JP2001320780A - 無線ネットワークにおいて用いる移動局および無線ネットワークにおいて移動局と基地局との間で信号を送信する際に用いる方法 - Google Patents
無線ネットワークにおいて用いる移動局および無線ネットワークにおいて移動局と基地局との間で信号を送信する際に用いる方法Info
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- JP2001320780A JP2001320780A JP2001076958A JP2001076958A JP2001320780A JP 2001320780 A JP2001320780 A JP 2001320780A JP 2001076958 A JP2001076958 A JP 2001076958A JP 2001076958 A JP2001076958 A JP 2001076958A JP 2001320780 A JP2001320780 A JP 2001320780A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線ネットワークにおける移動局にデータ暗
号化技術を用いて情報の保護を図る。 【解決手段】 送受信回路１１０は、ＲＦ変調された暗
号化信号を受信する。信号処理ブロック１１４は、暗号
化信号を復元する処理を行う。暗号化／解読回路１１６
は、暗号化キーを用いて信号を解読する。コントローラ
１２０は、ユーザが入力した暗号化キーを記憶装置１１
８に格納する。ボコーダ回路１２６は、信号からデジタ
ル音声情報を復元し、アナログ音声信号をスピーカ１２
８に送出する。信号を無線ネットワークに送信する場
合、ボコーダ回路１２６は、マイクロホン１３０から受
信したアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換す
る。暗号化／解読回路１１６は、暗号化キーを用いてデ
ジタル音声信号を暗号化する。信号処理ブロック１１４
および送受信回路１１０は、送信用の処理を行う。
号化技術を用いて情報の保護を図る。 【解決手段】 送受信回路１１０は、ＲＦ変調された暗
号化信号を受信する。信号処理ブロック１１４は、暗号
化信号を復元する処理を行う。暗号化／解読回路１１６
は、暗号化キーを用いて信号を解読する。コントローラ
１２０は、ユーザが入力した暗号化キーを記憶装置１１
８に格納する。ボコーダ回路１２６は、信号からデジタ
ル音声情報を復元し、アナログ音声信号をスピーカ１２
８に送出する。信号を無線ネットワークに送信する場
合、ボコーダ回路１２６は、マイクロホン１３０から受
信したアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換す
る。暗号化／解読回路１１６は、暗号化キーを用いてデ
ジタル音声信号を暗号化する。信号処理ブロック１１４
および送受信回路１１０は、送信用の処理を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線ネットワーク
において用いる移動局および無線ネットワークにおいて
移動局と基地局との間で信号を送信する際に用いる方法
に関する。
において用いる移動局および無線ネットワークにおいて
移動局と基地局との間で信号を送信する際に用いる方法
に関する。
【０００２】
【発明の背景】一部のデジタル無線通信ネットワーク
は、基地局間で伝達される情報を保護するために、デー
タ暗号化技術を用いる。一般に、基地局は、１つ以上の
共通キーワードすなわち暗号化キーを用いて、基地局間
で受け渡されるデジタル情報にスクランブルをかける。
これらの暗号化キーは、基地局および基地局を管理する
人々にのみ知らせる。２つの基地局間で送信される信号
を傍受しても、その信号に適用された暗号化キーを知ら
なければ、有用な情報を得られない。
は、基地局間で伝達される情報を保護するために、デー
タ暗号化技術を用いる。一般に、基地局は、１つ以上の
共通キーワードすなわち暗号化キーを用いて、基地局間
で受け渡されるデジタル情報にスクランブルをかける。
これらの暗号化キーは、基地局および基地局を管理する
人々にのみ知らせる。２つの基地局間で送信される信号
を傍受しても、その信号に適用された暗号化キーを知ら
なければ、有用な情報を得られない。
【０００３】基地局とは異なり、これらの無線ネットワ
ークにおける移動局は、データ暗号化技術を用いない。
従って、移動局と基地局との間で送信される信号を傍受
すると、２つの基地局間で送信される信号の傍受に比べ
て、有用な情報が得られる可能性が高い。
ークにおける移動局は、データ暗号化技術を用いない。
従って、移動局と基地局との間で送信される信号を傍受
すると、２つの基地局間で送信される信号の傍受に比べ
て、有用な情報が得られる可能性が高い。
【０００４】
【発明の概要】無線ネットワークにおいて用いる移動局
(mobile unit)は、アナログ音声信号を受信するととも
にユーザの音声を表すデジタル音声データを生成するよ
うに構成された音声符号回路を含む。移動局は、例えば
キーパッドあるいは音声認識回路を介して、ユーザによ
って入力された暗号を受信し、暗号化キーを記憶装置に
格納する。暗号化回路は、暗号化キーを用いてデジタル
音声データを暗号化する。送信機は、暗号化音声データ
を無線周波数（ＲＦ）信号に変調するとともにＲＦ信号
を無線ネットワーク上の基地局に送信する。基地局は、
同じ暗号化キーを用いて信号を解読し、それを他の基地
局あるいは移動局に送信する。なお、本発明に係る種々
の特徴は、特許請求の範囲における各請求項に記載され
た技術的事項によってそれぞれ把握される。
(mobile unit)は、アナログ音声信号を受信するととも
にユーザの音声を表すデジタル音声データを生成するよ
うに構成された音声符号回路を含む。移動局は、例えば
キーパッドあるいは音声認識回路を介して、ユーザによ
って入力された暗号を受信し、暗号化キーを記憶装置に
格納する。暗号化回路は、暗号化キーを用いてデジタル
音声データを暗号化する。送信機は、暗号化音声データ
を無線周波数（ＲＦ）信号に変調するとともにＲＦ信号
を無線ネットワーク上の基地局に送信する。基地局は、
同じ暗号化キーを用いて信号を解読し、それを他の基地
局あるいは移動局に送信する。なお、本発明に係る種々
の特徴は、特許請求の範囲における各請求項に記載され
た技術的事項によってそれぞれ把握される。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１に、デジタル無線ネットワー
ク１００を示す。このネットワークでは、一連の地理的
に分かれた基地局１０２、１０４が、移動局１０６、１
０８間の無線通信をサポートする。ここで図示する無線
ネットワーク１００は、従来の無線ネットワークと構造
的に同様である。しかしながら、従来の無線ネットワー
クとは異なり、この無線ネットワーク１００は、移動局
１０６、１０８と基地局との間で送信される信号のデー
タ暗号化をサポートする。移動局の１つから基地局の１
つに送信される信号は、ユーザがその移動局に入力した
暗号化キーを用いて暗号化される。基地局は、この暗号
化キーを用いて信号を解読した後、上述の標準的な基地
局間の暗号化を行う。同様に、基地局から移動局に送信
される信号は、ユーザが入力した暗号化キーを用いて暗
号化される。結果として、移動局１０６、１０８の１つ
と基地局１０２、１０４の１つとの間の信号をスキャナ
を用いて傍受しても、基地局１０２、１０４間の信号の
傍受よりも有用な情報を得る可能性が高いということは
ない。
ク１００を示す。このネットワークでは、一連の地理的
に分かれた基地局１０２、１０４が、移動局１０６、１
０８間の無線通信をサポートする。ここで図示する無線
ネットワーク１００は、従来の無線ネットワークと構造
的に同様である。しかしながら、従来の無線ネットワー
クとは異なり、この無線ネットワーク１００は、移動局
１０６、１０８と基地局との間で送信される信号のデー
タ暗号化をサポートする。移動局の１つから基地局の１
つに送信される信号は、ユーザがその移動局に入力した
暗号化キーを用いて暗号化される。基地局は、この暗号
化キーを用いて信号を解読した後、上述の標準的な基地
局間の暗号化を行う。同様に、基地局から移動局に送信
される信号は、ユーザが入力した暗号化キーを用いて暗
号化される。結果として、移動局１０６、１０８の１つ
と基地局１０２、１０４の１つとの間の信号をスキャナ
を用いて傍受しても、基地局１０２、１０４間の信号の
傍受よりも有用な情報を得る可能性が高いということは
ない。
【０００６】図２に、移動局１０６の１つの詳細な構成
を示す。移動局１０６は、無線周波数（ＲＦ）送受信回
路１１０を含み、この回路１１０は、ＲＦアンテナ１１
２を介して、無線ネットワーク上で、ＲＦ変調された暗
号化信号を送信および受信する。受信機として作用する
場合、送受信回路１１０は、入来信号を、そのＲＦキャ
リア周波数からベースバンドまでダウンコンバートす
る。信号処理ブロック１１４は、暗号化ベースバンド信
号を受信し、その信号に、音声および／またはデータ復
元のための処理を施す。信号処理ブロック１１４が通常
実行する機能は、アナログ−デジタル変換、自動利得制
御、およびスペクトル濾波である。符号分割多元接続
（ＣＤＭＡ）等のスペクトル拡散通信技法を用いる移動
局では、信号処理ブロック１１４は、暗号化信号の逆拡
散も行う。
を示す。移動局１０６は、無線周波数（ＲＦ）送受信回
路１１０を含み、この回路１１０は、ＲＦアンテナ１１
２を介して、無線ネットワーク上で、ＲＦ変調された暗
号化信号を送信および受信する。受信機として作用する
場合、送受信回路１１０は、入来信号を、そのＲＦキャ
リア周波数からベースバンドまでダウンコンバートす
る。信号処理ブロック１１４は、暗号化ベースバンド信
号を受信し、その信号に、音声および／またはデータ復
元のための処理を施す。信号処理ブロック１１４が通常
実行する機能は、アナログ−デジタル変換、自動利得制
御、およびスペクトル濾波である。符号分割多元接続
（ＣＤＭＡ）等のスペクトル拡散通信技法を用いる移動
局では、信号処理ブロック１１４は、暗号化信号の逆拡
散も行う。
【０００７】信号処理ブロック１１４は、暗号化信号を
暗号化／解読回路１１６に送出する。暗号化／解読回路
１１６は、プログラマブル・レジスタまたは読み出し専
用メモリ（ＲＯＭ）装置のような記憶装置１１８に格納
された暗号化キーを用いて、信号を解読する。プログラ
マブル・プロセッサまたはマイクロコントローラ等のコ
ントローラ１２０は、キーパッド１２２または以下でさ
らに詳細に述べる任意選択の音声認識回路１２４等の入
力装置から暗号化キーを受信した後、記憶装置に暗号化
キーをロードする。
暗号化／解読回路１１６に送出する。暗号化／解読回路
１１６は、プログラマブル・レジスタまたは読み出し専
用メモリ（ＲＯＭ）装置のような記憶装置１１８に格納
された暗号化キーを用いて、信号を解読する。プログラ
マブル・プロセッサまたはマイクロコントローラ等のコ
ントローラ１２０は、キーパッド１２２または以下でさ
らに詳細に述べる任意選択の音声認識回路１２４等の入
力装置から暗号化キーを受信した後、記憶装置に暗号化
キーをロードする。
【０００８】暗号化／解読回路１１６は、解読した信号
をボコーダ回路１２６に送出する。ボコーダ回路１２６
は、信号からデジタル音声情報を復元し、この情報を用
いて、最初に信号を送信した人の音声を表すアナログ音
声信号を発生する。ボコーダ回路１２６は、この音声信
号をスピーカ１２８または受話口に送出する。
をボコーダ回路１２６に送出する。ボコーダ回路１２６
は、信号からデジタル音声情報を復元し、この情報を用
いて、最初に信号を送信した人の音声を表すアナログ音
声信号を発生する。ボコーダ回路１２６は、この音声信
号をスピーカ１２８または受話口に送出する。
【０００９】移動局１０６は、同様に動作するが、信号
を無線ネットワークに送信する場合は、逆の順序とな
る。特に、ボコーダ回路１２６は、マイクロホン１３０
から入来アナログ音声信号を受信し、アナログ音声信号
をデジタル音声信号に変換し、デジタル音声信号を暗号
化／解読回路１１６に送出する。暗号化／解読回路１１
６は、記憶装置１１８から暗号化キーを検索し、この暗
号化キーを用いて、デジタル音声信号を暗号化する。信
号処理ブロック１１４および送受信回路１１０は、この
信号に、無線ネットワーク上の送信用の処理を施す。
を無線ネットワークに送信する場合は、逆の順序とな
る。特に、ボコーダ回路１２６は、マイクロホン１３０
から入来アナログ音声信号を受信し、アナログ音声信号
をデジタル音声信号に変換し、デジタル音声信号を暗号
化／解読回路１１６に送出する。暗号化／解読回路１１
６は、記憶装置１１８から暗号化キーを検索し、この暗
号化キーを用いて、デジタル音声信号を暗号化する。信
号処理ブロック１１４および送受信回路１１０は、この
信号に、無線ネットワーク上の送信用の処理を施す。
【００１０】一般に、２つの移動局１０６、１０８は、
移動局１０６、１０８のユーザによって動的に移動局に
入力される暗号化キーを用いる。暗号化キーを移動局に
入力するための技法は、電話機のキーパッド上のキーを
タイプ入力すること、および、音声認識回路を用いてユ
ーザが発話したキーワードを取り込むことを含む。これ
については以下で説明する。
移動局１０６、１０８のユーザによって動的に移動局に
入力される暗号化キーを用いる。暗号化キーを移動局に
入力するための技法は、電話機のキーパッド上のキーを
タイプ入力すること、および、音声認識回路を用いてユ
ーザが発話したキーワードを取り込むことを含む。これ
については以下で説明する。
【００１１】図３に、移動局に暗号化キーを動的に入力
するための一例を示す。移動局のユーザは、移動局のキ
ーパッド上の指定された１つのキーまたは一連のキーを
押すことによって、プロセスを開始する。移動局のコン
トローラは、所定の打鍵を検出し、暗号化キーを受信す
る準備をする（ステップ１５０）。ユーザがキーパッド
上で暗号化キーを入力すると、コントローラは、キー打
鍵を検出し、各キー打鍵に関連した文字を解読する（ス
テップ１５２）。各文字を解読すると、コントローラ
は、その文字を記憶装置にロードする（ステップ１５
４）。ユーザが指定された１回の打鍵または一連の打鍵
を入力した場合、打鍵の間に所定の長さの間隔があった
場合、または記憶装置が一杯になった場合、コントロー
ラは、記憶装置への文字の入力を停止する（ステップ１
５６）。ほとんどの実施形態では、６４桁レジスタ等の
小さい低コストの記憶装置を用いるので、暗号化キー
は、例えば８個のＡＳＣＩＩ文字のように少数に限定さ
れる。
するための一例を示す。移動局のユーザは、移動局のキ
ーパッド上の指定された１つのキーまたは一連のキーを
押すことによって、プロセスを開始する。移動局のコン
トローラは、所定の打鍵を検出し、暗号化キーを受信す
る準備をする（ステップ１５０）。ユーザがキーパッド
上で暗号化キーを入力すると、コントローラは、キー打
鍵を検出し、各キー打鍵に関連した文字を解読する（ス
テップ１５２）。各文字を解読すると、コントローラ
は、その文字を記憶装置にロードする（ステップ１５
４）。ユーザが指定された１回の打鍵または一連の打鍵
を入力した場合、打鍵の間に所定の長さの間隔があった
場合、または記憶装置が一杯になった場合、コントロー
ラは、記憶装置への文字の入力を停止する（ステップ１
５６）。ほとんどの実施形態では、６４桁レジスタ等の
小さい低コストの記憶装置を用いるので、暗号化キー
は、例えば８個のＡＳＣＩＩ文字のように少数に限定さ
れる。
【００１２】図４に、移動局に暗号化キーを動的に入力
するための他の例を示す。この例では、任意選択の音声
認識回路を用いて、移動局のユーザから口頭コマンドを
取り込む。音声認識回路は、ユーザが発話する単語を連
続的に解読し、各解読単語をＡＳＣＩＩ文字列に変換す
る。移動局のコントローラは、音声認識回路から文字列
を受信し（ステップ１６０）、各文字列を格納されたコ
マンド列と比較する（ステップ１６２）。このコマンド
列は、暗号化キーを格納する場合にユーザが発話する、
「暗号化キーを入力する」等の予め指定された単語また
は語句を表す。ユーザの発話においてコマンド列を検出
すると（ステップ１６４）、コントローラは、次に受信
する文字列を暗号化キーとして格納する（ステップ１６
６）。いくつかの実施態様では、ユーザは、多数の文字
列を含む暗号化キーを入力することができる。これらの
実施態様では、記憶装置が一杯になるまで、または、ユ
ーザが暗号化キー入力を終了したことを示す別のコマン
ド列をコントローラが受信するまで、コントローラは文
字列の格納を続ける。
するための他の例を示す。この例では、任意選択の音声
認識回路を用いて、移動局のユーザから口頭コマンドを
取り込む。音声認識回路は、ユーザが発話する単語を連
続的に解読し、各解読単語をＡＳＣＩＩ文字列に変換す
る。移動局のコントローラは、音声認識回路から文字列
を受信し（ステップ１６０）、各文字列を格納されたコ
マンド列と比較する（ステップ１６２）。このコマンド
列は、暗号化キーを格納する場合にユーザが発話する、
「暗号化キーを入力する」等の予め指定された単語また
は語句を表す。ユーザの発話においてコマンド列を検出
すると（ステップ１６４）、コントローラは、次に受信
する文字列を暗号化キーとして格納する（ステップ１６
６）。いくつかの実施態様では、ユーザは、多数の文字
列を含む暗号化キーを入力することができる。これらの
実施態様では、記憶装置が一杯になるまで、または、ユ
ーザが暗号化キー入力を終了したことを示す別のコマン
ド列をコントローラが受信するまで、コントローラは文
字列の格納を続ける。
【００１３】一般に、移動局および基地局は双方とも、
上述のようにユーザが打鍵または発話する単語を監視し
て、ユーザが選択したキーワードを識別する。いくつか
の実施形態では、システムは、回線フィルタリングを用
いて、回線ノイズがユーザ選択キーの適切な識別を妨げ
ないことを保証する。音声認識を用いる実施形態のいく
つかは、キーワード全体ではなく、ユーザの発話中の個
々の文字を識別する。これらの実施形態では、ユーザは
通常、コマンド列を入力または発話した後にキーワード
のつづりを与える。
上述のようにユーザが打鍵または発話する単語を監視し
て、ユーザが選択したキーワードを識別する。いくつか
の実施形態では、システムは、回線フィルタリングを用
いて、回線ノイズがユーザ選択キーの適切な識別を妨げ
ないことを保証する。音声認識を用いる実施形態のいく
つかは、キーワード全体ではなく、ユーザの発話中の個
々の文字を識別する。これらの実施形態では、ユーザは
通常、コマンド列を入力または発話した後にキーワード
のつづりを与える。
【００１４】以上、本発明の複数の実施形態について説
明した。当業者は、本発明の主旨から逸脱することな
く、様々な変形が可能であることを認識し得る。例え
ば、いくつかの音声認識の実施形態では、ユーザは、一
連の打鍵を行って、キーワードの発話を行おうとしてい
ることを知らせることができる。これによって、音声認
識回路は、ユーザの発話を連続的に監視しなくても済
む。
明した。当業者は、本発明の主旨から逸脱することな
く、様々な変形が可能であることを認識し得る。例え
ば、いくつかの音声認識の実施形態では、ユーザは、一
連の打鍵を行って、キーワードの発話を行おうとしてい
ることを知らせることができる。これによって、音声認
識回路は、ユーザの発話を連続的に監視しなくても済
む。
【図１】デジタル無線ネットワークの概略図である。
【図２】移動局の構成を示すブロック図である。
【図３】暗号化キーを移動局に入力するための一例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図４】暗号化キーを移動局に入力するための他の例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
１００…デジタル無線ネットワーク、１０２、１０４…
基地局、１０６、１０８…移動局、１１０…ＲＦ送受信
回路、１１２…ＲＦアンテナ、１１４…信号処理ブロッ
ク、１１６…暗号化／解読回路、１１８…記憶装置、１
２０…コントローラ、１２４…音声認識回路、１２６…
ボコーダ回路、１２８…スピーカ、１３０…マイクロホ
ン、
基地局、１０６、１０８…移動局、１１０…ＲＦ送受信
回路、１１２…ＲＦアンテナ、１１４…信号処理ブロッ
ク、１１６…暗号化／解読回路、１１８…記憶装置、１
２０…コントローラ、１２４…音声認識回路、１２６…
ボコーダ回路、１２８…スピーカ、１３０…マイクロホ
ン、
フロントページの続き (72)発明者 ダニエル ロバートソン アメリカ合衆国 92008−4608 カリフォ ルニア州 カールスバッド アラマダドラ イブ 5770 デンソー インターナショナ ル アメリカ インコーポレーテッド内
Claims (21)
- 【請求項１】 無線ネットワークにおいて用いる移動局
であって、 アナログ音声信号を受信するとともにユーザの音声を表
すデジタル音声データを生成するように構成された音声
符号回路と、 前記移動局の前記ユーザによって選択されて前記移動局
に入力された暗号を格納するように構成された記憶装置
と、 前記音声符号回路および前記記憶装置に結合され、前記
ユーザが選択した暗号化キーを用いて前記デジタル音声
データを暗号化するように構成された暗号化回路と、 前記暗号化回路に結合され、前記暗号化音声データを無
線周波数（ＲＦ）信号に変調するとともに前記ＲＦ信号
を前記無線ネットワーク上に送信するよう構成された送
信機と、を備えることを特徴とする移動局。 - 【請求項２】 請求項１に記載の移動局において、さら
にキーパッドを備えており、前記暗号化キーは、前記キ
ーパッド上で前記ユーザによって入力される１つ以上の
ＡＳＣＩＩ文字を含む。 - 【請求項３】 請求項２に記載の移動局において、さら
に、前記キーパッド上で入力される所定の１回のキー打
鍵または一連のキー打鍵を認識して、前記キーパッド上
で前記暗号化キーが入力されることを示すように構成さ
れた制御回路を備える。 - 【請求項４】 請求項１ないし３のいずれか１つに記載
の移動局において、さらに、前記暗号化キーを音声化し
たものを表す音声信号を受信するとともに、前記音声信
号を、前記暗号化キーを表すデジタルデータに変換する
ように構成された音声認識回路を備える。 - 【請求項５】 請求項４に記載の移動局において、さら
に、前記音声認識回路に結合され、前記暗号化キーを表
す前記デジタルデータを前記記憶装置に送出するように
構成されたコントローラを備える。 - 【請求項６】 請求項５に記載の移動局において、前記
コントローラは、前記暗号化キーが口頭で与えられるこ
とを示す発話コマンドを表す所定パターンのデジタルデ
ータを認識するように構成されている。 - 【請求項７】 無線ネットワークにおいて用いる移動局
であって、 無線周波数（ＲＦ）信号を受信するとともに人の発声を
表す暗号化データを復元するように構成された受信回路
と、 前記移動局のユーザによって選択されて前記移動局に入
力された解読キーを格納するように構成された記憶装置
と、 前記受信回路および前記記憶装置に結合され、前記ユー
ザが選択した解読キーを用いて前記暗号化データを解読
するように構成された解読回路と、 前記解読回路に結合され、前記解読データを、前記人の
発声を再現したものを表すアナログ信号に変換するよう
に構成された音声復号回路と、を備えることを特徴とす
る移動局。 - 【請求項８】 請求項７に記載の移動局において、さら
にキーパッドを備えており、前記解読キーは、前記キー
パッド上で前記ユーザによって入力される１つ以上のＡ
ＳＣＩＩ文字を含む。 - 【請求項９】 請求項８に記載の移動局において、さら
に、前記キーパッド上で入力される所定の１回のキー打
鍵または一連のキー打鍵を認識して、前記キーパッド上
で前記解読キーが入力されることを示すように構成され
た制御回路を備える。 - 【請求項１０】 請求項７ないし９のいずれか１つに記
載の移動局において、さらに、前記解読キーを音声化し
たものを表す音声信号を受信するとともに、前記音声信
号を前記解読キーを表すデジタルデータに変換するよう
に構成された音声認識回路を備える。 - 【請求項１１】 請求項１０に記載の移動局において、
さらに、前記音声認識回路に結合され、前記解読キーを
表す前記デジタルデータを前記記憶装置に送出するよう
に構成されたコントローラを備える。 - 【請求項１２】 請求項１１に記載の移動局において、
前記コントローラは、前記解読キーが口頭で与えられる
ことを示す発話コマンドを表す所定パターンのデジタル
データを認識するように構成されている。 - 【請求項１３】 無線ネットワークにおいて移動局と基
地局との間で信号を送信する際に用いる方法であって、 人の発声を表すアナログ音声信号を受信するステップ
と、 前記アナログ信号をデジタル音声データに変換するステ
ップと、 前記ユーザによって前記移動局に入力されたユーザ選択
暗号化キーを受信するステップと、 前記ユーザ選択暗号化キーを用いて前記デジタル音声デ
ータを暗号化するステップと、 前記暗号化音声データを無線周波数（ＲＦ）信号に変調
するステップと、 前記ＲＦ信号を、前記無線ネットワークにおいて移動局
と基地局との間で送信するステップと、を備えることを
特徴とする方法。 - 【請求項１４】 請求項１３に記載の方法において、さ
らに、前記デジタル音声データを暗号化する際に用いる
暗号化キーを格納するステップを備える。 - 【請求項１５】 請求項１３または１４に記載の方法に
おいて、前記暗号化キーを受信するステップは、１つ以
上のＡＳＣＩＩ文字を受信することを含む。 - 【請求項１６】 請求項１５に記載の方法において、前
記暗号化キーを受信するステップは、前記移動局上のキ
ーパッドから前記ＡＳＣＩＩ文字を受信することを含
む。 - 【請求項１７】 請求項１３ないし１６のいずれか１つ
に記載の方法において、前記暗号化キーを受信するステ
ップは、前記暗号化キーを音声化したものを表す音声信
号を受信することと、前記音声信号を、前記暗号化キー
を表すデジタルデータに変換することを含む。 - 【請求項１８】 請求項１３ないし１７のいずれか１つ
に記載の方法において、さらに、前記ネットワーク内の
別の局において前記ＲＦ信号を受信するステップを含
む。 - 【請求項１９】 請求項１８に記載の方法において、さ
らに、前記別の局において、前記ＲＦ信号から前記暗号
化音声データを復元するステップを含む。 - 【請求項２０】 請求項１９に記載の方法において、さ
らに、前記別の局において、前記暗号化音声データを解
読するステップと、前記解読音声データを用いて、前記
人の発声を再現したものを含むアナログ音声信号を発生
するステップとを含む。 - 【請求項２１】 請求項２０に記載の方法において、さ
らに、前記別の局において、前記暗号化音声データを解
読する際に用いるために前記暗号化キーを格納するステ
ップを備える。
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