JP2002007365A - データベース分割管理方法および並列データベースシステム - Google Patents

データベース分割管理方法および並列データベースシステム

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JP2002007365A
JP2002007365A JP2001130602A JP2001130602A JP2002007365A JP 2002007365 A JP2002007365 A JP 2002007365A JP 2001130602 A JP2001130602 A JP 2001130602A JP 2001130602 A JP2001130602 A JP 2001130602A JP 2002007365 A JP2002007365 A JP 2002007365A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データベースを分割格納する記憶領域の割り
付けを操作することで負荷の不均衡を軽減する。 【解決手段】 設定された複数のキーレンジと、記憶装
置に設けられた複数のデータ格納領域とを対応付け、デ
ータをデータベースに格納するときは、該データを含む
キーレンジに対応するデータ格納領域に上記データを格
納し、データ格納領域とキーレンジの割り当て要求を受
け付けたとき、該データ格納領域と該キーレンジとを対
応付ける。 【効果】 データが多い、あるいは、少なく割り付けら
れているキーレンジに、データ格納領域を対応付けるこ
とができるため、各データ格納領域に対する負荷の不均
衡を軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベース分割
管理方法および並列データベースシステムに関し、さら
に詳しくは、データベース処理を行うプロセッサ数また
はディスク数を負荷に合わせて最適にするデータベース
分割管理方法および並列データベースシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、「Devid DeWitt and Jim Gra
y:Parallel Database Systems:TheFuture of High P
erformance Database Systems,CACM,Vol.35,No.6,1
992 」において、並列データベースシステムが提案され
ている。この並列データベースシステムでは、密結合あ
るいは疎結合に複数のプロセッサを接続し、それら複数
のプロセッサに対して、データベース処理を配分してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の並列データベー
スシステムのシステム構成はユーザに任されており、且
つ、固定的であった。このため、システム構成が初めか
ら負荷に不適合であったり、途中から不適合になる場合
があり、期待する並列度が得られなかったり、高速な問
い合せが実現できない問題点があった。そこで、本発明
の目的は、期待する並列度を得ることが出来ると共に、
高速な問い合せを実現することが出来るデータベース分
割管理方法および並列データベースシステムを提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、ユーザからの問合せの解析,最適化,処理手順作成
を実行する機能を有するFESノードと、そのFESノ
ードで作成された処理手順を基にしてデータベースをア
クセスする機能を持つBESノードと、ディスクを備え
且つそのディスクにデータベースを格納し管理する機能
を持つIOSノードとをネットワークで接続してなる並
列データベースシステムにおいて、データベース処理の
負荷パターンに応じて、FESノードに割当てるプロセ
ッサ数と、BESノードに割当てるプロセッサ数と、I
OSノードに割当てるプロセッサ数と、IOSノードの
ディスク数と、ディスクの分割数とを決定することを特
徴とするデータベース分割管理方法を提供する。
【0005】また、ユーザからの問合せの解析,最適
化,処理手順作成を実行する機能を有するFESノード
と、そのFESノードで作成された処理手順を基にして
データベースをアクセスする機能およびディスクを備え
且つそのディスクにデータベースを格納し管理する機能
を持つBESノードとをネットワークで接続してなる並
列データベースシステムにおいて、データベース処理の
負荷パターンに応じて、FESノードに割当てるプロセ
ッサ数と、BESノードに割当てるプロセッサ数と、B
ESノードのディスク数と、ディスクの分割数とを決定
することを特徴とするデータベース分割管理方法を提供
する。
【0006】上記第1の観点によるデータベース分割管
理方法では、データベース処理の負荷パターン(一件検
索処理,一件更新処理,データ取り出し処理など)に応
じて、各ノードに割当てるプロセッサ数とディスク数と
ディスクの分割数とを決定する。そこで、システム構成
が負荷に適合したものとなり、期待する並列度が得られ
ると共に、高速な問い合せを実現できるようになる。
【0007】第2の観点では、本発明は、ユーザからの
問合せの解析,最適化,処理手順作成を実行する機能を
有するFESノードと、そのFESノードで作成された
処理手順を基にしてデータベースをアクセスする機能を
持つBESノードと、ディスクを備え且つそのディスク
にデータベースを格納し管理する機能を持つIOSノー
ドとをネットワークで接続してなる並列データベースシ
ステムにおいて、データベースのスキャンに必要な時間
を一定とする並列アクセス可能なページ数の上限を決
め、そのページ数の上限に応じて、FESノードに割当
てるプロセッサ数と、BESノードに割当てるプロセッ
サ数と、IOSノードに割当てるプロセッサ数と、IO
Sノードのディスク数と、ディスクの分割数とを決定す
ることを特徴とするデータベース分割管理方法を提供す
る。
【0008】また、ユーザからの問合せの解析,最適
化,処理手順作成を実行する機能を有するFESノード
と、そのFESノードで作成された処理手順を基にして
データベースをアクセスする機能およびディスクを備え
且つそのディスクにデータベースを格納し管理する機能
を持つBESノードとをネットワークで接続してなる並
列データベースシステムにおいて、データベースのスキ
ャンに必要な時間を一定とする並列アクセス可能なペー
ジ数の上限を決め、そのページ数の上限に応じて、FE
Sノードに割当てるプロセッサ数と、BESノードに割
当てるプロセッサ数と、BESノードのディスク数と、
ディスクの分割数とを決定することを特徴とするデータ
ベース分割管理方法を提供する。
【0009】上記第2の観点によるデータベース分割管
理方法では、データベースのスキャンに必要な時間を一
定とする並列アクセス可能なページ数の上限に応じて、
各ノードに割当てるプロセッサ数とディスク数とディス
クの分割数とを決定する。そこで、高速な問い合せを実
現できるようになる。
【0010】第3の観点では、本発明は、ユーザからの
問合せの解析,最適化,処理手順作成を実行する機能を
有するFESノードと、そのFESノードで作成された
処理手順を基にしてデータベースをアクセスする機能を
持つBESノードと、ディスクを備え且つそのディスク
にデータベースを格納し管理する機能を持つIOSノー
ドとをネットワークで接続してなる並列データベースシ
ステムにおいて、負荷パターンにより期待並列度pを算
出し、その期待並列度pに応じて、FESノードに割当
てるプロセッサ数と、BESノードに割当てるプロセッ
サ数と、IOSノードに割当てるプロセッサ数と、IO
Sノードのディスク数と、ディスクの分割数とを決定す
ることを特徴とするデータベース分割管理方法を提供す
る。
【0011】また、ユーザからの問合せの解析,最適
化,処理手順作成を実行する機能を有するFESノード
と、そのFESノードで作成された処理手順を基にして
データベースをアクセスする機能およびディスクを備え
且つそのディスクにデータベースを格納し管理する機能
を持つBESノードとをネットワークで接続してなる並
列データベースシステムにおいて、負荷パターンにより
期待並列度pを算出し、その期待並列度pに応じて、F
ESノードに割当てるプロセッサ数と、BESノードに
割当てるプロセッサ数と、BESノードのディスク数
と、ディスクの分割数とを決定することを特徴とするデ
ータベース分割管理方法を提供する。
【0012】上記第3の観点によるデータベース分割管
理方法では、負荷パターンにより算出した期待並列度p
に応じて、各ノードに割当てるプロセッサ数とディスク
数とディスクの分割数とを決定する。そこで、期待する
並列度が得られるようになる。
【0013】第4の観点では、本発明は、上記構成のデ
ータベース分割管理方法において、最適ページアクセス
数mを算出し、キーレンジ分割がある場合には、サブキ
ーレンジ単位の格納ページ数s(=m/p)を算出し、
sページ単位でサブキーレンジ分割し、ディスクへデー
タ挿入を行うことを特徴とするデータベース分割管理方
法を提供する。上記第4の観点によるデータベース分割
管理方法では、期待並列度pと最適ページアクセス数m
とから算出したサブキーレンジ単位の格納ページ数s
(=m/p)でサブキーレンジ分割して、ディスクへデ
ータ挿入を行う。そこで、データを略均等に分割管理で
きるようになる。
【0014】第5の観点では、本発明は、ユーザからの
問合せの解析,最適化,処理手順作成を実行する機能を
有するFESノードと、そのFESノードで作成された
処理手順を基にしてデータベースをアクセスする機能を
持つBESノードと、ディスクを備え且つそのディスク
にデータベースを格納し管理する機能を持つIOSノー
ドとをネットワークで接続してなる並列データベースシ
ステムにおいて、問合せ実行処理中に取得したアクセス
ページ数,ヒットロウ数,通信回数などの負荷情報を基
にして負荷アンバランスを検出し、負荷アンバランスを
解消する方向に、FESノードに割当てるプロセッサ数
と、BESノードに割当てるプロセッサ数と、IOSノ
ードに割当てるプロセッサ数と、IOSノードのディス
ク数とを変更することを特徴とするデータベース分割管
理方法を提供する。
【0015】また、ユーザからの問合せの解析,最適
化,処理手順作成を実行する機能を有するFESノード
と、そのFESノードで作成された処理手順を基にして
データベースをアクセスする機能およびディスクを備え
且つそのディスクにデータベースを格納し管理する機能
を持つBESノードとをネットワークで接続してなる並
列データベースシステムにおいて、問合せ実行処理中に
取得したアクセスページ数,ヒットロウ数,通信回数な
どの負荷情報を基にして負荷アンバランスを検出し、負
荷アンバランスを解消する方向に、FESノードに割当
てるプロセッサ数と、BESノードに割当てるプロセッ
サ数と、BESノードのディスク数とを変更することを
特徴とするデータベース分割管理方法を提供する。
【0016】上記第5の観点によるデータベース分割管
理方法では、問合せ実行処理中に負荷アンバランスを検
出し、その負荷アンバランスを解消する方向に、各ノー
ドのプロセッサ数またはディスク数を変更する。そこ
で、負荷変動があってもシステム構成が常に負荷に適合
したものとなり、期待する並列度が得られると共に、高
速な問い合せを実現できるようになる。
【0017】第6の観点では、本発明は、上記構成のデ
ータベース分割管理方法において、BESノードに割当
てるプロセッサ数またはIOSノードに割当てるプロセ
ッサ数またはディスク数を追加する場合、オンライン中
であれば、追加対象となるプロセッサまたはディスクで
管理されるデータベースの表のキーレンジ範囲を閉塞
し、新たにプロセッサあるいはディスクを割り当て、ロ
ック情報,ディレクトリ情報の引き継ぎを行い、ノード
振り分け制御に必要なディクショナリ情報の書き換えを
行い、その後、オンライン中であれば、前記閉塞を解除
することを特徴とするデータベース分割管理方法を提供
する。また、上記構成のデータベース分割管理方法にお
いて、BESノードに割当てるプロセッサ数またはディ
スク数を追加する場合、オンライン中であれば、追加対
象となるプロセッサまたはディスクで管理されるデータ
ベースの表のキーレンジ範囲を閉塞し、新たにプロセッ
サあるいはディスクを割り当て、ロック情報,ディレク
トリ情報の引き継ぎを行い、ノード振り分け制御に必要
なディクショナリ情報の書き換えを行い、追加対象とな
るディスク群から新たなディスク群へデータを移動し、
その後、オンライン中であれば、前記閉塞を解除するこ
とを特徴とするデータベース分割管理方法を提供する。
【0018】上記第6の観点によるデータベース分割管
理方法では、プロセッサ数またはディスク数を追加,削
除する場合、オンライン中であれば、表のキーレンジ範
囲を閉塞した後、引き継ぎ処理を行い、その後、前記閉
塞を解除する。そこで、オーバヘッドを最小限にでき
る。また、IOSノードがあるシステム構成では、デー
タを移動せずに引き継ぎできるようになる。
【0019】第7の観点では、本発明は、上記構成のデ
ータベース分割管理方法において、BESノードに割当
てるプロセッサ数またはIOSノードに割当てるプロセ
ッサ数またはディスク数を削除する場合、オンライン中
であれば、削除対象となるプロセッサまたはディスクで
管理されるデータベースの表のキーレンジ範囲を閉塞
し、削除するプロセッサまたはディスクを決定し、ロッ
ク情報,ディレクトリ情報の引き継ぎを行い、ノード振
り分け制御に必要なディクショナリ情報の書き換えを行
い、その後、オンライン中であれば、前記閉塞を解除す
ることを特徴とするデータベース分割管理方法を提供す
る。
【0020】また、上記構成のデータベース分割管理方
法において、BESノードに割当てるプロセッサ数また
はディスク数を削除する場合、オンライン中であれば、
削除対象となるプロセッサまたはディスクで管理される
データベースの表のキーレンジ範囲を閉塞し、削除する
プロセッサまたはディスクを決定し、ロック情報,ディ
レクトリ情報の引き継ぎを行い、ノード振り分け制御に
必要なディクショナリ情報の書き換えを行い、削除対象
となるディスク群から引継ぐディスク群へデータを移動
し、その後、オンライン中であれば、前記閉塞を解除す
ることを特徴とするデータベース分割管理方法を提供す
る。
【0021】上記第7の観点によるデータベース分割管
理方法では、プロセッサ数またはディスク数を追加,削
除する場合、オンライン中であれば、表のキーレンジ範
囲を閉塞した後、引き継ぎ処理を行い、その後、前記閉
塞を解除する。そこで、オーバヘッドを最小限にでき
る。また、IOSノードがあるシステム構成では、デー
タを移動せずに引き継ぎできるようになる。
【0022】第8の観点では、本発明は、上記構成のデ
ータベース分割管理方法により、データベース処理を行
うプロセッサ数またはディスク数を動的に変更すること
を特徴とする並列データベースシステムを提供する。上
記第8の観点による並列データベースシステムでは、上
記第5の観点から第7の観点の作用により、スケーラブ
ルな並列データベースシステムとなる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。なお、これにより本発明が限
定されるものではない。図1は、本発明の一実施形態の
並列データベースシステム1を示す構成図である。この
並列データベースシステム1は、FES(フロントエン
ドサーバ)ノード,BES(バックエンドサーバ)ノー
ド,IOS(インプットアウトプットサーバ)ノード,
DS(ディクショナリサーバ)ノードおよびJS(ジャ
ーナルサーバ)ノードを、ネットワーク90により接続
した構成である。各ノードは、他のシステムとも接続さ
れている。FESノードは、ディスクを持たない少なく
とも1台のプロセッサから構成されたFES75からな
るノードであり、ユーザからの問合せの解析,最適化,
処理手順作成を実行するフロントエンドサーバの機能を
持っている。BESノードは、ディスクを持たない少な
くとも1台のプロセッサから構成されたBES73から
なるノードであり、前記FES75で作成された処理手
順を基にしてデータベースをアクセスする機能を持って
いる。IOSノードは、少なくとも1台のプロセッサか
ら構成されたIOS70および少なくとも1台のディス
ク80からなるノードであり、ディスク80にデータベ
ースを格納し管理する機能を持っている。なお、IOS
ノードの機能をBESノードに持たせれば、IOSノー
ドを省略できる。この場合、BES73にディスクを接
続すると共に、BES73がディスク80にデータベー
スを格納し管理する機能を持つ。
【0024】データベースは、複数の表からなる。表
は、2次元のテーブル形式であり、複数のロウ(行)か
らなる。1つのロウは、1つ以上のカラム(属性)から
なる。この表は、所定数のロウからなる固定長のページ
単位で物理的に分割されて、ディスク80上に格納され
る。各ページのディスク80上の格納位置は、ディレク
トリ情報を用いて知ることが出来る。DSノードは、少
なくとも1台のプロセッサから構成されたDS71およ
び少なくとも1台のディスク81からなるノードであ
り、データベースの定義情報を一括管理する機能を持っ
ている。JSノードは、少なくとも1台のプロセッサか
ら構成されたJS72および少なくとも1台のディスク
82からなるノードであり、各ノードで実行されるデー
タベース更新履歴情報を格納し、管理する機能を持って
いる。
【0025】図2は、上記並列データベースシステム1
におけるFES75,BES73,IOS70のプロセ
ッサ数およびディスク数およびディスクの分割数を決め
る本発明のデータベース分割管理方法の概念図である。
まず、ユーザが指定するワークロードでデータベース処
理の負荷パターンを決める。負荷パターンには、一件検
索処理、一件更新処理、データ取り出し処理などがあ
る。その負荷パターンに応じて、IOS70でディスク
80を何分割して管理するか決定する(IOSノードの
機能をBESが持つ場合は、BES73でディスクを何
分割して管理するか決定する)。
【0026】すなわち、スキーマ定義時、表の分割方法
(キー値範囲,範囲毎ロウ数(ページ数を換算)など)
から、格納に必要なディスク数が判明し、閉塞および再
編成の単位が決まれば、BES73およびIOS70の
組み合わせ(閉塞あるいは再編成の単位がディスク,I
OS,BESに依存する)が決まる。これにより、BE
S73,IOS70,ディスク80の構成台数が決ま
る。即ち、次のようになる。 既分割数...全BESで管理する並列アクセス可能なデ
ータベース分割単位(動的なBES追加,削除は、この
分割単位で行う) 各分割毎ディスク数...各分割で割り当てられるディス
ク数 図2は、ディスク数が"8"、既分割数が"4"、各分割毎
ディスク数が"2"の場合である。なお、プロセッサ性能
がn倍となれば、分割数を変えずに、各分割で利用する
ボリューム数をn倍とする(ただし、IOS70とディ
スク80の間の総データ転送レートの制限があるため、
ディスク数にも制限がある)。また、ここでディスクと
は、ディスク装置1台に対応させている。本発明では、
必ずしも「ディスク」はディスク装置1台と1対1に対
応させる必要はない。例えば、1ディスク装置に複数の
ディスク装置を含む場合(ディスクアレイ装置)、並列
アクセス可能な入出力単位の数を「ディスク装置」とし
て適用すればよい。
【0027】図2のようにFES:BES:IOS:デ
ィスク=1:4:1:8であるが、初期データロード時
には、FES,BESは1台あればよく、FES:BE
S:IOS:ディスク=1:1:1:8となっている。
そのため、BES731には、既分割#1〜#4のディ
スク811〜842に格納されるデータベースのディレ
クトリ情報を持つ。BES73の負荷が軽くて、BES
731の1台だけでIOS70および8台のディスク8
11〜842を処理可能な場合、BES731の1台だ
けで8台のディスク811〜842に格納されるデータ
ベースをアクセスする。従って、FES:BES:IO
S:ディスク=1:1:1:8のままである。BES7
31の負荷が増加して利用率100%の状態が続き負荷
アンバランスが検出されると、BES732が追加され
る。既分割数が"4"であるので、2つのBES731,
732にそれぞれ2つの分割が対応付けられる。そのた
め、BES731には、既分割#1〜#2のディスク8
11〜822に格納されるデータベースのディレクトリ
情報を持つ。また、BES732には、既分割#3〜#
4のディスク831〜842に格納されるデータベース
のディレクトリ情報を持つ。FES:BES:IOS:
ディスク=1:2:1:8となる。
【0028】さらに、BES731,732の負荷が増
加して利用率100%の状態が続き負荷アンバランスが
検出されると、BES731,732にそれぞれBES
733,734が追加される。既分割数が"4"であるの
で、4つのBES731,732,733,734にそ
れぞれ1つの分割が対応付けられる。そのため、BES
731には、既分割#1のディスク811〜812に格
納されるデータベースのディレクトリ情報を持つ。ま
た、BES732には、既分割#2のディスク821〜
822に格納されるデータベースのディレクトリ情報を
持つ。また、BES733には、既分割#3のディスク
831〜832に格納されるデータベースのディレクト
リ情報を持つ。また、BES734には、既分割#4の
ディスク841〜842に格納されるデータベースのデ
ィレクトリ情報を持つ。FES:BES:IOS:ディ
スク=1:4:1:8となる。
【0029】負荷が軽くなり、BES733,734の
利用率が例えば50%未満の状態が続くと、BES73
3,734に割り当ててあるノードを他の処理のために
利用する方が有効である。そこで、利用率が50%未満
のBES733,734を合わせる。すると、FES:
BES:IOS:ディスク=1:2:1:8に縮退す
る。
【0030】以上のように、負荷に応じてBESを増減
すれば、FES:BES:IOS:ディスク=1:1:
1:8〜1:4:1:8の間でスケーラブルなシステム
を実現できる。IOS70は、BES73とディスク8
0の対応関係に依らず、並列にアクセス可能なディスク
数分の並列なタスクが存在すればよい。このため、デー
タの移動を行わず、ディレクトリ情報をBES間で移動
することで、BES73とディスク80の対応関係を変
更でき、アクセスの分離および統合が容易に可能とな
る。次に、負荷パターンが一件更新処理の場合とデータ
取り出し処理の場合について、プロセッサ数,ディスク
数,ディスクの分割数を、数値例で説明する。前提条件
は、以下のように仮定する。 FES処理(受取処理) ... 30[Kステッフ゜] BES処理(一件更新処理) ... 60[Kステッフ゜] (データ取り出し処理)... 220[Kステッフ゜] 送信処理 ... 6[Kステッフ゜] 受信処理 ...6+4*ページ数[Kステッフ゜] 入出力発行処理 ...4+4*ページ数[Kステッフ゜] プロセッサ性能 ... 10[Mステッフ゜/秒] 入出力性能(1ヘ゜ーシ゛アクセス) ... 20[m秒] (10ヘ゜ーシ゛アクセス) ... 30[m秒] A.一件更新処理(1ヘ゜ーシ゛アクセス)の場合 (1)IOSノードがあるシステム構成の場合 FES処理の30[Kステッフ゜]でプロセッサ性能10[Mス
テッフ゜/秒]を割ると、333回/秒まで受取処理が可能
である。
【0031】また、FESからの実行要求の受信処理6
[Kステッフ゜]+BESからのデータ取り出し要求の送信処
理6[Kステッフ゜]+IOSからのデータ取り出し結果の受
信処理10[Kステッフ゜]+一件更新処理60[Kステッフ゜]+
FESへの実行要求結果の送信処理6[Kステッフ゜]=88
[Kステッフ゜]がBESでの一件更新処理で必要であるか
ら、これでプロセッサ性能10[Mステッフ゜/秒]を割る
と、114回/秒まで一件更新処理が可能である。さら
に、BESからの入出力要求の受信処理6[Kステッフ゜]+
入出力発行処理8[Kステッフ゜]+BESへの入出力要求結
果の送信処理6[Kステッフ゜]=20[Kステッフ゜]がIOSの
ディスクへのアクセスに必要であるから、これでプロセ
ッサ性能10[Mステッフ゜/秒]を割ると、500回/秒ま
でディスクへのアクセスが可能である。
【0032】また、1ページのランダム入出力で20
[m秒]を要するので、1台のディスクには50回/秒
までアクセス可能となる。これで前記IOSでのディス
クへのアクセス可能回数500回/秒を割ると、IOS
には10台までのディスクを実装可能である。また、前
記BESでの一件更新処理可能回数114回/秒で前記
IOSでのディスクへのアクセス可能回数500回/秒
を割ると、1台のIOSで4.3台のBESに対応可能
である。
【0033】さらに、前記BESでの一件更新処理可能
回数114回/秒で前記FESでの受取処理可能333
回/秒を割ると、1台のFESで3台のBESに対応可
能である。以上から、FES:BES=1:3、BE
S:IOS=4.3:1、IOS:ディスク=1:10
となる。そこで、総合的には、図3に示すように、FE
S:BES:IOS:ディスク=1:4:1:8とする
と、ほぼバランスがとれた実装になる(FESとディス
クに多少のアンバランスが生じる)。
【0034】(2)IOSノードの機能をBESノードに
持たせたシステム構成の場合 FES処理の30[Kステッフ゜]でプロセッサ性能10[Mス
テッフ゜/秒]を割ると、333回/秒まで受取処理が可能
である。また、FESからの実行要求の受信処理6[Kス
テッフ゜]+入出力発行処理8[Kステッフ゜]+一件更新処理6
0[Kステッフ゜]+FESへの実行要求結果の送信処理6
[Kステッフ゜]=80[Kステッフ゜]がBESでの一件更新処理
で必要であるから、これでプロセッサ性能10[Mステッフ゜
/秒]を割ると、125回/秒まで一件更新処理が可能
である。また、1ページのランダム入出力で20[m
秒]を要するので、1台のディスクには50回/秒まで
アクセス可能となる。これで前記BESでの一件更新処
理可能回数125回/秒を割ると、BESには2.5台
までのディスクを実装可能である。さらに、前記BES
での一件更新処理可能回数125回/秒で前記FESで
の受取処理可能333回/秒を割ると、1台のFESで
2.6台のBESに対応可能である。
【0035】以上から、FES:BES=1:2.6、
BES:ディスク=1:2.5となる。そこで、総合的
には、図4に示すように、FES:BES:ディスク=
1:4:8とすると、ほぼバランスがとれた実装になる
(FESに多少のアンバランスが生じる)。 B.データ取り出し処理(10ヘ゜ーシ゛アクセス)の場合 (1)IOSノードがあるシステム構成の場合 FES処理の30[Kステッフ゜]でプロセッサ性能10[Mス
テッフ゜/秒]を割ると、333回/秒まで受取処理が可能
である。また、FESからの実行要求の受信処理6[Kス
テッフ゜]+BESからのデータ取り出し要求の送信処理6
[Kステッフ゜]+IOSからのデータ取り出し結果の受信処
理46[Kステッフ゜]+データ取り出し処理220[Kステッフ
゜]+FESへの実行要求結果の送信処理6[Kステッフ゜]
=284[Kステッフ゜]がBESでのデータ取り出し処理で
必要であるから、これでプロセッサ性能10[Mステッフ゜/
秒]を割ると、35回/秒までデータ取り出し処理が可
能である。さらに、BESからの入出力要求の受信処理
6[Kステッフ゜]+入出力発行処理44[Kステッフ゜]+BES
への入出力要求結果の送信処理6[Kステッフ゜]=56[Kス
テッフ゜]がIOSのディスクへのアクセスに必要であるか
ら、これでプロセッサ性能10[Mステッフ゜/秒]を割る
と、179回/秒までディスクへのアクセスが可能であ
る。
【0036】また、10ページの一括入出力で30[m
秒]を要するので、1台のディスクには33回/秒まで
アクセス可能である。これで前記IOSでのディスクへ
のアクセス可能回数179回/秒を割ると、5.4台ま
でのディスクを実装可能である。また、前記BESでの
データ取り出し処理可能回数35回/秒で前記IOSで
のディスクへのアクセス可能回数179回/秒を割る
と、1台のIOSで5.1台のBESに対応可能であ
る。さらに、前記BESでのデータ取り出し処理可能回
数35回/秒で前記FESでの受取処理可能333回/
秒を割ると、1台のFESで9.5台のBESに対応可
能である。以上から、FES:BES=1:9.5、B
ES:IOS=5.1:1、IOS:ディスク=1:
5.4となる。そこで、総合的には、FES:BES:
IOS:ディスク=1:10:2:10とすると、ほぼ
バランスがとれた実装になる(ディスクに多少のアンバ
ランスが生じる)。
【0037】(2)IOSノードの機能をBESノードに
持たせたシステム構成の場合 FES処理の30[Kステッフ゜]でプロセッサ性能10[Mス
テッフ゜/秒]を割ると、333回/秒まで受取処理が可能
である。また、FESからの実行要求の受信処理6[Kス
テッフ゜]+入出力発行処理44[Kステッフ゜]+データ取り出
し処理220[Kステッフ゜]+FESへの実行要求結果の送
信処理6[Kステッフ゜]=276[Kステッフ゜]がBESでのデ
ータ取り出し処理で必要であるから、これでプロセッサ
性能10[Mステッフ゜/秒]を割ると、36回/秒までデー
タ取り出し処理が可能である。また、10ページの一括
入出力で30[m秒]を要するので、1台のディスクに
は33回/秒までアクセス可能である。これで前記BE
Sでのデータ取り出し処理可能回数36回/秒を割る
と、1台だけのディスクを実装可能である。
【0038】さらに、前記BESでのデータ取り出し処
理可能回数36回/秒で前記FESでの受取処理可能3
33回/秒を割ると、1台のFESで9.2台のBES
に対応可能である。以上から、FES:BES=1:
9.2、BES:ディスク=1:1となる。そこで、総
合的には、FES:BES:ディスク=1:10:10
とすると、ほぼバランスがとれた実装になる。
【0039】図5は、FES75の構成図である。FE
S75は、ユーザが作成したアプリケーションプログラ
ム10〜11と、問合せ処理やリソース管理などのデー
タベースシステム全体の管理を行う並列データベース管
理システム20と、データの読み書きなどの計算機シス
テム全体の管理を受け持つオペレーティングシステム3
0とを具備している。
【0040】上記並列データベース管理システム20
は、システム制御部21と、論理処理部22と、物理処
理部23と、処理対象となるデータを一時的に格納する
データベース/ディクショナリ24とを具備している。
また、上記並列データベース管理システム20は、ネッ
トワーク90および他のシステムと接続されている。
【0041】上記システム制御部21は、入出力の管理
等を行う。また、データロード処理210と、動的負荷
制御処理211とを具備している。上記論理処理部22
は、問合せの構文解析や意味解析を行う問合せ解析22
0と、適切な処理手順候補を生成する静的最適化処理2
21と、処理手順候補に対応したコードの生成を行なう
コード生成222とを具備している。また、処理手順候
補から最適なものを選択する動的最適化処理223と、
選択された処理手順候補のコードの解釈実行を行うコー
ド解釈実行224とを具備している。
【0042】上記物理処理部23は、アクセスしたデー
タの条件判定や編集やレコード追加などを実現するデー
タアクセス処理230と、データベースレコードの読み
書き等を制御するデータベース/ディクショナリバッフ
ァ制御231と、システムで共用するリソースの排他制
御を実現する排他制御233とを具備している。
【0043】図6は、BES73の構成図である。BE
S73は、データベースシステム全体の管理を行う並列
データベース管理システム20と、計算機システム全体
の管理を受け持つオペレーティングシステム30とを具
備して構成されている。なお、IOSノードの機能を持
つときは、ディスクを有し、そのディスクにデータベー
ス40を格納し、管理する。
【0044】上記並列データベース管理システム20
は、システム制御部21と、論理処理部22と、物理処
理部23と、処理対象となるデータを一時的に格納する
データベースバッファ24とを具備している。また、上
記並列データベース管理システム20は、ネットワーク
90および他のシステムと接続されている。
【0045】上記システム制御部21は、入出力の管理
等を行う。また、負荷配分を考慮したデータロードを行
うためのデータロード処理210を具備している。上記
論理処理部22は、コードの解釈実行を行うコード解釈
実行224を具備している。上記物理処理部23は、ア
クセスしたデータの条件判定や編集やレコード追加など
を実現するデータアクセス処理230と、データベース
レコードの読み書き等を制御するデータベースバッファ
制御231と、入出力対象となるデータの格納位置を管
理するマッピング処理232と、システムで共用するリ
ソースの排他制御を実現する排他制御233とを具備し
ている。
【0046】図7は、IOS70とディスク80の構成
図である。IOS70は、データベースシステム全体の
管理を行う並列データベース管理システム20と、計算
機システム全体の管理を受け持つオペレーティングシス
テム30とを具備して構成されている。ディスク80に
は、データベース40が格納されている。上記並列デー
タベース管理システム20は、システム制御部21と、
物理処理部23と、処理対象となるデータを一時的に格
納する入出力バッファ24とを具備している。また、上
記並列データベース管理システム20は、ネットワーク
90および他のシステムと接続されている。
【0047】上記システム制御部21は、入出力の管理
等を行う。また、負荷配分を考慮したデータロードを行
うためのデータロード処理210を具備している。上記
物理処理部23は、アクセスしたデータの条件判定や編
集やレコード追加などを実現するデータアクセス処理2
30と、データベースレコードの読み書き等を制御する
入出力バッファ制御231とを具備している。
【0048】図8は、DS71およびディスク81の構
成図である。DS71は、データベースシステム全体の
管理を行う並列データベース管理システム20と、計算
機システム全体の管理を受け持つオペレーティングシス
テム30とを具備して構成されている。ディスク81に
は、ディクショナリ50が格納されている。上記並列デ
ータベース管理システム20は、システム制御部21
と、論理処理部22と、物理処理部23と、ディクショ
ナリバッファ24とを具備している。また、上記並列デ
ータベース管理システム20は、ネットワーク90およ
び他のシステムと接続されている。上記論理処理部22
は、コードの解釈実行を行うコード解釈実行224を具
備している。上記物理処理部23は、アクセスしたデー
タの条件判定や編集やレコード追加などを実現するデー
タアクセス処理230と、ディクショナリレコードの読
み書き等を制御するディクショナリバッファ制御231
と、システムで共用するリソースの排他制御を実現する
排他制御233とを具備している。
【0049】図9は、JS72とディスク82の構成図
である。JS72は、データベースシステム全体の管理
を行う並列データベース管理システム20と、計算機シ
ステム全体の管理を受け持つオペレーティングシステム
30とを具備して構成されている。ディスク82には、
ジャーナル60が格納されている。上記並列データベー
ス管理システム20は、システム制御部21と、物理処
理部23と、ジャーナルバッファ24とを具備してい
る。また、上記並列データベース管理システム20は、
ネットワーク90および他のシステムと接続されてい
る。上記物理処理部23は、アクセスしたデータの条件
判定や編集やレコード追加などを実現するデータアクセ
ス処理230と、ジャーナルレコードの読み書き等を制
御するジャーナルバッファ制御231とを具備してい
る。
【0050】図10は、FES75におけるデータベー
ス管理システム20の処理を示すフローチャートであ
る。システム制御部21は、問合せ分析処理か否かチェ
ックする(212)。問合せ分析処理であれば、問合せ
分析処理400を呼び出し、それを実行した後、終了す
る。問合せ分析処理でなければ、問合せ実行処理か否か
チェックする(213)。問合せ実行処理であれば、問
合せ実行処理410を呼び出し、それを実行した後、終
了する。問合せ実行処理でなければ、データロード処理
か否かチェックする(214)。データロード処理であ
れば、データロード処理210を呼び出し、それを実行
した後、終了する。データロード処理でなければ、動的
負荷制御処理か否かチェックする(214)。動的負荷
制御処理であれば、動的負荷制御処理210を呼び出
し、それを実行した後、終了する。動的負荷制御処理で
なければ、終了する。
【0051】なお、BES73におけるデータベース管
理システム20の処理のフローチャートは、図10から
ステップ212,215,400,211を省いたもの
となる。また、IOS70におけるデータベース管理シ
ステム20の処理のフローチャートは、図10からステ
ップ212,213,215,400,410,211
を省いたものとなる。
【0052】図11は、問合せ分析処理400のフロー
チャートである。まず、問合せ解析220により、入力
された問合せ文の構文解析,意味解析を実行する。次
に、静的最適化処理221により、問合せで出現する条
件式から条件を満足するデータの割合を推定し、予め設
定している規則を基に、有効なアクセスパス候補(特に
インデクスを選出する)を作成し、処理手順の候補を作
成する。次に、コード生成222により、処理手順の候
補を実行形式のコードに展開する。そして、処理を終了
する。
【0053】図12は、問合せ解析220のフローチャ
ートである。ステップ2200では、入力された問合せ
文の構文解析,意味解析を実行する。そして、処理を終
了する。
【0054】図13は、静的最適化処理221のフロー
チャートである。まず、述語選択率推定2210によ
り、問い合せに出現する条件式の述語の選択率を推定す
る。次に、アクセスパス剪定2212により、インデク
ス等からなるアクセスパスを剪定する。次に、処理手順
候補生成2213により、アクセスパスを組み合わせた
処理手順候補を生成する。そして、処理を終了する。
【0055】図14は、述語選択率推定2210のフロ
ーチャートである。ステップ22101では、問合せ条
件式に変数が出現するか否かチェックする(2210
1)。変数が出現しなければステップ22102に進
み、変数が出現すればステップ22104に進む。ステ
ップ22102では、当条件式にカラム値分布情報があ
るか否かチェックする。カラム値分布情報があればステ
ップ22103に進み、カラム値分布情報がなければス
テップ22105に進む。ステップ22103では、カ
ラム値分布情報を用いて選択率を算出し、終了する。ス
テップ22104では、当条件式にカラム値分布情報が
あるか否かチェックする。カラム値分布情報があれば終
了し、カラム値分布情報がなければ、ステップ2210
5に進む。ステップ22105では、条件式の種別に応
じてディフォルト値を設定し(22105)、終了す
る。
【0056】図15は、アクセスパス剪定2212のフ
ローチャートである。ステップ22120では、問合せ
条件式で出現するカラムのインデクスをアクセスパス候
補として登録する。ステップ22121では、問合せで
アクセス対象となる表が複数ノードに分割格納されてい
るかチェックする。分割格納されていなければステップ
22122に進み、分割格納されていればステップ22
123に進む。ステップ22122では、シーケンシャ
ルスキャンをアクセスパス候補として登録する。ステッ
プ22123では、パラレルスキャンをアクセスパス候
補として登録する。ステップ22124では、各条件式
の選択率が既に設定済みか否かチェックする。設定済み
であればステップ22125に進み、設定済みでなけれ
ばステップ22126に進む。ステップ22125で
は、各表に関して選択率が最小となる条件式のインデク
スをアクセスパスの最優先度とする。ステップ2212
6では、各条件式の選択率の最大値および最小値を取得
する。ステップ22127では、プロセッサ性能,IO
性能等システム特性より各アクセスパスの選択基準を算
出する。ステップ22128では、単一あるいは複数の
インデクスを組合せたアクセスパスでの選択率が上記選
択基準を下回るものだけアクセスパス候補として登録す
る。
【0057】図16は、処理手順候補生成2213のフ
ローチャートである。ステップ22130では、問合せ
でアクセス対象となる表が複数ノードに分割格納されて
いるかチェックする。分割格納されていなければステッ
プ22131へ進み、分割格納されていればステップ2
2135へ進む。ステップ22131では、処理手順候
補にソート処理が含まれているか否かをチェックする。
含まれていなければステップ22132へ進み、含まれ
ていればステップ22135へ進む。ステップ2213
2では、問合せでアクセス対象となる表のアクセスパス
が唯一であるかチェックする。唯一であればステップ2
2133へ進み、唯一でなければステップ22134へ
進む。ステップ22133では、単一の処理手順を作成
し、終了する。ステップ22134では、複数の処理手
順を作成し、終了する。ステップ22135では、結合
可能な2ウェイ結合へ問合せを分解する。ステップ22
136では、分割格納される表の格納ノード群に対応し
て、データ読みだし/データ分配処理手順とスロットソ
ート処理手順を候補として登録する。ステップ2213
7では、結合処理ノード群に対応して、スロットソート
処理手順、Nウェイマージ処理手順および突き合わせ処
理手順を候補として登録する。なお、スロットソート処
理とは、ページ内の各ロウがページ先頭からのオフセッ
トで位置付けされるスロットで管理され、データが格納
されるページを対象とするページ内のソート処理を指
し、スロット順に読みだせば昇順にロウがアクセス可能
とする。また、Nウェイマージ処理とは、Nウェイのバ
ッファを用いて、各マージ段でN本のソート連を入力に
してトーナメント法で最終的に1本のソート連を作成す
る処理をいう。ステップ22138では、要求データ出
力ノードに要求データ出力処理手順を登録する。ステッ
プ22139では、分解結果に対して評価がすべて終了
したかチェックする。評価がすべて終了していなければ
前記ステップ22136に戻り、評価がすべて終了して
いれば処理を終了する。
【0058】図17は、コード生成222のフローチャ
ートである。ステップ2220では、処理手順候補が唯
一か否かをチェックする。唯一でなければステップ22
21へ進み、唯一であればステップ2223へ進む。ス
テップ2221では、カラム値分布情報等からなる最適
化情報を処理手順に埋込む。ステップ2222では、問
合せ実行時に代入された定数に基づいて処理手順を選択
するデータ構造を作成する。ステップ2223では、処
理手順を実行形式へ展開する。そして、処理を終了す
る。
【0059】図18は、問合せ実行処理410のフロー
チャートである。まず、動的実行時最適化223によ
り、代入された定数に基づき、各ノード群で実行する処
理手順を決定する。次に、コード解釈実行224によ
り、当処理手順を解釈し、実行する。そして、処理を終
了する。
【0060】図19は、動的最適化処理223のフロー
チャートである。ステップ22300では、動的負荷制
御処理を実行する(22300)。ステップ22301
では、作成されている処理手順が単一か否かをチェック
する。単一であれば、処理を終了する。単一でなけれ
ば、ステップ22302へ進む。ステップ22302で
は、代入された定数を基に選択率を算出する。ステップ
22303では、処理手順候補に並列な処理手順が含ま
れるか否かチェックする。含まれていればステップ22
304に進み、含まれていなければステップ22308
に進む。ステップ22304では、ディクショナリから
最適化情報(結合カラムのカラム値分布情報,アクセス
対象となる表のロウ数,ページ数等)を入力する。ステ
ップ22305では、データ取り出し/データ分配のた
めの処理時間を各システム特性を考慮し、算出する。ス
テップ22306では、当処理時間から結合処理に割当
てるノード数pを決定する。ステップ22307では、
データ分配情報を最適化情報を基に作成する。ステップ
22308では、アクセスパスの選択基準に従って処理
手順を選択し、終了する。
【0061】図20は、コード解釈実行224のフロー
チャートである。ステップ22400では、データ取り
出し/データ分配処理か否かチェックする。データ取り
出し/データ分配処理であればステップ22401に進
み、データ取り出し/データ分配処理でなければステッ
プ22405に進む。ステップ22401では、データ
ベースをアクセスし条件式を評価する。ステップ224
02では、データ分配情報を基に、各ノード毎のバッフ
ァへデータを設定する。ステップ22403では、当該
ノードのバッファが満杯か否かチェックする。満杯であ
ればステップ22404へ進み、満杯でなければステッ
プ22420へ進む。ステップ22404では、ページ
形式で対応するノードへデータを転送し、ステップ22
420へ進む。ステップ22405では、スロットソー
ト処理か否かチェックする。スロットソート処理であれ
ばステップ22406へ進み、スロットソート処理でな
ければステップ22409へ進む。ステップ22406
では、他ノードからのページ形式データの受け取りを行
う。ステップ22407では、スロットソート処理を実
行する。ステップ22408では、スロットソート処理
結果を一時的に保存し、ステップ22420へ進む。ス
テップ22409では、Nウェイマージ処理か否かチェ
ックする。Nウェイマージ処理であればステップ224
10へ進み、Nウェイマージ処理でなければステップ2
2412へ進む。
【0062】ステップ22410では、Nウェイマージ
処理を実行する。ステップ22411では、Nウェイマ
ージ処理結果を一時的に保存し、ステップ22420へ
進む。ステップ22412では、突き合わせ処理か否か
チェックする。突き合わせ処理であればステップ224
13へ進み、突き合わせ処理でなければステップ224
16へ進む。ステップ22413では、両ソートリスト
を突き合わせ、出力用バッファへデータを設定する。ス
テップ22414では、出力用バッファが満杯か否かチ
ェックする。満杯であれば、ステップ22415へ進
む。満杯でなければ、ステップ22420へ進む。ステ
ップ22415では、ページ形式で要求データ出力ノー
ドへデータを転送し、ステップ22420へ進む。ステ
ップ22416では、要求データ出力処理か否かチェッ
クする。要求データ出力処理であればステップ2241
7へ進み、要求データ出力処理でなければステップ22
420へ進む。ステップ22417では、他ノードから
ページ形式データの転送があるか否かチェックする。転
送があればステップ22418へ進み、転送がなければ
ステップ22419へ進む。ステップ22418では、
他ノードからページ形式データを受け取る。ステップ2
2419では、アプリケーションプログラムへ問合せ処
理結果を出力する。ステップ22420では、BESで
実行中か否かチェックする。BESで実行中ならステッ
プ22421へ進み、BESで実行中でないなら終了す
る。ステップ22421では、アクセスページ数,ヒッ
トロウ数,通信回数等の処理負荷を推定するための情報
をFESへ通知し、終了する。
【0063】図21は、データロード処理210のフロ
ーチャートである。各ステップを説明する前に概念を説
明する。データロード方法には、表全体のスキャンに必
要な時間を一定時間内に抑える目標応答時間重視データ
配置と、mページアクセスに最適化した期待並列度重視
データ配置と、ボリューム分割を完全にユーザが指定し
たユーザ制御によるユーザ指定データ配置とがある。目
標応答時間重視データ配置では、まず、表全体のロウを
格納するのに必要なページ数を求める。次に、並列アク
セス可能な各分割のディスクに格納するページ数の上限
を決める。アクセスには、必要となれば一括入力(例え
ば、10ページ)を前提にする。ディスク台数,IOS
台数,BES台数の組み合わせに応じて負荷配分を決め
る。キーレンジ分割がある場合、上限ページ数でキーレ
ンジ分割区間を再分割し、各分割のディスクへ各々格納
する。このキーレンジ分割については、図23を参照し
て後で詳述する。期待並列度重視データ配置では、mの
サイズに依存するが、かなり大であることな望ましい。
キーレンジ分割がある場合、mのサイズと期待並列度p
から各キーレンジ分割単位のサブキーレンジ格納ページ
数s(=m/p)を決定し、sページ単位で各分割のデ
ィスクへ各々格納する。
【0064】期待並列度pの算出方法は、応答時間をノ
ード毎のオーバヘッドで割った比の平方根で算出する。
この比が、10で期待並列度3、100で期待並列度1
0、1000で期待並列度32、10000で期待並列
度100となる。算出された期待並列度pが、既分割数
を上回る場合、既分割数を採用する(既分割数で処理で
きる最大ディスク数が決まるため)。逆の場合は、既分
割数を上限に期待並列度pを分割数として採用する。具
体的に、100ページアクセスに最適化したデータ配置
を試算する。前提として、一括入力は10ページとす
る。1回のI/O時間(10ページアクセス)に300
m秒、1回のI/Oオーバヘッドに5.6m秒(10M
IPS性能で56ksが必要)であるので、期待並列度
pが約7(=√{300/5.6})となる。従って、
s=14(=100/7)ページ毎にサブキーレンジ分
割を行う。ユーザ指定データ配置は、従来のデータベー
ス管理システムと同様のデータ配置であり、設定パラメ
タ通りに管理する。
【0065】さて、ステップ21000では、目標応答
時間重視データ配置か否かをチェックする。目標応答時
間重視データ配置でなければステップ21001に進
み、目標応答時間重視データ配置であればステップ21
003に進む。ステップ21001では、期待並列度重
視データ配置か否かチェックする。期待並列度重視デー
タ配置でなければステップ21002に進み、期待並列
度重視データ配置であればステップ21010に進む。
ステップ21002では、ユーザ指定があるか否かをチ
ェックする。ユーザ指定があればステップ21016に
進み、ユーザ指定がなければ終了する。ステップ210
03では、表全体のロウを格納するのに必要なページ数
を求める。ステップ21004では、表のスキャンに必
要な時間を一定とする並列アクセス可能なディスクに格
納するページ数の上限を決める。ステップ21005で
は、上記要件を満たすBES,IOS,ディスク群を決
定する。ステップ21006では、キーレンジ分割があ
るか否かチェックする。キーレンジ分割があるならステ
ップ21007へ進み、キーレンジ分割がないならステ
ップ21009へ進む。ステップ21007では、ある
上限ページ数でキーレンジ分割区間を再分割しする。ス
テップ21008では、キーレンジ分割区間に対応して
データ挿入を行い、終了する。ステップ21009で
は、上限ページ数で区切ってデータ挿入を行い、終了す
る。ステップ21010では、推定ワークロードにより
最適ページアクセス数mを算出する。ステップ2101
1では、期待並列度pを算出し、その期待並列度pに応
じて、BES,IOS,ディスク群を決定する。ステッ
プ21012では、キーレンジ分割があるか否かチェッ
クする。キーレンジ分割があるならステップ21013
へ進み、キーレンジ分割がないならステップ21015
へ進む。ステップ21013では、サブキーレンジ単位
の格納ページ数s(=m/p)を算出する。ステップ2
1014では、sページ単位でサブキーレンジ分割し、
各ディスクへデータ挿入を行い、終了する。ステップ2
1015では、sページ数で区切ってデータ挿入を行
い、終了する。ステップ21016では、ユーザ指定の
IOSの管理するディスクへデータ挿入を行い、終了す
る。
【0066】図22は、動的負荷制御処理211のフロ
ーチャートである。ステップ21100では、負荷アン
バランス(アクセス集中化/離散化)の有無を検出す
る。すなわち、ノード毎単位時間当たりに実行されたD
B処理負荷(処理ステップ数(DB処理分,I/O処理
分,通信処理分)、プロセッサ性能(処理時間に換算す
る)、I/O回数(入出力時間に換算する))の分布か
らネックとなる資源(プロセッサ(BES,IOS)、
ディスク)を検出し、DB処理をSQL文に展開し、各
資源へのアクセス状況を表単位に分類する。負荷アンバ
ランスが検出されたらステップ21101へ進み、負荷
アンバランスが検出されなかったら処理を終了する。
【0067】ステップ21101では、アクセス分布情
報から、BESを追加あるいは削除するか、IOS,デ
ィスク対を追加あるいは削除するかを判断する。追加ま
たは削除が必要ならステップ21102に進み、必要な
いなら終了する。ステップ21102では、追加か否か
をチェックする。追加ならステップ21103へ進み、
追加でないならステップ2112へ進む。ステップ21
103では、オンライン中かチェックする。オンライン
中なら、ステップ21104へ進む。オンライン中でな
いなら、ステップ21105へ進む。ステップ2110
4では、対象となるBES群で管理される表のキーレン
ジ範囲を閉塞する。ステップ21105では、新たにB
ESを割り当る。ステップ21106では、ロック情報
およびディレクトリ情報の引き継ぎを行う。ステップ2
1107では、ノード振り分け制御に必要なディクショ
ナリ情報の書き換えをDS71に指示する。ステップ2
1108では、IOSが存在するか否かをチェックす
る。存在しなければステップ21109へ進み、存在す
ればステップ21110へ進む。なお、このステップ
は、IOSが存在するシステム構成とIOSが存在しな
いシステム構成の両方に同じソフトウエアで対応するた
めに挿入されている。ステップ21109では、対象と
なるBES群から新たなBES群へデータを移動する。
ステップ21110では、オンライン中かチェックす
る。オンライン中なら、ステップ21111へ進む。オ
ンライン中でないなら、処理を終了する。ステップ21
111では、対象となるBES群で管理される表のキー
レンジ範囲の閉塞を解除し、終了する。ステップ211
12では、オンライン中かチェックする。オンライン中
なら、ステップ21113へ進む。オンライン中でない
なら、ステップ21114へ進む。ステップ21113
では、対象となるBES群で管理される表のキーレンジ
範囲を閉塞する。ステップ21114では、縮退するB
ESを決定する。ステップ21115では、ロック情報
およびディレクトリ情報の引き継ぎを行う。ステップ2
1116では、ノード振り分け制御に必要なディクショ
ナリ情報の書き換えをDS71に指示する。ステップ2
1117では、IOSが存在するか否かをチェックす
る。存在しなければステップ21118へ進み、存在す
ればステップ21119へ進む。ステップ21118で
は、縮退するBES群からデータを追い出す。ステップ
21119では、オンライン中かチェックする。オンラ
イン中なら、ステップ21120へ進む。オンライン中
でないなら、処理を終了する。ステップ21120で
は、対象となるBES群で管理される表のキーレンジ範
囲の閉塞を解除し、終了する。
【0068】図23は、キーレンジ分割を用いたデータ
ロード処理の概念図である。既分割数は"4"とする。ま
た、データベースのカラム値v1〜v6は、図11のよ
うな出現頻度を取るものとする。初期データロード時、
必要なBESは、731の1台でよい。格納するべきペ
ージ数を各分割810〜840のディスクにそれぞれペ
ージ数の上限まで対応付けると、カラム値v1〜v2は
分割810のディスクに格納され、カラム値v2〜v3
は分割820および830のディスクに格納され、カラ
ム値v3〜v5は分割840のディスクに格納され、カ
ラム値v5〜v6は他のディスク群に格納される。初期
データロード時には、各ディスクに格納されたページの
管理を行うために、ディスク毎のディレクトリ情報を作
成する。データベースアクセス時には、負荷に応じてB
ES732〜734を用いる場合、各BESに対応する
ディスク毎のディレクトリ情報を利用し、データベース
をアクセスする。上記各処理の実装に当たって、次の実
施形態と組合せてもよい。
【0069】ロウのノード間移動を容易にするために、
ロウ識別子にBES等の位置情報を含めない。BESで
は、表の分割位置を特定するためのディレクトリ情報と
ロウ識別子とを組み合わせて、ロウの物理位置を特定す
る。ロウ移動に関しては、ディレクトリ情報の書き換え
で対応する。再編成あるいはロウ移動に対応した構造に
しておき、BESが動的に追加されても、ディレクトリ
情報およびロック情報の引き継ぎで処理の分割を可能と
する。また、データベースをレプリカ管理する場合、2
倍の格納領域が必要となる。1次コピーとバックアップ
コピーが同一IOS、BESで管理されるか否かにかか
わらず、ディスクへのアクセス負荷はほぼ2倍となるた
め、既分割数で管理する各分割毎ボリューム数を1/2
とすればよい。
【0070】さらに、ディスク、IOS、BES等の障
害時、オンライン処理から切り離し、復旧後オンライン
と接続する。各ノードに応じて閉塞管理方式が異なる。
ディスク障害時、このディスクに格納されるキーレンジ
範囲を閉塞する。バックアップコピーが存在すれば(同
一IOS(ミラーディスク)、別IOS(データレプリ
カ)の管理下でバックアップコピーを取得する必要あ
り)、処理を振り分ける。IOS障害時、このIOSに
格納されるキーレンジ範囲を閉塞する。バックアップコ
ピーが存在すれば(別IOS(データレプリカ)の管理
下でバックアップコピーを取得する必要あり)、処理を
振り分ける。BES障害時、このBESで管理されるキ
ーレンジ範囲を閉塞する。IOSが存在すれば、新たに
BESを割り当て、ロック情報引き継ぎ、ノード振り分
け制御に必要なディクショナリ情報の書き換え後、処理
を続行する。
【0071】本発明は、統計情報を用いた規則とコスト
評価との併用に限らず、適当なデータベース参照特性情
報を与える処理手順が得られるものであれば、例えばコ
スト評価のみ、規則利用のみ、コスト評価と規則利用の
併用等の最適化処理を行うデータベース管理システムに
も適用できる。本発明は、密結合/疎結合マルチプロセ
ッサシステム大型計算機のソフトウェアシステムを介し
て実現することも、また各処理部のために専用プロセッ
サが用意された密結合/疎結合複合プロセッサシステム
を介して実現することも可能である。また、単一プロセ
ッサシステムでも、各処理手順のために並列なプロセス
を割当てていれば、適用可能である。また、複数プロセ
ッサが各々複数のディスクを互いに共用する構成にも適
用可能である。
【0072】
【発明の効果】本発明のデータベース分割管理方法によ
れば、システム構成が負荷に適合したものとなり、期待
する並列度が得られると共に、高速な問い合せを実現で
きるようになる。本発明の並列データベースシステムに
よれば、負荷変動があってもシステム構成を常に負荷に
適合したものに変更するスケーラブルな並列データベー
スシステムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の並列データベースシステ
ムを示す構成図である。
【図2】本発明のデータベース分割管理方法を示す概念
図である。
【図3】本発明のデータベース分割管理方法による最適
ノード配分(IOSがある場合)の概念図である。
【図4】本発明のデータベース分割管理方法による最適
ノード配分(IOSがない場合)の概念図である。
【図5】FESの構成図である。
【図6】BESの構成図である。
【図7】IOSの構成図である。
【図8】DSの構成図である。
【図9】JSの構成図である。
【図10】システム制御部の処理のフローチャートであ
る。
【図11】問合せ分析処理のフローチャートである。
【図12】問合せ解析の処理のフローチャートである。
【図13】静的最適化処理のフローチャートである。
【図14】述語選択率推定の処理のフローチャートであ
る。
【図15】アクセスパス剪定の処理のフローチャートで
ある。
【図16】処理手順候補生成の処理のフローチャートで
ある。
【図17】コード生成の処理のフローチャートである。
【図18】問合せ実行処理のフローチャートである。
【図19】動的最適化の処理のフローチャートである。
【図20】コード解釈実行の処理のフローチャートであ
る。
【図21】データロード処理のフローチャートである。
【図22】動的負荷制御処理のフローチャートである。
【図23】動的負荷制御の概念図である。
【符号の説明】
1...並列データベースシステム 10、11...アプリケーションプログラム、20...デ
ータベース管理システム 21...システム制御部、210...データロード処理、
210...動的負荷制御処理 22...論理処理部、220...問合せ解析、221...
静的最適化処理、222...コード生成、223...動的
最適化処理、224...コード解釈実行 30...オペレーティングシステム、 40...データベ
ース 70...IOS、 71...JS 72...DS 73...BES 75...FES、 80、81、82...ディスク 90...相互結合ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥居 俊一 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5B045 DD16 GG04 GG06 5B082 BA09 CA20

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザからの問合せの解析,最適化,処
    理手順作成を実行する機能を有するFESノードと、そ
    のFESノードで作成された処理手順を基にしてデータ
    ベースをアクセスする機能を持つBESノードと、ディ
    スクを備え且つそのディスクにデータベースを格納し管
    理する機能を持つIOSノードとをネットワークで接続
    してなる並列データベースシステムにおいて、 データベース処理の負荷パターンに応じて、FESノー
    ドに割当てるプロセッサ数と、BESノードに割当てる
    プロセッサ数と、IOSノードに割当てるプロセッサ数
    と、IOSノードのディスク数と、ディスクの分割数と
    を決定することを特徴とするデータベース分割管理方
    法。
  2. 【請求項2】 ユーザからの問合せの解析,最適化,処
    理手順作成を実行する機能を有するFESノードと、そ
    のFESノードで作成された処理手順を基にしてデータ
    ベースをアクセスする機能およびディスクを備え且つそ
    のディスクにデータベースを格納し管理する機能を持つ
    BESノードとをネットワークで接続してなる並列デー
    タベースシステムにおいて、 データベース処理の負荷パターンに応じて、FESノー
    ドに割当てるプロセッサ数と、BESノードに割当てる
    プロセッサ数と、BESノードのディスク数と、ディス
    クの分割数とを決定することを特徴とするデータベース
    分割管理方法。
  3. 【請求項3】 ユーザからの問合せの解析,最適化,処
    理手順作成を実行する機能を有するFESノードと、そ
    のFESノードで作成された処理手順を基にしてデータ
    ベースをアクセスする機能を持つBESノードと、ディ
    スクを備え且つそのディスクにデータベースを格納し管
    理する機能を持つIOSノードとをネットワークで接続
    してなる並列データベースシステムにおいて、 データベースのスキャンに必要な時間を一定とする並列
    アクセス可能なページ数の上限を決め、そのページ数の
    上限に応じて、FESノードに割当てるプロセッサ数
    と、BESノードに割当てるプロセッサ数と、IOSノ
    ードに割当てるプロセッサ数と、IOSノードのディス
    ク数と、ディスクの分割数とを決定することを特徴とす
    るデータベース分割管理方法。
  4. 【請求項4】 ユーザからの問合せの解析,最適化,処
    理手順作成を実行する機能を有するFESノードと、そ
    のFESノードで作成された処理手順を基にしてデータ
    ベースをアクセスする機能およびディスクを備え且つそ
    のディスクにデータベースを格納し管理する機能を持つ
    BESノードとをネットワークで接続してなる並列デー
    タベースシステムにおいて、 データベースのスキャンに必要な時間を一定とする並列
    アクセス可能なページ数の上限を決め、そのページ数の
    上限に応じて、FESノードに割当てるプロセッサ数
    と、BESノードに割当てるプロセッサ数と、BESノ
    ードのディスク数と、ディスクの分割数とを決定するこ
    とを特徴とするデータベース分割管理方法。
  5. 【請求項5】 ユーザからの問合せの解析,最適化,処
    理手順作成を実行する機能を有するFESノードと、そ
    のFESノードで作成された処理手順を基にしてデータ
    ベースをアクセスする機能を持つBESノードと、ディ
    スクを備え且つそのディスクにデータベースを格納し管
    理する機能を持つIOSノードとをネットワークで接続
    してなる並列データベースシステムにおいて、 負荷パターンにより期待並列度pを算出し、その期待並
    列度pに応じて、FESノードに割当てるプロセッサ数
    と、BESノードに割当てるプロセッサ数と、IOSノ
    ードに割当てるプロセッサ数と、IOSノードのディス
    ク数と、ディスクの分割数とを決定することを特徴とす
    るデータベース分割管理方法。
  6. 【請求項6】 ユーザからの問合せの解析,最適化,処
    理手順作成を実行する機能を有するFESノードと、そ
    のFESノードで作成された処理手順を基にしてデータ
    ベースをアクセスする機能およびディスクを備え且つそ
    のディスクにデータベースを格納し管理する機能を持つ
    BESノードとをネットワークで接続してなる並列デー
    タベースシステムにおいて、 負荷パターンにより期待並列度pを算出し、その期待並
    列度pに応じて、FESノードに割当てるプロセッサ数
    と、BESノードに割当てるプロセッサ数と、BESノ
    ードのディスク数と、ディスクの分割数とを決定するこ
    とを特徴とするデータベース分割管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    のデータベース分割管理方法において、最適ページアク
    セス数mを算出し、キーレンジ分割がある場合には、サ
    ブキーレンジ単位の格納ページ数s(=m/p)を算出
    し、sページ単位でサブキーレンジ分割し、ディスクへ
    データ挿入を行うことを特徴とするデータベース分割管
    理方法。
  8. 【請求項8】 ユーザからの問合せの解析,最適化,処
    理手順作成を実行する機能を有するFESノードと、そ
    のFESノードで作成された処理手順を基にしてデータ
    ベースをアクセスする機能を持つBESノードと、ディ
    スクを備え且つそのディスクにデータベースを格納し管
    理する機能を持つIOSノードとをネットワークで接続
    してなる並列データベースシステムにおいて、 問合せ実行処理中に取得したアクセスページ数,ヒット
    ロウ数,通信回数などの負荷情報を基にして負荷アンバ
    ランスを検出し、負荷アンバランスを解消する方向に、
    FESノードに割当てるプロセッサ数と、BESノード
    に割当てるプロセッサ数と、IOSノードに割当てるプ
    ロセッサ数と、IOSノードのディスク数とを変更する
    ことを特徴とするデータベース分割管理方法。
  9. 【請求項9】 ユーザからの問合せの解析,最適化,処
    理手順作成を実行する機能を有するFESノードと、そ
    のFESノードで作成された処理手順を基にしてデータ
    ベースをアクセスする機能およびディスクを備え且つそ
    のディスクにデータベースを格納し管理する機能を持つ
    BESノードとをネットワークで接続してなる並列デー
    タベースシステムにおいて、 問合せ実行処理中に取得したアクセスページ数,ヒット
    ロウ数,通信回数などの負荷情報を基にして負荷アンバ
    ランスを検出し、負荷アンバランスを解消する方向に、
    FESノードに割当てるプロセッサ数と、BESノード
    に割当てるプロセッサ数と、BESノードのディスク数
    とを変更することを特徴とするデータベース分割管理方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載のデータベース分割管
    理方法において、BESノードに割当てるプロセッサ数
    またはIOSノードに割当てるプロセッサ数またはディ
    スク数を追加する場合、オンライン中であれば、追加対
    象となるプロセッサまたはディスクで管理されるデータ
    ベースの表のキーレンジ範囲を閉塞し、新たにプロセッ
    サあるいはディスクを割り当て、ロック情報,ディレク
    トリ情報の引き継ぎを行い、ノード振り分け制御に必要
    なディクショナリ情報の書き換えを行い、その後、オン
    ライン中であれば、前記閉塞を解除することを特徴とす
    るデータベース分割管理方法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載のデータベース分割管
    理方法において、BESノードに割当てるプロセッサ数
    またはディスク数を追加する場合、オンライン中であれ
    ば、追加対象となるプロセッサまたはディスクで管理さ
    れるデータベースの表のキーレンジ範囲を閉塞し、新た
    にプロセッサあるいはディスクを割り当て、ロック情
    報,ディレクトリ情報の引き継ぎを行い、ノード振り分
    け制御に必要なディクショナリ情報の書き換えを行い、
    追加対象となるディスク群から新たなディスク群へデー
    タを移動し、その後、オンライン中であれば、前記閉塞
    を解除することを特徴とするデータベース分割管理方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項8または請求項10に記載のデ
    ータベース分割管理方法において、BESノードに割当
    てるプロセッサ数またはIOSノードに割当てるプロセ
    ッサ数またはディスク数を削除する場合、オンライン中
    であれば、削除対象となるプロセッサまたはディスクで
    管理されるデータベースの表のキーレンジ範囲を閉塞
    し、削除するプロセッサまたはディスクを決定し、ロッ
    ク情報,ディレクトリ情報の引き継ぎを行い、ノード振
    り分け制御に必要なディクショナリ情報の書き換えを行
    い、その後、オンライン中であれば、前記閉塞を解除す
    ることを特徴とするデータベース分割管理方法。
  13. 【請求項13】 請求項9または請求項11に記載のデ
    ータベース分割管理方法において、BESノードに割当
    てるプロセッサ数またはディスク数を削除する場合、オ
    ンライン中であれば、削除対象となるプロセッサまたは
    ディスクで管理されるデータベースの表のキーレンジ範
    囲を閉塞し、削除するプロセッサまたはディスクを決定
    し、ロック情報,ディレクトリ情報の引き継ぎを行い、
    ノード振り分け制御に必要なディクショナリ情報の書き
    換えを行い、削除対象となるディスク群から引継ぐディ
    スク群へデータを移動し、その後、オンライン中であれ
    ば、前記閉塞を解除することを特徴とするデータベース
    分割管理方法。
  14. 【請求項14】 請求項8から請求項13のいずれかの
    データベース分割管理方法により、データベース処理を
    行うプロセッサ数またはディスク数を動的に変更するこ
    とを特徴とする並列データベースシステム。
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