JP2002064535A - 内容証明電子メール - Google Patents
内容証明電子メールInfo
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims 1
- 241000700605 Viruses Species 0.000 abstract description 6
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子メールの、利便性、速報性等の長所を生
かしつつ、内容証明郵便と同等の証拠能力を持たせる。 【構成】 電子メールの内容をネットワーク中のサーバ
に保管し、発信者または受信者または第三者の要求によ
り、当該文書の内容、発信者、受信者、発信および/ま
たは受信の日時等の証明書を発行する。文書の保管に際
しては場合によって複数サーバへの保管、暗号化、文書
の分割等により、ハッカー、コンピュータウィルス、天
災等による、文書の改変、消失等に対しての安全性を高
める。
かしつつ、内容証明郵便と同等の証拠能力を持たせる。 【構成】 電子メールの内容をネットワーク中のサーバ
に保管し、発信者または受信者または第三者の要求によ
り、当該文書の内容、発信者、受信者、発信および/ま
たは受信の日時等の証明書を発行する。文書の保管に際
しては場合によって複数サーバへの保管、暗号化、文書
の分割等により、ハッカー、コンピュータウィルス、天
災等による、文書の改変、消失等に対しての安全性を高
める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子メールの受発信の
事実及び内容を、客観的に証明できる電子メールシステ
ム、またはその運用方法に関するものである。
事実及び内容を、客観的に証明できる電子メールシステ
ム、またはその運用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子メールシステムを図3に示
す。従来の電子メールシステムでは、発信者2が発信し
た文書を、複数の電子計算機、及び当該複数の電子計算
機を結ぶネットワーク(図3ではこれらを一括してネッ
トワーク8と表現している)を介して、受信者3に伝達
するようになっているが、電子メールでは下記のような
問題点があるため、「内容証明郵便」のように、文書の
内容、発信者、受信者、発信および/または受信の日時
等の客観的な証明をすることが出来ず、証拠能力という
点では極めて不十分なものであった。 (1)紙に書かれた文書に比べて、電子データは改変が
極めて容易であり、発信者、受信者ともに、文書の内
容、発信者、受信者、発信および/または受信の日時等
の情報を改ざんすることが出来る。 (2)電子データは、他人のコンピュータに入り込ん
で、データを改変したり、盗み出したり、破壊したりす
るいわゆる「ハッカー」や「コンピュータウィルス」の
被害に遭う可能性が高い。また、天災等によって消失す
る惧れもある。
す。従来の電子メールシステムでは、発信者2が発信し
た文書を、複数の電子計算機、及び当該複数の電子計算
機を結ぶネットワーク(図3ではこれらを一括してネッ
トワーク8と表現している)を介して、受信者3に伝達
するようになっているが、電子メールでは下記のような
問題点があるため、「内容証明郵便」のように、文書の
内容、発信者、受信者、発信および/または受信の日時
等の客観的な証明をすることが出来ず、証拠能力という
点では極めて不十分なものであった。 (1)紙に書かれた文書に比べて、電子データは改変が
極めて容易であり、発信者、受信者ともに、文書の内
容、発信者、受信者、発信および/または受信の日時等
の情報を改ざんすることが出来る。 (2)電子データは、他人のコンピュータに入り込ん
で、データを改変したり、盗み出したり、破壊したりす
るいわゆる「ハッカー」や「コンピュータウィルス」の
被害に遭う可能性が高い。また、天災等によって消失す
る惧れもある。
【0003】また、既に「内容証明郵便」という制度が
存在しているが、いちいち郵便局の窓口に行って手続き
を取らねばならず、郵送のため、受信者に届くまでに時
間がかかる、複数のあて先に同文を送るときにはあて先
の数だけ手続きを取る必用があるなど、利便性、速報性
といった点で、電子メールに比べて劣っており、ネット
社会のニーズにそぐわないものとなっている。
存在しているが、いちいち郵便局の窓口に行って手続き
を取らねばならず、郵送のため、受信者に届くまでに時
間がかかる、複数のあて先に同文を送るときにはあて先
の数だけ手続きを取る必用があるなど、利便性、速報性
といった点で、電子メールに比べて劣っており、ネット
社会のニーズにそぐわないものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電子メールのもつ利便
性、速報性といった長所を生かしつつ、「内容証明郵
便」のような客観的証拠能力を持たせること。
性、速報性といった長所を生かしつつ、「内容証明郵
便」のような客観的証拠能力を持たせること。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は、発信者
が作成した文書を、電気的信号として、複数の電子計算
機、及び当該複数の電子計算機を結ぶネットワークを介
して、受信者に伝達する、いわゆる電子メールにおい
て、信号伝達経路に介在するサーバに発信者が作成した
文書を保管するとともに、発信時もしくは後日、発信
者、受信者あるいは第三者の求めに応じて、当該文書の
内容、発信者、受信者、発信および/または受信の日時
等の証明書を発行することを特徴とする電子メールシス
テム、またはその運用方法を提供し、「内容証明郵便」
と同等の証拠能力をもたせるものである。
が作成した文書を、電気的信号として、複数の電子計算
機、及び当該複数の電子計算機を結ぶネットワークを介
して、受信者に伝達する、いわゆる電子メールにおい
て、信号伝達経路に介在するサーバに発信者が作成した
文書を保管するとともに、発信時もしくは後日、発信
者、受信者あるいは第三者の求めに応じて、当該文書の
内容、発信者、受信者、発信および/または受信の日時
等の証明書を発行することを特徴とする電子メールシス
テム、またはその運用方法を提供し、「内容証明郵便」
と同等の証拠能力をもたせるものである。
【0006】(3)また、発信者が作成した文書の内
容、発信者、受信者、発信および/または受信の日時等
の情報を複数のサーバで保管し、発信時もしくは後日、
発信者、受信者あるいは第三者の求めに応じて、当該文
書の内容、発信者、受信者、発信および/または受信の
日時等の証明書を発行することを特徴とする、上記
(1)記載の電子メールシステム、またはその運用方法
を提供し、ハッカーやコンピュータウィルス、天災にも
強いシステムを供するものである。
容、発信者、受信者、発信および/または受信の日時等
の情報を複数のサーバで保管し、発信時もしくは後日、
発信者、受信者あるいは第三者の求めに応じて、当該文
書の内容、発信者、受信者、発信および/または受信の
日時等の証明書を発行することを特徴とする、上記
(1)記載の電子メールシステム、またはその運用方法
を提供し、ハッカーやコンピュータウィルス、天災にも
強いシステムを供するものである。
【0007】
【作用】(1)発信者が送信した文書に関する、当該文
書の内容、発信者、受信者、発信および/または受信の
日時等の情報をサーバで保管し、発信時もしくは後日、
発信者、受信者あるいは第三者の求めに応じてその情報
に関する証明書を発行することで電子メールの利便性、
速報性を確保しつつ、「内容証明郵便」と同等の証拠能
力を持たせることが出来る。 (2)また、当該情報を複数のサーバで保管すれば、ハ
ッカー、コンピュータウィルスや天災等による、データ
の改変、破壊、消失等に対してのリスクを極めて少なく
することが出来る。 (3)さらに、当該情報を互いに利害関係の無い、複数
の管理者の複数のサーバで保管すれば、サーバの管理者
によるデータの改ざん等の可能性も最小にすることが可
能になる。このため、このシステムを民間の業者が運営
しても客観性を確保することが可能となる。
書の内容、発信者、受信者、発信および/または受信の
日時等の情報をサーバで保管し、発信時もしくは後日、
発信者、受信者あるいは第三者の求めに応じてその情報
に関する証明書を発行することで電子メールの利便性、
速報性を確保しつつ、「内容証明郵便」と同等の証拠能
力を持たせることが出来る。 (2)また、当該情報を複数のサーバで保管すれば、ハ
ッカー、コンピュータウィルスや天災等による、データ
の改変、破壊、消失等に対してのリスクを極めて少なく
することが出来る。 (3)さらに、当該情報を互いに利害関係の無い、複数
の管理者の複数のサーバで保管すれば、サーバの管理者
によるデータの改ざん等の可能性も最小にすることが可
能になる。このため、このシステムを民間の業者が運営
しても客観性を確保することが可能となる。
【0008】
【実施例】本発明の第一実施例を図1に示す。図1は本
発明の基本的な構成の一例を示す模式図であり、図1の
うち(a)は文書を発信する場合の流れを表し、(b)
は文書の内容等を証明する際の流れを表す。
発明の基本的な構成の一例を示す模式図であり、図1の
うち(a)は文書を発信する場合の流れを表し、(b)
は文書の内容等を証明する際の流れを表す。
【0009】まず、図1(a)において、発信者2が発
信した文書を、複数の電子計算機、及び当該複数の電子
計算機を結ぶネットワーク(図1ではこれらを一括して
ネットワーク1と表現している)を介して、受信者3に
伝達するようになっているが、この過程において、ネッ
トワーク1の途中に介在するサーバ(図示せず)に発信
者2が作成した文書の内容、発信者、受信者、発信およ
び/または受信の日時等の情報を保管するとともに、下
記のような処理を行う。 (1)ネットワーク1の途中に介在する文書の保管・証
明事業者より、文書の番号等当該文書を特定する情報を
記載した受領書を発信者2に発行し、必用に応じて発信
者2に対して料金の請求を行う。 (2)ネットワーク1の途中に介在する文書の保管・証
明事業者より、受信者3に対して当該文書と併せて文書
の番号等当該文書を特定する時に必用な情報を伝達す
る。
信した文書を、複数の電子計算機、及び当該複数の電子
計算機を結ぶネットワーク(図1ではこれらを一括して
ネットワーク1と表現している)を介して、受信者3に
伝達するようになっているが、この過程において、ネッ
トワーク1の途中に介在するサーバ(図示せず)に発信
者2が作成した文書の内容、発信者、受信者、発信およ
び/または受信の日時等の情報を保管するとともに、下
記のような処理を行う。 (1)ネットワーク1の途中に介在する文書の保管・証
明事業者より、文書の番号等当該文書を特定する情報を
記載した受領書を発信者2に発行し、必用に応じて発信
者2に対して料金の請求を行う。 (2)ネットワーク1の途中に介在する文書の保管・証
明事業者より、受信者3に対して当該文書と併せて文書
の番号等当該文書を特定する時に必用な情報を伝達す
る。
【0010】内容証明に際しては、図1(b)に示すよ
うに、「発信者または受信者または第三者」4よりネッ
トワーク1(厳密には途中に介在する文書の保管・証明
事業者)に対して、文書の番号等当該文書を特定する情
報を添えて、証明書の発行を請求し、それに対応してネ
ットワーク1側より「発信者または受信者または第三
者」4(証明書請求者)に対して、当該文書の内容、発
信者、受信者、発信および/または受信の日時等の情報
を記載した証明書を発行する。(ここでいう「第三者」
とは発信者もしくは受信者から委任を受けた第三者、裁
判所など、当該文書の内容の閲覧をする権限を有する第
三者等に限定するのが望ましい。)
うに、「発信者または受信者または第三者」4よりネッ
トワーク1(厳密には途中に介在する文書の保管・証明
事業者)に対して、文書の番号等当該文書を特定する情
報を添えて、証明書の発行を請求し、それに対応してネ
ットワーク1側より「発信者または受信者または第三
者」4(証明書請求者)に対して、当該文書の内容、発
信者、受信者、発信および/または受信の日時等の情報
を記載した証明書を発行する。(ここでいう「第三者」
とは発信者もしくは受信者から委任を受けた第三者、裁
判所など、当該文書の内容の閲覧をする権限を有する第
三者等に限定するのが望ましい。)
【0011】次に、本発明の第二実施例を図2に示す。
図2は本発明のうち、文書の内容を複数のサーバに保管
する場合の基本的な構成の一例を示す模式図であり、図
2のうち(a)は文書を発信する場合の流れを表し、
(b)は文書の内容等を証明する際の流れを表す。上記
第一実施例と重複する部分については説明を省略する。
図2は本発明のうち、文書の内容を複数のサーバに保管
する場合の基本的な構成の一例を示す模式図であり、図
2のうち(a)は文書を発信する場合の流れを表し、
(b)は文書の内容等を証明する際の流れを表す。上記
第一実施例と重複する部分については説明を省略する。
【0012】図2(a)において、発信者2より発信さ
れた文書について、当該文書の内容、発信者、受信者、
発信および/または受信の日時等の情報をネットワーク
中のサーバS1(符号5)および/またはサーバS2
(符号6)からサーバSn(符号7)に、保管する。保
管に際しては例えば下記のような方法(あるいは下記よ
うな方法のうち複数の組み合わせ)によりハッカー、コ
ンピュータウィルス、天災等に対しての安全性を高め
る。 (1)文書にかかる情報をそのまま複数のサーバにコピ
ーして保管する。そのことにより当該情報が、あるサー
バで破壊あるいは改ざんされても、他のサーバには正常
な情報が維持される。 (2)複数のサーバに、複数の方法で暗号化した情報を
記録することで、上記(1)項よりもさらに安全性を高
める。 (3)ひとつの文書にかかる情報を、以下のような方法
で分割してそれぞれ別のサーバに保管し、ひとつのサー
バ中のデータだけを見ても、文書の内容が分からないよ
うにすることにより、ハッカーに限らず、データ保管・
証明事業者にも企業や個人などの秘密が漏れないように
する。 (a)文書の内容、発信者・受信者、受発信の日時とう
いうデータの項目ごとに分割して保管する。あるいは前
記各項目の内容も適宜分割して保管する。 (b)文書の内容の文字や文字のコード番号を、一文字
おきとか、二文字おきといったルールで、分割して保管
し、ひとつのサーバの中だけのぞいても、判読不能なよ
うにしてしまう。
れた文書について、当該文書の内容、発信者、受信者、
発信および/または受信の日時等の情報をネットワーク
中のサーバS1(符号5)および/またはサーバS2
(符号6)からサーバSn(符号7)に、保管する。保
管に際しては例えば下記のような方法(あるいは下記よ
うな方法のうち複数の組み合わせ)によりハッカー、コ
ンピュータウィルス、天災等に対しての安全性を高め
る。 (1)文書にかかる情報をそのまま複数のサーバにコピ
ーして保管する。そのことにより当該情報が、あるサー
バで破壊あるいは改ざんされても、他のサーバには正常
な情報が維持される。 (2)複数のサーバに、複数の方法で暗号化した情報を
記録することで、上記(1)項よりもさらに安全性を高
める。 (3)ひとつの文書にかかる情報を、以下のような方法
で分割してそれぞれ別のサーバに保管し、ひとつのサー
バ中のデータだけを見ても、文書の内容が分からないよ
うにすることにより、ハッカーに限らず、データ保管・
証明事業者にも企業や個人などの秘密が漏れないように
する。 (a)文書の内容、発信者・受信者、受発信の日時とう
いうデータの項目ごとに分割して保管する。あるいは前
記各項目の内容も適宜分割して保管する。 (b)文書の内容の文字や文字のコード番号を、一文字
おきとか、二文字おきといったルールで、分割して保管
し、ひとつのサーバの中だけのぞいても、判読不能なよ
うにしてしまう。
【0013】内容証明に際しては、図2(b)に示すよ
うに、「発信者または受信者または第三者」4よりサー
バS1(符号5。厳密には文書の保管・証明事業者)に
対して、文書の番号等当該文書を特定する情報を添え
て、証明書の発行を請求し、それに対応してサーバS1
(符号5)および/またはサーバS2(符号6)からサ
ーバSn(符号7)に、コピー、暗号化、分割等の処理
をされて保管されていたデータを集め、 (1)複数のサーバに同文をコピーして保管している場
合には、当該複数の文書が、同一かどうかをチェック
し、例えば、ひとつを除いて他の保管文書はすべて同一
なのに、ひとつだけ異なる文書が存在したら、それは、
改ざん、改変されているものと見なして破棄するといっ
た処理をする。 (2)暗号を元に戻す、あるいは分割されていた文書
は、元通りに復元するといった処理をする。 ことにより「発信者または受信者または第三者」4(証
明書請求者)に対して、当該文書の内容、発信者、受信
者、発信および/または受信の日時等の情報を記載した
証明書を発行する。
うに、「発信者または受信者または第三者」4よりサー
バS1(符号5。厳密には文書の保管・証明事業者)に
対して、文書の番号等当該文書を特定する情報を添え
て、証明書の発行を請求し、それに対応してサーバS1
(符号5)および/またはサーバS2(符号6)からサ
ーバSn(符号7)に、コピー、暗号化、分割等の処理
をされて保管されていたデータを集め、 (1)複数のサーバに同文をコピーして保管している場
合には、当該複数の文書が、同一かどうかをチェック
し、例えば、ひとつを除いて他の保管文書はすべて同一
なのに、ひとつだけ異なる文書が存在したら、それは、
改ざん、改変されているものと見なして破棄するといっ
た処理をする。 (2)暗号を元に戻す、あるいは分割されていた文書
は、元通りに復元するといった処理をする。 ことにより「発信者または受信者または第三者」4(証
明書請求者)に対して、当該文書の内容、発信者、受信
者、発信および/または受信の日時等の情報を記載した
証明書を発行する。
【0014】以上、本発明の実施例について縷々説明し
たが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば、上記内容に電子署名や電子鍵を組み合わせた
り、上記第二実施例において、発信者側のソフトで、文
書を分割・暗号化等の処理をして複数のサーバへの発信
を発信者から直接行なったり、図1(a)、図2(a)
での受信者3への文書の発送を電子メールではなく、郵
便で行なったり、内容証明の内容の改ざんを防止するた
め、証明書の発行は郵便で行なったり等々、本発明の技
術思想の範囲内において種々変更しうるものであり、そ
れらはいずれも本発明の技術的範囲に属するものであ
る。
たが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば、上記内容に電子署名や電子鍵を組み合わせた
り、上記第二実施例において、発信者側のソフトで、文
書を分割・暗号化等の処理をして複数のサーバへの発信
を発信者から直接行なったり、図1(a)、図2(a)
での受信者3への文書の発送を電子メールではなく、郵
便で行なったり、内容証明の内容の改ざんを防止するた
め、証明書の発行は郵便で行なったり等々、本発明の技
術思想の範囲内において種々変更しうるものであり、そ
れらはいずれも本発明の技術的範囲に属するものであ
る。
【0015】
【発明の効果】(1)電子メールの利便性、速報性等の
長所を生かしつつ、「内容証明郵便」と同等の証拠能力
を持たせることが出来る。 (2)また、当該情報を複数のサーバで保管することに
より、ハッカー、コンピュータウィルスや天災等によ
る、データの改変、破壊、消失等に対してのリスクを極
めて少なくすることが出来る。 (3)さらに、当該情報を利害関係の無い、複数の管理
者の複数のサーバで保管すれば、サーバの管理者による
データの改ざん等の可能性も最小にすることが可能にな
る。このため、このシステムを民間の業者が運営しても
客観性を確保することが可能となる。 (4)暗号化、分割保管等をすれば、文書の保管・証明
業務を民間業者が運営しても、企業や個人の秘密を守る
ことが可能になり、普及の阻害要因もなくすことができ
る。 (5)郵便に比べて、同文を複数のあて先に送付できる
という、電子メール特有の利便性を生かすことが出来
る。
長所を生かしつつ、「内容証明郵便」と同等の証拠能力
を持たせることが出来る。 (2)また、当該情報を複数のサーバで保管することに
より、ハッカー、コンピュータウィルスや天災等によ
る、データの改変、破壊、消失等に対してのリスクを極
めて少なくすることが出来る。 (3)さらに、当該情報を利害関係の無い、複数の管理
者の複数のサーバで保管すれば、サーバの管理者による
データの改ざん等の可能性も最小にすることが可能にな
る。このため、このシステムを民間の業者が運営しても
客観性を確保することが可能となる。 (4)暗号化、分割保管等をすれば、文書の保管・証明
業務を民間業者が運営しても、企業や個人の秘密を守る
ことが可能になり、普及の阻害要因もなくすことができ
る。 (5)郵便に比べて、同文を複数のあて先に送付できる
という、電子メール特有の利便性を生かすことが出来
る。
【図1】本発明による内容証明電子メールの第一実施例
を表す模式図である。
を表す模式図である。
【図2】本発明による内容証明電子メールの第二実施例
を表す模式図である。
を表す模式図である。
【図3】従来の電子メールを表す模式図である。
1はネットワーク 2は発信者 3は受信者 4は発信者または受信者または第三者 5はサーバS1 6はサーバS2 7はサーバSn 8はネットワーク
Claims (2)
- 【請求項1】 発信者が作成した文書を、電気的信号
(あるいは光学的信号等)として、複数の電子計算機、
及び当該複数の電子計算機を結ぶネットワークを介し
て、受信者に伝達する、いわゆる電子メールにおいて、
信号伝達経路に介在する電子計算機もしくはその補助的
記憶媒体(以下これら電子計算機もしくはその補助的記
憶媒体を「サーバ」と呼ぶ)に発信者が作成した文書を
保管するとともに、発信時もしくは後日、発信者、受信
者あるいは第三者の求めに応じて、当該文書の内容、発
信者、受信者、発信および/または受信の日時等の証明
書を発行することを特徴とする電子メールシステム、ま
たはその運用方法。 - 【請求項2】 発信者が作成した文書の内容、発信者、
受信者、発信および/または受信の日時等の情報を複数
のサーバで保管し、発信時もしくは後日、発信者、受信
者あるいは第三者の求めに応じて、当該文書の内容、発
信者、受信者、発信および/または受信の日時等の証明
書を発行することを特徴とする、請求項1記載の電子メ
ールシステム、またはその運用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000284355A JP2002064535A (ja) | 2000-08-14 | 2000-08-14 | 内容証明電子メール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000284355A JP2002064535A (ja) | 2000-08-14 | 2000-08-14 | 内容証明電子メール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002064535A true JP2002064535A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18768578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000284355A Pending JP2002064535A (ja) | 2000-08-14 | 2000-08-14 | 内容証明電子メール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002064535A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015513236A (ja) * | 2012-02-21 | 2015-04-30 | レリダネットワークス セルヴェイス テレマティクス エセ.アー. | 電子メール送信の証明方法 |
-
2000
- 2000-08-14 JP JP2000284355A patent/JP2002064535A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015513236A (ja) * | 2012-02-21 | 2015-04-30 | レリダネットワークス セルヴェイス テレマティクス エセ.アー. | 電子メール送信の証明方法 |
US9432328B2 (en) | 2012-02-21 | 2016-08-30 | Lleidanetworks Serveis Telematics S.A. | Method for the certification of electronic mail delivery |
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