JP2002026977A - データ通信システムにおける帯域配信サービス方法及びそれを実行するための通信装置 - Google Patents

データ通信システムにおける帯域配信サービス方法及びそれを実行するための通信装置

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JP2002026977A
JP2002026977A JP2000203072A JP2000203072A JP2002026977A JP 2002026977 A JP2002026977 A JP 2002026977A JP 2000203072 A JP2000203072 A JP 2000203072A JP 2000203072 A JP2000203072 A JP 2000203072A JP 2002026977 A JP2002026977 A JP 2002026977A
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明美 佐和田
Hiroaki Inoue
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Abstract

(57)【要約】 【課題】予め確保した帯域を無駄を排除して有効利用す
る、データ通信システムにおける新規の帯域配信サービ
ス方法及びそれを実行するための通信装置を提供する。 【解決手段】通信サービスとして、サービス開始時刻と
サービス終了時刻及び通信帯域を予め申告する優先予約
型サービスと通信データ量を申告する普通予約型サービ
スとを備え、優先予約型サービスにおいては予約を申告
した時点から予約終了時点までの期間に対して帯域を確
保し、普通予約型サービスにおいては優先予約サービス
の予約によって確保された帯域の期間の内の未使用の期
間をサービスに充当する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大容量のデータ通
信システムに適用して好適な通信サービス方法、特に、
送受信端末間に設定される通信路への帯域配信サービス
方法及びそれを実行するための通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット網は、大容量のデータ通
信網として発展しつつあり、それに伴い、通信の伝送品
質を保証する技術開発の要求が高まっている。そのよう
な開発成果の例として、送受信間のコネクション(接
続)を確立し、データの伝送のための帯域を予め確保す
るQOS(Quality Of Service)保証型通信技術が国際
勧告として提案されている〔文献1:IETF(Interne
t Engineering Task Force)発行「Resource ReSerVati
on Protocol (RSVP) IETF RFC2205」(1997年9
月)参照〕。
【0003】上記技術による通信方式は、通信を行なう
直前に予約によってパス(通信路)を確立し、同時に帯
域を確保する手順を前提としている。そのため、(1)
帯域確保のために時間を要し、それによってデータの伝
送に遅延が生じる、(2)予約時点で通信路が混雑して
いて確保可能な帯域が不足する場合には、送受信間(En
d-to-end)のコネクションが必ずしも確保されるとは限
らないという問題があった。
【0004】このような問題を解決する手段として、指
定時刻に指定量の帯域を使用する旨の予約をユーザから
事前に受けるようにした帯域保証方法が提案されている
(文献2:特開平6−30021号公報参照)。しか
し、この方法では、帯域確保のタイミングがサービスを
行なう直前に行なわれるため、必ずしも上記問題(2)
が解決されない。そこで、この問題を踏まえて、予約要
求が発生した時点で帯域確保を行なう通信方式が提案さ
れている(文献3:特開平10−173662号公報参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記文
献3で提案されたシステムでは、帯域確保が完了してか
らデータが伝送されて実際にサービスを開始するまでの
間は、帯域が未使用状態のままとなり、帯域の無駄使い
が生じる。また事前予約の性質上、ユーザが予約を行な
っても実際に帯域を使用しないという状況も起こり得る
ので、この場合にも帯域が無駄使いとなる。
【0006】本発明の目的は、予め確保した帯域を無駄
を排除して有効利用する、データ通信システムにおける
新規の帯域配信サービス方法及びそれを実行するための
通信装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の前記課題は、通
信サービスとして、サービス開始時刻とサービス終了時
刻及び通信帯域を予め申告する優先予約型サービスと通
信データ量を申告する普通予約型サービスとを備え、優
先予約型サービスにおいては予約を申告した時点から予
約終了時点までの期間に対して帯域を確保し、普通予約
型サービスにおいては優先予約サービスの予約によって
確保された帯域の期間の内の未使用の期間をサービスに
充当することによって効果的に解決することが可能であ
る。そのような帯域配信サービス方法を採用すれば、未
使用状態の帯域が普通予約型サービスによって使用され
るので、帯域利用の無駄がなくなり、かつ、優先予約型
サービスに対しては要求される伝送品質が確保されるか
らである。
【0008】上記の優先予約型サービスは、通信開始以
前に帯域確保が行なわれる通信サービスとなり、普通予
約型サービスは、通信サービスの予約は受け付けるがネ
ットワーク(網)の資源が利用可能なときにサービスを
受けることが可能となる通信サービスとなる。このよう
な通信サービスの特徴を纏めて図1に示す。優先予約型
サービスの申告値は、図1に示すように、宛先アドレス
に加えて、通信帯域の値、開始時刻及び終了時刻であ
り、普通予約型サービスの申告値は、宛先アドレス及び
伝送するデータの大きさ即ちデータ量(バイト値)であ
る。
【0009】優先予約の申告値に基づいて帯域が確保さ
れると、その時点で、後で述べるノードにおいて、図2
に示すような優先予約テーブルが例として形成される。
ここで、Trは、優先予約型サービスの帯域確保が成立
した時刻、Tsは実際にサービスが開始される時刻、Te
はサービスが終了する時刻、出力IFはパスの出力先番
号を示す。
【0010】なお、本発明の優先予約型サービスは、普
通予約型サービスを優先予約型サービスの帯域の未使用
期間をサービスに充当するようにしたものであるが、優
先予約型サービスにおいて、この割り込みのサービスを
行なわず帯域を占有するか否かをユーザに選択させても
良い。この場合、割り込みを否とする即ち帯域を占有す
るサービスは、前記文献3による従来のサービスに相当
し、帯域の有効利用がなされない。即ち、本発明の優先
予約型サービスは、帯域の有効利用が可能となる分、サ
ービス料金を従来のサービスに比べて低くすることが可
能となる。
【0011】普通予約型も、申告に基づいて普通予約テ
ーブルがパスに形成される。その例を図3に示す。宛先
アドレス、データ量のほか、サービス状況が記録され
る。普通予約は、任意に受け付けるが、未使用又は空き
の帯域があるときに伝送が行なわれ、それまではサービ
スは行なわれず、サービス状況が未になる。そして、サ
ービス料金がデータ量を基に課せられる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る帯域配信サー
ビス方法及び通信装置を図面に示した発明の実施の形態
を参照して更に詳細に説明する本発明を実施するための
データ通信システムネットワークの例を図4に示す。ネ
ットワークは、送受信を行なう通信端末10−1と通信
端末10−2の間に複数の通信装置即ちノード12−1
〜12−4とこれらを互いに接続する複数の伝送路12
−1〜12−6により構成され、パス(通信路)が例え
ば点線に示すように形成され、コネクションが設定され
る。
【0013】ノード12の構成例を図5に示す。図5に
おいて、21−1,21−2は、伝走路13からのデー
タ(パケット)を入力する入力インタフェース、23
は、入力インタフェース21−1,21−2からの出力
データを受ける入力バッファ、24は、入力バッファ2
3からのデータに対して交換を行なうスイッチ部、25
−1,25−2は、スイッチ部24の出力データを伝走
路13に送出する出力インタフェース、11は、入力バ
ッファ23を管理する通信制御部である。入力バッファ
23は、伝送するデータを一旦記憶するキュー26a,
26b,26cを有する。
【0014】このような構成のノード12は、、宛先の
ノードへ向けてのコネクションを設定する機能を有し、
ルータ/ATM(Asynchronous Transfer Mode)システ
ム/WDM(Wavelength Division Multiple)システム
等で構成される。なお、本発明の実施の形態では、通信
制御部11をノード12の内部に配置したが、これをノ
ード12の外部に配置し、外付けサーバとしての機能を
持たせることが可能である。
【0015】通信制御部11は、コネクションを設定す
ると共に帯域予約に関する設定を行なうユニットであ
り、その構成を図6に示す。図6において、18は、予
約の申告値の登録に関する制御を行なう帯域予約部、1
7は、予約の申告値を記憶する予約テーブル、19は、
ルーティング(通信路設定)の情報を生成するルーティ
ングプロセス部、14は、新規に通信路の設定が可能か
の判定を行なう受付判定部、16は、帯域予約部18か
らの情報を受けて優先予約及び普通予約の伝送するデー
タ(パケット)のスケジューリング(時間管理)を行な
うパケットスケジューラ部、15は、伝送するデータを
一時記憶するキュー(記憶ユニット)に対する管理情報
を記録するスケジューリングテーブル、30は、以上の
各部に帯域配信サービスの動作を行なわせるための、記
憶装置20に格納した通信制御プログラムである。
【0016】帯域予約部18は、図2,3に示した宛先
アドレスに対応する出力IF番号、予約サービス、申告
値を予約テーブル17に格納し、優先予約及び普通予約
の申告に基づき随時予約テーブル17を更新する。更
に、帯域予約部18は、優先予約の申告を受けて、ルー
ティングプロセス部19のルーティング情報及び受付判
定部14の判定を用いて帯域確保を行なう。受付判定部
14の判定に基づき新規の優先予約が開始されると、帯
域予約部18は、予約テーブル17の更新を行なうと共
に優先予約番号に基づきパケットスケジューラ部16へ
予約テーブル17の内容を通知する。また、普通予約が
要求された場合は、その時点で帯域予約部18は、図3
に対応する普通予約の予約テーブル17の更新を行な
い、パケットスケジューラ部16へその内容を随時通知
する。
【0017】パケットスケジューラ部16は、予約テー
ブル17の内容に基づき、対応するキュー26のスケジ
ューリングを行なう機能と、各優先予約宛先と同一宛先
の普通予約を検索する機能を有する。これらの機能によ
り作成されるキュー26のスケジューリングテーブル1
5の一形態を図7に示す。即ち、スケジューリングテー
ブル15は、優先予約に関わる第1のキュー管理テーブ
ル15aと、各優先予約に対してこれと同一宛先を有す
る普通予約に関わる第2のキュー管理テーブル群15b
より構成される。第1のキュー管理テーブル15aに
は、出力IF、予約番号、宛先、帯域、キュー番号等が
記録される。また、第2のキュー管理テーブル群15b
では、宛先毎に、予約番号、帯域、キュー番号、使用時
間等が記録される。なお、使用時間は、パケットスケジ
ューラ部16が、第2のキュー管理テーブル群の作成に
当たり、普通予約のデータ量及び優先予約の出力帯域値
を基に予め推定した普通予約に要する時間である。更
に、パケットスケジューラ部16は、スケジューリング
テーブル15に基づき時間判定を行なう機能と優先予約
及び普通予約の伝送するデータを送出/停止する機能及
び特定のキューのデータ流量を監視する機能を有する。
【0018】以上のように、本発明の帯域配信サービス
方法の特徴は、特に、パケットスケジューラ部16の動
作による処理にあり、以下に図8から図11を用いて処
理の詳細を説明する。なお、上記したように、伝送する
優先予約データ及び普通予約データはキュー26にそれ
ぞれ格納され、キュー番号が図7に示すスケジューリン
グテーブル15に記録される。以下で説明する処理のフ
ローは、予約サービスに対応する予約番号、出力IF、
キュー番号、帯域値等をスケジューリングテーブル15
から読み出し、その値を基に実施される。
【0019】図8は、本発明に基づく帯域配信サービス
のフローを示している。任意の時刻Tにおいて、その時
刻が優先予約型サービスの開始時刻以前であるかを判断
(ステップ11)し、開始時刻前(T<Ts)であるな
らば普通予約型サービスを行なう(ステップ12)。開
始時刻以降(T≧Ts)であるならば、優先予約又は普
通予約サービスを行なう(ステップ14)。このとき、
優先予約サービスを延長するための手続きを実行するの
に十分な、予め設定しておく時間をΔ(但し、Δ<Te
−Ts)として、T=Te−Δに到達した場合には(ステ
ップ13)、時間延長要求処理を起動する(ステップ1
5)。なお、時間延長処理は、帯域予約部18及び受付
判定部14の処理に関わるものであり、本サービスフロ
ーと独立に処理を行なう。以上の処理をサービス終了時
刻(T=Te)に到達する(ステップ16)までδT
(実行可能な最小処理時間)ずつ繰り返し行なう(ステ
ップ17)。
【0020】ステップ12の帯域予約以降サービス開始
前の期間(Tr≦T<Ts)の処理の詳細を図9に示す。
この期間は、優先予約帯域が確保されているが、実際に
は使用されていない時間であるため、パケットスケジュ
ーラ部16は、優先予約に対応する普通予約サービスの
検索を行なう(ステップ121)。普通予約が複数存在
する場合、予め設定した方法で一意に普通予約を選択
し、サービスを開始する(ステップ122)。即ち、サ
ービスが行なわれている優先予約番号に基づき、図7に
示すスケジューリングテーブル15から対応する普通予
約を検索し、そのデータを出力させる。ここで、上記の
予め設定した方法は、普通予約の受付時間順、データ量
の多い順等のいずれの方法であっても構わない。なお、
普通予約サービスを開始した場合は、出力時間に基づい
てデータ出力を行なう。また、該普通予約の出力時間が
設定値に到達した場合には普通予約を終了し、帯域予約
部18へ通知する。帯域予約部18は、対応する普通予
約のサービスを終了する。以上の処理をT<Tsの期間
行なう。
【0021】次に、図8のステップ14のサービス開始
時刻以降(T≧Ts)の処理の詳細を図10に示す。パ
ケットスケジューラ部16は、優先予約データが格納さ
れているキュー26の監視を行ない、優先予約データが
到着している間(ステップ141)は優先予約データの
送出を行なわせる(ステップ142)。優先予約データ
が到着せずかつ該優先予約に対応する普通予約が存在す
る場合(ステップ143)には普通予約データの送出を
行なわせる(ステップ144)。
【0022】続いて、図8のステップ15の優先予約通
信終了時刻直前以降から通信終了時刻(T=Te−Δ)
に到達した時点での優先予約時間延長のためのプロセス
を図11に示す。優先予約通信終了時間からコネクショ
ン継続使用判定が可能となる十分な時間Δに来ると、受
付判定部14は、対応する優先予約のサービスが行なわ
れているかを判定し(ステップ151)、サービス中で
あれば、対応する予約番号を検索し帯域予約部18へ優
先予約継続の要求有無の問い合わせを行なう。継続のた
めの時間取得が可能であると受付判定部14が判断した
場合には、帯域予約部18は、その延長時間を基に優先
予約を行なっているユーザへ優先予約の継続を行なうか
の確認を、可能な延長時間と共に取る(ステップ15
3)。ユーザからの返信が延長を行なう旨(ステップ1
54)であれば、予約テーブル17の優先予約時間Te
の値を更新する(ステップ155)。以上のステップを
行なうことにより、予約した通信時間よりも実際の通信
時間をユーザが延長したいと望む場合には、コネクショ
ンの終了前に帯域確保を試みることによって、時間延長
可能なサービスを提供することができる。
【0023】図8から図11に示したフローに基づいて
記述したシステムの動作を、時間軸に沿って概念的に示
したものが図12である。図12aは、申告値に基づい
て優先予約の帯域値が時刻TrからTeまでの間確保され
ていることを示している。同一宛先の普通予約が存在す
る場合には、帯域を確保してから実際に優先予約のサー
ビスが開始される時間帯t1(=Ts−Tr)において
は、前述のように図7に示すスケジューリングテーブル
15を基に同一宛先の普通予約を検索し、テーブルに書
かれている帯域値及び使用時間を元に図12bに示す普
通予約のサービスを行なう。実際に優先予約のデータが
到着している期間が時刻T1から時刻T2の間即ちT1<
T<T2(但し、T1>Ts、T2<Te)であるときの普
通予約用のサービスが図12cに示すように提供され
る。即ち、優先予約通信が開始される予定時刻Tsにお
いて優先予約サービスのデータが到着していないため、
時刻Ts以後においても実際に優先予約データが到着す
る時刻T1までの時間帯t2(=T1−Ts)を普通予約
の通信サービスに用いる。また、実際のサービス終了時
刻Teよりも以前に優先予約のデータの到着がないと判
断した場合(T=T2)には、t3(=Te−T2)の時間
帯に再び普通予約のサービスを提供する。以上をもっ
て、本発明に基づく帯域配信サービスが実施される。
【0024】以上、本発明の実施の形態では、個々のユ
ーザの予約要求に基づいて処理を行なうサービスシステ
ムを説明したが、複数のユーザデータを集合して同一の
ラベル(宛先)で次ノードへ転送する場合でも、本サー
ビスシステムを適用することができる。
【0025】なお、本発明の原理を簡潔に述べるため、
パケットスケジューラ部16の動作について説明した。
パケットスケジューラ部16を含む通信制御部11は、
本発明の帯域配信サービスを採用したルーティング処理
を実行し、図4に示したネットワークにおける通信を実
現する。通信制御部11は、コンピュータ(CPU)又
はシステムLSIとメモリ等の既存デバイスと図6に示
した通信制御プログラム20とを用いて容易に構成可能
である。該通信制御プログラムは、コンピュータに作用
して、図6に示すパケットスケジューラ部16等の各部
をコンピュータに形成させる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、優先予約申告で帯域を
確保してから実際にサービスが行なわれるまでの間、普
通予約の通信を行なうことができるので、無駄を排除し
て帯域を有効利用する帯域配信サービス及び通信装置を
実現することができる。即ち、帯域確保後の実際のサー
ビスが行なわれる待ち時間の間の通信網の資源を該優先
予約よりも優先度の低い他の予約のチャネルに利用する
ことが可能となるので、例えば、今後に増大する大容量
のコンテンツ配信において、閑散時に回線を共用するよ
うにした従来のベストエフォート型サービスに比較して
確実でかつ料金が安価な通信サービスを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による優先予約型サービス及び普通予約
型サービスの例を説明するための図。
【図2】優先予約テーブルの例を説明するための図。
【図3】普通予約テーブルの例を説明するための図。
【図4】本発明の優先予約型サービス及び普通予約型サ
ービスを実行するデータ通信システムネットワークの例
を説明するための構成図。
【図5】図4のデータ通信システムネットワークを構成
する通信装置(ノード)の例を説明するための構成図。
【図6】図5の通信装置を構成する通信制御部の例を説
明するための構成図。
【図7】図6の通信制御部で形成されるスケジューリン
グテーブルの例を説明するための図。
【図8】本発明による帯域配信サービスを説明するため
のフロー図。
【図9】帯域予約以降サービス開始前の帯域配信サービ
スの例を説明するためのフロー図。
【図10】サービス開始以降の帯域配信サービスの例を
説明するためのフロー図。
【図11】優先予約時間延長の帯域配信サービスの例を
説明するためのフロー図。
【図12】本発明の優先予約及び普通予約サービスの概
念を説明するための図。
【符号の説明】
10…通信端末、11…通信制御部、12…ノード、1
4…受付判定部、15…スケジューリングテーブル、1
6…パケットスケジューラ部、17…予約テーブル、1
8…帯域予約部、19…ルーティングプロセス部、20
…記憶装置、21…入力インタフェース部、23…入力
バッファ部、24…スイッチ部、25…出力インタフェ
ース部、26…キュー、30…通信制御プログラム。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ通信システムにおいて実施する通
    信サービスとして、サービス開始時刻とサービス終了時
    刻及び通信帯域を予め申告する優先予約型サービスと通
    信データ量を申告する普通予約型サービスとを備え、優
    先予約型サービスにおいては予約を申告した時点から予
    約終了時点までの期間に対して帯域を確保し、普通予約
    型サービスにおいては優先予約サービスの予約によって
    確保された帯域の期間の内の未使用の期間をサービスに
    充当することを特徴とする帯域配信サービス方法。
  2. 【請求項2】 前記優先予約型サービスに対して、予め
    申告する通信帯域をサービス開始時刻からサービス終了
    時刻に亘って占有するサービスに比べてサービス料金を
    低く設定することを特徴とする請求項1に記載の帯域配
    信サービス方法。
  3. 【請求項3】 前記優先予約型サービスにおいて、サー
    ビスの終了時刻の前に優先予約サービスの時間延長の要
    求がある場合、予め申告したサービス終了時点でコネク
    ションを解放せずに引き続き帯域を確保してサービスを
    継続することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の帯域配信サービス方式。
  4. 【請求項4】 データ通信システムにおいて実施する通
    信サービスとして、サービス開始時刻とサービス終了時
    刻及び通信帯域を予め申告する優先予約型サービスと通
    信データ量を申告する普通予約型サービスとが備えら
    れ、優先予約型サービスにおいては予約を申告した時点
    から予約終了時点までの期間に対して帯域を確保し、普
    通予約型サービスにおいては優先予約サービスの予約に
    よって確保された帯域の期間の内の未使用の期間をサー
    ビスに充当する通信サービスを実行するための通信制御
    部を具備し、当該通信制御部は、優先予約型サービスの
    申告値及び普通予約型サービスの申告値を格納する予約
    テーブルと、当該予約テーブルを生成する帯域予約部
    と、予約テーブルの内容に基づいて優先予約型サービス
    及び普通予約型サービスのスケジューリングを行なうパ
    ケットスケジューラ部と、当該パケットスケジューラ部
    によって生成されるコネクション設定のためのスケジュ
    ーリングテーブルとを有していることを特徴とする通信
    装置。
  5. 【請求項5】 データ通信システムにおいて実施する通
    信サービスとして、サービス開始時刻とサービス終了時
    刻及び通信帯域を予め申告する優先予約型サービスと通
    信データ量を申告する普通予約型サービスとを備え、優
    先予約型サービスにおいては予約を申告した時点から予
    約終了時点までの期間に対して帯域を確保し、普通予約
    型サービスにおいては優先予約サービスの予約によって
    確保された帯域の期間の内の未使用の期間をサービスに
    充当する通信サービスをコンピュータによって実行する
    ための通信制御プログラムを記録した記録媒体であっ
    て、当該通信制御プログラムは、上記コンピュータに優
    先予約型サービスの申告値及び普通予約型サービスの申
    告値を格納した予約テーブルを生成する帯域予約部と、
    コネクション設定のためのスケジューリングテーブルを
    上記予約テーブルの内容に基づいて生成するパケットス
    ケジューラ部とを形成させて上記優先予約型サービス及
    び普通予約型サービスを実行させることを特徴とする通
    信制御プログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009071816A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Thomson Licensing ネットワーク資源管理方法及びネットワーク管理装置
US11880785B2 (en) 2020-07-31 2024-01-23 Fujifilm Business Innovation Corp. Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium storing program for renting business place for non-business purposes

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