JP2001309150A - データ埋め込み装置、データ埋め込み方法及び記録媒体 - Google Patents
データ埋め込み装置、データ埋め込み方法及び記録媒体Info
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- JP2001309150A JP2001309150A JP2000119965A JP2000119965A JP2001309150A JP 2001309150 A JP2001309150 A JP 2001309150A JP 2000119965 A JP2000119965 A JP 2000119965A JP 2000119965 A JP2000119965 A JP 2000119965A JP 2001309150 A JP2001309150 A JP 2001309150A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2値画像に大量のデータを埋め込むデータ埋
め込み装置を提供する。 【解決手段】 データ埋め込み装置は、2値画像に電子
透かし埋め込みを行う濃度パターン法を基礎に、複数の
矩形範囲(セル)をブロックとして、このブロック単位
にデータを埋め込むことにより、より多くのデータを埋
め込む。まずブロック桁数算出部において、被埋め込み
データの各ブロックについて、そこに含まれる複数(n
個)のセルを合せた埋め込み可能情報量を算出し、パタ
ーン数値算出部において、前記埋め込み可能なデータ分
だけ埋め込みデータを取り出し、その数値を一意に表わ
せるn個の数値を算出する。次に、パターン設定部によ
り、前記算出されたn個の数値に対応する「1」値の配
置パターンを被埋め込みデータの各セルのパターンに置
きかえることでデータを埋め込む。
め込み装置を提供する。 【解決手段】 データ埋め込み装置は、2値画像に電子
透かし埋め込みを行う濃度パターン法を基礎に、複数の
矩形範囲(セル)をブロックとして、このブロック単位
にデータを埋め込むことにより、より多くのデータを埋
め込む。まずブロック桁数算出部において、被埋め込み
データの各ブロックについて、そこに含まれる複数(n
個)のセルを合せた埋め込み可能情報量を算出し、パタ
ーン数値算出部において、前記埋め込み可能なデータ分
だけ埋め込みデータを取り出し、その数値を一意に表わ
せるn個の数値を算出する。次に、パターン設定部によ
り、前記算出されたn個の数値に対応する「1」値の配
置パターンを被埋め込みデータの各セルのパターンに置
きかえることでデータを埋め込む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像データに音声等
の種々のデータを埋め込むデータ埋め込み装置、データ
埋め込み方法及び記録媒体に関する。
の種々のデータを埋め込むデータ埋め込み装置、データ
埋め込み方法及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の2値画像への電子透かし埋め込み
法は文献等に記載されている。例えば「電子透かし基
礎」(著者:松井甲子雄、出版社:森北出版(株))で
は、多値画像での画素の輝度情報を、2値の矩形領域の
密度情報に変換して、その2値画像に濃度パターン法に
よりデータを埋め込む方法が示されている。
法は文献等に記載されている。例えば「電子透かし基
礎」(著者:松井甲子雄、出版社:森北出版(株))で
は、多値画像での画素の輝度情報を、2値の矩形領域の
密度情報に変換して、その2値画像に濃度パターン法に
よりデータを埋め込む方法が示されている。
【0003】この方法を説明するために、例として輝度
が2の4乗(0から16の値)の多値画像の各画素を、
矩形領域(d×d)が4×4であるセルの密度情報に変
換するケースを考える。各輝度値(0から16)は、
「1」値を各々0から16個持つセルに変換される。こ
の時、例えば輝度値2の画素は「1」値を2個、「0」
値を14個持つセルに変換されるが、2個の「1」値は
セルのどこに配置されても、セルの大きさが視覚の積分
効果を期待できる程度十分に小さければ、画像としての
密度効果は同様とみなせる。この自由度(組合せ数)を
利用して透かし情報の埋め込みを行う。図6には、この
ケースでの各輝度値における組合せ数、実際に埋め込む
ビット数及び実際に埋め込む情報量を示した。例えばあ
る画素で輝度値が2の場合、それを置きかえるセルの配
置パターンの組合せ数は16C2=120通りである。図
4に例を示す、輝度ごとの組合せ数と配置パターンの対
応関係の約束により、情報の埋め込み時には、埋め込む
数値から「1」値の配置パターンが決まりこれを使い、
逆に埋め込み情報の抽出時には、配置パターンから埋め
込まれた数値が分かる。
が2の4乗(0から16の値)の多値画像の各画素を、
矩形領域(d×d)が4×4であるセルの密度情報に変
換するケースを考える。各輝度値(0から16)は、
「1」値を各々0から16個持つセルに変換される。こ
の時、例えば輝度値2の画素は「1」値を2個、「0」
値を14個持つセルに変換されるが、2個の「1」値は
セルのどこに配置されても、セルの大きさが視覚の積分
効果を期待できる程度十分に小さければ、画像としての
密度効果は同様とみなせる。この自由度(組合せ数)を
利用して透かし情報の埋め込みを行う。図6には、この
ケースでの各輝度値における組合せ数、実際に埋め込む
ビット数及び実際に埋め込む情報量を示した。例えばあ
る画素で輝度値が2の場合、それを置きかえるセルの配
置パターンの組合せ数は16C2=120通りである。図
4に例を示す、輝度ごとの組合せ数と配置パターンの対
応関係の約束により、情報の埋め込み時には、埋め込む
数値から「1」値の配置パターンが決まりこれを使い、
逆に埋め込み情報の抽出時には、配置パターンから埋め
込まれた数値が分かる。
【0004】ここで、120を超えない最大のビット数
は6であるから、輝度値が2であるセルには6ビットの
情報を埋め込むことができる。上記したように、あるセ
ルにおいて輝度値が2の場合は組み合わせ数が120で
あり、7ビットの情報を埋め込もうとしてもそのために
は128の組み合わせ数が必要であるため不可となる。
6ビットの情報を埋め込むとすれば64の組み合わせ数
があればよく、問題なく埋め込めるが、56の組み合わ
せ数が利用できない。しかし、このいわば端数を活用す
ることは容易ではない。そのため、この文献に示された
方法では、セルを情報を埋め込む単位としており、実際
に埋め込む情報量は図6に示す通りとなっている。
は6であるから、輝度値が2であるセルには6ビットの
情報を埋め込むことができる。上記したように、あるセ
ルにおいて輝度値が2の場合は組み合わせ数が120で
あり、7ビットの情報を埋め込もうとしてもそのために
は128の組み合わせ数が必要であるため不可となる。
6ビットの情報を埋め込むとすれば64の組み合わせ数
があればよく、問題なく埋め込めるが、56の組み合わ
せ数が利用できない。しかし、このいわば端数を活用す
ることは容易ではない。そのため、この文献に示された
方法では、セルを情報を埋め込む単位としており、実際
に埋め込む情報量は図6に示す通りとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記文
献に示された濃度パターン法による埋め込み方法では、
埋め込み可能な情報容量が十分に使用されていないとい
う問題がある。図6に示したように、実際に埋め込む量
は埋め込み可能な量(組合わせ数)と比べて少なくなっ
ている。例えば輝度パターンが2の時は、120種類の
組合わせ数があるが、実際には120種類のうちの64
種類分しか埋め込みに使っていない。
献に示された濃度パターン法による埋め込み方法では、
埋め込み可能な情報容量が十分に使用されていないとい
う問題がある。図6に示したように、実際に埋め込む量
は埋め込み可能な量(組合わせ数)と比べて少なくなっ
ている。例えば輝度パターンが2の時は、120種類の
組合わせ数があるが、実際には120種類のうちの64
種類分しか埋め込みに使っていない。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、濃度パターン法による電子透かし埋め
込み方法を基礎としつつ、不使用部分を減らし、より多
くの情報を埋め込むことのできるデータ埋め込み装置、
データ埋め込み方法及び記録媒体を提供するものであ
る。
れたものであり、濃度パターン法による電子透かし埋め
込み方法を基礎としつつ、不使用部分を減らし、より多
くの情報を埋め込むことのできるデータ埋め込み装置、
データ埋め込み方法及び記録媒体を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記した濃
度パターン法を基礎に、より多くの情報を埋め込むため
に、対象となる2値要素からなる被埋め込みデータに対
して、要素を複数含むセルと呼ぶ領域を複数(n個)ま
とめてブロックを構成し、情報を埋め込む単位をこのブ
ロックとすることにより、不使用部分を大幅に減らすこ
とにした。
度パターン法を基礎に、より多くの情報を埋め込むため
に、対象となる2値要素からなる被埋め込みデータに対
して、要素を複数含むセルと呼ぶ領域を複数(n個)ま
とめてブロックを構成し、情報を埋め込む単位をこのブ
ロックとすることにより、不使用部分を大幅に減らすこ
とにした。
【0008】まず、種類数取出し部において、各ブロッ
クについてそこに含まれるn個の各セルごとにそのなか
の要素が「1」値であるものの数を読み取り、その数に
対応した「1」値の配置パターンの種類数(各セルに埋
め込める最大の情報量)を得る。ブロック桁数算出部に
おいて、これをn個分まとめてブロック単位で扱い、こ
こに埋め込み可能な桁数を算出する。この桁数の2進数
がブロックに実際に埋め込む情報量となる。次にパター
ン数値算出部において、その桁数分あるいは桁数以下の
桁数を有する埋め込みデータを取出し、この数値を一意
に表わせるn個の各セルの配置パターン種類数未満の数
値を算出する。続いてパターン設定部において、これら
n個の算出された数値の個々に対応する新しい「1」値
配置パターンを求めて、もとの「1」値配置に置き換え
ることで、データが埋め込めることになる。このような
構成とすることにより、従来のセルごとにデータを埋め
込む方法と比べて、より多くの情報を埋め込むことが可
能となる。
クについてそこに含まれるn個の各セルごとにそのなか
の要素が「1」値であるものの数を読み取り、その数に
対応した「1」値の配置パターンの種類数(各セルに埋
め込める最大の情報量)を得る。ブロック桁数算出部に
おいて、これをn個分まとめてブロック単位で扱い、こ
こに埋め込み可能な桁数を算出する。この桁数の2進数
がブロックに実際に埋め込む情報量となる。次にパター
ン数値算出部において、その桁数分あるいは桁数以下の
桁数を有する埋め込みデータを取出し、この数値を一意
に表わせるn個の各セルの配置パターン種類数未満の数
値を算出する。続いてパターン設定部において、これら
n個の算出された数値の個々に対応する新しい「1」値
配置パターンを求めて、もとの「1」値配置に置き換え
ることで、データが埋め込めることになる。このような
構成とすることにより、従来のセルごとにデータを埋め
込む方法と比べて、より多くの情報を埋め込むことが可
能となる。
【0009】また、被埋め込みデータの各ブロックに含
まれるセルのなかの「1」値の数を、当該セルのなかの
「1」値の数と「0」値の数を比較し「1」値の数が少
なければ「1」値の数を増加させ、「1」値の数が多け
れば「1」値の数を減少させた数とみなすことによっ
て、より多くの情報を埋め込むことが可能となる。
まれるセルのなかの「1」値の数を、当該セルのなかの
「1」値の数と「0」値の数を比較し「1」値の数が少
なければ「1」値の数を増加させ、「1」値の数が多け
れば「1」値の数を減少させた数とみなすことによっ
て、より多くの情報を埋め込むことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】(発明の実施の形態1)図1は、
請求項1に記載の発明の1実施の形態であるデータ埋め
込み装置のブロック図である。図1において、11はデ
ータ設定部である。12はデータ埋め込み部であり、そ
こに含まれる121は種類数取出し部、122はブロッ
ク桁数算出部、123はパターン数値算出部、124は
パターン設定部である。13はデータ取出し部である。
16はデータA格納部、17はデータB格納部である。
14は種類数格納部、15は対応表格納部である。
請求項1に記載の発明の1実施の形態であるデータ埋め
込み装置のブロック図である。図1において、11はデ
ータ設定部である。12はデータ埋め込み部であり、そ
こに含まれる121は種類数取出し部、122はブロッ
ク桁数算出部、123はパターン数値算出部、124は
パターン設定部である。13はデータ取出し部である。
16はデータA格納部、17はデータB格納部である。
14は種類数格納部、15は対応表格納部である。
【0011】次に、処理の流れを説明する。図1におい
て、データ設定部11は被埋め込みデータをデータA格
納部16に設定し、音声データ、文字データ等の埋め込
みデータをデータB格納部17に設定する。ここで被埋
め込みデータは、画像を構成する各画素の輝度値(0か
ら16の値をとる)を密度情報に変換したものとする。
例えば輝度値が2の場合、その密度情報は「1」値が2
個、「0」値が14個から構成され、輝度値が3の場
合、その密度情報は「1」値が3個、「0」値が13個
から構成される、というように輝度値がnの場合の密度
情報はn個の「1」値と16−n個の「0」値からな
る。1つの密度情報は4×4個の要素からなる1つのセ
ルに対応する。すなわち密度情報を構成する16個の
「1」値及び「0」値それぞれがセルの各要素に対応
し、ディスプレイ等には各輝度レベルの密度情報を表わ
すセルを出力することとする。以下、本実施形態におい
ては、特に区別する必要がないので「密度情報」も「セ
ル」も、単に「セル」と呼ぶこととする。
て、データ設定部11は被埋め込みデータをデータA格
納部16に設定し、音声データ、文字データ等の埋め込
みデータをデータB格納部17に設定する。ここで被埋
め込みデータは、画像を構成する各画素の輝度値(0か
ら16の値をとる)を密度情報に変換したものとする。
例えば輝度値が2の場合、その密度情報は「1」値が2
個、「0」値が14個から構成され、輝度値が3の場
合、その密度情報は「1」値が3個、「0」値が13個
から構成される、というように輝度値がnの場合の密度
情報はn個の「1」値と16−n個の「0」値からな
る。1つの密度情報は4×4個の要素からなる1つのセ
ルに対応する。すなわち密度情報を構成する16個の
「1」値及び「0」値それぞれがセルの各要素に対応
し、ディスプレイ等には各輝度レベルの密度情報を表わ
すセルを出力することとする。以下、本実施形態におい
ては、特に区別する必要がないので「密度情報」も「セ
ル」も、単に「セル」と呼ぶこととする。
【0012】種類数格納部14にはブロック内のセルに
含まれる「1」値の数と、その数でのセル内の「1」値
の配置パターンの種類数が対応付けられて格納される。
すなわち「1」値の数は輝度レベルに相当し、種類数は
組み合わせ数に相当するので、種類数格納部14の記憶
内容は、図6における輝度と組み合わせ数とを対応させ
て記憶しているのと同じである対応表格納部15にはセ
ル内の「1」値の数ごとに、その数での「1」値の配置
パターンの種類数までの各数値と「1」値の特定配置パ
ターンの対応表が格納される。すなわち対応表格納部1
5は、図4に示すように、輝度毎に、1から組み合わせ
数(種類数)までの各数値と組み合わせ数分の異なる配
置パターンとを対応させて記憶する。
含まれる「1」値の数と、その数でのセル内の「1」値
の配置パターンの種類数が対応付けられて格納される。
すなわち「1」値の数は輝度レベルに相当し、種類数は
組み合わせ数に相当するので、種類数格納部14の記憶
内容は、図6における輝度と組み合わせ数とを対応させ
て記憶しているのと同じである対応表格納部15にはセ
ル内の「1」値の数ごとに、その数での「1」値の配置
パターンの種類数までの各数値と「1」値の特定配置パ
ターンの対応表が格納される。すなわち対応表格納部1
5は、図4に示すように、輝度毎に、1から組み合わせ
数(種類数)までの各数値と組み合わせ数分の異なる配
置パターンとを対応させて記憶する。
【0013】データ埋め込み部12は被埋め込みデータ
上に埋め込みデータを埋め込む。まず、種類数取出し部
121で、データA格納部16から被埋め込みデータの
1ブロックを取出し、そのなかのn個の各セルについて
「1」値の数を読み取り、各セルの「1」値の数に対応
した種類数を種類数格納部14から取出す。ブロック桁
数算出部122で、これらn個の種類数に基づいて埋め
込み可能な桁数を算出する。より具体的には、n個の種
類数すべてを掛け合わせることにより1ブロック全体の
組み合わせ数を算出し、その組み合わせ数を表わす最大
の桁数を算出する。例えば1ブロック全体の組み合わせ
数をCとすると、最大の桁数はlog2Cの整数部分と
なる。
上に埋め込みデータを埋め込む。まず、種類数取出し部
121で、データA格納部16から被埋め込みデータの
1ブロックを取出し、そのなかのn個の各セルについて
「1」値の数を読み取り、各セルの「1」値の数に対応
した種類数を種類数格納部14から取出す。ブロック桁
数算出部122で、これらn個の種類数に基づいて埋め
込み可能な桁数を算出する。より具体的には、n個の種
類数すべてを掛け合わせることにより1ブロック全体の
組み合わせ数を算出し、その組み合わせ数を表わす最大
の桁数を算出する。例えば1ブロック全体の組み合わせ
数をCとすると、最大の桁数はlog2Cの整数部分と
なる。
【0014】次に、パターン数値算出部123で、この
桁数またはそれ以下の桁数分の埋め込みデータをデータ
B格納部17から取出し、この数値を一意に表わせるn
個の、「1」値の数に対応した種類数の数値未満の数
を、パターン数値として算出する。この算出方法につい
ては後に詳しく説明する。次にパターン設定部124
で、n個のパターン数値の個々について、「1」値の数
に対応する配置パターン対応表を選びそこからそのパタ
ーン数値に対応する特定の配置パターンを対応表格納部
15から取出し、各セルの新しい2値データとしてデー
タA格納部16に設定する。以上の処理を、被埋め込み
データの全ブロックについて繰り返し実行することで、
データの埋め込みが終了する。最後にデータ取出部13
で、データA格納部16から被埋め込みデータを取出す
ことにより処理は完了する。
桁数またはそれ以下の桁数分の埋め込みデータをデータ
B格納部17から取出し、この数値を一意に表わせるn
個の、「1」値の数に対応した種類数の数値未満の数
を、パターン数値として算出する。この算出方法につい
ては後に詳しく説明する。次にパターン設定部124
で、n個のパターン数値の個々について、「1」値の数
に対応する配置パターン対応表を選びそこからそのパタ
ーン数値に対応する特定の配置パターンを対応表格納部
15から取出し、各セルの新しい2値データとしてデー
タA格納部16に設定する。以上の処理を、被埋め込み
データの全ブロックについて繰り返し実行することで、
データの埋め込みが終了する。最後にデータ取出部13
で、データA格納部16から被埋め込みデータを取出す
ことにより処理は完了する。
【0015】次に、図2、図3、図4を使って本実施形
態におけるデータ埋め込みの詳細を説明する。この説明
では、被埋め込みデータとして2値画像を想定してお
り、セルの大きさが2値要素(画素と呼ぶ)の矩形(4
×4)であり、1ブロックが3つのセル(n=3)から
なる例である。データ埋め込み部12は、データA格納
部16に格納されている被埋め込みデータから1ブロッ
クずつ取出して順次に以下の埋め込みを実行するものと
する。図2は当初の被埋め込みデータにおけるあるブロ
ックの3つのセルの例である。同図のブロックの各セル
を左からNo1セル、No2セル、No3セルと呼ぶこ
ととする。 データ埋め込み部12の種類数取出し部1
21は、対象ブロックのNo1セル内の「1」の数を読
み取る。その数は2個であり、「1」の数が2個ある場
合の「1」の配置の組み合わせ数を種類数格納部14か
ら取出す。その数は図6に示すように120(N1とも
記す)通りである。次にNo2セル、No3のセルにつ
いても同様に処理すると、No2セルでは「1」の数は
3個であり、「1」の配置の組み合わせ数は560(N
2とも記す)通り、No3のセルでは「1」のセルでは
「1」の数は4個であり、「1」の配置の組み合わせ数
は1820(N3とも記す)通りである。
態におけるデータ埋め込みの詳細を説明する。この説明
では、被埋め込みデータとして2値画像を想定してお
り、セルの大きさが2値要素(画素と呼ぶ)の矩形(4
×4)であり、1ブロックが3つのセル(n=3)から
なる例である。データ埋め込み部12は、データA格納
部16に格納されている被埋め込みデータから1ブロッ
クずつ取出して順次に以下の埋め込みを実行するものと
する。図2は当初の被埋め込みデータにおけるあるブロ
ックの3つのセルの例である。同図のブロックの各セル
を左からNo1セル、No2セル、No3セルと呼ぶこ
ととする。 データ埋め込み部12の種類数取出し部1
21は、対象ブロックのNo1セル内の「1」の数を読
み取る。その数は2個であり、「1」の数が2個ある場
合の「1」の配置の組み合わせ数を種類数格納部14か
ら取出す。その数は図6に示すように120(N1とも
記す)通りである。次にNo2セル、No3のセルにつ
いても同様に処理すると、No2セルでは「1」の数は
3個であり、「1」の配置の組み合わせ数は560(N
2とも記す)通り、No3のセルでは「1」のセルでは
「1」の数は4個であり、「1」の配置の組み合わせ数
は1820(N3とも記す)通りである。
【0016】十分に数多い画素からなる画像データを想
定すれば、図2に示すNo1セルの2個の「1」値の配置
は、これと違った配置であっても2個の「1」値があれ
ば画像としては同様の濃度効果を持つため、画像として
の効果を考える限り他の配置パターンに置き換えること
ができる。その配置パターンを、埋め込むデータに基づ
いて決めることにより情報が埋め込める。
定すれば、図2に示すNo1セルの2個の「1」値の配置
は、これと違った配置であっても2個の「1」値があれ
ば画像としては同様の濃度効果を持つため、画像として
の効果を考える限り他の配置パターンに置き換えること
ができる。その配置パターンを、埋め込むデータに基づ
いて決めることにより情報が埋め込める。
【0017】ブロック桁数算出部122は、各セルの組
み合わせ数からこのブロック全体の「1」の配置の組み
合わせ数として、120×560×1820(=122
304000)を得る。続いて埋め込み可能な桁数を得
るために、この数を2進数で表したときの桁数を求め
る。桁数は27ビットとなるが、最上位ビットは組み合
わせ数が不足しており使えないため、26ビットの桁数
の情報がこのブロックに埋め込める。
み合わせ数からこのブロック全体の「1」の配置の組み
合わせ数として、120×560×1820(=122
304000)を得る。続いて埋め込み可能な桁数を得
るために、この数を2進数で表したときの桁数を求め
る。桁数は27ビットとなるが、最上位ビットは組み合
わせ数が不足しており使えないため、26ビットの桁数
の情報がこのブロックに埋め込める。
【0018】次に、パターン数値算出部123は、埋め
込みデータをこの桁数分(26ビット)取出して(取出
した値をXとする)、この数を一意に表わせる3個の各
セルの種類数未満の数の例として、A、B、Cを求め
る。A、B、Cは次の式を満たすものである。 (式1) X=A×(N2×N3)+B×(N3)+C A、B、Cを得る計算手順を次に示す。まず、X値を
(N2×N3)で割り、その商をAとする。次にそのあ
まりを(N3)で割り、その商をB、余りをCとする。
Aは0〜(N1−1)、Bは0〜(N2−1)、Cは0
〜(N3−1)の各値となる。
込みデータをこの桁数分(26ビット)取出して(取出
した値をXとする)、この数を一意に表わせる3個の各
セルの種類数未満の数の例として、A、B、Cを求め
る。A、B、Cは次の式を満たすものである。 (式1) X=A×(N2×N3)+B×(N3)+C A、B、Cを得る計算手順を次に示す。まず、X値を
(N2×N3)で割り、その商をAとする。次にそのあ
まりを(N3)で割り、その商をB、余りをCとする。
Aは0〜(N1−1)、Bは0〜(N2−1)、Cは0
〜(N3−1)の各値となる。
【0019】あとは、パターン設定部124が、上記得
られたA、B、Cの値に対応する特定の配置パターンを
決めればよい。前もって「1」値の数ごとに、その配置
パターンの種類数の各数値と配置パターンの対応表を対
応表格納部15に設定しておく。この例を図4に示す。
パターン設定部は、前記のように得られたA、B、Cに
基づいてA+1、B+1、C+1の値に対応した配置パ
ターンを図4に示すように選択し、これを各セルの新し
い画素パターンとする。これを図3に示す。これにより
埋め込みデータを埋め込むことができる。
られたA、B、Cの値に対応する特定の配置パターンを
決めればよい。前もって「1」値の数ごとに、その配置
パターンの種類数の各数値と配置パターンの対応表を対
応表格納部15に設定しておく。この例を図4に示す。
パターン設定部は、前記のように得られたA、B、Cに
基づいてA+1、B+1、C+1の値に対応した配置パ
ターンを図4に示すように選択し、これを各セルの新し
い画素パターンとする。これを図3に示す。これにより
埋め込みデータを埋め込むことができる。
【0020】逆に、埋め込みデータの抽出は次のように
処理して実現できる。図3に示す埋め込み後のデータの
各ブロックについて、そこに含まれる3つのセルの
「1」値の数と配置パターンを読み取り、図4に示す
「1」値の数ごとの前記対応表に基づき、そのパターン
に対応する数値(前記A+1、B+1、C+1)を取出
して、「1」値の数に基づく種類数(N1、N2、N
3)とA、B、Cから前記(式1)を使用して計算する
ことにより得る。埋め込まれる2進数のビット数は、3
つのセルの「1」値の配置パターン種類数から決まる。
処理して実現できる。図3に示す埋め込み後のデータの
各ブロックについて、そこに含まれる3つのセルの
「1」値の数と配置パターンを読み取り、図4に示す
「1」値の数ごとの前記対応表に基づき、そのパターン
に対応する数値(前記A+1、B+1、C+1)を取出
して、「1」値の数に基づく種類数(N1、N2、N
3)とA、B、Cから前記(式1)を使用して計算する
ことにより得る。埋め込まれる2進数のビット数は、3
つのセルの「1」値の配置パターン種類数から決まる。
【0021】なお、埋め込みデータを一意に表わせる数
を得るための(式1)はその一例であり、これに限られ
ない。なお、上記詳細の説明においては、被埋め込みデ
ータとして2値画像を想定したが、2値画像に限らず、
どのような2値データであってもかまわない。また、セ
ルの大きさを矩形(4×4)としたがこれに限るもので
はない。また、埋め込みデータについては請求項4にお
いて音声データとしたが、これに限られずキャラクター
データほかどのような2値データであってもかまわな
い。 (発明の実施の形態2)請求項2に記載の発明の実施の
形態は、図1に示すブロック図からなるデータ埋め込み
装置である。図1において、11はデータ設定部であ
る。12はデータ埋め込み部であり、そこに含まれる1
21は種類数取出し部、122はブロック桁数算出部、
123はパターン数値算出部、124はパターン設定部
である。13はデータ取出し部である。16はデータA
格納部、17はデータB格納部である。14は種類数格
納部、15は対応表格納部である。
を得るための(式1)はその一例であり、これに限られ
ない。なお、上記詳細の説明においては、被埋め込みデ
ータとして2値画像を想定したが、2値画像に限らず、
どのような2値データであってもかまわない。また、セ
ルの大きさを矩形(4×4)としたがこれに限るもので
はない。また、埋め込みデータについては請求項4にお
いて音声データとしたが、これに限られずキャラクター
データほかどのような2値データであってもかまわな
い。 (発明の実施の形態2)請求項2に記載の発明の実施の
形態は、図1に示すブロック図からなるデータ埋め込み
装置である。図1において、11はデータ設定部であ
る。12はデータ埋め込み部であり、そこに含まれる1
21は種類数取出し部、122はブロック桁数算出部、
123はパターン数値算出部、124はパターン設定部
である。13はデータ取出し部である。16はデータA
格納部、17はデータB格納部である。14は種類数格
納部、15は対応表格納部である。
【0022】次に、処理の流れを説明する。請求項2の
発明は、発明の実施の形態1に記載の処理の流れにおい
て、図1の種類数取出し部121で、各ブロックのなか
のn個のセルについて「1」値の数を、当該セルのなか
の「1」値の数と「0」値の数を比較し「1」値の数が
少なければ「1」値の数を増加させ、「1」値の数が多
ければ「1」値の数を減少させた数とみなす処理を追加
することによって実現できる。
発明は、発明の実施の形態1に記載の処理の流れにおい
て、図1の種類数取出し部121で、各ブロックのなか
のn個のセルについて「1」値の数を、当該セルのなか
の「1」値の数と「0」値の数を比較し「1」値の数が
少なければ「1」値の数を増加させ、「1」値の数が多
ければ「1」値の数を減少させた数とみなす処理を追加
することによって実現できる。
【0023】請求項3に記載の、被埋め込みデータの各
ブロックに含まれるセルのなかの「1」値の数を、その
セルの「1」値の数と「0」値の数の大小によって増減
させた数とする方法の具体的な例は、「1」値の数が
「0」値の数より2以上少ない場合にひとつ加え、
「1」値の数が[0]値の数より2以上多い場合にひと
つ減じた数とすることで実現できる。この方法により、
図6に示す輝度、つまり「1」値の数が0から7の場合
に1から8に増え、9から16の場合に8から15に減
る。図6の各輝度における組合わせ数は増加しており、
埋め込める情報量は大きく増加する。被埋め込みデータ
が厳密さを要求しない2値画像などであれば、十分に鑑
賞に堪えるものとなる。
ブロックに含まれるセルのなかの「1」値の数を、その
セルの「1」値の数と「0」値の数の大小によって増減
させた数とする方法の具体的な例は、「1」値の数が
「0」値の数より2以上少ない場合にひとつ加え、
「1」値の数が[0]値の数より2以上多い場合にひと
つ減じた数とすることで実現できる。この方法により、
図6に示す輝度、つまり「1」値の数が0から7の場合
に1から8に増え、9から16の場合に8から15に減
る。図6の各輝度における組合わせ数は増加しており、
埋め込める情報量は大きく増加する。被埋め込みデータ
が厳密さを要求しない2値画像などであれば、十分に鑑
賞に堪えるものとなる。
【0024】なお、発明の実施の形態1および2におい
て、種類数取出し部12は各セルについて、「1」値の
数を読み取り、その数に対応した種類数を種類数格納部
14から取出すとしたが、その代わりに種類数取出し部
121において、その都度計算によって種類数を得ても
かまわない。なお、以上述べてきた本発明は、図5に示
すとおりデータ埋め込み方法を実行させるプログラムを
コンピュータに読み込める形態として記録媒体に記録し
てもかまわない。この記録媒体は、図5に示す例に限ら
れず、CD−ROM、ハードディスク等であってもかま
わない。
て、種類数取出し部12は各セルについて、「1」値の
数を読み取り、その数に対応した種類数を種類数格納部
14から取出すとしたが、その代わりに種類数取出し部
121において、その都度計算によって種類数を得ても
かまわない。なお、以上述べてきた本発明は、図5に示
すとおりデータ埋め込み方法を実行させるプログラムを
コンピュータに読み込める形態として記録媒体に記録し
てもかまわない。この記録媒体は、図5に示す例に限ら
れず、CD−ROM、ハードディスク等であってもかま
わない。
【0025】
【発明の効果】以上のように、従来の濃度パターン法に
おけるセル単位でのデータ埋め込み方法を改善して、セ
ルを複数まとめてブロックとし、このブロック単位にデ
ータを埋め込む構成の埋め込み装置とすることにより、
またセルのなかの「1」値の数を、そのセルの「1」値
の数と「0」値の数の大小によって増減させた数とみな
すことにより、従来に比べより多くのデータを埋め込む
ことが可能となる。
おけるセル単位でのデータ埋め込み方法を改善して、セ
ルを複数まとめてブロックとし、このブロック単位にデ
ータを埋め込む構成の埋め込み装置とすることにより、
またセルのなかの「1」値の数を、そのセルの「1」値
の数と「0」値の数の大小によって増減させた数とみな
すことにより、従来に比べより多くのデータを埋め込む
ことが可能となる。
【図1】本発明の1実施形態であるデータ埋め込み装置
のブロック図。
のブロック図。
【図2】本発明の1実施形態であるデータ埋め込み装置
の当初の被埋め込みデータ例を示す図。
の当初の被埋め込みデータ例を示す図。
【図3】本発明の1実施形態であるデータ埋め込み装置
の埋め込み後の被埋め込みデータ例を示す図。
の埋め込み後の被埋め込みデータ例を示す図。
【図4】本発明の1実施形態であるデータ埋め込み装置
の「1」値の数ごとの組合せ番号と配置パターンの対応
表例を示す図。
の「1」値の数ごとの組合せ番号と配置パターンの対応
表例を示す図。
【図5】本発明の1実施形態であるデータ埋め込み方法
を実行させるプログラムを記録した記録媒体を示す図。
を実行させるプログラムを記録した記録媒体を示す図。
【図6】従来例での輝度ごとの埋め込み情報量を示す
図。
図。
11 データ設定部 12 データ埋め込み部 13 データ取出部 14 種類数格納部 15 対応表格納部 16 データA設定部 17 データB設定部 121 種類数取出し部 122 ブロック桁数算出部 123 パターン数値算出部 124 パターン設定部
Claims (9)
- 【請求項1】 「0」又は「1」の2値を持つ要素から
なる被埋め込みデータに別途2値からなる埋め込みデー
タを埋め込む装置であって、 前記被埋め込みデータの要素を複数含むあらかじめ決め
られた範囲であるセルのなかの「1」値の数と、当該数
でのセル内の「1」値の配置パターンの種類数を格納し
た種類数格納部と、 前記セル内の「1」値の数ごとに、当該数での「1」値
の配置パターンの種類数までの各数値と「1」値の特定
の配置パターンを対応づけた対応表格納部と、 前記被埋め込みデータにおいて、前記セルをn個まとめ
たものであるブロックについて、各ブロックに含まれる
n個のセルについて順次「1」値の数を読み取り、前記
種類数格納部から当該数に対応した種類数をn個取り出
す種類数取出し部と、 前記n個の種類数に基づいて埋め込み可能な桁数を算出
するブロック桁数算出部と、 前記埋め込みデータから、前記算出された桁数または当
該桁数以下のデータを取り出し、当該取出したデータの
値を一意に表せる、前記種類数取出し部で得られたn個
の各セルの種類数未満の数値であるパターン数値を算出
するパターン数値算出部と、 前記得られたn個のパターン数値の各々についてその数
値に対応する配置パターンを前記対応表格納部から取り
出して前記セルの新しい2値データとするパターン設定
部とから構成されることを特徴とするデータ埋め込み装
置。 - 【請求項2】 前記パターン算出部は、埋め込みデータ
から取出したデータを、n個の種類数で割り算すること
により一意に表せるn個のパターン数値を算出すること
を特徴とする請求項1記載のデータ埋め込み装置。 - 【請求項3】 被埋め込みデータの各ブロックに含まれ
るセルのなかの「1」値の数を、当該セルのなかの
「1」値の数と「0」値の数を比較し「1」値の数が少
なければ「1」値の数を増加させ、「1」値の数が多け
れば「1」値の数を減少させた数とみなした請求項1ま
たは2に記載のデータ埋め込み装置。 - 【請求項4】 被埋め込みデータが、画像データである
ことを特徴とする請求項1または請求項3に記載のデー
タ埋め込み装置。 - 【請求項5】 埋め込みデータが、音声データであるこ
とを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のデー
タ埋め込み装置。 - 【請求項6】 「0」又は「1」の2値を持つ要素から
なる被埋め込みデータに別途2値からなる埋め込みデー
タを埋め込む方法であって、 前記被埋め込みデータの要素を複数含むあらかじめ決め
られた範囲であるセルのなかの「1」値の数と、当該数
でのセル内の「1」値の配置パターンの種類数を対応づ
ける表を作成する手順と、 前記セル内の「1」値の数ごとに、当該数での「1」値
の配置パターンの種類数までの各数値と「1」値の特定
の配置パターンを対応づける表を作成する手順と、 前記被埋め込みデータにおいて、前記セルをn個まとめ
たものであるブロックについて、各ブロックに含まれる
n個のセルについて順次「1」値の数を読み取り、前記
種類数の対応表から当該数に対応した種類数をn個取り
出す手順と、 前記n個の種類数に基づいて埋め込み可能な桁数を算出
する手順と、 前記埋め込みデータから、前記算出された桁数または当
該桁数以下のデータを取り出し、当該取出したデータの
値を一意に表せる、前記取り出したn個の各セルの種類
数未満の数値であるパターン数値を算出する手順と、 前記得られたn個のパターン数値の各々についてその数
値に対応する配置パターンを前記配置パターンの対応表
から取り出して前記セルの新しい2値データとする手順
とから構成されることを特徴とするデータ埋め込み方
法。 - 【請求項7】 被埋め込みデータの各ブロックに含まれ
るセルのなかの「1」値の数を、当該セルのなかの
「1」値の数と「0」値の数を比較し「1」値の数が少
なければ「1」値の数を増加させ、「1」値の数が多け
れば「1」値の数を減少させた数とみなした請求項6に
記載のデータ埋め込み方法。 - 【請求項8】 請求項6に記載のデータ埋め込み方法を
コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項9】 請求項7に記載のデータ埋め込み方法を
コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000119965A JP2001309150A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | データ埋め込み装置、データ埋め込み方法及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000119965A JP2001309150A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | データ埋め込み装置、データ埋め込み方法及び記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001309150A true JP2001309150A (ja) | 2001-11-02 |
Family
ID=18630860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000119965A Pending JP2001309150A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | データ埋め込み装置、データ埋め込み方法及び記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001309150A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6775394B2 (en) * | 2002-03-12 | 2004-08-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Digital watermarking of binary document using halftoning |
KR100469999B1 (ko) * | 2002-03-19 | 2005-02-05 | 주식회사 실트로닉 | 영상의 해쉬 값을 이용한 이진 정지 영상 인증용 워터마킹방법 및 장치 |
-
2000
- 2000-04-20 JP JP2000119965A patent/JP2001309150A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6775394B2 (en) * | 2002-03-12 | 2004-08-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Digital watermarking of binary document using halftoning |
KR100469999B1 (ko) * | 2002-03-19 | 2005-02-05 | 주식회사 실트로닉 | 영상의 해쉬 값을 이용한 이진 정지 영상 인증용 워터마킹방법 및 장치 |
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