JP2001521339A - 一定のデータ、特に有料テレビ端末の受信権をルーティングするための方法および装置 - Google Patents

一定のデータ、特に有料テレビ端末の受信権をルーティングするための方法および装置

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JP2001521339A JP2000517549A JP2000517549A JP2001521339A JP 2001521339 A JP2001521339 A JP 2001521339A JP 2000517549 A JP2000517549 A JP 2000517549A JP 2000517549 A JP2000517549 A JP 2000517549A JP 2001521339 A JP2001521339 A JP 2001521339A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
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    • H04N7/162Authorising the user terminal, e.g. by paying; Registering the use of a subscription channel, e.g. billing
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  • Transmitters (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、一定のデータ、特に有料テレビ端末(2)の受信権をルーティングするための方法および装置に関するが、前記データは、移動データ・キャリヤ(34)、特にチップカード(5)を使用して、送信機(4)から伝送媒体(3)を通じて有料テレビ端末(2)に伝送される。この方法および装置は、一度一定の移動データ・キャリヤ(34)が有料テレビ端末(2)と通信すると、有料テレビ端末(2)が一定のデータをバッファし、前記移動データ・キャリヤ(34)に属する受信権が前記移動データ・キャリヤ(34)にルーティングされ保存されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、一定のデータ、特に有料テレビ端末の受信権(receiving right)を ルーティングする方法および装置に関し、前記データは、移動可能なデータ・キ
ャリヤ(mobile data carrier)、特にチップカードを使用して、送信機から伝送 媒体を通じて有料テレビ端末に伝送される。
【0002】 有料テレビ・システムが、いわゆる、条件付きアクセス・システムを利用して
、資格のある顧客だけが有料テレビ・プログラムを受信できるようにしているこ
とは周知である。これは、プログラム内容を暗号化すること、受信権を端末内部
の機密保護モジュールに保存すること、および受信条件を実際のプログラム内容
に追加することによって達成される。
【0003】 有料テレビ・プログラムを受信する端末は、通常、セットトップボックス(set
top box)またはデコーダである。しかし、PCカードまたはPCMCIAモジ ュールといった他の端末を利用することも可能であり、また端末がテレビ受像機
に一体化されることもある。現在、使用される機密保護モジュールは、通常チッ
プカードであるが、これは端末に永続的に接続されているのではなく、そこから
除去することもできる。
【0004】 プログラム内容が暗号化されるが、その際、プログラム・データは、DVB共
通スクランブル・アルゴリズムまたはDESアルゴリズムといった暗号化アルゴ
リズムによって暗号化され、有料テレビ端末で解読される。
【0005】 受信条件は、プログラム内容と共に伝送されるいわゆる資格制御メッセージ(
Entitlement Control Messages:ECM)の形態でプログラムに追加される 。このECMは一定の方法でプログラム内容と関連し、暗号化されたプログラム
内容の解読を可能にし、それによって顧客が慣用の方法で画像と音声を使用でき
るようにする。
【0006】 受信権はいわゆる資格管理メッセージ(Entitlement Management Message :EMM)の形態で伝送される。プログラム内容、受信条件および受信権は同じ
伝送媒体(ケーブル、衛星、地上波放送等)を通じて伝送される。しかし、受信
権はプログラム内容にではなく、顧客の端末または機密保護モジュールの論理ア
ドレスにリンクされている。
【0007】 有料テレビ・システムにおけるアドレス指定の基本原理は、顧客の全ての受信
権が顧客個人の機密保護モジュールに保存されているという点にある。これによ
って顧客は別の端末を使用して自分が加入したか、または(例えば、旅行の際に
)自分が購入した有料テレビ・プログラムを見ることもできるようになる。従っ
て、端末自体はアドレスを含まない。
【0008】 受信権は、通常、チップカードの形態である機密保護モジュールに常にアドレ
スされているので、有料テレビ端末は、受信された受信権のストリームから現在
端末と通信している現行のチップカードにアドレスされたものだけをフィルタリ
ングする。有料テレビ端末は現行のチップカードからさらに必要なフィルタ基準
を受信する。これは、顧客は自分のチップカードが有料テレビ端末と通信してい
る時だけ新しい受信権を受信できるということを意味する。従って、有料テレビ
の顧客は常に有料テレビ端末に自分のチップカードを入れたままにしておくよう
指示されている。しかし、プログラム提供者は顧客がこの指示に従わないことも
予想しなければならないので、プログラム提供者は長い期間にわたって受信権を
繰り返し送信しなければならないが、これは顧客の数が多い場合には大量のデー
タ容量を必要とする。
【0009】 この概念では、2人かそれ以上の顧客が自分のチップカードで有料テレビ端末
にアクセスすることは不可能である。従って、各顧客は、自分の受信権を確実に
受信するためには自分自身の端末を有さなければならない。
【0010】 従って、本発明の目的は、上記の欠点を有さない解決法を開発することである
。 本発明の目的は、請求項1に記載の特徴を有する方法と、請求項9に記載の特
徴を有する装置によって達成される。
【0011】 本発明は、有料テレビ端末が一定のデータ、特に受信権をバッファし、一度一
定の移動データ・キャリヤ、特にチップカードが有料テレビ端末と通信すると、
前記移動データ・キャリヤに属する受信権が前記移動データ・キャリヤにルーテ
ィングされ保存されることを特徴とする。この目的のため、有料テレビ端末はリ
ストを使用して、前記有料テレビ端末が協働するチップカード固有フィルタ情報
と共に、一定の数のチップカード番号を保存する必要がある。有料テレビ端末と
通信したことのないチップカードが初めて有料テレビ端末に挿入されると、チッ
プカードの番号が有料テレビ端末に保存される。すなわち、有料テレビ端末は、
リストに受信権を保存できるようにするために全ての送信された受信権のデータ
・ストリームからどの受信権をフィルタしなければならないかを「知る」。
【0012】 本発明のさらに他の有利な実施例は、リストの長さおよび/またはリストの精
密な構成が可変または一定であるという点にある。これによって、有料テレビ端
末の技術的可能性によっては、有料テレビ端末のメモリを、第1のにリスト用に
、また第2のに別の目的(ここではこれ以上説明しない)のために設定すること
が可能である。有料テレビ端末の記憶容量は無制限ではないので、リストはある
一定のサイズにしなければならず、その結果有料テレビ端末のリストに保存でき
るのはある一定の数のチップカード番号だけである。
【0013】 しかし、有料テレビ端末は一定の規則に従ってリストを自動的に生成すること
もできる。
【0014】 本発明のさらに他の実施例では、リストは顧客によって手動で入力されるよう
規定されている。この目的のため、顧客は自主的にチップカードの番号を有料テ
レビ端末に入力することが必要である。しかし、リストが媒体を通じて有料テレ
ビ端末に伝送されることも考えられる。この場合、システム操作員はチップカー
ド番号を伝送経路を通じて顧客の有料テレビ端末に伝えるが、これはもちろん、
端末がアドレスできることを前提としている。従って、チップカード番号はこの
方法で有料テレビ端末のリストに伝送されそこに保存される。
【0015】 さらに、移動データ・キャリヤ、特にチップカードは、一度有料テレビ端末と
通信すると、フィルタ情報を有料テレビ端末に送信するよう規定されている。有
料テレビ端末は、送信された受信権のストリームから、当該のチップカードに関
連する受信権をフィルタできるようにするために、そのフィルタ情報を必要とす
る。
【0016】 さらに、所定の優先順位によって、有料テレビ端末で利用可能なリストの限度
を超える場合、受信権は削除される。チップカードのために利用可能な有料テレ
ビ端末のメモリ空間の限度を超える場合、優先順位論理回路は、受信権またはチ
ップカードの番号がリストから除去されるが、その際「最も重要な」チップカー
ド番号とその受信権だけは有料テレビ端末に保存されることを確保しなければな
らない。
【0017】 本発明は、さらに、少なくともメモリ、通信装置と制御・評価電子回路を備え
る有料テレビ端末に関するが、これによって一定のデータ、特に受信権が有料テ
レビ端末に保存され、有料テレビ端末を通じた一定の移動データ・キャリヤ、特
にチップカードとの通信があると、前記一定のデータがそこにルーティングされ
ることが可能になる。
【0018】 本発明の有利な実施例は、メモリが不揮発性、好ましくは、EEPROMまた
はフラッシュPROMメモリである点にある。不揮発性メモリ・モジュールの使
用によって、電源の故障の場合有料テレビ端末が保存されたデータを失わないこ
とが確保される。
【0019】 有料テレビ端末の制御・評価電子回路の制御モジュールは、一定のデータと一
定のデータ・キャリヤ間の結合を実行する責任を負っている。従って、制御モジ
ュールは、一定のデータ(受信権)を有料テレビ端末のリストに保存されたチッ
プカードの番号に正しく対応付ける機能を有し、前記一定のデータをリストに保
存できるようにする。
【0020】 制御・評価電子回路の評価モジュールは、どの移動データ・キャリヤが有料テ
レビ端末と通信しているかを検査するよう規定されており、それによって一定の
データの正しいルーティングを可能にする。従って、評価モジュールは、とりわ
けチップカードが有料テレビ端末と通信しているかを検査する機能を有する。そ
の場合、評価モジュールは、受信権をチップカードに伝えるために、受信権がそ
のチップカードについて利用可能かを検査する。当該のチップカード、またはそ
のチップカード番号がリストに入力されていない場合、評価モジュールは確実に
これが行われるようにしなければならない。
【0021】 さらに、有料テレビ端末では、有料テレビ端末の利用可能なメモリ空間が限度
を超えている場合、優先順位回路が、一定のデータ、特に受信権のどれを削除す
るかを決定する。従って、優先順位回路は、有料テレビ端末に保存されたリスト
がデータで完全に一杯である場合、端末に挿入された次のチップカードを無視す
るか、またはリストに保存されたチップカード番号を削除し、その結果「新しい
」チップカードがリストに入力されるようにするかのいずれかの論理を提供する
機能を有する。
【0022】 請求項1による本発明による説明された方法と、請求項9による本発明による
説明された装置は各々、2人かそれ以上の顧客が自分のチップカードで1つの有
料テレビ端末にアクセスできるので、常に新しい、または追加の受信権を受信し
、その新しい、または追加の受信権を自分のチップカードに保存できるという利
点を有する。
【0023】 以下、図面を参照し、例示としての実施例に基づいてさらに詳細に本発明を説
明する。
【0024】 図1は、暗号化テレビ・プログラムを受信および復号するために使用される有
料テレビ・システム1の概略シナリオを示す。
【0025】 有料テレビ・システム1は、本質的に、有料テレビ端末2と伝送媒体3と送信
機4とからなり、有料テレビ端末2と送信機4はどちらも伝送媒体3に接続され
ている。図1はまた、チップカード5の形態であり接点要素6を伴う、象徴的に
表された複数の移動データ・キャリヤ34を示す。有料テレビ端末2は、チップ
カード5を受け入れる役目を果たす接点装置7の形態の通信装置36を備えてい
る。有料テレビ端末2にはさらに、リスト8の形態の象徴的に表されたメモリ3
5が表示される。リスト8は行9と列10によって象徴的に表され、リスト8に
構造化された形でデータが保存されていることを示す。有料テレビ端末2は接続
ケーブル11を介して伝送媒体3に接続される。同様に、送信機4は接続ケーブ
ル12を介して伝送媒体3に接続される。
【0026】 図2は、以下チップカード5と有料テレビ端末2間の通信を説明する第1のの
大きく単純化されたフローチャート13を示す。
【0027】 必要なソフトウェアおよび/またはハードウェアの初期化を実行する開始点1
4の後に第1のステップ15が続く。ステップ15では、有料テレビ端末2は通
信に入るためチップカード5を待つ。接点要素6を有するチップカード5が有料
テレビ端末2の接点装置7に挿入されると、第1の分岐点16への移行がなされ
る。この第1の分岐点16では、チップカードの番号がすでにリスト8に保存さ
れているか、それともそれが「新しい」チップカード5かが検査される。挿入さ
れたチップカード5が、まだ有料テレビ端末2のリスト8に入力されていないも
のである場合、ステップ17への切換がなされる。ステップ17は、有料テレビ
端末2のリスト8へのフィルタ情報とチップカード5の番号の伝送を含む。この
ステップが過去においてすでに実行されている場合は、第1の分岐点16から開
始され、前記ステップ17は飛び越され、第2の分岐点18への分岐がなされる
。チップカードが「新しい」チップカードである場合、ステップ17から開始さ
れ、やはり第2の分岐点18に到達する。第2の分岐点18では、前記チップカ
ード5について、専用のデータ、特に受信権が存在するかが決定されるが、前記
専用のデータは、前の時点かまたはこの時点に、送信機4によって伝送媒体3を
通じて有料テレビ端末2に転送されたものである。そうでない場合、直接終了点
20への分岐がなされ、これ以外のステップは実行されない。しかし、前記チッ
プカード5について受信権が存在する場合、ステップ19への分岐がなされる。
前記ステップ19では、リスト8に保存された、挿入されたチップカード5に関
する受信権がチップカード5に伝送される。従って、前記チップカード5に関す
る受信権は、有料テレビ端末2のリスト8の中間記憶装置を通じて顧客のチップ
カード5に伝送されたことになる。ステップ19の後、それ以上の動作は必要な
いので、直接終了点20への切換がなされる。終了点20では、最終作業を実行
することが可能であるが、これは本発明による方法には関係がないのでこれ以上
説明しない。わかりやすくするために、終了点20から開始され開始点14に至
る必要なループは図示されない。
【0028】 図3の第2のフローチャート21は、有料テレビ端末2と伝送媒体3間の通信
を大きく単純化された抽象的な形態で示す。有料テレビ端末2の起動後、第2の
フローチャート21の順序は開始点22で開始される。開始点22では、図2の
開始点14と同様、必要なハードウェアおよび/またはソフトウェアの初期化が
実行される。開始点22が実行された後、分岐点23への移行がなされる。分岐
点23では伝送媒体3が絶えず「監視される」結果、有料テレビ端末2の保存さ
れたフィルタ情報と伝送媒体3を通じて伝送された受信権が絶えず比較される。
フィルタ情報が受信権に由来する一定のデータと一致する場合、ステップ24へ
の移行がなされる。前記ステップ24では、受信権が伝送されたデータ・ストリ
ーム33から抽出され、リスト8の対応する行9に保存される。フィルタ情報が
受信権に由来する一定のデータと一致しない場合、ステップ24は実行されない
。図3に示されるループ25から明らかなように、フィルタ情報と受信権に由来
する一定のデータとの比較は絶えず繰り返される。
【0029】 図4は、伝送媒体3への接続ケーブル11を有する有料テレビ端末2の概略ブ
ロック図を示す。有料テレビ端末2は接点装置7とリスト8を備えている。さら
に、有料テレビ端末2は制御・評価電子回路26と優先順位回路27を含んでい
る。制御・評価電子回路26は制御モジュール28と評価モジュール29を備え
ている。わかりやすくするために、データの受信に関連するモジュールと必要な
復号モジュールは図4では示されない。接続ケーブル11を通じて、制御モジュ
ール28は、伝送媒体3を通じて供給されるデータを「監視」し、その結果、図
4で明らかなように、データ・ストリーム33は有料テレビ端末2の方向に流れ
る。制御モジュール28は図3で説明されたフローチャート21を実現するが、
そのため、図4に示されるように、制御モジュール28とリスト8間の双方向接
続ケーブル30がなければならない。
【0030】 接続ケーブル31を通じて、評価モジュール29は接点装置7との通信を提供
する。前記接続ケーブル31も同様に双方向設計でなければならないが、その結
果、第1に、データは接点装置7と、ひいてはチップカード5の方向に交換され
、第2に、データは評価モジュール29と、ひいてはリスト8の方向に交換され
る。双方向接続ケーブル32を通じて、第1のに、フィルタ情報がチップカード
からリスト8の方向に伝送され、第2のに、受信権が前記接続ケーブル32を通
じてチップカード5の方向に伝送されるようになる。従って、評価モジュール2
9はフローチャート13に関して図2で示された機能を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 有料テレビ・システムの概略シナリオを示す。
【図2】 チップカードと有料テレビ端末間の通信のフローチャートを示す。
【図3】 有料テレビ端末と伝送媒体間の通信のフローチャートを示す。
【図4】 有料テレビ端末の概略ブロック図を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月3日(2000.4.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 一定のデータ、特に有料テレビ端末の受信権をルーティング
するための方法および装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、一定のデータ、特に有料テレビ端末の受信権(receiving right)を ルーティングする方法および装置に関し、前記データは、移動可能なデータ・キ
ャリヤ(mobile data carrier)、特にチップカードを使用して、送信機から伝送 媒体を通じて有料テレビ端末に伝送される。
【0002】 有料テレビ・システムが、いわゆる、条件付きアクセス・システムを利用して
、資格のある顧客だけが有料テレビ・プログラムを受信できるようにしているこ
とは周知である。これは、プログラム内容を暗号化すること、受信権を端末内部
の機密保護モジュールに保存すること、および受信条件を実際のプログラム内容
に追加することによって達成される。
【0003】 有料テレビ・プログラムを受信する端末は、通常、セットトップボックス(set
top box)またはデコーダである。しかし、PCカードまたはPCMCIAモジ ュールといった他の端末を利用することも可能であり、また端末がテレビ受像機
に一体化されることもある。現在、使用される機密保護モジュールは、通常チッ
プカードであるが、これは端末に永続的に接続されているのではなく、そこから
除去することもできる。
【0004】 プログラム内容が暗号化されるが、その際、プログラム・データは、DVB共
通スクランブル・アルゴリズムまたはDESアルゴリズムといった暗号化アルゴ
リズムによって暗号化され、有料テレビ端末で解読される。
【0005】 受信条件は、プログラム内容と共に伝送されるいわゆる資格制御メッセージ(
Entitlement Control Messages:ECM)の形態でプログラムに追加される 。このECMは一定の方法でプログラム内容と関連し、暗号化されたプログラム
内容の解読を可能にし、それによって顧客が慣用の方法で画像と音声を使用でき
るようにする。
【0006】 受信権はいわゆる資格管理メッセージ(Entitlement Management Message :EMM)の形態で伝送される。プログラム内容、受信条件および受信権は同じ
伝送媒体(ケーブル、衛星、地上波放送等)を通じて伝送される。しかし、受信
権はプログラム内容にではなく、顧客の端末または機密保護モジュールの論理ア
ドレスにリンクされている。
【0007】 有料テレビ・システムにおけるアドレス指定の基本原理は、顧客の全ての受信
権が顧客個人の機密保護モジュールに保存されているという点にある。これによ
って顧客は別の端末を使用して自分が加入したか、または(例えば、旅行の際に
)自分が購入した有料テレビ・プログラムを見ることもできるようになる。従っ
て、端末自体はアドレスを含まない。
【0008】 受信権は、通常、チップカードの形態である機密保護モジュールに常にアドレ
スされているので、有料テレビ端末は、受信された受信権のストリームから現在
端末と通信している現行のチップカードにアドレスされたものだけをフィルタリ
ングする。有料テレビ端末は現行のチップカードからさらに必要なフィルタ基準
を受信する。これは、顧客は自分のチップカードが有料テレビ端末と通信してい
る時だけ新しい受信権を受信できるということを意味する。従って、有料テレビ
の顧客は常に有料テレビ端末に自分のチップカードを入れたままにしておくよう
指示されている。しかし、プログラム提供者は顧客がこの指示に従わないことも
予想しなければならないので、プログラム提供者は長い期間にわたって受信権を
繰り返し送信しなければならないが、これは顧客の数が多い場合には大量のデー
タ容量を必要とする。
【0009】 この概念では、2人かそれ以上の顧客が自分のチップカードで有料テレビ端末
にアクセスすることは不可能である。従って、各顧客は、自分の受信権を確実に
受信するためには自分自身の端末を有さなければならない。 WO93/07715 A1からPay TV端末は周知であり、これにはカ
ード読み取り機、マイクロプロセッサおよび記憶装置が含まれ、Pay TV端
末に対するユーザ特有の要求を、チップカードおよび上記カード読み取り機によ
って読み取ることができる。チップカードがカード読み取り機に差し込まれると
直ちにチップカードからデータが読み出され、記憶装置にファイルされる。
【0010】 従って、本発明の目的は、上記の欠点を有さない解決法を開発することである
。 本発明の目的は、請求項1に記載の特徴を有する方法と、請求項9に記載の特
徴を有する装置によって達成される。
【0011】 本発明は、有料テレビ端末が一定のデータ、特に受信権をバッファし、一度一
定の移動データ・キャリヤ、特にチップカードが有料テレビ端末と通信すると、
前記移動データ・キャリヤに属する受信権が前記移動データ・キャリヤにルーテ
ィングされ保存されることを特徴とする。この目的のため、有料テレビ端末はリ
ストを使用して、前記有料テレビ端末が協働するチップカード固有フィルタ情報
と共に、一定の数のチップカード番号を保存する必要がある。有料テレビ端末と
通信したことのないチップカードが初めて有料テレビ端末に挿入されると、チッ
プカードの番号が有料テレビ端末に保存される。すなわち、有料テレビ端末は、
リストに受信権を保存できるようにするために全ての送信された受信権のデータ
・ストリームからどの受信権をフィルタしなければならないかを「知る」。
【0012】 本発明のさらに他の有利な実施例は、リストの長さおよび/またはリストの精
密な構成が可変または一定であるという点にある。これによって、有料テレビ端
末の技術的可能性によっては、有料テレビ端末のメモリを、第1のにリスト用に
、また第2のに別の目的(ここではこれ以上説明しない)のために設定すること
が可能である。有料テレビ端末の記憶容量は無制限ではないので、リストはある
一定のサイズにしなければならず、その結果有料テレビ端末のリストに保存でき
るのはある一定の数のチップカード番号だけである。
【0013】 しかし、有料テレビ端末は一定の規則に従ってリストを自動的に生成すること
もできる。
【0014】 本発明のさらに他の実施例では、リストは顧客によって手動で入力されるよう
規定されている。この目的のため、顧客は自主的にチップカードの番号を有料テ
レビ端末に入力することが必要である。しかし、リストが媒体を通じて有料テレ
ビ端末に伝送されることも考えられる。この場合、システム操作員はチップカー
ド番号を伝送経路を通じて顧客の有料テレビ端末に伝えるが、これはもちろん、
端末がアドレスできることを前提としている。従って、チップカード番号はこの
方法で有料テレビ端末のリストに伝送されそこに保存される。
【0015】 さらに、移動データ・キャリヤ、特にチップカードは、一度有料テレビ端末と
通信すると、フィルタ情報を有料テレビ端末に送信するよう規定されている。有
料テレビ端末は、送信された受信権のストリームから、当該のチップカードに関
連する受信権をフィルタできるようにするために、そのフィルタ情報を必要とす
る。
【0016】 さらに、所定の優先順位によって、有料テレビ端末で利用可能なリストの限度
を超える場合、受信権は削除される。チップカードのために利用可能な有料テレ
ビ端末のメモリ空間の限度を超える場合、優先順位論理回路は、受信権またはチ
ップカードの番号がリストから除去されるが、その際「最も重要な」チップカー
ド番号とその受信権だけは有料テレビ端末に保存されることを確保しなければな
らない。
【0017】 本発明は、さらに、少なくともメモリ、通信装置と制御・評価電子回路を備え
る有料テレビ端末に関するが、これによって一定のデータ、特に受信権が有料テ
レビ端末に保存され、有料テレビ端末を通じた一定の移動データ・キャリヤ、特
にチップカードとの通信があると、前記一定のデータがそこにルーティングされ
ることが可能になる。
【0018】 本発明の有利な実施例は、メモリが不揮発性、好ましくは、EEPROMまた
はフラッシュPROMメモリである点にある。不揮発性メモリ・モジュールの使
用によって、電源の故障の場合有料テレビ端末が保存されたデータを失わないこ
とが確保される。
【0019】 有料テレビ端末の制御・評価電子回路の制御モジュールは、一定のデータと一
定のデータ・キャリヤ間の結合を実行する責任を負っている。従って、制御モジ
ュールは、一定のデータ(受信権)を有料テレビ端末のリストに保存されたチッ
プカードの番号に正しく対応付ける機能を有し、前記一定のデータをリストに保
存できるようにする。
【0020】 制御・評価電子回路の評価モジュールは、どの移動データ・キャリヤが有料テ
レビ端末と通信しているかを検査するよう規定されており、それによって一定の
データの正しいルーティングを可能にする。従って、評価モジュールは、とりわ
けチップカードが有料テレビ端末と通信しているかを検査する機能を有する。そ
の場合、評価モジュールは、受信権をチップカードに伝えるために、受信権がそ
のチップカードについて利用可能かを検査する。当該のチップカード、またはそ
のチップカード番号がリストに入力されていない場合、評価モジュールは確実に
これが行われるようにしなければならない。
【0021】 さらに、有料テレビ端末では、有料テレビ端末の利用可能なメモリ空間が限度
を超えている場合、優先順位回路が、一定のデータ、特に受信権のどれを削除す
るかを決定する。従って、優先順位回路は、有料テレビ端末に保存されたリスト
がデータで完全に一杯である場合、端末に挿入された次のチップカードを無視す
るか、またはリストに保存されたチップカード番号を削除し、その結果「新しい
」チップカードがリストに入力されるようにするかのいずれかの論理を提供する
機能を有する。
【0022】 請求項1による本発明による説明された方法と、請求項9による本発明による
説明された装置は各々、2人かそれ以上の顧客が自分のチップカードで1つの有
料テレビ端末にアクセスできるので、常に新しい、または追加の受信権を受信し
、その新しい、または追加の受信権を自分のチップカードに保存できるという利
点を有する。
【0023】 以下、図面を参照し、例示としての実施例に基づいてさらに詳細に本発明を説
明する。
【0024】 図1は、暗号化テレビ・プログラムを受信および復号するために使用される有
料テレビ・システム1の概略シナリオを示す。
【0025】 有料テレビ・システム1は、本質的に、有料テレビ端末2と伝送媒体3と送信
機4とからなり、有料テレビ端末2と送信機4はどちらも伝送媒体3に接続され
ている。図1はまた、チップカード5の形態であり接点要素6を伴う、象徴的に
表された複数の移動データ・キャリヤ34を示す。有料テレビ端末2は、チップ
カード5を受け入れる役目を果たす接点装置7の形態の通信装置36を備えてい
る。有料テレビ端末2にはさらに、リスト8の形態の象徴的に表されたメモリ3
5が表示される。リスト8は行9と列10によって象徴的に表され、リスト8に
構造化された形でデータが保存されていることを示す。有料テレビ端末2は接続
ケーブル11を介して伝送媒体3に接続される。同様に、送信機4は接続ケーブ
ル12を介して伝送媒体3に接続される。
【0026】 図2は、以下チップカード5と有料テレビ端末2間の通信を説明する第1のの
大きく単純化されたフローチャート13を示す。
【0027】 必要なソフトウェアおよび/またはハードウェアの初期化を実行する開始点1
4の後に第1のステップ15が続く。ステップ15では、有料テレビ端末2は通
信に入るためチップカード5を待つ。接点要素6を有するチップカード5が有料
テレビ端末2の接点装置7に挿入されると、第1の分岐点16への移行がなされ
る。この第1の分岐点16では、チップカードの番号がすでにリスト8に保存さ
れているか、それともそれが「新しい」チップカード5かが検査される。挿入さ
れたチップカード5が、まだ有料テレビ端末2のリスト8に入力されていないも
のである場合、ステップ17への切換がなされる。ステップ17は、有料テレビ
端末2のリスト8へのフィルタ情報とチップカード5の番号の伝送を含む。この
ステップが過去においてすでに実行されている場合は、第1の分岐点16から開
始され、前記ステップ17は飛び越され、第2の分岐点18への分岐がなされる
。チップカードが「新しい」チップカードである場合、ステップ17から開始さ
れ、やはり第2の分岐点18に到達する。第2の分岐点18では、前記チップカ
ード5について、専用のデータ、特に受信権が存在するかが決定されるが、前記
専用のデータは、前の時点かまたはこの時点に、送信機4によって伝送媒体3を
通じて有料テレビ端末2に転送されたものである。そうでない場合、直接終了点
20への分岐がなされ、これ以外のステップは実行されない。しかし、前記チッ
プカード5について受信権が存在する場合、ステップ19への分岐がなされる。
前記ステップ19では、リスト8に保存された、挿入されたチップカード5に関
する受信権がチップカード5に伝送される。従って、前記チップカード5に関す
る受信権は、有料テレビ端末2のリスト8の中間記憶装置を通じて顧客のチップ
カード5に伝送されたことになる。ステップ19の後、それ以上の動作は必要な
いので、直接終了点20への切換がなされる。終了点20では、最終作業を実行
することが可能であるが、これは本発明による方法には関係がないのでこれ以上
説明しない。わかりやすくするために、終了点20から開始され開始点14に至
る必要なループは図示されない。
【0028】 図3の第2のフローチャート21は、有料テレビ端末2と伝送媒体3間の通信
を大きく単純化された抽象的な形態で示す。有料テレビ端末2の起動後、第2の
フローチャート21の順序は開始点22で開始される。開始点22では、図2の
開始点14と同様、必要なハードウェアおよび/またはソフトウェアの初期化が
実行される。開始点22が実行された後、分岐点23への移行がなされる。分岐
点23では伝送媒体3が絶えず「監視される」結果、有料テレビ端末2の保存さ
れたフィルタ情報と伝送媒体3を通じて伝送された受信権が絶えず比較される。
フィルタ情報が受信権に由来する一定のデータと一致する場合、ステップ24へ
の移行がなされる。前記ステップ24では、受信権が伝送されたデータ・ストリ
ーム33から抽出され、リスト8の対応する行9に保存される。フィルタ情報が
受信権に由来する一定のデータと一致しない場合、ステップ24は実行されない
。図3に示されるループ25から明らかなように、フィルタ情報と受信権に由来
する一定のデータとの比較は絶えず繰り返される。
【0029】 図4は、伝送媒体3への接続ケーブル11を有する有料テレビ端末2の概略ブ
ロック図を示す。有料テレビ端末2は接点装置7とリスト8を備えている。さら
に、有料テレビ端末2は制御・評価電子回路26と優先順位回路27を含んでい
る。制御・評価電子回路26は制御モジュール28と評価モジュール29を備え
ている。わかりやすくするために、データの受信に関連するモジュールと必要な
復号モジュールは図4では示されない。接続ケーブル11を通じて、制御モジュ
ール28は、伝送媒体3を通じて供給されるデータを「監視」し、その結果、図
4で明らかなように、データ・ストリーム33は有料テレビ端末2の方向に流れ
る。制御モジュール28は図3で説明されたフローチャート21を実現するが、
そのため、図4に示されるように、制御モジュール28とリスト8間の双方向接
続ケーブル30がなければならない。
【0030】 接続ケーブル31を通じて、評価モジュール29は接点装置7との通信を提供
する。前記接続ケーブル31も同様に双方向設計でなければならないが、その結
果、第1に、データは接点装置7と、ひいてはチップカード5の方向に交換され
、第2に、データは評価モジュール29と、ひいてはリスト8の方向に交換され
る。双方向接続ケーブル32を通じて、第1のに、フィルタ情報がチップカード
からリスト8の方向に伝送され、第2のに、受信権が前記接続ケーブル32を通
じてチップカード5の方向に伝送されるようになる。従って、評価モジュール2
9はフローチャート13に関して図2で示された機能を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 有料テレビ・システムの概略シナリオを示す。
【図2】 チップカードと有料テレビ端末間の通信のフローチャートを示す。
【図3】 有料テレビ端末と伝送媒体間の通信のフローチャートを示す。
【図4】 有料テレビ端末の概略ブロック図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィンガーホルツ,ヨアヒム ドイツ国.デー−64295 ダルムシュタッ ト,プピンヴェック 8 Fターム(参考) 5C064 BA01 BB01 BC03 BC16 BC20 5K060 CC11 DD03 HH31 HH32 5K061 AA09 BB15 FF01 JJ06 JJ07 5K067 AA34 BB21 DD17 DD51 EE02 EE10 GG01 GG11 HH22 HH23 KK15

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動データ・キャリヤ、特にチップカードを使用して、送信
    機から伝送媒体を介して該有料テレビ端末に伝送される一定のデータ、特に有料
    テレビ端末における受信権をルーティングする方法であって、該有料テレビ端末
    (2)は該一定のデータをバッファし、一定の移動データ・キャリヤ(34)が
    一度該有料テレビ端末(2)と通信状態になると、該移動データ・キャリヤ(3
    4)に属する該受信権が該移動データ・キャリヤ(34)にルーティングされて
    保存されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、該有料テレビ端末(2)は
    、リスト(8)を用いて、該有料テレビ端末(2)が協働すべきチップカードの
    固有のフィルタ情報と共に一定数のチップカード番号を保存することを特徴とす
    る方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の方法において、該リスト(8)の
    長さ若しくは精密な構成、またはその双方は、可変であるか一定であることを特
    徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の方法において、該リスト
    (8)が、一定の規則に従って該有料テレビ端末(2)によって自動的に生成さ
    れることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかに記載の方法において、該リスト
    (8)が手動で入力されることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法において、該リ
    スト(8)が、該伝送媒体(3)を通じて該有料テレビ端末(2)に伝送される
    ことを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の方法において、該有料テ
    レビ端末(2)と一度通信状態になると、移動データ・キャリヤ(34)はフィ
    ルタ情報を該有料テレビ端末(2)に送信することを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の方法において、該有料テ
    レビ端末(2)にある利用可能な該リスト(8)が限度を超えているときには、
    任意の優先手段によって該受信権が削除されることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8に従った処理を特に実現する、以下に有料テ
    レビ端末と称される、有料テレビ・プログラムを主として復号する装置であって
    、該有料テレビ端末(2)は、リスト(8)として使用される少なくとも1つの
    メモリ(35)と、制御・評価電子回路(26)と、移動データ・キャリア(3
    4)、特にチップカード(5)への通信装置(36)とからなり、該通信装置は
    移動データ・キャリア(5)へのインターフェースでもあり、その結果、一定の
    データ、特に受信権が、送信機(4)から伝送媒体(3)を通じて該有料テレビ
    端末(2)に伝送されて該制御・評価電子回路(26)によって該メモリ(35
    )に該リスト(8)としてバッファされ、該バッファされた一定のデータが即座
    または後の時点で、該通信装置(36)と該インタフェースとを通じて該有料テ
    レビ端末(2)と通信する一定のデータ・キャリヤ(34)にルーティングされ
    保存されることを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の装置において、該メモリ(35)が不揮
    発性、好ましくはEEPROMまたはフラッシュPROMメモリであることを特
    徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項9または10に記載の装置において、該制御・評価
    電子回路(26)の制御モジュール(28)は、該一定のデータと該一定のデー
    タ・キャリヤ(34)と間の結合を実行することを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 請求項9乃至11のいずれかに装置において、該制御・評
    価電子回路(26)の評価モジュール(29)は、どの移動データ・キャリヤ(
    34)が該有料テレビ端末(2)と通信しているかを検査し、これにより該一定
    のデータの正しいルーティングを可能にすることを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 請求項9乃至12のいずれかに記載の装置において、該有
    料テレビ端末(2)において、利用可能なメモリ空間が限度を超えているときに
    は、優先回路(27)が、一定のデータ、特に受信権のどれを削除するかを決定
    することを特徴とする装置。
JP2000517549A 1997-10-17 1998-09-26 一定のデータ、特に有料テレビ端末の受信権をルーティングするための方法および装置 Pending JP2001521339A (ja)

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