【発明の詳細な説明】
折り畳み式農業機械並びに該機械を作業位置から輸送位置に
折り畳む方法
本発明は、作業位置から輸送位置にもたらすことの出来る農業機械であって、
作業位置において通常の進行方向に対し横方向に並列関係で配置された複数の電
動作業部材を含む主フレームが設けられ、作業位置において少なくとも実質的に
水平に且つ機械の通常の進行方向に対し実質的に直角に向く第１枢軸を中心に、
また該第１枢軸に対し横方向に向く第２枢軸を中心に、該作業部材の少なくとも
１つが旋回して輸送位置をとるように旋回手段が設けられ、さらに旋回角度を制
御するための制御手段を備えた農業機械に関する。
本発明はまた農業機械を作業位置から輸送位置にもたらす方法にも関する。
広い作業幅をもつ農業機械の使用はます々頻繁になりつつある。これらの農業
機械は輸送位置では、公道での輸送に適するように幅がより小さくなるように折
り畳み可能である。このような農業機械はドイツ国実用新案第９１０９３２４．
４号で既知である。この公報では、作業位置で６本の電動テッダ部材（ロータ）
を備えたいわゆる干し草テッダが記載及び図示されている。該テッダ部材は通常
の進行方向に対し横方向に並列するとともに、それぞれの上方に向く回転軸を中
心に回転可能であり、トラクタの幅よりもかなり広い作業幅を有する。この干し
草テッダは、輸送位置では、トラクタの幅とほぼ一致する幅を有する。
この機械は、２つのロータからなる中央グループと、その両側に２つのロータ
からなるグループを備える。該両側グループは該中央グループに固着され、作業
位置では水平方向に且つ進行方向に延びるそれぞれの第１枢軸を中心に旋回可能
であり、一方中央グループはフレームに固着され、水平に且つ進行方向に直角に
向く第２枢軸を中心に回転可能である。作業位置から輸送位置に折り
畳む間に、先ず該両側グループのロータはそれぞれの第１枢軸を中心に９０度上
方に旋回し、その後中央グループのロータは第２枢軸を中心に上方且つ前方に旋
回する。一方両側グループのロータは同時に前方に旋回するので、輸送位置では
両側グループは、機械の進行方向に対し、最終的に斜め上方且つ前方に延びる。
一方両側グループのロータの回転軸は、進行方向に対し前方を向く。
「横方向に」の語はここでは、枢軸が相互の間にランダムな角度をなすことを
意味し、「軸」という語は、ここでは仮想軸と実際の軸の両方を意味する。
この折り畳み方法の欠点は、折り畳み処理の間に機械の重心が相当の高さに移
動することである。
フランス国特許公開公報第２６８６９７号から、第１及び第２枢軸を有するテ
ッダが既知である。これはドイツ国実用新案第９１０９３２４．４号に記載の機
械とは反対に、作業位置から輸送位置に折り畳むために、まず第２枢軸を中心に
旋回運動が起こる。一方テッダ部材の数はたった４つで、その中２つの外側テッ
ダ部材は幅を縮小するために続いて前方に旋回する。作業部材がとるべき最終位
置はやはり、ドイツ国実用新案第９１０９３２４．４号による位置と比較出来る
。その結果折り畳み処理の間に機械の重心が移動する高さは、実際低くなるが、
まだ相当に高い。その上、折り畳み状態での機械の高さが比較的高い。従って一
部はこの理由により、この機械で作業することはかなりの注意を必要とする。例
えば機械の転倒による被害の危険性がある。
本発明の目的は、この技術水準の欠点の少なくとも１つを減らすことであり、
望ましくはこの欠点を完全に取り除くことである。他方では本発明の目的は、作
業位置から輸送位置に折り畳むことが出来、且つ作業寸法と比べて、よりコンパ
クトな輸送寸法を有する農業機械を得ることである。「寸法」という語はここで
は、長さ及び／または幅を意味する。
本発明の別の態様では、機械が折り畳み位置にあって駆動装置が始動された時
、駆動装置とロータに損傷が生じないことを目的とする。さらに別の態様で本発
明は、作業位置から輸送位置に切り替えるために、作業部材がとるべき一
連の運動を実現することを目的とする。この一連の運動は出来るだけ自然に行わ
れるので、最少の補助手段しか採用せず、好適には重力及び／または質量慣性に
より実現する。
本発明は特に、排他的にではないが、いわゆるレーキ及びテッダ等の干し草製
造機械に関する。テッダまたはレーキは、高い回転速度と高い前進速度で相互に
妨害することなく正確に協動する必要がある、レーキまたはテッダタインを設け
た大きな回転部を含む。作物処理部材とその駆動装置とが嵩高なため、特に折り
畳み位置において、作物処理部材の駆動装置を機械に損傷を起こすことなく切り
替える際に、機械を輸送位置に折り畳むのが複雑になっている。テッダまたはレ
ーキの基礎となる技術はその程度なので、除草ハロー等の他の農業機械と比較す
ることは出来ない。
一方では本発明による農業機械は、請求項１に記載の手段の組み合わせを特徴
とする。作業部材は第１枢軸を中心に好適には少なくとも約５５度、より好まし
くは少なくとも７０度旋回して輸送位置をとる。こうして重心と機械の輸送高さ
は低い位置に留まることが出来る。両側グループの作業部材は、中央グループの
作業部材がもしあれば、それらとともに旋回可能である。
他方では本発明による農業機械は、請求項４に記載の手段の組み合わせを特徴
とする。この態様では作業部材は先ず前方または後方に旋回出来るので、１つ以
上の走行または支持車輪がもしあれば、地上に支持され続け、その後上方に旋回
する。この場合安定性を保証するため、折り畳みをきっちり同期的に行ってはな
らず、重心はやはり低い位置に維持される。
本発明は、例えば並列関係で配置された作業部材の列の長さを縮小するために
、旋回前または旋回後に、１つまたはそれ以上の作業部材を１つまたはそれ以上
の他の作業部材の上に折り畳む可能性を残している。
干し草テッダにおいて、ロータのタインが地上に落ちている作物を捕捉出来る
ように該タインを調節するため、水平面に対して小さい角度、即ち最高６度でロ
ータを回転させることはそれ自体知られている。この調節可能性は、農業
機械の寸法を路上輸送に適した寸法に調節するための、作業位置から輸送位置に
農業機械を折り畳むこととは何の関係もない。作業位置でのこの調節可能性は、
例えば農地でターンする間、農業機械を自由走行位置にもたらすことを目的とし
ている。
本発明による旋回角度が大きければ大きいほど効果が高い。例えば作業位置に
ある作業部材の長さ及び／または幅が高さよりも寸法が大きければ、約９０度で
旋回するのが好適である。旋回は好ましくは、輸送位置にある作業部材が地面と
接触しないような方法で行われる。例えば作業部材が作業位置において走行車輪
によって地面上に支持されていれば、これはこの走行車輪が輸送位置ではもはや
地面上には着地しないことを意味する。農業機械の幅と多分また長さを輸送のた
めに縮小する必要がある時は、作業部材を第１枢軸及び第２枢軸を中心に旋回さ
せることが望ましい。旋回は通常の進行方向に対し、前方または後方に行われる
ばかりでなく、上方または下方にも行われる。旋回は水平な枢軸または下方に指
向する枢軸を中心に行うことも出来る。
オーストラリア特許第４１７０５６号に、中央フレームと、その両側にそれそ
れ該中央フレームに連結された側方フレームをもつ、折り畳み可能なハローが開
示されている。実質的に垂直な位置をとるために、２つの側方フレームと中央フ
レームとは、水平方向且つ機械の通常の進行方向に直角に延びる共通の第１枢軸
を中心に上方に旋回可能であり、続いて側方フレームは、作業位置で水平に且つ
進行方向に平行に延びるそれぞれの第２枢軸を中心に、機械の通常の進行方向に
対し前方に旋回出来る。該第２枢軸は結果的に、輸送位置での機械の幅を縮小す
るために、折り畳み位置では垂直に延びることになる。
以下に、限定しない実施例に基づきまた添付の図面を参照して、本発明をさら
に詳細に説明する。
図１は、本発明による農業機械の第１の実施例の平面図である。
図２は、作業位置と部分的に折り畳み位置にある機械を示す、図１の農業機械
の側面図である。
図３は、完全に折り畳まれた輸送位置にある、図２に対応する図である。
図４は、農業機械を輸送位置で示す図１に対応する平面図であり、機械の内部
が部分的に見えるようになっている。
図５は、本発明による農業機械の図３に対応する図であり、該機械は別の方法
で輸送位置に折り畳み可能である。
図６は、図５において輸送位置で示した農業機械の後面図である。
図７は、本発明による農業機械の別の実施例を示す、図１に対応する平面図で
ある。
図８は、図７に示す農業機械を輸送位置で示す平面図である。
図９は、図８に示す農業機械を輸送位置で示す側面図である。
図１乃至４に示す農業機械１は、２個の輸送車輪２により支持された主フレー
ム３を含み、該主フレーム３は農業機械１を前進させることの出来るトラクタ４
に連結されている。この実施例では農業機械は干し草テッダであり、その目的の
ために多数の（この場合６個）、進行方向Ａに直角に、主として１列に並列して
、上向きの回転軸を中心に各自回転するテッダ部材またはロータ５を含む。これ
らのロータはそれ自体既知であり、地上に横たわる作物を捕捉して置き換えるた
めの多数のタインをその周囲に設けている。
これらロータ５は、主フレーム３にヒンジ棒構造７を介して固着された関節式
フレームビーム６に装着されている。トラクタ４の動力取り出し軸に連結され、
それにより図示しない態様で駆動される中央駆動軸８は、短縮化可能でそのため
に例えばキー溝と係合するキーが設けられたヒンジ部分９を介して、伝動装置１
０の方に延びる。それぞれのロータ５の方に延びる関節式駆動軸１１が、該伝動
装置１０から上記関節式フレームビーム６を介して案内される。この関節式駆動
軸１１は、関節式フレームビーム６のヒンジ領域で、例えば自在継ぎ手またはカ
ルダン自在継ぎ手によって枢動体として設計されている。
各ロータ５には、上記関節式駆動軸１１からそれぞれのロータ５に駆動力を伝
達するための、伝動装置１２が設けられている。関節式フレームビーム６は、
実質的に水平に且つ進行方向Ａ（図１の作業位置で見て）に実質的に平行に指向
する枢軸を中心に、１３及び１４の領域で旋回するように設計されている。２本
の枢軸１３に隣接して、農業機械１の長手方向中央軸線の両側に配置され中央グ
ループのロータを構成する、２個のロータ５の駆動軸が設けられている。この中
央グループの両側に、２個のロータからなる側方グループがそれぞれ設けられ、
側方グループのロータ５は相互に対し旋回可能である。別の実施例では、中央ま
たは側方グループに属するロータの数はランダムな数字であってもよい。
図２は、ロータ５を旋回させるためのヒンジ棒構造７をさらに詳細に示す。実
質的に水平に且つ進行方向Ａに実質的に直角に指向する枢軸１６を中心に、結合
素子１７が主フレーム３に締結されている。枢軸１６とは反対側のこの結合素子
１７の末端は、ロータ５を搭載した関節式フレームビーム６を坦持している。枢
軸１６から少し離れて、この例では油圧シリンダ／ピストン組立体で構成される
操作部材１８が結合素子１７と係合し、枢軸１６を中心に該素子１７を旋回させ
る。
ロータ５を作業位置で少しの傾斜角（水平面から６度）で調節するために、関
節式フレームビーム６は、枢軸１６に実質的に平行に延びる枢軸１９を中心に旋
回出来るように、結合素子１７に取り付けてある。作業位置におけるこの調節は
、この例では油圧シリンダ／ピストン組立体で構成され、フレームビーム６と係
合する操作部材２０によって可能である。別の態様では、フレームビーム６は結
合素子１７に固着され、ロータ５は小さい傾斜角で個別に調節可能である。作業
位置での調節の際、各ロータ５にその１つが設けられている走行車輪２１の、地
上での支持を保つことが常に重要である。この調節方法は、図２に示すロータ５
の前方傾斜位置と実質的に水平な位置との間で、約６度の角度に通常制限される
。各ロータ５は自身の走行車輪を有するので、作業位置で農地の局所的条件に合
わせて個別に適合させることが出来る。
図２に示すように、複数のロータ５は作業位置と輸送位置の間で枢軸１６を
中心に、本実施例では少なくとも約４５度から例えば約９０度の角度にわたって
、一緒に旋回することが出来る。その結果として、農業機械１の長さは相当に短
縮される。続いて各側方部分が前方即ち矢印Ａの方向に、やはり約９０度または
おそらくもっと大きい角度にわたってそれぞれの枢軸１３を中心に旋回し、図３
及び４に示す位置をとる。この位置で農業機械１の幅は相当に縮小する。
さらに長さを短縮するために、側方グループの外側のロータ５は、同じ側方グ
ループのより内側に位置するロータ５に対し、例えば図４に示す矢印Ｂの方向に
、枢軸１４を中心に旋回することが出来る。図３及び４に示す折り畳み位置では
、すべてのロータ５の駆動は損なわれず、その位置でロータ５は有害な結果を生
じることなく回転駆動可能である。この実施例では、旋回運動中フレームビーム
６は枢軸１６を中心に運動する。別の実施例では、ロータ５もまたフレームビー
ム６に対し旋回する。
（図示しない）別の実施例では、図４における外側ロータ５の外に、農業機械
の両側に追加のロータ５を配置してもよい。農業機械を輸送位置にもたらすため
に、外側のロータ５が枢軸１４を中心に、図４の矢印Ｂの方向に約２５度旋回す
る。本発明のまた別の実施例では、追加のロータ５が、図４で伝達装置１２の近
くに配置された（図示しない）枢軸を中心に旋回出来る。追加のロータ５は図４
で矢印Ｂの方向に、追加の枢軸を中心に好適には４５度の角度で旋回することに
より、輸送位置をとることが出来る。
図５及び６は、図１から４を参照して以上記載した本発明による農業機械の改
変例を示す。最も重要な相違は、この例では農業機械１の作業位置で見ると、枢
軸１３の向きが水平ではなく少なくとも実質的に垂直であることである。作業位
置から輸送位置に折り畳む際（図５及び６参照）、すべてのロータ５は枢軸１６
を中心に旋回し、各側方グループはそれぞれの枢軸１３を中心に旋回し、中央グ
ループの隣接ロータ５の上で輸送位置をとる。輸送位置において図５に示す位置
をとるため、それぞれの側方グループの外側ロータ５を枢軸１４を中
心に旋回させることにより、輸送位置における農業機械１の高さの増加が制限さ
れる。多分外側ロータ５は、もっと内側に位置するロータと裏側で対面するよう
に、枢軸１４から少し離れて位置する枢軸を中心に、且つそれに平行にさらに旋
回することも出来る。
図７乃至９を参照して、本発明による農業機械のさらに別の改変例が記載され
ている。これまで記載され且つ図示された農業機械とは違って、図７乃至９に示
す農業機械は、中央グループに４個のロータ５を持ち、これらは両側グループの
それぞれ４個のロータに対して、進行方向Ａに対し後方にずれた位置にあり、中
央グループのすべてのロータは実質的に１列に配置されている。中央グループの
すべてのロータ５が旋回して輸送位置になるわけではない。該中央グループの特
に２個のロータ５だけが、各自の枢軸２２を中心に上方に旋回する。枢軸２２は
実質的に水平に、且つ進行方向Ａに実質的に平行に延びる。
中央グループは例えば平行四辺形のヒンジ棒構造を介して主フレーム３に装着
されているので、該中央グループはそれ自体に実質的に平行に、充分な距離にわ
たって上方にさらに移動し、輸送位置をとる。農業機械１の中央長手方向軸を構
成する主フレーム３から少し距離をおいて、各側方グループの関節式フレームビ
ーム６には、実質的に水平に延びる枢軸２３と、実質的に水平に且つ進行方向Ａ
（作業位置に対し）に平行に指向する枢軸２４が設けてある。さらに各側方グル
ープの２個の外側ロータ５と２個の内側ロータ５の間には、枢軸２４に（作業位
置に対し）実質的に平行に延びる２本の実質的に平行な枢軸２５と２６が、少し
間をおいて配置されている。
各側方グループは作業位置から枢軸２３を中心に前方に、且つ枢軸２４を中心
に上方に旋回し、各側方グループの２個の外側ロータ５は枢軸２５と２６を中心
に旋回し、各枢軸２３、２４、２５、２６を中心とする約９０度の旋回運動が実
行される。その代わりに例えば図１に示す実施例のように、中央グループのすべ
てのロータが、作業位置では実質的に水平に且つ実質的に進行方向Ａに直角に延
びる１本の枢軸を中心に旋回することも可能である。ロータ５が相
互に対し旋回する別の代替え例も同様に可能である。図７乃至９に示す実施例で
、中央グループのための駆動装置が側方グループのための駆動装置とは別に、中
央駆動装置から分岐するのが望ましいことは明らかである。
本発明はまた、ロータの数、ロータの旋回方法、及びロータの相互配置等、前
記した及び／または図示した２つ以上の実施例の１つまたはそれ以上の手段を組
み合わせたものも目的とする。
この農業機械をテッダとして利用する場合、ロータの作業領域は互いに重なり
合うのが望ましい。しかしロータ５はレーキ部材として設計してもよく、この場
合はそれそれの作業領域の間に少し間をあける。農業機械１はまた、草取りハロ
ー等のハローとして利用することも出来る。農業機械がテッダとして設計されて
いる場合は、横に並んだ１対のロータは、図１に矢印で示すように反対方向に回
転する。しかし他の適用例では別の回転方向も可能である。旋回に関しては、約
９０度の回転角が好適であるが、これより小さいか大きい角度、例えば約１８０
度でも同様に可能である。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Foldable agricultural machine and moving the machine from working position to transport position
How to fold
The present invention is an agricultural machine that can be brought from a working position to a transport position,
At the work position, a plurality of power lines arranged in a side-by-side relationship
A main frame including an operating member is provided and at least substantially in a working position.
Centering on a first pivot axis oriented horizontally and substantially perpendicular to the normal direction of travel of the machine,
Further, at least a center of the second pivot, which is transverse to the first pivot, is at least
Swirl means is provided so that one of the swivels takes a transport position, and further controls the swivel angle.
The present invention relates to an agricultural machine provided with a control means for controlling an agricultural machine.
The invention also relates to a method for bringing an agricultural machine from a working position to a transport position.
The use of agricultural machines with a wide working width is becoming more and more frequent. These agriculture
In the transport position, the machine should be folded down to a smaller width to make it suitable for transport on public roads.
Can be folded. Such an agricultural machine is described in German Utility Model 9109324.
No. 4 known. In this publication, six electric tedder members (rotors) are used in a working position.
A so-called hay tedder with is described and illustrated. The tedder member is usually
Parallel to the direction of travel of the
It is rotatable around the heart and has a working width that is much larger than the width of the tractor. This dried
The grass tedder has a width in the transport position that approximately corresponds to the width of the tractor.
This machine consists of a central group of two rotors and two rotors on each side.
With a group consisting of The two side groups are fixed to the central group and work
Swivel about a respective first pivot that extends horizontally and in the direction of travel in the position
While the central group is fixed to the frame, horizontally and at right angles to the direction of travel.
It is rotatable about the facing second pivot. Fold from working position to transport position
During folding, the rotors in both groups are first raised 90 degrees about their respective first pivots.
And then the central group of rotors pivot upward and forward about the second pivot.
Turn. On the other hand, the rotors in both groups simultaneously turn forward, so in the transport position
The two-sided group finally extends obliquely upward and forward with respect to the direction of travel of the machine.
On the other hand, the rotation axes of the rotors in both groups face forward with respect to the traveling direction.
The term "laterally" here means that the axes form a random angle between each other.
Meaning, the term “axis” here means both the virtual axis and the actual axis.
The disadvantage of this folding method is that the center of gravity of the machine shifts to a considerable height during the folding process.
Is to move.
From FR-A-2 686 97, a telescope having first and second pivots is disclosed.
The god is known. This is the machine described in German Utility Model No. 9109324.4.
In order to fold from the working position to the transport position, as opposed to the machine,
A turning motion occurs. On the other hand, there are only four tedder members, two of which are the outer tedder members.
The damper subsequently pivots forward to reduce the width. Final position to be taken by work members
Again, the position can be compared with the position according to German Utility Model 9109324.4
. As a result, the height at which the center of gravity of the machine moves during the folding process is actually lower,
Still quite expensive. Moreover, the height of the machine in the folded state is relatively high. Therefore one
For this reason, working with this machine requires considerable care. An example
For example, there is a risk of damage due to the machine falling.
It is an object of the present invention to reduce at least one of the disadvantages of this state of the art,
It is desirable to completely eliminate this disadvantage. On the other hand, the purpose of the present invention is to
It can be folded from the working position to the transport position, and it is more compact than the working size.
The aim is to obtain an agricultural machine with an optimal transport dimension. The word "dimensions" here
Means length and / or width.
In another aspect of the invention, when the machine is in the folded position and the drive is started
It is another object of the present invention to prevent the drive device and the rotor from being damaged. In another aspect
The light indicates which work members should take to switch from the working position to the transport position.
The aim is to realize a ream movement. This series of exercises is as natural as possible
So that only a minimum of auxiliary means are employed, preferably due to gravity and / or mass inertia.
Realize better.
The invention is particularly, but not exclusively, made of hay such as so-called rakes and teddas.
Related to building machinery. The tedda or rake interacts at high rotational speeds and high forward speeds.
Provide rakes or teddy tines that need to cooperate accurately without interference
Including large rotating parts. Since the crop processing member and its driving device are bulky,
In the folded position, cut off the drive for the crop processing component without damaging the machine.
When changing, it is complicated to fold the machine into the transport position. Tedda or Les
The basic technology of the farm is that much, so compared to other agricultural machines such as weeding harrows
I can't do that.
On the one hand, an agricultural machine according to the invention features a combination of the measures according to claim 1
And The working member is preferably at least about 55 degrees about the first pivot, more preferably
Or at least 70 degrees to the transport position. Thus the center of gravity and the transport height of the machine
Can stay low. The working members in both groups are
The working members, if any, can be pivoted with them.
On the other hand, an agricultural machine according to the invention features a combination of the measures according to claim 4
And In this embodiment, the working member can first pivot forward or backward, so that more than one
Continue to be supported on the ground, if any, on the running or supporting wheels, then turn upward
I do. In this case, the folding should not be tightly synchronized to guarantee stability.
Instead, the center of gravity is still kept low.
The invention is intended, for example, to reduce the length of a row of working members arranged in a side-by-side relationship.
One or more working members, one or more, before or after turning
Leaves the possibility of folding over other working members.
Rotor tines can catch crops on hay tedda
To adjust the tine to a small angle to the horizontal, i.e., up to 6 degrees.
Rotating data is known per se. This adjustability is
From the working position to the transport position to adjust the dimensions of the machine to a size suitable for road transport
It has nothing to do with folding agricultural machines. This adjustability in the working position
For example, to bring agricultural machinery to a free-running position while turning on farmland
ing.
The greater the turning angle according to the present invention, the higher the effect. For example, in the working position
If the length and / or width of a working member is greater than the height, then about 90 degrees
Preferably, it turns. The swivel is preferably such that the working member in the transport position is
It is done in such a way that it does not touch. For example, when the working member is running wheels in the working position
This means that if the wheels are no longer in the transport position
It does not land on the ground. The width and maybe also the length of the agricultural machine
When it is necessary to reduce the working member, the working member is pivoted about the first and second pivots.
It is desirable to make it. The turn is made forward or backward with respect to the normal direction of travel
Not only that, but also above or below. Swivel with horizontal axis or finger down
It can also be done about the opposite axis.
Australian Patent No. 417056 discloses a central frame and
A foldable halo with side frames connected to the central frame.
It is shown. To achieve a substantially vertical position, the two side frames and the center
A frame is a common first pivot that extends horizontally and perpendicular to the normal direction of travel of the machine.
Can be pivoted upwards, and then the side frames are horizontal and in the working position
In the normal direction of travel of the machine, about each second axis extending parallel to the direction of travel
You can turn forward. The second axis consequently reduces the width of the machine at the transport position.
Therefore, it will extend vertically in the folded position.
The invention will now be further described based on non-limiting examples and with reference to the accompanying drawings, in which:
This will be described in detail.
FIG. 1 is a plan view of a first embodiment of an agricultural machine according to the present invention.
FIG. 2 shows the machine in FIG. 1 showing the machine in a working position and a partially folded position.
FIG.
FIG. 3 is a view corresponding to FIG. 2 in the fully folded transport position.
FIG. 4 is a plan view corresponding to FIG. 1 showing the agricultural machine in a transport position, and illustrates the inside of the machine.
Is partially visible.
FIG. 5 is a view corresponding to FIG. 3 of an agricultural machine according to the present invention, wherein the machine is an alternative method.
Can be folded to the transport position.
FIG. 6 is a rear view of the agricultural machine shown in the transport position in FIG.
FIG. 7 is a plan view corresponding to FIG. 1 and showing another embodiment of the agricultural machine according to the present invention.
is there.
FIG. 8 is a plan view showing the agricultural machine shown in FIG. 7 at a transport position.
FIG. 9 is a side view showing the agricultural machine shown in FIG. 8 at a transport position.
The agricultural machine 1 shown in FIGS. 1 to 4 has a main frame supported by two transport wheels 2.
The main frame 3 includes a tractor 4 capable of moving the agricultural machine 1 forward.
It is connected to. In this embodiment, the agricultural machine is a hay tedder,
Therefore, a large number (six in this case) are perpendicular to the traveling direction A, mainly in a row.
, And a Tedder member or rotor 5 that rotates by itself about an upward rotation axis. this
These rotors are known per se and are designed to capture and replace crops lying on the ground.
A number of tines are provided around it.
These rotors 5 are articulated and fixed to the main frame 3 via hinge bar structures 7.
It is mounted on the frame beam 6. Connected to the power take-off shaft of the tractor 4,
Thereby, the central drive shaft 8 driven in a manner not shown can be shortened and therefore
, For example, via a hinge portion 9 provided with a key for engaging a keyway.
Extends toward zero. An articulated drive shaft 11 extending toward each rotor 5
It is guided from the device 10 via the articulated frame beam 6. This articulated drive
The axis 11 is the hinge area of the articulated frame beam 6, for example a universal joint or a cap.
Designed as a pivot with a Redin universal joint.
The driving force is transmitted to each rotor 5 from the articulated drive shaft 11 to each rotor 5.
A transmission 12 is provided for reaching. The articulated frame beam 6
Oriented substantially horizontally and substantially parallel to the direction of travel A (as viewed in the working position of FIG. 1)
It is designed to pivot in the region of 13 and 14 about a pivot axis. Two
The central group is disposed on both sides of the longitudinal center axis of the agricultural machine 1 adjacent to the pivot 13 of the agricultural machine.
A drive shaft for two rotors 5 that constitute a rotor of the loop is provided. In this
On each side of the central group there is a lateral group of two rotors,
The rotors 5 of the side groups are pivotable with respect to each other. In another embodiment, the center is
Alternatively, the number of rotors belonging to the side group may be a random number.
FIG. 2 shows the hinge bar structure 7 for turning the rotor 5 in more detail. Real
Coupling about a pivot 16 which is qualitatively horizontal and substantially perpendicular to the direction of travel A
Element 17 is fastened to main frame 3. This coupling element opposite the pivot 16
The distal end of 17 carries an articulated frame beam 6 on which the rotor 5 is mounted. Pivot
Slightly away from shaft 16, this example comprises a hydraulic cylinder / piston assembly
The operating member 18 engages the coupling element 17 and pivots the element 17 about the pivot 16.
You.
In order to adjust the rotor 5 at a slight tilt angle (6 degrees from the horizontal plane) in the working position,
The articulated frame beam 6 pivots about a pivot 19 that extends substantially parallel to the pivot 16.
It is attached to the coupling element 17 so that it can be turned. This adjustment in the working position
In this example, a hydraulic cylinder / piston assembly is used, and
This is possible with the matching operating member 20. In another embodiment, the frame beam 6 is
Secured to the coupling element 17, the rotor 5 is individually adjustable with a small inclination angle. work
During the adjustment in position, the ground of the running wheels 21, one of which is provided for each rotor 5,
It is always important to maintain the above support. This adjustment method uses the rotor 5 shown in FIG.
Is generally limited to an angle of about 6 degrees between the forward tilted position and the substantially horizontal position
. Since each rotor 5 has its own running wheels, it can be adapted to the local conditions of the farmland at the working position.
Can be adapted individually.
As shown in FIG. 2, the plurality of rotors 5 pivot between the working position and the transport position.
In the center, over an angle of at least about 45 degrees to, for example, about 90 degrees in this embodiment.
Can turn together. As a result, the length of the agricultural machine 1 is considerably shorter.
Contracted. Then each side part is forward, ie in the direction of arrow A, again about 90 degrees or
Pivoting about each pivot 13 over a possibly larger angle, FIG.
And the positions shown in FIG. At this position, the width of the agricultural machine 1 is considerably reduced.
In order to further reduce the length, the rotors 5 outside the side groups are connected to the same side group.
For example, in the direction of arrow B shown in FIG.
, Can be pivoted about the pivot 14. In the folded position shown in FIGS. 3 and 4
, The drive of all the rotors 5 is not impaired, at which position the rotors 5 have harmful consequences.
It can be driven to rotate without twisting. In this embodiment, the frame beam during the pivoting motion
6 moves about a pivot 16. In another embodiment, rotor 5 is also a frame bead.
To the robot 6.
In another embodiment (not shown), in addition to the outer rotor 5 in FIG.
Additional rotors 5 may be arranged on both sides of the rotor. To bring agricultural machinery to the transport position
Then, the outer rotor 5 rotates about 25 degrees about the pivot 14 in the direction of arrow B in FIG.
You. In yet another embodiment of the invention, an additional rotor 5 is provided in FIG.
Can be swiveled about a pivot (not shown) that is arranged in a short distance. The additional rotor 5 is shown in FIG.
To pivot in the direction of arrow B about the additional pivot, preferably at an angle of 45 degrees.
Thus, the transportation position can be taken.
FIGS. 5 and 6 show a modification of the agricultural machine according to the invention described above with reference to FIGS.
Here is a modified example. The most important difference is that, in this example, when viewed at the working position of the agricultural machine 1,
The orientation of the axis 13 is not horizontal but at least substantially vertical. Working position
When folded from the rest position to the transport position (see FIGS. 5 and 6), all rotors 5 are pivoted 16
And each side group pivots about a respective pivot 13 and
The transport position is taken above the rotor 5 adjacent to the loop. The position shown in FIG. 5 in the transport position
The outer rotor 5 of each side group with the pivot 14
The pivoting of the heart limits the increase in height of the agricultural machine 1 in the transport position.
It is. Perhaps the outer rotor 5 faces the inner rotor on the back side
In addition, a further rotation is made about and parallel to an axis located a little away from the axis 14.
You can also turn it.
With reference to FIGS. 7 to 9, yet another modification of the agricultural machine according to the invention is described.
ing. Unlike the agricultural machines described and illustrated thus far, FIGS.
The agricultural machine has four rotors 5 in the central group, which are
Each of the four rotors is shifted rearward with respect to the traveling direction A,
All the rotors of the central group are arranged substantially in a row. Central group
Not all rotors 5 pivot to the transport position. Special features of the central group
Only two rotors 5 pivot upward about their respective pivots 22. Axis 22 is
It extends substantially horizontally and substantially parallel to the traveling direction A.
The center group is attached to the main frame 3 via, for example, a parallelogram hinge bar structure.
So that the central group is substantially parallel to itself and a sufficient distance away.
Then move further upward to take the transport position. Align the central longitudinal axis of the agricultural machine 1
A little distance from the main frame 3 to be formed,
The arm 6 has a pivot 23 extending substantially horizontally and a substantially horizontal and traveling direction A
A pivot 24 is provided which is oriented parallel (relative to the working position). Plus each side glue
Between the two outer rotors 5 and the two inner rotors 5 of the loop
Two substantially parallel pivots 25 and 26 extending substantially parallel (relative to the
It is arranged at intervals.
Each side group is forward about the pivot 23 and about the pivot 24 from the working position.
And the two outer rotors 5 of each side group are centered on pivots 25 and 26
Around 90 degrees around each of the pivots 23, 24, 25, 26.
Is performed. Instead, for example, as in the embodiment shown in FIG.
All rotors extend substantially horizontally in the working position and substantially perpendicular to the direction of travel A.
It is also possible to pivot about one pivot axis. Rotor 5 is phase
Other alternatives pivoting with respect to one another are likewise possible. In the embodiment shown in FIGS.
The drive for the central group is separate from the drive for the side group,
Obviously, it is desirable to branch off from the central drive.
The present invention also relates to the number of rotors, the method of turning the rotors, and the mutual arrangement of the rotors.
Combining one or more means of two or more embodiments as described and / or illustrated.
Combinations are also intended.
When using this agricultural machine as a tedder, the working areas of the rotors overlap each other.
It is desirable to match. However, the rotor 5 may be designed as a rake member,
If so, leave some time between each work area. The agricultural machine 1 also
It can also be used as a halo for such as-. Agricultural machinery is designed as a tedda
The pair of side-by-side rotors rotate in opposite directions, as indicated by the arrows in FIG.
Turn over. However, other directions of rotation are possible in other applications. About turning, about
A rotation angle of 90 degrees is preferred, but smaller or larger angles, such as about 180
Degrees are possible as well.