JP2001504240A - フラットディスプレイスクリーン - Google Patents

フラットディスプレイスクリーン

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JP2001504240A JP52204898A JP52204898A JP2001504240A JP 2001504240 A JP2001504240 A JP 2001504240A JP 52204898 A JP52204898 A JP 52204898A JP 52204898 A JP52204898 A JP 52204898A JP 2001504240 A JP2001504240 A JP 2001504240A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、複数行及び複数列をなす複数の画素をフラットディスプレイスクリーン上に映写するための装置に関する。光線(1)が、ディスプレイスクリーン(7)の背後から該ディスプレイスクリーン(7)に対して平行に前記フラットディスプレイスクリーン映写装置に入射し、行ミラー(2)に当たって反射手段(3)に向けられ、該反射手段(3)により所定の距離だけ前記ディスプレイスクリーン(7)側に移送された後に前記ディスプレイスクリーン(7)に対して行方向平行な形で列ミラー(4)に向けられ、ここから偏向されて前記ディスプレイスクリーン(7)に背後から直角に当たるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 名称: フラットディスプレイスクリーン 本発明は、テレビやディスプレイの画像のようなカラー画像が入力され、該 カラー画像を映写するように構成されたフラットディスプレイスクリーンに関す るものである。 電子管を有しないディスプレイシステムは、デュアルスキャンテクノロジー ベイシス(DSTN)に基づくフラットディスプレイスクリーンのタイプや、C WTディスプレイのタイプが知られており、これらディスプレイシステムは、い わゆるノートブック型或いはラップトップ型のコンピュータのディスプレイスク リーンとしてよく用いられている。これら技術は、電気的スイッチングが可能な 半透明のディスプレイ層を用いるため、極めてコストのかかるものとなっている 。というのも、このディスプレイ層の品質を生産過程で保証するのは難しいこと であり、手のかかる品質管理システムが必要となるからである。また、このよう なシステムを採用しても不合格品が高い確率で頻繁に出てしまう。 DMD(テキサス州の、テキサス・インストルメンツ株式会社[Texas Inst ruments Inc.]の商標)と呼ばれているマイクロリフレクタもよく知られている 。これらは光線を個々の画素レベルに照射することができる。 最近では、光学的微細構造を製造することも可能となっており、この構造に より、多数の光学的回折パターンを形成可能となっている。例えばこの技術は、 アポルダの、フレーネル・オプチクス株式会社[Fresnel Optics GmbH]により市 販されている。 そこで本発明は、上述した技術での製造上の不都合を解消するフラットディ スプレイスクリーンを提供することを目的とする。 上記目的を達成するための本発明による装置は、複数行及び複数列をなす複 数の画素を映写するフラットディスプレイスクリーンにおいて、光線が、ディス プレイスクリーンの背後から該ディスプレイスクリーンに対して平行に前記フラ ットディスプレイスクリーン映写装置に入射し、まず最初に行ミラーに当たって 反射手段に向けられ、該反射手段により所定の距離だけ前記ディスプレイスクリ ーン側に移送された後に前記ディスプレイスクリーンに対して行方向平行な形で 列ミラーに向けられ、前記列ミラーにより偏向されて前記ディスプレイスクリー ンに背後から直角に当たるようになっている、ことを特徴とする。 ここで好ましくは、前記行ミラーが反射させている光線が、前記反射手段に 対して直角に入射すると共に、その結果、前記列ミラーの方向に直角に反射され るように、前記行ミラーが設けられる。 前記行ミラーが光線を所定の角度で前記反射手段の方向に反射させるといっ た別の構成も可能である。この場合には、前記列ミラーに向かう光線が前記ディ スプレイスクリーンと行方向平行に進むように(例えば、複数行に対するバッチ −バルク・グラジエント[batch-bulk gradient]により)、前記反射手段を形成 する必要がある。この必要な修正は、微細構成された光学表面によって可能であ る。これは例えば、上述したフレーネル・オプチクス株式会社[Fresnel Optics GmbH]による技術などがある。 前記反射手段はプリズム形態、好ましくは隆起型プリズム[ridge prisms]の 構成としてもよい。また前記反射手段は隆起型ミラー[ridge mirrors]としても よく、この場合、好ましくは表面ミラーが採用され、該表面ミラーは可能な限り 温度による性質変化がないものである。このことは本発明で採用されるその他全 てのミラーについても言えることである。 本発明の好ましい実施例は、前記列ミラーから前記ディスプレイスク リーンに向かう前記光線の軌道上において、該光線が、好ましくはフレネルレン ズである拡散レンズを経由した後、前記ディスプレイスクリーンに背後から当た る、ことを特徴とする。 好ましくは、前記光線が、まず粗いフレネルレンズを経由して粗い拡散をな し、次いでより細かいフレネルレンズを経由して細かい拡散をなした後、前記デ ィスプレイスクリーンに背後から当たる。 本発明の別の実施例では、上述した複数のフラットディスプレイスクリーン 映写装置を、鉛直及び/又は水平に複数整列することにより結合して、ビデオス クリーンのようなより大きなサイズのフラットディスプレイスクリーン映写装置 としてもよい。そして、これらの装置は、全ての装置で同じ画像を表示するよう に使用することもできるし、区分された画像をそれぞれ表示して全体としてより 大きな画像とすることもできる。それぞれのフラットディスプレイスクリーン映 写装置に対する画像情報の供給は、好ましくは光導体を介して行われる。これに より複数の構成要素からなる略無限の数の構成が可能となり、装置全体として略 無限のサイズが可能となる。 特に好ましい実施例では、前記光線は、好ましくはビデオ信号であるカラー 画像信号に応じて前記フラットディスプレイスクリーン映写装置に供給された後 、前記行ミラーに当たる。 好ましくは、個々の有色光線の供給は、前記カラー画像信号に応じて電気制 御部により作動されるマイクロストロークミラーにより行われ、前記マイクロス トロークミラーには、それぞれ異なるストローク位置に対して異なる色の光線が 供給されると共に、前記マイクロストロークミラーは、そのストローク位置に応 じて別の色の光線を反射することができ、反射した光線を前記フラットディスプ レイスクリーン映写装置に供給する。 例えば複数色の光線を次のような方法で生成することができる。即ち、 白色光をまずレンズに集束させてプリズムに入射させる。このプリズムでは白色 光が複数の有色部分に分光され、続いて前記ストロークミラーに入射される。こ のストロークミラーでは、前記光のうち所定の色成分の光線を反射させるレベル が、調整されたストロークミラーの所定の位置に一致するようにさせる。このよ うにして、前記ストロークミラーがトリガにより動かされる位置により、別の色 成分の光線を、前記フラットディスプレイスクリーン映写装置の方向に反射供給 させることができる。 本発明によるその他の特に好ましい実施例では、前記マイクロストロークミ ラーを表面取付技術により設け、複数の電気的スプールを前記対応する各ミラー 周囲の表面取付支持部に設け、これにより前記表面取付支持部に設けられた前記 ミラーは、励起されるスプールに応じた態様でずれるようになっており、該ミラ ーの反射レベルは前記スプールの励起に応じて変化する。 その他、光線をフラットディスプレイスクリーン映写装置に供給するには、 ストロークミラーを採用する代わりに、一種のマイクロミラーとして機能するい わゆるDMD素子(テキサス州の、テキサス・インストルメンツ株式会社[Texa s Instruments Inc.]の商標)を採用することも可能である。 また別の実施例は、上述したような光線を供給する1つの装置が設けられた 、本発明による複数の装置を、鉛直及び/又は水平に複数整列することにより結 合して、ビデオスクリーンのようなより大きなサイズのフラットディスプレイス クリーン映写装置とすることを特徴とする。このように整列された各スクリーン では、別々の画像を表示することもできるし、或いは、複数のスクリーンが電気 的に供給された部分的画像をそれぞれ表示して全体としてより大きな画像とする こともできるし、或いは、複数のスクリーンが、所定の、従ってこれらスクリー ンが受け取る全体画像情報 のうちの適宜部分だけを表示することもできる。 本発明は、高輝度表示に適するといった利点がある。また本発明は、フレー ムを設けなくとも、平坦かつ軽量に搭載することができる。 また本発明では、電気消費量が低く、構成部品点数が少ないといった利点が ある。更に、1画素においてフルカラー表示が可能であり、光線が全ての画素の 表面上に拡散され、これら画素は縁端により制約を受けない。 類似のエレクトロニクスにより、前記システムは全てのビデオ及びテレビの 信号システムに採用可能である。特にフラットラウドスピーカーが外付けされて もよい。 その他、本発明の重要な効果には幅広い応用性がある。即ち、テレビ、パソ コン、ラップトップ、ノートブック、UC−デスクトップ、物を表示するための 受像管、交通標識や標示板、あらゆる種類の案内システム、ビデオのモニタスク リーン、ディスプレイスクリーン、機械のモニタスクリーン、カメラのモニタ、 遊技機械のスクリーン、顕微鏡のスクリーン、医療機器のディスプレイスクリー ンに応用できる。また本装置は光学的にも、光線の集束、光線の拡散、光線の再 配列、光の平行化及び集中に適している。 大型スクリーンとしての実施例において、前記システムは、ホームシネマ、 シネマ、ビデオスクリーン、シミュレータスクリーンとして使用することができ 、控え室、会議室、集会室、その他イベント用のルーム、野外劇場、スポーツ競 技場で使用することができ、環状フェンスにおける広告、スタジアムでの広告、 ビルの上の広告、企業の大型ロゴ、フェアでの展示、施設のモニタリング、野外 での展示、野外広告スペースとして使用することができる。 また、訴訟や裁判のモニタリングや、取引の進行或いは、工場、行政機関、 株式市場でのプロセスの表示に使用することができる。 特に、学習者と指導者といった複数表示間のコミュニケーションに役に立つ 。 更に本発明は、特に、テレビ局、宇宙飛行、化学工場、金属製造工場、空港 、航行を司る港、鉄道の駅、高速道路のコントロールセンターや、乗客を扱う公 共の地方及び長距離交通や自動車輸送のコントロールセンターに適用可能である 。 本発明は、いわゆるテーマパークではフェアや園芸ショーに、劇場ではミュ ージカルやショーに使用できる。 また本発明は、ショーケース、窓、手すり、ドア、内壁や外壁、天井や床に 搭載することができる。 車においては、本発明は、計器盤、ウインドスクリーンのディスプレイ、ビ ネット用ディスプレイ、危険通知用ディスプレイ、後続車に対する情報表示用の ディスプレイとして使用できる。 また本発明は、ポケット計算機、小型ディスプレイ、テーブルボード、画像 を用いる会議用のディスプレイ、書見台、製図板、表面装飾、黒板、学校机、軽 量コンピュータ、好ましくはディスコに適用可能である。 以下、図面を参照して実施例を説明する。但し、これら実施例により本発明 の権利範囲が限定されるものではない。図面は以下の通りである。 [図1] 本発明によるフラットディスプレイスクリーン映写装置の後ろから見た斜視 図。 [図2] 図1のフラットディスプレイスクリーン映写装置の一部であり、プリズムの 領域においては縦断面を示す。 [図3] 中央画像供給装置をもった本発明によるフラットディスプレイスクリーン大 型映写装置の正面図。 [図4] 図3のフラットディスプレイスクリーン大型映写装置の側面図。 [図5] 図3のフラットディスプレイスクリーン大型映写装置の平面図。 [図6] 本発明によるフラットディスプレイスクリーン映写装置に画像を供給するた めの供給装置の模式図。 [図7] 本発明によるフラットディスプレイスクリーン映写装置に画像を供給するた めの供給装置に採用されている複数のマイクロストロークミラーの構成を示す側 面図。 [図8] 本発明によるフラットディスプレイスクリーン映写装置に画像を供給するた めの供給装置に採用されている図7の複数のマイクロストロークミラーの構成を 示す詳細側面図。 [図9] 本発明によるフラットディスプレイスクリーン映写装置に画像を供給するた めの供給装置に採用されている複数のマイクロストロークミラーの、表面取付技 術による別の構成を示す平面図。 [図10] 採用されている各フラットディスプレイスクリーン映写装置に対して画像供 給装置が1つずつ設けられた、本発明による別のフラットディスプレイスクリー ン大型映写装置の背面図。 [図11] 画像情報を供給するために光学的導波管が採用されている、本発明によるフ ラットディスプレイスクリーン大型映写装置を示す図。 [図12] 別の実施例におけるフラットディスプレイスクリーン映写装置の後ろ上方か らの斜視図。 [図13] 図11による構成を正面から見た組立図であり、フラットディスプレイスク リーンと供給プリズムは省略されている。 [図14] 図13に類似した図であるが、正面からの組立図ではなく、偏向プリズム及 び光路が図示された図。 [図15] 図14による構成の左横から見た側面図。 [図16] 図15による構成の右横から見た側面図。 [図17] 図12による構成を示す図で上方から見たもの。 [図18] 図17による構成を示す図で下方から見たもの。 [図19] 図14に類似した図であるが、フレネルミラーマイクログルーブが設けられ ており、後方から見た図。 [図20] 図19による構成の左側の側面図。 [図21] 図19による構成の平面図。 [図22] 図19による実施例の光路を示す図。 [図23] 拡散レンズの組立図。 [図24] 画素プレートの組立図。 [図25] 偏向プレートの組立図。 [図26] RGBレーザ及び入射プリズムが備えられたレーザ照射器の組立図。 [図27] ミラーの構成により、1つのレーザ光線を多数の平行なレーザ光線に拡散さ せることを示す図。 [図28] ミラーマイクログルーブスクリーンを有し、同じ長さの光路を形成し、拡散 レンズ上に画像を細かく合焦させる映写構造を後方から見た図。 [図29] 図28による実施例で採用されているミラー表面をもつ柱状の偏向体の側面 図。 [図30] 図28による構成を下方から見た図。 [図31] 列偏向体を上方から見た図。 [図32] 拡散レンズを有した画素プレートの側面図であり、全ての偏向体は相互に連 結されている。 [図33] 異なるミラーマイクログルーブ形状を備えた光導体の片側面図。 [図34] ミラーマイクログルーブを備えた光導体で左右対称となっている図。 [図35] カーブした光導体の側面図。 [図36] 三次元表示用のミラーマイクログルーブスクリーンを備えた映写装置の正面 図。 [図37] 図36による構成の左側の側面図。 [図38] 観察者の両眼に対して異なる画素を割り当てた画素配列を有する拡散レンズ の組立図。 [図39] 三次元映写のための映写装置の背面図。 [図40] 図39による構成の平面図。 [図41] 三次元表示における光路を示した水平断面図。 [図42] 図41の鉛直断面図。 [図43] 三次元表示を説明する論理図であり、観察者の両眼が示されている。 [図44] 図43による三次元表示のためのプリズム部をもつ三次元レンズの組 立図。 [図45] 異なる光路長であっても同じ焦点距離となる平行線を射出するための、マイ クログルーブ合焦レンズプレートの組立図。 [図46] 図44に類似した三次元レンズ用のレンズスクリーンの組立図。 [図47] 三次元表示のスクリーン用のミラーマイクログルーブの構成を上から見た論 理図。 [図48] 図47の正面図。 [図49] 1つの画点について個々の画素部を有して三次元表示を行うためのディスプ レイスクリーンを内側から見た図。 [図50] 図49によるディスプレイスクリーンを有した装置の側面図。 [図51] 図49及び図50による装置の平面図。 [図52] 三次元表示を説明するための図43に類似した組立図であり、ここではレン ズ体がその後側で拡散レンズに設けられている。この拡散レンズはディスプレイ スクリーンの1構成要素となっており、該拡散レンズは、レンズとして機能する と共に、その光路前側ではプリズムとして機能する。 [図53] 図52によるレンズ体の組立図。 [図54] 図49乃至図51で示すものと類似した装置の側面図であり、ここでは1つ の偏向ミラーが欠けている。本図には照射器及びディスプレイスクリーンへの光 路が示されている。 [図55] 図54による装置の正面図。 [図56] 図54及び図55による装置の平面図。 [図57] 前述の例に類似した装置の別の実施例を示す背面図であり、ここでは1つの ミラーが欠けている。本図では照射器と装置の後ろ側が示されている。 [図58] 図57による装置の側面(一部断面)図。 [図59] 円形スクリーンをもつ映写装置の断面図。 [図60] 図59による装置の平面図。 図1は、本発明によるフラットディスプレイスクリーン映写装置の後ろから 見た斜視図である。例えば、光線1の光路が描かれており、この光線1はフラッ トディスプレイスクリーン映写装置に入射し、まず最初に行ミラー2に当たり、 ここから反射手段に導かれる。この場合の反射手段はプリズム3である。ここで 前記反射手段は、光線1の向きを所定の距離だけディスプレイスクリーンの方に 変換し、更に該光線1の向きを前記ディスプレイスクリーンに対して行方向平行 になるように変換して別の列ミラー4に向け、ここから光線1は偏向され、粗い 拡散レンズ5及び細かい拡 散レンズ6を経由して前記ディスプレイスクリーン7に対して背後から直角に照 射される。 図2は、図1のフラットディスプレイスクリーン映写装置の一部であり、プ リズム3の領域においては縦断面を示す。ここでは、プリズム3、列ミラー4の 一部、粗い拡散レンズ5、細かい拡散レンズ6、そしてディスプレイスクリーン 7の一部がより詳細に示されている。 図3は、中央画像供給装置をもった本発明によるフラットディスプレイスク リーン大型映写装置の正面図である。ここで、このは9つの個々のフラットディ スプレイスクリーン映写装置8によって構成されており、この大型映写装置は唯 一の中央画像供給装置を裏側に有している。この画像供給装置はここでは図示さ れていない。 図4は、図3のフラットディスプレイスクリーン大型映写装置の側面図であ る。ここでは、個々のフラットディスプレイスクリーン映写装置8と共に、前記 中央画像供給装置9が大型映写装置の足部10でかつ後ろ側に示されている。 図5は、図3のフラットディスプレイスクリーン大型映写装置の外観を示し ている。ここでは、個々のフラットディスプレイスクリーン映写装置8に加えて 、中央画像供給装置9が上方から示されている。 図6は、本発明によるフラットディスプレイスクリーン映写装置8に画像を 供給するための供給装置の概略図である。ここで、カラー画像信号、好ましくは ビデオ信号に応じた光線がフラットディスプレイスクリーン映写装置8に供給さ れた後、該光線は、前記フラットディスプレイスクリーン映写装置8の行ミラー に当たる。この供給は電子制御部11により、前記カラー画像信号に応じた形で 行われる。 ランプ12により発光された白色光は第1ミラー13で反射された後、レン ズ14で集束されると共にプリズム15に向けられ、ここでこの白色 光は有色成分に分解される。次いでこの光は、画素ごとに1つずつ設けられてい るマイクロストロークミラー16に射出され、該光のうち所定の色成分の光線を 反射させるレベルに、調整された前記ストロークミラーの位置が一致する。この ようにして、前記ストロークミラー16を電子制御部11により動かす位置によ り、異なる色成分の光線を、前記フラットディスプレイスクリーン映写装置8の 方向に反射供給させることができる。 図7は、本発明によるフラットディスプレイスクリーン映写装置に画像を供 給するための供給装置に採用されている複数のマイクロストロークミラー16の 構成を示す側面図である。ここでは、複数の光線1が、異なる位置において、そ れぞれのストロークミラー16に当たっている。 図8は、本発明によるフラットディスプレイスクリーン映写装置に画像を供 給するための供給装置に採用されている図7の複数のマイクロストロークミラー 16の構成を示す詳細側面図である。ここでは、各ストロークミラーは、選択的 に作動自在な複数の小型電磁石18によって、3つの異なる位置に移動自在とな っている。 図9は、本発明によるフラットディスプレイスクリーン映写装置に画像を供 給するための供給装置に採用されている複数のマイクロストロークミラー16の 、表面取付技術による別の構成の外観を示している。ここでは、ミラーは、平坦 で、薄く、可撓性のある基板上に搭載されており、この基板は複数のスプール1 9のうちの1つが活性化されるとすぐに曲がるようになっている。ミラー16の 周りで、どのスプール19が活性化されるか、或いはいくつのスプール19が活 性化されるかによって、該ミラーの搭載されている前記基板が大きく或いは小さ く曲がる。この基板の曲がりに応じて、該基板上のマイクロミラー16の位置が 高く或いは低くなる。 図10は、採用されている各フラットディスプレイスクリーン映写装置8に 対して画像供給装置9が1つずつ設けられた、本発明による別のフ ラットディスプレイスクリーン大型映写装置の背面図である。 図11も、本発明によるフラットディスプレイスクリーン大型映写装置を示 ている。複数の画像は、それぞれ異なるフラットディスプレイスクリーン映写装 置8まで光学的に導かれる。ここで前記画像情報は、光導体20を介して前記そ れぞれのフラットディスプレイスクリーン映写装置8に導かれる。なお、ここで の各構成要素は任意であってよく、装置全体のサイズは限定されない。 次に、図12乃至図18で示す実施例について説明する。図示しない照射器 により発射された光線1は、やや後側寄りの上方からプリズム体9に向けて入射 しており、このプリズム体9でまず最初に全反射される。これは特に図14及び 図17において示されている。2番目の全反射の後、この光線は、例えば図17 に示すような鉛直な溝をもつ第1の列ミラー2に入射する。ここから前記光線は 装置全体を他端まで略横切り、該他端で、水平な溝をもつ第1の行ミラー3に入 射する。これは例えば図14において示されている。最後に述べたミラー3から 前記光線は、例えば図18に示すように、装置の底部に設置された第2の行ミラ ー3に入射する。ここから前記光線は急角度で斜めに上昇し、第2の列ミラー4 に入射する。ここから前記光線は、フレネルレンズにより、拡散プレートとして 形成されているディスプレイスクリーン7に向けて後側から導かれる。なお、全 てのミラーの溝は、例えば成形により一体的に製作されることが特徴である。同 様の仕組みをもつものとして、図13には、異なる方向に伸延する溝をもつ4つ のミラー表面を備えた類似の構成が示されている。入射プリズムは、図15及び 図16において特によく示されるように、やや斜めに挿入されている。これによ り光線の光路を斜めに険しくとることができている。 以下、図19乃至図26による実施例を説明する。この実施例は上述した最 後の実施例とは異なっており、ここでは2つの側部対向ミラー2が 溝付きミラーではなく、平坦なミラーとなっている。入射プリズム9も異なって いる。ここでは、照射器Pから射出された光線が上方から鉛直に入射して来てお り、この光線1は第1の全反射スロープ2に入射する。ここより前記光線は実質 的に前部に到達し、ディスプレイスクリーン8に到達する。この途中で、第2の 全反射がミラー2で行われ、これによりこの光線は、図21において左方向に左 側斜め横のミラー2に向けられる。ここより前記光線は装置全体を横切り、右側 の平坦な側部ミラー2に到達する。ここから前記光線は、フレネルレンズの配列 を経由して行ミラーに到達した後、ここではディスプレイスクリーン7となって いる拡散プレートに到達する。前記光線は、ここでは画素プレート21となって いる粗い拡散レンズ及び、ここでは拡散プレート22となっている細かい拡散レ ンズで拡散される。 前記光線の光路は図22で示されている。この光は1において照射器Pによ り入射される。プリズム偏向体9内での二段階反射と共に、2つのミラー間の光 路と、その先の光路が示されている。拡散プレート22は図23で示される。一 方の表面、好ましくは2つの表面に、非常に細い複数の溝が互いに交差して設け られている。図24に示す画素プレート21は、その両側に、互いに平行に伸延 した複数の丸溝5を有している。但しこれら丸溝5は、一方の側では他方の側に 対して90°回転移動した形で伸延している。これらくぼんだ溝5は拡散レンズ として作用しており、光線をより大きな画素に拡散させている。図25は小型光 導体100を示している。これには入射プリズムが左底部に搭載されている。側 部ミラー2も示されている。行ミラー3の全長は前記光導体の底部に示される。 図25で上部後側には別の列ミラー4が設けられている。フレネルレンズ24が 前部に設けられており、これにより斜め上方に進む光線を水平にしている。図2 6にはこれに対応する照射器9が示されている。 図27には、本発明による装置に採用される小型拡散体100が示されてい る。ここではレーザ照射器となっている照射器Pにより光が射出される。これら 光線は角度に応じて、行ミラー3のうちの異なるミラーにそれぞれ入射しており 、これら異なるミラーはやや斜めになって交互に並び、鋸歯状に配置されている 。ここから前記光線は図27の右方向に偏向され、出射時の角度に応じて、より 前寄り又はより後寄りとなる。これら光線は平坦な列ミラー4に当たる。この列 ミラー4も、列の数に応じた鋸歯状の複数の溝によって形成されている。これら 溝は横方向に延びており、これらは基本的に入射光線1に対して平行に伸延して いる。こうして各行には、列の数に応じた数の個別のミラーが対応している。こ れら列ミラー4から出射して、個々の光線は、図27に示すように基本的に上方 に進む。こうして入射光線1の断面は、光導体100の実質的に平坦な二次元的 配置において大幅に拡大されている。前記光導体は平坦なガラスにより製作する ことができ、図27に示すように、このガラスの下部には列ミラーが設けられ、 左部には行ミラーが設けられる。図27に示すように、行ミラー3の面に対する 入射光線1の傾きが非常に僅かなものであるから、光線における同一部分が複数 の反射スロープそれぞれに当たるようになっている。列ミラーに関しても同じこ とが言える。各列ミラーが行信号の一部分を受け取るように前記列ミラーが配置 されている。 次に、図28乃至図32に示す実施例について説明する。ここでの態様は図 27による実施例のものと全く類似している。但しここでは、照射器Pからディ スプレイスクリーンまでの光学的光路長が画素23の全てに関して同じとなって いる。画素23の全てということは、複数の行ミラー及び複数の列ミラーについ ても同じことが言えるのである。図27による実施例では、左下側に配置された 画素に対する光線が最も短く、ここで光学的光路長が最も短い。しかし、上部右 側に配置されている画素、即ち右 側に図示した矢印に対しては最も長い光路となっている。図28乃至図32によ る実施例では、それぞれの画素に対する個々の光線はいずれもZ字状の光路で進 んでいる。これら光線は初めに、第1の行又は列ミラーにより略V型軌道で反射 され、更に第2の列又は行ミラーを介してフラットディスプレイスクリーン8に 送られる。即ち、光学的接点となっており、かつ前記照射器Pが搭載されている 入射面28から入射する光線は、行ミラー3に向かって進んでおり、これら行ミ ラー3は基本的に該光線の方向に交差して配置されている。ここから前記光線は 、同一のガラス体100内において鋸歯状の第2の行ミラー3に当たり、この行 ミラー3によって図28に示すレベルで左方向に向けられる。光線の光路は、例 えばガラス体のような小型体100内において形成されている。図31には、複 数の列に対する光導体100が示されている。ここでもやや長い入射部28が形 成されており、その長さはディスプレイスクリーンの幅に合っている。全ての行 信号は前記入射部に到達するようになっている。この第2の入射面28から前記 光線は、複数の列への分割を行う第2の導体100に入射する。ここでも、光線 の方向を横切って配置されている第1の列ミラーと、同方向で光を下方に反射さ せる(図31参照)第2の行ミラーが設けられている。ここから前記光線は、こ の場合には特徴的に構成されたディスプレイスクリーンに当たる。このディスプ レイスクリーン1まテーパディスクのように形成されている。これは、行方向に 配列された台形断面の複数の光導体を有しており、これらの隙間に形成されたV 型の溝は凸型ミラーの内部空間に整合しており、ここでは光を通さないようにな っている。このテーパディスクも一体的な列導体となるように接合されており、 その一方で該列導体は行導体に接合されている。これにより光エネルギーについ て特に好都合となる。 図33は、異なる表面領域をもつ光導体100を示している。これに よると、光線を異なる方法で導くことが可能である。図34も別の光導体100 を示しており、これは両側から使用可能である。そのため、2つの入射面28が 形成されているのであり、1つは下側から来る光線用であり、1つは上側から来 る光線用である。下側から来る光線は左側に反射され、上側から来る光線は右側 に向けられる(図34参照)。 更に図35では、カーブした光導体を備えた構成が示されている。集束点5 において、全ての光線が集束しており、ここからそれぞれの光線が再び拡散する ようになっている。 図36乃至46による次の実施例は三次元表示に対して特に有効である。し かし、このような表示の代わりに上述してきた実施例のものを採用することもで きる。本実施例の場合、三次元表示を行うために2つの照射器が使用されている 。これは図37に示されており、上部及び下部に照射器Pがある。光線の光路は 、例えば図37で示されている。まず、2つの照射器Pから光線が、それぞれの 行ミラー3に入射する。各照射器はそれぞれの列ミラーを有している。ここから 前記光線は、両側が使用可能で左右対称の列ミラーに入射する。基本的に複数の 等角三角形が整列したものとなっている行ミラーから光線がプレート21(粗い 拡散レンズ5を参照)に入射し広く拡散され、続いて細かい拡散構造22(細か い拡散レンズ6を参照)に入射する。焦点面が、細かい拡散レンズ6を有した細 かい拡散プレートの前側に配置されている。こうして画像が、互いに接続された 複数の拡散体による格子構造を介して形成される。これら拡散体は三次元レンズ 29、30と呼ばれ、光線の方向での前側においてプリズム状となっており、ま た、光線の方向での後側においてレンズの特徴を呈している。小型の光学体29 、30の配列がテレビ表示のブレッドボードに相当する。 次にこの三次元表示の原理を説明する。図38に示すように、細かい 拡散レンズ6を有するプレートの外表面上に形成された画像は画点23を呈して いる。4つのそれぞれの長細い四辺形は、2つの照射器から交互に形成されるこ とを示している。上側の画素31は左眼用で片半分となっており、下側の画素3 2は右眼用で片半分となっている。そしてこの下にある第3の画素31が左眼用 であって、残りの片半分となっており、最後の一番下のものは右眼用の画素32 の残りの片半分となっている。図41乃至図43では、観察者が三次元画像をど のように見ているかについて明確に示している。三次元レンズ29、30が、眼 31、32の焦点面において各々の画素を形成している。三次元レンズ29にお ける、斜めにずれている2つのプリズムは、画素の光線を分割し、これらを一方 の眼と他方の眼に導いている。上側の画素は常に左眼31に進み、下側の画素は 右眼で画像を形成している、といった具合である。こうして三次元レンズのプリ ズム機能により、左眼−右眼における再分光が確保される。複数の人が並んで座 り、同じ画素23を見ることもある。図43に示す矢印により焦点面(眼におけ る面)中の領域が示されている。この領域は、鉄の矩形領域[a ferric rectangu lar area]であり、これは水平及び鉛直方向における開口角度におけるものであ る。三次元レンズ29と拡散プレート22との間の間隔は、眼31、32におけ る面(矢印33を参照)において画像形成をなすために様々であってよい。 次に、この装置における別のはっきりした特徴を図41及び図42を用いて 説明する。可能な最大の開口角度を得るため、光学的行信号が水平に並置される 。この光学的行信号は画素に対応しており、通常は鉛直に並んで配置されている 。従って列は鉛直である。これは既に説明した図37で特に示される偏向によっ て達成されるものである。図41及び図42では、水平領域における開口角度が 、鉛直領域における開口角度よりも遙かに大きいことが示されている。この違い は、概算で1対4から1対2であ る。 図45は、個々の画素に対する光路の異なる長さを補正する、平坦な補正プ レートを示している。これは上記実施例の装置に装着され、照射器と最初の光の 偏向との間に配置される。これは斜め方向に十字に交差して配置された複数の溝 レンズを有している。異なる溝は異なる焦点距離を有している。 図46は、後ろから見て板状となった三次元レンズ29を、平坦な二次元配 列にしたものを示している。この形では、前記レンズは結合されており、テレビ のディスプレイスクリーンにおけるブレッドボードに似た格子整合配列を構成し ている。これらレンズ29は機械的に結合されているが、光を側方へ偏向するこ とはできず、その接触面は光を通さない。例えば、これら接触面は黒くされてい る。 図47及び図48は、ここで採用される光学表示の原理を示している。2つ のレーザからの光線が図48の右側から入射しており、行ミラー3の金属コート された内面に当たる。ここからこれら光線は列ミラーに到達し、一方は左側に、 もう一方は右側に当たる。これは特に図47で示されている。図47では、前記 光線がさらに表面側(特に図示せず)に到達する。ここには普通のプレート5、 6が設けられていてよい。図48では異なる画点が示されており、一方は四角形 で、もう一方は十字で示してあるが、この違いは関係ない。 次に、図49乃至図51による実施例を説明する。これは、図36乃至図4 6による、既に説明した三次元表示の実施例に対する代替となるものである。こ こでは、三次元レンズ29が拡散プレート22上に直接設置されている。これを なすために、三次元レンズ29のプリズム部とレンズ部とが結合されており、こ れらは三次元体29のうち拡散プレート22と背向した側に配置されている。そ れぞれ異なるカーブをもつ2つの領域が 設けられており、並んで、しかも交互に配置されている。光路も、図52に示す ように、図43で採用されたものと類似した手法により形成されている。但しこ こでは、特定の画素が互いに接近している。光学的光路長の分離も異なるプリズ ム設計により実現されており、焦点合わせも、三次元レンズ29のレンズ機能に よって行われている。この三次元レンズも格子状に配置されている。この実施例 では、三次元レンズの製作が容易であり、これらが拡散プレート22に直接搭載 できるという利点がある。また、図50、51に示すように、水平開口角度が鉛 直開口角度よりも非常に大きいことも明らかである。この場合には、同じ光学的 方法が全てについて採用され、かつ中間に空気層が介在しないことから、水平開 口角度は極めて大きい。 次いで、図50を参照して光路について説明する。図示しないレーザ照射器 から射出された光は第1の偏向ミラー13に入射し、ここから第2の偏向ミラー 13に入射する。ここから光は図50の上方に進み、行ミラー3に到達する。こ の行ミラーも図49に示されているものでよい。ここから光は列ミラー当たる。 先述の実施例とは異なり、ここでは照射器が1つだけ設けられている。個々の画 素の信号は、左眼31及び右眼32用として、電気的に4つの画素信号に分割さ れている。このように1つの照射器Pだけが必要となっている。ここでも行及び 列は反対になっているが、これは電気的に生じている。既に説明したように、こ のようにして別の拡散が実現される。 図54乃至図56には、図49乃至図51による装置に対する特別な照射器 が示されている。1つの偏向ミラーだけが用いられており、照射器Pは前方水平 方向に射出を行う。射出される光はミラー13によって上方に反射される。そし て、この光は行ミラー3に到達し、以降の光路は上述したものと同様である。 照射器Pはキーボードにより制御されるようになっており、回転自在、傾斜 自在としてもよい。この制御はどのような方法で行ってもよく、マウス等により 行うことも可能である。 先述した実施例に対し、図57及び図58による実施例では、偏向ミラー1 3をもたない照射器Pが示されている。この照射器は装置の下方に配置され、行 ミラー3に対して直接光を照射する。このため、前記照射器Pは次のような方法 で電気的に作動させられる。即ち、照射器の出力画像は比較的細長い。行平面に おいては行ミラー3の幅と同じ細さであるが、列方向においては、行ミラー3の 平面において最終画像の全幅を有している。個々の画素についてのレーザ光線を 電気的に分割するこの特徴的な方法により、前記光線は拡散される。これは、合 焦ミラーのように形成された行ミラーを有することにより補正されている。 最後に、図59及び図60による実施例を説明する。本実施例は図49乃至 図51による構成と類似しているが、ここでは円形構成となっている。これは、 照射器Pの光学的出力信号が独特な進み方をすることで実現している。この出力 信号のうち、異なる列信号は同心円上を進んでおり、また行信号は放射状に進ん でいる。そして画像は、図15における構成と類似した構成に、必要な光を導入 することにより、ここではディスプレイスクリーン(拡散プレート22)となっ ている円筒の外周面上に形成される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [請求項1] 複数行及び複数列をなす複数の画素を映写するフラットディスプレイスクリ ーン映写装置において、 光線(1)が、ディスプレイスクリーン(7)の背後から該ディスプレイス クリーン(7)に対して平行に前記フラットディスプレイスクリーン映写装置に 入射し、まず最初に行ミラー(2)に当たって反射手段(3)に向けられ、該反 射手段(3)により所定の距離だけ前記ディスプレイスクリーン(7)側に移送 された後に前記ディスプレイスクリーン(7)に対して行方向平行な形で列ミラ ー(4)に向けられ、前記列ミラーにより偏向されて前記ディスプレイスクリー ン(7)に背後から直角に当たるようになっている、ことを特徴とするフラット ディスプレイスクリーン映写装置。 [請求項2] 前記反射手段はプリズム形態(3)になっている、ことを特徴とする請求項 1記載のフラットディスプレイスクリーン映写装置。 [請求項3] 前記反射手段は複数の隆起型ミラーとなっている、ことを特徴とする請求項 1記載のフラットディスプレイスクリーン映写装置。 [請求項4] 前記列ミラー(4)から前記ディスプレイスクリーン(7)に向かう前記光 線の軌道上において、該光線(1)が、好ましくはフレネルレンズである拡散レ ンズ(5、6)を経由した後、前記ディスプレイスクリーン(7)に背後から当 たる、ことを特徴とする請求項1乃至3記載のフラットディスプレイスクリーン 映写装置。 [請求項5] 好ましくは、前記光線(1)が、まず粗いフレネルレンズ(5)を経由して 粗い拡散をなし、次いでより細かいフレネルレンズ(6)を経由して細かい拡散 をなした後、前記ディスプレイスクリーン(7)に背後から当たる、ことを特徴 とする請求項4記載のフラットディスプレイスクリーン映写装置。 [請求項6] 請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載のフラットディスプレイスクリー ン映写装置(8)を、鉛直及び/又は水平に複数整列して構成した、フラットデ ィスプレイスクリーン映写装置。 [請求項7] 前記光線(1)は、好ましくはビデオ信号であるカラー画像信号に応じて前 記フラットディスプレイスクリーン映写装置(8)に供給された後、前記行ミラ ー(2)に当たる、ことを特徴とする請求項1乃至6記載のフラットディスプレ イスクリーン映写装置。 [請求項8] 個々の有色光線の供給は、前記カラー画像信号に応じて電気制御部(11) により作動されるマイクロストロークミラー(16)により行われ、 前記マイクロストロークミラー(16)には、それぞれ異なるストローク位 置に対して異なる色の光線が供給されると共に、前記マイクロストロークミラー (16)は、そのストローク位置に応じて異なる色の光線を反射することができ 、反射した光線を前記フラットディスプレイスクリーン映写装置(8)に供給す る、ことを特徴とする請求項7記載のフラットディスプレイスクリーン映写装置 。 [請求項9] 前記マイクロストロークミラー(16)を表面取付技術により設け、 複数の電気的スプール(19)を前記対応する各ミラー(16)周囲の表面取付 支持部に設け、これにより前記表面取付支持部に設けられた前記ミラー(16) は、励起されるスプール(19)に応じた態様で歪むようになつており、該ミラ ー(16)の反射レベルは前記スプール(19)の励起に応じて変化する、こと を特徴とする請求項8記載のフラットディスプレイスクリーン映写装置。 [請求項10] 請求項7乃至9記載のフラットディスプレイスクリーン映写装置(8)を、 鉛直及び/又は水平に複数並べて構成した、フラットディスプレイスクリーン映 写装置。
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