JP2002017542A - 枕 - Google Patents
枕Info
- Publication number
- JP2002017542A JP2002017542A JP2000208004A JP2000208004A JP2002017542A JP 2002017542 A JP2002017542 A JP 2002017542A JP 2000208004 A JP2000208004 A JP 2000208004A JP 2000208004 A JP2000208004 A JP 2000208004A JP 2002017542 A JP2002017542 A JP 2002017542A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillow
- small
- recess
- neck
- sleeping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Bedding Items (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 枕を用いて就寝するとき、頸部に無理な曲げ
力が作用しないようにする。 【解決手段】 この発明は上面中央部を前端面に及んで
深い大凹部2に形成され、更に、該大凹部2の左右にも
前後面に及んで浅い小凹部6,6が形成されて成る枕1
に於いて、前記大凹部2及び小凹部6,6の下部に夫々
凹溝7,7,7を開穿し、該凹溝7,7,7にタオル8
等を挿入して大小の各凹部2,6,6の沈み量を自在に
調整できるように構成された枕を提供する。
力が作用しないようにする。 【解決手段】 この発明は上面中央部を前端面に及んで
深い大凹部2に形成され、更に、該大凹部2の左右にも
前後面に及んで浅い小凹部6,6が形成されて成る枕1
に於いて、前記大凹部2及び小凹部6,6の下部に夫々
凹溝7,7,7を開穿し、該凹溝7,7,7にタオル8
等を挿入して大小の各凹部2,6,6の沈み量を自在に
調整できるように構成された枕を提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は枕に関するもので
あり、特に、枕上面の中央及び該中央の左右の夫々に凹
部が形成され、該中央部の凹部が上向き、左右の凹部が
左又は右向きの横向き状態で就寝できるように構成され
た枕に於いて、該凹部の沈み量を就寝する人に適応させ
るべく容易に調整できるように構成された枕に関するも
のである。
あり、特に、枕上面の中央及び該中央の左右の夫々に凹
部が形成され、該中央部の凹部が上向き、左右の凹部が
左又は右向きの横向き状態で就寝できるように構成され
た枕に於いて、該凹部の沈み量を就寝する人に適応させ
るべく容易に調整できるように構成された枕に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
此種枕であって、上面中央部に前後に及んで深い凹部が
形成され、更に、該中央部の凹部の左右に浅い凹部が設
けられ、上向き又は横向きになって就寝するとき、頸部
に無理な曲げ力が作用しないようにして頸椎を保護でき
るように構成された枕が知られている。
此種枕であって、上面中央部に前後に及んで深い凹部が
形成され、更に、該中央部の凹部の左右に浅い凹部が設
けられ、上向き又は横向きになって就寝するとき、頸部
に無理な曲げ力が作用しないようにして頸椎を保護でき
るように構成された枕が知られている。
【0003】然るに、この従来例の枕であっても、人の
体形上の個人差により各凹部が適正なる深さを有しない
ことが多い。然るときは、折角、就寝時に於いて頸部に
無理を与えず、頸椎の保護を図ろうとした従来例の前記
枕も充分なる効果を発揮できないのである。
体形上の個人差により各凹部が適正なる深さを有しない
ことが多い。然るときは、折角、就寝時に於いて頸部に
無理を与えず、頸椎の保護を図ろうとした従来例の前記
枕も充分なる効果を発揮できないのである。
【0004】そこで、上面中央部及び該中央部の左右に
凹部を設けた枕であって、該枕を用いて上向き、又は左
右の横向きになって就寝するとき、頸部に無理な曲げ力
が作用せず、頸椎をより効果的に保護できるようにする
ために解決せられるべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明は該課題を解決することを目的とする。
凹部を設けた枕であって、該枕を用いて上向き、又は左
右の横向きになって就寝するとき、頸部に無理な曲げ力
が作用せず、頸椎をより効果的に保護できるようにする
ために解決せられるべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明は該課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案せられたものであり、上面中央部を前端
面に及んで深い大凹部に形成され、更に、該大凹部の左
右にも前後面に及んで浅い小凹部が形成されて成る枕に
於いて、前記大凹部及び小凹部の下部に夫々凹溝を開穿
し、該凹溝にタオル等を挿入して大小の各凹部の沈み量
を自在に調整できるように構成された枕を提供するもの
である。
するために提案せられたものであり、上面中央部を前端
面に及んで深い大凹部に形成され、更に、該大凹部の左
右にも前後面に及んで浅い小凹部が形成されて成る枕に
於いて、前記大凹部及び小凹部の下部に夫々凹溝を開穿
し、該凹溝にタオル等を挿入して大小の各凹部の沈み量
を自在に調整できるように構成された枕を提供するもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図1乃至図3に従って詳述する。図1はこの発明の枕1
の斜視図であり、図2は該枕1を用いて上向きになって
就寝している状態を示す側面図であり、図3は同じく横
向きになって就寝している状態を示す側面図である。
図1乃至図3に従って詳述する。図1はこの発明の枕1
の斜視図であり、図2は該枕1を用いて上向きになって
就寝している状態を示す側面図であり、図3は同じく横
向きになって就寝している状態を示す側面図である。
【0007】枕1の材質は特に限定せらるものではない
が、本発明の枕1は枕を用いて就寝するとき、頭部の重
みで該枕の表面が深く凹設して殆ど枕の表面形状を維持
できないようなものには適用せらるべきではない。
が、本発明の枕1は枕を用いて就寝するとき、頭部の重
みで該枕の表面が深く凹設して殆ど枕の表面形状を維持
できないようなものには適用せらるべきではない。
【0008】而して、枕1は表面中央部が前後方向に略
半月状の深い大凹部2が設けられている。該大凹部2
は、図2に示す如く頭部3の背面を該大凹部2上に当て
て就寝するとき、頸部4の位置が胴体5に対して自然の
状態を維持できる深さに形成される。即ち、人体が自然
の状態で立っているとき、胴体5と頭部3との位置関係
も自然の状態であるのと同様に、前記大凹部2は人体の
就寝中に於ても頸部4に無理な曲げ力が生じないように
維持される深さに形成される。
半月状の深い大凹部2が設けられている。該大凹部2
は、図2に示す如く頭部3の背面を該大凹部2上に当て
て就寝するとき、頸部4の位置が胴体5に対して自然の
状態を維持できる深さに形成される。即ち、人体が自然
の状態で立っているとき、胴体5と頭部3との位置関係
も自然の状態であるのと同様に、前記大凹部2は人体の
就寝中に於ても頸部4に無理な曲げ力が生じないように
維持される深さに形成される。
【0009】又、図3に示す如く、枕1の中央部に設け
られている前記大凹部2の左右側部の表面には、該大凹
部2に比し浅く形成された略三ケ月状の小凹部6,6が
設けられている。該小凹部6,6は枕1を用いて就寝し
ているとき、左又は右方向へ横向きに寝返りを為す際、
頭部の側面が該小凹部6内に入り込むことになるが、該
小凹部6は人体の肩巾によって就寝中の胴体5の位置に
対して頸部4の位置が自然の状態に維持され、双方の位
置関係の不自然な差によって頸部4に無理な曲げ力が生
じない程度の深さに形成される。
られている前記大凹部2の左右側部の表面には、該大凹
部2に比し浅く形成された略三ケ月状の小凹部6,6が
設けられている。該小凹部6,6は枕1を用いて就寝し
ているとき、左又は右方向へ横向きに寝返りを為す際、
頭部の側面が該小凹部6内に入り込むことになるが、該
小凹部6は人体の肩巾によって就寝中の胴体5の位置に
対して頸部4の位置が自然の状態に維持され、双方の位
置関係の不自然な差によって頸部4に無理な曲げ力が生
じない程度の深さに形成される。
【0010】然し乍ら、該枕1は概して軟質合成樹脂等
を素材として製作される関係上、前記就寝中に於いて
は、どうしても頭の重みで該大凹部2又は小凹部6,6
が沈み込む。更に又、前記大凹部2は小凹部6,6の深
さが体形上、個人差を有するすべての人に適正であると
は言い難い。そこで、本発明に於いては、図に示すよう
に中央部の大凹部2及び左右の小凹部6,6の下部に凹
溝7,7,7を夫々該枕1の前後方向に及んで開穿して
ある。該凹溝7,7,7の断面形或いは長さ等は適宜選
択されるが、該凹溝7,7,7内に大中小の何れかのタ
オル8,8,8等を嵌挿することにより、人が該枕を利
用して就寝するとき、前記大凹部2又は小凹部6,6が
各個人に適応した適正なる深さに沈み込み、そして、該
大凹部2及び小凹部6,6上に頭部を当てて就寝すると
き、之等大凹部2及び小凹部6,6は何れも頸部4の位
置が自然の状態に維持され、該頸部4に無理な曲げ力が
作用しないことになり、従って、頸椎を最も効果的に保
護することができる。
を素材として製作される関係上、前記就寝中に於いて
は、どうしても頭の重みで該大凹部2又は小凹部6,6
が沈み込む。更に又、前記大凹部2は小凹部6,6の深
さが体形上、個人差を有するすべての人に適正であると
は言い難い。そこで、本発明に於いては、図に示すよう
に中央部の大凹部2及び左右の小凹部6,6の下部に凹
溝7,7,7を夫々該枕1の前後方向に及んで開穿して
ある。該凹溝7,7,7の断面形或いは長さ等は適宜選
択されるが、該凹溝7,7,7内に大中小の何れかのタ
オル8,8,8等を嵌挿することにより、人が該枕を利
用して就寝するとき、前記大凹部2又は小凹部6,6が
各個人に適応した適正なる深さに沈み込み、そして、該
大凹部2及び小凹部6,6上に頭部を当てて就寝すると
き、之等大凹部2及び小凹部6,6は何れも頸部4の位
置が自然の状態に維持され、該頸部4に無理な曲げ力が
作用しないことになり、従って、頸椎を最も効果的に保
護することができる。
【0011】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上記一実施の形態にて詳述す
る如く、従来の此種枕を用いて就寝するとき、中央部の
大凹部及び左右の小凹部が人の体形の個人差によって頸
部の高さ位置が異なるので、一義的には前記中央部の大
凹部と左右の小凹部とによって就寝中の頸部に無理な曲
げ力が生じないように形成されているとしても、どうし
ても、夫々の大小各凹部が就寝中の頭部の重みで沈み込
むとき、沈み量を就寝者の体形に合致するように調整し
なければ、未だ就寝中に於いて頸部の曲げ力を生じない
ように構成されたものとは言い難い。
る如く、従来の此種枕を用いて就寝するとき、中央部の
大凹部及び左右の小凹部が人の体形の個人差によって頸
部の高さ位置が異なるので、一義的には前記中央部の大
凹部と左右の小凹部とによって就寝中の頸部に無理な曲
げ力が生じないように形成されているとしても、どうし
ても、夫々の大小各凹部が就寝中の頭部の重みで沈み込
むとき、沈み量を就寝者の体形に合致するように調整し
なければ、未だ就寝中に於いて頸部の曲げ力を生じない
ように構成されたものとは言い難い。
【0013】そこで、本発明は中央部の大凹部及び左右
の小凹部の直下に凹溝を開穿してあるので、この凹溝内
に大中小その他のタオル等を嵌挿することにより、その
個人に適応した前記各大小の凹部の沈み量を適正に調整
することが可能となるのである。
の小凹部の直下に凹溝を開穿してあるので、この凹溝内
に大中小その他のタオル等を嵌挿することにより、その
個人に適応した前記各大小の凹部の沈み量を適正に調整
することが可能となるのである。
【0014】斯くして、本発明の枕を用いて上向きにな
って就寝しているときには、頭の背面を枕の中央部に設
けられている大凹部上に当てて就寝する。然るときは、
該大凹部が頭の重みによる沈み量が適正に調整されてい
るので、頸部の高さ位置と胴体の高さ位置とが自然に維
持される。従って、頸部に無理な曲げ力が生じないので
頸部に於ける諸種の症害を阻止できる。
って就寝しているときには、頭の背面を枕の中央部に設
けられている大凹部上に当てて就寝する。然るときは、
該大凹部が頭の重みによる沈み量が適正に調整されてい
るので、頸部の高さ位置と胴体の高さ位置とが自然に維
持される。従って、頸部に無理な曲げ力が生じないので
頸部に於ける諸種の症害を阻止できる。
【0015】更に、左又は右方向へ寝返りする際に於い
ては、頭部が前記大凹部から側方の小凹部に移動して該
頭部が該小凹部上に入り込み、そして、横向きになって
就寝することになるが、このときに於いても、前述した
ように該小凹部の直下の凹溝内に挿入されている調整用
のタオル等によって頭の重みによる該小凹部の沈み量が
適正に調整されているので、前述と同様に頸部と胴体と
の位置関係が自然に維持されて頸部に対する無理な曲げ
力が生じることがなく、依って、頸部の鞭打ち症或いは
脊髄症等をひき起こす等の憂いは解消されることになる
等、正に諸種の著大なる効果を奏する発明である。
ては、頭部が前記大凹部から側方の小凹部に移動して該
頭部が該小凹部上に入り込み、そして、横向きになって
就寝することになるが、このときに於いても、前述した
ように該小凹部の直下の凹溝内に挿入されている調整用
のタオル等によって頭の重みによる該小凹部の沈み量が
適正に調整されているので、前述と同様に頸部と胴体と
の位置関係が自然に維持されて頸部に対する無理な曲げ
力が生じることがなく、依って、頸部の鞭打ち症或いは
脊髄症等をひき起こす等の憂いは解消されることになる
等、正に諸種の著大なる効果を奏する発明である。
【図1】本発明の一実施の形態を示し、その斜視図。
【図2】本発明の枕を用いて上向きで就寝している状態
を示す側面図。
を示す側面図。
【図3】本発明の枕を用いて横向きで就寝している状態
を示す側面図。
を示す側面図。
1 枕 2 大凹部 3 頭部 4 頸部 5 胴体 6 小凹部 7 凹溝 8 タオル
Claims (1)
- 【請求項1】 上面中央部を前端面に及んで深い大凹部
に形成され、更に、該大凹部の左右にも前後面に及んで
浅い小凹部が形成されて成る枕に於いて、前記大凹部及
び小凹部の下部に夫々凹溝を開穿し、該凹溝にタオル等
を挿入して大小の各凹部の沈み量を自在に調整できるよ
うに構成されたことを特徴とする枕。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000208004A JP2002017542A (ja) | 2000-07-10 | 2000-07-10 | 枕 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000208004A JP2002017542A (ja) | 2000-07-10 | 2000-07-10 | 枕 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002017542A true JP2002017542A (ja) | 2002-01-22 |
Family
ID=18704662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000208004A Pending JP2002017542A (ja) | 2000-07-10 | 2000-07-10 | 枕 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002017542A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013101284A3 (en) * | 2011-04-08 | 2013-09-06 | Abdo John S | Pillow |
JP2016043232A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-04-04 | 井上 博喜 | 側臥位で寝ることに適した寝具 |
-
2000
- 2000-07-10 JP JP2000208004A patent/JP2002017542A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013101284A3 (en) * | 2011-04-08 | 2013-09-06 | Abdo John S | Pillow |
US9095231B2 (en) | 2011-04-08 | 2015-08-04 | John S. Abdo | Pillow |
JP2016043232A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-04-04 | 井上 博喜 | 側臥位で寝ることに適した寝具 |
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