【発明の詳細な説明】
エストロゲン関連病あるいは症候群の予防または治療に有用な新規トランス−3
,4クロマン誘導体
発明の分野
本発明は、新規トランス−3,4クロマン誘導体、およびエストロゲン関連病
または症候群、特にほ乳類に於けるエストロゲン欠乏状態に起因する病気あるい
は症候群、特に骨消失、骨粗鬆症、心臓血管病、知覚障害、アルツハイマー型老
人性痴呆、潮紅や生殖器萎縮を含む更年期障害、月経困難、切迫性および習慣性
流産、不正子宮出血、座瘡、男性型多毛症、前立腺癌、分娩後授乳の予防または
治療への当該発明の化合物の利用、ならびに避妊法あるいは卵巣の発達補助法へ
のこれら化合物の応用に関する。
発明の背景
閉経に伴うオステオペニアは公衆衛生上の大きな問題である。チェックを怠る
と骨消失が進み、その結果骨格筋の構造の健全性が大きく損なわれ、痛みの強い
衰弱骨折が腰部、脊椎、大腿骨に起こる。この骨折のリスクと頻度を下げようと
主に骨吸収を阻害し骨量を保存する治療法の開発が集中し行われている。各種治
療法の中にあって、エストロゲン代償療法は現在も閉経後の骨粗鬆症発生防止法
として良く利用されており(Lindsey R,Hart DM、MacCl
ean A 1987、”閉経後治療に於けるエストロゲン/プロゲストゲンの
役割(The role of estrogen/progestogeni
nthe management of the menopause)”、C
ooke I
D、編集、Proceedings of University of Sc
heffield symposium on the ro1e of es
trogen and progestoge in the managem
ent of the menopause,UK:MTP Press Lt
d.pp.9−25; Marshall DH,Horsmann A,No
rdin BEC 1977、”閉経後骨粗鬆症の防止と治療(The pre
vention and management of post−menop
ausal osteoporosis)”、Acta Obstet Gyn
eco1 Scand(Suppl)65:49−56;Recker RR、
Saville PD、Heaney RP 1977,”閉経後女性の骨消失
に及ぼすエストロゲンと炭酸カルシウムの作用(Effectof estro
gen and calcium carbonate on bone lo
ss in post−menopausal women)、Ann Int
ern Med.87:649−655;Nachtigall LE,Nac
htigall RH、Nachtigall RD,Beckman EM
1979、”エストロゲン代償治療(Estrogen replacemen
t therapy”、Obstet Gynecol.53:277−281
)、そして現在エストロゲンは骨折発生の頻度とリスクを大きく下げると考えら
れている(Krieger N,Kelsey JL、Holford TR,
O’Connor T 1982、”閉経後女性の臀部骨折に関する疫学調査(
An epidemiological study of hip frac
ture in postmenopausal women)”、Am J
Epidemio.116:
141−148;Hutchinson TA、Polansky SM、Fe
instein AR 1979,”閉経後のエストロゲンは臀部および遠位撓
骨の骨折を防ぐ(Menopausa1 estrogen therapy
and hip fractures)”、Ann Intern Med.9
5:28−31;Weiss NS,Ure CL、Ballard JH、W
illiams AR、Daling JR 1980、”エストロゲンの閉経
後投与による臀部および下前腕部骨折リスクの低下(Decreased ri
sk of fractures on the hip and lower
forearm with post−menopausal use of
estrogen)”、N Eng J Med.303:1195−119
8)。
エストロゲン代償治療が骨格に有益な効果を示すことは明らかであるが、同時
にエストロゲンが心臓血管系にも有益な作用を持っていることを示すデータもあ
る。これまでの研究は血清脂質へのエストロゲンの効果についてのものであった
が、最近エストロゲンは脂質プロフィールだけでなく血管壁の伸展性にも直接作
用し、末梢抵抗を低下しアテローム性動脈硬化を防止するデータもある(Lob
o RA 1990、”エストロゲン代償治療と心臓血管の関連(Cardio
vascular implication of estrogen rep
lacement therapy”、Obstetrics and Gyn
aecology,75:18S−24S;Mendelson ME、Kar
as RH 1994、”エストロゲンと血管壁”、Current Opin
ion in Cardiology,1994(9):619−626)。疫
学データによれば、エストロゲンのもつこれら生理
学的、薬理学的作用が総合された結果、女性では年齢と無関係に心臓血管病の罹
病率と死亡率が下がる(Kannel WH、Hjortland M,McN
amara PM 1976”閉経と心臓血管病のリスク:フラミンガム研究(
Menopause and risk of cardiovascular
disease:The Framingham Study)、Ann I
nt Med,85:447−552)。さらに、最近の分析は閉経後のエスト
ロゲン代償治療が心臓血管病のリスクをおよそ50%低下させると結論している
(Stampfer MJ,Colditz GA 1991、”エストロゲン
代償治療と冠動脈性心疾患:疫学データの定量分析(Estrogen rep
lacement therapy and coronary heart
disease:a auantitative assessment of
the epidemiological evidence”、Preve
ntive Medicine, 20;47−63.)。
骨と心臓血管系に及ぼすエストロゲンの有益な作用に加え、エストロゲン代償
療法には中枢神経系にも有益であるというデータもある。ヒトを対象とした短期
試験より、閉経後女性ではエストロゲンのレベルが高くなるに従い記憶スコアも
高くなることが示されている(Kampen DL、Sherwin BB 1
994,”閉経後の健康女性に於けるエストロゲン投与と言語記憶(Estro
gen use and verbal memory in healthy
women)、Obstetrics and Gynecology,83
(6):979−983)。更に、手術により閉経した女性に外来性にエストロ
ゲンを投与すると短期記憶が増強された。また、エストロゲン治療が女性に於け
るアルツハイ
マー型老人性痴呆症のリスクを明瞭に低下させることを示す疫学所見があること
から、認識力に及ぼすエストロゲンの作用は、短期の作用に限定されないと考え
られる(Paganini−HillA,Henderson VW、1994
,”女性に於けるエストロゲン欠乏とアルツハイマー病(Estrogen d
eficiency and risk of Alzheimer’s di
sease in women)”、Am J Epidemiol,140:
256−261;Ohkura T,Isse K、Akazawa K、Ha
mamoto M、Yoshimasa Y、Hagino N,1995,”
アルツハイマー型痴呆症の女性患者に於ける長期エストロゲン代償治療:7症例
報告(Long−term estrogen replacement th
erapy in female patients with dement
ia of the Alzheimer Type:7 case repo
rts)”、Dementia,6:99−107)。エストロゲンが認知機能
を高めるメカニズムは不明であるが、エストロゲンが脳血流(Goldman
H,Skelley Eb,Sandman CA, Kastin AJ、M
urphy S,1976,”ホルモンと大脳の局所血流(Hormones
and regional brain blood flow”、Pharm
acol Biochem Rev,5(suppl 1):165−169;
Ohkura T,Teshima Y、Isse K,Matsuda H、
Inoue T,Sakai Y、Iwasaki N,Yaoi Y、199
5,”エストロゲンは閉経後女性の局所の大脳および小脳の血流を増加させる(
Estrogen increases cerebral and cere
bellar blood flow
s in postmenopausal women)”、Menopaus
e:J North Am Menopause Soc.2(1):13−1
8)および神経細胞に対する直接作用(Singh M,Meyer EM,S
impkins JW,1995、”雌のSpargue−Dawleyラット
の脳皮質および海馬域に於ける脳由来神経栄養性因子のメッセンジャーリボ核酸
の発現に及ぼす卵巣摘出とエストラジオールの作用(The effect o
f ovariectomy and estradiol replacem
ent on brain−derived neurotrophic fa
ctor messenger ribonucleic acid expr
ession in cortical and hippocampal b
rain regions of female Sprague−Dawle
y rats)、Endocrinology,136;2320−2324;
McMillan PJ,Singer CA,Dorsa DM,1996,
”成熟雌Sprague−Daw1eyラットの基底前脳に於けるtrkAおよ
びコリンアセチルトランスフェラーゼのmRNA発現に及ぼす卵巣摘出とエスト
ロゲン代償療法の効果(The effects of ovariectom
y and estrogen replacement on trkA a
nd choline acetyltransferase mRNA ex
pression in thebasal forebrain of th
e adult female Aprague−Dawley rat)”、
J Neurosci.,16(5):1860−1865)がこれら有益な活
性の効果因子であると推測することができる。
天然エストロゲンならびに、単独あるいは併用によりエストロゲ
ン活性を示す合成製剤の治療への応用は前記の慢性症状に限定されるものではな
い。さらに次のようなエストロゲンの応用例が従来よりある:閉経症状の軽減(
例えば、潮紅や生殖器萎縮);経口避妊薬;切迫あるいは習慣性流産の予防;月
経困難症の軽減;機能不全性子宮出血の軽減;卵細胞発育の補助;座瘡治療;女
性に於ける体毛の過剰成長(男性型多毛症)の低下;前立腺癌治療;分娩後乳汁
分泌の抑制[Goodma and Gilman,The Pharmaco
logical Basis of Therapeutics(Sevent
h Edition) Macmillan Publishing Comp
any,1985,1421−1423ページ]。
エストロゲン代償療法は広範囲の器官系や組織に対して有益な効果を持つこと
は明らかであるが、エストロゲン治療に伴う投薬量や期間によっては子宮内膜の
過形成や癌化のリスクの増大ももたらす。サイクリックプロゲスチンを同時に使
用すると子宮内膜病のリスクは下がるが、同時に多くの患者に受け入れがたい定
期性の子宮出血を再発させることになる。エストロゲンには子宮内膜に対する刺
激作用に加えて、長期のエストロゲン代償治療と乳癌のリスク上昇との関係の報
告については議論が続いている(Bergkvist L、Adami HO,
Persoson I,Hoover R、Schaire C、1989、”
エストロゲンとエストロゲン−プロゲスチン代償後の乳癌のリスク(The r
isk of breast cancer after estrogen
and estrogen−progestin replacement)、
N Eng J Med、321:293−297;Colditz GA、H
ankinson SE、Hunter DJ、Wilett WC,Mans
on JE、Stam
pfer MJ,Hennekens C,Rosner B,Speizer
FE、1995、”閉経後女性に於けるエストロゲンとプロゲスチンの利用と
乳癌のリスク(The use of estrogens and prog
estins and the risk of breast cancer
in postmenopausal women)、N Eng J Me
d、322(24):1589−1593)。さらに、生命を脅かすほどではな
いが、エストロゲン利用が禁忌となり、また患者の同意を妨げる別の副作用がエ
ストロゲン代償治療にはある。
前記の如く、子宮および乳房に対して不利益な副作用を示すことなく、エスト
ロゲンの持つ骨、心臓血管系、および中枢神経系に対する有効作用を再現できる
治療を可能にすることが「安全なエストロゲン」を実現するためには必要であり
、これが実現できればエストロゲン代償治療の持つ利益を享受できる患者の数を
大きく増やすことができる。従って、体の様々な部分や病症状に対してエストロ
ゲンが有益な作用をもつことが明らかになる中で、様々な体組織を選択的に標的
とする強力なエストロゲンアゴニストの開発が求められている。
発明の詳細な説明
本発明は、式中の置換基R2とR3がトランス型に配置される式(I)の化合物
、並びに、これの光学および立体異性体、薬物として利用可能なエステル、エー
テルおよびその塩を提供する。
該式中のR1はH、COR4、CONHR4、CONR4 2、SO2NR4 2あるいはS
O2NHR4であり、
R2は、場合により、OH、ハロゲン、ニトロ、シアノ、SH、SR4、トリハロ
−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシおよびフェ
ニルからなるグループより独立に選択された1から5の置換基で置換されるフェ
ニルであり、そして
R3は、
(a)−X−(CH2)n−Yで置換されたフェニルであり、当該式中のXは原子
価結合、OあるいはSであり、nは1から12の整数であり、YはH、ハロゲン
、OH、OR4、NHR4、NR4 2、NHCOR4、NHSO2R4、CONHR4、
CONR4 2、COOH、COOR4、SO2R4、SOR4、SONHR4、SON
R4 2、飽和型あるいは不飽和型のC3−C7複素環であり、該複素環はO、Sおよ
びNよりなるグループより独立に選択された1つあるいは2つのヘテロ原子を含
み、場合によってはH、OH、ハロゲン、ニトロ、シアノ、SH、SR4、トリ
ハロ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルキル、ならびにC1−C6−アルコキ
シからなるグループより独立に選択される1から3個の置換基で置換されるもの
であり、あるいは
(b)式中のnおよびYが(a)に同じである−(CH2)n−Y、あるいは
(c)O、SおよびNよりなるグループから独立して選択される1つあるいは2
つのヘテロ原子を含み、場合によってはH、OH、ハロゲン、ニトロ、シアノ、
SH、SR4、トリハロ−C1−C6−アルキル、C1−C6−アルキル、ならびに
C1−C6−アルコキシからなるグループより独立に選択される1から3個の置換
基と置
換されることもある飽和あるいは不飽和型C3−C7複素環と縮合したフェニル、
のいずれかであり、また
R4はC1−C6−アルキルである。
前記式中の化学一般用語は通常の意味にて用いられている。
例えばC1−C6−アルキルという語はメチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、s−ブチルまたはイソブチルの様な直鎖状ならびに分枝状のアルキ
ル基を含む。
ハロゲンという語は塩素、臭素、ヨウ素とフッ素を意味する。
C3−C7−複素環という語には、ピロリジニル、ピロリニル、イミダゾリル、
イミダゾリジニル、ピラゾリル、ピラゾリジニル、ピラゾリニル、ピペリジル、
ピペラジニル、ピロール、2H−ピロール、トリアゾリル、ピリジル、ピラジニ
ル、ピリミジニル、ピリダジニル、モルフォリノ、チオモルフォリノ、イソチア
ゾリル、イソキサゾリル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、
ならびにチアゾリルなどの基を含む。
本発明の化合物は新規エストロゲンアゴニストであり、女性に於ける骨消失の
予防と治療、骨粗鬆症の予防と治療、心臓血管病の予防と治療、神経ペプチドY
の過剰に伴う生理的障害の治療と予防(例えば、肥満、抑鬱など)、そして非イ
ンシュリン依存型糖尿病などの糖代謝の制御、そしてアルツハイマー型老人性痴
呆症の予防と治療に有用である。さらに、これらエストロゲンアゴニストは経口
避妊薬、閉経症状の軽減(例えば潮紅、生殖器萎縮、うつ病、躁病、分裂症など
)、失禁、切迫または習慣性流産の防止、月経困難の軽減、機能不全性子宮出血
の軽減、卵巣発達の補助、座瘡の治療、女性の体毛の過剰生育(男性型多毛症)
の軽減、前立腺癌の治療、ならびに分娩後乳汁分泌の抑制に有用である。これら
薬剤はまた血清コレステロールを低下し、血漿の脂質プロフィールに有益な効果
を示す。
本発明の化合物は骨組織と心臓血管系組織ではエストロゲンのアゴニストであ
るが、その他のエストロゲン標的器官では抗エストロゲンとしても機能する。例
えば、これらの化合物は乳房組織や結腸では抗エストロゲンとして作用でき、そ
のために乳癌や結腸癌の様なエストロゲン依存型の癌の予防と治療に有用であろ
う。
式Iの置換基R1Oは6−または7−の位置でフェニル環と結合することが好
ましい。即ち、次の式IaまたはIbのいずれかである本発明の化合物が好まし
い。
または
当該式中のR1、R2、およびR3は前記に同じである。
本発明の好適な実施態様の一つは次式で表されるトランス型化合物である。当該式中のRはHまたはC1−C6アルキルである。
本発明の他の好適な実施態様は次式で表されるトランス型化合物である。
当該式中のmは0から10の間の整数である。
本発明の他の好適な実施態様は次式で表されるトランス型化合物である。
当該式中のmは前記に同じである。
本発明の他の好適な実施態様は、次式で表されるトランス型化合物である。当該式中のmは前記に同じである。
本発明の他の好適な実施態様は次式で表されるトランス型化合物である。
当該式中のmは前記に同じであり、2ヶ所のR4は前記に同じであり、相互に独
立に選択される。
本発明の他の好適な実施態様は次式で表されるトランス型化合物である。
当該式中のR4は前記に同じである。
本発明の他の好適な実施態様は次式で表されるトランス型化合物である。当該式中のR4は前記に同じである。
本発明の他の好適な実施態様は次式で表されるトランス型化合物である。
当該式中のR6は、1つ以上の置換基:メトキシ、ヒドロキシ、トリフルオロメ
チル、フルオロ、ならびにクロロである。
最も好適な化合物は次のものである。
(+)−トランス−4−(4−(カルボキシメトキシ)フェニル)−7−ヒドロ
キシ−3−フェニルクロマン、
(−)−トランス−4−(4−(カルボキシメトキシ)フェニル)−7−ヒドロ
キシ−3−フェニルクロマン、
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−4−(4−(メトキシカルボニルメトキシ
)フェニル)−3−フェニルクロマン、
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−4−(4−(メトキシカルボニルメトキシ
)フェニル)−3−フェニルクロマン、
(+)−トランス−4−(4−(エトキシカルボニルメトキシ)フェニル)−7
−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン、
(−)−トランス−4−(4−(エトキシカルボニルメトキシ)フェニル)−7
−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン、
(+)−トランス−4−(4−(ベンジルオキシカルボニルメトキシ)フェニル
)−7−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン、
(−)−トランス−4−(4−(ベンジルオキシカルボニルメトキシ)フェニル
)−7−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン、
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(2−ピロリジ
ノエトキシ)フェニル)クロマン
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(2−ピロリジ
ノエトキシ)フェニル)クロマン
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(3−ピロリジ
ノプロポキシ)フェニル)クロマン
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(3−ピロリジ
ノプロポキシ)フェニル)クロマン
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(4−ピロリジ
ノブトキシ)フェニル)クロマン
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(4−ピロリジ
ノブトキシ)フェニル)クロマン
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(5−ピロリジ
ノペントキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(5−ピロリジ
ノペントキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(6−ピロリジ
ノヘキシルオキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(
6−ピロリジノヘキシルオキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(7−ピロリジ
ノヘプチルオキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(7−ピロリジ
ノヘプチルオキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(8−ピロリジ
ノオクチルオキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(8−ピロリジ
ノオクチルオキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(9−ピロリジ
ノノニルオキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(9−ピロリジ
ノノニルオキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(10−ピロリ
ジノデシルオキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(10−ピロリ
ジノデシルオキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(11−ピロリ
ジノウンデシルオキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(11−ピロリ
ジノウンデシルオキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(12−ピロリ
ジノドデシルオキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(12−ピロリ
ジノドデシルオキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(2−ピペリジ
ノエトキシ)フェニル)クロマン
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(2−ピペリジ
ノエトキシ)フェニル)クロマン
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(3−ピペリジ
ノプロポキシ)フェニル)クロマン
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(3−ピペリジ
ノプロポキシ)フェニル)クロマン
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(4−ピペリジ
ノブトキシ)フェニル)クロマン
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(4−ピペリジ
ノブトキシ)フェニル)クロマン
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−4−(4−(2−ペルヒドロアゼピノエト
キシ)フェニル)−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−4−(4−(2−ペルヒドロアゼピノエト
キシ)フェニル)−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−4−(4−(3−ペルヒドロアゼピノプロ
ポキシ)フェニル)−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−4−(4−(3−ペルヒドロアゼピノプロ
ポキシ)フェニル)−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−4−(4−(4−ペルヒドロアゼピノブト
キシ)フェニル)−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−4−(4−(4−ペルヒドロアゼピノブト
キシ)フェニル)−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−4−(4−(2−ジメチルアミノエトキシ)フェニル)−7
−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−4−(4−(2−ジメチルアミノエトキシ)フェニル)−7
−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−4−(4−(2−ジエチルアミノエトキシ)フ
ェニル)−7−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−4−(4−(2−ジエチルアミノエトキシ)フェニル)−7
−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−4−(4−(2−(N−エチル−N−メチルアミノ)エトキ
シ)フェニル)−7−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−4−(4−(2−(N−エチル−N−メチルアミノ)エトキ
シ)フェニル)−7−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−4−(4−(3−ジメチルアミノプロポキシ)フェニル)−
7−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−4−(4−(3−ジメチルアミノプロポキシ)フェニル)−
7−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−4−(4−(4−ジエチルアミノブトキシ)フェニル)−7
−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−4−(4−(4−ジエチルアミノブトキシ)フェニル)−7
−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−4−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾキシアジン−6−
イル)−7−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−4−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾキシアジン−6−
イル)−7−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−4−(4−メチル−2,3−ジヒドロ−1
,4−ベンゾキサジン−6−イル)−3−フェニルクロマン、
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−4−(4−メチル−2,3−ジヒドロ−1
,4−ベンゾキサジン−6−イル)−3−フェニルクロマン、
(+)−トランス−4−(4−エチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾキサ
ジン−6−イル)−7−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−4−(4−エチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾキサ
ジン−6−イル)−7−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−4−(
4−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−4−(
4−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−(4−トリフルオロメチルフェニル)
−4−(4−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−(4−トリフルオロメチルフェニル)
−4−(4−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(4
−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(4
−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−3−(4−クロロフェニル)−7−ヒドロキシ−4−(4−
(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−3−(4−クロロフェニル)−7−ヒドロキシ−4−(4−
(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−3−(3,4−ジメトキシフェニル)−7−ヒ
ドロキシ−4−(4−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−3−(3,4−ジメトキシフェニル)−7−ヒドロキシ−4
−(4−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−7−ヒドロキシ−3−(ペンタフルオロフェニル)−4−(
4−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−7−ヒドロキシ−3−(ペンタフルオロフェニル)−4−(
4−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−4−(4−カルボキメトキシ)フェニル)−6−ヒドロキシ
−3−フェニルクロマン、
(−)−トランス−4−(4−カルボキメトキシ)フェニル)−6−ヒドロキシ
−3−フェニルクロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−4−(4−(メトキシカルボニルメトキシ
)フェニル)−3−フェニルクロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−4−(4−(メトキシカルボニルメトキシ
)フェニル)−3−フェニルクロマン、
(+)−トランス−4−(4−エトキシカルニルメトキシ)フェニル)−6−ヒ
ドロキシ−3−フェニルクロマン、
(−)−トランス−4−(4−エトキシカルニルメトキシ)フェニル)−6−ヒ
ドロキシ−3−フェニルクロマン、
(+)−トランス−4−(4−ベンジルオキシカルニルメトキシ)フェニル)−
6−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン、
(−)−トランス−4−(4−ベンジルオキシカルニルメトキシ)フェニル)−
6−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(2−ピロリジ
ノエトキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(2−ピロリジ
ノエトキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(3−ピロリジ
ノプロポキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(3−ピロリジ
ノプロポキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(4−ピロリジ
ノブトキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(4−ピロリジ
ノブトキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(5−ピロリジ
ノペントキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(5−ピロリジ
ノペントキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(6−ピロリジ
ノヘキシルオキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(6−ピロリジ
ノヘキシルオキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(7−ピロリジ
ノヘプチルオキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(7−ピロリジ
ノヘプチルオキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(8−ピロリジ
ノオクチルオキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(
8−ピロリジノオクチルオキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(9−ピロリジ
ノニルオキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(9−ピロリジ
ノニルオキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(10−ピロリ
ジノデシルオキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(10−ピロリ
ジノデシルオキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(11−ピロリ
ジノウンデシルオキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(11−ピロリ
ジノウンデシルオキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(12−ピロリ
ジノドデシルオキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(12−ピロリ
ジノドデシルオキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(2−ピペリジ
ノエトキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(2−ピペリジ
ノエトキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(3−ピペリジ
ノプロポキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(3−ピペリジ
ノプロポキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(4−ピペリジ
ノブトキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(4−ピペリジ
ノブトキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−4−(4−(2−ペルヒドロアゼピノエト
キシ)フェニル)−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−4−(4−(2−ペルヒドロアゼピノエト
キシ)フェニル)−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−4−(4−(3−ペルヒドロアゼピノプロ
ポキシ)フェニル)−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−4−(4−(3−ペルヒドロアゼピノプロ
ポキシ)フェニル)−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−4−(4−(4−ペルヒドロアゼピノブト
キシ)フェニル)−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−4−(4−(4−ペルヒドロアゼピノブト
キシ)フェニル)−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−4−(4−(2−ジメチルアミノエトキシ)フェニル)−6
−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−4−(4−(2−ジメチルアミノエトキシ)フェニル)−6
−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−4−(4−(2−ジエチルアミノエトキシ)フェニル)−6
−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−4−(4−(2−ジエチルアミノエトキシ)フェニル)−6
−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−4−(4−(2−(N−エチル−N−メチルアミノ)エトキ
シ)フェニル)−6−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−4−(4−(2−(N−エチル−N−メチルアミノ)エトキ
シ)フェニル)−6−ヒドロキシ−3−フェニルクロ
マン
(+)−トランス−4−(4−(3−ジメチルアミノプロポキシ)フェニル)−
6−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−4−(4−(3−ジメチルアミノプロポキシ)フェニル)−
6−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−4−(4−(4−ジエチルアミノブトキシ)フェニル)−6
−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−4−(4−(4−ジエチルアミノブトキシ)フェニル)−6
−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−4−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾキサジン−6−イ
ル)−6−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−4−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾキサジン−6−イ
ル)−6−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−4−(4−メチル−2,3−ジヒドロ−1
,4−ベンゾキサジン−6−イル)−3−フェニルクロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−4−(4−メチル−2,3−ジヒドロ−1
,4−ベンゾキサジン−6−イル)−3−フェニルクロマン、
(+)−トランス−4−(4−エチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾキサ
ジン−6−イル)−6−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(−)−トランス−4−(4−エチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾキサ
ジン−6−イル)−6−ヒドロキシ−3−フェニルクロマン
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−4−(
4−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン
、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシフェニル)−4−(
4−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−(4−トリフルオロメチルフェニル)
−4−(4−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−(4−トリフルオロメチルフェニル)
−4−(4−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(4
−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(4
−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−3−(4−クロロフェニル)−6−ヒドロキシ−4−(4−
(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−3−(4−クロロフェニル)−6−ヒドロキシ−4−(4−
(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−3−(3,4−ジメトキシフェニル)−6−ヒドロキシ−4
−(4−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−3−(3,4−ジメトキシフェニル)−6−ヒドロキシ−4
−(4−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(+)−トランス−6−ヒドロキシ−3−(ペンタフロオロフェニル)−4−(
4−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(−)−トランス−6−ヒドロキシ−3−(ペンタフロオロフェニル)−4−(
4−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、ならびにラセミ体混合体
を含む当該化合物の混合体である。
下記の化合物ならびにその純粋な鏡像異性体もまた本発明の開示の一部である
。
(±)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(2−ピロリジ
ノエトキシ)フェニル)クロマン、
(±)−トランス−7−ヒドロキシ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(4
−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン、
(±)−トランス−7−ヒドロキシ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(4
−(2−ピペリジノエトキシ)フェニル)−クロマン。
本発明の化合物は、例えばP.K.Arora,P.K.KoleとS.Ra
y、Indian J.Chem.20B、41−5,1981;S.Ray、
P.K.GroverとN.Anand,Indian J.Chem.9,7
27−8、1971;S.Ray、P.K.Grover、V.P.Kambo
j,S.B.Betty,A.B.KarとN.Anand,J.Med.Ch
em.19、276−9,1976;Md.Salman,S.Ray,A.K
.Agarwal,S.Durani,B.S.Betty、V.P.Kamb
ojとN.Anand、J.Med.Chem.26,592−5、1983;
Teo,C.,Sim、K.,Singapore Natl.Inst.Ch
em.22,69−74,1994の様な当業者公知のクロマン化学によって調
製することも可能だろう。
しかし、さらに本発明は下記工程よりなる式(I)の化合物を調製するための
一般的方法にも関する。
a)式(II)の化合物を、
式中のR5がH,OH,ハロゲン、ニトロ、シアノ、SH、SR4、トリハロ−C1
−C6−アルキル、C1−C6−アルキルとC1−C6−アルコキシより成るグルー
プから独立に選択される1から3個の置換基であり、R4が前記に同じである式
(III)の化合物と、
トリエチルアミンと無水酢酸存在下に反応せしめ、式中のR5が前記に同じであ
る式(IV)の化合物を形成させ、
b)式(IV)の化合物を適当な水素化物還元剤と反応せしめ、式中のR5が前
記に同じである式(V)の化合物を形成させ、
c)式(V)の化合物を適当な触媒存在下に水素化し、式中のR5が前記に同じ
である3,4−シス型の式(VI)の化合物を形成させ、
d)式(VI)の化合物を適当な求電子体によりアルキル化し、式中のn、R5
ならびにYが前記に同じである式(VII)の化合物を形成させ、e)式(VII)の化合物を適当な塩基でエピマー化して、式中のn,R5とY
が前記に同じである3,4−トランス型の式(VIII)の化合物を形成させ、
f)式(VIII)の化合物を適当な脱保護剤、好ましくはピリジン塩酸塩縮合
により脱保護化し、式中のR1が水素である式(I)の化合物を形成させる。ま
たは、
g)式(VI)の化合物を適当なニトロ化剤によりニトロ化し、式中のR5が前
記に同じである式(IX)の化合物を形成させ、
h)式(IX)の化合物を適当な還元剤、好ましくは触媒により水素化して還元
し、式中のR5が前記に同じである式(X)の化合物を形成させ、i)式(X)の化合物を適当な薬剤により環状化して、式中のR5
とR4が前記に同じである式(XI)または(XII)の化合物を形成させ、
j)式(XI)または(XII)の化合物を適当な塩基により鏡像異性体化して
、式中のR5とR4が前記に同じである3,4−トランス型の式(XIII)また
は(XIV)の化合物を形成させ、
またはk)式(XIII)または(XIV)の化合物を適当な脱保護剤、
好ましくはピリジン塩素塩縮合により脱保護し、式中のR1が水素である式(I
)の化合物を形成させる。または、
l)式(VI)の化合物をトリフルオロメタンスルフォン酸無水物と反応せしめ
、式中のR5が前記に同じである式(XV)の化合物を形成させ、
m)式(XV)の化合物を適当な架橋相手と架橋反応せしめ、式中のn,R5と
Yが前記に同じである式(XVI)の化合物を形成させ、
n)式(XVI)の化合物を適当な塩基を用いて鏡像異性体化し、式中のnとR5
が前記に同じである3,4−トランス型の式(XVII)の化合物を形成させ
、
o)式(XVII)の化合物を適当な脱保護剤、好ましくはピリジン塩酸塩縮合
により脱保護化せしめ、式中のR1が水素である式(I)の化合物を形成させる
。または、
p)式中のR5が前記に同じである式(XVIII)の化合物をジメチルアミン
存在下にパラフォルムアルデヒドと反応せしめ環状化し、式中のR5が前記に同
じである式(XIX)の化合物を形成させ、
q)式(XIX)の化合物を適当なグリニャール試薬と反応せしめ、式中のn,
R5とYが前記に同じである式(XX)の化合物を形成させ、
r)式(XX)の化合物を適当な触媒を用い水素化せしめ、式中のn,R5とY
が前記に同じである3.4−シス型の式(XXI))の化合物を形成させ、
s)式(XXI)の化合物を適当な塩基を用いて鏡像異性体化し、式中のn,R5
とYが前記に同じである3,4−トランス型の式(XXII)の化合物を形成
させ、
t)式(XXII)の化合物を適当な脱保護剤、好ましくはピリジン塩素塩縮合
により脱保護し、式中のR1が水素である式(I)の化合物を形成させる。
または、
u)式中のR1が水素である式(I)の化合物を適当なカルボン酸またはスルフ
ォン酸誘導体と反応せしめ、式中のR1がCOR4、CONHR4、CONR4 2、
SO2NR4 2、またはSO2NHR4であり、当該式中のR4が前記に同じである式
(I)の化合物を形成させ、
v)式(VI)の化合物をメタンスルフォニルクロライドと反応せしめ、式中の
R5が前記に同じである式(XXIII)の化合物を形成させ、w)式(XXIII)の化合物をピリジン塩酸塩または三臭化硼酸塩の様な適当
な脱保護剤を用いて脱保護し、R5が前記に同じである式(XXIV)の化合物
を形成させ、
x)式(XXIV)の化合物をベンジル臭化体または4−メチルベンジル臭化体
の様な適当な保護剤と反応させて式中のR5が前記に同じで、R6がHまたはメト
キシ基である式(XXV)の化合物を形成させ、
y)式(XXV)の化合物を水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムのアルコー
ル液の様な適当な脱保護剤を用いて脱保護化し、式中のR5が前記に同じであり
、R6がHまたはメトキシ基である式(XXVI)の化合物を形成させ、z)式(XXVI)の化合物を適当な求電子体を用いてアルキル化し、式中のn
,R5とYが前記に同じであり、R6がHまたはメトキシ基である式(XXVII
)の化合物を形成させ、
aa)式(XXVII)の化合物を適当な脱保護剤、好ましくはR6がHの場合
は触媒による水素化を、またはR6がメトキシ基の場合は強酸を用い脱保護化し
、式中のn,R5とYが前記に同じである式(XXVIII)の化合物を形成さ
せ、
bb)式(XXVI)の化合物を1,2−ジブロモエタン、1−ブロモ−2−ク
ロロエタン、1,4−ジブロモブタン、1,6−ジブロモヘキサン、1,8−ジ
ブロモオクタン、1,10−ジブロモデカンの様な二ハロゲン化物、好ましくは
ヨウ化カリウムにより触媒し、式中のR5が前記に同じであり、R6がHまたはメ
トキシ基であり、Halがクロロ、ブロモ、またはヨードである式(XXIX)
の化合物を形成させ、
cc)式(XXIX)の化合物を適当な求核性試薬、好ましくはアミンと反応せ
しめ、式中のR6はHまたはメトキシ基であり、ZはNHR4、NR4 2、またはC3
−C7複素環アミンであり、該複素環アミンは酸素または窒素を含むこともあり
、さらにH、OH、ハロゲン、ニトロ、シアノ、トリハロ−C1−C6−アルキル
、C1−C6−アルキルとC1−C6−アルコキシよりなるグループから独立に選択
される1から3個の置換基で置換されることもあり、そしてn,R4とR5は前記
に同じである式(XXX)の化合物を形成し、
dd)式(XXX)の化合物を適当な脱保護剤、好ましくはR6がHの場合は触
媒による水素化を、またはR6がメトキシ基の場合は強酸を用い脱保護化し、式
中のR6はHまたはメトキシ基であり、そしてZはNHR4、NR4 2、またはC3
−C7複素環アミンであり、該複素環アミンは酸素または窒素を含むこともあり
、さらにH、OH、ハロゲン、ニトロ、シアノ、トリハロ−C1−C6−アルキル
、C1−C6−アルキルとC1−C6−アルコキシよりなるグループから独立に選択
される1から3個の置換基で置換されることもある、そしてn,R4とR5は前記
に同じである式(XXXI)の化合物を形成させる。
式(II)の出発ベンゾフェノン体は、適当なジメチルエーテルをp−ヒドロ
キシ安息香酸によってFriedel−Craftアシル化反応させ、ついで酢
酸中で選択的に1つの基を脱メチル化せしめることで容易に調製できる。
式(XVIII)の出発デオキシベンゾイン体は、適当なジメチルエーテルと
適当な置換型フェニル酢酸誘導体とをHoesch反
応させ、ついで酢酸中で臭化水素酸で選択的に1つの基を脱メチル化せしめるこ
とで容易に調製できる。
光学的に純粋な式(I)の化合物は、前記方法に分離工程を一つ導入すること
で得ることができる。該分離は鏡像異性体のラセミ混合体が生成されるいかなる
工程の後にも実施可能である。ジアステレオマー塩形成またはキラルHPLC法
を含む分離法法を利用することで(−)−鏡像異性体と/または(+)−鏡像異性
体を異性体混合物から分離することができる。
”適当な求電子体”とは、典型的には式中のYが前記と同じであり、Hlgが
Cl,BrまたはIである式Y−(CH2)n−Hlgで表されるアルキルハロ
ゲン化物を意味している。
前記方法にある環状化の工程は、例えば適当な活性化カルボン酸誘導体を水素
化して実施しうる。
”適当な架橋相手”とは、典型的には、例えばNi(O)触媒が入ったグリニ
ャール試薬の様な遷移金属触媒と一緒になった有機金属試薬を意味する。
”適当なグリニャール試薬”とは、典型的には式中のMがMgHgで、Hlg
がCl、Br、またはIで、Yが前記に同じである式M−(CH2)−Yの有機
金属化合物を意味する。
塩基を用いて3,4−シス型クロマンを3,4−トランス型クロマンに鏡像異
性体化する方法はすでにA.K.Scrivastava,J.Lal,R.C
..GuptaとP.K.GroverによりIndian J.Chem.3
33,773−4,1994に記載されている。
本発明は、本発明の化合物を効果量と医薬品用賦形剤または希釈液を含む医薬
品にも関する。これら医薬品は経口投与体または非経口投与体の形状であること
が好ましい。
さらに本発明は、エストロゲン関連病または症候群、好ましくは哺乳動物に於
けるエストロゲン欠乏状態を原因とする病気または症候群を、本発明の化合物の
効果量をそれを必要とする患者に投与することで、治療または予防する方法でも
ある。
本発明の化合物は新規のエストロゲンアゴニストであり、骨消失の予防と治療
、骨粗鬆症の予防と治療、心臓血管病の予防と治療、ニューロペプチドY過剰に
伴う生理学的障害(例えば肥満や抑鬱症など)の治療と予防や例えば非インシュ
リン依存型糖尿病の様な糖代謝の制御や女性に於けるアルツハイマー型老人性痴
呆症の予防と治療に有用である。さらに、これらエストロゲンアゴニストは経口
避妊薬、閉経後症状(例えば紅潮、性器萎縮、抑鬱、躁病、精神分裂病など)の
軽減、失禁、切迫または習慣性流産の予防、月経困難症の軽減、機能障害性子宮
出血の軽減、卵巣発達の補助、アクネの治療、女性に於ける体毛の過剰生育の低
減(男性型多毛症)、前立腺癌の治療や分娩後乳汁分泌の抑制にも有用である。
これらの化合物は血清コレステロールも低下させ、血漿の資質プロフィールにも
有効な作用を持つ。
本発明の化合物は骨および心臓血管系ではエストロゲンアゴニストであるが、
これら化合物はエストロゲン標的器官では抗エストロゲンとしても作用できる。
例えば、これらの化合物は乳房組織や結腸内では抗エストロゲンとして作用でき
るので、乳ガンや結腸癌の様なエストロゲン依存型の癌の防止および治療に有用
である。In vitroエストロゲンレセプター結合試験
in vitroレセプター結合試験を利用して本発明の化合物のエストロゲ
ンレセプターへの親和性を測定した。本アッセーは、本発明の化合物の持つ、ウ
サギの子宮から得たエストロゲンレセプター(ER)から3H−17β−エスト
ラジオール(17β−E2
)を解離させる力を測定するものである。実験では、ウサギの子宮より得たER
に富む細胞質を、ウサギの筋肉から得たERに乏しい細胞質で0.5nMの3H
−17β−E2の最大結合の20−25%になるまで希釈した。アッセー毎に分
析日当日に細胞質の一部を新たに解凍し、アッセーバッファーでおよそ3mg細
胞質蛋白量/mlになるように希釈した。アッセーバッファー(PB)の組成は
以下の通りである:10mMK2HPO4/KH2PO4、1.5mMK2EDTA
、10mMモノチオグリセロール、10mMNa2MoO4.2H2O、10%グ
リセロール(v/v);pH7.5。非放射活性型17β−E2はSigma(
シグマ社)より得た。
試験液は適当な溶媒中に8×10−3Mになるように調整してから、PBまた
はDMSOで希釈し希釈系列を作製した。各試験濃度について、10μlの試験
液を2つづつ取り、20μlの3H−17β−E2(アッセー濃度0.4nMに
等しい)と50μlの細胞質が加えておいたマイクロタイタープレートのなかに
入れて反応させた。対照サンプルと最大結合サンプルについては試験化合物の代
わりに10μlのPBを加えた。
4℃で18−20時間反応させた後、100μlのDCCスラリー[0.5%
活性炭(Sigma)と0.005%デキストランT70(Pharmacia
)のPB液]をサンプルに加えて停止し、さらに4℃で15分間攪拌しつづけた
。細胞質の代わりに0.3%のBSAのPB液を50μl加えて、DCCの持つ
バックグランドの数値を調べた。
結合型の3H−17β−E2と遊離型の3H−17β−E2を分離するために、
Titertek社製プレートを4℃で10分間遠心分離し(800×g)、サ
ンプルの一部100μlを取りOpt
iflourシンチレーション液を用いシンチレーション測定を行った。標準サ
ンプルと対照サンプルは4重測定したが、試験サンプルについては2重測定した
。各サンプルについて1分当たりの平均カウント(cpm)を計算し、値からバ
ックグランド(DCC)を引いて最大3H−17β−E2結合のパーセントを求
めた。得られたcpmを対応する試験化合物の推定濃度に対してプロットし(対
数スケール)、最大結合の50%を置き換えるために必要な化合物濃度をIC5
0とした。骨ミネラル密度
骨ミネラル含有量(BMC)を表す骨ミネラル密度(BMD)は骨強度の80
%以上を担うものである。高齢化に伴うBMDの喪失や閉経による加速は骨格強
度を低下させ、特定の箇所をより骨折しやすくする;例えば最も顕著な箇所は脊
椎、手首、臀部である。真の骨密度の測定はArchimede(アルキメデス
)の原理を利用した重量測定により可能である(侵襲法)。BMDはまた二波長
X−線吸光法(DEXA)により非侵襲性に測定することもできる。当研究室で
は重量測定法を用い、卵巣摘出した齧歯動物に於けるエストロゲン欠乏によるB
MDの変化を調べた。卵巣を摘出してから(卵巣を手術により取り除く)、動物
に賦形剤、陽性コントロールである17β−E2と/あるいはその他のエストロ
ゲンアゴニストを投与した。これらの研究の目的は、ヒトの病気の齧歯類モデル
における本発明の化合物の骨喪失の防止能力を調べることである。
雌のSprague−Dawleyラット(およそ3から5ヶ月齢)または雌
のSwiss−Websterマウス(およそ3から5ヶ月齢)の卵巣を両側と
も切除するか、またはシャム手術した。麻酔からさめた後に、動物を無作為に次
の群に8匹以上割り付けた:
賦形剤を投与しシャム手術した動物
賦形剤を投与し卵巣を摘出した動物
25μgエストラジオール/kgを投与し卵巣を摘出した動物、と
試験化合物200μg/kgを投与し卵巣を摘出した動物。
化合物は重量を測ってから賦形剤溶媒の無菌生理食塩水液に溶解し、35日間毎
日動物に皮下注射して投与した。35日のプロトコールの終了時に動物を屠殺し
、大腿骨を切り出してから付着した軟組織を除いた。ラットの場合、ダイヤモン
ド製回転ソーを使って肉をとった大腿部の端部を1cm切り取り、70%エチル
アルコールで固定し(マウスの場合には端部.5cmを切り取り固定した)。7
0%エチルアルコール(EtOH)で固定してから自動組織プロセッサーを用い
て骨標本をアルコール濃度100%まで順次移して脱水した。脱水してからクロ
ロフォルムで脂質を除き、そして蒸留水に入れて水和させた。自動組織標本作製
の工程は全て真空下で行った。水和した骨の重量を空気中で測定し、ついで密度
測定キットを装備したMettlerバランスを用いて水中に懸架してた状態で
重量を測定した。各サンプルの空気中重量を、空気重量と水中重量の差で除して
総骨密度を求めた;即ち組織単位容積当たりの有機マトリックス+ミネラル量。
総骨密度を求めた後でサンプルを一晩マッフル炉に入れて600℃に熱し灰化す
る。それから各サンプルの灰重量を組織容積(即ち空気重量−水中懸架重量)で
除してミネラル密度を求めた。各群について平均骨密度(総骨密度とミネラル骨
密度)を計算し、賦形剤投与群とエストロゲン投与対照群との統計有意差をコン
ピューター統計プログラムを利用して求めた。コレステロール低下活性
総コレステロールの血清レベルに及ぼす本発明の化合物の作用を
前記骨密度測定に共した動物より得た血液サンプル、あるいは28日間以上の化
合物を投与した卵巣摘出ラットまたはマウスより得た血液サンプルを利用して調
べた。それぞれの実験では、化合物投与動物からの血液は心臓穿刺により採取し
、血液1ml当たり30μlの5%EDTAを含む試験管の中に入れた。20℃
、2500rpmで10分間遠心分離した後、血漿を取り出し、測定まで−20
℃に保管した。コレステロールはSigma Diagnosticsより市販
されている標準的な酵素法によるキット(キット番号352)を利用して測定し
た。製剤調整
本発明の化合物を一般的なアジュバント、キャリアー、または希釈液と一緒に
して、また薬剤に利用可能な酸の添加が必要な場合には当該酸の塩を加えて製剤
の形状にし、またその投与単位形状にすることができ、また錠剤や充填カプセル
の様な固形製剤または溶液、懸濁液、乳剤、エリキシル剤の様な薬液、またはそ
の充填カプセルなど経口投与に適する全ての形状に成形することができる。また
は非経口投与用(皮下投与や注入を含む)として滅菌された注射可能な溶液にす
ることもできる。この様な医薬製剤とその投与単位形状体には通常の賦形剤を通
常の割合で含でおり、その他の活性化合物あるいは成分については含むことも、
また含まないこともあり、そしてこれら投与単位形状体は毎日の投与範囲量とし
て適当な効果量の本発明の化合物を含んでいる。投与単位形状体の好適な例とし
ては活性成分10ミリグラムを含む錠剤、より広範囲には1錠当たり10から1
00ミリグラムを含む錠剤がある。
本発明の化合物は医薬製剤の処方、例えば生薬の一般的な投与法によるヒトを
含む哺乳動物への経口および非経口投与に利用できる。
通常の賦形剤とは、活性化合物と反応し有害になることがない非腸管的投与に
も、また腸管的投与にも好適な薬物に利用可能な有機または無機のキャリアーで
ある。
この様なキャリアーの例としては水、塩溶液、アルコール、ポリエチレングリ
コール、ポリヒドロキシエトキシ化ひまし油、ゼラチン、乳糖アミロース、ステ
アリン酸マグネシウム、タルク、ケイ酸、脂肪酸モノグリセリド、脂肪酸ジグリ
セリド、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ヒドロキシメチルセルロースや
ポリビニルピロリドンがある。
医薬製剤は滅菌し、必要であれば活性化合物と反応し有害とならない補助剤、
乳化剤、浸透圧調整用の塩、緩衝剤や/または着色剤などを混合することができ
る。
非腸管的投与としては、特に注射液または注射懸濁液が好適であり、ポリヒド
ロキシ化されたひまし油に溶解された活性物質を含む水溶液が好ましい。
投与単位形状体としてはアンプルが便利である。
タルクや/または炭水化物キャリアーまたは結合剤等を含み、キャリアーがラク
トースや/またはコーンスターチや/またはポテトスターチであることが好まし
い錠剤、糖衣錠、またはカプセルは、特に経口投与に好適である。シロップ、エ
リキシル剤等は甘味賦形剤が利用可能な時に利用できる。
一般に本発明の化合物は、投与単位当たり薬物として利用可能なキャリアーに
含まれる形で0.05−100mgを調剤される。
本発明の化合物の投与量は、例えばヒトの患者に医薬品として投与する場合に
は0.1−300mg/日で、好適には10−100mg/日である。
通常の錠剤製造法により調整される典型的な錠剤には次のものが含
まれる:
活性化合物 5.0mg
Lactosum 67.0mgPh.Eur
AvicelTM 31.4mg
AmberliteTMIRP88 1.0mg
Magnesil stearas 0.25mgPh.Eur
本発明の化合物は、例えばヒトを含む生きている動物体で本発明の化合物を必
要としている患者に投与することができ、また必要に応じて医薬品として利用可
能な当該化合物の酸添加塩の形にして(ヒドロブロマイド、塩酸塩、またはスル
フォン酸塩等は、液を酸を含む溶液の中の遊離塩基を蒸発して乾燥させる等の通
常または一般的な方法で調整できる)、通常医薬品として利用可能なキャリアー
または希釈液、特にそして好ましくは医薬品成分の形状をした該キャリアーまた
は希釈液を併用し、または同時に、または混ぜて経口、直腸、または非腸管(皮
下を含む)経路より病気の治療に有効な量を投与することができる。好適な投与
量は1−200ミリグラム/日、10−100mg/日で、好ましくは30−7
0mg/日であり、その量は通常投与方法、投与される形状、投与が指示された
適用の内容、患者そして患者の体重と担当の医師や獣医師の経験から決められる
。
以下実施例により本発明を詳細に説明する。もとより本実施例は請求項により
規定される本発明の範囲を限定するものではない。
実施例1
(±)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(2−ピロリジ
ノエトキシ)フェニル)クロマン
ステップ1:
4−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メトキシ−3−フェニル−3−クロマン
4−(4−アセトフェニル)−7−メトキシ−3−フェニル−3−クマリン(
180g)をトルエン(2.11)に70℃で溶解してから水素化リチウムアル
ミニウム(35.4g)のテトラヒドロフラン(2.11)懸濁液に加えた。添
加中は反応混合液の温度を60℃以下に保った。反応混合液を室温まで冷却した
。水(45ml)を注意しながら加え、続いて5Mの塩酸(1.21)を加えた
。混合液を60−65℃に加熱しながら3時間攪拌した。有機相が分離した。水
相をトルエン(250ml)で抽出した。有機相を一つにしてから水(250m
l)で洗浄し、油になるまで蒸発させ。この油を沸騰エタノール(600ml)
に溶解した。溶解液を冷却した後、ゆっくりと水(400ml)を加え、この混
合液に種付けした。結晶を濾過して除き、水/エタノール;25/75(200
ml)で洗浄してから乾燥した。
収量4−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メトキシ−3−フェニル−3−ク
ロマン126g(81%);融点156−157℃。
ステップ2:
シス−4−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メトキシ−3−フェニルクロマン
4−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メトキシ−3−フェニル−3−クロマ
ン’77.7g)をエタノール(1500ml)に50℃で溶解した。パラジウ
ム黒、10%、水分50%(6g)を溶解液に加え、この混合液を55℃、1気
圧下に8時間おいて水素化した。
懸濁液が暖かい間に触媒を濾過して除き、濾過液を油まで蒸発させたがこの油
は蒸発中に固化した。
収量74.3g(95%)、融点168−190℃。産物は1H−NMRと元
素分析にて確認した。
ステップ3:
(±)−シス−7−メトキシ−3−フェニル−4−(4−(2−ピロリジノエト
キシ)フェニル)クロマン
シス−4−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メトキシ−3−フェニルクロマ
ン(74.3g)をトルエン(700ml)、水(12ml)と水酸化ナトリウ
ム(24,3g)の混合液に加え75℃まで加温した。これに2−クロロエチル
ピロリジン塩酸塩(46.2g)を30分に1回の割合で6回に分けて75℃で
加えた。最後の添加がおわった後に、混合液を75℃で4時間加温した。水(1
000ml)を加えてから、全ての塩が溶解するまで混合液を攪拌した。水相を
分離し、もう一度新たにトルエン(300ml)を加えて抽出した。有機相を一
つにまとめ炭酸カリウム上で乾燥し、油になるまで蒸発させた。油を還流メタノ
ール(1000ml)中に溶解し、これを氷槽中にて冷却して結晶化した。
(±)−シス−7−メトキシ−3−フェニル−4−(4−(2−ピロリジノエ
トキシ)フェニル)クロマンの収量79.6g(83%)、融点113−114
℃。産物は1H−NMRと元素分析にて確認した。
ステップ4:
(±)−トランス−7−メトキシ−3−フェニル−4−(4−(2−ピロリジノ
エトキシ)フェニル)クロマン
シス−7−メトキシ−3−フェニル−4−{4−[2−(ピロリジン−1−イ
ル)ノエトキシ]フェニル}クロマン(5.2g)をジメチルスルフォキシド(
12.5ml)と水酸化カリウム(0.55g)の液の中で70−80℃に5時
間入れて溶解した。反応混
合液は室温まで冷却した。水(50ml)を加えた。混合液を30分間攪拌し、
生じた粘着性の沈殿を濾過して除き、次の反応に進む前に水で数回洗浄した。
(±)−トランス−7−メトキシ−3−フェニル−4−(4−(2−ピロリジ
ノエトキシ)フェニル)クロマンの収量2.3g(44%)。産物は1H−NM
Rで確認した。
ステップ5:(±)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(
2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン
トランス−7−メトキシ−3−フェニル−4−{4−[2−(ピロリジン−1
−イル)ノエトキシ]フェニル}クロマン(2g)を、ピリジン(10ml)と
140℃で蒸留して水を除いて得た濃塩酸より混合液より調整した融解塩化ピリ
ミジニウムに溶解した。混合液を75分間加熱した。室温まで冷却した。水(1
5ml)を加え、水酸化ナトリウム(32.5%)でpHを12に調整した。混
合液をトルエン(15ml)で抽出した。有機相を分離してから、炭酸カリウム
の上で乾燥させ、蒸発させた。
得られた油は2本の連続したシリカゲル60カラムをもちいて、まず酢酸エチ
ル/メタノール1:1を溶出液とし、つぎにジクロロメタン/メタノール1:1
を溶出液とするカラムクロマトグラフィーにて生成した。
(±)−トランス−7−ヒドロキシ−3−フェニル−4−(4−(2−ピロリ
ジノエトキシ)フェニル)クロマンの収量0.14g(7%)。産物は1H−N
MRと元素分析で確認した。
実施例2
(±)−トランス−7−ヒドロキシ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(4
−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)クロマン
ステップ1:
4−(4−アセトキシフェニル)−3−(4−フルオロフェニル)−7−メトキ
シ−クマリン
(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−(4−ヒドロキシフェニル)−
メタノン(7.33g、30.0nnmol)、無水酢酸(15ml)、トリエ
チルアミン(5.5ml、39.5mmol)と4−フルオロフェニル酢酸(4
.63g、30.0mmol)の混合液を135℃で18時間攪拌し、得られた
オレンジ色の液を水(120ml)に注ぎ入れ、さらに3時間攪拌した。得られ
た粘着性固形物を含む水性混合体を酢酸エチル(300ml)で希釈して固形物
を溶解し、有機相を分離した。水相をさらに酢酸エチルル(2×100ml)で
抽出した。有機相を一つにまとめ、水で洗い、飽和塩化ナトリウム液で洗い、そ
れから硫化ナトリウム上で乾燥させて黄色/オレンジ色の固形物になるまで蒸発
し、それをエタノール:水(600ml)、1:1の液から再結晶化して灰色が
かった白色の固形を得、真空下に乾燥した。
4−(4−アセトキシフェニル)−3−(4−フルオロフェニル)−7−メト
キシークマリンの収量7.98g(65%)。融点173−176℃。1H−N
MR(CDCl3,300MHz)δ:2.32(s,3H);3.89(s,
3H);6.78(dd,1H);6.82−6.95(m,3H);7.03
−7.14(m,6H);7.15(d,1H)。LRMS(EI)404(M+
)、362,334,319,43。元素分析;C24H17FO5についての計算
値:C、71.28;H,4.24%;実測値C、71.26;H、4.25%
ステップ2:
3−(4−フルオロフェニル)−4−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メトキ
シ−クロム−3−エネ
水素化リチウムアルミニウム(0.76g,20.03mmol)を少量に分
けて、4−(4−アセトキシフェニル)−3−(4−フルオロフェニル)−7−
メトキシ−クマリン’4.04g、9.99mmol)のテトラヒドロフラン(
150ml)液に攪拌しながら加えた。全て加え終わったら、混合液を室温で3
0分間攪拌し、それから6Mの塩酸(30ml)を滴下した。得られた混合液を
60−65℃で3時間加温した後、冷却して水(100ml)と酢酸エチル(5
0ml)で希釈した。水相を分離し、さらに酢酸エチル(3×100ml)で抽
出した。有機相を一つにまとめてから塩化ナトリウム飽和液で洗浄し、硫酸ナト
リウム上で乾燥、蒸発させてオレンジ色の固体を得た。これをエタノール/水(
4:1、75ml)より再結晶化し、第一産物である無色の針型の固形物を得た
。母液を蒸発させてオレンジ色のゴム体を得、これから二回目の水エタノール再
結晶をおこなって無色の針型の第二産物を得た。前記固形物を一つにまとめてか
ら真空下に乾燥させた。
3−(4−フルオロフェニル)−4−(4−ヒドロキシフェニル)−7−メト
キシークロム−3−エネの収量2.47g(70%)。融点155−156.5
℃。1H−NMR(CDCl3,300MHz)δ:3.79(s,3H);4.
80(bs,1H);5.20(s,2H);6.40(dd,1H);6.5
1(d,1H);6.70−7.00(m,9H)。LRMS(EI)348(
M+)、255(M−PhOH)、253(M−PhF)。
ステップ3:
(±)−シス−3−(4−フルオロフェニル)−4−(4−ヒドロキシフェニル
)−7−メトキシ−クロマン
パラジウム黒(10%、0,20g、0.19mmol)を攪拌中の3−(4
−フルオロフェニル)−4−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−7−メトキシークロム−3−エネ(1.74g,4.99mmol)のエ
タノール液(150ml)に加え、混合液を室温で20時間水素化する。触媒を
濾過により除き、溶媒を蒸発させて灰色がかった白色の固形物を得、これを水エ
タノールから再結晶して精製した。これにより得た無色の固形物を真空下に乾燥
して、結晶エタノールの0.75当量を含む無色の板状物を得た。
(±)−シス−3−(4−フルオロフェニル)−4−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−7−メトキシ−クロマンの収量1.29g(73%)。融点164−16
5℃(水エタノール)。1H−NMR(CDCl3,300MHz)d:1.25
(t,2.4H、0.75EtOH)、3.55(ddd,1H)、3.73(
q,1.6H、0.75EtOH)、3.81(s,3H)、4.16−4.2
5(m,2H)、4.38(dd,1H)、4.90(bs,1H)、6.44
−6.58(m,6H)、6.59−6.68(m,2H)、6.80−6.9
0(m、3H)。LRMS(EI)350(M+)、227、211。元素分析
;C22H19FO3・0.75EtOH換算の計算値:C、73.33;H,6.
13%;実測値C、73.32;H、6.11%
ステップ4:
(±)−シス−3−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4−(2
−ピロリジノエトキシ)フェニル)−クロマン
(±)−シス−3−(4−フルオロフェニル)−4−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−7−メトキシ−クロマン(0.53g,1.51mmol)と炭酸カリウ
ム(2.10g、15.2mmol)、ヨウ化ナトリウム(0.01g,0.0
7mmol)、1−(2−クロロエチエル)ピロリジン塩酸塩(0.28g,1
.65mmol)とアセトン(35ml)の混合体を60℃で還流しながら24
時間攪拌した。得られた混合体を濾過し、溶媒を蒸発させて無色のゴム体を得、
これを冷却して固化した。この粗固形体を水エタノールから再結晶化して無色の
針状の産物を得、真空下に乾燥させた。
(±)−シス−3−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4−(
2−ピペリジノエトキシ)フェニル)−クロマンの収量0.57g(83%)。
融点93.5−94.5℃(水エタノール)。1H−NMR(CDCl3,300
MHz)δ:1.75−1.85(m,4H)、2.55−2.65(m,4H
)、2.85(t,2H)、3.55(ddd,1H)、3.81(s,3H)
、4.08(t,2H)、4.16−4.23(m,2H)、4.37(dd,
1H)、6.43−6.53(m,4H)、6.57−6.66(m、4H)、
6.80−6.88(m,3H)。LRMS(EI)447(M+)、84(C5
H10N)
ステップ5:
(±)−トランス−3−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4−
(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)−クロマン
(±)−シス−3−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4−(
2−ピロリジノエトキシ)フェニル)−クロマン(1.0g、2.33mmol
)とパウダー状の塩化カリウム(0.25g,4.46mmol)を乾燥DMS
O中に混合したものを3時間80℃に加温した。混合体を水(100ml)で希
釈し、産物を酢酸エチル中(3×100ml)に抽出した。抽出物を一つにまと
めてから水、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させてから蒸発して
オレンジ色のガム状の粗複合化合物を得た。表題の化合物はシリカゲル60カラ
ムと5%メタノールのジクロロメタン液を溶媒に用いたカラムクロマトグラフィ
ーにより部分精製した。表題化合物の蒸発させて、表題化合物と未反応のシス型
イソマーの出
発材料との混合体を分離した。さらに表題化合物は調整HPLC:カラム:YM
C120オングストローム、15μm、250×10mm;溶出液:60%メタ
ノールの50mM酢酸アンモニウム液;流速:10ml/分;220nmでのU
V検出、を用いて完全に精製した。相当する分画を乾燥させ無色の蝋状の表題化
合物を得た。
(±)−トランス−3−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4
−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)−クロマンの収量0.11g(11%
)。1H−NMR(CDCl3,300MHz)δ:1.73−1.88(m,4
H)、2.60−2.72(m,4H)、2.90(t,2H)、3.20(d
dd,1H)、3.75(s,3H)、4.04(t,2H)、4.05−4.
25(m,2H)、4.30(dd,1H)、6.40(dd,1H)、6.4
5(d、1H)、6.67(d,1H)、6.74(dm,2H)、6.80−
6.95(m,4H)、6.95−7.04(m,2H)。LRMS(EI)4
47(M+)、84(C5H10N、100%)。分析HPLC、Rt=5.62分
。(LiChrosorb RP−18(7μm)、250×4mmカラム);
溶出液90%メタノール/10%(pH7,0.25%トリエチルアミン/リン
酸液)緩衝液;検出220nmUV;流速0.9ml/分。
ステップ6:
(±)−トランス−7−ヒドロキシ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(4
−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)−クロマン
無水塩酸ピリジン(0.289g,2.50mmol)と(±)−トランス−
3−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−4−(4−(2−ピロリジノエ
トキシ)フェニル)−クロマン(0.11g、0.25mmol)の混合体を3
時間135℃に加熱した。
えられた暗い茶色の固形体をメタノール(10ml)、水(50ml)、炭酸水
素ナトリウム液(5ml)の混合液に溶解し、産物をジクロロメタン/メタノー
ルの9:1液(3×50ml)に抽出した。抽出物を一つにまとめてから水、ブ
ラインで洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させてから蒸発してオレンジ色のガ
ム状の粗複合化合物を得た。産物はシリカゲル60カラムと5%メタノールのジ
クロロメタン液を溶媒に用いたカラムクロマトグラフィーにより精製し、無色の
蝋状物を得た。
(±)−トランス−7−ヒドロキシ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(
4−(2−ピロリジノエトキシ)フェニル)−クロマンの収量40mg(37%
)。1H−NMR(MeOH−d4,200MHz)δ:1.85−2.10(m
,4H)、3.00−3.18(m,4H)、3.18−3.38(m,3H)
、4.05−4.25(m,5H)、6.22(dd,1H)、6.30(d,
1H)、6.46(d、1H)、6.80(dm,2H)、6.84−6.98
(m,4H)、6.84−6.98(m,4H)、7.04−7.16(m,2
H)。LRMS(EI)433(M+)、84(C5H10N、100%)。
実施例3:
(±)−トランス−7−ヒドロキシ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(4
−(2−ピペリジノエトキシ)フェニル)−クロマン
表題の化合物は、実施例2のステップ4で求電子体として用いた1−(2−ク
ロロエチル)ピペラジンを1−(2−クロロエチル)ピロリジン塩酸塩に変更す
る以外は実施例2記載の方法と同一方法で調整された。
中間体の(±)−トランス−3−(4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−
4−(4−(2−ピペリジノエトキシ)フェニル)−
クロマン(70mg、0.152mmol)を塩酸ピペラジン(0.176g,
152mmol)と一緒に18時間加熱して脱メチル化した後精製して無色の表
題化合物を得た。
(±)−トランス−7−ヒドロキシ−3−(4−フルオロフェニル)−4−(
4−(2−ピペリジノエトキシ)フェニル)−クロマンの収量25mg。1H−
NMR(MeOH−d4,200MHz)δ:1.40−1.55(m,2H)
、1.55−1.70(m、4H)、2.50−2.62(m,4H)、2.7
8(t,2H)、3.15−3.30(m,1H)、4.05(t,2H)、4
.10−4.25(m,3H)、6.23(dd、1H)、6.28(d,1H
)、6.49(d,1H)、6.75(dm,2H)、6.85−6.98(m
,4H)、7.05−7.16(m,2H)。フェノールのOHは観察されなか
った。LRMS(EI)447(M+)、98(C6H12N、100%)。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Novel trans-3 useful for prevention or treatment of estrogen-related diseases or syndromes
, 4 chroman derivatives
Field of the invention
The present invention relates to novel trans-3,4 chroman derivatives, and estrogen-related diseases.
Or syndromes, especially those caused by estrogen deficiency in mammals
Is a syndrome, especially bone loss, osteoporosis, cardiovascular disease, paresthesia, Alzheimer's disease
Human dementia, menopause including flushing and genital atrophy, dysmenorrhea, urgency and habit
Prevent abortion, irregular uterine bleeding, acne, hirsutism, prostate cancer, postpartum lactation or
Use of the compound of the present invention for treatment, contraception method or ovarian development support method
On the application of these compounds.
Background of the Invention
Osteopenia associated with menopause is a major public health problem. Neglect checking
Bone loss, which results in a significant loss of skeletal muscle structural integrity and is painful
Weak fractures occur in the lumbar region, spine, and femur. To reduce the risk and frequency of this fracture
The development of treatments that mainly inhibit bone resorption and preserve bone mass has been concentrated. Various cures
Estrogen replacement therapy is still used in post-menopausal osteoporosis prevention
(Lindsey R, Hart DM, MacCl
ean A 1987, "Estrogen / progestogen in postmenopausal treatment
Role (The role of estrogen / progestogeni)
n the management of the menopause) ", C
oook I
D, Editing, Proceedings of University of Sc
heffield symposium on the role of es
trogen and process in the management
ent of the menopause, UK: MTP Press Lt
d. pp. 9-25; Marshall DH, Horsmann A, No
rdin BEC 1977, "Prevention and treatment of postmenopausal osteoporosis (The pre
vention and management of post-menop
ausal osteoporosis) ", Acta Obstet Gyn
eco1 Scan (Suppl) 65: 49-56; Recker RR,
Savile PD, Heaney RP 1977, "Bone Loss in Postmenopausal Women
Effect of Estrogen and Calcium Carbonate on Ethanol
gen and calcium carbonate on bone lo
ss in post-menopausal woman), Ann Int
ern Med. 87: 649-655; Nachtigall LE, Nac
htigall RH, Nachtigall RD, Beckman EM
1979, "Estrogen replacement.
t therapy ", Obstet Gynecol. 53: 277-281.
), And now estrogen appears to significantly reduce the frequency and risk of fractures
(Krieger N, Kelsey JL, Holford TR,
O'Connor T 1982, "An epidemiological study on hip fractures in postmenopausal women (
An epidemiological study of hip frac
cure in postmenopausal woman) ", Am J
Epidio. 116:
141-148; Hutchinson TA, Polansky SM, Fe
instine AR 1979, "Postmenopausal estrogen has hip and distal flexion
Prevent bone fracture (Menopausa1 estrogen therapy)
and hip fractures) ", Ann Intern Med. 9
5: 28-31; Weiss NS, Ure CL, Ballard JH, W
illiams AR, Daling JR 1980, "Estrogen Menopause
Lower risk of hip and lower forearm fractures by post-administration (Decreed ri
sk of frctures on the hip and lower
forearm with post-menopausal use of
estrogen) ", N Eng J Med. 303: 1195-119.
8).
It is clear that estrogen replacement therapy has a beneficial effect on the skeleton,
Some data show that estrogen also has a beneficial effect on the cardiovascular system.
You. Previous studies have been on the effects of estrogens on serum lipids
However, recently estrogen directly affects not only the lipid profile but also the extensibility of the vascular wall.
Data to reduce peripheral resistance and prevent atherosclerosis (Rob
o RA 1990, "Estrogen replacement therapy and cardiovascular association (Cardio
vasculal implication of estrogen rep
replacement therapy ”, Obstrictrics and Gyn
aecology, 75: 18S-24S; Mendelson ME, Kar
as RH 1994, "Estrogen and blood vessel walls", Current Opin
ion in Cardiology, 1994 (9): 619-626). Epidemic
According to scientific data, these physiology of estrogen
The combined pharmacologic and pharmacological effects have resulted in women having cardiovascular disease regardless of age.
Morbidity and mortality are reduced (Kannel WH, Hjortland M, McN
amara PM 1976 "Menopause and the Risk of Cardiovascular Disease: The Framingham Study (
Menopause and risk of cardiovascular
disease: The Framingham Study), Ann I
nt Med, 85: 447-552). In addition, recent analysis shows postmenopausal est
Concludes that rogen replacement therapy reduces cardiovascular disease risk by approximately 50%
(Stampfer MJ, Colditz GA 1991, "Estrogen
Compensatory treatment and coronary heart disease: quantitative analysis of epidemiological data (Estrogen rep)
license therapy and coronary heart
disease: a automatic assessment of
the epidemiological evidence ", Preve
active Medicine, 20; 47-63. ).
Estrogen compensation in addition to the beneficial effects of estrogen on bone and cardiovascular system
Some data suggest that therapy may also benefit the central nervous system. Short-term for humans
Studies show that memory scores increase with estrogen levels in postmenopausal women
High (Kampen DL, Sherwin BB 1
994, Estrogen administration and verbal memory in healthy postmenopausal women
gen use and verbal memory in healthy
woman), Obstreets and Gynecology, 83
(6): 979-983). In addition, women who have undergone surgery have a foreign
Administration of Gen increased short-term memory. Also, estrogen treatment is
Alzhai
Epidemiological findings that clearly reduce the risk of Mer-type senile dementia
Suggests that estrogen's effects on cognition are not limited to short-term effects
(Paganini-Hill A, Henderson VW, 1994)
Estrogen Deficiency and Alzheimer's Disease in Women (Estrogend
efficiency and risk of Alzheimer's di
case in women) ", Am J Epidemiol, 140:
256-261; Ohkura T, Issue K, Akazawa K, Ha
mamoto M, Yoshimasa Y, Hagino N, 1995, "
Long-term estrogen replacement therapy in female patients with Alzheimer's dementia: 7 cases
Report (Long-term estrogen replacement th
erapy in female patents with dement
ia of the Alzheimer Type: 7 case repo
rts) ", Dementia, 6: 99-107. Estrogen is a cognitive function
The mechanism by which estrogen increases cerebral blood flow (Goldman) is unknown.
H, Skelley Eb, Sandman CA, Kastin AJ, M
urphy S, 1976, "Hormones and cerebral local blood flow (Hormones
and regional brain blood flow ", Pharm
acol Biochem Rev, 5 (suppl 1): 165-169;
Ohkura T, Teshima Y, Isse K, Matsuda H,
Inoue T, Sakai Y, Iwasaki N, Yaoi Y, 199
5, "Estrogen increases regional cerebral and cerebellar blood flow in postmenopausal women (
Estrogens concerns cerebral and cere
bellar blood flow
s in postmenopausal woman) ", Menopaus
e: J North Am Menopause Soc. 2 (1): 13-1
8) and direct action on nerve cells (Singh M, Meyer EM, S
impkins JW, 1995, "Female Spargue-Dawley rats
Ribonucleic acid of brain-derived neurotrophic factor in rat brain cortex and hippocampus
Of ovariectomy and estradiol on the expression of
f ovaryectomy and estradiol replacem
ent on brain-driven neurotropic fa
ctor messenger ribonicular acid expr
ession in cortical and hippocampal b
rain regions of female Sprague-Dawle
y rates), Endocrinology, 136; 2320-2324;
McMillan PJ, Singer CA, Dorsa DM, 1996,
"TrkA and basal forebrain in adult female Sprague-Dawley rats
Of ovariectomy and est on mRNA expression of choline acetyltransferase
The effects of varigen replacement therapy (The effects of ovaryectom)
y and estrogen replacement on trkA a
nd choline acyltransferase mRNA ex
press in inbasal forbrain of th
eadult female Agre-Dawley rat) ",
J Neurosci. , 16 (5): 1860-1865).
It can be speculated that this is a sexual effect factor.
Natural estrogens and estrogen alone or in combination
Therapeutic applications of synthetic preparations that exhibit antitumor activity are not limited to the aforementioned chronic conditions.
No. In addition, there are several applications of estrogen:
For example, flushing and genital atrophy); birth control pills; prevention of imminent or habitual miscarriage;
Reducing dysmenorrhea; Reducing dysfunctional uterine bleeding; Assisting egg cell development; Acne treatment;
Reduced overgrowth of hair (sexual hirsutism) in sex; treatment of prostate cancer; postpartum milk
Inhibition of secretion [Goodma and Gilman, The Pharmaco
logical Basis of Therapeutics (Event
h Edition) Macmillan Publishing Comp
any, 1985, pp. 1421-1423].
Estrogen replacement therapy may have beneficial effects on a wide range of organ systems and tissues
It is clear, but depending on the dosage and duration of estrogen treatment,
It also increases the risk of hyperplasia and cancer. Use cyclic progestin simultaneously
Use reduces the risk of endometriosis, but at the same time is unacceptable to many patients.
Recurrent uterine bleeding. Estrogen has a sting to the endometrium
Report on relationship between long-term estrogen replacement therapy and increased risk of breast cancer, in addition to intense effects
Controversy continues over the report (Bergkvist L, Adami HO,
Person I, Hoover R, Chaire C, 1989, "
Risk of breast cancer after estrogen and estrogen-progestin compensation (Ther
isk of breast cancer after estrogen
and estrogen-progestin replacement),
N Eng J Med, 321: 293-297; Colditz GA, H
ankinson SE, Hunter DJ, Wilett WC, Mans
on JE, Stam
pfer MJ, Hennekens C, Rosner B, Speizer
FE, 1995, "Estrogen and progestin use in postmenopausal women.
The risk of breast cancer (The use of estrogens and prog
estins and the risk of breast cancer
in postmenopausal woman), N Eng J Me
d, 322 (24): 1589-1593). Moreover, not life threatening
However, estrogen use is contraindicated and other side effects that hinder patient consent
There is a strogen replacement treatment.
As described above, without any adverse side effects on the uterus and breast,
Reproduce the beneficial effects of Rogen on bone, cardiovascular and central nervous systems
Enabling treatment is necessary to realize "safe estrogen"
If this can be achieved, the number of patients who will be able to benefit from estrogen replacement therapy
Can be greatly increased. Therefore, estrogen treatment for various parts of the body and disease symptoms
Gen has been shown to have beneficial effects, selectively targeting various body tissues
There is a demand for the development of powerful estrogen agonists.
Detailed description of the invention
The present invention relates to a compound of the formulaTwoAnd RThreeOf the formula (I) in which is arranged in the trans form
And its optical and stereoisomers, esters and
Provide Teru and its salts.
R in the formula1Is H, CORFour, CONHRFour, CONRFour Two, SOTwoNRFour TwoOr S
OTwoNHRFourAnd
RTwoIs optionally OH, halogen, nitro, cyano, SH, SRFour, Trihalo
-C1-C6-Alkyl, C1-C6-Alkyl, C1-C6-Alkoxy and phenyl
Substituted with 1 to 5 substituents independently selected from the group consisting of
Nil, and
RThreeIs
(A) -X- (CHTwo)n-Phenyl substituted with -Y, wherein X is an atom
Valence bond, O or S, n is an integer from 1 to 12, Y is H, halogen
, OH, ORFour, NHRFour, NRFour Two, NHCORFour, NHSOTwoRFour, CONHRFour,
CONRFour Two, COOH, COORFour, SOTwoRFour, SORFour, SONHRFour, SON
RFour Two, Saturated or unsaturated CThree-C7A heterocycle, wherein the heterocycle is O, S and
And one or two heteroatoms independently selected from the group consisting of
H, OH, halogen, nitro, cyano, SH, SRFour,bird
Halo-C1-C6-Alkyl, C1-C6-Alkyl, and C1-C6-Alkoki
Substituted with one to three substituents independently selected from the group consisting of
Or
(B) wherein n and Y in the formula are the same as in (a),-(CHTwo)n-Y, or
(C) one or two independently selected from the group consisting of O, S and N
Containing two heteroatoms, optionally H, OH, halogen, nitro, cyano,
SH, SRFour, Trihalo-C1-C6-Alkyl, C1-C6-Alkyl, and
C1-C6-1 to 3 substitutions independently selected from the group consisting of alkoxy
Base and place
Saturated or unsaturated CThree-C7Phenyl fused with a heterocycle,
One of
RFourIs C1-C6-Alkyl.
The general chemical terms in the above formulas are used in their ordinary meaning.
For example, C1-C6-The term alkyl means methyl, ethyl, propyl, isopropyl
Linear and branched alkyls such as butyl, butyl, sec-butyl or isobutyl
Containing a hydroxyl group.
The term halogen means chlorine, bromine, iodine and fluorine.
CThree-C7The term heterocycle includes pyrrolidinyl, pyrrolinyl, imidazolyl,
Imidazolidinyl, pyrazolyl, pyrazolidinyl, pyrazolinyl, piperidyl,
Piperazinyl, pyrrole, 2H-pyrrole, triazolyl, pyridyl, pyrazini
, Pyrimidinyl, pyridazinyl, morpholino, thiomorpholino, isothia
Zolyl, isoxazolyl, oxazolyl, oxadiazolyl, thiadiazolyl,
And groups such as thiazolyl.
The compounds of the present invention are novel estrogen agonists and have been shown to reduce bone loss in women.
Prevention and treatment, osteoporosis prevention and treatment, cardiovascular disease prevention and treatment, neuropeptide Y
Treatment and prevention (eg, obesity, depression, etc.) of physiological disorders associated with
Control of glucose metabolism such as insulin-dependent diabetes, and Alzheimer's senile dementia
Useful for prevention and treatment of dementia. In addition, these estrogen agonists are
Contraceptives, relief of menopausal symptoms (eg flushing, genital atrophy, depression, mania, schizophrenia, etc.)
), Prevention of incontinence, imminent or habitual miscarriage, relief of dysmenorrhea, dysfunctional uterine bleeding
Alleviates ovarian development, treats acne, overgrows female hair (hirsutism)
It is useful for alleviating prostate cancer, treating prostate cancer, and suppressing postpartum lactation. these
The drug also lowers serum cholesterol and has a beneficial effect on the lipid profile of plasma
Is shown.
The compounds of the present invention are estrogen agonists in bone and cardiovascular tissues.
However, it also functions as an anti-estrogen in other estrogen target organs. An example
For example, these compounds can act as antiestrogens in breast tissue and the colon,
Be useful in the prevention and treatment of estrogen-dependent cancers such as breast and colon cancer
U.
A substituent R of the formula I1O is preferably bonded to the phenyl ring at the 6- or 7-position.
Good. That is, compounds of the present invention that are either of the following formulas Ia or Ib are preferred:
No.
Or
R in the formula1, RTwo, And RThreeIs the same as above.
One of the preferred embodiments of the present invention is a trans compound represented by the following formula.R in the formula is H or C1-C6Alkyl.
Another preferred embodiment of the present invention is a trans compound represented by the following formula.
M in the formula is an integer between 0 and 10.
Another preferred embodiment of the present invention is a trans compound represented by the following formula.
M in the formula is the same as described above.
Another preferred embodiment of the present invention is a trans compound represented by the formula:M in the formula is the same as described above.
Another preferred embodiment of the present invention is a trans compound represented by the following formula.
M in the formula is the same as described above, and two RFourAre the same as above,
Is selected.
Another preferred embodiment of the present invention is a trans compound represented by the following formula.
R in the formulaFourIs the same as above.
Another preferred embodiment of the present invention is a trans compound represented by the following formula.R in the formulaFourIs the same as above.
Another preferred embodiment of the present invention is a trans compound represented by the following formula.
R in the formula6Is one or more substituents: methoxy, hydroxy, trifluoromethyl
Tyl, fluoro, and chloro.
The most preferred compounds are:
(+)-Trans-4- (4- (carboxymethoxy) phenyl) -7-hydro
Xy-3-phenylchroman,
(-)-Trans-4- (4- (carboxymethoxy) phenyl) -7-hydro
Xy-3-phenylchroman,
(+)-Trans-7-hydroxy-4- (4- (methoxycarbonylmethoxy
) Phenyl) -3-phenylchroman;
(-)-Trans-7-hydroxy-4- (4- (methoxycarbonylmethoxy
) Phenyl) -3-phenylchroman;
(+)-Trans-4- (4- (ethoxycarbonylmethoxy) phenyl) -7
-Hydroxy-3-phenylchroman,
(-)-Trans-4- (4- (ethoxycarbonylmethoxy) phenyl) -7
-Hydroxy-3-phenylchroman,
(+)-Trans-4- (4- (benzyloxycarbonylmethoxy) phenyl
) -7-Hydroxy-3-phenylchroman;
(-)-Trans-4- (4- (benzyloxycarbonylmethoxy) phenyl
) -7-Hydroxy-3-phenylchroman;
(+)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (2-pyrrolidine
Noethoxy) phenyl) chroman
(-)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (2-pyrrolidine
Noethoxy) phenyl) chroman
(+)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (3-pyrrolidine
Nopropoxy) phenyl) chroman
(-)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (3-pyrrolidine
Nopropoxy) phenyl) chroman
(+)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (4-pyrrolidine
Nobutoxy) phenyl) chroman
(-)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (4-pyrrolidine
Nobutoxy) phenyl) chroman
(+)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (5-pyrrolidine
Nopentoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (5-pyrrolidine
Nopentoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (6-pyrrolidine
Nohexyloxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (
6-pyrrolidinohexyloxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (7-pyrrolidine
Noheptyloxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (7-pyrrolidine
Noheptyloxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (8-pyrrolidine
Nooctyloxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (8-pyrrolidine
Nooctyloxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (9-pyrrolidine
Nononyloxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (9-pyrrolidine
Nononyloxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (10-pyrroli
Dinodecyloxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (10-pyrroli
Dinodecyloxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (11-pyrroli
Diundecyloxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (11-pyrroli
Diundecyloxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (12-pyrroli
Dinododecyloxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (12-pyrroli
Dinododecyloxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (2-piperidi
Noethoxy) phenyl) chroman
(-)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (2-piperidi
Noethoxy) phenyl) chroman
(+)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (3-piperidi
Nopropoxy) phenyl) chroman
(-)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (3-piperidi
Nopropoxy) phenyl) chroman
(+)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (4-piperidi
Nobutoxy) phenyl) chroman
(-)-Trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (4-piperidi
Nobutoxy) phenyl) chroman
(+)-Trans-7-hydroxy-4- (4- (2-perhydroazepinoate
Xy) phenyl) -3-phenylchroman
(-)-Trans-7-hydroxy-4- (4- (2-perhydroazepinoate
Xy) phenyl) -3-phenylchroman
(+)-Trans-7-hydroxy-4- (4- (3-perhydroazepinopro
Poxy) phenyl) -3-phenylchroman
(-)-Trans-7-hydroxy-4- (4- (3-perhydroazepinopro
Poxy) phenyl) -3-phenylchroman
(+)-Trans-7-hydroxy-4- (4- (4-perhydroazepinobut)
Xy) phenyl) -3-phenylchroman
(-)-Trans-7-hydroxy-4- (4- (4-perhydroazepinobut)
Xy) phenyl) -3-phenylchroman
(+)-Trans-4- (4- (2-dimethylaminoethoxy) phenyl) -7
-Hydroxy-3-phenylchroman
(-)-Trans-4- (4- (2-dimethylaminoethoxy) phenyl) -7
-Hydroxy-3-phenylchroman
(+)-Trans-4- (4- (2-diethylaminoethoxy) f
Enyl) -7-hydroxy-3-phenylchroman
(-)-Trans-4- (4- (2-diethylaminoethoxy) phenyl) -7
-Hydroxy-3-phenylchroman
(+)-Trans-4- (4- (2- (N-ethyl-N-methylamino) ethoxy)
C) phenyl) -7-hydroxy-3-phenylchroman
(-)-Trans-4- (4- (2- (N-ethyl-N-methylamino) ethoxy)
C) phenyl) -7-hydroxy-3-phenylchroman
(+)-Trans-4- (4- (3-dimethylaminopropoxy) phenyl)-
7-hydroxy-3-phenylchroman
(-)-Trans-4- (4- (3-dimethylaminopropoxy) phenyl)-
7-hydroxy-3-phenylchroman
(+)-Trans-4- (4- (4-diethylaminobutoxy) phenyl) -7
-Hydroxy-3-phenylchroman
(-)-Trans-4- (4- (4-diethylaminobutoxy) phenyl) -7
-Hydroxy-3-phenylchroman
(+)-Trans-4- (2,3-dihydro-1,4-benzoxazine-6-
Yl) -7-hydroxy-3-phenylchroman
(-)-Trans-4- (2,3-dihydro-1,4-benzoxyazine-6-
Yl) -7-hydroxy-3-phenylchroman
(+)-Trans-7-hydroxy-4- (4-methyl-2,3-dihydro-1
, 4-benzoxazin-6-yl) -3-phenylchroman,
(-)-Trans-7-hydroxy-4- (4-methyl-2,3-dihydro-1
, 4-benzoxazin-6-yl) -3-phenylchroman,
(+)-Trans-4- (4-ethyl-2,3-dihydro-1,4-benzoxa
Zin-6-yl) -7-hydroxy-3-phenylchroman
(-)-Trans-4- (4-ethyl-2,3-dihydro-1,4-benzoxa
Zin-6-yl) -7-hydroxy-3-phenylchroman
(+)-Trans-7-hydroxy-3- (4-hydroxyphenyl) -4- (
4- (2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-7-hydroxy-3- (4-hydroxyphenyl) -4- (
4- (2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-7-hydroxy-3- (4-trifluoromethylphenyl)
-4- (4- (2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-7-hydroxy-3- (4-trifluoromethylphenyl)
-4- (4- (2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-7-hydroxy-3- (4-fluorophenyl) -4- (4
-(2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-7-hydroxy-3- (4-fluorophenyl) -4- (4
-(2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-3- (4-chlorophenyl) -7-hydroxy-4- (4-
(2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-3- (4-chlorophenyl) -7-hydroxy-4- (4-
(2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-3- (3,4-dimethoxyphenyl) -7-h
Droxy-4- (4- (2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-3- (3,4-dimethoxyphenyl) -7-hydroxy-4
-(4- (2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-7-hydroxy-3- (pentafluorophenyl) -4- (
4- (2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-7-hydroxy-3- (pentafluorophenyl) -4- (
4- (2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-4- (4-carboxymethoxy) phenyl) -6-hydroxy
-3-phenylchroman,
(-)-Trans-4- (4-carboxymethoxy) phenyl) -6-hydroxy
-3-phenylchroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-4- (4- (methoxycarbonylmethoxy
) Phenyl) -3-phenylchroman;
(-)-Trans-6-hydroxy-4- (4- (methoxycarbonylmethoxy)
) Phenyl) -3-phenylchroman;
(+)-Trans-4- (4-ethoxycarnylmethoxy) phenyl) -6-
Droxy-3-phenylchroman,
(-)-Trans-4- (4-ethoxycarnylmethoxy) phenyl) -6-h
Droxy-3-phenylchroman,
(+)-Trans-4- (4-benzyloxycarnylmethoxy) phenyl)-
6-hydroxy-3-phenylchroman,
(-)-Trans-4- (4-benzyloxycarnylmethoxy) phenyl)-
6-hydroxy-3-phenylchroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (2-pyrrolidine
Noethoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (2-pyrrolidine
Noethoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (3-pyrrolidine
Nopropoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (3-pyrrolidine
Nopropoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (4-pyrrolidine
Nobutoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (4-pyrrolidine
Nobutoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (5-pyrrolidine
Nopentoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (5-pyrrolidine
Nopentoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (6-pyrrolidine
Nohexyloxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (6-pyrrolidine
Nohexyloxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (7-pyrrolidine
Noheptyloxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (7-pyrrolidine
Noheptyloxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (8-pyrrolidine
Nooctyloxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (
8-pyrrolidinooctyloxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (9-pyrrolidine
Nonyloxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (9-pyrrolidine
Nonyloxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (10-pyrroli
Dinodecyloxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (10-pyrroli
Dinodecyloxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (11-pyrroli
Diundecyloxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (11-pyrroli
Diundecyloxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (12-pyrroli
Dinododecyloxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (12-pyrroli
Dinododecyloxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (2-piperidi
Noethoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (2-piperidi
Noethoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (3-piperidi
Nopropoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (3-piperidi
Nopropoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (4-piperidi
Nobutoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-6-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (4-piperidi
Nobutoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-4- (4- (2-perhydroazepinoate
Xy) phenyl) -3-phenylchroman
(-)-Trans-6-hydroxy-4- (4- (2-perhydroazepinoate
Xy) phenyl) -3-phenylchroman
(+)-Trans-6-hydroxy-4- (4- (3-perhydroazepinopro
Poxy) phenyl) -3-phenylchroman
(-)-Trans-6-hydroxy-4- (4- (3-perhydroazepinopro
Poxy) phenyl) -3-phenylchroman
(+)-Trans-6-hydroxy-4- (4- (4-perhydroazepinobut)
Xy) phenyl) -3-phenylchroman
(-)-Trans-6-hydroxy-4- (4- (4-perhydroazepinobuto)
Xy) phenyl) -3-phenylchroman
(+)-Trans-4- (4- (2-dimethylaminoethoxy) phenyl) -6
-Hydroxy-3-phenylchroman
(-)-Trans-4- (4- (2-dimethylaminoethoxy) phenyl) -6
-Hydroxy-3-phenylchroman
(+)-Trans-4- (4- (2-diethylaminoethoxy) phenyl) -6
-Hydroxy-3-phenylchroman
(-)-Trans-4- (4- (2-diethylaminoethoxy) phenyl) -6
-Hydroxy-3-phenylchroman
(+)-Trans-4- (4- (2- (N-ethyl-N-methylamino) ethoxy)
C) phenyl) -6-hydroxy-3-phenylchroman
(-)-Trans-4- (4- (2- (N-ethyl-N-methylamino) ethoxy)
C) phenyl) -6-hydroxy-3-phenylchloro
man
(+)-Trans-4- (4- (3-dimethylaminopropoxy) phenyl)-
6-hydroxy-3-phenylchroman
(-)-Trans-4- (4- (3-dimethylaminopropoxy) phenyl)-
6-hydroxy-3-phenylchroman
(+)-Trans-4- (4- (4-diethylaminobutoxy) phenyl) -6
-Hydroxy-3-phenylchroman
(-)-Trans-4- (4- (4-diethylaminobutoxy) phenyl) -6
-Hydroxy-3-phenylchroman
(+)-Trans-4- (2,3-dihydro-1,4-benzoxazin-6-i
) -6-hydroxy-3-phenylchroman
(-)-Trans-4- (2,3-dihydro-1,4-benzoxazin-6-i
) -6-hydroxy-3-phenylchroman
(+)-Trans-6-hydroxy-4- (4-methyl-2,3-dihydro-1
, 4-benzoxazin-6-yl) -3-phenylchroman,
(-)-Trans-6-hydroxy-4- (4-methyl-2,3-dihydro-1
, 4-benzoxazin-6-yl) -3-phenylchroman,
(+)-Trans-4- (4-ethyl-2,3-dihydro-1,4-benzoxa
Zin-6-yl) -6-hydroxy-3-phenylchroman
(-)-Trans-4- (4-ethyl-2,3-dihydro-1,4-benzoxa
Zin-6-yl) -6-hydroxy-3-phenylchroman
(+)-Trans-6-hydroxy-3- (4-hydroxyphenyl) -4- (
4- (2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman
,
(-)-Trans-6-hydroxy-3- (4-hydroxyphenyl) -4- (
4- (2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-3- (4-trifluoromethylphenyl)
-4- (4- (2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-6-hydroxy-3- (4-trifluoromethylphenyl)
-4- (4- (2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-3- (4-fluorophenyl) -4- (4
-(2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman
(-)-Trans-6-hydroxy-3- (4-fluorophenyl) -4- (4
-(2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-3- (4-chlorophenyl) -6-hydroxy-4- (4-
(2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-3- (4-chlorophenyl) -6-hydroxy-4- (4-
(2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-3- (3,4-dimethoxyphenyl) -6-hydroxy-4
-(4- (2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-3- (3,4-dimethoxyphenyl) -6-hydroxy-4
-(4- (2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(+)-Trans-6-hydroxy-3- (pentafluorophenyl) -4- (
4- (2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(-)-Trans-6-hydroxy-3- (pentafluorophenyl) -4- (
4- (2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman, and racemic mixture
And mixtures of the compounds.
The following compounds as well as their pure enantiomers are also part of the disclosure of the present invention
.
(±) -trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (2-pyrrolidine
Noethoxy) phenyl) chroman,
(±) -trans-7-hydroxy-3- (4-fluorophenyl) -4- (4
-(2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman,
(±) -trans-7-hydroxy-3- (4-fluorophenyl) -4- (4
-(2-Piperidinoethoxy) phenyl) -chroman.
The compounds of the present invention are described, for example, in P.S. K. Arora, P .; K. Kole and S.M. Ra
y, Indian J .; Chem. 20B, 41-5, 1981; Ray,
P. K. Grover and N.M. Andand, Indian J .; Chem. 9,7
27-8, 1971; Ray, P.M. K. Grover, V .; P. Kambo
j, S. B. Betty, A .; B. Kar and N.M. Andand, J .; Med. Ch
em. 19, 276-9, 1976; Md. Salman, S .; Ray, A .; K
. Agarwal, S.M. Durani, B .; S. Betty, V .; P. Kamb
oj and N.M. Anand, J. et al. Med. Chem. 26, 592-5, 1983;
Teo, C.I. , Sim, K .; , Singapore Natl. Inst. Ch
em. 22, 29-74, 1994 by chroman chemistry known to those skilled in the art.
It could also be made.
However, the present invention further provides a method for preparing a compound of formula (I) comprising the following steps:
It also relates to general methods.
a) A compound of formula (II)
R in the formulaFiveIs H, OH, halogen, nitro, cyano, SH, SRFour, Trihalo-C1
-C6-Alkyl, C1-C6-Alkyl and C1-C6A glue of alkoxy
One to three substituents independently selected fromFourIs the same as above
A compound of (III),
Reaction with triethylamine in the presence of acetic anhydride,FiveIs the same as above
Forming a compound of formula (IV)
b) reacting a compound of formula (IV) with a suitable hydride reducing agent,FiveBefore
Forming a compound of formula (V) which is the same as
c) hydrogenating the compound of formula (V) in the presence of a suitable catalyst,FiveIs the same as above
3,4-cis compound of formula (VI)
d) alkylating the compound of formula (VI) with a suitable electrophile, wherein n, RFive
And forming a compound of formula (VII) wherein Y is the same as defined above,e) epimerizing the compound of formula (VII) with a suitable base to give n, RFiveAnd Y
To form a compound of formula (VIII) in the 3,4-trans form as defined above,
f) condensation of the compound of formula (VIII) with a suitable deprotecting agent, preferably pyridine hydrochloride
Deprotected by1Is a hydrogen compound of formula (I). Ma
Or
g) nitrating the compound of formula (VI) with a suitable nitrating agent,FiveBefore
Forming a compound of formula (IX) which is the same as
h) reduction of the compound of formula (IX) by hydrogenation with a suitable reducing agent, preferably a catalyst
And R in the formulaFiveIs a compound of formula (X) as defined above,i) cyclizing a compound of formula (X) with a suitable agent to form a compound of the formulaFive
And RFourIs a compound of formula (XI) or (XII) as defined above,
j) enantiomerizing a compound of formula (XI) or (XII) with a suitable base
, R in the formulaFiveAnd RFourIs the same as above, in the form of a 3,4-trans-formula (XIII)
Forms the compound of (XIV),
Ork) converting a compound of formula (XIII) or (XIV) to a suitable deprotecting agent,
Deprotection is preferably carried out by pyridine chloride salt condensation,1Is a compound of the formula (I
) Is formed. Or
1) reacting a compound of formula (VI) with trifluoromethanesulfonic anhydride
, R in the formulaFiveIs a compound of formula (XV) as defined above,
m) Cross-linking the compound of formula (XV) with a suitable cross-linking partner to obtain n, RFiveWhen
Forming a compound of formula (XVI) wherein Y is the same as defined above,
n) enantiomerizing the compound of formula (XVI) with a suitable base, wherein n and RFive
To form a compound of formula (XVII) in the 3,4-trans form as defined above
,
o) condensation of the compound of formula (XVII) with a suitable deprotecting agent, preferably pyridine hydrochloride
Deprotection by means of1To form a compound of formula (I) wherein
. Or
p) R in the formulaFiveIs a compound of the formula (XVIII)
It reacts with paraformaldehyde in the presence of cyclization to form R in the formulaFiveIs the same as above
Forming a compound of formula (XIX)
q) reacting a compound of formula (XIX) with a suitable Grignard reagent, wherein n,
RFiveAnd a compound of formula (XX) wherein Y is the same as defined above,
r) The compound of formula (XX) is hydrogenated using a suitable catalyst to obtain n, RFiveAnd Y
Is a 3.4-cis compound of formula (XXI)) as defined above,
s) Enantiomerization of the compound of formula (XXI) using a suitable base, wherein n, RFive
Form a compound of formula (XXII) in the 3,4-trans form, wherein Y is as defined above.
Let
t) condensation of the compound of formula (XXII) with a suitable deprotecting agent, preferably chlorinated pyridine
With deprotection, and R in the formula1Is a hydrogen compound of formula (I).
Or
u) R in the formula1Is hydrogen with a suitable carboxylic acid or sulfonate
Reaction with a carboxylic acid derivative, and R in the formula1Is CORFour, CONHRFour, CONRFour Two,
SOTwoNRFour TwoOr SOTwoNHRFourAnd R in the formulaFourIs the same as above
Forming the compound of (I),
v) reacting a compound of formula (VI) with methanesulfonyl chloride, wherein
RFiveIs a compound of formula (XXIII) as defined above,w) converting the compound of formula (XXIII) to a suitable compound such as pyridine hydrochloride or tribromide
Deprotection using a suitable deprotecting agent,FiveIs a compound of formula (XXIV) as defined above
To form
x) converting the compound of formula (XXIV) to benzyl bromide or 4-methylbenzyl bromide
By reacting with a suitable protecting agent such asFiveIs the same as above,6Is H or met
Forming a compound of formula (XXV) which is an xy group,
y) converting the compound of formula (XXV) to an alcohol of sodium hydroxide or potassium hydroxide
Deprotection using a suitable deprotecting agent such asFiveIs the same as above
, R6Is a compound of formula (XXVI) wherein is H or a methoxy group;z) alkylating the compound of formula (XXVI) using a suitable electrophile,
, RFiveAnd Y are the same as above, and R6Is a compound of the formula (XXVII) wherein
) To form a compound
aa) converting a compound of formula (XXVII) to a suitable deprotecting agent, preferably R6Is H
Represents the catalytic hydrogenation, or R6Is a methoxy group, deprotection using a strong acid
, N, R in the formulaFiveAnd Y are the same as defined above to form a compound of formula (XXVIII)
Let
bb) The compound of the formula (XXVI) is converted to 1,2-dibromoethane, 1-bromo-2-
Loroethane, 1,4-dibromobutane, 1,6-dibromohexane, 1,8-di
Dihalides such as bromooctane, 1,10-dibromodecane, preferably
Catalyzed by potassium iodide, wherein RFiveIs the same as above, and R6Is H or
A compound of the formula (XXIX), wherein Hal is chloro, bromo, or iodo,
To form a compound of
cc) reacting a compound of formula (XXIX) with a suitable nucleophile, preferably an amine
Shime, R in the formula6Is H or a methoxy group, and Z is NHRFour, NRFour TwoOr CThree
-C7A heterocyclic amine, which may contain oxygen or nitrogen.
, H, OH, halogen, nitro, cyano, trihalo-C1-C6-Alkyl
, C1-C6-Alkyl and C1-C6-Independently selected from the group consisting of alkoxy
And may be substituted with one to three substituents, and n, RFourAnd RFiveIs
To form a compound of formula (XXX) which is the same as
dd) The compound of formula (XXX) is converted to a suitable deprotecting agent, preferably R6If H is
Hydrogenation with a medium, or R6When is a methoxy group, deprotection using a strong acid,
R in6Is H or a methoxy group, and Z is NHRFour, NRFour TwoOr CThree
-C7A heterocyclic amine, which may contain oxygen or nitrogen.
, H, OH, halogen, nitro, cyano, trihalo-C1-C6-Alkyl
, C1-C6-Alkyl and C1-C6-Independently selected from the group consisting of alkoxy
And may be substituted with one to three substituents, and n, RFourAnd RFiveIs
To form a compound of formula (XXXI) which is the same as
The starting benzophenone of formula (II) is prepared by converting the appropriate dimethyl ether to p-hydro
Friedel-Craft acylation reaction with xybenzoic acid, then vinegar
It can be easily prepared by selectively demethylating one group in an acid.
The starting deoxybenzoin of formula (XVIII) is
An appropriate substituted phenylacetic acid derivative is
Followed by selective demethylation of one group with hydrobromic acid in acetic acid.
And can be easily prepared.
Optically pure compounds of formula (I) can be obtained by introducing one separation step into the process.
Can be obtained at The separation comprises any racemic mixture of enantiomers being formed.
It can also be performed after the process. Diastereomeric salt formation or chiral HPLC method
(−)-Enantiomer and / or (+)-enantiomer
Isomers can be separated from a mixture of isomers.
A "suitable electrophile" is typically a compound of the formula where Y is the same as above and Hlg is
Formula Y- (CH which is Cl, Br or ITwo) Alkylhalo represented by n-Hlg
Means gently.
The cyclization step in the above method may involve, for example, converting an appropriate activated carboxylic acid derivative to hydrogen.
And can be implemented.
"Suitable cross-linking partners" typically include, for example, Ni (O) -catalyzed green
Organometallic reagent together with a transition metal catalyst, such as Schiffer's reagent.
"Suitable Grignard reagents" typically means that M is MgHg and Hlg
Is Cl, Br or I, and Y is as defined above,Two) -Y organic
It means a metal compound.
Using a base, the 3,4-cis chroman is mirror-imaged to the 3,4-trans chroman.
The method of incorporation is described in A. K. Scrivastava, J. et al. Lal, R .; C
. . Gupta and P.M. K. Grover by Indian J. et al. Chem. 3
33, 773-4, 1994.
The present invention relates to a medicament comprising an effective amount of the compound of the present invention and a pharmaceutical excipient or diluent.
Related to goods. These drugs must be in the form of an oral or parenteral dosage form
Is preferred.
Further, the present invention relates to an estrogen-related disease or syndrome, preferably in a mammal.
Diseases or syndromes caused by estrogen deficiency in
A method of treatment or prevention by administering an effective amount to a patient in need thereof
is there.
The compounds of the present invention are novel estrogen agonists and prevent and treat bone loss
, Prevention and treatment of osteoporosis, prevention and treatment of cardiovascular disease, excessive neuropeptide Y
Treatment and prevention of associated physiological disorders (eg obesity and depression) and non-insulin
Control of glucose metabolism such as phosphorus-dependent diabetes mellitus and Alzheimer-type senile dementia in women
Useful for prevention and treatment of dementia. In addition, these estrogen agonists are
Contraceptives, postmenopausal symptoms (eg flushing, genital atrophy, depression, mania, schizophrenia, etc.)
Relief, incontinence, prevention of imminent or habitual abortion, reduction of dysmenorrhea, dysfunctional uterus
Reduces bleeding, aids ovarian development, treats acne, reduces hair overgrowth in women
It is also useful for the treatment of gestational hirsutism, treatment of prostate cancer and suppression of postpartum lactation.
These compounds also lower serum cholesterol and have a
Has an effective action.
The compounds of the present invention are estrogen agonists in the bone and cardiovascular system,
These compounds can also act as antiestrogens in estrogen target organs.
For example, these compounds can act as antiestrogens in breast tissue and colon.
Useful for preventing and treating estrogen-dependent cancers such as breast and colon cancer
It is.In vitro estrogen receptor binding test
Estrogen of Compounds of the Invention Using an In Vitro Receptor Binding Assay
The affinity for the receptor was measured. This assay is a compound of the present invention.
3H-17β-est from estrogen receptor (ER) obtained from heron uterus
Ladiol (17β-E2
) Is measured. In the experiment, ER obtained from rabbit uterus
ER-poor cytoplasm obtained from rabbit muscle at 0.5 nMThreeH
Diluted to 20-25% of the maximum binding of -17β-E2. Minutes per assay
On the day of the analysis, a portion of the cytoplasm was newly thawed, and the cells were thinned with approximately 3 mg of Assay buffer.
It was diluted to the amount of cytoplasmic protein / ml. The composition of Assay Buffer (PB)
As follows: 10 mMKTwoHPOFour/ KHTwoPOFour, 1.5 mMKTwoEDTA
, 10 mM monothioglycerol, 10 mM Na2MoOFour. 2HTwoO, 10%
Lycerol (v / v); pH 7.5. Non-radioactive 17β-E2 was obtained from Sigma (
Sigma).
The test solution was adjusted to 8 × 10 −3 M in a suitable solvent, and then PB or
Was diluted with DMSO to prepare a dilution series. 10 μl test for each test concentration
Take two aliquots and add 20 μlThreeH-17β-E2 (at an assay concentration of 0.4 nM)
Equal) and 50 μl of cytoplasm in the microtiter plate
The reaction was carried out. Test compound replacement for control and maximal binding samples
Instead, 10 μl of PB was added.
After reacting at 4 ° C. for 18-20 hours, 100 μl of DCC slurry [0.5%
Activated carbon (Sigma) and 0.005% dextran T70 (Pharmacia)
PB solution) was added to the sample to stop, and the mixture was further stirred at 4 ° C. for 15 minutes.
. Add 50 μl of 0.3% BSA PB solution instead of cytoplasm
The background values were checked.
CombinedThreeH-17β-E2 and free formThreeTo separate H-17β-E2,
The Titertek plate was centrifuged (800 × g) at 4 ° C. for 10 minutes.
Take 100 µl of the sample, Opt
Scintillation measurement was performed using ifflow scintillation liquid. Standard
Samples and control samples were measured in quadruplicate, but test samples were measured in duplicate.
. Calculate the average counts per minute (cpm) for each sample and calculate the
Background (DCC) to determine the percent of maximum 3H-17β-E2 binding.
I did. The resulting cpm is plotted against the estimated concentration of the corresponding test compound (vs.
(Several scales), the compound concentration required to displace 50% of the maximum binding is determined by the IC5
0 was set.Bone mineral density
Bone mineral density (BMD), which represents bone mineral content (BMC), is 80% of bone strength.
%. BMD loss due to aging and acceleration due to menopause are skeletal strength
Reduce the degree of fracture and make certain points more prone to fractures;
The vertebrae, wrists and buttocks. The measurement of true bone density is Archimede (Archimedes)
) Is possible by weight measurement using the principle of (invasive method). BMD also has two wavelengths
It can also be measured non-invasively by X-ray absorption (DEXA). In our laboratory
Shows that estrogen deficiency in ovariectomized rodents was measured using a gravimetric method.
The change in MD was examined. After the ovaries are removed (the ovaries are surgically removed), the animals
Excipient, positive control 17β-E2 and / or other estrogens
Gen agonists were administered. The purpose of these studies was to investigate rodent models of human disease
The purpose of the present invention is to examine the ability of the compound of the present invention to prevent bone loss in the present invention.
Female Sprague-Dawley rat (approximately 3 to 5 months old) or female
Ovaries from Swiss-Webster mice (approximately 3 to 5 months old)
He also had resection or sham surgery. After waking from anesthesia, the animals are randomly
More than 8 animals were assigned to the group:
Sham-operated animals receiving vehicle
Ovariectomized animal with vehicle
An animal whose ovaries have been removed by administering 25 μg estradiol / kg,
An animal from which ovaries were removed after administration of 200 μg / kg of a test compound.
Compounds are weighed and dissolved in sterile saline solution of the excipient solvent, every 35 days
Animals were dosed subcutaneously on day one. Animals were sacrificed at the end of the 35-day protocol.
After the femur was cut out, the attached soft tissue was removed. For rats, diamonds
1cm cut off the end of the thigh with meat taken using
It was fixed with alcohol (in the case of a mouse, the end was cut off at a length of 0.5 cm and fixed). 7
Fix with 0% ethyl alcohol (EtOH) and use an automatic tissue processor
The bone specimens were sequentially transferred to an alcohol concentration of 100% and dehydrated. Dehydrated and then black
The lipids were removed with roform and hydrated in distilled water. Automatic tissue preparation
All steps were performed under vacuum. The weight of the hydrated bone is measured in air and then the density
While suspended in water using a Mettler balance equipped with a measurement kit
The weight was measured. Divide the weight in air of each sample by the difference between the weight of air and the weight in water
Total bone density was determined; that is, the amount of organic matrix + mineral per unit volume of tissue.
After determining the total bone density, the sample is placed in a muffle furnace overnight and heated to 600 ° C. for incineration.
You. The ash weight of each sample is then calculated as the tissue volume (ie, air weight-weight suspended in water).
To determine the mineral density. Average bone density for each group (total bone mineral density and mineral bone
Density) and calculate the statistically significant difference between the vehicle-administered group and the estrogen-administered control group.
Determined using the pewter statistics program.Cholesterol lowering activity
The effect of the compounds of the present invention on serum levels of total cholesterol
A blood sample obtained from the animal used for the bone density measurement, or 28 days or more
Using blood samples obtained from ovariectomized rats or mice to which the compound was administered.
Solid. In each experiment, blood from compound-treated animals was collected by cardiac puncture.
, Into tubes containing 30 μl of 5% EDTA per ml of blood. 20 ° C
After centrifugation at 2500 rpm for 10 minutes, the plasma was removed and -20 until measurement.
Stored in ° C. Cholesterol is commercially available from Sigma Diagnostics
Using a standard enzymatic kit (kit number 352).
Was.Formulation adjustment
Compounds of the invention together with a common adjuvant, carrier, or diluent
If it is necessary to add an acid that can be used as a drug,
And can be in the form of dosage units, tablets and filled capsules
Solid formulations or solutions, suspensions, emulsions, drug solutions such as elixirs, or the like.
It can be formed into any shape suitable for oral administration such as a filled capsule. Also
Is a sterile injectable solution for parenteral administration (including subcutaneous administration and infusion).
You can also. Such excipients and their dosage unit form can be passed through conventional excipients.
It contains in the usual ratio, and may contain other active compounds or ingredients,
It may also be absent, and these dosage unit forms constitute a daily dosage range.
And an appropriate effective amount of a compound of the present invention. As a preferred example of a dosage unit form
Tablets containing 10 milligrams of active ingredient, more broadly 10 to 1 per tablet
There are tablets containing 00 milligrams.
The compounds of the present invention can be used to formulate pharmaceutical preparations, e.g.
It can be used for oral and parenteral administration to mammals including.
Ordinary excipients are intended for non-intestinal administration that do not harm the active compound
Also organic or inorganic carriers available for drugs suitable for enteral administration
is there.
Examples of such carriers are water, saline, alcohol, polyethylene glycol.
Coal, polyhydroxyethoxylated castor oil, gelatin, lactose amylose,
Magnesium alate, talc, silicic acid, fatty acid monoglyceride, fatty acid diglyceride
Cerides, pentaerythritol fatty acid esters, hydroxymethylcellulose
There is polyvinylpyrrolidone.
Pharmaceutical preparations are sterilized and, if necessary, reacted with the active compound and are not harmful,
Emulsifiers, salts for adjusting osmotic pressure, buffers and / or colorants can be mixed
You.
For parenteral administration, injectable solutions or suspensions are particularly suitable.
Aqueous solutions containing the active materials dissolved in roxified castor oil are preferred.
Ampules are convenient as dosage unit forms.
Contains talc and / or carbohydrate carriers or binders, making the carrier easier
Preferably toast and / or corn starch and / or potato starch
Tablets, dragees or capsules are particularly suitable for oral administration. Syrup, d
Rixyl agents and the like can be used when sweet excipients are available.
In general, the compounds of the present invention are useful as carriers that can be used as drugs per dosage unit.
0.05-100 mg is dispensed in the form included.
The dose of the compound of the present invention may be, for example, when administered as a pharmaceutical to a human patient.
Is 0.1-300 mg / day, preferably 10-100 mg / day.
Typical tablets prepared by conventional tablet manufacturing methods include:
To get:
Active compound 5.0mg
Lactosum 67.0 mg Ph. Eur
AvicelTM 31.4mg
AmberliteTM1.0 mg of IRP88
Magnesil stearas 0.25 mg Ph. Eur
The compounds of the present invention require the compounds of the present invention in living animals, including humans, for example.
Can be administered to patients in need and can be used as a pharmaceutical if needed
In the form of an acid addition salt of the compound (hydrobromide, hydrochloride or sulfonate)
For example, fonates are used to evaporate the free base in a solution containing an acid to dry the solution.
Carriers that can be adjusted in usual or general ways), and are usually available as pharmaceuticals
Or a diluent, especially and preferably said carrier in the form of a pharmaceutical ingredient.
Can be used in combination with, or simultaneously with, or with a diluent, oral, rectal, or non-intestinal
An effective amount for treating a disease can be administered by the following routes (including the below). Suitable administration
Amounts are 1-200 mg / day, 10-100 mg / day, preferably 30-7 mg / day.
0 mg / day, the amount was usually indicated by the method of administration, dosage form, and administration
Determined by application, patient and patient weight and experience of the attending physician or veterinarian
.
Hereinafter, the present invention will be described in detail with reference to examples. Of course, this embodiment is based on the claims.
It is not intended to limit the scope of the invention as defined.
Example 1
(±) -trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (2-pyrrolidine
Noethoxy) phenyl) chroman
Step 1:
4- (4-hydroxyphenyl) -7-methoxy-3-phenyl-3-chroman
4- (4-acetophenyl) -7-methoxy-3-phenyl-3-coumarin (
180 g) in toluene (2.11) at 70 ° C.
Minium (35.4 g) was added to a suspension in tetrahydrofuran (2.11). Attachment
During the addition, the temperature of the reaction mixture was kept at 60 ° C. or lower. The reaction mixture was cooled to room temperature
. Water (45 ml) was carefully added, followed by 5M hydrochloric acid (1.21).
. The mixture was stirred for 3 hours while heating to 60-65 ° C. The organic phase separated. water
The phases were extracted with toluene (250ml). Combine organic phase and water (250m
Wash in l) and evaporate to an oil. Add this oil to boiling ethanol (600ml)
Was dissolved. After cooling the solution, water (400 ml) was slowly added.
The mixture was seeded. The crystals were removed by filtration, water / ethanol; 25/75 (200
ml) and then dried.
Yield 4- (4-hydroxyphenyl) -7-methoxy-3-phenyl-3-c
126 g (81%) of roman; mp 156-157 ° C.
Step 2:
Cis-4- (4-hydroxyphenyl) -7-methoxy-3-phenylchroman
4- (4-hydroxyphenyl) -7-methoxy-3-phenyl-3-chroma
'77 .7 g) was dissolved in ethanol (1500 ml) at 50 ° C. Paraziu
Black, 10% and water 50% (6 g) were added to the solution, and the mixture was heated at 55 ° C.
Hydrogenation was carried out under pressure for 8 hours.
The catalyst was removed by filtration while the suspension was warm, and the filtrate was evaporated to an oil.
Solidified during evaporation.
Yield 74.3 g (95%), mp 168-190 ° C. The product is1H-NMR and element
Confirmed by elementary analysis.
Step 3:
(±) -cis-7-methoxy-3-phenyl-4- (4- (2-pyrrolidinoet
Xy) phenyl) chroman
Cis-4- (4-hydroxyphenyl) -7-methoxy-3-phenyl chroma
(74.3 g) in toluene (700 ml), water (12 ml) and sodium hydroxide
(24.3 g) and heated to 75 ° C. This is 2-chloroethyl
Pyrrolidine hydrochloride (46.2 g) was divided into 6 portions, once every 30 minutes, at 75 ° C.
added. After the last addition was completed, the mixture was warmed at 75 ° C. for 4 hours. Water (1
000 ml) was added and the mixture was stirred until all salts were dissolved. Water phase
The mixture was separated, and extracted with another portion of toluene (300 ml). One organic phase
Combined, dried over potassium carbonate and evaporated to an oil. Methano reflux oil
(1000 ml), which was crystallized by cooling in an ice bath.
(±) -cis-7-methoxy-3-phenyl-4- (4- (2-pyrrolidinoe
Yield of 79.6 g (83%) of toxic) phenyl) chroman, mp 113-114.
° C. The product is1Confirmed by H-NMR and elemental analysis.
Step 4:
(±) -trans-7-methoxy-3-phenyl-4- (4- (2-pyrrolidino
Ethoxy) phenyl) chroman
Cis-7-methoxy-3-phenyl-4- {4- [2- (pyrrolidine-1-i
Le) noethoxy] phenyl} chroman (5.2 g) is converted to dimethyl sulfoxide (5.2 g).
12.5ml) and potassium hydroxide (0.55g) at 70-80 ° C for 5 hours
Dissolve with a pause. Reaction mixture
The mixture was cooled to room temperature. Water (50 ml) was added. Stir the mixture for 30 minutes,
The resulting sticky precipitate was filtered off and washed several times with water before proceeding to the next reaction.
(±) -trans-7-methoxy-3-phenyl-4- (4- (2-pyrrolidine
2.3 g (44%) of (ethoxy) phenyl) chroman. The product is1H-NM
Confirmed by R.
Step 5: (±) -trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (
2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman
Trans-7-methoxy-3-phenyl-4- {4- [2- (pyrrolidine-1
-Yl) noethoxy] phenyl} chroman (2 g) was combined with pyridine (10 ml).
The molten pyridochloride prepared from the mixture from concentrated hydrochloric acid obtained by removing water by distillation at 140 ° C.
Dissolved in midinium. The mixture was heated for 75 minutes. Cooled to room temperature. Water (1
5 ml) and the pH was adjusted to 12 with sodium hydroxide (32.5%). Mixed
The combined solution was extracted with toluene (15 ml). Separate the organic phase and add potassium carbonate
And dried.
The resulting oil was applied to two successive silica gel 60 columns, first using ethyl acetate.
1: 1 methanol / methanol as eluent, then dichloromethane / methanol 1: 1
Was produced by column chromatography using as an eluent.
(±) -trans-7-hydroxy-3-phenyl-4- (4- (2-pyrroli
0.14 g (7%) of dinoethoxy) phenyl) chroman. The product is1H-N
Confirmed by MR and elemental analysis.
Example 2
(±) -trans-7-hydroxy-3- (4-fluorophenyl) -4- (4
-(2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) chroman
Step 1:
4- (4-acetoxyphenyl) -3- (4-fluorophenyl) -7-methoxy
Sea marine
(2-hydroxy-4-methoxyphenyl)-(4-hydroxyphenyl)-
Methanone (7.33 g, 30.0 nmol), acetic anhydride (15 ml), triet
Tylamine (5.5 ml, 39.5 mmol) and 4-fluorophenylacetic acid (4
. (63 g, 30.0 mmol) was stirred at 135 ° C. for 18 hours to obtain a mixture.
The orange liquid was poured into water (120 ml) and further stirred for 3 hours. Obtained
The aqueous mixture containing the sticky solid was diluted with ethyl acetate (300 ml)
Was dissolved and the organic phase was separated. The aqueous phase is further treated with ethyl acetate (2 × 100 ml)
Extracted. Combine the organic phases, wash with water, wash with saturated sodium chloride solution, and
Then dried over sodium sulfide and evaporated to a yellow / orange solid
It was recrystallized from a 1: 1 solution of ethanol: water (600 ml) to give a gray
A dark white solid was obtained and dried under vacuum.
4- (4-acetoxyphenyl) -3- (4-fluorophenyl) -7-meth
7.98 g (65%) of xyquemarin. 173-176 ° C.1H-N
MR (CDClThree, 300 MHz) δ: 2.32 (s, 3H); 3.89 (s,
3H); 6.78 (dd, 1H); 6.82-6.95 (m, 3H); 7.03
-7.14 (m, 6H); 7.15 (d, 1H). LRMS (EI) 404 (M+
), 362, 334, 319, 43. Elemental analysis; Ctwenty fourH17FOFiveCalculation about
Values: C, 71.28; H, 4.24%; found C, 71.26; H, 4.25%.
Step 2:
3- (4-fluorophenyl) -4- (4-hydroxyphenyl) -7-methoxy
Sea chrome-3-ene
Lithium aluminum hydride (0.76 g, 20.03 mmol) was added in small portions.
4- (4-acetoxyphenyl) -3- (4-fluorophenyl) -7-
Methoxy-coumarin '4.04 g, 9.99 mmol) in tetrahydrofuran (
150 ml) with stirring. When all has been added, mix at room temperature for 3 hours.
Stirred for 0 min, then added 6M hydrochloric acid (30 ml) dropwise. The resulting mixture is
After heating at 60-65 ° C for 3 hours, the mixture was cooled and water (100 ml) and ethyl acetate (5 ml) were added.
0 ml). Separate the aqueous phase and extract with ethyl acetate (3 × 100 ml).
Issued. Combine the organic phases and wash with saturated sodium chloride solution.
Drying over lium and evaporation gave an orange solid. Ethanol / water (
4: 1, 75 ml) to give a colorless needle-shaped solid as the first product.
. The mother liquor was evaporated to give an orange rubber body, from which a second time of aqueous ethanol
Crystallization gave a colorless needle-shaped second product. Do you put the solids together
And dried under vacuum.
3- (4-fluorophenyl) -4- (4-hydroxyphenyl) -7-metho
2.47 g (70%) of xiechrome-3-ene. Melting point 155-156.5
° C.1H-NMR (CDClThree, 300 MHz) δ: 3.79 (s, 3H);
80 (bs, 1H); 5.20 (s, 2H); 6.40 (dd, 1H); 6.5
1 (d, 1H); 6.70-7.00 (m, 9H). LRMS (EI) 348 (
M+), 255 (M-PhOH), 253 (M-PhF).
Step 3:
(±) -cis-3- (4-fluorophenyl) -4- (4-hydroxyphenyl
) -7-Methoxy-chroman
While stirring palladium black (10%, 0.20 g, 0.19 mmol), 3- (4
-Fluorophenyl) -4- (4-hydroxyphenyl)
) -7-Methoxy-chromium-3-ene (1.74 g, 4.99 mmol)
To the ethanol solution (150 ml), the mixture is hydrogenated at room temperature for 20 hours. Catalyst
Filter off and evaporate the solvent to give an off-white solid which is extracted with water.
It was purified by recrystallization from ethanol. Dry the resulting colorless solid under vacuum
Thus, a colorless plate containing 0.75 equivalents of crystalline ethanol was obtained.
(±) -cis-3- (4-fluorophenyl) -4- (4-hydroxyphenyl
L) -7-Methoxy-chroman yield 1.29 g (73%). Melting point 164-16
5 ° C (water ethanol).1H-NMR (CDClThree, 300 MHz) d: 1.25
(T, 2.4H, 0.75 EtOH), 3.55 (ddd, 1H), 3.73 (
q, 1.6H, 0.75 EtOH), 3.81 (s, 3H), 4.16-4.2.
5 (m, 2H), 4.38 (dd, 1H), 4.90 (bs, 1H), 6.44
-6.58 (m, 6H), 6.59-6.68 (m, 2H), 6.80-6.9
0 (m, 3H). LRMS (EI) 350 (M+), 227, 211. Elemental analysis
Ctwenty twoH19FOThree-Calculated value in terms of 0.75 EtOH: C, 73.33; H, 6.
13%; found C, 73.32; H, 6.11%.
Step 4:
(±) -cis-3- (4-fluorophenyl) -7-methoxy-4- (4- (2
-Pyrrolidinoethoxy) phenyl) -chroman
(±) -cis-3- (4-fluorophenyl) -4- (4-hydroxyphenyl
7) -7-methoxy-chroman (0.53 g, 1.51 mmol) and potassium carbonate
(2.10 g, 15.2 mmol) and sodium iodide (0.01 g, 0.0
7 mmol), 1- (2-chloroethyl) pyrrolidine hydrochloride (0.28 g, 1
. A mixture of 65 mmol) and acetone (35 ml) was refluxed at 60 ° C for 24 hours.
Stirred for hours. The resulting mixture was filtered and the solvent was evaporated to give a colorless rubber,
This was cooled and solidified. The crude solid was recrystallized from water ethanol to give a colorless
A needle-like product was obtained and dried under vacuum.
(±) -cis-3- (4-fluorophenyl) -7-methoxy-4- (4- (
0.57 g (83%) of 2-piperidinoethoxy) phenyl) -chroman.
93.5-94.5 ° C (water ethanol).1H-NMR (CDClThree, 300
MHz) δ: 1.75-1.85 (m, 4H), 2.55-2.65 (m, 4H)
), 2.85 (t, 2H), 3.55 (ddd, 1H), 3.81 (s, 3H)
, 4.08 (t, 2H), 4.16-4.23 (m, 2H), 4.37 (dd,
1H), 6.43-6.53 (m, 4H), 6.57-6.66 (m, 4H),
6.80-6.88 (m, 3H). LRMS (EI) 447 (M+), 84 (CFive
HTenN)
Step 5:
(±) -trans-3- (4-fluorophenyl) -7-methoxy-4- (4-
(2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) -chroman
(±) -cis-3- (4-fluorophenyl) -7-methoxy-4- (4- (
2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) -chroman (1.0 g, 2.33 mmol)
) And potassium chloride in powder form (0.25 g, 4.46 mmol) in dry DMS
The mixture in O was warmed to 80 ° C. for 3 hours. Dilute the mixture with water (100 ml)
The product was extracted into ethyl acetate (3 × 100 ml). Put the extracts together
Wash with water, brine, dry over magnesium sulfate and evaporate
An orange gum-like crude compound was obtained. The title compound is silica gel 60 color
Chromatography using dichloromethane and 5% methanol in dichloromethane
Partially purified by Evaporation of the title compound to give unreacted cis-form with the title compound
Isomer output
The mixture with the starting material was separated. Further, the title compound was prepared by HPLC: Column: YM
C120 Å, 15 μm, 250 × 10 mm; eluent: 60% meta
In 50 mM ammonium acetate; flow rate: 10 ml / min; U at 220 nm
Purified completely using V-detection. Dry the corresponding fractions to give a colorless waxy title
Compound was obtained.
(±) -trans-3- (4-fluorophenyl) -7-methoxy-4- (4
-(2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) -chroman yield 0.11 g (11%
).1H-NMR (CDClThree, 300 MHz) δ: 1.73-1.88 (m, 4
H) 2.60-2.72 (m, 4H), 2.90 (t, 2H), 3.20 (d
dd, 1H), 3.75 (s, 3H), 4.04 (t, 2H), 4.05-4.
25 (m, 2H), 4.30 (dd, 1H), 6.40 (dd, 1H), 6.4
5 (d, 1H), 6.67 (d, 1H), 6.74 (dm, 2H), 6.80-
6.95 (m, 4H), 6.95-7.04 (m, 2H). LRMS (EI) 4
47 (M+), 84 (CFiveHTenN, 100%). Analytical HPLC, Rt = 5.62 min
. (LiChrosorb RP-18 (7 μm), 250 × 4 mm column);
Eluent 90% methanol / 10% (pH 7, 0.25% triethylamine / phosphorus
Acid solution) buffer; detection 220 nm UV; flow rate 0.9 ml / min.
Step 6:
(±) -trans-7-hydroxy-3- (4-fluorophenyl) -4- (4
-(2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) -chroman
Anhydrous pyridine hydrochloride (0.289 g, 2.50 mmol) and (±) -trans-
3- (4-fluorophenyl) -7-methoxy-4- (4- (2-pyrrolidinoe
Toxic) phenyl) -chroman (0.11 g, 0.25 mmol)
Heated to 135 ° C. for hours.
The obtained dark brown solid was dissolved in methanol (10 ml), water (50 ml), and carbonated water.
Dissolve in a mixture of sodium hydrogen chloride solution (5 ml) and dilute the product with dichloromethane / methanol
To a 9: 1 solution (3 × 50 ml). Combine the extracts into water,
Wash in line, dry over magnesium sulfate and evaporate to orange
Thus, a crude composite compound in the form of rubber was obtained. The product is silica gel 60 column and 5% methanol
Purified by column chromatography using chloromethane solution as solvent, colorless
A wax was obtained.
(±) -trans-7-hydroxy-3- (4-fluorophenyl) -4- (
4- (2-pyrrolidinoethoxy) phenyl) -chroman yield 40 mg (37%
).1H-NMR (MeOH-dFour, 200 MHz) δ: 1.85-2.10 (m
, 4H), 3.00-3.18 (m, 4H), 3.18-3.38 (m, 3H)
4.05-4.25 (m, 5H), 6.22 (dd, 1H), 6.30 (d,
1H), 6.46 (d, 1H), 6.80 (dm, 2H), 6.84-6.98.
(M, 4H), 6.84-6.98 (m, 4H), 7.04-7.16 (m, 2
H). LRMS (EI) 433 (M+), 84 (CFiveHTenN, 100%).
Example 3
(±) -trans-7-hydroxy-3- (4-fluorophenyl) -4- (4
-(2-piperidinoethoxy) phenyl) -chroman
The title compound was obtained using 1- (2-k) as the electrophile in Step 4 of Example 2.
(Loroethyl) piperazine is changed to 1- (2-chloroethyl) pyrrolidine hydrochloride
The preparation was carried out in the same manner as described in Example 2 except for the following.
Intermediate (±) -trans-3- (4-fluorophenyl) -7-methoxy-
4- (4- (2-piperidinoethoxy) phenyl)-
Chromane (70 mg, 0.152 mmol) was added to piperazine hydrochloride (0.176 g,
(152 mmol) for 18 hours.
The title compound was obtained.
(±) -trans-7-hydroxy-3- (4-fluorophenyl) -4- (
25 mg of 4- (2-piperidinoethoxy) phenyl) -chroman.1H-
NMR (MeOH-dFour, 200 MHz) δ: 1.40-1.55 (m, 2H)
, 1.55-1.70 (m, 4H), 2.50-2.62 (m, 4H), 2.7
8 (t, 2H), 3.15-3.30 (m, 1H), 4.05 (t, 2H), 4
. 10-4.25 (m, 3H), 6.23 (dd, 1H), 6.28 (d, 1H)
), 6.49 (d, 1H), 6.75 (dm, 2H), 6.85-6.98 (m
, 4H), 7.05-7.16 (m, 2H). Phenol OH not observed
Was. LRMS (EI) 447 (M+), 98 (C6H12N, 100%).
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A61P 25/28 A61P 25/28
C07D 413/04 C07D 413/04
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S
D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG
,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT
,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,
CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F
I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP
,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,
LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M
W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD
,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,
TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW
(72)発明者 バリー,ポール スタンレイ
デンマーク国,デーコー―2400 ケベンハ
ウン エンベー,ヨルトルムス アレ 48
(72)発明者 カンストルプ,アンデルス
デンマーク国,デーコー―3060 エスペル
ゲルデ,フレドスコウバイ 7セー
(72)発明者 ブロウン クリスティアンセン,リゼ
デンマーク国,デーコー―2800 リーング
ビー,ソフュス スカンドルフス バイ
4──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on the front page (51) Int.Cl. 7 Identification symbol FI Theme coat ゛ (Reference) A61P 25/28 A61P 25/28 C07D 413/04 C07D 413/04 (81) Designated countries EP (AT, BE, CH, DE, DK, ES, FI, FR, GB, GR, IE, IT, LU, MC, NL, PT, SE), OA (BF, BJ, CF, CG, CI, CM, GA, GN, ML, MR, NE, SN, TD, TG), AP (GH, KE, LS, MW, SD, SZ, UG, ZW), EA (AM, AZ, BY, KG, KZ, MD, RU, TJ , TM), AL, AM, AT, AU, AZ, BA, BB, BG, BR, BY, CA, CH, CN, CU, CZ, DE, DK, EE, ES, FI GB, GE, GH, HU, ID, IL, IS, JP, KE, KG, KP, KR, KZ, LC, LK, LR, LS, LT, LU, LV, MD, MG, MK, MN, MW , MX, NO, NZ, PL, PT, RO, RU, SD, SE, SG, SI, SK, SL, TJ, TM, TR, TT, UA, UG, UZ, VN, YU, ZW Barry, Paul Stanley, Denmark, Denmark-2400 Kebenhaun-Embe, Jörtrums Alle 48 (72) Inventor Kanstorp, Anders Denmark, Denmark-3060 Espel Gerde, Fredskoubai 7See (72) Inventor Blown Christiansen, Rize Denmark , DECO-2800 Leaning Be, Sofus Scandorfus by 4