JP2002024344A - 輸送コスト管理サーバ及び輸送コスト管理方法並びに輸送コスト管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

輸送コスト管理サーバ及び輸送コスト管理方法並びに輸送コスト管理プログラムを記録した記録媒体

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JP2002024344A
JP2002024344A JP2000201947A JP2000201947A JP2002024344A JP 2002024344 A JP2002024344 A JP 2002024344A JP 2000201947 A JP2000201947 A JP 2000201947A JP 2000201947 A JP2000201947 A JP 2000201947A JP 2002024344 A JP2002024344 A JP 2002024344A
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cost
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shipping
transportation cost
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Kazuyuki Wataya
和行 渡谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】輸送コストを算出するために必要な情報をデー
タベース化し、それを適正に運用することによって、T
COを削減することができる輸送コスト管理サーバ及び
輸送コスト管理方法並びに輸送コスト管理プログラムを
記録した記録媒体を提供する。 【構成】出荷物を出荷する出荷者に備えられた端末と、
出荷物の出荷指示を出荷者に対して行う出荷指示者に備
えられた端末とにネットワークに接続され、一以上の出
荷物の形態と出荷物の輸出地及び輸入地とから算出され
る輸送基準コストと、出荷物の輸送形態から算出される
輸送形態コストとからなる輸送総コストを出荷指示者が
送信した出荷物の態様に基づいて最適化し、最適化され
た輸送総コストに基づいた一以上の出荷指示データを出
荷指示者及び出荷者の少なくとも何れか一方に送信する
手段を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、輸送管理システム、特
に様々なコスト上の輸送形態を経る貿易上の輸送システ
ムに要する輸送コスト管理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、国内の販売業者が国外の製造
業者から購入した商品を国内に輸入したり、国内の販売
業者が国外で生産した自社製品等を国内に輸入する場合
には、国外の輸出業者(以下、サプライヤとする)が商
品又は製品(以下、出荷物とする)を発注する国内の販
売業者の指示に基づいて出荷物の輸送手段を適宜設定し
ていた。具体的には、ある特定の出荷物を購入し、自国
に輸入しようとする国内の販売業者(以下、バイヤーと
する)のうち、出荷指示者が、納入希望の出荷物の個数
及び納入期限を主とする出荷指示をサプライヤに対して
行い、その出荷指示に基づいて輸送経路及び係る輸送経
路における輸送形態をサプライヤが決定していた。ここ
で、前記サプライヤとは、自らが船舶を所有せず、荷主
に対しては運送人として独自の運賃を収受し、出荷物の
輸送責任を請け負って、運送証券を発行する業者を指す
ものである。このサプライヤは港運業、倉庫業、海貨業
等を基盤として、国際出荷物輸送分野へ事業を多角化し
ている。また、国外から国内に出荷物を輸送する場合の
輸送経路としては、主に空輸、海上輸送等が挙げられ
る。
【0003】以下に、従来の輸送システム及び輸送方法
について図面を用いて説明する。図3は、輸送システム
及び輸送方法の従来の構成を示すブロック図である。ま
た、図4は、従来の輸送方法を示すフローチャートであ
る。図3に示すように、出荷物を購入するバイヤーと、
係るバイヤーに所属し、サプライヤに対して出荷指示を
する出荷指示者と、サプライヤとが通信回線によって相
互通信可能な状態とされている。まず、出荷指示者は通
信回線を用いて出荷指示の基礎データをサプライヤに送
信する。このとき、送信する基礎データとしては以下の
ような項目がある。 1.輸出地及び輸入地 2.輸送方法(空輸、海上輸送等) 3.購入製品数 4.納期 以上のような基礎データを出荷指示として、出荷指示者
が通信手段を用いてサプライヤに出荷物の輸送の指示を
し、その出荷指示に基づいてバイヤーが輸出地及び輸入
地の使用空港(港湾)施設や使用空港(港湾)施設等を
決定して輸送を行っていた。
【0004】このように、出荷物を国外から国内へ輸入
する場合には、サプライヤがバイヤーの出荷指示に基づ
いてどのように前述の輸送経路及び輸送形態等を設定す
るかによって輸入に要するコストが算出されてきた。特
に、海上輸送に限っては、コンテナの輸送形態によって
価格が異なり、それを無視することはできなかった。こ
の価格形態には、商品の売主から買主への引き渡しを何
処で行い、また輸送にかかる保険がどの区間にかけられ
るかによって、FOB(Free On Board)、CIF(cost i
nsurance and freight)、等の価格形態がある。ここ
で、FOB(Free On Board)とは、「本船渡し条件」を
意味し、輸出価格には工場渡し価格、国内運送費、輸出
検査費、輸出通関費、船積費等、船積みまでの諸掛か
り、「船積原価」のみが含まれる。また、C&F(Cost
and Freight)とは、「運賃・保険料込み条件」を意味
し、この商品の船積港における輸出価格であるFOBに
仕向港までの保険料と運賃を加算した価格である。ま
た、CIF(cost insurance and freight)とは、「運賃
・保険料込み本船渡し条件」を意味し、C&F価格に海
上保険料を加算したもの。すなわち、FOBに海上運賃
を加算した価格である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
出荷指示、特に海上輸送のような出荷物をコンテナ等に
収納する形態の輸送に関しては、その出荷指示自体が輸
送する出荷物の個数及び納期に基づいてなされていたた
め、コンテナに収納される出荷物の数等はサプライヤの
判断に依存していた。その判断も、明らかに積載量が少
ないコンテナの輸送を避けるといった程度の経験則に基
づいて行っていたため、無駄なコストを要する恐れがあ
った。具体的には、出荷指示者は出荷物の容積や出荷物
の個数等の出荷物の情報と出荷物の納入期限に基づいて
出荷指示を出荷者に対して行っていたため、出荷物がど
のような輸送形態で輸送されるかは出荷者の判断に委ね
られていた。また、輸送する出荷物の容積や重量がそれ
ぞれ同様であるとは限らず、出荷物をコンテナにどのよ
うに収納するかと言った指示がなされていなかったた
め、サプライヤが任意に収納し、コンテナ内の出荷物は
必ずしも適正に収納されているとはいえなかった。ここ
で、適正な収納とは、可能な限りコンテナ内に隙間を作
ることなく、必要最小限のコンテナで済むようにするこ
とである。すなわち、上述のようにサプライヤが任意に
収納した場合、余計なコストがかかるだけでなく、バイ
ヤーにとってはそのようなコスト差がどの点で生じてい
るのかは経験的に判断するしかなかった。さらに、出荷
者の判断は出荷物の情報及び出荷物の納入期限に基づい
て出荷を行っていたため、コストを削減するという方向
で出荷物の輸送形態を判断することは困難であった。具
体的には、バイヤーが出荷指示を行う際に、所望する出
荷物の個数を必要最小限からどの程度多くするかという
のも経験的に算出される個数であり、それが必ずしも、
前述の適正な収納に合致するとはいえなかった。一方、
サプライヤは指示されたとおりにコンテナに出荷物を収
納するため、前述の件と併せて、バイヤーが出荷物の輸
送に要するコスト効率を向上させることは困難であっ
た。
【0006】本発明は、以上の従来技術における問題に
鑑みてなされたものであり、輸送コストを算出するため
に必要な情報をデータベース化し、それを適正に運用す
ることによって、設定された輸送形態に基づいた最適納
入ロット(国際輸送単位)を算出する共に、TCO(To
tal Cost of Ownership:ネットワークに接続された機
器の、導入から管理までの全コスト)を削減することが
できる輸送コスト管理サーバ及び輸送コスト管理方法並
びに輸送コスト管理プログラムを記録した記録媒体を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に提供する本願第一の発明に係る輸送コスト管理サーバ
は、出荷物を出荷する出荷者に備えられた端末と、出荷
物の出荷指示を出荷者に対して行う出荷指示者に備えら
れた端末とにネットワークによる接続がなされ、一以上
の出荷物の形態と出荷物の輸出地及び輸入地とから算出
される輸送基準コストと、出荷物の輸送形態から算出さ
れる輸送形態コストとからなる輸送総コストを出荷指示
者が送信した出荷物の態様に基づいて最適化し、最適化
された輸送総コストに基づいた一以上の出荷指示データ
を出荷指示者及び出荷者の少なくとも何れか一方に送信
する手段を有することを特徴とする。
【0008】係る構成とすることにより、最小限度の出
荷物を効率的にコンテナ等に収納できると共に、適切な
出荷指示、すなわち出荷物の輸送に要するコストを最小
限に抑えた出荷指示を行うことができる。ここで、前記
輸送基準コストとは、どのような形状の出荷物が何処か
ら何処まで輸送されるかといった態様に要するコストで
ある。具体的には、出荷物の容積や重量によって設定さ
れるコストや、その出荷物が輸送される距離に基づいて
設定されるコストを指す。また、輸送形態コストとは、
特に、貿易における輸送の場合、二以上の輸送業者が混
在するのが一般的であり、その輸送担当区間も契約によ
って様々である。すなわち、出荷指示の条件に基づいて
輸送担当区間を特定し、それに基づいて算出する。
【0009】前記課題を解決するために提供する本願第
二の発明に係る輸送コスト管理サーバは、請求項1に記
載の輸送コスト管理サーバにおいて、前記最適化された
輸送総コストは、所定の数量の出荷物における最小の輸
送総コストであることを特徴とする。
【0010】従来の出荷指示における出荷物の輸送量
は、各出荷物の納入期日に必要とされる量を所定の期間
の幅で管理していたため、中途半端な積載量のコンテナ
等で出荷物を輸送する場合が多く、効率が悪かった。ま
た、それによって納入期日とのバランス、特に出荷物の
搬入期日が納入期日より遅れる場合もあった。本願第二
の発明に係る輸送コスト管理サーバによれば、所定の納
入期日及び出荷物の輸送量が輸送に要するコストの削減
に基づいて設定されるため、納入期日の設定及びそれぞ
れの期日における出荷物の輸送量を効率よく管理するこ
とができる。
【0011】前記課題を解決するために提供する本願第
三の発明に係る輸送コスト管理サーバは、請求項1又は
請求項2に記載の輸送コスト管理サーバにおいて、前記
最適化された輸送総コストは、所定の出荷期限における
最小の輸送総コストであることを特徴とする。
【0012】従来の出荷指示は必要とされる出荷物の納
入期日に基づいて管理されていたため、コストを削減す
るために効率的な納入期日及び輸送形態の設定がされて
いなかった。本願第二の発明に係る輸送コスト管理サー
バによれば、所定の納入期日及び出荷物の輸送量が輸送
に要するコストの削減に基づいてバランスよく設定され
ることとなる。従って、納入期日の設定及びそれぞれの
期日における出荷物の輸送量を効率よく管理することが
できる。
【0013】前記課題を解決するために提供する本願第
四の発明に係る輸送コスト管理サーバは、請求項1乃至
請求項3の何れか一に記載の輸送コスト管理サーバにお
いて、出荷物を輸送する輸送形態は、少なくともコンテ
ナ内に出荷物を収納した海上輸送又は空輸であることを
特徴とする。
【0014】出荷物を効率よく輸送するためには、コン
テナ等に収納される出荷物を対象とすることが望まし
い。すなわち、各コンテナの形状及び性能と出荷物の形
状(容積)及び重量等から得られる情報により、各コン
テナ内にはできるだけ出荷物を無駄なく収納することが
必要であると共に、それらコンテナ等を個別に管理する
ことにより、出荷物の輸送に要するコストを軽減するこ
とができる。
【0015】前記課題を解決するために提供する本願第
五の発明に係る輸送コスト管理サーバは、請求項1乃至
請求項4の何れか一に記載の輸送コスト管理サーバにお
いて、前記輸送コストは、少なくとも輸送運賃と保険料
と輸入国内運賃と購入品総コストとからなることを特徴
とする。
【0016】前記課題を解決するために提供する本願第
六の発明に係る輸送コスト管理サーバは、請求項1乃至
請求項5の何れか一に記載の輸送コスト管理サーバにお
いて、前記輸送形態コストは、少なくともFOB及びC
IF及びC&Fの何れか一の貿易条件から算出されるコ
ストを含む輸送形態コストであることを特徴とする。
【0017】前記課題を解決するために提供する本願第
七の発明に係る輸送コスト管理方法は、出荷物を出荷す
る出荷者に備えられた端末と、出荷物の出荷指示を出荷
者に対して行う出荷指示者に備えられた端末と輸送コス
トを管理する輸送コスト管理サーバとがネットワークに
よって接続され、一種類以上の出荷物の形態と出荷物の
輸出地及び輸入地とから算出される輸送基準コストと、
出荷物の輸送形態から算出される輸送形態コストとから
なる輸送総コストを出荷指示者が送信した出荷物の態様
に基づいて前記輸送コスト管理サーバが最適化し、最適
化された輸送総コストに基づいた一以上の出荷指示デー
タを前記出荷指示者端末及び出荷者端末の少なくとも何
れか一方に送信することを特徴とする。
【0018】係る構成とすることにより、最小限度の出
荷物を効率的にコンテナ等に収納できると共に、適切な
出荷指示、すなわち出荷物の輸送に要するコストを最小
限に抑えた出荷指示を行うことができる。
【0019】前記課題を解決するために提供する本願第
八の発明に係る輸送コスト管理方法は、請求項7に記載
の輸送コスト管理方法において、前記最適化された輸送
総コストは、所定の数量の出荷物における最小の輸送総
コストであることを特徴とする。
【0020】従来の出荷指示における出荷物の輸送量
は、各出荷物の納入期日に必要とされる量を所定の期間
の幅で管理していたため、中途半端な積載量のコンテナ
等で出荷物を輸送する場合が多く、効率が悪かった。ま
た、それによって納入期日とのバランス、特に出荷物の
搬入期日が納入期日より遅れる場合もあった。本願第八
の発明に係る輸送コスト管理方法によれば、所定の納入
期日及び出荷物の輸送量が輸送に要するコストの削減に
基づいて設定されるため、納入期日の設定及びそれぞれ
の期日における出荷物の輸送量を効率よく管理すること
ができる。
【0021】前記課題を解決するために提供する本願第
九の発明に係る輸送コスト管理方法は、請求項6又は請
求項7に記載の輸送コスト管理方法において、前記最適
化された輸送総コストは、所定の出荷期限における最小
の輸送総コストであることを特徴とする。
【0022】従来の出荷指示は必要とされる出荷物の納
入期日に基づいて管理されていたため、コストを削減す
るために効率的な納入期日及び輸送形態の設定がされて
いなかった。本願第九の発明に係る輸送コスト管理方法
によれば、所定の納入期日及び出荷物の輸送量が輸送に
要するコストの削減に基づいてバランスよく設定される
こととなる。従って、納入期日の設定及びそれぞれの期
日における出荷物の輸送量を効率よく管理することがで
きる。
【0023】前記課題を解決するために提供する本願第
十の発明に係る輸送コスト管理方法は、請求項7乃至請
求項9の何れか一に記載の輸送コスト管理方法におい
て、出荷物を輸送する輸送形態は、少なくともコンテナ
内に出荷物を収納した海上輸送又は空輸であることを特
徴とする。
【0024】出荷物を効率よく輸送するためには、コン
テナ等に収納される出荷物を対象とすることが望まし
い。すなわち、各コンテナの形状及び性能と出荷物の形
状(容積)及び重量等から得られる情報により、各コン
テナ内にはできるだけ出荷物を無駄なく収納することが
必要であると共に、それらコンテナ等を個別に管理する
ことにより、出荷物の輸送に要するコストを軽減するこ
とができる。
【0025】前記課題を解決するために提供する本願第
十一の発明に係る輸送コスト管理方法は、請求項7乃至
請求項10の何れか一に記載の輸送コスト管理方法にお
いて、前記輸送基準コストは、少なくとも輸送運賃と保
険料と輸入国内運賃と購入品総コストとからなることを
特徴とする。
【0026】前記課題を解決するために提供する本願第
十二の発明に係る輸送コスト管理方法は、請求項7乃至
請求項11の何れか一に記載の輸送コスト管理方法にお
いて、前記輸送形態コストは、少なくともFOB及びC
IF及びC&Fの何れか一の貿易条件から算出されるコ
ストを含む輸送形態コストであることを特徴とする。
【0027】前記課題を解決するために提供する本願第
十三の発明に係る輸送コスト管理プログラムを記録した
記録媒体は、一種類以上の出荷物の形態と出荷物の輸出
地及び輸入地とから算出される輸送基準コストと、出荷
物の輸送形態から算出される輸送形態コストとからなる
輸送総コストを出荷物の出荷指示を出荷者に対して行う
出荷指示者が送信した出荷物の態様に基づいて最適化
し、最適化された輸送総コストに基づいた一以上の出荷
指示データを前記出荷指示者及び出荷者の少なくとも何
れか一方に送信することを特徴とする。
【0028】従って、最小限度の出荷物を効率的にコン
テナ等に収納できると共に、適切な出荷指示、すなわち
出荷物の輸送に要するコストを最小限に抑えた出荷指示
を行うことができる。
【0029】前記課題を解決するために提供する本願第
十四の発明に係る輸送コスト管理プログラムを記録した
記録媒体は、請求項13に記載の輸送コスト管理プログ
ラムを記録した記録媒体において、前記最適化された輸
送総コストは、所定の数量の出荷物における最小の輸送
総コストであることを特徴とする。
【0030】従来の出荷指示における出荷物の輸送量
は、各出荷物の納入期日に必要とされる量を所定の期間
の幅で管理していたため、中途半端な積載量のコンテナ
等で出荷物を輸送する場合が多く、効率が悪かった。ま
た、それによって納入期日とのバランス、特に出荷物の
搬入期日が納入期日より遅れる場合もあった。本願第十
四の発明に係る輸送コスト管理プログラムを記録した記
録媒体によれば、所定の納入期日及び出荷物の輸送量が
輸送に要するコストの削減に基づいて設定されるため、
納入期日の設定及びそれぞれの期日における出荷物の輸
送量を効率よく管理することができる。
【0031】前記課題を解決するために提供する本願第
十五の発明に係る輸送コスト管理プログラムを記録した
記録媒体は、請求項13又は請求項14に記載の輸送コ
スト管理プログラムを記録した記録媒体において、前記
最適化された輸送総コストは、所定の出荷期限における
最小の輸送総コストであることを特徴とする。
【0032】従来の出荷指示は必要とされる出荷物の納
入期日に基づいて管理されていたため、コストを削減す
るために効率的な納入期日及び輸送形態の設定がされて
いなかった。本願第十五の発明に係る輸送コスト管理プ
ログラムを記録した記録媒体によれば、所定の納入期日
及び出荷物の輸送量が輸送に要するコストの削減に基づ
いてバランスよく設定されることとなる。従って、納入
期日の設定及びそれぞれの期日における出荷物の輸送量
を効率よく管理することができる。
【0033】前記課題を解決するために提供する本願第
十六の発明に係る輸送コスト管理プログラムを記録した
記録媒体は、請求項13乃至請求項15の何れか一に記
載の輸送コスト管理プログラムを記録した記録媒体にお
いて、前記輸送形態は、少なくともコンテナ内に出荷物
を収納した海上輸送又は空輸であることを特徴とする。
【0034】出荷物を効率よく輸送するためには、コン
テナ等に収納される出荷物を対象とすることが望まし
い。すなわち、各コンテナの形状及び性能と出荷物の形
状(容積)及び重量等から得られる情報により、各コン
テナ内にはできるだけ出荷物を無駄なく収納することが
必要であると共に、それらコンテナ等を個別に管理する
ことにより、出荷物の輸送に要するコストを軽減するこ
とができる。
【0035】前記課題を解決するために提供する本願第
十七の発明に係る輸送コスト管理プログラムを記録した
記録媒体は、請求項13乃至請求項16の何れか一に記
載の輸送コスト管理プログラムを記録した記録媒体にお
いて、前記輸送基準コストは、少なくとも輸送運賃と保
険料と輸入国内運賃と購入品総コストとからなることを
特徴とする。
【0036】前記課題を解決するために提供する本願第
十八の発明に係る輸送コスト管理プログラムを記録した
記録媒体は、請求項13乃至請求項17の何れか一に記
載の輸送コスト管理プログラムを記録した記録媒体にお
いて、前記輸送形態コストは、少なくともFOB及びC
IF及びC&Fの何れか一の貿易条件から算出されるコ
ストを含む輸送形態コストであることを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る輸送コスト
管理サーバ及び輸送コスト管理方法並びに輸送コスト管
理プログラムを記録した記録媒体の一実施の形態におけ
る構成について図面を参照して説明する。図1は、本発
明に係る輸送コスト管理サーバ及び輸送コスト管理方法
並びに輸送コスト管理プログラムを記録した記録媒体の
一実施の形態における構成を示すブロック図である。図
1に示すように、出荷物4の搬出管理を行う出荷者3に
備えられた出荷者端末32と、前記出荷物4の搬入管理
を行うバイヤー2の内部に設けられ、前記出荷者3に対
して出荷指示を行う出荷指示者21に備えられた出荷指
示者端末22と、出荷物4の輸送管理を行う輸送コスト
管理サーバ1とがネットワークによって接続されてい
る。また、前記出荷者3の指示に基づいて実際に出荷を
行う工場等のサプライヤ31が前記出荷者端末32と通
信可能に接続されると共に、出荷物4が実際に搬入され
る納入先5が前記出荷指示端末22に通信可能に接続さ
れている。すなわち、出荷物4は前記サプライヤ31か
ら前記納入先5に輸送されるものである。ここで、前記
バイヤー2及び納入先5と前記出荷者3及びサプライヤ
31とがそれぞれ同一の形態であってもよく、前記輸送
コスト管理サーバ1がバイヤー2若しくは出荷者3の何
れかの内部に設けられてもよい。また、このネットワー
クはインターネット回線を用いたネットワークでもよ
く、前記サプライヤ31及び納入先5の少なくとも何れ
かが直接ネットワークに接続されてもよい。
【0038】次に、本発明に係る輸送コスト管理サーバ
を用いた輸送コスト管理システムの一実施の形態におけ
る輸送コスト管理方法について図面を参照して以下に説
明する。図2は、本発明に係る輸送コスト管理方法の一
実施の形態について輸送コスト管理サーバを中心に説明
するブロック図である。図2に示すように、バイヤー
2、特に出荷指示者21は出荷指示者端末22を用いて
輸送基準コストの要件及び輸送形態コストの要件からな
る主要基礎データを入力項目として輸送コスト管理サー
バ1に送信する。具体的には、輸送コスト管理サーバ1
には他の端末から入力可能なホームページが構築され、
輸送コスト管理サーバ1は出荷指示者端末22に対し
て、以下に示す輸送基準コストの要件及び輸送形態コス
トの要件からなる主要基礎データの入力を受けるものと
する。 主要基礎データ 1.輸送方法 出荷物を輸出地から輸入地までどのような経路で輸送す
るかを設定する。例えば、空輸、海上輸送等である。 2.使用空港(港湾)施設 出荷物を輸送する際にあたって、輸出地及び輸入地、必
要であれば経由地において使用する空港又は港湾を設定
する。 3.輸送形態 FOB、CIF、C&F等の貿易条件である。 4.契約購入単価 出荷物を購入するに当たって設定された単価である。こ
こで、国際的な出荷物の輸送においては、契約購入単価
の入力に為替レート等の入力を用いることとする。ま
た、契約購入単価の入力にあたっては、輸送費及び保険
料は除くものとする。 5.納期 出荷物が輸入地において使用する空港(又は港湾)若し
くは納入地において到達すべき納期を設定する。 6.出荷物容量 出荷物1個あたりの梱包を含む容量である。(m
個) 但し、出荷物の個別の形状が複数種ある場合にも対応で
きるように、それぞれの出荷物個別の容量が輸送コスト
管理サーバに入力できるようにされることが望ましい。 7.出荷物重量 出荷物1個あたりの梱包を含む重量である。(kg/
個) 但し、出荷物の個別の形状が複数種ある場合にも対応で
きるように、それぞれの出荷物個別の重量が輸送コスト
管理サーバに入力できるようにされることが望ましい。 8.輸出地及び納入地の所在地 出荷物の輸送元となる輸出地の所在地及び納入地の所在
地である。輸送コスト管理サーバ1には、輸送コストを
算出するためのコストテーブル群を備えた輸送コスト管
理プログラムが組み込まれており、送信された以上の主
要基礎データに基づいて輸送基準コスト及び輸送形態コ
ストからなる輸送総コストが算出される。ここで、前記
コストテーブル群を以下に示す。 1.コンテナ運賃テーブル 2.輸送コンテナ組み合わせテーブル 3.空輸運賃テーブル 4.LCL運賃テーブル 5.コンテナ運賃テーブル 6.保険係数テーブル 7.空輸取扱料算出テーブル 8.海上輸送取扱料算出テーブル 9.トラック組み合わせテーブル 10.トラック運賃テーブル 11.輸送コンテナ組み合わせテーブル 12.コンテナ配送料テーブル
【0039】次に、本発明に係る輸送コスト管理サーバ
によってバイヤー2(出荷指示者21)に対して出力さ
れる輸送基準コストデータ及び輸送形態コスト及び輸送
総コストの算出方法について図2乃至図5を参照して説
明する。総コストは以下の式によって算出される。 総コスト=(出荷物本体価格)+(国際輸送運賃)+
(保険料)+(輸入通関諸費用)+(国内輸送費) また、出荷物の単価は、 単 価 =総コスト/(システム計算の)最適出荷数量 と、表すことができる。次に、出荷条件に用いられるそ
れぞれの項目の算出方法について説明する。 1.出荷物本体価格 (出荷物本体価格)=(出荷数量)×(出荷物単価)×
(換算レート) 2.国際輸送運賃 (a)空輸の場合 (国際輸送運賃)=(Chargeable Weight)×(取得し
た運賃レート) 但し、算出された数値が出荷物の輸送ルートにおける輸
出地と輸入地のマトリックスに設定された最低値以下で
ある場合には、算出結果は全てこの最低値とする。ここ
で、前記Chargeable Weightとは、出荷物重量と容積重
量とを比較し、値が大きい方の数値を指すものである。
このとき、使用されるコンテナについては、出荷物の容
量に応じて以下のように設定されるものとする。 出荷物容積≦20…20フィートコンテナを使用 出荷物容積>20…40フィートコンテナを使用 (b)海上輸送の場合 まず、コンテナ運賃テーブルから運賃レートと、輸送コ
ンテナ組み合わせテーブルより取得したコンテナ組み合
わせ数とを算出し、 (国際輸送運賃)=(コンテナ組み合わせ数)×(運賃
レート) として算出する。ここで、前記運賃レートについて簡単
に説明する。 (運賃レート)これは、輸送形態がFOBのときに適用
する項目であり、輸送形態がCIFやCFR(C&F)
の場合は適用せず、運賃レートは0とする。FOBの場
合の運賃レートの取得方法は以下の通りである。 (a)空輸の場合 上記Chargeable Weightから該当するウェイト帯の空輸
運賃テーブルを参照し、輸出地と輸入地から運賃レート
を取得する。 (b)海上輸送の場合 上記出荷物容積から輸送コンテナ組み合わせデータを取
得 出荷物容積が10m未満の場合、LCL運賃テーブル
を参照し、輸入地と輸出地とから運賃レートを取得する 出荷物容積が10m以上の場合、コンテナ組み合わせ
数及び輸出地及び輸入地からコンテナ運賃テーブルを参
照して運賃レートを取得 3.保険料 (保険料)=(保険対象金額)×(保険料率係数) と、表すことができる。但し、この保険料には下限が設
けられており、保険料の算出結果がこの下限を下回った
場合には、この下限の料金が適用されるとする。また、
輸送形態がCIFの場合は保険料の算出を行わない。こ
こで、保険対象金額は、 (保険対象金額)=(出荷物本体価格)+(国際輸送運
賃)×(保険係数)×定数(1.1) として表すことができ、前記保険係数は、輸送形態がF
OB又はCFR(C&F)の場合のみ、保険係数テーブ
ルを参照し、出荷指示者が入力した輸送方法に該当する
保険係数を取得する。 4.輸入通関諸費用 (輸入通関諸費用)=(輸入申告料)+(通関業者取扱
料)+(通関業者手数料) このうち、輸入申告料及び通関業者手数料は定額である
が、通関業者取扱料は以下のように算出される。 (a)空輸の場合 Chargeable Weightを空輸取扱料算出テーブルに適用し
て算出する。 (b)海上輸送の場合 海上輸送取扱料算出テーブルを参照して、出荷指示者が
入力した出荷物の容積に該当する取扱料を算出する。 5.国内輸送費 (a)空輸の場合 トラック組み合わせテーブルを参照し、Chargeable
Weightにより該当するトラックの種類及びその台数を取
得する。 トラック運賃テーブルを参照し、出荷物の輸入地と輸
出地とのマトリックスから該当するトラックの運賃レー
ト×トラック台数として算出する。 (b)海上輸送の場合 輸送コンテナ組み合わせテーブルを参照し、輸送コン
テナ組み合わせ数を取得する。 コンテナ配送料テーブルを参照し、コンテナ組み合わ
せ数及び出荷物の輸入地と輸出地とのマトリックスより
該当するコンテナ数×運賃レートによって算出される。
【0040】従って、最適な出荷物の数量(以下、最適
出荷数量とする)は、 最適出荷数量=29m×(出荷指示者が入力した出荷
物の数量)/(出荷指示者が入力した出荷物の容積、重
量) と表すことができる。また、最適化された出荷物の重量
(以下、最適化出荷物重量とする)は、 最適化出荷物重量=(最適出荷数量/出荷指示者が入力
した出荷物の数量)×出荷指示者が入力した出荷物の重
量 となる。また、最適化された出荷物容積重量は、 最適化容積重量=(最適出荷数量/出荷指示者が入力し
た出荷物の数量)×出荷指示者が入力した出荷物の容積
×100/6 と、表すことができる。さらに、購入した出荷物の本体
価格(以下、購入品本体価格とする)は、 購入品本体価格=最適出荷数量×出荷物の単価×換算レ
ート として、円換算による価格を表示することができる。
【0041】このようにして、バイヤー2(出荷指示者
21)は、輸送基準コスト及び輸送形態コストからなる
輸送総コストを得ることができ、算出された最適出荷指
示数に基づいてサプライヤ31に出荷指示を行う。サプ
ライヤ31は、この出荷指示に従って出荷物を輸出すれ
ばよく、出荷物を輸出するにあたって、出荷物の収納方
法や輸送方法に労力を費やすことがなく、出荷物の輸送
がスムーズに行われる。ここで、本発明は二国間の貿易
上の輸送について説明したが、種々の価格設定が輸送形
態によって設定される輸送物(出荷物)の最適なコスト
を算出するための手段として一国内での出荷物の輸送に
ついても有効である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る輸送
コスト管理サーバ及び輸送コスト管理方法並びに輸送コ
スト管理プログラムを記録した記録媒体によれば、明ら
かに積載量が少ないコンテナの輸送を避けるといった程
度の経験則に基づいて行われていたサプライヤの判断に
依存することがないため、輸送コストを出荷指示者側が
把握することが可能である。すなわち、輸送する出荷物
の容積や重量を把握し、それらをコンテナにどのように
収納すれば輸送コストの削減をはかることができるかを
輸送コスト管理サーバが演算(シミュレーション)し、
利用可能な輸送形態コストと組み合わせることによって
適正な輸送コストとすることができる。また、上述のよ
うに、コストの適正化をはかることができるだけでな
く、輸送コスト及び輸送形態コストの把握によって、ど
のようなコスト差がどの点で生じているのかを出荷指示
者が把握することができる。さらに、サプライヤはコン
テナに出荷物をどのように収納する可を判断する必要が
ないため、適正化された出荷指示に基づいてコンテナ内
に出荷物等を収納すればよく、サプライヤ側の搬入に要
する労力を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る輸送コスト管理サーバを用いた輸
送コスト管理システムの一実施の形態における構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明に係る輸送コスト管理方法の一実施の形
態を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態における各コストの形態
を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態における各コストの形態
を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施の形態における各コストの形態
を示すブロック図である。
【図6】従来の輸送システムの構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1.輸送コスト管理サーバ 2.バイヤー 3.出荷者 4.出荷物 21.出荷指示者 22.出荷指示者端末 31.サプライヤ 32.出荷者端末

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出荷物を出荷する出荷者に備えられた端末
    と、出荷物の出荷指示を出荷者に対して行う出荷指示者
    に備えられた端末とにネットワークによる接続がなさ
    れ、一種類以上の出荷物の形態と出荷物の輸出地及び輸
    入地とから算出される輸送基準コストと、出荷物の輸送
    形態から算出される輸送形態コストとからなる輸送総コ
    ストを出荷指示者が送信した出荷物の態様に基づいて最
    適化し、最適化された輸送総コストに基づいた一以上の
    出荷指示データを出荷指示者及び出荷者の少なくとも何
    れか一方に送信する手段を有することを特徴とする輸送
    コスト管理サーバ。
  2. 【請求項2】前記最適化された輸送総コストは、所定の
    数量の出荷物における最小の輸送総コストであることを
    特徴とする請求項1に記載の輸送コスト管理サーバ。
  3. 【請求項3】前記最適化された輸送総コストは、所定の
    出荷期限における最小の輸送総コストであることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の輸送コスト管理サ
    ーバ。
  4. 【請求項4】出荷物を輸送する輸送形態は、少なくとも
    コンテナ内に出荷物を収納した海上輸送又は空輸である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一に記
    載の輸送コスト管理サーバ。
  5. 【請求項5】前記輸送基準コストは、少なくとも輸送運
    賃と保険料と輸入国内運賃と購入品総コストとからなる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一に記
    載の輸送コスト管理サーバ。
  6. 【請求項6】前記輸送形態コストは、少なくともFOB
    及びCIF及びC&Fの何れか一の貿易条件から算出さ
    れるコストを含む輸送形態コストであることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項5の何れか一に記載の輸送コスト
    管理サーバ。
  7. 【請求項7】出荷物を出荷する出荷者に備えられた端末
    と、出荷物の出荷指示を出荷者に対して行う出荷指示者
    に備えられた端末と輸送コストを管理する輸送コスト管
    理サーバとがネットワークによって接続され、一種類以
    上の出荷物の形態と出荷物の輸出地及び輸入地とから算
    出される輸送基準コストと、出荷物の輸送形態から算出
    される輸送形態コストとからなる輸送総コストを出荷指
    示者が送信した出荷物の態様に基づいて前記輸送コスト
    管理サーバが最適化し、最適化された輸送総コストに基
    づいた一以上の出荷指示データを前記出荷指示者端末及
    び出荷者端末の少なくとも何れか一方に送信することを
    特徴とする輸送コスト管理方法。
  8. 【請求項8】前記最適化された輸送総コストは、所定の
    数量の出荷物における最小の輸送総コストであることを
    特徴とする請求項7に記載の輸送コスト管理方法。
  9. 【請求項9】前記最適化された輸送総コストは、所定の
    出荷期限における最小の輸送総コストであることを特徴
    とする請求項6又は請求項7に記載の輸送コスト管理方
    法。
  10. 【請求項10】出荷物を輸送する輸送形態は、少なくと
    もコンテナ内に出荷物を収納した海上輸送又は空輸であ
    ることを特徴とする請求項7乃至請求項9の何れか一に
    記載の輸送コスト管理方法。
  11. 【請求項11】前記輸送基準コストは、少なくとも輸送
    運賃と保険料と輸入国内運賃と購入品総コストとからな
    ることを特徴とする請求項7乃至請求項10の何れか一
    に記載の輸送コスト管理方法。
  12. 【請求項12】前記輸送形態コストは、少なくともFO
    B及びCIF及びC&Fの何れか一の貿易条件から算出
    されるコストを含む輸送形態コストであることを特徴と
    する請求項7乃至請求項11の何れか一に記載の輸送コ
    スト管理方法。
  13. 【請求項13】一種類以上の出荷物の形態と出荷物の輸
    出地及び輸入地とから算出される輸送基準コストと、出
    荷物の輸送形態から算出される輸送形態コストとからな
    る輸送総コストを出荷物の出荷指示を出荷者に対して行
    う出荷指示者が送信した出荷物の態様に基づいて最適化
    し、最適化された輸送総コストに基づいた一以上の出荷
    指示データを前記出荷指示者及び出荷者の少なくとも何
    れか一方に送信することを特徴とする輸送コスト管理プ
    ログラムを記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】前記最適化された輸送総コストは、所定
    の数量の出荷物における最小の輸送総コストであること
    を特徴とする請求項13に記載の輸送コスト管理プログ
    ラムを記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】前記最適化された輸送総コストは、所定
    の出荷期限における最小の輸送総コストであることを特
    徴とする請求項13又は請求項14に記載の輸送コスト
    管理プログラムを記録した記録媒体。
  16. 【請求項16】前記輸送形態は、少なくともコンテナ内
    に出荷物を収納した海上輸送又は空輸であることを特徴
    とする請求項13乃至請求項15の何れか一に記載の輸
    送コスト管理プログラムを記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】前記輸送コストは、少なくとも輸送運賃
    と保険料と輸入国内運賃と購入品総コストからなること
    を特徴とする請求項13乃至請求項16の何れか一に記
    載の輸送コスト管理プログラムを記録した記録媒体。
  18. 【請求項18】前記輸送形態コストは、少なくともFO
    B及びCIF及びC&Fの何れか一の貿易条件から算出
    されるコストを含む輸送形態コストであることを特徴と
    する請求項13乃至請求項17の何れか一に記載の輸送
    コスト管理プログラムを記録した記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011251808A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 輸送プラン提示装置、制御方法、及びプログラム

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JP2011251808A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 輸送プラン提示装置、制御方法、及びプログラム

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