JP2002058767A - サッカー・フィールド・ライン引き用定規 - Google Patents
サッカー・フィールド・ライン引き用定規Info
- Publication number
- JP2002058767A JP2002058767A JP2000282669A JP2000282669A JP2002058767A JP 2002058767 A JP2002058767 A JP 2002058767A JP 2000282669 A JP2000282669 A JP 2000282669A JP 2000282669 A JP2000282669 A JP 2000282669A JP 2002058767 A JP2002058767 A JP 2002058767A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- penalty
- tape
- rope
- goal
- rule
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、サッカー・フィールドのライン引
き作業を、僅か1名で、位置・寸法や直角度の割り出し
を正確かつ容易に行え、かつ、折り畳んで携帯に便利な
構造を持った、ライン引き用定規を開発することを課題
とする。 【解決手段】 サッカー・フィールドのゴール・ポス
ト、ゴール・エリアの頂点、およびペナルティ・エリア
の頂点の位置は、同一直角三角形を構成することに着目
し、この直角三角形の定規をロープまたはテープにより
構成した。また、両ゴール・ポスト内側の中心点からゴ
ール・ラインに直角に所定長さ(11m)のペナルティ
・マークの位置を割り出し、更にペナルティ・マークを
中心に所定半径(9.15m)のペナルティ・アークを
描く定規をロープまたはテープにより構成した。さら
に、この両者を一つの定規で兼ねられるような構造の定
規を考案した。
き作業を、僅か1名で、位置・寸法や直角度の割り出し
を正確かつ容易に行え、かつ、折り畳んで携帯に便利な
構造を持った、ライン引き用定規を開発することを課題
とする。 【解決手段】 サッカー・フィールドのゴール・ポス
ト、ゴール・エリアの頂点、およびペナルティ・エリア
の頂点の位置は、同一直角三角形を構成することに着目
し、この直角三角形の定規をロープまたはテープにより
構成した。また、両ゴール・ポスト内側の中心点からゴ
ール・ラインに直角に所定長さ(11m)のペナルティ
・マークの位置を割り出し、更にペナルティ・マークを
中心に所定半径(9.15m)のペナルティ・アークを
描く定規をロープまたはテープにより構成した。さら
に、この両者を一つの定規で兼ねられるような構造の定
規を考案した。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、サッカー・フ
ィールドに引かれるラインおよびマークの位置を割り出
すために使用する定規に関するものである。 【0002】 【従来の技術】 従来のラインおよびマークの引き方
は、巻き尺によってそれぞれのラインおよびマークの位
置を割り出していた。そのため最小限3人を必要とし、
また、直角度が出しにくい等、非能率的かつ不正確にな
りやすかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 本発明は、サッカー
・フィールドのゴール・エリア、ペナルティ・エリア、
ペナルティ・マーク、ペナルティ・アーク、センター・
サークルなどのライン引き作業を僅か1名で、位置・寸
法や直角度の割り出しを正確かつ容易に行うことがで
き、かつ、折り畳んで携帯に便利な構造とすることを課
題として研究を進めた。 【0004】 【課題を解決するための手段】 【請求項1】 サッカー・フィールドのゴール・エリ
ア、ペナルティ・エリアの頂点およびゴール・ポスト内
側の点、は、同一の二等辺直角三角形を構成することに
着目し、この直角三角形をロープまたはテープにより構
成して定規とする。 【請求項2】 ゴール・ポスト内側の中心点を原点と
し、ロープまたはテープによって構成された直角三角形
によりゴール・ラインに直角な方向を割り出し、所定長
さのロープまたはテープによってペナルティ・マークの
位置を割り出し、更にその点を中心に所定長さのロープ
またはテープによってペナルティ・アークを描く定規と
する。この定規は、センター・サークルを描くときにも
利用できる。 【請求項3】 【請求項1】と 【請求項2】のロープまたはテープには共通の寸法およ
び直角三角形の部分があるので、請求項1のロープまた
はテープの一部に着脱金具を設け、これを利用して 【請求項2】の課題をも満足させうる兼用の定規とす
る。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明のロープまたはテープによ
るライン引き定規は、ロープまたはテープ上の所定寸法
割り出しの位置に目印を付ける必要がある。その目印
は、塗料によるマーキング、結び目(ノッチ)の作り込
み、札(タッグ)の取り付け、テープ上の目盛り等が有
効であるが、とくに直角三角形の各頂点の扱いやすさ、 【請求項3】における着脱金具との取り合いの良さ、お
よび長期間の耐久性等からみて、リングによる接続およ
び目印が最も効果的である。また、このリングを通して
杭を打てば、定規を地上に固定することが容易で、一人
作業が可能になる。さらに、ロープまたはテープとリン
グとの接合部に「縒り戻し金具」を追加するとロープま
たはテープの捩じれを解消することができる。 製作手順: ●三角形の各辺は、扱いやすい性状のロープまたはテー
プをもって構成する。 ●ロープまたはテープの各頂点の接合部を接合し、寸法
割り出し部位に目印を付ける。接合部および目印は剛性
のあるリングを使用するとよい。 使用手順: ●図2の中の斜線を引いた直角三角形の部分に 【請求項1】または 【請求項3】の定規をあてがう。 ●定規の下辺のロープまたはテープを、左右のゴール・
ポストの延長線上(タッチ・ライン)に合わせる。 ●定規の全ての辺を構成するロープまたはテープを緊張
状態で地上に固定する。 ●ゴール・エリアおよびペナルティ・エリアの短辺のラ
インを、定規に従って引き、頂点に印を付ける。 ●ゴールの反対側にも同様に、ゴール・エリアおよびペ
ナルティ・エリアの短辺のラインを引き、頂点に印を付
ける。それぞれの頂点の印を結ぶラインを引けば、ゴー
ル・エリアおよびペナルティ・エリアのラインが完成す
る。この時、 【請求項3】の定規の着脱金具を外して、ロープまたは
テープを直線状にすれば、ゴール・エリアおよびペナル
ティ・エリアの長辺のラインを引くための定規として利
用することもできる。 ● 【請求項2】または 【請求項3】の定規の小さい方の直角三角形の短辺を、
ゴール・ポストの間のゴール・ライン上に合わせ、両ゴ
ール・ポスト内側の中心点およびゴール・ラインに直角
な線を割り出して、所定位置(11.0m)にペナルテ
ィ・マークを描き、次いで所定半径(9.15mφ)の
ペナルティ・アークを描く。 ● 【請求項2】または 【請求項3】の定規の所定半径(9.15mφ)のロー
プまたはテープの部分を使って、センター・サークルを
描く。 【0006】 【発明の効果】本発明は、以上のように、ロープまたは
テープによって直角三角形および長さ基準を構成するこ
とにより、サッカー・フィールドにおけるラインおよび
マークの位置・寸法および直角度を、正確かつ容易に割
り出すことができる。また、このロープまたはテープに
よる定規を、杭で地上に固定することにより、ライン引
き作業を1人で行うことができる。さらに、ロープまた
はテープは柔軟なので、折り畳んで携帯に便利な構造と
することができる。
ィールドに引かれるラインおよびマークの位置を割り出
すために使用する定規に関するものである。 【0002】 【従来の技術】 従来のラインおよびマークの引き方
は、巻き尺によってそれぞれのラインおよびマークの位
置を割り出していた。そのため最小限3人を必要とし、
また、直角度が出しにくい等、非能率的かつ不正確にな
りやすかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 本発明は、サッカー
・フィールドのゴール・エリア、ペナルティ・エリア、
ペナルティ・マーク、ペナルティ・アーク、センター・
サークルなどのライン引き作業を僅か1名で、位置・寸
法や直角度の割り出しを正確かつ容易に行うことがで
き、かつ、折り畳んで携帯に便利な構造とすることを課
題として研究を進めた。 【0004】 【課題を解決するための手段】 【請求項1】 サッカー・フィールドのゴール・エリ
ア、ペナルティ・エリアの頂点およびゴール・ポスト内
側の点、は、同一の二等辺直角三角形を構成することに
着目し、この直角三角形をロープまたはテープにより構
成して定規とする。 【請求項2】 ゴール・ポスト内側の中心点を原点と
し、ロープまたはテープによって構成された直角三角形
によりゴール・ラインに直角な方向を割り出し、所定長
さのロープまたはテープによってペナルティ・マークの
位置を割り出し、更にその点を中心に所定長さのロープ
またはテープによってペナルティ・アークを描く定規と
する。この定規は、センター・サークルを描くときにも
利用できる。 【請求項3】 【請求項1】と 【請求項2】のロープまたはテープには共通の寸法およ
び直角三角形の部分があるので、請求項1のロープまた
はテープの一部に着脱金具を設け、これを利用して 【請求項2】の課題をも満足させうる兼用の定規とす
る。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明のロープまたはテープによ
るライン引き定規は、ロープまたはテープ上の所定寸法
割り出しの位置に目印を付ける必要がある。その目印
は、塗料によるマーキング、結び目(ノッチ)の作り込
み、札(タッグ)の取り付け、テープ上の目盛り等が有
効であるが、とくに直角三角形の各頂点の扱いやすさ、 【請求項3】における着脱金具との取り合いの良さ、お
よび長期間の耐久性等からみて、リングによる接続およ
び目印が最も効果的である。また、このリングを通して
杭を打てば、定規を地上に固定することが容易で、一人
作業が可能になる。さらに、ロープまたはテープとリン
グとの接合部に「縒り戻し金具」を追加するとロープま
たはテープの捩じれを解消することができる。 製作手順: ●三角形の各辺は、扱いやすい性状のロープまたはテー
プをもって構成する。 ●ロープまたはテープの各頂点の接合部を接合し、寸法
割り出し部位に目印を付ける。接合部および目印は剛性
のあるリングを使用するとよい。 使用手順: ●図2の中の斜線を引いた直角三角形の部分に 【請求項1】または 【請求項3】の定規をあてがう。 ●定規の下辺のロープまたはテープを、左右のゴール・
ポストの延長線上(タッチ・ライン)に合わせる。 ●定規の全ての辺を構成するロープまたはテープを緊張
状態で地上に固定する。 ●ゴール・エリアおよびペナルティ・エリアの短辺のラ
インを、定規に従って引き、頂点に印を付ける。 ●ゴールの反対側にも同様に、ゴール・エリアおよびペ
ナルティ・エリアの短辺のラインを引き、頂点に印を付
ける。それぞれの頂点の印を結ぶラインを引けば、ゴー
ル・エリアおよびペナルティ・エリアのラインが完成す
る。この時、 【請求項3】の定規の着脱金具を外して、ロープまたは
テープを直線状にすれば、ゴール・エリアおよびペナル
ティ・エリアの長辺のラインを引くための定規として利
用することもできる。 ● 【請求項2】または 【請求項3】の定規の小さい方の直角三角形の短辺を、
ゴール・ポストの間のゴール・ライン上に合わせ、両ゴ
ール・ポスト内側の中心点およびゴール・ラインに直角
な線を割り出して、所定位置(11.0m)にペナルテ
ィ・マークを描き、次いで所定半径(9.15mφ)の
ペナルティ・アークを描く。 ● 【請求項2】または 【請求項3】の定規の所定半径(9.15mφ)のロー
プまたはテープの部分を使って、センター・サークルを
描く。 【0006】 【発明の効果】本発明は、以上のように、ロープまたは
テープによって直角三角形および長さ基準を構成するこ
とにより、サッカー・フィールドにおけるラインおよび
マークの位置・寸法および直角度を、正確かつ容易に割
り出すことができる。また、このロープまたはテープに
よる定規を、杭で地上に固定することにより、ライン引
き作業を1人で行うことができる。さらに、ロープまた
はテープは柔軟なので、折り畳んで携帯に便利な構造と
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の定規の平面図
【図1−1】
【請求項1】の定規
【図1−2】
【請求項2】の定規
【図1−3】
【請求項3】の定規
【図2】 サッカー・フィールドのラインの平面図およ
び定規の適用状況図 【図3】 定規固定用杭の一例 【符号の説明】 1 ロープまたはテープ 2 接合部および目印(リング等) 3 着脱金具
び定規の適用状況図 【図3】 定規固定用杭の一例 【符号の説明】 1 ロープまたはテープ 2 接合部および目印(リング等) 3 着脱金具
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ロープまたはテープで直角三角形を構
成し、サッカー・フィールドのゴール・エリア、ペナル
ティ・エリアの位置を割り出せるようにした定規 【請求項2】 ロープまたはテープで直角三角形と短
辺の延長線を構成し、ゴール・ポストを基準に、ペナル
ティ・マーク、ペナルティ・アークの位置を割り出せる
ようにした定規。 【請求項3】 直角三角形を構成したロープまたはテ
ープの一部に着脱金具を設けることによって、 【請求項1】と 【請求項2】の機能を兼ね備えさせた定規
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000282669A JP2002058767A (ja) | 2000-08-14 | 2000-08-14 | サッカー・フィールド・ライン引き用定規 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000282669A JP2002058767A (ja) | 2000-08-14 | 2000-08-14 | サッカー・フィールド・ライン引き用定規 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002058767A true JP2002058767A (ja) | 2002-02-26 |
Family
ID=18767146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000282669A Pending JP2002058767A (ja) | 2000-08-14 | 2000-08-14 | サッカー・フィールド・ライン引き用定規 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002058767A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2492235A (en) * | 2011-06-22 | 2012-12-26 | Kingsley J A Cox | A device for defining a triangular space for a football training drill |
JP5801975B1 (ja) * | 2014-08-01 | 2015-10-28 | 谷水 浩一 | 紐状部材 |
-
2000
- 2000-08-14 JP JP2000282669A patent/JP2002058767A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2492235A (en) * | 2011-06-22 | 2012-12-26 | Kingsley J A Cox | A device for defining a triangular space for a football training drill |
JP5801975B1 (ja) * | 2014-08-01 | 2015-10-28 | 谷水 浩一 | 紐状部材 |
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