JP2002077146A - ネットワークシステム - Google Patents
ネットワークシステムInfo
- Publication number
- JP2002077146A JP2002077146A JP2000262023A JP2000262023A JP2002077146A JP 2002077146 A JP2002077146 A JP 2002077146A JP 2000262023 A JP2000262023 A JP 2000262023A JP 2000262023 A JP2000262023 A JP 2000262023A JP 2002077146 A JP2002077146 A JP 2002077146A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- iris
- network
- network system
- server device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 15
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 14
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のネットワークシステムでは、虹彩デー
タは、そのままの形でネットワーク上を送受信されるこ
とから、第三者によって盗用されるおそれがあった。 【解決手段】 本発明のネットワークシステムは、ネッ
トワークと、秘匿性を要するデータを送信するサーバ装
置と、そのデータを受信する端末装置とを含み、サーバ
装置は、データを構成する複数の部分データを送信し、
端末装置は、サーバ装置から受信する複数の部分データ
を互いに結合することによりデータを再生する。
タは、そのままの形でネットワーク上を送受信されるこ
とから、第三者によって盗用されるおそれがあった。 【解決手段】 本発明のネットワークシステムは、ネッ
トワークと、秘匿性を要するデータを送信するサーバ装
置と、そのデータを受信する端末装置とを含み、サーバ
装置は、データを構成する複数の部分データを送信し、
端末装置は、サーバ装置から受信する複数の部分データ
を互いに結合することによりデータを再生する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子商取引等に用
いられる秘匿性を要するデータを送受信するネットワー
クシステムに関し、特に電子商取引のための個人認証に
使われるバイオメトリクス情報を送受信するネットワー
クシステムに関する。
いられる秘匿性を要するデータを送受信するネットワー
クシステムに関し、特に電子商取引のための個人認証に
使われるバイオメトリクス情報を送受信するネットワー
クシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、コンピュータネットワークの拡大
に伴い、コンピュータネットワーク上での電子商取引が
普及しつつある。コンピュータネットワークは、不特定
の者によってアクセスされることから、電子商取引で
は、秘匿性を維持すべく、商取引を行おうとする者が本
人であるか否かを確認する。確認には、個人毎に固有な
情報であるバイオメトリクス情報を用いることが有効で
ある。認証すべき者(以下、「被認証者」という。)の
バイオメトリクス情報と、予め登録されているバイオメ
トリクス情報とが一致することにより、本人であると判
断される。バイオメトリクス情報としては、例えば、指
紋、声紋、虹彩等が挙げられる。
に伴い、コンピュータネットワーク上での電子商取引が
普及しつつある。コンピュータネットワークは、不特定
の者によってアクセスされることから、電子商取引で
は、秘匿性を維持すべく、商取引を行おうとする者が本
人であるか否かを確認する。確認には、個人毎に固有な
情報であるバイオメトリクス情報を用いることが有効で
ある。認証すべき者(以下、「被認証者」という。)の
バイオメトリクス情報と、予め登録されているバイオメ
トリクス情報とが一致することにより、本人であると判
断される。バイオメトリクス情報としては、例えば、指
紋、声紋、虹彩等が挙げられる。
【0003】虹彩データを用いて個人認証を行うネット
ワークシステムでは、認証を行う端末装置は、認証すべ
き者が本人であるか否かを判断すべく、予め複数の者の
虹彩データを記憶するサーバ装置から、認証すべき者の
虹彩データをネットワーク経由で受信する必要がある。
ワークシステムでは、認証を行う端末装置は、認証すべ
き者が本人であるか否かを判断すべく、予め複数の者の
虹彩データを記憶するサーバ装置から、認証すべき者の
虹彩データをネットワーク経由で受信する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ネットワークシステムでは、虹彩データは、そのままの
形でネットワーク上を送受信されることから、第三者に
よって盗用されるおそれがあった。この盗用を回避すべ
く、虹彩データを暗号化するネットワークシステムが存
在するものの、暗号化及び復号化の処理は比較的長い時
間を要することから、即時性を求められる個人の認証に
は最適ではなかった。
ネットワークシステムでは、虹彩データは、そのままの
形でネットワーク上を送受信されることから、第三者に
よって盗用されるおそれがあった。この盗用を回避すべ
く、虹彩データを暗号化するネットワークシステムが存
在するものの、暗号化及び復号化の処理は比較的長い時
間を要することから、即時性を求められる個人の認証に
は最適ではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明のネットワークシステムは、ネットワーク
と、ネットワークを介して秘匿性を要するデータを送信
するサーバ装置と、ネットワークを介してデータを受信
する端末装置とを含むネットワークシステムであって、
サーバ装置は、データを構成する複数の部分データを送
信し、端末装置は、サーバ装置から受信する複数の部分
データを互いに結合することによりデータを再生する。
これにより、サーバ装置から端末装置へのデータの転送
をネットワーク上で第三者に盗用されることなく行うこ
とができる。
めに、本発明のネットワークシステムは、ネットワーク
と、ネットワークを介して秘匿性を要するデータを送信
するサーバ装置と、ネットワークを介してデータを受信
する端末装置とを含むネットワークシステムであって、
サーバ装置は、データを構成する複数の部分データを送
信し、端末装置は、サーバ装置から受信する複数の部分
データを互いに結合することによりデータを再生する。
これにより、サーバ装置から端末装置へのデータの転送
をネットワーク上で第三者に盗用されることなく行うこ
とができる。
【0006】
【発明の実施の形態】実施の形態として、具体例1及び
具体例2のネットワークシステムを説明する。両ネット
ワークシステムとも、個人認証を行うべく、虹彩データ
を用いる。両具体例1、2のネットワークシステムの特
徴は、ネットワーク上を、虹彩データを構成する複数の
虹彩部分データが送受信されることである。両具体例の
相違点は、主に、具体例1が、虹彩データをそのまま記
憶しており、虹彩データの送信要求があったときに虹彩
データを分割することにより複数の虹彩部分データを得
るのに対し、具体例2が、複数の虹彩部分データを予め
記憶することである。
具体例2のネットワークシステムを説明する。両ネット
ワークシステムとも、個人認証を行うべく、虹彩データ
を用いる。両具体例1、2のネットワークシステムの特
徴は、ネットワーク上を、虹彩データを構成する複数の
虹彩部分データが送受信されることである。両具体例の
相違点は、主に、具体例1が、虹彩データをそのまま記
憶しており、虹彩データの送信要求があったときに虹彩
データを分割することにより複数の虹彩部分データを得
るのに対し、具体例2が、複数の虹彩部分データを予め
記憶することである。
【0007】〈具体例1〉図1は、具体例1のネットワ
ークシステムの構成を示す図である。同図に示されるよ
うに、ネットワークシステムは、ネットワーク1、端末
装置2、サーバ装置3、ゲートウェイ装置4、及びゲー
トウェイ装置5、6を含む。
ークシステムの構成を示す図である。同図に示されるよ
うに、ネットワークシステムは、ネットワーク1、端末
装置2、サーバ装置3、ゲートウェイ装置4、及びゲー
トウェイ装置5、6を含む。
【0008】ネットワーク1は、従来から存在するコン
ピュータネットワークのいずれでも足り、トポロジー、
プロトコル、物理媒体等を問わない。典型的な例として
は、インターネットが挙げられる。
ピュータネットワークのいずれでも足り、トポロジー、
プロトコル、物理媒体等を問わない。典型的な例として
は、インターネットが挙げられる。
【0009】端末装置2は、被認証者が本人であるか否
かを判断すべく、撮像部20、処理部21、制御部2
2、操作部23、記憶部24、表示部25、及び通信部
26を備える。撮像部20は、例えば、CCDカメラ等
から構成され、被認証者の虹彩を撮像する。処理部21
は、撮像部20が得た虹彩の画像を元に、虹彩データ1
00を作成したり、その虹彩データ100と、サーバ装
置3から受信する虹彩部分データ200、210を結合
することにより再生した登録虹彩データ300とを比較
することにより認証する。操作部23は、例えば、キー
ボード、マウス、音声認識ユニット等から構成され、被
認証者が認証に必要な情報や命令、例えば、ID番号や
認証の指示等を入力するために用いられる。記憶部24
は、認証を行う際に従う手順を示すプログラムやデータ
等を格納する。表示部25は、例えば、TFTやCRT
等の表示ユニットから構成され、認証のための情報や認
証の結果を表示する。通信部26は、サーバ装置3との
間で、認証に必要な情報である、ID番号や虹彩部分デ
ータ200、210を送受信する。制御部22は、端末
装置2を構成する各部の動作を全体的に制御する。
かを判断すべく、撮像部20、処理部21、制御部2
2、操作部23、記憶部24、表示部25、及び通信部
26を備える。撮像部20は、例えば、CCDカメラ等
から構成され、被認証者の虹彩を撮像する。処理部21
は、撮像部20が得た虹彩の画像を元に、虹彩データ1
00を作成したり、その虹彩データ100と、サーバ装
置3から受信する虹彩部分データ200、210を結合
することにより再生した登録虹彩データ300とを比較
することにより認証する。操作部23は、例えば、キー
ボード、マウス、音声認識ユニット等から構成され、被
認証者が認証に必要な情報や命令、例えば、ID番号や
認証の指示等を入力するために用いられる。記憶部24
は、認証を行う際に従う手順を示すプログラムやデータ
等を格納する。表示部25は、例えば、TFTやCRT
等の表示ユニットから構成され、認証のための情報や認
証の結果を表示する。通信部26は、サーバ装置3との
間で、認証に必要な情報である、ID番号や虹彩部分デ
ータ200、210を送受信する。制御部22は、端末
装置2を構成する各部の動作を全体的に制御する。
【0010】サーバ装置3は、端末装置2が認証するた
めに用いる登録虹彩データ300や虹彩部分データ20
0、210を端末装置2に提供すべく、表示部30、処
理部31、制御部32、操作部33、記憶部34、及び
通信部35を備える。表示部30や操作部33はサーバ
装置3を管理・運営する者が認証のための情報や命令を
表示し、また、入力するために用いられる。処理部31
は、端末装置2から受信するID番号を元に、記憶部3
4で検索することにより、ID番号に対応する登録虹彩
データ300を見つけたり、その登録虹彩データ300
を分割したりする。
めに用いる登録虹彩データ300や虹彩部分データ20
0、210を端末装置2に提供すべく、表示部30、処
理部31、制御部32、操作部33、記憶部34、及び
通信部35を備える。表示部30や操作部33はサーバ
装置3を管理・運営する者が認証のための情報や命令を
表示し、また、入力するために用いられる。処理部31
は、端末装置2から受信するID番号を元に、記憶部3
4で検索することにより、ID番号に対応する登録虹彩
データ300を見つけたり、その登録虹彩データ300
を分割したりする。
【0011】記憶部34は、個人認証に用いるための、
複数の被認証者の登録虹彩データ300を予め記憶す
る。通信部35は、処理部31によって得られた虹彩部
分データ200、210をネットワーク1を介して端末
装置2へ送信する。制御部32は、サーバ装置3内の各
部の動作を全体的に制御する。
複数の被認証者の登録虹彩データ300を予め記憶す
る。通信部35は、処理部31によって得られた虹彩部
分データ200、210をネットワーク1を介して端末
装置2へ送信する。制御部32は、サーバ装置3内の各
部の動作を全体的に制御する。
【0012】ゲートウェイ装置4、5、6は、互いに同
一の構成を有する。具体的には、ゲートウェイ装置4
は、通信部40、制御部41を有し、ゲートウェイ装置
5は、通信部50、制御部51を有し、ゲートウェイ装
置6は、通信部60、制御部61を有する。通信部4
0、50、60は、端末装置2とネットワーク1との
間、またはサーバ装置3とネットワーク1との間でID
番号や虹彩部分データを送受し、また、制御部41、5
1、61は、それらの通信部による送受信の動作を制御
する。
一の構成を有する。具体的には、ゲートウェイ装置4
は、通信部40、制御部41を有し、ゲートウェイ装置
5は、通信部50、制御部51を有し、ゲートウェイ装
置6は、通信部60、制御部61を有する。通信部4
0、50、60は、端末装置2とネットワーク1との
間、またはサーバ装置3とネットワーク1との間でID
番号や虹彩部分データを送受し、また、制御部41、5
1、61は、それらの通信部による送受信の動作を制御
する。
【0013】図2は、具体例1のネットワークシステム
の動作を示すフローチャートである。以下、このフロー
チャートに沿ってその動作を説明する。 ステップS100:被認証者が操作部23により認証の
開始を指示し、及び自己のID番号を入力する。 ステップS110:認証開始の命令を入力されると、撮
像部20は、被認証者の虹彩を撮像し、処理部21は、
撮像された虹彩から虹彩データ100を作成する。 ステップS120:虹彩データ100の作成に並行し
て、通信部26は、入力されたID番号をサーバ装置3
へ送信する。 ステップS130:サーバ装置3では、ID番号を受信
すると、処理部31は、そのID番号を参照して、対応
する登録虹彩データ300を記憶部34で検索する。
の動作を示すフローチャートである。以下、このフロー
チャートに沿ってその動作を説明する。 ステップS100:被認証者が操作部23により認証の
開始を指示し、及び自己のID番号を入力する。 ステップS110:認証開始の命令を入力されると、撮
像部20は、被認証者の虹彩を撮像し、処理部21は、
撮像された虹彩から虹彩データ100を作成する。 ステップS120:虹彩データ100の作成に並行し
て、通信部26は、入力されたID番号をサーバ装置3
へ送信する。 ステップS130:サーバ装置3では、ID番号を受信
すると、処理部31は、そのID番号を参照して、対応
する登録虹彩データ300を記憶部34で検索する。
【0014】ステップS140:ID番号に対応する登
録虹彩データ300を検索すると、処理部31は、その
登録虹彩データ300を2つの虹彩部分データ200、
210に分割する。 ステップS150:2つの虹彩部分データ200、21
0が作成されると、通信部35は、それらの虹彩部分デ
ータ200、210をゲートウェイ装置5、6へ出力す
る。
録虹彩データ300を検索すると、処理部31は、その
登録虹彩データ300を2つの虹彩部分データ200、
210に分割する。 ステップS150:2つの虹彩部分データ200、21
0が作成されると、通信部35は、それらの虹彩部分デ
ータ200、210をゲートウェイ装置5、6へ出力す
る。
【0015】ステップS160:ゲートウェイ装置5で
は、虹彩部分データ200を受け取ると、通信部50
は、その虹彩部分データ200をネットワーク1を介し
て端末装置2へ送信する。同様にして、ゲートウェイ装
置6でもまた、虹彩部分データ210を受け取ると、通
信部60は、虹彩部分データ210をネットワーク1を
介して端末装置2へ送信する。
は、虹彩部分データ200を受け取ると、通信部50
は、その虹彩部分データ200をネットワーク1を介し
て端末装置2へ送信する。同様にして、ゲートウェイ装
置6でもまた、虹彩部分データ210を受け取ると、通
信部60は、虹彩部分データ210をネットワーク1を
介して端末装置2へ送信する。
【0016】ステップS170:端末装置2では、ゲー
トウェイ装置5から虹彩部分データ200を受信し、ま
た、ゲートウェイ装置6から虹彩部分データ210を受
信する。 ステップS180:処理部21は、それらの虹彩部分デ
ータ200、210を結合することにより、登録虹彩デ
ータ300を再生する。 ステップS190:登録虹彩データ300を再生する
と、処理部21は、先に作成された虹彩データ100
と、この登録虹彩データ300とを比較することによ
り、被認証者が本人であるか否かを判断する。
トウェイ装置5から虹彩部分データ200を受信し、ま
た、ゲートウェイ装置6から虹彩部分データ210を受
信する。 ステップS180:処理部21は、それらの虹彩部分デ
ータ200、210を結合することにより、登録虹彩デ
ータ300を再生する。 ステップS190:登録虹彩データ300を再生する
と、処理部21は、先に作成された虹彩データ100
と、この登録虹彩データ300とを比較することによ
り、被認証者が本人であるか否かを判断する。
【0017】上述したように、具体例1のネットワーク
システムによれば、サーバ装置3が登録虹彩データ30
0を2つの虹彩部分データ200、210に分割し、ゲ
ートウェイ装置5、6がそれらの虹彩部分データ20
0、210をネットワーク1を介して端末装置2へ送信
し、端末装置2は、それらの虹彩部分データ200、2
10を結合することにより、登録虹彩データ300を再
生する。これにより、ネットワーク上に登録虹彩データ
300がそのままの形で存在しないことから、サーバ装
置3から端末装置2への登録虹彩データ300の送信を
安全に行うことが可能になる。
システムによれば、サーバ装置3が登録虹彩データ30
0を2つの虹彩部分データ200、210に分割し、ゲ
ートウェイ装置5、6がそれらの虹彩部分データ20
0、210をネットワーク1を介して端末装置2へ送信
し、端末装置2は、それらの虹彩部分データ200、2
10を結合することにより、登録虹彩データ300を再
生する。これにより、ネットワーク上に登録虹彩データ
300がそのままの形で存在しないことから、サーバ装
置3から端末装置2への登録虹彩データ300の送信を
安全に行うことが可能になる。
【0018】〈具体例2〉図3は、具体例2のネットワ
ークシステムの構成を示す図である。同図と図1との比
較から明らかなように、具体例2のネットワークシステ
ムの構成は、具体例1のそれと概ね同一である。両具体
例の相違は、具体例2が、具体例1の構成に比べてサー
バ装置7を付加されていることである。サーバ装置7の
構成は、サーバ装置3の構成と同様である。両サーバ装
置3、7の記憶部34は、登録虹彩データ300を2つ
に分割することにより得られる虹彩部分データ200、
210を予め記憶する。
ークシステムの構成を示す図である。同図と図1との比
較から明らかなように、具体例2のネットワークシステ
ムの構成は、具体例1のそれと概ね同一である。両具体
例の相違は、具体例2が、具体例1の構成に比べてサー
バ装置7を付加されていることである。サーバ装置7の
構成は、サーバ装置3の構成と同様である。両サーバ装
置3、7の記憶部34は、登録虹彩データ300を2つ
に分割することにより得られる虹彩部分データ200、
210を予め記憶する。
【0019】図4は、具体例2のネットワークシステム
の動作を示すフローチャートである。以下、このフロー
チャートに沿ってその動作を説明する。 ステップS200〜220:ステップS100〜120
と同様にして端末装置2は、サーバ装置3、7へID番
号を送信する。 ステップS230:ID番号を受信すると、サーバ装置
3では、処理部31は、そのID番号に対応する虹彩部
分データ200を記憶部34で検索する。サーバ装置7
でも同様にして、処理部31がそのID番号に対応する
虹彩部分データ210を記憶部34で検索する。
の動作を示すフローチャートである。以下、このフロー
チャートに沿ってその動作を説明する。 ステップS200〜220:ステップS100〜120
と同様にして端末装置2は、サーバ装置3、7へID番
号を送信する。 ステップS230:ID番号を受信すると、サーバ装置
3では、処理部31は、そのID番号に対応する虹彩部
分データ200を記憶部34で検索する。サーバ装置7
でも同様にして、処理部31がそのID番号に対応する
虹彩部分データ210を記憶部34で検索する。
【0020】ステップS240:虹彩部分データ200
を検索すると、サーバ装置3内の通信部35は、その虹
彩部分データ200をゲートウェイ装置5に受け渡す。
同様にして、虹彩部分データ210を検索すると、サー
バ装置7内の通信部35は、その虹彩部分データ210
をゲートウェイ装置6に受け渡す。 ステップS250:ゲートウェイ装置5は、受け取った
虹彩部分データ200をネットワークを介して端末装置
2へ送信し、また、同様にして、ゲートウェイ装置6
は、受け取った虹彩部分データ210をネットワーク1
を介して端末装置2へ送信する。
を検索すると、サーバ装置3内の通信部35は、その虹
彩部分データ200をゲートウェイ装置5に受け渡す。
同様にして、虹彩部分データ210を検索すると、サー
バ装置7内の通信部35は、その虹彩部分データ210
をゲートウェイ装置6に受け渡す。 ステップS250:ゲートウェイ装置5は、受け取った
虹彩部分データ200をネットワークを介して端末装置
2へ送信し、また、同様にして、ゲートウェイ装置6
は、受け取った虹彩部分データ210をネットワーク1
を介して端末装置2へ送信する。
【0021】ステップS260:端末装置2では、ゲー
トウェイ装置5から虹彩部分データ200を受信し、ま
た、ゲートウェイ装置6から虹彩部分データ210を受
信すると、処理部21は、それらの虹彩部分データ20
0、210を結合することにより、登録虹彩データ30
0を再生する。 ステップS270:処理部21は、さらに、先に作成さ
れた虹彩データ100と、この再生された登録虹彩デー
タ300とを比較することにより、被認証者が本人であ
るか否かを判断する。
トウェイ装置5から虹彩部分データ200を受信し、ま
た、ゲートウェイ装置6から虹彩部分データ210を受
信すると、処理部21は、それらの虹彩部分データ20
0、210を結合することにより、登録虹彩データ30
0を再生する。 ステップS270:処理部21は、さらに、先に作成さ
れた虹彩データ100と、この再生された登録虹彩デー
タ300とを比較することにより、被認証者が本人であ
るか否かを判断する。
【0022】上述したように、具体例2のネットワーク
システムによれば、具体例1のネットワークシステムと
同様に、登録虹彩データ300がネットワーク1上にそ
のままの形で存在しないことに加えて、登録虹彩データ
300が記憶部34中にもそのままの形で存在しない。
言い換えれば、ネットワーク1上もサーバ装置3中も、
虹彩部分データ200、210のみが存在する。虹彩部
分データ200、210は、それ自身では、登録虹彩デ
ータ300として機能しないこと、及び両虹彩部分デー
タ200、210を同時に盗用することは困難であるこ
とから、サーバ装置3、7から端末装置2への登録虹彩
データ300の送信を安全に行うことができることに加
えて、登録虹彩データ300の記憶を安全に行うことが
できる。
システムによれば、具体例1のネットワークシステムと
同様に、登録虹彩データ300がネットワーク1上にそ
のままの形で存在しないことに加えて、登録虹彩データ
300が記憶部34中にもそのままの形で存在しない。
言い換えれば、ネットワーク1上もサーバ装置3中も、
虹彩部分データ200、210のみが存在する。虹彩部
分データ200、210は、それ自身では、登録虹彩デ
ータ300として機能しないこと、及び両虹彩部分デー
タ200、210を同時に盗用することは困難であるこ
とから、サーバ装置3、7から端末装置2への登録虹彩
データ300の送信を安全に行うことができることに加
えて、登録虹彩データ300の記憶を安全に行うことが
できる。
【0023】上述した具体例1及び具体例2の他に、例
えば、具体例1の記憶部34が、登録虹彩データ300
自身の代わりに、虹彩部分データ200、210を記憶
することにより、具体例1の効果に加えて、具体例2の
効果と同様な効果を得ることが可能である。
えば、具体例1の記憶部34が、登録虹彩データ300
自身の代わりに、虹彩部分データ200、210を記憶
することにより、具体例1の効果に加えて、具体例2の
効果と同様な効果を得ることが可能である。
【0024】具体例1及び具体例2による、登録虹彩デ
ータの秘匿性を維持することができるという効果は、ネ
ットワーク1の性質に依存しない。しかし、特定の者の
みが利用可能である閉鎖型のネットワークよりも、不特
定多数の者が利用可能である、開放型のネットワークで
大きな意義を有する。
ータの秘匿性を維持することができるという効果は、ネ
ットワーク1の性質に依存しない。しかし、特定の者の
みが利用可能である閉鎖型のネットワークよりも、不特
定多数の者が利用可能である、開放型のネットワークで
大きな意義を有する。
【0025】具体例1及び具体例2では、登録虹彩デー
タは、2つに分割されているけれども、この数に限定さ
れない。分割の数が大きいほど、第三者が虹彩部分デー
タから登録虹彩データを再現することが困難になること
から、登録虹彩データの秘匿性は、その数が大きいほど
より一層高まる。
タは、2つに分割されているけれども、この数に限定さ
れない。分割の数が大きいほど、第三者が虹彩部分デー
タから登録虹彩データを再現することが困難になること
から、登録虹彩データの秘匿性は、その数が大きいほど
より一層高まる。
【図1】具体例1のネットワークシステムの構成を示す
図である。
図である。
【図2】具体例1のネットワークシステムの動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図3】具体例2のネットワークシステムの構成を示す
図である。
図である。
【図4】具体例2のネットワークシステムの動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
1 ネットワーク 2 端末装置 3 サーバ装置 4、5、6 ゲートウェイ装置
Claims (7)
- 【請求項1】 ネットワークと、前記ネットワークを介
して秘匿性を要するデータを送信するサーバ装置と、前
記ネットワークを介して前記データを受信する端末装置
とを含むネットワークシステムであって、 前記サーバ装置は、前記データを構成する複数の部分デ
ータを送信し、 前記端末装置は、前記サーバ装置から受信する前記複数
の部分データを互いに結合することにより前記データを
再生することを特徴とするネットワークシステム。 - 【請求項2】 請求項1記載のネットワークシステムで
あって、 前記サーバ装置は、前記データを記憶する記憶ユニット
と、前記記憶ユニットに記憶された前記データを前記複
数の部分データに分割する分割ユニットを有することを
特徴とするネットワークシステム。 - 【請求項3】 請求項1記載のネットワークシステムで
あって、 前記サーバ装置は、前記複数の部分データを記憶する記
憶ユニットを有することを特徴とするネットワークシス
テム。 - 【請求項4】 請求項3記載のネットワークシステムで
あって、 前記記憶ユニットは、前記複数の部分データのうちの一
の部分データをそれぞれが記憶する複数の記憶部を備え
ることを特徴とするネットワークシステム。 - 【請求項5】 請求項1記載のネットワークシステムで
あって、 前記データは、個人識別用の生体データであることを特
徴とするネットワークシステム。 - 【請求項6】 請求項5記載のネットワークシステムで
あって、 前記生体データは、虹彩データであることを特徴とする
ネットワークシステム。 - 【請求項7】 請求項1記載のネットワークシステムで
あって、 前記ネットワークは、不特定の者が利用可能なネットワ
ークであることを特徴とするネットワークシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000262023A JP2002077146A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | ネットワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000262023A JP2002077146A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | ネットワークシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002077146A true JP2002077146A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18749760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000262023A Pending JP2002077146A (ja) | 2000-08-31 | 2000-08-31 | ネットワークシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002077146A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006293712A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Glory Ltd | 個人認証システム及び個人認証方法 |
JP2013060047A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Toyota Motor Corp | 車両用ネットワークシステム及び車両用情報処理方法 |
-
2000
- 2000-08-31 JP JP2000262023A patent/JP2002077146A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006293712A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Glory Ltd | 個人認証システム及び個人認証方法 |
JP4744180B2 (ja) * | 2005-04-11 | 2011-08-10 | グローリー株式会社 | 個人認証システム、制御サーバ及び個人認証方法 |
JP2013060047A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Toyota Motor Corp | 車両用ネットワークシステム及び車両用情報処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6061799A (en) | Removable media for password based authentication in a distributed system | |
US6141423A (en) | Method for preventing inadvertent betrayal by a trustee of escrowed digital secrets | |
US20160219046A1 (en) | System and method for multi-modal biometric identity verification | |
US20020095586A1 (en) | Technique for continuous user authentication | |
US20020095587A1 (en) | Smart card with integrated biometric sensor | |
US20040039909A1 (en) | Flexible authentication with multiple levels and factors | |
KR20070024633A (ko) | 갱신가능한 그리고 개인적인 바이오메트릭 | |
JP2002026899A (ja) | アドホック無線通信用検証システム | |
JP2006209697A (ja) | 個人認証システム、この個人認証システムに使用される認証装置、および個人認証方法 | |
WO1999012144A1 (fr) | Serveur et procede de generation de signature numerique | |
JP2003099404A (ja) | 認証サーバ装置、クライアント装置およびそれらを用いたユーザ認証システム、並びにユーザ認証方法、そのコンピュータ・プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JPH1188321A (ja) | ディジタル署名生成サーバ | |
KR20050023050A (ko) | 분할 생체정보를 이용한 암호키 생성 방법 및 이를 이용한사용자 인증 방법 | |
JPH11353280A (ja) | 秘密データの暗号化による本人確認方法及びシステム | |
JP2001014276A (ja) | 個人認証システム及びその方法 | |
JP2002189702A (ja) | 個人認証情報出力装置 | |
JP2004013560A (ja) | 認証システム、通信端末及びサーバ | |
JP4657706B2 (ja) | 権限管理システム、認証サーバ、権限管理方法および権限管理プログラム | |
JP2002077146A (ja) | ネットワークシステム | |
JP2003304228A (ja) | 暗号化システム及び暗号化方法 | |
JP2002278939A (ja) | ユーザ認証方法、ユーザ認証システム、認証装置及びサービス提供装置 | |
JP2003134107A (ja) | 個人認証システム、個人認証方法、及び個人認証プログラム | |
WO2021156746A1 (en) | A method, a system and a biometric server for controlling access of users to desktops in an organization | |
JP2005242471A (ja) | 情報収集転送取得システム、情報収集制御装置、情報収集制御方法、およびそのプログラム並びにそれらを記録する記録媒体 | |
JP4071390B2 (ja) | 画像通信装置および通信中継装置 |