JP2001520551A - 飲料容器ホルダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 椅子（１０）の肘掛け（１８）に取外し可能なように取り付けらる飲料容器ホルダ（３０）には、アーム部材（３２）と、安定した状態で飲料容器を受けそして支持するためにアーム部材の一方の端に配置されている受け口（３６）とが含まれる。可とう性でほぼＵ字形のリテーナ（３４）がアーム部材の反対の端にあり、そして確実に飲料容器ホルダを肘掛けに取り付けられるような構造をなしている。受け口には、ベース（５０）と、このベースのほぼ周縁に延びている少なくとも１つの直立壁（５２）と、この直立壁に開けられているスロット（５４）とが含まれる。スロットは直立壁の上部リム（５６）からベースまで下方に延びており、そしてまた部分的にこのベースを横切って延びている。

Description

【発明の詳細な説明】 飲料容器ホルダ 技術分野 本発明は、一般的には飲料容器ホルダに関し、より特殊的には椅子の肘掛けに 取外し可能に取り付けることができる飲料容器ホルダに関する。 技術上の背景 椅子の肘掛けに取り付けられる、ビール缶と清涼飲料缶とのための飲料容器ホ ルダは従来技術において公知である。このような飲料容器ホルダの例は、ウレイ (Wray)に与えられた米国特許第４，０６３，７０１号、ウイルビィその他(Wille by et al)への米国特許第４，５６０，１２８号、ブラント(Brandt)への米国特 許第５，２９５，６５０号、そしてシノウィッツ(Sinohuiz)に与えられた米国特 許第５，３５６，１０７号に示されている。 残念ながら、これら従来技術による飲料容器ホルダは構造が複雑であり、簡単 かつ迅速に椅子に取り付けるわけにはいかない。そのうえ、これら従来技術によ る飲料容器ホルダは、平底になっている缶やカップやグラスのような特定の種類 の飲料容器しか安定した状態で支えることができない。足や把手のある飲料容器 は全く支持することができないか、または不安定にしか支持することができない 。 ルーク(Luebke)に与えられた米国特許第５，１９９，６７８号には、椅子の肘 掛けの上に嵌めるアームを有する飲料カップのホルダが開示されている。このア ームの一方の端には小さなフランジが有り、このフランジは椅子の肘掛けの内側 の縁に押し付けられる。アームの他方の端には、カップの支持リングまで延びて いる懸垂フランジがある。アームの上部にはフックとループ布が付けられており 、そしてこのアームの下面にはバインディングストラップが取り付けられている 。バインディングストラップは肘掛けを一周し、そしてアーム上部にあるフック とループ布に嵌め込まれ、飲料容器ホルダを肘掛けに固定する。ルークの飲料容 器ホルダは、肘掛けに飲料容器ホルダを取付ける簡単な方法を提示しているが、 カップの形態の飲料容器しか支持することができない。したがって、簡単かつ迅 速に椅子の肘掛けに取り付けることができる用途の広い飲料容器ホルダが求めら れる。 よって、新しい飲料容器ホルダを供することが本発明の目的である。 背景技術 本発明の１側面は、取外しできるように椅子の肘掛けに取り付けられる飲料容 器ホルダであって、上記肘掛けはほぼ垂直な側壁とこの側壁から延びているほぼ 水平な上部とを有し、この飲料容器ホルダは単体構成であって、 上記肘掛けの上記上部の上に乗せられ、この肘掛けにほぼ直角に延びているアー ム部材と、 上記アーム部材の一方の端にあり、飲料容器を受けて支持するための受け口と、 そして 上記アーム部材の他方の端にあるほぼＵ字形の可とう性リテーナとからなる飲料 容器ホルダにおいて、 上記可とう性のリテーナは湾曲部によって結合されている１対のアームを含み、 上記アームの１つは上記アーム部材から延びており、上記アームの他方は上記ア ーム部材の下に位置しそして上記アーム部材から離れて自由になっており、上記 側壁が上記他方のアームと上記アーム部材の下面との間に挿入されるとき、上記 １対のアームは上記側壁を受け入れるために互いに対して動くことが可能であり 、そして上記アーム部材は上記肘掛けの上記上部の上に乗るように回転させられ 、こうして上記１対のアームの間に上記側壁が収まりそして上記飲料容器ホルダ は上記肘掛けに取付けられる飲料容器ホルダが供される。 好ましい１実施例においては、１対のアームの他方は、肘掛けの上部の下面の 下に位置しそしてこの下面から離れている自由な遠位端を有する。この自由な遠 位端は、飲料容器ホルダが肘掛けに取り付けられるとき、上記上部の下面と接す るように、外側に向かって開いておりそしてアーム部材の下面から離れているこ とが好ましい。 また、アーム部材は縦方向に向かって延びている少なくとも１つの支持リブを その上に有していることが好ましい。１実施例では、アーム部材はその上面に縦 方向に延びている１対の支持リブを有しており、これらの支持リブはアーム部材 の対向する両側縁に不可欠なものとして形成されておりそしてこれら両側縁と隣 接して延びている。 受け口はベースと、そしてほぼこのベースの周囲に延びている少なくとも１つ の直立壁とを含むことが好ましい。また、受け口には１つのスロットが形成され ており、このスロットは受け口の上部リムから直立壁を通って下方に向かって延 びていることが好ましい。好ましい１実施例では、このスロットは下方に向かっ て直立壁を通ってベースまで延びそして部分的にベースを横切っていもいる。受 け口は更にその内部に、ベースからある間隔で離れている環状の支持面を含み、 この環状の支持面はベースとほぼ平行な面に含まれていることが好ましい。 スロットは直立壁からベースまで下方に延びていることが好ましい。また、ス ロットは部分的にベースを横切って延びそしてほぼその中心で終わることが好ま しい。 本発明は、可とう性のリテーナによって迅速かつ容易に飲料容器ホルダを椅子 の肘掛けに取り付けたりこの肘掛けから取り外したりすることが可能になるとい う利点を有している。また受け口の構造は、実質的には全ての種類の飲料容器を 安定した状態で支えることを可能にしている。受け口のベースおよび環状の支持 面は、様々な直径の飲料容器に対応できる支持面を作っている。下方に向かい直 立壁を通りそして部分的に受け口のベースを横切っているスロットによって、飲 料容器の足または把手を通すことができ、こうしたタイプの飲料容器でも受け口 に収めそして安定した状態で支えられるようになる。本発明はまた、単純な設計 の飲料容器ホルダを供することによって、製造コストを低下させ、そして製造を 容易にするという利点も備えている。 図面の簡単な説明 添付の下記図面を参照しながら、より詳細に本発明の幾つかの実施例が以下に 説明される。 図１は、本発明による飲料容器ホルダをその肘掛けに取り付けられている、パ ティオチェア（テラス用の椅子）の斜視図である。 図２は、図１の肘掛けの一部と飲料容器ホルダとの拡大斜視図である。 図３は、図２に示されている飲料容器ホルダの斜視図である。 図４は、飲料容器ホルダを側面図で表している、線４−４で切断した図１の断 面図である。 図５は、図１に示されている飲料容器ホルダの上面図である。 図６ａ〜６ｃは、肘掛けへの取付け途中における幾つかの段階を示す図２の飲 料容器ホルダの一部の側面図である。 図７は、図２の飲料容器ホルダのための可とう性のリテーナの代替の実施例の 端面図である。 図８は、図２における飲料容器ホルダのための可とう性のリテーナのもう一つ の代替の実施例の側面図である。 図９は、図２の飲料容器ホルダのための可とう性のリテーナの更にもう一つの 代替の実施例の端面図である。 図１０は、本発明による飲料容器ホルダのための可とう性のリテーナのまたも う一つの代替の実施例の側面図である。 図１１は、図１０における飲料容器ホルダの上面図である。 本発明を実施するための最良の態様 図１および２には、一般的に参照番号１０を付されているパティオチェア（テ ラス用の椅子、以後は椅子１０と呼ぶ）が示されている。この椅子１０には、地 表より上に複数の脚１４によって支持されている座席１２が含まれる。この座席 １２に不可欠なものとして形成されている背もたれ１６は、座席１２の後縁から 上方に延びている。背もたれ１６に不可欠なものとして形成されている１対の肘 掛け１８は、座席の対向する両側縁の上において背もたれ１６から前方に延びて いる。 各肘掛け１８は椅子１０の前面の近くにおいて下方に湾曲しそして座席１２の 前面コーナーで終わっている。各肘掛けはその断面図がほぼＬ字形を成しており （図４参照）、そしてほぼ垂直な内側の側壁２０と、この側壁２０の一方の側に 不可欠なものとして形成されそしてこ．の側まで延びているほぼ水平な上部２２ とを含む。この上部２２の外側の縁にそって、懸垂リップ２４がある。 本発明による飲料容器ホルダ３０は、肘掛け１８の１つに取外し可能なように 連結され、そして肘掛け１８にほぼ直角に延びている。飲料容器ホルダ３０は、 椅子１０の肘掛け１８への着脱を容易にするように、そして様々な異なる種類の 飲料容器を安定した状態で支持できるように設計されている。以下に、図２〜５ を参照しながら、飲料容器ホルダ３０の詳細を説明する。 図２〜５には、飲料容器ホルダ３０がより詳細に図示されている。この特定の 実施例では、飲料容器ホルダ３０は成形ポリスチレンプラスチックの一体構造に なっている。飲料容器ホルダ３０には、取外し可能なようにこの飲料容器ホルダ ３０を肘掛け１８に取り付けるために、その一方の端に可とう性のリテーナ３４ を有する、ほぼ平坦で四角形のアーム部材３２が含まれている。このアーム部材 ３２の他方の対向する端には、飲料容器ホルダ３０が肘掛け１８に取り付けられ るときには、ほぼ直立している安定な状態で飲料容器を受けそして支持するため の飲料容器の受け口３６がある。アーム部材３２の上面には、それぞれ横方向に 間隔を置いて配置され、縦方向に延びている複数の支持リブ３８がある。これら の支持リブ３８は、アーム部材を補強するために、アーム部材３２の対向する両 側縁に隣接して走っている。支持リブ３８は可とう性のリテーナ３４の近辺でそ の厚さが減少している。 可とう性のリテーナ３４はほぼＵ字形をなし、湾曲部４４により結合されてい る１対のアーム４０と４２を含む。アーム４０はアーム部材３２から懸垂してい る。アーム４２には、アーム部材３２の下面の下でいくらか間隔を置いて離れて いる自由な遠位端４６がある。この遠位端４６はまた、外側に向かって開いてい る。図４に示されているように、飲料容器ホルダ３０が肘掛け１８に取り付けら れているとき、肘掛けの側壁２０は、アーム４０と４２の間の空間に収められて いる。アーム４２の外側に開いている遠位端４６は、飲料容器ホルダ３０をしっ かりと肘掛けに固定させるために、肘掛け１８の上部２２の下面に接触するよう になっている。 受け口３６には、円形のベース５０と、ほぼはこのベースの周縁に延びている 直立壁５２とが含まれる。アーム部材３２の直径方向反対側に位置するスロット ５４が上部リム５６から直立壁５２を通ってベース５０まで延びている。このス ロット５４はまた、部分的にベース５０を横切りそしてほぼはその中心で終わっ ている。スロット５４は上部リム５６の近くにおいてその幅が増大しており、そ してベース５０の中心ではほぼ円形の形状を成している。 直立壁５２は、受け口３６内に環状の支持面５８を形成するように、階段状に なっており、この環状の支持面５８はベース５０から垂直方向に、ある間隔を置 いて離れておりそしてベース５０より大きな直径を有する。 飲料容器ホルダ３０を肘掛け１８に取り付けたいときには、湾曲部４４を中心 にアーム４２を曲げてアーム４０から引き離す。これは、アーム４２の遠位端４ ６が、内側の側壁２０を収められるほど十分な距離だけアーム部材３２の下面か ら離れるまで、なされる。このとき、飲料容器ホルダ３０は、内側の側壁２０が アーム部材３２の下面と遠位端４６との間の間隔を広げることができ、内側の側 壁２０がアーム４０と接触できるような位置に置かれる（図６ａ参照）。いった ん内側の側壁２０が上記空間に入りそしてアーム４０と接触すると、飲料容器ホ ルダ３０は矢印８０の方向に回転させられ（図６ｂおよび６ｃ参照）、その結果 内側の側壁２０はアーム４０と４２の間の空間に入り込む。飲料容器ホルダ３０ は、アーム部材３２が上部２２の上に乗りそして肘掛け１８に対しほぼ９０°の 角度でこの肘掛けから外側に向かって延びるまで、回転される。アーム４２の外 に開いた遠位端４６は、飲料容器ホルダ３０を肘掛けへ確実に取り付けるように 、上部２２の下面に接する。 肘掛け１８から飲料容器ホルダ３０を取外すのは、簡単な操作で済む。Ｕ字形 の可とう性のリテーナ３４が下方に滑り下りて、アーム４０と４２の間の空間か ら側壁２０が取り外されるまで、飲料容器ホルダ３０を上部２２から外れるよう に上方に向かって回転させるだけでよい。 飲料容器ホルダ３０が肘掛け１８に取り付けられており、そしてこれに飲料容 器を支持させたいときには、単に受け口３６にその飲料容器を置くだけでよい。 背が高めで狭い容器は通常、ベース５０によって安定した状態で支えられる。「 ハイボール」グラスのような背が低めで幅の広い容器は、その容器の直径に応じ てベース５０または環状の支持面５８によって、安定した状態で支えられる。「 コーヒーマグ」のような把手の付いた飲料容器の場合、従来技術の飲料容器とは 異なり、把手が直立壁５２のスロット５４を通るように飲料容器を方向づけるこ とによって、こうした飲料容器も安定した状態で支えることができる。同様に「 ワイングラス」のような足付きの飲料容器の場合、こうしたタイプの飲料容器も 受け口３６の中で安定した状態で支えることができる。これは、足を直立壁５２ とベース５０のスロット５４を通して入れて、ベース５０の下に突き出させるよ うに、側面から受け口３６に飲料容器を挿入することによって、なされる。こう した飲料容器のボウルは、その直径に応じて、ベース５０または環状の支持面５ ８のいずれかにかかって、受け口３６内で支えられる。 本発明は、足や把手が付いているものを含み様々なタイプの飲料容器を安定し た状態で容易に支持することができる飲料容器ホルダ３０を供することが認めら れよう。 この飲料容器ホルダ３０に支持される飲料容器のタイプに応じて、基本的には 所望の寸法を有する受け口を備えた飲料容器ホルダ３０を作ることができる。好 ましい１実施例では、受け口３６は深さ約２．８インチであり、上部リム５６の 直径は約３．５インチ、そしてベース５０の直径は約２．９インチである。スロ ット５４の幅は、様々な長さおよび厚さを有するグラスの足とカップの把手を収 められるように、選択され、そして好ましい１実施例ではその最も狭い箇所で約 ０．７インチである。 飲料容器ホルダの機能性が維持される限り、飲料容器ホルダの幾何学的形状の 変更が可能であることは、当該技術に熟達している専門家には明らかなことであ ろう。この飲料容器ホルダ３０は様々なタイプの椅子に取付けることが可能であ り、そしてパティオチェア１０は例示の目的でのみ示されていることは、当該技 術に熟達している専門家には明らかであろう。 上述では、受け口３６は、椅子の肘掛けに飲料容器ホルダを取付けるためのほ ぼＵ字形のリテーナを備えている飲料容器ホルダに関して、示されていたが、肘 掛けまたは他の種類の支持面に飲料容器ホルダを取付けるための異なる様々なタ イプのコネクタを有する他の種類の飲料容器ホルダに対しても、この受け口３６ を利用することができることは、当該技術に熟達している専門家には明らかであ ろう。こうした様々なタイプのコネクタには、例えばねじまたはナットとボルト のようなクランプまたは締結具が含まれ得る。 上述ではスロットはアーム部材３２の直径方向反対側に示されていたが、スロ ットの位置は所望ならば変更可能であることは、明らかであろう。また、スロッ トは上述では直立壁の上部リムからベースまで、そして部分的にはベースを横切 って延びていることが示されていたが、所望ならばスロットの長さを変えること もできる。例えば、足付きのグラスを支持することに関心がなければ、スロット は上部リムから直立壁を通し下に延ばすことのみしか必要ではない。 図７には、飲料容器ホルダのための可とう性のリテーナ３４’の代替実施例が 示されている。この実施例では、その自由な遠位端４６’の近くのアームに複数 のタブ１００が備えられている。これらのタブ１００によって、肘掛けの側壁を 収めるのに十分な距離だけアーム部材１３２の下面から遠位端４６’を離れさせ るために、湾曲部４４’を中心にしてアームを回転させることが容易になってい る。 図８には、湾曲部１４４を中心にしてアーム１４２の回転を容易にするように 設計されている、飲料容器ホルダのための可とう性のリテーナ１３４のもう一つ の代替実施例が示されている。この場合、アームの自由な遠位端１４６は、アー ム部材１３２の下面から離れるように延ばされそして折り曲げられている。湾曲 部１４４を中心にしてアーム１４２を曲げるように、この自由な遠位端１４６に 圧力をかけ、そしてアーム１４２とアーム部材１３２との間に空間を開けること ができる。 図９には、可とう性のリテーナの更にもう一つの実施例が示されている。この 実施例では、椅子の肘掛けまたは他の支持構造物に飲料容器ホルダを締結したい と利用者が望んでいる場合、横方向にある間隔を置いて配置されている１対の孔 ２００がアーム２４０に穿たれている。この場合、可とう性のリテーナの他のア ームおよび湾曲部がアーム２４０から取り除かれており、その結果、アームは締 結具が通される面と同一平面上に位置することが可能になる。 図１０および１１は、飲料容器ホルダのためのアーム部材１３２の１つの代替 実施例を示す。この実施例では、アーム部材の下面に追加の支持リブ４００が付 けられている。この支持リブ４００は、飲料容器ホルダが取り付けられる肘掛け の上部とぶつからないように、アーム部材３３２の中央縦軸にそってまた部分的 にその長さにそって延びている。 以上において本発明の幾つかの好ましい実施例が説明されたが、当該技術に熟 達している専門家には、添付の請求の範囲に定められている本発明の精神と範囲 とから逸脱することなく、変型や修正が可能であることは、明らかであろう。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成１１年４月８日（１９９９．４．８） 【補正内容】 請求の範囲 １．椅子の肘掛けに取り外し可能に取り付けられ、同一素材の単体構成の飲料 容器ホルダであって、 アーム部材と、 前記アーム部材の一方の端に設けられ、飲料容器を受けて支持するための受け 口と、そして 前記アーム部材の他方の端に設けられた、ほぼＵ字形の可とう性リテーナとを 含み、前記可とう性のリテーナは、湾曲部によって結合されている１対のアーム を含み、前記１対のアームの１つは前記アーム部材から直角に延びており、湾曲 部の一方の端に接続され、湾曲部の他方の端から延びている他方のアームは前記 アーム部材の下に延びて、切断された遠位端を有し、使用時は両アーム間に前記 肘掛けのほぼ垂直な側壁を収容し、その収容は両アームが相互に回動し前記側壁 を他のアームトアーム部材との間に挿入し、アーム部材は肘掛け上に載せられ側 壁は両アーム間に収まることにより前記飲料容器ホルダが前記肘掛けに取り付け られる飲料容器ホルダ。 ２．前記１対のアームのうちの前記他方のアームは前記アーム部材に隣接して 配置されている自由端をなす遠位端を持つ請求の範囲第１項記載の飲料容器ホル ダ。 ３．前記自由な遠位端は外側に開いている請求の範囲第２項記載の飲料容器ホ ルダ。 ４．前記自由端をなす遠位端は前記アーム部材の下面からある間隔だけ離れて おり、該飲料容器ホルダが前記肘掛けに取り付けられているときは、前記肘掛け の上部板の下面に接触している請求の範囲第３項記載の飲料容器ホルダ。 ５．前記アーム部材は縦方向に向かって延びている少なくとも１つの支持リブ をその上に有している請求の範囲第２項記載の飲料容器ホルダ。 ６．前記アーム部材はその上面にそれぞれ横方向にある間隔を置いて配置され そして縦方向に延びている１対の支持リブを有している請求の範囲第５項記載の 飲料容器ホルダ。 ７．前記１対の支持リブは前記アーム部材に統合されて形成されており、前記 アーム部材の対向する両側縁と隣接して延びている請求の範囲第１項記載の飲料 容器ホルダ。 ８．前記受け口はベースと、ほぼ該ベースの周囲に延びている少なくとも１つ の直立壁とを含む請求の範囲第１項記載の飲料容器ホルダ。 ９．前記直立壁に形成されそしてその上部リムから下方に向かって延びている スロットを更に含む請求の範囲第８項記載の飲料容器ホルダ。 １０．前記スロットは下方に向かって前記ベースまで延びそして部分的に該ベ ースを横切っている請求の範囲第９項記載の飲料容器ホルダ。 １１．前記ベースは円形でありそして前記少なくとも１つの直立壁はほぼ円筒 形で、前記スロットは前記ベースの中心の近辺で終わっている請求の範囲第１０ 項記載の飲料容器ホルダ。 １２．前記スロットの幅は前記上部リムに近接すると増大している請求の範囲 第１０項記載の飲料容器ホルダ。 １３．前記受け口は更にその内部に前記ベースからある間隔で離れている環状 の支持面を含み、該環状の支持面は前記ベースとほぼ平行な面上にある請求の範 囲第１１項記載の飲料容器ホルダ。 １４．前記直立壁は前記環状の支持面を形成するように階段状になっている請 求の範囲第１３項記載の飲料容器ホルダ。 １５．前記１対のアームのうちの前記他方のアームには少なくとも１つの外側 に延びているタブが更に含まれる請求の範囲第２項記載の飲料容器ホルダ。 １６．前記１対のアームのうちの前記他方のアームには前記アーム部材の下面 から離れた方向へ下方に曲がっている自由端である遠位端が含まれる請求の範囲 第１項記載の飲料容器ホルダ。 １７．前記アーム部材の下面には、追加の支持リブが更に含まれる請求の範囲 第７項記載の飲料容器ホルダ。 １８．椅子のアクセサリであって、該アクセサリは肘掛けに取り外し可能に取 り付けられ、同一素材の単体構成で、 ほぼ平らなアーム部材と、 前記アーム部材の一方の端に接して設けられたホルダと、そして 前記アーム部材の他方の端に設けられた、ほぼＵ字形の可とう性リテーナとを 含み、前記可とう性のリテーナは、湾曲部によって結合されている１対のアーム を含み、前記１対のアームの１つは前記アーム部材から直角に延びており、湾曲 部の一方の端に接続され、湾曲部の他方の端から延びている他方は前記アーム部 材の下に延びて、切断された遠位端を有し、両アーム間に前記肘掛けのほぼ垂直 な側壁を収容し、その収容は両アームが相互に回動することにより両アーム間に ほぼ垂直な肘掛けの側壁を捕捉して収容する椅子のアクセサリ。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，Ｍ Ｗ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ， ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，Ｅ Ｓ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ， ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ， ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，Ｙ Ｕ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．椅子の、ほぼ垂直な側壁と該側壁から延びているほぼ水平な上部とを有す る肘掛けに取り外し可能に取り付けられる、同一素材の単体構成の飲料容器ホル ダであって、 前記肘掛けの前記上部の上に乗せられ、前記肘掛けにほぼ直角に延びているア ーム部材と、 前記アーム部材の一方の端に設けられ、飲料容器を受けて支持するための受け 口と、そして 前記アーム部材の他方の端に設けられた、ほぼＵ字形の可とう性リテーナとを 含み、 前記可とう性のリテーナは、湾曲部によって結合されている１対のアームを含 み、前記１対のアームの１つは前記アーム部材から延びており、前記１対のアー ムの他方は前記アーム部材の下に位置し、前記アーム部材から離れて自由になっ ており、前記側壁が前記他方のアームと前記アーム部材の下面との間に挿入され るとき、前記１対のアームは前記側壁を受け入れるために互いに対して動くこと が可能であり、そして前記アーム部材は前記肘掛けの前記上部の上に乗るように 回転させられ、前記１対のアームの間に前記側壁が収まることにより前記飲料容 器ホルダが前記肘掛けに取付けられる飲料容器ホルダ。 ２．前記１対のアームのうちの前記他方のアームは前記アーム部材に隣接して 配置されている自由端をなす遠位端を持つ請求の範囲第１項記載の飲料容器ホル ダ。 ３．前記自由な遠位端は外側に開いている請求の範囲第２項記載の飲料容器ホ ルダ。 ４．前記自由端をなす遠位端は前記アーム部材の下面からある間隔だけ離れて おり、該飲料容器ホルダが前記肘掛けに取り付けられているときは、前記肘掛け の上部板の下面に接触している請求の範囲第３項記載の飲料容器ホルダ。 ５．前記アーム部材は縦方向に向かって延びている少なくとも１つの支持リブ をその上に有している請求の範囲第２項記載の飲料容器ホルダ。 ６．前記アーム部材はその上面にそれぞれ横方向にある間隔を置いて配置され そして縦方向に延びている１対の支持リブを有している請求の範囲第５項記載の 飲料容器ホルダ。 ７．前記１対の支持リブは前記アーム部材に統合されて形成されており、前記 アーム部材の対向する両側縁と隣接して延びている請求の範囲第１項記載の飲料 容器ホルダ。 ８．前記受け口はベースと、ほぼ該ベースの周囲に延びている少なくとも１つ の直立壁とを含む請求の範囲第１項記載の飲料容器ホルダ。 ９．前記直立壁に形成されそしてその上部リムから下方に向かって延びている スロットを更に含む請求の範囲第８項記載の飲料容器ホルダ。 １０．前記スロットは下方に向かって前記ベースまで延びそして部分的に該ベ ースを横切っている請求の範囲第９項記載の飲料容器ホルダ。 １１．前記ベースは円形でありそして前記少なくとも１つの直立壁はほぼ円筒 形で、前記スロットは前記ベースの中心の近辺で終わっている請求の範囲第１０ 項記載の飲料容器ホルダ。 １２．前記スロットの幅は前記上部リムに近接すると増大している請求の範囲 第１０項記載の飲料容器ホルダ。 １３．前記受け口は更にその内部に前記ベースからある間隔で離れている環状 の支持面を含み、該環状の支持面は前記ベースとほぼ平行な面上にある請求の範 囲第１１項記載の飲料容器ホルダ。 １４．前記直立壁は前記環状の支持面を形成するように階段状になっている請 求の範囲第１３項記載の飲料容器ホルダ。 １５．前記１対のアームのうちの前記他方のアームには少なくとも１つの外側 に延びているタブが更に含まれる請求の範囲第２項記載の飲料容器ホルダ。 １６．前記１対のアームのうちの前記他方のアームには前記アーム部材の下面 から離れた方向へ下方に曲がっている自由端である遠位端が含まれる請求の範囲 第１項記載の飲料容器ホルダ。 １７．前記アーム部材の下面には、追加の支持リブが更に含まれる請求の範囲 第７項記載の飲料容器ホルダ。