JP2001514918A - 音響式受胎能モニター及び検出器 - Google Patents

音響式受胎能モニター及び検出器

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JP2001514918A
JP2001514918A JP2000509348A JP2000509348A JP2001514918A JP 2001514918 A JP2001514918 A JP 2001514918A JP 2000509348 A JP2000509348 A JP 2000509348A JP 2000509348 A JP2000509348 A JP 2000509348A JP 2001514918 A JP2001514918 A JP 2001514918A
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JP2000509348A
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マクネアネイ、ジョン・シー
ボーチャーズ、ジョン・ディー・ザ・サード
バーンズ、ウイリアム・エイチ・ジュニア
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ファーティリティー・アコースティックス・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音響式受胎能モニター及び検出器 【解決手段】 本発明は、人間の精神音響的感受性における変化を監視及び検出することによって人間におけるホルモン変化を検出するための非侵襲性の方法及び装置(200)に関する。特に、血流中の黄体化ホルモン(LH)のレベル上昇が先行する女性における排卵の開始は一定の周波数範囲内における女性の種々の精神音響的反応を測定することによって予測される。測定される精神音響的反応には単耳及び両耳による音響判読が含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願の相互参照) 出願人はこれにより参照してここに組み込まれる1997年8月13日出願の
先願の出願番号第60/055,562号の仮特許出願の優先権を主張する。
【0002】 (発明の背景) 1.発明の分野 本発明は、女性における排卵状態を測定するため及び排卵を予測するための方
法及び装置に関するが、さらに詳細には音に対する人体の精神音響的反応におけ
る変化の検出に基づいてヒトにおけるホルモン変化の開始を決定するための非侵
襲性の方法及び装置に関する。
【0003】 2.先行技術 ヒトにおける一部の生理学的変化にはある種のホルモンのレベルにおける突然
の上昇が先行する。そうした変化の1つである女性における排卵の開始には、血
流中の黄体化ホルモン(LH)レベルの突然の上昇が先行する。このLH濃度上
昇、若しくはLHサージは排卵の約36時間〜48時間前に始まり、排卵の約1
8時間前にピークとなり、排卵時期に終了する。このサージは主として、卵巣の
受容体がLHの濃度上昇による影響を受けた後に卵子(ovum)からの卵(e
gg)の排出を生じさせる。LHの濃度上昇及び他の付随的ホルモン変化は数種
の生理学的及び精神学的変化の発生を誘発する。用語「精神音響的」はここでは
これらの変化を、つまり耳における物理的変化に関連して現れるのではなく音が
中枢神経系によって知覚される方法に関連して現れる変化を意味するために使用
する。ここで使用される用語「排卵状態」は、女性において排卵が発生する期間
に関連する彼女の現在の生理学的及び精神音響的状態を意味する。ここで使用さ
れる「排卵前」は、排卵の36〜48時間前に始まってほぼ排卵の時点で終了す
る期間中に存在する排卵状態を意味する。ここで使用される用語「非排卵前」は
、排卵前期間外の期間を意味する。
【0004】 診療室では現在、排卵の開始を決定するために月経周期前及び月経周期中の女
性の生理学的特徴における変化を示す様々な方法が使用されている。例えば、L
Hの濃度上昇は、LHサージ中における女性の尿中で検出することができる。例
えば基礎体温、膣粘液分泌物及び子宮頚部表面組織構造の変化のような女性にお
けるその他の生理学的変化も又排卵時期に近くなると発生する。これらの排卵の
自然指標を依存する方法は主観的であり、それらに基づいて評価を行うためには
しばしば広汎な訓練が必要とされる。さらに、尿及び血液を基礎とした排卵検査
は、市販でも一部の在宅尿検査キットを入手できるとは言え、主として診療室で
行われている。現在、最も確実な排卵検査−LHレベル上昇測定−を実施するた
めには、静脈血の臨床化学検査分析が必要とされる。この方法を行うためは検査
室で血液サンプルが処理されなければならず、さらにたいていは訓練を積んだ臨
床検査技師が必要となるために高額の費用がかかる。
【0005】 さらにその上、検査室検査に関連する遅滞のために、予想受胎可能時間枠(排
卵前5日間)は大きく狭まり、これは順に受胎の確率を低下させる。さらに又、
血液中若しくは尿中のLHサージ検出にはしばしば複数回の検査が必要になる。
在宅尿検査キットは1パッケージ当たり20ドル以上と極めて高額であり、その
上に検査ストリップは1キット当たり5片しか含まれていない。さらに、尿の在
宅検査には検査の精度を変化させる数多くの要素が含まれるために他の欠点が結
び付いている。血液の濾液である尿は、排卵前サージ中には高濃度のLHを含有
している。これらの濃度は尿分析を使用して検出することができる。しかし、そ
うした在宅尿検査は、検査が1日の内の一定時刻に実施された場合にしか確実で
はないので、検査成績を完全に信頼することができない。例えば、朝に採取した
最初の尿は、尿中のLH濃度が変化していて検査成績が歪められるので確実に分
析することができない。さらに、血液中のLHサージが尿中で検出可能になるま
でには12時間までかかることがあるので、予想受胎能時間枠が減少する。在宅
尿検査のもう1つの欠点は、個人の特異的生理学的パラメータに従ってスケール
を調整することができない点にある。さらに、検査成績は医薬品及び石鹸のよう
な一般的化学製品による影響を受ける。最後に、LHサージの検出には通例複数
回の検査を必要とするために、その結果として費用が増大する。
【0006】 例えばラジオイムノアッセイのような侵襲性の排卵検出方法は均質化された血
清を必要とする。しかし、ラジオイムノアッセイではβサブユニットとLHの両
方を測定するので、完全に確実なLHの指標とはならない。ラジオレセプターア
ッセイ(放射線受容体測定法)はLH血清濃度だけを測定するので、より確実な
成績が得られる。それでも、このアッセイは検査のために均質化された血液、尿
若しくは血清のいずれかを必要とするので、検査室検査が必要とする遅滞のため
に予想受胎能時間枠が減少する。
【0007】 このため、臨床検査、血清検査若しくは在宅尿検査には数多くの不確実な要素
、条件及び費用が結び付いているために、個人が便利に使用することのできるよ
り確実かつ容易に操作できる排卵指標があれば受胎能の評価において有益であろ
う。
【0008】 女性の排卵周期と相関して2つの重大な精神音響的変化が発生することは知ら
れている。耳の内側での音響知覚は2種の音響判読手段、つまり単耳及び両耳に
よるうなりの判読によって発生することは証明されている。単耳による判読は、
個人が両方の耳で同一周波数の音(tone)を聞き、その振動を音(soun
d)として知覚したときに発生する。通常、個人は20〜20,000Hzの周
波数範囲内の音を感知することができる。両耳による音響判読は、周波数が3〜
6Hz相違する2種の音が別々の耳で鳴ったときに発生する。標準条件下では、
個人は中枢性加重を利用して2種の音を結合し、その結果として2種の周波数の
平均として生じた音を知覚する。この現象は震音作用を生み出し、頭部全体を移
動する音として知覚される。
【0009】 一定の周波数範囲内における音に対する聴覚感受性の変化、即ち聴覚閾値にお
ける変化は排卵前状態と相関することが観察されてきた。LHサージ中には、女
性は30〜35dBの聴力を損失し、通常であれば彼女が知覚するであろう多数
の周波数に対して敏感ではなくなる、又は知覚できなくなる。しかし、彼女の音
響判読範囲は移動するので、従って彼女は典型的には約6,000Hz〜約14
,000Hzのもっと低い周波数のはるかに多数の音を判読できるようになる。
【0010】 単耳及び両耳による知覚における変化が女性においては排卵前期間に発生する
ことが発見されている。例えば、排卵及び月経の直前には、女性は絶対的ピッチ
(音の高さ)を測定する能力が有意に低下するのを経験する。
【0011】 排卵の開始中(排卵前状態)に女性が感知できるようにするためには、約6,
000Hz〜約14,000Hzの一般範囲内における音の量又は強さは、排卵
周期中の他の時期に彼女が感知できる音の量又は強さより約10dB〜約40d
B増加させなければならない。従って、聴覚感受性におけるこの変化を検出及び
測定することによって、女性の排卵状態を測定し、さらに排卵時期を予測するこ
とができる。
【0012】 排卵前状態と相関関係を有することが観察されているもう1つの精神音響的変
化は、両耳によるうなりを合成する能力の損失である。女性はLH周期中の排卵
前24時間中は一定周波数範囲内の震音作用を識別する能力を損失することが観
察されている。両耳による聴覚の通常の形態は、約3〜6Hz相違する2種の音
が人間の耳に送達され、そのときに1つの音が片方の耳へ、もう1つの音が他方
の耳へ送達されたた場合に発生する。例えば、600Hzの音が片方の耳へ、そ
して603Hzの音が他方の耳へ送達されると、中枢神経系は震音を合成する。
【0013】 両耳によるうなり合成の精神音響的現象は1,000Hzより下方のうなり周
波数で最も顕著になり、この現象は約400Hz〜800Hzの周波数範囲内に
おいて極めて明確になる。震音の存在、及び引き続いて震音を聞くこの能力の損
失を感知することによって、排卵に先行するLHにおける上昇の開始及びその他
の付随的ホルモンの変化を検出することができ、さらに推定排卵時期を予測する
ことができる。
【0014】 女性の排卵状態の認識は、受胎調節目的で、即ち妊娠の確率を増大若しくは低
下させるために彼女が使用することができる。排卵状態を測定して排卵時期を予
測するための有効な非侵襲性方法及び手段に対しては長年に渡って切実な必要が
あった。
【0015】 (発明の概要) 従って、本発明の目的は、女性の排卵周期を示すことが知られている聴覚感受
性パターンを監視することによって女性における排卵前期又は排卵時期の開始を
検出するための方法及び装置を提供することである。本発明によって提供される
監視能力は、使用者に費用の節約、便宜性及び正確さを提供する。
【0016】 本発明のもう1つの目的は、排卵状態を測定して排卵の開始を予測するために
聴覚感受性における変化の度合いを測定することである。
【0017】 本発明のさらにもう1つの目的は、様々なオージオメトリー(聴力検査)法を
使用することにより聴覚感受性閾値を検出及び測定するための装置を提供するこ
とである。
【0018】 本発明のある実施態様では、約6,000Hz〜約14,000Hzの一般周
波数範囲内の単一純音が発生させられ、送信され、この音に対する女性の聴覚閾
値が検出される。音の発生及び女性の閾値反応の測定は既知のオージオメトリー
の方法及び技術を用いて実行することができる。その後、こうして入手された閾
値は基準閾値と比較される。
【0019】 ここで使用される用語「基準閾値」は、下記のいずれかを意味する。基準閾値
は検査される被検者から以前に入手された1つ又は2つ以上の数値であってよい
。用語「基準閾値」はさらに又、特定排卵状態における典型的若しくは平均的被
検者を代表するために統計学的に決定された1つ又は2つ以上の数値を意味する
こともある。
【0020】 現在の閾値を基準閾値と比較することによって感受性の有意な損失を検出する
ことができる。さらに、そうした損失の程度を確認し、評価することにより、女
性の排卵状態をより正確に測定して排卵時期を予測することができる。
【0021】 好ましい比較方法は順次比較法である。この方法に従うと、被検者の感受性、
若しくは閾値反応は標準オージオメトリー法を使用して事前決定された間隔で測
定される。こうして入手された測定値はチャート若しくはグラフ上に記録するこ
とができるが、好ましくはコンピューター若しくはマイクロプロセッサーの記憶
装置内に保存され、後で被検者から入手された測定値がそれと比較されるベース
ライン若しくは基準閾値測定値を形成するために使用される。これを言い換える
と、最近に入手された閾値が、感受性における増加及び/又は減少に向かう傾向
を検出でき、将来の数値が予測され、さらに現在の状態が確認されるように以前
の数値と比較される。上記の方法で入手した測定値を処理するためには、周知の
数学的統計的解析法、濾過技術及びコンピュータープログラムを使用することが
できる。感受性における有意な低下が検出されたとき、即ちその低下が正常変動
若しくは測定誤差によって説明できる低下より大きい場合は、それはおそらく排
卵前状態である。
【0022】 (発明の詳細な説明) 図2は、聴覚感受性を測定することにより排卵状態を検出するための装置20
0を示している。装置200は、その中にオージオメトリー手段211(図2で
は見ることができないが、図3には311に線図で示されている)を収容してい
るハウジング201を含んでいる。オージオメトリー手段211は、関心周波数
範囲内における聴覚感受性を測定するための、さらに入手した測定値を表す出力
を提供することのできる周知のオージオメトリー回路を含んでいる。詳細には、
オージオメトリー手段211は音発生装置、様々な音の強さのレベルで音を送信
することができる送信回路機構及び制御回路機構を含んでいる。音発生装置は、
好ましくは約5,000Hz〜約16,000Hzまでの周波数範囲内で純音を
発生させることができる。送信回路機構の音の強さのレベルは約3dB〜約40
dBの範囲に及ぶ。制御回路機構は音の発生が控えめな音の大きさのレベルで反
復されることを惹起する。オージオメトリー手段211はさらに又合図するため
の手段209及び可聴音を送達するための手段208を含んでいる。現在の好ま
しい実施態様では、合図するための手段209はハウジング201上に配置され
たオン・オフスイッチ若しくはボタンである。しかし、当業者には合図するため
の又別の手段は容易に明白であろう。そうした手段にはリモートコントロール式
オン・オフスイッチ及び音声作動式オン・オフスイッチが含まれるが、それらに
限定されない。可聴音を送達するために現在好ましい手段208は、関心周波数
範囲内において実行できるスピーカーである。可聴音を送達するための又別の手
段208には、ヘッドホン、イヤホン若しくは受話器が含まれる。
【0023】 装置200は、さらにハウジング201上に配置されたディスプレイ手段20
4を含んでいる。好ましい実施態様では、ディスプレイ手段204は検査中の被
検者の排卵状態の表現を表示する。この表現は、数字、英数字グラフ若しくは画
像であってよい。現在好ましい実施態様は、英数字による表示を含んでいる。
【0024】 測定は、関心周波数範囲内の単一純音を使用して、又はその範囲内の相違する
周波数の音を順次的に送達することによって実行できる。相違する周波数の音を
使用する場合は、その順序は上行性、下行性又は混合性の送達であってよい。感
受性の低下(若しくは聴覚閾値の上昇)は伝統的な明確に確立されたオージオメ
トリー法を用いて、特定用途に適合するように特別に設計された装置を用いて、
又は望ましい周波数範囲内の様々な音の大きさレベルで音を送達する他の手段に
よって測定することができる。聴覚感受性における低下は、現在の感受性をLH
レベル上昇の開始に先行する期間中に約6,000Hz〜約14,000Hzの
範囲内で測定された感受性と反復して比較することによって測定される。測定値
が聴覚感受性において標準測定誤差より大きな低下(又は聴覚閾値における上昇
)を示した場合は、排卵に先行するLHレベルの上昇が始まった可能性が極めて
高い。LHレベルにおける上昇が検出された後に、最も可能性のある排卵時期を
予測することができる。
【0025】 本発明の好ましい実施態様では、装置200はそれを耳に保持して押し付け、
オン・オフボタン209を押し続けることによって使用される。このデザインで
は、音発生装置は次のように4種の音から構成される一連の音を発生させる:各
3秒間ずつでの600Hz、8,000Hz、10,000Hz及び12,00
0Hz。
【0026】 この一連の音における音の強さは、周波数の上昇に伴う聴覚閾値における通常
の上昇に合わせて調整される。人間が容易に聴くことのできる600Hzの音は
プロンプティング(指示)音で、装置200が機能していて使用可能であること
を確認するためにも役立つ。制御回路機構は、約3デシベルで開始して一連の音
が繰返されるにつれて高周波数音の強さを3デシベルずつ上昇させながら一連の
音を10回繰返して発生させる。600Hzのプロンプティング音の強さは一定
に維持される。
【0027】 使用者は高周波数の音が聞こえたら、オン・オフボタン209から指を離す。
この装置は、音が聞こえるまで一連の音が繰返された回数を計算する。この回数
値は右側LEDディスプレイウィンドウに0‐9として表示される。この装置は
現在の回数値を記憶装置に保存する。記憶装置にはさらに装置の前2回の回数値
が含まれている。これらも又中央及び左側LEDディスプレイウィンドウに表示
される。回数値パターンが上行性であれば、送達された周波数範囲内における音
に対する聴覚閾値の上昇を示しており、従って、LHサージを示している。
【0028】 その他の音パターン並びに音送達時間及び一連の音も同様に使用できる。
【0029】 図1は、本発明の原理に従って構成された両耳によるうなり合成能力を測定す
ることによって排卵状態を測定するための装置10を示している。両耳によるう
なり合成能力は、100Hz〜1,000Hzの周波数範囲内の1対の純音を使
用して測定することができる。事前選択された1対の音の第1音が女性の片方の
耳に送達され、さらに事前選択された対の音の第2音が他方の耳に送達される。
対の音における各純音は、1対の音の第1音が1対の音の第2音とは周波数が約
1Hz〜約60Hz相違するように100Hz〜1,000Hzの周波数範囲か
ら選択される。2対以上の音が女性に送達されてよい。1対の音の高い方若しく
は低い方の音が右耳若しくは左耳のどちらに送達されてもよい。
【0030】 被検者の両耳によるうなり合成能力の測定は、その後当技術において周知の標
準オージオメトリー法を用いて行われる。本発明の教示に従うと、こうして入手
された測定値は非排卵前期の両耳によるうなりを合成するための能力と比較され
る。現在の能力を検出してそれを既知の基準値と比較することによって、排卵に
先行するLH及びその他のホルモン変化における上昇を検出することができる。
女性の現在の排卵状態の指標を入手して彼女、又は装置の操作者に提供すること
ができる。さらに、その女性の排卵時期の予測を提供することができる。
【0031】 装置10は、その中にオージオメトリー手段11(図2では見ることができな
いが、図3には311に線図で示されている)を収容しているハウジングを含ん
でいる。オージオメトリー手段11は、関心うなり周波数範囲内における両耳に
よるうなり合成能力を測定して入手した測定値を表す出力を提供することのでき
る周知のオージオメトリー回路を含んでいる。好ましい実施態様では、この装置
は約100Hz〜約1、000Hzの周波数範囲内の純音を作り出すことのでき
る音発生装置及び発生した音を再生することのできるイヤホンセットを含んでい
る。この装置は第1の音を1つの周波数で、そして第2の音を別の周波数で作り
出し、1つの純音を各イヤホンへ送達することによりこれらの音をステレオ用イ
ヤホンへ出力する。
【0032】 オージオメトリー手段11はさらに又、合図するための手段9及び可聴音を送
達するための手段8を含んでいる。現在の好ましい実施態様では、合図するため
の手段9はハウジング201上に配置されたオン・オフスイッチ若しくはボタン
である。しかし、当業者には合図するための又別の手段は容易に明白であろう。
そうした手段にはリモートコントロール式オン・オフスイッチ及び音声作動式オ
ン・オフスイッチが含まれるが、それらに限定されない。可聴音を送達するため
に現在好ましい手段8は、関心周波数範囲内において実行することができ、さら
に同時に相違する周波数の2つの音を被検者の耳へ送達することのできるステレ
オ用ヘッドホンである。可聴音を送達するための又別の手段8には、その他のタ
イプのイヤホン、及びもしかするデュアル・スピーカー配列が含まれる。
【0033】 装置10は、さらにハウジング1上に配置されたディスプレイ手段4を含んで
いる。ディスプレイ手段4は検査中の被検者の排卵状態の表現を表示する。この
表現は、数字、英数字グラフ若しくは画像であってよい。
【0034】 本装置を使用する好ましい方法は、耳にイヤホンを挿入するステップとオン・
オフボタンを押し続けるステップとを含む。使用者が精神音響的な両耳によるう
なり現象を経験した場合は、排卵に先行するLHサージ及び付随するその他のホ
ルモン変化は始まっていない。以前にこの現象を経験したことのある使用者が両
耳によるうなりを合成する精神音響的能力を損失している場合は、LHサージ及
びその他の付随するホルモン変化が始まっている可能性が高く、さらに排卵の開
始を予測することができる。
【0035】 両耳によるうなり現象の存在又は不在を評価するためには、耳に立体音響的に
純音を送達することのあらゆる装置を使用することができる。
【0036】 図3は、本発明の原理に従って排卵状態を測定するための装置310のブロッ
ク図である。装置310は装置10及び200をブロック図で表したものであり
、これらの実施態様の主要成分の相互関係を示している。
【0037】 装置10及び装置200はどちらも311に示されているようなオージオメト
リー手段を含んでいる。オージオメトリー手段311は、合図するための手段3
09、及び関心周波数範囲内の可聴音を女性に送達するための手段308を含ん
でいる。聴覚閾値測定の場合は、関心周波数範囲は約6,000Hz〜14,0
00Hzである。両耳によるうなり合成能力を測定する場合は、望ましい周波数
範囲は、約1Hz〜60Hzのうなり周波数における相違を伴う約100Hz〜
約1,000Hzである。本発明のある実施態様では、オージオメトリー手段3
11は、被検者の両耳によるうなり合成能力及び聴覚閾値の両方を測定すること
ができる。オージオメトリー手段311は上記の測定結果を出力するための出力
手段を含んでいる。上記の測定の結果は記憶装置312に提供されてもよいし、
さらにプロセッサー303に提供されてもよい。
【0038】 記憶装置312はオージオメトリー手段311の出力を保存するが、さらに又
基準値及び測定値を保存するようにも構成されている。保存装置312はプロセ
ッサー303と連絡している。プロセッサー303はオージオメトリー手段31
1の出力を以前に入手されて記憶装置312に保存された基準値と比較する。プ
ロセッサー303は、オージオメトリー手段311の出力を保存された基準値と
比較することによって検査中の被検者の排卵状態に関する決定を行う。
【0039】 プロセッサー303の出力は検査中の被検者の排卵状態の指標を提供するディ
スプレイ装置304と連絡している。この指標は数字、英数字、画像若しくはグ
ラフ形で表示されてよい。
【0040】 本発明の最も単純な実施態様では、ディスプレイ装置304はオージオメータ
ー311からのオージオグラム出力、つまり被検者の聴覚閾値又は両耳によるう
なり合成能力に相当する周波数の関数としての音のレベルの表現を可能にする。
被検者の排卵状態はその後こうして入手されたオージオグラムを既知の排卵状態
、つまり排卵前、排卵、排卵後等を表すために測定されている基準オージオグラ
ムと比較することによって手動で決定されてもよい。基準オージオグラムは、検
査中の特定被検者に独特であっても、さらにその被検者の排卵周期の経過に渡っ
て入手された以前の1回以上の示度に由来するものであってもよい。或いは又、
基準オージオグラムは一定被検者集団について排卵周期に相関することが既知で
ある典型的若しくは平均的オージオグラム値を表していてもよい。
【0041】 しかし好ましい実施態様では、上記の排卵状態の決定はプロセッサー303に
よって自動的に実施される。排卵状態測定の結果はその後プロセッサー303か
らディスプレイ装置304へ出力される。プロセッサー303は次から構成され
る一般的アルゴリズムを実行するための従来型手段によってプログラミングされ
てよい:最初にオージオメーター手段の出力を受け入れるステップ;その後オー
ジオメーター手段の出力を事前測定されて前以って保存されたオージオメトリー
値、即ち記憶装置312に保存されている基準オージオグラムと比較するステッ
プ;その後比較に基づいて排卵状態に関して決定するステップ;及び最後に結果
をディスプレイ装置304に提供するステップ。
【0042】 ディスプレイ装置304はLEDディスプレイ、LCDディスプレイ、又は数
多くのデジタル式若しくはアナログ式ディスプレイ及びインジケーター類のいず
れかを組み込むことができる。ディスプレイ装置304はさらに又、排卵状態に
関連するデジタル化、合成若しくは録音音声メッセージを提供する音声インジケ
ーターであってもよい。ディスプレイ装置304はさらに又、技術において周知
のタイプの典型的チャート記録装置におけるようなプロセッサー303の出力の
グラフ的表現を提供してもよい。
【0043】 従って、オージオメトリー手段311は市販で購入された標準オージオメータ
ー手段であってよい。或いは又、本発明の装置のために好ましい小さなサイズ、
軽量特性、及び関心周波数範囲内に順応するように適合する注文仕立てのオージ
オメトリー手段が利用されてもよい。
【0044】 オージオメトリー手段311と連絡しているのは被検者の一方の耳若しくは両
方の耳へ可聴音を送達するための手段308である。可聴音を送達するための手
段308は、好ましくはステレオ用イヤホン若しくはヘッドホンを含む。ステレ
オ用スピーカー若しくはヘッドホンは、両耳によるうなり合成反応を測定するた
めの現在好ましい手段である。しかし、特に聴覚閾値反応を測定する目的で被検
者に可聴音を送達するための又別の手段としては1基以上のスピーカーが有効な
場合がある。
【0045】 本発明の装置は、さらに合図装置309を含んでおり、これも又オージオメト
リー手段311と連絡している。合図装置309は被検者の聴覚閾値を測定でき
るように被検者に可聴音を送達するための手段308によって送達された音に反
応して被検者が作動させることができる。ある好ましい実施態様では、合図装置
309は、可聴音の送達に反応して被検者によって作動させられるオン・オフス
イッチ、又はボタンである。又別の合図装置309には、被検者からの音声合図
に反応する音響入力回路が含まれてよい。その他の合図装置は当業者には容易に
明白であり、本発明の範囲内に含まれている。
【0046】 さらに又、例えば音の強さの等級、合図、測定された反応のようなデータ及び
その他のデータを保存、比較、表示、及び処理するステップをコンピューターに
よって実行できることも又本発明の範囲によって予想されている。
【0047】 本発明の構造の好ましい実施態様に関する上記の説明及びその操作に関する説
明は本発明を実行するための1若しくは2の最良の実施形態に過ぎないことが意
図されている。その他の変更態様及び変形は、当業者であればおそらく本明細書
の好ましい実施態様及び考察を読むことにより想像されるであろう。これらの
変更態様及び変形はさらに本発明の開示の広さ及び範囲内に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理に従った両耳によるうなり合成能力の検出に基づいて排卵状態を
決定するための装置の図である。
【図2】 本発明の原理に従って聴覚感受性の損失の検出に基づいて排卵状態を検出する
ための装置の図である。
【図3】 本発明の好ましい実施態様のブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 ボーチャーズ、ジョン・ディー・ザ・サー ド アメリカ合衆国、カリフォルニア州 94954 ペタルマ、ファルコン・リッジ・ ドライブ 18067 (72)発明者 バーンズ、ウイリアム・エイチ・ジュニア アメリカ合衆国、ニューヨーク州 14127 オーチャード・パーク、フォレスト・ド ライブ 69

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者におけるホルモン濃度変化によって惹起される使用者
    の精神音響的感受性における変化を検出するための、下記(a)(b)(c)のステップ を含む方法。 (a)相違する周波数の音を含む一連の音を発生させるステップ、 (b)音の強さが相違する多数回の一連の音を使用者に提供し、使用者に聞こえた 一連の音における現在の音の強さの大きさを示す使用者からの合図を受信するス
    テップ、及び、 (c)使用者におけるホルモン濃度の変化を検出するために使用者の精神音響的感 受性の変化を示す使用者からの合図を利用するステップ、
  2. 【請求項2】 さらに音の強さの大きさを保存するステップと現在の音の強
    さの等級と前以って保存された音の強さの大きさとの差を観察するステップとを
    含み、このときその差がホルモン濃度における変化に対応する使用者の精神音響
    的感受性の変化を示す請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 さらに一連の音における現在の音の強さの大きさに対応する
    現在の視覚的指示を表示するステップと前以って保存された音の強さの大きさに
    対応する以前の視覚的指示を表示するステップとを含む請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 一連の音が1つの音を含む請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 さらに現在の音の強さの大きさを記憶装置に保存するステッ
    プを含む請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 使用者からの合図がオン・オフボタンを作動させるステップ
    を含む請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 使用者に送信される連続する一連の音における音の強さが前
    回の一連の音における音の強さより大きい請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 精神音響的感受性が単耳による聴覚感受性である請求項1に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 ホルモン濃度における変化がLH濃度における変化である請
    求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 使用者におけるホルモン濃度変化によって惹起される使用
    者の精神音響的感受性における変化を検出するための、下記(a)(b)(c)(d)のステ
    ップを含む方法。 (a)相違する周波数を持つ第1音及び第2音を発生させるステップ、 (b)使用者の第1の耳が第1音を受け入れ、使用者の第2の耳が第2音を受け入 れるような方法で使用者に音を提供するステップ、 (c)使用者の両耳によるうなりを合成する能力における変化を示す合図を使用者 から受信するステップ、及び、 (d)ホルモン濃度における変化に対応する精神音響的感受性における変化の存在 若しくは不在を感知するために合図を利用するステップ、
  11. 【請求項11】 第1音及び第2音の相違する周波数が約1,000Hzよ
    り下方である請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 精神音響的感受性が両耳による音響感受性である請求項1
    0に記載の方法。
  13. 【請求項13】 第1音及び第2音が約3〜約6Hz相違する請求項10に
    記載の方法。
  14. 【請求項14】 精神音響的感受性が両耳による聴覚感受性である請求項1
    0に記載の方法。
  15. 【請求項15】 ホルモン濃度における変化がLH濃度における変化である
    請求項10に記載の方法。
  16. 【請求項16】 使用者におけるホルモン濃度変化によって惹起される使用
    者の精神音響的感受性における変化を検出するための、下記(a)(b)(c)(d)のステ
    ップを含む方法。 (a)事前決定された特徴を有する音響出力を発生させるステップ、 (b)音響出力を使用者に適用するステップ、 (c)使用者の聴覚能力における変化を検出するステップ、及び、 (d)使用者のホルモン濃度における変化を確認するために検出結果を利用するス テップ、
  17. 【請求項17】 検出するステップが音響出力に対する使用者の聴覚閾値を
    測定するステップを含む請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 さらに検出された聴覚閾値を基準閾値と比較するステップ
    を含む請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 基準閾値がその使用者から入手された1以上の基準閾値を
    含む請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 基準閾値が特定ホルモン状態における典型的な平均的使用
    者を表すために統計学的に決定された1以上の基準閾値を含む請求項18に記載
    の方法。
  21. 【請求項21】 比較するステップが使用者における聴覚感受性の変化を検
    出するために利用される請求項18に記載の方法。
  22. 【請求項22】 さらに使用者のホルモン濃度状態を決定するために聴覚感
    受性の変化の程度を測定するステップを含む請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 比較するステップが順次的に実行される請求項18に記載
    の方法。
  24. 【請求項24】 使用者からの測定値が後になってそれと比較されるベース
    ライン若しくは基準閾値測定値を形成するために利用される一連の測定値を提供
    するために使用者の聴覚閾値が事前決定された間隔で測定される請求項17に記
    載の方法。
  25. 【請求項25】 さらにホルモン濃度における変化を予測するために使用者
    の聴覚感受性における前以って測定された低下の指標を利用するステップを含む
    請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 検出するステップが使用者の両耳によるうなりを合成する
    能力を感知するステップを含む請求項16に記載の方法。
  27. 【請求項27】 使用者におけるホルモン変化によって惹起される使用者の
    精神音響的感受性における変化を検出するための、下記(a)(b)(c)(d)を含む装置
    。 (a)使用者の現在の精神音響的反応の測定値を入手するため及び現在の測定値を 表す出力を提供するためのオージオメトリー手段、 (b)現在の測定値を保存するため及び基準精神音響的反応値を保存するためにオ ージオメトリー手段に操作可能に接続された手段、 (c)使用者のホルモン濃度状態を確認できるように現在の測定値を基準精神音響 的反応値と比較するためにオージオメトリー手段及び保存手段と操作可能に接続
    された手段であって、このとき比較するための手段が使用者のホルモン状態を表
    す出力を含んでいる手段、及び、 (d)使用者のホルモン状態を確認できるように出力を利用するために比較する手 段に接続された手段、
  28. 【請求項28】 使用者におけるホルモン濃度変化によって惹起される使用
    者の両耳によるうなり合成能力における変化を検出するための、下記(a)(b)(c)(
    d)を含む装置。 (a)第1音が第2音と約1Hz〜約60Hzの量で周波数が相違しているように 各々が100Hz〜約1,000Hzの周波数範囲内で第1及び第2純音を発生
    させるための手段、 (b)前記第1及び第2可聴音を使用者の耳に同時に送達するための手段、 (c)使用者が両耳によるうなりを合成する能力を損失したときに合図を送るため に使用者が操作可能な合図を送る手段、及び、 (d)使用者におけるホルモン濃度変化の指示を提供するために合図を利用するた めに合図手段に操作可能に接続された手段、
  29. 【請求項29】 合図を利用するための手段が、使用者の現在のホルモン濃
    度状態の指示を提供するために現在測定された使用者のうなり合成能力を様々な
    段階のホルモン濃度変化でうなり合成を表す能力の基準値と比較するための手段
    を含む請求項28に記載の装置。
  30. 【請求項30】 一連の音が約6,000Hz〜約14,000Hzの周波
    数範囲内で発生させられる請求項1に記載の方法。
  31. 【請求項31】 第1音及び第2音が約400Hz〜約800Hzの周波数
    で伝播させられる請求項11に記載の方法。
  32. 【請求項32】 少なくとも1つのステップがコンピューターによって遂行
    される請求項3に記載の方法。
  33. 【請求項33】 提供するステップが受話器、ヘッドホン又はイヤホンを利
    用する請求項1に記載の方法。
  34. 【請求項34】 少なくとも1つのステップがコンピューターによって遂行
    される請求項10に記載の方法。
  35. 【請求項35】 少なくとも1つのステップがコンピューターによって遂行
    される請求項22に記載の方法。
  36. 【請求項36】 適用するステップが受話器、ヘッドホン又はイヤホンを利
    用する請求項16に記載の方法。
  37. 【請求項37】 オージオメトリー手段、保存する手段、比較する手段、又
    は利用する手段がコンピューターを含む請求項27に記載の装置。
  38. 【請求項38】 発生させるための手段、送達するための手段、合図を送る
    ための手段又は利用するための手段がコンピューターを含む請求項28に記載の
    装置。
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