JP2001340433A - 植物の外観を模した空気清浄装置 - Google Patents

植物の外観を模した空気清浄装置

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JP2001340433A
JP2001340433A JP2000162551A JP2000162551A JP2001340433A JP 2001340433 A JP2001340433 A JP 2001340433A JP 2000162551 A JP2000162551 A JP 2000162551A JP 2000162551 A JP2000162551 A JP 2000162551A JP 2001340433 A JP2001340433 A JP 2001340433A
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air
intake pipe
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air purifying
photocatalyst
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Toshihiko Yokoyama
敏彦 横山
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Seiko Epson Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41GARTIFICIAL FLOWERS; WIGS; MASKS; FEATHERS
    • A41G1/00Artificial flowers, fruit, leaves, or trees; Garlands
    • A41G1/001Artificial flowers, fruit, leaves, or trees; Garlands characterised by their special functions

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化、省電力化に好適な植物の外観を模し
た空気清浄装置を提供する。 【解決手段】 吸気管203は、略葉形状の保持体20
1に保持され、これらが葉部102を形成する。吸気管
203の側壁の一部または全部は、光を透過させ、この
光が、吸気管203の内面に塗布等された光触媒に照射
されると、吸気管203の空気に含まれる有機物質(ホ
ルムアルデヒド等)を分解する。これにより清浄化され
た空気は、吸気装置105により鉢部104内に送られ
る。さらに、混合部107はオゾンやフィトンチッドを
混合して、空気を浄化する。浄化された空気は、排気装
置106に送られ、保持体201に保持される排気管2
03から排気される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物の外観を模し
た空気清浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、植物の外観を模した空気清浄
装置が提案されている。たとえば、特開平10−292
215号公報には、植物の葉や茎を模したバインダーの
表面に光触媒を練り込み、あるいは、塗布して、光が照
射されることにより、空気中の有機物質を分解するもの
が開示されている。
【0003】このほか、観葉植物(造花を含む。)の鉢
の内部に吸気、空気清浄、排気機能を有する空気清浄ユ
ニットを配置し、鉢の上面もしくは側面から空気の吸気
・排気を行うものも提案されている。
【0004】さらに、空気にオゾンやフィトンチッドを
混合して、空気を浄化する空気清浄装置も提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の植物の外観を模した空気清浄装置では、以下
のような問題があった。
【0006】すなわち、バインダーを用いる手法では、
積極的に空気を移動させて有機物質の分解を促すことが
できない。このため、空気の流れが少ない場合には、浄
化能力に限界がある。
【0007】一方、空気清浄ユニットを鉢の内部に埋め
込む手法では、空気清浄ユニットの大きさの分だけ鉢が
大きくなってしまう。このため、観葉植物もこれと釣合
のとれる大きなものとなってしまい、小型のものを実現
することが難しい。また、電力消費が大きい、という問
題もある。
【0008】このため、光触媒を用いて効率的に空気を
清浄化し、さらに、オゾンやフィトンチッドを混合して
空気の浄化を促す小型化、省電力化の可能な植物の外観
を模した空気清浄装置が求められている。
【0009】本発明は、以上の問題を解決するためにな
されたもので、小型化、省電力化に好適な植物の外観を
模した空気清浄装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示す
る。
【0011】本発明に係る空気清浄装置は、吸気管と、
収集部と、を備えるように構成する。
【0012】ここで、収集部は、吸気管内の空気を収集
する。
【0013】一方、吸気管の側面の一部または全部は、
光を透過させる。
【0014】さらに、吸気管には、吸気管の外面と内面
とを貫通する複数の孔がある。
【0015】そして、吸気管の内面には、光触媒が配置
されている。
【0016】また、本発明に係る空気清浄装置は、保持
体をさらに備えるように構成することができる。
【0017】ここで、保持体は、吸気管を保持し、略葉
形状を有する。
【0018】また、本発明に係る空気清浄装置は、電極
をさらに備えるように構成することができる。
【0019】ここで、電極は、保持体の表面に配置さ
れ、電圧を印加されるとオゾンを発生させる。
【0020】また、本発明に係る空気清浄装置におい
て、光触媒は、二酸化チタンを含み、光触媒は、光を照
射されると吸気管内の空気に含まれる有機物質、特に、
ホルムアルデヒドまたは花粉などの人体に有害な物質を
分解するように構成することができる。
【0021】また、本発明に係る空気清浄装置におい
て、光触媒は、吸気管の内面に塗布され、練り込まれ、
もしくは、貼付されているように構成することができ
る。
【0022】また、本発明に係る空気清浄装置は、混合
部と、送出部と、をさらに備えるように構成することが
できる。
【0023】ここで、混合部は、収集された空気にオゾ
ンもしくはフィトンチッドを混合する。
【0024】さらに、送出部は、混合された空気を送出
する。
【0025】また、本発明に係る空気清浄装置は、排気
管をさらに備えるように構成することができる。
【0026】ここで、排気管は、吸気管の外面に接して
配置され、放出される空気を排気する孔を側面に有す
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を説明
する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのも
のであり、本願発明の範囲を制限するものではない。し
たがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要
素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用するこ
とが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に
含まれる。
【0028】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る空気清浄装置の概要構成を示す説
明図である。以下、本図を参照して説明する。
【0029】空気清浄装置101は、葉部102と、茎
部103と、鉢部104と、から構成されている。
【0030】図2は、葉部102を詳細に説明する説明
図である。以下、本図も参照して説明する。
【0031】葉部102は、植物の葉の形状や色彩、材
質、質感を模した保持体201と、その表面に配置され
る吸気管202と、吸気管202の近傍、典型的には、
保持体201を挟んで吸気管202の裏側に配置される
排気管203と、を有する。
【0032】図3は、吸気管202の概要構成を詳細に
説明する説明図である。以下、本図も参照して説明す
る。
【0033】吸気管202には、孔301が開いてお
り、孔301を通って外気が吸気管202の内部に入っ
てくる。
【0034】吸気管202の側壁302は、その全体も
しくは一部が透明もしくは半透明の材質でできており、
当該部分は、光を通過させることができる。
【0035】側壁302を通じて光が照射されると、側
壁302の内面に塗布、練り込み、もしくは、貼付され
た光触媒303が空気やこれに含まれる水分を分解し
て、ラジカル基(たとえば、O-やH+)を発生させる。こ
のラジカル基は、吸気管202内の空気に含まれるホル
ムアルデヒドなどの有害物質(有機物質)を分解する。
【0036】吸気管202内の空気は、葉部102を保
持する茎部103内に配置された吸気装置105によっ
て移動され、鉢部104内の混合部107に送られる。
【0037】混合部107は、葉部102から送られた
光触媒により清浄化された空気に、オゾンやフィトンチ
ッドなどの気体を混合して、茎部103内の排気装置1
06に送る。排気装置106は、送られた浄化済みの空
気を、葉部102の排気管203に送出する。
【0038】排気管203の側面には、吸気管202が
空気を吸気する速度と同じ速度で空気を排気することが
できるように孔が開けられており、この孔を通じて清浄
化された空気が放出される。
【0039】本実施形態では、図2に示すように、排気
管203は、保持体201が葉の形状をしている場合の
葉脈部分に相当するように、枝分かれして配置されてい
る。
【0040】このように葉部102→茎部103→鉢部
104→茎部103→葉部102のように空気が移動し
ていく。この空気の移動を促すため、吸気装置105お
よび排気装置106が用意されている。
【0041】図4は、吸気装置105および排気装置1
06の概要構成を示す説明図である。
【0042】吸気装置105および排気装置106は、
回転子401によって回転されるファン402を有す
る。回転子401は、これを覆うように配置される駆動
部403に電力を供給することによって回転される。
【0043】駆動部403が回転子401を回転させる
には、磁力や静電気力などを利用することができ、各種
のマイクロモータ、マイクロアクチュエータの技術を適
用することができる。本実施形態においては、たとえ
ば、吸気装置105や排気装置106に接続される管の
内径をおよそ5mm程度とすることができる。
【0044】空気は、ゆるやかに循環移動していくにし
たがってしだいに浄化されていく。したがって、高速に
移動する必要はないため、吸気管202や排気管203
の内径を小さくすることができる。また、吸気装置10
5や排気装置106の出力も小さくてよい。したがっ
て、小型化、省電力化に資することができる。
【0045】このように、本実施形態により、小型化、
省電力化に好適な、有害物質の分解と、オゾンやフィト
ンチッドなどの混合による2種類の浄化機能を有する植
物の外観を模した空気清浄装置を実現することができ
る。
【0046】なお、混合部107を省略した実施態様
や、排気管203を茎部103や鉢部104に配置する
ような実施形態を採用することもでき、このような実施
形態も本発明の範囲に含まれる。
【0047】(第2の実施の形態)上記実施形態におい
ては、鉢部104内の混合部107によってオゾンが空
気に混合されていたが、本実施形態では、葉部102の
表面にてオゾンを発生させる。
【0048】図5は、本実施形態に係る葉部102の概
要を示す表面拡大図と断面図である。以下、本図を参照
して説明する。
【0049】図5(a)に示すように、葉部102の表
面には微小電極網がはりめぐらされている。図5(b)
に示すように、葉部102の保持体201に微小電極5
01が貼付されている。微小電極501同士の間の距離
はおよそ0.1mmである。また、葉部102の内部に
は、対向電極502が埋め込まれている。微小電極50
1と対向電極502との間に、電力供給源503から1
00V程度の電圧を印加すると、アーク放電が発生し、
空気と反応してオゾンが生成される。
【0050】特に、本実施形態では、鉢部104内の混
合部107を省略することができる。葉部102におい
てオゾンが発生されるからである。
【0051】このように、本実施形態においては、オゾ
ンを発生させる機能を葉部102に持たせることによ
り、さらに空気清浄装置101の小型化を図ることがで
きる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小型化、省電力化に好適な植物の外観を模した空気清浄
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る空気清浄装置の
概要構成を示す模式図。
【図2】上記空気清浄装置の葉部の詳細を示す説明図。
【図3】上記空気清浄装置の吸気管の詳細を示す説明
図。
【図4】上記空気清浄装置の吸気装置・排気装置の詳細
を示す説明図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る空気清浄装置の
葉部の詳細を示す説明図。
【符号の説明】
101 空気清浄装置 102 葉部 103 茎部 104 鉢部 105 吸気装置 106 排気装置 107 混合部 201 保持体 202 吸気管 203 排気管 301 孔 302 側壁 303 光触媒 401 回転子 402 ファン 403 駆動部 501 微小電極 502 対向電極 503 電力供給源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 7/00 B01D 53/36 J H

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸気管と、 前記吸気管内の空気を収集する収集部と、 を備え、 前記吸気管の側面の一部または全部は、光を透過させ、 前記吸気管には、吸気管の外面と内面とを貫通する複数
    の孔があり、 前記吸気管の内面には、光触媒が配置されていることを
    特徴とする空気清浄装置。
  2. 【請求項2】前記吸気管を保持する保持体をさらに備
    え、 前記保持体は、略葉形状を有することを特徴とする請求
    項1に記載の空気清浄装置。
  3. 【請求項3】前記保持体の表面に配置され、電圧を印加
    されるとオゾンを発生させる電極をさらに備えることを
    特徴とする請求項2に記載の空気清浄装置。
  4. 【請求項4】前記光触媒は、二酸化チタンを含み、 前記光触媒は、光を照射されると前記吸気管内の空気に
    含まれるホルムアルデヒド、花粉などの有機物質を分解
    することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に
    記載の空気清浄装置。
  5. 【請求項5】前記光触媒は、前記吸気管の内面に塗布さ
    れ、練り込まれ、もしくは、貼付されていることを特徴
    とする請求項1から4のいずれか1項に記載の空気清浄
    装置。
  6. 【請求項6】前記収集された空気にオゾンもしくはフィ
    トンチッドを混合する混合部と、 前記混合された空気を送出する送出部と、 をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいず
    れか1項に記載の空気清浄装置。
  7. 【請求項7】前記吸気管の外面に接して配置され、前記
    放出される空気を排気する孔を側面に有する排気管をさ
    らに備えることを特徴とする請求項6に記載の空気清浄
    装置。
JP2000162551A 2000-05-31 2000-05-31 植物の外観を模した空気清浄装置 Withdrawn JP2001340433A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101016181B1 (ko) * 2009-02-19 2011-02-24 구정민 환경개선용 인조 가로수
CN106723561A (zh) * 2016-12-28 2017-05-31 大连环复生态技术有限公司 一种阻燃仿真叶及其制备方法

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