JP2001506169A - カーペットを延伸するシステム - Google Patents

カーペットを延伸するシステム

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Abstract

(57)【要約】 カーペットを敷くための装置および方法は、足操作型ペダル・アクチュエータに下向きの力を加えて水平方向のカーペット延伸力を発生させる。延長装置は固定長式及び/又は調節可能式のトラス部材のいずれかを備え、カーペット延伸装置を据え付ける。

Description

【発明の詳細な説明】 カーペットを延伸するシステム 発明の背景 発明の分野 本発明はカーペットを延伸するシステムに関する。従来技術の説明 (パッドを介して又は直接に床上に)ウォールトウウォールカーペット(wall to-wall carpet)を敷く場合、(必ずしも必須ではないが、通常は部屋の一方の 壁に隣接して)カーペットの先端を床に固定し、カーペットを部屋の他方の壁に 向かって展開する。このカーペットの固定は、接着剤を用いたり、もっと一般的 にはカーペットを壁に隣接して装着された「”タックストリップ”(tack strip) 」の直立スパイクの上に載せることによって行われる。カーペットの他方の縁を 固定する前に、カーペットを拡げてカーペットのしわや折り目を取るために引張 ることが必要である。 カーペットを敷くのに使用される装置には種々のものがある。一般的な延伸装 置の一つ「ニーキッカー(knee kicker)」においては、カーペットを敷くのに必 要な延伸力が、作業者の膝をこの装置に押し付けることによって発生する。周知 のように、そのニーキッカーは、人間工学的及び医学的に見て欠点を有する。 いわゆる「パワーストレッチャ(power stretcher)」と称される別の装置は、 作動レバーに加えられる下向きの力を延伸ヘッドに印加されるほぼ水平方向の延 伸力に変換するリンク機構を備えている。そのパワーストレッチャは、レバーに 下向きの力を加えるのに作業者の腕を使用している。カーぺットに対して延伸力 がゆっくりと加えられるので、これはニーキッカーに比べれば好ましい。作業者 によるこのパワーストレッチャの使用は、ニーキッカーの場合のような肉体の酷 使を少なくするけれども、パワーストレッチャは、跪いた姿勢で動かすことが必 要である。このことは、或る程度、人間工学的な欠点となる。 したがって、前述の観点から、作業者が立った姿勢で作業を行うことのできる カーペット延伸システムを提供することが望ましい。このシステムによれば、従 来の延伸装置に伴う人間工学的な欠点を回避できる。 収縮位置から伸長位置までカーペット把持ヘッドを変位させるためにカーペッ トに延伸作用を与えるのに、この延伸装置は、床Fに対して所定の基準位置に据 え付けられる。このように据え付けられ、支えられた場合にのみ、水平方向の延 伸力がカーペットCに付与されて、これを床Fに対して敷くことができる。 通常の場合、延伸装置の背後にある当接面が、この延伸装置を所定位置に据え 付けするのに使用される。この場合に、前記当接面は、通常、離れた壁の幅木又 は「デッドマン(dead man)」として知られているグリッピングクリートのいずれ かによって形成され、延伸装置の背後でカーペットに固定される。この当接面は 、通常、延伸装置の背後に或る距離を隔てて設けられているので、延長装置を使 用して延伸装置と当接面との間隔を橋渡しするのが普通である。「デッドマン」 は材木の厚板を用いて作られたグリッピングクリートであり、その底面には複数 のタックストリップ(tack strip)が取付けられている。このタックストリップ は、通常、厚板の軸線方向に延在し、「デッドマン」の下面がカーペット上に置 かれるとき、タックストリップのスパイクはカーペット内に突き刺さる。 最近の延長装置は、互いに連結可能な一つ以上のチューブ状延長部材を利用し て延伸装置から当接面までの間隔を埋める。チューブ状延長部材は、固定長式又 は調節可能式のもののいずれでもよい。従来のチューブ状延長部材は、厚い金属 で作られ、したがって重く扱い難いものである。 「デッドマン」として知られているグリッピングクリートの形状は、それとカ ーペットとの係合が転がって外れ易い傾向を有する。これを防ぐためには、使用 する際にもう一人の作業者が「デッドマン」の上に立って、それを所定位置に保 持することが必要である。これは経済的に見て好ましいことではない。 軽量で取り扱い易い延長装置を提供することが望まれている。更に、使用の際 にグリッピングクリートをカーペットの所定位置に保持するための補助的な手段 を省略できるグリッピングクリートを提供することも望まれいてる。 発明の概要 本発明の第1の態様においては、床上に置かれたカーペットを延伸するための 装置であって、直立マストが取付けられたカラーを備え、該カラー内にはブーム が収容されている装置が提供される。このブームはその一端にカーペット把持ヘ ッドを有する。このブームはヘッドを収縮位置から伸長位置まで変位させるよう に、カラーに対してスライド可能である。収縮位置において、このヘッドはカラ ーの第1の所定距離内にある。このブームにはセール部材が固定され、このセー ル部材はカム面を有している。このカム面は上部湾曲(好ましくは円形)部分と 下部直線部分とを有する。足で操作可能なペダルが前記マストに摺動可能に装着 されている。このペダルは、ペダルがこれに加えられる垂直方向の下向きの力に 呼応して下方移動するにつれて、カム面に沿って前進可能なカム従動子を有する 。垂直方向に下向きの力に呼応して、ブームはカラーに対して前進してヘッドを 収縮位置から伸長位置まで変位させる。この伸長位置において、ヘッドはカラー から前記第1距離よりも大きい第2距離だけ離れている。このカーペット延伸装 置は、更に、カラーを床に対して所定の基準位置に位置決めするためのアンカー 装置を備え、ヘッドが収縮位置から伸長位置まで変位するにつれて延伸力がカー ペットに加えられて、床に対してカーペットを敷くようになっている。 本発明の別の態様においては、前記カーぺット延伸装置と共に使用されるよう にこれに接続可能な延長システムが提供される。この延長システムは、支柱によ って相互に強固に連結されてトラス構造を構成している少なくとも三つのチュー ブ状ロッド部材を有するエキステンダ・ピースを備えている。前記チューブ状ロ ッド部材のいずれか二つを連結する支柱は、実質的にこれら二つのチューブ状ロ ッド部材を含む平面内に位置している。これらのチューブ状ロッド部材は、軸か ら半径方向に離れた位置に、互いに且つ前記軸に平行に前記支柱によって支持さ れている。 本発明のこの態様によるエキステンダ・ピースの軸線方向長さは、固定であっ ても調節可能であってもよい。(固定長式及び/又は可変長式)二つの延長ピー スは、本発明のラッチ機構を用いて互いに連結されている。固定長式エキステン ダの場合、このエキステンダ・ピースを構成している各チューブ状部材の第1の 端部には留め穴が設けられ、一方、このエキステンダ・ピースを構成している各 チューブ状部材の第2の端部にはキャッチが設けられている。調節可能式のエキ ステンダの場合、エキステンダ・ピースを構成する各チューブ状部材の第1の端 部には、留め穴かキャッチのいずれかが設けられている。いずれの場合にも、好 適な実施例においては、エキステンダ・ピースを構成する各チューブ状ロッド部 材に回動可能に取付けられたラッチバーに、留め穴が形成されている。各ラッチ バーには解除隔膜(release membrane)が結合され、この解除隔膜が変位すると き、各ラッチ・バーはそれが取付けられているチューブ状ロッド部材に対して回 動するようになっている。これによって、各キャッチは、それが嵌まり込んでい る穴から同時に解放される。 調節可能式のエキステンダ・ピースは、チューブ状ロッド部材によってエキス テンダ・ピースの第1の端部の隣に実質的に固定的に支持された外側支持チュー ブと、トラス構造の軸に平行な方向に前記外側支持チューブ内にスライド可能に 設けられて、前記トラス構造内に嵌めこみ式に収容可能になっている細長い内側 チューブとで構成されている。この細長い内側チューブは、それに沿う軸線方向 の複数の所定位置のいずれかにおいて前記外側支持チューブに対して固定的に保 持され、それによって細長い内側チューブの自由端からエキステンダ・ピースの 第2の端部までの距離を調節することができる。 本発明の更に別の態様においては、カーペットを敷くための方法が提供され、 この方法は、カーペット延伸装置をカーペットに対して第1の所定位置に据え付 けし、前記第1の位置から離れた第2の位置において、このカーペットを把持ヘ ッドによって把持し、立っている位置から、前記把持用ヘッドに関連する足操作 型ペダル・アクチュエータに実質的に下向きの力を加えて、前記把持用ヘッドを 収縮位置から伸長位置まで移動させ、カーペットに力を加えてこれを床上に敷く 各ステップを含んでいる。 図面の簡単な説明 添付の図面を参照して次に述べる詳細な説明によって、本発明を更に充分に理 解することができるであろう。 図1は、本発明の種々の態様に従って設置されるカーペットを敷くためのシス テムの正面の斜視図である。 図2は、収縮位置で示される把持ヘッドを伴って、図1のカーペット設置シス テムの一部を構成するカーペット延伸装置の背面斜視図であり、その一部は図を 明瞭にするために破断してある。 図3は、伸長位置で示される把持ヘッドを有する図2のカーペット延伸装置の 部分的な側断面図である。 図4は、図2の4−4線に沿って示される断面図であり、図示のカーペット延 伸装置に使用されるカム従動子を示している。 図5は、マストに対する持ち上げハンドルの相対的な上昇運動を防ぐためにロ ック位置となるとき、そのカーペット延伸装置に使用されるロック装置を示す拡 大側断面図である。 図6は、図5と同じような側断面図であり、マストに対する持ち上げハンドル の相対的な上昇運動を可能にするロック解除位置にあるロック装置を示している 。 図7は、本発明の他の態様に従う延長装置に使用される固定長式エキステンダ ・ピースの軸方向の各端に隣接する領域の側面図である。 図8は、図7の8−8線に沿った側面図であり、本発明に従う延長装置におい て、固定長式及び可変式のエキステンダ・ピースの両者に使用される解除隔膜を 示している。 図9A〜図9Eは、第1エキステンダ・ピース(例えば図7の固定長式エキス テンダ・ピース)が本発明に従う他のエキステンダ・ピース又は延長装置の他の エレメントと相互に結合されるラッチ装置の係合状態を順次、示す側面図である 。 図9Fは、その中の一つが図7〜図9Eに示されたラッチ機構を備えている部 材同士の間のラッチ用係合を解除する解除隔膜の利用を示す側面図である。 図10は、本発明に従う延伸装置と関連して使用されるく調節可能なエキステ ンダ・ピースのみの正面の斜視図である。 図11は、図10の11−11線に沿って示される正面の断面図であり、図1 0における調整可能なエクテンダピース内への可変長式伸長チューブの装着を示 している。 図12は、可変長式伸長チューブの装着を示す側面図である。 図13は、その延長装置をアンカー装置に相互に結合するためのアダプタの側 面図である。 図14は、本発明の種々の態様に従うアンカー装置の斜視図であり、図14A は、図14におけるアンカー装置の側面図である。 発明の詳細な説明 以下に述べられる説明全体を通じて、全ての図面における同一のエレメントは 同一の参照数宇で示されている。 図1は、本発明の種々の態様を含む設置カーペットを敷くための参照符号10 で通常示されるシステムの正面斜視図を示している。以下に述べるように、この システム10は、カーペットCが敷かれる床面F(図3)に対してカーペットC (図3)を延伸させるために役立つ。カーペット用パッドP(図3)は、カーペ ットCと床面Fとの間に配置されてもよい。 このカーペット延伸システム10は、参照符号12で通常示されるカーペット 延伸装置と、参照符号14で示されたアンカー装置(図を明瞭にするために破断 されている部分)と、前記延伸装置12をアンカー装置14に相互に連結するた めの、参照符号16で通常示される延長装置とを備えている。前記延長装置16 は、少なくとも一つの調節可能なエキステンダ・ピース18及び/又は一つ以上 の固定長式エキステンダ・ピース20と、前記延長装置16を前記アンカー装置 16に結合するためのアダプタ22とを備えている。アンカー装置14は、延伸 装置12の背後でカーペットをしっかりと把持するクリート24の形式がとられ てもよく、延伸装置12によって生じた力がカーペットCに加えられるように延 伸装置12がしっかり留められるバックストップをもたらす。カーペットの延伸 システム10のこれらの各態様は、以下に説明されるだろう。 カーペット延伸装置 図2と図3を特に参照してカーペット延伸装置12の構造の詳細が更に十分に 理解されるだろう。 カーペット延伸装置12は、その外面にソケット32Sが形成された中空の チューブ状カラー32を備えている。このカラー32は、切削鋼で加工されてい る。このカラー32の軸孔には、ニューヨーク州のPort WashingtonのThompson Industries,Inc.からモデルSSU-16-Wとして販売されているリニアボール・ブ ッシングのような軸受32B(図3)が並んでいる。デテント孔32Pがその後 端に隣接してそのカラーに形成されている。 テント状カバー34がカラー32の軸方向長さの全体を実質的に覆っている。 このカバー34の中心領域は、述べられた目的のためのフットレストを形成して いる。このカバー34は、実質的に頑丈な鋼のシートで形成されている。カバー 34の前端に沿う部分34Pは、取り除かれて、後述するように装置12におけ る他の部品の運動のための隙間をもたらしている。カバー34の側方の縁34M (図2)は、下側に折り曲げられ、カラー32を装置12に平行に保ち、安定化 させる支持部の末端を形成している。前端に隣接するカバー34の部分は、図を 明瞭にするために破断してある。 略チューブ状をなす直立したマスト38が、カラー32にしっかりと取付けら れている。このマスト38の下端は、ソケット32Sに受け入れられ、ピン38 Pを使用してカラー32に係合し固定されている。このマスト38は、それを通 して延在する基準軸線38Aを有し、肌焼き鋼材で作られることが望ましい。 カラーの内部には、ブーム42が伸縮自在に収容されている。このブーム42 は、軸受32B上のカラー32に対して往復スライド可能である。ブーム42は 、肌焼き鋼材で作られた略チューブ状の部材である。このブーム42はそれを通 して延在する基準軸線42Aを有する。このブーム42は、使用の際にブーム4 2が支持する軸受32Bと適合するリニア軸受レースとして機能することが望ま しい。ブーム42として使用するのに適しているのは、ニューヨーク州のPort W ashingtonのThompson Industries,Inc.でモデルLRL-16として製造されるリニ ア軸受レースである。 セール部材44が、ブーム42の前端42Fにしっかりと固定されている。こ のセール部材44は、直立したプレート44Pが溶接されている中空の取付け用 チューブ44Tを備えている。切り抜き部がその重量を最小限度に減らすために このプレート44Pに設けられている。取付け用チューブ44Tとブーム42と の間の相互結合は、ロールピン42Nによって行われている。或る場合には、こ のセール44を鋳造品(アルミの鋳造品)として作ることが望ましく、その場合 、チューブ44Tとプレート44Pとが互いに一体的に形成される。 取付け用チューブ44Tの前端は、ハンドル46から延びているスタブシャフ ト46Sを受け入れている。取付け用チューブ44Tとスタブシャフト46Sと の間の相互結合は、ロールピン46Nによって行われる。ハンドル46は、ロッ クナット46Lを介してカーペットの把持用ヘッド48に取付けられている。カ ーペットの把持用ヘッド48の下面には、多数の把持ピン48Pを有している。 これらのピン48Pは、カーペットCの材料に突き刺さる。これらのピン48P は、垂直線に対して前方に角度付けられ、周知の方法で延伸力をカーペットに伝 達する。ヘッド48の上面は、ハンドル46の底面に形成されたポケット46P 内に突出するフランジ48Fを備えている。このフランジ48Fは、保持プレー ト46Rによってポケット46P内に保持されている。 把持用ヘッド48は、床Fに平行な平面内でブーム42の軸線42Aに対して 或る角度範囲48R(図4)内で任意の位置に角度付けられて調節されてもよい 。把持用ヘッド48として使用するのに適しているのは、カリフォルニア州のCi ty of IndustryのRoberts Consoidated Industries,Inc.から、Roberts Power Stretcher,GT Power-Lok stretcher,部品番号10-254として販売されているス イーベルヘッド、又は、部品番号10-248として販売されているようなナップグリ ップヘッドである。 カム部材44Mが、セール44の支持プレート44Pの縁44Eに、溶接その 他の適宜な手段によって取付けられている。後述するように、このカム部材44 Mの外面はカム面44Sを形成し、一方、このカム部材44Mの内面は、ガイド 面44Gとして役立つ。カム面44Sは、転移点44Nにおいて略直線的な部分 44Lと継ぎ目無しに併合している湾曲部分44Cを含んでなる。この湾曲部分 44Cは、カム部材Mの円弧の長さの実質的に三分の二に沿って延在し、一方、 直線部分44Lは、取付け用チューブ44Tに隣接するその下方の三分の一に割 り付けられている。直線部分44Lは、転移点44Nにおける湾曲部分44Cへ の接線に沿って延在している。この直線部分44Lは、ブーム42の軸線42A に対して僅かな角度44Aをなして傾斜されている。取り外し可能なアクチュエ ータ用ストッパ44Qが、プレート44Pの頂点に設けられている。 この延伸装置10は、更に、参照符号52で通常示される足操作型アクチュエ ータ・アセンブリを備えている。このアクチュエータ・アセンブリ52は、マス ト38の外面に沿って往復摺動可能に収容されている。アクチュエータ・アセン ブリ52は、その内部に受け入れられた前記軸受32Bと類似の軸受54B(図 3)を有する中空の軸受支持チューブ52Sを備えている。この軸受52Bは、 リテーナ・リング52C(図5)によって支持チューブ52S内の所望の軸方向 位置に固定されている。各リテーナ・リング52Cは、その目的のために軸受支 持チューブ52Sの内面に形成された溝に受け入れられている。カラー軸受32 Bに使用されたのと同じ軸受を、アクチュエータ用軸受52Bを実現するために 使用してもよい。同様に、マスト38も、また、ブーム42を形成するのに使用 された軸受レースに類似の軸受レースを使用することが望ましい。 図5に最も判り易く示されているように、円周方向に延在する前後のスロット 52Fおよび52Rが、それぞれ、述べられる目的のために支持チューブ52S の上端(上部リテーナ・リング52Cの上方)に隣接して、支持チューブ52S を貫通して形成されている。前方のスロット52Fの軸方向の(即ち支持チュー ブ52Sの長さに沿って測った)長さは、後方のスロット52Rの軸方向の長さ よりも小さい。これらのスロット52Fと52Rの上部境界は、それぞれ前後の 上部静止面を形成している。 図4には、軸受支持チューブ52Sの下端に隣接して該チューブから平行に延 びた一対のアーム52Aが示されている。各アーム52Aの対面する内面は、摩 耗面52Wを有している。参照符号56で通常示されるカム従動子装置が、前記 摩耗面52Wの近傍のアーム52Aの自由端に取付けられている。このカム従動 子装置56は、セール44に装着されたカム部材44Cを内側に配置している。 このカム従動子装置56は、車軸56Aに支えられた従動車56Wを備えてい る。車軸56Aは、アームの自由端から所定の距離だけ引込まれ、前記アーム5 2Aの内面同士間に延在している。従動車56Wは、後述するようにアクチュエ ータ52の下降動作行程の際にカム面44Sに乗り上げる。各アーム52Aは、 スタブシャフト56Sに支えられたガイドローラ56Rを有する。各スタブシャ フト56Sは、それが取付けられているアーム52Aの自由端の直ぐ隣に配置さ れている。ガイドローラ56Rは、アクチュエータ52における上昇戻り行程の 実質的に全体の期間にわたって、カム部材44Cのガイド面44Gに対して乗り 上げる。従動車56の車軸56Aとガイドローラ56Rのスタブシャフト56S との間の距離56Pは、操作ストロークの頂点(図2に示す位置)において従動 車56がカム面44Sに接触し、一方、ガイドローラ56Rはカム部材44Cの ガイド面44Gに接触するような大きさである。 カバー、即ち、ペダル52Pが、軸受支持チューブ52Sの外周面に取付けら れ、そこから半径方向に外向きに延びている。このカバー52Pは、アクチュエ ータ・アセンブリ52の実質的に全長を覆っている。このカバーは、延伸装置1 2の操作ペダルとしての機能を有している。カバー52Pの前縁に形成された切 欠き部52N(図2及び図3)は、ペダル52Pが押し下げられる場合、カム部 材44Mを収容する。 延伸装置12は、参照符号58で通常示される操作ハンドルを備えている。図 3、図5及び図6から判るように、この操作ハンドル58は、細長い中空の飾り のポスト58Pによって構成されている。このポスト58Pは、その上端に丸い キャップ58K(図1)を受容している。このポスト58Pの軸方向の下端は、 外周面にねじ山を有するカラー58Cに溶接されている。このカラー58Cは、 垂れ下がったリップ58Lを下端に有する継手58Tに螺合している。リップ5 8Lの内面は、ラッチ・ライザ(latch riser)58Rに接続されている。この ライザ58Rの内面は、低摩擦のスリーブ58Sとともに設けられている。 ライザ58Rおよびスリーブ58Sは、それぞれ前後のスロットを備えている 。ライザ58Rおよびスリーブ58Sのスロットは、同一の軸方向寸法を有し、 整合すると半径方向に延びる前後の窓部58Fおよび58Rを形成する。図5お よび図6に示された組立状態において、スリーブ58Sおよびライザ58Rは、 前後の窓部58Fおよび58Bがそれぞれ支持チューブ52Sの前後のスロット 52Fと52Rに合うように支持チューブ52Sの上端の外面上をスリップする 。 前記ポスト58Pの内径は、軸受52B内の中心を軸方向に貫通して延びるマ スト38がこのポストの内部に嵌めこみ式の関係で入るような大きさで作られて いる。更に、スリーブ58Sの内径は、それが支持チューブ52Sの外面に軸方 向に沿って重なるような大きさに作られている。このような関係によって、支持 チューブ52Sがマスト38の外面に沿って下降するにつれて、ハンドル58の 内部に嵌めこみ式で受け入れられたマスト38は前記チューブ52Sと同時に下 降することは理解されるだろう。しかし、ハンドル58は、また、チューブ52 Sの上端の外面とスリーブ58Sの内面との間に形成された接触面に沿って支持 チューブ52Sに対して相対的に動き得るのでハンドル58は、支持チューブ5 2Sとは別個に上方に動き得る。 ロック機構が通常、参照符号60で示される。図4に示されているように、こ のロック機構は、二つの正反対となるタブ60Fと60Rが半径方向外方に延び ている環状の中心リング60Rを有するほぼ平らなラッチ部材を含んでなる。前 記リング60Rの内面には、鋭い環状のロック用端60Eがある。そのラッチ部 材は、マスト38が中心リング60Rを貫通して延在し、タブ60Fおよび60 Rが取込まれ、支持チューブ52Sの前後スロット52Fと52R及びこれらと 位置合わせられた各前後の窓58Fおよび58Rを通じて半径方向に延びるよう に延伸装置12の内部に取付けられている。中心リング部分60Rの直径は、マ スト38の直径に近似している(即ち、数千分の1インチ以内にある)。 後部スロット52Rの軸方向の長さは、前部スロット52Fの軸方向長さより も大きいので、ラッチ部材はマスト38の軸線38Aに対して傾斜している。こ の傾斜によって、ロック用端60Eは、リング60Rの或る角度範囲に従ってマ スト38の表面に接触している。リング60Rのロック用端60Eは、支持チュ ーブ52Sがマストに対して下降するにつれてマスト38の表面に沿って摺動す る。しかし、マスト38に対する支持チューブ52Sの相対的な上昇運動は、ロ ック用端60Eがマスト38に食い込むことによって阻止される。従って、ロッ ク機構60は、マスト38の外面に沿う支持チューブ52Sの妨げられない下降 運動を許容することが判るだろう。しかし、ロック機構60が解除されない場合 には、前述した方法で支持チューブ52Sとマスト38との間の相対的な上昇運 動は妨害される。 装置12を組み立てるには、プレート44Pのアクチュエータ用ストッパ44 Qを取り外されることが必要である。ハンドル58および支持チューブ52Sは 、位置合わせされたスロット52F、52Rと窓部58F、58Rとを通じてロ ック機構60Mを挿入されるように、互いに位置決めされる。これによって、中 心リング60Rは支持チューブ52S内に取込まれる。その後でこのハンドル/ アクチュエータ・アセンブリは、マスト38を中心リング60Rを通じて突出さ せるようにマスト38の上端を越えて下降せしめられる。従動車56Wおよびガ イドローラ56Gがカム部材44Mに対してそれぞれの位置に達すると、ストッ パ44Qはプレート44Pに再挿入される。 以上、延伸装置12の構造の詳細について述べたが、次にその作用について説 明する。軸受32Bの存在により、ブーム42はカラー32に対して摺動可能で ある。作動されるとき、カラー32に対するブーム42の動作が、ヘッド48を 収縮位置(図2に示される)から伸長位置(図3に示される)まで移行する。収 縮位置において、ヘッド48はカラー12から第1の所定距離62(図2)以内 される。伸長位置(図3)においては、ヘッド48はカラー32から第2の所定距 離64(図3)だけ離れている。図2と図3との比較から判るように、この第2 の距離64は、第1の距離62よりも長い。 収縮位置から伸長位置までのヘッド48の変位は、実質的に垂直方向に働く力 (図3の矢印68の方向に作用する力)水平方向に変位させる力(床Fの平面に 平行な矢印72の方向に作用する力)に変換することによってもたらされる。本 発明によれば、垂直方向に下方に向かう力68は、作業者によってアクチュエー タ・アセンブリ52のペダル52Pに加えられる。この操作形式は、従来技術の 延伸装置に必要なものよりも人間工学的に有利である。この下向きの力を課すこ とによって、アクチュエータ・アセンブリ52は、軸受52Bによって形成され る接触面上をマスト38に沿って垂直に移動する。アクチュエータ・アセンブリ 52がマスト38に沿って下方に移動するにつれて、従動車56W(図4)はカ ム面44Sに従って前進する。セール44とブーム42とが強固に相互に連結さ れているので、カム面44Sに従う従動車56Wの前進が、水平方向の力72に 変換される。この水平方向の力72によって、ブーム42はカラー32に対して (軸受32Bで形成される接触面上で)直線的に移動する。このブーム42の移 動により、ヘッド48は収縮位置から伸長位置まで移動する。図3に最も示され ているように、ペダル52Pがカバー34の上方に位置するとき、ヘッド48は 完全に伸長された位置に達する。 カム面44Sの全体の長さと形状は、種々の拮抗する作業の考察における折衷 した結果である。ブーム42の行程における所望の長さに関する大きさ(即ち収 縮位置と伸長位置の間の距離)が与えられるとき、必要なペダルの床上高さが決 まる。この高さの主要な決定要因は、たぶん、作業者の足がペダルに届くといっ た予想される容易さであろう。カム面44Cにおける湾曲部分44Cの曲率半径 とカム面44Cの直線部分44Lの角度付けられた傾斜とは、作動行程の種々の 部分において必要な機械的に有利な点の間の調整となる。この評価に関わること は、(カーペットの延伸を開始するのに要する力の大きさに比べて、カーペット の延伸の度合いが進むと次第に力が増大するので)下降行程の初期においては、 行程の終期におけるよりも機械的に有利な点が少なくてもよいようにするという 認識である。これらの因予を考慮に入れて、適格なカム面44Sは、曲率中心C C(図3)を中心とした27インチ程度の半径を有する円形の外形を有する湾曲 部分44Cを用いて形成されてもよい。曲率中心CCは、1インチ下であってブ ーム42の軸線42Aに平行な基準線RL(図3)上に位置している。直線部分 44Lは、垂直線に対して約10度(角度44A)傾斜し、(転移点44Nから 基準線RLまで測定して)約4インチの長さを有する。この直線部分44Lは、 作動行程の下方部分を通じて一定の機械的な有利な点を維持している。一つ(又 はそれ以上)の適宜な形状の湾曲部分及び/又は一つ(又はそれ以上)の適宜な 長さの直線部分を有するカム面44を使用することにより、延伸装置の機械的に 有利な点を作動行程全体を通じて適合でき、最適化することができることを理解 すべきである。 前述したように、ロック機構60は、マスト38の外面に沿う支持チューブ5 2Sの円滑な下降運動を可能にするように配置されている。マス38に対する支 持チューブ52Sの相対的上昇運動は、ロック用端60Eをマスト38に係合さ せることによって妨げられる。ペダル・アクチュエータ52Pの下降運動は、 マスト38に沿う任意の中間位置で止められる。拡げられたカーペットによって ヘッド48に加えられる(力72の方向と反対の)方向74に作用する復元力を 受けたにもかかわず、ロック機構60は、アクチュエータ52Pをその位置に保持 する。 ロック機構60は、いずれの時でも解除されて、支持チューブ52Sとマスト 38との間の相対的な上昇運動を行わせることができる。ロック機構の解除につ いては、図5と図6を参照すれば充分に理解できるであろう。ロック60を解除 するために、ポスト58Pに加えられる上向きの解除力(即ち矢印76の方向に 作用する力)が、ラッチライザー58Rおよびそれに取付けられたスリーブ58 Sにおける軸方向の上端を、タブ60Rの下面に動かす。これによって、ロック 部材60Mは、実質的に水平位置まで(即ち軸線38Aに垂直に)持ち上げられ 、その端60Eとマスト38との係合が解消される。ポスト58Pが上昇を続け るとき、各タブ60F、60Rの上面は、それぞれ、軸受支持チューブ52Sの 各上部静止面(upper sill surface)53F、53Rに当接するまで動かされる 。ロック部材60Mのタブ60Fおよび60Rが軸受支持チューブ52Sとライ ザ58R及びスリーブ58Sとの間に挟まれるならば、ポスト58Pに引き続い て加えられる上向き力によって、支持チューブ52S(及びアクチュエータ52 の残部)はマスト38に対して持ち上げられる。ポスト58Pが持ち上げられる とき、ガイドローラ56Rは、実質的に復帰行程全体を通じてカム部材44Cの ガイド面44Gに接触する。 方法 以上の説明から、これまで述べたことは、立った姿勢からカーペットを敷く方 法であることが判るであろう。先ず、延伸装置が、カーペットに対して第1の所 定位置に据え付けられる。それから、カーペットは、把持用ヘッド48により、 第2の離れた位置において把持される。立った姿勢から、実質的に下向きの力が 把持用ヘッド48に関連する足操作型ペダルを有するアクチュエータ52Pに加 えられる。ペダル・アクチュエータ52Pが、ペダルをカム面44Sによって形 成される移動経路50に沿って動かす。従って、把持用ヘッド48は、収縮位置 から伸長位置まで変位され、それによって、カーペットに同様に発生する力を加 えてこれが床上に拡げられる。 アンカー装置及び延長装置 ヘッド48を収縮位置から伸長位置まで変位させてカーペットCに延伸力を加 えるために、延伸装置12が床Fに対して所定基準位置に据え付けなければなら ない。このように据え付けられ拘束された場合にのみ、ヘッド48の変位によっ てカーペットCに水平方向の延伸力(矢印72の方向に作用する)が加えられ、 床Fに対してカーペットを敷くことができる。 従来技術の殆どの場合、延伸装置の背後の当接面が、延伸装置を所定の位置に 据え付けるために使用されている。これらの場合に、その当接面は、通常、離れ た壁の幅木か、延伸装置の背後のカーペットCに固定されている「デッドマン」 として知られているグリッピングクリートのいずれかによって形成されている。 この当接面は、通常、延伸装置の背後に或る距離を隔てて位置決めされているの で、延伸装置と当接面との間の距離を埋める延長装置を使用するのが従来の方法 である。 また、アンカー装置は従来から公知であり、この装置によって延伸装置はそれ の前方に位置する鋲の付いていないストリップに対して据え付けされてもよい。 このアンカー装置は、延伸装置に接続されてその前方に延在するブレード状部材 の形をとっている。このような装置の代表的なものとしては、米国特許3,963,21 6(Victor)、米国特許3,980,274(Ebert)、米国特許第4,084,787号(Kowalczyk )及び米国特許第5,288,057号(Listau)に示された装置である。ここに開示され クレームされた延伸装置は、このアンカー装置を適合させるように適宜に変更さ れてもよく、しかも、本発明の意図する範囲内にあるものであることを理解され るべきである。 固定長式エキステンダ・ピース 図1及び図7〜図9Eには、本発明の延長装置16用される固定長式エキステ ンダ・ピース20が示されている。この固定長式エキステンダ・ピース20 は、これを貫通して延在する軸線20Aを有する。この固定長式エキステンダ・ ピース20は、支柱80によって相互に強固に連結されてトラス構造を形成して いる少なくとも三つのチューブ状ロッド部材78A、78B、78Cで構成され ている。図1および図8から判るように、チューブ状ロッド部材78A、78B 、78Cは中心軸線20Aから等しい半径方向の距離だけ離れて配置され、ワイ ヤ製支柱80って互いに平行に且つ軸線20に平行に支持されている。好ましい 構成においては、ピン82が、各チューブ状ロッド部材78A、78B、78C の軸方向の第1端から、所定の長さ82D(図7)だけ突出している。このピン は、テーパーの付いたノーズ部82Nを有している。各ロッド部材78の端面7 8Eは、ピン82の基部に環状の肩部82Sを形成している。 図8に示されているように、任意の二つのチューブ状ロッド部材78A−78 B、78B−78C又は78A−78Cを連結する支柱80は、実質的にこれら のチューブ状ロッド部材を含む平面内に位置している。これらの支柱80は、例 えば、0.125(インチ・ゲージ)のスチールワイヤのようなワイヤを用いて 作製されることが望ましい。特に、このワイヤは、ワイヤとチューブ状ロッド部 材との溶接を容易にするように、正方形断面を有することが望ましい。 好適な実施例においては、各チューブ状ロッド部材78A、78B、78Cは 、その第1端(即ち、ピン82が突出している端)に隣接して取付けられた符号 84で示されたラッチバー・アセンブリを有する。このラッチバー・アセンブリ 84は、エキステンダ・ピース20の中心軸線20Aの方を向いたロッド部材の 面の一部に、溶接等によって取付けられた支柱84Fを備えている。細長いラッ チバー84Bが、回動ピン84Vによって支柱84Fに回動可能に取付けられて いる。このラッチバー84Bは、板ばね84Lの復帰力に抗して中心軸線20A の方に矢印84Wの方向に回動可能になっている。この板ばね84Lは、ラッチ バーの露出し相対する面(即ち、中心軸線20Aに相対向している面)に取付け られている。ラッチバー4Bの軸方向の後端は、84Sの位置で切り離され、そ れが取付けられているチューブ状ロッド部材78に対するバー84Bの回動を可 能にしている。ラッチバー84Bの軸方向の前端に位置するノーズ部84Nは、 平坦領域84Pに至る傾斜したカム面84Mを有している。平坦領域84Pの軸 方向の背後のラッチバー84Bの底面84U(即ち中心軸線20Aから離れる相 対する面)には、保持窪みの盲孔(blind Iatch recess opening)84Rが形成さ れている。ノーズ部84Nの近傍におけるラッチバー84Bの対向面には、アタ ッチメント・クリップ84Cが取付けられている。 各チューブ状ロッド部材78A、78B、78Cの反対側の端に最も近く隣接 した部分は、キャッチ86る。そのキャッチ86先端86Lと後端86Tとの間 に形成された傾斜カム面86Mを有する。ピン82は、ラッチバー84Bが取付 けられたエキステンダ・ピース20の同一の端部に設けられる必要はなく、キャ ッチ86が取付けられている方の端部から突出させてもよい。しかし、ピン82 をラッチバー84Bの基部に設けることによって、これらの両エレメント相互の 保護策がもたらされる。 図8は、後述するように各ラッチバー84Bに同時に開放力を加えてこれをラ ッチ係合から解放するのに使用される解除隔膜90を示す。この解除隔膜90は 、中心コア領域90Cを有し、そこから複数のフィンガ90Fが放射状に延びる 三つ葉形状に形成されている。各フィンガ90Fの自由端は、ラッチバー84B のアタッチメント・クリップ84Cに接続されている。この解除隔膜90は、E. I.du Pont de Nemours and Companyによって製造されてMYLAR(登録商標)の名 で販売されているポリエステル・フィルムのような丈夫な弾性材料で作られてい る。 図9A〜図9Eは、第1の部材(第1の固定長式エキステンダ・ピース20) に取付けられたラッチバー・アセンブリ84と第2部材(第2の固定長式エキス テンダ・ピース20’)に取付けられたキャッチ86との間のラッチ結合の遂行 を示す。容易く判るように、ラッチバー・アセンブリ84とキャッチ86との間 で行われる保持作用は、これらのエレメントを担持する部材が何であっても同じ ことである。 図9Aから判るように、これらの部材20、20’が互いに近づく方向93( これらの部材の軸線20A、20’Aに平行な方向)に前進するとき、第1部材 20のチューブ状ロッド部材の第1端から突出するピン82Pは、第2の部材2 0’のチューブ状ロッド部材の中に受け入れられる。前記所定距離82D(図 7)は、この動作が最初に行うことができるような大きさである。図9Bには、 キャッチ86に形成された傾斜カム面86Mがラッチバー84のカム面84Mに 係合する直前の各部品の相対位置が示されている。図9Cから、面84Mと86 Mとが係合するにつれて、ラッチバー84が方向86Wに回動せしめられること が判る。図9Dは、面84Mが平坦領域84Pの端から端までスライドするにつ れて、ラッチバー84Bが回動し続けることを示している。図9Eにおいて、カ ム面84Mの後縁86Tが平坦領域84Pを通過するとき、ラッチバーが、閉じ る位置にパチンばめしラッチのキャッチを凹部84Rに捕捉する。これらの部材 20、20’は、部材20’を形成する各チューブ状ロッド部材の端面78Eが これに対応する部材20の環状肩部82Sに当接するまで互いに僅かに動き続け る。各ラッチバー84Bの凹部84Rは、ラッチバー84Bが実質的に同時に閉 鎖位置にスナップ嵌合するようにその各ノーズ部から同じ距離に位置しているこ とが重要である。 図9Fを参照するに、解除隔膜90を用いて保持状態の部材20、20’を解 除する方法が示されている。部材20の軸線20Aの方向に作用する開放力92 が中心コア領域90Cに働いて、隔膜90を一方に偏らせる。これに呼応して、 各ラッチバー84Bは84Wの方向に回動し、ラッチ凹部84Rからキャッチ8 6を外し、第2部材20’を93Cの方向に向け(閉じる方向93と反対方向に )軸線方向に引き出すことができる。 以上の説明により、必要な任意の数の固定長式エキステンダ・ピース20を軸 線方向に相互に連結して延長装置16のスパンを大きくすることとなることが判 るであろう。 調節可能エキステンダ・ピース 調節可能なエキステンダ・ピース18が、図10〜図12に示されている。こ の調節可能なエキステンダ・ピース18は、前述のようにワイヤ製の支柱80に よってしっかりと連結された少なくとも三つのチューブ状ロッド部材78A、7 8B、78Cによって構成されたトラス構造からなる固定長式エキステンダ・ピ ース20に類似したものである。図10の分離された斜視図に示されているよ うに、このエキステンダ・ピース20の第1の端には、これも前述したようにラ ッチバー・アセンブリ84が設けられている。 エキステンダ・ピース20の反対側の端部には、互いに間隔を置いて配置され た一対の支持プレート92Aおよび92Bによって、チューブ状ロッド部材78 A、78B、78Cが相互に接続されている。各支持プレート92は、中心に軸 孔92Pを有する。これらの支持プレート92Aおよび92Bは、94で示され た可変長式延長チューブ機構94を担持している。その可変長式延長チューブ装 置94は、外側支持チューブ94Sを備え、その内部には細長い内側延長チュー ブ94Eが摺動可能に密に嵌合している。この細長い延長チューブ94Eは、そ の自由端にデテントラッチ94Tを備え、且つ、その側面に沿って連続した孔9 4Hを備えている。外側支持チューブ94Sは、支持プレート92の位置合わさ れた開口92Aを貫通して延在し、放射状ウェブ96によって所定の位置に維持 されている。それらのウェブ96は、各チューブ状ロッド部材78と支持チュー ブ94Sとの間に延在している。 内側の細長い延長チューブ94Eは、エキステンダ・ピース20のトラス構造 の内部に嵌めこみ式に受け入れられている。この延長チューブ94Eは、ロック 機構94L(図10)によって、この延長チューブに沿う軸方向の複数の所定位 置の任意の一箇所において、外側支持チューブ94Sに対して固定されている。 このロック機構94Lは、細長い内側延長チューブ94Eを外側支持チューブ9 4Sに対して調節可能に固定する機能を有する。この延長チューブ94Eがロッ ク機構94Lによって外側支持チューブ94Sにロックされる位置に応じて、延 長チューブ94Eは、軸方向に支持チューブ94Sの自由端の向こう側に延在す る。従って、エキステンダ・ピース20の実効全軸長(エキステンダ・ピースの 第1の端部と細長い延長チューブ94Eの自由端との間に形成される)を、複数 の所定の距離の任意の一つに調節できる。可変長延長装置94は、カリフォルニ ア州のMilpitasのCrain Cutter Companyからカタログ番号501として販売され ている付帯装置を使用して作ることが望ましい。この装置の詳細とそのロック機 構とは、米国特許第4,934,568号(Berg他)に記載されている。 この延長装置94がどんな長さに調節されようとも、延長チューブ94Eの自 由端のデテントラッチ94Tは、カラー32のデテント孔32P(図3)に係合 し、可変長エキステンダ・ピース18を延伸装置12と相互連結させる。延長チ ューブ94Eの直径は、カラー32の直径よりも小さく、且つブーム42の直径 よりも大きいように設定されている。 前述のことから、延伸装置12とアンカー装置14との間の距離(如何に定め られても)に応じて、調節可能なエキステンダ・ピース20を単独で使用しても 、又は一つ以上の固定長エキステンダ・ピースと組み合わせてもよいことが判る であろう。(勿論、調節可能なエキステンダ18を使用せずに、一つ以上の固定 長式エキステンダ・ピース10を用いてそのスパンが埋められる場合もあること を認識すべきである。) アダプタ 延長装置16をアンカー装置に結合するためのアダプタ22が、図13に示さ れている。このアダプタ22は、距離を隔てた一対の支持プレート98Aおよび 98Bによって強固に連結された少なくとも三つのチューブ状スタブロッド部材 96A、96B、96Cで構成されている。支持プレート98Aおよび98Bは 、位置合わされた軸孔98Hを有する。比較的短い長さを有するチューブ100 は、支持プレートのこれらの開口を貫通して延在し、スタブロッド96A、96 B、96Cとチューブ100との間に延在する補強プレート102A、102B 、102Cによって補強されている。前記チューブ100の自由端には、一対の デテント孔100Pが形成されている。このデテント孔100Pは、後述するア ンカー装置の回り止めラッチを受け入れる。各ロッド部材96A、96B、96 Cはキャッチ97(図7のキャッチ86と同一)を有し、アダプタ22をエキス テンダ・ピース20の端のラッチバー・アセンブリ84に引っ掛けて保持するこ とができる。 本発明の範囲から逸脱することなく、以上説明した延長装置を種々に変更する ことが可能なことを理解すべきである。このような変更の例として、トラス構造 を三つより多くのチューブ状ロッド部材で構成してもよい。これに代えて、又は これに加えて、ラッチバー又はキャッチが設けられるエキステンダ・ピースの軸 方向の端部が逆であってもよい。 アンカー装置 前に述べたように、延伸装置12は、該延伸装置12によって発生した延伸力 がカーペットCに加えられるように据え付けられる。この目的のために、アンカ ー装置14が設けられ、延伸装置12を据え付ける反作用的なバックストップを 形成する。 このアンカー装置14は、アダプタ22のチューブ100の自由端のデテント 孔100Pに相互連結するためのこれに適合する回止めラッチを提供し、又はそ うするように変更可能であることを前提として、市販されている任意のテールブ ロック・アセンブリ又は公知の任意のグリッピングクリートを使用して実行され てもよい。このような市販されている装置の代表的なものは、カリフォルニア州 のMilpitasのCrain Cutter Companyからモデル1500-Wとして販売されているテー ルブロック・アセンブリである。先行技術で使用されていた「デッドマン」グリ ッピングクリートの構成については、既に以前に説明した。 この「デッドマン」グリッピングクリートの代わりに、図14は、本発明の延 伸装置と延長装置と共に使用されるのに適したアンカー装置の別の形態の斜視図 を示す。図14および図14Aに示されたこのアンカー24は、延伸装置12の 背後でカーペットCに係合するグリッピングクリートの形をしている。この把持 用クリート24は、把持用ヘッド48が変位するとそれによって発生した延伸力 をカーペットCに加えるように、延伸装置12が固定される適切な反作用面を形 成している。 把持用クリート24は、略L字型の部材102であり、その一つの脚はベース 102Bを形成し、他方の脚は直立したバックストップ102Tを形成している 。ベース102Bの底面102Uは、複数の把持用ストリップ102Gを有する 。各把持用ストリップ102Gは、カーペットCに係合可能な把持用ピン102 Pを有する。図14Aから判るように、把持用ピン102Pは、ベース102B に対してバックストップ102Tの方に傾斜している。把持ヘッドとして用いる のに適しているのは、カリフォルニア州のMilpitasのCrain Cutter Companyか ら販売されている「Gripper Inserts」モデル1505-Kである。 カバー・プレート103が直立部102Tの上縁102Eに取付けられている 。チューブ状コネクタ104が、カバー・プレート103と一対のスプリング付 ピン104P上のベース102Bとの間に回動可能に係合している。一方のピン 104Pは、この目的のためにベース102Bに形成された開口に係合し、他方 のピン10Pはカバー03の開口に係合している。 カバー・プレート103、コネクタ102T及びベース102Bを結合するた めに一本の車軸ピンを使用することが望ましい。 コネクタ104は、その前端に隣接して、一対のスプリング付回り止めピン1 04Dも有する。チューブ状コネクタ104の回り止めピン104Dは、アダプ タ100の開口100Pに係合可能であり、それによってアダプタ22をアンカー 24と相互連結する。 コネクタ104の端は、バックストップ102Tの前方に隙間を空けて離れて いる。板ばね106L形式の付勢装置が、チューブ状コネクタ104とバックス トップ102Tとの間に配置されている。その付勢装置は、チューブ状コネクタ 104を直立部102Tの内面102Fに対して垂直方向に付勢する機能を有す る。 前述のように、先行技術において使用されているグリッピングクリート(「デ ッドマン」)は、カーペットとの係合が転がって外れ易い傾向を有し、他の作業 者が「デッドマン」の上に立って、使用中にそれを所定位置に維持する必要があ る。この傾向が起こる理由は、延伸装置によって生じる力が把持用ピンの前方で 「デッドマン」に付与されるためであることが判った。 本発明によれば、転がって外れる傾向は、延伸装置12の把持用ヘッド48の 変位によって生じる全ての力を、コネクタ102Tのプレート103とベース1 02Bとに対するピン係合を介して直立バックストップ102Tに加えることに よって解消することができる。コネクタ104は、カーペットの平面に垂直な面 内でバックストップに対するコネクタ104の回動が起こらないように、L字型 部材102に接続されている。延伸装置からの力をピン102Pの実質的に後方 の印加点で(把持用ピン102Pの傾斜方向に)バックストップ102Tに印加 することによって、ピン102Pは、カーペットCの中に引き込まれ、把持用ピ ン102Pがカーペットから外れる傾向が少なくなる。 以上述べた本発明の示唆の利益を得る当業者であれば多くの変更を行うことが 可能である。そのような変更は、添付の請求の範囲に規定されたような本発明の 意図の範囲に入るものであると解釈されるべきである。
【手続補正書】 【提出日】平成12年6月21日(2000.6.21) 【補正内容】 (1)明細書中、第9頁第6行、「軸受54B」とあるを「軸受52B」に補正 する。 (2)同、第16頁第9〜10行、「端面78E」とあるを「端面」に補正する 。 (3)同、第18頁第4行、「86W」とあるを「84W」に補正する。 (4)同、第18頁第5行、第7行、「84M」とあるを「86M」に補正する 。 (5)同、第19頁第5行、第11行、「支持プレート92」とあるを「支持プ レー ト92A、92B」に補正する。 (6)同、第19頁第12行、「開口92A」とあるを「開口92P」に補正す る。 (7)同、第22頁第24行、「コネクタ102T」とあるを「コネクタ104 」に補正する。 (8)図面における図9D、図9E、図14Aを別紙の通り補正する。 【図9】【図9】【図14】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.床上に置かれたカーペットを延伸するための延伸装置であって、 直立マストが取付けられたカラーと、 該カラー内に収容され、その一端にカーペット把持用ヘッドを有し、該ヘッド を収縮位置から伸長位置まで変位させるように前記カラーに対して摺動可能であ り、該収縮位置において該ヘッドが前記カラーにおける第1の所定距離内にある ブームと、 カム面を有し、前記ブームに強固に取付けられたセール部材と、 前記マストにスライド可能に取付けられ、カム従動子を有する足操作型ペダル とを備え、 前記カム面に沿って進行可能な前記カム従動子は、前記ペダルがそれに加えら れる垂直方向下向きの力に応じて下方に変位するにつれて、それによって前記ブ ームを前記カラーに対して進行させ、前記ヘッドを収縮位置から伸長位置まで変 位させ、 前記伸長位置において、前記ヘッドは前記カラーから前記第1の距離よりも大 きい第2の距離だけ離れていることを特徴とするカーペット延伸装置。 2.更に、前記カラーを床に対して所定の基準位置に位置決めするためのアンカ ー装置を備え、前記ヘッドが収縮位置から伸長位置まで変位するにつれて延伸力 がカーペットに加えられて、床に対してカーペットを敷くように構成されている ことを特徴とする請求項1に記載のカーペット延伸装置。 3.前記カム面が上方部分と下方部分とを有し、該上方部分は湾曲し、該下方部 分は直線状であることを特徴とする請求項1に記載のカーペット延伸装置。 4.前記カム面の前記湾曲部分が、円弧であることを特徴とする請求項3に記載 のカーペット延伸装置。 5.前記カーペット把持用ヘッドが、前記ブームに対して角度的に位置決め可能 であることを特徴とする請求項1に記載のカーペット延伸装置。 6. カーペット延伸装置と共に使用される延長システムであって、 前記カーペット延伸装置に連結可能とされ、支柱によって相互に強固に連結さ れ、これを貫通する軸線を有するトラス構造を形成している少なくとも三つのチ ューブ状ロッド部材を有するエキステンダ・ピースを備え、 前記チューブ状ロッド部材のいずれか二つを連結する支柱は、実質的に二つの 該チューブ状ロッド部材を含む平面内に位置し、 前記チューブ状ロッド部材は、前記軸線から半径方向に離れた位置に、互いに および前記軸線に平行に配置されていることを特徴とする延長システム。 7.前記エキステンダ・ピースが第1の端部と第2の端部を有し、 外側支持チューブが、前記エキステンダ・ピースの前記第1の端部に隣接して 実質的に強固に前記チューブ状ロッド部材によって支持され、 細長い内側チューブが、トラス構造の軸線に平行に前記外側支持チューブ内に 摺動可能に配置され、前記細長い内側チューブは自由端部と内側の端部とを有し 、前記トラス構造の内部に嵌めこみ式に収容可能であり、 前記細長い内側チューブは、それに沿う軸線方向の複数の箇所のいずれかに前 記外側支持チューブに対して固定可能であり、それによって前記細長い内側チュ ーブの前記自由端から前記エキステンダ・ピースの第2の端部までの距離を調節 することを特徴とする請求項6に記載のカーペット延伸装置。 8.エキステンダ・ピースを形成する前記各チューブ状ロッド部材の第1の端部 が、留め穴を有し、 エキステンダ・ピースを形成する前記各チューブ状ロッド部材の第2の端部が 、傾斜したカム面を有するキャッチを備えていることを特徴とする請求項6に記 載のカーペット延伸装置。 9.前記エキステンダ・ピースを形成する前記各チューブ状部材が、それに回動 可能に取付けられたラッチバーを有し、該ラッチバーが前記留め穴を有している ことを特徴とする請求項8に記載の延長システム。 10.更に、前記各ラッチバーに結合された解除隔膜を備え、該解除隔膜の変位 によって各ラッチバーが実質的に同時に、該ラッチバーが取付けられている前記 チューブ状ロッド部材に対して回動変位することを特徴とする請求項9に記載の 延長システム。 11.カーペット延伸装置と共に使用される延長システムであって、 第1エキステンダ・ピースおよび第2エキステンダ・ピースを備え、各エキス テンダ・ピースはそれを貫通して延在する軸線を有し、前記エキステンダ・ピー スの一方はカーペット延伸装置に連結可能であり、 各エキステンダ・ピースは支柱によって互いに強固に連結されてトラス構造を 形成する少なくとも三つのチューブ状部材で構成され、 前記チューブ状部材の任意の二つを連結する前記支柱は、実質的にこれら二つ のチューブ部材を含む平面内に存在し、 各エキステンダ・ピースのチューブ状部材は前記軸線から半径方向に離れて配 置され、前記チューブ状部材は互いに且つ前記軸線に平行に配列され、 前記第1エキステンダ・ピースを形成する各チューブ状部材の第1端にはラッ チ凹部が形成され、 前記第2エキステンダ・ピースを形成する各チューブ状部材の第2端にはキャ ッチが設けられ、 前記キャッチは留め穴に挿入可能で、前記第1エキステンダ・ピースを前記第 2エキステンダ・ピースにラッチ係合して保持することを特徴とする延長システ ム。 12.前記第1エキステンダ・ピースは第1端と第2端を有し、 外側支持チューブが、前記第1エキステンダ・ピースの前記第1の端部に隣接 してチューブ状ロッド部材によって実質的に強固に支持され、 細長い内側チューブが、トラス構造の軸線に平行な方向に前記外側支持チュー ブ内に摺動可能に配置され、前記細長い内側チューブは自由端部と内側の端部と を有し、該細長い内側チューブはトラス構造の内部に嵌めこみ式に収容可能であ り、 前記細長い内側チューブは、それに沿う軸線方向の複数の箇所のいずれかに前 記外側支持チューブに対して固定可能であり、それによって、前記細長い内側チ ューブの前記自由端から前記第1エキステンダ・ピースの第2端までの距離を調 節することを特徴とする請求項11に記載のカーペット延伸装置。 13.第1エキステンダ・ピースを形成する各チューブ状ロッド部材が、それに 回動可能に取付けられ前記留め穴を有するラッチバーを備えることを特徴とする 請求項11に記載の延長システム。 14.前記第1エキステンダ・ピースを形成する各チューブ状部材の凹部が、前 記第1エキステンダ・ピースの端から同じ所定距離に位置し、前記第2エキステ ンダ・ピースを形成する各チューブ状部材上のキャッチが、実質的に同時に前記 穴に締まり係合することを特徴とする請求項11に記載の延長システム。 15.前記エキステンダ・ピースの一つを形成する前記各チューブ状部材が、そ こから延びる調整ピンを有することを特徴とする請求項11に記載の延長システ ム。 16.前記エキステンダ・ピースの一つを形成する前記各チューブ状部材が、そ こから延びる調整ピンを有し、該調整ピンは前記チューブ状部材のラッチバーと 同じ端に設けられていることを特徴とする請求項13に記載の延長システム。 17.更に、前記各ラッチバーに結合された解除隔膜を備え、該解除隔膜の変位 によって各ラッチバーが実質的に同時に、該ラッチバーが取付けられている チューブ状ロッド部材に対して回動変位することを特徴とする請求項13に記載 の延長システム。 18.第1及び第2支持プレートによって互いに平行な関係で強固に連結された 少なくとも三つのチューブ状ロッド部材と、前記第1及び第2支持プレートによ って実質的に強固に支持された外側支持チューブとを備えたアダプタ。 19.カーペットを敷くための方法であって、 カーペット延伸装置をカーペットに対して第1所定位置に据え付けし、 前記第1位置から離れた第2位置において、このカーペットを把持ヘッドによ って把持し、 立っている姿勢から、前記把持用ヘッドに関連する足操作型ペダル・アクチュ エータに実質的に下向きの力を加えて、前記把持用ヘッドを収縮位置から伸長位 置まで移動させ、カーペットに力を加えてこれを床上に敷く各ステップを含むこ とを特徴とする方法。
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