JP2002012322A - 気送子 - Google Patents
気送子Info
- Publication number
- JP2002012322A JP2002012322A JP2000195778A JP2000195778A JP2002012322A JP 2002012322 A JP2002012322 A JP 2002012322A JP 2000195778 A JP2000195778 A JP 2000195778A JP 2000195778 A JP2000195778 A JP 2000195778A JP 2002012322 A JP2002012322 A JP 2002012322A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pneumatic element
- pneumatic
- moving direction
- transport pipe
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 摩耗を低減して複数回の使用を可能とし、排
風機の負担も少なくすることができる構造の気送子を提
供する。 【解決手段】 胴部の外周面を円筒状にし、胴部の外径
を輸送管内径の95%〜97%の大きさとする。また、
胴部外周面の気送子移動方向上流側の端部を、同移動方
向の下流側から下流側に向って狭まる1/5程度の勾配
のテーパ面とする。また、胴部のテーパ面と円筒面との
境界部には、気送子移動方向に対して傾斜した傾斜面を
有する複数の切り欠きを形成し、この切り欠きの傾斜面
は、気送子移動方向に対して40°〜50°の傾斜角度
とする。或いは、テーパ面には、気送子移動方向に対し
て傾斜した複数の斜め溝を形成する。
風機の負担も少なくすることができる構造の気送子を提
供する。 【解決手段】 胴部の外周面を円筒状にし、胴部の外径
を輸送管内径の95%〜97%の大きさとする。また、
胴部外周面の気送子移動方向上流側の端部を、同移動方
向の下流側から下流側に向って狭まる1/5程度の勾配
のテーパ面とする。また、胴部のテーパ面と円筒面との
境界部には、気送子移動方向に対して傾斜した傾斜面を
有する複数の切り欠きを形成し、この切り欠きの傾斜面
は、気送子移動方向に対して40°〜50°の傾斜角度
とする。或いは、テーパ面には、気送子移動方向に対し
て傾斜した複数の斜め溝を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は気送設備に用いられ
る気送子に関し、例えば原子力プラントにおいて試料を
採取する場合などに適用して有用なものである。
る気送子に関し、例えば原子力プラントにおいて試料を
採取する場合などに適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】原子力プラントにおいて、検査のために
採取した試料(放射能を帯びた液体)を目的地まで搬送
する設備の一つに気流を利用した気送設備がある。この
気送設備において用いられる試料搬送用の容器を気送子
という。図6は気送設備における気送子の搬送状況を示
す説明図、図7は従来の気送子の正面図(図6のB部拡
大図)である。
採取した試料(放射能を帯びた液体)を目的地まで搬送
する設備の一つに気流を利用した気送設備がある。この
気送設備において用いられる試料搬送用の容器を気送子
という。図6は気送設備における気送子の搬送状況を示
す説明図、図7は従来の気送子の正面図(図6のB部拡
大図)である。
【0003】図6に示すように、採取地から目的地まで
数100mの長さに亘って輸送管3が設置されている。
輸送管3の採取地側には弁6が設けられ、輸送管3の目
的地側には排風機5が設置されている。かかる気送設備
では、排風機5で輸送管3内の空気を排気して輸送管3
内を真空或いは非常に低い圧力にした後、弁6を開く
と、気送子4が輸送管3内に吸い込まれて採取地から目
的地まで移動する。即ち、気送子4の前後の差圧ΔPに
より、気送子4が矢印Aのように採取地から目的地へと
向かって10m/s〜20m/sの速度で移動する。
数100mの長さに亘って輸送管3が設置されている。
輸送管3の採取地側には弁6が設けられ、輸送管3の目
的地側には排風機5が設置されている。かかる気送設備
では、排風機5で輸送管3内の空気を排気して輸送管3
内を真空或いは非常に低い圧力にした後、弁6を開く
と、気送子4が輸送管3内に吸い込まれて採取地から目
的地まで移動する。即ち、気送子4の前後の差圧ΔPに
より、気送子4が矢印Aのように採取地から目的地へと
向かって10m/s〜20m/sの速度で移動する。
【0004】図7に示すように、気送子4はプラスチッ
クなどの軽い材料で形成された容器であり、気送子移動
方向(矢印A方向)の下流側の端部にはキャップ4aが
設けられ、内部には採取した試料が入れられたプラスチ
ック製のカプセル7が収容されている。気送子4の胴部
4bの外周面4cには、気送子移動方向の上流側と下流
側とに突部4dと4eとが形成されている。
クなどの軽い材料で形成された容器であり、気送子移動
方向(矢印A方向)の下流側の端部にはキャップ4aが
設けられ、内部には採取した試料が入れられたプラスチ
ック製のカプセル7が収容されている。気送子4の胴部
4bの外周面4cには、気送子移動方向の上流側と下流
側とに突部4dと4eとが形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の気送子4で
は、輸送管3の水平部を移動するとき、気送子4の外周
面(突起4c,4d)が輸送管3の内周面3aの下側に
接触した状態で移動するため、気送子4と輸送管内周面
3aとの摩擦による抵抗を受けて減速する。このため、
気送子4は摩耗が激しくて1回しか使用できないだけで
なく、排風機5にも余分な負担がかかる。
は、輸送管3の水平部を移動するとき、気送子4の外周
面(突起4c,4d)が輸送管3の内周面3aの下側に
接触した状態で移動するため、気送子4と輸送管内周面
3aとの摩擦による抵抗を受けて減速する。このため、
気送子4は摩耗が激しくて1回しか使用できないだけで
なく、排風機5にも余分な負担がかかる。
【0006】従って、本発明は上記の問題点に鑑み、摩
耗を低減して複数回の使用を可能とし、排風機の負担も
少なくすることができる構造の気送子を提供することを
課題とする。
耗を低減して複数回の使用を可能とし、排風機の負担も
少なくすることができる構造の気送子を提供することを
課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
発明の気送子は、輸送管内の気体を排風機で排気するこ
とにより、輸送管内を移動する気送子において、胴部の
外周面を円筒状にして同外周面と輸送管の内周面との隙
間を小さくしたことを特徴とする。
発明の気送子は、輸送管内の気体を排風機で排気するこ
とにより、輸送管内を移動する気送子において、胴部の
外周面を円筒状にして同外周面と輸送管の内周面との隙
間を小さくしたことを特徴とする。
【0008】また、第2発明の気送子は、第1発明の気
送子において、胴部の外径を輸送管内径の95%〜97
%の大きさとしたことを特徴とする。
送子において、胴部の外径を輸送管内径の95%〜97
%の大きさとしたことを特徴とする。
【0009】また、第3発明の気送子は、第1又は第2
発明の気送子において、胴部外周面の気送子移動方向上
流側の端部を、同移動方向の下流側から上流側に向って
狭まるテーパ面としたことを特徴とする。
発明の気送子において、胴部外周面の気送子移動方向上
流側の端部を、同移動方向の下流側から上流側に向って
狭まるテーパ面としたことを特徴とする。
【0010】また、第4発明の気送子は、第3発明の気
送子において、テーパ面の勾配を1/5以下としたこと
を特徴とする。
送子において、テーパ面の勾配を1/5以下としたこと
を特徴とする。
【0011】また、第5発明の気送子は、第3又は第4
発明の気送子において、胴部のテーパ面と円筒面との境
界部には、気送子移動方向に対して傾斜した傾斜面を有
する複数の切り欠きを形成したことを特徴とする。
発明の気送子において、胴部のテーパ面と円筒面との境
界部には、気送子移動方向に対して傾斜した傾斜面を有
する複数の切り欠きを形成したことを特徴とする。
【0012】また、第6発明の気送子は、第5発明の気
送子において、切り欠きの傾斜面は、気送子移動方向に
対して40°〜50°の傾斜角度としたことを特徴とす
る。
送子において、切り欠きの傾斜面は、気送子移動方向に
対して40°〜50°の傾斜角度としたことを特徴とす
る。
【0013】また、第7発明の気送子は、第3又は第4
発明の気送子において、テーパ面には、気送子移動方向
に対して傾斜した複数の斜め溝を形成したことを特徴と
する。
発明の気送子において、テーパ面には、気送子移動方向
に対して傾斜した複数の斜め溝を形成したことを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
に基づき詳細に説明する。
【0015】図1は気送設備における気送子の搬送状況
を示す説明図、図2は本発明の実施の形態に係る気送子
の正面図(図1のC部拡大図)、図3は前記気送子の斜
視図、図4は実験設備の構成図である。なお、図1に示
す気送設備の全体的な構成については、従来(図6)と
同様であるため、同一の符号を付し、ここでの具体的な
説明は省略する。図1に示す気送設備では、本実施の形
態に係る気送子11を輸送する。
を示す説明図、図2は本発明の実施の形態に係る気送子
の正面図(図1のC部拡大図)、図3は前記気送子の斜
視図、図4は実験設備の構成図である。なお、図1に示
す気送設備の全体的な構成については、従来(図6)と
同様であるため、同一の符号を付し、ここでの具体的な
説明は省略する。図1に示す気送設備では、本実施の形
態に係る気送子11を輸送する。
【0016】図2及び図3に示すように、本実施の形態
の気送子11はプラスチックなどの軽い材料で形成され
た容器であり、気送子移動方向(矢印A方向)の下流側
の端部にはキャップ11aが設けられ、内部には採取し
た試料(液体)が入れられたプラスチック製のカプセル
7が収容されている。なお、図示例では、気送子11の
全長L3 は約70mmである。
の気送子11はプラスチックなどの軽い材料で形成され
た容器であり、気送子移動方向(矢印A方向)の下流側
の端部にはキャップ11aが設けられ、内部には採取し
た試料(液体)が入れられたプラスチック製のカプセル
7が収容されている。なお、図示例では、気送子11の
全長L3 は約70mmである。
【0017】そして、気送子11は、胴部11bの外周
面11cを円筒状(円筒面11c−2)にして、同外周
面11cと輸送管3の内周面3aとの隙間が小さくなる
ようにしている。即ち、胴部11bの外周面11cを、
従来のような凹凸形状(図7参照)にするのではなく、
平坦な円筒面11c−2としている。この場合、気送子
11の胴部11bの外径D1 は輸送管3の内径D2 の9
5%〜97%の大きさとすることが望ましい。なお、図
示例では、輸送管3の内径D2 が30mmであるのに対
して、気送子11の胴部1bの外径D1 を28.5mm
(95%)としている。
面11cを円筒状(円筒面11c−2)にして、同外周
面11cと輸送管3の内周面3aとの隙間が小さくなる
ようにしている。即ち、胴部11bの外周面11cを、
従来のような凹凸形状(図7参照)にするのではなく、
平坦な円筒面11c−2としている。この場合、気送子
11の胴部11bの外径D1 は輸送管3の内径D2 の9
5%〜97%の大きさとすることが望ましい。なお、図
示例では、輸送管3の内径D2 が30mmであるのに対
して、気送子11の胴部1bの外径D1 を28.5mm
(95%)としている。
【0018】また、胴部外周面11cの気送子移動方向
上流側の端部を、同移動方向の下流側から上流側に向っ
て狭まるテーパ面11c−1としている。この場合、テ
ーパ面11c−1の勾配、即ち、テーパ面11c−1の
気送子移動方向長さL1 と気送子径方向長さL2 との比
は、1/5以下とすることが望ましい。なお、図示例で
は、テーパ面11c−1の気送子移動方向長さL1 は1
4mmであり、テーパ面11c−1部分の気送子移動方
向上流側の端面の径D3 は26.7mm、即ち、気送子
径方向長さL2 は0.9mmとしている。
上流側の端部を、同移動方向の下流側から上流側に向っ
て狭まるテーパ面11c−1としている。この場合、テ
ーパ面11c−1の勾配、即ち、テーパ面11c−1の
気送子移動方向長さL1 と気送子径方向長さL2 との比
は、1/5以下とすることが望ましい。なお、図示例で
は、テーパ面11c−1の気送子移動方向長さL1 は1
4mmであり、テーパ面11c−1部分の気送子移動方
向上流側の端面の径D3 は26.7mm、即ち、気送子
径方向長さL2 は0.9mmとしている。
【0019】また、胴部11bのテーパ面11c−1と
円筒面11c−2との境界部には、気送子移動方向に対
して傾斜した傾斜面11d−1を有する三角形状の切り
欠き11dを複数形成している。この場合、切り欠き1
1dの傾斜面11d−1は、気送子移動方向に対する傾
斜角度θを40°〜50°とすることが望ましい。な
お、図示例では、切り欠き11dは気送子周方向に一定
の間隔で8個形成されており、切り欠き11dの深さは
1mmである。
円筒面11c−2との境界部には、気送子移動方向に対
して傾斜した傾斜面11d−1を有する三角形状の切り
欠き11dを複数形成している。この場合、切り欠き1
1dの傾斜面11d−1は、気送子移動方向に対する傾
斜角度θを40°〜50°とすることが望ましい。な
お、図示例では、切り欠き11dは気送子周方向に一定
の間隔で8個形成されており、切り欠き11dの深さは
1mmである。
【0020】従って、本実施の形態に気送子11によれ
ば、胴部11bの外周面11cを円筒状(円筒面11c
−2)にして、同外周面11cと輸送管3の内周面3a
との隙間が小さくなるようにしたため、即ち、気送子1
1の胴部11bの外径D1 を輸送管3の内径D2 の95
%〜97%の大きさとしたため、気送子11の前後の差
圧ΔPが大きくなって、気送子11の推進力が大きくな
る。従って、排風機5の負担が低減する。
ば、胴部11bの外周面11cを円筒状(円筒面11c
−2)にして、同外周面11cと輸送管3の内周面3a
との隙間が小さくなるようにしたため、即ち、気送子1
1の胴部11bの外径D1 を輸送管3の内径D2 の95
%〜97%の大きさとしたため、気送子11の前後の差
圧ΔPが大きくなって、気送子11の推進力が大きくな
る。従って、排風機5の負担が低減する。
【0021】詳述すると、図2に示すように気送子11
が輸送管3内を移動するとき、気送子11の外周面11
cと輸送管3の内周面3aの隙間を、空気が気送子移動
方向の上流側から下流側へと流れる。このとき、テーパ
面11c−1の部分では圧力損失ΔP1 が生じ、円筒面
11c−2の部分では圧力損失ΔP2 が生ずる。圧力損
失ΔP1 は縮流による圧力損失であり、輸送管3の断面
積A2 と気送子11の胴部11bの断面積A1 との比A
1 /A2 、即ち、輸送管3の内径D2 と気送子11の胴
部11bの外径D1 との比(D1 /D2 )2 に比例す
る。圧力損失ΔP 2 は摩擦による圧力損失であり、気送
子11の胴部11b(円筒面11c−2の部分)の長さ
L4 に比例し、気送子11の胴部11b(円筒面11c
−2の部分)と輸送管3の内周面3aとの隙間hに反比
例する。
が輸送管3内を移動するとき、気送子11の外周面11
cと輸送管3の内周面3aの隙間を、空気が気送子移動
方向の上流側から下流側へと流れる。このとき、テーパ
面11c−1の部分では圧力損失ΔP1 が生じ、円筒面
11c−2の部分では圧力損失ΔP2 が生ずる。圧力損
失ΔP1 は縮流による圧力損失であり、輸送管3の断面
積A2 と気送子11の胴部11bの断面積A1 との比A
1 /A2 、即ち、輸送管3の内径D2 と気送子11の胴
部11bの外径D1 との比(D1 /D2 )2 に比例す
る。圧力損失ΔP 2 は摩擦による圧力損失であり、気送
子11の胴部11b(円筒面11c−2の部分)の長さ
L4 に比例し、気送子11の胴部11b(円筒面11c
−2の部分)と輸送管3の内周面3aとの隙間hに反比
例する。
【0022】また、本実施の形態の気送子11によれ
ば、胴部外周面11cの気送子移動方向上流側の端部
を、同移動方向の下流側から上流側に向って狭まる1/
5以下の勾配のテーパ面11c−1としているため、こ
のテーパ面11c−1に沿って斜めに流れる気流により
気送子11に揚力が発生する。このため、輸送管3の水
平部などにおいて、気送子11が輸送管3の内周面3a
から離昇し易くなる。従って、気送子11は摩耗が少な
くて複数回の使用にも耐えられ、また、排風機5の負担
も低減する。
ば、胴部外周面11cの気送子移動方向上流側の端部
を、同移動方向の下流側から上流側に向って狭まる1/
5以下の勾配のテーパ面11c−1としているため、こ
のテーパ面11c−1に沿って斜めに流れる気流により
気送子11に揚力が発生する。このため、輸送管3の水
平部などにおいて、気送子11が輸送管3の内周面3a
から離昇し易くなる。従って、気送子11は摩耗が少な
くて複数回の使用にも耐えられ、また、排風機5の負担
も低減する。
【0023】しかも、本実施の形態の気送子11によれ
ば、胴部11bのテーパ面11c−1と円筒面11c−
2との境界部には、気送子移動方向に対して40°〜5
0°の傾斜角度で傾斜した傾斜面11d−1を有する複
数の切り欠き11dを形成したため、気流が切り欠き1
1dの傾斜面11d−1に当たって気送子11が移動方
向軸回りに回転する。このため、気送子11の輸送管内
周面3aからの離昇が安定する。従って、気送子11は
摩耗がより低減されて複数回(例えば3回)の使用にも
より確実に耐えられるようになり、また、排風機5の負
担もより低減される。なお、気流はテーパ面11c−1
において増速し、テーパ面11c−1と円筒面11c−
2との境界部において最も速度が大きくなるため、この
テーパ面11c−1と円筒面11c−2との境界部に切
り欠き11dを設けることによって最も効率的に気送子
11を回転させることができる。
ば、胴部11bのテーパ面11c−1と円筒面11c−
2との境界部には、気送子移動方向に対して40°〜5
0°の傾斜角度で傾斜した傾斜面11d−1を有する複
数の切り欠き11dを形成したため、気流が切り欠き1
1dの傾斜面11d−1に当たって気送子11が移動方
向軸回りに回転する。このため、気送子11の輸送管内
周面3aからの離昇が安定する。従って、気送子11は
摩耗がより低減されて複数回(例えば3回)の使用にも
より確実に耐えられるようになり、また、排風機5の負
担もより低減される。なお、気流はテーパ面11c−1
において増速し、テーパ面11c−1と円筒面11c−
2との境界部において最も速度が大きくなるため、この
テーパ面11c−1と円筒面11c−2との境界部に切
り欠き11dを設けることによって最も効率的に気送子
11を回転させることができる。
【0024】ここで、図4に基づき、気送子の実験内容
及び結果について説明する。
及び結果について説明する。
【0025】図4に示すように、輸送管3に相当する配
管としてアクリル管30を用いた。このアクリル管30
に接続した排風機28を運転し、排風機28の下流側に
設けた弁11の開度を調節して所定の排風量にする。排
風量の計測は流量計26によって行う。気送子11は固
定部27からナイロン糸25によってアクリル管30内
に吊下げた。気送子11の回転によってナイロン糸25
が捩じれるのを防止するため、ナイロン糸25の途中に
はよりもどし8を設けた。アクリル管30の外側には回
転計24を設け、この回転計24によって気送子11の
回転を計測するために気送子11の胴部11aには薄い
アルミ膜を貼り付けた。また、アクリル管30の気送子
前後位置には静圧孔を形成し、ここに差圧計23を設け
て気送子前後の差圧ΔPを測定した。この実験は従来の
気送子4(図7参照)に対しても行った。
管としてアクリル管30を用いた。このアクリル管30
に接続した排風機28を運転し、排風機28の下流側に
設けた弁11の開度を調節して所定の排風量にする。排
風量の計測は流量計26によって行う。気送子11は固
定部27からナイロン糸25によってアクリル管30内
に吊下げた。気送子11の回転によってナイロン糸25
が捩じれるのを防止するため、ナイロン糸25の途中に
はよりもどし8を設けた。アクリル管30の外側には回
転計24を設け、この回転計24によって気送子11の
回転を計測するために気送子11の胴部11aには薄い
アルミ膜を貼り付けた。また、アクリル管30の気送子
前後位置には静圧孔を形成し、ここに差圧計23を設け
て気送子前後の差圧ΔPを測定した。この実験は従来の
気送子4(図7参照)に対しても行った。
【0026】実験の結果、従来の気送子4の場合には回
転しないが、本発明の気送子11の場合にはアクリル管
30内の気流が8.8m/sのとき360rpmの回転
速度で回転し、同気流が6.4m/sのとき270rp
mで回転した。
転しないが、本発明の気送子11の場合にはアクリル管
30内の気流が8.8m/sのとき360rpmの回転
速度で回転し、同気流が6.4m/sのとき270rp
mで回転した。
【0027】また、気送子前後の差圧ΔPは、従来の気
送子4の場合には気流が10.0m/sのとき5.07
×103 Pa、気流が6.2m/sのとき2.11×1
03Paであったのに対して、本発明の気送子11の場
合には気流が8.8m/sのとき7.20×103 P
a、気流が6.4m/sのとき3.95×103 Paで
あった。即ち、本発明の気送子11の方が差圧ΔPが増
大して推進力が増大した。
送子4の場合には気流が10.0m/sのとき5.07
×103 Pa、気流が6.2m/sのとき2.11×1
03Paであったのに対して、本発明の気送子11の場
合には気流が8.8m/sのとき7.20×103 P
a、気流が6.4m/sのとき3.95×103 Paで
あった。即ち、本発明の気送子11の方が差圧ΔPが増
大して推進力が増大した。
【0028】アクリル管30の内径30mmに対し、気
送子11の胴部11b(円筒面11c−2部分)の外径
D1を種々変化させて実験を行った結果、気送子11の
胴部11bの外径D1は、28.5mm(アクリル管内
径の95%)〜29.0(アクリル管内径の97%)の
範囲が適することがわかった。気送子11の外径D1を
大きくしすぎると、図1に示す輸送管3の曲管部におい
て気送子11がつまり易くなる。
送子11の胴部11b(円筒面11c−2部分)の外径
D1を種々変化させて実験を行った結果、気送子11の
胴部11bの外径D1は、28.5mm(アクリル管内
径の95%)〜29.0(アクリル管内径の97%)の
範囲が適することがわかった。気送子11の外径D1を
大きくしすぎると、図1に示す輸送管3の曲管部におい
て気送子11がつまり易くなる。
【0029】また、水平にアクリル管30を設置して上
記試験を行った結果、従来の気送子4の場合にはアクリ
ル管30の内周面30aの下側に接してじっとした静的
な状態であった。従って、ナイロン糸25がなければ、
気送子4はアクリル管30の下側内周面30aに接した
状態ですべりながら移動するものと推測される。これに
対して、本発明の気送子11の場合には、気送子11の
上流側と下流側とが交互にアクリル管30の内周面30
aから離昇した。このため、ナイロン糸25がなけれ
ば、気送子11は回転しながらアクリル管内周面30a
から離昇した状態で、もしくは、上流側の一点と下流側
の一点とが交互にアクリル管内周面30aに接しなが
ら、ほとんどアクリル管内周面30aに接しないで移動
するものと推測される。
記試験を行った結果、従来の気送子4の場合にはアクリ
ル管30の内周面30aの下側に接してじっとした静的
な状態であった。従って、ナイロン糸25がなければ、
気送子4はアクリル管30の下側内周面30aに接した
状態ですべりながら移動するものと推測される。これに
対して、本発明の気送子11の場合には、気送子11の
上流側と下流側とが交互にアクリル管30の内周面30
aから離昇した。このため、ナイロン糸25がなけれ
ば、気送子11は回転しながらアクリル管内周面30a
から離昇した状態で、もしくは、上流側の一点と下流側
の一点とが交互にアクリル管内周面30aに接しなが
ら、ほとんどアクリル管内周面30aに接しないで移動
するものと推測される。
【0030】従って、この実験結果から、本発明の気送
子11は輸送管3の内周面3aに接することが非常に少
なくなるため、摩擦による減速や胴部11aの摩耗が非
常に少なくなる。よって、気送子11を効率よく輸送す
ることができるため、排風機5の負担を少なくすること
ができるとともに気送子11の損傷(摩耗)も低減する
ことができる。
子11は輸送管3の内周面3aに接することが非常に少
なくなるため、摩擦による減速や胴部11aの摩耗が非
常に少なくなる。よって、気送子11を効率よく輸送す
ることができるため、排風機5の負担を少なくすること
ができるとともに気送子11の損傷(摩耗)も低減する
ことができる。
【0031】また、上記実験の結果、気送子11のテー
パ面11c−1の勾配は1/5以下が適しており、気送
子11の切り欠き11dの傾斜面11d−1の傾斜角度
は40°〜50°の範囲が適していることも確認でき
た。
パ面11c−1の勾配は1/5以下が適しており、気送
子11の切り欠き11dの傾斜面11d−1の傾斜角度
は40°〜50°の範囲が適していることも確認でき
た。
【0032】なお、上記では気送子11に切り欠き11
dを設けたが、この切り欠き11dに代えて、図5に示
すように、気送子11のテーパ面11c−1に、気送子
移動方向に対して傾斜した複数の斜め溝11aを設けて
もよい。この場合にも、気流が斜め溝11eに沿って流
れることより、気送子11が回転して、気送子11の離
昇を安定させることができる。
dを設けたが、この切り欠き11dに代えて、図5に示
すように、気送子11のテーパ面11c−1に、気送子
移動方向に対して傾斜した複数の斜め溝11aを設けて
もよい。この場合にも、気流が斜め溝11eに沿って流
れることより、気送子11が回転して、気送子11の離
昇を安定させることができる。
【0033】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態とともに具体的
に説明したように、第1発明の気送子は、輸送管内の気
体を排風機で排気することにより、輸送管内を移動する
気送子において、胴部の外周面を円筒状にして同外周面
と輸送管の内周面との隙間を小さくしたことを特徴とす
る。
に説明したように、第1発明の気送子は、輸送管内の気
体を排風機で排気することにより、輸送管内を移動する
気送子において、胴部の外周面を円筒状にして同外周面
と輸送管の内周面との隙間を小さくしたことを特徴とす
る。
【0034】また、第2発明の気送子は、第1発明の気
送子において、胴部の外径を輸送管内径の95%〜97
%の大きさとしたことを特徴とする。
送子において、胴部の外径を輸送管内径の95%〜97
%の大きさとしたことを特徴とする。
【0035】従って、この第1又は第2発明の気送子に
よれば、気送子前後の差圧が大きくなって、気送子の推
進力が大きくなる。従って、排風機の負担が低減する。
特に、気送子の胴部の外径を輸送管内径の95%〜97
%の大きさとした場合、かかる効果が顕著である。
よれば、気送子前後の差圧が大きくなって、気送子の推
進力が大きくなる。従って、排風機の負担が低減する。
特に、気送子の胴部の外径を輸送管内径の95%〜97
%の大きさとした場合、かかる効果が顕著である。
【0036】また、第3発明の気送子は、第1又は第2
発明の気送子において、胴部外周面の気送子移動方向上
流側の端部を、同移動方向の下流側から上流側に向って
狭まるテーパ面としたことを特徴とする。
発明の気送子において、胴部外周面の気送子移動方向上
流側の端部を、同移動方向の下流側から上流側に向って
狭まるテーパ面としたことを特徴とする。
【0037】また、第4発明の気送子は、第3発明の気
送子において、テーパ面の勾配を1/5以下としたこと
を特徴とする。
送子において、テーパ面の勾配を1/5以下としたこと
を特徴とする。
【0038】従って、第3又は第4発明の気送子によれ
ば、テーパ面に沿って斜めに流れる気流により気送子に
揚力が発生する。このため、輸送管の水平部などにおい
て、気送子が輸送管の内周面から離昇し易くなる。従っ
て、気送子は摩耗が少なくて複数回の使用にも耐えら
れ、また、排風機の負担も低減する。特に、テーパ面の
勾配を1/5以下とした場合、かかる効果が顕著であ
る。
ば、テーパ面に沿って斜めに流れる気流により気送子に
揚力が発生する。このため、輸送管の水平部などにおい
て、気送子が輸送管の内周面から離昇し易くなる。従っ
て、気送子は摩耗が少なくて複数回の使用にも耐えら
れ、また、排風機の負担も低減する。特に、テーパ面の
勾配を1/5以下とした場合、かかる効果が顕著であ
る。
【0039】また、第5発明の気送子は、第3又は第4
発明の気送子において、胴部のテーパ面と円筒面との境
界部には、気送子移動方向に対して傾斜した傾斜面を有
する複数の切り欠きを形成したことを特徴とする。
発明の気送子において、胴部のテーパ面と円筒面との境
界部には、気送子移動方向に対して傾斜した傾斜面を有
する複数の切り欠きを形成したことを特徴とする。
【0040】また、第6発明の気送子は、第5発明の気
送子において、切り欠きの傾斜面は、気送子移動方向に
対して40°〜50°の傾斜角度としたことを特徴とす
る。
送子において、切り欠きの傾斜面は、気送子移動方向に
対して40°〜50°の傾斜角度としたことを特徴とす
る。
【0041】従って、この第5又は第6発明の気送子に
よれば、気流が切り欠きの傾斜面に当たって気送子が移
動方向軸回りに回転するため、気送子の輸送管内周面か
らの離昇が安定する。このため、気送子は摩耗がより低
減されて複数回の使用にもより確実に耐えられるように
なり、また、排風機の負担もより低減される。なお、気
流はテーパ面において増速し、テーパ面と円筒面との境
界部において最も速度が大きくなるため、このテーパ面
と円筒面との境界部に切り欠きを設けることによって最
も効率的に気送子を回転させることができる。特に、切
り欠きの傾斜面を気送子移動方向に対して40°〜50
°の傾斜角度とした場合、かかる効果が顕著である。
よれば、気流が切り欠きの傾斜面に当たって気送子が移
動方向軸回りに回転するため、気送子の輸送管内周面か
らの離昇が安定する。このため、気送子は摩耗がより低
減されて複数回の使用にもより確実に耐えられるように
なり、また、排風機の負担もより低減される。なお、気
流はテーパ面において増速し、テーパ面と円筒面との境
界部において最も速度が大きくなるため、このテーパ面
と円筒面との境界部に切り欠きを設けることによって最
も効率的に気送子を回転させることができる。特に、切
り欠きの傾斜面を気送子移動方向に対して40°〜50
°の傾斜角度とした場合、かかる効果が顕著である。
【0042】また、第7発明の気送子は、第3又は第4
発明の気送子において、テーパ面には、気送子移動方向
に対して傾斜した複数の斜め溝を形成したことを特徴と
する。
発明の気送子において、テーパ面には、気送子移動方向
に対して傾斜した複数の斜め溝を形成したことを特徴と
する。
【0043】従って、この第7発明の気送子によれば、
気流が斜め溝に沿って流れることより、気送子が回転し
て、気送子の離昇を安定させることができる。従って、
気送子の摩耗がより低減され、また、排風機の負担もよ
り低減される。
気流が斜め溝に沿って流れることより、気送子が回転し
て、気送子の離昇を安定させることができる。従って、
気送子の摩耗がより低減され、また、排風機の負担もよ
り低減される。
【図1】気送設備における気送子の搬送状況を示す説明
図である。
図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る気送子の正面図(図
1のC部拡大図)である。
1のC部拡大図)である。
【図3】前記気送子の斜視図である。
【図4】実験設備の構成図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係る気送子の斜視図
である。
である。
【図6】気送設備における気送子の搬送状況を示す説明
図である。
図である。
【図7】従来の気送子の正面図(図6のB部拡大図)で
ある。
ある。
3 輸送管 5 排風機 11 気送子 11a キャップ 11b 胴部 11c 外周面 11c−1 テーパ面 11c−2 円筒面 11d 切り欠き 11d−1 傾斜面 11e 斜め溝
Claims (7)
- 【請求項1】 輸送管内の気体を排風機で排気すること
により、輸送管内を移動する気送子において、 胴部の外周面を円筒状にして同外周面と輸送管の内周面
との隙間を小さくしたことを特徴とする気送子。 - 【請求項2】 請求項1に記載する気送子において、 胴部の外径を輸送管内径の95%〜97%の大きさとし
たことを特徴とする気送子。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載する気送子におい
て、 胴部外周面の気送子移動方向上流側の端部を、同移動方
向の下流側から上流側に向って狭まるテーパ面としたこ
とを特徴とする気送子。 - 【請求項4】 請求項3に記載する気送子において、テ
ーパ面の勾配を1/5以下としたことを特徴とする気送
子。 - 【請求項5】 請求項3又は4に記載する気送子におい
て、 胴部のテーパ面と円筒面との境界部には、気送子移動方
向に対して傾斜した傾斜面を有する複数の切り欠きを形
成したことを特徴とする気送子。 - 【請求項6】 請求項5に記載する気送子において、 切り欠きの傾斜面は、気送子移動方向に対して40°〜
50°の傾斜角度としたことを特徴とする気送子。 - 【請求項7】 請求項3又は4に記載する気送子におい
て、 テーパ面には、気送子移動方向に対して傾斜した複数の
斜め溝を形成したことを特徴とする気送子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000195778A JP2002012322A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 気送子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000195778A JP2002012322A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 気送子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002012322A true JP2002012322A (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=18694380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000195778A Withdrawn JP2002012322A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 気送子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002012322A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006315868A (ja) * | 2006-08-25 | 2006-11-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 気送子及び気送方法 |
JP2009132541A (ja) * | 2009-03-26 | 2009-06-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 気送子及び気送方法 |
CZ306962B6 (cs) * | 2012-07-30 | 2017-10-18 | Vysoké Učení Technické V Brně | Sběrná nádoba určená pro systém pneumatické potrubní dopravy odpadů |
KR102024625B1 (ko) * | 2018-04-09 | 2019-09-24 | 주식회사 포스코 | 기송자 |
CN110555942A (zh) * | 2019-09-18 | 2019-12-10 | 深圳市乘三科技有限公司 | 出货机构及售货机 |
CN113895963A (zh) * | 2021-09-15 | 2022-01-07 | 新兴铸管股份有限公司 | 风动送样系统 |
-
2000
- 2000-06-29 JP JP2000195778A patent/JP2002012322A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006315868A (ja) * | 2006-08-25 | 2006-11-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 気送子及び気送方法 |
JP2009132541A (ja) * | 2009-03-26 | 2009-06-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 気送子及び気送方法 |
CZ306962B6 (cs) * | 2012-07-30 | 2017-10-18 | Vysoké Učení Technické V Brně | Sběrná nádoba určená pro systém pneumatické potrubní dopravy odpadů |
KR102024625B1 (ko) * | 2018-04-09 | 2019-09-24 | 주식회사 포스코 | 기송자 |
CN110555942A (zh) * | 2019-09-18 | 2019-12-10 | 深圳市乘三科技有限公司 | 出货机构及售货机 |
CN113895963A (zh) * | 2021-09-15 | 2022-01-07 | 新兴铸管股份有限公司 | 风动送样系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Roy | The north-south distribution of major solar flare events, sunspot magnetic classes and sunspot areas (1955–1974) | |
JP2002012322A (ja) | 気送子 | |
KR20240019344A (ko) | 컴팩트한 지능형 에어로졸 및 유체 매니폴드 | |
KR940002150A (ko) | 벌크재료를 운반하기 위한 운반장치 | |
CA2121200A1 (en) | Automated Flow Measuring Device | |
US4467660A (en) | Turbine wheel flow measuring transducer | |
CN203133287U (zh) | 气态流出物监测专用取样管嘴 | |
CN206787632U (zh) | 可视文丘里管 | |
CN209311131U (zh) | 一种粉体取样装置 | |
EP1191319A3 (en) | Accelerated leakage testing | |
CN207318146U (zh) | 一种新型用于水质检测的取样装置 | |
CN210626505U (zh) | 一种气液流测速仪 | |
SE516013C2 (sv) | Förfarande och anordning vid blandning av en strömmande gas och ett pulverformigt material | |
CN214232809U (zh) | 一种乙二酸二乙酯蒸发冷凝装置 | |
JPS61205841A (ja) | 野積積山内部の材料サンプリング方法 | |
CN104215794B (zh) | 一种用于消防检测的灵敏型风速检测仪 | |
CN206772780U (zh) | 一种尘埃粒子计数传感器采样气流空气保护装置 | |
US11946858B2 (en) | Examination device | |
CN106989769A (zh) | 一种传感器系统及其检测方法 | |
RU2031747C1 (ru) | Аспирационная воронка | |
JPS6132354Y2 (ja) | ||
CN206847696U (zh) | 一种石灰石粉流量在线监测系统 | |
SU825367A1 (ru) | Устройство для упаковки гылящих продуктов | |
SE524462C2 (sv) | Jongleringsfackla | |
JP2005519006A (ja) | 流動性物質を移送するための装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050204 |