【発明の詳細な説明】
アンテナダイバーシティシステムにおけるチャネルパルス応答を評価するプリ
アンブル
技術分野
本発明は、ディジタル信号伝送システムにおけるプリアンブルに関する。さら
に本発明は、このようなプリアンブルを有するディジタル信号伝送システムのた
めの送信機、受信機及び方法に関する。
従来の技術
ブロック状のデータ伝送(バーストシグナリング)の際、クロック−及びパケ
ット同期のために必要でありかつブロックの最初にあるプリアンブルをスイッチ
ングダイバーシティのためのアンテナ選択を行なうためにも利用することは周知
である。その際、プリアンブルの受信の間に、この時、データ検出のために最大
の出力を有するアンテナ信号を利用するために、存在するアンテナに対して信号
強度が測定される。
このような受信機構造は、例えば刊行物、IEEE VTC−95、第514
−519頁、“Evaluat1on of an advanced rec
eiver concept for DECT”、P.E.モゲンセン他にお
いて、DECTに対して提案され、その際、このシステム(DECT)の使用条
件は、記号間干渉(たかだかフェージングではなく)が生じることがないように
定義されている。
ETS300652(ETSI1995)は、無線ローカル高性能ネットワー
ク(HIgh PErformance Radio Local Area
Network=HIPERLAN)の技術的な特性を定義している。HIPE
RLANは、高いデータ速度を有する短い到達距離の通信バスシステムであり、
ここでは典型的に記号間干渉が生じる。
発明の説明
本発明の課題は、クロック−及びパケット同期だけでなく、アンテナダイバー
シティ及びなるべく周波数オフセット評価にも適したプリアンブルを提供するこ
とにある。さらにプリアンブルは、記号間干渉を有する環境においても問題なく
使用できるようにする。
課題の解決策は、請求の範囲第1項の特徴によって定義されている。したがっ
て本発明による信号は、異なった複数のビットシーケンスを含み、その際、これ
らのビットシーケンスのそれぞれが、クロック−及びパケット同期に及びチャネ
ル評価に適している。
したがって周知のシステムと相違して、全体として最適な自己相関特性を有す
る1つのプリアンブルが選択されるのではなく、所定の目的に対して最適な短い
複数のシーケンスからなるようなものが選択される。これらのシーケンスのそれ
ぞれは、良好な自己相関を有する。それにより良好な結果で、順次のアンテナ選
択(シーケンシャルアンテナダイバーシティ)が実現できる。
有利な構成によれば、ビットシーケンスは、いわゆるm−シーケンス(すなわ
ち例えば適当に帰還結合されたシフトレジスタによって発生することができるよ
うな最大長さシーケンス)である。HIPERLAN規格に適したシーケンス長
さは、例えばm=31である。しかしながらそれより短い(m=15)又はそれ
より長い(m=63)シーケンスもそのまま使用することができる。m−シーケ
ンスの代わりに、例えばGSM規格から周知の同期ビットパターンも利用できる
。
なるべくそれぞれのシーケンスは、多重に繰返される。このことは、シーケン
スの取出しの際に大きな融通性が得られるという利点を有する。すなわちこの時
、異なった2つのシーケンスの間の境界を越えないかぎり、どのビットにおいて
サンプリングを始めるかは、問題にならない。3重の繰返しは、例えばm−シー
ケンスの完全なビットパターンを選択しかつ評価するために、受信回路に十分に
時間的ゆとりを引起こす。シーケンスの整数の繰返しが存在することは、もちろ
ん強制的なものでは
ない。すでに早期に中断してもよい(例えば1・1/2又は2・1/2重の繰返
しの後に次のシーケンスに進行する)。規格がプリアンブルの所定の長さをあら
かじめ与える場合(例えばHIPERLANにおいて450ビット)、必要なビッ
ト数に到達した後に、中断することができる。
すべてのシーケンスを同じくしばしば繰返すことは、強制的なものではない。
繰返しの回数は、プリアンブルの利用できる全長、及び所定のシーケンスが有す
る目的又は機能に依存することができる。
本発明による信号プリアンブルを評価する受信機は、複数の(すなわち少なく
とも2つの)、とくに3つの異なったアンテナを有する。これらは、物理的に互
いに完全に切離すことができ、又は構造上部分的に結合されていてもよい。例え
ばダイバーシティアンテナ配置が存在し、ここでは最小間隔λ/2を下回ること
ができる。
さらに受信機内に、最善のアンテナ信号を検出する回路が設けられている。そ
のためにこの時、例えばデータ検出のために最短の衝撃応答を有するそのアンテ
ナ信号を利用するために、それぞれのアンテナに対するチャネル衝撃応答が評価
される。短い衝撃応答は、データ検出のためにあまり複雑でない等化器によって
動作することができるという利点を有する。その代わりに又は追加的に、衝撃応
答のタップ内に含まれる総合エネルギーを考慮することができる。
後続のデータ処理の様式に応じて、プリアンブルのシーケンスは、適当な周波
数オフセット評価によってもなお評価することができる。この周波数オフセット
評価は、例えばチャネル衝撃応答の評価と組合わせて行なうことができる。チャ
ネル衝撃応答に基づいて検出される周波数オフセット評価にとって、少なくとも
2つの衝撃応答が所定の時間間隔内において評価されることが重要である。
本発明によるプリアンブルの送信側における発生は、例えば固定メモリ(RO
M、EPROM等)から所定のビットパターンを読み出すことによって行なうこ
とができる。m−シーケンスを使用する際、線形に帰
還結合された複数のシフトレジスタ(LFSR=Linear feedbac
k Shift Register)を設けることができ、これらのシフトレジ
スタは、スイッチによって順に選択される。m−シーケンスの繰返しは、ビット
周期の最後に達し、かつシフトレジスタが再びクロック制御されると、自動的に
生じる。
受信機における本発明によるプリアンブルの処理は、次のように行なわれる:
まず順にそれぞれ1つの完全なm−シーケンスがサンプリングされ、かつチャ
ネル衝撃応答が評価されることによって、順に異なったアンテナ信号が評価され
る。
それから別の信号処理のために−スイッチの位置によって−、最善の受信を有
するアンテナが選択される。
選択されたアンテナのの衝撃応答及び周波数オフセットのこの時に行なわれる
評価は、いぜんとしてプリアンブル内において行なわれる。このステップの結果
は、後続のデータの検出の基礎となる。
前記の構成のチャネル衝撃応答の繰返し評価(すなわちアンテナ選択及び周波
数オフセット評価の枠内における)は、有利な周波数オフセット評価のために固
定的にあらかじめ与えられた時間間隔内における2つのチャネル評価が必要であ
るということに関連する。その他の点においてアンテナ選択のために行なわれる
評価は、後にデータ検出のために利用されるものよりわずかしか正確でなくとも
よい。
次の詳細な説明及び請求の範囲の全体から、本発明のそれ以上の有利な構成及
び特徴の組合わせが明らかである。
図面の簡単な説明
実施例を説明するために利用する図面は、次のものを示しており:
図1は、本発明によるプリアンブルの概略表示を示し;
図2は、本発明によるプリアンブルを処理する受信回路のブロック回路図を示
し;
図3は、本発明によるプリアンブルを発生する送信側の回路装置のブロック回
路図を示している。
発明を実施する方法
図1は、本発明の有利な実施例を示している。(システム固有に定義される)
プリアンブルが図示されており、このプリアンブルの後に、ここでは詳細に説明
しないデータ部分(これが有効データを含む)が続いている。これは、5つの区
間a1ないしa5からなる。そのそれぞれは、m−シーケンスm1ないしm5の
3重の繰返しによって形成されている。m−シーケンスの長さは、例えば31ビ
ットである。それにより93ビットの区間長、及び465ビットの全長が生じる
。定義によれば、プリアンブルが450ビットの長さを有するHIPERLAN
における適用のために、最後のm−シーケンスm5の最後の15ビットは省略す
ることができる。
それぞれの区間a1ないしa5において、別の最大長さシーケンスが存在する
。それにより全シーケンスの周期性は最小である。例として次の順序を挙げてお
く(発生多項式の形の表示):
m1(X)=X*5+X*2+1
m2(X)=X*5+X*4+X*3+X*2+1
m1(X)=X*5+X*4+X*2+X+1
m1(X)=X*5+X*3+1
m1(X)=X*5+X*3+X*2+X+1
図1によるプリアンブルは、受信機(これはm−シーケンスm1ないしm5及
び全フォーマットをもちろん認識しなければならない)内において、例えば次の
ように取出される:
区間a1ないしa3において、長さ31(=m−シーケンスの長さ)のそれぞ
れ1つのシーケンスS1ないしS3が取出され、その際、これらのシーケンスの
間に、1つのアンテナから次のものへ切換えられる。それぞれの区間a1ないし
a3において、mシーケンスは、3重に繰返
されているので、プリアンブルによってあらかじめ与えられた時点に、サンプリ
ングを開始することに拘束されていない。それどころか区間内のどこかにおいて
所定の数のビットが取出されれば十分である。例えば第1のシーケンスS1はビ
ット17において、第2のものがビット108において、かつ第3のものがビッ
ト199において始まることができる。
これらの3つのシーケンスS1ないしS3の評価は、最善の受信を有するアン
テナの選択に通じる。この選択のためにシーケンスS4及びS5によって、チャ
ネル衝撃応答及び周波数オフセットが評価される。最後に挙げたシーケンスS4
及びS5の間の間隔は、良好な周波数オフセット評価が達成されるように選択さ
れている(これは例えば100ビットである)。
図2は、受信機のブロック回路図を概略的に示している。これは、例えば3つ
のアンテナ1、2、3を有する。スイッチ4によって、異なったアンテナ1、2
、3の間において切換えを行なうことができる。後続のスイッチ5は、データ流
をチャネル評価器6に、チャネル衝撃応答及び周波数オフセットの組合わせ評価
のための評価器8、又は検出器9へ導く。
第1の段階においてアンテナの選択が行なわれる。その際、スイッチ4は、連
続的に1つのアンテナから次のものにセットされ、その際、それぞれ1つの完全
なm−シーケンスが取出される(シーケンスS1ないしS3)。チャネル評価器6
によって、それぞれのアンテナ1、2、3に対して最強のタップが検出される。
アンテナセレクタ7は、その後、もっとも望ましい伝送品質を有するそのアンテ
ナを選択する。その結果、スイッチ4は、相応して設定され、かつ次のデータ処
理のために維持される。
アンテナの選択のための判定基準として、例えば検出されたタップ内に含まれ
る出力及び/又は(わずかな)数のエコーが利用される。
アンテナ選択が終了すると、第2の処理段階の枠内において、スイッチ5は、
評価器8に置かれる。選ばれたアンテナのチャネル衝撃応答及び周波数オフセッ
トの(なるべく組合わせた)評価を行なうために、この第2の処理段階は、両方
のシーケンスS4及びS5を取出す。この評価の結果は、−第3の段階において
−実際にスイッチ5の相応する切換えによってここに供給されるデータ(プリア
ンブルに続く)の検出のために検出器9において利用される。
図1に示された信号プリアンブルの送信側における実行は、それ自体周知の回
路要素によって行なうことができる。図3に、例として可能な送信側の回路のブ
ロック回路図が示されている。異なった5つのm−シーケンスは、線形に帰還結
合された5つのシフトレジスタ10.1ないし10.5によって発生される。(
相応する多項式表示は、さらに前に記載した。)スイッチ11によってm−シー
ケンスは、順に選択され、かつ信号変調のために出力される。スイッチ位置は、
それぞれちょうど必要な数の繰返しが出力されるだけの長さにわたって維持され
る。
プリアンブルが完全であると、スイッチ13は、有効データを伝送するために
、データコーダ12に切換えられる。
線形に帰還結合されたシフトレジスタの代わりに、固定メモリも利用すること
ができる。これは、この時、プリアンブルの完全なビットパターンを含んでいる
。
本発明は、とくにHIPERLANにおいて適用される。しかしその他の用途
が排除されるわけではない。とくにm−シーケンスの長さ及びその繰返しは、そ
の都度の要求又は必要性に相応して確定することができる。M−シーケンスは、
チャネル衝撃応答及び周波数オフセットの組合わせた評価に対するその適性のた
め、とくに有利である。もちろん良好な自己相関特性を有するその他のシーケン
スも使用することができる。しかしながら1つの長い同期シーケンスではなく、
複数の短いものを利用することが、本発明にとって重要である。このようにそれ
ぞれ異なっ
た機能に対して最適な種々のシーケンスが使用できる。
要約すれば、本発明によるビットパターンにより、高いビット速度の際、及び
記号間干渉の存在するところで、アンテナダイバーシティを最適に実行すること
が可能であることがわかった。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Pre to evaluate channel pulse response in antenna diversity system
Amble
Technical field
The present invention relates to a preamble in a digital signal transmission system. Further
In addition, the present invention provides a digital signal transmission system having such a preamble.
The present invention relates to a transmitter, a receiver and a method.
Conventional technology
In the case of block-like data transmission (burst signaling), clock and packet
Switch the preamble needed for packet synchronization and at the beginning of the block
It is well known that it can also be used to make antenna selection for diversity
It is. At this time, during the reception of the preamble, at this time, the maximum
In order to utilize an antenna signal having an output of
The intensity is measured.
Such a receiver structure is described, for example, in the publication IEEE VTC-95, No. 514.
-P. 519, "Evaluat on of an advanced rec
Eever concept for DECT ", PE Mogensen and others
And proposed to DECT, in which case the terms of use of this system (DECT)
Make sure that no intersymbol interference (rather than fading at all) occurs
Is defined.
ETS300652 (ETSI1995) is a wireless local high-performance network.
H (Performance Radio Local Area)
Network = HIPERLAN). HIPE
RLAN is a short reach communication bus system with high data rates,
Here, intersymbol interference typically occurs.
Description of the invention
The object of the present invention is not only clock and packet synchronization but also antenna divers.
Provide a preamble suitable for city and frequency offset evaluation as much as possible.
And there. In addition, the preamble is no problem in environments with intersymbol interference
Make it available.
The solution to the problem is defined by the features of claim 1. Accordingly
Thus, the signal according to the invention comprises a plurality of different bit sequences,
Each of these bit sequences provides clock- and packet synchronization and channel
It is suitable for file evaluation.
Therefore, unlike known systems, it has optimal autocorrelation characteristics as a whole.
Rather than one preamble being selected, the optimal short
A sequence consisting of a plurality of sequences is selected. That of these sequences
Each has good autocorrelation. As a result, good antenna selection
(Sequential antenna diversity) can be realized.
According to an advantageous configuration, the bit sequence is a so-called m-sequence (ie,
For example, it can be generated by an appropriately feedback-coupled shift register.
Such a maximum length sequence). Sequence length suitable for HIPERLAN standard
For example, m = 31. However, shorter (m = 15) or
Longer (m = 63) sequences can be used as is. m-seque
Instead of synchronization, a synchronization bit pattern known from the GSM standard can be used, for example.
.
Preferably, each sequence is multiplexed. This means that
This has the advantage that a great deal of flexibility is obtained when removing the steel. Ie at this time
, At which bit, unless the boundary between two different sequences is crossed
It doesn't matter if you start sampling. The triple repetition is, for example, m-c
Enough for the receiving circuit to select and evaluate the complete bit pattern of the cans.
Causes time to spare. Of course, the existence of integer repetitions of the sequence
Not compulsory
Absent. Already interrupted early (eg 1 ・ 2 or 2 ・ 2 repetition)
After that, proceed to the next sequence). The standard outlines the predetermined length of the preamble.
If you give it in advance (for example, 450 bits in HIPERLAN),
After you reach the number, you can stop.
Iterating all the sequences equally often is not mandatory.
The number of repetitions depends on the total available length of the preamble and the given sequence.
Can depend on the purpose or function.
A receiver for estimating a signal preamble according to the present invention may have multiple (i.e., less
Two), especially three different antennas. These are physically
They can be completely separated or they can be partially connected structurally. example
For example, there is a diversity antenna arrangement, where the minimum spacing is less than λ / 2
Can be.
Further, a circuit for detecting the best antenna signal is provided in the receiver. So
At this time, for example, the antenna with the shortest shock response for data detection
Channel impact response for each antenna is evaluated to take advantage of the
Is done. The short shock response is reduced by the less complex equalizer for data detection.
It has the advantage of being able to operate. Alternatively or additionally,
The total energy contained within the answer tap can be considered.
Depending on the type of data processing that follows, the sequence of preambles may be
It can still be evaluated by a number offset evaluation. This frequency offset
The evaluation can be performed, for example, in combination with the evaluation of the channel impact response. Cha
At least for the frequency offset estimation detected based on the panel impact response
It is important that the two shock responses are evaluated within a given time interval.
The generation of the preamble according to the invention on the transmitting side is, for example, performed in a fixed memory (RO
M, EPROM, etc.).
Can be. When using the m-sequence,
A plurality of shift-coupled shift registers (LFSR = Linear feedback)
k Shift Register) can be provided.
The stars are sequentially selected by a switch. The repetition of the m-sequence is bit
When the end of the cycle is reached and the shift register is clocked again, automatically
Occurs.
The processing of the preamble according to the invention at the receiver is performed as follows:
First, one complete m-sequence in each case is sampled and
The different antenna signals are evaluated in turn by evaluating the
You.
Then, for another signal processing-depending on the switch position-has the best reception
Is selected.
Performed at this time for the shock response and frequency offset of the selected antenna
The evaluation is still performed in the preamble. The result of this step
Is the basis for subsequent data detection.
Iterative evaluation of the channel impulse response of the above arrangement (ie antenna selection and frequency
(Within the framework of a number offset evaluation) is fixed for an advantageous frequency offset evaluation.
Two channel evaluations within a predetermined time interval are required qualitatively.
Related to that. Otherwise done for antenna selection
The assessment may be slightly less accurate than those later used for data detection.
Good.
From the following detailed description and the entirety of the claims, further advantageous configurations and features of the present invention are described.
And the combination of features is clear.
BRIEF DESCRIPTION OF THE FIGURES
The drawings used to explain the embodiments show the following:
FIG. 1 shows a schematic representation of a preamble according to the invention;
FIG. 2 shows a block circuit diagram of a receiving circuit for processing a preamble according to the present invention.
And;
FIG. 3 is a block diagram of a circuit device on the transmitting side for generating a preamble according to the present invention.
It shows a road map.
How to practice the invention
FIG. 1 shows an advantageous embodiment of the invention. (Defined system-specific)
The preamble is shown, and after this preamble, will be described in detail here
A non-data portion (which contains valid data) follows. This is five wards
It consists of intervals a1 to a5. Each of them is an m-sequence m1 to m5
It is formed by triple repetition. The length of the m-sequence is, for example, 31
It is. This results in a section length of 93 bits and a total length of 465 bits
. By definition, the HIPERLAN in which the preamble has a length of 450 bits
, The last 15 bits of the last m-sequence m5 are omitted.
Can be
In each interval a1 to a5, another maximum length sequence exists.
. Thereby, the periodicity of the entire sequence is minimal. The following order is an example
(Showing the form of the generator polynomial):
m1 (X) = X * 5 + X * 2 + 1
m2 (X) = X * 5 + X * 4 + X * 3 + X * 2 + 1
m1 (X) = X * 5 + X * 4 + X * 2 + X + 1
m1 (X) = X * 5 + X * 3 + 1
m1 (X) = X * 5 + X * 3 + X * 2 + X + 1
The preamble according to FIG. 1 is transmitted to the receiver (which is an m-sequence m1 to m5 and
And all formats must be recognized).
Taken out as:
In sections a1 to a3, each of length 31 (= m-sequence length)
Each of the sequences S1 to S3 is taken out, with the sequence
In the meantime, one antenna switches to the next. Each section a1 through
In a3, the m sequence is repeated three times
At the time given in advance by the preamble,
You are not tied to initiating a start. On the contrary, somewhere in the section
It is sufficient if a predetermined number of bits are retrieved. For example, the first sequence S1 is
In bit 17, the second is at bit 108 and the third is at bit 108.
199 can begin.
The evaluation of these three sequences S1 to S3 is based on the amplifier with the best reception.
Leads to the choice of tena. For this selection, the sequences S4 and S5
The flannel impact response and frequency offset are evaluated. Lastly listed sequence S4
And the interval between S5 is selected such that a good frequency offset estimate is achieved.
(This is, for example, 100 bits).
FIG. 2 schematically shows a block circuit diagram of the receiver. This is, for example, three
Antennas 1, 2, and 3. Depending on the switch 4, different antennas 1, 2
3 can be switched. Subsequent switches 5
To the channel estimator 6 to evaluate the combination of the channel shock response and the frequency offset.
To the evaluator 8 or detector 9 for
In the first stage, an antenna selection is made. At this time, the switch 4
Successive sets from one antenna to the next, each with one complete
An m-sequence is extracted (sequences S1 to S3). Channel evaluator 6
As a result, the strongest tap is detected for each of the antennas 1, 2, and 3.
The antenna selector 7 then selects its antenna with the most desirable transmission quality.
Choose a name. As a result, the switch 4 is set accordingly and the next data processing
Maintained for the sake of reason.
As a criterion for antenna selection, for example, included in the detected tap
And / or a (small) number of echoes are utilized.
When the antenna selection is completed, in the frame of the second processing stage, the switch 5
It is placed on the evaluator 8. Channel impact response and frequency offset of the selected antenna
In order to perform a (preferably combined) evaluation of the
Are taken out of the sequence S4 and S5. The result of this evaluation is-in the third stage
The data which is actually supplied here by the corresponding switching of the switch 5
(Following the symbol) is used in the detector 9.
The execution at the transmitting side of the signal preamble shown in FIG. 1 is performed in a manner known per se.
This can be done by road elements. FIG. 3 shows an example of a possible circuit block on the transmitting side.
A lock circuit diagram is shown. The five different m-sequences are linearly fed back.
Generated by the combined five shift registers 10.1 to 10.5. (
The corresponding polynomial representation has been described further above. ) M-sea by switch 11
The cans are sequentially selected and output for signal modulation. The switch position is
Each just the required number of iterations is maintained for as long as the output is
You.
When the preamble is complete, the switch 13 will
Is switched to the data coder 12.
Use fixed memory instead of linear feedback coupled shift registers
Can be. It now contains the complete bit pattern of the preamble
.
The invention applies in particular in HIPERLAN. But other uses
Is not excluded. In particular, the length of the m-sequence and its repetition are
Can be determined according to the respective requirements or needs. The M-sequence is
Its suitability for the combined evaluation of channel shock response and frequency offset
This is particularly advantageous. Of course, other sequences with good autocorrelation properties
Can also be used. However, instead of one long synchronization sequence,
The use of multiple shorts is important to the invention. Like this
Each different
Various sequences can be used that are optimal for the function.
In summary, with the bit pattern according to the invention, at high bit rates, and
Optimally perform antenna diversity in the presence of intersymbol interference
Turned out to be possible.
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成10年8月4日(1998.8.4)
【補正内容】
請求の範囲
1.パケット同期及びチャネル評価のために利用される、ディジタル信号伝送
システムにおけるプリアンブルにおいて、異なった複数の自己相関ビットシーケ
ンス(m1−m5)が設けられており、これらのビットシーケンスが、それぞれ
多重に繰返されていることを特徴とする、デジタル信号伝送システムにおけるプ
リアンブル。
2.ビットシーケンス(m1−m5)が、とくにほぼ31の長さの最大長さシ
ーケンスであることを特徴とする、請求項1に記載のプリアンブル。
3.ビットシーケンス(m1−m5)が、3重に繰返されていることを特徴と
する、請求項1又は2に記載のプリアンブル。
4.a)プリアンブルを発生しかつ伝送するためにファイルされたビットパタ
ーンを有する送信機における固定メモリ、
b)受信機における複数のアンテナ(1,2,3)及びアンテナ(1,2,3
)を順次選択するスイッチ(4)、
c)伝送されるプリアンブルの少なくとも1つのビットシーケンス(S1−S
3)の評価によってチャネル衝撃応答を判定するチャネル衝撃応答評価器(6)、
d)後で最善の受信によるアンテナ(1又は2又は3)を介したデータ部分を
検出することができるように、最善のチャネル衝撃応答を判定する評価器(7)
;
e)伝送されるプリアンブルに基づいてパケット同期を実行する回路を含む、
送信機と受信機を有するディジタルデータ伝送システムにおいて、
f)プリアンブルが、異なった複数の自己相関ビットシーケンス(m1−m5
)によって形成されており、これらの自己相関ビットシーケンスが、それぞれ多
重に繰返されている
ことを特徴とする、送信機と受信機を有するディジタルデータ伝送システム。
5.最短のチャネル衝撃応答を判定するように評価器(7)が構成されている
ことを特徴とする、請求項4に記載のデータ伝送システム。
6.周波数オフセットを判定する回路(8)を特徴とする、請求項4又は5に
記載のデータ伝送システム。
7.ファイルされたビットパターンを含む固定メモリ又は受信機においてパケ
ット同期及びチャネル評価のために利用されるように決められたプリアンブルを
発生し伝送する回路を有するディジタル信号伝送システムのための送信機におい
て、プリアンブルが、異なった複数の自己相関ビットパターン(m1−m5)に
よって形成されており、これらの自己相関ビットパターンが、それぞれ多重に繰
返されるていことを特徴とする、ディジタル信号伝送システムのための送信機。
8.ビットシーケンス(m1−m5)が、とくに長さ31のm−シーケンスで
あることを特徴とする、請求項7に記載の送信機。
9.a)送信機から受信機に、データとともにプリアンブルが伝送され、
b)受信機においてプリアンブルの受信の際に、複数のアンテナ(1,2,3
)の間で順次切換えられ、
c)それぞれのアンテナに対して、チャネル衝撃応答が判定され、
d)データの次の検出のために、最善のチャネル衝撃応答を有するそのアンテ
ナ(1又は2又は3)が選択され、
e)パケット同期を実行するために、伝送されたプリアンブルが利用される
ディジタル信号伝送システムを動作させる方法において、
f)プリアンブルが、異なった複数の自己相関ビットシーケンス(m1−m5
)によって形成されており、これらの自己相関ビットシーケンスが、それぞれ多
重に繰返されており、
g)それぞれのシーケンス(S1−S3)に基づいて、チャネル衝撃応答が判
定され、
h)その際、それぞれのアンテナ(1,2,3)のために、完全なシーケンス
(S1−S3)が取出される
ことを特徴とする、デジタル信号伝送システムを動作させる方法。
10.最短のチャネル衝撃応答を有するようにアンテナ(1又は2又は3)が
選択されることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
11.チャネル衝撃応答の時間的に間隔を置いた2つの評価に基づいて周波数
オフセットが検出されることを特徴とする、請求項9又は10に記載の方法。[Procedure of Amendment] Article 184-8, Paragraph 1 of the Patent Act
[Submission date] August 4, 1998 (1998.8.4)
[Correction contents]
The scope of the claims
1. Digital signal transmission used for packet synchronization and channel estimation
In the preamble in the system, different autocorrelation bit sequences
(M1-m5), and these bit sequences are respectively
A multi-repetition program in a digital signal transmission system.
Reamble.
2. The bit sequence (m1-m5) has a maximum length of approximately 31
2. The preamble according to claim 1, wherein the preamble is a sequence.
3. The bit sequence (m1-m5) is repeated three times.
The preamble according to claim 1, wherein
4. a) Bit pattern filed for generating and transmitting the preamble
Memory in the transmitter with the
b) a plurality of antennas (1, 2, 3) and antennas (1, 2, 3) in the receiver;
), A switch (4) for sequentially selecting
c) at least one bit sequence (S1-S) of the transmitted preamble
A channel impact response evaluator (6) for determining a channel impact response by the evaluation of 3);
d) later the data part via the antenna (1 or 2 or 3) with the best reception
Evaluator (7) for determining the best channel impulse response so that it can be detected
;
e) including circuitry for performing packet synchronization based on the transmitted preamble;
In a digital data transmission system having a transmitter and a receiver,
f) The preamble has a plurality of different autocorrelation bit sequences (m1-m5).
), And each of these autocorrelation bit sequences
Repeated
A digital data transmission system having a transmitter and a receiver.
5. An evaluator (7) is configured to determine the shortest channel impact response
The data transmission system according to claim 4, wherein:
6. The circuit according to claim 4 or 5, characterized by a circuit (8) for determining a frequency offset.
Data transmission system as described.
7. Packets in fixed memory or receiver containing filed bit patterns
The preamble determined to be used for packet synchronization and channel estimation
Transmitter for digital signal transmission systems with generating and transmitting circuits.
And the preamble is divided into a plurality of different autocorrelation bit patterns (m1-m5).
These autocorrelation bit patterns are multiplexed, respectively.
A transmitter for a digital signal transmission system, characterized by being returned.
8. The bit sequence (m1-m5) is particularly an m-sequence of length 31
The transmitter according to claim 7, characterized in that:
9. a) The preamble is transmitted together with the data from the transmitter to the receiver,
b) When receiving the preamble at the receiver, a plurality of antennas (1, 2, 3
) Is sequentially switched between
c) For each antenna, the channel impact response is determined;
d) its antenna with the best channel impulse response for subsequent detection of the data.
Na (1 or 2 or 3) is selected,
e) The transmitted preamble is used to perform packet synchronization
In a method of operating a digital signal transmission system,
f) The preamble has a plurality of different autocorrelation bit sequences (m1-m5).
), And each of these autocorrelation bit sequences
It is repeatedly repeated,
g) The channel impact response is determined based on each sequence (S1-S3).
Defined,
h) Then, for each antenna (1, 2, 3), the complete sequence
(S1-S3) is taken out
A method for operating a digital signal transmission system, comprising:
10. Antenna (1 or 2 or 3) to have the shortest channel impact response
The method according to claim 9, wherein the method is selected.
11. Frequency based on two time-spaced estimates of the channel shock response
11. The method according to claim 9, wherein an offset is detected.