JP2001502205A

JP2001502205A - Vascular graft

Info

Publication number: JP2001502205A
Application number: JP10517763A
Authority: JP
Inventors: マークエル．ジェンソン; ウイリアムジェイ．ドラスラー
Original assignee: ポシスメディカルインコーポレイテッド
Priority date: 1996-10-07
Filing date: 1997-10-06
Publication date: 2001-02-20
Also published as: CA2264695A1; EP0957822A4; AU4814897A; WO1998015237A1; EP0957822A1

Abstract

(57)【要約】移植片（３６）は、一つ以上の冠状動脈枝に血液を供給するために使用される。また、移植片（３６）は、他の所望の血管に血液を供給する周辺の再新生人工血管(peripheralre-vascularization prothesis)としても使用される。移植片（３６）は、移植片（３６）の入口端（４１）に取り付けられた高圧の血液供給部から移植片（３６）の出口端（４２）に取り付けられた血液受入部に血液を運搬する連続した通路（４０）となっている長尺な管状の主幹（３７）を有する。主幹（３７）の長さに沿った一つ以上の開口部により血液が冠状動脈、または、他の血液を必要とする血管に流入することが可能となる。また、移植片（３６）を、管状の移植片の主幹（３７）の長さに沿った開口部を備えることなく構成するようにしてもよい。通路内の血液の流れおよび圧力は、管状の主幹（３７）の入口端（４１）から離間した位置にある絞り通路（４８）となっている絞り（４４）により制御される。移植片（３６）の性能を向上させるためにタンパク質等の生体物質、または、内皮細胞等の組織が移植片（３６）に施される。一つの実施の形態において、絞り（４４）は、血液供給部への接台部を開口した絞りのない形状に保持するのに役立つスリーブ（１７）により補強される。 (57) Abstract: The graft (36) is used to supply blood to one or more coronary artery branches. The graft (36) is also used as a peripheral re-vascularization prothesis to supply blood to other desired vessels. The graft (36) carries blood from a high-pressure blood supply attached to the inlet end (41) of the graft (36) to a blood receiver attached to the outlet end (42) of the graft (36). It has an elongated tubular main body (37) which is a continuous passage (40). One or more openings along the length of the main trunk (37) allow blood to flow into the coronary arteries or other blood-requiring blood vessels. Also, the implant (36) may be configured without an opening along the length of the main trunk (37) of the tubular implant. The flow and pressure of blood in the passage is controlled by a restrictor (44) which is a restrictor passage (48) at a position spaced from the inlet end (41) of the tubular main body (37). Biological materials such as proteins or tissues such as endothelial cells are applied to the implant (36) to improve the performance of the implant (36). In one embodiment, the iris (44) is reinforced by a sleeve (17) that helps to keep the abutment to the blood supply in an open, iris-free shape.

Description

【発明の詳細な説明】血管移植片同時継続出願の記載本特許出願は、同一の発明者による「血管移植片」と題する１９９５年３月２７日出願の同時継続出願第８／４１０，８６５号の一部継続出願である。発明の背景１．発明の属する技術分野本発明は血管移植片、より詳細には、身体全体に渡って特に動脈血を器官や組織に供給する自然の血管に代用され、または、該血管を増大させるべく身体内で用いられる移植片に関する。さらに詳細には、この移植片は血液を組織へ供給するために用いられる血管移植片である。２．従来技術の記載人間の血管は、先天性欠陥、疾患、または損傷により、血液の適正な輸送路としての機能を失うことがある。このような疾患や外傷が生じた自然の脈管の代用物として、自原的(autogenous)血管を人体のその元々の部位から移し換え、新しい部位へ移植することが行われる。合成または非自原的組織起源の血管移植片も、疾患または外傷が生じた自然の脈管系に代用させて人体内に移植することができる。感染、動脈瘤、血栓症、過形成組織反応、および吻合箇所の狭窄は、自原的なものであろうと非自原的なものであろうと、全て、いずれの公知の血管移植片にも生ずる問題である。一般に、血液の流速および流量率が低いということが開存性を減少させる主要な因子であると考えられている。逆に、流量率および流速が高いということは開存性の寿命を増す主要な因子であるといえる。冠状動脈の再血管形成に関して、自原的伏在静脈および内胸動脈が血液輸送路として成功裏に用いられている。大動脈−冠状動脈バイパスのための適切な補綴移植片の研究が続けられているが、自原的脈管よりも良好に利用できるものは見つかっていない。外科医は、大動脈−冠状動脈バイパスに合成移植片を用いることについては、長期間の開存性が実証された例が少ないために消極的である。伏在静脈は大動脈−冠状動脈バイパス処理に用いられているが、次のような幾つかの欠点がある。（１）入手の困難さ、（２）小寸法、（３）不均一な内径、（４）静脈瘤、（５）大直径、（６）硬化症、（７）内膜過形成による閉塞、（８）動脈瘤形成、（９）採取をするために必要とされるかなりの時間、（１０）下腿不快および腫張、および（１１）下腿感染の危険性。大動脈−冠状動脈バイパスを必要とするかなりの数の患者が適切な静脈を持っていないか、或いは、適切な静脈が既に大動脈−冠状動脈バイパスまたは周辺血管バイパス処置のために使用されている。場合によっては、移植片の必要性が手術前に予想されておらず、また静脈を採取できるように下腿が準備されていないことがある。伏在静脈を利用できないときには、腕からの橈側皮静脈が用いられてきた。しかし、この橈側皮静脈は一般に壁厚が薄く、また多くの場合、内径が小さすぎる。更に、橈側皮静脈を採取することは美容上にも影響するので、患者にとって受け入れ難いものである。内胸動脈は、優れた開存比を有するので、心筋の再血管形成に適するものとして広く受け入れられているが、これは通常、左前下行冠状動脈および冠状動脈対角枝に対してのみ有用である。内胸および橈側皮動脈の遊離移植片は、長期間の開存性に乏しいため、期待外れであった。自原的動脈の移植片内の血流の流速の重要性が強調されてきている。静脈からなる移植片内の血液の流速と観察された脈管内膜の増殖の量との間に反比例的関係があることが認められた。解剖の所見によれば、大動脈−冠状動脈の伏在静脈移植片は、最も一般的には、繊維性内膜が増殖することによって、手術から１ヵ月を超えた期間が経過すると閉塞するという。このような障害の原因は明確には解明されていないが、種々の研究において、おそらく移植片を通る血液の流速の低さに関係しているであろうということが示唆されている。このことは、大動脈 −冠状動脈バイパス移植片内の流速を高くするための努力がなされるべきであることを示唆するものである。高い流速で輸送路を通る血流により、その輸送路の壁に非常に大きい剪断応力が生じる可能性がある。壁が粗く、その表面に血小板が付着されれば、血小板は高い剪断応力に連続的に曝されることにより活性化されていく。血小板の活性化によって血栓が形成されることにより、今度はその輸送路が狭められたり、閉塞されたりする結果が引き起こされる。これを防ぐためには、剪断応力が血小板の活性化を引き起こす可能性のある部位が滑らかな血液接触表面を有するように、輸送路を作らねばならない。血小板の堆積物が、滑らかな表面上では蓄積されずに、輸送路を著しく狭めるか、または閉塞を引き起こしうる大きさに達する前に、表面から分離されるようにする。血小板または血栓の堆積物が壁に接着し蓄積し始めると、流れにより生じる剪断応力は接着力に打ち勝ち、その堆積物を壁から解離させ、流れの通路を遮断することができる大きさになるまでは蓄積できないようにする。本発明の絞り通路に見られる剪断応力の高い領域では、この堆積物の蓄積を防ぐことが特に重要である。合成血管移植片は、一般的に多孔性の構造を有するために、何らかの組織が移植片の外側から内側の血流表面に侵入することとなる。典型的には膨張ポリテトラフルオロエチレン製である移植片は、結節間距離が約３０ミクロンと記載される多孔度を有する。他の多孔性の移植片としては、特定の圧力の推進力に曝された水のような流体に対する単位面積当たりの移植片の透過性によって定義される繊維の隙間(fiber spacing)または孔寸法をもつ繊維状構造であってもよい。比較的小さい多孔度を有する移植片においては、多孔度のより大きい、より開放的な構造を有する移植片と同じような、壁を通した組織侵入は起こらない。移植片の壁を通った著しい組織侵入が不可能な移植片では、一般に、移植片の流れの表面上に完全な細胞層または新生内膜が形成されない。このような新生の内膜形成は、血液と接する細胞が特に内皮細胞である場合には非常に望ましい。内皮細胞は血小板の接着や血小板の活性化を減少させるのに役立ついくつかの物質を分泌し、移植片に容易に閉塞を引き起こす可能性のある血栓性事象の発生率およびその大きさを減少させる。移植片の多孔度を上げると、組織の侵入をより容易かつ迅速に起こすことができ、内表面から内皮細胞へのアクセスが可能となる。移植片の壁を通して侵入することができる付加的な細胞の種類には、平滑筋細胞、線維芽細胞、および種々のタイプの白血球が含まれる。組織が、走化性物質、異物、電気的、機械的、および他の生理学的な信号に反応し、移植片の壁を通して侵入すると、移植片の内側の血流表面に組織の肥厚が発生し、移植片を狭窄および閉塞に導く可能性がある。この過度の組織の蓄積の厚さは、流量率と、移植片の内側の血流表面に存在する対応する剪断速度ならびに剪断応力とにより調節される。通常の動脈輸送路では、典型的な剪断応力は１０〜１００ダイン／ｃｍ²の範囲で変動することが可能であり、中央値(median v alue)は約２０ダイン／ｃｍ²である。低い剪断応力の条件においては、高い剪断応力下におけるよりも組織が内側の流れの表面上に肥厚を生じる能力ははるかに大きい。高い剪断応力下では、組織が過度に肥厚することはないが、その代わりに薄い細胞の新生内膜を形成し、血小板の堆積および血栓症に抵抗することとなる。本発明は、内側の血流表面上に高い壁剪断応力を提供する。さらに、移植片は、壁を通った組織の侵入を容易にする物質で構成することができ、その結果として、内側の表面に過度に厚い組織の蓄積が生じない。内皮細胞または新生内膜が内面の流れの表面に形成されることが可能となり、移植片に抗血栓性の特性が与られる。当該表面に内皮細胞を、移植片を取り巻く組織由来の自然の細胞の通過増殖(t hrough-growth)よりも速く運ぶ方法は、移植片の移植に先立って内皮細胞を移植片の内側表面上に置くことであろう。このような方法は、しばしば内皮細胞のシーディング（播種）またはソディング（芝付）と呼ばれる。表面化学または形態学を改良して自然の内皮形成の過程を促進するため、あるいはシーディングまたはソディング技術を高めるために他のアプローチが行われている。これらのアプローチは、ＩＶ／Ｖ型コラーゲンのような特定の生体または合成物質の付着(dep osition)と、治癒および内皮形成を促進するための移植片の基質としての細胞外マトリックスタンパク質の使用、および種々の薬物による生物学的反応の調節を含む。これらの内皮細胞のシーディングまたはソディング技術は、多孔質の血管移植片とともに用いられてきたが、その成功する場面は極めて限られていた。補綴静脈移植片は、今日、直径が大きく流速が高い条件下ではいくつかの成功をおさめている。しかしながら、内皮細胞のシーディングまたはソディング技術は一般的に、低い血液の流量率とその結果として生じる低い剪断応力とに曝された合成移植片の抗血栓能を高めるために用いられている。これらの条件下では一般的には、移植片の多孔度に依存し、２つの結果のうちのいずれかが起こることとなる。低い多孔度の移植片では、内皮細胞は一般的に移植片の表面上に定着せず、すぐに表面から脱落するかまたは洗い流される。組織の通過増殖が可能な高い多孔度の移植片では、新生内膜は過度に肥厚し、移植片に狭窄を生じる結果となる。従って、内皮のシーディングまたはソディングによる改良では、一般的に大動脈−冠動脈バイパスのような流量の低い条件下においては、補綴血管移植片の性能が十分に高まることがなく、満足される性能を得ることができない。しかしながら、本発明は調整された動静脈吻合を用いることにより、このような典型的な低流量の状況を高流量の状況に変え、内皮のシーディングまたはソディングを改良することにより、この補綴血管移植片の性能を改善することができる。本発明の移植片の一部として、移植片の多孔度が十分に高く容易に侵入することが可能な内皮細胞のシーディングまたはソディングを用いることにより、他の合成移植片に優位するいくつかの利点が得られる。シーディングまたはソディングは、内皮およびそれが分泌した化学物質の存在により、急性の抗血栓活性を与える。移植片の多孔質性により、組織が内表面に侵入し、該内表面は次いで移植片によって与えられる高い剪断応力により薄いレベルに維持される。その結果、長期的な抗血栓活性が、移植片壁に侵入した組織から得られた内皮を介して移植片に与えられる。この内皮からは、活性のある抗血栓剤の分泌により、またソディングの工程に用いた組織による移植片の孔の物理的な封鎖により、短期的な、または即効性のある利点をも得ることができる。内皮細胞のソディングは、典型的には次のようなステップを含む。典型的には患者から、脂肪組織、網、または腹腔内組織から微小血管に富んだ組織を取得するステップ、組織から内皮細胞を分離し、内皮細胞を濃縮および精製するステップ、および、内皮細胞を移植片の表面に施すステップを含む。内皮細胞のシーディングは、典型的には次のようなステップを含む。典型的には患者であるドナーから、内皮細胞を採取するステップ、内皮細胞を血液と混合するステップ、血液と内皮細胞との混合物を移植片に施すステップであり、典型的には物質を強制的に移植片の孔へ押し込むステップ、さらに、血液を凝固させることにより、移植片を凝血内で内皮細胞を用いて「プレクロッティング（pre-clotting：前凝血）」するステップを含む。合成血管移植片が、リービッグ(Liebig)によって米国特許第３，０９６，５６０号、第３，８０５，３０１号、および第３，９４５，０５２号に開示されている。これらの移植片は、ポリエステル繊維のような織糸から作られた長尺なニット編組チューブである。例えば、ゴア(Gore)による米国特許第３，９５３，５６６号および第４，１８７，３９０号に従って作られたｅＰＴＦＥ(expanded poly tetrafluoroethylene：延伸ポリ四フッ化エチレン)チューブのような、他の構造の合成チューブも血管移植片として用いることができる。ヒトおよび他の動物の動脈、静脈、または他の組織のような生体起源のチューブが、血管移植片として用いられてきた。例えば、ダーディック(Dardik)は米国特許第３，８９４，５３０号において、血管移植片に臍帯を使用することを開示している。ホルマン等(H olman et al.)は米国特許第４，２４０，７９４号において、血管代用物として使用するためのヒトおよび他の動物の臍帯を調製する方法を開示している。これらの合成および生体チューブは、伏在静脈移植片に代わるものとして用いられてきた。チューブの端は、動脈の疾患または傷害範囲をバイパスするべく動脈の端に吻合され、これらのチューブは動脈の疾患部分に代用される。同様の移植片はまた、動脈と静脈のような身体の血管を接続するため、または静脈の疾患または損傷領域をバイパスするために用いられている。標準的な血管移植片の、内皮細胞のシーディングまたはソディングの方法および装置は、ウイリアム等(William s et al.)により米国特許第４，８２０，６２６号、および第５，１３１，９０７号に、またアルチャス等(Alchas et al.)により米国特許第５，０３５，７０８号、および第５，３７２，９４５号に開示されている。本発明は、ポシス(Possis)により流れの絞りを有する血管移植片に関して記載している米国特許第４，６０１，７１８号、第４，５４６，４９９号、および第４，５６２，５９７号に開示されている先行する血管移植片および血液供給法に関する。本発明は、先行する特許には開示されていないが実用的な価値があり、さらに実用化の範囲を広げることの可能な種々の主要な技術および改善点を開示する。発明の概要本発明の一般的な目的は血管移植片に関するものである。血管再構成についての外科的処置の目標は、動脈硬化症、外傷、および他の疾患のような先天性欠陥または後天性傷害により血管の完全性が損なわれてしまっている器官および組織に血液を有効に供給することにある。本発明は、全身に渡って器官および組織に血液を供給するための移植片およびそれを用いる方法に係わる。移植片はまた、器官または組織からの有効な流出を提供し、または二つの血管を結合する経路または身体の経路として機能する静脈再構成物としても用いることができる。移植片は、付加的な血流を必要とする血管（血液を必要とする血管）に血液を供給することができる。より一般的には、実際に付加的な血流を必要とするのは「血液を必要とする血管」により灌流される組織および器官である。あるいはまた、付加的な血流は、血流量の増加による血管の開存性の寿命を延ばすため、血管へのアクセスに適した手段を作り出して血液を得るため、血液透析を行うため、または血管系への化学物質の点滴または投薬を行う等の他の目的のためにも役立つものである。さらに、絞り通路は、過剰の圧力を解放するため、ブラロック・タウジヒシャント吻合術(Blalock-Taussig shunt)におけるような酸化された血液、および酸化されていない血液を再配分するため、または患者を処置するため等、身体における血圧あるいは流量率の再配分に用いることができる。移植片は、より圧力の高い血液供給部から、一つ以上の血液を受入部に血液を輸送するための長尺な手段を含む。この長尺な手段は、血液を輸送するための第１の通路をなす主幹を有する。この主幹は、血液を必要とする血管に血液を供給するための、主幹内における一つ以上の開口部を介して、一つ以上の血液を必要とする血管に接続されてもよい。この主幹は、圧力下に一つ以上の血液供給器官に接続されるように適合した入口端手段を有することにより血液が第１の通路に流入する。この第１の通路における血流量および血圧は、入口端手段から離間した主幹の下流部分に接続された第２の絞り通路を有する絞り手段により制御されている。出口端手段は、この絞り手段を血液の受入器官に接続する。この出口端手段は、当該絞り手段から当該血液の受入部に血液を運ぶ第３の長尺な通路を含んだ絞り手段より下流のセグメント（下流セグメント）を含むか、あるいはこの出口端手段が、当該絞り手段を血液の受入部に接続するための手段を有することにより、第２の通路から血液の受入部への血流を容易にするように連通される。第３の通路には、室(chamber)が設けられて血流の速度および速度勾配が、受入血管に入る前に減少される。第１および第２の（および、存在する場合には第３の）通路は、共同して連続した通路を形成する。血液を供給部と受入部との間の圧力差によって、第１および第２の通路を介して所望の圧力および速度で連続的かつ適度な血流が保たれ、また主幹に取り付けられた血液を必要とする血管に対しても連続的に血液が供給される。器官または組織から有効な流出を供給するために用いられる場合は、静脈またはリンパ管のような一つ以上の排水用脈管が、第３の通路における一以上の開口部を介して、第３の通路に接続される。これらの排水用脈管からの流れは、次いで第３の通路へ流入するが、それは第３の通路が絞りの下流にあって、圧力が低いからである。当該移植片は、典型的にはヒトの心臓において、一つ以上の冠状動脈の分岐に血液を供給するために用いられる。心臓は、大静脈および肺静脈からの血液を受け入れるための二つの心房を有しており、また心臓からの圧力下に血液を運ぶための大動脈に接続されている。移植片は典型的には長尺な管状手段を含み、大動脈または他の圧力の高い血管（供給血管）から上大静脈または心房または他の圧力の低い血管（受入血管）に血液を運ぶための連続した長手方向の通路を有する。この管状手段は、縫合または他の方法で大動脈に接着され吻合を形成している入口端を有しており、血液は、圧力下に大動脈から第１の通路へ流入し、出口端を通って上大静脈または大動脈よりも平均圧力の低い他の血管へ排出される。この管状手段の出口端は、上大静脈と連通している開口部周辺の組織に縫合されるか、または他の方法で接着されている。連続した通路における血液の流量率、流れの速度、および圧力は、絞りにより調整される。絞りを付けられた第２の通路は、典型的には断面積が減少しており、第１通路よりも小さな直径を有している。この直径は、典型的には管状手段の主幹または第１の通路の直径の二分の一よりも小さい。絞り通路はまた典型的には、管状手段の出口端における第３の通路よりも小さい。しかしながら、この絞り通路は、絞りを付けられていない領域を有することなく、出口端に配置されており、受入血管との接合を容易にするために、ソーイングリングまたはフランジのような取付け手段を用いてもよい。この流れの絞りは、円形状の断面を有する直径がより小さな通路であることが可能であるが、流れを制限し、かつ絞りの上流端と下流端との間の圧力の差を維持するものであるならば他のいかなる特徴を有するものであってもよい。例えば、この絞りは、小さい有効直径を有する非円形状の通路、開口部(orifice)またはノズル、または流れの絞りの効果を共に生み出す複数の通路のような絞り領域の組み合わせであってもよい。この絞りは、例えば連続した通路において所望の特定の流量率を得るため、または連続した通路において特定の圧力を得るべく調整することが可能であり、もしくは、例えばこの絞りを連続した通路に沿った所望の位置に配置されるように位置決め可能である。絞りを付けられた第２の通路の長さが長いほど、絞りを付けられた第２の通路の所定の直径に対する絞り効果が大きい。絞りを付けられた部分は、典型的には、表面において連続した通路の他の部分よりも、より高い流体剪断応力を有する。供給する血管と受け入れる血管との間の圧力差により、血栓を抑制する量および速度で血液が連続して流れて管状手段に接続された動脈に対して所望の圧力で血液が連続的に供給される。特定の寸法の移植片が特定の用途に適応するように選択される。例えば、内径が約４ｍｍ〜約７ｍｍの範囲にあり、必要なだけの種々の血管に到達するのに十分な長さを有する移植片の主幹と、内径が約１ｍｍ〜約３ｍｍの範囲にある絞りとを、大動脈−冠状動脈バイパスの用途に効果的に用いることができる。本発明は、移植片の性能を向上させるため、絞り通路と共に生体物質を使用することを含む。種々の生体物質は、血液に接する内側の表面、外側の表面、移植片の壁の中の隙間に、またはこれらの組み合わせに施されて効果的に用いられる。例えば、血液に接する表面に施された内皮細胞は、該表面での血栓を減少させることができ、プロスタサイクリンまたは窒素酸化物のような物質を下流の組織に供給することができ、それによって下流の組織の環境を改善し、生物学的反応または活性を向上させることができる。他の例では、内皮細胞を含めた生体物質混合物が移植片の隙間に設置されて血液に接する表面上への内皮細胞の移動および増殖が提供される。また別の例では、成長因子を含んでいる生体物質を多孔性の移植片の外表面に施し、隙間への組織の内埴(ingrowth)および移植片の取り込みを最適化している。また別の例では、生体物質を使用して移植片の隙間を満たすことにより壁を通って漏出することが防止される。これらやその他の生体物質の応用例は、移植の成果を高め、さらに、移植片の絞り通路に存在する制御された流れを利用して開存性を高め、通路における圧力を制御するために用いることができる。大動脈−間動脈バイパスのような多くの応用例においては、このような生体物質を含んだ従来の移植片では血栓に対して満足には機能しない。絞り通路を有し、生体物質を含んでおり、一つ以上の動脈および静脈のような圧力の異なる血管に接続されている移植片では、相乗効果が表れ、（１）絞り通路を有するが生体物質を用いていない移植片、（２）生体物質は用いているが絞り通路を有してい移植片、のいずれかよりも良好に機能し、さらに（１）（絞り通路を有する移植片）、または（２）（生体物質を用いた移植片）、のいずれも単独では有用でない応用例に対しても、（生体物質を用いて絞り通路を有する）組み合わせ移植片の有用性が拡張されている。第１の使用法においては、管状手段は本体に、一つ以上の冠状動脈または分岐に血液を供給するために用いられる一つ以上の開口部を有する。冠状動脈が、この管状手段に縫合されることにより管状手段の開口部を通して血液が冠状動脈の分岐に流入する。移植片はまた身体の他の（血液を必要とする）非冠状動脈を灌う流するために用いられる。この管状手段の入口端は、適切な動脈圧を有して血流量を供給するいかなる動脈性の血液源にも吻合されるようにしてもよく、例えば、この動脈性の源は腋窩動脈、大腿動脈、または他のいかなる適合する動脈または複数の動脈であってもよい。血液は、供給される血液の流量率を受け入れることのできるいかなる血管にも排出される。例えば、受入血管は大腿静脈または一つ以上の適合する静脈であってもよい。血液の灌流を必要とする非冠状動脈性の血液を必要とする血管は、管状手段に吻合され、血液は動脈性の源から当該管状手段を介して、これらの非冠状動脈の血液を必要とする血管に流入する。絞り通路は血液を必要とする血管から下流に位置しており、出口端を介して一つ以上の血液を必要とする血管に接続されている。もう一つの使用法においては、移植片を用いて圧力の高い血管と圧力の低い血管との間の動静脈シャントを、管状手段に付加的な開口部を必要とせずに作ることができる。入口端は動脈か、または他の圧力の高い供給血管に吻合されており、また出口端は静脈か、または他の圧力の低い受入血管に吻合されている。絞り通路は、移植片の輸送路を通過する血流量を減少させるか、または制御するために用いられる。この方式で動静脈シャントを作るために絞りが用いられる場合、絞りは移植片に沿ったどの位置にあってもよい。例えば、この絞りを上流の端（入口端）近傍に位置させると、絞りから下流に圧力の低い通路（第３の通路）を含むより長い領域（下流セグメント）が設けられることになり、圧力がより低い第３の通路への血液との針穿刺を介したアクセスに適している（例えば、低い圧力により穿刺部位における出血が減少する）。この絞りを下流の端近傍に位置させると、絞りから上流に圧力のより高い長い領域（第１の通路）が設けられることになり、針穿刺によるこの血管系からの血液の取得、あるいは他のアクセス方法による第１の通路内での血液とのアクセスに適している。この絞りを移植片の中間部近傍に位置させると、より圧力の高い領域とより低い領域とを供することが可能であり、例えば血液透析に適して、より圧力の高い第１の通路から血液を取得することや、より圧力の低い第３の通路に血液を注入することができる。供給血管と受入血管は、動脈、静脈、または心腔のような自然の血管であってもよく、あるいは血管、または他の腔に移植されたか、または他の方法で接続されている伏在静脈、または他の生体、または合成血管であってもよい。本発明の第１の実施の形態においては、長尺な手段は、長尺な合成または生体管である（この管は、ポリテトラフルオロエチレンチューブ、ダクロンチューブ (Dacron tube)、シリコンチューブ、または他の一つ以上の生体適合性合成物質、自原的伏在静脈、ヒトの臍帯、補強または他の理由のための処理を施されたウシ内乳動脈のような生体脈管、または組織と合成成分との複合体を含んたいかなる起源の他の組織管でもよく、金属を成分として有してもよい）。この管は、出口端近傍に、連続した通路と、（より高い剪断領域、減少した直径、または減少した断面積、管の狭い部分、管に挿入される狭められた通路を有する別個の片、またはこの管の外側から圧縮された部分を備えるような）流れの絞りとを有する。この流れの絞りは、長尺な管と同様の物質で構成されてもよく、また異なる生体適合性物質から構成されてもよい。血液は、動脈のような血液の供給器官に取り付けられた入口端から、通路に沿い、流れの絞りを通って、静脈のような血液の受入部に取り付けられた出口端まで流れる。入口端と流れの絞りとの間に、付加的な灌流を必要とする（冠状動脈のような）一つ以上の動脈を当該管に接続して、血液が当該管からそれらの動脈に流入するようにすることができる。この管の直径は、供給動脈および血液を必要とする動脈と、受入静脈への接続に適したものである。この通路の直径は典型的には流れの絞りにおいて減少されている。流れの絞りは血液の流れを調節し、血液を必要とする動脈への接続部において十分な圧力を維持し、当該動脈が当該管からの血液によって潅流されるようにする。また、絞り通路はこの管の出口端を通って受入血管内へ移動する血液の流量、速度および圧力を調整する。任意の外側スリーブが、絞りおよびこの管の出口端と、受入静脈への接続部を支持して押つぶしやよじれを減少させる。この管に沿った流れの流量率は、流れの絞りを通って受入静脈へ入る流れによって、典型的にはこの管への接続部から血液を必要とする血管へ供給される流量率よりも大きくなっている。流量率がより大きくなっているため、この管の血栓および凝血の可能性が減少される。流れの絞り領域においては、血液と接触している表面は、この領域での血栓または細胞の堆積の可能性を減少させるために滑らかになっている。この管の他の領域における血液と接する表面は、身体における移植片の治癒および取り込みを助け、新生内膜の内膜形成を促進し、内膜の肥厚を抑制し、あるいは血栓を減少させるために、生体物質が取り込まれている。次のような生体物質を、効果的に用いることができる。コラーゲン、架橋されたコラーゲン、フィブロネクチン、ヴィトロネクチン、ラミニン、プロテオグリカン類、アルギニン−グリシン−アスパラギン酸配列を取り込んだアミノ酸ペプチド類、他の細胞外マトリックスタンパク質または脈管内膜の基底膜タンパク質、インテグリン関連化合物、フィブリン、内皮細胞、または他の組織由来の物質または混合物、または合成類似体および誘導体、および成長因子または血栓を調整する因子または化学物質のような生物学的に活性のある添加物。このように、種々の生体物質、合成類似体、および誘導体を用いて血管移植片の性能を高め、また本発明に用いられた絞られた流れから更なる利点を生み出すことが可能である。多孔性の移植片の隙間もまた、移植片の性能または移植片に対する組織の反応を調整するために生体物質を含むことができる。本発明の第２の実施の形態は、第１の実施の形態と類似しているが、流れの絞りが管の出口端に配置されている点において異なっている。従って、通路の直径は小さいため、受入静脈への接続には適さない。受入静脈への接続を容易にするために、縫合リングまたはフランジが設けられている。本発明の第３の実施の形態は、第１および第２の実施の形態と類似しているが、分岐した通路を有している。複数の枝部が供給動脈に接続されており、各々の枝部は一つ以上の血液を必要とする動脈に接続されている。この枝部は、流れの絞りより上流で結合している。この方法では、この管は、心臓の前後の表面上の動脈のように、分岐しない管の使用には不都合な場所に位置している複数の血液を必要とする動脈に用いることが可能であるが、一つの流れの絞りおよび一つの受入静脈への接合部のみが必要となっている。本発明の第４の実施の形態においては、長尺な手段は、長尺な合成または生体管である（この管は、ポリテトラフルオロエチレンチューブ、ダクロンチューブ、シリコンチューブ、または他の一つ以上の合成生体適合性物質、ヒトの臍帯、補強または他の理由のためにの処理を施されたウシ内乳動脈のような生体脈管、または自原的脈管、または組織と合成成分との複合体を含んだいかなる起源の他の組織管でもよく、金属を成分として有していてもよい）。この管は、連続した通路と、この管に沿ったいくつかの場所において（高い剪断領域、減少した直径または減少した断面積、管の狭い部分、管に挿入される狭められた通路を有する別個の片、または管の外側から圧縮された部分を備えるような）流れの絞りとを有する。血液は、動脈のような血液の供給源に取り付けられた入口端から、通路に沿い、流れの絞りを通って、静脈または肺動脈のようなより圧力の低い血液の受入部に取り付けられた出口端に流れる。この管の直径は、供給動脈および受入静脈への接合に適したものである。この通路の直径は典型的には流れの絞りにおいて減少している。流れの絞りは管を通る血液の流れを制御し、流れの絞りから上流の血液のより高い圧力と、当該流れの絞りから下流の血液のより低い圧力とを維持する。任意の外側スリーブがこの絞りを支持する。出口端にある任意の外側の支持部がつぶれやよじれを減少させる。この管は、例えば血液透析での針穿刺を介した血液へのアクセスのために、または、酸化されている血液と酸化されていない血液を混合して大動脈と肺動脈との間に制御された血流を提供すること等のために使用することができる。前述の実施の形態は、本発明の方式または有用性を説明することを意図したものである。自原的脈管内に流れの絞りを挿入した付加的な実施の形態や、前述した実施の形態の組み合わせについても効果的に用いることが可能である。本発明は、ヒトまたは他の霊長類の冠動脈のような一つ以上の血液を受け入れる血管に、所望の圧力の血流を連続的に提供する方法を含む。血流を絞る通路を有する移植片は、動脈または他の血液循環系の圧力の高い部分に吻合される。移植片は心臓に隣接して置かれ、該移植片の各部分が選択された冠状枝動脈の近傍に配置される。移植片の選択された部分が冠状動脈に吻合される。出口端手段は、（絞りを付けられた第２の通路よりも下流の、第３の通路を有する下流のセグメントを含むことができ、）移植片の出口端を形成する。移植片の出口端は上大静脈または他の血液循環系の圧力の低い部分に吻合される。大動脈と上大静脈との間にはかなりの血圧差が存在するため、圧力の作用下に血液は連続的に大動脈から移植片内へ流れる。従って、絞り通路を通って上大静脈へ流入する移植片に沿った連続的な血流が存在する。この絞り通路は、血液の流れが過度になることを防止し、移植片の絞り通路から上流の部分の血圧を大動脈血圧と実質的に同一に維持し、また移植片から心房または静脈のような低圧の受入血管に流出する血液の圧力および速度を制御する。絞り通路においては、血液と接する表面を有しており、該表面はこの表面上で血小板および他の血栓性または細胞性の堆積を減少させるために滑らかになっている。剪断により発現される血小板の活性化は、剪断応力の大きさ、ならびにこれらの応力に曝される時間に依存する。血液と接する表面における流体の剪断応力は、典型的には流れの絞りの一つ以上の部分において、移植片の一つ以上の他の部分における剪断応力よりも大きいこととなる。この絞り通路の流れの表面には、著しい血小板の堆積または血栓性の堆積がないことが求められる。剪断応力は、滑らかな絞り通路の表面上のいかなる組織の蓄積物をも洗い流そうとする傾向があり、相対的に堆積物がないようにこの表面が保たれている。従って、この絞りにおいては血液と接する滑らかな表面を有することが重要である。この絞り通路における剪断応力は、移植片を通過する流れの流量率に依存して、典型的には約３００ダイン／ｃｍ²から１０００ダイン／ｃｍ²を超える範囲にすることが可能である。このような圧力に長時間曝された血小板は、活性化し、血栓を起こし始め、移植を失敗に導く。血液との接触表面が滑らかであることにより、血栓性または細胞性の堆積物が表面上に蓄積することなく、移植片での血栓の可能性が減少される。この滑らかな表面は典型的には、研磨された金属表面の滑らかさ程の１マイクロインチ程度の仕上げとされ、通常は０〜約２０マイクロインチの範囲内であるが、概略的には、形態の粗さと欠陥の数および分布とに依存するため、０〜約２００マイクロインチの範囲内である。穴、かき傷、または隆起のようなより大きい欠陥は、それらが相対に多いものではなく、より広く滑らかな表面に存在するのであれば、かなり大きくてもよい。物質の組成、血液の特性、薬物投与等のような他の因子は、滑らかさの条件に影響する可能性があるが、一般的には他の部分よりも滑らかな表面を有する絞りにおいては血小板または他の組織の蓄積は少ない傾向がある。例えば、より直径の小さい領域を含んでいる流れの絞りにおいては、より直径の小さい部分に対してより大きな滑らかさが要求される。また、テーパ、収束(converging)、または発散（diverging）している領域の近傍においても、また流れが乱れたり、血液の動きが停滞したり、遅くなっている領域においてもより大きな滑らかさが要求されることがある。同様に、大きさもしくは形状が変化する場所、特に絞り近傍においては、流れが停滞している領域、段部、分割線部分、およびその他の欠陥は、過度の血栓または他の組織の堆積を防ぐために最小限にされなければならない。血液を運ぶための第１および第３の通路を備えた主幹を有する長尺な手段は、典型的にはこの長尺な手段の外側から通路の内側の流れの表面への組織の侵入を可能とするため、多孔性の物質で構成されている。高い多孔度により組織の侵入が促進され、内皮細胞または新生内膜が内側表面に送出される。本発明の移植片における増大された流速のために、通路内に存在する相対的により高い剪断応力は、狭窄および移植の失敗の原因となる内壁上の組織の肥厚の可能性を減少させることになる。第１および第３の通路は、急性期の抗血栓活性を付与するため、内皮細胞にシーディングまたはソディングすることがある。時間の経過により、移植片に侵入した組織は内側の流れの表面上の安定した新生内膜の形成を助け、長期的な抗血栓活性を与えることになる。本発明の移植片に存在する比較的高い剪断速度によって、新生内膜の厚さが過度になることが確実に防止される。また、安定した新生内膜の存在により、血管移植片に生じうる吻合狭窄の問題を減少させることが可能である。適切な組織の通過増殖(through-growth)または管腔の内皮形成を促進または持続するために必要とされるような、多孔度の高い血管移植片は、その表面の形態のために、特に急性期においては、血栓形成が増加する傾向にある。本発明の移植片の使用による流れの増加は、この急性の問題の克服に役立ち、特に、別のやりかたでは低い流量率になってしまう応用例において用いられる内皮細胞のシーディングまたはソディングの増進がなされる。血管移植片は、典型的には移植片の壁を通して比較的均一な多孔性の構造を有するが、生体物質を取り入れている絞り通路は他の壁構造を有することも可能であり、さらに効果的に用いることができる。例えば、この壁は内側または外側の表面にのみ孔を有するか、壁のある場所において基本的に無孔の層を有するか、全体的には多孔性の構造であるか、壁の厚さを通して様々な寸法の孔および隙間を有するか、または基本的に無孔の構造を有するものでもよい。生体物質をもつ絞り通路は、隙間への組織の内殖を容易にするため、外側の表面に大きい孔を有するような構造であるか、組織または血栓の蓄積を減少させるため、壁を通した組織の通過増殖を抑制するため、または壁を通して血液または血清の漏出を制限するため、内側の表面またはその近傍には、より小さい孔を有するようにすることもできる。例えば、約５マイクロメーター〜２００マイクロメーターの範囲にあるような細胞の寸法よりも大きい均一の孔を有する壁構造を用いることや、あるいは内側の表面近傍では約５マイクロメーター〜約２０マイクロメーター、かつ外側の表面近傍では約１０マイクロメーター〜約２００マイクロメーターであるような大きさの異なる孔を有する壁構造を用いることもできる。多孔性の物質には、例えば、結節間距離が約１０マイクロメーター〜約１２０マイクロメーターの範囲内に特定されている膨張したポリテトラフルオロエチレンのように他の寸法によって特徴づけられるものもある。いずれの多孔性の構造物であっても、有効な同等の孔直径の範囲をもってその構造物を特徴づけることや、あるいは入水圧、平均流量孔寸法等のような他の多孔度の尺度を用いることにより、類似の方法で検討することができる。移植片の壁を通った血清または血液の漏出は、多孔度の高い移植片を利用する際に問題となることがある。内皮細胞のシーディングまたはソディング、あるいはコラーゲンまたは他の物質の移植片上への堆積は、多孔度の高い移植片に付随して起こりかねない出血または漏出を減少するか、または制限することとなり、移植片の壁を通った組織の通過増殖をさせるために必要なより高い多孔度によっても、移植の間または後の、移植片の壁を通った血清、血液、または他の物質の漏出が生じない。さらに、高い多孔度を得るために必要な高い多孔度と大きい孔のために血栓性になりやすい移植片に急性期の抗血栓活性が与えられる。図面の簡単な説明全図を通して同じ参照数字が同じ構成部分を示している添付図面と併せて以下の詳細な説明を検討することによってこの発明を十分に理解すれば、本発明の他の目的ならびに本発明に付随する多くの利点は容易に諒解されるであろう。第１図は、心臓の部材に取り付けられた流れの絞りを含む血管移植片を示している。第２図は、移植片の一端の近傍上に配設された絞り部材を示している。第３図は、第２図の３−３線に沿った絞りの断面図を示している。第４図は、第２図の４−４線に沿った絞りの断面図を示している。第５図は、第２図の５−５線に沿った絞りの断面図を示している。第６図は、大動脈口に移植され、縫合によりそこに吻合された管状部材の大動脈端を示している。第７図は、上大静脈の小孔開口内に移植され、縫合によってそこに吻合された下流セグメントの開口端を示している。第８図は、縫合により冠状枝に吻合された移植片を示している。第９図は、連続した部材である絞りセグメントを有する移植片セグメントを示している。第１０図は、第９図の１０−１０線に沿った連続した絞りの断面図を示している。第１１図は、第９図の１１−１１線に沿った管状部材の断面図を示している。第１２図は、流れの絞りを有する自原的伏在静脈を示している。第１３図は、第１２図の１３−１３線に沿った円筒状の壁の断面図を示している。第１４図は、第１２図の１４−１４線に沿った入口通路の断面図を示している。第１５図は、第１２図の１５−１５線に沿った中間ののど状の区間の断面図を示している。第１６図は、第１２図の１６−１６線に沿った出口通路の断面図を示している。第１７図は、自原的伏在静脈に縫合された流れの絞りの断面図を示している。第１８図は、螺旋状に巻き付けられた管状の主幹を有する移植片セグメントを示している。第１９図は、管状の本体の周りに多数のループを有する移植片セグメントを示している。第２０図は、縫合環によって大静脈に取り付けられた流れの絞りを示している。第２１図は、第２０図の２１−２１線に沿った縫合環および絞り部材の断面図を示している。第２２図は、第２０図の２２−２２線に沿った小径の領域の断面図を示している。第２３図は、複数のセグメントを有する血管移植片を示している。第２４図は、繊維物質の管状部材を有する血管移植片を示している。第２５図は、第２４図の２５−２５線に沿った断面図を示している。第２６図は、内皮細胞のシーディングを有する繊維物質の管状部材を有する血管移植片を示している。第２７図は、第２６図の２７−２７線に沿った断面図を示している。第２８図は、繊維物質の管状部材の孔の中に存在している調整用の生体物質を有する繊維物質の管状部材を有する移植片を示している。好ましい態様の詳細な説明第１図、第２図、第３図、第４図、および第５図を参照すると、参照符号１０によりヒトの心臓の前面の図が概ね示されている。心臓１０は、右心房１１、および上大静脈１６を有する。身体からの血液は、大静脈１６を通じて右心房１１に流れる。右心房１１内の血液の圧力は、血液が右心房１１内に流入する際には低くなっている。血液は心臓から大動脈２３を介して身体の組織へ送り出される。大動脈２３と上大静脈１６との間の圧力差は約９０ｍｍＨｇである。心臓の筋肉組織は、左冠状動脈２４のような冠状動脈から血液の供給を受けている。左冠状動脈２４は大動脈２３から心臓の左側に沿って尖２７に向かって延在している。冠状動脈２４は筋肉組織へ血液を供給する多数の枝２８、２９、および３０を有する。左冠状動脈２４は枝２８〜３０内へ二叉または三叉に分岐する短い共通の幹を有する。これらの枝は正常な心臓内では非常に小さい。それらは、冠状動脈枝が癒着または閉塞してしまう冠状動脈硬化症に羅患しているヒトにおいては、著しく拡大することがある。右冠状動脈もまた血液を心臓に供給する。本発明の移植片を用いていずれの冠状動脈にも適切に血液を供給することができる。第１図〜第５図を参照すると、参照符号３６にて本発明の脈管の移植片が概ね示されている。移植片３６は、血液を輸送するための連続した通路を有する長尺な管状部材３７である。管状部材３７は連続的な円筒状の壁３８を有し、該壁３８は、長尺な長手方向の通路４０を形成する内側表面３９を有する。管状部材３７は、大動脈端または入口端４１と、心房端または出口端４２とを有する。主幹４３は、入口端４１から絞りを付けられたか、または縮径した区間４４に延在している。絞り区間４４は下流セグメント４６に接続されている。好ましくは、絞り区間４４は心臓組織に取り付けられた状態で、出口端４２から約５ｃｍ未満の位置にある。絞り区間４４が出口端４２に配置されていることにより、絞りの下流に位置する管状部材の量が少なくなり、移植片のこの低圧の領域における移植片のよじれが生じる可能性が減少される。第２図〜第５図に示したように、下流セグメント４６近傍の絞り区間４４は、主幹４３の円筒状の壁３８と一体的に構成された円筒状の壁４７を有する。円筒状の壁４７は絞り１２を囲繞し、かつ接合しており、絞り１２はのど状領域１３と、直径の変化している二つの壁４９および５１を含む。この絞りは流れを絞るものであるが、典型的には、その絞りは、第３図および第５図に示したように、通路４０の断面積よりも実質的に小さい断面積を有するのど状通路４８により行われる。通路４０の断面積は、好ましくはのど状通路４８の断面積の４倍よりも大きい。同様の流れの絞りは、通路４０の有効直径よりも小さい有効直径を有する非環状ののど状領域か、または共同して流れの絞りとしての機能を果たす複数の通路の組み合わせによっても供給することができる。収束形状(converging)の壁４９は接合部１４において壁４７と接合する。発散形状(diverging)の壁５１は接合部１５において壁部分４７と接合する。壁部分２０は出口端４２に通ずる出口通路５２を囲繞している。出口通路５２の断面積は、主幹４３の通路４０の断面積と実質的に同一である。出口通路５２の断面積は、通路４０の断面積よりも大きくても小さくてもどちらでもよい。収束形状および発散形状の壁４９および５１は、各々長手方向の長さを有し、流れの絞り（第２の通路）における血液の乱流を最小化し、堆積物が蓄積しうる停滞した領域を最小化するために徐々に滑らかに変化する直径を有する内側壁表面を備える。通路４８を囲繞している円筒状の壁１３の長手方向の長さは、壁部分４９および５１の長手方向の長さよりも短いことが好ましいが、他の長さおよび大きさの関係も用いることができる。のど状領域１３の長さが長ければ長い程、通路４８の所与の断面積に対して血圧の下降が大きい。絞りは、滑らかな表面仕上げを施して作られ、血球の堆積および活性化が絞りに血栓を生じないようにされている。内側の表面３９には、内皮細胞のような生体物質が施されている。この生体物質は一般的には絞り領域に至るまでは施されていないが、それはこの絞りの血液と接する表面の滑らかな表面仕上げのためであり、さらに、この絞りが典型的には血液と接する表面において、より速い血液速度と高い流体剪断応力とを有し、生体物質を除去する傾向を有するためである。通路５２は血液が心臓の心房または大静脈内に流入する前に、血流の速度および速度勾配が減少するように作用する室を供給している。下流セグメント４６は、心臓の組織あるいは血液を受け入れる脈管に容易に取り付けられるような寸法である。外側のスリーブ１７を壁４７に接合し、１８および１９の場所において接合部を形成することができる。この外側のスリーブは、下流セグメント４６がよじれていない開口した円筒形に保つのを助け、望ましくないよじれのために出口端４２を通る血液の流れが閉塞または制限されないようにする。外側のスリーブ１７は、受入血管の形状に極めて近似した構造とすることができ、出口端における受入血管の開口部の保持にさらに役立つ。第１図は斜めに切った構造を示している。また、外側のスリーブ１７は絞り１２と壁４７との間の相対的な動きを制限することにより、接合部１４および１５を保護する。この外側のスリーブは一つの改善点であるが、常に必要とされるものではない。下流セグメント４６の好ましい長さは、移植片のこの低圧区間での移植片のよじれの可能性を減少させるため２ｃｍ以下である。移植片４０の主幹は、使用中に含有する血液の圧力が大きくなっているため、容易によじれることはない。部材３７は管状の構造物であり、好ましくはポリテトラフルオロエチレン、ポリエステル、シリコン、または他のポリマー物質または一つ以上の物質からなる合成物質等から作られる管状構造物である。この管状構造物はまた、限定されるものではないが、伏在静脈、ヒト臍帯静脈、またはウシ頚動脈を含む自原的な、異種の、または他の生物学的組織から作ることができる。この管状部在は、加工によりあらかじめ屈曲させておくことや、テーパを付けて所望の絞り区間４４を形成させることができる。この場合、連続した構造のため、接合部１４および１５はなくてもよい。この絞りは、シリコン、熱分解炭素、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエステル、ポリウレタン、チタン、ステンレス鋼、または他の生物学的なポリマーまたは非ポリマー物質から作ることができるが、これに限定されるものではない。絞り１２は、標準的な液体ポリマー射出または溶解射出を用いて管状部材３８内に成形することができる。この場合、絞り１２とその管状壁４７への接合部１４および１５の形成は、同一工程において行うことができる。逆に、絞り１２を別々の物質から作り、別の作業において壁４７に結合してもよい。代替的には、絞りの形状を有する挿入物を別個に製造し、内側の管状部材の適切な部位に単に設置してもよい。第１図を参照すると、血管移植片３６は心臓１０に隣接して位置している。絞り区間４４および下流セグメント４６は、上大静脈１６に隣接して位置する。第６図に示すように、管状部材３７の入口または動脈端４１は大動脈口５３内へ移植され、縫合５４により吻合されている。代替的には、入口端４１は、左鎖骨下動脈や他の主要な動脈のような圧力の高い別の適した脈管に吻合することもできる。第７図に示すように、下流セグメント４６の開口端は、上大静脈１６に開口した小孔５６内へ移植され、縫合５７により吻合されている。絞り４４は出口端４２の近傍に位置している。血液は、大動脈２３と上大静脈１６との間の血圧差のため管状部材３７の通路４０を通って連続的に流れる。絞り４４は、通路４０を通る血液の流れが過度になるのを防止する。代替的には、管状部材３７の下流セグメント４６は、右心房１１，左心房１３、下大静脈、冠状動脈洞、または他の便利な低圧の脈管に吻合することもできる。移植片３６の主幹４３は、一つ以上の冠状枝２８〜３０に隣接して配置されている。外科医は、選択的に移植片３６の経路に沿って一つ以上の冠状枝を吻合し、潅注することもできる。第８図を参照すると、移植片３６は縫合５８により冠状枝３５に吻合されている。円筒状の壁３８には、血液を通路４０から冠状動脈通路６１内へ流入させるための開口５９が設けられている。移植片の出口端に隣接している絞り通路４８は、冠状動脈が大動脈血液圧力の数ｍｍＨｇ以内の圧力で、十分な量の血液により灌流されることを可能にする。絞り通路４８を通る血液の流れは層流であり、通路５２を通って上大静脈１６内への過渡的な流れとして連続する。移植片３６内の血液の乱れは最小である。管状部材３７の内側表面３９は好ましくは平滑かつ連続的であるが、絞りを形成するために移植片の内側に設置される別個の挿入物を用いるような場合等には、形状または物質に段部または移行部があってもよい。実験によれば、大動脈の流量を約５０００ｍｌ／分、圧力を１００ｍｍＨｇとして、直径５ｍｍの管状の移植片を用いてシュミレートすると、約５００〜７００ｍｌ／分で２ｍｍの絞りを通って上大静脈または右心房内へ流れることが示された。心臓の拍出量は、移植片の絞り部分を通った受入部への流れに適応させるため、約１０〜１５％増加することになる。受入部への過度な流れは心臓の拍出量に過大な増加を要求する可能性がある。流れの絞りの機能の一つは、患者にとって通常許容される程度に流れを調整することである。血液を供給された各々の冠状動脈が適切に灌流されるためには、約５０〜１５０ｍｌ／分の血液が要求され、全ての冠状動脈を合わせた全休止期冠状動脈流量は約２５０ｍｌ／分である。大動脈に吻合された絞りを付けられていない５ｍｍの移植片は２０００ｍｌ／分を十分上回る血流を提供することができるため、必要な数の冠状枝に適切な血液を供給することができる。外科医は、移植片の管状部在３７に、自原的伏在静脈、合成移植片、または生体の輸送路の使用を選択してもよい。第９図〜第１１図を参照すると、絞りセグメント４４を管状部材３７の連続した部分として含む移植片のセグメントが示されている。この移植片は、連続しているかまたは同一の物質で形成されているため、絞り部の壁２２の、管状部材３７の壁３８への接合部ならびに結合部を必要としない。この絞りの流れの表面２３、２４、および２５は、この表面への血栓の堆積および付着を防ぐため、滑らかかつ相対的に欠陥がないものでなければならない。絞りにおいて血液と接する表面以外の内側表面には、内皮細胞のような生体物質が施されている。この生体物質は一般的には絞り領域に至るまでには施されていないが、それはこの絞りの血液と接する表面の滑らかな表面仕上げのためであり、さらに、この絞りが典型的には血液と接する表面において、より速い血液速度と高い流体剪断応力とを有し、生体物質を除去する傾向を有するためである。第１２図〜第１７図を参照すると、参照符号７０にて長尺な部材７１を含んでいる自原的伏在静脈のセグメントが概ね示されている。部材７１は、流れる血液を受け入れる通路または腔７３を囲繞する連続した円筒状の壁７２を有する。部材７１の入口端７４は、開口部７５を有する。この伏在静脈７０は、第１図に示されている移植片３６と同様に、心臓の周りの経路をたどり、閉塞された動脈へ到達する。腔７３は、入口端７４から出口端７６に渡って全体的に均一な直径を有する。参照符号７７にて概ね示されている血流の絞りまたは管状セグメントが、静脈７０の出口端７６に吻合されている。血流の絞り７７は、中間にあるのど状の区間８１に接合されている入口端区間７８および出口端区間７９を有する。この絞りは表面仕上げを施した滑らかな内側表面を含んでおり、のど状の区間８１の流れの表面には血小板または血栓性の堆積が蓄積されない。この絞りの他の部分は、内側表面に施される内皮細胞のような生体物質を有する。５〜１０ミクロンの大きさの欠陥のある全体的な表面仕上げを施された多孔性または滑らかでない表面は、絞りに血栓を生み出す結果を生じさせることがある。約１０〜３０ミクロン仕上げでは、流れの絞りの高い剪断応力の領域における流れの表面は、血液の流れによって課せられる剪断応力により洗い流されることがない。入口通路８２は、のど状の区間８１において絞り通路８３と連通している。通路８３は出口端８６を備えた出口通路８４と連通している。出口端８４の断面積は、入口通路８２の断面積と実質的には同一である。絞り通路８３の寸法は、入口通路８２の寸法に対して相対的に変化しうる。好ましくは、入口通路８２の直径は、絞り通路８３の直径の２倍よりも大きい。通路８２の断面積は、好ましくは、のど状の通路８３の断面積の４倍より大きい。通路８３は、一つ以上の冠状動脈が灌流され得るように血液が管状部材７７内にて所望の血液圧力で腔７３を通って連続的に流れることができるようにする。出口端区間７９は、該区間７９が上大静脈に吻合された状態で、血液が上大静脈に流入することを可能にする開口出口８６を有する。使用の際には、外科医は患者の脚から伏在静脈の一部分を採取する。所望の寸法の絞り通路８３を有する血流の絞り７７は、縫合８７によって管状部材７１の出口端７６に取り付けられる。入口端７４は大動脈２３に吻合されている。管状部材７１は、絞り７７の出口端７９が上大静脈に隣接して配置されるように、心臓を取り囲む。端７９は、連続した適切な血液の流れが管状部材７０および絞り７７を通して維持されるように、上大静脈に吻合されている。血液の圧力は、一つ以上の冠状動脈が灌流されうるような所望の値である。外科医は、第１１図に示した方式で、管状部材７０の通路に沿って一つ以上の冠状動脈を吻合することができる。このことにより、腔７３から冠状動脈の腔内へ、圧力の作用により血液が連続して流れることとなる。移植片のよじれは血管移植片の移植にとって重大な問題であり、もし適切に考慮がされていなければ装置の故障につながるおそれがある。第１８図は、出口端４２の近傍に位置する絞りセグメント４４を有する移植片セグメントを示す。入口端４１は典型的には大動脈に取り付けられることにより、管状部材３７を大動脈の圧力下に置き、よじれに対抗するようにする。絞り区間４４と管状の主幹との間の接合部１０１は、管状部材と絞り区間との可撓性の差によりよじれやすいことがある。移植片のよじれの可能性を減少させるため、シリコン、ポリオレフイン、ダクロン、ポリテトラフルオロエチレン、または他の物質のような、ポリマー物質のらせん状のビーズ１００が管状主幹３７の周囲に巻き付けられている。この管状主幹３７の巻き付けられた部分は、約１ｃｍから管状主幹３７の全長の範囲にある。第１９図は、出口端４２から１ｃｍを超えて離間した絞り４４をもつ移植片セグメントを示す。移植片の下流セグメント４６は、該セグメント内の圧力が身体の静脈系に存在する低い圧力と同様であるため、よじれが起こりやすい。このセグメントにおいては、この下流セグメント４６の外側の壁にポリマーのループが取り付けられている。このトロイダル形のループは重合体、金属、または複合体性の物質から作ることができ、それが下流セグメント４６の断面を円形状になるように保持することによってこの領域のよじれを防ぐ。第２０図〜第２２図を参照すると、移植片の出口端に配置した絞り４４を含む本発明の血管移植片のセグメントが示されている。そこには上大動脈１６への取り付けを行うための縫合環１１０が含まれている。縫合環１１０はその外縁１１５またはその近傍の場所において取り付けられている。縫合環１１０には、内皮細胞のような生体物質が施されている。この絞りは、より小さい内径を有する領域１１１と、血液と接する表面１１３とを含む。この内径のより小さい領域は、上大静脈１６まで延在し、血液と接する表面１１３は縫合環１１０において血液と接する表面１１２と連続する。血液はより内径の小さい領域１１１を通り、参照符号１１４で示したように上大静脈１６内に流入する。第２３図を参照すると、第１図の移植片と類似した血管移植片が示されており、該血管移植片は、第１図の主幹４３と類似した複数のセグメント１５２および１５３が設けられるように適合している。セグメント１５２および１５３は、合成物質あるいは生体物質か、それらの組み合わせから作ることができ、位置１５４において合流し、強度を与えられてそこに含有された血液の漏出が防止されている。本発明の移植片は、位置１５４において合流する複数の枝をつけて製造してもよく、熱、化学物質、または他の結合法を用いて、複数の別個のセグメントを位置１５４において合流させてもよく、または外科医が複数のセグメントを所望の位置１５４に取り付けることもできる。セグメント１５２および１５３はそれぞれ入口端１５０および１５１を有しており、大動脈に取り付けられていることが示されている。セグメント１５２および１５３は、環状動脈枝近傍に位置することができる。セグメント１５２は、心臓１０の前方の表面上にある冠状動脈枝２８および２９に各々隣接し、場所１５６および１５６において取り付けられていることが示されており、セグメント１５３は、心臓１０の後ろの表面上で、冠状動脈枝１５８に隣接し、位置１５７において取り付けられていることが示されている。この移植片は、冠状動脈枝２８、２９、および１５８に血液を供給する。セグメント１５２および１５３のような複数の別個のセグメントを有することの利点は、動脈から動脈へ移植片が大幅に迂回(loop)したり、鋭く曲折されたり、それ自体が交差したり、あるいは他の不都合な経路になる必要なしに、心臓の前と後ろの表面のような、互いに離れた動脈枝の結合を可能にすることである。セグメント１５２および１５３は、位置１５４にて合流し、単一の流れの絞り４４がこの移植片の血流を調節する。下流セグメント４６の開口出口端４２は、上大静脈１６に取り付けられている。第２４図および第２５図を参照すると、移植片１６０は、大動脈端または入口端１６２と出口端１６４とを有する環状部材１７２、および下流セグメント１６８に接続している絞り区間１６６を含む。主幹１７０は入口端１６２から絞りを付けられたか、または直径の減少した区間１６６まで延在している。管状部材１７２は内側表面１７６および外側表面１７８を有する連続した円筒状の移植片壁１７４を有する。内側表面１７６は、長尺な長手方向の通路１８０を形成する。管状部材１７２を構成している物質１８２は、膨張ポリテトラフルオロエチレン、多孔性シリコン、多孔性ウレタン、繊維状ダクロン、または、組織１８１を連続した円筒状の移植片壁１７４を通って外側表面１７８から内側表面１７６まで侵入させることが可能な他の多孔性の物質または複合体構造であってもよい。第２５図は、第２４図の２５−２５線に沿った断面図を示しており、数字は全て前記の要素に対応するものである。連続した円筒状の移植片壁１７４の多孔性構造が示されている。相互に接続する繊維状物質１８２が示されている。この多孔性構造は、相互に接続している繊維からなる基質中における相互に連通した複数の孔により得ることができるが、組織１８１を連続した円筒状の移植片壁１７４を通って外側表面１７８から内側表面１７６まで侵入させることが可能ないかなる構造物も用いることが可能である。第２６図および第２７図を参照すると、血管移植片１８６は、大動脈端または入口端１９０と、出口端１９２と、下流セグメント１９６に接続された絞り区間１９４とを有する環状部材１８８を含む。主幹１９８は入口端１９０から、絞りを付けられたか、または縮径した区間１９４に向かって延在している。管状部材１８８は、内側表面２０２と外側表面２０４とを有する連続した円筒状の移植片壁２００を有する。内側表面２０２は、長尺な長手方向の通路２０６を形成する。管状部材１８８を構成している物質１８４は、膨張ポリテトラフルオロエチレン、多孔性シリコン、多孔性ウレタン、繊維状ダクロン、または、組織２１０が連続した円筒状の移植片壁２００を通って外側表面２０４から内側表面２０２まで侵入することを可能にする他の多孔性の物質または複合体構造であってもよい。第２７図は、第２６図の２７−２７線に沿った図を示しており、第２５図の物質１８２に対してより大きい多孔度またはより大きい繊維間距離を有する物質１８４が、第２６図の連続した円筒状の移植片壁２００を構成する。内側表面２０２には、内皮細胞のシーディングまたはソディング２０８が施されており、組織２１０が連続した円筒状の移植片壁２００を通って侵入した後、内側表面２０２上に敷かれる結果となる。細胞性組織２１０が、大きい外側表面２０４に侵入し、連続した円筒状の移植片壁２００を通って移動し、内側表面２０２に到達する。血管移植片１８６の内側表面２０２上に細胞組織２１０が存在することで、内側表面２０２に、血小板の減少した接着および活性と減少した血栓形成という形での、生物学的適合性が与えられる。この新生内膜は、また連続した円筒状の移植片壁２００に組織２１０が外側表面２０４から孔内に侵入するために必要な時間が経過する前に、血管移植片１８６の内側表面２０２から外側表面２０４へ移動する血液上の血清の漏出を減少させる。第２８図および第２９図を参照すると、血管移植片２１２は、大動脈端または入口端２１６と出口端２１８と下流セグメント２２２に接続された絞り区間２２０とを有する管状部材２１４を含む。主幹２２４は、入口端２１６から、絞りを付けられたか、または縮径した区間２２０に向かって延在している。管状部材２１４は、内側表面２２８と外側表面２３０とを有する連続した円筒状の移植片壁２２６を有する。内側表面２２８は、長尺な長手方向の通路２３２を形成する。管状部材２１４を構成している物質２３４は、膨張ポリテトラフルオロエチレン、多孔性シリコン、多孔性ウレタン、繊維状ダクロン、または、組織２１０が連続した円筒状の移植片壁２２６を通って外側表面２３０から内側表面２２８まで侵入することを可能にする他の多孔性の物質または複合体構造であってもよい。第２８図は、多孔性の移植片壁を取り入れた、第２４図および第２６図の態様に類似した代替的な実施の形態を示している。第２９図は、第２５図および第２７図に類似した部分断面図を示す。この実施の形態においては、連続した円筒状の移植片壁２２６の隙間または孔は、この移植片に対する生物反応を調整する生体物質２３５を含む。生体物質２３５は、孔空間２３６のような孔空間を満たすか、被覆物２３５ａによって、または繊維２４０、または連続した円筒状の移植片壁２２６を構成する物質を被覆できる。この場合、必ずしも血液と接する内側表面２２８に内皮細胞をソディングする必要はないが、その代わりに生体物質２３５および２３５ａが被移植者の自然の反応を調整して、血栓および内皮の肥厚の調整に必要な効果を与える。例えば、被移植者の自然の組織（図示せず）が移動して内側表面２２８の上に増殖し、移植片の血液に接する表面を覆う内皮細胞となることが可能である。本発明の移植片は、下肢の周辺の血管再生法のような他の応用例においても、血液を運搬するものとして用いることができる。例えば、移植片は最遠位動脈吻合と、膝窩静脈またはその主要枝の一つとの間に挿入されることとなるであろう。血液の源または血液の供給部は大腿動脈であり、吻合は移植片の主幹の開口部から、膝窩動脈および／またはその遠位枝、前脛骨、後脛骨、または腓骨動脈のような、血液を必要とする脈管に吻合されることとなるであろう。これらの動脈と移植片の遠位端との間に配置された血液の流れを絞る通路、またはのど状の通路が、移植片を通る血液の流れを制御する。血液の流れを制御することにより、これらの動脈に適切な血液の圧力の灌流を行うことが可能となり、また同時に移植片の開存性を維持するための連続的な血液の流れが保証されることになる。本発明の移植片の好ましい実施の形態と、一つ以上の動脈に連続的な血流を供給する方法とを図示し説明してきたが、移植片の材料、寸法、長さ、および移植片の配置の変更が、本発明の範囲内において当業者により行われ得ることは理解されよう。本発明の範囲は、以下の請求の範囲により定義される。血管移植片部分一覧表１０心臓１１右心房１２絞り１３のど１４接合部１５接合部１６上大静脈１７外側のスリーブ１８流れの表面１９流れの表面２０流れの表面２１壁部分２２絞りの壁２３大動脈２４左冠状動脈２７尖２８枝２９枝３０枝３４通路３５冠状枝３６血管移植片３７管状部材３８円筒状壁３９内側表面４０長手方向の通路４１大動脈端または入口端４２心房端または出口端４３主幹４４絞りを付けられたかまたは縮径した区間４４ａ連続的な絞りセグメント４４ｂ絞り４４ｃ絞り４６下流セグメント４７円筒状の壁部分４８のど状通路４９直径の変化している壁５１直径の変化している壁５２出口通路５３大動脈口５７縫合５８縫合５９開口部６１冠状動脈通路７０自原的伏在静脈７１長尺な部材７２円筒状の壁７３通路腔７４入口端７５開口部７６出口７７流れの絞り７８入口端７９出口端８１中間にあるのど状区間８２入口通路８３絞り通路８４出口通路８６出口端１０２ポリマーループ１０３外側表面１１０縫合環１１１領域１１３接触表面１１４血液の流れ１１５外縁１５０入口端１５１入口端１５２複数のセグメント１５３複数のセグメント１５４位置１５５取り付け点１５６取り付け点１５７取り付け点１５８冠状動脈枝１６０血管移植片１６２入口端１６４出口端１６６絞り区間１６８下流セグメント１７０主幹１７２管状部材１７４連続した円筒状の移植片壁１７６内側表面１７８外側表面１８０通路１８１組織１８２物質１８４物質１８６血管移植片１８８管状部材１９０入口端１９２出口端１９４絞り１９６下流セグメント１９８主幹２００連続した円筒状の移植片壁２０２内側表面２０４外側表面２０６通路２０８シーディング２１０組織２１２血管移植片２１４管状部材２１６入口端２１８出口端２２０絞り区間２２２下流セグメント２２４主幹２２６連続した円筒状の移植片壁２２８内側表面２３０外側表面２３２通路２３４繊維物質２３５生体物質２３５ａ被覆物２３６孔空間２４０繊維本発明の範囲を逸脱することなく、本発明につき種々の改変をなしうることが諒解されよう。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION Description of a Consecutive Application of a Vascular Graft This patent application is a co-pending application Ser. This is a continuation-in-part application of No. BACKGROUND OF THE INVENTION The present invention relates to vascular grafts, and more particularly to natural blood vessels that supply arterial blood to organs and tissues throughout the body, or are used in the body to augment the blood vessels. Implants to be implanted. More specifically, the graft is a vascular graft used to supply blood to tissue. 2. 2. Description of the Prior Art Human blood vessels can lose function as proper blood transport channels due to birth defects, disease, or damage. As a substitute for the natural vasculature in which such disease or trauma has occurred, autogenous blood vessels are transferred from their original site in the human body and transplanted to a new site. Vascular grafts of synthetic or non-autologous tissue origin can also be transplanted into the human body in place of the diseased or traumatized natural vasculature. Infections, aneurysms, thrombosis, hyperplastic tissue reactions, and anastomotic stenosis, whether autologous or non-autogenous, all occur in any known vascular graft It is a problem. It is generally believed that low blood flow rates and flow rates are major factors in reducing patency. Conversely, high flow rates and high flow rates may be key factors in increasing patency life. For coronary revascularization, autologous saphenous veins and internal thoracic arteries have been successfully used as blood transport pathways. Continued research into suitable prosthetic implants for aortic-coronary bypass has found no better use than autologous vessels. Surgeons are reluctant to use synthetic grafts for aortic-coronary bypass, because few examples have demonstrated long-term patency. Although saphenous veins have been used for aortic-coronary bypass, there are several disadvantages: (1) difficulty in obtaining, (2) small dimensions, (3) uneven inner diameter, (4) varicose veins, (5) large diameter, (6) sclerosis, (7) obstruction due to intimal hyperplasia, (8) Aneurysm formation, (9) Significant time required to harvest, (10) Discomfort and swelling of the lower leg, and (11) Risk of lower leg infection. A significant number of patients requiring aortic-coronary bypass do not have adequate veins, or suitable veins are already being used for aortic-coronary or peripheral vascular bypass procedures. In some cases, the need for a graft is not anticipated prior to surgery and the lower leg is not prepared for vein harvesting. When the saphenous vein is not available, the cephalic vein from the arm has been used. However, this cephalic vein generally has a small wall thickness and, in many cases, an inner diameter that is too small. Moreover, harvesting the cephalic vein is cosmetically unacceptable to the patient. The internal thoracic artery is widely accepted as being suitable for myocardial revascularization because of its excellent patency ratio, but it is usually only useful for the left anterior descending coronary artery and coronary artery diagonal branch. is there. Free grafts of the endothoracic and cephalic arteries were disappointing due to poor long-term patency. The importance of blood flow velocity within autologous arterial grafts has been emphasized. It was observed that there was an inverse relationship between the flow rate of blood in the vein graft and the amount of intimal proliferation observed. Anatomical findings indicate that aortic-coronary saphenous vein grafts most commonly occlude more than one month after surgery due to proliferation of fibrous intima. The cause of such disorders is not clearly understood, but various studies have suggested that it may be related to the low blood flow rate through the graft. This suggests that efforts should be made to increase the flow rate in the aortic-coronary bypass graft. Blood flow through a transport channel at high flow rates can create very high shear stresses on the walls of the transport channel. If the wall is rough and platelets adhere to the surface, the platelets are activated by continuous exposure to high shear stress. The formation of a thrombus by the activation of platelets, in turn, results in a narrowed or blocked passage. To prevent this, the transport must be made such that sites where shear stress can cause platelet activation have a smooth blood contact surface. Platelet deposits are not allowed to accumulate on smooth surfaces, but rather separate from the surface before reaching a size that can significantly narrow the path of transport or cause occlusion. As platelet or thrombus deposits begin to adhere and accumulate on the wall, the shear stress created by the flow overcomes the adhesive forces, causing the deposit to dissociate from the wall and become large enough to block flow passages. Should not be stored. It is particularly important to prevent this buildup in areas of high shear stress found in the throttle passages of the present invention. Synthetic vascular grafts generally have a porous structure so that some tissue penetrates the blood flow surface from outside to inside the graft. Implants, typically made of expanded polytetrafluoroethylene, have a porosity that describes an internodal distance of about 30 microns. Other porous implants include a fiber spacing or pore size defined by the implant's permeability per unit area to a fluid, such as water, which is exposed to a specific pressure motive force. It may have a fibrous structure. In implants having a relatively low porosity, tissue penetration through the wall does not occur, as does an implant with a more porous, more open structure. Grafts that do not allow significant tissue penetration through the graft wall generally do not form a complete cell layer or neointima on the surface of the graft flow. Such neointimal formation is highly desirable, especially when the cells in contact with blood are endothelial cells. Endothelial cells secrete several substances that help reduce platelet adhesion and platelet activation, reducing the incidence and size of thrombotic events that can easily cause graft occlusion . Increasing the porosity of the implant allows for easier and faster tissue invasion and allows access to endothelial cells from the inner surface. Additional cell types that can invade through the graft wall include smooth muscle cells, fibroblasts, and various types of leukocytes. As tissue reacts to chemotactic, foreign, electrical, mechanical, and other physiological signals and penetrates through the graft wall, tissue thickening occurs on the blood flow surface inside the graft. Can lead to graft stenosis and occlusion. The thickness of this excess tissue accumulation is controlled by the flow rate and the corresponding shear rate and shear stress present on the blood flow surface inside the implant. In a typical arterial channel, typical shear stress is 10-100 dynes / cm. ^Two And the median value is about 20 dynes / cm ^Two It is. Under conditions of low shear stress, the tissue has a much greater ability to produce thickening on the inner flow surface than under high shear stress. Under high shear stress, the tissue does not thicken excessively, but instead forms a thin cell neointima, which resists platelet deposition and thrombosis. The present invention provides high wall shear stress on the inner blood flow surface. In addition, the implant can be composed of a material that facilitates the penetration of tissue through the wall, so that the accumulation of excessively thick tissue on the inner surface does not occur. Endothelial cells or neointima can be formed on the inner flow surface, giving the implant antithrombotic properties. A method of transporting endothelial cells to the surface faster than the native cells from the tissue surrounding the graft (through-growth) is to place the endothelial cells on the inner surface of the graft prior to transplanting the graft. Would put it. Such a method is often referred to as seeding or sowing endothelial cells. Other approaches have been taken to improve surface chemistry or morphology to facilitate the process of natural endothelialization, or to enhance seeding or sowing techniques. These approaches involve the deposition of certain biological or synthetic substances, such as type IV / V collagen, and the use of extracellular matrix proteins as substrates for grafts to promote healing and endothelialization, and Includes modulation of biological response by various drugs. These endothelial cell seeding or soding techniques have been used with porous vascular grafts, but with very limited success. Prosthetic vein grafts have had some success today under large diameter and high flow conditions. However, endothelial cell seeding or sodding techniques are commonly used to enhance the antithrombotic potential of synthetic grafts exposed to low blood flow rates and the resulting low shear stress. Under these conditions, depending on the porosity of the implant, one of two consequences will generally occur. In low porosity implants, the endothelial cells generally do not settle on the surface of the implant and quickly fall off or wash off the surface. In high porosity implants that allow tissue to grow through, the neointima becomes too thick, resulting in stenosis in the implant. Therefore, improvement by endothelial seeding or sowing generally does not sufficiently enhance the performance of the prosthetic vascular graft under low flow conditions, such as aortic-coronary bypass, to achieve satisfactory performance. Can not do. However, the present invention uses a coordinated arteriovenous anastomosis to change such a typical low-flow situation to a high-flow situation and to improve endothelial seeding or sodging, thereby improving the prosthetic vascular graft. The performance of the piece can be improved. As part of the grafts of the present invention, the use of endothelial cell seeding or sodding that the porosity of the graft is sufficiently high to allow easy entry is advantageous over some synthetic grafts. Benefits are obtained. Seeding or sowing confers acute antithrombotic activity due to the presence of the endothelium and the chemicals it secretes. Due to the porosity of the implant, tissue penetrates the inner surface, which is then maintained at a thin level by the high shear stress exerted by the implant. As a result, long-term antithrombotic activity is provided to the graft via endothelium obtained from tissue that has invaded the graft wall. This endothelium can also provide short-term or immediate benefits by secreting active antithrombotic agents and by physically closing the implant pores with the tissue used in the sodding process. it can. Endothelial cell sodding typically involves the following steps. Typically, obtaining microvascular-enriched tissue from adipose, omentum, or intraperitoneal tissue from a patient, separating endothelial cells from the tissue, enriching and purifying the endothelial cells, and Applying to the surface of the implant. Seeding endothelial cells typically involves the following steps. Collecting endothelial cells from a donor, typically a patient, mixing the endothelial cells with blood, and applying a mixture of blood and endothelial cells to the graft, typically by forcing the substance. Pushing the graft into the pores of the graft and coagulating the blood to "pre-clotting" the graft with endothelial cells within the clot. Synthetic vascular grafts are disclosed by Liebig in U.S. Patent Nos. 3,096,560, 3,805,301, and 3,945,052. These implants are long, knitted braided tubes made from yarns such as polyester fibers. Other structures, such as ePTFE (expanded polytetrafluoroethylene) tubing made in accordance with U.S. Patent Nos. 3,953,566 and 4,187,390 to Gore. Can also be used as a vascular graft. Biogenic tubes, such as arteries, veins, or other tissues of humans and other animals, have been used as vascular grafts. For example, Dardik in U.S. Pat. No. 3,894,530 discloses the use of umbilical cord for vascular grafts. Holman et al. (Holman et al. No. 4,240,794 discloses a method for preparing human and other animal umbilical cords for use as vascular substitutes. These synthetic and biological tubes have been used as replacements for saphenous vein grafts. The ends of the tubes are anastomosed to the ends of the artery to bypass the diseased or injured area of the artery, and these tubes are substituted for the diseased portion of the artery. Similar implants have also been used to connect bodily blood vessels, such as arteries and veins, or to bypass vein diseased or damaged areas. Methods and apparatus for seeding or sowing endothelial cells of standard vascular grafts are described by William et al. (Williams et al. ) In U.S. Patent Nos. 4,820,626 and 5,131,907; and Alchas et al. ) Are disclosed in U.S. Patent Nos. 5,035,708 and 5,372,945. The present invention is disclosed in U.S. Patent Nos. 4,601,718, 4,546,499, and 4,562,597 which describe vascular grafts having flow restriction by Possis. Prior art vascular grafts and blood supply methods. The present invention discloses various key technologies and improvements that are not disclosed in the preceding patents but have practical value, and can further expand the range of practical use. SUMMARY OF THE INVENTION A general object of the present invention relates to vascular grafts. The goal of surgical procedures for vascular reconstruction is to bleed blood into organs and tissues whose vascular integrity has been compromised by congenital defects or acquired injuries, such as arteriosclerosis, trauma, and other diseases. It is to supply effectively. The present invention relates to implants for supplying blood to organs and tissues throughout the body and methods of using the same. Implants can also be used as venous reconstructs to provide effective outflow from an organ or tissue or to function as a pathway connecting two blood vessels or a body pathway. The graft can supply blood to blood vessels that require additional blood flow (blood vessels that require blood). More generally, it is the tissues and organs that are actually perfused by "blood vessels that require blood" that require additional blood flow. Alternatively, the additional blood flow may be used to extend the life of the patency of the blood vessel due to increased blood flow, to create suitable means for accessing the blood vessel to obtain blood, to perform hemodialysis, or It is also useful for other purposes, such as instilling or dispensing chemicals into the system. In addition, the restriction passage may release excess pressure, redistribute oxidized and non-oxidized blood as in a Blalock-Taussig shunt, or treat the patient. It can be used to redistribute blood pressure or flow rate in the body, for example. Implants include an elongated means for transporting blood from a higher pressure blood supply to one or more blood receivers. The elongate means has a main trunk that forms a first passage for transporting blood. The main trunk may be connected to one or more blood-requiring blood vessels via one or more openings in the main trunk for supplying blood to blood-requiring blood vessels. The master has inlet end means adapted to be connected to one or more blood supply organs under pressure so that blood flows into the first passage. The blood flow and the blood pressure in the first passage are controlled by a restrictor having a second restrictor passage connected to a downstream portion of the main trunk remote from the inlet end means. Outlet end means connects the squeezing means to a blood receiving organ. The outlet end means includes a segment (downstream segment) downstream of the throttle means including a third elongated passage for carrying blood from the throttle means to the blood receiving portion, or the outlet end means comprises: By having means for connecting the restricting means to the blood receiving portion, communication is made to facilitate blood flow from the second passage to the blood receiving portion. In the third passage, a chamber is provided to reduce the velocity and velocity gradient of blood flow before entering the receiving vessel. The first and second (and third, if present) passages together form a continuous passage. Due to the pressure difference between the blood supply unit and the blood reception unit, a continuous and appropriate blood flow is maintained at a desired pressure and speed through the first and second passages, and the blood attached to the main trunk is maintained. Blood is continuously supplied to necessary blood vessels. When used to provide an effective outflow from an organ or tissue, one or more drainage vessels, such as veins or lymph vessels, may be placed through one or more openings in the third passageway into the third passageway. Connected to the passage. The flow from these drainage vessels then flows into the third passage, because the third passage is downstream of the restriction and the pressure is low. The graft is used to supply blood to one or more branches of the coronary arteries, typically in the human heart. The heart has two atria for receiving blood from the vena cava and pulmonary veins and is connected to the aorta for carrying blood under pressure from the heart. Implants typically include elongated tubular means to carry blood from the aorta or other high pressure vessel (the supply vessel) to the superior vena cava or atria or other low pressure vessel (the receiving vessel). It has a continuous longitudinal passage. The tubular means has an inlet end that is sutured or otherwise attached to the aorta to form an anastomosis, and blood flows under pressure from the aorta into the first passage and through the outlet end. It is excreted into the superior vena cava or other blood vessels with a lower mean pressure than the aorta. The outlet end of the tubular means is sutured or otherwise glued to the tissue around the opening communicating with the superior vena cava. The flow rate, flow rate, and pressure of the blood in the continuous passage are regulated by a restrictor. The constricted second passage typically has a reduced cross-sectional area and a smaller diameter than the first passage. This diameter is typically less than one-half the diameter of the main body or first passage of the tubular means. The throttle passage is also typically smaller than the third passage at the outlet end of the tubular means. However, the squeeze passage is located at the outlet end without having an unrestricted area and uses attachment means such as a sewing ring or flange to facilitate joining with the receiving vessel. You may. This flow restrictor can be a smaller diameter passage with a circular cross section, but restricts flow and maintains the pressure differential between the upstream and downstream ends of the restrictor May have any other characteristics. For example, the throttle may be a combination of throttle areas, such as a non-circular passage having a small effective diameter, an orifice or nozzle, or a plurality of passages that together create the effect of a flow throttle. The throttle can be adjusted, for example, to obtain a desired specific flow rate in a continuous passage, or to obtain a specific pressure in a continuous passage, or, for example, to restrict the throttle along a continuous passage. It can be positioned so as to be located at a desired position. The longer the length of the restricted second passage, the greater the restricting effect for a given diameter of the restricted second passage. The constricted portion typically has a higher fluid shear stress at the surface than other portions of the continuous passage. The pressure difference between the supplying and receiving blood vessels causes a continuous flow of blood in an amount and at a rate that inhibits blood clots, thereby providing a continuous supply of blood at the desired pressure to the artery connected to the tubular means. You. Specific size implants are selected to suit a particular application. For example, a graft main trunk having an inner diameter in the range of about 4 mm to about 7 mm and having a length sufficient to reach the various blood vessels as needed, and a restrictor having an inner diameter in the range of about 1 mm to about 3 mm Can be effectively used in aortic-coronary bypass applications. The present invention involves the use of biological material with the constriction passage to improve the performance of the implant. The various biological materials are effectively applied to the inner surface, the outer surface, the gaps in the wall of the implant, or a combination thereof, which are in contact with blood. For example, endothelial cells applied to a surface in contact with blood can reduce thrombus at the surface and can supply substances such as prostacyclin or nitric oxide to downstream tissues, thereby providing downstream tissue. Can improve the environment of the tissue and enhance the biological response or activity. In another example, a mixture of biological materials, including endothelial cells, is placed in the interstices of the implant to provide for migration and proliferation of endothelial cells on surfaces that contact blood. In another example, biological material containing growth factors is applied to the outer surface of a porous implant to optimize tissue ingrowth and implant uptake into the interstices. In yet another example, the biomaterial is used to fill the gap in the implant to prevent leakage through the wall. These and other biomaterial applications can be used to enhance the outcome of transplantation, and also to increase the patency and control the pressure in the passage by utilizing the controlled flow present in the constricted passage of the implant. be able to. In many applications, such as aortic-interarterial bypass, conventional implants containing such biological materials do not function satisfactorily for thrombus. A graft that has a constriction passage, contains biological material, and is connected to one or more blood vessels of different pressures, such as arteries and veins, exhibits a synergistic effect: A graft that does not use the substance, (2) a graft that uses a biological material but has a constricted passage, and performs better than either of the following: (1) (a graft having a constricted passage); Or (2) (graft using biological material), the usefulness of the combined graft (having a constriction passage using biological material) is extended to applications that are not useful alone. . In a first use, the tubular means has one or more openings in the body that are used to supply blood to one or more coronary arteries or branches. The coronary artery is sutured to the tubular means so that blood flows into the branch of the coronary artery through the opening of the tubular means. Grafts are also used to perfuse other non-coronary arteries (which require blood) in the body. The inlet end of the tubular means may be anastomosed to any arterial blood source that provides blood flow with appropriate arterial pressure, for example, the arterial source may be an axillary artery, a femoral artery It may be an artery, or any other suitable artery or arteries. Blood is drained into any blood vessel that can accept the flow rate of the supplied blood. For example, the receiving vessel may be a femoral vein or one or more compatible veins. Blood vessels requiring non-coronary blood requiring perfusion of blood are anastomosed to the tubular means, and the blood requires blood from these non-coronary arteries from the arterial source through the tubular means. Flow into blood vessels. The constriction passage is located downstream from the blood-requiring blood vessel and is connected via an outlet end to one or more blood-requiring blood vessels. In another use, an implant can be used to create an arteriovenous shunt between a high pressure vessel and a low pressure vessel without the need for additional openings in the tubular means. The entry end is anastomosed to an artery or other high pressure supply vessel and the exit end is anastomosis to a vein or other low pressure receiving vessel. The constriction passage is used to reduce or control blood flow through the graft transport. If an iris is used to create an arteriovenous shunt in this manner, the iris can be anywhere along the implant. For example, if the throttle is located near the upstream end (inlet end), a longer region (downstream segment) including a low-pressure passage (third passage) is provided downstream from the throttle, and the pressure is reduced. Suitable for access through a needle puncture with blood to a lower third passage (eg, lower pressure reduces bleeding at the puncture site). Positioning the constriction near the downstream end will provide a longer region (first passage) of higher pressure upstream of the constriction to obtain blood from the vasculature by needle puncture or other Suitable for access to blood in the first passage by an access method. Positioning the restrictor near the middle of the implant can provide a higher pressure area and a lower pressure area, for example, suitable for hemodialysis, to pump blood from the higher pressure first passage. Blood can be obtained and blood can be infused into the third passage with lower pressure. The supply and receiving vessels may be natural vessels such as arteries, veins, or heart chambers, or saphenous veins implanted or otherwise connected to blood vessels, or other cavities. Or other living organisms, or synthetic blood vessels. In a first embodiment of the invention, the elongate means is an elongate synthetic or biological tubing (the tubing may be a polytetrafluoroethylene tube, a Dacron tube, a silicone tube, or other tube). One or more biocompatible synthetic substances, autologous saphenous veins, human umbilical cord, biological vasculature such as bovine internal mammary artery treated for reinforcement or other reasons, or synthesized with tissue Other tissue tracts of any origin, including complexes with components, and may have metal as a component). The tube has a continuous passage near the outlet end and a separate piece with a higher shear area, a reduced diameter or reduced cross-sectional area, a narrow section of the tube, a narrowed passage inserted into the tube, Or a flow restriction (such as with a portion compressed from outside the tube). The flow restrictor may be made of the same material as the long tube, or of a different biocompatible material. Blood flows from an inlet end attached to a blood supply organ, such as an artery, along a passageway, through a flow restrictor, and to an outlet end attached to a blood receiver, such as a vein. Connect one or more arteries (such as coronary arteries) that require additional perfusion to the vessels between the inlet end and the flow restrictor, and allow blood to flow into the arteries from the vessels. You can do so. The diameter of this tube is suitable for connection to the supply artery and the artery requiring blood and the receiving vein. The diameter of this passage is typically reduced at the flow restriction. The flow restrictor regulates the flow of blood and maintains sufficient pressure at the connection to the artery that requires blood so that the artery is perfused by blood from the tubing. The constriction passage also regulates the flow, velocity, and pressure of blood traveling through the outlet end of the tube and into the receiving vessel. An optional outer sleeve supports the restrictor and the outlet end of the tube and connection to the receiving vein to reduce crushing and kinking. The flow rate of the flow along this tube is typically greater than the flow rate supplied by the flow into the receiving vein through the flow restriction to the blood vessel in need of blood from the connection to the tube. Has become. Due to the higher flow rate, the likelihood of thrombus and clotting in this tube is reduced. In the flow constriction region, the surface in contact with the blood is smoothed to reduce the potential for thrombus or cell deposition in this region. Surfaces in contact with blood in other areas of the tube help the graft heal and take up in the body, promote intimal neointimal formation, reduce intimal thickening, or reduce thrombus. , Biological material is taken up. The following biological materials can be used effectively. Collagen, cross-linked collagen, fibronectin, vitronectin, laminin, proteoglycans, amino acid peptides incorporating the arginine-glycine-aspartate sequence, other extracellular matrix proteins or basement membrane proteins of the intima, integrins Substances or mixtures, or synthetic analogues and derivatives, from compounds, fibrin, endothelial cells, or other tissues, and biologically active additives such as growth factors or factors or chemicals that modulate thrombus. Thus, it is possible to enhance the performance of vascular grafts using various biological materials, synthetic analogs, and derivatives, and to generate additional benefits from the constricted flow used in the present invention. The interstices of the porous implant can also contain biological material to modulate the performance of the implant or the response of the tissue to the implant. The second embodiment of the invention is similar to the first embodiment, except that a flow restrictor is located at the outlet end of the tube. Thus, the small diameter of the passageway is not suitable for connection to the receiving vein. Suture rings or flanges are provided to facilitate connection to the receiving vein. The third embodiment of the invention is similar to the first and second embodiments, but has a diverged passage. A plurality of branches are connected to the supply artery, each branch being connected to an artery requiring one or more blood. This branch joins upstream of the flow restriction. In this way, the tubing can be used for arteries that require more than one blood, such as arteries on the anterior and posterior surfaces of the heart, where it is not convenient to use an unbranched tubing. However, only one flow restriction and one junction to the receiving vein is required. In a fourth embodiment of the invention, the elongate means is an elongate synthetic or biological tubing (the tubing may be a polytetrafluoroethylene tube, a Dacron tube, a silicone tube, or one or more other tubes). Synthetic biocompatible material, human umbilical cord, biological vasculature such as bovine internal mammary artery treated for augmentation or other reasons, or autologous vasculature, or tissue and synthetic components Other tissue tracts of any origin, including the complex, and may have metal as a component). The tube has a continuous passage and at several locations along the tube (high shear areas, reduced diameter or reduced cross-section, a narrow section of the tube, a narrowed passage inserted into the tube, Or a flow restrictor (such as with a portion compressed from outside the tube). Blood flows from an inlet end attached to a source of blood, such as an artery, along a passage, through a flow restrictor, to an outlet end attached to a lower pressure blood receiving point, such as a venous or pulmonary artery. Flows to The diameter of this tube is suitable for connection to the supply artery and the receiving vein. The diameter of this passage is typically reduced at the flow restriction. The flow restrictor controls the flow of blood through the tube, maintaining a higher pressure of blood upstream from the flow restrictor and a lower pressure of blood downstream from the flow restrictor. An optional outer sleeve supports this restriction. Optional outer supports at the exit end reduce crushing and kinking. The tubing may be used for access to blood via needle puncture, for example in hemodialysis, or for controlled blood flow between the aorta and pulmonary artery by mixing oxidized and non-oxidized blood. Can be used for providing flow and the like. The foregoing embodiments are intended to illustrate the principles or utility of the present invention. An additional embodiment in which a flow restrictor is inserted into an autologous vessel or a combination of the above-described embodiments can be effectively used. The present invention includes a method of continuously providing blood flow at a desired pressure to one or more blood receiving vessels, such as the coronary arteries of a human or other primate. Implants with passages that constrict blood flow are anastomosed to arteries or other high pressure parts of the blood circulation. The graft is placed adjacent to the heart and portions of the graft are placed near the selected coronary artery. A selected portion of the graft is anastomosed to the coronary artery. The outlet end means forms an outlet end of the implant (which may include a downstream segment having a third passage, downstream of the constricted second passage). The exit end of the graft is anastomosed to the superior vena cava or other low pressure portion of the blood circulation. Due to the considerable blood pressure difference between the aorta and the superior vena cava, under the action of pressure blood flows continuously from the aorta into the graft. Thus, there is a continuous blood flow along the graft that flows through the constriction passage into the superior vena cava. This constriction passage prevents excessive blood flow, maintains the blood pressure in the portion of the graft upstream of the constriction passage substantially equal to the aortic blood pressure, and removes blood pressure from the graft such as the atrium or vein. It controls the pressure and velocity of blood flowing into low pressure receiving vessels. The constriction passage has a surface in contact with blood, which surface is smoothed on this surface to reduce platelets and other thrombotic or cellular deposits. The activation of platelets expressed by shear depends on the magnitude of the shear stress, as well as the time of exposure to these stresses. The shear stress of the fluid at the surface in contact with blood will typically be greater at one or more portions of the flow restriction than at one or more other portions of the implant. It is required that the surface of the flow of this constriction passage be free of significant platelet or thrombotic accumulation. Shear stresses tend to wash away any tissue buildup on the surface of the smooth throttle passage, keeping this surface relatively free of sediment. Therefore, it is important to have a smooth surface in contact with blood in this diaphragm. The shear stress in this constriction passage is typically about 300 dynes / cm, depending on the flow rate of the flow through the implant. ^Two To 1000 dynes / cm ^Two It is possible to make the range more than. Platelets exposed to such pressures for long periods of time Activate, Began to clot, Lead to transplant failure. Due to the smooth contact surface with blood, Without thrombotic or cellular deposits accumulating on the surface, The likelihood of thrombus in the graft is reduced. This smooth surface is typically It has a finish of about 1 microinch, which is about the smoothness of a polished metal surface, Usually in the range of 0 to about 20 microinches, Schematically, Because it depends on the roughness of the morphology and the number and distribution of defects, It is in the range of 0 to about 200 microinches. hole, Scratches, Or larger defects such as bumps They are not relatively many, If it is on a wider, smoother surface, Can be quite large. The composition of the substance, Blood properties, Other factors, such as drug administration, It may affect the smoothness requirement, Generally, platelets or other tissue tend to accumulate less in apertures that have smoother surfaces than other parts. For example, In a flow restrictor containing a smaller diameter region, Greater smoothness is required for smaller diameter sections. Also, Taper, Convergence, Or even near the diverging area, Also the flow is disturbed, Blood movement stagnates, Greater smoothness may be required even in slower regions. Similarly, Where the size or shape changes, Especially near the aperture, Areas where the flow is stagnant, Step, Parting line part, And other defects, Must be minimized to prevent excessive thrombus or other tissue deposition. The elongated means having a main trunk with first and third passages for carrying blood, Typically to allow tissue penetration from outside the elongate means to the flow surface inside the passage, It is composed of a porous material. High porosity facilitates tissue penetration, Endothelial cells or neointima are delivered to the inner surface. Due to the increased flow rate in the implant of the present invention, The relatively higher shear stress present in the passage It will reduce the likelihood of tissue thickening on the inner wall that causes stenosis and implantation failure. The first and third passages are To provide acute antithrombotic activity, May seed or sod endothelial cells. Over time, The tissue that has invaded the graft helps to form a stable neointima on the inner flow surface, It will provide long term antithrombotic activity. Due to the relatively high shear rates present in the implants of the present invention, Excessive neointimal thickness is reliably prevented. Also, With the presence of a stable neointima, It is possible to reduce the problem of anastomotic stenosis that can occur in vascular grafts. As required to promote or sustain appropriate tissue through-growth or luminal endothelium formation, Highly porous vascular grafts Because of its surface morphology, Especially in the acute phase, Thrombus formation tends to increase. The increase in flow due to the use of the implant of the present invention is: Helping to overcome this acute problem, In particular, Another approach is to enhance seeding or sodding of endothelial cells used in applications that result in low flow rates. Vascular grafts Typically has a relatively uniform porous structure through the graft wall, The throttle passage incorporating the biological material can also have other wall structures, It can be used more effectively. For example, This wall has holes only on the inner or outer surface, Have a basically non-porous layer in places with walls, Whether it has a porous structure overall, Have holes and gaps of various dimensions through the thickness of the wall, Or it may have a basically non-porous structure. The restriction passage with biological material is To facilitate tissue ingrowth into the gap, The structure has large holes on the outer surface, To reduce the accumulation of tissue or thrombus, In order to suppress the growth of tissue through the wall, Or to limit blood or serum leakage through the wall, On or near the inner surface, It may have smaller holes. For example, Using a wall structure with uniform pores larger than the dimensions of the cells, such as in the range of about 5 micrometers to 200 micrometers; Alternatively, near the inner surface, about 5 micrometers to about 20 micrometers, Also, a wall structure having holes of different sizes, such as between about 10 micrometers and about 200 micrometers near the outer surface, may be used. Porous materials include: For example, Some are characterized by other dimensions, such as expanded polytetrafluoroethylene, which has an internodal distance specified in the range of about 10 micrometers to about 120 micrometers. Regardless of the porous structure, Characterizing the structure with a range of effective equivalent pore diameters; Or inlet pressure, By using other porosity measures, such as average flow pore size, etc. It can be considered in a similar way. Leakage of serum or blood through the graft wall This can be problematic when using highly porous implants. Seeding or sowing of endothelial cells, Alternatively, the deposition of collagen or other material on the graft Reduce the bleeding or leakage that may occur with highly porous implants, Or will be restricted, Due to the higher porosity required to allow the tissue to grow through the graft wall, During or after transplantation Serum through the walls of the graft, blood, Or no leakage of other substances occurs. further, The high porosity and large pores required to achieve high porosity provide acute thrombotic activity to grafts that are prone to thrombotic. BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS The invention will be more fully understood from the following detailed description considered in conjunction with the accompanying drawings, in which like reference numerals designate like parts throughout the views, Other objects of the present invention, as well as many of the advantages associated with the present invention, will be readily appreciated. Figure 1 FIG. 4 illustrates a vascular graft including a flow restrictor attached to a member of the heart. Fig. 2 Fig. 4 shows a restrictor member disposed near one end of the implant. FIG. 3 shows a sectional view of the diaphragm along the line 3-3 in FIG. 2; FIG. 4 shows a sectional view of the diaphragm along the line 4-4 in FIG. 2; FIG. 5 shows a sectional view of the diaphragm along the line 5-5 in FIG. 2; FIG. Transplanted into the aortic ostium, Figure 11 shows the aortic end of a tubular member anastomosed thereto by suturing. FIG. Implanted in the stoma opening of the superior vena cava, Figure 11 shows the open end of the downstream segment anastomosed there by suture. FIG. 1 shows a graft anastomosed to a coronary branch by suturing. Fig. 9 Figure 3 shows an implant segment having a constricted segment that is a continuous member. FIG. FIG. 10 shows a sectional view of the continuous diaphragm along the line 10-10 in FIG. 9; FIG. FIG. 10 shows a cross-sectional view of the tubular member along the line 11-11 in FIG. 9; FIG. Figure 4 shows an autologous saphenous vein with a flow restriction. FIG. FIG. 13 shows a cross-sectional view of the cylindrical wall along the line 13-13 in FIG. FIG. FIG. 15 shows a cross-sectional view of the inlet passage along the line 14-14 in FIG. FIG. FIG. 15 shows a sectional view of an intermediate throat section along line 15-15 in FIG. FIG. FIG. 17 shows a cross-sectional view of the outlet passage taken along line 16-16 of FIG. FIG. FIG. 4 shows a cross-sectional view of a flow restrictor sutured to an autologous saphenous vein. FIG. FIG. 3 illustrates an implant segment having a tubular main trunk spirally wound. FIG. Fig. 3 illustrates an implant segment having multiple loops around a tubular body. FIG. Figure 4 shows a flow restrictor attached to the vena cava by a suture ring. FIG. 20 shows a cross-sectional view of the suturing ring and the squeezing member along the line 21-21 in FIG. FIG. FIG. 20 shows a cross-sectional view of the small diameter region along the line 22-22 in FIG. 20. FIG. Fig. 3 shows a vascular graft having a plurality of segments. FIG. 1 shows a vascular graft having a tubular member of fibrous material. FIG. FIG. 25 shows a cross-sectional view along the line 25-25 in FIG. 24. FIG. Figure 2 shows a vascular graft having a tubular member of fibrous material with seeding of endothelial cells. FIG. FIG. 27 shows a cross-sectional view along the line 27-27 in FIG. 26. FIG. Fig. 4 shows an implant having a tubular member of fibrous material having conditioning biological material present in a hole in the tubular member of fibrous material. DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS FIG. FIG. 2, FIG. 3, FIG. 4, Referring to FIG. 5 and FIG. Reference numeral 10 generally indicates a view of the front of the human heart. Heart 10 Right atrium 11, And the superior vena cava 16. Blood from the body It flows through the vena cava 16 to the right atrium 11. The pressure of the blood in the right atrium 11 is When blood flows into the right atrium 11, it is low. Blood is pumped from the heart through the aorta 23 to body tissue. The pressure difference between the aorta 23 and the superior vena cava 16 is about 90 mmHg. The heart muscle tissue Blood is supplied from a coronary artery such as the left coronary artery 24. The left coronary artery 24 extends from the aorta 23 along the left side of the heart toward the apex 27. The coronary artery 24 has a number of branches 28 that supply blood to muscle tissue, 29, And 30. The left coronary artery 24 has a short common trunk that bifurcates or trifurcates into branches 28-30. These branches are very small in a normal heart. They are, In humans suffering from coronary atherosclerosis, where the coronary artery branches adhere or occlude, May expand significantly. The right coronary artery also supplies blood to the heart. Blood can be appropriately supplied to any coronary artery using the graft of the present invention. Referring to FIGS. 1 to 5, At 36, a vascular graft of the present invention is generally indicated. The implant 36 An elongated tubular member 37 having a continuous passage for transporting blood. The tubular member 37 has a continuous cylindrical wall 38, The wall 38 is It has an inner surface 39 defining an elongated longitudinal passage 40. The tubular member 37 is Aortic end or entry end 41; An atrial end or exit end 42. Master 43, Whether or not the throttle was attached from the entrance end 41, Alternatively, it extends to the section 44 having a reduced diameter. The throttle section 44 is connected to a downstream segment 46. Preferably, The aperture section 44 is attached to the heart tissue, It is less than about 5 cm from outlet end 42. Since the throttle section 44 is disposed at the outlet end 42, The amount of tubular member located downstream of the throttle is reduced, The likelihood of kinking of the implant in this low pressure area of the implant is reduced. As shown in FIGS. 2 to 5, The throttle section 44 near the downstream segment 46 is It has a cylindrical wall 47 formed integrally with the cylindrical wall 38 of the main trunk 43. A cylindrical wall 47 surrounds the aperture 12, And joined, The diaphragm 12 has a throat region 13 and It includes two walls 49 and 51 of varying diameter. This throttle restricts the flow, Typically, The aperture is As shown in FIGS. 3 and 5, This is accomplished by a throat-like passage 48 having a cross-sectional area substantially smaller than the cross-sectional area of the passage 40. The cross-sectional area of the passage 40 is Preferably, it is greater than four times the cross-sectional area of throat passage 48. A similar flow restriction is A non-annular throat region having an effective diameter smaller than the effective diameter of passage 40; Alternatively, it can be supplied by a combination of a plurality of passages which together act as a flow restrictor. Converging wall 49 joins wall 47 at junction 14. The diverging wall 51 joins the wall portion 47 at the junction 15. Wall portion 20 surrounds an outlet passage 52 leading to outlet end 42. The cross-sectional area of the outlet passage 52 is The cross-sectional area of the passage 40 of the main trunk 43 is substantially the same. The cross-sectional area of the outlet passage 52 is It may be larger or smaller than the cross-sectional area of the passage 40. Convergent and divergent walls 49 and 51 Each having a length in the longitudinal direction, Minimizing blood turbulence in the flow restriction (second passage); An inner wall surface with a gradually changing diameter to minimize stagnant areas where deposits can accumulate. The longitudinal length of the cylindrical wall 13 surrounding the passage 48 is Preferably, it is shorter than the length of the wall portions 49 and 51 in the longitudinal direction, Other length and size relationships can also be used. The longer the throat region 13 is, The drop in blood pressure is large for a given cross-sectional area of the passage 48. The aperture is Made with a smooth surface finish, The accumulation and activation of blood cells is such that the thrombus does not form a thrombus. On the inner surface 39, Biological materials such as endothelial cells have been applied. This biological material is generally not applied until it reaches the aperture area, It is for the smooth surface finish of the surface in contact with the blood of this squeeze, further, On the surface where the diaphragm typically contacts the blood, Have faster blood velocity and higher fluid shear stress, This is because they have a tendency to remove biological substances. Passageway 52 is used to allow blood to flow into the atria or vena cava of the heart. A chamber is provided that acts to reduce blood flow velocity and velocity gradients. The downstream segment 46 It is dimensioned to be easily attached to heart tissue or blood-receiving vessels. Joining the outer sleeve 17 to the wall 47, Joints can be formed at 18 and 19 locations. This outer sleeve is Helping the downstream segment 46 to remain untwisted and open cylindrical; Blood flow through outlet end 42 is not obstructed or restricted due to undesired kink. The outer sleeve 17 The structure can be very similar to the shape of the receiving vessel, It further helps to retain the opening of the receiving vessel at the exit end. FIG. 1 shows an obliquely cut structure. Also, The outer sleeve 17 restricts the relative movement between the diaphragm 12 and the wall 47, Protect joints 14 and 15. This outer sleeve is an improvement, Not always needed. The preferred length of the downstream segment 46 is It is less than 2 cm to reduce the potential for kinking of the graft in this low pressure section of the graft. The main body of the graft 40 is Because the pressure of blood contained during use has increased, It is not easily kinked. The member 37 is a tubular structure, Preferably polytetrafluoroethylene, polyester, silicon, Or a tubular structure made from another polymeric material or a synthetic material comprising one or more materials. This tubular structure also Although not limited, Saphenous vein, Human umbilical vein, Or autologous, including the bovine carotid artery Heterogeneous, Or it can be made from other biological tissues. This tubular part is Bending in advance by processing, A desired throttle section 44 can be formed by tapering. in this case, Because of the continuous structure, Joints 14 and 15 may not be required. This aperture is silicon, Pyrolytic carbon, Polytetrafluoroethylene, polyester, Polyurethane, Titanium, Stainless steel, Or other biological polymer or non-polymeric material, It is not limited to this. The aperture 12 is It can be molded into tubular member 38 using standard liquid polymer injection or melt injection. in this case, The formation of the iris 12 and its joints 14 and 15 to the tubular wall 47 It can be performed in the same step. vice versa, Aperture 12 is made from a separate material, It may be connected to the wall 47 in another operation. Alternatively, Separately producing an insert having the shape of a diaphragm, It may simply be located at a suitable location on the inner tubular member. Referring to FIG. The vascular graft 36 is located adjacent to the heart 10. The throttle section 44 and the downstream segment 46 are It is located adjacent to the superior vena cava 16. As shown in FIG. The entrance or arterial end 41 of the tubular member 37 is implanted into the aortic ostium 53, It is anastomosed by the suture 54. Alternatively, The entrance end 41 Another suitable high pressure vessel such as the left subclavian artery or other major arteries may be anastomosed. As shown in FIG. The open end of the downstream segment 46 is Implanted into a stoma 56 opening into the superior vena cava 16, It is anastomosed by the suture 57. The throttle 44 is located near the outlet end 42. Blood is Due to the blood pressure difference between the aorta 23 and the superior vena cava 16, it flows continuously through the passage 40 of the tubular member 37. The aperture 44 is This prevents excessive blood flow through passageway 40. Alternatively, The downstream segment 46 of the tubular member 37 Right atrium 11, Left atrium 13, Inferior vena cava, Coronary sinus, Or it can be anastomosed to another convenient low pressure vessel. The main trunk 43 of the implant 36 is It is located adjacent to one or more coronal branches 28-30. The surgeon Optionally anastomizing one or more coronary branches along the path of the graft 36; Irrigation can also be performed. Referring to FIG. The graft 36 is anastomosed to the coronal branch 35 by a suture 58. On the cylindrical wall 38, An opening 59 is provided for allowing blood to flow from the passage 40 into the coronary artery passage 61. The constriction passage 48 adjacent the exit end of the implant includes: When the coronary artery is within a few mmHg of the aortic blood pressure, Allows it to be perfused with a sufficient amount of blood. The flow of blood through the throttle passage 48 is laminar, It continues as a transitional flow into the superior vena cava 16 through passage 52. Blood turbulence in the implant 36 is minimal. The inner surface 39 of the tubular member 37 is preferably smooth and continuous, For example, when using a separate insert placed inside the implant to form the iris, There may be steps or transitions in the shape or material. According to experiments, About 5000 ml / min of aortic flow, With the pressure at 100 mmHg, When simulated using a 5 mm diameter tubular graft, It was shown to flow through a 2 mm constriction into the superior vena cava or right atrium at about 500-700 ml / min. The cardiac output is To accommodate the flow through the constriction of the implant to the receiving area, It will increase by about 10-15%. Excessive flow to the receiver may require an excessive increase in cardiac output. One of the functions of the flow restrictor is Adjusting the flow to the extent that is usually acceptable for the patient. In order for each coronary artery supplied with blood to be properly perfused, About 50-150 ml / min blood is required, The total resting coronary flow of all coronary arteries is about 250 ml / min. Since an undiaphragmed 5 mm graft anastomotic to the aorta can provide blood flow well above 2000 ml / min, Appropriate blood can be supplied to the required number of coronary branches. The surgeon In the tubular portion 37 of the graft, Autogenous saphenous vein, Synthetic grafts, Alternatively, the use of a transport route for a living body may be selected. Referring to FIGS. 9 to 11, A segment of the implant is shown that includes the iris segment 44 as a continuous part of the tubular member 37. This implant is Because they are continuous or made of the same material, Of the wall 22 of the aperture portion, No joints or joints of the tubular member 37 to the wall 38 are required. The surface 23 of this throttle flow, 24, And 25 are To prevent thrombus from accumulating and adhering to this surface, Must be smooth and relatively defect-free. On the inner surface other than the surface that comes into contact with blood in the diaphragm, Biological materials such as endothelial cells have been applied. This biological material is generally not applied until it reaches the aperture area, It is for the smooth surface finish of the surface in contact with the blood of this squeeze, further, On the surface where the diaphragm typically contacts the blood, Have faster blood velocity and higher fluid shear stress, This is because they have a tendency to remove biological substances. Referring to FIGS. 12 to 17, At 70, a segment of an autologous saphenous vein including an elongated member 71 is generally indicated. The member 71 is It has a continuous cylindrical wall 72 surrounding a passage or cavity 73 for receiving flowing blood. The entrance end 74 of the member 71 It has an opening 75. This saphenous vein 70 Similar to the implant 36 shown in FIG. Follow the path around the heart, Reach the occluded artery. The cavity 73 It has a generally uniform diameter from the inlet end 74 to the outlet end 76. A restriction or tubular segment of blood flow, indicated generally at 77, comprises: It is anastomosed with the outlet end 76 of the vein 70. The blood flow restriction 77 is It has an inlet end section 78 and an outlet end section 79 joined to an intermediate throat section 81. This aperture includes a smooth inner surface with a surface finish, There is no accumulation of platelets or thrombotic deposits on the surface of the flow in the throat section 81. The other part of the aperture It has biological material such as endothelial cells applied to the inner surface. A porous or non-smooth surface with a defective overall surface finish of 5-10 microns in size, This may have the consequence of producing a thrombus in the iris. With a finish of about 10-30 microns, The surface of the flow in the region of high shear stress of the flow restriction is: It is not washed away due to the shear stress imposed by the blood flow. The entrance passage 82 The throat section 81 communicates with the throttle passage 83. The passage 83 communicates with an outlet passage 84 having an outlet end 86. The cross-sectional area of the outlet end 84 is The cross-sectional area of the inlet passage 82 is substantially the same. The size of the throttle passage 83 is It may vary relative to the dimensions of the inlet passage 82. Preferably, The diameter of the inlet passage 82 is It is larger than twice the diameter of the throttle passage 83. The cross-sectional area of the passage 82 is Preferably, It is larger than four times the cross-sectional area of the throated passage 83. Passage 83 It allows blood to flow continuously through the lumen 73 at the desired blood pressure within the tubular member 77 so that one or more coronary arteries can be perfused. Exit end section 79 In a state where the section 79 is anastomosed to the superior vena cava, It has an open outlet 86 that allows blood to flow into the superior vena cava. When using, The surgeon removes a portion of the saphenous vein from the patient's leg. A blood flow restriction 77 having a restriction passage 83 of a desired size is It is attached to the outlet end 76 of the tubular member 71 by a suture 87. The entrance end 74 is anastomosed with the aorta 23. The tubular member 71 is So that the outlet end 79 of the diaphragm 77 is located adjacent to the superior vena cava, Surround the heart. End 79 So that a continuous and appropriate blood flow is maintained through the tubular member 70 and the restrictor 77; It is anastomotic to the superior vena cava. Blood pressure is The desired value such that one or more coronary arteries can be perfused. The surgeon In the method shown in FIG. One or more coronary arteries can be anastomosed along the path of the tubular member 70. This allows From the cavity 73 into the cavity of the coronary artery, Blood will flow continuously due to the action of the pressure. Graft kinking is a serious problem for vascular graft transplantation, If not properly considered, it may lead to device failure. FIG. 6 shows an implant segment having a restrictor segment 44 located near the outlet end 42. The inlet end 41 is typically attached to the aorta, Placing the tubular member 37 under aortic pressure; Try to resist kinking. The joint 101 between the throttle section 44 and the tubular main trunk is It may be easy to be kinked due to the difference in flexibility between the tubular member and the throttle section. To reduce the potential for kinking of the graft, silicon, Polyolefin, Dacron, Polytetrafluoroethylene, Or like other substances, A helical bead 100 of polymeric material is wrapped around the tubular main body 37. The wound part of this tubular main trunk 37 is It ranges from about 1 cm to the entire length of the tubular main body 37. FIG. FIG. 4 shows an implant segment with a restrictor 44 spaced more than 1 cm from the outlet end 42. FIG. The downstream segment 46 of the implant Because the pressure in the segment is similar to the lower pressure present in the venous system of the body, Kink is easy to occur. In this segment, A polymer loop is attached to the outer wall of this downstream segment 46. This toroidal loop is a polymer, metal, Or it can be made from complex substances, It prevents buckling in this area by keeping the cross section of the downstream segment 46 circular. Referring to FIGS. 20 to 22, A segment of the vascular graft of the present invention is shown including a restrictor 44 located at the exit end of the graft. It includes a suture ring 110 for attachment to the superior aorta 16. Suture ring 110 is attached at or near its outer edge 115. In the suture ring 110, Biological materials such as endothelial cells have been applied. This aperture is A region 111 having a smaller inner diameter; A surface 113 in contact with blood. The smaller area of this inner diameter is Extending to the superior vena cava 16, The blood contacting surface 113 is continuous with the blood contacting surface 112 at the suture ring 110. Blood passes through the smaller inner diameter region 111, It flows into the superior vena cava 16 as indicated by reference numeral 114. Referring to FIG. A vascular graft similar to the graft of FIG. 1 is shown. The vascular graft is It is adapted to provide a plurality of segments 152 and 153 similar to the trunk 43 of FIG. Segments 152 and 153 are Synthetic or biological Can be made from a combination of them, Meet at position 154, The strength is provided to prevent leakage of the blood contained therein. The implant of the present invention, It may be manufactured with a plurality of branches that merge at location 154, heat, Chemical substances, Or using other binding methods, A plurality of separate segments may merge at location 154; Alternatively, the surgeon may attach multiple segments to desired locations 154. Segments 152 and 153 have inlet ends 150 and 151, respectively, It is shown attached to the aorta. Segments 152 and 153 are It can be located in the vicinity of the arterial branch. Segment 152 is Adjacent to the coronary artery branches 28 and 29, respectively, on the anterior surface of the heart 10, It is shown mounted at locations 156 and 156, Segment 153 is On the surface behind the heart 10, Adjacent to the coronary artery branch 158, At position 157 it is shown mounted. This implant is Coronary artery branches 28, 29, And 158 with blood. The advantage of having multiple separate segments, such as segments 152 and 153, is that The graft may bypass the artery from one artery to another, Sharply bent, Crosses themselves, Or without having to be another inconvenient route, Like the front and back surfaces of the heart, The purpose is to allow the connection of arterial branches that are remote from each other. Segments 152 and 153 are Join at position 154, A single flow restrictor 44 regulates the blood flow of the implant. The open outlet end 42 of the downstream segment 46 is It is attached to the superior vena cava 16. Referring to FIGS. 24 and 25, The implant 160 An annular member 172 having an aortic or entry end 162 and an exit end 164; And a throttle section 166 connected to the downstream segment 168. Master 170 was throttled from inlet end 162, Or it extends to a section 166 of reduced diameter. Tubular member 172 has a continuous cylindrical graft wall 174 having an inner surface 176 and an outer surface 178. The inner surface 176 An elongated longitudinal passage 180 is formed. The substance 182 constituting the tubular member 172 is Expanded polytetrafluoroethylene, Porous silicon, Porous urethane, Fibrous Dacron, Or Other porous materials or composite structures that allow tissue 181 to penetrate from outer surface 178 to inner surface 176 through continuous cylindrical graft wall 174 may be used. FIG. 24 shows a cross-sectional view along the line 25-25 in FIG. 24, All numbers correspond to the above elements. The porous structure of a continuous cylindrical graft wall 174 is shown. Interconnecting fibrous materials 182 are shown. This porous structure It can be obtained by a plurality of interconnected pores in a matrix of interconnected fibers, Any structure capable of penetrating the tissue 181 through the continuous cylindrical graft wall 174 from the outer surface 178 to the inner surface 176 can be used. Referring to FIGS. 26 and 27, The vascular graft 186 is An aortic or entry end 190; Exit end 192, An annular member 188 having a throttle section 194 connected to the downstream segment 196. The main trunk 198 is from the entrance end 190, Whether or not the aperture Alternatively, it extends toward the section 194 having a reduced diameter. The tubular member 188 is It has a continuous cylindrical graft wall 200 having an inner surface 202 and an outer surface 204. The inner surface 202 An elongated longitudinal passage 206 is formed. The substance 184 constituting the tubular member 188 is Expanded polytetrafluoroethylene, Porous silicon, Porous urethane, Fibrous Dacron, Or There may be other porous materials or composite structures that allow tissue 210 to penetrate from the outer surface 204 to the inner surface 202 through the continuous cylindrical graft wall 200. FIG. FIG. 27 shows a view along the line 27-27 of FIG. 26; Substance 184 having a greater porosity or greater inter-fiber distance than substance 182 of FIG. This constitutes the continuous cylindrical graft wall 200 of FIG. On the inner surface 202, Endothelial cell seeding or sodding 208 has been performed, After tissue 210 has penetrated through the continuous cylindrical graft wall 200, The result is laid on the inner surface 202. Cellular tissue 210 Penetrate the large outer surface 204, Moving through a continuous cylindrical graft wall 200; The inner surface 202 is reached. Due to the presence of the tissue 210 on the inner surface 202 of the vascular graft 186, On the inner surface 202, In the form of reduced adhesion and activity of platelets and reduced thrombus formation, Biocompatibility is given. This neointima is Also, before the time required for the tissue 210 to penetrate into the hole from the outer surface 204 into the continuous cylindrical graft wall 200, It reduces the leakage of serum on blood traveling from the inner surface 202 to the outer surface 204 of the vascular graft 186. Referring to FIGS. 28 and 29, The vascular graft 212 It includes a tubular member 214 having an aortic or entry end 216, an exit end 218, and a constriction section 220 connected to the downstream segment 222. Master 224, From the entrance end 216, Whether or not the aperture Or, it extends toward the section 220 whose diameter is reduced. The tubular member 214 is It has a continuous cylindrical graft wall 226 having an inner surface 228 and an outer surface 230. The inner surface 228 An elongated longitudinal passage 232 is formed. The substance 234 constituting the tubular member 214 is Expanded polytetrafluoroethylene, Porous silicon, Porous urethane, Fibrous Dacron, Or Other porous materials or composite structures that allow the tissue 210 to penetrate from the outer surface 230 to the inner surface 228 through the continuous cylindrical graft wall 226 may be used. FIG. Incorporated a porous graft wall, FIG. 27 illustrates an alternative embodiment similar to the aspects of FIGS. 24 and 26. FIG. 25 shows a partial cross-sectional view similar to FIGS. 25 and 27. FIG. In this embodiment, The gap or hole in the continuous cylindrical graft wall 226 It contains a biological material 235 that modulates the biological response to the implant. The biological substance 235 is Filling the pore space such as the pore space 236, By coating 235a Or fiber 240, Alternatively, the material comprising the continuous cylindrical graft wall 226 can be coated. in this case, It is not necessary to sod the endothelial cells on the inner surface 228 that contacts the blood, Instead, biological materials 235 and 235a modulate the recipient's natural response, It has the necessary effect on regulating thrombus and endothelial thickening. For example, The natural tissue (not shown) of the recipient migrates and grows on the inner surface 228, It can be endothelial cells that cover the surface of the graft that contacts the blood. The implant of the present invention, In other applications, such as revascularization around the lower limb, It can be used to carry blood. For example, The graft is the most distal artery anastomosis, It would be inserted between the popliteal vein or one of its major branches. The source or source of blood is the femoral artery, The anastomosis is performed through the opening in the main trunk of the graft. The popliteal artery and / or its distal branch, Anterior tibia, Posterior tibia, Or like the peroneal artery, It will be anastomosed to vessels that require blood. A passage that restricts the flow of blood placed between these arteries and the distal end of the graft, Or a throated passage, Controls the flow of blood through the implant. By controlling the blood flow, It becomes possible to perfuse these arteries with appropriate blood pressure, At the same time, a continuous blood flow to maintain the patency of the graft is assured. A preferred embodiment of the implant of the present invention; Having illustrated and described a method for providing continuous blood flow to one or more arteries, Graft material, Size, length, And changes in the placement of the implant It will be appreciated that those skilled in the art can be made within the scope of the present invention. The scope of the present invention is: It is defined by the following claims. Vessel Graft Part List 10 Heart 11 Right Atrium 12 Throat 13 Throat 14 Junction 15 Junction 16 Superior Vena Cava 17 Outer Sleeve 18 Flow Surface 19 Flow Surface 20 Flow Surface 21 Wall Section 22 Throat Wall 23 Aorta 24 Left Coronary Artery 27 Apex 28 Branch 29 Branch 30 Branch 34 Passage 35 Coronary Branch 36 Vascular Graft 37 Tubular Member 38 Cylindrical Wall 39 Inner Surface 40 Longitudinal Passage 41 Aortic or Inlet End 42 Atrial or Outlet End 43 Trunk 44 constricted or reduced section 44a continuous restricting segment 44b restrictor 44c restrictor 46 downstream segment 47 cylindrical wall portion 48 throat passage 49 varying diameter wall 51 varying diameter wall 52 outlet passage 53 aortic orifice 57 suture 58 suture 59 opening 61 coronary artery passage 70 autogenous saphenous vein 71 long Member 72 Cylindrical wall 73 Passage cavity 74 Inlet end 75 Opening 76 Outlet 77 Flow restriction 78 Inlet end 79 Outlet end 81 Intermediate throat section 82 Inlet passage 83 Restriction passage 84 Outlet passage 86 Outlet end 102 Polymer loop 103 Outer surface 110 Suture ring 111 Region 113 Contact surface 114 Blood flow 115 Outer edge 150 Inlet end 151 Inlet end 152 Multiple segments 153 Multiple segments 154 Location 155 Attachment point 156 Attachment point 157 Attachment point 158 Coronary artery branch 160 Vascular graft 162 Inlet end 164 Outlet end 166 Restriction section 168 Downstream segment 170 Main trunk 172 Tubular member 174 Continuous cylindrical graft wall 176 Inner surface 178 Outer surface 180 Passage 181 Tissue 182 Material 184 Material 186 Vascular graft 188 Tubular member 190 Inlet end 192 Outlet end 194 Aperture 196 Downstream segment 198 Main trunk 200 Continuous cylindrical graft wall 202 Inner surface 204 Outer surface 206 Passage 210 Tissue 212 Vessel graft 214 Tubular member 216 Inlet end 218 Outlet end 220 Throttle section 222 Downstream Segment 224 main trunk 226 continuous cylindrical graft wall 228 inner surface 230 outer surface 232 passageway 234 fibrous material 235 biological material 235a coating 236 pore space 240 fiber without departing from the scope of the invention It will be appreciated that various modifications can be made to the invention.

───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】て、絞り（４４）は、血液供給部への接台部を開口した絞りのない形状に保持するのに役立つスリーブ（１７）により補強される。────────────────────────────────────────────────── ─── [Continuation of summary] Then, the diaphragm (44) opened an abutment part to the blood supply part. Sleeve (17) to help maintain shape without squeezing Reinforced by

Claims

[Claims] 1. In vivo, from one or more body vessels or cavities (supply vessels) To carry blood to one or more blood vessels or cavities (reception vessels) of lower pressure than In the graft of a. An elongated biocompatible means having a continuous passage for carrying blood, The continuous passage has a surface in contact with blood; b. Inlet means wherein the elongated biocompatible means can be connected to one or more supply vessels; Outlet means connectable to one or more receiving vessels; c. The inlet and outlet means contact the supply and receiving vessels, respectively. When connected, the pressure difference between the supply vessel and the receiving vessel Along the path, causing a flow of blood from the supply vessel to the receiving vessel, d. Throttle means between said inlet means and said outlet means, wherein said continuous Throttles the flow of blood in the passage, the inlet means and the throttle means of the continuous passage; Between the throttle means and the outlet means of the continuous passage in the portion between Throttle means for maintaining a pressure higher than the pressure in the part, e. Containing biological material applied to at least a part of the surface in contact with the blood A graft characterized in that: 2. In vivo, the blood supply from one or more blood vessels or cavities (supply blood vessels) of the body To carry blood to one or more bodily vessels or cavities (receptive vessels) that have lower pressure than tubes In the graft for a. An elongated biocompatible means having a wall structure, wherein the wall structure has an outer surface and an inner surface. Surface, said inner surface being in contact with blood in a continuous passage for carrying blood Wherein the wall structure communicates with the blood contacting surface of the continuous passage. Including a hole to b. Inlet means wherein said elongated biocompatible means can be connected to one or more supply vessels Outlet means connectable to one or more receiving vessels, c. Wherein said inlet means and outlet means are connected to said supply and receiving vessels When the pressure difference between the supply vessel and the receiving vessel is Along, causing a flow of blood from the supply vessel to the receiving vessel; d. Throttle means between said inlet means and said outlet means, wherein said continuous Throttles the flow of blood in the passage, the inlet means and the throttle means of the continuous passage; Between the throttle means and the outlet means of the continuous passage in the portion between Throttle means for maintaining a pressure higher than the pressure in the part, e. Including biological material at least partially contained in the hole An implant, characterized in that: 3. In vivo, from one or more body vessels or cavities (supply vessels) To carry blood to one or more blood vessels or cavities (reception vessels) of lower pressure than In the graft of a. Including elongated biocompatible means having a wall structure, wherein the wall structure has an inner surface and an outer surface Surface, said inner surface being in contact with blood in a continuous passage for carrying blood Wherein said outer surface includes an outer abluminal surface And a hole wherein the wall structure communicates with the abluminal surface of the continuous passage. Including b. Inlet means wherein the elongated biocompatible means can be connected to one or more supply vessels; Outlet means connectable to one or more receiving tubes, c. Wherein said inlet means and outlet means are connected to said supply and receiving vessels When the pressure difference between the supply vessel and the receiving vessel is Along, causing a flow of blood from the supply vessel to the receiving vessel; d. Throttle means between said inlet means and said outlet means, wherein said continuous Throttles the flow of blood in the passage, the inlet means and the throttle means of the continuous passage; Between the throttle means and the outlet means of the continuous passage in the portion between Throttle means for maintaining a pressure higher than the pressure in the part, e. Including biological material at least partially contained in the hole An implant, characterized in that: 4. In vivo, implants that supply blood to one or more blood vessels that require it And a. An elongated biocompatible means having a continuous passage for carrying blood, The continuous passage has a surface in contact with blood, b. The elongate biocompatible means may include one or more other pressures, such as arteries or ventricles. Inlet means connectable to a source of powerful blood (supply vessels) and one or more veins or Outlet means connectable to other low pressure vessels or cavities (receiving vessels) such as the right atrium And also needs blood to supply blood to blood vessels that need it Main means connectable to one or more blood vessels (blood vessels that require blood), c. Wherein said inlet means and outlet means are connected to said supply and receiving vessels When the pressure difference between the supply vessel and the receiving vessel is Along, causing a flow of blood from the supply vessel to the receiving vessel; d. Throttling means between the main means and the outlet means, wherein the continuous Restricting the flow of blood in the passage and, in said main means, said restricting said continuous passage; Restrictor maintaining a pressure higher than the pressure in the portion between the outlet means and the outlet means. Including means, e. Blood in the main means perfuses blood vessels that require one or more blood Under enough pressure to f. Including biological material applied to at least a part of the surface in contact with the blood A graft characterized in that: 5. In vivo, implants that supply blood to one or more blood vessels that require it And a. An elongated biocompatible means having a wall structure, wherein the wall structure has an outer surface and an inner surface. Surface, said inner surface being in contact with blood in a continuous passage for carrying blood Wherein the wall structure communicates with the blood contacting surface of the continuous passage. Including a hole to b. The elongate biocompatible means may include one or more other pressures, such as arteries or ventricles. Inlet means connectable to a source of powerful blood (supply vessels) and one or more veins or Outlet means connectable to other low pressure vessels or cavities (receiving vessels) such as the right atrium And also needs blood to supply blood to blood vessels that need it Main means connectable to one or more blood vessels (blood vessels that require blood), c. Wherein said inlet means and outlet means are connected to said supply and receiving vessels When the pressure difference between the supply vessel and the receiving vessel is Along, causing a flow of blood from the supply vessel to the receiving vessel; d. Throttling means between the main means and the outlet means, wherein the continuous Restricting the flow of blood in the passage and, in said main means, said restricting said continuous passage; Restrictor maintaining a pressure higher than the pressure in the portion between the outlet means and the outlet means. Including means, e. Blood in the main means perfuses blood vessels that require one or more blood Under enough pressure to f. Including biological material at least partially contained in the hole An implant, characterized in that: 6. In vivo, implants that supply blood to one or more blood vessels that require it And a. Including elongated biocompatible means having a wall structure, wherein the wall structure has an inner surface and an outer surface Surface, said inner surface being in contact with blood in a continuous passage for carrying blood Wherein said outer surface includes an outer abluminal surface. And the wall structure communicates with the abluminal surface of the continuous passage. Including holes, b. The elongate biocompatible means may include one or more other pressures, such as arteries or ventricles. Inlet means connectable to a source of powerful blood (supply vessels) and one or more veins or Outlet means connectable to other low pressure vessels or cavities (receiving vessels) such as the right atrium And also needs blood to supply blood to blood vessels that need it Main means connectable to one or more blood vessels (blood vessels that require blood), c. Wherein said inlet means and outlet means are connected to said supply and receiving vessels When the pressure difference between the supply vessel and the receiving vessel is Along, causing a flow of blood from the supply vessel to the receiving vessel; d. Throttling means between the main means and the outlet means, wherein the continuous Restricting the flow of blood in the passage and, in said main means, said restricting said continuous passage; Restrictor maintaining a pressure higher than the pressure in the portion between the outlet means and the outlet means. Including means, e. Blood in the main means perfuses blood vessels that require one or more blood Under enough pressure to f. Including biological material at least partially contained in the hole An implant, characterized in that: 7. An apparatus according to any one of claims 2, 3, 5, or 6, a. The hole is in full communication from the outer surface to the inner surface through the wall structure An apparatus characterized in that: 8. The apparatus according to claim 7, a. Blood from the inner surface to the outer surface of the wall structure through the communication hole Device wherein the biological material is present in an amount sufficient to prevent leakage of components . 9. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 3, 4, 5, or 6. hand, a. The squeezing means may include at least one other on a surface in contact with the blood. Has at least one region with substantially higher fluid shear stress than the undrawn region An apparatus characterized in that: 10. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 3, 4, 5, or 6. And a. The constriction means may include at least one other non-constriction area of the continuous passage; An apparatus characterized by having an effective diameter substantially smaller than that. 11. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 3, 4, 5, or 6. And a. The squeezing means reduces the tendency of tissue to accumulate on surfaces in contact with the blood A device characterized by having a surface in contact with smooth blood to be caused. 12. The apparatus according to claim 11, a. The surface of the squeezing means in contact with the smooth blood may occasionally have holes or bumps. It typically has a surface smoothness of about 0-20 microinches, excluding such defects. An apparatus characterized in that: 13. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 4, or 5, a. The device wherein the biological material comprises tissue cells. 14． The device according to claim 13, a. The device wherein the tissue cells include endothelial cells. 15. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 4, or 5, a. The biological material includes a means for reducing thrombus in the implant. An apparatus characterized in that: 16. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 3, 4, 5, or 6. And a. The throttling means having a result of low fluid shear stress in the continuous passage; Blood flow to a rate sufficient to reduce the tendency for blood clots to occur An apparatus characterized in that it is selected to be squeezed. 17． The device according to claim 3 or 6, a. The biological material may include means for assisting tissue in-growth into the pore. A device to mark. 18. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 3, 4, 5, or 6. And a. The biological material includes a means to aid rapid tissue healing of the implant. Characteristic device. 19. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 4, or 5, a. The biological material is in at least a portion of the implant, An apparatus comprising means for assisting in maintaining a membrane layer. 20. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 3, 4, 5, or 6. hand, a. Wherein said biological material comprises at least one polypeptide sequence. And equipment. 21. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 3, 4, 5, or 6. And a. The biological material comprises at least one cell growth factor. Device. 22. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 3, 4, 5, or 6. And a. The biological material is a substance generated in nature (naturally-occurring-material) A device comprising a synthetic analog of 23. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 4, or 5, a. Most of the internal pressure inside the continuous passage is used to improve the implant In order to reduce the possibility of kinking, said squeezing means is located near the receiving vessel Thereby maintaining a higher pressure along substantially the majority of the continuous passage. An apparatus characterized in that: 24. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 4, or 5, a. The throttle means is present in the middle of the continuous passage, A portion of the passage is under a pressure similar to the pressure of the supply vessel and a portion of the continuous passage. The device wherein the portion is under a pressure similar to that of the receiving vessel. 25. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 4, or 5, a. The restriction is the desired flow rate through the implant, or Adjustable throttle, such as adjustable to obtain the desired pressure differential An apparatus characterized by the above. 26. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 4, or 5, a. The outlet means may further include a means for supporting the outlet means. The supporting means is kinked or crushed when connected to one or more receiving vessels; By helping to resist this from the graft into the receiving vessel A device that facilitates maintaining blood flow. 27. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 3, 4, 5, or 6. And a. The implant is composed of silicon, polytetrafluoroethylene, charcoal. Element, polyester, or other polymer, metal, glass, ceramic, or A device comprising at least one synthetic material such as a complex thereof. 28. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 4, or 5, a. If the constituents of the graft are (processed from umbilical cord tissue, human or other animals) Or at least one source (such as preserved vascular tissue, or a complex thereof) A device comprising a body substance. 29. An apparatus according to any one of claims 2, 3, 5, or 6, a. The pores are of sufficient size to allow tissue ingrowth into the pores An apparatus characterized in that: 30. The device of claim 29, a. The effective equivalent diameter of the hole is approximately 5 A device within the range of an iklometer to about 200 micrometers. Place. 31. The device of claim 29, a. The effective equivalent diameter of the hole is generally about 8 micrometers to about 80 micrometers. Device within the range of the motor. 32. The device of claim 29, a. The effective equivalent diameter of the hole is generally about 20 micrometers to about 120 microphones A device characterized by being within the range of a logometer. 33. The device of claim 29, a. The internode distance of the hole is generally about 10 micrometers to about 120 micrometers. A device characterized by being within the range of a meter. 34. The device of claim 29, a. The effective equivalent diameter of the hole varies between an inner surface and an outer surface of the wall structure, About 5 micrometers to about 20 micrometers near the inner surface of the wall structure In the vicinity of the outer surface, approximately 10 μm to 200 μm. An apparatus characterized by being within the range of an iklometer. 35. An apparatus according to any one of claims 1, 2, 4, or 5, a. The diaphragm is made of silicon, polytetrafluoroethylene, polyester Or other polymers, umbilical cord tissue or other biological material, carbon, stainless steel, titanium , Or at least one biocompatible material such as another metal, or a composite thereof An apparatus characterized in that the apparatus is composed of a sexual substance. 36. In a graft for supplying blood to one or more arteries, a. An elongated biocompatible tubular member having a continuous passage for carrying blood Wherein said continuous passages have different diameters along their length; Has a surface in contact with blood, b. The tubular member has an open inlet end connectable to a supply vessel, such as the aorta. An open exit end connectable to a receiving vessel, such as the superior vena cava, and at least A tubular trunk having an inner diameter of about 4 mm, wherein the tubular trunk has Requires an additional blood supply, such as a coronary artery to supply blood to the pulse Connectable to one or more arteries (arteries that require blood) c. The inlet end and the outlet end are connected to the supply and the receiving vessel When the pressure difference between the supply vessel and the receiving vessel is Along, causing a flow of blood from the supply vessel to the receiving vessel; d. Between the tubular main body and the outlet end but before the outlet end A flow restrictor in said tubular member, said blood flow in said continuous passage. A flow restrictor to maintain a pressure difference across said flow restrictor; e. When one or more blood-requiring arteries are connected to the tubular trunk The pressure of the blood in the tubular main requires one or more bloods from the tubular main. Blood to the artery in need of it by causing blood flow to the artery The flow restrictor is adapted to provide a sufficient pressure of blood in the tubular main body so that liquid is supplied. Maintain power, f. The flow restrictor has a converging region where the diameter gradually decreases. ) And a small diameter portion having an inner diameter in the range of about 1 mm to about 3 mm, and a gradually increasing diameter. A diverging region to add, and a smooth transition, g. At least a straight line between the flow restriction and the outlet end of the continuous passage. Including a tubular portion about 4 mm in diameter, h. Including biological material applied to the surface in contact with the blood An implant, characterized in that: 37. 37. The device of claim 36, wherein the implant is a polytetrafluoroethylene. Wherein the flow restrictor comprises silicon; and a. Preventing the implant from kinking or collapsing in the restricting flow; The flow of blood along the continuous passage by including an easy-to-use outer support Holding b. The small diameter portion of the flow restriction and the adjacent convergence and divergence regions Platelets or other substances on the blood contacting surface of the flow restrictor Has a substantially smooth surface in contact with blood that is easy to help prevent accumulation of c. A reinforcing support near the outlet end, wherein the outlet end contacts the receiving vessel; Helps the reinforcement support resist kinking or crushing when continued Helps maintain blood flow from the graft to the receiving vessel, The reinforcing support is made of silicon, and has a shape of a connection portion of the outlet end to a receiving blood vessel. Has an approximate structure An apparatus characterized in that: 38. The device according to claim 36 or 37, a. The biological material is applied to a surface in contact with the blood. Place. 39. The device according to claim 36 or 37, a. The tubular member further includes a hole, wherein at least some of the holes are small. An apparatus comprising at least some of the biological materials. 40. The device according to claim 36 or 37, a. The tubular member further includes an outer surface, wherein the outer surface is provided with a biological material. An apparatus characterized in that: 41. The device according to claim 36 or 37, a. The device wherein the biological material comprises a polypeptide. 42. 39. The device of claim 38, a. The device wherein the biological material comprises endothelial cells. 43. The device of claim 39, a. The device wherein the biological material comprises endothelial cells. 44. Connect two or more bodily fluid vessels or cavities placed under two or more pressures In the device to continue, a. A passage means for carrying the fluid, said passage means defining a surface in contact with the fluid. Have b. Said passage means is connectable to two or more body vessels; c. Before being induced by a pressure difference between the blood vessels of the body connected to said passage means The body fluid flow in said passage means, wherein two or more body vessels When connected to the means, the pressure difference is greater from the higher pressure body vessels. Causing the flow of body fluids in the blood vessels of the body at low pressure, d. A restricting means for restricting a flow of the body fluid in the passage means; At least some of the body fluid flow in the passage means is The throttling means causes the body fluid to flow through the passage means. The flow of e. There is a pressure difference across the throttling means, f. Including biological material applied to at least a part of the passage means An apparatus characterized in that: 45. From higher pressure vessels such as the aorta, brachial artery, or other arteries, Provides blood flow to lower pressure vessels such as the cephalic vein or other veins In the law, a. At least one opening in the higher pressure vessel and the lower pressure vessel Forming at least one opening in the blood vessel; b. The opening in the higher pressure vessel and the lower pressure vessel The opening having a continuous blood flow passage, and a wall structure; A vascular graft having an abutting surface and an outer abluminal surface with higher pressure Interposed between the opening in the blood vessel and the opening in the lower pressure vessel Connections to allow more pressured blood from lower pressured blood vessels Providing a flow of blood through the continuous passage to a tube; c. A flow restrictor for restricting the blood flow in the continuous passage using a flow restrictor. Tep and, in addition, d. Biological response to the vascular graft taken together with the graft Providing a biological material that acts to regulate; A method comprising: 46. For example, inappropriateness resulting from atherosclerosis or trauma Provide blood flow to blood vessels, such as arteries, that require blood flow for efficient perfusion. In the method of providing a. Higher pressure blood supply, such as the aorta or femoral artery or ventricle At least one opening in the vessel and the vena cava, femoral vein, atria, or pulmonary artery Form at least one opening in the lower pressure receiving vessel, such as a coronary At least one open vein that requires blood flow, such as an artery or tibia artery Forming a mouth; b. The opening in the higher pressure vessel and the lower pressure vessel The opening having a wall structure, a surface in contact with blood, and an outer abluminal surface. The opening in the vessel with higher pressure and the vessel with lower pressure By connecting so as to be interposed between the opening and Providing a continuous path from the higher strength vessel to the lower pressure vessel; c. Using a flow restrictor to restrict the flow in the continuous passage; d. At least one opening in the continuous passage upstream of the flow restriction; Making the mouth, e. The opening of a blood vessel requiring blood and the connection upstream of the flow restriction Connecting the opening of the continuous passage with the opening; f. By communicating with the higher pressure supply vessel via the continuous passage, blood Supplying the required blood flow to the blood vessel in need of the fluid; g. Along the continuous path, through the flow restriction, the lower of the pressure The flow into the receiving vessel requires blood in the continuous passage. Maintaining a flow rate greater than that required by the blood vessel , h. Maintain sufficient pressure in the continuous passage upstream of the flow restriction Providing appropriate perfusion to blood vessels in need of said blood, and further comprising: i. Providing a biological material that is taken up with the vascular graft; A method comprising: 47. The method according to claim 45 or 46, a. Providing the biological material on a surface of the continuous passage that contacts the blood. The method further comprising the step of: 48. The method according to claim 45 or 46, a. Providing holes and gaps in the wall structure of the vascular graft. A method comprising: 49. 49. The method of claim 48, a. At least some of the holes and holes in the wall structure of the vascular graft; And supplying the biological material to the gap. 50. The method according to claim 45 or 46, a. Providing interconnecting holes and gaps in the wall structure of the vascular graft The wall of the vascular graft through the interconnecting holes and gaps A surface for communicating a surface in contact with the blood through a structure with the outer abluminal surface; Tep, b. In the wall structure of the vascular graft, at least some of the holes and holes And supplying the biological material to the gap, c. The biological material in the holes and gaps in the wall structure of the vascular graft is used. Preventing leakage of blood through the wall structure of the implant; The method further comprising: 51. The method according to claim 45 or 46, a. Providing the biological material on the outer abluminal surface. A method comprising: 52. The method of claim 51, a. Communicating with an outer abluminal surface, wherein the hole is formed from the outer abluminal surface; Providing a hole of sufficient size to allow tissue ingrowth into the When, b. Using the biological material in the hole to regulate tissue ingrowth into the hole Steps to The method further comprising: 53. The method according to claim 45 or 46, a. Supplying a tissue cell to the biological material. And how. 54. The method according to claim 45 or 46, a. The method further comprises the step of supplying endothelial cells to the biological material. And how. 55. The method according to claim 45 or 46, a. It communicates with the surface that comes into contact with the blood, and from the surface that comes into contact with the blood to the inside of the hole. Providing a hole of sufficient size to allow passage of the tissue cells; b. A step of including endothelial cells in the biological material; c. By supplying the endothelial cells to the pores, the endothelial cells and the pores Allowing movement and proliferation to a surface in contact with said blood in communication When, The method further comprising: 56. The method according to claim 45 or 46, a. Using the biological material taken together with the vascular graft, the continuous Reducing thrombus in a closed passage. 57. The method according to claim 45 or 46, a. Using the biological material taken in with the vascular graft, the vascular transfer is performed. Further comprising the step of promoting rapid tissue uptake and healing of the implant. Features method. 58. The method according to claim 45 or 46, a. Using the biological material taken together with the vascular graft, the blood and It further comprises the step of promoting the establishment of a stable tissue layer on the abutting surface. How to sign. 59. The method according to claim 45 or 46, a. At the surface of the flow restrictor, the surface in contact with the blood is smoothed. The platelets on the surface in contact with the blood in the flow restrictor Further comprising the step of making it easier to avoid the accumulation of substances in the body Features method. 60. The method according to claim 45 or 46, a. The constricted continuous passage is used to reduce the tendency for thrombus formation. A method comprising the step of: 61. The method of claim 45, wherein a. Obtaining blood access for therapeutic treatment using said continuous passage The method further comprising the step of: 62. The method according to claim 45 or 46, a. Positioning the flow restrictor near the lower pressure vessel to allow the continuous Most of the open passage under higher pressure that can help to avoid kinking The method further comprising the step of placing. 63. The method according to claim 45 or 46, a. A support for preventing at least a portion of the continuous passage from being collapsed or damaged. Providing a holding means. 64. The method according to claim 45 or 46, a. A support having a divergence that matches the shape of the connection to the lower pressure vessel By providing holding means, it is possible to prevent breakage of the connection to the lower pressure blood vessel. The method further comprising the step of assisting. 65. The method according to claim 45 or 46, a. Adjust the flow restriction to obtain the desired flow characteristics, such as flow rate and pressure. The method further comprising the step of obtaining sex. 66. The method according to claim 45 or 46, a. A method further comprising adjusting a position of the flow restrictor. 67. The method of claim 46, a. Biological cycle of tissue supplied by the implant using the biological material The method further comprising the step of improving the environment. 68. In a method of providing blood flow to a blood vessel such as a coronary artery, a. Creates openings in higher pressure supply vessels, such as the aorta, and also Creates an opening in the lower pressure receiving vessel, such as the coronary artery Create at least one opening in at least one blood vessel that requires fluid flow Steps b. The opening in the higher pressure vessel and the lower pressure vessel The opening, the wall structure, the surface in contact with blood, and the outer abluminal surface. Having a vascular graft having a higher pressure with the opening in the supply vessel; The opening in the receiving vessel having low Flow from the higher pressure supply vessel to the lower pressure receiving vessel. Creating a continuous passage of c. Using a flow restrictor to restrict the flow in the continuous passage; d. The continuous flow between the higher pressure supply vessel and the flow restriction Forming at least one upstream opening therein; e. The opening of the blood vessel requiring blood, and the upstream of the continuous passage Connecting the opening; f. By communicating with the higher pressure supply vessel via the continuous passage, blood Supplying the required blood flow to the blood vessel in need of the fluid; g. Along the continuous path, the lower of the pressure through the flow restriction The flow into the receiving vessel requires blood in the continuous passage. Maintaining a flow rate greater than the flow rate required for the blood vessel to h. Sufficient pressure to provide adequate perfusion to the blood needing blood vessels Maintaining at the upstream opening in the continuous passage; To i. Providing a biological material that is taken up with the vascular graft; A method comprising: 69. 70. The method of claim 68, wherein the biological material comprises an endothelial cell. Features method. 70. 70. The method of claim 68, wherein the higher pressure vessel is a femoral artery. Yes, the lower pressure vessel is the femoral vein, which further requires the blood A method wherein the blood vessel is the popliteal artery.