JP2002007366A - エージェント間の通信内容の監視方法、コミュニティの生成方法及びコミュニティの管理方法、並びにそれらのプログラムを記録した媒体 - Google Patents

エージェント間の通信内容の監視方法、コミュニティの生成方法及びコミュニティの管理方法、並びにそれらのプログラムを記録した媒体

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JP2002007366A JP2000191043A JP2000191043A JP2002007366A JP 2002007366 A JP2002007366 A JP 2002007366A JP 2000191043 A JP2000191043 A JP 2000191043A JP 2000191043 A JP2000191043 A JP 2000191043A JP 2002007366 A JP2002007366 A JP 2002007366A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない計算量でエージェント間の通信内容を
監視する方法、コミュニティを生成する方法及び管理す
る方法、並びにそれらのプログラムを記録した媒体を提
供すること。 【解決手段】 プリンシパルサーバー4にプリンシパル
間の意味関係を保持させ、エージェント2からエージェ
ント間通信の実装に必要となる形式文法情報及びエージ
ェント間通信の意味を示す追加情報をエージェント実行
環境3に与え、エージェント実行環境3によりエージェ
ント間通信を検知し、前記形式文法情報及び追加情報に
従ってプリンシパルの候補群を抽出し、プリンシパルの
候補をプリンシパルサーバー4に問い合わせて目的とす
る少なくとも1つのプリンシパルを抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エージェント間の
通信内容を監視する方法、エージェントの集合であるコ
ミュニティを生成する方法及び管理する方法、並びにそ
れらのプログラムを記録した媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】「EcAgent:緩やかなコミュニテ
ィに基づくエージェントの実行環境」(1999年電子
情報通信学会ソサイエティ大会論文集SB11−5)に
は、エージェントの集合であるコミュニティを生成し、
管理し、コミュニティを用いてユーザー間で情報を流通
し、またはコミュニティを用いて資源の予約を行う枠組
みである「EcAgent」が示されている。
【0003】EcAgentによれば、従来の固定的、
集中的なサーバーに基づく方式では不可能であった、ど
のユーザーも事前に予測し得なかった情報でも他のユー
ザーに流通させることのできる情報流通方法を実現で
き、また、確定的でなく、必ずしも予約を必要としない
資源予約を取り扱うことのできる資源予約方法を実現で
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記文献に示される方
法では、エージェント間の通信内容を監視し分析するこ
とでコミュニティを生成し、また、コミュニティを管理
することが動作上の重要な点となっている。監視及び分
析には、ネットワーク上を飛び交うエージェント間の通
信内容を全て解釈して、知識処理を行う必要がある。
【0005】しかし、前記文献では、それらコミュニテ
ィの生成及び管理のための効率的な方法について言及さ
れていない。つまり、エージェント間の通信内容の監視
及び分析には、ネットワーク上を飛び交うエージェント
間の通信内容を全て解釈して知識処理を行うという、計
算量の多い処理を単純に適用せざるを得ず、エージェン
ト間の通信内容を監視してコミュニティを生成し、管理
するシステムの実現のために必要な計算量が多くなると
いう問題があった。
【0006】このように、従来のエージェント間の通信
内容を監視し、コミュニティを生成し、管理する方法で
は、実現のために必要な計算量が多いという問題があっ
た。
【0007】本発明の目的は、これら従来の課題を解決
し、少ない計算量でエージェント間の通信内容を監視す
る方法、コミュニティを生成する方法及び管理する方
法、並びにそれらのプログラムを記録した媒体を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明方法を実施
するシステムの概要を示すもので、図中、1はネットワ
ーク、2はエージェント、3はエージェント実行環境、
4はプリンシパルサーバー、5はコミュニティサーバー
である。
【0009】ここで、エージェント2は、ネットワーク
1上で互いに通信しながら自律的に動作するソフトウェ
アである。また、エージェント実行環境3は、エージェ
ント2の動作の基盤となる基本ソフトウェアであり、通
常、ネットワーク1に接続されたホストコンピュータ
(図示せず)上で動作する。
【0010】プリンシパルサーバー4は、エージェント
の活動内容を表すプリンシパルの候補となる情報を管理
する。コミュニティサーバー5は、プリンシパルが少な
くとも1つ共通するエージェントの集合であるコミュニ
ティとそれに含まれるエージェントに関する情報を管理
する。
【0011】エージェント実行環境3(ホスト)、プリ
ンシパルサーバー4及びコミュニティサーバー5は、そ
れぞれ必要に応じて複数設置される。
【0012】図2は本発明のエージェント間の通信内容
の監視方法の処理の流れを示すものである。
【0013】一般に、エージェント間通信を実装するた
めには通信の形式的な文法を表す情報が必要であり、エ
ージェントのプログラマはその形式文法情報を、エージ
ェントが動作するシステムによって予め決められた手順
で記述することでエージェントのプログラムを作成す
る。
【0014】本発明では、エージェント2は動作に先だ
って、形式文法情報をエージェント実行環境3に与える
(21)。また、プリンシパルの抽出には、形式文法情
報では表現されない通信内容の意味を示す情報も必要で
あり、エージェント2は動作に先だって、エージェント
間通信の意味を示す追加情報をエージェント実行環境3
に与える(22)。また、ネットワーク1上にプリンシ
パルサーバー4を設置する。一般に、人工知能の研究分
野において、プリンシパルサーバーは「オントロジーを
格納するデータベース」として知られるものに相当す
る。
【0015】エージェント2が他のエージェント2に対
して通信を行う(23)と、エージェント実行環境3は
通信を検知する(24)。エージェント実行環境3は通
信内容に対し、予め与えられた形式文法情報と追加情報
に従って、プリンシパルの候補群を抽出する(25)。
また、エージェント実行環境3はプリンシパルサーバー
4にプリンシパルの候補について問い合わせを行い(2
6)、プリンシパルとして抽出すべきものを選ぶ(2
7)。
【0016】本発明のエージェント間の通信内容の監視
方法では、上記手順によって、目的とする少なくとも1
つのプリンシパルを抽出する。
【0017】さらに、エージェント実行環境3は必要に
応じて、予めプリンシパルサーバー4が保持する情報の
一部または全部を複製して保持しておくことができる。
エージェント実行環境3はプリンシパルサーバー4にプ
リンシパルの候補について問い合わせを行う際、既に複
製を保持していれば、問い合わせ処理を省略でき、プリ
ンシパルサーバー4の負荷を軽減できる。
【0018】プリンシパルサーバーの負荷を軽減する別
の方法として、ネットワーク1上にプリンシパルサーバ
ー4を複数台設置して行う方法がある。
【0019】この際、それぞれのプリンシパルサーバー
4に異なる番号、例えば1からNまでの整数による番号
を付ける。プリンシパルはエージェントの活動内容を表
すキーワードであるが、プリンシパルの計算機上のデー
タ表現に施すことで前述したプリンシパルサーバーの番
号を得ることができる何らかの算術演算を定める。例え
ば、辞書順の分割やハッシュ関数等が利用できる。プリ
ンシパルサーバー4に格納するプリンシパルの候補とな
る情報は、前記算術演算によって番号付けされるプリン
シパルサーバー4のみに格納する。
【0020】エージェント実行環境3がプリンシパルサ
ーバー4にプリンシパルの候補について問い合わせを行
う際、まず問い合わせるプリンシパルの候補に前記算術
演算を施して前記番号を得て、問い合わせるべきプリン
シパルサーバー4を特定し、そのプリンシパルサーバー
4のみに問い合わせを行う。
【0021】本方法によれば、プリンシパルサーバーの
設置台数に応じて負荷を低減することができる。
【0022】図3は本発明のコミュニティの生成方法の
処理の流れを示すものである。
【0023】エージェント実行環境3は、前述した方法
によってエージェント間の通信内容を監視し、プリンシ
パルを抽出する(31)。エージェント実行環境3は抽
出したプリンシパルに対し、周辺のエージェント2が同
じプリンシパルの通信を行っていないかを調査する(3
2)。調査の結果、多数のエージェント2が同じプリン
シパルの通信を行っている場合(33)には、そのプリ
ンシパルによって特徴づけられるコミュニティを生成す
る(34)。
【0024】さらに、エージェント実行環境3は、必要
に応じて、他のエージェントが利用しようとしてエージ
ェント実行環境3に出したコミュニティ参照要求の履歴
を、該コミュニティを特徴づけるプリンシパルを含めて
保存しておくことができる。エージェント実行環境3が
抽出したプリンシパルに対して周辺のエージェントが同
じプリンシパルの通信を行っていないかを調査する際、
必要に応じて前記コミュニティ参照要求の履歴に残され
ているプリンシパルについての調査を優先的に行うこと
により、必要とされるコミュニティの生成を素早く行う
ことができる。
【0025】従って、エージェント実行環境3がコミュ
ニティ生成処理を行う頻度を減らすことができるため、
生成処理の負荷を軽減することができ、かつ、その場合
でも必要とされるコミュニティの生成は十分素早く行わ
れるため、本来の有効性を損ねることがない。
【0026】図4は本発明のコミュニティの管理方法の
処理の流れを示すものである。
【0027】ネットワーク1上に、コミュニティとそれ
に含まれるエージェントの情報を保持するコミュニティ
サーバー5を設置する。エージェント実行環境3は生成
したコミュニティに関する情報をコミュニティサーバー
5に登録する。
【0028】エージェント実行環境3は、前述した方法
によってエージェント間の通信内容を監視し、プリンシ
パルを抽出する(41)。エージェント実行環境3は抽
出したプリンシパルに対し、コミュニティサーバー5に
問い合わせを行い(42)、抽出されたプリンシパルに
よって特徴づけられるコミュニティが生成済みかどうか
を判断する(43)。
【0029】コミュニティが生成済みと判断された場
合、エージェント実行環境3は、そのコミュニティに該
エージェント間通信を行ったエージェント2を追加す
る。即ち、コミュニティサーバー5に情報の更新依頼を
出し、コミュニティの内容を更新する(44)。
【0030】コミュニティサーバーの負荷を軽減する方
法として、エージェント実行環境3は必要に応じて、予
めコミュニティサーバー5が保持する情報の一部または
全部を複製して保持しておくことができる。エージェン
ト実行環境3はコミュニティサーバー5に問い合わせを
行う際、該エージェント実行環境3が情報の複製を保持
していればそれを利用する。また、エージェント実行環
境3はコミュニティサーバー5の情報を更新する際、該
エージェント実行環境3が情報の複製を保持していれば
それを更新し、かつ任意の確率でコミュニティサーバー
の情報の更新を一時延期し、一定時間経過後もしくは延
期中にコミュニティサーバーにさらなる情報更新の機会
が発生した時に延期していたコミュニティサーバーの情
報の更新を実施する。
【0031】本方法によれば、コミュニティサーバーへ
の問い合わせの回数及び情報更新の依頼回数を削減で
き、コミュニティサーバーの負荷を低減することができ
る。
【0032】コミュニティサーバーの負荷を軽減する別
の方法として、ネットワーク1上にコミュニティサーバ
ー5を複数台設置して行う方法がある。この際、それぞ
れのコミュニティサーバー5に複数のコミュニティにつ
いての情報を重複して登録し、管理させる。
【0033】エージェント実行環境3はコミュニティサ
ーバー5に問い合わせを行う際、いずれか一つのコミュ
ニティサーバー5のみに問い合わせを行う。
【0034】エージェント実行環境3はコミュニティの
生成もしくは更新処理をコミュニティサーバー5に依頼
する際、いずれか一つのコミュニティサーバー5のみに
生成もしくは更新処理を依頼する。依頼を受けたコミュ
ニティサーバー5は該コミュニティサーバーが管理する
情報を更新し、任意の確率でコミュニティサーバーの情
報の更新を即座に他のコミュニティサーバー5に通知
し、通知されなかった情報の更新は一定時間経過後に他
のコミュニティサーバー5に通知する。
【0035】本方法によれば、コミュニティサーバーへ
の問い合わせの負荷をコミュニティサーバーの設置台数
に応じて低減することができ、また、コミュニティサー
バーへの情報更新の負荷も低減することができる。
【0036】コミュニティサーバーの負荷を軽減するさ
らに別の方法として、ネットワーク1上にコミュニティ
サーバー5を複数台設置し、それぞれのコミュニティサ
ーバーに複数のコミュニティについての情報を排他的に
登録し、管理させる方法がある。それぞれのコミュニテ
ィについての情報の登録の際、そのコミュニティを特徴
づけるプリンシパルの特徴に応じて、管理すべきコミュ
ニティサーバー5を割り振る。また、各コミュニティサ
ーバー5はそれぞれのコミュニティがどのコミュニティ
サーバーで管理されているかについての情報を全て持
つ。
【0037】エージェント実行環境3はあるコミュニテ
ィに関しての問い合わせや生成もしくは更新処理をコミ
ュニティサーバー5に依頼する際、そのコミュニティを
特徴づけるプリンシパルの特徴に応じて処理を依頼すべ
きコミュニティサーバー5を決定して処理を依頼する。
【0038】依頼を受けたコミュニティサーバー5は、
そのコミュニティサーバーが該コミュニティの情報を管
理していれば処理を実行し、管理していなければ該コミ
ュニティの情報を管理しているコミュニティサーバー5
にエージェント実行環境3からの処理依頼を転送する。
【0039】本方法によれば、コミュニティを特徴づけ
るプリンシパルの特徴に応じて管理すべきコミュニティ
サーバーを割り振り、エージェント実行環境がそれを推
測して処理依頼する。この推測が正しくなる確率が高く
なるようにコミュニティサーバーの割り振り手法を設定
すれば、上記手順によって、コミュニティサーバー1台
当たりが管理するコミュニティの数をコミュニティサー
バーの設置台数に応じて減らすことができるため、コミ
ュニティサーバーへの問い合わせの負荷をコミュニティ
サーバーの設置台数に応じて低減することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4を用いて、本
発明の実施の形態について説明する。
【0041】本実施の形態では、エージェント間通信手
順として、標準化団体OMGで標準化された分散オブジ
ェクト実行環境の仕様であるCORBA仕様に基づく通
信手段を用いるものとする。本実施の形態のエージェン
ト実行環境3は、CORBAの実行環境に追加の機能を
加えたものとなる。
【0042】形式文法情報として、CORBAのインタ
ーフェース記述言語(IDL)によって書かれた、型情
報を用いる。一般に、この情報はCORBAの分散オブ
ジェクトが動作するために必須であり、CORBAの実
行環境に必ず与えられる(21)。
【0043】エージェント間通信の意味を示す追加情報
として、どの関数の何番目の引数にどの変換方法を適用
するとプリンシパルの候補が得られるか、という情報
を、エージェント実行環境3に与えておく(22)。
【0044】ネットワーク1上にはプリンシパルサーバ
ー4を複数台設置する。プリンシパルサーバー4は、プ
リンシパルの候補が残すべき意味のある情報かそうでな
いかを判別するための、語彙の一覧を持つ。各語彙は、
特定のハッシュ関数によっていずれか一つのプリンシパ
ルサーバー4と対応づけられ、格納される。
【0045】本実施の形態では、ネットワーク上1にコ
ミュニティサーバー4を3台設置するものとする。2台
は東京に設置し、同じ内容を保持するものとする。ま
た、1台は大阪に設置し、関西方面に関係するコミュニ
ティの情報を保持するものとする。
【0046】エージェント実行環境3は、プリンシパル
サーバー4及びコミュニティサーバー5が保持する内容
の一部を複製し、保持する。
【0047】エージェント2が他のエージェント2に対
して通信、即ちCORBA関数呼び出しを行う(23)
と、エージェント実行環境3は通信を検知する(2
4)。通信内容に対して、予め与えられたIDL型情報
と追加情報を用いて、関数呼び出しの引数の並びから、
プリシンパルの候補となる情報を取り出す(25)。
【0048】エージェント実行環境3は、プリンシパル
の候補に対し、プリンシパルの確認を行う。
【0049】エージェント実行環境3がそのプリンシパ
ルの内容について、プリンシパルサーバー4の情報の複
製を保持していれば、その複製情報に基づいてプリンシ
パルとして抽出すべき意味のある情報であると判断でき
る。そうでなければ、エージェント実行環境3はハッシ
ュ関数によって対応づけられるプリンシパルサーバー4
に問い合わせを行い(26)、プリンシパルとして抽出
すべき意味のある情報かそうでないかを判別する。意味
のある情報であれば、プリンシパルとして抽出する(2
7)。
【0050】エージェント実行環境3は、抽出されたプ
リンシパルに対し、コミュニティサーバー5に問い合わ
せを行い(42)、抽出されたプリンシパルによって特
徴づけられるコミュニティが生成済みかどうかを判断す
る(43)。
【0051】ここで、エージェント実行環境3が、その
プリンシパルで特徴づけられるコミュニティに関する情
報を、コミュニティサーバー5から複製し保持していれ
ば、それを用いることでコミュニティサーバー5への問
い合わせを省略できる。そうでなければ、問い合わせる
コミュニティサーバー5として、該プリンシパルが関西
方面に関係する語彙であれば大阪に設置したサーバー
に、そうでなければ東京に設置した2台のサーバーのい
ずれか一方を選択して問い合わせを行う。
【0052】コミュニティが生成済みと判断された場
合、エージェント実行環境3は、そのコミュニティに該
エージェント間通信を行ったエージェント2を追加す
る。即ち、コミュニティサーバー5に情報の更新依頼を
出し、エージェント実行環境3が複製情報を持っていれ
ばそれを更新する(44)。
【0053】また、コミュニティが未生成と判断された
場合、エージェント実行環境3は、抽出されたプリンシ
パルに対し、周辺のエージェントが同じプリンシパルの
通信を行っていないかを調査する(32)。調査の結
果、多数のエージェントが同じプリンシパルの通信を行
っている(33)場合には、そのプリンシパルによって
特徴づけられるコミュニティを生成する(34)。即
ち、コミュニティサーバー5にコミュニティ生成の依頼
を出し、エージェント実行環境3が複製情報を持ってい
ればそれを更新する。
【0054】エージェント実行環境3が持つコミュニテ
ィサーバー5の複製情報は、定期的にコミュニティサー
バー5と情報交換することで、最新の状態に保たれる。
【0055】東京に設置された2台のコミュニティサー
バー5は、定期的に情報交換することで、相互とも最新
の状態に保たれる。
【0056】本実施の形態によれば、CORBA仕様に
基づく通信として実現されるエージェント間通信を、少
ない計算量で監視してプリンシパルを抽出し、少ない計
算量でコミュニティを生成し、管理することができる。
特に、それら処理に必要となるプリンシパルサーバー及
びコミュニティサーバーは複数台設置され、また、情報
の一部がエージェント実行環境に複製されることによ
り、さらに負荷を低減することができる。
【0057】なお、本実施の形態ではCORBA仕様に
基づく通信手段を対象としたが、本発明はそれに限定さ
れるものではない。
【0058】本実施の形態ではプリンシパルの抽出のた
めに、通信において特定の関数の特定番目の引数に特定
の変換方法を適用して、プリンシパルの候補を得るとい
う手順を用いたが、本発明はそれに限定されるものでは
なく、例えば、より複雑な人工知能技術による文章解析
を行って、通信内容の文章から特徴的なキーワードを抽
出するような手法も利用可能である。
【0059】本実施の形態ではプリンシパルサーバー及
びコミュニティサーバーをネットワーク上に別途設置し
たが、本発明は適用対象が小規模である場合、プリンシ
パルサーバー及びコミュニティサーバーをエージェント
実行環境と一体化させるような構成にも適用可能であ
る。具体的には、エージェント実行環境はそれらのサー
バーが持つ全ての情報を複製し保持していると見なし
て、本発明を適用すれば、そのような構成が実現でき
る。
【0060】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、 1.少ない計算量でエージェント間の通信を監視するこ
とができ、かつ、 2.少ない計算量でコミュニティを生成することがで
き、かつ、 3.少ない計算量でコミュニティを管理することができ
る、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するシステムの概要を示す構成図
【図2】本発明のエージェント間の通信内容の監視方法
を示す処理の流れ図
【図3】本発明のコミュニティの生成方法を示す処理の
流れ図
【図4】本発明のコミュニティの管理方法を示す処理の
流れ図
【符号の説明】
1:ネットワーク、2:エージェント、3:エージェン
ト実行環境、4:プリンシパルサーバー、5:コミュニ
ティサーバー、21:エージェント実行環境への形式文
法情報の提供、22:エージェント実行環境への追加情
報の提供、23:他のエージェントへの通信、24:通
信の検知、25:プリンシパル候補群の抽出、26:プ
リンシパルの候補についての問い合わせ、27:一連の
プリンシパルの抽出処理の完了、31,41:通信内容
の監視とプリンシパルの抽出、32:周辺のエージェン
トが同じプリンシパルの通信を行っていないかの調査、
33:調査結果からの条件分岐、34:コミュニティの
生成、42:抽出されたプリンシパルに関する問い合わ
せ、43:コミュニティが生成済みかどうかの判断、4
4:コミュニティの情報の内容の更新依頼。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上で互いに通信しながら自
    律的に動作するソフトウェアであるエージェント間の通
    信内容を監視する方法であって、 エージェントの活動内容を表すプリンシパルの候補とな
    る情報を保持するプリンシパルサーバーを設置し、 プリンシパルサーバーにプリンシパル間の意味関係を保
    持させ、 エージェントはエージェント間通信の実装に必要となる
    形式文法情報をエージェントの動作の基盤となる基本ソ
    フトウェアであるエージェント実行環境に与え、 エージェントはエージェント間通信の意味を示す追加情
    報をエージェント実行環境に与え、 エージェント実行環境は一のエージェントが他のエージ
    ェントに対して行う通信を検知し、与えられた形式文法
    情報及び追加情報に従ってプリンシパルの候補群を抽出
    し、 エージェント実行環境はプリンシパルの候補をプリンシ
    パルサーバーに問い合わせて目的とする少なくとも1つ
    のプリンシパルを抽出することを特徴とするエージェン
    ト間の通信内容の監視方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエージェント間の通信内
    容の監視方法において、 エージェント実行環境は必要に応じてプリンシパルサー
    バーが保持する情報の一部または全部を複製して保持
    し、 エージェント実行環境はプリンシパルの候補を複製情報
    から検索して目的とする少なくとも1つのプリンシパル
    を抽出することを特徴とするエージェント間の通信内容
    の監視方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のエージェント間
    の通信内容の監視方法において、 プリンシパルサーバーを複数台設置し、 各プリンシパルサーバーに異なる番号を付し、 プリンシパルの計算機上のデータ表現に施すことで前記
    番号が得られる何らかの演算を定め、 各プリンシパルを前記演算を施して得られる番号に対応
    するプリンシパルサーバーのみに格納し、 エージェント実行環境はプリンシパルサーバーに間い合
    わせる際、まず問い合わせるプリンシパルの候補に前記
    演算を施して前記番号を得て、その番号に対応するプリ
    ンシパルサーバーのみに情報を問い合わせることを特徴
    とするエージェント間の通信内容の監視方法。
  4. 【請求項4】 ネットワーク上で互いに通信しながら自
    律的に動作するソフトウェアであるエージェントの集合
    であり、その活動内容を表すプリンシパルが少なくとも
    1つ共通するエージェントの集合であるコミュニティを
    生成する方法であって、 エージェント実行環境はエージェント間の通信内容を監
    視してプリンシパルを抽出し、 エージェント実行環境は周辺のエージェントが同じプリ
    ンシパルの通信を行っていないかを調査し、 調査の結果、多数のエージェントが同じプリンシパルの
    通信を行っている場合は、そのプリンシパルによって特
    徴づけられるコミュニティを生成することを特徴とする
    コミュニティの生成方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のコミュニティの生成方法
    において、 エージェント実行環境は必要に応じて他のエージェント
    から出されたコミュニティ参照要求の履歴を保存し、 調査の際、必要に応じて前記コミュニティ参照要求の履
    歴に残されているプリンシパルについての調査を優先的
    に行うことを特徴とするコミュニティの生成方法。
  6. 【請求項6】 ネットワーク上で互いに通信しながら自
    律的に動作するソフトウェアであるエージェントの集合
    であり、その活動内容を表すプリンシパルが少なくとも
    1つ共通するエージェントの集合であるコミュニティを
    管理する方法であって、 コミュニティとそれに含まれるエージェントの情報を保
    持するコミュニティサーバーを設置し、 コミュニティサーバーに生成済みコミュニティに関する
    情報を保持させ、 エージェント実行環境はエージェント間の通信内容を監
    視してプリンシパルを抽出し、 抽出されたプリンシパルによって特徴づけられるコミュ
    ニティが生成済みかどうかをコミュニティサーバーに問
    い合わせて判断し、 コミュニティが生成済みであった場合はそのコミュニテ
    ィに該エージェント間通信を行ったエージェントを追加
    し、コミュニティサーバーの情報を更新することを特徴
    とするコミュニティの管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のコミュニティの管理方法
    において、 エージェント実行環境は必要に応じてコミュニティサー
    バーが保持する情報の一部または全部を複製して保持
    し、 エージェント実行環境はコミュニティサーバーに情報を
    問い合わせる際、該エージェント実行環境が情報の複製
    を保持していればそれを利用し、 エージェント実行環境はコミュニティサーバーの情報を
    更新する際、該エージェント実行環境が情報の複製を保
    持していればそれを更新し、かつ任意の確率でコミュニ
    ティサーバーの情報の更新を一時延期し、 一定時間経過後もしくは延期中にコミュニティサーバー
    にさらなる情報更新の機会が発生した時に延期していた
    コミュニティサーバーの情報の更新を実施することを特
    徴とするコミュニティの管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のコミュニティの管理方法
    において、 コミュニティサーバーを複数台設置し、 それぞれのコミュニティサーバーに複数のコミュニティ
    についての情報を重複して管理させ、 エージェント実行環境はコミュニティの生成もしくは更
    新処理をいずれか一つのコミュニティサーバーに依頼
    し、 依頼を受けたコミュニティサーバーは該コミュニティサ
    ーバーが管理する情報を更新し、 任意の確率でコミュニティサーバーの情報の更新を即座
    に他のコミュニティサーバーに通知し、 通知されなかった情報の更新は一定時間経過後に他のコ
    ミュニティサーバーに通知することを特徴とするコミュ
    ニティの管理方法。
  9. 【請求項9】 請求項6記載のコミュニティの管理方法
    において、 コミュニティサーバーを複数台設置し、 それぞれのコミュニティサーバーに複数のコミュニティ
    についての情報を排他的に管理させ、 この際、そのコミュニティを特徴づけるプリンシパルの
    特徴に応じて管理すべきコミュニティサーバーを割り振
    り、 各コミュニティサーバーはそれぞれのコミュニティがど
    のコミュニティサーバーで管理されているかについての
    情報を全て持ち、 エージェント実行環境はあるコミュニティに関しての処
    理をコミュニティサーバーに依頼する際、そのコミュニ
    ティを特徴づけるプリンシパルの特徴に応じて処理を依
    頼すべきコミュニティサーバーを決定して処理を依頼
    し、 依頼を受けたコミュニティサーバーはそのコミュニティ
    サーバーが該コミュニティの情報を管理していれば処理
    を実行し、管理していなければ該コミュニティの情報を
    管理しているコミュニティサーバーにエージェント実行
    環境からの処理依頼を転送することを特徴とするコミュ
    ニティの管理方法。
  10. 【請求項10】 ネットワーク上で互いに通信しながら
    自律的に動作するソフトウェアであるエージェント間の
    通信内容を監視するプログラムを記録した媒体であっ
    て、 前記プログラムはコンピュータに読み取られた時、該コ
    ンピュータに、 エージェントの活動内容を表すプリンシパルの候補とな
    る情報を保持するプリンシパルサーバーにプリンシパル
    間の意味関係を保持させ、 エージェントからエージェント間通信の実装に必要とな
    る形式文法情報をエージェントの動作の基盤となる基本
    ソフトウェアであるエージェント実行環境に与え、 エージェントからエージェント間通信の意味を示す追加
    情報をエージェント実行環境に与え、 エージェント実行環境により一のエージェントが他のエ
    ージェントに対して行う通信を検知し、与えられた形式
    文法情報及び追加情報に従ってプリンシパルの候補群を
    抽出し、 エージェント実行環境によりプリンシパルの候補をプリ
    ンシパルサーバーに問い合わせて目的とする少なくとも
    1つのプリンシパルを抽出する処理を実行させることを
    特徴とするエージェント間の通信内容の監視プログラム
    を記録した媒体。
  11. 【請求項11】 ネットワーク上で互いに通信しながら
    自律的に動作するソフトウェアであるエージェントの集
    合であり、その活動内容を表すプリンシパルが少なくと
    も1つ共通するエージェントの集合であるコミュニティ
    を生成するプログラムを記録した媒体であって、 前記プログラムはコンピュータに読み取られた時、該コ
    ンピュータに、 エージェント実行環境によりエージェント間の通信内容
    を監視してプリンシパルを抽出し、 エージェント実行環境により周辺のエージェントが同じ
    プリンシパルの通信を行っていないかを調査し、 調査の結果、多数のエージェントが同じプリンシパルの
    通信を行っている場合は、そのプリンシパルによって特
    徴づけられるコミュニティを生成する処理を実行させる
    ことを特徴とするコミュニティの生成プログラムを記録
    した媒体。
  12. 【請求項12】 ネットワーク上で互いに通信しながら
    自律的に動作するソフトウェアであるエージェントの集
    合であり、その活動内容を表すプリンシパルが少なくと
    も1つ共通するエージェントの集合であるコミュニティ
    を管理するプログラムを記録した媒体であって、 前記プログラムはコンピュータに読み取られた時、該コ
    ンピュータに、 コミュニティとそれに含まれるエージェントの情報を保
    持するコミュニティサーバーコミュニティサーバーに生
    成済みコミュニティに関する情報を保持させ、 エージェント実行環境によりエージェント間の通信内容
    を監視してプリンシパルを抽出し、 抽出されたプリンシパルによって特徴づけられるコミュ
    ニティが生成済みかどうかをコミュニティサーバーに問
    い合わせて判断し、 コミュニティが生成済みであった場合はそのコミュニテ
    ィに該エージェント間通信を行ったエージェントを追加
    し、コミュニティサーバーの情報を更新する処理を実行
    させることを特徴とするコミュニティの管理プログラム
    を記録した媒体。
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