JP2002068099A - ロケットの推進方法及び推進装置 - Google Patents

ロケットの推進方法及び推進装置

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JP2002068099A JP2000266307A JP2000266307A JP2002068099A JP 2002068099 A JP2002068099 A JP 2002068099A JP 2000266307 A JP2000266307 A JP 2000266307A JP 2000266307 A JP2000266307 A JP 2000266307A JP 2002068099 A JP2002068099 A JP 2002068099A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化を実現しつつ効率の良い推進を実現す
ることができるロケットの推進方法及び推進装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 燃料を用いて推力を発生させる推力発生
部6を備えたロケットRの推進装置Sは、燃料を収容す
る複数のタンク1〜4と、これらタンクを支持するタン
ク支持部5と、複数のタンクのそれぞれから推力発生部
6に燃料を供給可能な燃料供給装置7と、複数のタンク
のうち、第1、第3タンク1、3から推力発生部に燃料
を供給するよう燃料供給部7を調整する切替装置8と、
タンクをタンク支持部5から分離可能な分離装置9とを
備えている。分離装置9は、推力発生部6に燃料を供給
することにより収容する燃料の量が所定値以下になった
第1、第3タンク1、3をタンク支持部5から分離する
ようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロケットの推進方
法及び推進装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人工衛星の打ち上げ用ロケットには、図
4に示すような2段型ロケットが用いられる。このロケ
ットRは、1段推進系(1段推進装置)41と、2段推
進系(2段推進装置)42と、搭載した人工衛星を内側
に収容するフェアリング43とを備えている。そして、
ロケットRによって人工衛星を打ち上げる際には、ま
ず、このロケットRを地上から1段推進系41の推力に
よって打ち上げる。そして、1段推進系41による推進
が終わったら、この1段推進系41を2段推進系42か
ら切り離し、2段推進系42の推力によって推進させ
る。そして、目的の高度に達したら、フェアリング43
を切り離し、人工衛星を軌道上に投入する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来におい
て、2段推進装置42には、推薬を収容するタンクと、
酸化剤を収容するタンクとがそれぞれ1つずつ設けられ
ているが、これらのタンクは燃焼終了まで2段推進装置
本体(2段ステージ)に固定されている構成である。し
たがって、2段推進装置本体は燃焼終了までタンクを保
持することになる。この場合、推進効率を向上させるた
め、可能な限り推進装置全体の重量を軽量化することが
好ましい。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、推進装置全体の軽量化を実現しつつ効
率の良い推進を実現することができるロケットの推進方
法及び推進装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明のロケットの推進方法は、ロケット本体に設
けられた燃料を収容する複数のタンクのうち、所定のタ
ンクに収容された燃料を用いて推力を発生させた後、該
タンクを前記ロケット本体から分離し、次いで、他のタ
ンクに収容された燃料を用いて前記推力を発生させるこ
とを特徴とする。
【0006】本発明によれば、燃料を複数のタンクに分
けて収容し、所定のタンクに収容された燃料を用いて推
力を発生させた後、このタンクをロケット本体から分離
し、次いで、他のタンク収容された燃料を用いて推力を
発生させるようにしたので、先に使用した所定のタンク
を分離した分、推進装置全体の重量を軽量化することが
できる。したがって、効率良く推力を得ることができ
る。
【0007】このとき、前記所定のタンク内の燃料が空
になった時など所定量以下になった時点で前記分離動作
を行うことにより、複数のタンク内のそれぞれの燃料を
使用する際、1回の切替動作で無駄なく燃料を使用する
ことができる。したがって、効率良い推進を実現するこ
とができる。
【0008】このようなロケットの推進方法は、燃料を
用いて推力を発生させる推力発生部を備えたロケットの
推進装置において、前記燃料を収容する複数のタンク
と、前記複数のタンクを支持するタンク支持部と、前記
複数のタンクのそれぞれから前記推力発生部に前記燃料
を供給可能な燃料供給装置と、前記複数のタンクのう
ち、所定のタンクから前記推力発生部に前記燃料を供給
するように前記燃料供給装置を調整する切替装置と、前
記タンクを前記タンク支持部から分離可能な分離装置
と、を備えることを特徴とする分離装置によって行うこ
とができる。
【0009】前記タンク支持部は、前記それぞれのタン
クの一端を支持する一端支持部と、他端を支持する他端
支持部とを備え、前記複数のタンクを前記推力発生部に
よる推進方向に沿って並列に支持するとともに、前記分
離装置は、前記一端支持部及び他端支持部にそれぞれ設
けられており、前記他端支持部は、前記推力発生部に隣
接して設けられているとともに、前記それぞれのタンク
と回動部を介して連結されており、前記他端支持部の径
は、前記推力発生部の径より大きく設定され、前記分離
装置は、前記タンクを分離する際、前記一端支持部側か
ら分離するので、一端支持部との支持が解かれたタンク
は、他端の回動部に支持されながら倒れるように回動す
る。このとき、推力発生部に隣接して設けられた他端支
持部は、推力発生部の径より大きい径を有するように設
定されているので、タンクが回動した際、タンクと推力
発生部との干渉(接触や衝突など)を防止することがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のロケットの推進方
法及び推進装置を図面を参照しながら説明する。図1は
本発明のロケットの推進装置Sの一実施形態を説明する
ための概略構成図であり、図2(a)は図1のA−A線
矢視断面図、図2(b)は図1のB−B線矢視断面図で
ある。ここで、本実施形態において説明する推進装置S
は、図4に示したロケットRの2段推進装置42であ
る。
【0011】図1、図2において、推進装置Sは、第1
の燃料(LOX、酸化剤)を収容する第1タンク1及び
第2タンク2と、第2の燃料(LNG、推薬)を収容す
る第3タンク3及び第4タンク4と、これらのタンク1
〜4を支持するタンク支持部5と、これらタンク1〜4
に収容された燃料を用いて推力を発生させる推力発生部
(エンジンノズル)6と、それぞれのタンク1〜4内の
燃料をエンジンノズル6に供給可能な燃料供給装置7
と、複数のタンク1〜4のうち、任意のタンクからエン
ジンノズル6に対して燃料を供給するよう燃料供給装置
7を調整する切替装置8とを備えている。
【0012】それぞれのタンク1〜4は正面視長円形状
に設けられており、各タンクの長手方向とエンジンノズ
ル6による推進方向(図1中、矢印y)とが沿うように
それぞれ並列に設けられている。このとき、推進装置S
全体の軸線方向と推進方向とは一致している。
【0013】タンク支持部5は、4つのタンク1〜4を
それぞれ支持するものであって、それぞれのタンクの一
端(上端)を支持する上端支持部5aと、他端(下端)
を支持する下端支持部5bと、タンクの胴部を支持する
フレーム部5cとを備えている。
【0014】下端支持部5bは、回動部(ヒンジ部)5
dを介して各タンクに連結されている。また、下端支持
部5bの径は、エンジンノズル6の径より大きく設定さ
れている。ヒンジ部5dは、各タンクの外側(推進装置
Sの径方向外側)と下端支持部5bの径方向外側とを連
結している。
【0015】上端支持部5aは、リング状に形成されタ
ンク上端を拘束するベルト部材を備えており、これによ
って各タンクが推進装置Sの径方向に分離するのを規制
している。
【0016】図1、図2(b)に示すように、それぞれ
のタンクの下端側には、各種配管及び配線(以下、「配
管」と称する)を備えた燃料供給装置7が設けられてい
る。そして、各タンクに収容されている燃料は、この燃
料供給装置7によりタンクの下端側に設けられたエンジ
ンノズル6に供給され、燃料を供給されたエンジンノズ
ル6は推力を発生するようになっている。それぞれのタ
ンクと燃料供給装置7(配管)とは、これらを任意のタ
イミングで分離可能な継手によって接続されている。
【0017】燃料供給装置7には、複数設けられたタン
クのうち、所定のタンクからエンジンノズル6に燃料を
供給するよう調整する切替装置8が設けられている。こ
の切替装置8は、燃料供給装置7の配管に設けられたバ
ルブ等によって構成されており、不図示の制御装置の指
示に基づいて切り替えられるようになっている。
【0018】タンク支持部5には、それぞれのタンクを
このタンク支持部5から分離可能な分離装置9が設けら
れている。この分離装置9は、上端支持部5a側に設け
られた上端分離装置と、下端支持部5b側に設けられた
下端分離装置とを備えている。これら分離装置9は結合
部品とスプリングとによって構成されており、はじめに
結合部品を分離し、その後、スプリングを解放すること
により、タンク支持部5とタンクとが分離されるように
なっている。なお、スプリングのかわりにレトロモータ
を用いてもよい。
【0019】以上説明したような構成を備えるロケット
の推進装置によって、ロケットを推進する方法について
図3を参照しながら説明する。人工衛星を搭載したロケ
ットRは、1段推進系によって地上から発射される。そ
して、1段推進系による推進が終わったら、この1段推
進系は2段推進系(推進装置S)から切り離される。
【0020】図3(a)に示すように、1段推進系が切
り離されたロケットは、推進装置S(2段推進系)によ
って推進される。切替装置8は、複数のタンクのうち、
第1の燃料(LOX)を収容している第1タンク1及び
第2の燃料(LNG)を収容している第3タンク3から
エンジンノズル6に対して燃料を供給するように燃料供
給装置7を調整する。このとき、もう1つの第2タンク
2及び第4タンク4からはエンジンノズル6に対して燃
料は供給されない。
【0021】エンジンノズル6は、第1タンク1及び第
3タンク3から供給された燃料を用いて推力を発生させ
る。エンジンノズル6に燃料を供給することにより、第
1タンク1及び第3タンク3に収容されている燃料は減
少する。
【0022】第1タンク1及び第3タンク3内の燃料が
予め設定されている所定値以下に達したら、図3(b)
に示すように、これら第1タンク1及び第3タンク3を
タンク支持部5から分離する準備を行う。すなわち、切
替装置8によって、エンジンノズル6に対する燃料の供
給を第1タンク1及び第3タンク3から第2タンク2及
び第4タンク4に行わせるように燃料供給装置7を調整
する。次いで、この第1タンク1及び第3タンク3に接
続されている燃料供給装置7の配管と、これらタンク
1、3とを分離する。さらに、下端支持部5b以外の、
上端支持部5aをはじめとする第1タンク1及び第3タ
ンク3に対する各支持部の支持を解く。なお、このと
き、第2タンク2及び第4タンク4はタンク支持部5に
対して支持されている。
【0023】第1タンク1及び第3タンク3を分離する
準備ができたら、図3(c)に示すように、はじめに、
上端支持部5a側に設けられた上端分離装置9aを駆動
する。上端分離装置9aは、第1タンク1及び第3タン
ク3の上端を推進装置Sの径方向外側に押し出す。この
とき、それぞれのタンク1、3の下端はヒンジ部5dを
介して下端支持部5bに連結されているので、第1タン
ク1及び第3タンク3は、下端を回転中心として推進装
置Sの径方向外側に倒れるように回転する。
【0024】このとき、下端支持部5bの径はエンジン
ノズル6の径より大きく設定されているとともに、ヒン
ジ部5dは、タンクの下端のうち推進装置Sの径方向外
側と下端支持部5bの径方向外側とを連結しているの
で、タンクが倒れるように回転した際、このタンクとエ
ンジンノズル6とは干渉(接触)しない。
【0025】そして、図3(d)に示すように、上端分
離装置9aによって第1タンク1及び第3タンク3を、
その長手方向が推進装置Sの軸線に対してほぼ垂直にな
るまで回動させたら、下端支持部5b側に設けられてい
る下端分離装置9bを駆動する。下端分離装置9bは、
このタンクを推進装置Sの径方向外方に移動させる。こ
うして、使用済みの第1タンク1及び第3タンク3は推
進装置S本体から分離される。
【0026】第1タンク1及び第3タンク3が分離され
た推進装置Sは、残った第2タンク2及び第4タンク4
内に収容されている燃料を用いて推力を発生する。そし
て、目標高度に達したら、ロケットから人工衛星を軌道
上に投入する。
【0027】以上説明したように、燃料を複数(4つ)
のタンクに分けて収容するとともにそれぞれのタンクを
タンク支持部5に対して分離可能に設け、第1タンク1
及び第3タンク3に収容された燃料を用いて推力を発生
させた後、この第1タンク1及び第3タンク3をタンク
支持部5から分離し、第2タンク2及び第4タンク4に
収容された燃料を用いて推力を発生させるようにしたの
で、先に使用した第1タンク1及び第3タンク3を分離
した分、第2タンク2及び第4タンク4の燃料を用いて
推力を発生させる際、推進装置S全体の重量を抑えるこ
とができる。したがって、推進効率が向上する。
【0028】タンク支持部5は、それぞれのタンクの上
端を支持する上端支持部5aと、下端を支持する下端支
持部5bとを備えており、推進装置Sの推進方向(推進
装置Sの軸線方向)とタンクの長手方向とが沿うよう
に、且つそれぞれのタンクを並列に支持している。そし
て、それぞれのタンクの下端と下端支持部5bとはヒン
ジ部5dを介して連結されているので、上端分離装置9
aによりタンクの上端を推進装置Sの径方向外側に押し
出すように分離することにより、タンクはヒンジ部5d
に支持されながら回動する。このとき、下端支持部5b
の径はエンジンノズル6の径より大きく設定されている
ので、タンクが回動した際、タンクとエンジンノズル6
との干渉(接触や衝突など)を防止することができる。
したがって、安定且つ安全なタンクの分離動作を行うこ
とができる。
【0029】なお、第1タンク1及び第3タンク3の分
離動作は、タンク内の燃料が所定値以下になった時点で
行われる。すなわち、タンク内の燃料が空になった時点
で行ってもよいし、燃料が残っている時点で行ってもよ
い。同様に、切替装置8による切替のタイミングも、任
意に設定することができる。なお、タンク内が空になっ
てから分離動作を行うことにより、複数のタンク内のそ
れぞれの燃料を使用する際、1回の切替動作で無駄なく
燃料を使用することができる。したがって、効率良い推
進を実現することができる。
【0030】本実施形態においては、下端分離装置9b
の駆動は、タンクが所定量倒れた時点(タンクの長手方
向が推進装置Sの軸線に対して垂直になった時点)で行
うように説明したが、上端分離装置9aを駆動してから
予め設定しておいた時間後に下端分離装置9bを駆動さ
せる。この際、上端分離装置9aの出力に基づいて所定
時間後におけるタンクの回動量を予め求めておくことに
より、タンクを所定量(所定角度)倒した後に分離動作
を行うことができる。
【0031】本実施形態においてはタンクの数は4つで
あるが、もちろん、任意の複数のタンクを備えた構成と
することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明のロケットの推進方法及び推進装
置によれば、燃料を複数のタンクに分けて収容し、所定
のタンクに収容された燃料を用いて推力を発生させた
後、このタンクをロケット本体から分離し、次いで、他
のタンク収容された燃料を用いて推力を発生させるよう
にしたので、先に使用した所定のタンクを分離した分、
推進装置全体の重量を軽量化することができる。したが
って、効率良く推力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロケットの推進装置の一実施形態を説
明するための構成図である。
【図2】図1の矢視断面図であって、図2(a)は図1
のA−A線矢視断面図であり、図2(b)は図1のB−
B線矢視断面図である。
【図3】本発明のロケットの推進方法の一実施形態を説
明するための図である。
【図4】本発明の推進装置が搭載された2段式ロケット
を説明するための図である。
【符号の説明】
1 第1タンク 2 第2タンク 3 第3タンク 4 第4タンク 5 タンク支持部 5a 上端支持部 5b 下端支持部 5c フレーム部 5d ヒンジ部(回動部) 6 エンジンノズル(推力発生部) 7 燃料供給装置 8 切替装置 9 分離装置 9a 上端分離装置 9b 下端分離装置 R ロケット S 推進装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロケット本体に設けられた燃料を収容す
    る複数のタンクのうち、所定のタンクに収容された燃料
    を用いて推力を発生させた後、該タンクを前記ロケット
    本体から分離し、次いで、他のタンクに収容された燃料
    を用いて前記推力を発生させることを特徴とするロケッ
    トの推進方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のロケットの推進方法に
    おいて、 前記所定のタンク内の燃料が所定量以下になった時点
    で、前記分離動作を行うことを特徴とするロケットの推
    進方法。
  3. 【請求項3】 燃料を用いて推力を発生させる推力発生
    部を備えたロケットの推進装置において、 前記燃料を収容する複数のタンクと、 前記複数のタンクを支持するタンク支持部と、 前記複数のタンクのそれぞれから前記推力発生部に前記
    燃料を供給可能な燃料供給装置と、 前記複数のタンクのうち、所定のタンクから前記推力発
    生部に前記燃料を供給するように前記燃料供給装置を調
    整する切替装置と、 前記タンクを前記タンク支持部から分離可能な分離装置
    と、を備えることを特徴とする推進装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のロケットの推進装置に
    おいて、 前記タンク支持部は、前記それぞれのタンクの一端を支
    持する一端支持部と、他端を支持する他端支持部とを備
    え、前記複数のタンクを前記推力発生部による推進方向
    に沿って並列に支持するとともに、 前記分離装置は、前記一端支持部及び他端支持部にそれ
    ぞれ設けられており、 前記他端支持部は、前記推力発生部に隣接して設けられ
    ているとともに、前記それぞれのタンクと回動部を介し
    て連結されており、 前記他端支持部の径は、前記推力発生部の径より大きく
    設定され、 前記分離装置は、前記タンクを分離する際、前記一端支
    持部側から分離することを特徴とするロケットの推進装
    置。
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