JP2001508960A - 地上通信システム - Google Patents

地上通信システム

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JP2001508960A JP52551598A JP52551598A JP2001508960A JP 2001508960 A JP2001508960 A JP 2001508960A JP 52551598 A JP52551598 A JP 52551598A JP 52551598 A JP52551598 A JP 52551598A JP 2001508960 A JP2001508960 A JP 2001508960A
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Abstract

(57)【要約】 局所的な地理領域内において、音声、ビデオ、データおよび他の形式での通信を促進ないし容易化し、また非常に低いコストで非常に多数の通信チャネルを同時に利用することができる、地上通信システム。この地上通信システムは、好ましくはマストあるいは他の支持構造体内に配置された少なくとも1つの局所的な地上衛星(LTS)を有してなり、各LTSはビデオ、音声あるいはデータのデジタル伝送のための従来の静止衛星に実質的に対応しL帯域(1−2GHz)、S帯域(2−4GHz)あるいはより高い周波数帯域で比較的低い出力で伝送するように構成された高周波通信装置を有しており、および実質的に水平面内での伝送のための、好ましくは全方向性のアンテナ設備を有している。また、伝送された信号は、MPEG−2にしたがって、あるいは既存または将来的な信号アルゴリズムのいずれかにしたがってデジタル化される。

Description

【発明の詳細な説明】 地上通信システム 技術分野 本発明は、局所的な地理領域内において、音声、ビデオ、データおよび他の形 式での通信を促進ないし容易化し、また非常に低いコストで非常に多数の通信チ ャネルを同時に利用することができる、地上通信システムに関するものである。 背景技術 音声、ビデオおよびデータ通信は急速に拡大しつつある産業分野であり、また 既存の地上通信システム回路、無線通信チャネルおよび衛星通信システムが広範 囲に亘って使用されている。局所的な地理領域に多数のTVチャネルをカバーつ まり網羅するために専用ケーブルシステムが同様に使用されており、またこれら のケーブルシステムはデータ伝送用途に使用されている。 デジタル通信技術が開発され、またこの結果、デジタル式の消費者のTV伝送 が衛星のトランスポンダから今や利用可能であり、また利用されるデジタル技術 によって、各トランスポンダにより送信されるプログラムの数はもはや一つだけ ではなく、いくつかのプログラムを各トランスポンダにより同時に送信すること ができる。 しかしながら、地上通信技術に関しては、適切なシステムが開発されておらず 、このような専用システムが数年の内に利用可能となることが期待されている。 このためには、地上デジタル伝送のため、および地上TV伝送の用途において現 在使用されている周波数帯域のために特に開発されたエンコーダおよびデコーダ の開発が必要とされる。適切な技術を開発するために莫大な努力と多額の投資が なされてきたが、いままでの所、これらの努力は実を結んでいない。 発明の開示 本発明は、現在の衛星伝送技術を地上伝送にも同様に使用できるという知見に 基づくものである。 この結果、デジタル衛星信号の受信のための装置を有するユーザは、地上伝送 の受信のために同じ装置を使用することができる。このことは、マスト(mast) あるいは他の適切な基礎部材内に、衛星において使用される形式の通信装置を局 所的な地上衛星(LTS)として配置することで達成される。LTSからの伝送 は、軌道静止衛星により現在使用されているデジタル伝送のために従来規格、つ まりMPEG−2、あるいはMPEG1、あるいは音声、ビデオあるいはデータ 伝送用途に適した他の規格、の一つに基づくものである。現在の好ましい規格は 周波数変調MPEG−2(MPEG−1とも互換性がある)であるが、他の公知 あるいは将来的な規格も同様に使用され、また振幅変調(AM)伝送技術も周波 数変調(FM)伝送技術の代替として使用することができる。各LTSは、比較 的低い出力を使用し、また指向性(方向性)効果(directional effect)が無い か僅かであるアンテナ装置で伝送している。この結果、局所的な地理領域をカバ ーするために適した数のLTSを配置できて、その居住者はデータ、ビデオ(T V)および音声通信のための個々の通信チャネルへのアクセスできるようになる 。このようなシステムの特長は後でより詳しく説明する。 本発明による地上通信システムは、好ましくはマストあるいは他の支持構造体 内に配置された少なくとも1つの局所的な地上衛星(LTS)を有してなり、各 LTSはビデオ、音声あるいはデータのデジタル伝送のための従来の静止衛星に 実質的に対応しL帯域(1−2GHz)、S帯域(2−4GHz)あるいはより高 い周波数帯域で比較的低い出力で伝送するように構成された高周波通信装置を有 しており、および実質的に水平面内での伝送のための、好ましくは全方向性のア ンテナ設備を有している。 図面の簡単な説明 本発明に係る多数の非限定的な実施形態の例を添付図面を参照しつつより詳し く説明する。 図1は、システムに1つだけの局所的な地上衛星(LTS)および2人のユー ザを含む、本発明に係る基本的なシステムを図表的に示した上部から見た図であ り、 図2は、2つのLTSを異なる高さで支持するために配置されたマストの側面 図を図表的に示したものであり、 図3は、多数のLTSを円形配置でどのように配列するのかを理論的に例示し た、本発明に係るシステムを図表的に示した側面図であり、 図4は、ユーザが4つのLTSのいずれか一つと通信できる領域を示した、正 方形配置での4つのLTSを上部から見た図であり、 図5は、マストあるいは他の支持構造体をどのようにして互いに接近して位置 決めするのかを例示することを意図した、多数のマストの側面図であり、 図6は、多数のLTSが内部通信のためにどのようにして一緒にリンクされる のかを明らかにした、上部から見た図表的な図である。 発明を実施するための態様 上述したように、本発明は、デジタル衛星通信用途に使用される現在の通信技 術が地上通信用途にも同様に使用できる知見に基づくものである。このことは、 従来は認識されておらず、またこの結果、全ての研究努力は代替の技術を開発し 、従来のTVチャンネルシステム内でデジタル伝送を促進することに向けられて いた。 本発明によれば、最新の地球軌道の通信衛星において現在使用されている形式 の通信装置がマストあるいは他の適切な構造体に配置され、これにより局所的な 地上衛星(LTS)が形成される。全方向性アンテナシステムにはトランスポン ダが接続されており、またシステムを使用する人は、この全方向性アンテナシス テムの方に方向付けできる放物面アンテナを好ましくは利用する。 上記の形式の単純なシステムを図表的に上部から見たものを示した図1におい て、実質的に円形で地理的にその適用範囲が制限されておりその境界を1で示さ れたLTS、および従来の衛星から伝送されるものと同じ形式のデジタル信号を 受信および復号するために使用される形式の装置3、3’にそれぞれ接続された 、いくつかの放物面アンテナ2、2’が示されている。この形式の装置3、3’ からの出力は好都合なことにコンピュータに供給され、またビデオ信号はモニタ 、 TV画面あるいは他の手段上で見ることができ、また音声信号はスピーカシステ ムから音声に変換される。データ通信については、これは多方向性であり、つま り信号の受信/伝送のための関連した装置がコンピュータからLTSに信号を受 信および伝送し、よってLTSに接続された他のコンピュータあるいはLTSと 通信するたの通信システムのいずれかと通信する。 上述したシステムは基本的なシステムであり、つまりLTSが1つだけ示され たものである。しかしながら、局所的な地理領域内のLTSの数は適宜増やすこ とができ、これにより通信チャネルの数を実質的に無制限に増やせる。 これは、マストあるいは他の支持構造体内に、適宜な垂直距離で分離された2 つ以上のLTSを配置することで達成される。これは図2に図表的に示されてい る。さらに、このようなマストあるいは支持構造体は、互いに垂直に離間して配 置することもでき(図3に図表的に例示した)、またユーザは適切な指向性(方向 性)のアンテナ設備、例えば放物面アンテナあるいは多重ビーム指向性(方向性 )アンテナ(multi beam directional anntena)を有しており、利用されるLT Sのトランスポンダに接続されたアンテナは、隣接して位置決めされたLTSか らの干渉を許容可能なレベルに低減するために(隣接する選択されないLTSか らの干渉は実質的にゼロに低減される)、ユーザの位置に対して数度(few degre es)だけ離間させる必要があるだけである。 利用されるLTSのトランスポンダとユーザとの間の通信は低出力伝送であり 、一般的には2−5ワットの出力で十分であるが、出力を増大して使用すること もできる。高周波帯域伝送も同様に使用され、好ましくはS帯域の2−4GHz から始まるが400GHzまで及ぶことはない。しかしながら、伝送はこれらの 制限を越えて、例えばL帯域(1−2GHz)で行うこともできる。 低出力と高周波伝送を組み合わせることで、予め決定された制限された局所的 な地理領域への伝送を制限できる。伝送される出力レベルを増大/減少すること で、LTSによりカバーされる領域を必要に応じて変更できる。特に、異なる位 置にある2以上のLTS間で干渉が発生した場合には、アンテナシステムに対す る変更も同様に使用でき、これにより、出力を低減することに代えて、望まない 方向における出力を低減できる。 衛星により規定される水平面における円弧の下側にLTSが位置することから 本発明によるシステムにおける地球静止軌道衛星とLTSとの間の干渉に関連し た問題は生じることがない。したがって、放物面アンテナは地球軌道衛星からの 信号を受信する際にLTSからの信号の受信のために意図されたアンテナに比べ て水平面に対してその角度が増大しているので、これらの静止衛星からの伝送さ れる信号は同じ周波数でのLTS伝送信号からの干渉なしに受信できる。 本発明に係るシステムは、局所的な地理領域内において、非常に多くの通信チ ャネルを確保することが可能となる。同じ周波数で伝送されるチャネル間の干渉 を回避するためには静止衛星の位置の違いが2°−3°の領域内であることだけ が必要なことが知られている。本発明に係るシステムにおいてこの角度差が6° に増大した場合でも、図3に示したように円形に配置された構成のときにLTS 位置は60(360°/6)となる。マストあるいは局所的な地球衛星を支持す る他の構造体が3つの個々のLTS(高所に位置、非常に高所に位置、極めて高 所に位置)を支持するように配置された場合、所定の制限された地理領域をカバ ーするLTSの数は180(3×60)に増加する一方、2つのLTSを配置す る場合には120の数(図2)に増加する。それぞれの単一のLTSは約5,0 00のTVプログラムを満足のいく品質で伝送することができ、この結果、本発 明に係るシステムは同時に900,000(180×5,000)の異なるTV プログラムを、干渉の問題なく、局所的な地域内に同時に伝送することができる 。LTSには接地面に対して交互に高い−低いと配置することもでき、位置の各 点は図3に示した場合よりもさらに接近させることができるので、この数は実際 にはさらに増大する。図3の円形の配置は、他のいずれかの構成と置き換えるこ とができ、また別の例を図4に示した。 LTSからの信号を受信するための装置については、現在使用されている放物 面状のディッシュおよびデジタル復号器付きの衛星受信機を使用することができ る。但し、LTSから伝送されるチャネルの周波数は現在の静止衛星により使用 されるものと同じ周波数範囲内である。したがって、ユーザはTVあるいはTV テキストの受信のために高価な装置を追加する必要はなく、放物面状のディッシ ュつまり皿状物のアンテナをLTSに方向付けする変更をするだけで良い。 本発明に係るシステムを経て伝送されるTVプログラムについては、放物面状 のデイッシュに接続されたTV伝送用途のために使用されるLTSおよび軌道静 止衛星から伝送されるプログラムのための受信装置を配置し、またこれらの信号 をLTSを経て再伝送することが可能であることは明らかである。この結果、ユ ーザは、通常必要とされる大径の皿状のアンテナ、および位置決めにより互いに 異なる位置関係を有する様々な静止衛星からの信号を受信するためにアンテナを 回転させるための制御システムなしに、これらの全てのチャネルへのアクセスを 得ることができる。有料チャネルプログラムはシステムのユーザにより要求され 、また視聴時間に対して課金される。 本発明に係るシステムの他の特長は、真実の「ビデオ・オン・デマンド」であ る。デジタル伝送技術および「スマートカード」の使用により、既存の静止衛星 システムのユーザは、特定のプログラム、例えば映画フィルムをオン・デマンド で見ることができることが現在では可能である。しかしながら、本発明のシステ ムは特定の予め定められた時間においてフィルムを伝送することを含んでおり、 またユーザは電話によりオペレータを呼び出し、このような開始時間においてフ ィルムを一つを流すことを要求できる。特定の信号がユーザに送信され、これに より復号器(あるいはスマートカード)が要求されたフィルムを、開始時間から その終りまで復号するために起動される。この特定のフィルムを見るためのコス トはユーザに課金される。しかしながら、ユーザの選択が限られた数のフィルム に制限されており、またユーザは予め定められた開始時間を受諾しなければなら ないので、これは真実のビデオ・オン・デマンドと見做すことができない。 本発明に係るシステムでは、非常に多くの数のチャネルが利用可能であること から、ユーザのどんな要求にも真に合致したビデオ・オン・デマンドを提供する ことができる。所望のフィルム、およびいずれかの開始時間を、例えば電話によ り、注文することができる。注文したときには、ユーザは使用されるチャネル番 号、例えば28Fの情報を受信する。オペレータはビデオフィルムのライブラリ に、例えば衛星通信により、アクセスし、また世界の他の部分のいずれかより、 デジタル化形式で高速度で転送された所望のフィルムを確保し、またこれはオペ レータにより適切な記憶媒体、例えばハードディスク記憶装置に記憶される。こ のことは、世界において利用可能ないずれかのフィルムは個々のユーザにより所 望の時間に見ることできることを意味しており、また掛かったコストは特定のユ ーザに関連付けされる。 先に説明したように、本発明に係るシステムはデータ通信の用途にも同様に使 用することができる。この場合、コンピュータには、LTSとの通信のために配 置されたアンテナシステムに接続された伝送および/または受信装置が適切に設 備されている。例えば、インターネットを経由した通信は、高速で、また電話回 路を経由して利用できない速度で、通信を行うために確立することができる。L TSからのリンクは、地球軌道の静止衛星、ケーブル、LTSリンクシステム( 後述する)、あるいは他の適切な方法を経て得ることができる。このようなコン ピュータはまた、TV受信機としても使用され、あるいはTV画面として使用さ れる別のモニタにリンクされる。 上記したように、本発明に係るシステムは、地上リンクシステムの一部として 2つ以上の包含されたLTSとともに使用できる。好ましくは指向性(方向性) の形式のアンテナを、第2のLTSに向けて、好ましくは第1のLTSに向けら れた同様な形式のアンテナを有する、アンテナシステム内に含ませることで、そ の間にリンクを確立できる。この第2のLTSは、第4のLTSと通信するため に設けられた、第3のLTSと通信するために、第1のLTSと同様な方法で配 置され、同様に他のLTSが設けられる(図6)。局所的な地域はこのようにして 互いに相互接続され、および/または、長距離データ、ビデオあるいは音声通信 および/または通信ケーブルネットワークあるいは衛星通信あるいは他のいずれ かの所望の機能へのアクセスを与える適切なセンターとの通信のためのリンクが 確立される。 LTSを純粋な音声通信のために使用すること、つまり、ユーザが同様な通信 装置を有する他のユーザと言葉での接触を確立するために小さなトランシーバで LTSに連絡することも本発明の範囲内である。さらに、LTSを公衆電話ネッ トワークにも接続することができ、これにより、セルラーホンに実質的に類似し た装置を備えたユーザは電話呼びを開始あるいは受信できる。 本発明に係る地上通信のためのシステムにおいて使用されるLTSの形式は詳 細に説明しないが、通常は静止衛星と称される、地球軌道での通信衛星のために 適切な、当業者に公知の通信装置から構成される。アンテナシステムは通常の全 方向性の形式のものであるが、上記したような、多少の指向性を持つローブ(lob e)を有する特定用途のアンテナを含めることもできる。LTSからの信号を受信 するための装置は、デジタル伝送技術を使用して静止衛星からの信号を受信する ために使用されるものと類似した装置を好ましくは含んでいる。本発明のシステ ムの特長は、必要とされる放物面状のディッシュのアンテナが、静止衛星からの 信号を受信するために使用されるディッシュと比較して非常に小さく作ることが できることである。好ましい信号化技術はMPEG−2であるが、先に説明した ように、MPEGの初期バージョン(MPEG−1)を含めて、他の公知あるい は将来のデジタル伝送技術を使用することもできる。周波数変調(FM)は好ま しい変調技術であるが、振幅変調(AM)も同様に使用することができる。 本発明に係るシステムのために使用される上記の例は、本発明に係るシステム で可能な用途のいくつかを開示したものにすぎない。しかしながら、本発明は、 他のチャネルあるいは送信機からの干渉の問題なしに(信号の範囲が短いこと、 および受信用途で使用されるアンテナの指向性により)、いずれかの特定領域内 で極めて多数の通信チャネルを利用可能にするという以前は未知であった可能性 を切り開くものであるので、これらの例に使用分野が制限されるものではない。 システム内に含まれるLTSは好ましいことに既存のマストおよび他の高い構造 物を使用したものであり、またLTSの低コストによって本発明に係るシステム を非常に低コストで実施することが可能となる。TVプログラムの受信には、静 止衛星からの信号の受信のために使用される、現用の既存の広範囲に利用可能な 装置だけが必要である。 コンピュータからLTSへの双方向通信の可能性は会社、官庁、および他の団 体の通信の分野を切り開くものであり、また個人は地方の店および他の局所的な ビジネスと、例えば注文および購買を行うために、通信することができる。 これら全てのことは、低コストの装置で十分に試験された技術を使用して行わ れ、制限された局所的な地理領域内での通信チャネル/周波数の莫大な利用可能 性が提供される。 工業上の利用可能性 本発明に係るシステムは、デジタル的なビデオ、音声およびデータ信号の地上 伝送の問題を解決するものである。既存の衛星受信用のTVセットは、装置付加 および変更なしに、システム内に含まれたLTSの1つから数千ものTVチャネ ルを受信できる。ケーブルを経て転送されるプログラムの数が少なく、またケー ブルネットワークを確立するための初期コストのために、ケーブルTVシステム は旧式となる。従来の地上TVシステムに存在した「シャドー(shadow)」(エコ ー)についての問題は同様に回避される。 さらに、本システムはデータ通信用途にも使用でき、この場合には通信速度は ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)と同等な速度に増大する。例えば、 地方自体体において、地方自治のデータシステムは学校、救助サービスおよび他 の局所的なサービスから、局所的な高速度ケーブルシステムを使用することなし に、アクセスすることができる。局所的なTVを非常に低コストで全ての居住者 が利用可能となる。 本発明に係る局所的なシステムはまた、静止衛星から伝送されたTVプログラ ムあるいは地上で伝送されたTVプログラムに対する中継器としても機能するこ とができ、また局所的なシステムも同様にネットワーク内に一緒にリンクするこ とができる。 このように低コストでこのような多数のチャネル/周波数を利用可能であるの で、新規で価値のある用途、例えば教育、局所的なショッピング、ビデオ・オン ・デマンド、仕事(家から遠隔地での仕事)、高速インターネット通信、および多 くの他の利用分野に対して、情報技術(IT)における従来未知の使用可能性を 切り開くものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 限られた地理領域内でマイクロ波レンジ内の周波数を使用し比較的低出力 でユーザが一方向および/または双方向の音声、ビデオあるいはデータ通信を行 うための地上通信システムにおいて、前記システムが、 デジタル伝送技術を利用した従来の静止衛星に実質的に対応する高周波通信装 置を有するとともに、それぞれの(LTS)のアンテナシステムがカバーされる 地理領域においてサービスを行っている残りの(LTS)から離れて位置してい る少なくとも2つの局所的な地上衛星(LTS)を有してなり、 前記アンテナシステムが好ましくは全方向性であるとともに実質的に水平面内で の伝送のために配置されており、システムのユーザが水平面(回転)あるいは垂 直面(傾斜面)内で指向性アンテナを変えることにより所望の(LTS)を選択 できるように指向性アンテナ設備を有しており、これによりシステムの一つの( LTS)により使用される周波数が同じあるいは異なる通信用途のためにシステ ム内に含まれたいずれかの他の(LTS)によっても使用されることを促進し、 よって、所望の地理領域をカバーする別の(LTS)を含ませることによって所 定の周波数セグメント内で利用可能な通信チャネルの数を実質的に無制限のチャ ネル数に増大するようにした、ことを特徴とする地上通信システム。 2. 少なくとも2つの隣接して位置決めされた局所的な地上衛星(LTS)の アンテナシステムが、特定の傾斜角度(degree of inclination)の指向性アン テナを有するユーザに対していずれかのチャネル周波数において信号の伝送およ び/または受信を促進するために、互いに十分に離間されており、異なる高さで 位置決めされたアンテナシステムからの同じ周波数において伝送/受信された他 の信号からの過度の干渉なしに、マストあるいは他の支持用構造体内に異なる高 さで互いに離間して支持されており、これにより、システムにより利用されるい ずれか一つの周波数の同時的で多重的な使用を促進する、ことを特徴とする請求 の範囲第1項記載の地上通信システム。 3. 実質的または部分的に同じ地理領域をカバーする隣接して位置決めされた 局所的な地上衛星(LTS)間の水平面内における地理的な位置が、異なる地理 的な位置を有する局所的な地上衛星(LTS)からの同じ周波数において伝送お よび/または受信された信号からの過度の干渉なしに、指向性アンテナシステム を有するユーザに関して、いずれかの所定の周波数における信号の伝送および/ または受信を促進するために互いに十分に離間して配置されており、これにより 、システムにより利用されるいずれかの一つの周波数の同時的で多重的な使用を 促進する、ことを特徴とする請求の範囲第1または2項記載の地上通信システム 。 4. 局所的な地上衛星(LTS)が、静止衛星で通信するためのシステムに接 続されて配置されており、また前記静止衛星から受信されあるいはこれから伝送 された信号に対する中継器として機能するために配置されている、ことを特徴と する請求の範囲第1から3のいずれかに記載の地上通信システム。 5. 局所的な地上衛星(LTS)が、ビデオフィルムの配布のためのシステム に接続して配置されており、またこのシステム内で利用可能ないずれかのビデオ フィルムが、システムのユーザによって所望の時間において個別に見るために要 求することができる、ことを特徴とする請求の範囲第1から4のいずれかに記載 の地上通信システム。 6. 少なくとも一つの局所的な地上衛星(LTS)が、データ通信ネットワー ク、公衆電話ネットワーク、専用電話ネットワークあるいは他のいずれかの既存 のケーブルネットワークへのケーブル接続を有して配置されている、ことを特徴 とする請求の範囲第1から5のいずれかに記載の地上通信システム。 7. 少なくとも2つの局所的な地上衛星(LTS)が、好ましくはその用途の ための指向性アンテナシステムを有して、互いに通信するように配置されている 、ことを特徴とする請求の範囲第1から6のいずれかに記載の地上通信システム 。 8. 特定の地理領域内で所定数の通信周波数を備えた通信チャネルの数が、前 記特定の地理領域をカバーする局所的な地上衛星(LTS)の数の増加により増 加し、各局所的な地上衛星(LTS)は前記所定数の通信周波数を「再利用」す る、すなわち、利用可能な通信チャネルの数が所定数の周波数に局所的な地上衛 星(LTS)の数を乗算したものに等しい、ことを特徴とする請求の範囲第1か ら7のいずれかに記載の地上通信システム。 9. 局所的な地上衛星(LTS)から伝送されおよび/またはこれにより受信 された信号が、MPEG−2にしたがって、あるいは既存または将来的な信号ア ルゴリズムのいずれかにしたがってデジタル化されたものである、ことを特徴と する請求の範囲第1から8のいずれかに記載の地上通信システム。 10. システムが、好ましくは、L帯域(1−2GHz)あるいはS帯域(2 −4GHz)、あるいはいずれの場合でも25GHzより低い周波数において動 作するために配置されている、ことを特徴とする請求の範囲第1から9のいずれ かに記載の地上通信システム。 11. 各局所的な地上衛星(LTS)によりカバーされる地理領域が出力の調 節により増大または減少される、ことを特徴とする請求の範囲第1から10のい ずれかに記載の地上通信システム。
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