JP2002012322A - 気送子 - Google Patents

気送子

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JP2002012322A
JP2002012322A JP2000195778A JP2000195778A JP2002012322A JP 2002012322 A JP2002012322 A JP 2002012322A JP 2000195778 A JP2000195778 A JP 2000195778A JP 2000195778 A JP2000195778 A JP 2000195778A JP 2002012322 A JP2002012322 A JP 2002012322A
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Katsuji Takeuchi
勝次 竹内
Yuko Nakayama
雄行 中山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩耗を低減して複数回の使用を可能とし、排
風機の負担も少なくすることができる構造の気送子を提
供する。 【解決手段】 胴部の外周面を円筒状にし、胴部の外径
を輸送管内径の95%〜97%の大きさとする。また、
胴部外周面の気送子移動方向上流側の端部を、同移動方
向の下流側から下流側に向って狭まる1/5程度の勾配
のテーパ面とする。また、胴部のテーパ面と円筒面との
境界部には、気送子移動方向に対して傾斜した傾斜面を
有する複数の切り欠きを形成し、この切り欠きの傾斜面
は、気送子移動方向に対して40°〜50°の傾斜角度
とする。或いは、テーパ面には、気送子移動方向に対し
て傾斜した複数の斜め溝を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は気送設備に用いられ
る気送子に関し、例えば原子力プラントにおいて試料を
採取する場合などに適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】原子力プラントにおいて、検査のために
採取した試料(放射能を帯びた液体)を目的地まで搬送
する設備の一つに気流を利用した気送設備がある。この
気送設備において用いられる試料搬送用の容器を気送子
という。図6は気送設備における気送子の搬送状況を示
す説明図、図7は従来の気送子の正面図(図6のB部拡
大図)である。
【0003】図6に示すように、採取地から目的地まで
数100mの長さに亘って輸送管3が設置されている。
輸送管3の採取地側には弁6が設けられ、輸送管3の目
的地側には排風機5が設置されている。かかる気送設備
では、排風機5で輸送管3内の空気を排気して輸送管3
内を真空或いは非常に低い圧力にした後、弁6を開く
と、気送子4が輸送管3内に吸い込まれて採取地から目
的地まで移動する。即ち、気送子4の前後の差圧ΔPに
より、気送子4が矢印Aのように採取地から目的地へと
向かって10m/s〜20m/sの速度で移動する。
【0004】図7に示すように、気送子4はプラスチッ
クなどの軽い材料で形成された容器であり、気送子移動
方向(矢印A方向)の下流側の端部にはキャップ4aが
設けられ、内部には採取した試料が入れられたプラスチ
ック製のカプセル7が収容されている。気送子4の胴部
4bの外周面4cには、気送子移動方向の上流側と下流
側とに突部4dと4eとが形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の気送子4で
は、輸送管3の水平部を移動するとき、気送子4の外周
面(突起4c,4d)が輸送管3の内周面3aの下側に
接触した状態で移動するため、気送子4と輸送管内周面
3aとの摩擦による抵抗を受けて減速する。このため、
気送子4は摩耗が激しくて1回しか使用できないだけで
なく、排風機5にも余分な負担がかかる。
【0006】従って、本発明は上記の問題点に鑑み、摩
耗を低減して複数回の使用を可能とし、排風機の負担も
少なくすることができる構造の気送子を提供することを
課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
発明の気送子は、輸送管内の気体を排風機で排気するこ
とにより、輸送管内を移動する気送子において、胴部の
外周面を円筒状にして同外周面と輸送管の内周面との隙
間を小さくしたことを特徴とする。
【0008】また、第2発明の気送子は、第1発明の気
送子において、胴部の外径を輸送管内径の95%〜97
%の大きさとしたことを特徴とする。
【0009】また、第3発明の気送子は、第1又は第2
発明の気送子において、胴部外周面の気送子移動方向上
流側の端部を、同移動方向の下流側から上流側に向って
狭まるテーパ面としたことを特徴とする。
【0010】また、第4発明の気送子は、第3発明の気
送子において、テーパ面の勾配を1/5以下としたこと
を特徴とする。
【0011】また、第5発明の気送子は、第3又は第4
発明の気送子において、胴部のテーパ面と円筒面との境
界部には、気送子移動方向に対して傾斜した傾斜面を有
する複数の切り欠きを形成したことを特徴とする。
【0012】また、第6発明の気送子は、第5発明の気
送子において、切り欠きの傾斜面は、気送子移動方向に
対して40°〜50°の傾斜角度としたことを特徴とす
る。
【0013】また、第7発明の気送子は、第3又は第4
発明の気送子において、テーパ面には、気送子移動方向
に対して傾斜した複数の斜め溝を形成したことを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0015】図1は気送設備における気送子の搬送状況
を示す説明図、図2は本発明の実施の形態に係る気送子
の正面図(図1のC部拡大図)、図3は前記気送子の斜
視図、図4は実験設備の構成図である。なお、図1に示
す気送設備の全体的な構成については、従来(図6)と
同様であるため、同一の符号を付し、ここでの具体的な
説明は省略する。図1に示す気送設備では、本実施の形
態に係る気送子11を輸送する。
【0016】図2及び図3に示すように、本実施の形態
の気送子11はプラスチックなどの軽い材料で形成され
た容器であり、気送子移動方向(矢印A方向)の下流側
の端部にはキャップ11aが設けられ、内部には採取し
た試料(液体)が入れられたプラスチック製のカプセル
7が収容されている。なお、図示例では、気送子11の
全長L3 は約70mmである。
【0017】そして、気送子11は、胴部11bの外周
面11cを円筒状(円筒面11c−2)にして、同外周
面11cと輸送管3の内周面3aとの隙間が小さくなる
ようにしている。即ち、胴部11bの外周面11cを、
従来のような凹凸形状(図7参照)にするのではなく、
平坦な円筒面11c−2としている。この場合、気送子
11の胴部11bの外径D1 は輸送管3の内径D2 の9
5%〜97%の大きさとすることが望ましい。なお、図
示例では、輸送管3の内径D2 が30mmであるのに対
して、気送子11の胴部1bの外径D1 を28.5mm
(95%)としている。
【0018】また、胴部外周面11cの気送子移動方向
上流側の端部を、同移動方向の下流側から上流側に向っ
て狭まるテーパ面11c−1としている。この場合、テ
ーパ面11c−1の勾配、即ち、テーパ面11c−1の
気送子移動方向長さL1 と気送子径方向長さL2 との比
は、1/5以下とすることが望ましい。なお、図示例で
は、テーパ面11c−1の気送子移動方向長さL1 は1
4mmであり、テーパ面11c−1部分の気送子移動方
向上流側の端面の径D3 は26.7mm、即ち、気送子
径方向長さL2 は0.9mmとしている。
【0019】また、胴部11bのテーパ面11c−1と
円筒面11c−2との境界部には、気送子移動方向に対
して傾斜した傾斜面11d−1を有する三角形状の切り
欠き11dを複数形成している。この場合、切り欠き1
1dの傾斜面11d−1は、気送子移動方向に対する傾
斜角度θを40°〜50°とすることが望ましい。な
お、図示例では、切り欠き11dは気送子周方向に一定
の間隔で8個形成されており、切り欠き11dの深さは
1mmである。
【0020】従って、本実施の形態に気送子11によれ
ば、胴部11bの外周面11cを円筒状(円筒面11c
−2)にして、同外周面11cと輸送管3の内周面3a
との隙間が小さくなるようにしたため、即ち、気送子1
1の胴部11bの外径D1 を輸送管3の内径D2 の95
%〜97%の大きさとしたため、気送子11の前後の差
圧ΔPが大きくなって、気送子11の推進力が大きくな
る。従って、排風機5の負担が低減する。
【0021】詳述すると、図2に示すように気送子11
が輸送管3内を移動するとき、気送子11の外周面11
cと輸送管3の内周面3aの隙間を、空気が気送子移動
方向の上流側から下流側へと流れる。このとき、テーパ
面11c−1の部分では圧力損失ΔP1 が生じ、円筒面
11c−2の部分では圧力損失ΔP2 が生ずる。圧力損
失ΔP1 は縮流による圧力損失であり、輸送管3の断面
積A2 と気送子11の胴部11bの断面積A1 との比A
1 /A2 、即ち、輸送管3の内径D2 と気送子11の胴
部11bの外径D1 との比(D1 /D2 2 に比例す
る。圧力損失ΔP 2 は摩擦による圧力損失であり、気送
子11の胴部11b(円筒面11c−2の部分)の長さ
4 に比例し、気送子11の胴部11b(円筒面11c
−2の部分)と輸送管3の内周面3aとの隙間hに反比
例する。
【0022】また、本実施の形態の気送子11によれ
ば、胴部外周面11cの気送子移動方向上流側の端部
を、同移動方向の下流側から上流側に向って狭まる1/
5以下の勾配のテーパ面11c−1としているため、こ
のテーパ面11c−1に沿って斜めに流れる気流により
気送子11に揚力が発生する。このため、輸送管3の水
平部などにおいて、気送子11が輸送管3の内周面3a
から離昇し易くなる。従って、気送子11は摩耗が少な
くて複数回の使用にも耐えられ、また、排風機5の負担
も低減する。
【0023】しかも、本実施の形態の気送子11によれ
ば、胴部11bのテーパ面11c−1と円筒面11c−
2との境界部には、気送子移動方向に対して40°〜5
0°の傾斜角度で傾斜した傾斜面11d−1を有する複
数の切り欠き11dを形成したため、気流が切り欠き1
1dの傾斜面11d−1に当たって気送子11が移動方
向軸回りに回転する。このため、気送子11の輸送管内
周面3aからの離昇が安定する。従って、気送子11は
摩耗がより低減されて複数回(例えば3回)の使用にも
より確実に耐えられるようになり、また、排風機5の負
担もより低減される。なお、気流はテーパ面11c−1
において増速し、テーパ面11c−1と円筒面11c−
2との境界部において最も速度が大きくなるため、この
テーパ面11c−1と円筒面11c−2との境界部に切
り欠き11dを設けることによって最も効率的に気送子
11を回転させることができる。
【0024】ここで、図4に基づき、気送子の実験内容
及び結果について説明する。
【0025】図4に示すように、輸送管3に相当する配
管としてアクリル管30を用いた。このアクリル管30
に接続した排風機28を運転し、排風機28の下流側に
設けた弁11の開度を調節して所定の排風量にする。排
風量の計測は流量計26によって行う。気送子11は固
定部27からナイロン糸25によってアクリル管30内
に吊下げた。気送子11の回転によってナイロン糸25
が捩じれるのを防止するため、ナイロン糸25の途中に
はよりもどし8を設けた。アクリル管30の外側には回
転計24を設け、この回転計24によって気送子11の
回転を計測するために気送子11の胴部11aには薄い
アルミ膜を貼り付けた。また、アクリル管30の気送子
前後位置には静圧孔を形成し、ここに差圧計23を設け
て気送子前後の差圧ΔPを測定した。この実験は従来の
気送子4(図7参照)に対しても行った。
【0026】実験の結果、従来の気送子4の場合には回
転しないが、本発明の気送子11の場合にはアクリル管
30内の気流が8.8m/sのとき360rpmの回転
速度で回転し、同気流が6.4m/sのとき270rp
mで回転した。
【0027】また、気送子前後の差圧ΔPは、従来の気
送子4の場合には気流が10.0m/sのとき5.07
×103 Pa、気流が6.2m/sのとき2.11×1
3Paであったのに対して、本発明の気送子11の場
合には気流が8.8m/sのとき7.20×103
a、気流が6.4m/sのとき3.95×103 Paで
あった。即ち、本発明の気送子11の方が差圧ΔPが増
大して推進力が増大した。
【0028】アクリル管30の内径30mmに対し、気
送子11の胴部11b(円筒面11c−2部分)の外径
D1を種々変化させて実験を行った結果、気送子11の
胴部11bの外径D1は、28.5mm(アクリル管内
径の95%)〜29.0(アクリル管内径の97%)の
範囲が適することがわかった。気送子11の外径D1を
大きくしすぎると、図1に示す輸送管3の曲管部におい
て気送子11がつまり易くなる。
【0029】また、水平にアクリル管30を設置して上
記試験を行った結果、従来の気送子4の場合にはアクリ
ル管30の内周面30aの下側に接してじっとした静的
な状態であった。従って、ナイロン糸25がなければ、
気送子4はアクリル管30の下側内周面30aに接した
状態ですべりながら移動するものと推測される。これに
対して、本発明の気送子11の場合には、気送子11の
上流側と下流側とが交互にアクリル管30の内周面30
aから離昇した。このため、ナイロン糸25がなけれ
ば、気送子11は回転しながらアクリル管内周面30a
から離昇した状態で、もしくは、上流側の一点と下流側
の一点とが交互にアクリル管内周面30aに接しなが
ら、ほとんどアクリル管内周面30aに接しないで移動
するものと推測される。
【0030】従って、この実験結果から、本発明の気送
子11は輸送管3の内周面3aに接することが非常に少
なくなるため、摩擦による減速や胴部11aの摩耗が非
常に少なくなる。よって、気送子11を効率よく輸送す
ることができるため、排風機5の負担を少なくすること
ができるとともに気送子11の損傷(摩耗)も低減する
ことができる。
【0031】また、上記実験の結果、気送子11のテー
パ面11c−1の勾配は1/5以下が適しており、気送
子11の切り欠き11dの傾斜面11d−1の傾斜角度
は40°〜50°の範囲が適していることも確認でき
た。
【0032】なお、上記では気送子11に切り欠き11
dを設けたが、この切り欠き11dに代えて、図5に示
すように、気送子11のテーパ面11c−1に、気送子
移動方向に対して傾斜した複数の斜め溝11aを設けて
もよい。この場合にも、気流が斜め溝11eに沿って流
れることより、気送子11が回転して、気送子11の離
昇を安定させることができる。
【0033】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態とともに具体的
に説明したように、第1発明の気送子は、輸送管内の気
体を排風機で排気することにより、輸送管内を移動する
気送子において、胴部の外周面を円筒状にして同外周面
と輸送管の内周面との隙間を小さくしたことを特徴とす
る。
【0034】また、第2発明の気送子は、第1発明の気
送子において、胴部の外径を輸送管内径の95%〜97
%の大きさとしたことを特徴とする。
【0035】従って、この第1又は第2発明の気送子に
よれば、気送子前後の差圧が大きくなって、気送子の推
進力が大きくなる。従って、排風機の負担が低減する。
特に、気送子の胴部の外径を輸送管内径の95%〜97
%の大きさとした場合、かかる効果が顕著である。
【0036】また、第3発明の気送子は、第1又は第2
発明の気送子において、胴部外周面の気送子移動方向上
流側の端部を、同移動方向の下流側から上流側に向って
狭まるテーパ面としたことを特徴とする。
【0037】また、第4発明の気送子は、第3発明の気
送子において、テーパ面の勾配を1/5以下としたこと
を特徴とする。
【0038】従って、第3又は第4発明の気送子によれ
ば、テーパ面に沿って斜めに流れる気流により気送子に
揚力が発生する。このため、輸送管の水平部などにおい
て、気送子が輸送管の内周面から離昇し易くなる。従っ
て、気送子は摩耗が少なくて複数回の使用にも耐えら
れ、また、排風機の負担も低減する。特に、テーパ面の
勾配を1/5以下とした場合、かかる効果が顕著であ
る。
【0039】また、第5発明の気送子は、第3又は第4
発明の気送子において、胴部のテーパ面と円筒面との境
界部には、気送子移動方向に対して傾斜した傾斜面を有
する複数の切り欠きを形成したことを特徴とする。
【0040】また、第6発明の気送子は、第5発明の気
送子において、切り欠きの傾斜面は、気送子移動方向に
対して40°〜50°の傾斜角度としたことを特徴とす
る。
【0041】従って、この第5又は第6発明の気送子に
よれば、気流が切り欠きの傾斜面に当たって気送子が移
動方向軸回りに回転するため、気送子の輸送管内周面か
らの離昇が安定する。このため、気送子は摩耗がより低
減されて複数回の使用にもより確実に耐えられるように
なり、また、排風機の負担もより低減される。なお、気
流はテーパ面において増速し、テーパ面と円筒面との境
界部において最も速度が大きくなるため、このテーパ面
と円筒面との境界部に切り欠きを設けることによって最
も効率的に気送子を回転させることができる。特に、切
り欠きの傾斜面を気送子移動方向に対して40°〜50
°の傾斜角度とした場合、かかる効果が顕著である。
【0042】また、第7発明の気送子は、第3又は第4
発明の気送子において、テーパ面には、気送子移動方向
に対して傾斜した複数の斜め溝を形成したことを特徴と
する。
【0043】従って、この第7発明の気送子によれば、
気流が斜め溝に沿って流れることより、気送子が回転し
て、気送子の離昇を安定させることができる。従って、
気送子の摩耗がより低減され、また、排風機の負担もよ
り低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】気送設備における気送子の搬送状況を示す説明
図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る気送子の正面図(図
1のC部拡大図)である。
【図3】前記気送子の斜視図である。
【図4】実験設備の構成図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係る気送子の斜視図
である。
【図6】気送設備における気送子の搬送状況を示す説明
図である。
【図7】従来の気送子の正面図(図6のB部拡大図)で
ある。
【符号の説明】
3 輸送管 5 排風機 11 気送子 11a キャップ 11b 胴部 11c 外周面 11c−1 テーパ面 11c−2 円筒面 11d 切り欠き 11d−1 傾斜面 11e 斜め溝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸送管内の気体を排風機で排気すること
    により、輸送管内を移動する気送子において、 胴部の外周面を円筒状にして同外周面と輸送管の内周面
    との隙間を小さくしたことを特徴とする気送子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する気送子において、 胴部の外径を輸送管内径の95%〜97%の大きさとし
    たことを特徴とする気送子。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載する気送子におい
    て、 胴部外周面の気送子移動方向上流側の端部を、同移動方
    向の下流側から上流側に向って狭まるテーパ面としたこ
    とを特徴とする気送子。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載する気送子において、テ
    ーパ面の勾配を1/5以下としたことを特徴とする気送
    子。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載する気送子におい
    て、 胴部のテーパ面と円筒面との境界部には、気送子移動方
    向に対して傾斜した傾斜面を有する複数の切り欠きを形
    成したことを特徴とする気送子。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載する気送子において、 切り欠きの傾斜面は、気送子移動方向に対して40°〜
    50°の傾斜角度としたことを特徴とする気送子。
  7. 【請求項7】 請求項3又は4に記載する気送子におい
    て、 テーパ面には、気送子移動方向に対して傾斜した複数の
    斜め溝を形成したことを特徴とする気送子。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006315868A (ja) * 2006-08-25 2006-11-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 気送子及び気送方法
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CZ306962B6 (cs) * 2012-07-30 2017-10-18 Vysoké Učení Technické V Brně Sběrná nádoba určená pro systém pneumatické potrubní dopravy odpadů
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