JP2002000482A - コップ吸着収納具及び倒立吸着型コップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗面時のうがいなどに使用するコップを、衛
生的に収納するコップ吸着収納具及び倒立吸着型コップ
を提供する。 【解決手段】 倒立吸着型コップ（５）の底面に設ける
吸着金具（７）をコップ吸着収納具（１）の上部に設け
る磁石（２）に吸着させる事により、コップ吸着収納具
（１）に倒立の宙づり状態で倒立吸着型コップ（５）を
吸着収納する。また、同様に吸着金具（９）を設ける水
滴受け皿（８）も、コップ吸着収納具（１）の中央部の
磁石（３）に吸着させる構造とする。コップ吸着収納具
（１）の背面には、吸盤（４）を設けることにより、所
望の壁面や洗面台などに吸着でき、また、吸盤（４）を
使用しない場合においても、ビス（１０）や両面テープ
（１１）を使用する事により直接取り付ける事も可能な
構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、倒立の宙づり状
態でコップを衛生的に収納するコップ吸着収納具及び倒
立吸着型コップに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来のコップは、収納時に開口部が上を
向く状態であるか、倒立させて開口部を収納台に直接接
地させて収納するのが普通である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】コップの開口部を上向
きに収納する場合、埃などの不純物が開口部より侵入
し、コップ内に付着する事となり不衛生である。

【０００４】倒立させて収納する場合は開口部を直接収
納台に接地する事となり、収納台に付着している不純物
をコップにも付着させることなるため、特に不衛生であ
る。

【０００５】いずれも水切れは悪く、不衛生である。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を備
えることにより上記課題を解決できるものである。 （１）コップ吸着収納具の上部に磁石を設ける事によ
り、底面に吸着金具を設けた倒立吸着型コップを倒立の
宙づり状態で収納する事ができ、速やかに水を切って不
純物の装着及び侵入を防ぐ。 （２）水滴受け皿を脱着式として装着する事により、水
の飛散を防止し、清掃も容易なものとする。 （３）コップ吸着収納具の背面に吸盤を設ける事によ
り、所望の壁面又は洗面台に吸着でき、また、吸盤を使
用しない場合においても、ビスや両面テープを使用する
ことにより直接取り付ける事も可能とする。 （４）吸着金具を底面中心部に設けることで、磁気によ
る安定した吸着固定が、倒立の宙づり状態にて可能な倒
立吸着型コップとする。

【０００７】

【発明の実施の形態】コップ吸着収納具の上部に設ける
磁石に、倒立吸着型コップの底面中心部に設ける吸着金
具を吸着させ、倒立の宙づり状態で倒立吸着型コップを
吸着収納する事とする。この事により、倒立吸着型コッ
プに付く水滴は重力により速やかに流下して乾燥状態を
得ることができる。

【０００８】吸着金具を設ける水滴受け皿を、コップ吸
着収納具の中央部に設ける磁石に吸着させる事で、脱着
可能なものとする。すなわち、倒立吸着型コップの吸着
収納時における水の飛散を防止すると共に、流下する水
滴を受け止めて、尚かつ、清掃も容易な構造とする。

【０００９】コップ吸着収納具の背面には吸盤を上下二
箇所に設ける事により、壁面又は洗面台などに安定した
吸着が可能となるため、洗面台などに直接置く必要がな
くなる。また、吸盤を使用しない場合においても、ビス
や両面テープを使用する事により直接取り付ける事も可
能とする。

【００１０】

【実施例】以下、本案の実施例について説明する。 （イ）コップ吸着収納具（１）の上部に設ける磁石
（２）に、吸着金具（７）を底面に設ける倒立吸着型コ
ップ（５）の開口部（６）を下に向け、倒立の宙づり状
態で吸着収納する事とする。 （ロ）水滴受け皿（８）に設ける吸着金具（９）を、コ
ップ吸着収納具（１）の中央部に設ける磁石（３）に吸
着させることで、双方の脱着が可能な構造として、清掃
が容易なこととする。 （ハ）コップ吸着収納具（１）の背面に吸盤（４）を上
下二箇所に設けることにより、壁面又は洗面台などに、
安定した吸着が可能とし、また、吸盤（４）を使用しな
い場合においても、ビス（１０）や両面テープ（１１）
を使用する事により直接取り付けることも可能な構造と
する。

【００１１】

【発明の効果】洗面台にコップを直接置くことがなくな
り、水切れも良いため乾燥が早く衛生的であるとともに
水滴受け皿などの清掃も容易となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である。

【図２】本発明の斜視図である。

【図３】発明品をセットした状態の斜視図である。

【符号の説明】

１ コップ吸着収納具 ２ 磁石 ３ 磁石 ４ 吸盤 ５ 倒立吸着型コップ ６ 開口部 ７ 吸着金具 ８ 水滴受け皿 ９ 吸着金具 １０ ビス １１ 両面テープ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 底面に吸着金具を設けたプラスチックな
   どの軽量コップを、倒立の宙づり状態で、上部に設ける
   磁石に吸着収納することを特徴とするコップ吸着収納
   具。
2. 【請求項２】 吸着金具を設けた水滴受け皿を、中央部
   に設けた磁石に吸着固定する事により、水の飛散を防止
   し、清掃を容易なものとすることを特徴とする請求項１
   記載のコップ吸着収納具。
3. 【請求項３】 背面に吸盤を装着する事により、所望の
   壁面又は洗面台などに吸着でき、また、吸盤を使用しな
   い場合においても、ビスや両面テープを使用することに
   より直接取り付けることも可能とする請求項１、２記載
   のコップ吸着収納具。
4. 【請求項４】 底面中心部に吸着金具を設け、磁気によ
   り倒立の宙づり状態にて吸着収納が可能な倒立吸着型コ
   ップ