JP2001351346A - ヘッドサスペンションアセンブリ - Google Patents

ヘッドサスペンションアセンブリ

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JP2001351346A
JP2001351346A JP2000169822A JP2000169822A JP2001351346A JP 2001351346 A JP2001351346 A JP 2001351346A JP 2000169822 A JP2000169822 A JP 2000169822A JP 2000169822 A JP2000169822 A JP 2000169822A JP 2001351346 A JP2001351346 A JP 2001351346A
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suspension assembly
head suspension
load
head
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JP2000169822A
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Yoshihiro Ueno
善弘 上野
Shisei Den
志生 デン
Kaoru Matsuoka
薫 松岡
Masaru Nakakita
勝 中北
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドスライダに与える負荷位置を抑制しヘ
ッドスライダを支持する。 【解決手段】 長手方向軸線に沿って配置されて、少な
くとも一部分が剛性を有して負荷ビームとして機能する
サスペンションアセンブリと、サスペンションアセンブ
リの先端部に配置されるジンバルアセンブリ、およびジ
ンバルアセンブに取り付けられたヘッドスライダとから
構成され、ヘッドスライダは、サスペンションアセンブ
リに対向する面に第1表面が配置され、第1表面から突
出しサスペンションアセンブリと接触するピボット部に
より構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浮動ヘッドを回転
式データ記憶ディスクの選択されたトラック上に位置さ
せるためのヘッドサスペンションアセンブリに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】標準的なヘッドサスペンションアセンブ
リ(HSA)は、その構成部材として、ベースプレート
と、負荷ビームと、ジンバルたわみ部分と、ヘッドスラ
イダとを備えている。ベースプレートは、負荷ビームの
基端部に取付けられるもので、負荷ビームをディスク駆
動装置のアクチュエータアームに取付けることができる
形状に形成される。ジンバルたわみ部分は、負荷ビーム
の先端部に設けられる。ジンバルたわみ部分には、ヘッ
ドスライダが取付けられ、ディスクに対して読み取り/
書き込みを行う向きに支持されている。
【0003】公知のサスペンション機構として、特公昭
58−22827号公報には、剛性アーム部に一端が取
り付けられた負荷ビームと、この負荷ビームの先端に取
り付けられたヘッドスライダを担持するためのジンバル
たわみ部とを備えた基本的なサスペンション機構が記載
されている。このようなサスペンション機構は、ハッチ
ンソン社よりT−8またはT−19なる型式で販売され
ており、広く使用されている。
【0004】従来のジンバルたわみ部分には、スライダ
が接着され、ジンバルたわみ部分の背面から負荷ビーム
に設けられたピボットと呼ばれる接触部によりジンバル
に所定量の負荷を与えている。
【0005】ヘッドスライダは、読み取り/書き込みト
ランスジューサをスライダに取付けて構成されたもの
で、スライダがディスク表面に対して所定の関係となる
ように、ジンバルたわみ部に取付けられなければならな
い。特に読み取り/書き込みトランスジューサとディス
クとの間隔はヘッドスライダの浮上量とよばれ、浮上量
を低くすることにより、ディスク表面に微細な信号を読
み取り/書き込みができるようになる。
【0006】この低浮上量化を実現するためには、スラ
イダを正確に所定の位置に保持し、スライダに与える荷
重を正確な位置で正確な荷重量で負荷しなければ,所定
の浮上量が得られない。HSAの製造および組み付け工
程の際には、個々の部材の成形や組み付けが正確でなけ
れば、部材の表面の平面性が失われる。このような許容
誤差限界からのずれが個々の部材に蓄積すると、最終的
なヘッドサスペンションアセンブリの所望する平面平行
度にずれが生じる原因となる場合がある。最終的なヘッ
ドサスペンションアセンブリにおける静的横揺れおよび
静的縦揺れトルクのパラメータは、これらの固有の製造
および組み付け許容誤差の蓄積によって生じる。
【0007】ディスク駆動装置全体を最適に作動させる
ため、理想的には、たわみ舌片にスライダを組み付ける
際に、(HSAを組み立てる際の負荷ビームが取付けら
れる)取付表面基準面とスライダの空気軸受表面基準面
とが平面方向において互いに平行でなければならない。
この取付表面基準面とスライダ空気軸受表面基準面は、
アクチュエータの取付表面とスライダ空気軸受表面を互
いに平面平行にする基準点あるいは基準面として利用さ
れる水平面である。スライダの上下表面はまた、両者
(取付表面基準面とスライダ空気軸受表面基準面)が実
質上あるいは公称上、互いに平行となるのに必要な仕様
に基づいて形成されてる。
【0008】HSAの製造および組み付け工程の際に
は、個々の部材の成形や組み付けが正確でなければ、ス
ライダを押圧するピボットの位置が荷重を与えるべきス
ライダセンターからずれて押圧する。このような許容誤
差限界からのずれが個々の部材に蓄積すると、最終的な
ヘッドサスペンションアセンブリの所望する押圧位置に
ずれが生じる原因となる場合がある。最終的なヘッドサ
スペンションアセンブリにおける静的横揺れおよび静的
縦揺れトルクのパラメータは、これらの固有の製造およ
び組み付け許容誤差の蓄積によって生じる。
【0009】静的横揺れおよび静的縦揺れトルクは、ヘ
ッドスライダの中心付近において平面方向に直交するそ
れぞれの回転軸線を有しており、ディスク上を浮動して
いる間に、スライダに所望の平面平行を維持するように
作用する力が不均一なことによって発生する。すなわ
ち、静的トルクとは、所望の静止(すなわち基準)姿勢
に対して特定の軸線回りの回転を発生しようとするトル
クまたは力のモーメントであると定義される。
【0010】スライダの長手方向軸線を負荷ビームの長
手方向軸線に一致させてヘッドサスペンションアセンブ
リを組立てると、横揺れトルクの軸線はヘッドサスペン
ションアセンブリの長手方向軸線に一致する。たわみ舌
片がベースプレートに対して平行である場合には、静的
横揺れトルクの値が静的横揺れトルク軸線の各側で測定
される。たわみ部分が製造の際に静的横揺れトルク軸線
回りにねじれている(すなわち、この軸線に沿ってたわ
み舌片の平面がディスクに対して平行でない)場合に
は、横揺れトルク軸線の各側で測定された値が同一にな
らない。このように取付けられたスライダがディスク表
面に対して浮動姿勢にあるときには、ディスクに対する
平行度を調整してねじれた舌片を戻す力(誘導横揺れト
ルク値と呼ばれる)が必要である。
【0011】縦揺れトルクの軸線は、ヘッドサスペンシ
ョンアセンブリの長手方向軸線に直交している。たわみ
舌片がベースプレートに対して平行である場合には、静
的縦揺れトルクの値が静的縦揺れトルク軸線の各側で測
定される。たわみ部分が製造の際に静的縦揺れトルク軸
線回りにねじれている(すなわち、この軸線に沿ってた
わみ舌片の平面がディスクに対して平行でない)場合に
は、縦揺れトルク軸線の各側で測定された値が同一にな
らない。このように取付けられたスライダがディスク表
面に対して浮動姿勢にあるときには、ディスクに対する
平行度を調整してねじれた舌片を戻す力(誘導縦揺れト
ルク値と呼ばれる)が必要である。もちろん、実際の状
態においては、たわみ部分は、両軸線に関してねじれる
ことがあり、縦揺れ軸線および横揺れ軸線の両方につい
て整合させることが必要なことは理解されるであろう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】これらのトルクは、た
わみ部分/スライダの当接部における静止姿勢や、たわ
み部分の縦揺れおよび横揺れに対する剛性にも関係して
いる。構成部材がディスク駆動装置に理想的な平面平行
で構成されて設置されるのであれば、理想的または所望
の縦揺れと横揺れのトルクは存在するものと規定するの
が最良である。実際のディスク駆動装置においては、縦
揺れおよび横揺れ静的トルクは、スライダの空気軸受表
面とディスクとの間に好ましくない力を発生させ、ディ
スクの上のスライダの浮動する高さに影響を与え、その
結果、最適な読み取り/書き込みトランスジューサとヘ
ッドスライダ/ディスク当接部との離隔距離にずれが生
じる。
【0013】従来のたわみ部分構造においては、たわみ
舌片はたわみ部分からスライダに向かってオフセットさ
れ、スライダの上表面とたわみ部分の下表面との間のジ
ンバル支持するためのクリアランスとしている。このオ
フセットは、たわみ舌片とクロス片とを結合する位置
に、たわみ舌片上に形成されたくぼみと一緒に形成され
ている。この標準的なたわみ構造は、縦揺れに対する剛
性が低く、横揺れに対する剛性が中程度の値を示す。縦
揺れおよび横揺れに対する剛性は、それぞれ力×距離/
角度で測定される。
【0014】サスペンションの負荷ビームには凸部が設
けられているが、負荷ビームの凸部を正確にスライダの
荷重押圧部を正確に位置決めすることはかなり困難であ
る。スライダの荷重押圧部を正確に押圧するには、スラ
イダをサスペンションに接着するときに正確に位置決め
するしかない。押圧点が基準位置からずれるとスライダ
は空気潤滑面により発生する圧力と押圧点がずれるた
め、ヘッド部で所定の浮上量がえられなくなる傾向にあ
る。
【0015】また、スライダをサスペンションに接着す
る際に、紫外線硬化樹脂を用いて紫外線を照射し位置決
めをした後に、熱をかけ熱硬化させる。しかしながらこ
の接着剤の伸縮によりスライダの位置は基準位置からず
れる傾向にある。本発明の目的は、スライダに負荷する
荷重の位置に対する組み立て誤差の影響を抑制し、ヘッ
ドスライダの浮上安定性を確保することにある。
【0016】本発明の他の目的は、負荷ビームとスライ
ダとの接触摩擦力を抑制し、静摩擦力による負荷位置の
ずれを抑制することにある。
【0017】本発明のさらに他の目的は、ヘッドサスペ
ンションアセンブリの高さを抑制し、薄型化をはかるこ
とにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係るヘッドサス
ペンションアセンブリは、ヘッドをディスクの選択され
たトラック上に位置させるヘッドサスペンションアセン
ブリであって、前記ヘッドを支持するスライダと、前記
スライダが設けられるフレクシャと、前記フレクシャが
設けられ、前記スライダに荷重を負荷する負荷ビームと
を備え、前記スライダは、前記負荷ビームからの荷重を
受けるピポットを有し、そのことにより上記目的が達成
される。
【0019】前記スライダは、前記負荷ビームに対向す
る第1表面を有し、前記ピポットは、前記第1表面に形
成されてもよい。
【0020】前記負荷ビームは、前記ピポットに接触し
て前記スライダに荷重を負荷する荷重負荷部を含み、前
記フレクシャは、前記スライダを保持するように形成さ
れる保持部を含み、前記保持部は、前記荷重負荷部の前
記スライダへの投影面が前記保持部と干渉しないように
形成されてもよい。
【0021】前記保持部は、前記荷重負荷部の前記スラ
イダへの投影面が前記保持部と干渉しないように形成さ
れる切り欠きを有してもよい。
【0022】前記スライダは、前記ディスクに対向して
形成され、前記スライダを前記ディスクから所定量浮上
させるための第2表面を有し、前記第2表面と前記ピポ
ットとは、エッチング加工により形成されてもよい。
【0023】前記スライダは、前記ディスクに対向して
形成され、前記スライダを前記ディスクから所定量浮上
させるための第2表面を有し、前記第2表面と前記ピポ
ットとは、イオンビーム加工により形成されてもよい。
【0024】前記スライダは、前記ディスクに対向して
形成され、前記スライダを前記ディスクから所定量浮上
させるための第2表面を有し、前記第2表面と前記ピポ
ットとは、スパッタによる積層加工により形成されても
よい。
【0025】前記スライダは、AlTiCで形成されて
もよい。
【0026】前記ピポットは、実質的に100nmrm
s以下の鏡面を有してもよい。
【0027】前記負荷ビームは、ステンレス鋼で形成さ
れてもよい。
【0028】前記ピポットは、前記ピポットの表面に成
膜されるDLCを含んでもよい。
【0029】前記負荷ビームは、ステンレス鋼で形成さ
れてもよい。
【0030】前記フレクシャは、前記フレクシャの表面
に成膜されるDLCを含んでもよい。
【0031】前記DLCは、前記スライダ側の表面に成
膜されてもよい。
【0032】前記DLCの成膜厚さは、50nm以上5
00nm以下であってもよい。
【0033】前記DLCの成膜厚さは、実質的に200
nmであってもよい。
【0034】前記ピポットは、矩形形状を有してもよ
い。
【0035】前記ピポットは、円弧形状を有してもよ
い。
【0036】本発明に係る他のヘッドサスペンションア
センブリは、ヘッドをディスクの選択されたトラック上
に位置させるヘッドサスペンションアセンブリであっ
て、前記ヘッドを支持するスライダと、前記スライダが
設けられるフレクシャと、前記フレクシャが設けられ、
前記スライダに荷重を負荷する負荷ビームとを備え、前
記負荷ビームは、前記スライダに荷重を負荷するピポッ
トを有し、前記フレクシャは、前記スライダを保持する
ように形成される保持部を含み、前記保持部は、前記負
荷ビームの前記スライダへの投影面が前記保持部と干渉
しないように形成され、そのことにより上記目的が達成
される。
【0037】前記ピポットは、矩形形状を有してもよ
い。
【0038】前記ピポットは、円弧形状を有してもよ
い。
【0039】本発明のある局面によれば、スライダに負
荷する荷重の位置を組み立て誤差影響を抑制し、ヘッド
スライダの浮上安定性を確保するという優れた効果が得
られる。また、製造が簡単で比較的コストが低いスライ
ダと、対応するヘッドサスペンションアセンブリを開示
したもので、製造の際にスライダに作用する負荷位置を
正確に位置決めできるようスライダに凸部を設けたもの
である。
【0040】本発明の他の局面によれば、負荷ビームと
スライダ部との接触摩擦力を抑制し、静摩擦力による負
荷位置ずれを抑制できスライダの安定的な浮上量が確保
できるという優れた効果が得られる。さらにヘッドジン
バルアセンブリの高さを抑制し、薄型化をはかることが
できるという優れた効果が得られる。
【0041】本発明のさらに他の局面によれば、ヘッド
サスペンションアセンブリの薄型化を図ることを目的と
し、多数のヘッドサスペンションアセンブリを用いた際
にもディスク記録再生装置の高さを抑制することができ
るという優れた効果が得られる。
【0042】本発明のさらに他の局面によれば、負荷位
置の接触摩擦力を抑制することができスライダの浮上量
に対する摩擦力影響を抑制し、安定した浮上量が得られ
るという優れた効果が得られる。さらに、サスペンショ
ンの負荷部とジンバルたわみ部の接触による粉塵発生を
できるという優れた効果が得られる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明をハード磁気ディス
ク装置の実施形態として説明するが、本発明は、データ
記録装置に用いられるヘッドジンバルアセンブリに関す
るものであり、例えば、光ディスク装置や磁気テープ記
録システムなど他のデータ記録装置に用いられるヘッド
ジンバルアセンブリにも適用できることは明らかであ
る。
【0044】(実施の形態1)ヘッドサスペンションア
センブリ100の分解図を図1に示す。ヘッドサスペン
ションアセンブリ100は、サスペンションアセンブリ
2とヘッドスライダ15とから構成されている。ヘッド
サスペンションアセンブリ1の長さは、その中央で2分
する長手方向軸線を定めている。サスペンションアセン
ブリ2は一般的に、負荷ビーム21とフレクシャ23と
を備えている。サスペンションアセンブリ2の基端部は
ベースプレート3によって補強されており、このベース
プレート3はディスク駆動装置に用いらるアクチュエー
タアーム(図示せず)に取付けられるように形成されて
いる。ヘッドスライダ15は、ディスクとの間で記録あ
るいは再生を行うトランスジューサを備えている。ヘッ
ドスライダ15は、たとえばAlTiC等の硬質材料で
構成される。
【0045】図2は、組み付けられたヘッドサスペンシ
ョンアセンブリ(HSA)1のディスクに対向する側か
ら見た斜視図である。ヘッドスライダ15は図4に示す
ように、ディスク(図示せず)に対向する側にディスク
から所定量浮上させるための空気潤滑面17を有する。
ヘッドスライダ15のフレクシャ23に取り付けられる
側(スライダ背面18と称する)のヘッドスライダ15
のほぼセンター位置に負荷ビーム21と接触し、負荷ビ
ーム21から荷重を受けるための凸部16を設けてい
る。
【0046】凸部16は、機械加工、エッチング加工、
イオンビーム加工、スパッタによる積層加工により形成
される。例えばエッチング加工によってヘッドスライダ
15の空気潤滑面17の形状を作成した後、ヘッドスラ
イダ15の背面18にも、エッチング加工により、凸部
16を形成する。
【0047】図3は、図1の断面A−Aの拡大断面図で
ある。図4は、図1の断面A−Aの分解断面図である。
図1および2のフレクシャ23は、負荷ビーム21に取
付けられている。フレクシャ23は、ヘッドスライダ1
5を所定の剛性で保持する保持部18を備えている。保
持部18は、所定の剛性を有する弾性部19を介してヘ
ッドスライダ15を支持するように成形される。多くの
可能的なジンバル構造のうちで、保持部18は、図1に
示すように、平板状の矩形たわみ舌片として成形するこ
とができる。図1では、保持部18は、中心開口の中央
に長手方向軸線に沿って配置されている。
【0048】図1、図3に示すように、ヘッドスライダ
15の凸部16は、ヘッドスライダ15が所望のディス
クから所定量浮上するための、荷重を負荷ビーム21か
ら受ける。ヘッドスライダ15には、ディスクの回転に
より作用するディスクから引き離す力と引き付ける力が
作用し、その合力および回転モーメントと負荷ビーム2
1による荷重と弾性部19により作用する回転モーメン
トにより、ディスクから所定量ヘッドスライダ15を浮
上させる。サスペンションアセンブリ2のロードビーム
21にねじれが生じてもスライダ15の凸部16と接触
し、スライダ15の凸部16に常に荷重をかけることが
可能である。
【0049】ヘッドサスペンションアセンブリ1を組付
ける際に、ヘッドスライダ15の位置は、保持部18の
所定位置に常に保持することが望ましいが、組み立て誤
差により数ミクロンから数十ミクロン所定位置からずれ
ることが考えられる。
【0050】しかしながら、本実施の形態の様にヘッド
スライダ15側に凸部16を設けることにより、スライ
ダ15に作用する負荷の位置は常に凸部16とすること
ができる。したがって、組み立て誤差による負荷の位置
のばらつきに起因するヘッドスライダ15の浮上量変動
を抑制することができる。
【0051】また、一例として不整合、すなわち、ねじ
れた負荷ビーム21であってもスライダ15に作用する
負荷の位置は変化しない。したがって、ベースプレート
3および負荷ビーム21の組み立て時の誤差により、負
荷ビーム21の先端に形成される荷重負荷部31がねじ
れてもヘッドスライダ15の浮上量は所定量確保でき
る。
【0052】また負荷ビーム21が横揺れおよび縦揺れ
軸線方向にねじれている場合もある。この際にも負荷位
置が常にヘッドスライダ15の凸部16となりヘッドス
ライダ15の回転中心となる負荷位置は変化しない。し
たがって、静的縦揺れおよび横揺れを大幅に減じ、また
は完全に取り除くスライダ結合手段となっている。スラ
イダ凸部16の表面は、スライダ15の材料がAlTi
Cの硬質材料であるため容易に100nmrms以下の
鏡面にすることができ、表面形状精度も確保できる。
【0053】また、エッチング加工によってヘッドスラ
イダ15の空気潤滑面17の形状を作成した後、ヘッド
スライダ15の背面18にも、エッチング加工により、
凸部16を形成することができるので、ヘッドスライダ
15の浮上量を所定量にするための空気潤滑面17と負
荷位置を定める凸部16をヘッドスライダ15単品で評
価することが、容易となる。従来は、ヘッドスライダを
ヘッドジンバルアセンブリへ組み立てた際の負荷位置ば
らつきの影響が大であったが、単品での加工精度評価に
より浮上量を所定の範囲内で検査することができる。
【0054】(実施の形態2)実施の形態2では、実施
の形態1と同様の説明は省略する。ヘッドサスペンショ
ンアセンブリ200の分解図を図5に示す。図5のヘッ
ドスライダ15Aのピボット16Aと負荷ビーム21の
荷重負荷部31との当接部の断面図を図6に示す。
【0055】図5のヘッドスライダ15Aのピボット1
6Aと負荷ビーム21の荷重負荷部31の当接部の分解
断面図を図7に示す。
【0056】図5に示すように、保持部18Aには、半
円形の切り欠き55が長手方向軸線上に形成されてい
る。半円形の切り欠き55は、フレクシャ23Aの幅方
向の中央に配置されている。ヘッドスライダ15Aの背
面には、凸部16Aが設けられている。
【0057】負荷ビーム21のヘッドスライダ15Aへ
の投影面は、フレクシャ23の保持部18Aと干渉せ
ず、負荷ビーム21の荷重負荷部31は、ヘッドスライ
ダ15Aの背面の凸部16Aに直接当接する。
【0058】図6に示すように、保持部18Aは、ヘッ
ドスライダ15Aの背面と接着され、保持部18Aの上
面61よりスライダ15A側に荷重負荷部31の下面6
2が配置される。このように空間的に保持部18Aと荷
重負荷部31とが干渉を起こさない構成とする。
【0059】本実施例では、たとえば保持部18Aの板
厚を30マイクロメータとし、荷重負荷部31の板厚を
50マイクロメータとする。スライダ15Aの上面18
Aからの高さ方向は、荷重負荷部31の板厚に加えて保
持部18Aの板厚分従来であれば厚くする必要があった
が、荷重負荷部31の板厚分だけですみ高さ方向の薄型
化を図ることができる。好適な製造方法では、半円形の
切り欠き55はエッチング加工によって形成されてい
る。実際に、ほとんどのサスペンションアセンブリ2の
部材はステンレス鋼にエッチング加工したものである。
【0060】実施の形態1および実施の形態2では、従
来のようにプレス加工等により負荷ビーム21に凸部を
設ける必要はなく、プレス加工による負荷ビーム21の
残留応力の発生を抑制でき、また、加工による形状誤差
の発生もない。負荷ビーム21のヘッドスライダへの当
接面は、平面でよいため、精度が出しやすいことは言う
までもない。
【0061】また、AlTiC対鋼の静止摩擦は従来形
式の鋼対鋼の摩擦よりも小さいため、DLCは膠着/滑
りを減少させることができる。摩擦により発生するサス
ペンションの上下振動時のスリップは、ヘッドスライダ
15、15Aに作用する外力となりヘッドスライダ1
5、15Aの浮上量を変動させる。AlTiC対鋼の摩
擦力が鋼対鋼の摩擦よりも小さいため、摩擦による浮上
量の変動を抑制することができ、HSAの性能をさらに
改善する。
【0062】実施の形態1あるいは実施の形態2におい
て、以下の処理を行うことによりHSAの性能はさらに
改善する。
【0063】ヘッドスライダ15、15Aの背面18、
18Aに、CVD等でSiとDLCを成膜する。成膜
は、たとえば図3あるいは図6で示した凸部16、16
Aの作成に用いてもよいし、エッチング加工により設け
た凸部16、16Aの表面にさらに成膜しても良い。
【0064】DLC対鋼の静止摩擦は従来形式の鋼対鋼
の摩擦よりも小さいため、DLCは膠着/滑りを減少さ
せることができる。摩擦により発生するサスペンション
アセンブリの上下振動時のスリップは、ヘッドスライダ
15、15Aに作用する外力となりヘッドスライダ1
5、15Aの浮上量を変動させる。DLC対鋼の摩擦力
が鋼対鋼の摩擦よりも小さいため、摩擦による浮上量の
変動を抑制することができ、HSAの性能をさらに改善
する。
【0065】また、実施の形態1あるいは実施の形態2
において、以下の処理を行うことによりHSAの性能は
さらに改善する。フレクシャ23、23Aの表面にDL
Cを直接成膜する。成膜は、たとえば図3あるいは図6
で示したフレクシャ23、23Aのヘッドスライダ1
5、15A側表面にDLCを直接製膜する。成膜厚さと
しては200nm程度がよい。500nm程あるとフレ
クシャに含まれる鉄、クロムの作用により、表面の均質
性が選られない。また、50nm以下では、下地の表面
影響により、DLC表面が均質にならない。したがっ
て、本実施の形態では、200nmとした。
【0066】この表面処理により、DLC対AlTiC
の静止摩擦は従来形式の鋼対鋼の摩擦よりも小さいた
め、DLCは膠着/滑りを減少させることができる。摩
擦により発生するサスペンションの上下振動時のスリッ
プは、ヘッドスライダ15、15Aに作用する外力とな
りヘッドスライダ15、15Aの浮上量を変動させる。
DLC対鋼の摩擦力が鋼対鋼の摩擦よりも小さいため、
摩擦による浮上量の変動を抑制することができ、HSA
の性能をさらに改善する。
【0067】また、鋼に含まれる不純物が鋼対鋼でこす
られることにより摩耗粉として発生するが、AlTiC
対DLCあるいは、DLC対DLCの摩擦では、不純物
がないか非常に少ないため摩耗粉が発生しにくい。
【0068】また、実施の形態1あるいは、実施の形態
2では、ヘッドスライダ15、15Aに設けた凸部1
6、16Aの形状は矩形としたが、図9に示すように、
円弧状の凸部16Cとすることにより、接触点を更に精
度よく決定することができる。
【0069】また、実施の形態2ではヘッドスライダ1
5Aの背面18Aに凸部16Aを設けたが、図8に示す
ように、負荷ビーム21B側に凸部16Bを設けた構成
であっても、負荷ビーム21の荷重負荷部31Bのヘッ
ドスライダ15Bへの投影面が保持部18Aと干渉しな
い構成とすることにより、ヘッドサスペンションアセン
ブリの高さ方向を抑制する効果がある。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スライダ
に負荷する荷重の位置に対する組み立て誤差の影響を抑
制し、スライダの浮上安定性を確保することができる。
【0071】また本発明によれば、負荷ビームとスライ
ダとの接触摩擦力を抑制し、静摩擦力による負荷位置の
ずれを抑制することができる。
【0072】さらに本発明によれば、ヘッドサスペンシ
ョンアセンブリの高さを抑制し、薄型化を図ることがで
きる。
【0073】スライダ凸部には、従来技術に勝る多くの
利点がある。スライダの空気潤滑面設計では、スライダ
に作用する押圧部の位置が正確に位置決めが必要であ
り、スライダのサスペンションへの接着時に発生する位
置ずれによる押圧位置の変化による浮上量変化を抑制す
ることが可能となる。
【0074】また、サスペンションへのピボットはプレ
ス加工により形成され高さ精度あるいは形状精度の確保
が困難であったが、スライダ凸部をエッチング等により
加工することにより、精度が格段に向上する。
【0075】第3の利点は、空気潤滑面の加工と同時に
行えるため、スライダ単品としての精度保証が可能であ
る点である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1におけるヘッドサスペンション
アセンブリの分解図
【図2】本実施の形態1におけるヘッドサスペンション
アセンブリのディスク側からみた斜視図
【図3】本実施の形態1における図2のヘッドスライダ
とピボットとの当接部の拡大断面図
【図4】本実施の形態1における図1のヘッドスライダ
とピボットとの当接部の分解断面図
【図5】本実施の形態2におけるヘッドサスペンション
アセンブリ1の分解図
【図6】本実施の形態2における図5のヘッドスライダ
とピボットとの当接部の断面図
【図7】本実施の形態2における図5のヘッドスライダ
とピボットとの当接部の分解断面図
【図8】実施の形態2における他のヘッドスライダとピ
ボットとの当接部の分解断面図
【図9】実施の形態1あるいは実施の形態2における他
の実施例のヘッドスライダとピボットとの当接部の分解
断面図
【符号の説明】
15 ヘッドスライダ 21 負荷ビーム 23 フレクシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 薫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中北 勝 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 Fターム(参考) 5D042 NA02 PA10 RA02 SA01 TA02 5D059 AA01 BA01 CA02 CA11 DA24 DA26 DA31 DA33 EA02

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドをディスクの選択されたトラック
    上に位置させるヘッドサスペンションアセンブリであっ
    て、 前記ヘッドを支持するスライダと、 前記スライダが設けられるフレクシャと、 前記フレクシャが設けられ、前記スライダに荷重を負荷
    する負荷ビームとを備え、 前記スライダは、前記負荷ビームからの荷重を受けるピ
    ポットを有するヘッドサスペンションアセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記スライダは、前記負荷ビームに対向
    する第1表面を有し、 前記ピポットは、前記第1表面に形成される、請求項1
    記載のヘッドサスペンションアセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記負荷ビームは、前記ピポットに接触
    して前記スライダに荷重を負荷する荷重負荷部を含み、 前記フレクシャは、前記スライダを保持するように形成
    される保持部を含み、 前記保持部は、前記荷重負荷部の前記スライダへの投影
    面が前記保持部と干渉しないように形成される、請求項
    2記載のヘッドサスペンションアセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記保持部は、前記荷重負荷部の前記ス
    ライダへの投影面が前記保持部と干渉しないように形成
    される切り欠きを有する、請求項3記載のヘッドサスペ
    ンションアセンブリ。
  5. 【請求項5】 前記スライダは、前記ディスクに対向し
    て形成され、前記スライダを前記ディスクから所定量浮
    上させるための第2表面を有し、 前記第2表面と前記ピポットとは、エッチング加工によ
    り形成される、請求項2記載のヘッドサスペンションア
    センブリ。
  6. 【請求項6】 前記スライダは、前記ディスクに対向し
    て形成され、前記スライダを前記ディスクから所定量浮
    上させるための第2表面を有し、 前記第2表面と前記ピポットとは、イオンビーム加工に
    より形成される、請求項2記載のヘッドサスペンション
    アセンブリ。
  7. 【請求項7】 前記スライダは、前記ディスクに対向し
    て形成され、前記スライダを前記ディスクから所定量浮
    上させるための第2表面を有し、 前記第2表面と前記ピポットとは、スパッタによる積層
    加工により形成される、請求項2記載のヘッドサスペン
    ションアセンブリ。
  8. 【請求項8】 前記スライダは、AlTiCで形成され
    る、請求項1記載のヘッドサスペンションアセンブリ。
  9. 【請求項9】 前記ピポットは、実質的に100nmr
    ms以下の鏡面を有する、請求項8記載のヘッドサスペ
    ンションアセンブリ。
  10. 【請求項10】 前記負荷ビームは、ステンレス鋼で形
    成される、請求項8記載のヘッドサスペンションアセン
    ブリ。
  11. 【請求項11】 前記ピポットは、前記ピポットの表面
    に成膜されるDLCを含む、請求項1記載のヘッドサス
    ペンションアセンブリ。
  12. 【請求項12】 前記負荷ビームは、ステンレス鋼で形
    成される、請求項11記載のヘッドサスペンションアセ
    ンブリ。
  13. 【請求項13】 前記フレクシャは、前記フレクシャの
    表面に成膜されるDLCを含む、請求項1記載のヘッド
    サスペンションアセンブリ。
  14. 【請求項14】 前記DLCは、前記スライダ側の表面
    に成膜される、請求項13記載のヘッドサスペンション
    アセンブリ。
  15. 【請求項15】 前記DLCの成膜厚さは、50nm以
    上500nm以下である、請求項13記載のヘッドサス
    ペンションアセンブリ。
  16. 【請求項16】 前記DLCの成膜厚さは、実質的に2
    00nmである、請求項15記載のヘッドサスペンショ
    ンアセンブリ。
  17. 【請求項17】 前記ピポットは、矩形形状を有する、
    請求項1記載のヘッドサスペンションアセンブリ。
  18. 【請求項18】 前記ピポットは、円弧形状を有する、
    請求項1記載のヘッドサスペンションアセンブリ。
  19. 【請求項19】 ヘッドをディスクの選択されたトラッ
    ク上に位置させるヘッドサスペンションアセンブリであ
    って、 前記ヘッドを支持するスライダと、 前記スライダが設けられるフレクシャと、 前記フレクシャが設けられ、前記スライダに荷重を負荷
    する負荷ビームとを備え、 前記負荷ビームは、前記スライダに荷重を負荷するピポ
    ットを有し、 前記フレクシャは、前記スライダを保持するように形成
    される保持部を含み、 前記保持部は、前記負荷ビームの前記スライダへの投影
    面が前記保持部と干渉しないように形成されるヘッドサ
    スペンションアセンブリ。
  20. 【請求項20】 前記ピポットは、矩形形状を有する、
    請求項19記載のヘッドサスペンションアセンブリ。
  21. 【請求項21】 前記ピポットは、円弧形状を有する、
    請求項19記載のヘッドサスペンションアセンブリ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012094236A (ja) * 2010-10-22 2012-05-17 Seagate Technology Llc 反転したディンプルを有するヘッドジンバルアセンブリのためのスライダ

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