JP2001513734A - カートン及びそのためのワンピース式生産ブランク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 カートンが、出荷のための複数個の品目、特に、ラップトップ式コンピューターおよびアクセサリーを包装するようにされて開示されている。このカートンは、側壁１２と、複数個のフラップ３６−４３によって形成された端部閉鎖体と、カートンに区画室を形成する棚組立体５０とを含んでいる。棚組立体５０は棚パネル５２と、側壁１２に固着された支持片６４、６６と、スペーサパネル７０とを含んでいる。このスペーサパネル７０にヒンジ止めされたリップ片７２は側壁１２に係合して異なる閉位置でのスペーサパネル７０の選択的位置決めを許し、もって、異なって寸法決めされた内容物を収容するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 カートン及びそのためのワンピース式生産ブランク 発明の分野 本発明は、広く、出荷のための選定された品目を包装するのに用いられるカー トンに関する。特殊な関心事のうち最も興味のあるものは、ラップトップ式コン ピューター及びそれのための付属品即ちアクセサリーを簡単な且つ便利な態様で 包装することである。本発明は、また、このようなカートンに折り畳むことがで きるワンピース式生産ブランクに向けられている。 発明の背景 最近の商業においては、原料源から製造位置まで幅広い様々な商品を出荷し、 その後、その商品を様々な配布点へ出荷することが要求されている。商品がより 仕上げられた状態に近付くと、通常、製造者はこのような生産品を包装するのに 多くの注意を払って、貯蔵及び出荷時、損傷を受ける危険性を低減させるように なっている。従って、幅広い様々な包装用システムが開発されている。このよう な包装用システムの多くは、箱状のカートン、通常、板紙のような波形を付した 材料で形成されたものを用いている。このようなカートンは、それらが比較的低 価であること、及び、製造が容易であるが故に、極めて望ましいものである。こ のような箱即ちカートン内におかれた品目は、従来技術で知られているごとく、 発泡体、バブルパック、発泡ポリスチレンペレット等のごとき様々な緩衝材料に より、損傷を及ぼす衝撃に対してクッション作用を及ぼすことができる。 最近、荷送り及び貯蔵時の電子機器を保護するのに特に適した包装用システム に対する必要性が高まってきている。このような機器の微妙さ故に、このような 品目を包装し、そして、出荷するのに、ますますより優れたやり方が必要とされ ている。コンピューター工業界の急速な成長により、包装技術に対するかなりの 要求がなされている。 けれども、同時に、コンピューター機器の製造者間での競争により、包装を含 むほとんどの生産レベル毎に価格の節約を必要としている。コンピューター機器 により、多くの所帯から比較的高い購入の決定がなされるが、製造者は、消費者 に対するこれら製品の配布においては器具節約への特別なプレッシャを受けてい る。 その結果、製造業者は、精密な機器に対して損傷の危険性を顕著に増大させる ことなしに、より安価である包装用システムを必要としている。更に、このよう な製造業者は、包装プロセスの間、価格の節約を導入することができる包装用シ ステムを必要としている。何故なら、作業者はこのようなシステムをより有効に 用いることができ、かくて、包装用作業に必要とされる時間とお金とを低減させ ることができるからである。本発明はこれらの必要性に向けられている。 発明の概要 本発明の目的は、様々な品目、特に、出荷のための様々な品目を包装するのに 用いるための新規で有用な包装用システムを提供することである。 本発明の別の目的は、出荷のための異なる選定された品目を簡単に、且つ、効 果的に包装することができる、コスト的にも尚比較的安価なカートンを提供する ことである。 本発明の更なる目的は、電子コンピューターのごとき品目の包装を単純化する 波形の付された材料でなるワンピース式構造体からカートンを提供することであ る。 本発明の尚更なる目的は、ラップトップ式コンピューター及びそれのアクセサ リーを包装するのに特に有用である一対の区画室を有するカートンを提供するこ とである。 本発明の尚更なる目的は、多数の区画室を有しているワンピース式の波形の付 された構造体のカートンを提供することであり、それら区画室のうちの少なくと も１つは内臓式の調節可能なスペーサを有している。 その場合、本発明によれば、カートンは、荷送りのために複数個の品目、特に 、ラップトップ式コンピューター及びそれらのアクセサリーを包装するようにさ れている。このカートンは、波形の付された材料でなるワンピース式の生産ブラ ンク、好ましくは、紙材料で形成されている。広げられた形態では、カートンは 、選定された品目を収容するようにされた内部まわりに延在する側壁を有してい る。 第１及び第２の端部閉鎖体は、内部の第１及び第２の開放端部をそれぞれ閉じる よう作動する。棚パネルは内部に配置されているとともに側壁の一部分に対して 離隔された関係をなしてその側壁に対して支持され、もって、内部域を、それぞ れ選定された品目のうちの異なるものを収容するようにされた第１及び第２の区 画室に分離している。 棚パネルは、この棚パネルの複数部分が離隔されている位置で側壁に固定され た状態で、棚パネル組立体の一部として備えられている。該棚パネルは、好まし くは、側壁に平行であり、また、該側壁は開放端部間で測定された長手方向長さ を有しており、かくて、この棚パネルは、側壁の長手方向長さの少なくとも大半 にわたって延在している。この棚パネルは、第１の開放端部に面している第１の 棚縁部を有しており、また、スペーサパネルは、このスペーサパネルが第１の区 画室の第１の内部域を選択的に包囲するよう、あるいは、その逆をするよう作動 してこの第１の内部域に対するアクセスのために開放するような状態で、第１の 棚縁部に沿ってヒンジ的に固着されている。このスペーサパネルは第１の区画室 の容積を変える選択可能な閉止位置を有している。ここで、スペーサパネルには リップが備えられていてこのスペーサパネルを、閉止した位置のうちの選定され た一つに保持するようになっている。また、タブ片が側壁の内面に摩擦的に係合 して棚パネルの支持を助けているとともにスペーサパネルを、選定された閉止位 置に保持するのを助けている状態で、これらのタブ片は両側縁のスペーサパネル に備えられていてもよい。 好ましくは、側壁は断面が矩形であるとともに、頂部パネル、底部パネル及び 一対の側部パネルにより形成されている。ここで、端部閉鎖体は、側壁パネルの それぞれ対向する長手方向延長部であるフラップによって形成されている。棚は 頂壁及び底壁双方に対して平行であるとともに側部パネルの各々に固着されてい てカートンが圧壊された位置から開位置へ広げられる際、棚は自動的に直立する ことができるようになっている。スペーサパネルには開口部が形成されていて手 動によるアクセスを助け、もって、荷送りされる品目を取り出す際、使用者によ る閉位置から開位置へのスペーサパネルの移動を可能にしている。 本発明のこれらの及び他の目的は、添付図面と一緒に考慮される際、例示実施 例の以下の詳細な説明を考慮することによりより容易に理解されよう。その図面 において、 図面の簡単な説明 図１は、本発明によるカートンの第１の例示実施例の斜視図であり； 図２は、図１のカートンを示す立面端面図であり； 図３は、図２のほぼ線３−３で取られた断面図であり； 図４は、図１−図３のカートンと一緒に用いられる棚パネル組立体の斜視図で あり； 図５は、図１−図４のカートンの荷造りを示す部分断面側面図であり； 図６（ａ）は、本発明の第１の例示実施例と一緒に用いられる閉鎖フラップを 示している断面側面図で、スペーサパネルは第１の閉位置にあり； 図６（ｂ）は、図６（ａ）と同様の断面図であるが、第２の閉位置にあるスペ ーサパネルを示しており、もって、該スペーサパネルの調節可能性を示しており ； 図７は、本発明の第１の例示実施例のカートンを構築するのに用いられるワン ピース式生産ブランクを示す平面図であり； 図８は、本発明の第２の例示実施例によるカートンを示す斜視図であり； 図９は、図８のカートンを示す立面端面図であり； 図１０は、図８−図９に示される本発明の第２の例示実施例と一緒に用いられ る棚組立体の斜視図であり； 図１１は、本発明の第２の例示実施例によるカートンを構築するのに用いられ るワンピース式生産ブランクを示す平面図である。 例示実施例の詳細な説明 本発明はカートンに向けられており、該カートンは、異なる選定された品目を 包装するのに、特に、出荷のために包装するのに用いることができる。具体的に は、本発明は、ラップトップ式コンピューター並びにこのような機器のためのア クセサリーのような電子機器を包装するようにされている。それ故、荷送りのた めのラップトップ式コンピューターの包装に関して本発明が説明されているが、 他の品目の包装も請求の範囲内であることは理解されるべきである。 この理解を心に留めて、本発明の第１の例示実施例は図１−図７に示されてい る。これらの図において、カートン１０は側壁１２により形成され、この側壁１ ２は、例示実施例において、４枚のパネルで構築されていることを理解すること ができる。ここで、底部パネル１４は頂部パネル１６に対して対向して平行関係 にあることを理解することができる。一対の互いに対向して配置された側部パネ ル１８及び２０は互いに離隔されているとともに互いに平行であって底部パネル １４及び１６の互いに対向して長手方向に延在する横方向側縁間を延在するよう になっている。かくて、理解され得る通り、側部パネル１８は長手方向に延在す る底縁部２２と長手方向に延在する頂縁部２４との間で延在している。同様に、 側部パネル２０は長手方向底縁部２６と長手方向頂縁部２８との間で延在してい る。従って、側壁１２は、貯蔵のための、及び／又は、荷送りのための選定され た品目を収容するようにされている内部３０のまわりに延在している。内部３０ は対向する第１及び第２の開放端部３２及び３４を有している。 図１、図２及び図５に最も良く示されているごとく、第１の開放端部３２及び 第２の開放端部３４のために第１及び第２の端部閉鎖体がそれぞれ備えられてい る。これらの図において、第１の端部閉鎖体は複数個の閉鎖フラップ３６、３７ 、３８及び３９で構築されており、一方、第２の端部閉鎖体は第２の閉鎖フラッ プ４０、４１、４２及び４３により形成されている。好ましくは、端部封鎖フラ ップ３６及び４０は底部パネル１４の長手方向延長部であり、一方、端部封鎖フ ラップ３７及び４１は頂部パネル１６の長手方向延長部である。同様に、端部封 鎖フラップ３８及び４２は側部パネル１８の長手方向延長部であり、一方、端部 封鎖フラップ３７及び４３は側部パネル２０の長手方向延長部である。端部封鎖 フラップ３６−４３は、以下において念入りに説明するスコアラインのまわりで 折り畳み可能である。 いずれの場合でも、本発明の第１の例示実施例は棚組立体５０を利用しており 、この棚組立体５０は棚パネル５２に含まれており、この棚パネル５２は、内部 ３０内に配置されているとともに側壁１２の一部分に離隔された関係をなして側 壁１２に対して支持されており、もって、内部域を第１及び第２の区画室に分離 している。かくて、例えば、図１−図６に見られ得る通り、棚パネル５２は側壁 １ ２の一部分、即ち、底部パネル１４に平行な関係をなして指向されている。図５ において、理解され得る通り、棚パネル５２は内部域３０を第１の区画室５４及 び第２の区画室５６に分離しており、この第１の区画室５４及び第２の区画室５ ６は、それぞれ、（発泡詰め物５９に包まれた）ラップトップ式コンピューター ５８及び該ラップトップ式コンピューターのためのアクセサリーパック６０のご とき選定された品目のうちの異なるものを収容するよう寸法決めされているとと もに適合されている。かくて、第１の区画室５４は第１の内部域５５を有してお り、一方、第２の区画室５６は第１の内部域５７を有しており、かくて、内部域 ５５及び５７は内部３０の容積を画成している。 棚組立体５０の構造は図３−図６に最も良く示されている。ここで、理解され 得る通り、棚パネル５２は第１の棚縁部６２を有しており、この第１の棚縁部６ ２は内部３０における側壁１２の長手方向延長部に対して横方向に延在していて 第１の開放端部３２に面するようになっている。好ましくは、棚パネル５２は離 隔された位置で側壁１２に固定されている。この目的で、棚パネル５２は第１及 び第２の棚支持片６４及び６６を含んでおり、これらの第１及び第２の棚支持片 ６４及び６６は、第１及び第２の側部パネル１８及び２０にそれぞれ固着されて いる。このことは、接着、あるいは、他の既知の取り付け技術によりなすことが できる。これらの図に示されているごとく、棚支持片６４及び６６の各々は棚パ ネル５２の側方向延長部として形成されている。棚パネル６４は第２の区画室５ ６に上方に突出しており、一方、第２の棚支持片６６は第１の区画室５４に延出 している。更に、理解される通り、周囲の側壁１２の組立体は、接着にかわ等に よる第２の棚支持片６６への側部パネル２０の接合体により完全なものとされて いる。 また、この目的で、理解される通り、第１及び第２の棚支持片６４及び６６の 各々は側壁１２の内面に取り付けられており、その内面とは、底部パネル１４、 頂部パネル１６、側部パネル１８及び内部３０に面している側部パネル２０の各 各の内面である。更に、好ましくは、棚パネル５２は底部パネル１４に対して平 行をなして離隔された関係をなしているので、側壁１２が矩形断面を有するよう 形成されている場合、この棚パネル５２も頂部パネル１６に対して平行に離隔さ れた関係をなしている。 スペーサ組立体５０もスペーサパネル７０を含んでおり、このスペーサパネル ７０は棚パネル５２の長手方向延長部として形成されている。スペーサパネル７ ０は横方向に延在している第１の棚縁部６２に沿って棚パネル５２に枢動的に即 ちヒンジ的に固着されている。スペーサパネル７０は、第１の区画室５４を包囲 するよう寸法決めされているとともに作動するようになっている。従って、図５ で理解され得る通り、スペーサパネル７０は開位置と、第１の区画室５４の第１ の内部域が実質的に包囲される（二点鎖線で示された）閉位置との間で移動する ことができる。 スペーサパネル７０を閉位置に保持するために、リップ片７２がこのスペーサ パネル７０の長手方向延長部として形成されており、リップ片７２は底壁１４の 内面に摩擦的に係合するようにされている（図６（ａ）及び図６（ｂ）参照）。 リップ片７２はスペーサパネル７０の自由縁部７４に沿って延在しており、この スペーサパネル７０にリップ７２が枢動的にあるいはヒンジ的に接続されている 。図６（ａ）及び図６（ｂ）に示されているごとく、リップ片７２により、第１ の内部域５５のための異なる容積を確立する異なる閉位置へのスペーサパネル７ ０の選択的位置決めが許されている。これにより、スペーサパネル７０でコンピ ューター５８のごとき機器の区画室５４内への位置決め及び保持を助けるのが可 能となり、そして、異なって寸法決めされた機器が収容される。 異なる閉位置でのスペーサパネル７０の摩擦位置決めを更に高めるために、ス ペーサパネル７０も一対の対向するタブ片７６及び７８を備えており、このタブ 片７６及び７８はスペーサパネル７０の横方向延長部として形成されている。タ ブ片７６は、スコアラインにより形成されたスペーサパネル側縁部７７に接続さ れ、また、タブ片７８は、これもスコアラインによりスペーサパネル側縁部７９ に接続されている。棚組立体５０が直立された状態にある時、タブ片７６は第１ の内部域５５の外方に突出し、一方、好ましくは、タブ片７８は第１の内部域５ ５に内方に延在するよう指向されている。かくて、タブ片７６及び７８はスペー サパネル７０の摩擦位置決めを助けて第１の区画室５４の容積を変えるばかりで なく、それらタブ片７６及び７８は棚パネル５２に対する更なる支持及び剛性も 提供している。 図１−図６を参照して再び理解され得る通り、側壁１２は、好ましくは、棚パ ネル５２が長手方向長さの大半にわたって延びている状態で、開放端部３２及び ３４間で測定された長手方向長さを有している。即ち、図１を参照して理解され る通り、棚パネル５２は側壁１２に対するパネル３７−３９のヒンジ付き接続部 により画成されている第１の開放端３２からわずかに差し込まれている。更に好 ましくは、棚パネル５２は側方パネル１８及び２０間の完全な横方向幅にわたっ て延在している。スペーサパネルが閉位置にある際のスペーサパネルの開放を容 易ならしめるため、開口部８０がスペーサパネル７０の中心に備えられている。 開口部８０は、例えば、使用者の指によるごとく、スペーサパネルの手動による 係合を許すよう寸法決めされているとともに適合されている。 図７に示されているごとく、カートン１０は一つの一体ワンピース式構造ブラ ンク９０により構成されていてもよく、好ましくは、この一体ワンピース式構造 ブランク９０は、カートン１０に折り畳まれ、且つ、定着するようにされた紙板 （ペーパーボード）のごとき波の付された材料で形成された波の付されたファイ バー板である。フラップ３６−４３とともに側壁１２は、長手方向に延在する平 行スコアライン即ち折り畳み線９３を有する主体部分９２で形成されており、該 平行スコアライン即ち折り畳み線９３は側壁パネル片と横方向スコア即ち折り畳 み線９４とを分離し、この横方向スコア即ち折り畳み線９４は側壁１２から閉鎖 フラップ３６−４３を分離している。フラップ３６−４３を互いに分離するため に、折り畳み線９３の延長として長手方向カット９５が形成されている。 棚組立体５０は、長手方向に延在するスコアライン９６のところで主体パネル 部分９２と一体に形成されており、また、平行をなす長手方向スコアライン即ち 折り畳み線９７が備えられていて棚パネル５２と、第１及び第２の棚支持片６４ 及び６６とを画成している。横方向折り畳み線９８、並びに、カット９９は棚パ ネル５２からスペーサパネル７０を分離している。リップ片７２は、スコアライ ン９８に平行な横方向スコアライン１００により形成されている。最後に、タブ 片７６及び７８は、互いに平行をなすスコアライン１０２により形成されている とともにわずかに差し込まれているが、スコアライン９７に平行である。 次いで、かかる構造において、図７に示されているごとく、棚支持片６４の露 出された側部ににかわが塗布される。次いで、棚組立体はスコアライン９６に沿 って折り畳まれ、それにより、第１の棚支持片６４は側方パネル１８の中間部分 に接着される。さて、第２の棚支持片６６の外面ににかわが塗布され、そして、 パネル片１６及び１８は互いに対して折り畳まれて側方パネル２０は第２の棚支 持片６６の裏側に接着される。 カートン１０を用いることが望まれる場合には、このカートン１０は、単に、 圧壊位置から図１に示された膨張位置へ膨張され、フラップ４０−４３は接着さ れて、図５に示されているごとく、第２の開放端部３４を閉じる。さて、貯蔵及 び／又は出荷のために包装されるべき選定された品目は第１及び第２の区画室５ ４及び５６に挿入され、また、スペーサパネル７０は、第１の内部域５５の寸法 を調節して、ラップトップ式コンピューター５８のごときそれの中に置かれた品 目の寸法に対応する位置に枢動される。次いで、フラップ３６−３９は、荷送り のための品目が収容された状態でカートン１０の形成を完成させる位置に接着さ れる。 棚支持片６４及び６８が側壁１８及び２０に相対して接着されているという事 実の故に、また、カートン１０が矩形構造であるという事実の故に、理解される 通り、棚組立体５０は、側壁１２が図１に示された開状態にある場合、棚パネル ５２がパネル１４及び１８に対して平行をなして直面している関係の貯蔵状態と 、直立状態との間で自動的に移動する。即ち、圧壊された状態から開状態への側 壁の移動により、棚パネル５２は直立した状態に自動的に移動され、この直立し た状態では、棚パネル５２は底部パネル１４に対して平行に離隔された関係にあ る。 本発明の第２の例示的実施例が図８−図１０に示されており、また、それのた めのワンピース式生産ブランクが図１１に示されている。ここで、理解されるべ きは、主たる違いが棚パネル組立体１５０の構造にあるということである。図８ −図１０を参照して、見られ得る通り、カートン１１０は側壁１１２を含んでお り、この側壁１１２は、底部パネル１１４、頂部パネル１１６及び側部パネル１ ２０によって形成されている。第１の閉鎖フラップ１３６−１３９、及び、第２ の閉鎖フラップ１４０−１４３は、内部域１３０の第１及び第２の開放端部を、 それぞれ、包囲している。 棚パネル組立体１５０は棚パネル１５２を含んでおり、この棚パネル１５２は 底部パネル１１４に対して平行をなして離隔された関係をなしている（図１１） とともに第１及び第２の棚支持片１６４及び１６６によりこの位置に支持されて いる。しかし、ここで、支持片１６４は内部１３０の全長にわたって長手方向に 延在しているとともに、第１の例示実施例における第１の棚支持片１６４のよう に、上方の代わりに、底部壁１１４に向かって下方に突出している。第２の棚支 持片１６６は側部パネル１２０に接着されている。側部パネル１１８への棚支持 部材１６４の接着は構造強度のために望ましいことではあるが、第１の棚支持片 １６４を側部パネル１１８に接着する必要ない。 また、ここで、注目され得る通り、棚パネル１５２は内部１３０の横方向幅全 体にわたって延在しているばかりでなく、好適実施例における棚パネル５２の場 合のごとく、わずかに差し込まれている代わりに、その内部１０の長手方向長さ 全体にわたって延在している。しかし、スペーサパネル１７０が、尚、備えられ ており、該スペーサパネル１７０は、棚パネル１５２の前方棚縁部１６２に沿っ て枢動可能に取り付けられていて、該スペーサパネル１７０が開位置と閉位置と の間で枢動することができるようになっている。再び、スペーサパネル１７０は リップ１７２と一対のタブ片１７６及び１７８とを備えていて、スペーサパネル １７０を閉位置に摩擦的に保持するのを助けている。スペーサパネル１７０が閉 位置にある時、このスペーサパネル１７０の手動による開放を阻止するために開 口部１８０が備えられている。 カートン１１０のための生産ブランク１９０は図１１に示されている。ここで 、棚パネル１５２が長手方向に長くされ、また、タブ片１７６及び１７８を形成 するカットアウト１９９が、示されているごとく、変更されていて折り畳み線１ ９８が、フラップ１３６−１３９を画成する折り畳み線１９４に整合されるのを 除いて、構成は生産ブランク９０と同じである。ここで再び、折り畳むこと、接 着すること、及び、他の組立体、及び、生産ブランク１９０を用いることは、生 産ブランク９０に関連して述べたものと同様であり、従って、そのことは再び繰 り返さない。 従って、本発明の例示実施例に向けられたある程度の特殊性でもって本発明を 説明してきた。けれども、理解される通り、本発明は、従来技術に照らして構成 された以下の請求項により画成されており、従って、ここに含まれている発明的 概念を逸脱することなく、本発明の例示実施例に変形あるいは変更をなし得るも のである。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】平成１０年１２月１８日（１９９８．１２．１８） 【補正内容】 請求の範囲 1. 出荷のための複数個の品目を包装するようにされたカートンにして、 （ａ)波形の付された材料で構成されているとともに、選定された品目を収容 するようにされた内部のまわりを延在している側壁であって、該側壁は前記内部 に面している内方側壁面を有しているとともに互いに対向する第１及び第２の開 放端部を有している前記側壁と、 （ｂ）波形の付さた材料で構成されているとともに、前記第１の開放端部を閉 止するよう作動する第１の閉鎖体と、 （ｃ）波形の付された材料で構成されているとともに、前記第２の開放端部を 閉止するよう作動する第２の閉鎖体と、 （ｄ）波形の付された材料で構成されている棚パネルであって、該棚パネルは 前記内部に配置されているとともに前記側壁に相対して支持されており、前記棚 パネルは前記側壁の一部分に関して離隔された関係をなしており、もって、内部 域を第１及び第２の区画室に分離しており、該第１及び第２の区画室は選定され た品目のうちの異なるものを、それぞれ、収容するようにされており、前記第１ の区画室は第１の内部域を有しているとともに前記第２の区画室は第２の内部域 を有しており、前記棚パネルはそれに配置されたスペーサパネルを含んでいると ともに選択的に作動して前記第１の内部域を包囲し、且つ、開放して該第１の内 部域に対するアクセスを提供しており、前記スペーサパネルは、前記第１の区画 室の容積を変更する選定可能な閉位置を有している前記棚パネルと、 を有しているカートン。 2. 請求項１記載のカートンにおいて、前記棚パネルは、離隔された場所で前 記側壁に固定されているカートン。 3. 請求項２記載のカートンにおいて、前記側壁は、頂部パネルと、底部パネ ルと、第１及び第２の側部パネルとを含んでおり、前記頂部パネルと、前記底部 パネルと、前記側部パネルとの各々は前記内部に面している内面を有しており、 前記棚パネルは、前記第１及び第２の側部パネルの内面で該第１及び第２の側部 パネルのうちの１方に固定された第１の棚支持片を含んでいるカートン。 4. 請求項３記載のカートンにおいて、前記棚パネルは、前記第１及び第２の 側部パネルの内面で該第１及び第２の側部パネルのうちの他方ものに固定された 第２の棚支持片を含んでいるカートン。 5. 請求項１記載のカートンにおいて、前記側壁は前記開放端部間で測定され た長手方向長さを有しており、前記棚パネルは、前記側壁の長手方向長さの少な くとも大半にわたって長手方向に延在しているカートン。 6. 請求項１記載のカートンにおいて、前記棚パネルは、前記第１の開放端部 に面している第１の棚縁部を有しており、また、前記スペーサパネルは前記第１ の棚縁部に沿ってヒンジ的に固着されているカートン。 7. 請求項６記載のカートンにおいて、前記スペーサパネルは前記第１の棚縁 部と対向するスペーサパネル縁部を有しているとともに該自由縁部に沿ったリッ プ片を含んでおり、該リップ片は、前記第１の内部域のための異なる容積を確立 する異なる閉位置において前記スペーサパネルの選択的位置決めを許すよう作動 しているカートン。 8. 請求項７記載のカートンにおいて、前記側壁は、頂部パネルと、底部パネ ルと、第１及び第２の側方パネルとを含んでおり、該頂部パネル、該底部パネル 、及び、該側方パネルの各々は前記内部に面している内面を有しており、前記リ ップ片は、異なる閉位置にある際、前記底部パネルの内面に摩擦的に係合してい るカートン。 9. 請求項１記載のカートンにおいて、前記スペーサパネルは、該スペーサパ ネルを、前記閉位置のうちの選定された１つに保持するよう作動するリップを含 んでいるカートン。 10．請求項６記載のカートンにおいて、前記スペーサパネルはそれに形成され た開口部を有しており、該開口部は、該スペーサパネルの手動による係合を許す ように寸法決めされているとともに適合されているカートン。 11．請求項６記載のカートンにおいて、前記スペーサパネルは、前記第１の棚 縁部に対向するスペーサパネル縁部と、前記第１の棚パネル縁部と前記スペーサ パネル縁部とから延在している一対の互いに対向するスペーサパネル側縁部とを 有しており、前記スペーサパネルは、更に、前記スペーサパネル縁部のうちの一 方に配置されたタブ片を含んでいるカートン。 12．請求項１１記載のカートンにおいて、前記側壁は、頂部パネルと、底部パ ネルと、第１及び第２の側方パネルとを含んでおり、該頂部、底部及び側方パネ ルの各々は前記内部に面する内面を有しており、また、前記スペーサパネル縁部 の各々に配備されたタブ片を含んでおり、該タブ片のうちの一方が前記第１の内 部域に配置され且つ該タブ片のうちの他方が前記第１の内部域を外れて配置され た状態で、前記スペーサパネルが前記閉位置にある際、前記タブ片は、前記第１ 及び第２の側方パネルの前記内面にそれぞれ摩擦的に係合しているカートン。 13．請求項６記載のカートンにおいて、第１の棚縁部は前記第１の開放端部に 関して差し込まれているカートン。 14．出荷のための複数個の品目を包装するようにされた折り畳むことのできる カートンにして、 （ａ）頂部パネルと底部パネルとを含む側壁であって、該頂部パネル及び該底 部パネルの各々は一対の互いに対向する側方パネルに枢動的に接続されていて該 側壁が圧壊された状態と開放された状態との間で折り畳み可能になっており、前 記側壁は、矩形断面を有している内部域のまわりを、且つ、第１及び第２の開放 端部に対向して延在している前記側壁と、 （ｂ）前記第１及び第２の開放端部を閉じるようそれぞれ作動し、もって、前 記内部域を包囲する第１及び第２の端部閉鎖体フラップと、 （ｃ）前記側壁が前記圧壊状態にある際の貯蔵状態と、前記側壁が開放状態に ある際の直立状態との間で移動するよう作動する棚パネルであって、前記圧壊状 態から前記開放状態への前記側壁の移動により、前記棚パネルが前記直立状態に 自動的に移動されるようになっており、前記棚パネルは前記底部パネルに対して 離隔された関係をなしており、それにより、前記内部域を、第１及び第２の区画 室に分離するような態様で前記棚パネルは前記側部パネルの各々に固定されてい る前記棚パネルと、 を有している折り畳むことのできるカートン。 15．請求項１４記載の折り畳むことのできるカートンにおいて、前記棚パネル は前記第１の開放端部に面している第１の棚縁部を有しており、また、スペーサ パネルを含んでおり、該スペーサパネルは前記第１の棚縁部に沿って前記棚パネ ルに枢動的に固着されており、また、前記スペーサパネルは前記第１の棚縁部に 対向するスペーサパネル縁部を有しており、前記スペーサパネルは、前記第１の 内部域へのアクセスを許す開位置から、前記第１の内部域を包囲する閉位置へ選 択的に移動可能である折り畳むことのできるカートン。 16．波形の付された材料で形成されているとともに選定された品目の受領及び 出荷のためのカートンに折り畳まれ、且つ、定着されるようにされたワンピース 式構造ブランクであって、 （ａ）長手方向に延在するスコアラインに沿って互いに固着された一対の側方 パネルと、頂部パネルと、底部パネルとを含んでいる主体部分にして、該主本体 部分は筒状構造体に成形可能である前記主体部分と、 （ｂ）長手方向に延在する棚パネル組立体スコアラインに沿って前記主体部分 に固着された棚パネル組立体にして、該棚パネル組立体は、前記主体に接続され た第１の支持パネルと、該第１の支持パネルに接続された棚パネルと、該第１の 支持パネルに対向して該棚パネルに接続された第２の支持パネルとを含んでいる 前記棚パネル組立体と、 （ｃ）前記棚パネルに固着されたスペーサパネル組立体にして、該スペーサパ ネル組立体は、前記棚パネルの横方向に延在する側方縁部に沿うスペーサパネル と、該スペーサパネルの長手方向に延在するスコアラインに接続された少なくと も１つのタブ片とを含んでいる前記スペーサパネル組立体と、 を有しているワンピース式構造ブランク。 17．請求項１６記載のワンピース式構造ブランクにして、前記棚パネルに、そ れの横方向に延在する縁部に沿って固着されたスペーサパネルを含んでいるワン ピース式構造ブランク。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドウイット カール エフ. アメリカ合衆国，コロラド，ウエストミン スター，ローリー コート 9340 (72)発明者 カイム コリイ アメリカ合衆国，コロラド，アーバダ，ダ ブリュ．セブンティ シックスス ドライ ブ 11651

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 1. 出荷のための複数個の品目を包装するようにされたカートンにして、 （ａ）波形の付された材料で構成されているとともに、選定された品目を収容 するようにされた内部のまわりを延在している側壁であって、該側壁は前記内部 に面している内方側壁面を有しているとともに互いに対向する第１及び第２の開 放端部を有している前記側壁と、 （ｂ）波形の付さた材料で構成されているとともに、前記第１の開放端部を閉 止するよう作動する第１の閉鎖体と、 （ｃ）波形の付された材料で構成されているとともに、前記第２の開放端部を 閉止するよう作動する第２の閉鎖体と、 （ｄ）波形の付された材料で構成されている棚パネルであって、該棚パネルは 前記内部に配置されているとともに前記側壁に相対して支持されており、前記棚 パネルは前記側壁の一部分に関して離隔された関係をなしており、もって、内部 域を第１及び第２の区画室に分離しており、該第１及び第２の区画室は選定され た品目のうちの異なるものを、それぞれ、収容するようにされており、前記第１ の区画室は第１の内部域を有しているとともに前記第２の区画室は第２の内部域 を有している前記棚パネルと、 を有しているカートン。 2. 請求項１記載のカートンにおいて、前記棚パネルは、離隔された場所で前 記側壁に固定されているカートン。 3. 請求項２記載のカートンにおいて、前記側壁は、頂部パネルと、底部パネ ルと、第１及び第２の側部パネルとを含んでおり、前記頂部パネルと、前記底部 パネルと、前記側部パネルとの各々は前記内部に面している内面を有しており、 前記棚パネルは、前記第１及び第２の側部パネルの内面で該第１及び第２の側部 パネルのうちの１方に固定された第１の棚支持片を含んでいるカートン。 4. 請求項３記載のカートンにおいて、前記棚パネルは、前記第１及び第２の 側部パネルの内面で該第１及び第２の側部パネルのうちの他方ものに固定された 第２の棚支持片を含んでいるカートン。 5. 請求項１記載のカートンにおいて、前記側壁は前記開放端部間で測定され た長手方向長さを有しており、前記棚パネルは、前記側壁の長手方向長さの少な くとも大半にわたって長手方向に延在しているカートン。 6. 請求項１記載のカートンにおいて、前記棚パネルは、前記第１の開放端部 に面している第１の棚縁部を有しており、また、スペーサパネルを含んでおり、 該スペーサパネルは前記第１の棚縁部に沿ってヒンジ的に固着されており、前記 スペーサパネルは選択的に作動して前記第１の内部域を包囲するとともに開放さ せて該第１の内部域にアクセスするようになっているカートン。 7. 請求項６記載のカートンにおいて、前記スペーサパネルは前記第１の棚縁 部と対向する自由縁部を有しているとともに該自由縁部に沿ったリップ片を含ん でおり、該リップ片は、前記第１の内部域のための異なる容積を確立する異なる 閉位置において前記スペーサパネルの選択的位置決めを許すよう作動しているカ ートン。 8. 請求項７記載のカートンにおいて、前記側壁は、頂部パネルと、底部パネ ルと、第１及び第２の側方パネルとを含んでおり、該頂部パネル、該底部パネル 、及び、該側方パネルの各々は前記内部に面している内面を有しており、前記リ ップ片は、異なる閉位置にある際、前記底部パネルの内面に摩擦的に係合してい るカートン。 9. 請求項６記載のカートンにおいて、前記スペーサパネルは、該スペーサパ ネルを、前記閉位置のうちの選定された１つに保持するよう作動するリップを含 んでいるカートン。 10．請求項６記載のカートンにおいて、前記スペーサパネルはそれに形成され た開口部を有しており、該開口部は、該スペーサパネルの手動による係合を許す ように寸法決めされているとともに適合されているカートン。 11．請求項６記載のカートンにおいて、前記スペーサパネルは、前記第１の棚 縁部に対向する自由縁部と、前記第１の棚パネル縁部と前記自由縁部とから延在 している一対の互いに対向するスペーサパネル側縁部とを有しており、前記スペ ーサパネルは、更に、前記スペーサパネル縁部のうちの一方に配置されたタブ片 を含んでいるカートン。 12．請求項１１記載のカートンにおいて、前記側壁は、頂部パネルと、底部パ ネルと、第１及び第２の側方パネルとを含んでおり、該頂部、底部及び側方パネ ルの各々は前記内部に面する内面を有しており、また、前記スペーサパネル縁部 の各々に配備されたタブ片を含んでおり、該タブ片のうちの一方が前記第１の内 部域に配置され且つ該タブ片のうちの他方が前記第１の内部域を外れて配置され た状態で、前記スペーサパネルが前記閉位置にある際、前記タブ片は、前記第１ 及び第２の側方パネルの前記内面にそれぞれ摩擦的に係合しているカートン。 13．請求項６記載のカートンにおいて、第１の棚縁部は前記第１の開放端部に 関して差し込まれているカートン。 14．出荷のための複数個の品目を包装するようにされた折り畳むことのできる カートンにして、 （ａ）頂部パネルと底部パネルとを含む側壁であって、該頂部パネル及び該底 部パネルの各々は一対の互いに対向する側方パネルに枢動的に接続されていて該 側壁が圧壊された状態と開放された状態との間で折り畳み可能になっており、前 記側壁は、矩形断面を有している内部域のまわりを、且つ、第１及び第２の開放 端部に対向して延在している前記側壁と、 （ｂ）前記第１及び第２の開放端部を閉じるようそれぞれ作動し、もって、前 記内部域を包囲する第１及び第２の端部閉鎖体フラップと、 （ｃ）前記側壁が前記圧壊状態にある際の貯蔵状態と、前記側壁が開放状態に ある際の直立状態との間で移動するよう作動する棚パネルであって、前記圧壊状 態から前記開放状態への前記側壁の移動により、前記棚パネルが前記直立状態に 自動的に移動されるようになっており、前記棚パネルは前記底部パネルに対して 離隔された関係をなしており、それにより、前記内部域を、第１及び第２の区画 室に分離するような態様で前記棚パネルは前記側壁に接続されている前記棚パネ ルと、 を有している折り畳むことのできるカートン。 15．請求項１４記載の折り畳むことのできるカートンにおいて、前記棚パネル は前記第１の開放端部に面している第１の棚縁部を有しており、また、スペーサ パネルを含んでおり、該スペーサパネルは前記第１の棚縁部に沿って前記棚パネ ルに枢動的に固着されており、また、前記スペーサパネルは前記第１の棚縁部に 対向する自由縁部を有しており、前記スペーサパネルは、前記第１の内部域への アクセスを許す開位置から、前記第１の内部域を包囲する閉位置へ選択的に移動 可能である折り畳むことのできるカートン。 16．波形の付された材料で形成されているとともに選定された品目の受領及び 出荷のためのカートンに折り畳まれ、且つ、定着されるようにされたワンピース 式構造ブランクであって、 （ａ）長手方向に延在するスコアラインに沿って互いに固着された一対の側方 パネルと、頂部パネルと、底部パネルとを含んでいる主体部分にして、該主本体 部分は筒状構造体に成形可能である前記主体部分と、 （ｂ）長手方向に延在する棚パネル組立体スコアラインに沿って前記主体部分 に固着された棚パネル組立体にして、該棚パネル組立体は、前記主体に接続され た第１の支持パネルと、該第１の支持パネルに接続された棚パネルと、該第１の 支持パネルに対向して該棚パネルに接続された第２の支持パネルとを含んでいる 前記棚パネル組立体と、 を有しているワンピース式構造ブランク。 17．請求項１６記載のワンピース式構造ブランクにして、前記棚パネルに、そ れの横方向に延在する縁部に沿って固着されたスペーサパネルを含んでいるワン ピース式構造ブランク。