は、前記指紋記憶手
    段を備えたICカードを有することを特徴とする請求項
    2に記載の本人認証装置。
  5. 【請求項5】 前記指紋照合手段は、前記ICカードに
    組み込まれることを特徴とする請求項4に記載の本人認
    証装置。
  6. 【請求項6】 前記アクセス許可信号を送信すべき外部
    機器の情報を記憶した外部機器情報記憶手段を更に備え
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記
    載の本人認証装置。
  7. 【請求項7】 前記無線発信装置は、アクセス権を要す
    る役務又は機器の提供者側に属する受信装置と通信可能
    な近距離無線発信装置からなることを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれか1項に記載の本人認証装置。
  8. 【請求項8】 指紋認証装置及び無線発信装置を搭載し
    た携帯機器/端末と、前記無線発信装置と通信可能な受
    信装置とを使用し、前記携帯機器/端末の所持者の指紋
    を該携帯機器/端末の指紋情報記憶と照合して本人認証
    を行い、該本人認証の結果として本人確認がなされた場
    合に前記無線発信装置からアクセス許可信号を前記受信
    装置に送信し、該受信装置が関連する販売製品又は提供
    役務に対する本人のアクセスを可能にすることを特徴と
    する本人認証方法。
  9. 【請求項9】 前記受信装置は、前記無線発信装置が発
    信するアクセス許可信号を識別し、販売製品又は提供役
    務のセキュリティシステムを適宜解除し、これを利用可
    能な状態に移行することを特徴とする請求項8に記載の
    本人認証方法。
  10. 【請求項10】 前記携帯機器/端末は、携帯電話機又
    はPHS電話機からなり、前記電話機の電話会社は、該
    電話機の指紋認証機能を利用した製品購入又は役務提供
    に対する対価を課金情報として集計し、前記製品の販売
    者又は役務提供者に代行して、集計後の対価合計を前記
    電話機の所有者又は契約者に請求することを特徴とする
    請求項8又は9に記載の本人認証方法。
  11. 【請求項11】 前記電話会社は、前記電話機の利用料
    金と一緒に前記対価を前記所有者又は契約者に請求する
    ことを特徴とする請求項10に記載の本人認証方法。
  12. 【請求項12】 ATM等の金融機関端末から所望の金
    額を電子マネーとして前記携帯機器/端末にチャージ
    し、チャージした金額の範囲内において製品購入又は役
    務提供を可能にすることを特徴とする請求項8又は9に
    記載の本人認証方法。
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