JP2001340715A - 水質活性化素材の部品使用と、内蔵付加装置により一体化された濾過、水質改善装置。 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】農園芸における灌水では、過剰な施肥、施薬を
回避する目的から吐水孔の小さい点滴式パイプが普及し
つつあるが、これらは構造上、砂、繊維質などの異物の
ほか、水に溶解されている鉄などの不純物付着で目詰り
を起こすという問題がある。この解決策として物理的に
は濾過器が、また水質の改良には浄化器があるが、それ
ら装置は別々に存在するため一体化などによる低価格製
品が求められていた。 【解決手段】濾過器に内蔵使用のプラスティックディス
クに、電気質トルマリンなどの水質活性作用鉱物粉体を
射出成形時、もしくはあらかじめ成形素材の添加剤に混
入する。または、トルマリンなど水質活性化鉱物を詰め
た筒状パックを用意し濾過器内部に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】

【００１】

【発明の属する技術分野】 農園芸用水質改善技術

【００２】

【従来の技術】 従来農園芸用に使用のディスク濾過
器は、水をドーナツ型プラスティック円盤間の放射線溝
を通過させて不純物を物理的に除去するものであった。
一方一般の水質改善浄水器は、媒材個体を流路に置く仕
組みであるが、その単一構造のため効果が低く装置の大
型化が避けられなかった。

【００３】

【発明が解決しようとする課題】 農園芸における潅
水では、過剰な施肥、施薬を回避する目的から吐水孔の
小さい点滴式パイプが普及しつつあるが、これらは構造
上、砂、繊維質などの異物のほか、水に溶解されている
鉄などの不純物付着で目詰りを起こすという問題があ
る。この解決として物理的には濾過器が、また水質の改
良には浄化器があるが、それら装置は別々に存在するた
め一体化などによる低価格製品が求められていた。

【００４】

【課題を解決するための手段】 （イ）濾過器に内臓
使用のプラスティックディスクに、電気質トルマリンな
どの水質活性作用鉱物粉体を射出成形時、もしくはあら
かじめ成形素材の添加剤に混入する。 （ロ）製造されたディスクにおいては鉱物粉体表面はプ
ラスティックで被覆されているため、これを電気洗濯機
にて鉱物粉体とともに回転研磨し剥離させる。 （ハ）トルマリンなど水質活性化鉱物を詰めた筒状パッ
クを製造用意し内部に装着する。 （ニ）水はディスクおよびパック間を広い接触面で通過
するため、トルマリンの微弱電流が水に対し電気極性よ
りマイナスイオンなどの性格を与える。

【００５】

【発明の実施の形態】 （イ）給水主管に本製品をを
接続する。 （ロ）出水口に点滴灌水等の主管を接続する。（ハ）給
水主管のバルブを開く。 （ニ）パックは１〜２年にて交換する。

【００６】

【発明の効果】 活性化素材特にトルマリンは加圧、
衝撃によって効果を増大させる特性があるため、ディス
ク通過時の水圧を利用するのは理論に合致した方法であ
る。従来の濾過器の改造、および内部の空間を利用した
本発明は、高価な浄化器に依存することなく複数の機能
を可能にした。

【図面の簡単な説明】

【図１】 濾過、水質改善装置の縦断面図である。

【図２】 ディスクの俯瞰図である。

【図３】 ミネラルパックの縦断面図である。

【図４】 ディスク部の縦断面図である。

【符号の説明】

１ キャップ ２ 入水口 ３ ディスク ４ ディスク枠 ５ ミネラルパック ６ 出水口 ７ ディスク ８ ディスク部 ９ ミネラルパック

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ０２Ｆ 1/68 ５２０ Ｃ０２Ｆ 1/68 ５２０Ｎ ５２０Ｓ ５４０ ５４０Ｚ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 電気質トルマリンなど水質活性作用鉱
   物粉体を、射出成形時、もしくはあらかじめ成形素材の
   添加剤に混入して製造された濾過器用プラスティックデ
   ィスク。
2. 【請求項２】 トルマリンなど水質活性化鉱物を網状
   または多孔加工したプラステックまたはステンレスにて
   筒状パックとし濾過器内部の空洞部分に装着する。以上
   のごとく構成された濾過器