【発明の詳細な説明】
流体回収カセット識別手法
発明の背景
１． 技術分野
本発明は、外科用システムにおいて用いられる流体回収カセットに関し、特に
、特定の流体回収カセットを識別するための手法に関する。
２． 従来の技術
眼科顕微手術システムは一般に、システムによる手術対象となる眼の部位に応
じて分類される。したがって、眼前部用システムであるとされる眼科顕微手術シ
ステムもあれば、眼後部用システムであるとされる眼科顕微手術システムもある
。場合によっては、これらのシステムを組み合わせて、眼前部領域および眼後部
領域の両方で機能する１つのシステムにすることもできる。
全ての眼科顕微手術システムにおいて、流体回収リザーバの中には外科手術に
伴う流体副生物の回収に利用されるタイプのものがある。流体リザーバは様々な
形態をとり得る。従来技術において周知の１つの形態が、流体回収リザーバを規
定する硬質プラスチックカセットである流体回収カセットである。
このような流体回収カセットに関連した従来技術では、一方の端が流体回収カ
セットの吸込口に取り付けられ、他方の端がチューブに取り付けられた還流バル
ブ部材を利用している。このチューブは、それ自体がハンドピースに連結されて
いる。
使用する施術方法のタイプすなわち、眼後部であるのか眼前部であるのかとは
無関係に、カセットの大きさは一定のままである。事実、眼後部手術用のカセッ
トと眼前部手術用のカセットとを区別できる物理的な相違点は、それそれの還流
バルブに入る容量の大きさのみである。眼後部手術用の還流パルブに入る容量は
、眼前部用還流バルブの容量の約１／１０（十分の一）である。このような容量
の差は、外科手術自体の道理として当然必要になる。
施術時、ハンドピースと流体回収カセットとの間の流体ラインが詰まる場合が
稀にある。このようなことが生じた場合、ラインの詰まりを除くための好ましい
方法は、流体ライン内に逆圧パルスを印加することである。これは、還流バルブ
の第１の部分に人差し指を強く押し付け、流体ラインを挟んで取り外し、２つの
部品に分けることによって達成される。人差し指とハンドピースとの間で人差し
指のすぐ隣にある中指を下げ、流体ラインの一部を同じように挟持する。中指を
下げると、流体ラインの長さ方向に沿ってハンドピースに向かって逆圧が加わり
、流体ラインを「吹き飛ばす」すなわちラインの閉塞は解消される。
眼後部での手術は網膜部分においてなされるため、眼後部用還流バルブの容量
は必然的に前部用の還流バルブの容量よりも小さくなる。還流バルブを操作する
ことでハンドピースから眼の網膜部分に放出される流体の大きな流れによって、
眼に損傷を発生させる可能性がある。したがって、眼後部用還流バルブに含まれ
る流体ラインの断面積は、眼前部の手術で用いられる還流バルブの容量よりもか
なり小さくなるように作られている。実際には、流体ラインの詰まりを除くため
に眼後部用還流バルブから放出される流体の流れはかなり少ない。このような流
れには、眼後部の手術では緩衝塩類溶液（ＢＳＳ）や硝子体液、血液が含まれる
場合があり、眼前部の手術では（ＢＳＳ）および乳化させた白内障が含まれる場
合がある。
眼後部用還流バルブと眼前部用還流バルブの容量の差を外から裸眼で区別する
ことは事実上不可能であるため、還流バルブにはタイプごとに特定の色が付けら
れている。眼後部の手術では還流バルブの色は黄色である。眼前部の手術では還
流の色は青である。
眼科顕微手術システムでは、眼後部用カセットまたは眼前部用カセットが使用
されたか否かを自動的（機械的または電気的）に判断することができない。この
ような状況では、還流を行うたびに危険な量の流体が押し出され、場合によって
は眼に損傷が生じることがある。このような事態の発生を回避するために、今日
までになされている唯一の安全対策は、画面上のプロンプトでカセットをチェッ
クするように眼科顕微手術システムによって注意を促すか、あるいはカセットの
パッケージに注意書きを設けることである。このため、人為的な誤りによって眼
後部の手術に眼前部用カセットを使用してしまう可能性は依然として残っている
。
したがって、従来技術においては、眼後部用カセットまたは眼前部用カセット
のいずれが装置内にあるのかを識別できるようにする自動識別手法を提供するこ
とに必要がある。
発明の開示
この発明は上記の問題に鑑みてなされた。本発明は、眼後部用カセツトまたは
眼前部用カセットなどの特定の流体回収カセットのタイプまたはクラスを識別す
る方法である。流体回収カセットは、予め定められた位置でカセット表面または
カセット内またはその内側に配置された材料を有する。流体回収カセットを筐体
に挿入すると、筐体に取り付けられたセンサがその材料の有無を検知し、情報を
含む信号をメインコントローラに送信する。メインコントローラは、正しいカセ
ットが挿入されるまで手術装置を動作不能状態にすることができる。
眼後部用還流バルブについては、２組の材料および２個のセンサと一緒に予め
定められた別々の２カ所を用いてもよく、一方、予め定められた１カ所、材料お
よびセンサ１つずつを利用して眼前部用還流バルブが存在することを伝達しても
よい。さらに、この識別システムを用いて、品質の明らかな出所から得たカセッ
トであることを保証してもよい。
本発明のさらに他の特徴および利点ならびに本発明の様々な実施例の構造およ
び作用を、添付の図面を参照して以下において詳細に説明する。
図面の簡単な説明
明細書に取り入れられ、明細書の一部をなす添付の図面は、本発明の実施例を
示し、記載内容と併せて本発明の原理を説明するためのものである。図中、
図１は、本発明による流体回収カセットの分解図を示している。
図２は、筐体内に配置された本発明による流体回収カセットを示している。
図３は、本発明の他の実施例による流体回収カセットの分解図を示している。
図４は、筐体内に配置された図３の流体回収カセットを示す図である。
図５は、本発明による流体回収カセットの他の実施例を示している。
図６は、本発明による流体回収カセットのさらに他の実施例を示している。
好ましい実施例の詳細な説明
同様の参照符号が同一の要素を示す添付の図面を参照すると、図１は、全体を
１０で示す本発明の流体回収カセットの分解図を示している。流体回収カセット
１０は、メイン本体部分１２と、吸込口チューブの返し部（barb：抜けないよう
になっている部分）１４と、排出口チューブの返し部１６と、排出口チューブ部
分１８と、排出口チューブアダプタ２０とを備えている。
メイン本体部分１２、吸込口チューブの返し部１４、排出口チューブの返し部
１６および排出口チューブ部分１８については一体に成形するのが好ましい。排
出口チューブアダプタ２０には、排出口チューブ部分１８に圧入される軸２２が
設けられている。あるいは、排出口チューブアダプタ２０に軸２２を設け、この
軸にねじ切り（図示せず）を施して排出口チューブ部分１８の対応するねじ切り
部分（図示せず）と嵌合させてもよい。
全体を２６で示す還流バルブは、全体を３０で示す第１の本体部分内に位置す
る、全体を２８で示す第１の端と、全体を３２で示す第２の本体部分と、全体を
３４で示す第３の本体部分と、この第３の本体部分３４内に位置する、全体を３
６で示す第２の端とを備えている。流体回収カセット１０上の３８で全体を示す
第１の予め定められた位置において、流体回収カセット１０上に第１の材料４０
が設けられている。４２で全体を示す第２の予め定められた位置では、流体回収
カセット１０上に第２の材料が設けられている。
好ましくは、第１の材料４０および第２の材料４４はいずれも、容量型近接ス
イッチとして使用または容量型近接スイッチと連動させて使用可能なように、金
属製の帯状、金属製の円または金属で作製される他の幾何学的形状である。ある
いは、第１および第２の材料４０，４４は、それぞれ第１の予め定められた位置
３８および第２の予め定められた位置４２における第１の材料４０および第２の
材料４４の有無を他のタイプのセンサによって判定できるようにする材料である
。
第１の材料４０および第２の材料４４を流体カセット１０の中に配置してもよ
い（以下においてさらに詳細に述べる）。これによって製造コストは増すが、全
体的な完全性が一層保証される。第１の材料４０および第２の材料４４の両方を
、好ましくは接着剤によって流体回収カセット１０の表面に設ける場合、材料４
０，
４４のうちの一方が流体回収カセット１０から分離してしまう可能性は常にある
。確かに、図１および図２に示されるように、第１の材料４０は一部でのみしか
カセット１０に接着固定されておらず、残りの部分は自立（freestanding）して
いる。図２には自立した状態を明確に示すことができないが、第２の材料４４も
同様に図１に示されるように設けられている。
図１は分解図で示されているため、還流バルブ２６によって規定される穴５４
が還流バルブ２６の長さ方向を貫通して延在していることは明らかである。これ
らの穴は、吸込口チューブの返し部１４および排出口チューブの返し部１６に押
圧され、これらの返し部によって保持される。
還流バルブ２６は、５／１６（十六分の五）インチ平方の断面を有していても
よい。
動作時、図２に示されるように、流体回収カセット１０は筐体５６内に配置さ
れる。筐体５６は、眼科顕微手術システム内に位置している。筐体５６に取り付
けられているのは、第１のセンサ５８および第２のセンサ６０である。第１およ
び第２のセンサ５８，６０は、容量型近接スイッチであることが好ましく、ケン
タッキー州ＦｌｏｒｅｎｃｅのＢａｌｌｕｆｆ，Ｉｎｃ．などの多くの電気機器
製造業者から容易に入手できる。しかしながら、第１および第２のセンサ５８，
６０は、ソニックタイプのもの（この場合、材料４０，４４はそれぞれ音波を反
射させるのに適している）であってもよく、光（ＬＥＤ、レーザなど）タイプの
もの（この場合、材料４０，４４はそれぞれ、光波を反射させるのに適している
）であってもよい。
動作時には、第１および第２のセンサ５８，６０がそれぞれコンデンサの第１
の側を形成し、第１および第２の材料４０，４４がそれぞれコンデンサの第２の
側を形成する。あるいは、第１および第２の材料４０，４４から反射して戻り、
第１および第２のセンサ５８，６０によって検知される、光、無線周波数または
他の何らかの周波数を、第１および第２のセンサ５８，６０から発信する。これ
によって、第１および第２のセンサ５８，６０は、第１の材料４０および第２の
材料４４の有無を検知することができる。存在情報または非存在情報は、各セン
サ５８，６０からコントローラに送信される。コントローラは、この情報に基づ
いて、従来技術において周知の論理を用いて眼科顕微手術装置の動作をイネーブ
ルまたはデセーブルにするよう機能することができる。
図３および図４は、第１の材料４０の第１の予め定められた位置３８が、図１
および図２に示すものと異なる位置にある、本発明による他の実施例を示してい
る。同様に、図３および図４は、第２の材料４４の第２の予め定められた位置４
２が、図１および図２に示したものとは異なる位置に配置されることを示してい
る。さらに、図３および図４の第１の材料４０および第２の材料４４は、図１に
おいて提案したアーチ形の円板とは対照的に丸い円板形である。図３および図４
では位置が異なるため、第１のセンサ５８および第２のセンサ６０の位置も第１
の予め定められた位置３８および第２の予め定められた位置４２の位置に応じて
移動している。
図５は、第１の材料４０を流体回収カセット１０の壁面に埋設または壁面内に
包み込まれてもよいことを示す、もう１つの他の実施例を示している。
図６は、第１の材料４０を流体回収カセット１０の内側に設けてもよいことを
示す、さらに他のもう１つの実施例を示している。このため、流体回収カセット
表面の予め定められた位置「内で」検知される材料を配置する場合、この「内で
」という用語はカセット１０の壁面「内」またはカセット１０自体の「内側」を
意味することができる。
上記に鑑みると、本発明の様々な目的が達成され、その他の利点が得られるこ
とは明らかである。実施例は、本発明の原理およびその実用的な用途を最もよく
説明し、これによって、検討対象とした特定の使用に適するものとして当業者が
様々な実施例において様々な変更を施して本発明を最もよく利用することができ
るようにするために選択および説明したものである。本願明細書において説明し
、図面によって示した構成および方法に対し、本発明の趣旨を逸脱することなく
様々な変更を施すことができるため、上記の説明または添付の図面に含まれるあ
らゆる事項は、限定的なものではなく一例にすぎないものであると解釈されるべ
きものである。例えば、予め定められた位置３８および４２は、還流バルブ２６
の同一の側にある必要はない。本発明の範囲に包含されるもう１つの変更例は、
各位置において材料を検知する用途に関して３ケ所以上の予め定められた位置を
使用し、眼前部または眼後部以外の機能を識別しやすくすることを必要とするこ
とが関連している。もう１つの変更例は、第１および第２の材料が同一の材料で
あってもよいものである。このため、本発明の趣旨および範囲は、上述した一例
としての実施例のいずれによっても限定されるべきものではなく、以下によって
のみ定義されるべきものである。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Fluid collection cassette identification method
Background of the Invention
1. Technical field
The present invention relates to fluid collection cassettes used in surgical systems, and in particular, to
, A technique for identifying a particular fluid collection cassette.
2. Conventional technology
Ophthalmic microsurgical systems generally respond to the eye area being operated on by the system.
Are classified. Therefore, an ophthalmic microsurgical system, which is considered to be an anterior ocular system,
Some have stems, others have ophthalmic microsurgical systems, which are allegedly posterior systems
. In some cases, these systems may be combined to create an anterior ocular region and a posterior ocular region.
It could be a single system that works in both areas.
In all ophthalmic microsurgical systems, the fluid collection reservoir contains surgical
There is a type used for recovery of accompanying fluid by-products. Fluid reservoirs vary
It can take the form. One form known in the prior art defines a fluid collection reservoir.
1 is a fluid recovery cassette which is a hard plastic cassette to be defined.
In the prior art relating to such a fluid collection cassette, one end is provided with a fluid collection cassette.
A return valve attached to the suction port of the set and the other end attached to the tube
The use of a valve member. This tube is itself connected to the handpiece
I have.
What type of treatment method to use, that is, whether it is posterior or anterior
Regardless, the size of the cassette remains constant. In fact, a cassette for posterior eye surgery
The physical difference that can distinguish between gamma and anterior surgery cassettes is
Only the size of the volume that enters the valve. What is the capacity to enter the reflux ocular for posterior eye surgery?
, About 1/10 (one tenth) of the capacity of the anterior ocular reflux valve. Such capacity
The difference is naturally necessary as a reason for the surgical operation itself.
During treatment, the fluid line between the handpiece and the fluid collection cassette may be blocked.
Rarely. When this occurs, it is preferable to remove the clogging of the line.
The method is to apply a counter pressure pulse in the fluid line. This is the reflux valve
Press the index finger firmly against the first part of the
Achieved by dividing into parts. Index between index finger and handpiece
Lower the middle finger next to the finger and pinch a portion of the fluid line in the same manner. Middle finger
When lowered, back pressure is applied to the handpiece along the length of the fluid line.
The "blow-out" of the fluid line, ie the blockage of the line, is eliminated.
Since the operation in the posterior segment of the eye is performed in the retina, the volume of the posterior reflux valve
Is necessarily smaller than the capacity of the reflux valve for the front part. Operate the reflux valve
Due to the large flow of fluid released from the handpiece to the retina of the eye,
May cause eye damage. Therefore, it is included in the back eye reflux valve.
The cross-sectional area of the fluid line is larger than the volume of the return valve used in anterior segment surgery.
It is made to be smaller. Actually, to remove clogging of fluid line
The flow of fluid released from the posterior recirculation valve is rather small. Such a flow
This includes buffered saline (BSS), vitreous humor, and blood in posterior eye surgery
Occasionally, anterior segment surgery (BSS) and emulsified cataracts
There is a case.
Distinguish the difference in capacity between the posterior recirculation valve and the anterior recirculation valve with the naked eye
Since it is virtually impossible to do so, the reflux valves are color-coded for each type.
Have been. In posterior eye surgery, the color of the reflux valve is yellow. Return for anterior eye surgery
The color of the stream is blue.
Ophthalmic microsurgical systems use posterior or anterior cassettes
It cannot be automatically (mechanically or electrically) determined whether or not the operation has been performed. this
In such situations, a dangerous amount of fluid is forced out each time reflux occurs, and in some cases
May cause eye damage. To avoid this from happening today
The only safeguard up to now is to check the cassette at the onscreen prompt.
Warning with an ophthalmic microsurgical system to
The provision of a note on the package. Because of this, human error
The possibility remains of using an anterior cassette for posterior surgery
.
Therefore, in the prior art, a posterior or anterior cassette
To provide an automatic identification method that allows identification of which of
And need to.
Disclosure of the invention
The present invention has been made in view of the above problems. The present invention provides a posterior eye cassette or
Identify the type or class of a particular fluid collection cassette, such as an anterior eye cassette
It is a method. The fluid collection cassette is located at a predetermined position on the cassette surface or
Having the material located in or inside the cassette. Housing the fluid collection cassette
When inserted into the case, the sensor attached to the housing detects the presence or absence of the material and
The signal including the information is transmitted to the main controller. Make sure that the main controller
The surgical device can be rendered inoperable until the unit is inserted.
For the posterior recirculation valve, the two materials and two sensors together
Two predetermined separate locations may be used, while one predetermined location, materials and
And the presence of an anterior recirculation valve using each sensor
Good. In addition, using this identification system, cassettes obtained from sources of apparent quality
May be guaranteed.
Still other features and advantages of the present invention, as well as the structure and structure of various embodiments of the present invention
The operation and operation will be described in detail below with reference to the accompanying drawings.
BRIEF DESCRIPTION OF THE FIGURES
The accompanying drawings, which are incorporated in and form a part of the specification, illustrate embodiments of the invention.
It is intended to explain the principle of the present invention together with the contents shown and described. In the figure,
FIG. 1 shows an exploded view of a fluid collection cassette according to the present invention.
FIG. 2 shows a fluid collection cassette according to the present invention located in a housing.
FIG. 3 is an exploded view of a fluid collection cassette according to another embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram illustrating the fluid collection cassette of FIG. 3 disposed in a housing.
FIG. 5 shows another embodiment of the fluid collection cassette according to the present invention.
FIG. 6 shows still another embodiment of the fluid collection cassette according to the present invention.
Detailed Description of the Preferred Embodiment
Referring to the accompanying drawings, in which like reference numbers indicate identical elements, FIG.
1 shows an exploded view of the fluid collection cassette of the present invention, indicated at 10; Fluid collection cassette
10 is a main body portion 12 and a return portion of the suction tube (barb:
), The return portion 16 of the outlet tube, and the outlet tube portion
And an outlet tube adapter 20.
Main body part 12, return part 14 of inlet tube, return part of outlet tube
Preferably, 16 and outlet tube portion 18 are integrally formed. Exhaustion
The outlet tube adapter 20 has a shaft 22 that is pressed into the outlet tube portion 18.
Is provided. Alternatively, a shaft 22 is provided on the outlet tube adapter 20 and
The shaft is threaded (not shown) to provide a corresponding threading of the outlet tube section 18
It may be fitted with a part (not shown).
A reflux valve, generally designated 26, is located within a first body portion, generally designated 30.
A first end, generally designated 28, a second body portion, generally designated 32,
A third main body portion indicated by reference numeral 34 and a whole body located in the third main body portion 34
And a second end indicated at 6. The whole is indicated by 38 on the fluid collection cassette 10.
In a first predetermined position, a first material 40 is placed on the fluid collection cassette 10.
Is provided. In a second predetermined position, generally indicated at 42, the fluid collection
A second material is provided on the cassette 10.
Preferably, both the first material 40 and the second material 44 are capacitive proximity switches.
Switch or used in conjunction with a capacitive proximity switch.
Metal bands, metal circles or other geometric shapes made of metal. is there
Alternatively, the first and second materials 40, 44 may each be in a first predetermined location.
38 and a first material 40 and a second material at a second predetermined location 42.
A material that enables the presence or absence of the material 44 to be determined by another type of sensor.
.
First material 40 and second material 44 may be located in fluid cassette 10.
(Described in more detail below). This increases manufacturing costs, but
Physical integrity is further assured. Both the first material 40 and the second material 44
Material 4, preferably when provided on the surface of the fluid collection cassette 10 by an adhesive.
0,
There is always a possibility that one of the 44 will separate from the fluid collection cassette 10
. Indeed, as shown in FIGS. 1 and 2, the first material 40 is only partially
It is not glued to cassette 10 and the rest is freestanding.
I have. Although FIG. 2 cannot clearly show the self-supporting state, the second material 44 also
Similarly, it is provided as shown in FIG.
FIG. 1 is shown in an exploded view, so that the hole 54 defined by the reflux valve 26
Extend through the length of the reflux valve 26. this
These holes are pressed into the return portion 14 of the inlet tube and the return portion 16 of the outlet tube.
Pressed and held by these turns.
The reflux valve 26 may have a cross-section of 5/16 (fifteenth) inch square.
Good.
In operation, the fluid collection cassette 10 is positioned within the housing 56 as shown in FIG.
It is. The housing 56 is located within the ophthalmic microsurgical system. Attach to housing 56
The first sensor 58 and the second sensor 60 are separated. First and
The second sensor 58 and the second sensor 60 are preferably capacitive proximity switches.
Balluff, Inc. of Florence, TN. Many electrical devices such as
It is readily available from the manufacturer. However, the first and second sensors 58,
Numeral 60 denotes a sonic type (in this case, the materials 40 and 44 respectively counteract sound waves).
Light (LED, laser, etc.) type
(In this case, the materials 40, 44 are each suitable for reflecting light waves)
).
In operation, the first and second sensors 58, 60 are each connected to the first of the capacitors.
And the first and second materials 40 and 44 are each connected to the second side of the capacitor.
Form the side. Alternatively, it is reflected back from the first and second materials 40, 44,
Light, radio frequency or sensed by the first and second sensors 58,60
Some other frequency is emitted from the first and second sensors 58,60. this
With the first and second sensors 58 and 60, the first material 40 and the second
The presence or absence of the material 44 can be detected. Presence information or non-existence information is
The signals are transmitted from the controllers 58 and 60 to the controller. The controller uses this information to
To enable the operation of the ophthalmic microsurgery device using logic well known in the prior art.
Or disable to disable.
FIGS. 3 and 4 show that the first predetermined location 38 of the first material 40 is
FIG. 3 shows another embodiment according to the invention in a different position from that shown in FIG.
You. Similarly, FIGS. 3 and 4 illustrate a second predetermined location 4 of the second material 44.
2 is located at a position different from that shown in FIGS. 1 and 2.
You. Further, the first material 40 and the second material 44 of FIGS.
In contrast to the arched disk proposed above, it is a round disk. 3 and 4
Are different from each other, the positions of the first sensor 58 and the second sensor 60 are also changed to the first position.
According to the positions of the predetermined position 38 and the second predetermined position 42
I'm moving.
FIG. 5 shows that the first material 40 is embedded in the wall surface of the fluid collection cassette 10 or is embedded in the wall surface.
Fig. 9 illustrates another alternative embodiment, indicating that it may be wrapped.
FIG. 6 shows that the first material 40 may be provided inside the fluid collection cassette 10.
FIG. 11 shows yet another embodiment shown. For this reason, the fluid collection cassette
When placing a material that is to be detected “within” a predetermined location on the surface, this “within”
The term "inside" means the wall "inside" of the cassette 10 or the "inside" of the cassette 10 itself.
Can mean.
In view of the above, it is believed that various objects of the invention have been achieved and other advantages have been obtained.
It is clear. The examples best illustrate the principles of the present invention and its practical uses.
Described by the skilled person as appropriate for the particular use considered.
Various modifications may be made in various embodiments to best utilize the invention.
It has been selected and described in order to make it possible. As described in this specification
Without departing from the spirit of the present invention, the configuration and method shown in the drawings
Various modifications can be made and included in the description above or in the accompanying drawings.
Any matters should be construed as illustrative only and not limiting.
It is a kimono. For example, the predetermined positions 38 and 42 are
Need not be on the same side of the Another variation within the scope of the present invention is:
Three or more predetermined positions for the purpose of detecting the material at each position
Need to be used to facilitate identification of functions other than anterior or posterior.
And are related. Another variation is that the first and second materials are the same material.
It may be. Therefore, the spirit and scope of the present invention is the same as the above-described example.
Should not be limited by any of the examples as
It should only be defined.
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フロントページの続き
(81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，
ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ
Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ
，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ，
ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ
Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ
，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)
，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，
ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，Ｄ
Ｋ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ
，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，
ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，Ｌ
Ｖ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ
，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，
ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，Ｕ
Ｚ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ────────────────────────────────────────────────── ───
Continuation of front page
(81) Designated country EP (AT, BE, CH, CY,
DE, DK, ES, FI, FR, GB, GR, IE, I
T, LU, MC, NL, PT, SE), OA (BF, BJ
, CF, CG, CI, CM, GA, GN, GW, ML,
MR, NE, SN, TD, TG), AP (GH, GM, K
E, LS, MW, SD, SZ, UG, ZW), EA (AM
, AZ, BY, KG, KZ, MD, RU, TJ, TM)
, AL, AM, AT, AU, AZ, BA, BB, BG,
BR, BY, CA, CH, CN, CU, CZ, DE, D
K, EE, ES, FI, GB, GE, GH, GM, HR
, HU, ID, IL, IS, JP, KE, KG, KP,
KR, KZ, LC, LK, LR, LS, LT, LU, L
V, MD, MG, MK, MN, MW, MX, NO, NZ
, PL, PT, RO, RU, SD, SE, SG, SI,
SK, SL, TJ, TM, TR, TT, UA, UG, U
Z, VN, YU, ZW