JP2001517898A - データ通信用の媒体アクセス制御プロトコル - Google Patents

データ通信用の媒体アクセス制御プロトコル

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JP2001517898A JP2000513386A JP2000513386A JP2001517898A JP 2001517898 A JP2001517898 A JP 2001517898A JP 2000513386 A JP2000513386 A JP 2000513386A JP 2000513386 A JP2000513386 A JP 2000513386A JP 2001517898 A JP2001517898 A JP 2001517898A
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Abstract

(57)【要約】 一つのハブと複数の分配されたステーションの間におけるある媒体上の通信を制御する方法が開示されている。この方法は、(a)ハブ(8)と複数のステーション(M1ーM7)の間のデータ通信のため、複数のチャンネルを割り当てるステップであって、チャンネル数は少なくともステーション(M1ーM7)の数に等しく、各ステーションは少なくとも一つのチャンネルを所有し、各チャンネルは変動的に、空状態、予約状態、所有者状態のいずれか一つにあり、それによって、(i)空状態はどのステーションもアクセスすることができる一つのチャンネルを提供し、(ii)予約状態はハブと予約したが、このチャンネルを所有しないステーションがアクセスすることができる一つのチャンネルを提供し、(iii)所有者状態はそれを所有するステーションのみがアクセスする一つのチャンネルを提供するステップ、及び(b)チャンネルのそれぞれの状態及び/又は数を、各ステーションのデータ要求をベースにして、時間的に再割り当てするステップから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、データ通信の分野に関するものであって、そのための媒体アクセス
制御(MAC)プロトコルを実施化するための方法及び装置に関するものである
。 この発明は、特に(しかし除外的ではなく)、μ波、mm波、赤外等の無線通信
環境への応用を有する。この用語「データ通信」は、データそれ自身を含むその
最も広い範囲において理解されるべきであり、音声及びヴィデオのような形式を
含むものである。
【0002】 (背景技術) 議論のため、無線MACプロトコルを参照して述べるが、この意図するところ
は、有線通信及び無線通信両者に等しく適用されるものと理解されるべきである
【0003】 プロトコルとは、一般に、通信/処理要素の間で、情報の交換を処理するため
の、合意された規約(方法)の集合である。
【0004】 無線媒体においては、この媒体へのアクセスを求める複数のユーザを収容する
能力は、バンド幅の基本的制限を考慮しなければならない。どんな無線データ通
信システムにとっても、有限のデータ搬送能力があり、この能力は、ユーザの諸
要求を満たすために、適切なベースにおいて、ユーザ間で共有されなければなら
ない。いくつかのMACプロトコルがこの目的のため工夫されてきた。これらの
プロトコルは、ユーザに対し、低負荷要求の時間に完全な媒体アクセスを提供し
、高負荷要求の時間にも、かなりの媒体アクセスを提供するという目的を満たす
ように、種々試みを実行する。更に、あるユーザの要求があれば、他のユーザ負
荷要求の如何に関わらず、データのバーストを送信又は受信する能力を保証する
ことが望ましいかもしれない。
【0005】 通常、無線媒体へのアクセスを求めるユーザは、短い受信遅延と高い処理量を
要求する。無線データ通信サービスが予約加入ベースで供給される場合には、予
約するユーザは、サービス提供者がこれら予約者を引き留めるために満たさなけ
ればならない、ある保証された性能要件を交渉する。
【0006】 すでに知られているプロトコルは、大ざっぱに言えば、次の四つのクラスのど
れかに落ち着く。固定アクセス、ランダムアクセス、保証アクセス、及びハイブ
リッド・プロトコルである。
【0007】 固定アクセス・カテゴリは、各ステーションが、利用できるバンド幅の固定部
分を割り当てられるMACプロトコルを含む。このカテゴリは、時間分割多重ア
クセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、及び符号分割多重
アクセス(CDMA)プロトコルを含む。固定アクセス・プロトコルに伴う主な
問題は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)環境の動的なバンド幅に能
率的に適合するには、柔軟ではないことである。更に、そのようなプロトコルは
、只一つのアクセス方法として動作することができない。なぜなら、バンド幅の
割り当ては最初に設定され、移動ステーションが無線区域の間を移動するときに
再設定されなければならないからである。
【0008】 ランダムアクセス・プロトコルは、その性質上統計的であり、その性能は保証
されない。ランダムアクセス・プロトコルには多くの例があり、ALOHA、搬
送検出多重アクセス(CSMA)、及び衝突解消等に基づくものを含む。ランダ
ムアクセス・プロトコルは一般に、次の性質によって特徴付けられる。低い総負
荷において、ランダムアクセス・プロトコルは、通常短い遅延を提供する。高負
荷においては、競合は処理量を制限し、遅延を増加させる。ランダムアクセス・
プロトコルによる送信のスケジュールをたてることは、又、無線媒体へのアクセ
スに関する保証の欠如によって、困難である。同様に、無線媒体への優先アクセ
スを保証することができない。ALOHAプロトコルは、衝突を無視しがちであ
り、一方、CSMAプロトコルは、衝突を避けるか衝突の長さを制限するように
努める。
【0009】 保証アクセス・プロトコルは、その名が暗示するように、媒体へのアクセスを
保証し、分配または集中制御機構を使用することにより成することができる。保
証アクセスプロトコルの例は、ポーリング・プロトコル、トークン転送プロトコ
ル、及びある種の衝突解消プロトコルを含む。
【0010】 最も実用的で、実施化可能な無線MACプロトコルは、これまで述べたカテゴ
リの二つ又はそれ以上のハイブリッドとして設計される。これは、無線の物理的
層に関する諸性質の一つの集合が与えられた時に、一連のサービスを提供するよ
うに、無線MACプロトコルを容易に仕立てることを可能にする。ハイブリッド
・プロトコルはたいてい、無線媒体における競合、及びそれに続いて、無線媒体
を競合なしに、一つのステーションのため予約するという考えに基づいている。
【0011】 R−ALOHAは、ランダムアクセス・プロトコルと保証アクセス・プロトコ
ルの要素を含む。R−ALOHAは、スロットの規則的な割り当てを有する、ス
ロット化ALOHAに基づいている。もしあるステーションが、あるスロットに
おいて一つのデータユニットを送信することに成功すれば、同じスロットを、引
き続くフレームにおいて予約することができる。スロットへの予約されたアクセ
スは、競合を減らし、処理量を増加させ、遅延を減少させる。R−ALOHAに
は、二つの不満足な面がある。先ず、それは、ステーションが一つのフレームに
おいて一つのスロットのみを予約することを許す。これはLAN環境において不
柔軟である。第二に、一つのステーションは、無制限に、予約したスロットを保
持することができる。これは、不公正と長い遅延をもたらす可能性を持つ。
【0012】 R−ALOHAの一つの変形である、パケット予約多重アクセス(PRMA)
は、音声トラヒィックにおいて、これらの問題を解決する。PRMAは周期デー
タユニット(音声トラヒィック)とランダム・データユニット(データトラヒィ
ック)を支持する。周期データユニットのみがその後のフレームにおける同じス
ロットを予約することができる。ランダム・データユニットは、スロット化され
たALOHAアクセスをいつも使用する。R−ALOHAにたいして経験された
ものと同じ問題は二つの方法で避けられる。先ず、周期データユニットは、それ
らが送信されるか取り除かれる前に、限られた期間のみ、バッファに格納される
。従って、渋滞における負荷を減少する。第二に、ステーションは、熱中した話
がとぎれたときに予約を放棄しなければならない。PRMAはこのようにして、
効果的動作のため、話の諸性質に大いに依存する。物理的な層依存性の他の例は
、PRMAにおけるフレームレートは、スピーチレートに依存することである。
【0013】 ”A Dynamic packet-switching system for Satellite Broadcast Channels,"
(ICC'75, San Francisco,June 1975) と題する出版論文において、著者Binderは
、すべてのステーションが一つのフレーム構造における一つ又はそれ以上のチャ
ンネルを所有する、TDMAベースの衛星通信技法を説明している。このフレー
ムは、ステーションによって所有されているものより多くののチャンネルを有す
ることができる。すべてのステーションは、この衛星を通じて、それぞれ送信さ
れるパケットを受け取る。各パケット見出しは、このステーションの待ちパケッ
トのための予約を含む。現在予約を持たないステーションは、予約アクセスのた
め用いられる、それらの所有チャンネルを持つ。各ステーションは予約リクエス
トを総当たりベースで割り当てる。送信すべき新しいパケットを有するステーシ
ョンは、衝突を引き起こすことによって、それ自身が所有するチャンネルを取り
戻すことができる。次のフレームにおいて、すべてのステーションは、所有者に
よって予約されたチャンネルを考慮し、予約リクエストをすることができる。一
つのマスター・ステーションは、フレームマーカーを生成し、予約状態を送信す
る。これは、新しいステーション、及びパケットをなくしそのため予約列をなく
したステーションによって使用される。
【0014】 ここには、しかし、エラーとともに受け取られたパケットに関して一つの問題
がある。もしパケットが他のステーションによって処理された予約を含んでいる
ならば、これを受け取るステーションは、予約技法をフレームの残りのために使
用することができない。これは、所有されたチャンネルを解放しょうとして意図
的に衝突させることから区別することが困難である。更に、一つのステーション
は、意図的な衝突を検出するために、それが送信するものを受信しなければなら
ない。
【0015】 モトローラALTAIRシステムは、予約プロトコルを時間多重化されたリク
エスト及びスロット化されたフレームにおけるデータチャンネルを使用する。こ
のフレームの始めは、リクエストスロットを含み、それにおいて、ユーザモジュ
ール(UM)が、中央制御モジュール(CM)に、スロット化されたALOHA
アクセスを用いて、適用的送信確率で、リクエストする。このフレームの終わり
は、一連の与えられたスロットを含み、これらスロットは次のフレームにおける
データスロットの割り当てを特定する。このフレームの終わりはまた、一連の管
理スロットを含む。このフレームの中間部分は、CMからUMへのデータスロッ
ト及びUMからCMへの割り当てられたデータスロットを含む。制御情報は、干
渉データスロットを有する一つのフレームの始めと終わりにおけるブロックを通
じて分配される。移動ステーションは、それが、この構造のどこに存在するかを
追跡しなければならない。もし決定的なブロックを受信する際に問題があれば、
かなり能率を失う。
【0016】 アクセスリクエストは、競争的なALOHAによって、フレーム制御ブロック
の終わりまでフィードバックを持たない、開始制御ブロックにおいて、行われる
。ユーザスロット列を追跡することに失敗すれば、一つのステーションの処理量
及び、それが衝突する、別のステーションの処理量に影響する。バンド幅は、こ
れらのスロット間の護衛時間を提供し、ステーションの間のクロック・スピード
における変動を許容するため消費されなければならない。
【0017】 ALTAIRより包括的な予約プロトコルは、IBM社によってIEEE80
2.11規格のベースとして使用するため提案された。それは、三つのセクショ
ン(A,B,C)を持った一つのスロット化されたフレームを使用する。各セク
ションは、そのセクションに関する、長さを含む管理情報を含む、可変長の見出
しによって先行される。セクションAはハブステーションから無線ステーション
へのデータユニットを含む。セクションBは無線ステーションからハブステーシ
ョン又は他の無線ステーションへの予約されたスロットにおけるデータユニット
を含む。セクションCは、無線ステーションによって、ランダムアクセスプロト
コルを用いて、予約又は短いデータユニットを送るために使用されるスロットを
含む。リクエストは、非同期又は単一同期バンド幅にたいしてである。
【0018】 このIBMプロトコル(Ahmadiその他により米特許No.5,384,777
"Adaptive Medium Access Control Scheme for Wireless LAN"に開示されている
)は、すべての必要な制御情報が、各セクションの始めにある見出しにおいて搬
送されることを特定する事によって、電力保存の重要性を認識する。この見出し
は、データユニットが、いつセクションAにおいて、ある無線ステーションに送
られるか、またこの無線ステーションが、いつセクションBにおいて、割り当て
られるスロットを持つかを指示する。この無線ステーションは、他の時間及びセ
クションCの間に、それがデータユニットを何も送る必要がなければ、その電力
を低下させることができる。しかし、この機能は、複雑な可変長の見出しの、実
時間的解釈を必要とし、このIBMプロトコルは高速動作のための候補にはなり
得ない。ALTAIRシステムに共通の問題も又等しく適用される。
【0019】 最近、IEEE802.11ワーキンググループは、MACプロトコルの一つ
、分配基礎無線MAC(DFWMAC)を、将来の仕事のベースを形成するのも
のとして、選定した。DFWMACは非常に複雑なプロトコルであって、一連の
物理的層の諸性質とともに動作することを許容すると想定されるいくつかのオプ
ション能力を有する。それは又、ハブステーションによって提供される調整付き
で又は調整なしに動作することを許容する動作モードを持っている。
【0020】 DFWMAC動作の基本モードは、分配調整機能として知られている。それは
、チャンネルが、送信前に、ある最小時間クリアーされていることが、移動ステ
ーションによって保証されるような、CSMA/CAプロトコルを使用する。デ
ータユニットの優先順位レベルに依存して、ある最小期間、検出が行われること
を保証することによって、優先順位が実施化される。従って、DFWMACは、
物理的層が搬送検出を指示することを仮定する。「隠された端末問題」を避ける
ため、移動ステーションは、オプションとして、長いデータユニットが互いに衝
突することがないように保証するため、MA/CAに類似のRTS/CTSタイ
プのプロトコルを使用することもできる。誤りのない動作を保証するため、デー
タユニットは、高い優先順位で、直ちに認知される。搬送検出の不利点は、無線
媒体が解放されているかどうかを判定するため、かなりの時間聴取しなければな
らないと言うことである。それから、無線ユニットは受信から送信に切り替える
必要があり、このため更にかなりの時間がかかる。
【0021】 DFWMACはまた、点調整機能として知られている、第2の動作モードを含
む。これは、同期データユニット・サービスを効果的に提供する。このモードに
おいては、中央ハブステーションはバンド幅を非競合期間と競合期間からなる一
つのフレームに分割する。この非競合期間においては、一つのハブステーション
は、ポーリング・リスト上の移動ステーションのポールを行う。このハブステー
ションは、高優先順位で最初のポールを送ることによって、非競合期間を開始す
る。予約機構は、全く洗練されていない。すなわち、競合期間の間に、通信を送
る。噴出的なトラヒィックに対応する方法や媒体の能率的に使用するように努め
る方法は何もない。
【0022】 Hiroshi Esakiにより、東芝KKに譲渡された、"A packet Communication Exc
hange Apparatus"と題する米国特許No.4,970,720は、有線及び無線
LANのための、より一層簡単なCSMA/CA技法を説明する。そこでは、一
つのステーションは媒体へのアクセスを得るため、動作中のステーションのアク
セス努力を遅延させることにより、衝突を引き起こす。
【0023】 (発明の開示) 本発明は、従来技術における不利点の一つ又はそれ以上を克服又は少なくとも
緩和することに向けられている。すなわち、利用できる無線送信能力を能率的に
使用し、一方、同期及び非同期通信を指示する機構を提供する媒体アクセス制御
プロトコルを特定することであり、移動ステーションとハブステーションの間で
交渉されるパラメータに従って、保証された性能を保証することである。
【0024】 従って、本発明は、一つのハブと複数の分配されたステーションの間における
、ある媒体上の通信アクセスを制御する方法を広く開示する。この方法は (a)複数のチャンネルを、ステーションとハブステーションの間のデータ通
信のため割り当て、チャンネル数は少なくともステーションの数であり、各ステ
ーションは少なくとも一つのチャンネルを所有し、各チャンネルは、変動的に、
空、予約、及び所有者状態の一つにあるステップであって、それによって (i)空状態はどのステーションもアクセスすることができる一つのチャンネ
ルを提供し、 (ii)予約状態はハブと予約したが、このチャンネルを所有しないステーショ
ンがアクセスすることができる一つのチャンネルを提供し、 (iii)所有者状態はそれを所有するステーションのみがアクセスする一つのチ
ャンネルを提供するステップ、 及び (b)チャンネルのそれぞれの状態及び/又は数を、各ステーションのデータ
要求をベースにして、時間的に再割り当てするステップ から構成される。
【0025】 本発明はさらに、一つのハブと複数の移動ステーションの間の通信アクセスを
、それらの間のデータアクセスを提供する複数のチャンネルを経て制御する方法
であって、少なくとも移動ステーションの数のチャンネルが存在し、チャンネル
は、変動的に、空、予約、及び所有者状態の一つにあり、それによって (i)空状態はどのステーションもアクセスすることができる一つのチャンネ
ルを提供し、 (ii)予約状態はハブと予約したが、このチャンネルを所有しないステーショ
ンがアクセスすることができる一つのチャンネルを提供し、 (iii)所有者状態はそれを所有するステーションのみがアクセスすることがで
きる一つのチャンネルを提供し、 チャンネルのそれぞれの状態及び/又は数を、各ステーションのデータ要求をベ
ースにして、時間的に再割り当てするステップから構成される方法を提供する。
【0026】 本発明は更に又、一つの媒体への制御されたアクセスを有する通信システムで
あって、 媒体を経て通信するための送受信手段及びデータ処理手段を有するハブ、及び 複数の分配されたステーションであって、その各々が媒体を経てハブと通信す
るための送受信手段及びデータ処理手段を有するステーションから構成され、そ
れにおいて、 ハブとステーションの前記データ処理手段が協力して、ステーションとハブの
間のデータ通信のため、複数のチャンネルを割り当て、チャンネルの数が少なく
ともステーションの数に等しく、各ステーションは少なくとも一つのチャンネル
を所有し、各チャンネルは、変動的に、空、予約、及び所有者状態の一つにあり
、 (i)空状態はどのステーションもアクセスすることができる一つのチャンネ
ルを提供し、 (ii)予約状態はハブと予約したが、このチャンネルを所有しないステーショ
ンがアクセスすることができる一つのチャンネルを提供し、 (iii)所有者状態はそれを所有するステーションのみがアクセスする一つのチ
ャンネルを提供し、そして 協力してチャンネルのそれぞれの状態及び/又は数を、各ステーションのデー
タ要求をベースにして、時間的に再割り当てを行うシステムを提供する。
【0027】 本発明は更に又、複数の分配されたステーションと協力して制御されたデータ
アクセスを有するように動作可能な、通信システムのためのハブであって、 媒体を経て通信するための送受信手段及び 前記送受信手段と対を為すデータ処理手段 から構成され、それにおいて、 ハブの前記データ処理手段が、ステーションとハブの間のデータトラヒィック
のため、複数のチャンネルを割り当てる動作が可能であり、チャンネルの数が少
なくともステーションの数に等しく、各チャンネルは、変動的に、空、予約、及
び所有者状態の一つにあり、それにおいて (i)空状態はどのステーションもアクセスすることができる一つのチャンネ
ルを提供し、 (ii)予約状態はハブと予約したが、このチャンネルを所有しないステーショ
ンがアクセスすることができる一つのチャンネルを提供し、 (iii)所有者状態はそれを所有するステーションのみがアクセスする一つのチ
ャンネルを提供し、そして チャンネルのそれぞれの状態及び/又は数を、各ステーションのデータ要求を
ベースにして、時間的に再割り当てを行う動作が可能なハブを提供する。
【0028】 本発明は更に又、アクセスを制御するため一つの媒体媒体アクセスプロトコル
を有する無線ローカル・エリア・ネットワークであって、 自由空間通路を経て通信するための送受信手段及びデータ処理手段を有するハ
ブ、及び 複数の分配されたステーションであって、その各々が自由空間通路を経てハブ
と通信するための送受信手段及びデータ処理手段を有するステーションから構成
され、それにおいて、 ハブとステーションの前記データ処理手段が協力して、ステーションとハブの
間のデータ通信のため、複数のチャンネルを割り当て、チャンネルの数が少なく
ともステーションの数に等しく、各ステーションは少なくとも一つのチャンネル
を所有し、各チャンネルは、変動的に、空、予約、及び所有者状態の一つ にあ
り、それにおいて (i)空状態はどのステーションもアクセスすることができる一つのチャンネ
ルを提供し、 (ii)予約状態はハブと予約したが、このチャンネルを所有しないステーショ
ンがアクセスすることができる一つのチャンネルを提供し、 (iii)所有者状態はそれを所有するステーションのみがアクセスする一つのチ
ャンネルを提供し、そして 協力してチャンネルのそれぞれの状態及び/又は数を、各ステーションのデー
タ要求をベースにして、時間的に再割り当てを行う無線ローカル・エリア・ネッ
トワークを提供する。
【0029】 本発明の実施例は、交渉されたチャンネル・パラメータに従って、(a)各移
動ステーションのために、ネットワーク通信能力への最小のアクセスを保証する
、(b)予約されていない能力は他の移動局によって使用されることができ、そ
れによって、それらのステーションに保証された最小の過剰(ハブ制御から独立
して、移動ステーションにおける複雑性を付け加えることなく得られる)を提供
する、(c)登録スロット及び空スロットを含む、一つのスロットへの競争的な
アクセスの状況において、一つの移動ステーションによる、通信の成功確率を最
大にするようにパラメータを提供する、ということを、同時に成するという利点
を持っている。
【0030】 この媒体アクセスプロトコルの一つの特徴は、従来技術において知られている
、リクエストタイプより、デマンド仕向であるという点である。
【0031】 (実施例と最良の形態の記述) 「ネットワーク構成と要素」 図1は、無線システム5の単純化された形態を示す。そこでは、只一つの送受
信ハブステーション8が、いくつかの分配された送受信移動ステーション9との
間のデータ通信を容易にする。移動ステーション9は、このハブステーション8
によって制御されるセル(図示されていない)内において移動可能である。ハブ
ステーション8は、移動ステーション9(示されている例では、ステーションM
1とM3)との間における、双方向のデータ通信を調整するように作用する。
【0032】 図2は、無線LANシステム10を示す。4つのハブステーション(H1−H
4)8が背骨ネットワーク、この場合にはスイッチング・ユニット6に接続され
る星状ケーブル・リンク11を通じて、互いに接続されている。この星状ネット
ワーク11とスイッチング・ユニット6は、リング・ネットワークを含む異なっ
たトポロジー、及び無線を含む異なった媒体を持った別の背骨ネットワークによ
って置き換えられることができる。各ハブステーション8は、対応する無線セル
13を持ち、その内部に、種々の移動ステーション(M1−M7)が位置してい
る。コンピュータ14もまた、ネットワーク11に接続されている。包括的なI
SDNネットワーク16へのアクセスを提供するゲートウェイ15も同様に接続
されている。データ通信は、移動ステーション9の間、移動ステーション9と計
算装置14の間、あるいは移動ステーション9とISDNネットワーク16に位
置している他の装置との間で行うことができる。再び、ハブステーション8は、
移動ステーションへの、及び移動ステーションからのデータのフローを調整する
ように作用する。
【0033】 図3は、有線ネットワークシステム17のブロックダイアグラムを示す。本発
明を実体化するプロトコルはこれにも実施化する事ができる。前に注意したよう
に、本発明は、無線環境に制限されるものではない。いくつかの、端末(T1−
T5)9’がハブステーション(H1)8’にケーブル接続13’されている。
このケーブル接続13’は、ハブステーションH1が端末9’と放送送信を使用
して、通信するという特徴を持っている。このハブステーションは、一方、コン
ピュータ14及び同様のハブステーション(H2)(図示されていない)にケー
ブル接続されている。ハブステーションH1は、端末T1ーT5と計算機14と
の間のデータ通信を調整する。図3の配置は単純化されていて、実際には、多く
のハブステーションと対応する端末が存在しハブステーション8’の間のディユ
プレックス通信を提供する、背骨有線または無線ネットワークによって互いに接
続されている。
【0034】 一つの広い形態においては、ハブステーション8または8’は、いくつかのス
テーション9又は9’による媒体へのアクセス、それら互いの間のアクセス、あ
るいは、ハブステーション8又は8’に接続されているネットワーク11を通じ
る両立するユニットへのアクセスを制御するルールの一つの集合において動作す
ると考えることができる。このステーション9または9’は、それらの内部状態
に基づいて、ハブステーションに応答する規則の一つの異なった集合を用いる。
【0035】 図4に示されているように、ハブステーション8のためのいくつかの構成要素
ブロックが提供される。これらは、ネットワーク・インタフェース20、バッフ
ァメモリ21、フレーミング、前進誤り訂正(FEC)及び変調部22、フレー
ミング、前進誤り訂正(FEC)及び復調部23、IF(中間周波数)システム
部24、無線受信部25、無線送信部26、アンテナ27、の形態をとる。この
アンテナ27は、セル13全体を照明するように、その放射パターンが充分広い
。アンテナ27は、この結果を総計的にあるいは動的に(電子的または機械的ビ
ーム操縦によって)成することができる。これらすべての項目は、制御及びタイ
ミング部28に接続され、それによって動作可能である。更に、すべてがAC主
電源又は電池電源29によって動作させられる。
【0036】 ハブステーション8に等価な移動ステーション9の部分は、図5において、1
0だけ大きい数字によって、示されている。移動ステーション9は電池電源39
を有する。
【0037】 変調及び復調を変調一体の形態として実施化することに関するより詳細な内容
は、共有されている、"A Wireless LAN"と題する米国特許、No.5,487,
069(オーストラリア特許No.666411とEP−A−0 599 63
2に同等である)に説明されている。その内容は、ここに相互参照によって本願
に含める。
【0038】 アンテナ37は、操縦できるアンテナであることが好ましく、制御及びタイミ
ング部38によって、移動ステーション9から及びへの送信を、少なくとも部分
的に、対応するハブステーション8に方向付けるよう、電子的に操縦できること
に注意すべきである。この目的のためにふさわしいアンテナは、共有されている
、"A Steerable Antenna"と題するオーストラリア特許、No.671214( EP−A−0 632 523と米特許No.5,714,961に同等である
)に説明されている。その内容もまた、ここに相互参照によって本願に含める。
【0039】 本発明を実体化するMACプロトコルを実施化するソフトウエアは。、ハブス
テーション8と移動ステーション9の制御及びタイミング要素28、38にそれ
ぞれ定住している。
【0040】 以下の説明において重要な通信媒体の一つの特徴は「捕捉」として言及される
。これは、ある種の条件の下でいくつかの実施例に起こる。複数の移動ステーシ
ョンが同じスロットに送信すれば、ハブステーションは次のいずれかを受信する
可能性がある。 (a) 解釈不可能な混乱したデータユニット。これは「衝突」と呼ばれ「捕捉
」は何も起こらない。 (b) 正しいデータだが最強の信号を持った移動ステーションが他のステーシ
ョンを沈めてしまった。これが「捕捉」である。
【0041】 「データリンク手続き」 データリンク手続きの説明を、特にハブステーション8と移動ステーション9
の間の無線通信に関して、図1と2に示されているシステムを参照して始める。
【0042】 図6は、セル送信へのアクセス能力がスロットSに分割され、これらスロット
がアップリンク(移動体からハブへ)とダウンリンク(ハブから移動体へ)を交
互に行うことを示す。各スロットは図7に示されているように、データユニット
Mを物理層オーバーヘッドとともに搬送する。
【0043】 スロットはチャンネルにまとめられている。一つのチャンネルは、ダウンリン
ク(ハブから移動体へ)スロット又はアップリンク(移動体からハブへ)スロッ
トの一つの集合であって、同じ移動ステーションに宛てられているか同じ移動ス
テーションによって所有されている。各アップリンク・チャンネルは、移動ステ
ーションに割り当てられていれば、それによって所有されていると呼ばれる。
【0044】 ハブステーションはダウンリンクを使用して、データユニットを移動ステーシ
ョンに送信し、またセルにおける媒体アクセス制御動作を容易にする。ハブステ
ーションは二つのクラスのいずれかにおいてデータユニットを送信する。すなわ
ち登録への招待を含む管理トラヒィックおよびデータトラヒィックである。
【0045】 登録された移動ステーションが全然なければ、ハブステーションのデータユニ
ットは登録に主として関する。未登録の移動ステーションは、修正されたALO
HAプロトコルを使って、登録リクエストをハブステーションへ送る。これらの
リクエストは、ステーション識別名と呼ばれるステーションの独自のMACアド
レスを含む。これは、「捕捉」関連の問題を回避するため、ハブステーションか
らの登録確認応答に含まれる。
【0046】 移動ステーションは、登録すれば、それが所有するチャンネルの識別名をハブ
ステーションから獲得する。ハブステーションは、利用できるデータ転送時間の
一部をこの新しい移動ステーションに割り当て、それをスケジューリング・デー
タベースに入れる。ハブステーションはデータユニット格納資源をこの移動ステ
ーションのため割り当てる。
【0047】 ハブステーションは、移動ステーションのステーション識別名をデータユニッ
トの見出しに設定することにより、データユニットを特定の移動ステーションへ
送信する。
【0048】 ハブステーションはスケジューリング・アルゴリズムを用いて、どのチャンネ
ルがダウンリンクとそれに続くアップリンクのため割り当てられるかを決定する
。移動ステーションは、修正されたR−ALOHAプロトコルを、それらの内部
状態とともに使用し、アップリンクの使用を決定する。、
【0049】 各ダウンリンク・データユニットはその見出し中に認知を含み、この認知は、
ハブステーションが、直前のアップリンク・スロットにおいてデータユニットを
正しく受け取ったときに、設定する。この認知は、捕捉効果の問題を避けるため
、送信するステーションの識別名を含む。移動ステーションはこの認知を用いて
、それらが今送信したデータユニットが、ハブステーションによって間違いなく
受信されたかどうかを判定する。
【0050】 移動ステーションは電池を保存するため、ハブステーションの支持に関して交
渉することができる。この場合、時間決定的なプロンプトがこの移動ステーショ
ンにのみ発信され、このプロンプトは、この移動ステーションが管理及びデータ
トラヒィックをある期間無視することを許容する制御を含む。
【0051】 登録に続いて、移動ステーションは、ハブステーションがそのトラヒィックサ
ービスの諸特徴を制御するパラメータを調整するよう、リクエストすることがで
きる。
【0052】 無線媒体は、予測不可能な諸変動および送信の時たまの失敗にさらされる。こ
のような失敗の衝撃を減少させるため、MACプロトコルの制御要素は、時間と
ともに分配される。チャンネル・アクセス情報はフレーム見出しのブロック部を
形成する代わりに、ハブステーションによって送信される各スロットの見出しに
渉って分配される。
【0053】 プロトコル・データユニット(PDU)は、アップリンクとダウンリンクのた
め異なって構成される。図8はダウンリンクのためのデータユニット・フィール
ドを示し、図9はアップリンクのためのデータユニット・フィールドを示す。表
1Aと1Bはこれらのフィールドを説明する。
【0054】
【表1A】 ハブステーションのプロトコル・データユニットのフィールド
【0055】
【表1B】 移動ステーションのプロトコル・データユニットのフィールド
【0056】 (ハブステーションの動作) 無線セルにおけるハブステーションの動作を、図10を参照しながらこれから
説明する。この図は、ハブステーション出発、及び移動ステーション出発の交互
の送信列のタイミングに関する、状態機械を示す。プロセス状態40は、移動ス
テーションから受け取ったデータユニットの取り扱い、認知の処理、及び次のダ
ウンリンク・データユニットの生成を含む。プロセス状態40から送信状態41
への遷移は、クロック(図示されていない)によって生成されるスロット刻み4
3によって制御される。スロット送信の完了に際し、ハブステーションは受信状
態42に移る。ある移動ステーションからデータユニットを一つ受信した後、又
は特定の期間の後、ハブステーションはプロセス状態40に戻る。
【0057】 データユニットの無線セルからの、すなわち背骨ネットワークへの、及びから
の、転送は、移動ステーションからの及びへのデータユニットの取り扱いから、
非同期的に成することができる。これは背骨ネットワークに関するプロトコルに
よって治められる。
【0058】 [ハブサイクル] ハブステーションは次のアップリンク・スロットのチャンネル識別子を各ダウ
ンリンク・スロットの見出し部に含む。一つのチャンネルはどの移動ステーショ
ンによっても使用されることができるが、優先権はこのチャンネルを所有する移
動ステーションに与えられる。チャンネルの整列は、ハブステーションのスケジ
ューラ・プロセスが、要求されるサービス・パラメータ及び睡眠要求を含む各移
動ステーションの要求を考慮に入れて決定する。一つのセルに登録されたどの移
動ステーションにも少なくとも一つのチャンネルが割り当てられる。このように
して、すべての移動ステーションがネットワークへのアクセスを保証される。
【0059】 引き続くアップリンクとダウンリンクのスロット対は、一フレームに渉ってス
ケジュールをたてられる。一つのフレーム構造は、ハブステーションによって維
持され、ダウンリンクとアップリンクに関するチャンネル列を叙述する。しかし
、フレームの概念は、ハブステーション外には何の意味も持たない。そして、移
動ステーションは、フレームに関する状態情報を保持する必要がない。ハブステ
ーションは、フレーム項目に従ってダウンリンク・とアップリンク・チャンネル
を選択しながら、フレーム構造を巡回する。
【0060】 フレームをディメンジョンするために必要な情報は、移動ステーションからハ
ブステーションへの管理リクエストにおいて伝えられる。一フレームにおけるス
ロット対の数は、ハブステーションが、無線セルに登録している移動ステーショ
ンの数及びそれらが要求するタイプとチャンネル・パラメータを考慮して、決定
する。最大のフレーム長はネットワークによって支持されている、最小の許容し
得るチャンネルデータによって決定することができる。フレームサイズは、移動
ステーションのサービス要求あるいは移動ステーションの数の変化を収容するた
め変化するかもしれない。
【0061】 [ハブステーション初期化] ハブステーション・スケジューラは初期に、登録された移動ステーションがな い場合に設定される。この状態においては、すべてのダウンリンク・及びアップ リンク・スロットは、登録のため使用されるという意図を持って、管理チャンネ ルに割り当てられることができる。
【0062】 [ハブ登録プロセス] 登録チャンネルはスケジューラによっていつも選択される。移動ステーション
は登録リクエストをハブステーションに伝えるため、スロット化されたALOH
Aの修正された一形式を使用する。成功と失敗は、ハブステーションが、登録し
ょうとしている移動ステーションの数の推定値を生成するために使用する(次の
表2を見よ)。もし登録が成功すれば、ハブステーションはこの移動ステーショ
ンのためのチャンネル識別名を記録し、スケジューラに知らせる。
【0063】
【表2】ハブステーション登録推定プロセス (注)予め定義された長期間の不活動は推定値を0に設定させる。
【0064】 ハブステーションはある特定の情報を新しく登録した移動ステーションに提供
しなければならない。これは、この移動ステーションによって所有される最初の
チャンネルのチャンネル識別名を含む。
【0065】 [ハブチャンネル動作] ハブステーションは常に、ダウンリンク・スロットにおいてセルの移動ステー
ションに送信する。ダウンリンク・ペイロードはセル内から、ネットワークの他
の箇所から、あるいはハブステーションそれ自身から発するデータを含むことが
できる。
【0066】 各ダウンリンク・スロットの見出しのフィールドは、一つのチャンネルを次の
アップリンク・スロットへ割り当て、そのチャンネルへの移動アクセスを制約す
る。
【0067】 各アップリンク・チャンネルは三つの状態(空、予約、所有者)の中の一つに
あると定義される。ハブステーションは各チャンネルの状態を格納し、次のチャ
ンネルの状態を、(他の制御フィールドとともに)各ダウンリンク・スロットの
見出しフィールドにおいて、移動ステーションに送信する。これら三つの状態は
次のように定義される。
【0068】 [空状態] もしあるデータチャンネルが空状態にあれば、待ちデータユニットを持ったど
の移動ステーションも、スロット化されたALOHAプロトコルを用いて、それ
へのアクセスを求めて競うことが許される。移動ステーションは、修正されたR
−ALOHAプロトコルに従って、将来のフレームにおけるチャンネルを予約す
ることもできる。
【0069】 [予約状態] もしあるチャンネルが予約状態にあれば、このチャンネルを予約した移動ステ
ーションはデータユニットを送信することができる。しかし、このチャンネルの
所有者は、このチャンネルを予約した移動ステーションの有無に関わらず、時に
はそれを使用することができる。
【0070】 [所有者状態] もしあるチャンネルが所有者状態にあれば、このチャンネルを所有している移
動ステーションだけが、データユニットを送信するため、それを使用することが
できる。交渉されたチャンネル・パラメータとともに、ある移動ステーションに
割り当てられたチャンネルは、「備えられた」と呼ばれ、所有者状態にとどまる
。したがって、このチャンネルの所有者は保証されたアクセスを有する。
【0071】 各アップリンクスロットの終わりに、ハブステーションは、表3に示されてい
る、状態表に従って、チャンネル状態を変化させ、スケジューリング・アルゴリ
ズムに従って、次のチャンネルを選択する。
【0072】
【表3】アップリンク・データチャンネル状態遷移 ここでX=無関係。 注 1.所有者が先取り。2.予約。3.フローの終わり。4.その他の状態は
ハブステーションのエラーによるか、移動ステーションの失敗か、サービス攻撃
の拒否によるかもしれないプロトコルのエラー状態を表す。適切な応答は、ハブ
ステーションの再スタートを含む。
【0073】 「備えられたチャンネル」、「アップリンク状態」、「アップリンク結果」の
下の列は、それぞれチャンネルのタイプ、チャンネルの状態、及びそのチャンネ
ルにおける直前の受信結果を示す。「est-num更新」列は、競合する移動ステー ションの推定数(すなわちest-num)を更新するためにアップリンクのcontend-r
qフィールドを使用すべきかどうかを指示する。その右の列には、チャンネルの 新しい状態が与えられ、「ack/nack送信」列は、移動ステーションのデータユニ
ットに応答して、次のダウンリンクスロットにおいて何が送られるべきかを示す
【0074】 ハブステーションは、移動ステーションがALOHAスロットを求めて競うこ
とを、それらのcontend-rq信号が指示すれば、それらのステーションを認知し、
数えることを要求される。ハブステーションは、移動ステーション推定値を、す
べてのダウンリンクのMAC見出し部のフィールドにおいて送信する。
【0075】 もしある移動ステーションがハブステーションによって数えられたければ、そ
れはデータユニットを送ると同時に、一つのアップリンク・スロットの見出し部
に、競合リクエストをする。
【0076】 ハブステーションは、登録完了(それは安全保障を含むかもしれない)、チャ
ンネル・パラメータ交渉、及び睡眠制御を含むことができる制御課題のため、管
理データユニットを移動ステーションと交換しなければならない。チャンネル・
パラメータ交渉は代わりに、標準信号手続きによって伝えることができる。
【0077】 [ハブステーション・スケジューラ] ハブステーションはある種のチャンネル・パラメータを提供するため移動ステ
ーションと契約にはいることができる。それは、このパラメータにおいて、利用
できる能力の一部を移動ステーションの使用のため割り当てる。ここに説明され
ているプロトコルは保証されたパラメータ契約を支持する。ハブステーションは
、公正かつ、すでに存在している契約の性能を低下させないスケジューラによっ
てこれらの契約を支持する。一つの契約の受け入れは、ハブステーションの全部
の(バンド幅)能力を超えない範囲で、ハブステーションの資源の割り当てを必
要とする。
【0078】 [ハブ睡眠スケジュール] ここに説明されているプロトコルは、移動ステーションがダウンリンク・スロ
ットにいつも耳を傾けなくても良い停電力モードに入る、動作モードを支持する
。睡眠要求を指示する一つの移動ステーションにたいして、スロット・スケジュ
ーラは、この移動ステーションが目覚めている間に、所有されたスロットを割り
当てることができる。
【0079】 (移動ステーションの動作) 移動ステーションの動作を図11を参照しながらこれから説明する。
【0080】 [移動サイクル] 移動ステーションの活動は、ハブステーションから受け取った通信への応答に
おいて判定される。図11aは、ある移動ステーションが三つの状態、「初期化
」50、「登録」51、「データ」52において動作することを示す。初期化又
はハブステーションとの接触を失った後に入る状態「登録」51は、図11bに
拡張されている。未登録の移動ステーションは「登録聴取」状態53にあり、ハ
ブステーションが登録スロットを発するのを待つ。移動ステーションは、登録し
ょうとすれば、「登録リクエスト」状態54に入る。「データ」状態52は図1
1cに拡張されている。一つの移動ステーションはダウンリンク・スロットを、
「データ受信」状態55において、ハブステーションから受け取る。ダウンリン
ク・データユニットは、「データ処理」状態56において処理される。この処理
の結果に依存して、移動ステーションは「データ」状態52を出るか、三つの状
態、「データ送信」57、「データ睡眠」58、「データ受信」55のどれかに
入る。「データ送信」状態57においては、それは次のアップリンク・スロット
において一つのデータユニットを送信する。「データ睡眠」状態58においては
、それは電力を保存する。
【0081】 [移動登録] 図11aに示されている「登録」状態51においては、移動ステーションは下
の表4に示されている登録状態表に従って動作する。この登録状態表に述べられ
ている手続きの目的は、通信をハブステーションに競争的に伝えることである。
ハブステーションは、登録しようとしていると信じる移動ステーションの数の推
定値を提供する。移動ステーションはこの数の逆数を用いて、その登録リクエス
トを送信する確率を設定する。このことは、競合している移動ステーションの登
録リクエストを遅延、又は反復させることにより、登録送信の成功率を増加させ
る。
【0082】
【表4】移動登録状態表
【0083】 表4において、「チャンネル識別名」は以前のダウンリンク・プロトコルにお けるchan-idフィールドである。「移動Tx確率」は、移動ステーションによっ て、それがこのチャンネルにアクセスしようとする確率を設定するために使用さ
れる。次の二つの列は、移動ステーションのアクセスしようとする試みの結果を
示す。すなわち、「移動Tx」は移動ステーションがこのチャンネルにアクセス
しようとしているかどうかを示し、「ハブ応答」は、この登録試み直後のダウン
リンクスロットにおいて現れるハブステーションによる応答を示し、この登録試
みが成功したかどうかを定義する。
【0084】 [移動チャンネル・パラメータリクエスト] 移動ステーションは、ハブステーションのスケジューリング・アルゴリズムと
整合するチャンネルの諸特徴をリクエストすることができる。このリクエストを
ハブステーションに伝える方法は、ネットワークの環境に依存するが、管理処理
によって成することができる。
【0085】 次の部分は、図11aの「データ」状態52及びその拡張された形式図11c
において遂行される動作を説明する。
【0086】 アップリンク・データユニットにおける見出しは、移動ステーションによって
、このチャンネルへの排除的なアクセスを予約するために設定される、フローリ
クエスト(表1Bを見よ)を含む。予約を許容する論理は、次の表5に与えられ
ている。ある予約の成功の結果、この予約をした移動ステーションに一時的に再
割り当てされる一つのチャンネルが得られる。このことは、このチャンネルにお
けるデータの送信(フローと呼ばれる)が、この予約をこの移動ステーションが
放棄し、フローリクエストを取り下げるまで、あるいは所有者によって再要求さ
れるまで、続くことを許す。二つのタイプのフロー、所有者フローと予約フロー
が記録される。
【0087】
【表5】移動データ状態表 ここで d=更に付け加えて、ダウンリンクエラーを数え上げるべきである。 X= 無関係
【0088】 表5において、「現在状態」の列は、一つのダウンリンク・データユニットの 受信に続く状態を与える。「送信決定」の列は、移動ステーションが、送信すべ
きかどうか、どんなフローリクエストをすべきかどうか、及び結果の作用を指示
する。[Tx確率」はこの移動ステーションが送信する確率を特定する。三つの場 合において、送信確率はALOHAアクセスを求めて競う移動ステーションの数
のハブステーションによる推定値から決定される。この表を圧縮するため、「フ
ローレコード更新」の列は、送信が為された場合(最初の三列)とそうでない場
合(四番目の列)に分離されている。この最初の三列は、次のダウンリンク・デ
ータユニットにおける三つの可能な認知応答の各々に対して、移動ステーション
がどのようにそのフローレコードを更新すべきかを特定する。ここでの作用は、
今使用されたチャンネルのフロー状態を修正する。記入事項[no」は所有者又は 予約フローが存在しないことを意味し、「予約」または「所有」は「予約フロー
」と「所有者フロー」がそれぞれ記録されることを意味する。
【0089】 表5はまた、移動ステーションが、この表において「チャンネル状態」=「未
知」と指示されている、間違ったデータユニットを数えるべきである。この数は
、このリンクがいつ信頼できなくなり、救済処置、すなわち図11aに示されて
いる「データ」状態52から「登録」状態「51」への復帰が行われなくてはな
らなくなるかを決定するために使用される。
【0090】 また、一つの移動ステーションが送信する度に、それはそのcontend-rqフィー
ルドを表6に従って送信し、ハブステーションが空のスロットを求めて競う移動
ステーションの数を判定することを助ける。
【0091】
【表6】移動ステーションのcontend-rq生成
【0092】 [所有者フローのリクエスト] 一つの所有者フローリクエストは、ある移動ステーションによって行われる、
それが所有する一つのチャンネルに対する一つのフローリクエストである。一つ
の所有者フローリクエストの受信において、ハブステーションはこのチャンネル
状態を所有者に変更し、このチャンネルの所有者のみがこのチャンネルへのアク
セスを許されることを意味する。この能力は、一つのチャンネルの所有者がそれ
自身の使用のため、競合しないTDMAのようなチャンネルを動的に作り出すこ
とを許す。ハブステーションが、衝突又はエラーのため、たとえ所有者フローリ
クエストを含むスロットを受け取らなくても、このリクエストは成功する。とい
うのは、ハブステーションは、このチャンネルの所有者がこのチャンネルへのア
クセスを回復するため衝突を引き起こしたと仮定するからである。この状態は、
不必要に続くことはない。なぜなら、この所有者は引き続くスロットにおいて、
所有者状態の保持をリクエストしなければならないからである。
【0093】 一つの所有者フローリクエストが成功するためには、所有者ack-idとともに、
肯定的認知を受け取らなければならない。所有者フローリクエストを行う一つの
移動ステーションはこのチャンネルに「所有者フロー」とマークし、各移動ステ
ーションにおけるカウンタFrowsの値をインクリメントする。このカウンタは、 この移動ステーションが現在保持するフローの合計数を表す。同様に、一つのフ
ローの終わりとともに、Flowsの値がデクリメントされなければならない。
【0094】 一つの移動ステーションは、その待ち行列上のデータを、この移動ステーショ
ンに既に与えられたフローにおいて送信する事ができないときにのみ、一つのチ
ャンネルに対する所有者フローリクエストを行うことができる。
【0095】 [予約フローのリクエスト] 予約フローの一つのリクエストは、ある移動ステーションによって行われる、
それが所有しない一つのチャンネルに対する一つのフローリクエストである。も
し一つの予約フローリクエストを含むスロットがハブステーションによって正し
く受信されれば、ハブステーションはこのチャンネル状態を予約状態に変更する
【0096】 もしこの予約フローリクエストを含むスロットがハブステーションによって正
しく受信されなければ、このチャンネルの所有者がこのチャンネルへのアクセス
を取り戻すため、衝突を引き起こしたものと仮定される。ハブステーションはこ
のチャンネルの状態を所有者状態に変更し、これは所有者フローリクエストを含
むスロットを間違えて受け取った時と同じ作用である。
【0097】 一つの予約フローリクエストをする移動ステーションは、このチャンネルに「
予約フロー」とマークし、Flowsをインクリメントする前に、このリクエストが ハブステーションによって正しく受け取られたという顕在的な認知を、station-
idに適合するack-idとともに(「捕捉」問題を避けるため)、待たなければなら
ない。予約フローリクエストに対する認知は次のダウンリンク・スロットの見出
しにおいて制御される。
【0098】 移動ステーションは、それにすでに与えられたフローに対してその待ちデータ
を送信することができない場合にのみ、予約フローのリクエストをすべきである
。特に、与えられたフローの各々へのアクセスを使用してすべてのデータを送信
する潜在能力がなければならない。
【0099】 ある移動ステーションは一つのダウンリンク・データユニットを受け取った後
、表5と6の現在状態の列に示されているその現在状態を使用して、次のアップ
リンク・スロットにおいて一つのデータユニットを送るべきかどうか、又如何に
送るべきかを決定しなければならない。この移動ステーションの現在状態は次の
ものから構成される。 「チャンネル状態」:ハブステーションによって決定されるチャンネルの状態
。 「移動がチャンネルにフローを持つ」:これは予約フロー又は所有者フローが
このチャンネルのため記録されているかどうかを示す。 「所有者」:これはこの移動ステーションがこのチャンネルを所有することを
示す。 「待ち行列長」:この移動ステーションの待ちデータユニットのペイロードの
数。 FlowRequestAllowed=(待ち行列長>Flows+1) Pre-emptAllowed=(待ち行列長>Flows) ReleaseRequired=(FlowCounter=0)
【0100】 特定の現在状態が与えられときの適切な作用は表5の「送信決定」列に示され
ている。もしTx確率が1ならば、移動ステーションは常に送信する。もしTx確率
が0ならば、移動ステーションはデータユニットを送信してはならない。もし一
つのデータユニットが送信されれば、「フローリクエスト」列が、予約フローリ
クエストまたは所有者フローリクエストを行うべきか否かを示す。
【0101】 一つのパラメータFlowMaxが定義され、カウンタFlowCounterが各移動ステーシ
ョンにおいて必要である。ある移動ステーションが一つのデータユニットを予約
フローにおいて送信する度に、移動ステーションはFlowCounterをFlowMaxを法と
してインクリメントする。FlowMaxの値は、設定できるパラメータである。もし 移動ステーションが一つのデータユニットを予約フローにおいて送信しようとす
るときに、FlowCounterが0に等しければ、この移動ステーションは、その待ち 行列またはそれが現在保持している他のフローの数に関わらず、この予約フロー
の継続をリクエストしてはならない。移動ステーションは所有者フローを解放す
る必要は決してない。というのは、これは共有プロセスの一部とは見なされない
からである。
【0102】 一般的に言えば、FlowMaxの低い値は、それが処理量を制限するので、望まし くない。一方、その大きな値は良好な処理量を与えるが、遅延が大きくなる。中
間の広い範囲の値が優れた性能を提供することができる。。
【0103】 表5の「FlowCounterインクリメント」の列はFlowCounterをFlowMaxを法とし てインクリメントすべきかどうかを示す。
【0104】 表5における、「送信結果」のブロックは、送信されるデータユニットの認知
を含むことができる次のダウンリンク・スロットの受信の後、取られる作用を示
す。
【0105】 [移動体睡眠] 電池電源の移動ステーションは、電子回路の一部が必要でない場合にはいつも
、電源をそこから除き、図11cに示されている「データ睡眠」状態58に入る
ことを求めるかもしれない。これはハブステーションのスケジューリング・プロ
セスによって支持される。
【0106】 [性能データ] ステーションによる交渉されたアクセスは、競合なしに、協定された遅延とと
もにスケジュールに組まれることができる。その他のトラヒィックは、統計的多
重化に従うトラヒィックを含む、ネットワークへの競合したアクセスに関わる。
この競合したトラヒィックはシミュレーションの主題である。
【0107】 (シミュレーション) 二つの独立した方法がシミュレーションのため使用された。ここに示された結
果は、Cプログラム言語を用いて、本プロトコルのソフトウエアによる実施化か
ら導かれたものである。このシミュレーションにおいて、ハブ及び移動ステーシ
ョンの各々は一つのスレッドとして実施化され、その間のすべての通信は、図1
1に示されているパケット交換における情報に制限された。これらのシミュレー
ションにおいて用いられたトラヒィックは、ポアッソン統計量を使用して生成さ
れた。図解された性能結果は、任意ののスロットサイズに対して正当であるため
、基本のシミュレーション単位は、秒単位の絶対時間に代えて、時間スロットで
ある。
【0108】 これらのシミュレーション結果は、MIL3、3400 International Drive, Wa
shington D.C. 20008によって供給されたOPNETと呼ばれる商業シミュレーショ
ンパッケージを用いて、検証された。
【0109】 図12−15は、指標として、「申し出られた負荷」対「処理量」、及び「申
し出られた負荷」対「遅延時間」を様々に示す。ここで値1は、保証されないト
ラヒィックに対する利用できるバンド幅全体を表す。このチャンネルはその能力
の例えば90%に対するスケジュールに関する協定を持つことができ、残りの1
0%が競合にゆだねられることができる。
【0110】 図12と13は、ネットワークアクセスに対して等しい確率を持って競争する
10個の移動ステーションの状況を示す。ハブステーションはこれらのステーシ
ョンによって所有される10個のスロットの総当たりスケジュールを組む。
【0111】 処理量プロットは、プロトコルが申し出られた負荷をほとんどすべての範囲に
渉って直接処理量に変換する。図12に示されているのはまた、競争的アクセス
を得るために必要な付加的プロトコル関連のトラヒィックである。「データ」と
「データ+衝突」間のこの領域は、スロット化されたALOHAタイプの衝突が
負荷とともに増加するにつれて、増大する活動を示し、それからプロトコルの振
る舞いがいっそうTDMAのようになるにつれ、次第に活動の減少を示す。遅延
は、申し出られた負荷が0.3に至るまで、純粋TDMAにおいて成される、慣
例的に1+スロット数/2と取られる値、この場合には6スロット、より良好に
とどまる。それから、衝突が遅延されたアクセスを引き起こすにつれて、それは
増加する。しかし、これは、申し出られた負荷が0.9に至るまで、まだ全く低
くとどまる。この点において、平均遅延は急成長する。これは、動作のTDMA
モードが均等に確立されていないからであり、まだ衝突がアクセスを得るため使
用されているところでは、待ち行列(従って遅延)が増加する。
【0112】 図14と15は、再び10個のステーションがそれらの所有者スロットを総当
たりベースで申し出られている場合におけるシミュレーションに関する。
【0113】 しかしながら、一つのステーション(「重い」トラヒィックを引き起こす)が
システムの申し出られた負荷の90%を生成し、一方他の9個のステーション(
軽いトラヒィックを引き起こす)は申し出られた負荷の残り10%を均等に共有
する。ここでは、何のトラヒィック協定も存在しないことに注意すべきである。
申し出られた負荷は、システムバンド幅の競合した部分に対してのみである。
【0114】 システム処理量は、およそ0.8の申し出られた負荷に至るまで、申し出られ
た負荷に直接適合する。「重い」トラヒィックステーションはそれが必要とする
すべてのスロットを使用しょうと努める一方、「軽い」トラヒィックステーショ
ンはパケットを伝送するためそれらが所有するスロットを一時的に予約するため
、衝突させることが益々必要となる。衝突を表現する領域は、この振る舞いを示
す。システム負荷が高くなるにつれ、「軽い」ステーションはチャンネルの10
%に益々近く使用する必要が生じる。これを得るため、それらはバンド幅の増大
する部分を衝突において消費する。そのため、あるピークに到した後、衝突が一
層起こりやすくなるので、処理量は低下する。送信する決定は確率的なので、(
データ+衝突処理量)さえ1に到する事ができない。
【0115】 同時に、「重い」ステーションは、その待ち行列を空にするのが益々困難とな
り、その遅延が鋭く増加する。他方、「軽い」ステーションはそれらが所有する
チャンネルを取り戻し、それらのパケットを、別のものが到着する前に、発送す
ることができる。図13と15は、非常に良好な遅延性能を示す。
【0116】 これは、重いユーザが、控えめの要求を持ったステーションがこのネットワー
クを使用することを妨げないと言う点において、優れた公正性を示す。
【0117】 本発明の実施例は、始めに議論した従来技術のMACハイブリッド・プロトコ
ルに勝る諸利点を提供する(又は不利点を避ける)。R−ALOHAに関連して
、本MACプロトコルは、どれだけ多くのデータユニットがバッファに入ってい
るかに依存して、複数のスロットを予約しようとする。しかし、それは、直ちに
使用する必要以上に、あるいは特定の引き続くアクセスを越えて、予約したスロ
ットを保持することはない。また、R−ALOHAと比べて、ステーションが所
有するチャンネル及びアップリンク・及びダウンリンク・スロットの構造化によ
って、性能の改善がある。すなわち、ステーションは、送信の衝突を含む要求に
おいて、それが所有するチャンネルを先取りする事ができる。スロットの構造化
においては、以前の送信試みに対して直ちにフィードバックを提供することがで
きる。PRMAプロトコルに関連して、本発明は、それとは対照的に、「音声」
と「他の」トラヒィックを区別しない。この場合、データユニットを取り除く自
由や相対的に固定されたフレーム・レートのような、音声トラヒィックの特徴に
依存することはない。 予約されたスロットへのアクセスを獲得する技術は、「 所有者チャンネル」の概念によって強化された。所有者チャンネルは、ALOH
Aアクセスが成功するのを待つ代わりに、素早く強制的に予約状態にされること
ができる。
【0118】 ALTAIRシステムに目を向ければ、本プロトコルの制御情報は、時間とと
もに配分され、それぞれのスロット・アクセスは以前のスロット見出しによって
制御され、次のスロット見出しによって認知される。制御通信の一つを読むこと
に失敗すれば、一つのスロットへのアクセスを失うだけであり、小さな衝撃しか
もたらさない。更に、本プロトコルは、いくつかの技法を用いて保証された予約
を含むアクセスを生成し、それによって複雑なフィードバックなしにすませる。
最後に、本プロトコルは、移動ステーションが、与えられたスロット番号がいつ
出現するかを判定する必要がないという点において、ハブステーションの通信に
直接応答することを許す。また、移動ステーションによる正確なタイミングの必
要はない。むしろ、ハブステーションのタイミングだけが、必要のない使用され
ない時間を避けるるために重要である。
【0119】 IBMプロトコルに目を向ければ、ALTAIRに関する、それに勝る諸点に
ついての観察はここにも当てはまる。それらに付け加えて、本プロトコルは、全
体の構造がより少なく関与するので、複雑性が小さく、電力低減がハブステーシ
ョンによって導かれる。
【0120】 最後にDFWMACプロトコルに目を向ければ、比較的に、本プロトコルは噴
出的トラヒィックへの対応能力があり、利用できる媒体を能率的に使用すること
ができる。 さらに、このプロトコルは、定義された集中制御のため、一つの移動ステーショ
ンがいつ睡眠してもよいかを特定することができる。これは分配制御システムに
おいて成するのがより困難である。
【0121】 無線LANおよび有線ネットワークにおける実施例が以上説明されたが、本発
明は数多くの他の応用を有する。それらの内には次のものがある。
【0122】 本MACプロトコルは、いくつかのコンピュータ(それらの一部は移動である
ことができる)が互いにそして/または有線背骨LANに接続されているような
無線LANにおける資源を制御するために用いることができる。本MACプロト
コルはまた、普通無線ATMとして言及される、ATMネットワークのための無
線アクセス点へのアクセスを制御するために使用することもできる。これは、固
定されたコンピュータ端末の移動ステーションが一つのATMネットワークへア
クセスするためであることができるし、また物理的に分離されたATMネットワ
ークを接続するためであることができる。
【0123】 応用の他の分野は、娯楽サービス、インターネット、及び電話サービスの家庭
及び事務所への伝送である。これは同軸ケーブルシステム、ハイブリッド・ファ
イバ・同軸ケーブルシステム、ハイブリッド・ファイバ・無線システム、あるい
はファイバからカーブ(kerb)及び続く無線または銅線ベースの家庭または
事務所に対するアクセスを使用する事ができる。これらの応用において、本MA
Cプロトコルは、家庭/事務所から/へのアクセスを制御するために使用される
が、特に、いくつかのユーザがデータ及び/又は電話のために同じバンド幅を共
有する、いわゆるバックチャンネル(家庭/事務所からヘッドエンドへの送信)
において使用される。
【0124】 本MACプロトコルは、音声及びデータトラヒィックが移動ハンドセット又は
端末によって生成される、無線ベースの私的通信システムにおいて更に応用を有
する。
【0125】 本MACプロトコルは、いくつかのステーションが、ある通信システムに接続
されている中央ステーションに通信する、一点から多点への無線通信システムに
おいて更に応用を有する。そのようなシステムは、幹状の無線またはグループ特
定の移動(GSM)のような、移動通信ネットワークのための無線バックハンド
において使用することができる。
【0126】 更に別の応用は、サービス提供者によって提供されたセットトップ・ボックス
の娯楽サービスとデータをいくつかのテレヴィジョンセット及び/またはコンピ
ュータ及び接続されている周辺装置へ分配する、家庭又は事務所における無線シ
ステムのためである。
【0127】 本MACプロトコルを同僚ネットワークの設定を含むように拡張することは可
能である。これらは、制御するハブステーションが存在しないネットワークであ
るが、それらの間で通信を求める移動ステーションの集まりである。この拡張は
このような通信を可能にする。代わりに、本MACプロトコルを用いて、ハブス
テーションとして作用することを可能とするハードウエア及びソフトウエアを有
する移動端末を有することが可能であるかもしれない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実体化するMACプロトコルが実施化される無線システ
ムの概念的ブロックダイアグラム。
【図2】 もう一つ別の実施例における無線LANシステムの概念的ブロッ
クダイアグラム。
【図3】 更に別の実施例における有線ネットワークシステムの概念的ブロ
ックダイアグラム。
【図4】 ハブステーションの概念的ブロックダイアグラム。
【図5】 移動/無線ステーションの概念的ブロックダイアグラム。
【図6】 無線セルにおける送信の構造。
【図7】 無線セルにおける送信の構造。
【図8】 無線セルにおける送信の構造。
【図9】 無線セルにおける送信の構造。
【図10】 ハブステーションのタイミングとスケジューリングに対する状
態ダイアグラム。
【図11a】 移動ステーションに対する状態ダイアグラム。
【図11b】 移動ステーションに対する状態ダイアグラム。
【図11c】 移動ステーションに対する状態ダイアグラム。
【図12】 シミュレーションされた競合状況に対する、処理量と遅延のグ
ラフ。
【図13】 シミュレーションされた競合状況に対する、処理量と遅延のグ
ラフ。
【図14】 シミュレーションされた競合状況に対する、処理量と遅延のグ
ラフ。
【図15】 シミュレーションされた競合状況に対する、処理量と遅延のグ
ラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (71)出願人 マックォーリー・ユニバーシティ オーストラリア2113ニュー・サウス・ウェ ールズ州ノース・ライド、バラクラーバ・ ロード (72)発明者 アンドリュー・フレデリック・マイルズ オーストラリア2113ニュー・サウス・ウェ ールズ州ノース・ライド、タックウェル・ プレイス5/8番 (72)発明者 デイビッド・ジェイムズ・スケラーン オーストラリア2069ニュー・サウス・ウェ ールズ州ローズビル、ダドリー・アベニュ ー33番 (72)発明者 ジョン・フレイザー・ディーン オーストラリア2122ニュー・サウス・ウェ ールズ州イーストウッド、クライブ・ロー ド9番 (72)発明者 テレンス・マイケル・ポール・パーシバル オーストラリア2066ニュー・サウス・ウェ ールズ州レイン・コーブ、ローン・アベニ ュー3番 (72)発明者 シフイ・ジョウ オーストラリア2163ニュー・サウス・ウェ ールズ州キャラマー、リバー・アベニュー 239番 (72)発明者 アレックス・チャン・キット・ラム オーストラリア2073ニュー・サウス・ウェ ールズ州ピンブル、ライド・ロード144番 Fターム(参考) 5K033 AA01 AA09 CB01 CB04 CB06 DA01 DA15 DA19 DB17

Claims (102)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つのハブと複数の分配されたステーションの間における一つの
    媒体上の通信アクセスを制御する方法であって、 (a)複数のチャンネルを、ステーションとハブの間におけるデータ通信のた
    め割り当て、チャンネル数は少なくともステーションの数であり、各ステーショ
    ンは少なくとも一つのチャンネルを所有し、各チャンネルは、変動的に、空状態
    、予約状態、及び所有者状態の一つにあるステップであって、 (i)空状態はどのステーションもアクセスすることができる一つのチャンネ
    ルを提供し、 (ii)予約状態はハブと予約したが、当該チャンネルを所有しないステーショ
    ンがアクセスすることができる一つのチャンネルを提供し、 (iii)所有者状態はチャネルを所有するステーションのみがアクセスを有する
    一つのチャンネルを提供するステップ、 及び (b)チャンネルのそれぞれの状態及び/又は数を、各ステーションのデータ
    要求をベースにして、時間的に再割り当てするステップ から構成される方法。
  2. 【請求項2】データ通信が、有限のバンド幅を有する媒体上で行われる請求項
    1に記載される方法。
  3. 【請求項3】少なくとも存在するステーションの数と同じ数の、所有者状態に
    あるチャンネルが存在する、請求項1及び2のいずれか一つに記載される方法。
  4. 【請求項4】先行する請求項のいずれか一つに記載される方法であって、一つ
    のステーションが、任意の時刻に、ハブに対して、一つ又はそれ以上の特別チャ
    ンネルを割り当てられるようにリクエストするステップを更に含む方法。
  5. 【請求項5】先行する請求項のいずれか一つに記載される方法であって、それ
    によって、一つのチャンネルがさらに各ステーションとハブの間の管理トラヒィ
    ックを提供し、管理トラヒィックとして、一つのステーションが、所有者状態に
    ある、必要な数のチャンネルを割り当てられるように、ハブと交渉するステップ
    をさらに含む方法。
  6. 【請求項6】一つのステーションが、予約状態にある、必要な数のチャンネル
    を割り当てられるように、ハブと交渉するステップをさらに含む請求項5に記載
    される方法。
  7. 【請求項7】請求項5及び6のいずれか一つに記載される方法であって、それ
    において、一つのステーションが、登録する事を求めているステーションの数の
    指示をリクエストし、それにハブが応答するステップであって、前記ステーショ
    ンは前記指示をリクエストと指示によって受け取るステップを更に含む方法。
  8. 【請求項8】請求項5及び6のいずれか一つに記載される方法であって、一つ
    のステーションが、登録する事を求めているステーションの数の指示をリクエス
    トし、それにハブが応答するステップであって、それにおいて前記ステーション
    は前記指示を放送によって受け取るステップを更に含む方法。
  9. 【請求項9】請求項5から8までのいずれか一つに記載される方法であって、
    一つのステーションが、一つのチャンネルを使用することを求めているステーシ
    ョンの数の指示をリクエストし、それにハブが応答するステップであって、それ
    において前記ステーションは前記指示をリクエストと指示によって受け取るステ
    ップを更に含む方法。
  10. 【請求項10】請求項5から8までのいずれか一つに記載される方法であって
    、一つのステーションが、一つのチャンネルを使用することを求めているステー
    ションの数の指示をリクエストし、それにハブが応答するステップであって、そ
    れにおいて前記ステーションは前記指示を放送によって受け取るステップを更に
    含む方法。
  11. 【請求項11】請求項5から10までのいずれか一つに記載される方法であっ
    て、一つのステーションがハブに対して、割り当てられたチャンネルを放棄する
    ため、登録取り消しをリクエストするステップを更に含む方法。
  12. 【請求項12】請求項5から10までのいずれか一つに記載される方法であっ
    て、一つのステーションがハブに対して、睡眠モードに入るため、ある期間この
    ステーションへのデータ通信をすべて遅延するようにリクエストするステップを
    更に含む方法。
  13. 【請求項13】先行する請求項のいずれか一つに記載される方法であって、前
    記再割り当てするステップが、予約状態チャンネルの使用を、一時的に、それを
    所有していないステーションに帰属させるステップを含む方法。
  14. 【請求項14】請求項13に記載される方法であって、帰属せしめられたステ
    ーションによって当該チャンネルがある期間使用されなければ、一時的に帰属が
    撤回される方法。
  15. 【請求項15】請求項12及び13のいずれか一つに記載される方法であって
    、前記予約状態にあるチャンネルを所有するステーションが、要求によって使用
    を取り戻す方法。
  16. 【請求項16】先行する請求項のいずれか一つに記載される方法であって、前
    記各チャンネルは複数のスロットから構成され、各スロットは可変長の一つのデ
    ータユニットからなり、各チャンネルはハブから移動体へのスロット又は移動体
    からハブへのスロットを持ち、ハブから移動体へのスロットの長さを、移動体か
    らハブへのスロットの長さとは異なるように配置するステップを更に含む方法。
  17. 【請求項17】請求項16に記載される方法であって、それによって、前記ハ
    ブから移動体へのスロットの長さが、移動体からハブへのスロットの長さとは異
    なり、スロットの長さが、異なったトラヒィック条件を説明するため、変動させ
    られるステップを更に含む方法。
  18. 【請求項18】請求項17に記載される方法であって、それによって、スロッ
    トの長さを変動させるステップにおいて、ハブは、異なったトラヒィック条件を
    説明するため、一つの移動体からハブへのスロットを一つのハブから移動体への
    スロットで置き換えるように設定される方法。
  19. 【請求項19】一つのハブと複数の移動ステーションの間の通信アクセスを、
    それらの間のデータアクセスを提供する複数のチャンネルを経て制御する方法で
    あって、少なくとも移動ステーションの数のチャンネルが存在し、チャンネルは
    、変動的に、空、予約、及び所有者状態の一つにあり、 それによって (i)空状態はどのステーションもアクセスすることができる一つのチャンネ
    ルを提供し、 (ii)予約状態はハブと予約したが、このチャンネルを所有しないステーショ
    ンがアクセスすることができる一つのチャンネルを提供し、 (iii)所有者状態はチャネルを所有するステーションのみがアクセスすること
    ができる一つのチャンネルを提供し、 チャンネルのそれぞれの状態及び/又は数を、各ステーションのデータ要求を
    ベースにして、時間的に再割り当てするステップから構成される方法。
  20. 【請求項20】データ通信が、有限のバンド幅を有する媒体上で行われる請求
    項19に記載される方法。
  21. 【請求項21】請求項19及び20のいずれか一つに記載される方法であって
    、それによって、一つのチャンネルがさらに各ステーションとハブの間の管理ト
    ラヒィックを提供し、管理トラヒィックとして、一つのステーションが所有者状
    態にある、必要な数のチャンネルを割り当てられるように、ハブと交渉するステ
    ップをさらに含む方法。
  22. 【請求項22】媒体が自由空間である、請求項19から21までのいずれか一
    つに記載される方法。
  23. 【請求項23】一つのステーションが、予約状態にある、必要な数のチャンネ
    ルを割り当てられるように、ハブと交渉するステップをさらに含む請求項19か
    ら22までのいずれか一つに記載される方法。
  24. 【請求項24】請求項19から22までのいずれか一つに記載される方法であ
    って、一つのステーションが、登録する事を求めているステーションの数の指示
    をリクエストし、それにハブが応答するステップであって、それにおいて前記ス
    テーションは前記指示をリクエストと指示によって受け取るステップを更に含む
    方法。
  25. 【請求項25】請求項19から23までのいずれか一つに記載される方法であ
    って、一つのステーションが、登録する事を求めているステーションの数の指示
    をリクエストし、それにハブが応答するステップであって、それにおいて前記ス
    テーションは前記指示を放送によって受け取るステップを更に含む方法。
  26. 【請求項26】請求項19から25までのいずれか一つに記載される方法であ
    って、一つのステーションが、一つのチャンネルを使用することを求めているス
    テーションの数の指示をリクエストし、それにハブが応答するステップであって
    、それにおいて前記ステーションは前記指示をリクエストと指示によって受け取
    るステップを更に含む方法。
  27. 【請求項27】請求項19から25までのいずれか一つに記載される方法であ
    って、一つのステーションが、一つのチャンネルを使用することを求めているス
    テーションの数の指示をリクエストし、それにハブが応答するステップであって
    、それにおいて前記ステーションは前記指示を放送によって受け取るステップを
    更に含む方法。
  28. 【請求項28】請求項19から27までのいずれか一つに記載される方法であ
    って、一つのステーションがハブに対して、割り当てられたチャンネルを放棄す
    るため、登録取り消しをリクエストするステップを更に含む方法。
  29. 【請求項29】請求項19から28までのいずれか一つに記載される方法であ
    って、一つのステーションがハブに対して、睡眠モードに入るため、ある期間こ
    のステーションへのデータ通信をすべて遅延するようにリクエストするステップ
    を更に含む方法。
  30. 【請求項30】請求項19から29までのいずれか一つに記載される方法であ
    って、前記再割り当てするステップが、予約状態チャンネルの使用を、一時的に
    、それを所有していないステーションに帰するステップを含む方法。
  31. 【請求項31】請求項30に記載される方法であって、帰せられたステーショ
    ンによって当該チャンネルがある期間使用されなければ、この一時的に帰するこ
    とが撤回される方法。
  32. 【請求項32】請求項30及び31のいずれか一つに記載される方法であって
    、よって、前記予約状態にあるチャンネルを所有するステーションが、要求によ
    ってその使用を取り戻す方法。
  33. 【請求項33】請求項19から32までのいずれか一つに記載される方法であ
    って、前記各チャンネルは複数のスロットから構成され、各スロットは可変長の
    一つのデータユニットからなり、各チャンネルはハブから移動体へのスロット又
    は移動体からハブへのスロットを持ち、ハブから移動体へのスロットの長さを、
    移動体からハブへのスロットの長さとは異なるように配置するステップを更に含
    む方法。
  34. 【請求項34】請求項33に記載される方法であって、前記ハブから移動体へ
    のスロットの長さが、移動体からハブへのスロットの長さとは異なり、スロット
    の長さが、異なったトラヒィック条件を説明するため、変動させられるステップ
    を更に含む方法。
  35. 【請求項35】請求項34に記載される方法であって、スロットの長さを変動
    させるステップにおいて、ハブは、異なったトラヒィック条件を説明するため、
    一つの移動体からハブへのスロットを一つのハブから移動体へのスロットで置き
    換えるように設定される方法。
  36. 【請求項36】一つの媒体への制御されたアクセスを有する通信システムであ
    って、 媒体を経て通信するための送受信手段及びデータ処理手段を有するハブ、及び 複数の分配されたステーションであって、その各々が媒体を経てハブと通信す
    るための送受信手段及びデータ処理手段を有するステーション から構成され、それにおいて、 ハブとステーションの前記データ処理手段が協力して、ステーションとハブの
    間のデータ通信のため、複数のチャンネルを割り当て、チャンネルの数が少なく
    ともステーションの数に等しく、各ステーションは少なくとも一つのチャンネル
    を所有し、各チャンネルは、変動的に、空、予約、及び所有者状態の一つにあり
    、 それにおいて (i)空状態はどのステーションもアクセスすることができる一つのチャンネ
    ルを提供し、 (ii)予約状態はハブと予約したが、このチャンネルを所有しないステーショ
    ンがアクセスすることができる一つのチャンネルを提供し、 (iii)所有者状態はそれを所有するステーションのみがアクセスする一つのチ
    ャンネルを提供し、 そして協力してチャンネルのそれぞれの状態及び/又は数を、各ステーション
    のデータ要求をベースにして、時間的に再割り当てを行うシステム。
  37. 【請求項37】ステーションが移動体であり、媒体が自由空間である、請求項
    36に記載されるシステム。
  38. 【請求項38】データ通信が、有限のバンド幅を有する媒体上で行われる請求
    項36及び37のいずれか一つに記載されるシステム。
  39. 【請求項39】少なくとも存在するステーションの数と同じ数の、所有者状態
    にあるチャンネルが存在する、請求項36から38までのいずれか一つに記載さ
    れるシステム。
  40. 【請求項40】請求項36から39までのいずれか一つに記載されるシステム
    であって、ステーション・データ処理手段が、任意の時刻に、ハブ・データ処理
    手段から、一つ又はそれ以上の特別チャンネルを割り当てられるようにリクエス
    トするシステム。
  41. 【請求項41】請求項36から40までのいずれか一つに記載されるシステム
    であって、ハブ・データ処理手段がさらに各ステーションとハブの間の管理トラ
    ヒィックを提供し、前記管理トラヒィックが、所有者状態にある、必要な数のチ
    ャンネルを割り当てられるように、ハブと交渉する一つのステーションを含むシ
    ステム。
  42. 【請求項42】請求項41記載されるシステムであって、一つのステーション
    ・データ処理手段が、予約状態にある、必要な数のチャンネルを割り当てられる
    ように、ハブ・データ処理手段と交渉するシステム。
  43. 【請求項43】請求項41及び42のいずれか一つに記載されるシステムであ
    って、一つのステーション・データ処理手段が、登録する事を求めているステー
    ションの数の指示をリクエストし、それにハブ・データ処理手段が応答し、前記
    ステーションは前記指示をリクエストと指示によって受け取るシステム。
  44. 【請求項44】請求項41及び42のいずれか一つに記載されるシステムであ
    って、一つのステーション・データ処理手段が、登録する事を求めているステー
    ションの数の指示をリクエストし、それにハブ・データ処理手段が応答し、前記
    ステーションは前記指示を放送によって受け取るシステム。
  45. 【請求項45】請求項41から44までのいずれか一つに記載されるシステム
    であって、一つのステーション・データ処理手段が、一つのチャンネルを使用す
    ることを求めているステーションの数の指示をリクエストし、それにハブ・デー
    タ処理手段が応答し、前記ステーションは前記指示をリクエストと指示によって
    受け取るシステム。
  46. 【請求項46】請求項41から43までのいずれか一つに記載されるシステム
    であって、一つのステーション・データ処理手段が、一つのチャンネルを使用す
    ることを求めているステーションの数の指示をリクエストし、それにハブ・デー
    タ処理手段が応答し、前記ステーションは前記指示を放送によって受け取るシス
    テム。
  47. 【請求項47】請求項41から46までのいずれか一つに記載されるシステム
    であって、一つのステーション・データ処理手段がハブ・データ処理手段に対し
    て、割り当てられたチャンネルを放棄するため、登録取り消しをリクエストする
    システム。
  48. 【請求項48】請求項41から47までのいずれか一つに記載されるシステム
    であって、一つのステーション・データ処理手段がハブ・データ処理手段に対し
    て、睡眠モードに入るため、ある期間このステーションへのデータ通信をすべて
    遅延するようにリクエストするシステム。
  49. 【請求項49】請求項36から48までのいずれか一つに記載されるシステム
    であって、前記再割り当てが、予約状態チャンネルの使用を、一時的に、それを
    所有していないステーションに帰属させることを含むシステム。
  50. 【請求項50】請求項49に記載されるシステムであって、帰属させられたス
    テーションによって当該チャンネルがある期間使用されなければ、一時的な帰属
    が撤回されるシステム。
  51. 【請求項51】請求項49及び50のいずれか一つに記載されるシステムであ
    って、前記予約状態にあるチャンネルを所有するステーションが、要求において
    その使用を取り戻すシステム。
  52. 【請求項52】請求項36から51までのいずれか一つに記載されるシステム
    であって、前記各チャンネルは複数のスロットから構成されるシステム。
  53. 【請求項53】請求項52に記載されるシステムであって、各スロットは可変
    長の一つのデータユニットからなるシステム。
  54. 【請求項54】請求項52及び53のいずれか一つに記載されるシステムであ
    って、各チャンネルはハブから移動体へのスロット又は移動体からハブへのスロ
    ットを持つシステム。
  55. 【請求項55】請求項54に記載されるシステムであって、それによって、ハ
    ブから移動体へのスロットの長さが、移動体からハブへのスロットの長さとは異
    なるシステム。
  56. 【請求項56】請求項52から54までのいずれか一つに記載されるシステム
    であって、前記スロットの長さが、異なったトラヒィック条件を説明するため、
    変動するシステム。
  57. 【請求項57】請求項54から56までのいずれか一つに記載されるシステム
    であって、ハブは、異なったトラヒィック条件を説明するため、一つの移動体か
    らハブへのスロットを一つのハブから移動体へのスロットで置き換えるように設
    定されるシステム。
  58. 【請求項58】複数の分配されたステーションと協力して制御されたデータア
    クセスを有するように動作可能な、通信システムのためのハブであって、 媒体を経て通信するための送受信手段及び 前記送受信手段と対を為すデータ処理手段 から構成され、 ハブの前記データ処理手段が、ステーションとハブの間のデータトラヒィック
    のため、複数のチャンネルを割り当てる動作が可能であり、チャンネルの数が少
    なくともステーションの数に等しく、各チャンネルは、変動的に、空状態、予約
    状態、及び所有者状態の一つにあり、 (i)空状態はどのステーションもアクセスすることができる一つのチャンネ
    ルを提供し、 (ii)予約状態はハブと予約したが、このチャンネルを所有しないステーショ
    ンがアクセスすることができる一つのチャンネルを提供し、 (iii)所有者状態はそれを所有するステーションのみがアクセスする一つのチ
    ャンネルを提供し、 そして、チャンネルのそれぞれの状態及び/又は数を、各ステーションのデー
    タ要求をベースにして、時間的に再割り当てを行う動作が可能なハブ。
  59. 【請求項59】ステーションが移動体であり、媒体が自由空間である、請求項
    58に記載されるハブ。
  60. 【請求項60】データ通信が、有限のバンド幅を有する媒体上で行われる請求
    項58及び59のいずれか一つに記載されるハブ。
  61. 【請求項61】少なくとも存在するステーションの数と同じ数の、所有者状態
    にあるチャンネルが存在する、請求項58から60までのいずれか一つに記載さ
    れるハブ。
  62. 【請求項62】請求項58から61までのいずれか一つに記載されるハブであ
    って、一つのステーション・データ処理手段が、任意の時刻に、ハブ・データ処
    理手段から、一つ又はそれ以上の特別チャンネルを割り当てられるようにリクエ
    ストするハブ。
  63. 【請求項63】請求項58から62までのいずれか一つに記載されるハブであ
    って、ハブ・データ処理手段がさらに各ステーションとハブの間の管理トラヒィ
    ックを提供し、前記管理トラヒィックが、所有者状態にある、必要な数のチャン
    ネルを割り当てられるように、ハブと交渉する一つのステーションを含むハブ。
  64. 【請求項64】請求項58から63までのいずれか一つに記載されるハブであ
    って、一つのステーション・データ処理手段が、予約状態にある、必要な数のチ
    ャンネルを割り当てられるように、ハブ・データ処理手段と交渉するハブ。
  65. 【請求項65】請求項63及び64のいずれか一つに記載されるハブであって
    、一つのステーション・データ処理手段が、登録する事を求めているステーショ
    ンの数の指示をリクエストし、それにハブ・データ処理手段が応答し、それにお
    いて前記ステーションは前記指示をリクエストと指示によって受け取るハブ。
  66. 【請求項66】請求項63及び64のいずれか一つに記載されるハブであって
    、一つのステーション・データ処理手段が、登録する事を求めているステーショ
    ンの数の指示をリクエストし、それにハブ・データ処理手段が応答し、前記ステ
    ーションは前記指示を放送によって受け取るハブ。
  67. 【請求項67】請求項63から66までのいずれか一つに記載されるハブであ
    って、一つのステーション・データ処理手段が、一つのチャンネルを使用するこ
    とを求めているステーションの数の指示をリクエストし、それにハブ・データ処
    理手段が応答し、それにおいて前記ステーションは前記指示をリクエストと指示
    によって受け取るハブ。
  68. 【請求項68】請求項63から66までのいずれか一つに記載されるハブであ
    って、一つのステーション・データ処理手段が、一つのチャンネルを使用するこ
    とを求めているステーションの数の指示をリクエストし、それにハブ・データ処
    理手段が応答し、前記ステーションは前記指示を放送によって受け取るハブ。
  69. 【請求項69】請求項63から67までのいずれか一つに記載されるハブであ
    って、一つのステーション・データ処理手段がハブ・データ処理手段に対して、
    割り当てられたチャンネルを放棄するため、登録取り消しをリクエストするハブ
  70. 【請求項70】請求項63から69までのいずれか一つに記載されるハブであ
    って、一つのステーション・データ処理手段がハブ・データ処理手段に対して、
    睡眠モードに入るため、ある期間このステーションへのデータ通信をすべて遅延
    するようにリクエストするハブ。
  71. 【請求項71】請求項59から70までのいずれか一つに記載されるハブであ
    って、前記再割り当てが、予約状態チャンネルの使用を、一時的に、それを所有
    していないステーションに帰属させることを含むハブ。
  72. 【請求項72】請求項71に記載されるハブであって、帰せられたステーショ
    ンによって当該チャンネルがある期間使用されなければ、一時的な帰属が撤回さ
    れるハブ。
  73. 【請求項73】請求項71及び72のいずれか一つに記載されるハブであって
    、前記予約状態にあるチャンネルを所有するステーションが、要求においてその
    使用を取り戻すハブ。
  74. 【請求項74】請求項58から73までのいずれか一つに記載されるハブであ
    って、前記各チャンネルは複数のスロットから構成されるハブ。
  75. 【請求項75】請求項74に記載されるハブであって、それによって、各スロ
    ットは可変長の一つのデータユニットからなるハブ。
  76. 【請求項76】請求項74及び75のいずれか一つに記載されるハブであって
    、各スロットが一つのステーションによって所有されるハブ。
  77. 【請求項77】請求項74から76までのいずれか一つに記載されるハブであ
    って、各チャンネルはハブから移動体へのスロット又は移動体からハブへのスロ
    ットを持つハブ。
  78. 【請求項78】請求項77に記載されるハブであって、ハブから移動体へのス
    ロットの長さが、移動体からハブへのスロットの長さとは異なるハブ。
  79. 【請求項79】請求項74から78までのいずれか一つに記載されるハブであ
    って、前記スロットの長さが、異なったトラヒィック条件を説明するため、変動
    するハブ。
  80. 【請求項80】請求項77から79までのいずれか一つに記載されるハブであ
    って、ハブは、異なったトラヒィック条件を説明するため、一つの移動体からハ
    ブへのスロットを一つのハブから移動体へのスロットで置き換えるように設定さ
    れるハブ。
  81. 【請求項81】アクセスを制御するため一つの媒体アクセスプロトコルを有す
    る無線ローカル・エリア・ネットワークであって、 自由空間通路を経て通信するための送受信手段及びデータ処理手段を有するハ
    ブ、及び 複数の分配されたステーションであって、その各々が自由空間通路を経てハブ
    と通信するための送受信手段及びデータ処理手段を有するステーション から構成され、それにおいて、 ハブとステーションの前記データ処理手段が協力して、ステーションとハブの
    間のデータ通信のため、複数のチャンネルを割り当て、チャンネルの数が少なく
    ともステーションの数に等しく、各ステーションは少なくとも一つのチャンネル
    を所有し、各チャンネルは、変動的に、空、予約、及び所有者状態の一つ にあ
    り、 それにおいて (i)空状態はどのステーションもアクセスすることができる一つのチャンネ
    ルを提供し、 (ii)予約状態はハブと予約したが、このチャンネルを所有しないステーショ
    ンがアクセスすることができる一つのチャンネルを提供し、 (iii)所有者状態はそれを所有するステーションのみがアクセスする一つのチ
    ャンネルを提供し、 そして、協力してチャンネルのそれぞれの状態及び/又は数を、各ステーショ
    ンのデータ要求をベースにして、時間的に再割り当てを行う無線ローカル・エリ
    ア・ネットワーク。
  82. 【請求項82】ステーションが移動体であり、媒体が自由空間である、請求項
    81に記載される無線ローカル・エリア・ネットワーク。
  83. 【請求項83】データ通信が、有限のバンド幅を有する媒体上で行われる請求
    項81及び82のいずれか一つに記載される無線ローカル・エリア・ネットワー
    ク。
  84. 【請求項84】少なくとも存在するステーションの数と同じ数の、所有者状態
    にあるチャンネルが存在する、請求項81から83までのいずれか一つに記載さ
    れる無線ローカル・エリア・ネットワーク。
  85. 【請求項85】請求項81から84までのいずれか一つに記載される無線ロー
    カル・エリア・ネットワークであって、ステーション・データ処理手段が、任意
    の時刻に、ハブ・データ処理手段から、一つ又はそれ以上の特別チャンネルを割
    り当てられるようにリクエストする無線ローカル・エリア・ネットワーク。
  86. 【請求項86】請求項81から85までのいずれか一つに記載される無線ロー
    カル・エリア・ネットワークであって、ハブ・データ処理手段がさらに各ステー
    ションとハブの間の管理トラヒィックを提供し、前記管理トラヒィックが、所有
    者状態にある、必要な数のチャンネルを割り当てられるように、ハブと交渉する
    一つのステーションを含む無線ローカル・エリア・ネットワーク。
  87. 【請求項87】請求項81記載される無線ローカル・エリア・ネットワークで
    あって、一つのステーション・データ処理手段が、予約状態にある、必要な数の
    チャンネルを割り当てられるように、ハブ・データ処理手段と交渉する無線ロー
    カル・エリア・ネットワーク。
  88. 【請求項88】請求項86及び87のいずれか一つに記載される無線ローカル
    ・エリア・ネットワークであって、一つのステーション・データ処理手段が、登
    録する事を求めているステーションの数の指示をリクエストし、それにハブ・デ
    ータ処理手段が応答し、前記ステーションは前記指示をリクエストと指示によっ
    て受け取る無線ローカル・エリア・ネットワーク。
  89. 【請求項89】請求項86及び87のいずれか一つに記載される無線ローカル
    ・エリア・ネットワークであって、一つのステーション・データ処理手段が、登
    録する事を求めているステーションの数の指示をリクエストし、それにハブ・デ
    ータ処理手段が応答し、前記ステーションは前記指示を放送によって受け取る無
    線ローカル・エリア・ネットワーク。
  90. 【請求項90】請求項86から89までのいずれか一つに記載される無線ロー
    カル・エリア・ネットワークであって、一つのステーション・データ処理手段が
    、一つのチャンネルを使用することを求めているステーションの数の指示をリク
    エストし、それにハブ・データ処理手段が応答し、それにおいて前記ステーショ
    ンは前記指示をリクエストと指示によって受け取る無線ローカル・エリア・ネッ
    トワーク。
  91. 【請求項91】請求項86から87までのいずれか一つに記載される無線ロー
    カル・エリア・ネットワークであって、一つのステーション・データ処理手段が
    、一つのチャンネルを使用することを求めているステーションの数の指示をリク
    エストし、それにハブ・データ処理手段が応答し、それにおいて前記ステーショ
    ンは前記指示を放送によって受け取る無線ローカル・エリア・ネットワーク。
  92. 【請求項92】請求項86から90までのいずれか一つに記載される無線ロー
    カル・エリア・ネットワークであって、一つのステーション・データ処理手段が
    ハブ・データ処理手段に対して、割り当てられたチャンネルを放棄するため、登
    録取り消しをリクエストする無線ローカル・エリア・ネットワーク。
  93. 【請求項93】請求項86から92までのいずれか一つに記載される無線ロー
    カル・エリア・ネットワークであって、一つのステーション・データ処理手段が
    ハブ・データ処理手段に対して、睡眠モードに入るため、ある期間このステーシ
    ョンへのデータ通信をすべて遅延するようにリクエストする無線ローカル・エリ
    ア・ネットワーク。
  94. 【請求項94】請求項86から93までのいずれか一つに記載される無線ロー
    カル・エリア・ネットワークであって、前記再割り当てが、予約状態チャンネル
    の使用を、一時的に、それを所有していないステーションに帰属させることを含
    む無線ローカル・エリア・ネットワーク。
  95. 【請求項95】請求項94に記載される無線ローカル・エリア・ネットワーク
    であって、帰属させられたステーションによって当該チャンネルがある期間使用
    されなければ、一時的な帰属が撤回される無線ローカル・エリア・ネットワーク
  96. 【請求項96】請求項94び95のいずれか一つに記載される無線ローカル・
    エリア・ネットワークであって、それにおいて、前記予約状態にあるチャンネル
    を所有するステーションが、要求においてその使用を取り戻す無線ローカル・エ
    リア・ネットワーク。
  97. 【請求項97】請求項81から96までのいずれか一つに記載される無線ロー
    カル・エリア・ネットワークであって、前記各チャンネルは複数のスロットから
    構成される無線ローカル・エリア・ネットワーク。
  98. 【請求項98】請求項97に記載される無線ローカル・エリア・ネットワーク
    であって、各スロットは可変長の一つのデータユニットからなる無線ローカル・
    エリア・ネットワーク。
  99. 【請求項99】請求項97及び98のいずれか一つに記載される無線ローカル
    ・エリア・ネットワークであって、各チャンネルはハブから移動体へのスロット
    又は移動体からハブへのスロットを持つ無線ローカル・エリア・ネットワーク。
  100. 【請求項100】請求項99に記載される無線ローカル・エリア・ネットワー
    クであって、ハブから移動体へのスロットの長さが、移動体からハブへのスロッ
    トの長さとは異なる無線ローカル・エリア・ネットワーク。
  101. 【請求項101】請求項97から100までのいずれか一つに記載される無線
    ローカル・エリア・ネットワークであって、前記スロットの長さが、異なったト
    ラヒィック条件を説明するため、変動する、無線ローカル・エリア・ネットワー
    ク。
  102. 【請求項102】請求項99から101までのいずれか一つに記載される無線
    ローカル・エリア・ネットワークであって、ハブは、異なったトラヒィック条件
    を説明するため、一つの移動体からハブへのスロットを一つのハブから移動体へ
    のスロットで置き換えるように設定される無線ローカル・エリア・ネットワーク
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