JP2001340266A - 窓ガラスの洗浄装置 - Google Patents

窓ガラスの洗浄装置

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JP2001340266A
JP2001340266A JP2000167943A JP2000167943A JP2001340266A JP 2001340266 A JP2001340266 A JP 2001340266A JP 2000167943 A JP2000167943 A JP 2000167943A JP 2000167943 A JP2000167943 A JP 2000167943A JP 2001340266 A JP2001340266 A JP 2001340266A
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windowpane
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water discharge
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Tadashi Mizuno
忠 水野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビルや家屋などの窓ガラスを自動的に清掃で
きる窓ガラスの洗浄装置を提供すること。 【解決手段】 窓ガラス1の上部に放水部2を設け、下
部に集水部3を設ける。放水部2から洗浄水を放水して
窓ガラス1の前面を流下させながら、窓ガラス1の背面
に設けられた振動手段20により窓ガラス1を超音波振
動させる。するとキャビテーション現象により窓ガラス
1は洗浄される。洗浄済の洗浄水は集水部3に集水さ
れ、フィルタ5で濾過されてポンプ7で吸い上げられ、
放水部2へ送られて再利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルや家屋などの
窓ガラスの洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルの窓ガラスの清掃は、ビルの
屋上にレールを敷設し、このレール上にゴンドラの移動
装置と昇降用の巻取装置を組み込み、ゴンドラに作業員
が乗り込んで、ゴンドラを水平方向や上下方向へ動かし
ながら行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらゴンドラ
を用いる従来方法はきわめて重労働であり、また風にあ
おられることもあって甚だ危険であった。
【0004】そこで本発明は、ビルや家屋などの窓ガラ
スを自動的に清掃できる窓ガラスの洗浄装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、窓ガラスの上
部に配設されて窓ガラスに洗浄水を放水する放水部と、
窓ガラスに高速振動を付与する振動付与手段とを備えた
ことを特徴とする窓ガラスの洗浄装置である。
【0006】また望ましくは、前記窓ガラスの上部は、
弾性部材を介して前記放水部に装着されており、前記放
水部にピッチをおいて放水孔を形成した。また望ましく
は、前記窓ガラスの下部に集水部を設けた。また望まし
くは、前記窓ガラスの下部は、弾性部材を介して前記集
水部に装着されており、前記集水部の上部に集水孔を形
成した。また望ましくは、前記集水部と前記放水部は洗
浄水の循環路で接続されており、この循環路に、洗浄済
の洗浄水中に含まれるごみ類を除去するフィルタと、洗
浄水の補給部と、循環用のポンプとを設けた。
【0007】上記構成において、放水部から洗浄水を放
水して窓ガラスの前面を流下させながら、振動手段を駆
動して窓ガラスを振動させる。するとキャビテーション
現象による洗浄効果で窓ガラスはきれいに洗浄される。
そして洗浄後の洗浄水は、望ましくは集水部に集水さ
れ、更に望ましくは、フィルタを通過して濾過され、洗
浄水として再利用される。
【0008】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は窓ガラス
の洗浄装置の構成図、図2は窓ガラスの洗浄装置の断面
図、図3は窓ガラスの洗浄装置の部分断面図、図4は窓
ガラスの洗浄装置の放水部の部分底面図である。
【0009】図1において、ビルや家屋などの窓ガラス
1の上部は放水部2に装着されており、下部は集水部3
に装着されている。集水部3と放水部2は洗浄水の循環
路4で接続されており、循環路4にはフィルタ5、洗浄
水の補給部6、洗浄水の循環用のポンプ7が設けられて
いる。洗浄水は水でもよく、あるいは水に洗浄剤を混入
したものでもよい。
【0010】図2〜図4において、放水部2はダクトか
ら成っており、窓ガラス1の上部はゴムなどの弾性部材
10を介して放水部2に装着されている。ビルや家屋な
どの壁8には給水パイプ11が配設されている。給水パ
イプ11と放水部2は分岐パイプ12で接続されてい
る。図1において、ポンプ7が駆動すると、洗浄水は循
環路4を通って給水パイプ11へ送られ、更に分岐パイ
プ12から放水部2へ送られる。
【0011】図4に示すように、放水部2の底面には放
水孔13がピッチをおいて多数形成されている。また図
3において、放水部2の底面には窓ガラス1側へ傾斜す
るガイド板14が装着されている。図4ではガイド板1
4は省略している。したがって放水部2へ送られた洗浄
水は、放水孔13から落下し、窓ガラス1の前面を流下
する(矢印Aを参照)。
【0012】図2において、集水部3はダクトから成っ
ており、窓ガラス1の下部はゴムなどの弾性部材10を
介して集水部3に装着されている。集水部3の前側上面
には集水孔15が形成されており、矢印Aで示すように
窓ガラス1の前面を流下した洗浄水は集水孔15から集
水部3へ流入する。集水部3は分岐パイプ16を介して
排水パイプ17に接続されている。排水パイプ17は、
図1に示す循環路4に接続されており、集水部3に集水
された洗浄済の洗浄水は、分岐パイプ16、排水パイプ
17、循環路4を通ってフィルタ5へ送られる。なお集
水部3は必ずしも設けなくてもよく、この場合、窓ガラ
ス1を流下した洗浄水は路上などへ流下する。
【0013】図1および図2において、20は振動手段
であり、コード21により制御部22に接続されてい
る。振動手段20としては、超音波振動器などの高速振
動するものが使用される。振動手段20は、窓ガラス1
の内面に装着され、これが振動することにより窓ガラス
1を振動させる。
【0014】この窓ガラスの洗浄装置は上記のような構
成より成り、次に窓ガラスの洗浄方法を説明する。図1
において、放水部2へ洗浄水を送り、放水孔13から洗
浄水を放水し、窓ガラス1の前面に沿って流下させる。
このとき振動手段20を駆動して窓ガラス1を高速振
動、好ましくは超音波振動させれば、窓ガラス1と洗浄
水の間にキャビテーション現象が発生し、窓ガラス1に
付着するごみ類は効果的に洗浄除去される。また窓ガラ
ス1の振動は弾性部材10により吸収されるので、騒音
や壁8の振動を抑制できる。
【0015】窓ガラス1を流下した洗浄済の洗浄水は集
水部3に流入し、フィルタ5へ送られる。そしてフィル
タ5において洗浄水は濾過され、きれいな洗浄水となっ
て再び放水部2へ送られ、再利用される。
【0016】(実施の形態2)図5は、ビルの正面図で
あって、本発明の洗浄装置の使用例を示している。放水
部2’と集水部3’は長尺であり、その間に多数枚の窓
ガラス1が設けられている。すなわち、本実施の形態で
は、複数の窓ガラス1は1つの放水部2’と集水部3’
を共用している。ビル30の屋上には給水塔31と濾過
ユニット32が設けられている。給水塔31若しくは濾
過ユニット32は、洗浄水の補給部となっている。放水
部2’、集水部3’、給水塔31、濾過ユニット32等
はパイプ33で接続されている。放水部2’、集水部
3’、振動手段20などの構成は実施の形態1と同様で
ある。
【0017】したがって給水塔31から放水部2’へ送
られた洗浄水により多数枚の窓ガラス1を同時に洗浄
し、洗浄済の洗浄水は濾過部32、給水塔31へ環流さ
せて再利用する。なおこの場合、全階の窓ガラス1を同
時に洗浄してもよく、あるいは複数枚の窓ガラス毎(例
えば各階の窓ガラス毎)に洗浄してもよい。
【0018】(実施の形態3)図6は窓ガラスの断面図
である。この実施の形態3では、振動手段40と配線4
1は窓ガラス1の内部に埋設されている。配線41は制
御部に接続されている。配線41は、好ましくは透明導
電体を用いる。振動手段以外の他の構成は実施の形態1
と同じである。したがってこのものも、窓ガラス1の前
面を洗浄水を流下させながら(矢印A)、振動手段40
を駆動することにより、窓ガラス1を洗浄する。
【0019】本発明の窓ガラスの洗浄装置は、随時に使
用してもよく、あるいはコンピュータを用いて自動プロ
グラム化し、例えば1ヶ月毎の夜間などにタイムスケジ
ュールにしたがって自動的に窓ガラスを洗浄するように
してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ビ
ルや家屋などの窓ガラスを自動的にきれいに洗浄するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における窓ガラスの洗浄
装置の構成図
【図2】本発明の実施の形態1における窓ガラスの洗浄
装置の断面図
【図3】本発明の実施の形態1における窓ガラスの洗浄
装置の部分断面図
【図4】本発明の実施の形態1における窓ガラスの洗浄
装置の放水部の部分底面図
【図5】本発明の実施の形態2におけるビルの正面図
【図6】本発明の実施の形態3における窓ガラスの断面
【符号の説明】
1 窓ガラス 2、2’ 放水部 3、3’ 集水部 4 循環路 5 フィルタ 6 洗浄水の補給部 7 ポンプ 10 弾性部材 20、40 振動手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓ガラスの上部に配設されて窓ガラスに
    洗浄水を放水する放水部と、窓ガラスに高速振動を付与
    する振動付与手段とを備えたことを特徴とする窓ガラス
    の洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記窓ガラスの上部は、弾性部材を介し
    て前記放水部に装着されており、前記放水部にピッチを
    おいて放水孔を形成したことを特徴とする請求項1記載
    の窓ガラスの洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記窓ガラスの下部に集水部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の窓ガラスの洗浄
    装置。
  4. 【請求項4】 前記窓ガラスの下部は、弾性部材を介し
    て前記集水部に装着されており、前記集水部の上部に集
    水孔を形成したことを特徴とする請求項3記載の窓ガラ
    スの洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記集水部と前記放水部は洗浄水の循環
    路で接続されており、この循環路に、洗浄済の洗浄水中
    に含まれるごみ類を除去するフィルタと、洗浄水の補給
    部と、循環用のポンプとを設けたことを特徴とする請求
    項3または4に記載の窓ガラスの洗浄装置。
JP2000167943A 2000-06-05 2000-06-05 窓ガラスの洗浄装置 Pending JP2001340266A (ja)

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