JP2002065624A - 生体情報処理装置 - Google Patents

生体情報処理装置

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JP2002065624A JP2000265708A JP2000265708A JP2002065624A JP 2002065624 A JP2002065624 A JP 2002065624A JP 2000265708 A JP2000265708 A JP 2000265708A JP 2000265708 A JP2000265708 A JP 2000265708A JP 2002065624 A JP2002065624 A JP 2002065624A
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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば運動負荷試験が困難な患者に対して
も、ベッドサイド等で簡便に心筋虚血を検出することが
可能な生体情報処理装置を提供する。 【解決手段】 心筋虚血により心室内興奮伝播時間(Q
RS時間)が変化する点に着目し、ベッドサイドで、例
えば心筋内血流不均等分布を生じ、狭窄冠動脈の灌流領
域に心筋虚血を誘発する医薬品(ジピリダモール)を例
えば静脈中に点滴などにより(静注などにより)被検者
に投与(S4)し、心筋虚血を誘発し、その際生じる心
室内興奮伝播時間延長を計測してQRS波持続時間(以
下「fQRSd」と称す)の変化として定量評価(S
8)することにより簡便で非観血的な新しい心筋虚血判
定法を確立する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不要な運動負荷を
与えることなく心筋虚血の検出が可能な生体情報処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の日常臨床においては、心筋虚血の
評価を行うために運動負荷試験を行っており、運動負荷
試験を行なう前の心電図と運動負荷試験を行なった後の
心電図とを比較して心筋虚血が陽性か、あるいは陰性か
を判断していた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、心
筋虚血の評価が必要であるが例えば下肢の整形外科的疾
患などにより運動負荷試験が不可能な患者に対して、ベ
ッドサイド等で簡便に心筋虚血を検出する方法がなく、
心筋虚血の傾向が合っても事前に検出することが出来に
くかった。
【0004】本発明は、係る問題点に鑑みて成されたも
ので、例えば運動負荷試験が困難な患者に対しても、ベ
ッドサイド等で簡便に心筋虚血を検出することが可能な
生体情報処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成する一手段として例えば以下の構成を備える。
【0006】即ち、少なくとも心電図情報を収集する収
集手段と、前記収集手段が収集した被検者への心筋内血
流不均等分布を生じ、狭窄冠動脈の灌流領域に心筋虚血
を誘発する医薬品の投与前後の心電図情報を解析する解
析手段とを備え、前記解析手段は、前記収集手段で収集
した被検者への心筋内血流不均等分布を生じ、狭窄冠動
脈の灌流領域に心筋虚血を誘発する医薬品の投与前の心
電図と投与後の心電図情報の差を求め、差の大きさに基
づいて心筋虚血傾向を判断することを特徴とする。
【0007】そして例えば、前記収集手段は、所定誘導
の心電図信号を収集し、前記解析手段は、前記収集手段
を介して収集された被検者への心筋内血流不均等分布を
生じ、狭窄冠動脈の灌流領域に心筋虚血を誘発する医薬
品であるジビリダモールの投与前後の各誘導毎のQRS
波持続時間を計測し、被検者へのジビリダモールの投与
前のQRS波持続時間と投与直後のQRS波持続時間の
差分に基づいて心筋虚血傾向を判断することを特徴とす
る。
【0008】また例えば、前記解析手段は、前記収集し
た各誘導中の最大のQRS波持続時間の差分が5m秒以
上の時に心筋虚血陽性と判断することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一実施形態を詳細に説明する。
【0010】本発明の実施の形態例においては、心筋虚
血により心室内興奮伝播時間(QRS時間)が変化する
点に着目し、ベッドサイドで、例えば心筋内血流不均等
分布を生じ、狭窄冠動脈の灌流領域に心筋虚血を誘発す
る医薬品(例えばジピリダモール)を例えば静脈中に点
滴などにより(静注などにより)被検者に投与し、心筋
虚血を誘発し、その際生じる心室内興奮伝播時間延長を
計測してQRS波持続時間(以下「fQRSd」と称
す)の変化として定量評価することにより簡便で非観血
的な新しい心筋虚血判定法を確立する。
【0011】以下、具体的に説明する。
【0012】
【第1実施形態】以下、図面を参照して本発明に係る一
実施形態を詳細に説明する。
【0013】[構成]図1は本発明に係る一実施形態の
生体情報処理装置の概略ブロツク構成図であり、主に心
電図情報を収集して処理する。
【0014】図1において、1はROM2に格納された
プログラムに従い、本実施の形態例装置の全体制御を司
る例えばマイクロプロセッサチップ等で構成されるCP
U、2はCPU1のプログラム等を記憶するROM、3
はCPU1の処理経過等を一時記憶するためのRAMで
あるスタティックメモリ、4はフラッシュメモリであ
る。
【0015】5は表示部50の表示制御を司る表示制御
部、7は大容量の記憶装置であり、ICメモリのほか、
例えばハードディスク装置、フレキシブルディスク装
置、光磁気ディスク装置、光ディスク装置等で構成する
ことができる。8はレコーダ70の印刷制御を司る記録
制御部である。13は生体電極80で検出した生体電圧
を増幅する心電アンプである。14は心電アンプ13、
A/D変換部20を他の構成より電気的に絶縁状態とし
て商用電源の電力が生体に回り込むのを防止するアイソ
レーション回路である。
【0016】20は心電アンプ13よりのアナログ心電
図信号を対応するデジタル信号に変換してCPU1に出
力するA/D変換部、25は商用電源100Vを12V
の交流電圧に変換する電源トランス、30は電源トラン
ス25よりの交流電圧を入力し、本実施の形態例の各種
構成で使用する直流電力に変換するAC/DC電源回路
部である。また、35はオプションバッテリであり、オ
プションバッテリ35を装着することにより商用電源が
入力されない場合においても一定時間装置を動作させる
ことができる。
【0017】40はオプションで接続される他の装置に
収集生体情報や解析結果を無線送信するための送信モジ
ュール、50はカラー液晶表示器51を備える表示部で
ある。なお、この表示部50は液晶表示器に限るもので
はなく、CRT表示器であっても良い。
【0018】70は生体情報の処理結果や心電図信号波
形等を印刷出力するレコーダである。80は生体表面の
誘導電位を検出する生体電極であり、12誘導の心電図
を検出することが可能である。
【0019】本実施の形態例において測定される心電図
は、数μ∨程度の極めて微小な電位を計測可能な、高感
度心電図あり、一般的には微小心電図といわれる心電図
が処理対象となる。従って、心電図アンプ13は高感度
の入力アンプとなっている。
【0020】例えば、標準12誘導法に基づいた生体の
各部位に装着した生体電極80よりの誘導電位を入力
し、高惑度入力アンプである心電アンプ13にて増幅
し、A/D変換部20に送られる。A/D変換部20で
対応するデジタル信号に変換し、アイソレーション回路
14を介してCPU1に送られ処理される。
【0021】CPU1では、例えば、心電図上のR波に
て同期させた同期加算平均を行い、心電図信号のS/N
を大きくする処理をCPU1にて行う。そして加算平均
心電図(以下「SAECG」と称す)として記憶するこ
となどが可能である。
【0022】そして、任意の3誘導を空間マグニチュー
ドで合成したものを、最終的な計測信号とする。また、
CPU1はQRS波持続時間(fQRSd)を適宜検出
し、fQRSdの変化として定量化可能である。
【0023】以上の構成を備える本実施の形態例の生体
情報処理装置に特徴的な構成は、生体電極80を介して
収集される心電図信号の処理であり、以下に示す一連の
処理に特徴を有している。
【0024】CPU1は、ROM2に格納された制御手
順に従って、生体電極80介して収集される被検者より
の例えば12誘導の心電図信号をA/D変換部20によ
り対応するデジタル信号に変換して取り込む。そしてR
波同期加算平均処理を行った各12誘導の心電図信号か
ら任意の3誘導を選択し、空間マグニチュードで合成
し、所定のフィルタリング処理を行い所定量の波形情報
を例えばスタティックメモリ3に格納して一時的に保
持、または記憶装置7に記録して保持することが可能で
ある。
【0025】ここでは、例えば加算平均心電図(以下S
AECG)として記憶させることが可能である。また、
CPUはORS持続時間(fORSd)を随時検出し変
化量を測定し定量化することも可能である。
【0026】[動作]以上の構成を備える本実施の形態
例に特有の動作を図2を参照して以下説明する。図2は
本実施の形態例の心筋虚血検出処理の動作を説明するた
めの図である。
【0027】まずステップS1において、本実施の形態
例装置を被検者のベッドサイドに設置し、生体電極20
を被検者の所定測定ポイントに装着する。なお、誘導は
標準12誘導法を用いる。
【0028】続いてステップS2において、以下の手順
で記録条件の設定を行う。 (a)入力波形を標準12誘導とするように設定する。 (b)入力信号波形の検出トリガ波形としてR波を設定
する。 (c)波形検出の終了条件を検出結果がノイズレベルと
なった時点に設定する。 (d)加算拍数を200心拍に設定する。 (e)収集信号波形のノイズレベルを(0.4μV)に
設定する。 (f)収集心電図の内、リファレンス誘導をV5誘導に
設定する。 (g)収集波形に対するフィルタリングの際のフィルタ
方向をホワード(Forward)方向に設定する。 (h)心電図波形として取込むか否かの遮断周波数を4
0Hzに設定し、それ以下の周波数の信号の収集を行わ
ないように設定する。 (j)収集する波形の傾斜を18[dB/ocT]に設
定する。
【0029】以上の設定が終了するとステップS3に進
み、上述する被検者への心筋内血流不均等分布を生じ、
狭窄冠動脈の灌流領域に心筋虚血を誘発する医薬品、例
えばジピリダモールを投与する前(負荷前)のSAEC
Gの収集を行い、収集結果をRAM(スタティックメモ
リ3あるいはフラッシュメモリ4等)の所定領域に格納
する。なお、合わせて測定結果をレコーダ70より記録
しても良い。
【0030】次にステップS4において、心筋内血流不
均等分布を生じ、狭窄冠動脈の灌流領域に心筋虚血を誘
発する医薬品、例えばジピリダモール0.56mg/k
gを4分間かけ静注(静脈中に点滴などで注入)する。
このジピリダモールの静注は、心筋虚血を模擬的に誘発
させるためである。
【0031】そしてジピリダモール静注終了直後ステッ
プS5において再度R波同期法にてSAECGを測定
し、例えばRAM(スタティックメモリ3あるいはフラ
ッシュメモリ4等)の所定領域に格納する。なお、合わ
せて測結果かをレコーダ70より記録しても良い。即
ち、負荷後のSAECG収集、及び格納、記録を行う。
【0032】次にステップS6において、記録したSA
ECGは全12誘導毎にMutiphasicOscillation法を用
い、fQRSdを計測する。fQRSdの計測は原則的
に自動計測によって行うものとする。ただし、自動計測
により明らかにfQRSdの開始点及び又は終了点の決
定が誤っているものに限りカーソルの移動等によるマニ
ュアル補正を行うものとする。補正はQRS波の両端部
と基線との交点をそれぞれ開始点及び又は終了点とする
ことにより目視的に行う。
【0033】そして次のステップS7において、以上に
より計測したfQRSdより、同一誘導におけるジピリ
ダモール負荷前後のfQRSdの差(ΔfQRSd)を
12誘導毎に計算する。そして、全12誘導の中で最大
のfQRSdを算出してMAXΔfQRSdと定義す
る。
【0034】即ち、 ΔfQRSd=fQRSd(負荷後)−fQRSd(負
荷前) ↓ ΔfQRSdはIからV6誘導まで12誘導毎に存在す
る。その中で最大のΔfQRSdを ↓ MAXΔfQRSdと定義する。
【0035】そしてステップS8において、ステップS
7で求めたMAXΔfQRSdが5m秒以下か、あるい
は5m秒と等しいか5m秒以上であるか否かを判定す
る。ステップS7で求めたMAXΔfQRSdが5m秒
と等しいか5m秒以上である場合にはステップS9に進
み、心筋虚血陽性と判断してその旨の判定結果を出力す
る。例えば表示器51より表示する。
【0036】一方、ステップS8でステップS7で求め
たMAXΔfQRSdが5m秒以下の場合にはステップ
S10に進み、心筋虚血陰性と判断してその旨の判定結
果を出力する。例えば表示器51より表示する。
【0037】即ち、MAXΔfQRSd≧5m秒の時に
は心筋虚血陽性と判断し、MAXΔfQRSd<5m秒
の時に心筋虚血陰性と判定する。
【0038】なお、心筋虚血か否かの判定基準は以上の
5m秒に限定されるものではなく、適宜最適値を選択す
ることが望ましく、性別、あるいは人種により最適値を
設定、あるいは年齢毎に最適値を設定することでより確
実な判別が可能となる。
【0039】本実施の形態例の成果 1999年1月5日から11月17日まで入院患者連続
30例に対して上記判定を実行した結果を以下に示す。
なお、SAECG記録の際標準12誘導心電図も50m
m/秒のペーパースピードで同時に記録した。標準12
誘導心電図に関してもSAECGと同様以下につき検討
した。 (1)同一誘導におけるジピリダモール投与前後のQR
S時間の差(ΔQRS時間)を12誘導毎に計算する。 (2)全12誘導の中で最大のQRS時間をMAXΔQ
RS時間と定義する。判定を行った患者の内訳を以下に
示す。
【0040】対象:労作狭心症16例(虚血群) ・冠動脈造影にて狭窄病変(実測75%以上)を有す
る。 ・ジピリダモール負荷タリウム負荷心筋シンチグラフィ
にて一過性欠損像を認める。
【0041】対象:22例(非虚血群) ・冠動脈造影にて狭窄病変なし。 ・ジピリダモール負荷タリウム負荷心筋シンチグラフィ
にて異常なし。
【0042】除外項目:心筋梗塞の既往、脚ブロック、
心室内伝導障害、心室肥大、抗不整脈薬内服中、電解質
異常 [結果]性差、年齢、胸部X線写真上の心胸比、心エコ
ー図上の左室拡張末期径および左室駆出分画、亜硝酸薬
・β遮断薬・Ca拮抗薬などの内服薬等臨床背景に関し
2群間に差を認めなかった。 (1)SAECGを用いたMAXΔfQRSdは、虚血
群(AP群)ではほとんど6.1±2.2m秒、非虚血
群(N群)ではほとんど1.7±1.2m秒であり、虚
血群は非虚血群に比べ有為に増大していた(p<0.0
01)。計測結果を図3に示す。 (2)一方標準12誘導心電図を用いたMAXΔQRS
時間は、2群間に差を認めなかった。 (3)MAXΔfQRSdが5m秒以上の場合を心筋虚
血陽性とした場合、感度及び特異度はそれぞれ87%及
び93%であった。このMAXΔfQRSdと感度及び
特異度の関係を図4に示す。
【0043】以上説明したように本実施の形態例によれ
ば、ジピリダモール負荷を用いた心電図情報処理装置に
よるSAECGによれば、ベッドサイドで簡便かつ非観
血的に心筋虚血を検出することができ、臨床的に有用な
生体情報処理装置が提供できる。
【0044】なお、以上の説明では心筋内血流不均等分
布を生じ、狭窄冠動脈の灌流領域に心筋虚血を誘発する
医薬品としてジピリダモールを例として説明を行った。
しかし、本発明は以上のジピリダモールの例に限定され
るものではなく、心筋内血流不均等分布を生じ、狭窄冠
動脈の灌流領域に心筋虚血を誘発する医薬品であれば任
意の医薬品を使用することができる。使用する医薬品に
限定は無い。
【0045】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、例え
ば運動負荷試験が困難な患者に対しても、ベッドサイド
等で簡便に心筋虚血を検出することが可能な生体情報処
理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態のブロツク構成図であ
る。
【図2】本実施の形態例の心筋虚血判定動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図3】本実施の形態例におけるMAXΔfQRSd計
測結果例を示す図である。
【図4】本実施の形態例におけるMAXΔfQRSdと
感度及び特異度の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 制御部(CPU) 2 ROM 3 RAM 5 表示部 13 心電アンプ 14 アイソレーション回路 20 A/D変換部 70 レコーダ(プリンタ)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月28日(2000.11.
28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C027 AA02 DD00 FF01 FF02 FF03 FF07 FF15 GG01 GG02 GG05 GG16 HH01 HH02 HH08 HH11 JJ03 KK03 KK05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも心電図情報を収集する収集手
    段と、 前記収集手段が収集した被検者への心筋内血流不均等分
    布を生じ、狭窄冠動脈の灌流領域に心筋虚血を誘発する
    医薬品の投与前後の心電図情報を解析する解析手段とを
    備え、 前記解析手段は、前記収集手段で収集した被検者へのジ
    ビリダモールの投与前の心電図と投与後の心電図情報の
    差を求め、差の大きさに基づいて心筋虚血傾向を判断す
    ることを特徴とする生体情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記収集手段は、所定誘導の心電図信号
    を収集し、 前記解析手段は、前記収集手段を介して収集された被検
    者へのジビリダモールの投与前後の各誘導毎のQRS波
    持続時間を計測し、被検者への心筋内血流不均等分布を
    生じ、狭窄冠動脈の灌流領域に心筋虚血を誘発する医薬
    品の投与前のQRS波持続時間と投与直後のQRS波持
    続時間の差分に基づいて心筋虚血傾向を判断することを
    特徴とする請求項1記載の生体情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記解析手段は、前記収集した各誘導中
    の最大のQRS波持続時間の差分が5m秒以上の時に心
    筋虚血陽性と判断することを特徴とする請求項2記載の
    生体情報処理装置。
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