JP2002009669A - 合成パス判定方法及びrake合成受信装置 - Google Patents

合成パス判定方法及びrake合成受信装置

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JP2002009669A
JP2002009669A JP2000192114A JP2000192114A JP2002009669A JP 2002009669 A JP2002009669 A JP 2002009669A JP 2000192114 A JP2000192114 A JP 2000192114A JP 2000192114 A JP2000192114 A JP 2000192114A JP 2002009669 A JP2002009669 A JP 2002009669A
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Takeshi Inoue
武志 井上
Masahiko Shimizu
昌彦 清水
Koji Matsuyama
幸二 松山
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDMA方式に於けるRAKE合成の為の合
成パス判定方法及びRAKE合成受信装置に関し、最適
な受信結果が得られる合成パスを判定する。 【解決手段】 複数のパスを介した到来波を受信し、そ
の受信信号(Ich信号,Qch信号)をフィンガ部2
−1〜2−3に於いて、パスサーチ部1によるタイミン
グ信号に応じて逆拡散復調し、且つ複数のパスによる遅
延量を調整した信号を組合せ合成部3に入力し、該組合
せ合成部3により合成した複数種類の組合せ合成出力信
号を、選択回路4と合成判定部5とに入力し、合成判定
部5に於いて組合せ合成出力信号対応に誤差推定を行
い、誤差最小となる組合せ合成出力信号を選択回路4に
於いて選択出力させる為の合成パス判定情報を加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA(Code
Division Mulitiple Access )方式に於ける移動通
信システムに於いて、マルチパスフェージングによる受
信電界強度の変動や、位相,遅延量の変動が大きい場合
でも、受信特性を改善するように、レイク(RAKE)
合成を行う場合の合成パス判定方法及びRAKE合成受
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信システムに於いては、移動機の
移動速度及び搬送波の周波数によって決まる最大周波数
をもったランダムな振幅,位相の変化が生じるものであ
るから、固定無線通信システムに比較して安定した受信
処理が容易でないものである。このような周波数選択性
フェージングの影響による受信特性の劣化を軽減する手
段として、CDMA方式が有効である。即ち、狭帯域の
信号を広帯域に拡散変調して送信することにより、固有
の周波数帯域の受信電界強度の落ち込みがあっても、拡
散全帯域でなければ、受信可能の周波数帯域の信号成分
によって送信情報を復元することができる。
【0003】又高層ビルや山岳等の反射波が遅延波とし
て受信装置により受信され、更に、この遅延波にもフェ
ージングが生じるマルチパスフェージング環境となるこ
とが多い。この場合の遅延波は、拡散変調信号に対して
干渉波となるから、受信特性を劣化させることになる。
そこで、この複数のパスを介した遅延した到来波を積極
的に利用する手段として、RAKE合成受信装置が知ら
れている。これは、各遅延到来波毎に逆拡散復調し、そ
れぞれの異なる遅延時間を揃えて同一位相とし、受信レ
ベルに応じて重み付けして合成するものである。
【0004】図12は送受信装置の説明図であり、11
1はアンテナ、112はデュプレクサ、113,121
はRF/IF回路、114は直交復調回路、115,1
16はDA変換器(D/A)、117,118は波形成
形フィルタ、119はマッピング部、120はエンコー
ダ、122は直交検波回路、123,124はAD変換
器(A/D)、125はパスサーチ回路、126は復調
/RAKE合成回路、127はデコーダを示す。
【0005】音声,画像等の各種の送信データを、エン
コーダ120により符号化し、マッピング部119に於
いて、直交変調して送信する送信フォーマットにマッピ
ングし、I,Qチャネルのデータとして波形成形フィル
タ117,118に入力する。この波形成形フィルタ1
17,118により波形成形し、DA変換器115,1
16に入力してアナログ信号に変換し、直交変調回路1
14に於いて直交変調し、RF/IF回路113に於い
て中間周波信号IFから高周波信号RFに周波数変換し
て、この無線周波数の信号を、デュプレクサ112を介
してアンテナ111から送信する。
【0006】又アンテナ111により受信した信号は、
デュプレクサ112を介してRF/IF回路121に入
力し、無線周波信号から中間周波信号IFに変換して、
直交検波回路122に於いて直交検波し、直交検波出力
のI,Qチャネル信号をAD変換器123,124によ
りディジタル信号に変換して、パスサーチ回路125と
復調/RAKE合成回路126に入力する。パスサーチ
回路125は、マルチパスによる受信信号の遅延プロフ
ァイルを求めて、復調/RAKE合成回路126にタイ
ミング信号等の制御信号を入力する。復調/RAKE合
成回路126は、I,Qチャネルの信号についてフィン
ガ対応のタイミングで逆拡散処理し、フィンガ間の位相
を一致させて合成処理し、デコーダ127に入力する。
このデコーダ127に於いて、送信側の符号化の逆処理
により復号化を行って受信データとする。
【0007】図13は従来例の説明図であり、図12の
パスサーチ回路125と復調/RAKE合成回路126
とに相当した3フィンガ構成のRAKE合成受信装置の
要部構成を示し、131はマッチトフィルタ(MF)、
132は積分回路、133はパス識別部、134はタイ
ミング生成部、135はパス識別部、136−1〜13
6−3は逆拡散回路、137−1〜137−3は復調回
路、138−1〜138−3は遅延回路、139−1〜
139−3はマスク回路、140は合成回路を示す。
【0008】受信信号を直交検波して得られたI,Qチ
ャネルの信号(Ich信号,Qch信号)を、パスサー
チ回路126のマッチトフィルタ131と、フィンガ対
応の逆拡散回路136−1〜136−3とに入力する。
マッチトフィルタ131により拡散コードとの相関を求
め、積分回路132により平均値を求めることにより、
遅延プロファイルが得られる。パス識別部133は、こ
の遅延プロファイルの相関値の高いものから順に選択し
て有効パス情報とし、この有効パス情報をタイミング生
成部134に入力する。
【0009】タイミング生成部134は、この有効パス
情報をパス判定部135に入力すると共に、フィンガ対
応の逆拡散回路136−1〜136−3に対する逆拡散
タイミング信号を生成し、且つ遅延プロファイルに従っ
た遅延量を示す信号を生成する。逆拡散回路136−1
〜136−3は、逆拡散タイミング信号に従って逆拡散
処理し、復調回路137−1〜137−3に於いて復調
して、フィンガ対応の受信信号とする。又遅延回路13
8−1〜138−3に於いて遅延プロファイルに従った
最も遅延時間の大きい信号の位相に合わせるように遅延
時間を補正して、各フィンガの信号を同一位相とし、マ
スク回路139−1〜139−3を介して合成回路14
0に入力し、合成信号を次段のデコーダ127(図12
参照)に入力する。
【0010】又パス判定部135は、有効パス情報とし
ての相関値が閾値を超える場合に合成パス情報としてマ
スク回路139−1〜139−3に入力する。このマス
ク回路139−1〜139−3は、合成パス情報に従っ
て、遅延回路138−1〜138−3の出力信号を合成
回路140に入力すべきか否かを制御するもので、一般
的に相関電力の小さいパスの受信信号は、合成してもS
/Nの改善を図ることができないものであるから、合成
しないようにマスクする。
【0011】図14は従来例の合成判定の説明図であ
り、141−1〜141−3は図13の逆拡散回路と復
調回路と遅延回路とを含むフィンガ部、142−1〜1
42−3は図13のマスク回路139−1〜139−3
に対応するマスク回路、143は図13の合成回路14
0に対応する合成回路、144は図13のパスサーチ回
路125の要部のパスサーチ部、145は図13のパス
判定部135に対応するパス判定部を示す。
【0012】パスサーチ部144は、前述のように、遅
延プロファイルを求め、パス判定部145は、閾値を超
える相関電力の大きいパスの受信信号は合成し、閾値を
超えない相関電力の小さいパスの受信信号に対してマス
クするパス判定を行うものであり、マスク回路142−
1〜142−3は合成パス情報に従って合成回路143
に対するマスク処理を行う。従って、都市部等に於ける
マルチパスが存在する電波環境に於いては合成パス数を
多くし、又郊外等の直接波だけを受信できる電波環境に
於いては、直接波に相当するパスの受信信号のみを用い
るようにマスク制御して、何れの場合も受信特性を改善
することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来例に於ける
パス判定は、相関電力の大小等を判定する為の閾値を設
定してパス判定部135,145に入力することにより
行うものである。しかし、パス判定部135,145に
加える閾値は、受信特性に対応して設定することにな
り、従って、無線周波数部分のNF(ノイズフィギュ
ア)のばらつき等により、総てのRAKE合成受信装置
に対して一意に設定することが困難である。即ち、RA
KE合成受信装置対応にそれぞれ調整,設定しなければ
ならない問題がある。
【0014】又移動通信に於ける基地局が各移動機の受
信状態を基に、期待されるパス数を検出し、このパス数
により合成するパスを判定する手段も知られている。し
かし、この場合、特に、FDD(Frequency Divisio
n Duplex )方式の場合、送受信周波数帯域が異なる
為、周波数選択フェージング環境下では、基地局に於け
る周波数選択フェージングと、移動機に於ける周波数選
択フェージングとが異なるから、この合成パスの判定の
実現は実際上困難である。更に、伝達情報量の増加によ
るスループットの低下を招く問題がある。
【0015】本発明は、前述の従来例の問題点を解決
し、最適な合成結果が得られるパスを判定し、受信特性
を改善することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の合成パス判定方
法は、複数のパスを介した到来波を受信してパス対応に
逆拡散復調し、相互の遅延量を調整して合成する為の合
成パス判定方法であって、複数のパス対応の到来波を受
信して逆拡散復調し且つ相互の遅延量を調整した信号の
複数種類の組合せ合成出力信号について誤差推定処理を
行い、誤差最小となる合成出力信号を構成するパスを合
成パスと判定する過程を含むものである。又この誤差推
定処理は、複数種類の組合せ合成出力信号について信号
対干渉電力比を求める処理を含むことができる。
【0017】又本発明のRAKE合成受信装置は、図1
を参照して説明すると、複数のパスを介した到来波を受
信して前記パスを判定するパスサーチ部1と、このパス
サーチ部1による到来波の遅延量を基にしたタイミング
で逆拡散復調し、且つ遅延量を補正するフィンガ部2−
1〜2−3と、このフィンガ部2−1〜2−3の出力信
号を合成して出力するRAKE合成受信装置であって、
フィンガ部2−1〜2−3の出力信号を組合せて複数種
類の組合せ合成出力信号とする組合せ合成部3等の合成
回路と、複数種類の組合せ合成出力信号について誤差推
定を行う合成判定部5等の誤差推定回路と、誤差最小と
なる組合せ合成出力信号を示す選択信号により、複数種
類の組合せ合成出力信号の一つを選択出力する選択回路
4とを備えている。
【0018】又誤差推定回路は、複数種類の組合せ合成
出力信号について信号対干渉電力比を測定する構成とす
ることができる。更に、複数種類の組合せ合成出力信号
の信号点位相を、位相回転処理又は絶対値処理により同
一象限の位相に制御して、信号対干渉電力比を測定する
構成とすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の原理説明図であ
り、3フィンガ構成を例として示すもので、1はパスサ
ーチ部、2−1〜2−3はフィンガ部、3は組合せ合成
部、4は選択回路、5は合成判定部を示す。パスサーチ
部1は、マッチトフィルタ等を含み、入力されたI,Q
チャネル信号(Ich信号,Qch信号)を基に、マル
チパスによる遅延プロファイルを求めて、フィンガ部2
−1〜2−3にタイミング信号等を入力する。
【0020】フィンガ部2−1〜2−3は、パスサーチ
部1からのタイミング信号に従って逆拡散復調処理し、
組合せ合成部3に入力する。この組合せ合成部3は、フ
ィンガ部2−1〜2−3の出力信号の合成、フィンガ部
2−1,2−2の出力信号の合成、フィンガ部2−1,
2−3の出力信号の合成、フィンガ部2−2,2−3の
出力信号の合成の4種類の組合せ合成出力信号を得る場
合を示す。なお、他の組合せの合成を行うことも可能で
ある。又合成判定部5は、組合せ合成部3の合成出力信
号を基にそれぞれの誤差判定,信号対干渉電力比,信号
点の分散等を基にした誤差推定処理を行って、誤差最小
となるパスの組合せの判定を行うものであり、その判定
情報に従って、最良の組合せ合成出力信号を選択回路4
により選択出力するものである。即ち、組合せ合成出力
信号に対する誤差推定結果により、合成パス判定を行う
ものである。
【0021】図2は本発明の第1の実施の形態の説明図
であり、RAKE合成受信装置の要部を示し、11はパ
スサーチ部、13は合成回路、14は選択回路、15は
誤差推定回路、16はマッチトフィルタ(MF)、17
は積分回路、18はパス選別部、19はタイミング生成
部、20−1〜20−3は逆拡散回路、21−1〜21
−3は復調回路、22−1〜22−3は遅延回路を示
す。
【0022】パスサーチ部11は、図1のパスサーチ部
1に対応し、マッチトフィルタ16と積分回路17とパ
ス選別部18とタイミング生成部19とを含む構成を有
し、従来例の閾値と比較して合成パスの判定を行うパス
判定部を不要としている。又逆拡散回路20−1〜20
−3と復調回路21−1〜21−3と遅延回路22−1
〜22−3とにより図1のフィンガ部2−1〜2−3を
構成している。
【0023】又合成回路13は、図1の組合せ合成部3
に相当するが、フィンガ部2−1〜2−3の出力信号を
総ての組合せとして出力した場合を示す。即ち、3フィ
ンガ構成であるから、1個のフィンガ部対応の出力信号
の3種類と、2個のフィンガ部の合成出力信号の3種類
と、3個のフィンガ部の合成出力信号の1種類との合計
7種類の組合せ合成出力信号となり、選択回路14と誤
差推定回路15とに入力する。
【0024】誤差推定回路15は、図1の合成判定部5
に相当し、合成回路13からの7種類の組合せ合成出力
信号についてそれぞれ誤差推定処理を行い、誤差成分最
小のものを選択出力するように選択回路14に選択信号
を加える。それにより、複数種類の組合せ合成出力信号
の中で、誤差推定の結果、最良の合成結果が得られるパ
スを判定して、合成出力信号を選択するものである。
【0025】図3は本発明の第1の実施の形態の誤差推
定回路の説明図であり、図2に於ける誤差推定回路15
の構成の一例を示すもので、30−1〜30−7は誤差
測定部、31は信号点平均化部、32は遅延回路、33
は除算回路、34は分散平均化部、35,36,41,
42は加算器、37〜40は乗算器、43は比較回路を
示す。
【0026】誤差測定部30−1〜30−7は、それぞ
れ同一構成を有するものであり、図2の合成回路13か
らの7種類の組合せ合成出力信号(合成Ich信号1〜
7,合成Qch信号1〜7)をそれぞれ入力し、標準偏
差の2乗に相当する信号を出力して比較回路43に入力
する場合を示す。即ち、信号点平均化部31は、I,Q
チャネルの組合せ合成出力信号について複数シンボル又
は複数スロット期間について信号点を平均化し、乗算器
37,38と加算器35,36とに入力する。乗算器3
7,38は、Iチャネルの信号とQチャネルの信号とに
対してそれぞれ2乗し、加算器41により加算して信号
電力とする。
【0027】又遅延回路32は、信号点平均化部31に
於ける処理時間に相当する遅延時間を有するもので、加
算器35,36に於いて、平均化されたI,Qチャネル
の信号と、遅延回路32を介したI,Qチャネルの信号
との差分を求めて乗算器39,40に入力する。乗算器
39,40は、I,Qチャネルの信号をそれぞれ2乗
し、加算器42により加算して分散電力とし、分散平均
化部34に入力して平均化する。そして、除算回路33
に於いて除算処理し、標準偏差の2乗に相当する信号を
比較回路43に入力する。比較回路43は、各誤差測定
部30−1〜30−7からの標準偏差の2乗に相当する
信号を比較し、最小の値となる組合せ合成出力信号を選
択する選択信号を出力して選択回路14(図2参照)に
加えることになり、その組合せ合成出力信号を選択出力
する。即ち、複数種類のパスの組合せに相当する複数種
類の組合せ合成出力信号の中で、標準偏差の2乗が最小
となるパスの組合せを合成パスと判定して、そのパスの
組合せに相当する合成出力信号を選択出力するものであ
る。
【0028】又標準偏差の2乗の平方根を求めて標準偏
差とし、比較回路43に入力する構成とすることも可能
であるが、比較回路43は、誤差測定部30−1〜30
−7からの誤差成分を示す値の比較を行うものであるか
ら、平方根演算前の標準偏差の2乗の値を用いても、誤
差最小となるパスの組合せを判定することができるか
ら、平方根処理の構成を省略している。又誤差測定部3
0−1〜30−7に於ける処理は、特に高速処理を必要
としないから、時分割処理も可能であり、それにより、
例えば、7個の誤差測定部を共通の1個の誤差測定部と
して、時分割処理により誤差推定を行って、回路規模の
縮小を図ることもできる。
【0029】図4は本発明の第2の実施の形態の誤差推
定回路の説明図であり、50−1〜50−7は誤差測定
部、51は比較回路、52は信号点平均化部、53は遅
延回路、54は分散平均化部、55,56,59は加算
器、57,58は乗算器を示す。
【0030】この実施の形態は、誤差測定部50−1〜
50−7を、図3に於ける誤差測定部30−1〜30−
7の分散測定の構成のみとした場合に相当する。例え
ば、ガウス雑音は正負極性の成分を含むから、電圧平均
処理によって0に収束することになる。従って、合成後
の信号点電力の平均は、ノイズ相当のパスの合成によっ
て変化しないと推定される。つまり、平均信号電力によ
る正規化を行わなくても、ノイズが加算されたか否かを
判断できる。そこで、図4に於ける誤差測定部50−1
〜50−7は、図3に於ける平均信号電力による正規化
構成を省略し、回路規模の縮小を図っている。なお、比
較回路51による各誤差測定部50−1〜50−7の出
力信号を比較して、複数種類の組合せ合成出力信号を選
択する構成は、前述の実施の形態の場合と同様である。
【0031】図5は本発明の第3の実施の形態の誤差推
定回路の説明図であり、図4と同一符号は同一部分を示
し、60−1〜60−7は誤差測定部、61は比較回
路、62は除算回路を示す。この除算回路62は、分散
平均化部54の出力信号を、合成パス数により正規化す
るもので、例えば、誤差測定部60−1に入力する合成
Ich信号1,合成Qch信号1を、3個のフィンガ部
の出力信号を合成した信号とすると、合成パス数は3と
なるから、除算回路62は、分散平均化部54の出力信
号を合成パス数=3により除算して、比較回路61に入
力する。
【0032】この場合の除算回路62は、合成パス数が
1の場合は省略可能であり、又合成パス数は実際には1
0以下の整数となるから、図3に於ける除算回路33に
比較して簡単な構成で済むことになる。又合成パス数に
よる正規化手段として、合成パス数の最小公倍数を、分
散平均化部54の出力信号に乗算して、比較回路61に
出力する構成とすることも可能である。又比較回路61
の動作は前述の各実施の形態と同様であるから重複した
説明は省略する。
【0033】図6は本発明の第4の実施の形態の誤差推
定回路の説明図であり、70−1〜70−7は誤差測定
部、71は比較回路、72は信号点平均化部、73は全
電力平均化部、74は除算回路、63,64,66,6
7は乗算器、65,68,69は加算器を示す。この実
施の形態の誤差推定回路は、組合せ合成出力信号対応に
信号対干渉電力比SIRを求めて、比較回路71に入力
し、この比較回路71に於いて、SIRが最大の合成出
力信号を選択する為の選択信号を出力する。
【0034】即ち、I,Qチャネル信号対応に、信号点
平均化部72により所定期間の平均を求め、乗算器6
3,64により2乗し、加算器65により加算して信号
電力を求め、除算回路74と加算器69とに入力する。
又乗算器66,67によりI,Qチャネル信号の2乗を
求めて加算器68により加算し、全電力平均化部73に
より平均化し、加算器69に入力する。この加算器69
により全電力平均値と信号電力との差分を求めると、干
渉電力が得られる。従って、除算回路74により信号対
干渉電力比SIRが得られる。
【0035】この信号対干渉電力比SIRを比較回路7
1に入力する。比較回路71は、各誤差測定部70−1
〜70−7からの信号対干渉電力比SIRを比較し、最
良の信号対干渉電力比SIRとなる組合せ合成出力信号
を選択する選択信号を出力する。即ち、最良のパスの組
合せ、即ち、合成パスを判定して、合成出力信号を選択
出力することができる。又CDMA方式による移動通信
システムに於いては、信号対干渉電力比SIRを基に送
信電力制御を行うものであるから、この信号対干渉電力
比SIRの算出機能を利用することも可能である。
【0036】図7は本発明の第5の実施の形態の誤差推
定回路の説明図であり、80−1〜80−7は誤差測定
部、81は比較回路、82はブランチメトリック演算
部、83はACS(Add Compare Sele
ct)部、84はパスメトリックメモリ、85は比較部
を示す。この実施の形態の誤差測定部80−1〜80−
7は、ビタビ復号に於けるパスメトリック値の最小値を
比較部81に入力し、比較部81によるパスメトリック
値の最小のものを選択して、最良のパスの組合せとなる
合成パスを判定するものである。
【0037】誤り訂正の最尤復号に於いては、S/Nの
劣化に伴って尤度情報が低下するものである。そこで、
誤差測定部80−1〜80−7は、ブランチメトリック
演算部82と、ACS部83と、パスメトリックメモリ
84と、比較部85とにより構成し、畳み込み符号化さ
れているI,Qチャネルの組合せ合成出力信号のビタビ
復号の過程に於けるパスメトリック値を求める。ビタビ
復号処理は既に知られているものであり、畳み込み符号
の拘束長に対応した構成のパスメトリックメモリ84か
らパスメトリック値を読出して、比較部85に於いて比
較し、前述のように、最小のパスメトリック値を比較回
路81に入力する。比較回路81は、各誤差測定部80
−1〜80−7からのパスメトリック値を比較し、最小
の値を出力した誤差測定部を識別し、この誤差測定部対
応の組合せ合成出力信号を選択する為の選択信号を出力
する。即ち、最良のパスの組合せとなる合成パスを判定
することができる。
【0038】又畳み込み符号化を一部適用したターボ符
号を用いた場合、S/N劣化に伴って復号時の事後確率
が低下するから、ターボ符号を用いた組合せ合成出力信
号に対しても、最良のパスの組合せを判定する誤差測定
部を構成することができる。又RAKE合成受信装置
は、符号化方式に対応した誤り訂正復号化機能を備えて
いるものであるから、誤り訂正機能によりS/N劣化等
の判定が可能であり、組合せ合成出力信号の誤差推定に
適用することができる。
【0039】図8は本発明の第6の実施の形態の誤差推
定回路の説明図であり、90−1〜90−7は誤差測定
部、91は比較回路、92は位相回転部、93は象限判
定部を示し、他の図3と同一符号は同一部分を示す。変
調方式がBPSK又はQPSK等の位相変調を行ってい
る場合、受信信号の合成後の信号点を、位相回転によっ
て一つの象限に集約することができる。即ち、I,Qチ
ャネルの組合せ合成出力信号の信号点象限を、MSBの
符号ビットを象限判定部93に入力して判定し、その判
定結果を位相回転部92に入力し、例えば、第1象限に
集約するように位相回転する。
【0040】この位相回転部92により信号点が同一象
限に位置するように位相回転制御したI,Qチャネルの
組合せ合成出力信号は、信号点平均化部31と遅延回路
32とに入力されるものであるが、信号点平均化部31
と遅延回路32と除算回路33と分散平均化部34と加
算器35,36,41,42と乗算器37〜40とによ
る構成は、図3について説明した標準偏差の2乗に相当
する信号を求める構成と同一であり、各部の重複した説
明は省略する。この実施の形態に於いては、信号点位相
が異なる組合せ合成出力信号に対しても、信号点を同一
象限に集約させるから、精度の良い誤差推定が可能とな
り、且つ誤差推定に要する時間を短縮するできる。
【0041】図9は本発明の第7の実施の形態の誤差推
定回路の説明図であり、100−1〜100−7は誤差
測定部、101は比較回路、102は絶対値回路を示
し、他の図3と同一符号は同一部分を示す。I,Qチャ
ネルの組合せ合成出力信号を、絶対値回路102により
絶対値を求めることにより、BPSKやQPSK等の位
相変調による信号点を同一象限に集約したことになる。
従って、この絶対値処理後の信号を用いて、信号点平均
化部31と遅延回路32と除算回路33と分散平均化部
34と加算器35,36,41,42と乗算器37〜4
0とにより、標準偏差の2乗を出力して、比較回路10
1に入力することができる。
【0042】図10は本発明の第8の実施の形態の説明
図であり、図2と同一符号は同一部分を示し、104は
選択回路、105は誤差推定回路、106は並べ替え回
路、107,108は合成回路を示す。パスサーチ部1
1及び各フィンガ部の構成は、図2に示す場合と同一で
あるが、パスサーチ部11は、パス推定に用いた遅延プ
ロファイルに基づく受信電力の順位を示す順位情報を並
べ替え回路106に通知する構成とする。
【0043】この並べ替え回路106は、パスサーチ部
11からの順位情報に従って、フィンガ部の出力信号の
順番を並べ替える。それにより、第1順位のフィンガ部
の出力信号と、この第1順位の出力信号と第2順位のフ
ィンガ部の出力信号とを合成回路107により合成した
信号と、第1〜第3順位のフィンガ部の出力信号を合成
回路107,108により合成した信号との3種類の合
成出力信号を選択回路104と誤差推定回路105とに
入力する。
【0044】誤差推定回路105は、前述の各実施の形
態の7個の誤差測定部の中の3個の誤差測定部により構
成されることになり、回路規模の縮小を図ることができ
る。そして、誤差推定回路105は、3種類の合成出力
信号についてそれぞれ誤差推定を行い、最良のパスの組
合せを示す選択信号を選択回路104に入力して、最良
の合成出力信号を選択出力することができる。この実施
の形態に於いては、フィンガ部を多数設けた場合に於い
ても、遅延プロファイル上の受信電力の大きいパスの受
信信号を組合せて合成する場合に、誤差推定回路の規模
を縮小して、合成パスの判定が可能となる。
【0045】図11は本発明の第9の実施の形態の説明
図であり、図10と同一符号は同一部分を示し、109
は選択回路、110は合成数メモリ、20−4は逆拡散
回路、21−4は復調回路、22−4は遅延回路を示
す。この実施の形態は、4フィンガ構成の場合を示す
が、更に多数のフィンガ部を有するRAKE合成受信装
置にもそのまま適用可能である。
【0046】パスサーチ部11からの順位情報に従って
並べ替え回路106は、各フィンガ部の出力信号を並べ
替えてa,b,c,dとして選択回路109に入力す
る。選択回路109は少なくとも上位の3個のフィンガ
部の出力信号a,b,cを選択して出力するもので、従
って、選択回路104及び誤差推定回路105には、
a,a+b,a+b+cの合成出力信号が入力される。
誤差推定回路105は、それぞれの合成出力信号につい
ての誤差を推定し、誤差が最小の合成出力信号を選択す
るように選択回路104に選択信号を入力する。
【0047】又合成数メモリ105は、合成出力信号a
を選択出力した時は、パスの合成数1として記憶し、合
成出力信号a+bを選択出力した時は、パスの合成数2
として記憶し、合成出力信号a+b+cを選択出力した
時は、パスの合成数3として記憶する。選択回路109
は、合成数メモリ110に記憶されたパスの合成数に対
して+1したパスを選択出力する。
【0048】移動通信システムに於ける移動機の移動に
伴う電波環境の変化が急激であるとしても、動作の安定
化を図る為には、パスの合成数は±1の増減であること
が望ましいことになる。そこで、合成数メモリ110に
於いて現在のパスの合成数を記憶し、このパスの合成数
に+1したパス数の信号を、上位からの順位に従って選
択回路109が選択出力するか、又は誤差推定回路10
5に於ける合成出力信号について、現在のパスの合成数
に対して±1のパス数の合成出力信号について誤差推定
処理を行う構成とし、パスの合成数の変化を±1となる
ように、選択回路104を制御することができる。
【0049】本発明は、前述の各実施の形態のみに限定
されるものではなく、種々付加変更が可能であり、又第
2〜第7の実施の形態として示す誤差測定部は、それぞ
れフィンガ数に対応した組合せ合成出力信号の種類数よ
り少ない個数として、時分割処理により共通化を図るこ
ともできる。又誤差推定回路は、各種の誤り訂正符号の
復号化処理に於ける誤り検出機能を用いて誤り率を誤差
推定値とすることも可能である。
【0050】(付記1)複数のパスを介した到来波を受
信してパス対応に逆拡散復調し、相互の遅延量を調整し
て合成する為の合成パス判定方法に於いて、前記複数の
パス対応の到来波を受信して逆拡散復調し且つ相互の遅
延量を調整した信号の複数種類の組合せ合成出力信号に
ついて誤差推定処理を行い、誤差最小となる合成出力信
号を構成するパスを合成パスと判定する過程を含むこと
を特徴とする合成パス判定方法。 (付記2)前記誤差推定処理は、前記複数種類の組合せ
合成出力信号について信号対干渉電力比を求める処理を
含むことを特徴とする付記1記載の合成パス判定方法。 (付記3)前記誤差推定処理は、前記複数種類の組合せ
合成出力信号の信号点の分散を求める処理を含むことを
特徴とする付記1記載の合成パス判定方法。 (付記4)前記誤差推定処理は、前記複数種類の組合せ
合成出力信号の信号点位相を同一象限に集約する処理を
含むことを特徴とする付記1,2,3の何れかに記載の
合成パス判定方法。
【0051】(付記5)複数のパスを介した到来波を受
信して前記パスを判定するパスサーチ部と、該パスサー
チ部による到来波の遅延量を基にしたタイミングで逆拡
散復調し、且つ遅延量を補正するフィンガ部と、該フィ
ンガ部の出力信号を合成して出力するRAKE合成受信
装置に於いて、前記フィンガ部の出力信号を組合せて複
数種類の組合せ合成出力信号とする合成回路と、前記複
数種類の組合せ合成出力信号について誤差推定を行う誤
差推定回路と、該誤差推定回路による誤差最小となる組
合せ合成出力信号を示す選択信号により前記複数種類の
組合せ合成出力信号の一つを選択出力する選択回路とを
備えたことを特徴とするRAKE合成受信装置。 (付記6)前記誤差推定回路は、前記複数種類の組合せ
合成出力信号について信号対干渉電力比を測定する構成
を有することを特徴とする付記5記載のRAKE合成受
信装置。 (付記7)前記誤差推定回路は、前記複数種類の組合せ
合成出力信号の信号点の分散を測定する構成を有するこ
とを特徴とする付記5記載のRAKE合成受信装置。 (付記8)前記誤差推定回路は、前記複数種類の組合せ
合成出力信号の信号点位相を、位相回転処理又は絶対値
処理により同一象限の位相に制御する構成を有すること
を特徴とする付記5〜7の何れかに記載のRAK合成受
信装置。 (付記9)前記フィンガ部の出力信号を前記パスサーチ
部からの受信電力レベルによる順位情報に従って並べ替
えて順位の高い順に出力する並べ替え回路と、該並べ替
え回路からの順位の高いフィンガ部の出力信号を選択し
て組合せ合成出力信号を前記誤差推定回路に入力する合
成回路と有することを特徴とする付記5〜8の何れかに
記載のRAKE合成受信装置。 (付記10)前記誤差推定回路は、前記複数種類の組合
せ合成出力信号対応に時分割処理により誤差推定処理を
行う構成としたことを特徴とする付記5〜9の何れかに
記載のRAKE合成受信装置。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、RAK
E合成受信装置及びRAKE合成に於ける合成パスの判
定を、合成結果の誤差推定結果を基に行うから、周波数
選択フェージング環境に於いて自律的に合成パスの判定
が可能となり、各部の特性のばらつきを補正する為の調
整や、送信側と受信側との間の受信状態の通知等のトラ
フィック増加も必要としない利点がある。又回路規模も
特に大きくなることはなく、例えば、フィンガ部の個数
が多い場合でも、誤差推定回路を時分割処理する構成と
すれば、僅かな回路規模で済む利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の誤差推定回路の説
明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の誤差推定回路の説
明図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の誤差推定回路の説
明図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態の誤差推定回路の説
明図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態の誤差推定回路の説
明図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態の誤差推定回路の説
明図である。
【図9】本発明の第7の実施の形態の誤差推定回路の説
明図である。
【図10】本発明の第8の実施の形態の説明図である。
【図11】本発明の第9の実施の形態の説明図である。
【図12】送受信装置の説明図である。
【図13】従来例の説明図である。
【図14】従来例の合成判定の説明図である。
【符号の説明】
1 パスサーチ部 2−1〜2−3 フィンガ部 3 組合せ合成部 4 選択回路 5 合成判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松山 幸二 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K022 EE02 EE32 5K059 CC03 DD32 DD35 EE02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパスを介した到来波を受信してパ
    ス対応に逆拡散復調し、相互の遅延量を調整して合成す
    る為の合成パス判定方法に於いて、 前記複数のパス対応の到来波を受信して逆拡散復調し且
    つ相互の遅延量を調整した信号の複数種類の組合せ合成
    出力信号について誤差推定処理を行い、誤差最小となる
    合成出力信号を構成するパスを合成パスと判定する過程
    を含むことを特徴とする合成パス判定方法。
  2. 【請求項2】 前記誤差推定処理は、前記複数種類の組
    合せ合成出力信号について信号対干渉電力比を求める処
    理を含むことを特徴とする請求項1記載の合成パス判定
    方法。
  3. 【請求項3】 複数のパスを介した到来波を受信して前
    記パスを判定するパスサーチ部と、該パスサーチ部によ
    る到来波の遅延量を基にしたタイミングで逆拡散復調
    し、且つ遅延量を補正するフィンガ部と、該フィンガ部
    の出力信号を合成して出力するRAKE合成受信装置に
    於いて、 前記フィンガ部の出力信号を組合せて複数種類の組合せ
    合成出力信号とする合成回路と、 前記複数種類の組合せ合成出力信号について誤差推定を
    行う誤差推定回路と、 該誤差推定回路による誤差最小となる組合せ合成出力信
    号を示す選択信号により前記複数種類の組合せ合成出力
    信号の一つを選択出力する選択回路とを備えたことを特
    徴とするRAKE合成受信装置。
  4. 【請求項4】 前記誤差推定回路は、前記複数種類の組
    合せ合成出力信号について信号対干渉電力比を測定する
    構成を有することを特徴とする請求項3記載のRAKE
    合成受信装置。
  5. 【請求項5】 前記誤差推定回路は、前記複数種類の組
    合せ合成出力信号の信号点位相を、位相回転処理又は絶
    対値処理により同一象限の位相に制御して、前記信号対
    干渉電力比を測定する構成を有することを特徴とする請
    求項4記載のRAKE合成受信装置。
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