JP2002042134A - 画像特徴量比較方法および画像特徴量比較装置 - Google Patents

画像特徴量比較方法および画像特徴量比較装置

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JP2002042134A
JP2002042134A JP2000221224A JP2000221224A JP2002042134A JP 2002042134 A JP2002042134 A JP 2002042134A JP 2000221224 A JP2000221224 A JP 2000221224A JP 2000221224 A JP2000221224 A JP 2000221224A JP 2002042134 A JP2002042134 A JP 2002042134A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なるm×nブロックの格子状に分割された
画像の各ブロックの特徴量の比較を直接に行うことが可
能な画像特徴量比較方法の実現を課題とする。 【解決手段】 m1×n1(m1、n1は正の整数)ブ
ロックの格子状に分割された画像1の各ブロックから抽
出されたm1×n1の画像特徴量α00〜α53と、m
2×n2(m2、n2は正の整数)ブロックの格子状に
分割された画像2の各ブロックから抽出されたm2×n
2の画像特徴量β00〜β21を、それぞれ(m1とm
2の公倍数)×(n1とn2の公倍数)に分割されたブ
ロックの対応するブロックに再配置し、再配置されたブ
ロック(画像1と画像3)上で画像間の特徴量を比較す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像特徴量比較方
法および画像特徴量比較装置に関し、特に、異なったブ
ロック配置を有する2つの画像間の画像特徴量比較方法
および画像特徴量比較装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、m×n(m、nは任意の正の整
数)ブロックの格子状に分割された画像の各ブロックか
ら抽出されたm×nの色ヒストグラム、平均色、テクス
チャ特徴、その他画像特徴量の抽出、およびm×nの特
徴量同士の比較は行われていた。しかし、mおよびnの
値は任意ではあるが、2画像の特徴量の比較時にはmお
よびnの値は同一である必要があり、異なるmおよびn
の格子から抽出された特徴量同士の比較は行われていな
かった。
【0003】特徴量を抽出し、その特徴量をインデック
スとして類似画像の検索を行うデーターべースがある
が、異なるデータベースでは異なるmおよびnで特徴量
を抽出していることがあるため、異なるデータベースで
抽出された特徴量同士を比較することができない。も
し、それらの登録された画像特徴量の比較を行いたけれ
ば、元画像から新たなデータベースを作成するか、元画
像から逐次特徴を抽出し比較するしかない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の
画像特徴量比較方法および画像特徴量比較装置では、異
なる分割数の2次元格子状に配列された2つの画像から
抽出された特徴量同士の比較は行われていなかった。そ
のため、もし比較するとすると、元画像から新たなデー
タベースを作成するか、元画像から逐次特徴を抽出し比
較するしか方法がなかった。本発明では、比較的簡単な
方法でこの問題を解決して、異なるm×nブロックの格
子状に分割された画像の各ブロックの特徴量を直接比較
することが可能な画像特徴量比較方法および画像特徴量
比較装置の実現を課題とする。これにより、あらかじめ
作成された異なるm×nの特徴量をインデックスとする
データベースを再構築することなしに、特徴量同士を比
較することが可能になる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は、2次元格子状に配列された2つの画像の
特徴量を相互に比較する画像特徴量比較方法において、
m1×n1(m1、n1は正の整数)ブロックの格子状
に分割された画像の各ブロックから抽出されたm1×n
1の画像特徴量と、m2×n2(m2、n2は正の整
数)ブロックの格子状に分割された画像の各ブロックか
ら抽出されたm2×n2の画像特徴量を、それぞれ(m
1とm2の公倍数)×(n1とn2の公倍数)に分割さ
れたブロックの対応するブロックに再配置し、再配置さ
れたブロック上で画像間の特徴量を比較することを特徴
とする。
【0006】また、この2次元格子状に配列された2つ
の画像の特徴量を相互に比較する画像特徴量比較方法に
おいて、m1×n1(m1、n1は正の整数)ブロック
の格子状に分割された画像の各ブロックから抽出された
m1×n1の画像特徴量と、m2×n2(m2、n2は
正の整数)ブロックの格子状に分割された画像の各ブロ
ックから抽出されたm2×n2の画像特徴量を、それぞ
れ(m1とm2の公約数)×(n1とn2の公約数)に
分割されたブロックの対応するブロックに再配置し、再
配置されたブロック上で画像間の特徴量を比較すること
を特徴とする。
【0007】さらにまた、この2次元格子状に配列され
た2つの画像の特徴量を相互に比較する画像特徴量比較
方法において、m1×n1(m1、n1は正の整数)ブ
ロックの格子状に分割された画像の各ブロックから抽出
されたm1×n1の画像特徴量と、m2×n2(m2、
n2は正の整数)ブロックの格子状に分割された画像の
各ブロックから抽出されたm2×n2の画像特徴量を、
対応するブロックの面積に応じて重みを付け、重み付け
されたブロック上で画像間の特徴量を比較することを特
徴とする。これらにより、比較的簡単な方法で、異なる
m×nブロックの格子状に分割された画像の各ブロック
の特徴量を直接比較することが可能になる。
【0008】さらに本発明は、2次元格子状に配列され
た2つの画像の特徴量を相互に比較する画像特徴量比較
装置において、m1×n1(m1、n1は正の整数)ブ
ロックの格子状に分割された画像の各ブロックからm1
×n1の画像特徴量を、m2×n2(m2、n2は正の
整数)ブロックの格子状に分割された画像の各ブロック
からm2×n2の画像特徴量をそれぞれ抽出する画像特
徴量抽出手段と、この画像特徴量抽出手段が抽出した画
像特徴量を、それぞれ(m1とm2の公倍数)×(n1
とn2の公倍数)に分割されたブロックの対応するブロ
ックに再配置する画像特徴量再配置手段と、この画像特
徴量再配置手段によって再配置されたブロック上で画像
間の特徴量を比較する画像特徴量比較手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0009】また、この2次元格子状に配列された2つ
の画像の特徴量を相互に比較する画像特徴量比較装置に
おいて、m1×n1(m1、n1は正の整数)ブロック
の格子状に分割された画像の各ブロックからm1×n1
の画像特徴量を、m2×n2(m2、n2は正の整数)
ブロックの格子状に分割された画像の各ブロックからm
2×n2の画像特徴量をそれぞれ抽出する画像特徴量抽
出手段と、この画像特徴量抽出手段が抽出した画像特徴
量を、それぞれ(m1とm2の公約数)×(n1とn2
の公約数)に分割されたブロックの対応するブロックに
再配置する画像特徴量再配置手段と、この画像特徴量再
配置手段によって再配置されたブロック上で画像間の特
徴量を比較する画像特徴量比較手段とを具備することを
特徴とする。
【0010】さらにまた、この2次元格子状に配列され
た2つの画像の特徴量を相互に比較する画像特徴量比較
装置において、m1×n1(m1、n1は正の整数)ブ
ロックの格子状に分割された画像の各ブロックからm1
×n1の画像特徴量を、m2×n2(m2、n2は正の
整数)ブロックの格子状に分割された画像の各ブロック
からm2×n2の画像特徴量をそれぞれ抽出する画像特
徴量抽出手段と、この画像特徴量抽出手段が抽出した画
像特徴量を、対応するブロックの面積に応じて重み付け
を行う重み付け手段と、この重み付け手段によって重み
付けされたブロック上で画像間の特徴量を比較する画像
特徴量比較手段とを具備することを特徴とする。これら
により、比較的簡単な構成で、異なるm×nブロックの
格子状に分割された画像の各ブロックの特徴量を直接比
較することが可能な画像特徴量比較装置を実現すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる画像特徴量
比較方法および画像特徴量比較装置を添付図面を参照に
して詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の画像特徴量比較方法の一
実施の形態の処理の流れを示すフローチャートである。
また、図2は、この実施の形態における処理対象画像ブ
ロックを模式的に示したものである。図2おいて、画像
1をm1=6、n1=4としてm1×n1ブロックの格
子状に分割された画像とする。また、画像2をm2=
3、n2=2としてm2×n2ブロックの格子状に分割
された画像とする。各ブロック内のギリシア文字+2桁
の数は、そのブロックから抽出された特徴量を示すもの
とする。図1に示すように、ステップ100で取り出し
た画像1と画像2との特徴量を比較する場合、ステップ
101でm1、m2の公倍数mと、n1、n2の公倍数
nとを求める。そうしてステップ102で画像1、画像
2の特徴量をm×nブロックに再配置し、その上でステ
ップ103で画像1、画像2の特徴量をブロックごとに
比較する。
【0013】この場合、mに関する公倍数は6、12、
…、6Nとなるが、計算量の少なさ、メモリ使用量の少
なさから考えて、m=6、すなわち最小公倍数の場合が
最適である。同様にnに関する公倍数は4、8、…、4
Nとなるが、計算量の少なさ、メモリ使用量の少なさか
ら考えて、n=4、すなわち最小公倍数の場合が最適で
ある。ここでは、m=6、n=4として、画像1と画像
2の特徴量の比較演算方法について示す。
【0014】画像1と画像2はブロックの分割数が異な
るため、そのままでは特徴量による比較はできない。よ
ってこの例では、画像2が6×4ブロックに分割される
ように各ブロックを分割する。画像2を6×4に分割し
た画像が画像3である。画像3のそれぞれのブロックの
特徴量は、画像2の対応する位置の特徴量に等しい。比
較演算の例を以下に示す。以下の例中で、compar
e(A,B)関数は、特徴量AとBとを比較した結果を
返す関数とする。結果はdistanceである。
【0015】 distance=0; for(int i=0;i<n;i++){ for(int j=0;j<m;j++){ int i2=i/2; //小数点以下切り捨て int j2=j/2; //小数点以下切り捨て distance+=compare(αij,βi2j2) } } distance/=(m*n); (1)
【0016】図3は、本発明の画像特徴量比較方法の他
の実施の形態の処理の流れを示すフローチャートであ
る。また、図4は、この実施の形態における処理対象画
像ブロックを模式的に示したものである。図3の処理の
流れは、図1の公倍数を公約数としたものと同様であ
る。すなわち、図3に示すように、ステップ200で取
り出した画像1と画像2との特徴量を比較する場合、ス
テップ201でm1、m2の公約数mと、n1、n2の
公約数nとを求める。そうしてステップ202で画像
1、画像2の特徴量をm×nブロックに再配置し、その
上でステップ203で画像1、画像2の特徴量をブロッ
クごとに比較する。
【0017】図4において、画像1をm1=6、n1=
4としてm1×n1ブロックの格子状に分割された画像
とする。また、画像2をm2=3、n2=2としてm2
×n2ブロックの格子状に分割された画像とする。各ブ
ロック内のギリシア文字+2桁の数はそのブロックから
抽出された特徴量とする。この場合、mに関する公約数
は3、1となるが、ブロックの位置情報をできるだけ残
すために、m=3、すなわち最大公約数の場合が最適で
ある。同様にnに関する公約数は2、1となるが、ブロ
ックの位置情報をできるだけ残すために、n=2、すな
わち最大公約数の場合が最適である。ここでは、m=
3、n=2として、画像1と画像2の特徴量の比較演算
方法について示す。
【0018】画像1と画像2はブロックの分割数が異な
るため、そのままでは特徴量による比較はできない。よ
ってこの例では、画像1が3×2ブロックに分割される
ように対応する各ブロックの特徴量を併合する。特徴量
の併合によって出来上がったのが画像4である。このと
き特徴量の併合方法は、 1) 併合対象のブロツクの特徴量の平均 2) 併合対象ブロックの特徴量のうち最頻度の特徴量 3) 併合対象ブロックのうちランダムに選択したブロ
ックの特徴量 などをもちいることが考えられるが、その併合方法は特
徴量に依存するため、特に限定はしない。例えば平均色
の特徴量では、1)の方法がその性質的に最適であると
考えられる。比較演算の例を以下に示す。以下の例中
で、compare(A,B)関数は、特徴量AとBを
比較した結果を返す関数とする。結果はdistanc
eである。
【0019】 distance=0; for(int i=0;i<n;i++){ for(int j=0;j<m;j++){ distance+=compare(γij,βij) } } distance/=(m*n); (2)
【0020】図5は、本発明の画像特徴量比較方法のさ
らに他の実施の形態の処理の流れを示すフローチャート
である。また、図6および図7は、この実施の形態にお
ける処理対象画像ブロックを模式的に示したものであ
る。図5に示すように、ステップ300で取り出した画
像1と画像2との特徴量を比較する場合、ステップ30
1で画像1と画像2とのうち、基準となる画像を選択す
る。そうして、ステップ302で基準として選択された
画像の未処理の画像ブロックを比較対象ブロックAとす
る。ステップ303で基準として選択されなかった側の
画像のブロックのうち、比較対象ブロックAに対応する
ブロックB群に面積割合の重みを付ける。そうして、ス
テップ304でブロックAと重みが付いたブロックB群
との比較を行う。ステップ305で基準として選択され
た画像のすべての画像ブロックの処理が終了したかどう
かを判定し、終了していない場合はステップ302に戻
り、選択された画像の画像ブロックについて、ステップ
302〜ステップ304の処理を繰り返す。基準として
選択された画像のすべての画像ブロックの処理が終了し
た場合は、ステップ306に進んで比較結果をまとめて
終了する。
【0021】図6において、画像5をm1=4、n1=
3としてm1×n1ブロックの格子状に分割された画像
とする。画像2をm2=3、n2=2としてm2×n2
ブロックの格子状に分割された画像とする。各ブロック
内のギリシア文字+2桁の数は、そのブロックから抽出
された特徴量とする。ここで、画像2のブロックを基準
とした場合には、比較は以下のように行われる。
【0022】β00についての比較は weight0000・δ00 +weight0010・δ10 +weight0001・δ01 +weight0011・δ11 とβ00の比較である。ここで、weight0000
は、β00のブロックに対応する画像5内の面積(ピク
セル数)のうちのδ00ブロックの面積(ピクセル数)
の割合である。つまり、β00に対応する画像5内のブ
ロックをδ00、δ’10、δ’01、δ’11とし、
その面積をそれぞれS(δ00)、S(δ’10)、S
(δ’01)、S(δ’11)とすると、weight
0000は以下の式によって表される。
【0023】 weight0000=S(δ00)/ (S(δ00)+S(δ’10)+S(δ’01)+S(δ’11)) (3) 同様にして、weight0010、weight00
01、weight0011も求められる。
【0024】β10についての比較は weight1010・δ10 +weight1020・δ20 +weight1011・δ11 +weight1021・δ21 とβ10の比較である。同様にβ20〜β21まで比較
し、その平均をとる。
【0025】また、画像5と画像2との特徴量を比較す
る場合において、画像5のブロックを基準とした時の比
較を図7に示す。図6の画像2を基準とした場合と同様
にδ00についての比較は δ00とweight’0000・β00の比較 δ10についての比較は weight’1000・β00 +weight’0010・β10 とδ10との比較である。
【0026】ここで、weight’1000は、δ0
0のブロックに対応する画像5内の面積(ピクセル数)
のうちの、β00ブロックの面積(ピクセル数)の割合
である。つまり、β00に対応する画像5内のブロック
をβ’00、β’10とし、その面積をS(β’0
0)、S(β’10)とすると、weight’100
0は以下の式によって表される。
【0027】 weight’1000 =S(β’00)/(S(β’00)+S(β’10)) (4) 同様にδ20〜δ32まで比較し、その平均をとる。
【0028】以上では、主として画像特徴量比較方法に
ついて説明したが、ここで述べた画像特徴量比較方法を
用いて構成した画像特徴量比較装置も本発明の対象とす
るものである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
発明は、2次元格子状に配列された2つの画像の特徴量
を相互に比較する画像特徴量比較方法において、m1×
n1(m1、n1は正の整数)ブロックの格子状に分割
された画像の各ブロックから抽出されたm1×n1の画
像特徴量と、m2×n2(m2、n2は正の整数)ブロ
ックの格子状に分割された画像の各ブロックから抽出さ
れたm2×n2の画像特徴量を、それぞれ(m1とm2
の公倍数)×(n1とn2の公倍数)に分割されたブロ
ックの対応するブロックに再配置し、再配置されたブロ
ック上で画像間の特徴量を比較することを特徴とする。
【0030】本発明の請求項2の発明は、2次元格子状
に配列された2つの画像の特徴量を相互に比較する画像
特徴量比較方法において、m1×n1(m1、n1は正
の整数)ブロックの格子状に分割された画像の各ブロッ
クから抽出されたm1×n1の画像特徴量と、m2×n
2(m2、n2は正の整数)ブロックの格子状に分割さ
れた画像の各ブロックから抽出されたm2×n2の画像
特徴量を、それぞれ(m1とm2の公約数)×(n1と
n2の公約数)に分割されたブロックの対応するブロッ
クに再配置し、再配置されたブロック上で画像間の特徴
量を比較することを特徴とする。
【0031】本発明の請求項3の発明は、2次元格子状
に配列された2つの画像の特徴量を相互に比較する画像
特徴量比較方法において、m1×n1(m1、n1は正
の整数)ブロックの格子状に分割された画像の各ブロッ
クから抽出されたm1×n1の画像特徴量と、m2×n
2(m2、n2は正の整数)ブロックの格子状に分割さ
れた画像の各ブロックから抽出されたm2×n2の画像
特徴量を、対応するブロックの面積に応じて重みを付
け、重み付けされたブロック上で画像間の特徴量を比較
することを特徴とする。
【0032】これらにより、異なるm×nブロックの格
子状に分割された画像の各ブロックの特徴量の直接的比
較が可能な画像特徴量比較方法が得られ、あらかじめ作
成された異なるm×nの特徴量をインデックスとするデ
ータベースを再構築することなしに、特徴量同士を比較
することができる。例えば、A社が開発した6×4に分
割された画像から抽出された特徴量に基づく画像データ
ベースのデータと、B社の開発した4×3に分割された
画像から抽出された特徴量に基づく画像データベースの
データの比較が可能となる。
【0033】本発明の請求項4の発明は、画像特徴量は
色ヒストグラムまたは平均色またはテクスチャ特徴のい
ずれかであることを特徴とする。これにより、色ヒスト
グラム、平均色、テクスチャ特徴等の代表的な画像特徴
量を比較することができる。
【0034】本発明の請求項5の発明は、2次元格子状
に配列された2つの画像の特徴量を相互に比較する画像
特徴量比較装置において、m1×n1(m1、n1は正
の整数)ブロックの格子状に分割された画像の各ブロッ
クからm1×n1の画像特徴量を、m2×n2(m2、
n2は正の整数)ブロックの格子状に分割された画像の
各ブロックからm2×n2の画像特徴量をそれぞれ抽出
する画像特徴量抽出手段と、この画像特徴量抽出手段が
抽出した画像特徴量を、それぞれ(m1とm2の公倍
数)×(n1とn2の公倍数)に分割されたブロックの
対応するブロックに再配置する画像特徴量再配置手段
と、この画像特徴量再配置手段によって再配置されたブ
ロック上で画像間の特徴量を比較する画像特徴量比較手
段とを具備することを特徴とする。
【0035】本発明の請求項6の発明は、2次元格子状
に配列された2つの画像の特徴量を相互に比較する画像
特徴量比較装置において、m1×n1(m1、n1は正
の整数)ブロックの格子状に分割された画像の各ブロッ
クからm1×n1の画像特徴量を、m2×n2(m2、
n2は正の整数)ブロックの格子状に分割された画像の
各ブロックからm2×n2の画像特徴量をそれぞれ抽出
する画像特徴量抽出手段と、この画像特徴量抽出手段が
抽出した画像特徴量を、それぞれ(m1とm2の公約
数)×(n1とn2の公約数)に分割されたブロックの
対応するブロックに再配置する画像特徴量再配置手段
と、この画像特徴量再配置手段によって再配置されたブ
ロック上で画像間の特徴量を比較する画像特徴量比較手
段とを具備することを特徴とする。
【0036】本発明の請求項7の発明は、2次元格子状
に配列された2つの画像の特徴量を相互に比較する画像
特徴量比較装置において、m1×n1(m1、n1は正
の整数)ブロックの格子状に分割された画像の各ブロッ
クからm1×n1の画像特徴量を、m2×n2(m2、
n2は正の整数)ブロックの格子状に分割された画像の
各ブロックからm2×n2の画像特徴量をそれぞれ抽出
する画像特徴量抽出手段と、この画像特徴量抽出手段が
抽出した画像特徴量を、対応するブロックの面積に応じ
て重み付けを行う重み付け手段と、この重み付け手段に
よって重み付けされたブロック上で画像間の特徴量を比
較する画像特徴量比較手段とを具備することを特徴とす
る。
【0037】これらにより、異なるm×nブロックの格
子状に分割された画像の各ブロックの特徴量の直接的比
較が可能な画像特徴量比較装置が得られ、これを用い
て、あらかじめ作成された異なるm×nの特徴量をイン
デックスとするデータベースを再構築することなしに、
特徴量同士を比較することができる。例えば、A社が開
発した6×4に分割された画像から抽出された特徴量に
基づく画像データベースのデータと、B社の開発した4
×3に分割された画像から抽出された特徴量に基づく画
像データベースのデータの比較がこの装置で可能とな
る。
【0038】本発明の請求項8の発明は、画像特徴量は
色ヒストグラムまたは平均色またはテクスチャ特徴のい
ずれかであることを特徴とする。これにより、色ヒスト
グラム、平均色、テクスチャ特徴等の代表的な画像特徴
量を比較することができる画像特徴量比較装置が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像特徴量比較方法の一実施の形態の
処理の流れを示すフローチャート。
【図2】図1の実施の形態における処理対象画像ブロッ
クの模式図。
【図3】本発明の画像特徴量比較方法の他の実施の形態
の処理の流れを示すフローチャート。
【図4】図3の実施の形態における処理対象画像ブロッ
クの模式図。
【図5】本発明の画像特徴量比較方法のさらに他の実施
の形態の処理の流れを示すフローチャート。
【図6】図5の実施の形態における処理対象画像ブロッ
クの模式図。
【図7】図5の実施の形態における処理対象画像ブロッ
クの模式図。
【符号の説明】
α00〜α53 画像特徴量 β00〜β21 画像特徴量 γ00〜γ21 画像特徴量 δ00〜δ32 画像特徴量

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元格子状に配列された2つの画像の
    特徴量を相互に比較する画像特徴量比較方法において、 m1×n1(m1、n1は正の整数)ブロックの格子状
    に分割された画像の各ブロックから抽出されたm1×n
    1の画像特徴量と、m2×n2(m2、n2は正の整
    数)ブロックの格子状に分割された画像の各ブロックか
    ら抽出されたm2×n2の画像特徴量を、それぞれ(m
    1とm2の公倍数)×(n1とn2の公倍数)に分割さ
    れたブロックの対応するブロックに再配置し、再配置さ
    れたブロック上で画像間の特徴量を比較することを特徴
    とする画像特徴量比較方法。
  2. 【請求項2】 2次元格子状に配列された2つの画像の
    特徴量を相互に比較する画像特徴量比較方法において、 m1×n1(m1、n1は正の整数)ブロックの格子状
    に分割された画像の各ブロックから抽出されたm1×n
    1の画像特徴量と、m2×n2(m2、n2は正の整
    数)ブロックの格子状に分割された画像の各ブロックか
    ら抽出されたm2×n2の画像特徴量を、それぞれ(m
    1とm2の公約数)×(n1とn2の公約数)に分割さ
    れたブロックの対応するブロックに再配置し、再配置さ
    れたブロック上で画像間の特徴量を比較することを特徴
    とする画像特徴量比較方法。
  3. 【請求項3】 2次元格子状に配列された2つの画像の
    特徴量を相互に比較する画像特徴量比較方法において、 m1×n1(m1、n1は正の整数)ブロックの格子状
    に分割された画像の各ブロックから抽出されたm1×n
    1の画像特徴量と、m2×n2(m2、n2は正の整
    数)ブロックの格子状に分割された画像の各ブロックか
    ら抽出されたm2×n2の画像特徴量を、対応するブロ
    ックの面積に応じて重みを付け、重み付けされたブロッ
    ク上で画像間の特徴量を比較することを特徴とする画像
    特徴量比較方法。
  4. 【請求項4】 前記画像特徴量は色ヒストグラムまたは
    平均色またはテクスチャ特徴のいずれかであることを特
    徴とする請求項1または請求項2または請求項3のいず
    れかに記載の画像特徴量比較方法。
  5. 【請求項5】 2次元格子状に配列された2つの画像の
    特徴量を相互に比較する画像特徴量比較装置において、 m1×n1(m1、n1は正の整数)ブロックの格子状
    に分割された画像の各ブロックからm1×n1の画像特
    徴量を、m2×n2(m2、n2は正の整数)ブロック
    の格子状に分割された画像の各ブロックからm2×n2
    の画像特徴量をそれぞれ抽出する画像特徴量抽出手段
    と、 この画像特徴量抽出手段が抽出した画像特徴量を、それ
    ぞれ(m1とm2の公倍数)×(n1とn2の公倍数)
    に分割されたブロックの対応するブロックに再配置する
    画像特徴量再配置手段と、 この画像特徴量再配置手段によって再配置されたブロッ
    ク上で画像間の特徴量を比較する画像特徴量比較手段と
    を具備することを特徴とする画像特徴量比較装置。
  6. 【請求項6】 2次元格子状に配列された2つの画像の
    特徴量を相互に比較する画像特徴量比較装置において、 m1×n1(m1、n1は正の整数)ブロックの格子状
    に分割された画像の各ブロックからm1×n1の画像特
    徴量を、m2×n2(m2、n2は正の整数)ブロック
    の格子状に分割された画像の各ブロックからm2×n2
    の画像特徴量をそれぞれ抽出する画像特徴量抽出手段
    と、 この画像特徴量抽出手段が抽出した画像特徴量を、それ
    ぞれ(m1とm2の公約数)×(n1とn2の公約数)
    に分割されたブロックの対応するブロックに再配置する
    画像特徴量再配置手段と、 この画像特徴量再配置手段によって再配置されたブロッ
    ク上で画像間の特徴量を比較する画像特徴量比較手段と
    を具備することを特徴とする画像特徴量比較装置。
  7. 【請求項7】 2次元格子状に配列された2つの画像の
    特徴量を相互に比較する画像特徴量比較装置において、 m1×n1(m1、n1は正の整数)ブロックの格子状
    に分割された画像の各ブロックからm1×n1の画像特
    徴量を、m2×n2(m2、n2は正の整数)ブロック
    の格子状に分割された画像の各ブロックからm2×n2
    の画像特徴量をそれぞれ抽出する画像特徴量抽出手段
    と、 この画像特徴量抽出手段が抽出した画像特徴量を、対応
    するブロックの面積に応じて重み付けを行う重み付け手
    段と、 この重み付け手段によって重み付けされたブロック上で
    画像間の特徴量を比較する画像特徴量比較手段とを具備
    することを特徴とする画像特徴量比較装置。
  8. 【請求項8】 前記画像特徴量は色ヒストグラムまたは
    平均色またはテクスチャ特徴のいずれかであることを特
    徴とする請求項5または請求項6または請求項7のいず
    れかに記載の画像特徴量比較装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005242592A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Ntt Docomo Inc 画像処理装置及び画像処理方法

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