JP2002055852A - オブジェクトの生成・消滅情報管理方式 - Google Patents

オブジェクトの生成・消滅情報管理方式

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JP2002055852A
JP2002055852A JP2000239127A JP2000239127A JP2002055852A JP 2002055852 A JP2002055852 A JP 2002055852A JP 2000239127 A JP2000239127 A JP 2000239127A JP 2000239127 A JP2000239127 A JP 2000239127A JP 2002055852 A JP2002055852 A JP 2002055852A
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Yukio Ozaki
裕毅男 尾崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラム実行時のオブジェクト生成と消滅
の情報を取り出し、データベースに登録して管理するオ
ブジェクトの生成・消滅情報管理方式を提供する。 【解決手段】 動的情報付加部101は、C++プログ
ラミング言語で記述されたソースファイル1・111を
読み込み、オブジェクトの生成と消滅のタイミングで、
オブジェクトの生成と消滅情報を出力するように処理を
埋め込み、ソースファイル2・112を作成する。ログ
解析部102は、ソースファイル2・112から作成さ
れた実行可能ファイル113を実行して生成されたログ
ファイル114を読み込み、オブジェクトの生成・消滅
情報を解析して、データベース115に情報を登録す
る。プログラム構成参照部103は、データベース11
5に登録された情報を取り出し、出力装置116に表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、C++プログラ
ミング言語で記述されたプログラムの実行時におけるオ
ブジェクトの振る舞いを解析するために、オブジェクト
の生成、消滅およびオブジェクト間の関連を情報として
取り出し、データベースに登録して管理するオブジェク
トの生成・消滅情報管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プログラムの開発では、オブジェ
クト指向プログラミングが主流になり、JAVA(登録
商標)、C++などの言語を用いて多くのアプリケーシ
ョンプログラムが開発されている。オブジェクト指向に
よるプログラムは、プログラムを構成する多数のオブジ
ェクトがあり、それらが相互にメッセージを交換するこ
とによって処理を行う。また、処理を行う過程でオブジ
ェクトが生成あるいは消滅する。従って、実行時のオブ
ジェクトの振る舞いを解析するために、オブジェクトの
生成・消滅のライフサイクルを管理する技術が必要にな
る。従来、プログラム資産を解析するには、そのオブジ
ェクトの構成関係を出力する方法が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のオブジェクトの構成関係を出力する方法では、
実行時に動的に変化するオブジェクトの生成・消滅のラ
イフサイクルを解析し、その使用状態を確認することは
できないという問題があった。
【0004】この発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、ソースファイルにオブジェクトの生
成および消滅の情報を出力する処理を埋め込むことによ
り、オブジェクトの生成、消滅およびオブジェクト間の
関連を情報として取り出し、データベースに登録して管
理するオブジェクトの生成・消滅情報管理方式を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ソースファイルを読み
こみ、オブジェクトの生成および消滅について解析し、
オブジェクト生成と消滅の情報を出力する処理を埋め込
み、編集したソースファイルを生成する動的情報付加部
と、該動的情報付加部により生成されたソースファイル
から作成された実行可能ファイルを実行したとき、出力
されるオブジェクトの生成および消滅の情報からなるロ
グファイルを解析して解析データを生成するログ解析部
と、該ログ解析部から出力された解析データを格納する
記憶部と、該記憶部に格納されたデータを読み出し、オ
ブジェクトのライフサイクルを表示するデータを出力す
るプログラム構成参照部とを具備することを特徴とする
オブジェクトの生成・消滅情報管理方式である。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のオブジェクトの生成・消滅情報管理方式におい
て、前記動的情報付加部は、オブジェクト指向プログラ
ム言語により記述されたソースファイルを読み込み、解
析することを特徴とする。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
および請求項2に記載のオブジェクトの生成・消滅情報
管理方式において、前記動的情報付加部におけるソース
ファイルのオブジェクトの生成情報出力処理の埋め込み
は、オブジェクトが「new」演算子により生成される
場合は、生成後のタイミングで出力するように行い、ク
ラスで使用宣言されている場合は、コンストラクタに追
加し、あるいは新しいコンストラクタを追加してその中
に追加し、メソッドの中でクラスが使用宣言されている
場合は、メソッドの中に追加することを特徴とする。
【0008】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
ないし請求項3のいずれかに記載のオブジェクトの生成
・消滅情報管理方式において、前記動的情報付加部にお
けるソースファイルのオブジェクトの消滅情報出力処理
の埋め込みは、オブジェクトが「delete」演算子
により消滅する場合およびクラス内でクラスの使用宣言
しているときに定義もとのクラスが消滅する場合には、
クラスのデストラクタに追加し、メソッドの中でクラス
が使用宣言されている場合は、メソッドが終了する前に
出力するように追加することを特徴とする。
【0009】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
ないし請求項4のいずれかに記載のオブジェクトの生成
・消滅情報管理方式において、前記動的情報付加部にお
いてソースファイルに埋め込まれた出力処理によって出
力されるオブジェクトの生成および消滅の情報は、オブ
ジェクトの生成および消滅の時間、生成・消滅の区分、
生成もととなるオブジェクトの名前、新しく生成された
オブジェクトの名前などから成ることを特徴とする。
【0010】また、請求項6に記載の発明は、ソースフ
ァイルを読み込み、オブジェクトの生成および消滅につ
いて解析してオブジェクト生成と消滅の情報を出力する
処理を埋め込んだソースファイルを生成し、生成したソ
ースファイルのコンパイルおよびリンクを行い実行可能
ファイルを生成する生成部と、該生成部により生成され
た実行可能ファイルを実行したとき、出力されるオブジ
ェクトの生成および消滅の情報からなるログファイルを
解析して解析データを生成するログ解析部と、該ログ解
析部から出力された解析データを格納する記憶部と、該
記憶部に格納されたデータを読み出し、オブジェクトの
ライフサイクルを表示するデータを出力するプログラム
構成参照部とを具備することを特徴とするオブジェクト
の生成・消滅情報管理方式である。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)以下、図面を参
照してこの発明の第1の実施例について説明する。図1
は、同実施例によるオブジェクトの生成・消滅情報管理
方式の構成を示すブロック図である。同図に示すよう
に、本方式は、複数の独立したプログラム制御部を組み
合わせてなる。これらプログラム制御部はCPU(中央
演算処理装置)、メモリ、周辺機器から成るハードウェ
ア(図示略)に実装されてその機能が実現される。周辺
機器としてキーボード、マウスなどの入力装置、CRT
(Cathode Ray Tube)や液晶表示装置などの出力装置、
外部記憶装置などが接続されるものとする。同図におい
て、101は、C++プログラミング言語で記述された
既存資産のソースファイル1・111を読み込み、ソー
スファイル1・111内を解析して、オブジェクトの生
成と消滅のタイミングで、オブジェクトが生成されたこ
とおよび消滅したことを情報として出力できるように処
理を埋め込んでいき、新しくソースファイル2・112
を作成して出力する動的情報付加部である。同図におけ
る矢印はデータの流れを示す。
【0012】113は、ソースファイル2・112のコ
ンパイルおよびリンクを行い、作成された実行可能ファ
イルであり、114は、この実行可能ファイル113を
実行したとき、プログラムの中のオブジェクトが生成、
消滅の度に、時間、生成・消滅の区分、生成もととなる
オブジェクトの名前、新しく生成されるオブジェクトの
名前などを出力したログファイルである。ログファイル
114の出力場所やログファイル114を出力するか否
かの指定は、外部から与えられたパラメータによって行
われ、動的情報付加部101によりソースファイル2・
112に埋め込み処理される。
【0013】102は、任意のタイミングで、ログファ
イル114を読み込み、ログファイル内のオブジェクト
の生成・消滅情報を解析して、データベースへ登録でき
る形式に変換し、データベース115に情報を登録する
ログ解析部である。103は、データベース115に登
録された情報を取り出し、時系列にそって、オブジェク
トのライフサイクルを視覚的に参照し、実行時に動的に
変化するオブジェクトのライフサイクルの情報をトレー
スできるように出力装置116に表示するプログラム構
成参照部である。プログラム構成参照部103は、オブ
ジェクトのライフサイクルの情報を利用しやすいように
ファイルへ出力することも可能である。
【0014】図2は、動的情報付加部101の構成を示
すブロック図である。同図を参照して動的情報付加部1
01をさらに詳細に説明する。動的情報付加部101
は、ソースファイル読み込み部211、ソースファイル
解析部212およびソースファイル書き込み部213を
有するオブジェクトライフサイクル解析処理作成装置2
01から成る。同図における実線の矢印はデータの流れ
を示し、点線の矢印は制御の流れを示す。ソースファイ
ル読み込み部211は、入力装置221から入力された
ソースファイル1・111を読み込み、直接アクセス記
憶装置1・223に格納する。
【0015】ソースファイル解析部212は、直接アク
セス記憶装置1・223に格納されている情報を読み込
んで、オブジェクトの生成タイミング、消滅タイミング
となる「new」演算子、「delete」演算子が動
作するタイミングや、スタック上に展開されたオブジェ
クトが解放されるタイミングを探索する。そして、オブ
ジェクトの生成タイミングまたは消滅タイミングが見つ
かれば、その時点の時間と生成、消滅の区分、生成もと
となるオブジェクトの名前、新しく生成されるオブジェ
クトの名前などを実行時にログとして出力できるよう
に、処理を埋め込み、埋め込んだソースファイルを直接
アクセス記憶装置2・224に書き込む。ソースファイ
ル書き込み部213は、直接アクセス記憶装置2・22
4からソースファイルを読み込み、新しいソースファイ
ル2・115として出力する。
【0016】図3は、ログ解析部102の構成を示すブ
ロック図である。同図を参照してログ解析部102をさ
らに詳細に説明する。ここで、実行可能ファイル113
は、実行可能ファイル実行部301により、実行され、
オブジェクトの生成および消滅のタイミングで情報を出
力し、ログファイル114が生成されているものとす
る。ログファイル読み込み部302は、ログファイル1
14を読み込み、読み込んだ内容を記憶装置1・313
に格納する。ログ解析部303は、記憶装置1・313
の内容を読み込んで解析を行う。記憶装置1・313か
ら読み込まれた内容はデータベースへ登録することがで
きる形式に変換されて、記憶装置2・314に格納され
る。データベース登録部304は、記憶装置2・314
に格納されている情報を読み出し、データベース115
に登録する。
【0017】図5は、動的情報付加部101の処理の流
れを示す図であり、図6は、ログ解析部102の処理の
流れを示す図である。以下、図5および図6を参照して
本実施例の動作を説明する。先ず、図5に示すステップ
S511で、ソース読み込み処理が動作し、動的情報付
加部101にソースファイル1・111が読み込まれ
(ステップS521)、メモリ上に展開される。次に、
ステップS522では、バックアップ処理により、オリ
ジナルのソースファイルであるソースファイル1・11
1が、上書きされないようにバックアップされる。
【0018】次いで、ソース解析処理(ステップS51
2)が動作し、ステップS523に進む。ステップS5
23では、ステップS521でメモリ上に展開されたソ
ースファイル1・111を初めから順に探索してオブジ
ェクトの生成またはオブジェクトの消滅が発生する箇所
を探す。そして、オブジェクトの生成または消滅が発生
する箇所が見つかれば、動的情報の埋め込み処理によっ
て時間、オブジェクトの生成と消滅の区分、生成もとと
なるオブジェクトの名前、新しく生成されるオブジェク
トの名前などの情報をログとして出力する処理を埋め込
んでいく(ステップS524)。
【0019】ここで、出力処理の埋め込みは、次の手順
で行われる。C++プログラミング言語では、オブジェ
クトの生成は、「new」演算子を用いた場合、クラス
やメソッド内で使用宣言された場合などが考えられる。
「new」演算子で生成される場合は、生成後のタイミ
ングでログ出力するように処理を追加する。クラスで使
用宣言された場合は、コンストラクタにログ出力する処
理を追加する。コンストラクタが定義されている場合
は、既存のコンストラクタに処理を追加し、コンストラ
クタが定義されていない場合は、新たにコンストラクタ
を追加して、その中にログ出力する処理を追加する。メ
ソッドの中でクラスが使用宣言された場合は、メソッド
の内部にログ出力する処理を追加する。
【0020】C++プログラミング言語では、オブジェ
クトの消滅は、「delete」演算子を用いた場合、
クラス内でクラスの使用宣言をしていたときに定義元の
クラスが消滅する場合、メソッド内でクラスの使用宣言
をしていたときにメソッドが終了する場合などが考えら
れる。「delete」演算子でオブジェクトが消滅す
る場合は、クラスのデストラクタにログ出力するように
処理を追加する。クラス内でクラスの使用宣言をしてい
たときに定義もとのクラスが消滅するときも、クラスの
デストラクタにログ出力するように処理を追加する。メ
ソッド内でクラスの使用宣言をしていたときには、メソ
ッドが終了する前にログ出力するように処理を追加す
る。
【0021】次に、ステップS513に移り、上述の処
理により生成されたソースファイル2・112の出力先
が決定され、出力処理により出力される(ステップS5
25)。動的情報付加部101から出力されたソースフ
ァイル2・112に対してコンパイルおよびリンクが行
われ、実行可能ファィル113が作成される。次いで、
実行可能ファィル113が実行され、実行時に、オブジ
ェクトの生成または消滅時のタイミングでオブジェクト
のライフサイクル情報をファイルに出力し、ログファイ
ル114が生成される。次に、図6を参照してログ解析
部102におけるログファイル114の解析および登録
の処理を説明する。先ず、オブジェクトライフサイクル
情報登録処理(ステップS601)では、ログファイル
114の存在する場所を特定してトランザクション制御
処理(ステップS611)を呼び出す。
【0022】トランザクション制御処理(ステップS6
11)では、1つのログファイルの情報登録を1トラン
ザクションとする。次に、ログファイル読み込み処理
(ステップS621)では、指定された場所に格納され
ているログファイル114を読み込み、メモリ上に展開
する。そして、メモリ上に展開された内容を元にログ内
容の解析処理を行い、生成したデータをデータベースに
登録できる形式に変換していく(ステップS622)。
ステップS623により、この変換されたデータは、デ
ータベース115へ登録される。登録に失敗した場合
は、トランザクションはロールバックされる。トランザ
クション制御処理(ステップS611)は、続いて読み
込み処理を行うログファイルがある場合は、順次読みこ
ませ、上述の処理を繰り返す。次いで、プログラム構成
参照部103は、データベース115に格納された情報
を読み出し、オブジェクトの生成・消滅のライフサイク
ルを時系列にそって参照できるように出力装置116に
表示させる。
【0023】(第2の実施例)以下、本発明の第2の実
施例について図面を参照して説明する。図4は、同実施
例によるオブジェクトの生成・消滅情報管理方式の構成
を示すブロック図である。なお、同図において、第1の
実施例の図1と同一部分には同一符号を付してその説明
を省略する。図4において、400は、プリプロセッサ
部401と、コンパイル・リンク402を有し、C++
プログラミング言語のソースファイル411を読みこ
み、オブジェクトの生成・消滅情報の出力処理を追加
し、自動的にコンパイルとリンクを行い実行可能ファイ
ル413を生成する生成部である。
【0024】次に、以上のように構成した実施例の動作
を説明する。先ず、プリプロセッサ部401は、C++
プログラミング言語で記述された既存資産のソースファ
イル411を読み込む。そして、プログラム構造を解析
して、オブジェクトの生成または消滅のタイミングで、
オブジェクトが生成されたこと、消滅したことを情報と
して出力できるように処理を埋め込む。この処理を埋め
込んで新しく作成されたソースファイルは、新ソースフ
ァイル412として記憶装置に出力される。コンパイル
・リンク402は、新ソースファイル412に対して、
コンパイルおよびリンクを行い、実行可能ファイル41
3を作成する。
【0025】実行可能ファイル413を実行したとき、
プログラムの中のオブジェクトは生成または消滅の度に
時間、生成・消滅の区分、生成もととなるオブジェクト
の名前、新しく生成されるオブジェクトの名前などをロ
グファイル414に出力する。ログ解析部102は、ロ
グファイル414の情報を読みこみ、ログ情報を解析し
て、データベースへ登録できる形式に変換し、データベ
ース115に情報を登録する。プログラム構成参照部1
03は、データベース115に登録された情報を、読み
出し、出力装置116に表示する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ソースファイルを解析してオブジェクトの生成・消滅情
報を出力する処理を埋め込み、プログラムの実行時に出
力するオブジェクトの生成・消滅情報をデータベースに
登録して管理するので、プログラム実行時にしか分から
ない、動的に変化するオブジェクトの生成・消滅のライ
フサイクルを解析することができる。また、時系列にお
けるオブジェクトの生成・消滅状態、解放漏れ、オブジ
ェクト間の構成(オブジェクトの親子関係)などを解析す
ることが可能になり、実行時のオブジェクトの構成を容
易に理解できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 同実施例の動的情報付加部の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】 同実施例のログ解析部の構成を示すブロック
図である。
【図4】 この発明の第2の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】 第1の実施例の動的情報付加部の処理の流れ
を示す図である。
【図6】 同実施例のログ解析部の処理の流れを示す図
である。
【符号の説明】
101 動的情報付加部 102 ログ解析部 103 プログラム構成参照部 115 データベース 116 出力装置 201 オブジェクトライフサイクル解析処理作成装置 211 ソースファイル読み込み部 212 ソースファイル解析部 213 ソースファイル書き込み部 302 ログファイル読み込み部 303 ログ解析部 304 データベース登録部 400 生成部 401 プリプロセッサ部 402 コンパイル・リンク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソースファイルを読みこみ、オブジェク
    トの生成および消滅について解析し、オブジェクト生成
    と消滅の情報を出力する処理を埋め込み、編集したソー
    スファイルを生成する動的情報付加部と、 該動的情報付加部により生成されたソースファイルから
    作成された実行可能ファイルを実行したとき、出力され
    るオブジェクトの生成および消滅の情報からなるログフ
    ァイルを解析して解析データを生成するログ解析部と、 該ログ解析部から出力された解析データを格納する記憶
    部と、 該記憶部に格納されたデータを読み出し、オブジェクト
    のライフサイクルを表示するデータを出力するプログラ
    ム構成参照部と、 を具備することを特徴とするオブジェクトの生成・消滅
    情報管理方式。
  2. 【請求項2】 前記動的情報付加部は、オブジェクト指
    向プログラム言語により記述されたソースファイルを読
    み込み、解析することを特徴とする請求項1に記載のオ
    ブジェクトの生成・消滅情報管理方式。
  3. 【請求項3】 前記動的情報付加部におけるソースファ
    イルのオブジェクトの生成情報出力処理の埋め込みは、
    オブジェクトが「new」演算子により生成される場合
    は、生成後のタイミングで出力するように行い、クラス
    で使用宣言されている場合は、コンストラクタに追加
    し、あるいは新しいコンストラクタを追加してその中に
    追加し、メソッドの中でクラスが使用宣言されている場
    合は、メソッドの中に追加することを特徴とする請求項
    1および請求項2に記載のオブジェクトの生成・消滅情
    報管理方式。
  4. 【請求項4】 前記動的情報付加部におけるソースファ
    イルのオブジェクトの消滅情報出力処理の埋め込みは、
    オブジェクトが「delete」演算子により消滅する
    場合およびクラス内でクラスの使用宣言しているときに
    定義もとのクラスが消滅する場合には、クラスのデスト
    ラクタに追加し、メソッドの中でクラスが使用宣言され
    ている場合は、メソッドが終了する前に出力するように
    追加することを特徴とする請求項1ないし請求項3のい
    ずれかに記載のオブジェクトの生成・消滅情報管理方
    式。
  5. 【請求項5】 前記動的情報付加部においてソースファ
    イルに埋め込まれた出力処理によって出力されるオブジ
    ェクトの生成および消滅の情報は、オブジェクトの生成
    および消滅の時間、生成・消滅の区分、生成もととなる
    オブジェクトの名前、新しく生成されたオブジェクトの
    名前などから成ることを特徴とする請求項1ないし請求
    項4のいずれかに記載のオブジェクトの生成・消滅情報
    管理方式。
  6. 【請求項6】 ソースファイルを読み込み、オブジェク
    トの生成および消滅について解析してオブジェクト生成
    と消滅の情報を出力する処理を埋め込んだソースファイ
    ルを生成し、生成したソースファイルのコンパイルおよ
    びリンクを行い実行可能ファイルを生成する生成部と、 該生成部により生成された実行可能ファイルを実行した
    とき、出力されるオブジェクトの生成および消滅の情報
    からなるログファイルを解析して解析データを生成する
    ログ解析部と、 該ログ解析部から出力された解析データを格納する記憶
    部と、 該記憶部に格納されたデータを読み出し、オブジェクト
    のライフサイクルを表示するデータを出力するプログラ
    ム構成参照部と、 を具備することを特徴とするオブジェクトの生成・消滅
    情報管理方式。
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