JP2001505776A - バチルス株および抗生物質スクリーニング方法 - Google Patents

バチルス株および抗生物質スクリーニング方法

Info

Publication number
JP2001505776A
JP2001505776A JP52636698A JP52636698A JP2001505776A JP 2001505776 A JP2001505776 A JP 2001505776A JP 52636698 A JP52636698 A JP 52636698A JP 52636698 A JP52636698 A JP 52636698A JP 2001505776 A JP2001505776 A JP 2001505776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reporter gene
spooj
bacillus strain
expression
gene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP52636698A
Other languages
English (en)
Inventor
エリントン,ジェフリー
ウー,リン・ユアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oxford University Innovation Ltd
Original Assignee
Oxford University Innovation Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oxford University Innovation Ltd filed Critical Oxford University Innovation Ltd
Publication of JP2001505776A publication Critical patent/JP2001505776A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N1/00Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
    • C12N1/20Bacteria; Culture media therefor
    • C12N1/205Bacterial isolates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/195Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria
    • C07K14/32Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria from Bacillus (G)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/02Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving viable microorganisms
    • C12Q1/18Testing for antimicrobial activity of a material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12RINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES C12C - C12Q, RELATING TO MICROORGANISMS
    • C12R2001/00Microorganisms ; Processes using microorganisms
    • C12R2001/01Bacteria or Actinomycetales ; using bacteria or Actinomycetales
    • C12R2001/07Bacillus

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 以下の修飾:前胞子染色体の移動をブロックするspoIIIE遺伝子の変異;SpoOJ機能の損失が胞子形成をブロックすることを妨害する変異;σF因子に依存し、且つ損なわれたSpoOJ機能が前胞子中の増大したトラッピング即ち増大した発現を導く位置に置かれたプロモーターを有する第1リポーター遺伝子;およびσF因子に依存し、且つ損なわれたSpoOJ機能が前胞子中の減少したトラッピング即ち減少した発現を導く位置に置かれたプロモーターを有する第2リポーター遺伝子を伴う染色体を有するバチルス株。該株は仮想抗生物質のスクリーニング法に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 バチルス株および抗生物質スクリーニング方法発明の背景 我々は、以前に、前胞子(prespore)をそのより大きな母細胞から分離する非 対称性分裂隔壁を通した前胞子染色体の運搬(transfer)に、バチルスサチルス のSpoIIIE蛋白質が必要であることを示した(1,2)。spoIIIEの変異は胞子形成 におけるブロックを導き、染色体のほんの一部を伴う前胞子を残し、染色体の残 りは母細胞の区画にトラップされる。spoIIIEの変異のさらなる分析は、前胞子 にトラップされたDNAの小さなセグメントが相当に特異的なものでありDNA 複製の起源であるoriC近傍に中心をおくことを明らかにした(1,3)。これは、 隔壁形成前の前胞子に運命づけられた染色体上の特定の配置(orientation)を 義務づける機構の存在を暗示した。我々は、spoOJ遺伝子がこの配置を特定する のに必要であることを最近示した(4)。しかしながら、特異性はspoOJ変異体に おいて完全に損失されなかったので(3)、胞子形成の開始において染色体の配置 を決定するのに機能する少なくとも一つの二次的な機構があるに違いないらしい 。以下に記載されるSpoOJ機能の阻害剤のアッセイは、特異性のこの変化のいく つかの予測されない特徴を利用する。 spoOJ遺伝子は広範囲の細菌において高度に保存されており(5)、そして多く の異なった細菌中に見いだされる低コピー数のプラスミドの正確な分配(partit ioning)に必要な蛋白質のファミリーに関連する(6,7)。我々の最近の結果は 、SpoOJ蛋白質が成長並びに胞子形成の両方において娘染色体の分離に直接の役 割を有することを示唆する(10)。しかしながら、染色体の区画形成は部分的に損 なわれるが、該遺伝子は休止期には必須ではない(8)。おそらく、これは、この 生体(organism)における二次区画形成系の存在のためであり、おそらくは、上 記実験において我々が検出したのと同じ系である。にもかかわらず、染色体のsp oOJ様遺伝子が必須であるとの報告が少なくとも一つあり(9)、細菌の生存のた めの染色体の区画形成機構の致命的な重要性と一致する。即ち、spoOJファミリ ーの蛋白質は抗菌剤のための良好な標的でありうる。本発明 前胞子の染色体配置に対するspoOJ変異の効果、およびspoIIIE変異体バックグ ラウンドの使用によりこれを検出する能力は、SpoOJ機能の阻害剤に関する極め て特異的な全細胞アッセイの可能性を提供する。前胞子中の染色体の任意の与え られたセグメントの存在は、小さな前胞子区画中においてのみ活性化される転写 因子σFにより制御されるリポーター遺伝子の使用により検出されうる(染色体分 配における不安要因により影響されない方法)。 即ち、本発明は、一つの側面において、以下の修飾を伴う染色体を有するバチ ルス株を提供する: a)前胞子染色体の移動をブロックするspoIIIE遺伝子の変異、 b)SpoOJ機能の損失が胞子形成をブロックすることを妨害する変異、並びに c)σF因子に依存し、且つ損なわれたSpoOJ機能が前胞子中の増大したトラッピ ング即ち増大した発現を導く位置に置かれたプロモーターを有する第1リポータ ー遺伝子、および/または d)σF因子に依存し、且つ損なわれたSpoOJ機能が前胞子中の減少したトラッピ ング即ち減少した発現を導く位置に置かれたプロモーターを有する第2リポータ ー遺伝子。 別の側面において、本発明は、薬剤がバチルス種においてSpoOJ機能を阻害す るか否かを測定する方法を提供するが、該方法は、薬剤存在下において胞子形成 の間に非対称に分裂するように前記のとおりにバチルス株を誘導し、そして第1 および/または第2リポーター遺伝子の発現を観察することからなる。 別の側面において、本発明は、薬剤存在下において胞子形成するように前記の とおりにバチルス株を誘導し、第1および/または第2リポーター遺伝子の発現 を観察し、そしてそれにより薬剤がバチルス種におけるSpoOJ機能を阻害するこ とを決定し、そして細菌を殺傷するために該薬剤を抗生物質として用いることか らなる方法を提供する。 さらに別の側面において、本発明は、バチルス種におけるSpoOJ機能を阻害す る物質に細菌を接触させることからなる細菌殺傷方法を提供する。 好ましくは、第1リポーター遺伝子c)と第2リポーター遺伝子d)の両者が 本発明のバチルス株中に存在する。好ましくは、第1リポーター遺伝子c)と第 2リポーター遺伝子d)の各々がσF依存性gprプロモーターに融合される。 好ましくは、第1リポーター遺伝子c)と第2リポーター遺伝子d)の各々が異 なる検出可能酵素を発現する。 本発明の方法において、第1および第2リポーター遺伝子の発現はそれらの産 物のレベルまたは比率の変化を監視することにより観察することが好ましい。好 ましくは、第1および第2リポーター遺伝子は、あらゆる便利な手段、例えば蛍 光光度計または分光光度計によりその活性が観察される酵素として発現される。 好ましくは、バチルス株は、胞子形成するように誘導されて非対称性細胞分裂の 直前に調査される薬剤と接触させる。本発明の方法は、仮想抗生物質薬剤に関す るスクリーニング試験として便利に実行できる。 適切な条件下で胞子形成することができて、遺伝子構築物が作成されうるあら ゆるバチルス種を用いてよい。バチルスサチルスが便利に入手できて、よく特徴 付けられており、そして好ましい。 染色体中の多くの位置に置かれたリポーター遺伝子を用いた実験が示したこと は、spoIIIE変異体において、かなり特異的なDNAセグメントが前胞子区画中 にトラップされることである(1,3)。spoOJ遺伝子の損失は、トラップされた DNAセグメントの特異性に変化をもたらし、異なる染色体位置におかれたσF 依存性リポーター遺伝子の発現レベルの特徴的な変化を導く。図1は、spoIIIE3 6バックグラウンド中の異なる染色体位置におかれたσF依存性リポーター遺伝子 (gpr-lacZ)の発現に対するspoOJの作用を示す。β−ガラクトシダーゼの絶対 レベルの日ごとの変化を制御するため、spoIIIE+バックグラウンド中の同じ位置 のリポーターを含む対照株を用いて各実験を行った。各々の活性は対応する対照 の活性と比較して表される。即ち、例えばspoOJ変異をspoIIIE変異と組み合わせ る場合、リポーター遺伝子の発現はsigL位置においては増加するがamyE位置にお いては減少する。spoOJ機能の損失は、したがって、2つのリポーター産物のレ ベルにおいて特徴的に生じる大きな変化により検出することができる。 好ましいアッセイ株(例えば、1238)はいくつかの遺伝的修飾を含む。第1に 、前胞子染色体の移動をブロックするためのspoIIIE遺伝子中の点変異である。s poIIIE36変異は便利であり、よく特徴がわかっており、適切な種類の例である( 1, 2)。第2に、SpoOJ機能の損失が胞子形成をブロックすることを妨害する、soj 変異である(8)。隣接するspoOJ遺伝子の発現に過度に影響することなしにsoj機 能を壊滅するあらゆる変異:例えば、Iretonら(8)により構築された大きなイ ンフレームの欠失が適当である。第3に、σF依存性gprプロモーターに融合 させて、損なわれたSpoOJ機能が前胞子における増大したトラッピング即ちリポ ーター遺伝子産物β−ガラクトシダーゼの増大した合成を導くsigL位置におかれ たリポーター遺伝子lacZである。第4に、第1と同様であるが、SpoOJ機能が損 なわれた場合にトラッピングおよび即ち発現が減じられるamyE位置に置かれ、そ してβ−グルクロニダーゼをコードするgus遺伝子(uidAとも呼ばれる)に基づ いた第2リポーター遺伝子である。SpoOJの阻害剤の不在下においては、この株 の胞子形成細胞はβ−ガラクトシダーゼよりもβ−グルクロニダーゼをかなり多 く生産する。SpoOJの阻害剤はその比率に劇的な変化をもたらすはずであり、減 少したβ−グルクロニダーゼ並びに増加したβ−ガラクトシダーゼを伴う。細胞 の生存、胞子形成能力、σFの活性化、またはひとつまたはその他のリポーター 酵素に影響する非特異的阻害剤は、この特徴的な変化を生じないはずである。 アッセイは高いスループットに基づいて稼働するように容易に適合させること ができ、化合物の大きなライブラリーのスクリーニングを可能にする。株1238は 、標準法に従い(11,12)、加水分解されたカゼイン成長培地中で大きなバッ チ培養させて、回収して飢餓培地に再懸濁することにより胞子形成を誘導する。 胞子形成した培養物のサンプルは、次に、可能性のある阻害剤を含むマイクロタ イタープレートの個々のウエルに分配する。適当な時間のインキュベーションの 後、σFの活性化並びに2つのリポーター遺伝子の発現を可能にするため、細胞 を溶解して2つの酵素の産物に関して同時にアッセイした。β−ガラクトシダー ゼおよびβ−グルクロニダーゼの場合、特定の酵素活性をアッセイするのに利用 可能なある範囲の基質がある。これらは、蛍光、化学発光または発色産物を与え ることができ、自動化プレートリーダーを用いて連続時間あるいは固定された時 間の何れかに基づいて測定することができる。可能性のある阻害剤は他のアッセ イ方法または細菌株を用いて異なる組み合わせのリポーター遺伝子と共に詳細に 再調査することができる。それらは、胞子形成細胞の顕微鏡像の特徴的な変化も 生じる べきである(4)。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年10月28日(1998.10.28) 【補正内容】 (1)明細書第2頁を次のとおり補正する。 「前胞子の染色体配置に対するspoOJ変異の効果、およびspoIIIE変異体バックグ ラウンドの使用によりこれを検出する能力は、SpoOJ機能の阻害剤に関する極め て特異的な全細胞アッセイの可能性を提供する。前胞子中の染色体の任意の与え られたセグメントの存在は、小さな前胞子区画中においてのみ活性化される転写 因子σFにより制御されるリポーター遺伝子の使用により検出されうる(染色体分 配における不安要因により影響されない方法)。 即ち、本発明は、一つの側面において、以下の修飾を伴う染色体を有するバチ ルス株を提供する: a)前胞子染色体の移動をブロックするspoIIIE遺伝子の変異、 b)SpoOJ機能の損失が胞子形成をブロックすることを妨害する変異、並びに c)σF因子に依存し、且つ損なわれたSpoOJ機能が前胞子中の増大したトラッピ ング即ち増大した発現を導く位置に置かれたプロモーターを有する第1リポータ ー遺伝子、および/または d)σF因子に依存し、且つ損なわれたSpoOJ機能が前胞子中の減少したトラッピ ング即ち減少した発現を導く位置に置かれたプロモーターを有する第2リポータ ー遺伝子。 別の側面において、本発明は、薬剤がバチルス種においてSpoOJ機能を阻害す るか否かを測定する方法を提供するが、該方法は、薬剤存在下において胞子形成 の間に非対称に分裂するように前記のとおりにバチルス株を誘導し、そして第1 および/または第2リポーター遺伝子の発現を観察することからなる。 別の側面において、本発明は、薬剤存在下において胞子形成するように前記の とおりにバチルス株を誘導し、第1および/または第2リポーター遺伝子の発現 を観察し、そしてそれにより薬剤がバチルス種におけるSpoOJ機能を阻害するこ とを決定し、そして細菌を殺傷するかまたは細菌の成長を阻害するために該薬剤 を抗生物質として用いることからなる方法を提供する。 好ましくは、第1リポーター遺伝子c)と第2リポーター遺伝子d)の両者が 本発明のバチルス株中に存在する。好ましくは、第1リポーター遺伝子c)と第 」 (2)明細書第8頁を次のとおり補正する。 「ないし8の何れか1項記載の方法。 10.以下の工程: 請求項1ないし4の何れか1項記載のバチルス株を誘導することにより、薬剤 の存在下で胞子形成させ、 第1および/または第2リポーター遺伝子の発現を観察し、そしてそれにより 薬剤がバチルス種においてSpoOJ機能を阻害するか否かを決定し、そして 細菌を殺傷するかまたは細菌の成長を阻害するために薬剤を抗生物質として用 いること からなる方法。」
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/15 G01N 33/15 Z 33/50 33/50 B (C12N 1/21 C12R 1:07)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.以下の修飾: a)前胞子染色体の移動をブロックするspoIIIE遺伝子の変異、 b)SpoOJ機能の損失が胞子形成をブロックすることを妨害する変異、並びに c)σF因子に依存し、且つ損なわれたSpoOJ機能が前胞子中の増大したトラッピ ング即ち増大した発現を導く位置に置かれたプロモーターを有する第1リポータ ー遺伝子、および/または d)σF因子に依存し、且つ損なわれたSpoOJ機能が前胞子中の減少したトラッピ ング即ち減少した発現を導く位置に置かれたプロモーターを有する第2リポータ ー遺伝子 を伴う染色体を有するバチルス株。 2.b)がsoj変異である、請求項1記載のバチルス株。 3.第1リポーター遺伝子c)と第2リポーター遺伝子d)の各々がσF依存 性因子gprプロモーターに融合されている、請求項1または2記載のバチルス 株。 4.第1リポーター遺伝子c)と第2リポーター遺伝子d)の各々が異なる検 出可能酵素を発現する、請求項1ないし3の何れか1項記載のバチルス株。 5.薬剤がバチルス種におけるSpoOJ機能を阻害するか否かを測定する方法で あって、該方法は以下の工程: 請求項1ないし4の何れか1項記載のバチルス株を誘導することにより、薬剤 の存在下で、胞子形成の間に非対照分裂させ、そして 第1および/または第2リポーター遺伝子の発現を観察すること からなる。 6.第1および第2リポーター遺伝子発現産物レベルを監視することにより第 1および第2リポーター遺伝子の発現を観察する、請求項5記載の方法。 7.蛍光光度計または分光光度計分析機によりその活性を観察する酵素として 第1および第2リポーター遺伝子が発現される、請求項6記載の方法。 8.胞子形成のためにバチルス株を誘導し、そして非対称性細胞分裂の直前に 薬剤と接触させる、請求項5ないし7の何れか1項記載の方法。 9.仮想抗生物質薬剤に関するスクリーニング試験として実施する、請求項5 ないし8の何れか1項記載の方法。 10.以下の工程: 請求項1ないし4の何れか1項記載のバチルス株を誘導することにより、薬剤 の存在下で胞子形成させ、 第1および/または第2リポーター遺伝子の発現を観察し、そしてそれにより 薬剤がバチルス種においてSpoOJ機能を阻害するか否かを決定し、そして 細菌を殺傷するために薬剤を抗生物質として用いること からなる方法。 11.バチルス種においてSpoOJ機能を阻害する物質に細菌を接触させることか らなる、細菌殺傷方法。
JP52636698A 1996-12-12 1997-12-10 バチルス株および抗生物質スクリーニング方法 Pending JP2001505776A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9625825.6 1996-12-12
GBGB9625825.6A GB9625825D0 (en) 1996-12-12 1996-12-12 Bacillus strain and assay method
PCT/GB1997/003401 WO1998026087A1 (en) 1996-12-12 1997-12-10 Bacillus strain and antibiotic screening method

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001505776A true JP2001505776A (ja) 2001-05-08

Family

ID=10804333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52636698A Pending JP2001505776A (ja) 1996-12-12 1997-12-10 バチルス株および抗生物質スクリーニング方法

Country Status (7)

Country Link
US (3) US6350587B1 (ja)
EP (1) EP0944734B1 (ja)
JP (1) JP2001505776A (ja)
DE (1) DE69719363T2 (ja)
ES (1) ES2189984T3 (ja)
GB (1) GB9625825D0 (ja)
WO (1) WO1998026087A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9824682D0 (en) 1998-11-10 1999-01-06 Isis Innovation Bacillus strain and assay method
DE102004054757B4 (de) * 2004-11-12 2007-07-05 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verfahren zur Herstellung der Photoelektrode einer Solarzelle

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9512109D0 (en) * 1995-06-14 1995-08-09 Isis Innovation Bacillus strain and assay method

Also Published As

Publication number Publication date
US20040248236A1 (en) 2004-12-09
DE69719363T2 (de) 2003-09-11
US20020058297A1 (en) 2002-05-16
DE69719363D1 (de) 2003-04-03
EP0944734A1 (en) 1999-09-29
US6350587B1 (en) 2002-02-26
GB9625825D0 (en) 1997-01-29
EP0944734B1 (en) 2003-02-26
ES2189984T3 (es) 2003-07-16
WO1998026087A1 (en) 1998-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Bush et al. Genome-wide chromatin immunoprecipitation sequencing analysis shows that WhiB is a transcription factor that cocontrols its regulon with WhiA to initiate developmental cell division in Streptomyces
Loo et al. Streptococcus gordonii biofilm formation: identification of genes that code for biofilm phenotypes
Meador-Parton et al. Structural analysis of Bacillus subtilis spore peptidoglycan during sporulation
Ragkousi et al. Identification of a New Gene Essential for Germinationof Bacillus subtilis Spores withCa2+-Dipicolinate
Gilmore et al. Production of muramic δ-lactam in Bacillus subtilis spore peptidoglycan
Barth et al. Role for the histone-like protein H-NS in growth phase-dependent and osmotic regulation of sigma S and many sigma S-dependent genes in Escherichia coli
Errington et al. Use of a lacZ gene fusion to determine the dependence pattern and the spore compartment expression of sporulation operon spoVA in spo mutants of Bacillus subtilis
Takamatsu et al. Characterization of the yrbA gene of Bacillus subtilis, involved in resistance and germination of spores
Cohen et al. Constitutive penicillinase formation in Staphylococcus aureus owing to a mutation unlinked to the penicillinase plasmid
McPherson et al. Two class A high-molecular-weight penicillin-binding proteins of Bacillus subtilis play redundant roles in sporulation
Ababneh et al. CodY regulates SigD levels and activity by binding to three sites in the fla/che operon
Doi Sporulation and germination
Smith Some aspects of the genetics of methionineless mutants of Salmonella typhimurium
Gwin et al. The apolipoprotein N-acyl transferase Lnt is dispensable for growth in Acinetobacter species
Palomino et al. High salt stress in Bacillus subtilis: involvement of PBP4* as a peptidoglycan hydrolase
Murray et al. Analysis of outgrowth of Bacillus subtilis spores lacking penicillin-binding protein 2a
Pedersen et al. Characterization of dacC, which encodes a new low-molecular-weight penicillin-binding protein in Bacillus subtilis
Catalano et al. Amino acids in the Bacillus subtilis morphogenetic protein SpoIVA with roles in spore coat and cortex formation
Zhang et al. ςK can negatively regulate sigE expression by two different mechanisms during sporulation of Bacillus subtilis
Silvaggi et al. Unmasking novel sporulation genes in Bacillus subtilis
JP2001505776A (ja) バチルス株および抗生物質スクリーニング方法
EP0833931B1 (en) Bacillus strain and sporulation assay method
Sievers et al. Characterization of the parB-like yyaA gene of Bacillus subtilis
US6255065B1 (en) Bacillus strain and antibiotic screening method
EP1129213B1 (en) Bacillus strain and assay methods