JP2002081765A - 太陽エネルギー利用システムの配線配管の保護構造 - Google Patents

太陽エネルギー利用システムの配線配管の保護構造

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公彦 宮川
Masashi Kano
正史 加納
Junichi Matsuzaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気配線や設置面を汚しにくい配線配管の保
護構造を提供する。 【解決手段】 太陽エネルギー受光モジュールと建物の
近傍に設置した熱交換器とに接続された集熱媒体の配管
の全長に亘って、太陽エネルギー受光モジュールから建
物の近傍に設置した熱交換器までを耐候性を有するカバ
ー材で覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽エネルギー受
光モジュールである太陽電池と太陽熱集熱器を併用する
システム若しくは太陽光熱複合ソーラーシステムに関
し、特に、屋根面又は屋上等に設置された太陽電池から
の電気配線と太陽熱集熱器からの集熱媒体の配管とをそ
れぞれ別々のカバー材で覆い保護する太陽エネルギー利
用システムの配線配管の保護構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境に優しいエネルギー源と
して太陽の光や熱を有効に利用するための太陽エネルギ
ー利用システムは、環境問題への関心の高まりと共に変
換効率の向上、機器のコストダウンと共に該システムの
利用は増えてきている。この太陽エネルギー利用システ
ムは、太陽エネルギー受光モジュールとしての太陽電池
や太陽熱集熱器を屋根面に設置し、これら屋根面に設置
された太陽エネルギー受光モジュールによって太陽エネ
ルギーを電気や熱エネルギーに変換し、この変換された
電気エネルギーや熱エネルギーを下部の配管引き込み部
から建物内や建物の近傍に設けられた蓄電池又は貯湯槽
に配線や配管によって送って蓄え、この蓄電池又は貯湯
槽に蓄えられた電気エネルギーや熱エネルギーを照明や
各種の電気製品を動かしたり、暖冷房や台所・風呂等に
利用されている。
【0003】従来の太陽エネルギー利用システムを図8
〜図10によって説明すると、図8は従来の太陽エネル
ギー利用システムの概略図、図9は従来の太陽エネルギ
ー利用システムの配管の状態図、図10は従来のシステ
ムの配線と配管の断面図である。
【0004】符号1は、図示されていない建物の屋根面
又は屋上に設置された太陽電池や太陽熱集熱器等の太陽
エネルギー受光モジュールで、建物の近傍又は建物内に
設置された蓄電池2や熱交換器又は蓄熱槽3と電気配線
4と集熱媒体の配管5によって接続されている。そし
て、太陽エネルギー受光モジュール1からの電気配線4
と集熱媒体の配管5とは一緒に束ねられて軒下、ケラ
バ、壁面6等に止め金具7と止めネジ8によって取付け
固定されて、下部の配管引き込み部13の建物の近傍又
は建物内に設置された蓄電池2や熱交換器又は蓄熱槽3
にそれぞれ接続されている。
【0005】集熱媒体の配管5は、太陽エネルギー受光
モジュール1の太陽熱集熱部から屋根下まではゴムホー
スやゴムホースに断熱材12を巻き付けて配管が構成さ
れており、通常このゴムホース自体には保護のためのカ
バー材で覆われていないが、保護のためのカバー材を有
している場合でも、図9に図示されているように集熱媒
体の配管5は、太陽エネルギー受光モジュール1の設置
されている建物の屋根面から下部の配管引き込み部13
まで、直線部分では化粧カバー10によって、コーナー
部分では自在継手フリーコーナー9で、直線部分の接続
部分では直線継手化粧カバー11等の化粧カバーで覆わ
れているだけであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8〜10に
示したように従来の太陽エネルギー利用システムでは、
太陽エネルギー受光モジュール1の太陽電池モジュール
と太陽熱集熱部とが併設されるシステムは少なく、施工
業者、施工時期は異なっていることが多く、例え、同じ
業者が両者を同時に施工する場合にでも、太陽電池モジ
ュールからの電気配線と太陽熱集熱部からの集熱媒体の
配管とを同じ化粧カバー材で覆っていることが多い。
【0007】しかしながら、太陽エネルギー受光モジュ
ールから屋根下までの配管の化粧カバーで覆われていな
い部分で配管内の集熱媒体である不凍液が漏れた場合、
太陽エネルギー受光モジュールを設置した屋根面などが
漏れた不凍液で汚れる恐れがある。また、屋根下から電
気配線と集熱媒体の配管とが一緒に束ねられ共に同じ化
粧カバー材で覆われていると、化粧カバー材内で集熱媒
体の配管から集熱媒体の不凍液が漏れた場合、配管から
不凍液等が漏れて電気配線に付く恐れがありその結果、
絶縁部が腐食してショートする恐れがあった。
【0008】また、電気配線と集熱媒体の配管とを覆う
管状の化粧カバー材は、設置する場所と経路により長さ
を変える必要があるが、その長さを調整するためにノコ
ギリで切断しなければならず、施工に手間がかかる等の
課題があった。
【0009】そこで、本発明は、上述した課題によりな
されたもので、屋根面等の設置場所に太陽エネルギー受
光モジュールである太陽電池と太陽熱集熱器を併設する
システム若しくは太陽光熱複合ソーラーシステムにおい
て、太陽エネルギー受光モジュール又は太陽光熱複合ソ
ーラーからの電気配線と集熱媒体の配管とをそれぞれ配
線・配管引き込み部までを別々のカバー材で覆い保護す
ることにより、例え、集熱媒体である不凍液が配管から
漏れた場合に、集熱媒体の配管用のカバー材の内部に漏
れた不凍液を留めるので、電気配線や設置面を汚しにく
い配線配管の保護構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の発明は、太陽エネルギー
受光モジュールである太陽電池と太陽熱集熱器を併用す
るシステム若しくは太陽光熱複合ソーラーシステムにお
いて、屋根面等の設置場所に設置した太陽電池からの電
気配線と太陽熱集熱器からの集熱媒体の配管とをそれぞ
れ別々のカバー材で覆い保護することを特徴とするもの
である。
【0011】また、上記の目的を達成するため、本発明
の請求項2、3に記載の発明は、カバー材は、管状の保
護材であり、前記太陽エネルギー受光モジュールから配
線・配管引き込み部までを連続して覆うものであること
を特徴とするものである。
【0012】また、上記の目的を達成するため、本発明
の請求項4、5、6に記載の発明は、管状の保護材であ
るカバー材は、配線・配管引き込み部に近いところで、
該管状の保護材であるカバー材と適合するジョイント部
材によって接続され、該管状の保護材であるカバー材と
ジョイント部材は、合成樹脂製で、屈曲性を有すること
を特徴とするものである。
【0013】また、上記の目的を達成するため、本発明
の請求項7に記載の発明は、管状の保護材であるカバー
材は、屋外部分は耐候性を有するPF管とし、屋内部分
若しくは壁内、庇内では非耐候性のCD管とし、異種ジ
ョイントで接続していることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明である太陽エネルギ
ー利用システムの実施の形態を図1〜図8によって説明
する。図1は、本発明の太陽エネルギー利用システムを
屋根面に設置図であり、図2は、本発明のシステムの配
線・配管の取付け状態の正面図、図3は、本発明のシス
テムの配線・配管の取付け状態の側面図、図4は、図2
のイ−イ線における本発明のシステムの配線・配管の断
面図、図5は、本発明の耐候性カバーの斜視図、図6
は、本発明の耐候性カバーのストレートジョイントを使
用した例を示す図、図7は、本発明のボックス型のジョ
イントを使用した例を示す図である。
【0015】本発明の太陽エネルギー利用システムの構
成について説明すると、図8〜10で先に説明したよう
に、従来公知の太陽エネルギー利用システムと同様、建
物の屋根面14又は屋上に設置された太陽エネルギー受
光モジュール1と、建物の近傍又は建物内に設置された
蓄電池2や熱交換器又は蓄熱槽3と、これらを接続する
電気配線4と集熱媒体の配管5とからなっている。太陽
エネルギー受光モジュール1は、太陽電池と太陽熱集熱
器等との太陽光熱複合ソーラーモジュールでなってお
り、建物の屋根面14の架台18、19に設置されてい
る。
【0016】太陽エネルギー受光モジュール1の太陽電
池からの電気配線4は、日射及び風雨による絶縁体26
の劣化防止のため配線用の耐候性を有するカバー材20
で覆われている。そして、この配線用のカバー材20で
覆われた電気配線4は、屋根面14から上部の配管引き
込み部17を通って軒下、ケラバ、壁面6等に後述する
2本の集熱媒体の配管用のカバー材21と共に止め金具
7と止めネジ8によって取付け固定され、下部の配管引
き込み部13から建物の近傍又は建物内に設置された蓄
電池2に接続される。太陽エネルギー受光モジュール1
の太陽電池によって発電された電気は、蓄電池2に貯め
られ照明や各種の電気製品に供給され利用される。
【0017】また、太陽エネルギー受光モジュール1の
太陽熱集熱器と建物の近傍又は建物内に設置された熱交
換器又は蓄熱槽3とは、2本の集熱媒体の配管5によっ
て接続されており、これら集熱媒体の配管5の中には集
熱媒体としての不凍液が充填され、うち1本の集熱媒体
の配管5により、熱交換器又は蓄熱槽3から加熱前の不
凍液が太陽エネルギー受光モジュール1の太陽熱集熱器
に送られる。もう1本の集熱媒体の配管5は、前記太陽
熱集熱器で温められた不凍液の戻り用の配管で、この配
管5により該太陽熱集熱器によって加熱された不凍液が
熱交換器又は蓄熱槽3に再び戻るようになっている。
【0018】熱交換器又は蓄熱槽3では、熱交換器又は
蓄熱槽3に水道管から分岐接続された給水管15からの
水を、加熱された不凍液により温め、このようにして温
められた水は暖冷房や台所・風呂等に送られて利用され
る。
【0019】集熱媒体の配管5は、その外周を断熱材2
2で覆われており更にその外側を日射及び風雨による劣
化防止のための配管用の耐候性カバー材21で覆われ
て、電気配線4と共に屋根面14から上部の配管引き込
み部17を通って軒下、ケラバ、壁面6等に止め金具7
と止めネジ8によって取付け固定され、下部の配管引き
込み部13から建物の近傍又は建物内に設置された熱交
換器又は蓄熱槽3に接続されている。
【0020】このように建物の屋根面や屋上から壁面等
に設けられる電気配線4と不凍液が充填された集熱媒体
の配管5は、寒暖、風雨や強い日射の下に晒されながら
長期に亘って使用されること、及び、電気配線4と不凍
液が充填された集熱媒体の配管5を同じ耐候性のカバー
材で覆っていると、配管5から不凍液が漏れた場合、漏
れた不凍液が電気配線4に付着し電気配線の絶縁体を腐
食しショートする恐れがあることから、電気配線4と不
凍液が充填された集熱媒体の配管5とは別々の耐候性を
有するカバー材20、21で覆われている。
【0021】図4及び5は、耐候性を有するカバー材2
1内に断熱材22で全長を包まれた架橋ポリエチレン製
の配管5が入っている状態を示している。この耐候性を
有するカバー材21は管体であるために、エアコンの熱
冷媒パイプ等にテープ状のエアコンモール材を巻いて被
覆しているのとは異なり、例え、不凍液等が配管5から
漏れた場合でも、漏れた不凍液は耐候性を有するカバー
材21の内に留まっており、該カバー材21の外に漏れ
出ることはなく、従来の太陽エネルギー利用システムの
ように太陽エネルギー受光モジュール1を設置した屋根
面などが漏れ出した不凍液で汚れる恐れもなく、また、
電気配線4と不凍液が充填された集熱媒体の配管5とを
別々の管状の耐候性を有するカバー材20、21で覆っ
ているので、漏れ出した不凍液で電気配線4の絶縁体2
6を劣化させる恐れはない。
【0022】図6は、管状の耐候性を有するカバー材2
1を接続するためのストレートジョイント23で、管状
の耐候性を有するカバー材21は、太陽エネルギー受光
モジュール1を設置する場所と経路により、設置状況に
よっては該カバー材21を延長する必要があるが、該カ
バー材21の端部に専用の接続部24を設けることで、
耐候性を有するカバー材21の端部の接続部24同士を
ストレートジョイント23を使用して接続することによ
り、確実に接続することができ集熱媒体の不凍液等が配
管5から多少の漏れが発生しても、漏れを耐候性を有す
るカバー材21内に留めることができ耐候性を有するカ
バー材21の外側に多量に漏れ出すことを防止できる。
【0023】図7は、接続部材としてボックス型ジョイ
ント25を使用して2本の耐候性を有するカバー材21
の端部の接続部24同士を接続するもので、例え、不凍
液が耐候性を有するカバー材21内に漏れたとしても、
漏れ出した不凍液はボックス型ジョイント25の内部に
溜まり外部に漏れ出すことはなく、漏れ出した不凍液で
周囲を汚す恐れはない。
【0024】耐候性を有するカバー材21は、屋根面等
に設置された太陽エネルギー受光モジュール1から建物
の近傍又は建物内に設置された熱交換器又は蓄熱槽3ま
で連続していることが望ましいが、施工の現場では、接
続した方が施工の段取りが良い場合があり、これら接続
部材を必要とすることがある。これら接続部材は、集熱
媒体である不凍液が接続部から漏れ出す可能性を考慮し
て、なるべく庇やケラバに近い場所で接続するようにす
ると良い。また、接続部材として水密構造のものを使用
するが、一般的なPF管等を使用しても良い。
【0025】また、管状の耐候性を有するカバー材とし
て合成樹脂製のPF管を使用することが望ましいが、特
に、直接日射の当たる屋根上等では耐候性の良いPF
(可撓プラスチック)管を使用し、庇内部や壁内などで
は耐候性を有しない合成樹脂製のCD管を使用する等こ
とも可能である。この場合、耐候性を有するPF管と耐
候性を有しないCD(重ね合わせダクト)管とは異種間
ジョイントで接続することができる。
【0026】このように構成された本発明の太陽エネル
ギー利用システムの配線配管の保護構造は、下記のよう
な効果を奏することができる。 電気配線と集熱媒体用の配管とを別々の管状で耐候性
を有するカバー材で覆い保護することで長期耐久性と配
管漏れの際の安全性を確保することができる。 また、耐候性を有するカバー材で電気配線と集熱媒体
用の配管を太陽エネルギー受光モジュールから引き込み
部までを覆っているので、配線と配管の長期耐久性と配
管漏れの際の安全性を確保することができる。 また、耐候性を有するカバー材で電気配線と集熱媒体
用の配管を引き込み部に近いところでジョイント部材に
よって接続されているので、配管漏れの際の安全性と漏
れによる設置場所の汚れを最小限に留めることができ
る。 また、耐候性を有するカバー材を合成樹脂製とするこ
とで、施工の現場で配線と配管の長さに合わせて任意の
長さにカッターで容易に切断できる。 また、耐候性を有するカバー材を日射が直接当たる部
分は耐候性を有するPF管とし、長期耐久性を確保する
ことができる。
【0027】なお、上記の説明で、太陽エネルギー受光
モジュールの太陽熱集熱部からの熱を運搬する集熱媒体
として不凍液を用いた例について説明してきたが、この
不凍液に代えて、他の液体や空気などの気体等を太陽エ
ネルギー受光モジュールの太陽熱集熱部と熱交換器又は
蓄熱槽と間に循環させ、太陽熱集熱部によって温められ
た集熱媒体で熱交換器又は蓄熱槽内で水道管の給水管か
ら分岐した配管を経て供給される水を温め、温められた
温水を建物内の暖房や台所・風呂等に供給するようにし
ても良い。
【0028】また、水道管の給水管から分岐した配管か
ら直接供給される水道水を太陽エネルギー受光モジュー
ルの太陽熱集熱部に送り、該太陽熱集熱部で温められた
温水を建物の近傍等に設置された貯湯槽に貯湯し、この
貯湯槽から温水を建物内の暖房や台所・風呂等に供給し
利用するようにしても良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の太陽エネ
ルギー利用システムの配線配管の保護構造は、下記のよ
うな効果を奏することができる。 電気配線と集熱媒体用の配管とを別々の管状で耐候性
を有するカバー材で覆い保護することで長期耐久性と配
管漏れの際の安全性を確保することができる。 耐候性を有するカバー材で電気配線と集熱媒体用の配
管を太陽エネルギー受光モジュールから引き込み部まで
を覆っているので、配線と配管の長期耐久性と配管漏れ
の際の安全性を確保することができる。 耐候性を有するカバー材で電気配線と集熱媒体用の配
管を引き込み部に近いところでジョイント部材によって
接続されているので、配管漏れの際の安全性と漏れによ
る設置場所の汚れを最小限に留めることができる。 耐候性を有するカバー材を合成樹脂製とすることで、
施工の現場で配線と配管の長さに合わせて任意の長さに
カッターで容易に切断できる。 耐候性を有するカバー材を日射が直接当たる部分は耐
候性を有するPF管とし、長期耐久性を確保することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の太陽エネルギー利用システムを屋根面
に設置図。
【図2】本発明のシステムの配線・配管の取付け状態の
正面図。
【図3】本発明のシステムの配線・配管の取付け状態の
側面図。
【図4】図2のイ−イ線における本発明のシステムの配
線・配管の断面図。
【図5】本発明の耐候性カバーの斜視図。
【図6】本発明の耐候性カバーのストレートジョイント
を使用した例を示す図。
【図7】本発明のボックス型のジョイントを使用した例
を示す図。
【図8】従来の太陽エネルギー利用システムの概略図。
【図9】従来の太陽エネルギー利用システムの配管の状
態図。
【図10】従来のシステムの配線と配管の断面図。
【符号の説明】
1…太陽エネルギー受光モジュール、2…蓄電池、3…
熱交換器又は蓄熱槽、4…電気配線、5…集熱媒体の配
管、6…壁面、7…止め金具、8…止めネジ、9…自在
継手フリーコーナー、10…化粧カバー、11…直線継
手化粧カバー、12…断熱材、13…下部の配管引き込
み部、14…屋根面、15…給水管、16…貯湯槽、1
7…上部の配管引き込み部、18,19…架台、20…
配線用のカバー材、21…配管用の耐候性カバー材、2
2…断熱材、23…ストレートジョイント、24…接続
部、25…ボックス型ジョイント、26…絶縁体、27
…異種ジョイント

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽エネルギー受光モジュールである太
    陽電池と太陽熱集熱器を併用するシステム若しくは太陽
    光熱複合ソーラーシステムにおいて、屋根面等の設置場
    所に設置した太陽電池からの電気配線と太陽熱集熱器か
    らの集熱媒体の配管とをそれぞれ別々のカバー材で覆い
    保護することを特徴とする太陽エネルギー利用システム
    の配線配管の保護構造。
  2. 【請求項2】 前記カバー材は、管状の保護材であり、
    前記太陽エネルギー受光モジュールから配線・配管引き
    込み部までを覆うものであることを特徴とする請求項1
    に記載の太陽エネルギー利用システムの配線配管の保護
    構造。
  3. 【請求項3】 前記管状の保護材であるカバー材は、前
    記太陽エネルギー受光モジュールから配線・配管引き込
    み部まで連続したものであることを特徴とする請求項2
    に記載の太陽エネルギー利用システムの配線配管の保護
    構造。
  4. 【請求項4】 前記管状の保護材であるカバー材は、配
    線・配管引き込み部に近いところで、該管状の保護材で
    あるカバー材と適合するジョイント部材によって接続さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載の太陽エネル
    ギー利用システムの配線配管の保護構造。
  5. 【請求項5】 前記管状の保護材であるカバー材とジョ
    イント部材は、合成樹脂製であることを特徴とする請求
    項3又は4に記載の太陽エネルギー利用システムの配線
    配管の保護構造。
  6. 【請求項6】 前記管状の保護材であるカバー材は、屈
    曲性を有することを特徴とする請求項2〜5のいずれか
    に記載の太陽エネルギー利用システムの配線配管の保護
    構造。
  7. 【請求項7】 前記管状の保護材であるカバー材は、屋
    外部分は耐候性を有するPF管とし、屋内部分若しくは
    壁内、庇内では非耐候性のCD管とし、異種ジョイント
    で接続していることを特徴とする請求項2〜6のいずれ
    かに記載の太陽エネルギー利用システムの配線配管の保
    護構造。
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