JP2002055835A - プログラムアンロードシステム及び記憶媒体 - Google Patents

プログラムアンロードシステム及び記憶媒体

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JP2002055835A
JP2002055835A JP2000244856A JP2000244856A JP2002055835A JP 2002055835 A JP2002055835 A JP 2002055835A JP 2000244856 A JP2000244856 A JP 2000244856A JP 2000244856 A JP2000244856 A JP 2000244856A JP 2002055835 A JP2002055835 A JP 2002055835A
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Yoshiharu Konaka
義治 小中
Mitsuaki Hirono
光明 廣野
Hideaki Saiki
秀明 齋木
Masanori Kadowaki
正規 門脇
Kenichi Murai
謙一 村井
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Omron Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/445Program loading or initiating
    • G06F9/44594Unloading

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラム実行に応じて必要なプログラムを
クラスなど所定単位でロードできる仕組みを有するプロ
グラム実行機構において、任意のプログラムを所定単位
で明示的にアンロードすることができるようにする。 【解決手段】 クラスを削除する要求があると、オブジ
ェクト生成抑止部13は、クラス管理データ構造11内
のオブジェクト生成抑止フラグを禁止状態にする。オブ
ジェクト生成抑止フラグが禁止状態であると、オブジェ
クト生成部12はオブジェクト生成を要求しても新たに
オブジェクトを生成しない。このため、オブジェクトは
ガベージ・コレクタ14によって回収されるだけとな
り、次第に減少する。クラス・アンロード実行部15
は、全てのオブジェクトが削除されたことを検出する
と、全てのクラスをアンロードする。続けて、ガベージ
・コレクタ14は、クラスをロードしていたクラスロー
ダー・オブジェクトを削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムアンロ
ードシステムおよび記憶媒体に関する。特に、Java
プログラム実行環境のようなプログラム実行機構で、ク
ラスをアンロードする処理において、明示的にクラスを
アンロードできるようにするためのものである。
【0002】
【背景技術】プログラム実行に応じて必要なプログラム
をクラス単位などでロードできる仕組みを持つプログラ
ム実行機構、例えばJavaプログラム実行環境(Ja
va言語で記述されたソースプログラムをコンパイルす
ることにより生成される、中間コードを実行するJav
a仮想マシンによって実現されるプログラム実行環境)
では、プログラムをインターネットやサーバ等からダウ
ンロードして実行できるという特徴を持つ。この特徴を
利用すれば、新たなプログラムをダウンロードしてシス
テム(Javaプログラム実行環境搭載装置)に実装さ
せることにより、システムを停止させることなく、シス
テムの振る舞いや機能を変更することも可能になる。例
えば、図1に示すように、不具合修正版のクラスA、機
能追加(削除)版のクラスA、収集データ変更版などの
新たなクラスAをシステム1にロードすることにより、
不具合のあるクラスAを修正済みのクラスに置き換えた
り、新たな機能を追加したり、不要な機能を除去した
り、エージェントにより収集されたデータを変更または
追加することができる。
【0003】このような方式を実現するためには、シス
テム動作中に変更または修正されたクラスを再度システ
ムにロードする必要がある。現在のJavaプログラム
実行環境では、同名のクラスを再ロードするためには、
置き換えたいクラスを一旦システムから削除しなくては
ならない。このようにクラスをシステムから削除するこ
とを「クラスをアンロードする」という。また、クラス
とは、オブジェクト(1つのデータ構造で、データの値
とそれに関する手続を合わせたものであって、クラスに
より生成される。)内部のデータ構造とその操作をまと
めて定義したものである。
【0004】通常のJavaプログラム実行環境におい
ても、ロードされたクラスを再びアンロードする仕組み
は組み込まれているが、通常のJavaプログラム実行
環境に組み込まれているクラスをアンロードする仕組み
は、次に説明するように、あるクラスから生成されたオ
ブジェクトが全てガベージ・コレクトの対象となったと
き、そのクラスをアンロードするというものである。
【0005】図2、図3及び図4は、Javaプログラ
ム実行環境において、Java仮想マシンにクラスがロ
ードされ、またアンロードされる仕組みを表している。
例えば図2に示すクラスA1のオブジェクトが、その処
理の中でクラスA2を呼び出すと、クラスA2がJav
a仮想マシンにロードされ、図5(a)のステップS1
に示すようにオブジェクト生成部がオブジェクト3の作
成を要求するので、ロードされたクラスA2はJava
仮想マシン上でインスタンス化(Java仮想マシン上
で実行可能な状態となること)されてオブジェクト3
(インスタンスともいう。)が作成される(ステップS
2)。そして、呼び出したクラスA1のオブジェクト3
は、クラスA2のオブジェクト3を利用できるようにな
る。このようにして、Java仮想マシン上において
は、図2に示すようにクラスローダー・オブジェクト2
によって各クラスA1、A2、…がロードされ、さらに
各クラスA1、A2、…からインスタンス化されたオブ
ジェクト3の群が生成される。一方、Javaプログラ
ム実行環境においては、あるオブジェクト3が他のオブ
ジェクト3によって参照もしくは使用されていないこと
がガベージ・コレクタによって確認されると(図5
(b)のステップS11でYESの場合)、ガベージ・コ
レクタは使われなくなったオブジェクト3を回収(クリ
ア)する(ステップS12)。ついで、クラスA1、A
2、…から生成されたオブジェクト3が全てガベージ・
コレクタによって回収されたか否か判別し(ステップS
13)、図3に示すようにクロスローダ・オブジェクト
2から派生した全てのオブジェクト3が全て回収されて
いれば、クラスA1、A2、…とクラスローダー・オブ
ジェクト2をJava仮想マシンからアンロードする
(ステップS14)。なお、クラスローダーとは、Ja
vaプログラム実行環境において、クラスファイルを読
み込み、クラスをメモリ上に展開するものであって、プ
ログラム実行に必要な情報が納められている。
【0006】しかし、オブジェクト3は任意のタイミン
グで生成されているため、従来のガベージ・コレクタに
よるオブジェクト回収方式では、使用されないオブジェ
クト3がガベージ・コレクタによって回収される一方、
図4に示すように、クラスA1、A2、…からオブジェ
クト3が生成され続けており、いつまでたっても全ての
オブジェクト3が回収されることが無く、クラスA1、
A2、…をアンロードすることができない可能性があ
る。このため、いつまでたってもクラスを再ロードして
置き換えることができない恐れがある。
【0007】これを解決するためには、クラスに別名を
付けて、ロードするという方法もある。例えば、既に組
み込まれているクラスA ver1に対してクラスA ver1で
置き換える代わりに、図6に示すように、クラスA ver
2、クラスA ver3というように別名でロードし、別名で
ロードしたクラスA ver3を実行させるというものであ
る。
【0008】しかし、このような方法では、システム内
に不要なクラス(上記の例では、クラスA ver1やクラ
スA ver2)が残ってしまい、メモリの使用効率が悪く
なる。パソコン上のJavaプログラム実行環境では、
図6(a)に示すように、使用するメモリ領域を拡張す
ることができるので、メモリの使用効率についてはそれ
ほど注意を払う必要はなく、クラスA ver1やクラスA
ver2などの古いクラスを残しておいても差し支えない。
これに対し、組込み機器上のJavaプログラム実行環
境では、図6(b)に示すように、使用できるメモリに
厳しい制約があるため、クラスA ver1やクラスA ver2
などの古いクラスをいつまでもメモリ上に置いてメモリ
を無駄に使用することは許されない。また、パソコン上
のJavaプログラム実行環境でも、古いクラスは削除
してメモリを効率的に使用することが望ましい。
【0009】
【発明の開示】本発明の目的とするところは、プログラ
ム実行に応じて必要なプログラムをクラスなど所定単位
でロードできる仕組みを有するプログラム実行機構にお
いて、任意のプログラムを所定単位で明示的にアンロー
ドすることができるようにすることにある。
【0010】本発明にかかるプログラムアンロードシス
テムは、プログラム実行に応じて、必要なプログラムを
所定単位でロードできる仕組みを持つプログラム実行機
構において、所定単位のプログラムから生成されるオブ
ジェクトの生成を抑止する機構と、所定条件下でオブジ
ェクトを消滅させる機構と、所定単位のプログラムから
生成されたオブジェクトが、前記オブジェクト消滅機構
によって全て消滅させられたことを検出する機構と、す
べてのオブジェクトが消滅させられた所定単位のプログ
ラムをシステムから削除する機構とを有することを特徴
としている。
【0011】また、本発明にかかる記憶媒体は、プログ
ラム実行に応じて、必要なプログラムを所定単位でロー
ドできる仕組みを持つプログラム実行機構において、所
定単位のプログラムから生成されるオブジェクトの生成
を抑止する機構と、所定条件下でオブジェクトを消滅さ
せる機構と、所定単位のプログラムから生成されたオブ
ジェクトが、前記オブジェクト消滅機構によって全て消
滅させられたことを検出する機構と、すべてのオブジェ
クトが消滅させられた所定単位のプログラムをシステム
から削除する機構とを有するプログラムアンロードシス
テムを格納したものである。
【0012】ここで、プログラムをロードする所定単位
とは、例えばJava仮想マシンにおけるクラスである
が、これに限るものではない。また、オブジェクトを消
滅させる機構とは、例えばJava仮想マシンにおける
ガベージ・コレクタであるが、これに限るものでなく、
オブジェクトを消滅させる所定条件とは、例えば当該オ
ブジェクトが使用されないことである。また、プログラ
ムアンロードシステムを格納する記憶媒体の種類は、特
に限定されるものではないが、例えばハードディスク、
CD類、DVD、各種ICメモリ、MOなどが含まれ
る。
【0013】本発明にあっては、クラス等の所定プログ
ラムから生成されるオブジェクトの生成を抑止する機構
を備えているので、目的とするプログラムのオブジェク
ト生成を抑止すると、オブジェクト消滅機構によって次
第にオブジェクトの数が減少させられていく。そして、
所定プログラムから生成した全てのオブジェクトが消滅
したことを前記検出機構により検出すると、当該プログ
ラムをシステムから削除する。よって、本発明によれ
ば、目的とするプログラムのオブジェクト生成を抑止さ
せることで、明示的に目的とするプログラムを削除する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図7は本発明
の一実施形態によるプログラムアンロードシステムの構
成を示す概略図である。このプログラムアンロードシス
テムは、クラス管理データ構造11、オブジェクト生成
部12、オブジェクト生成抑止部13、ガベージ・コレ
クタ14、クラス・アンロード実行部15から構成され
ている。クラス管理データ構造11は、クラス及びオブ
ジェクトを管理しており、クラスローダー・オブジェク
トによってロードされた各クラスから生成されているオ
ブジェクトの数をカウンタに保持し更新している。ま
た、クラス管理データ構造11は、各クラスのオブジェ
クトの生成を許可又は禁止するためのフラグ(以下、オ
ブジェクト生成抑止フラグという。)を保持している。
なお、このプログラムアンロードシステムの各構成要素
は、主としてソフトウエアによって構成されるものであ
り、例えば、ハードディスク、CD−ROMやCD−R
W等のCD類、DVD、MOなどの記憶媒体に格納され
る。
【0015】クラス管理データ構造11のオブジェクト
生成抑止フラグは、通常は許可状態となっているが、オ
ブジェクト生成抑止部13は、要求によりクラス管理デ
ータ構造11のオブジェクト生成抑止フラグを禁止状態
に設定することができる。
【0016】オブジェクト生成部12は、要求に応じて
各クラスからオブジェクトを生成させるものであって、
オブジェクト生成抑止フラグが許可状態の場合には、要
求に応じてオブジェクトを生成し、クラス管理データ構
造11内に保持されている、オブジェクト数カウント用
のカウンタ16を1増加させるが、オブジェクト生成抑
止フラグが禁止状態の場合には、オブジェクト生成を要
求されてもオブジェクトを生成しない。すなわち、図8
のフロー図に示すように、オブジェクト作成要求があっ
たとき(ステップS21)には、オブジェクト生成部1
2は、オブジェクト生成抑止フラグを参照して当該フラ
グが許可状態か禁止状態か判定する(ステップS2
2)。そして、クラス管理データ構造11のオブジェク
ト生成抑止フラグが許可状態ならば(ステップS22で
NOの場合)、クラスからオブジェクトを生成し(ステッ
プS24)、クラス管理データ構造11に保持している
オブジェクト数のカウンタ16を1増加させる(ステッ
プS25)。オブジェクト生成抑止フラグが禁止状態な
らば(ステップS22でYESの場合)、オブジェクト生
成要求があってもオブジェクト生成部12は新たなオブ
ジェクトの生成を禁止され、新たなオブジェクトを生成
しない(ステップS23)。
【0017】ガベージ・コレクタ14は、使用されなく
なったオブジェクトに割り当てられていたメモリ領域を
自動的に解放するメモリ管理機構である。このガベージ
・コレクタ14は、図9のフロー図に示すように、オブ
ジェクトの使用状況を監視しており(ステップS3
1)、いずれかのオブジェクトが使用されていない場合
には、当該オブジェクトを回収し(ステップS32)、
クラス管理データ構造11に保持しているオブジェクト
数のカウンタ16を1減少させる(ステップS33)。
また、派生している全てのクラスがオブジェクトを持た
なくなったクラスローダー・オブジェクトは、ガベージ
・コレクタ14による回収の対象となる。
【0018】クラス・アンロード実行部15は、クラス
管理データ構造11に保持しているオブジェクト数を参
照し、オブジェクトを生成していないクラスをアンロー
ドするものである。すなわち、図10のフロー図に示す
ように、クラスアンロードの実行を開始する指示があっ
た場合には(ステップS41)、オブジェクト生成抑止
部13は、クラス管理データ構造11内のオブジェクト
生成抑止フラグを禁止状態に設定する(ステップS4
2)。一方、クラス・アンロード実行部15は、クラス
ローダー・オブジェクトによって生成された全てのクラ
スのオブジェクトを監視しており(ステップS43)、
全てのクラスのオブジェクトが回収されてクラス管理デ
ータ構造11内のオブジェクト数のカウンタ16がゼロ
になると、全てのクラスをシステムからアンロードする
(ステップS44)。これによって、クラスローダー・
オブジェクトによって読み込まれ、メモリ上に展開され
たクラスが削除される。
【0019】図11(a)(b)及び図12(c)
(d)(e)は、上記のような構成のプログラムアンロ
ードシステムにより、クラスA1、A2、…及びオブジ
ェクト3が生成されてから、完全に削除されるまでの様
子を模式的に表している。アプリケーションプログラム
が実行されると、図11(a)に示すように、Java
仮想マシン内にクラスローダー・オブジェクト2が生成
され、クラスローダー・オブジェクト2によってプログ
ラム実行に必要なクラスA1、A2、…がロードされ
る。さらに、各クラスA1、A2、…からは、オブジェ
クト生成部12により任意にオブジェクト3が生成され
る。一方、使用されなくなったオブジェクト3は、ガベ
ージ・コレクタ14によって回収されている。従って、
クラス管理データ構造11内のオブジェクト生成抑止フ
ラグが許可状態になっている場合には、常にオブジェク
ト3は生成と消滅を繰り返している。
【0020】これに対し、例えば新規のクラスをロード
するために実行中のクラスを削除する必要が生じた場合
には、アンロード指示を受けてオブジェクト生成抑止部
13がオブジェクト生成抑止フラグを禁止状態に設定す
る。当該フラグが禁止状態になると、図11(b)に示
すように、それ以降オブジェクト生成部12によって各
クラスA1、A2、…からオブジェクト3が生成されな
くなるので、使用されないオブジェクト3がガベージ・
コレクタ14によって回収されることにより、次第にオ
ブジェクト数は減少していく。
【0021】クラスローダー・オブジェクト2によりロ
ードされた全てのクラスA1、A2、…から生成してい
るオブジェクト3がすべてガベージ・コレクタ14によ
って回収され、図12(c)のようにクラスA1、A
2、…から生成したオブジェクト3が存在しなくなる
と、クラスローダー・オブジェクト2もガベージ・コレ
クタ14による回収の対象となる。オブジェクト3がす
べてガベージ・コレクタ14によって回収されたかどう
かは、クラス管理データ構造11に設けられているオブ
ジェクト数のカウンタ16がゼロになることで判断され
る。クラスローダー・オブジェクト2がガベージ・コレ
クタ14による回収の対象となり、カウンタ16がゼロ
になると、図12(c)に示すように、クラス・アンロ
ード実行部15によって全てのクラスA1、A2、…の
アンロードが開始され、クラスA1、A2、…がすべて
削除されると、クラスローダー・オブジェクト2もガベ
ージ・コレクタ14によって削除される。
【0022】この結果、Java仮想マシンに新しいク
ラスをロードすることができるようになる。
【0023】(第2の実施形態)上記実施形態では、ク
ラスローダー・オブジェクト2によってロードされた全
てのクラスから生成されたオブジェクト数をクラス管理
データ構造11のカウンタ16で数えるようにしていた
が、オブジェクト数を数える代わりに、生成されている
オブジェクトのリストをクラス管理データ構造11内に
保持させるようにしてもよい。すなわち、この実施形態
では、図13に示すように、オブジェクト生成部12で
オブジェクトを生成させた場合には、当該オブジェクト
をクラス管理データ構造11のリストに追加する(ステ
ップS25a)。また、ガベージ・コレクタ14によっ
てオブジェクトを削除した場合には、クラス管理データ
構造11のリストから当該オブジェクトを削除する(ス
テップS33a)。また、リストにオブジェクトが登録
されていないと判断したとき(ステップS43a)、ク
ラス・アンロード実行部15によって全てのクラスをシ
ステムから削除する(ステップS44a)。
【0024】このような実施形態でも、第1の実施形態
と同様にしてクラスを明示的にアンロードすることが可
能になる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、目的とするプログラム
のオブジェクト生成を抑止させることで、明示的に目的
とするプログラムを削除することができる。よって、確
実にシステムに新たなプログラムを再ロードすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システムにロードされているクラスを再ロード
する必要のある状況を説明する図である。
【図2】従来のJavaプログラミング実行環境におい
て、クラスローダー・オブジェクトによりクラスがロー
ドされ、各クラスからオブジェクトが生成している様子
を説明する図である。
【図3】同上のJavaプログラミング実行環境におい
て、全てのオブジェクトが回収(削除)された状態を説
明する図である。
【図4】同上のJavaプログラミング実行環境におい
て、新しいオブジェクトが生成している様子を説明する
図である。
【図5】(a)は同上のJavaプログラミング実行環
境における、オブジェクト生成部の働きを示すフロー
図、(b)はガベージ・コレクタの働きを示すフロー図
である。
【図6】(a)はクラスをロードされたパソコン上のJ
avaプログラミング実行環境におけるメモリ領域使用
状況を示す図、(b)はクラスをロードされた組込み機
器上のJavaプログラミング実行環境におけるメモリ
領域使用状況を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態によるプログラムアンロー
ドシステムの構成を示す図である。
【図8】同上のプログラムアンロードシステムに用いら
れているオブジェクト生成部の動作を説明するためのフ
ロー図である。
【図9】図7のプログラムアンロードシステムに用いら
れているガベージ・コレクタの動作を説明するためのフ
ロー図である。
【図10】図7のプログラムアンロードシステムに用い
られているオブジェクト生成抑止部とクラス・アンロー
ド実行部の動作を説明するためのフロー図である。
【図11】(a)(b)は、クラスがロードされ、各ク
ラスからオブジェクトが生成してからクラス及びクラス
ローダー・オブジェクトが削除されるまでの過程を説明
する図である。
【図12】(c)、(d)及び(e)は、図11(a)
(b)の続図である。
【図13】本発明の別な実施形態によるプログラムアン
ロードシステムに用いられているオブジェクト生成部の
動作を説明するためのフロー図である。
【図14】同上の実施形態によるプログラムアンロード
システムに用いられているガベージ・コレクタの動作を
説明するためのフロー図である。
【図15】同上の実施形態によるプログラムアンロード
システムに用いられているオブジェクト生成抑止部とク
ラス・アンロード実行部の動作を説明するためのフロー
図である。
【符号の説明】
2 クラスローダー・オブジェクト 3 オブジェクト A、A1、A2、… クラス 11 クラス管理データ構造 12 オブジェクト生成部 13 オブジェクト生成抑止部 14 ガベージ・コレクタ 15 クラス・アンロード実行部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋木 秀明 京都府京都市下京区西洞院木津屋橋通東入 ル オムロンソフトウエア株式会社内 (72)発明者 門脇 正規 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 村井 謙一 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 Fターム(参考) 5B060 AA09 AA18 AC01 5B076 BA01 BA05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラム実行に応じて、必要なプログ
    ラムを所定単位でロードできる仕組みを持つプログラム
    実行機構において、 所定単位のプログラムから生成されるオブジェクトの生
    成を抑止する機構と、所定条件下でオブジェクトを消滅
    させる機構と、 所定単位のプログラムから生成されたオブジェクトが、
    前記オブジェクト消滅機構によって全て消滅させられた
    ことを検出する機構と、 すべてのオブジェクトが消滅させられた所定単位のプロ
    グラムをシステムからアンロードする機構とを有するこ
    とを特徴とするプログラムアンロードシステム。
  2. 【請求項2】 プログラム実行に応じて、必要なプログ
    ラムを所定単位でロードできる仕組みを持つプログラム
    実行機構において、 所定単位のプログラムから生成されるオブジェクトの生
    成を抑止する機構と、所定条件下でオブジェクトを消滅
    させる機構と、 所定単位のプログラムから生成されたオブジェクトが、
    前記オブジェクト消滅機構によって全て消滅させられた
    ことを検出する機構と、 すべてのオブジェクトが消滅させられた所定単位のプロ
    グラムをシステムからアンロードする機構とを有するプ
    ログラムアンロードシステムを格納した記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004240965A (ja) * 2003-02-07 2004-08-26 Samsung Electronics Co Ltd Java(登録商標)プログラムでのクラスローディング過程を短縮するシステム及び方法
JP2009199303A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理プログラム

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JP2004240965A (ja) * 2003-02-07 2004-08-26 Samsung Electronics Co Ltd Java(登録商標)プログラムでのクラスローディング過程を短縮するシステム及び方法
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