JP2002044657A - 画像復号化方法、画像復号化装置および画像復号化プログラム記録媒体 - Google Patents

画像復号化方法、画像復号化装置および画像復号化プログラム記録媒体

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JP2002044657A
JP2002044657A JP2001134508A JP2001134508A JP2002044657A JP 2002044657 A JP2002044657 A JP 2002044657A JP 2001134508 A JP2001134508 A JP 2001134508A JP 2001134508 A JP2001134508 A JP 2001134508A JP 2002044657 A JP2002044657 A JP 2002044657A
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JP2001134508A
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Shinya Sumino
眞也 角野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素値を含んでいない形状値のみのストリー
ムを復号化した場合に、不自然な画素値が表示されない
ようにする。 【解決手段】 復号化装置Dec1はビデオストリームStr
の復号化を行う。但し、ビデオストリームStrが形状の
みを含んでいる場合はオブジェクト非表示情報Bolyで
「非表示」を指示する。そうでなければオブジェクト非
表示情報Bolyで「表示」を指示する。スイッチSW0はオ
ブジェクト非表示情報Bolyが「非表示」を指示する場合
は、形状値生成器GEN1からのカラーを表示しない形状
値、即ち合成の際に当該画素が透明であり他の画像がそ
のまま表示されるという形状値Avalを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像復号化方法、
画像復号化装置および画像復号化プログラム記録媒体に
関するものであり、特に、複数の画像(オブジェクト)
からなるストリームをそれぞれ復号化し、復号化した画
像を合成して表示する画像復号化システムにおいて、各
画像のストリームを復号化するために使用される画像復
号化方法、画像復号化装置および画像復号化プログラム
記録媒体の改良を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音声,画像,その他の画素値を統
合的に扱うマルチメディア時代を迎え、従来からの情報
メディア、つまり新聞,雑誌,テレビ,ラジオ,電話等
の情報を人に伝達する手段がマルチメディアの対象とし
て取り上げられるようになってきた。一般に、マルチメ
ディアとは、文字だけでなく、図形、音声、特に画像等
を同時に関連づけて表わすことをいうが、上記従来の情
報メディアをマルチメディアの対象とするには、その情
報をディジタル形式にして表すことが必須条件となる。
【0003】ところが、上記各情報メディアの持つ情報
量をディジタル情報量として見積もってみると、文字の
場合1文字当たりの情報量は1〜2バイトであるのに対
し、音声の場合1秒当たり64kbit(電話品質)、
さらに動画については1秒当たり100Mbit(現行テ
レビ受信品質)以上の情報量が必要となり、上記情報メ
ディアの膨大な情報をディジタル形式でそのまま扱うこ
とは現実的ではない。例えば、テレビ電話は、64kbps
〜1.5Mbpsの伝送速度を持つサービス総合ディジタル
網(ISDN:Integrated Services Digital Network)
によってすでに実用化されているが、テレビ・カメラの
映像をそのままISDNで送ることは不可能である。
【0004】そこで、必要となってくるのが情報の圧縮
技術であり、例えば、テレビ電話の場合、ITU−T
(国際電気通信連合 電気通信標準化部門)で国際標準
化されたH.261やH.263規格の動画圧縮技術が
用いられている。また、MPEG1規格の情報圧縮技術
によると、通常の音楽用CD(コンパクト・ディスク)
に音声情報とともに画像情報を収録することも可能とな
る。
【0005】ここで、MPEG(Moving Picture Exper
ts Group)とは、動画像の画素値圧縮の国際規格であ
り、MPEG1は、動画画素値を1.5Mbpsまで、つま
りテレビジョン信号の情報を約100分の1にまで圧縮
する規格である。また、MPEG1規格の対象とする伝
送速度が主として約1.5Mbpsに制限されていることか
ら、さらなる高画質化の要求をみたすべく規格化された
MPEG2では、その制限が緩和され、動画画素値が2
〜15Mbpsに圧縮される。
【0006】さらに現状では、MPEG1,MPEG2
と標準化を進めてきた作業グループ(ISO/IEC JTC1/SC
29/WG11) によって、物体単位で符号化・操作を可
能とし、マルチメディア時代に必要な新しい機能を実現
するMPEG4の規格化がほぼ完了しつつある。MPE
G4では、当初、低ビットレートの符号化方法の標準化
を目指してきたが、現在はインタレース画像や高ビット
レートの符号化も含む、より汎用的な符号化に拡張され
ている。MPEG4の特徴の1つに、複数の画像系列を
同時に符号化し伝送する仕組みがある。これは、複数の
画像によって1つの画像シーンを構成できるようにした
ものであり、前景と背景を別の画像系列にしてフレーム
周波数や画質・ビットレートを個別に変更することが可
能であり、複数の画像系列をマルチ画面のように水平も
しくは垂直方向に並べてユーザが所望の画像系列のみを
抽出したり拡大表示ができるようになった。背景はMP
EG2と同様に画素値のみを符号化するのが一般的であ
るが、前景は物体(オブジェクト)の画素値を表す画素
値信号のみではなく、物体の形状を示す形状信号も同時
に符号化される。一般に、この前景の符号化は物体単位
の符号化として知られている。表示される画像は、この
復号化された各画像の合成画像である。
【0007】図8はオブジェクト単位の画像合成の様子
を説明する図である。図8(a)は表示画像を構成する気
球の前景画像(以下、単に前景と称す)fv1の画素値、
図8(b)は図8(a)の前景fv1に対応する形状信号fm1の
形状値、図8(c)は表示画像を構成する人物の前景fv2
の画素値、図8(d)は図8(c) の前景fv2に対応する形
状信号fm2の形状値、図8(e)は背景画像(以下、単に
背景と称す)rvの画素値であり、図8(f)は図8(e)の背
景rvに図8(a)および図8(c)の前景fv1,fv2を合成し
た表示画像である。
【0008】なお、図8(b)および図8(d)の形状信号の
画面において、画面内で黒く塗りつぶした部分は対応す
る画素値が存在する領域、即ち物体内部を表し、白い部
分は対応する画素値が存在しない領域、即ち物体外部を
表す。なお、画素値が存在する/存在しないという意味
で、画素値が有意である/有意でないという表現が用い
られることもある。
【0009】図9は従来の画像復号化システムの構成を
示すブロック図である。図において、DeMuxは多重化ス
トリームStrMを分離するストリーム分離装置、Dec1,D
ec2,Dec3はストリーム分離装置DeMuxによって分離さ
れたそれぞれのビデオストリームStr1,Str2, Str3
を復号化する復号化装置、Comp1は復号化装置Dec1,D
ec2,Dec3によって復号化された復号画像Dout1,Dou
t2,Dout3を合成する画像合成装置、Dispはこの画像
合成装置Comp1によって合成された画像Vcomを表示する
表示装置、IFはユーザがオブジェクトを選択するための
オブジェクト選択装置、CPUはオブジェクト選択装置IF
の指示に応じて復号化装置Dec1,Dec2,Dec3を制御
する制御装置である。
【0010】次に動作について説明する。多重化ストリ
ームStrMはストリーム分離装置DeMuxによって3つのオ
ブジェクトの画像に相当するビデオストリームStr1,
Str2, Str3に分離され、合わせてこれらの重なりの
順を示す重なり情報Odrが制御装置CPUに通知される。復
号化装置Dec1はビデオストリームStr1を復号化し、復
号画像Dout1を出力する。同様に、復号化装置Dec2,D
ec3はそれぞれビデオストリームStr2,Str3を復号化
し、復号画像Dout2,Dout3をそれぞれ出力する。画像
合成装置Comp1はこれら復号画像Dout1、Dout2および
Dout3を合成して合成済画像Vcomとし、表示装置Dispで
表示する。
【0011】一方、オブジェクト単位符号化では、ユー
ザがオブジェクト単位で画像の表示/非表示の切り替え
を行うことができる。ユーザは、オブジェクト選択装置
IFで各オブジェクトの表示/非表示を選択し、オブジェ
クト選択装置IFはこの選択に応じたオブジェクト非表示
情報Dselを画像合成装置Comp1に通知し、画像合成装置
Comp1は表示すべきオブジェクトのみで画像を合成し表
示する。
【0012】さて、物体の形状値を用いれば物体の内外
が判断できるので、図10のように、ポインタPrを使っ
て画面内のボタンBnを選択する操作を実行する場合のよ
うに、ユーザが画面の特定の位置を指定し、その位置が
物体の内外のいずれであるかを情報として得ることも可
能である。すなわち、ユーザはオブジェクト選択装置IF
でポインタを移動し選択する等により指定した画素位置
を示すオブジェクト選択情報Pselを制御装置CPUに通知
し、制御装置CPUは各オブジェクトに対応する復号化装
置Dec1、Dec2およびDec3に対しそれぞれオブジェク
ト判定命令Q1、Q2およびQ3で 当該指定した位置が画
面内のボタン等のオブジェクトの内外のいずれであるか
を問い合わせる。復号化装置Dec1、Dec2およびDec3
はオブジェクト判定結果A1、A2およびA3によって前
記問い合わせた位置が物体の内外のいずれであるかを制
御装置CPUに報告し、制御装置CPUはオブジェクト判定結
果A1、A2およびA3をまとめてオブジェクト判定結果R
eqとしてユーザやアプリケーションに通知する。
【0013】なお、図9の画像復号化システムのブロッ
ク図は3つの画像を合成して合成済画像Vcomを構成する
例を示したが、合成する画像数は3未満もしくは3以上
でも構わない。また、復号化装置は各ビデオストリーム
毎に1つずつ設ける例を示したが、時分割等により1つ
の画像復号化装置で複数のビデオストリームの復号化が
可能であれば、画像復号化装置の個数を適宜削減するこ
とも可能である。
【0014】図11は図9に示す従来の画像復号化シス
テムの画像復号化装置が有する復号化装置Decの構成を
示すブロック図である。図において、ビデオストリーム
Str、オブジェクト判定命令Q、オブジェクト判定結果A
および復号画像Doutはそれぞれ図9のビデオストリーム
Str1、Str2、Str3、オブジェクト判定命令Q1、Q
2、Q3、オブジェクト判定結果A1、A2、A3、復号画
像Dout1、Dout2、Dout3のいずれか1つに相当する。
また、DecUはビデオストリームStrを復号化する画像復
号ユニット、MEM1、MEM2、MEM3およびMEM4は復号画
像mem1、mem2、mem3およびmem4をそれぞれ記憶する
メモリである。
【0015】次に動作について説明する。図11におい
て、画像復号ユニットDecUはビデオストリームStrを復
号化し、復号化した画像である復号画像mem1、復号画
像mem2、復号画像mem3および復号画像mem4を、メモ
リMEM1、メモリMEM2、メモリMEM3およびメモリMEM4
に記憶する。この時、ビデオストリームStrが画面間符
号化されている場合には、メモリMEM1、メモリMEM2、
メモリMEM3およびメモリMEM4から復号画像mem1、復
号画像mem2、復号画像mem3および復号画像mem4を読
み出して動き補償時の参照画像として利用する。形状を
有する画像信号は、カラーを示す3成分(YUVもしくは
RGBなど)と形状値Aの合計4成分で構成されるため、メ
モリも4成分に対応するものを個別に記載しているが、
実際に実装する際にはこれらを1つのメモリにまとめて
もよい。
【0016】図11の例では、メモリMEM1、メモリMEM
2、メモリMEM3およびメモリMEM4はそれぞれ輝度画素
値Yimg、2つの色差画素値Uimg,Vimg、および形状値Aim
gを記憶している。メモリMEM4には形状値Aimgが記憶さ
れているため、図9の制御装置CPUからのオブジェクト
判定命令Qでポインタのポイント位置等の画素位置が指
定されると、メモリMEM4はその位置が物体の内外のい
ずれであるかを判定し、オブジェクト判定結果Aとして
これを出力する。メモリMEM1、メモリMEM2、メモリME
M3およびメモリMEM4に記憶された復号化画像は、表示
のタイミングで画素復号画像Yimg、画素復号画像Uimg、
画素復号画像Vimgおよび形状復号画像Aimgとして読み出
され、それぞれ画素復号画像Yout、Uout、Voutおよび形
状復号画像Aoutとなる。この画素復号画像Yout、Uout、
Voutおよび形状復号画像Aoutをまとめたものを復号画像
Doutとする。
【0017】図12は形状値が記憶されているメモリME
M4の内部構成を示すもので、図において、MEM41は形
状信号を記憶する形状信号記憶用メモリ、CMPは図9の
オブジェクト選択装置IFで操作するポインタがボタン等
の物体の画像の内外のいずれをポイントしているかを比
較,判定するポイント位置比較手段である。
【0018】次に動作について説明する。図12におい
て、形状信号記憶用メモリMEM41は図11の復号ユニ
ットDecUにより復号された形状信号mem4をビットマッ
プとして記憶する。ポイント位置比較手段CMPは図11
の制御装置CPUが発するオブジェクト判定命令Qによりこ
のオブジェクト判定命令Qとともに送られる,図9のオ
ブジェクト選択装置IFで操作するポインタのポイント位
置情報、を形状信号記憶用メモリMEM41のアドレスに
変換し、そのアドレスに形状信号のビットマップが存在
するか否かを判定する等により、ポインタのポイント位
置がボタン等の物体の画像の内外のいずれに位置してい
るかを判定する。そしてその判定結果をオブジェクト判
定結果Aとして図9の制御装置CPUに回答する。
【0019】さて、物体の形状値を用いて物体内外のい
ずれであるかを情報として得られることを説明したが、
この仕組みを利用し、形が変化するGUI(Graphic User I
nterface)操作可能なボタンとして形状値を使用するこ
とができる。これはいわゆるホットスポットと言われる
もので、例えば端末の画面上の或る場所(例えばボタン
状の画像とする)をクリックすることで、端末に特別な
処理を実行させる等の場合に、その或る場所を示す形状
信号を動画として送信することにより、ボタンの位置や
形状等を変化させることが可能となる。こうした目的に
おいては、画像として画素値と形状値の両方を備えたも
のだけでなく、形状値のみの画像も有効であるというこ
とで、MPEG4では形状値のみの符号化も利用可能と
なっている。
【0020】例えば、図8(f)を背景とし、図8(b)およ
び図8(d) の形状値のみを符号化すれば、図8(f)にお
いてポインタで位置を指定することにより、その位置が
人物や気球の内外いずれに位置するかの内外判定を実現
できるので、この画像の内外判定のみを行うのであれ
ば、図8(a)や図8(c)、図8(e)の個別の画素値の符号
化は不要で、単に図8(f)の画素値のみを符号化すれば
良いため、符号化・復号化処理が簡単になり、場合によ
っては符号化すべき画素数の削減により圧縮率も向上す
る。
【0021】以上の説明から、MPEG4でのカラー画
像(動画)のストリームには、形状が変化しない映像に
対してはYUV(カラー信号)のみ、オブジェクト単位
の符号化を行う場合はYUV+A(カラー信号に形状信
号を付加)、画像の内外判定等を行う場合はA(形状信
号)のみ、の3通りが存在することがわかる。
【0022】なお、画像はMPEG1で伝送し、これに
MPEG4の形状信号を付加することもある。また、M
PEG4で伝送された形状信号にテクスチャを張り付け
ることで、MPEG4とCG(コンピュータグラフィッ
クス)を組み合わせ、カラー画像を表示する場合もあ
る。
【0023】図13は、オブジェクトの画像に相当する
ビデオストリームStrのフォーマットの概略を示す図で
ある。図13において、HDはストリーム全体のヘッ
ダ、DA1,…,DAXはそれぞれ1画面分のデータ、
HD1,…,HDXはそれぞれ画面データDA1,…,
DAXに対応するヘッダである。ストリーム全体のヘッ
ダHDは画像サイズ(画像の大きさがフレーム毎に変化
しない場合)や符号化方式(量子化の方法、データの並
び方に関する情報)に加え、符号化されている対象(上
述のYUV,YUV+A,A等)が何かを示す情報を符
号化して格納している。
【0024】また、画面データDA1,…,DAXに対
応するヘッダHD1,…,HDXは、復号化に必要なパ
ラメータや、対応する画像データが何番目のフレーム
か、IフレームかPフレームか、等の情報を符号化して
格納している。
【0025】また、図14は、オブジェクトの画像に相
当するビデオストリームStrを複数多重化した多重化ス
トリームStrMの構成を示す図である。図14に示す例で
は、ビデオストリームStrは、1フレーム分ずつ時分割
多重され、重なり情報Odrを含むヘッダMHDがビデオ
ストリームStrの間に配置されている。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、形状値のみを符号化することは有益ではあるが、画
素値を含んでいない形状値のみのストリームを受信した
場合にこれを復号化した場合の画素値がどのようになる
かは現時点のMPEG4規格では決められていない。形状値
のみのストリームというのは、本来、受信側では表示し
ないことを前提として作られるものであるが、これを受
信し復号化した際の対応をMPEG4規格が規定していない
以上、形状値のみのストリームは、画像通信を利用して
情報端末に種々のサービスを提供する等のアプリケーシ
ョン側での取り決めによって、非表示とすべきものであ
る。
【0027】しかしながら、一般に開発コスト削減のた
めに、汎用的に作成された画像復号化装置が様々なアプ
リケーションで使用されることが多く、このような画像
復号化装置は伝送されてきた情報を必ず復号化し表示す
るように設計されるため、形状値のみのストリームを受
信した場合もこれを復号化してしまい、その復号化によ
って、予め予測できない何らかの画素値を表示してしま
い、画面を見ている人に違和感や不快感を与えることに
なる。
【0028】この発明は、上記のような従来のものの問
題点に鑑みてなされたもので、形状値のみのストリーム
を受信した場合に予測し得ない画素の画面表示を行うの
を防止することができる画像復号化方法、画像復号化装
置および画像復号化プログラム記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本願の請求項1の発明に係る画像復号化方法は、画
像を構成する画素値を符号化した情報、または画像を構
成する画素値が有意であるか否かを示す形状値を符号化
した情報、の少なくとも一方を含むストリームを入力
し、該ストリームを復号化して得た、画素値、または形
状値、の少なくとも一方を出力する画像復号化方法にお
いて、前記ストリームが、画像を構成する画素値を符号
化した情報を含むか否かを判定し、当該ストリームが、
前記画素値を符号化した情報を含まない場合は、復号化
した画素値を、画像表示手段に表示しないようにしたも
のである。
【0030】また、本願の請求項2の発明に係る画像復
号化方法は、請求項1記載の画像復号化方法において、
前記ストリームが、画像を構成する画素値を符号化した
情報を含まない場合は、前記復号化した形状値を、表示
されない形状値に変換して出力するようにしたものであ
る。
【0031】また、本願の請求項3の発明に係る画像復
号化方法は、画像を構成する画素値を符号化した情報、
または画像を構成する画素値が有意であるか否かを示す
形状値を符号化した情報、の少なくとも一方を含むスト
リームを入力し、該ストリームを復号化して得た、画素
値、または形状値、の少なくとも一方を出力する画像復
号化方法において、前記ストリームが、画像を構成する
画素値を符号化した情報を含まない場合は、所定の値
を、復号化した画素値として出力するようにしたもので
ある。
【0032】また、本願の請求項4の発明に係る画像復
号化方法は、請求項1記載の画像復号化方法において、
前記ストリームが画素値を符号化した情報を含まない場
合は、復号化した結果の表示を禁止する信号を、上記画
像表示手段に出力するようにしたものである。
【0033】また、本願の請求項5の発明に係る画像復
号化方法は、請求項1記載の画像復号化方法において、
前記画像は、背景に対する前景を構成する物体の1つの
画像であるものとしたものである。
【0034】また、本願の請求項6の発明に係る画像復
号化方法は、画像を構成する画素値を符号化した情報、
または画像を構成する画素値が有意であるか否かを示す
形状値を符号化した情報、の少なくとも一方を含むスト
リームを入力し、該ストリームを処理する画像復号化方
法において、前記ストリームが、画像を構成する画素値
を符号化した情報を含むか否かを判定し、当該ストリー
ムが、前記画素値を符号化した情報を含まない場合は、
該ストリームの復号化を行わないようにしたものであ
る。
【0035】また、本願の請求項7の発明に係る画像復
号化装置は、画像を構成する画素値を符号化した情報、
または画像を構成する画素値が有意であるか否かを示す
形状値を符号化した情報、の少なくとも一方を含むスト
リームを入力とし、該ストリームを復号化して得た、画
素値、または形状値、の少なくとも一方を出力する画像
復号化手段と、前記ストリームが、画像を構成する画素
値を符号化した情報を含むか否かを判定し、当該ストリ
ームが、前記画素値を符号化した情報を含まない場合は
前記画像復号化手段の出力である画素値が表示されない
ようにする表示制御手段とを備えるようにしたものであ
る。
【0036】また、本願の請求項8の発明に係る画像復
号化装置は、請求項7記載の画像復号化装置において、
前記画像は、背景に対する前景を構成する物体の1つの
画像としたものである。
【0037】また、本願の請求項9の発明に係る画像復
号化プログラム記録媒体は、画像を構成する画素値を符
号化した情報、または画像を構成する画素値が有意であ
るか否かを示す形状値を符号化した情報、の少なくとも
一方を含むストリームを入力し、該ストリームを復号化
して得た、画素値、または形状値、の少なくとも一方を
出力する画像復号化方法を実行する画像復号化プログラ
ムを記録した画像復号化プログラム記録媒体において、
前記ストリームが、画像を構成する画素値を符号化した
情報を含むか否かを判定し、当該ストリームが、前記画
素値を符号化した情報を含まない場合は、復号化した画
素値を表示しない画像復号化方法を実行するプログラ
ム、を記録するようにしたものである。
【0038】また、本願の請求項10の発明に係る画像
復号化プログラム記録媒体は、請求項9記載の画像復号
化プログラム記録媒体において、前記画像は、背景に対
する前景を構成する物体の1つの画像としたものであ
る。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1ないし図6を用いて説明する。
【0040】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による画像復号化装置の構成を示すブロック図であ
る。図1において、図11と同一符号は同一又は相当部
分である。の従来の画像復号化装置のブロック図と異な
るのは、形状値のみのストリームを受信した場合に画像
復号ユニットDecU1からオブジェクト非表示情報Bolyが
出力されること、形状値生成器GEN1およびスイッチSW
0が追加されたことである。それ以外の構成は図11の
従来の画像復号化装置と同じであるため、説明を省略す
る。
【0041】次に動作について説明する。画像復号ユニ
ットDecU1は、ビデオストリームStrの復号化を図11
の画像復号ユニットDecUと同様の動作により行う。その
際、復号化すべき符号が予測符号の場合等、必要があれ
ばメモリMEM1,メモリMEM2,メモリMEM3,メモリMEM
4を参照する。そして、ビデオストリームStrがカラー
成分を含まず形状のみを含んでいる場合はオブジェクト
非表示情報Bolyとして「非表示」である旨の値を出力
し、そうでなければ「表示」である旨を出力する。
【0042】このオブジェクト非表示情報Bolyは、画像
復号ユニットDecU1が図13に示す本来の画像データD
A1ないしDAXをデコードする過程で、符号化された
対象の情報を含んでいるパケットヘッダHDをデコード
することに伴い画像復号ユニットDecU1の内部で生成さ
れるので、このオブジェクト非表示情報Bolyを出力する
のに画像復号ユニットDecU1は従来の画像復号ユニット
DecUに対し特段のハードウエアの追加を必要としない。
【0043】形状値生成器GEN1は定数発生器からな
り、カラーを表示しない形状値、即ち、画像合成の際に
当該画素が透明であり他の画像がそのまま表示されると
いう形状値Avalを生成し常時出力している。スイッチSW
0は画像復号ユニットDecU1からのオブジェクト非表示
情報Bolyが「非表示」を示す場合は形状値生成器GEN1
からの形状値Avalを形状復号画像Aoutとして選択し、オ
ブジェクト非表示情報Bolyが「表示」を示す場合はメモ
リMEM4からの復号された形状復号画像Aimgを形状復号
画像Aoutとして選択する。
【0044】この様にして、ビデオストリームStrがカ
ラー成分を含まず形状のみを含んでいる場合は、形状復
号画像Aoutとして画像復号ユニットDecU1からの不測の
画素値に代えて、非表示に相当する値が出力されること
になる。
【0045】従って、図9の画像復号化システムの復号
化装置Decとして図1に示す本実施の形態1による画像
復号化装置を用いれば、画像合成を行う際に、形状のみ
のビデオストリームについてはこれを透明として表示さ
せることが可能となり、汎用の画像復号化装置に若干の
ハードウエアを付加するのみで、形状値のみの画像が伝
送されてきた時でも、復号化過程に依存する不自然なカ
ラー画素値を表示することなく、これを自動的に非表示
に切り替えることが可能な画像復号化装置を実現でき
る。
【0046】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2による画像復号化装置を示すブロック図である。同
図において、図11の従来の画像復号化装置のブロック
図、および図1の本発明の画像復号化装置におけるブロ
ック図と異なるのは、図1の画素値生成器GEN1および
スイッチSW0に代えて画素値生成器GEN2およびスイッ
チSW1,SW2,SW3が追加されたことである。それ以外
の機器は図11の従来の画像復号化装置のブロック図の
動作と同じため、説明を省略する。
【0047】実施の形態1では、形状のみの画像のスト
リームが入力された場合はその画像を表示しないものと
したが、形状のみの画像のストリームが入力された場合
に所定のカラー画素値を表示するものとし、クリエータ
(データ作成者)やデータ送信者が予測し得ない、不自
然なカラー画素値が表示されることを防ぐというアプロ
ーチも可能である。
【0048】本実施の形態2は、このアプローチによる
もので、所定のカラー画素値として例えばグレー値等の
不自然でないカラー画素値を予め設定すれば、形状のみ
のビデオストリームは形状を有するグレー画像として表
示されることになり、ユーザに違和感を与えずに入力さ
れたストリームの形状を提示する手段として利用できる
ようにしている。
【0049】図2において、画素値生成器GEN2は予め
設定可能な定数を発生する定数発生器からなり、上述の
グレー値等の所定の画素値Pvalを生成しており、常時こ
れを出力している。オブジェクト非表示情報Bolyが「非
表示」の場合にはスイッチSW1、SW2およびSW3は、画
素値生成器GEN2からの画素値Pvalを選択し、画素復号
画像Yout、UoutおよびVoutとして出力する。逆に、オブ
ジェクト非表示情報Bolyが「表示」の場合にはスイッチ
SW1、スイッチSW2およびスイッチSW3でメモリMEM
1、 MEM2およびMEM3から出力される,画像復号ユニ
ットDecU1により復号された,画素復号画像Yimg、Uimg
および画素復号画像Vimgを、画素復号画像Yout、画素復
号画像Uoutおよび画素復号画像Voutとして出力する。
【0050】この様にして、ビデオストリームStrがカ
ラー成分を含まず形状のみを含んでいる場合は、形状復
号画像Aoutとして復号化装置Dec1からの不測の画素値
に代えて、グレー等の所定のカラー画像値が出力される
ことになる。
【0051】従って、図9の画像復号化システムのブロ
ック図の復号化装置Decに代えて、図2のブロック構成
による画像復号化装置を用いれば、汎用の画像復号化装
置に画素生成器やスイッチ等の若干のハードウエアを付
加するだけで、形状値のみの画像が伝送されてきた時で
も、これを自動的に所定の色の画像表示に切り替えるこ
とができ、ポインタのポイント位置が物体の画像の内外
のいずれに位置しているかを判定する際の物体等の表示
も容易に実行できる画像復号化装置を実現できる。
【0052】なお、形状のみの画像にCGのテクスチャを
貼り付ける場合には、画素値生成器GEN2で生成する画
素値Pvalとしてそのテクスチャの画素値を使用すること
もでき、この場合テクスチャが貼り付けられた復号画像
Doutを得ることができるので、テクスチャの貼り付けの
ための余分な演算が不要になる。
【0053】以上の様にして、形状のみの画像のストリ
ームが入力された場合に、所定のカラー信号を表示する
ことができ、予め不自然でない画素値を設定しておくこ
とにより、形状のみの画像のストリームが入力された場
合であっても不測の画素値を表示することによる画質妨
害をなくすことができる。
【0054】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3による画像復号化システムの構成を示すブロック図
である。本実施の形態3による画像復号化システムは、
図9の従来の画像復号化システムの復号化装置Dec1、
復号化装置Dec2および復号化装置Dec3を、復号画像情
報Dout1、Dout2およびDout3の他に、表示の有無を指
示するオブジェクト非表示情報Boly1、オブジェクト非
表示情報Boly2およびオブジェクト非表示情報Boly3を
出力する復号化装置DecA1、復号化装置DecA2および復
号化装置DecA3に置き換えたものである。
【0055】実施の形態1では、形状のみの画像ストリ
ームを入力した場合に復号化装置の内部のみで処理をす
る方法について説明した。しかしながら、各画像を表示
するか否かを示すオブジェクト非表示情報Boly1、オブ
ジェクト非表示情報Boly2およびオブジェクト非表示情
報Boly3を参照して「非表示」を指示した場合にはその
オブジェクトを画像合成装置Comp2で表示しない仕組み
を画像合成装置に導入すれば、実施の形態1と同様の効
果を実現できる。
【0056】図4は図3中の画像合成装置Comp2の構成
を示す図であり、図において、Comp21は復号画像情報
Dout1、Dout2およびDout3を合成するビデオ合成器、
Odecは図3中のオブジェクト選択装置IFからのオブジェ
クト選択信号Dselをデコードするオブジェクト選択信号
デコーダ、SW21,SW22,SW23はオブジェクト選択信
号デコーダOdecのデコード信号Odec1,Odec2,Odec3
およびオブジェクト非表示情報Boly1,Boly2,Boly3
に応じてオンあるいはオフするスイッチである。
【0057】次に動作について説明する。図4におい
て、スイッチSW21,SW22,SW23はそれぞれ図3中の
復号化装置DecA1, DecA2, DecA3が出力するオブジェ
クト非表示情報Boly1,Boly2,Boly3に応じて動作
し、オブジェクト非表示情報Boly1,Boly2,Boly3が
「表示」を示していればオン、「非表示」を示していれ
ばオフして、それぞれの復号化装置DecA1, DecA2, De
cA3のデコード出力Dout1, Dout2, Dout3のなかから
オブジェクト非表示情報が「非表示」となっているもの
はビデオ合成器Comp21に入力しない。これにより、形
状のみの信号については画像合成されることはない。な
お、図3中のオブジェクト選択装置IFで表示させたいオ
ブジェクトを選択する場合も同様に、オブジェクト選択
装置IFからのオブジェクト選択信号Dselをオブジェクト
選択信号デコーダOdecが選択し、そのデコード結果Odec
1, Odec2, Odec3が「選択」を示しているスイッチSW
21,SW22,SW23のみがオンすることによって、表示
させたいオブジェクトのデコード出力のみがビデオ合成
器Comp21に入力される。
【0058】図5は復号化装置DecA1、復号化装置DecA
2および復号化装置DecA3を構成する復号化装置DecAの
例である。同図において、図1の本発明の画像復号化装
置におけるブロック図と同じ動作をする機器は同じ番号
を付す。図1の実施の形態1の画像復号化装置における
ブロック図と図5の実施の形態3の画像復号化装置にお
けるブロック図の違いは、後者が形状値生成器GEN1お
よびスイッチSW0が無いことのみであり、3つのオブジ
ェクトに対応した復号化装置が、それぞれ形状値のみを
受信した場合、画像合成装置にそのオブジェクトの合成
を禁止する制御信号を出力するだけであるから、特に説
明するまでもなくその動作は明らかである。また、実施
の形態1と同様、オブジェクトや復号化装置の個数は適
宜変更可能であることは言うまでもない。
【0059】以上のように、形状のみの画像ストリーム
の場合は画像復号化装置で表示を禁止するオブジェクト
非表示情報Bolyを出力し、画像合成装置Comp2でこのオ
ブジェクト非表示情報Bolyに応じてそのオブジェクトの
合成表示を禁止することで、形状のみの画像ストリーム
が入力された場合に不自然な画素値が合成表示されるこ
とを防止することができる。
【0060】(実施の形態4)図15は、本発明の実施
の形態4による画像復号化システムのストリーム分離装
置DeMuxの構成を示す図である。図において、151は
図14に示すような多重化ストリームStrMのMHDに含
まれる重なり情報Odrを読み出すとともにMHDに後続
するストリームのオブジェクト番号を抽出するオブジェ
クト番号抽出手段、152は多重化された複数のストリ
ームのストリーム全体のヘッダHDをみて各ストリーム
が画素情報を含むものであるか否かを判定する画素情報
有無判定手段である。
【0061】次に動作について説明する。本実施の形態
4による画像復号化システムは、多重化ストリームStrM
を複数のストリームに分離する段階で分離対象となるス
トリームが画素情報を含むものであるか否かを判定し、
画素情報を含まないストリーム、すなわち形状のみの画
像ストリームについてはこれを後段の復号化装置Decに
対して出力しないようにしたものである。図15に示す
ストリーム分離装置DeMuxに図14に示すような多重化
ストリームStrMが入力されると、画素情報有無判定手段
152は多重化ストリームStrMに多重化された複数のス
トリームのストリーム全体のヘッダHDをみて各ストリ
ームが画素情報を含むものであるか否かを判定し、判定
結果をオブジェクト番号抽出手段151に対して出力す
る。オブジェクト番号抽出手段151は入力された多重
化ストリームStrMのMHDに含まれる重なり情報Odrを
読み出してこれを制御装置CPUに対して出力するととも
にMHDに後続するストリームのオブジェクト番号を抽
出し、オブジェクト番号ごとにSW15を切り替えて多重
化された複数のストリームを分離して出力する制御を行
う。画素情報有無判定手段152がいずれかのオブジェ
クト番号のストリームが画素情報を含まないと判定した
ときは、オブジェクト番号抽出手段151はこの判定結
果を受けて、画素情報を含まないと判定されたストリー
ムのオブジェクト番号を抽出したときにSW15を非出力
の端子(図中の最下端の端子)に切り替えて、画素情報
を含まないストリーム、すなわち形状のみの画像ストリ
ームが後段の復号化装置Decに対して出力されないよう
に制御する。
【0062】このように、本実施の形態4による画像復
号化システムは、多重化ストリームStrMを複数のストリ
ームに分離する段階で分離対象となるストリームが画素
情報を含むものであるか否かを判定し、画素情報を含ま
ないストリーム、すなわち形状のみの画像ストリームに
ついてはこれを後段の復号化装置Decに対して出力しな
いようにしたから、形状のみの画像ストリームが入力さ
れた場合に不自然な画素値が表示されることを防止する
ことができる。
【0063】(実施の形態5)さらに、上記実施の形態
1ないし3で示した画像復号装置に相当する動作を実行
するためのプログラムを、フロッピー(登録商標)ディ
スク等の記録媒体に記録するようにすることにより、上
記各実施の形態で示した処理を、独立したコンピュータ
システムにおいて簡単に実施することが可能となる。
【0064】図6は、上記実施の形態1ないし3の画像
復号化装置に相当する動作を実行するプログラムを格納
したフロッピーディスクを用いて、実施の形態1ないし
3の画像復号化装置に相当する画像復号化方法をコンピ
ュータシステムにより実施する場合の説明図である。
【0065】図6(b)は、請求項9記載の画像復号化プ
ログラム記録媒体に対応するフロッピーディスクの正面
からみた外観、断面構造、及びフロッピーディスクを示
し、図6(a)は、記録媒体本体であるフロッピーディス
クの物理フォーマットの例を示している。フロッピーデ
ィスクFDはケースF内に内蔵され、該ディスクの表面
には、同心円状に外周からは内周に向かって複数のトラ
ックTrが形成され、各トラックは角度方向に16のセ
クタSeに分割されている。従って、上記プログラムを
格納したフロッピーディスクでは、上記フロッピーディ
スクFD上に割り当てられた領域に、上記プログラムと
しての画像復号化方法が記録されている。
【0066】また、図6(c)は、フロッピーディスクF
Dに上記プログラムの記録再生を行うための構成を示
す。上記プログラムをフロッピーディスクFDに記録す
る場合は、コンピュータシステムCsから上記プログラ
ムとしての画像復号化方法をフロッピーディスクドライ
ブを介して書き込む。また、フロッピーディスク内のプ
ログラムにより上記画像復号化方法をコンピュータシス
テム中に構築する場合は、フロッピーディスクドライブ
によりプログラムをフロッピーディスクから読み出し、
コンピュータシステムに転送する。
【0067】図7はこのコンピュータシステムに転送さ
れ実行される画像復号化プログラムの処理内容を示すフ
ローチャートの説明図である。図7(a)は図1の実施の
形態1の画像復号化装置により実行される画像復号化方
法(請求項1および2に対応)をコンピュータシステム
で実現する際の画像復号化プログラムの処理内容を示す
もので、図において、ステップS1でビデオストリーム
を入力し、ステップS2でこれをデコードし、ステップ
S3でこのストリームが形状信号のみか否かを判定し、
否であれば、ステップS4でデコードした画素信号や形
状信号を図示しない画像合成ステップに出力し、形状信
号のみであれば、ステップS5で透明である旨、即ち非
表示である旨を示す信号を作成し、形状信号のデコード
結果に代えてこれを図示しない画像合成ステップに出力
する。
【0068】図7(b)は図2の実施の形態2の画像復号
化装置により実行される画像復号化方法(請求項1およ
び3に対応)をコンピュータシステムで実現する際の画
像復号化プログラムの処理内容を示すもので、図におい
て、ステップS1でビデオストリームを入力し、ステッ
プS2でこれをデコードし、ステップS3でこのストリ
ームが形状信号のみか否かを判定し、否であれば、ステ
ップS4でデコードした画素信号や形状信号を図示しな
い画像合成ステップに出力する。ここまでの処理は図7
(a)と同様である。ステップS3で形状信号のみと判定
されれば、ステップS6でグレー等の所定の画素値を作
成し、形状信号のデコード結果に代えてこれを図示しな
い画像合成ステップに出力する。
【0069】また、図7(c)は図3の実施の形態3の画
像復号化システムにより実行される画像復号化方法(請
求項1および4に対応)をコンピュータシステムで実現
する際の画像復号化プログラムの処理内容を示すもの
で、ステップS4までの処理は図7(a)と同様である。
ステップS3で形状信号のみと判定されれば、ステップ
S7で当該ストリームに関しては画像の合成を中止する
旨の命令を作成し、これを表示側、即ち図示しない画像
合成ステップに出力する。
【0070】なお、上記説明では、記録媒体としてフロ
ッピーディスクを一例として説明を行ったが、ハードデ
ィスク等の磁気ディスクや光ディスク、光磁気ディスク
等を用いても同様に行うことができる。また、記録媒体
はこれに限らず、ICカード、ROMカセット等の半導
体記憶装置の他、プログラムを記録できるものであれば
同様に実施することができる。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本願の請求項1の発明に
係る画像復号化方法によれば、画像を構成する画素値を
符号化した情報、または画像を構成する画素値が有意で
あるか否かを示す形状値を符号化した情報、の少なくと
も一方を含むストリームを入力し、該ストリームを復号
化して得た、画素値、または形状値、の少なくとも一方
を出力する画像復号化方法において、前記ストリーム
が、画像を構成する画素値を符号化した情報を含むか否
かを判定し、当該ストリームが、前記画素値を符号化し
た情報を含まない場合は、復号化した画素値を、画像表
示手段に表示しないようにしたので、画素値を有さない
形状値のみのストリームが入力された場合に自動的に画
像を非表示とすることができ、かつこれを、様々なアプ
リケーションで使用可能な汎用的な画像復号化方法を使
用しながら実現でき、形状値のみのストリームを復号化
した際に何らかの画素値が表示されてしまい、見ている
人に不快感を与えるという,不測の事態を避けることが
できる、実用的価値が高い画像復号化方法が得られる効
果がある。
【0072】また、本願の請求項2の発明に係る画像復
号化方法によれば、請求項1記載の画像復号化方法にお
いて、前記ストリームが、画像を構成する画素値を符号
化した情報を含まない場合は、前記復号化した形状値
を、表示されない形状値に変換して出力するようにした
ので、画素値を有しない形状値のみのストリームが入力
された場合に自動的に画像を非表示とすることができ、
かつこれを、様々なアプリケーションで使用可能な汎用
的な画像復号化方法を使用しながら実現でき、形状値の
みのストリームを復号化した際に何らかの画素値が表示
されてしまい、見ている人に不快感を与えるという,不
測の事態を避けることができる、実用的価値が高い画像
復号化方法が得られる効果がある。
【0073】また、本願の請求項3の発明に係る画像復
号化方法によれば、画像を構成する画素値を符号化した
情報、または画像を構成する画素値が有意であるか否か
を示す形状値を符号化した情報、の少なくとも一方を含
むストリームを入力し、該ストリームを復号化して得
た、画素値、または形状値、の少なくとも一方を出力す
る画像復号化方法において、前記ストリームが、画像を
構成する画素値を符号化した情報を含まない場合は、所
定の値を、復号化した画素値として出力するようにした
ので、画素値を有しない形状値のみのストリームが入力
された場合は自動的に画像に自然な画素値を表示ことが
でき、かつこれを、様々なアプリケーションで使用可能
な汎用的な画像復号化方法を使用しながら実現でき、形
状値のみのストリームを復号化した際に不自然な画素値
が表示されてしまい、見ている人に不快感を与えるとい
う,不測の事態を避けることができる、実用的価値が高
い画像復号化方法が得られる効果がある。
【0074】また、本願の請求項4の発明に係る画像復
号化方法によれば、請求項1記載の画像復号化方法にお
いて、前記ストリームが、画像を構成する画素値を符号
化した情報を含まない場合は、復号化した結果の表示を
禁止する信号を、上記画像表示手段に出力するようにし
たので、画素値を有しない形状値のみのストリームが入
力された場合は自動的に画像を非表示とすることがで
き、かつこれを、様々なアプリケーションで使用可能な
汎用的な画像復号化方法を使用しながら実現でき、形状
値のみのストリームを復号化した際に何らかの画素値が
表示されてしまい、見ている人に不快感を与えるとい
う,不測の事態を避けることができる、実用的価値が高
い画像復号化方法が得られる効果がある。
【0075】また、本願の請求項5の発明に係る画像復
号化方法によれば、請求項1記載の画像復号化方法にお
いて、前記画像は、背景に対する前景を構成する物体の
1つの画像であるものとしたので、オブジェクト単位の
画像符号化を行ったビデオストリームに対する画像復号
化方法として、様々なアプリケーションで使用可能な汎
用的なものを用いた場合、形状値のみのストリームを復
号化した際に何らかの画素値が表示されてしまい、見て
いる人に不快感を与えるという,不測の事態を避けるこ
とができる、実用的価値が高い画像復号化方法が得られ
る効果がある。
【0076】また、本願の請求項6の発明に係る画像復
号化方法によれば、画像を構成する画素値を符号化した
情報、または画像を構成する画素値が有意であるか否か
を示す形状値を符号化した情報、の少なくとも一方を含
むストリームを入力し、該ストリームを処理する画像復
号化方法において、前記ストリームが、画像を構成する
画素値を符号化した情報を含むか否かを判定し、当該ス
トリームが、前記画素値を符号化した情報を含まない場
合は、該ストリームの復号化を行わないようにしたの
で、画素値を有しない形状値のみのストリームが入力さ
れた場合は自動的に画像を非表示とすることができ、か
つこれを、様々なアプリケーションで使用可能な汎用的
な画像復号化方法を使用しながら実現でき、形状値のみ
のストリームを復号化した際に何らかの画素値が表示さ
れてしまい、見ている人に不快感を与えるという,不測
の事態を避けることができる、実用的価値が高い画像復
号化方法が得られる効果がある。
【0077】また、本願の請求項7の発明に係る画像復
号化装置によれば、画像を構成する画素値を符号化した
情報、または画像を構成する画素値が有意であるか否か
を示す形状値を符号化した情報、の少なくとも一方を含
むストリームを入力とし、前記ストリームを復号化して
得た、画素値、または、形状値、の少なくとも一方を出
力する画像復号化手段と、前記ストリームが画素値を符
号化した情報を含むか否かを判定し、当該ストリーム
が、前記画素値を符号化した情報を含まない場合は前記
画像復号化手段の出力である画素値が表示されないよう
にする表示制御手段とを備えるようにしたので、画素値
を有しない形状値のみのストリームが入力された場合に
自動的に画像を非表示とすることができ、かつこれを、
様々なアプリケーションで使用可能な汎用的な画像復号
化装置を使用しながら実現でき、形状値のみのストリー
ムを復号化した際に何らかの画素値が表示されてしま
い、見ている人に不快感を与えるという,不測の事態を
避けることができる、実用的価値が高い画像復号化装置
が得られる効果がある。
【0078】また、本願の請求項8の発明に係る画像復
号化装置によれば、請求項7記載の画像復号化装置にお
いて、前記画像は、背景に対する前景を構成する物体の
1つの画像としたので、オブジェクト単位の画像符号化
を行ったビデオストリームに対する画像復号化装置とし
て、様々なアプリケーションで使用可能な汎用的なもの
を用いた場合、形状値のみのストリームを復号化した際
に何らかの画素値が表示されてしまい、見ている人に不
快感を与えるという,不測の事態を避けることができ
る、実用的価値が高い画像復号化装置が得られる効果が
ある。
【0079】また、本願の請求項9の発明に係る画像復
号化プログラム記録媒体によれば、画像を構成する画素
値を符号化した情報、または画像を構成する画素値が有
意であるか否かを示す形状値を符号化した情報、の少な
くとも一方を含むストリームを入力し、該ストリームを
復号化して得た、画素値、または形状値、の少なくとも
一方を出力する画像復号化方法を実行する画像復号化プ
ログラムを記録した画像復号化プログラム記録媒体にお
いて、前記ストリームが画素値を符号化した情報を含む
か否かを判定し、当該ストリームが前記画素値を符号化
した情報を含まない場合は、復号化した画素値を表示し
ない画像復号化方法を実行するプログラム、を記録する
ようにしたので、画素値を有しない形状値のみのストリ
ームが入力された場合は自動的に画像を非表示とするこ
とができ、様々なアプリケーションで使い回すことがで
きる汎用的な画像復号化プログラムを使用しながら、形
状値のみのストリームを復号化した際に何らかの画素値
が表示されてしまい、見ている人に不快感を与えるとい
う,不測の事態を避けることができる、実用的価値が高
い画像復号化プログラム記録媒体が得られる効果があ
る。
【0080】また、本願の請求項10の発明に係る画像
復号化プログラム記録媒体によれば、請求項9記載の画
像復号化プログラム記録媒体において、前記画像は、背
景に対する前景を構成する物体の1つの画像としたの
で、オブジェクト単位の画像符号化を行ったビデオスト
リームに対する画像復号化プログラムとして、様々なア
プリケーションで使用可能な汎用的なものを用いた場合
に、形状値のみのストリームを復号化した際に何らかの
画素値が表示されてしまい、見ている人に不快感を与え
るという,不測の事態を避けることができる、実用的価
値が高い画像復号化プログラム記録媒体が得られる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による画像復号化装置の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2による画像復号化装置の
構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3による画像復号化システ
ムの構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態3による画像復号化システ
ムの画像合成装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態3による画像復号化システ
ムの画像復号化装置の構成を示すブロック図
【図6】実施の形態1から実施の形態3をコンピュータ
システムにより実現するためのプログラムを格納するた
めの記憶媒体についての説明図
【図7】本発明の実施の形態4による画像復号化プログ
ラム記憶媒体により実行される画像復号化方法について
のフローチャートを示す図
【図8】オブジェクト単位の画像合成の説明図
【図9】従来の画像復号化システムのブロック図
【図10】ポインタによるポイント指定の例を示す図
【図11】従来の画像復号化装置のブロック図
【図12】従来の画像復号化装置の形状信号記憶用のメ
モリのブロック図
【図13】ビデオストリームのフォーマットを示す説明
【図14】多重化ストリームのフォーマットの例と該多
重化ストリームと各オブジェクトに対応する複数のスト
リームの関係を示す図
【図15】本発明の実施の形態4による画像復号化シス
テムのストリーム分離装置DeMuxの構成を示す図
【符号の説明】
StrM 多重化ストリーム DeMux ストリーム分離装置 Str ビデオストリーム Str1 ビデオストリーム Str2 ビデオストリーム Str3 ビデオストリーム Dec 復号化装置 Dec1 復号化装置 Dec2 復号化装置 Dec3 復号化装置 DecA 復号化装置 DecA1 復号化装置 DecA2 復号化装置 DecA3 復号化装置 mem1 復号画像 mem2 復号画像 mem3 復号画像 mem4 復号画像 Dout 復号画像 Dout1 復号画像 Dout2 復号画像 Dout3 復号画像 Comp1 画像合成装置 Comp2 画像合成装置 IF オブジェクト選択装置 Psel オブジェクト選択情報 Dsel オブジェクト非表示情報 Req オブジェクト判定結果 CPU 制御装置 A オブジェクト判定結果 A1 オブジェクト判定結果 A2 オブジェクト判定結果 A3 オブジェクト判定結果 Q オブジェクト判定命令 Q1 オブジェクト判定命令 Q2 オブジェクト判定命令 Q3 オブジェクト判定命令 DecU 画像復号ユニット DecU1 画像復号ユニット DecU2 画像復号ユニット DecU3 画像復号ユニット SW0 スイッチ SW1 スイッチ SW2 スイッチ SW3 スイッチ SW4 スイッチ GEN1 形状値生成器 GEN2 画素値生成器 Aval 形状値 Pval 画素値 Vcom 合成済画像 Disp 表示装置 MEM1 メモリ MEM2 メモリ MEM3 メモリ MEM4 メモリ Yimg 画素復号画像 Uimg 画素復号画像 Vimg 画素復号画像 Aimg 形状復号画像 Yout 画素復号画像 Uout 画素復号画像 Vout 画素復号画像 Aout 形状復号画像 Boly オブジェクト非表示情報 Boly1 オブジェクト非表示情報 Boly2 オブジェクト非表示情報 Boly3 オブジェクト非表示情報 Cs コンピュータ・システム FD フロッピディスク FDD フロッピディスクドライブ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を構成する画素値を符号化した情
    報、または画像を構成する画素値が有意であるか否かを
    示す形状値を符号化した情報、の少なくとも一方を含む
    ストリームを入力し、該ストリームを復号化して得た、
    画素値、または形状値、の少なくとも一方を出力する画
    像復号化方法において、 前記ストリームが、画像を構成する画素値を符号化した
    情報を含むか否かを判定し、 当該ストリームが、前記画素値を符号化した情報を含ま
    ない場合は、復号化した画素値を、画像表示手段に表示
    しないことを特徴とする画像復号化方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像復号化方法におい
    て、 前記ストリームが、画像を構成する画素値を符号化した
    情報を含まない場合は、前記復号化した形状値を、表示
    されない形状値に変換して出力することを特徴とする画
    像復号化方法。
  3. 【請求項3】 画像を構成する画素値を符号化した情
    報、または画像を構成する画素値が有意であるか否かを
    示す形状値を符号化した情報、の少なくとも一方を含む
    ストリームを入力し、該ストリームを復号化して得た、
    画素値、または形状値、の少なくとも一方を出力する画
    像復号化方法において、 前記ストリームが、画像を構成する画素値を符号化した
    情報を含まない場合は、所定の値を、復号化した画素値
    として出力することを特徴とする画像復号化方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像復号化方法におい
    て、 前記ストリームが、画像を構成する画素値を符号化した
    情報を含まない場合は、復号化した結果の表示を禁止す
    る信号を、上記画像表示手段に出力することを特徴とす
    る画像復号化方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の画像復号化方法におい
    て、 前記画像は、背景に対する前景を構成する物体の1つの
    画像であることを特徴とする画像復号化方法。
  6. 【請求項6】 画像を構成する画素値を符号化した情
    報、または画像を構成する画素値が有意であるか否かを
    示す形状値を符号化した情報、の少なくとも一方を含む
    ストリームを入力し、該ストリームを処理する画像復号
    化方法において、 前記ストリームが、画像を構成する画素値を符号化した
    情報を含むか否かを判定し、 当該ストリームが、前記画素値を符号化した情報を含ま
    ない場合は、該ストリームの復号化を行わないことを特
    徴とする画像復号化方法。
  7. 【請求項7】 画像を構成する画素値を符号化した情
    報、または画像を構成する画素値が有意であるか否かを
    示す形状値を符号化した情報、の少なくとも一方を含む
    ストリームを入力とし、該ストリームを復号化して得
    た、画素値、または形状値、の少なくとも一方を出力す
    る画像復号化手段と、 前記ストリームが、画像を構成する画素値を符号化した
    情報を含むか否かを判定し、当該ストリームが、前記画
    素値を符号化した情報を含まない場合は前記画像復号化
    手段の出力である画素値が表示されないようにする表示
    制御手段とを備えたことを特徴とする画像復号化装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の画像復号化装置におい
    て、 前記画像は、背景に対する前景を構成する物体の1つの
    画像であることを特徴とする画像復号化装置。
  9. 【請求項9】 画像を構成する画素値を符号化した情
    報、または画像を構成する画素値が有意であるか否かを
    示す形状値を符号化した情報、の少なくとも一方を含む
    ストリームを入力し、該ストリームを復号化して得た、
    画素値、または形状値、の少なくとも一方を出力する画
    像復号化方法を実行する画像復号化プログラムを記録し
    た画像復号化プログラム記録媒体において、 前記ストリームが、画像を構成する画素値を符号化した
    情報を含むか否かを判定し、 当該ストリームが、前記画素値を符号化した情報を含ま
    ない場合は、復号化した画素値を表示しない画像復号化
    方法を実行するプログラム、を記録したことを特徴とす
    る画像復号化プログラム記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の画像復号化プログラム
    記録媒体において、 前記画像は、背景に対する前景を構成する物体の1つの
    画像であることを特徴とする画像復号化プログラム記録
    媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006149786A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Aruze Corp 遊技機及びシミュレーションプログラム

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