JP2001331332A - アプリケーションシステムのリソース予約方法、予約装置、リソース量推定装置およびコンピュータシステム - Google Patents

アプリケーションシステムのリソース予約方法、予約装置、リソース量推定装置およびコンピュータシステム

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JP2001331332A
JP2001331332A JP2000149637A JP2000149637A JP2001331332A JP 2001331332 A JP2001331332 A JP 2001331332A JP 2000149637 A JP2000149637 A JP 2000149637A JP 2000149637 A JP2000149637 A JP 2000149637A JP 2001331332 A JP2001331332 A JP 2001331332A
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Fumio Kajiwara
史雄 梶原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アプリケーションシステムに対するリソース予
約を行うことにより、リソース量の浪費を制限し、リソ
ース予約装置に対するパラメータの決定の困難さを解決
する。 【解決手段】オペレーティングシステム299内に、ア
プリケーションシステム205,213と、リソース各
々ついてタスクに対する動的なリソース利用要求に対し
て動的にリソース量を割り当てる装置209−1〜20
9−mと、リソース各々のリソース量をタスクに対して
予約・予約変更・予約停止を行い、リソース割り当て装
置111〜1〜111−mと連携して予約が行われてい
るタスクに対する動的なリソース利用要求に対して予約
されているリソース量を超えないようにリソース割り当
てを行うリソース予約装置211−1〜211−mと、
予約が必要なリソース量を推定するリソース量推定装置
201と、サービスレベルとリソース量との対応を蓄積
したサービスレベル・リソース量対応データベース20
3とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リアルタイムアプ
リケーションシステムに対して特定のリソースの予約方
法に関し、特に複雑なパラメータの指定を行うことな
く、容易にリソース予約が行え、リソース量の予約によ
るリソース量浪費を防止できるリソース予約方法、予約
装置、リソース量推定装置、およびリソース量対応デー
タベース初期化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、リアルタイムアプリケーショ
ンに対して特定のリソースに対するリソース予約を恣意
的に行えるリソース予約装置が実現されている。この場
合、タスクに対しては、ハードウェアリソースとソフト
ウェアリソースとがある。リアルタイムアプリケーショ
ンは、一定周期毎に一定の処理が行われることが保証さ
れたアプリケーションプログラムである。例えば、テレ
ビジョン画像をコンピュータシステムで処理するために
は、一画面分の画像処理を1秒間当り30回行う必要が
ある。このためには、一画面分の処理が厳格に1/30
秒以内に行われるように、プロセッサ時間およびビデオ
描画時間、ディスク帯域、メモリのリソース予約装置を
用いてリソースを予約したリアルタイムアプリケーショ
ンにより実現できる。これらのリソース予約装置を利用
するには、リアルタイムアプリケーション用の実行主体
であるリアルタイムプロセスやリアルタイムスレッドか
らリソース予約のパラメータを定義して利用する必要が
ある。リソース予約のパラメータは、例えば、プロセッ
サ時間を周期的に予約する場合であれば、周期を30ミ
リ秒、処理時間を10ミリ秒というように、経験などに
基づきパラメータを設定して予約を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の動
的にリソースを割り当てるタイムシェアリング型のコン
ピュータシステムでは、アプリケーションシステムが攻
撃を受けたり、プログラムのバグなどによりリソース量
を無尽蔵に浪費するなどの異常動作が起こった場合に
は、当該アプリケーションシステムのみならず、同じコ
ンピュータシステム上で動作する他のアプリケーション
システムが利用可能なリソース量が減少することによ
り、同コンピュータシステム上の全てのアプリケーショ
ンシステムが影響を受ける、という問題があった。この
ような異常動作によるリソース枯渇問題を回避するため
には、リソース予約装置を用いてリソース量を予約すれ
ばよいが、その場合にはアプリケーションシステムから
リソース予約装置を利用する必要があるとともに、リソ
ース予約装置に対するパラメータの設定を行う必要があ
る。しかし、前述のようにパラメータの設定は経験に基
づいて行っているため、設定したパラメータでは必要な
リソース量には過少または過大になることがある。この
ように、リソース予約装置に対するパラメータの決定が
困難である、という問題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、これら従来の課
題を解決し、アプリケーションシステムに対するリソー
ス予約を行う場合に、リソース量の浪費を制限し、同時
にリソース予約装置に対するパラメータの決定の困難さ
を解決したサービスレベルの指定による容易なリソース
予約方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のアプリケーションシステムのリソース予
約方法は、予めサービスレベル・リソース量対応データ
ベース初期化装置がアプリケーションシステムのサービ
スレベルとリソース量との対応をサービスレベルを増加
させながらサービスレベル・リソース量対応データベー
スに蓄積することで、要求されるサービスレベルに対し
て必要なリソース量をサービスレベル・リソース量対応
データベースに基づいてリソース量推定装置がアプリケ
ーションシステムに必要なリソース量を推定して予約す
ることにより、リソース予約装置に渡すパラメータの決
定の困難さを解決する。また、本発明のリソース量推定
装置は、一つ以上のタスクと一つ以上のスレッドからな
る対象アプリケーションシステムを入力する機能と、要
求されるサービスレベルを入力する機能と、要求サービ
スレベルを実現するために一つ以上のリソース予約装置
による予約が必要なリソース量を当該アプリケーション
システムのサービスレベルとリソース量との対応を蓄積
したサービスレベル・リソース量対応データベースに基
づいて推定する機能と、リソース予約装置を介して当該
アプリケーションシステムに対してリソース量を予約す
る機能とを備える。
【0006】また、本発明のサービスレベル・リソース
量対応データベース初期化装置は、アプリケーションシ
ステムに対してサービスレベルで定義される負荷をかけ
る機能と、負荷を最小値から最大値まで逐次増加させる
機能と、当該アプリケーションシステムが利用している
リソース量を一つ以上のリソース割り当て装置から取得
して前述のサービスレベルとの対応をサービスレベル・
リソース量対応データベースに蓄積する機能とを備え
る。また、本発明のリソース予約装置は、対象タスク動
作中にリソース量の予約・予約変更・予約中止が可能な
機能と、予約対象となるタスクと予約を行うスレッドを
含むタスクが別であることを許す機能と、リソース予約
が行われていないタスクからの動的なリソース利用要求
に対しての動的なリソース割当てはリソース予約された
残りのリソース量が当該リソース予約であるとみなす機
能と、複数のタスクとタスクに内包される複数のスレッ
ドに対するリソース量の予約を行う機能とを備える。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。 (第1の実施例)図1は、本発明の第1の実施例を示す
サービスレベル・リソース量初期化装置が適用された動
画像処理サーバアプリケーションシステムの全体構成図
である。リアルタイムオペレーティングシステム199
では、スレッドおよびタスクとしてプロセスが実装され
ており、1つ以上のプロセスが同時に動作可能である。
すなわち、UNIX(登録商標)系OSではプロセスと
いうシステム単位でプログラムが動作するが、Macや
Windows(登録商標)、さらに他の一部OSでは
タスクとスレッドという単位でプログラムが動作する。
タスクはリソース量の割り当て単位であり、スレッドは
処理を行う単位である。これに対してプロセスは、リソ
ース量の割り当て単位と処理を行う単位を兼ねている。
また、OS199内には、プロセッサ時間、メモリ量、
ディスク帯域などのリソース割り当て装置111−1〜
111−mが実現されている。なお、OS199内のソ
フトモジュールが擬似的に装置として機能するので、こ
こでは各機能モジュールを装置として扱うことにする。
【0008】サービスレベル・リソース量対応データベ
ース初期化装置101は、アプリケーションシステム1
05のサービスレベルとリソース量との対応をサービス
レベルを増加させながらサービスレベル・リソース量対
応データベース103に蓄積させる。すなわち、サービ
スレベル・リソース量対応データベース初期化装置10
1は、アプリケーションシステム105に対してサービ
スレベルで定義される負荷(ここでは、描画速度(フレ
ーム/秒)で表現される負荷)をかける機能と、負荷を
最小値から最大値まで逐次増加させる機能と、当該アプ
リケーションシステム105が利用しているリソース量
を一つ以上のリソース割り当て装置111−1〜111
−mから取得して、前記サービスレベルとの対応をサー
ビスレベル・リソース量対応データベース103に蓄積
する機能とを備えている。
【0009】プロセス107−1〜107−nから構成
される動画像処理サーバアプリケーションシステム10
5に対するサービスレベルとして、描画速度(フレーム
/秒)を選択してサービスレベル・リソース量対応デー
タベース初期化装置101から動画像処理の負荷をかけ
たときの動画像サーバアプリケーションシステム105
の利用するリソース量の利用状況をサービスレベル・リ
ソース量対応データベース初期化装置101が取得し、
サービスレベルである描画速度(フレーム/秒)と各リ
ソース割り当て装置111−1〜111−mから割り当
てられたリソース量との対応をサービスレベル・リソー
ス量対応データベース103に蓄積する。この蓄積動作
は、動画像処理サーバアプリケーションシステム105
の実現可能なサービスレベルの最小値である1フレーム
/秒から最大値である60フレーム/秒まで1フレーム
/秒ずつ増大させながら繰り返し行われる。
【0010】(第2の実施例)図2は、本発明の第2の
実施例を示すリソース量推定装置が適用された動画像処
理サーバアプリケーションシステムの全体構成図であ
る。対象アプリケーションシステム205,213で
は、リソース割り当て単位であるタスクが一つ以上定義
可能であり、さらにタスク毎に割り当てられたリソース
を利用して処理を行う単位であるスレッドが一つ以上動
作可能である。リアルタイムオペレーティングシステム
299では、スレッドおよびタスクとしてプロセスが実
装されており、一つ以上のプロセスが同時に動作可能で
ある。また、リアルタイムOS299には、プロセッサ
時間、メモリ量、ディスク帯域などのリソース割り当て
装置209−1〜209−mおよびリソース予約装置2
11−1〜211−mが実現されている。これらのリソ
ース予約装置211−1〜211−mは、リソース各々
についてタスクに対する動的なリソース利用要求に対し
て動的にリソース量を割り当てる機能と、タスクのリソ
ース量の利用状況の取得機能とを備えている。
【0011】また、リソースの予約装置211−1〜2
11−mは、対象タスク動作中にリソース量の予約・予
約変更・予約中止をそれぞれ行う機能と、予約対象とな
るタスクと予約を行うスレッドを含むタスクが別である
ことを許す機能(リソース量推定装置201からリソー
ス量の予約を行っている。つまり予約対象となるタスク
(プロセス207−1〜207−n)と予約を行うスレ
ッドを含むタスク(であるリソース量推定装置201)
が別であることを許す)と、リソース予約が行われてい
ないタスクからの動的なリソース利用要求に対しての動
的なリソース割り当ては、リソース予約された残りのリ
ソース量が当該リソース予約であるとみなす機能と、複
数のタスクとタスクに内包される複数のスレッドに対す
るリソース量の予約を行う機能とを備えている。例え
ば、動画像処理サーバアプリケーションシステム205
に30%のネットワーク帯域を予約した場合には、音声
ストリームサーバアプリケーションシステム213には
残りの70%が予約される。この際に、前者のシステム
205の予約を40%に変更すると、後者の予約は同時
に60%に変更されることになる。動画像処理サーバア
プリケーションシステム205は、プロセス207−1
〜207−nから構成され、アプリケーションシステム
205のサービスレベルとして描画速度(フレーム/
秒)が選択されており、サービスレベルとリソース量の
対応は予めサービスレベル・リソース量対応データベー
ス203に蓄積されている。一方、音声ストリームサー
バアプリケーションシステム213は、プロセス215
−1〜215−lから構成されている。このシステム2
13は、上記動画像処理サーバアプリケーションシステ
ム205とは独立して動作するアプリケーションシステ
ムである。例えば、動画像処理サーバアプリケーション
システムでテレビジョン画像を流しながら、音声ストリ
ームサーバアプリケーションシステムでラジオ音声を流
すというインターネット放送会社のような具体例が考え
られる。
【0012】また、リソース量推定装置201は、一つ
以上のタスクと一つ以上のスレッドからなる対象アプリ
ケーションシステム205,213を入力する機能と、
要求されるサービスレベル(ここでは30フレーム/
秒)を入力する機能と、要求サービスレベルを実現する
ために一つ以上のリソース予約装置211−1〜211
−mによる予約が必要なリソース量を当該アプリケーシ
ョンシステム205,213のサービスレベルとリソー
ス量との対応を蓄積したサービスレベル・リソース量対
応データベース203に基づいて推定する機能と、リソ
ース予約装置211−1〜211−mを介して当該アプ
リケーションシステム205,213に対してリソース
量を予約する機能とを備えている。
【0013】リソース量推定装置201に対して、要求
されるサービスレベルとして30フレーム/秒の指定が
外部から入力されると、サービスレベル・リソース量対
応データベース203に蓄積されたサービスレベルとリ
ソース量との対応より、要求されたサービスレベルを満
たすリソース量を推測し、各リソース予約装置211−
1〜211−mに対してリソース量の予約が行われる。
この予約が行われると、動画像処理サーバアプリケーシ
ョンシステム205を構成するプロセス207−1〜2
07−nに対して各リソース割り当て装置209−1〜
209−mから行われる動的な資源割り当てが可能なリ
ソース量は予約されたリソース量までとなる。また、音
声ストリームサーバアプリケーションシステム213を
構成するプロセス215−1〜215−lに対する資源
割り当ては予約された余りのリソース量が上限となる。
なお、リソース割り当て装置209−1〜209−mに
よる動画像処理サーバアプリケーションシステム205
と音声ストリームサーバアプリケーションシステム21
3への割り当てはどのような順序もあり得る。ただし、
予約装置は最初のシステムに対してリソース量の予約を
行い、次のシステムに対しては残りのリソース量が予約
されることになる。
【0014】この場合に、動画像処理サーバアプリケー
ションシステム205がプログラムのバグあるいは攻撃
によりプロセッサ時間やディスク帯域などのリソースを
動的に取得して浪費しようとしても、プロセッサ時間予
約装置211−1とディスク帯域予約装置211−mよ
り予約したリソース量を上回ることはできない。その結
果、動画像処理サーバアプリケーションシステム205
の異常動作により、音声ストリームサーバアプリケーシ
ョンシステム213は影響を受けないようなリソース予
約が、プロセッサ時間、メモリ量、ディスク帯域の各リ
ソース予約装置に対する複雑なパラメータ指定を行うこ
となくサービスレベルという一つのパラメータを指定す
ることにより、適切なリソース量の予約を実現すること
ができる。
【0015】このように、これらのアプリケーションシ
ステムが必要とするリソース量は一定ではなく、増減す
るので、必要に応じてリソース量の割り当てを増加して
もらったり、減らしてもらったりする。このようなアプ
リケーションシステムからのリソース量の増減に対応す
るのがリソース量割り当て装置209−1〜209−m
であり、リソース量割り当て装置209−1〜209−
mが割り当てることのできるリソース量の上限を規定す
るのがリソース量予約装置211−1〜211−mであ
る。既にアプリケーションシステムに対してリソース量
が割り当てられている場合に、リソース予約装置211
−1〜211−mによるリソース量の予約変更が行われ
て、アプリケーションシステムに割り当てられているリ
ソース量を上回る場合には、予約されたリソース量の上
限値に合うようにリソース割り当て装置209−1〜2
09−mがリソース量を奪い取る。
【0016】(第3の実施例)図3は、本発明の第3の
実施例を示すリソース量推定装置が適用された仮想計算
機環境内の移動型エージェントシステムの構成図であ
る。仮想計算機環境399では、一つ以上のスレッドが
同時に動作可能である。また、仮想計算機環境399内
では、プロセッサ時間、メモリ量、ネットワーク帯域な
どの仮想計算機リソース割り当て装置309−〜309
−mが実現されている。移動型エージェントシステム3
05では、複数の移動エージェント312−1〜312
−oがプログラムで実行される。個々の移動エージェン
トは、複数のスレッドで構成され、図3の移動エージェ
ント312−1は複数のスレッド307−11〜307
−lnで、移動エージェント312−oは複数のスレッ
ド307−o1〜307−opでそれぞれ構成されてい
る。移動型エージェントシステム305のサービスレベ
ルとしてエージェント間交渉処理能力(交渉/秒)が選
択されており、サービスレベルとリソース量の対応は予
めサービスレベル・リソース量対応データベース303
に蓄積されている。一方、電子商取引システム313
は、スレッド315−1〜315−lから構成されてい
る。
【0017】図3における2つのシステム305,31
3は、一つの端末内に構築されている。移動型エージェ
ントシステム305というモデルは、一般社会における
『商店』と同じようなモデルになっている。移動エージ
ェントシステム305内のプログラムが『買い物をする
人』で、電子商取引システム313内のプログラムが
『商店の店員』である。移動型エージェントは、簡単な
人工知能が組み込まれたプログラムで、ユーザの嗜好を
満たすような商取引を行うようにプログラムされてい
る。例えば、『5000円以下』の『赤ワイン』を探す
ようにプログラムされていたとすると、移動型エージェ
ントシステム305内に移動してきて、『赤ワイン』が
あるか否かを電子商取引システム313に対して質問
し、あれば『5000円以下』の『赤ワイン』があるか
否かを質問する。『赤ワイン』がなければ、『赤ワイ
ン』のあるところ、あるいはありそうな移動型エージェ
ントシステムを教えてもらい、その移動型エージェント
システムに移動する。
【0018】リソース量推定装置301に対して、要求
されるサービスレベルとして、5交渉/秒の指定が外部
から入力されると、サービスレベル・リソース量対応デ
ータベース303に蓄積されたサービスレベルとリソー
ス量との対応により、要求されたサービスレベルを満た
すリソース量を推定し、各仮想計算機リソース予約装置
311−1〜311−mに対してリソース量の予約が行
われる。この予約が行われると、移動型エージェントシ
ステム305を構成するスレッド307−11〜307
−opに対して各仮想計算機リソース割り当て装置30
9−1〜309−mから行われる動的な資源割り当てが
可能なリソース量は予約されたリソース量までとなる。
また、電子商取引システム313を構成するスレッド3
15−1〜315−lに対する資源割り当ては、予約さ
れた余りのリソース量が上限となる。
【0019】この場合に、移動型エージェントシステム
305に移動してきた移動エージェント312−1が悪
意あるエージェントでプロセッサ時間やメモリなどのリ
ソースを動的に取得して浪費しようとしても、仮想計算
機プロセッサ時間予約装置311−1と仮想計算機メモ
リ量予約装置311−2により予約したリソース量を上
回ることができない。その結果、移動型エージェントシ
ステム305内の移動エージェント312−1の資源浪
費動作により電子商取引システム313が影響を受けな
いようなリソース予約がプロセッサ時間、メモリ量、ネ
ットワーク帯域の各仮想計算機リソース予約装置に対す
る複雑なパラメータ指定を行うことなく、サービスレベ
ルという一つのパラメータを指定することにより適切な
リソース量の予約が実現できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アプリケーションシステムから一つ以上のリソース予約
装置に対する複雑なパラメータ指定を行うことなく、サ
ービスレベルの指定により容易にリソース予約を行うこ
とができ、リソース量の予約によるリソース量浪費を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す動画像処理サーバ
アプリケーションシステムに対するサービスレベル・リ
ソース量対応データベース初期化装置の動作説明図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施例を示す動画像処理サーバ
アプリケーションシステムに対するリソース量推定装置
の動作説明図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す仮想計算機環境上
の移動型エージェントシステムに対するリソース量推定
装置の動作説明図である。
【符号の説明】
101…サービスレベル・リソース量対応データベース
初期化装置、 103,203,303…サービスレベル・リソース量
対応データベース、 105,205…動画像処理サーバアプリケーションシ
ステム、 107−1〜107−n,207−1〜207−n…プ
ロセス、 111−1,209−1…プロセッサ時間割り当て装
置、 111−2,209−2…メモリ量割り当て装置、 111−m,209−m…ディスク帯域割り当て装置、 201,301…リソース量推定装置、 211−1…プロセッサ時間予約装置、 211−2…メモリ量予約装置、211−m…ディスク
帯域予約装置、 213…音声ストリームサーバアプリケーションシステ
ム、 215−1〜215−l…プロセス、305…移動型エ
ージェントシステム、 307−1〜307−op,315−1〜315−l…
スレッド、 311−1…仮想計算機プロセッサ時間予約装置、 311−2…仮想計算機メモリ量予約装置、 311−m…仮想計算機ネットワーク帯域予約装置、 313…電子商取引システム、199,299…オペレ
ーティングシステム、 399…仮想計算機環境。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リソース割り当て単位であるタスク毎に
    リソースを利用して、処理単位であるスレッドを動作さ
    せ、該タスクに対するハードウェアリソースまたはソフ
    トウェアリソースの利用要求に対して動的にリソース量
    を割り当て、かつ該タスクのリソース量の利用状況を取
    得するリソース割り当て手段と、 リソース各々のリソース量を該タスクに対して予約・予
    約変更・予約停止をそれぞれ行い、かつ前記リソース割
    り当て手段と連携して予約が行われているタスクに対す
    る動的なリソース利用要求に対して予約されているリソ
    ース量を超えないようにリソース割り当てを行わせるリ
    ソース予約手段と、 各リソース予約手段に必要とされるリソース量を当該ア
    プリケーションシステムのサービスレベルとリソース量
    との対応を蓄積したサービスレベル・リソース量対応デ
    ータベース手段とを備えたことを特徴とするコンピュー
    タシステム。
  2. 【請求項2】 一つ以上のタスクと一つ以上のスレッド
    より構成されるアプリケーションシステムに対して要求
    されたサービスレベルを実現するため、各リソース予約
    手段に必要とされるリソース量を当該アプリケーション
    システムのサービスレベルとリソース量との対応を蓄積
    したサービスレベル・リソース量対応データベース手段
    に基づいて推定し、 当該アプリケーションシステムに対して前記リソース予
    約手段によりリソース量を予約することを特徴とするア
    プリケーションシステムのリソース予約方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のアプリケーションシス
    テムのリソース予約方法において、 前記サービスレベル・リソース量対応データベース手段
    は、一つ以上のタスクと一つ以上のスレッドから構成さ
    れたアプリケーションシステムに対して模擬的に負荷を
    かけ、 該負荷を変化させながら、実現できたサービスの質であ
    るサービスレベルと各リソース予約手段から取得される
    リソース量の利用状況との対応を前記サービスレベル・
    リソース量対応データベース手段に蓄積して、初期化を
    行うことを特徴とするアプリケーションシステムのリソ
    ース予約方法。
  4. 【請求項4】 一つ以上のタスクと一つ以上のスレッド
    より構成される対象アプリケーションシステムを入力す
    る手段と、要求されるサービスレベルを入力する手段
    と、要求サービスレベルを実現するために、一つ以上の
    リソース予約手段による予約が必要なリソース量を当該
    アプリケーションシステムのサービスレベルとリソース
    量との対応を蓄積したサービスレベル・リソース量対応
    データベース手段に基づいて推定する手段と、前記リソ
    ース予約手段を介して当該アプリケーションシステムに
    対してリソース量を予約する手段とを備えたことを特徴
    とするリソース量推定装置。
  5. 【請求項5】 一つ以上のタスクと一つ以上のスレッド
    より構成されるアプリケーションシステムに対してサー
    ビスレベルで定義される負荷をかける手段と、該負荷を
    最小値から最大値まで逐次増加させる手段と、当該アプ
    リケーションシステムが利用しているリソース量を一つ
    以上のリソース割り当て手段から取得して前記サービス
    レベルとの対応をサービスレベル・リソース量対応デー
    タベースに蓄積する手段とを備えたことを特徴とするサ
    ービスレベル・リソース量対応データベース初期化装
    置。
  6. 【請求項6】 対象タスク動作中にリソース量の予約・
    予約変更・予約中止を行う手段と、 予約対象となるタスクと予約を行うスレッドを含むタス
    クが別であることを許す手段と、 リソース予約が行われていないタスクからの動的なリソ
    ース利用要求に対して動的なリソース割り当てはリソー
    ス予約された残りのリソース量が当該リソース予約であ
    るとみなす手段と、 複数のタスクとタスクに内包される複数のスレッドに対
    するリソース量の予約を行う手段とを備えたことを特徴
    とするリソース予約装置。
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