JP2001513906A - 通信システムにおけるレート決定装置および方法 - Google Patents

通信システムにおけるレート決定装置および方法

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Abstract

(57)【要約】 中間ないし低信号対ノイズ比(SNR)におけるレートおよびボイス活動を精度高く決定し、ボイス品質,システム容量および/またはバッテリ寿命を最大化するために、ノイズ抑制システムからのパラメータを、レート決定機能に対する入力として用いる。この方法を用いて、背景ノイズから音声以上のものを抽出し、従来システムと比較して、変動ノイズ状態の間に検出される誤ったオンセットの数を減少させる。本方法は、レート決定(RDA)だけでなく、ボイス活動検出(VAD)にも有効であり、他のRDA/VADの実施態様とは異なり、採用する音声コーダの種類(IS−127,CDG−27,IS−96およびGSM)には依存しない。

Description

【発明の詳細な説明】 通信システムにおけるレート決定装置および方法 発明の分野 本発明は、一般的に、レート決定に関し、更に特定すれば、通信システムにお けるレート決定に関するものである。 発明の背景 IS−96,IS−127(EVRC),およびDCG−27のような可変レ ート・ボコーダ・システム(variable rate vocoder system)では、中間ないし低 信号対ノイズ比(SNR)環境においてボイスと背景ノイズとの間で区別すると いう問題が残っている。この問題は、レート決定アルゴリズム(RDA)が敏感 すぎると、背景ノイズの多くはレート1/2またはレート1でコード化されるた め、平均データ・レートが高すぎてしまうというものである。この結果、符号分 割多元接続(CDMA)システムにおいては容量の損失が発生する。逆に、RD Aを余りに「薄く」(lean)設定すると、低レベル音声信号がノイズの中間レベル に埋め込まれたままとなり、レート1/8でコード 化される。この結果、了解性(intelligibility)の低下による、音声品質の低下 を招く。 EVRCおよびCDG−27におけるRDAはIS−96以来改善されてきた が、CDMA開発グループ(CDG)による最近の検査によれば、SNRが10 dB以下の自動車ノイズ環境においては未だ問題があることが指摘されている。 このレベルのSNRは極端のように思われるが、ハンズ・フリー移動機(hands-f ree mobile)の状況では、これは公称レベルと見なすべきである。時分割多元接 続(TDMA)移動ユニットにおける固定レート・ボコーダも、不連続伝送(D TX)を用いてバッテリを長寿命化する場合に、同様の問題に直面する可能性が ある。この場面では、ボイス活動検出器(VAD:Voice Activity Detector) が、送信電力増幅器が活性化されているか否かについて判定を行うので、トレー ドオフはボイス品質対バッテリ寿命となる。 したがって、通信システムにおいてレート決定装置および方法の改良が必要と されている。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明によって改善したレート決定を効果的に実施する通信システ ムを全体的に示す。 第2図は、本発明によるレート決定を実施する際に有用 な装置のブロック図を全体的に示す。 第3図は、第2図のノイズ抑制システムにおいて発生する、フレーム間重複を 概略的に示す。 第4図は、第2図のノイズ抑制システムにおいて発生する、プリエンファサイ ズ・サンプル(preemphasized sample)の台形ウインドウイング(trapezoidal w indowing)を概略的に示す。 第5図は、第2図に示したノイズ抑制システム内部のスペクトル偏差推定部の ブロック図を概略的に示す。 第6図は、第2図に示したノイズ抑制システムにおける更新判断判定部(updat e decision determiner)において実行するステップのフロー・チャートを全体 的に示す。 第7図は、本発明にしたがって送信レートを決定するために、第2図のレート 決定ブロックによって実行するステップのフロー・チャートを全体的に示す。 第8図は、本発明によるボイス活動の存在を判定するために、ボイス活動検出 器によって実行するステップのフロー・チャートを全体的に示す。 好適実施例の詳細な説明 中間ないし低信号対ノイズ比(SNR)においてレートおよびボイス活動を精 度高く決定し、ボイス品質,システム容量および/またはバッテリ寿命を最大化 するためには 、ノイズ抑制システムからのパラメータを、レート決定関数に対する入力として 用いる。この方法を用いると、音声以上のものが背景ノイズから抽出され、従来 システムと比較して、変動ノイズ状態の間に検出される誤ったオンセット(onset )を減少させる。この方法は、レート決定(RDA)だけでなくボイス活動検出 (VAD)にも有効であり、他のRDA/VADの実施態様とは異なり、採用す る音声コーダの種類(IS−127,CDG−27,IS−96およびGSM) には依存しない。 概して言えば、通信システムにおいて送信レートを決定する装置は、ノイズ抑 制システムに入力される信号における背景ノイズを抑制するノイズ抑制システム であって、背景ノイズの抑制に関連するパラメータを発生するノイズ抑制システ ム,および入力として、ノイズ抑制システムが発生するパラメータを有し、音声 コーダによって使用するための送信レート情報を発生するレート決定手段から成 る。好適実施例では、ノイズ抑制システムは、実質的に、IS−127において 規定されているノイズ抑制システムであり、ノイズ抑制システムによって発生す るパラメータは、背景ノイズの突然の増大によって、ノイズ抑制システムが背景 ノイズを誤って分類した場合に、ノイズ抑制システムを回復させる制御信号を含 む。 更に具体的に述べると、通信システムにおいて送信レートを決定する装置は、 現情報フレームにおけるチャネル・ エネルギを推定する手段,および入力として推定チャネル・エネルギを有し、現 情報フレームに対する推定チャネル・エネルギと複数の過去の情報フレームのエ ネルギとの差を判定し、現フレームに対する全チャネル・エネルギ推定値を生成 する手段を備えている。次いで、ボイス・メトリックを決定する手段が、現情報 フレームの信号対ノイズ比の推定値に基づいて、ボイス・メトリックを決定し、 全推定ノイズ・エネルギを生成する手段が、推定チャネル・エネルギに基づいて 、全推定ノイズ・エネルギを生成する。現フレームに対する全チャネル・エネル ギ推定値,ボイス・メトリックおよび全推定ノイズ・エネルギに基づいて、送信 レートを決定する手段が情報フレームの送信レートを決定する。 この実施例では、前述の装置は、入力として、現情報フレームに対する全チャ ネル・エネルギ推定値,現情報フレームのピーク対平均比率,現フレームと過去 のフレームとの間のスペクトル偏差およびボイス・メトリックを有し、ある種の 信号が存在する場合に、ノイズ推定値を更新するのを防止する制御信号を生成す る手段を更に備えている。更に具体的には、制御信号は、階調信号が存在する場 合に、ノイズ推定値を更新するのを防止し、通信システムを検査する目的のため に正弦波を最大レートで送信させる。 本発明による装置が実行する段階は、現情報フレームのピーク信号対ノイズ比 から第1ボイス・メトリック・スレ シホルドを決定する段階,およびボイス・メトリックを第1ボイス・メトリック ・スレシホルドと比較する段階を含む。ボイス・メトリックが第1ボイス・メト リック・スレシホルド未満である場合、情報フレームを第1レートで送信する。 ボイス・メトリックが第1ボイス・メトリック・スレシホルドよりも大きい場合 、ボイス・メトリックを第2ボイス・メトリック・スレシホルドと比較する。ボ イス・メトリックが第2ボイス・メトリック・スレシホルド未満である場合、情 報フレームを第2レートで送信し、その他の場合、情報フレームを第3レートで 送信する。 かかる段階を実施する通信システムは、IS−95において規定されている、 符号分割多元接続(CDMA)通信システムである。IS−95に規定されてい るように、第1レートは1/8レートであり、第2レートは1/2レートであり 、第3レートはCDMA通信システムの最大レートである。この実施例では、第 2ボイス・メトリック・スレシホルドは、第1ボイス・メトリック・スレシホル ドを調整したバージョンであり、第2または第3レートでの送信の後ハングオー バを実施する。 この実施例では、現情報フレームのピーク信号対ノイズ比は、現情報フレーム の量子化ピーク信号対ノイズ比である。したがって、現情報フレームの量子化ピ ーク信号対ノイズ比からボイス・メトリック・スレシホルドを決定する段階は、 現情報フレームに対して全信号対ノイズ比を計算 する段階,および現情報フレームに対して計算した全信号対ノイズ比に基づいて 、ピーク信号対ノイズ比を推定する段階を更に含む。次いで、現情報フレームの ピーク信号対ノイズ比を量子化し、ボイス・メトリック・スレシホルドを決定す る。 通信システムは、同様に、GSM TDMA通信システムのような、時分割多 元接続(TDMA)通信システムとすることができる。この場合における方法は 、第1レートは無音記述(SID)フレームであり、第2および第3レートは通 常レートのフレームであると決定する。前述のように、SIDフレームは、正常 な量の情報を含むが、正常な情報フレームよりも送信される頻度は低い。 第1図は、本発明によって改良したレート決定を効果的に実施する通信システ ムを全体的に示す。第1図に示す実施例では、通信システムは、符号分割多元接 続(CDMA)無線電話システムであるが、当業者は認めるように、可変レート ・コーディングおよびボイス活動検出(VAD)を実施する他の種類の通信シス テムも、有効に本発明を採用することが可能である。バッテリの長寿命化を図る ためにVADを実施するかかる種類のシステムの1つとして、時分割多元接続( TDMA)通信システムがある。 第1図に示すように、公衆電話交換網103(PSTN:public switched tel ephone network)が、移動機交換局106(MSC:mobile switching center)に 結合さ れている。当技術分野では既知であるが、PSTN103は、ワイヤライン交換 機能を備え、一方MSC106は、CDMA無線電話システムに関連する交換機 能を備える。また、MSC106にはコントローラ109も結合されており、コ ントローラ109は、本発明による、ノイズ抑制,レート決定およびボイス・コ ード化/デコード化を含む。コントローラ109は、基地局112−113への 信号および基地局112−113からの信号のルーティングを制御し、この場合 、基地局が移動局115と通信を行う役割を担う。CDMA無線電話システムは 、暫定規格(IS:Interim Standard)95−Aと互換性がある。IS−95に 関する更なる情報については、TIA/EIA/IS-95-A,Mobile Station-Base Station Compatibility Standard for Dual Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System,July 1993を参照のこと。MSC106の交換機能およびコントローラ 109の制御機能は、第1図において分散して示されてるが、これら2つの機能 は、システムの実施のための共通な物理的実体の中で組み合わせることも可能で あることは当業者は認めよう。 第2図に示すように、信号s(n)がMSC106からコントローラ109に入力 され、装置201に入る。装置201は、本発明による、ノイズ抑制に基づくレ ート決定を行う。好適実施例では、装置201のノイズ抑制部分は、1997年 1月に米国で出版された、“Enhanced Variabl e Rate Codec, Speech Service Option 3 for Wideb and Spread Spectrum Digi tal Systems”と題するTIA文書IS-127の§4.1.2に記載されているノイズ抑 制システムを多少変更したバージョンである。この刊行物の内容は、本願でも使 用可能である。装置201から出た信号s'(n)は、当技術分野では既知のボイス ・エンコーダ(図示せず)に入り、ノイズ抑制信号をエンコードし、基地局11 2−113を介して移動局115に転送する。第2図にはレート決定アルゴリズ ム(RDA)248も示されており、ノイズ抑制システムからのパラメータを用 いて、ボイス活動およびレート決定情報を本発明にしたがって決定する。 ノイズ抑制システムからのパラメータをどのように用いてボイス活動およびレ ート決定情報を決定するのかについて完全に理解するためには、装置201のノ イズ抑制システムの理解が必要である。この時点で、装置201のノイズ抑制シ ステム部分は、設計技術者が特定の通信システムに実施したいと考えるあらゆる 形式の音声コーダとでも動作可能である点において、この部分の動作は汎用的で あることを注記しておく。本発明の第2図に示すブロックのいくつかは、Vilmur の米国特許番号第4,811,404号の図1に示す対応するブロックと同様の 動作を有することを注記しておく。したがって、本願の譲受人に譲渡された、Vi lmurの米国特許番号第4,811,404号は、 本願でも使用可能である。 ここで第2図を参照すると、装置201のノイズ抑制部分は、ハイ・パス・フ ィルタ(HPF)200および残りのノイズ抑制回路から成る。HPF200の 出力shp(n)は、残りのノイズ抑制回路への入力として用いられる。音声コーダの フレームサイズは20ms(IS−95による規定)であるが、残りのノイズ抑 制回路に対するフレームのサイズは10msである。その結果、好適実施例では 、ノイズ抑制を実行するステップは、20ms音声フレーム毎に2回実行する。 ノイズ抑制を開始するために、入力信号s(n)をハイ・パス・フィルタ(HP F)200によって、ハイ・パス・フィルタ処理し、信号shp(n)を生成する。H PF200は、カットオフ周波数が120Hzの4次チェビシェフII型であり 、当技術分野では既知である。HPF200の伝達関数は、次のように定義され る。 ここで、各分子および分母の係数は、次のように規定する。 b={0.898025036,-3.59010601,5.38416243,-3.59010601,0.898024917}, a={1.0,-3.78284979,5.37379122,-3.39733505,0.806448996} 当業者には認められるように、あらゆる数のハイ・パス・フィルタ構成でも採 用可能である。 次に、プリエンファシス・ブロック203において、円滑化台形ウインドウ(s moothed trapezoid window)を用いて、信号shp(n)をウインドウ化する。ここで は、入力フレーム(フレーム「m」)の最初のDサンプルd(m)が、直前のフレー ム(フレーム「m−1」)の最後のDサンプルと重複する。この重複は第3図に おいて最良に見られる。特に注記しない限り、全ての変数の初期値は0である することができる。 ここで、mは現フレーム,nはバッファ{d(m)}に対するサンプル・インデックス ,L=80はフレーム長,およびD=24はサンプルにおける重複(または遅延)である 。入力バッファの残りのサンプルは、次に、次にしたがってプリエンファシスさ れる。 ここで、ζp=−0.8は、プリエンファシス係数である。この結果、入力バッファ はL+D=104サンプルを収容し、ここで最初のDサンプルは、直前のフレームから の、プリエンファシスされた重複であり、続くLサンプルは現フレームからの入 力されたものである。 次に、第2図のウインドウイング・ブロック204において、円滑化台形ウイ ンドウ400(第4図)をサンプルに適用し、離散フーリエ変換(DFT:Disc rete Fourier Transform)入力信号g(n)を形成する。好適実施例では、g(n)は次 のように規定される。 ここで、M=128はDFTシーケンス長であり、他の全ての項は先に定義した通り である。 第2図のチャネル・デバイダ206において、次のように定義する離散フーリ エ変換(DFT)を用いて、g(n)の周波数領域への変換を行う。 ここでej ωは、瞬時半径方向位置をωとした、単位振幅複 素フェーザ(unit amplitude complex phasor)である。これは、典型的な定義で あるが、複素高速フーリエ変換(FFT)の効率を利用したものである。M点実 シーケンスを予め調整することにより、2/Mスケール・ファクタが得られ、M /2点複素シーケンスを形成し、M/2点複素FFTを用いて変換する。好適実 施例では、信号G(k)は、65個の一意のチャネルを備えている。この技法に関す る詳細は、ProakisおよびManolakisのIntroduction to Digital Signal Process ing,第2版、New York,Macmillan,1988,pp.721-722に見ることができる。 次に、信号G(k)をチャネル・エネルギ推定部209に入力し、現フレームmに 対するチャネル・エネルギ推定値Ech(m)を、次の式を用いて判定する。 ここで、Emin=0.0625は、最小許容チャネル・エネルギであり、ach(m)はチャネ ル・エネルギ・スムージング係数(以下で定義する)であり、Nc=16は、結合チ ャネルの数であり、fL(i)およびfH(i)は、それぞれの低および高チャネル結合テ ーブルfLおよびfHのi番目の要素である。好適実施例では、fLおよびfHは、 次のように定義する。 fL={2,4,6,8,10,12,14,17,20,23,27,31,36,42,49,56}, fH={3,5,7,9,11,13,16,19,22,26,30,35,41,48,55,63} チャネル・エネルギ・スムージング係数ack(m)は、次のように定義することが できる。 これは、αch(m)が、最初のフレーム(m=1)については0の値、そして全ての 後続のフレームについては0.45の値を想定していることを意味する。これに よって、チャネル・エネルギ推定値を、最初のフレームの未フィルタ・チャネル ・エネルギに初期化することが可能となる。加えて、チャネル・ノイズ・エネル ギ推定値(以下で定義する)は、最初の4つのフレームのチャネル・エネルギに 初期化しなければならない。即ち、 ここで、Einit=16は、最小許容チャネル・ノイズ初期化エネルギである。 次に、現フレームに対するチャネル・エネルギ推定値Ech(m)を用いて、量子化 チャネル信号対ノイズ比(SNR)インデックスを推定する。この推定は、第2 図のチャネルSNR推定部218において行われ、次のように判定する。 ここで、Em(m)は現チャネル・ノイズ・エネルギ推定値(後に定義する)であり 、{sq}の値は、0ないし89までに制限される。 チャネルSNR推定値{sq}を用いて、ボイス・メトリック計算部215におい て、次の式を用いてボイス・メトリックの和を決定する。 ここで、V(k)は、90要素ボイス・メトリック・テーブルVのk番目の値であり 、このテーブルは次のように定義される。 V={2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,4,4,4,5,5,5,6,6,7,7,7,8,8,9,9, 10,10,11,12,12,13,13,14,15,15,16,17,17,18,19,20,20,21,22,23,24,24,25,26, 27,28,28,29,30,31,32, 33,34,35,36,37,37,38,39,40,41,42,43,44,45,46,47,48,49,50,50,50,50,50,50, 50,50,50,50} 現フレームに対するチャネル・エネルギ推定値Ech(m)も、スペクトル偏差推定 部210への入力として用い、スペクトル偏差ΔE(m)を推定する。第5図を参照 すると、チャネル・エネルギ推定値Ech(m)は、対数パワー・スペクトル推定部5 00に入力され、対数パワー・スペクトルが次のように推定される。 また、現フレームに対するチャネル・エネルギ推定値Ech(m)は全チャネル・エ ネルギ推定部503にも入力され、次の式にしたがって、現フレームmに対する 全チャネル・エネルギ推定値Etot(m)を判定する。 次に、指数ウインドウイング係数決定部506において、次の式を用いて、指 数ウインドウイング係数α(m)を(全チャネル・エネルギEtot(m)の関数として) 決定する。 これは、次の式によって、αHないしαL間に制限される。 α(m)=max{αL,min{αH,α(m)}} ここで、EHおよびELはEtot(m)の線形補間に対するエネルギ終点(デシベル単 位、即ち「dB」)であり、これを ある。これらの制限の値は、EH=50,EL=30,αH=0.99,αL=0. 50として定義される。これを仮定すると、例えば、40dBの相対エネルギを 有する信号は、前述の計算を用いて、α(m)=0.745の指数ウインドウイング係数 を用いることになる。 次に、スペクトル偏差推定部509において、スペクトル偏差ΔE(m)を推定す る。スペクトル偏差ΔE(m)は、現パワー・スペクトルと平均長期間パワー・スペ クトル推定値との間の差である。 であり、次の式を用いて、長期間スペクトル・エネルギ推定部512において決 定する。期値は、フレーム1の推定対数パワー・スペクトルとして定義される。即ち、 この時点において、ボイス・メトリックv(m),現フレームEtot(m)に対する全 チャネル・エネルギ推定値およびスペクトル偏差ΔE(m)の和を、更新判断判定部 212に入力し、ノイズの抑制を容易にする。以下に疑似コードで示し、第6図 においてフロー・チャート形状で図示する判断ロジックは、ノイズ推定更新の判 断を最終的にどのように行うのかについて例証するものである。プロセスはステ ップ600において開始し、ステップ603に進んで、更新フラグ(update_flag )をクリアする。次に、ステップ604において、ボイス・メトリックv(m)の和 が更新スレシホルド(UPDATE_THLD)未満か否かをチェックすることによって、Vil murの更新ロジック(VMSUMのみ)を実施する。ボイス・メトリックの和が更新ス レシホルド未満 である場合、ステップ605において更新カウンタ(update_cnt)をクリアし、ス テップ606において更新フラグをセットする。ステップ603ないし606の 疑似コードを次に示す。 ステップ604において、ボイス・メトリックの和が更新スレシホルドよりも 大きい場合、ノイズ推定値の更新をディゼーブルする。さもなければ、ステップ 607において、現フレームmに対する全チャネル・エネルギ推定値Etot(m)を 、デシベル単位のノイズ・フロア(NOISE_FLOOR_DB)と比較し、スペクトル偏差 ΔE(m)を偏差スレシホルド(DEV_THLD)と比較する。全チャネル・エネルギ推定値 がノイズ・フロアよりも大きく、スペクトル偏差が偏差スレシホルドよりも小さ い場合、ステップ608において、更新カウンタを増分する。更新カウンタを増 分した後、ステップ609において、更新カウンタが更新カウンタ・スレシホル ド(UPDATE_CNT_THLD)以上か否かについて判定するために検査を行う。ステップ 609における検査の結果が真である場合、ステップ613において強制更新 フラグをセットし、ステップ606において更新フラグをセットする。ステップ 607ないし609およびステップ606の疑似コードを次に示す。 第6図からわかるように、ステップ607およびステップ609における検査 のいずれかが偽である場合、またはステップ606において更新フラグをセット した後、更新カウンタの長期間「クリーピング」(creeping)を防止するためのロ ジックを実施する。このヒステリシス・ロジックは、最小スペクトル偏差が長期 間にわたって蓄積し、無効の強制更新を生じることを防止するために実施する。 このプロセスはステップ610において開始し、最後の6フレームの間(HYSTER_ CNT_THLD)更新カウンタが最後の更新カウンタ値(last_update_cnt)と等しかった か否かについて判定するために検査を行う。好適実施例では、6フレームをスレ シホルドとして用いるが、いずれの数のフレー ムでも実施可能である。ステップ610における検査が真の場合、ステップ61 1において更新カウンタをクリアし、プロセスはステップ612において次のフ レームに移る。ステップ610における検査が偽の場合、プロセスはステップ6 12において直接次のフレームに移る。ステップ610ないし612の疑似コー ドを次に示す。 好適実施例では、以前に用いた制約の値は、次の通りである。 UPDATE_THLD=35 NOISE_FLOOR_DB=10log10(1) DEV_THLD=28 UPDATE_CNT_THLD=50および HYSTER_CNT_THLD=6 ステップ606における更新フラグが所与のフレームにセットされたときはい つでも、次のフレームに対するチャネル・ノイズ推定値を更新する。チャネル・ ノイズ推定値は、次の式を用いて、スムージング・フィルタ224において更新 する。 ここで、Emin=0.0625は最小許容チャネル・エネルギであり、αn=0.9は、スム ージング・フィルタ224内に局所的に格納されているチャネル・ノイズ・スム ージング係数である。更新したチャネル・ノイズ推定値をエネルギ推定記憶部2 25に格納し、エネルギ推定記憶部225の出力は、更新チャネル・ノイズ推定 値En(m)となる。前述のように、更新チャネル・ノイズ推定値En(m)はチャネルS NR推定部218への入力として、更に、以下で説明するように、利得計算部2 33への入力としても用いる。 次に、装置201のノイズ抑制部分は、チャネルSNR修正を行うべきか否か について判定を行う。この判定は、チャネルSNR修正部227において行われ 、インデックス・スレシホルドを超過したチャネルSNRインデックス値を有す るチャネルの数をカウントする。修正プロセス事 態の間、チャネルSNR修正部227は、セットバック・スレシホルド(SETBACK _THLD)未満のSNRインデックスを有する特定のチャネルのSNRを低下させる か、あるいは、ボイス・メトリックの和がメトリック・スレシホルド(METRIC_TH LD)未満である場合、チャネルの全てのSNRを低下させる。チャネルSNR修 正部227において行われるチャネルSNR修正プロセスの疑似コード表現を次 に示す。 この時点で、SNRスレシホルド・ブロック230において、チャネルSNR インデックス{σq'}をSNRスレシホルドに制限する。定数σthを局所的にSN Rスレシホルド・ブロック230に格納する。SNRスレシホルド・ブ ロック230において行われるプロセスの疑似コード表現を次に示す。 for(i=0 to Nc-1 step 1) if(σ'q(i)<σth) σ''q(i)=σth else σ''q(i)=σ'q(i) 好適実施例では、先の定数およびスレシホルドは次のように与えられる。 NM=5 INDEX_THLD=12 INDEX_CNT_THLD=5 METRIC_THLD=45 SETBACK_THLD=12、および σth=6 この時点において、制限されたSNRインデックス{σq''}を利得計算部23 3に入力し、チャネル利得を決定する。最初に、次の式を用いて利得係数全体を 決定する。 ここで、γmin=-13は最小総利得であり、Efloorはノイズ・フロア・エネルギで あり、En(m)は直前のフレームの間に計算した推定ノイズ・スペクトルである。 好適実施例では、定数λminおよびEfloorを局所的に利得計算部233に格納す る。続いて、次の式を用いて、チャネル利得(デシベル単位)を決定する。 ここで、μg=0.39は、利得傾斜(利得計算部233にも局所的に格納される)で ある。次に、以下の式を用いて、線形チャネル利得を変換する。 この時点において、先に決定したチャネル利得を、次の基準と共に、変換入力 信号G(k)に適用し、チャネル利得修正部239から出力信号H(k)を生成する。は対称的であるとも仮定するので、次の条件も賦課される。 H(M-k)=H*(k);0<k<M/2 ここで、*は複素共役を示す。次に、チャネル・コンバイナ242において、逆 DFTを用いることにより信号H(k)を(再度)時間ドメインに変換する。 更に、周波数ドメイン・フィルタリング・プロセスを完了し、次の基準で重複お よび加算(overlap-and-add)を適用することによって、出力信号h'(n)を生成する 。 ディエンファシス・ブロック245によって、信号h'(n)に信号ディエンファシ スを適用し、ノイズを抑制した信号 s'(n)を生成する。 ここで、ζd=0.8は、局所的にディエンファシス・ブロック245に格納されて いるディエンファシス係数である。 前述のように、装置201のノイズ抑制部分は、"Enhanced Variable Rate Co dec,Speech Service Option 3 for Wideband Spread Spectrum Digital System s"と題するTIA文書IS-127の§4.1.2に記載されているノイズ抑制システム を多少変更したバージョンである。即ち、レート決定アルゴリズム(RDA)ブ ロック248を、ピーク対平均比率ブロック251として、第2図に付加的に示 す。ピーク対平均比率ブロック251の追加によって、ノイズ推定値が「階調」 信号(tonal signal)の間に更新されるのを防止する。これにより、レート1の正 弦波の送信が可能となり、これはシステム検査の目的には特に有用である。 更に第2図を参照し、IS−127に記載されているノイズ抑制システムによ って発生するパラメータを、本発明によるボイス活動の検出および送信レートの 決定の基準として用いる。好適実施例では、本発明にしたがってRDAブロック 248に実施されているノイズ抑制システムによって発生するパラメータは、ボ イス・メトリック和v(m) ,全チャネル・エネルギEtot(m),全推定ノイズ・エネルギEtn(m),およびフレ ーム番号mである。加えて、「強制更新フラグ」(fupdate_flag)と称する新たな フラグを発生し、強制更新を行ったときをRDAブロック248に示す。強制更 新は、背景ノイズの突然の増大によってノイズ抑制システムが背景ノイズを誤っ て分類し損ねた場合に、ノイズ抑制部分が回復することを可能にする機構である 。これらのパラメータをRDAブロックへの入力、更に「レート」をRDAブロ ック248の出力とすれば、本発明によるレート決定について、詳細に説明する ことができる。 前述のように、RDAブロック248に入力されるパラメータの殆どは、IS −127において規定されているノイズ抑制システムによって発生される。例え ば、ボイス・メトリック和v(m)は、Eq.4.1.2.4-1において決定され、一方全チ ャネル・エネルギEtot(m)はIS−127のEq.4.1.2.5-4において決定されてい る。全推定ノイズ・エネルギEtn(m)は、次の式で与えられる。 これは、IS−127のEq.4.1.2.8-1から容易に得ることができる。10ミリ秒 フレームの番号mは、m=1から開始する。強制更新フラグfupdate_flagは、IS −127の§4.1.2.6に示されている「強制更新」論理実 施態様から得ることができる。具体的に、強制更新フラグfupdate_flagの発生の 疑似コードを次に示す。 ここで、sinwave_flagは、スペクトル・ピーク対平均比率φ(m)が10dBよ り大きく、スペクトル偏差ΔE(m)(Eq.4.2.1.5-2)がDEV_THLDより小さい場合、TR UEにセットされる。言い換えると、 ここで、 は、ピーク対平均比率ブロック251において判定したピーク対平均比率であり 、Ech(m)は、IS−127のEq.4.1.2.2-1に与えられている、チャネル・エネル ギ推定ベクトルである。 一旦適切な入力が発生したなら、本発明にしたがって、RDAブロック248 内におけるレート決定を行うことができる。第7図に示すフロー・チャートを参 照すると、修正全エネルギE'tot(m)は次のように与えられる。 ここで、初期修正全エネルギを経験的な56dBに設定する。次に、ステップ7 03において、次のように、推定全SNRを計算することができる。 SNR=E'tot(m)-Etn(m) 次に、この結果をステップ706において用い、長期間ピークSNR,SNRp(m) を次のように推定する。 ここで、SNRp(0)=0である。次に、ステップ709において、以下に示すように 3dB刻みで長期間ピークSNRを量子化し、0ないし19の間に制限する。 ここで量子化SNRを用い、ステップ712において、それぞれのボイス・メト リック・スレシホルドvth,ハングオーバ・カウント(hangovr count)hcnt,およ びバースト・カウント・スレシホルドbthパラメータを決定する。 vth=[SNRQ],hcnt=htable[SNRQ],bth=btable[SNRQ] ここで、SNRQは、次のように定義されるそれぞれのテーブルのインデックスであ る。 vtable={37,37,37,37,37,37,38,38,43,50,61,75,94,118,146,178,216,258,306,3 59} htable={25,25,25,20,16,13,10,8,6,5,4,3,2,1,0,0,0,0,0,0} btable={8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,8,7,6,5,4,3,2,1,1,1} この情報を用い、RDAブロック248から出力されるレート決定を行う。ブ ロック712から出力される、それぞれのボイス・メトリック・スレシホルドvt h ,ハングオーバ・カウンタhcnt,およびバースト・カウント・スレシホルドbth パラメータは、ブロック715に入力され、ボイス・メトリックv(m)がボイス・ メトリック・スレシホルドよりも大きいか否かについて判定するために、検査を 行う。IS−127のEq.4.1.2...4-1を用いて、ボイス・メトリック・スレシホ ルドを決定する。注記すべき重要なことは、ノイズ抑制システムから出力される ボイス・メトリックv(m)は変化しないが、本発明にしたがってRDA248内で 変化するのはボイス・メトリック・スレシホルドであるということである。 第7図のステップ715を参照して、ボイス・メトリックv(m)がボイス・メト リック・スレシホルド未満の場合、ステップ718において、信号s'(n)を送信 するレート を1/8レートに決定する。この決定の後、ステップ721において、ハングオ ーバを実施する。ハングオーバは、これを行わないとノイズとして分類されかね ないゆっくりと減衰する音声を「救済」(cover)するため、または強いボイス活 動の検出によって劣化し得る、音声における小さなギャップを橋架するために、 一般に実施されている。ステップ721においてハングオーバを実施した後、ス テップ736において有効なレートの送信を保証する。この時点において、信号 s'(n)を1/8レートでコード化し、本発明にしたがって適切な移動局115に 送信する。 ステップ715において、ボイス・メトリックv(m)がボイス・メトリック・ス レシホルドよりも大きい場合、ステップ724において別の検査を行い、ボイス ・メトリックv(m)が(量αだけ)重み付けしたボイス・メトリック・スレシホル ドよりも大きいか否かについて判定を行う。このプロセスによって、ノイズ・フ ロアに近い音声信号を、レート1/2でコード化することが可能となり、高いボ イス品質を維持しつつ、平均データ・レートを低下させるという利点がある。ス テップ724においてボイス・メトリックv(m)が重み付けしたボイス・メトリッ ク・スレシホルドよりも大きくない場合、プロセスはステップ727に進み、信 号s'(n)を送信するレートを1/2レートに決定する。しかしながら、ステップ 724において、ボイス・メトリックv(m)が重み付けしたボイス・メトリック・ スレシホルドよりも大きい場合、プロセスはステップ730に進み、信号s'(n) を送信するレートをレート1(あるいは、最高レートとして知られている)に決 定する。いずれの場合でも(ステップ727による1/2レートでの送信,また はステップ730による最高レートでの送信)、プロセスはステップ733に進 み、ハングオーバを決定する。ハングオーバを決定した後、プロセスはステップ 736に進み、有効なレートの送信を保証する。この時点において、信号s'(n) は1/2レートまたは最高レートでコード化され、本発明にしたがって適切な移 動局115に送信される。 第7図のステップ715ないし733は、以下の疑似コードを参照して説明す ることも可能である。 以下の疑似コードは、IS−127において定義されている無効のレート遷移 を防止する。1つの20msボコーダ・フレーム・レートを決定するためには、 2つの10msノイズ抑制フレームが必要であることを注記しておく。最終レー トは、2つのノイズ抑制に基づくRDAフレームの最大値によって決定される。 if(rate(m)==RATE1/8 and rate(m-2)==RATE1){rate(m)=RATE1/2 } 以上、特定の実施例を参照しながら本発明について特定して示しかつ説明した が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、形態および詳細において種 々の変更が可能であることは、当業者には理解されよう。例えば、本発明にした がってレート決定を実施する際に有用な装置を、第2図において通信システムの インフラストラクチャ側において実施するものとして示したが、第2図の装置は 同様に移動局115においても実施可能であることを当業者は認めよう。この実 施態様では、本発明によるレート決定を実施するために、第2図に必要な変更は ない。 また、CDMA通信システムを具体的に参照して説明した本発明によるレート 決定の概念は、本発明にしたがって時分割多元アクセス(TDMA)通信システ ムに適用する 、ボイス活動検出(VAD)にも拡張することができる。この実施形態では、第 2図のRDAブロック248の機能性を、ボイス活動検出(VAD)の機能性と 置換し、VADブロック248の出力がVAD判断となり、これが同様に音声コ ーダに入力される。VADブロック248を出るボイス活動がTRUEかFALSEかに ついて判定するために行われるステップは、第7図のフロー・チャートと同様で あり、第8図に示す。第8図に示すように、ステップ703ないし715は、第 7図に示すものと同一である。しかしながら、ステップ715における検査が偽 の場合、ステップ818においてVADは偽であると判定され、フローはステッ プ721に進み、ハングオーバを実施する。ステップ715における検査が真の 場合、ステップ827においてVADはTRUEと判定され、フローはステップ73 3に進み、ハングオーバを実施する。 以下の請求の範囲における機能要素を加えた手段または段階全ての対応する構 造,材料,動作および同等物は、具体的に特許請求されている他の請求項の要素 と組み合わせて当該機能を実行するためのあらゆる構造,材料,または動作も含 むことを意図するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 29/08 H04L 13/00 307C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.通信システムにおいて送信レートを決定する装置であって: ノイズ抑制システムに入力される信号における背景ノイズを抑制するノイズ抑 制システムであって、該背景ノイズの抑制に関連するパラメータを発生する、ノ イズ抑制システム;および 入力として、前記ノイズ抑制システムが発生する前記パラメータを有し、音声 コーダによって使用するための送信レート情報を発生するレート決定手段; から成ることを特徴とする装置。 2.前記ノイズ抑制システムは、実質的に、IS−127において規定されてい る、ノイズ抑制システムであることを特徴とする請求項1記載の装置。 3.前記ノイズ抑制システムによって発生するパラメータは、突発的に増大した 背景ノイズによって、前記ノイズ抑制システムが背景ノイズを誤って分類した場 合に、該ノイズ抑制システムを回復させる制御信号を含むことを特徴とする請求 項1記載の装置。 4.通信システムにおいて送信レートを決定する装置であ って: 現情報フレームにおけるチャネル・エネルギを推定する手段; 入力として前記推定チャネル・エネルギを有し、前記現情報フレームに対する 推定チャネル・エネルギと複数の過去の情報フレームのエネルギとの差を判定し 、現フレームに対する全チャネル・エネルギ推定値を生成する手段; 前記現情報フレームの信号対ノイズ比の推定値に基づいて、ボイス・メトリッ クを決定する手段; 前記推定チャネル・エネルギに基づいて、全推定ノイズ・エネルギを生成する 手段; 現フレームに対する前記全チャネル・エネルギ推定値,前記ボイス・メトリッ クおよび前記全推定ノイズ・エネルギに基づいて、前記情報フレームの送信レー トを決定する手段; から成ることを特徴とする装置。 5.入力として、前記現情報フレームに対する全チャネル・エネルギ推定値,前 記現情報フレームのピーク対平均比率,前記現フレームと過去のフレームとの間 のスペクトル偏差および前記ボイス・メトリックを有し、所定の種類の信号が存 在する場合に、ノイズ推定値を更新するのを防止する制御信号を生成する手段を 更に備えることを特徴とする請求項4記載の装置。 6.前記制御信号は、階調信号が存在する場合に、ノイズ推定値を更新するのを 防止することを特徴とする請求項5記載の装置。 7.所定の種類の信号が存在する場合にノイズ推定値を更新するのを防止する前 記制御信号は、前記通信システムを検査する目的のために、正弦波を最高レート で送信させることを特徴とする請求項5記載の装置。 8.通信システムにおいて情報フレームに対する送信レートを決定する方法であ って: 現情報フレームのピーク信号対ノイズ比から、第1ボイス・メトリック・スレ シホルドを決定する段階; ボイス・メトリックを前記第1ボイス・メトリック・スレシホルドと比較する 段階; 前記ボイス・メトリックが前記第1ボイス・メトリック・スレシホルド未満で ある場合、前記情報フレームを第1レートで送信する段階; 前記ボイス・メトリックが前記第1ボイス・メトリック・スレシホルドよりも 大きい場合、前記ボイス・メトリックを第2ボイス・メトリック・スレシホルド と比較する段階; 前記ボイス・メトリックが前記第2ボイス・メトリック ・スレシホルド未満である場合、前記情報フレームを第2レートで送信する段階 ;および 前記ボイス・メトリックが前記第2ボイス・メトリック・スレシホルドよりも 大きい場合、前記情報フレームを第3レートで送信する段階; から成ることを特徴とする方法。 9.前記第1レートは1/8レートであり、前記第2レートは1/2レートであ り、前記第3レートは、IS−95において規定されている、符号分割多元接続 (CDMA)通信システムにおける最大レートであることを特徴とする請求項8 記載の方法。 10.前記第1レートは、無音記述(SID)フレームを備え、前記第2および 第3レートは、時分割多元接続(TDMA)通信システムにおける通常レートの フレームであることを特徴とする請求項8記載の方法。
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