JP2001308910A - Ip電話システムにおけるコールバック制御方法、コールバック制御システム、およびコールバック制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

Ip電話システムにおけるコールバック制御方法、コールバック制御システム、およびコールバック制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2001308910A
JP2001308910A JP2000116528A JP2000116528A JP2001308910A JP 2001308910 A JP2001308910 A JP 2001308910A JP 2000116528 A JP2000116528 A JP 2000116528A JP 2000116528 A JP2000116528 A JP 2000116528A JP 2001308910 A JP2001308910 A JP 2001308910A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手先のIP電話端末ソフトが起動されてい
ない場合でも相手先にコールバックの要求を通知し、簡
単な操作でコールバック可能なIP電話システムにおけ
るコールバック制御方法、コールバック制御システム、
およびコールバック制御プログラムを記録した記録媒体
を提供する。 【解決手段】 ゲートキーパ17は発信元IP電話端末
(A)11からの相手先問合せパケットに対してコール
バックメール送信問合せパケットを送信し、コールバッ
クメール送信要求パケットを受信すると、相手先電子メ
ールアドレスが登録されている時は発信元端末情報を含
む電話発信ファイルを作成し、添付ファイルとしたコー
ルバックメールを相手先電子メールアドレスに送信し、
相手先電子メールアドレスが登録されていない時はコー
ルバックメールの相手先と発信元の端末情報を登録し、
この登録した相手先端末から登録メッセージを受信する
と、発信元端末情報を抽出して電話発信ファイルを作成
し、添付ファイルとしたコールバックメールを相手先電
子メールアドレスに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のIP電話端
末およびゲートキーパがそれぞれIPアドレスを有して
収容されるインターネットなどのIPネットワークにお
いて双方向のリアルタイムデータ通信を行うIP電話シ
ステムにおけるコールバック制御方法、コールバック制
御システム、およびコールバック制御プログラムを記録
した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】IP電話システムにおいて相手先を指定
する方法には、あるIP電話端末から別のIP電話端末
へIPアドレスを使用して電話発信を行う方法と、ゲー
トキーパと呼ばれるIP電話を管理するサーバに自己の
IP電話端末のエリアスアドレス(ニックネーム、Eメ
ールアドレスなど)とIPアドレスを登録し、このエリ
アスアドレスを利用して、別のIP電話端末に電話発信
を行う方法とがある。後者の方法では、利用環境内でユ
ニークなエリアスアドレスがIPアドレスと対応付けら
れて登録され利用される。
【0003】このような従来の方法について図9および
図10を参照して説明する。図9は、IP電話システム
の構成を示す図である。同図に示すように、IP電話端
末(A)1およびIP電話端末(B)3はIPネットワ
ーク5に接続され、またこのIPネットワーク5にはI
P電話を管理するサーバでゲートキーパ(GK)7が接
続されている。また、IP電話端末(A)1およびIP
電話端末(B)3の各々には、マイクおよびスピーカが
接続されていることに加えて、IP電話端末ソフト1
a,3aがそれぞれインストールされている。
【0004】なお、IP電話端末(A)1のIPアドレ
スおよびエリアスアドレスは、それぞれ「10.20.
30.40」および「ANDO」であり、IP電話端末
(B)3のIPアドレスおよびエリアスアドレスは、そ
れぞれ「10.20.30.50」および「MIYAZ
AKI」である。
【0005】このように構成されるIP電話システムに
おいて、各IP電話端末は上述したように自己のエリア
スアドレスとIPアドレスをゲートキーパ7に登録する
ために、IP電話端末(A)1は自己のエリアスアドレ
スとIPアドレスを登録するための登録パケットをゲー
トキーパ7に送信する(図10の処理Z71)。ゲート
キーパ7は、この登録パケットを受信すると、この登録
パケットを登録したことを示す返答パケットをIP電話
端末(A)1に返信する(処理Z73)。また、IP電
話端末(B)3も同様に自己のエリアスアドレスとIP
アドレスを登録するための登録パケットをゲートキーパ
7に送信し(処理Z75)、ゲートキーパ7から返答パ
ケットを受信する(処理Z77)。以上の処理により各
IP電話端末のエリアスアドレスとIPアドレスはゲー
トキーパ7に登録される。
【0006】次に、IP電話端末(A)1は、IP電話
端末(B)3を呼び出すために必要なIP電話端末
(B)3のIPアドレスを取得するために、IP電話端
末(B)3のエリアスアドレス「MIYAZAKI」を
指定した問合せパケットをゲートキーパ7に送信する
(処理Z81)。ゲートキーパ7は、この問合せパケッ
トに対してIP電話端末(B)3のIPアドレス「1
0.20.30.50」を知らせる返答パケットをIP
電話端末(A)1に返信する(処理Z83)。
【0007】IP電話端末(A)1は、ゲートキーパ7
からIP電話端末(B)3のIPアドレス「10.2
0.30.50」を受信すると、このIPアドレスを使
用してIP電話端末(B)3に対して発呼パケット、す
なわち発呼メッセージを送信する(処理Z85)。な
お、各メッセージはパケット形式で送受信されるもので
あるので、図面および本説明ではメッセージまたはパケ
ットなる用語が同じように使用されている。
【0008】IP電話端末(A)1からIP電話端末
(B)3に対して発呼メッセージを送信すると、IP電
話端末(B)3は、IP電話端末(A)1に対して接続
メッセージを返信し(処理Z87)、IP電話端末
(A)1とIP電話端末(B)3は接続され、音声通話
を開始する(処理Z89)。
【0009】一般に、IPアドレスよりエリアスアドレ
スの方が人間にはなじみやすいので、上述したように、
ゲートキーパ7を利用して電話発信することが多い。な
お、このようなIP電話システムの呼接続方法、ゲート
キーパの利用方法、音声通話の方法などについてはIT
U−Tの勧告H.323が有名である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ゲー
トキーパから相手先のIP電話端末のIPアドレスを取
得して、該IP電話端末を呼び出す場合でも、相手先の
IP電話端末が端末ソフトウェアであり、この端末ソフ
トウェアが起動されていない場合には、該IP電話端末
に対して電話発信して呼び出すことができないという問
題がある。
【0011】一般的にPCにインストールして利用され
るソフトウェアは、汎用的に使用されるPC上では必ず
しも常に起動されているとは限らない。従来は、このよ
うな相手先のIP電話端末ソフトが起動されていない場
合には、通話をあきらめるかまたはボイスメールなどで
サーバ等にメッセージを蓄積する必要がある。
【0012】しかしながら、早急に連絡を取りたい場合
は、コールバックを相手に要求したいことが多いが、ボ
イスメールとして蓄積されても、相手先のIP電話端末
でIP電話端末ソフトが起動されない限り、ボイスメー
ルの存在がわからないため、直ちにコールバックしても
らうことは困難である。
【0013】更に、相手先IP電話端末のユーザはボイ
スメールを読み出した後、コールバック先のIPアドレ
スなどを端末ソフトに手動で入力しなければならない等
のように操作が煩雑であり、使い勝手上に問題がある。
【0014】また、ボイスメールを蓄積するための余剰
な設備がサーバなどに必要となってしまい、非経済的で
あるという問題がある。
【0015】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、相手先のIP電話端末ソフト
が起動されていない場合でも相手先にコールバックの要
求を通知し、相手先が簡単な操作でコールバックを行う
ことができるIP電話システムにおけるコールバック制
御方法、コールバック制御システム、およびコールバッ
ク制御プログラムを記録した記録媒体を提供することに
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、複数のIP電話端末およ
びゲートキーパがそれぞれIPアドレスを有して収容さ
れるIPネットワーク内のIP電話システムにおいて、
IP電話端末は電子メールアドレスを含む自己の端末情
報を登録するための登録メッセージをゲートキーパに送
信し、ゲートキーパはIP電話端末から受信した登録メ
ッセージに基づき登録のあったIP電話端末の端末情報
を登録履歴テーブルに登録しておき、発信元となるIP
電話端末は相手先となるIP電話端末のエリアスアドレ
スを指定して電話発信するためにゲートキーパに相手先
問合せメッセージを送信し、ゲートキーパは相手先問合
せメッセージを受信すると、コールバックメールを相手
先に送信するか否かを問い合わせるコールバックメール
送信問合せメッセージを発信元に送信し、発信元IP電
話端末はコールバックメール送信問合せメッセージに対
してコールバックメール送信要求メッセージをゲートキ
ーパに返信し、ゲートキーパはコールバックメール送信
要求メッセージを受信すると、登録履歴テーブルを検索
して、前記相手先問合せメッセージに含まれる相手先の
エリアスアドレスに対応する相手先電子メールアドレス
が登録履歴テーブルに登録されているか否かを判定し、
ゲートキーパは前記判定の結果、相手先電子メールアド
レスが登録履歴テーブルに登録されている場合には、発
信元の端末情報を含む電話発信ファイルを作成し、ゲー
トキーパは電話発信ファイルを添付ファイルとしたコー
ルバックメールを相手先の電子メールアドレスに送信
し、ゲートキーパは前記判定の結果、相手先の電子メー
ルアドレスが登録履歴テーブルに登録されていないと判
定した場合には、コールバックメール送付先である相手
先IP電話端末の端末情報とコールバックメール送信要
求メッセージの送信元である発信元IP電話端末の端末
情報をコールバック要求テーブルに登録しておき、ゲー
トキーパはコールバック要求テーブルにコールバック送
付先である相手先IP電話端末として登録されているI
P電話端末から登録メッセージを受信した場合、該相手
先IP電話端末の端末情報を登録履歴テーブルに登録す
るとともに、該相手先IP電話端末の電子メールアドレ
スを抽出し、ゲートキーパはコールバック要求テーブル
から発信元IP電話端末の端末情報を抽出して、この発
信元端末情報を含む電話発信ファイルを作成し、ゲート
キーパはこの電話発信ファイルを添付ファイルとしたコ
ールバックメールを前記相手先IP電話端末の電子メー
ルアドレスに送信することを要旨とする。
【0017】請求項1記載の本発明にあっては、ゲート
キーパは発信元IP電話端末から相手先問合せメッセー
ジを受信すると、コールバックメールを相手先に送信す
るか否かを問い合わせるコールバックメール送信問合せ
メッセージを発信元に送信し、コールバックメール送信
要求メッセージを発信元から受信すると、登録履歴テー
ブルを検索して、相手先のエリアスアドレスに対応する
相手先電子メールアドレスが登録履歴テーブルに登録さ
れているか否かを判定し、登録履歴テーブルに登録され
ている場合には、発信元の端末情報を含む電話発信ファ
イルを作成し、該電話発信ファイルを添付ファイルとし
たコールバックメールを相手先の電子メールアドレスに
送信し、また相手先の電子メールアドレスが登録履歴テ
ーブルに登録されていない場合には、コールバックメー
ル送付先である相手先IP電話端末の端末情報とコール
バックメール送信要求メッセージの送信元である発信元
IP電話端末の端末情報をコールバック要求テーブルに
登録しておき、このコールバック要求テーブルにコール
バック送付先である相手先IP電話端末として登録され
ているIP電話端末から登録メッセージを受信した場
合、該相手先IP電話端末の端末情報を登録履歴テーブ
ルに登録するとともに、該相手先IP電話端末の電子メ
ールアドレスを抽出し、コールバック要求テーブルから
発信元IP電話端末の端末情報を抽出して、この発信元
端末情報を含む電話発信ファイルを作成し、該電話発信
ファイルを添付ファイルとしたコールバックメールを相
手先IP電話端末の電子メールアドレスに送信するた
め、相手先のIP電話端末ソフトが起動していない場合
でも、電話発信ファイルを添付したコールバックメール
を相手先に送信することができるとともに、コールバッ
クメールを受信した相手先は電話発信ファイルをクリッ
クするだけで、コールバック先電子メールアドレスを入
力することなく、コールバック電話発信ができ、使い勝
手を著しく向上することができる。また、相手先の電子
メールアドレスをゲートキーパ内の登録履歴テーブルか
ら抽出するため、ユーザは相手先電子メールアドレスを
調べる必要もなく、効率的である。更に、コールバック
の依頼は電話発信メールの添付したメールとして送信さ
れるため、ボイスメールに比較して極めて容量が小さ
く、ゲートキーパなどのサーバに負荷がかからない。
【0018】また、請求項2記載の本発明は、複数のI
P電話端末およびゲートキーパがそれぞれIPアドレス
を有して収容されるIPネットワーク内のIP電話シス
テムにおいて、前記IP電話端末は、電子メールアドレ
スを含む自己の端末情報を登録するための登録メッセー
ジをゲートキーパに送信する登録メッセージ送信手段
と、相手先となるIP電話端末のエリアスアドレスを指
定して電話発信するためにゲートキーパに相手先問合せ
メッセージを送信する相手先問合せメッセージ送信手段
と、ゲートキーパからコールバックメール送信問合せメ
ッセージを受信し、該メッセージに対してコールバック
メール送信要求メッセージをゲートキーパに返信するコ
ールバックメール関連送受信手段とを有し、前記ゲート
キーパは、IP電話端末から受信した登録メッセージに
基づき登録のあったIP電話端末の端末情報を登録する
登録履歴テーブルと、IP電話端末から相手先問合せメ
ッセージを受信すると、コールバックメールを相手先I
P電話端末に送信するか否かを問い合わせるコールバッ
クメール送信問合せメッセージを発信元IP電話端末に
送信するコールバックメール送信問合せメッセージ送信
手段と、発信元IP電話端末からコールバックメール送
信要求メッセージを受信すると、登録履歴テーブルを検
索して、前記相手先問合せメッセージに含まれる相手先
のエリアスアドレスに対応する相手先IP電話端末の電
子メールアドレスが登録履歴テーブルに登録されている
か否かを判定する相手先登録判定手段と、前記判定の結
果、相手先IP電話端末の電子メールアドレスが登録履
歴テーブルに登録されている場合には、発信元の端末情
報を含む電話発信ファイルを作成する第1の電話発信フ
ァイル作成手段と、前記判定の結果、相手先IP電話端
末の電子メールアドレスが登録履歴テーブルに登録され
ていないと判定した場合には、コールバックメール送付
先である相手先IP電話端末の端末情報とコールバック
メール送信要求メッセージの送信元である発信元IP電
話端末の端末情報を登録するコールバック要求テーブル
と、前記コールバック要求テーブルにコールバック送付
先である相手先IP電話端末として登録されているIP
電話端末から登録メッセージを受信した場合、該相手先
IP電話端末の端末情報を登録履歴テーブルに登録する
とともに、該相手先IP電話端末の電子メールアドレス
を抽出する相手先電子メールアドレス抽出手段と、前記
コールバック要求テーブルから発信元IP電話端末の端
末情報を抽出して、この発信元端末情報を含む電話発信
ファイルを作成する第2の電話発信ファイル作成手段
と、前記第1または第2の電話発信ファイル作成手段で
作成された電話発信ファイルを添付ファイルとしたコー
ルバックメールを相手先IP電話端末の電子メールアド
レスに送信するコールバックメール送信手段とを有する
ことを要旨とする。
【0019】請求項2記載の本発明にあっては、ゲート
キーパは発信元IP電話端末から相手先問合せメッセー
ジを受信すると、コールバックメールを相手先に送信す
るか否かを問い合わせるコールバックメール送信問合せ
メッセージを発信元に送信し、コールバックメール送信
要求メッセージを発信元から受信すると、登録履歴テー
ブルを検索して、相手先のエリアスアドレスに対応する
相手先電子メールアドレスが登録履歴テーブルに登録さ
れているか否かを判定し、登録履歴テーブルに登録され
ている場合には、発信元の端末情報を含む電話発信ファ
イルを作成し、該電話発信ファイルを添付ファイルとし
たコールバックメールを相手先の電子メールアドレスに
送信し、また相手先の電子メールアドレスが登録履歴テ
ーブルに登録されていない場合には、コールバックメー
ル送付先である相手先IP電話端末の端末情報とコール
バックメール送信要求メッセージの送信元である発信元
IP電話端末の端末情報をコールバック要求テーブルに
登録しておき、このコールバック要求テーブルにコール
バック送付先である相手先IP電話端末として登録され
ているIP電話端末から登録メッセージを受信した場
合、該相手先IP電話端末の端末情報を登録履歴テーブ
ルに登録するとともに、該相手先IP電話端末の電子メ
ールアドレスを抽出し、コールバック要求テーブルから
発信元IP電話端末の端末情報を抽出して、この発信元
端末情報を含む電話発信ファイルを作成し、該電話発信
ファイルを添付ファイルとしたコールバックメールを相
手先IP電話端末の電子メールアドレスに送信するた
め、相手先のIP電話端末ソフトが起動していない場合
でも、電話発信ファイルを添付したコールバックメール
を相手先に送信することができるとともに、コールバッ
クメールを受信した相手先は電話発信ファイルをクリッ
クするだけで、コールバック先電子メールアドレスを入
力することなく、コールバック電話発信ができ、使い勝
手を著しく向上することができる。
【0020】更に、請求項3記載の本発明は、複数のI
P電話端末およびゲートキーパがそれぞれIPアドレス
を有して収容されるIPネットワーク内のIP電話シス
テムにおいて、IP電話端末は電子メールアドレスを含
む自己の端末情報を登録するための登録メッセージをゲ
ートキーパに送信し、ゲートキーパはIP電話端末から
受信した登録メッセージに基づき登録のあったIP電話
端末の端末情報を登録履歴テーブルに登録しておき、発
信元となるIP電話端末は相手先となるIP電話端末の
エリアスアドレスを指定して電話発信するためにゲート
キーパに相手先問合せメッセージを送信し、ゲートキー
パは相手先問合せメッセージを受信すると、コールバッ
クメールを相手先に送信するか否かを問い合わせるコー
ルバックメール送信問合せメッセージを発信元に送信
し、発信元IP電話端末はコールバックメール送信問合
せメッセージに対してコールバックメール送信要求メッ
セージをゲートキーパに返信し、ゲートキーパはコール
バックメール送信要求メッセージを受信すると、登録履
歴テーブルを検索して、前記相手先問合せメッセージに
含まれる相手先のエリアスアドレスに対応する相手先電
子メールアドレスが登録履歴テーブルに登録されている
か否かを判定し、ゲートキーパは前記判定の結果、相手
先電子メールアドレスが登録履歴テーブルに登録されて
いる場合には、発信元の端末情報を含む電話発信ファイ
ルを作成し、ゲートキーパは電話発信ファイルを添付フ
ァイルとしたコールバックメールを相手先の電子メール
アドレスに送信し、ゲートキーパは前記判定の結果、相
手先の電子メールアドレスが登録履歴テーブルに登録さ
れていないと判定した場合には、コールバックメール送
付先である相手先IP電話端末の端末情報とコールバッ
クメール送信要求メッセージの送信元である発信元IP
電話端末の端末情報をコールバック要求テーブルに登録
しておき、ゲートキーパはコールバック要求テーブルに
コールバック送付先である相手先IP電話端末として登
録されているIP電話端末から登録メッセージを受信し
た場合、該相手先IP電話端末の端末情報を登録履歴テ
ーブルに登録するとともに、該相手先IP電話端末の電
子メールアドレスを抽出し、ゲートキーパはコールバッ
ク要求テーブルから発信元IP電話端末の端末情報を抽
出して、この発信元端末情報を含む電話発信ファイルを
作成し、ゲートキーパはこの電話発信ファイルを添付フ
ァイルとしたコールバックメールを前記相手先IP電話
端末の電子メールアドレスに送信するIP電話システム
におけるコールバック制御プログラムを記録媒体に記録
することを要旨とする。
【0021】請求項3記載の本発明にあっては、ゲート
キーパは発信元IP電話端末から相手先問合せメッセー
ジを受信すると、コールバックメールを相手先に送信す
るか否かを問い合わせるコールバックメール送信問合せ
メッセージを発信元に送信し、コールバックメール送信
要求メッセージを発信元から受信すると、登録履歴テー
ブルを検索して、相手先のエリアスアドレスに対応する
相手先電子メールアドレスが登録履歴テーブルに登録さ
れているか否かを判定し、登録履歴テーブルに登録され
ている場合には、発信元の端末情報を含む電話発信ファ
イルを作成し、該電話発信ファイルを添付ファイルとし
たコールバックメールを相手先の電子メールアドレスに
送信し、また相手先の電子メールアドレスが登録履歴テ
ーブルに登録されていない場合には、コールバックメー
ル送付先である相手先IP電話端末の端末情報とコール
バックメール送信要求メッセージの送信元である発信元
IP電話端末の端末情報をコールバック要求テーブルに
登録しておき、このコールバック要求テーブルにコール
バック送付先である相手先IP電話端末として登録され
ているIP電話端末から登録メッセージを受信した場
合、該相手先IP電話端末の端末情報を登録履歴テーブ
ルに登録するとともに、該相手先IP電話端末の電子メ
ールアドレスを抽出し、コールバック要求テーブルから
発信元IP電話端末の端末情報を抽出して、この発信元
端末情報を含む電話発信ファイルを作成し、該電話発信
ファイルを添付ファイルとしたコールバックメールを相
手先IP電話端末の電子メールアドレスに送信するコー
ルバック制御プログラムを記録媒体に記録しているた
め、該記録媒体を用いて、その流通性を高めることがで
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
コールバック制御方法を実施するIP電話システムの構
成を示す図である。同図に示すIP電話システムにおい
ては、IPネットワーク(LAN)15上にIP電話端
末(A)11およびIP電話端末(B)13が接続さ
れ、IP電話端末(A)11およびIP電話端末(B)
13のそれぞれにはマイクおよびスピーカが接続されて
いることに加えて、IP電話端末ソフト11a,13a
およびメールソフト11b,13bがそれぞれインスト
ールされている。また、IPネットワーク15には、I
P電話を管理するサーバであるゲートキーパ17および
メールサーバ19が接続されている。なお、各IP電話
端末は例えばIP電話端末ソフトがインストールされた
PC、またはIP電話専用端末である。
【0023】また、IP電話端末(A)11のIPアド
レスおよびエリアスアドレスは、それぞれ「10.2
0.30.40」および「ANDO」であり、IP電話
端末(B)13のIPアドレスおよびエリアスアドレス
は、それぞれ「10.20.30.50」および「MI
YAZAKI」である。
【0024】ゲートキーパ17は、詳細には図2に示す
ように、IPネットワーク15に接続されるネットワー
クインタフェース部21、本ゲートキーパ全体の動作を
制御する制御部23、コールバックメール送付先電子メ
ールアドレス等に対してコールバックメールなどを送信
するメール送信部25、コールバックメールを作成する
コールバックメール作成部27、コールバックメール送
信要求メッセージの送信元であるIP電話端末の端末情
報を含む電話発信ファイルを作成する電話発信ファイル
作成部29、後述する登録履歴テーブル35およびコー
ルバック要求テーブル41を検索して、コールバック送
信要求メッセージの送信元であるIP電話端末の端末情
報とコールバックメール送付先の電子メールアドレスを
抽出する端末検索部31、各IP電話端末からの登録要
求に基づき各IP電話端末のエリアスアドレスとIPア
ドレスを対応させて管理する端末管理テーブル33、過
去に登録のあったIP電話端末ソフトの端末情報を保存
管理する登録履歴テーブル35、コマンド制御を行うコ
マンド制御部37、通信制御を行う通信制御部39、お
よびコールバック送付先であるIP電話端末の端末情報
およびコールバックメール送信要求メッセージの送信元
であるIP電話端末の端末情報を保存管理するコールバ
ック要求テーブル41から構成されている。
【0025】次に、図3以降のフローチャートおよびシ
ーケンス図を参照して、本実施形態の作用について説明
する。
【0026】まず、ゲートキーパ17におけるIP電話
端末の登録処理について図3に示すフローチャートを参
照して説明する。
【0027】ゲートキーパ17が待機状態にある場合に
おいて(ステップS11)、IP電話端末、例えばIP
電話端末(A)11のIP電話端末ソフト11aが起動
時に自己のエリアスアドレス(ニックネーム、電子メー
ルアドレスなど)とIPアドレスなどの端末情報をゲー
トキーパ17に登録するための登録パケットをゲートキ
ーパ17に送信すると、ゲートキーパ17はこの登録パ
ケットを受信し(ステップS13)、該登録パケットに
設定されているエリアスアドレスとIPアドレスを読み
出し、端末管理テーブル33に登録する(ステップS1
5)。
【0028】また、ゲートキーパ17は、端末管理テー
ブル33から登録履歴テーブル35を参照し、前記受信
した登録パケットに設定されているエリアスアドレスな
どの端末情報が登録履歴テーブル35に登録されている
か否かを判定し、登録されていない場合には、該エリア
スアドレスとIPアドレスなどの端末情報を登録履歴テ
ーブル35に新規に登録し、既に登録されている場合に
は、最新情報に更新し、IP電話端末(A)11のエリ
アスアドレスおよびIPアドレスなどの端末情報が登録
されたことを示す返答パケットをIP電話端末(A)1
1に返信する(ステップS17)。そして、ゲートキー
パ17はまた待機状態に戻る(ステップS19)。
【0029】また、ゲートキーパ17は、IP電話端末
から登録消去のパケットを受信すると(ステップS2
1)、上述したように端末管理テーブル33に登録した
IP電話端末の端末情報を削除し(ステップS23)、
再度待機状態に戻る(ステップS25)。以上のように
して、端末情報の登録を登録パケットで要求してきた各
IP電話端末の端末情報がゲートキーパ17の端末管理
テーブル33および登録履歴テーブル35に登録され
る。
【0030】次に、図4に示すフローチャートおよび図
5に示すシーケンス図を参照して、コールバック処理に
ついて説明する。なお、図4のフローチャートは、ゲー
トキーパ17における動作を図示しているものである。
また、本説明では、コールバック送信要求メッセージの
送信元を発信元、コールバックメール送付先を相手先と
称する。
【0031】まず、図5の始めでは、図3で説明したよ
うに、端末情報の登録を登録パケットで要求してきたI
P電話端末の端末情報がゲートキーパ17に登録される
ことが図示されている。すなわち、図5では、IP電話
端末(A)11が自己のエリアスアドレスとIPアドレ
スなどの端末情報をゲートキーパ17に登録するための
登録パケットを送信すると(処理Z1)、ゲートキーパ
17はこの登録パケットを受信し、該登録パケットに設
定されているエリアスアドレスとIPアドレスなどの端
末情報を端末管理テーブル33に登録し、登録承認パケ
ットをIP電話端末(A)11に返信する(処理Z
3)。
【0032】本説明の前提条件として、IP電話端末
(B)13は、IP電話端末ソフト13aが起動されて
いないために、IP電話端末(B)13のエリアスアド
レスおよびIPアドレスなどを含む端末情報は、ゲート
キーパ17の端末管理テーブル33に登録していないも
のとするが、IP電話端末(B)13は、過去にゲート
キーパ17に一度以上登録を行っていて、この過去に登
録したIP電話端末(B)13の端末情報が登録履歴テ
ーブル35に保存されているものとする。
【0033】このような状態において、IP電話端末
(A)11が相手先のエリアスアドレスを利用してIP
電話端末(B)13を呼び出すものとする。そのため、
IP電話端末(A)11は、IP電話端末ソフト11a
においてIP電話端末(B)13のエリアスアドレス
「MIYAZAKI」を入力し、電話発信を行うため、
ゲートキーパ17に対して相手先である「MIYAZA
KI」のIPアドレス情報を取得するための相手先IP
アドレス問合せパケットを送信すると、ゲートキーパ1
7はこのIPアドレス問合せパケットを受信する(図4
のステップS33および図5の処理Z5)。
【0034】ゲートキーパ17は、IP電話端末(A)
11からIPアドレス問合せパケットを受信すると、I
Pアドレス問合せパケットに設定されている相手先であ
るIP電話端末(B)13のエリアスアドレスで端末管
理テーブル33を検索するが、この時点では上述した前
提条件のように端末管理テーブル33に登録されていな
いため検索できない。このように相手先がゲートキーパ
17に登録されていない場合には、その旨を通知する返
答メッセージを発信元のIP電話端末に送信することに
なるが、このように相手先が端末管理テーブル33に登
録されていないため検索できない場合には、同じエリア
スアドレスで登録履歴テーブル35を検索し、IP電話
端末(B)13の過去に登録した端末情報から相手先で
あるIP電話端末(B)13の電子メールアドレスを抽
出する(ステップS35、処理Z7)。すなわち、相手
先IP電話端末が過去に一度でもゲートキーパ17に登
録されていれば、この相手先IP電話端末の端末情報は
ゲートキーパ17の登録履歴テーブル35に登録されて
いるので、この相手先の電子メールアドレスを検出する
ことができる。
【0035】ゲートキーパ17は、相手先IP電話端末
(B)13の電子メールアドレスを抽出すると、この相
手先にコールバックメールを送信するか否かの問合せパ
ケットを発信元のIP電話端末(A)11に送信する
(ステップS37、処理Z9)。発信元IP電話端末
(A)11は、このコールバック送信問合せパケットを
受信すると、コールバック送信要求パケットをゲートキ
ーパ17に送信する。
【0036】ゲートキーパ17は、発信元のIP電話端
末(A)11からのコールバック送信要求パケットを受
信すると(処理Z11)、登録履歴テーブル35から発
信元IP電話端末(A)11の端末情報を取得し、電話
発信ファイル作成部29において発信元であるIP電話
端末(A)11のエリアスアドレスなどの端末情報を含
む電話発信ファイルを作成するととも、コールバックメ
ールを作成し(処理Z13)、このコールバックメール
に電話発信ファイルを添付する(ステップS39)。そ
れから、このコールバックメールを上述したようにIP
電話端末(B)13の過去に登録した登録履歴テーブル
35の端末情報から抽出した相手先エリアスアドレス
「MIYAZAKI」に対応する電子メールアドレスを
宛先として、メール送信部25から相手先のIP電話端
末(B)13に送信する(ステップS41、処理Z1
5)。ここで、ゲートキーパ17は一旦待機状態に戻る
(ステップS43)。
【0037】なお、電話発信ファイル作成部29で作成
される電話発信ファイルは、図8(a)に電話発信ファ
イルの例として示すように、相手先であるIP電話端末
(B)13にエリアスアドレス「Alias@AND
O」という情報が記述され、ファイルの拡張子を「.v
lf」としたものとする。この場合、エリアスアドレス
「Alias@ANDO」の代わりに図8(b)に示す
ようにIPアドレス「IP@10.20.30.40」
と記述してもよいものである。
【0038】ゲートキーパ17から送信されたコールバ
ックメールは、メールサーバ19を経由して送信され、
相手先IP電話端末(B)13のメールソフト13bで
受信されると、IP電話端末(B)13のユーザは、こ
の受信したコールバックメールからコールバックを要求
されていることを発見し、添付の電話発信ファイルをク
リックする。
【0039】本実施形態では、図8で示したように、電
話発信ファイルの拡張子「.vlf」としているが、I
P電話端末(B)13においては、「.vlf」の拡張
子とIP電話端末ソフト13aがWindows(登録
商標)の拡張子の関連付け機能で関連付けられている。
すなわち、Windows端末においては、特定の拡張
子を特定のアプリケーションに関連付けることが一般的
に行われており、ある拡張子のファイルをクリックする
と、その拡張子に関連付けられているアプリケーション
が起動されるようになっている。そこで、本実施形態で
は「.vlf」の拡張子のファイルをクリックすると、
このファイル内に設定されているパラメータ先に電話発
信するように設定しておく。
【0040】従って、IP電話端末(B)13におい
て、コールバックメールを受信したユーザが、コールバ
ックメールに添付されている「.vlf」の拡張子の電
話発信ファイルをクリックすると、IP電話端末ソフト
13aが添付の電話発信ファイルにパラメータとして含
まれている発信元の端末情報であるエリアスアドレス
「Alias@ANDO」またはIPアドレス「IP@
10.20.30.40」を受け取って起動され、IP
電話端末(B)13から発信元のIP電話端末(A)1
1に対してコールバック電話発信・発呼パケットが送信
される(処理Z17)。発信元IP電話端末(A)11
は、IP電話端末(B)13からコールバック電話発信
発呼パケットを受信すると、IP電話端末(B)13に
対して接続パケットを送信し(処理Z19)、これによ
りIP電話端末(A)11とIP電話端末(B)13は
接続され、音声通話を開始する(処理Z21)。
【0041】次に、図6に示すフローチャートおよび図
7に示すシーケンス図を参照して、本実施形態のコール
バック処理の別の動作としてIP電話端末(B)13の
端末情報がゲートキーパ17の端末管理テーブル33に
登録していない上に、IP電話端末(B)13は過去に
一度もゲートキーパ17に登録を行っていないため登録
履歴テーブル35にも登録されていないことを前提条件
とした場合の動作について説明する。
【0042】この場合の動作は、基本的には図4、図5
で説明した動作において相手先であるIP電話端末
(B)13の端末情報がゲートキーパ17の端末管理テ
ーブル33および登録履歴テーブル35から得られない
ので、ゲートキーパ17のコールバック要求テーブル4
1にコールバックメールの送付先である相手先IP電話
端末(B)13の端末情報とコールバックの要求元であ
る発信元IP電話端末(A)11の端末情報を保存して
おいて、IP電話端末(B)13に対してIP電話端末
(A)11からコールバック要求があることを記録して
おく。そして、相手先のIP電話端末(B)13が自己
の端末情報の登録をゲートキーパ17に行ってきた場合
に、この端末情報に基づいて相手先のIP電話端末
(B)13にコールバックメールを送信しようとするも
のである。
【0043】具体的に説明すると、図7の始めの処理Z
31,Z33は図5の処理Z1,Z3と同じであり、I
P電話端末(A)11からの登録パケットによりIP電
話端末(A)11の端末情報がゲートキーパ17に登録
され、これに対してゲートキーパ17がIP電話端末
(A)11の端末情報を登録し、登録承認パケットをI
P電話端末(A)11に返信する処理が図示されてい
る。
【0044】それから、IP電話端末(A)11が相手
先のエリアスアドレスを利用してIP電話端末(B)1
3を呼び出すものとすると、そのため、IP電話端末
(A)11は、IP電話端末ソフト11aにおいてIP
電話端末(B)13のエリアスアドレス「MIYAZA
KI」を入力し、電話発信を行う。IP電話端末(A)
11はゲートキーパ17に対して相手先である「MIY
AZAKI」のIPアドレス情報を取得するための相手
先IPアドレス問合せパケットを送信すると、ゲートキ
ーパ17はこのIPアドレス問合せパケットを受信する
(図6のステップS53および図7の処理Z35)。
【0045】ゲートキーパ17は、IP電話端末(A)
11からIPアドレス問合せパケットを受信すると、I
Pアドレス問合せパケットに設定されている相手先であ
るIP電話端末(B)13のエリアスアドレス「MIY
AZAKI」で端末管理テーブル33を検索するが、こ
の時点では端末管理テーブル33に登録されていないた
め検索できない。そこで、ゲートキーパ17は、同じエ
リアスアドレス「MIYAZAKI」で登録履歴テーブ
ル35を検索し、IP電話端末(B)13の過去に登録
した端末情報から相手先であるIP電話端末(B)13
の電子メールアドレスを抽出しようとするが、IP電話
端末(B)13は上述した前提条件のように過去に一度
もゲートキーパ17に登録されていないので、ゲートキ
ーパ17は登録履歴テーブル35からもエリアスアドレ
ス「MIYAZAKI」に対応する電子メールアドレス
を検索することができない(ステップS55、処理Z3
7)。
【0046】そこで、ゲートキーパ17は、相手先のI
P電話端末(B)13がゲートキーパ17に対して端末
情報の登録を行ってきた時点でコールバック送信を行う
か否かについてコールバック送信問合せパケットを発信
元のIP電話端末(A)11に送信する(ステップS5
7、処理Z39)。
【0047】IP電話端末(A)11は、ゲートキーパ
17からのコールバック送信問合せパケットに同意し
て、コールバック送信要求パケットをゲートキーパ17
に返信し、ゲートキーパ17がIP電話端末(A)11
からのコールバック送信要求パケットを受信すると(処
理Z41)、ゲートキーパ17は、コールバック要求テ
ーブル41にコールバックメールの送付先である相手先
IP電話端末(B)13の端末情報とコールバックの要
求元である発信元IP電話端末(A)11の端末情報を
保存する(ステップS59、処理Z43)。そして、ゲ
ートキーパ17は、相手先IP電話端末(B)13から
登録パケットを受信するまで、待機状態に入る(ステッ
プS61)。
【0048】ゲートキーパ17は、待機状態においてコ
ールバックの相手先IP電話端末(B)13から該IP
電話端末(B)13のエリアスアドレスおよびIPアド
レスなどを含む端末情報を設定された登録パケットを受
信すると(ステップS63、処理Z45)、この受信し
た登録パケットに設定されている相手先IP電話端末
(B)13のエリアスアドレスおよびIPアドレスを端
末管理テーブル33に登録するとともに、また登録履歴
テーブル35にも新規に登録する(ステップS65)。
ゲートキーパ17は、この登録が終了すると、登録承認
パケットをIP電話端末(B)13に返信する(処理Z
47)。
【0049】ゲートキーパ17は、上述したように、I
P電話端末(B)13の端末情報を受信すると、この受
信したIP電話端末(B)13の端末情報でコールバッ
ク要求テーブル41を検索し(処理Z49)、該IP電
話端末(B)13の端末情報がコールバック要求テーブ
ル41にコールバックの相手先端末情報として保存され
ていることを検出すると、登録履歴テーブル35または
端末管理テーブル33から相手先であるIP電話端末
(B)13の電子メールアドレスを検索抽出する(ステ
ップS67)。
【0050】また、ゲートキーパ17は、コールバック
要求テーブル41からコールバックの発信元IP電話端
末(A)11の端末情報である発信元エリアスアドレス
を抽出し、この発信元IP電話端末のエリアスアドレス
を含む電話発信ファイルを電話発信ファイル作成部29
で作成する(ステップS69)。なお、この電話発信フ
ァイルには、図8に示すように、「Alias@AND
O」または「IP@10.20.30.40」という情
報が記述されているとともに、該ファイルの拡張子
は「.vlf」としたものとする。
【0051】更に、ゲートキーパ17は、コールバック
メール作成部27でコールバックメールを作成し(処理
Z53)、このコールバックメールに電話発信ファイル
を添付する(ステップS69)。それから、このコール
バックメールを上述したように抽出した相手先IP電話
端末(B)13の電子メールアドレスを宛先として、メ
ール送信部25から相手先のIP電話端末(B)13に
送信する(ステップS71、処理Z55)。ここで、ゲ
ートキーパ17は一旦待機状態になる(ステップS7
3)。
【0052】ゲートキーパ17から送信されたコールバ
ックメールは、メールサーバ19を経由して送信され、
相手先IP電話端末(B)13のメールソフト13bで
受信されると、IP電話端末(B)13のユーザは、こ
の受信したコールバックメールからコールバックを要求
されていることを発見し、該コールバックメールに添付
されている「.vlf」の拡張子の電話発信ファイルを
クリックする。
【0053】「.vlf」の拡張子の電話発信ファイル
がクリックされると、IP電話端末ソフト13aが電話
発信ファイルにパラメータとして含まれている発信元の
端末情報であるエリアスアドレス「Alias@AND
O」またはIPアドレス「IP@10.20.30.4
0」を受け取って起動され、IP電話端末(B)13か
ら発信元のIP電話端末(A)11に対してコールバッ
ク電話発信発呼パケットが送信される(処理Z57)。
発信元IP電話端末(A)11は、IP電話端末(B)
13からコールバック電話発信発呼パケットを受信する
と、IP電話端末(B)13に対して接続パケットを送
信し(処理Z59)、これによりIP電話端末(A)1
1とIP電話端末(B)13は接続され、音声通話を開
始する(処理Z61)。
【0054】なお、上記実施形態では、電話発信ファイ
ルの実現方法として、Windows上においてファイ
ルの拡張子とそのファイルをクリックしたときに起動す
るアプリケーションを関連付けているということに基づ
き、添付の電話発信ファイルをクリックすることにより
IP電話端末ソフトを起動し、ファイル内のあるパラメ
ータに引き渡すことで電話発信を行う機能をIP電話端
末ソフトに実装しておき、これを利用してワンクリック
で自動的にIP電話端末ソフトを起動して、指定したI
P電話端末に電話発信を行う場合について説明したが、
本発明のこのような電話発信ファイルの実現方法に限定
されないものである。
【0055】なお、上記実施形態のIP電話システムに
おけるコールバック制御方法の処理手順をプログラムと
して記録媒体に記録して、この記録媒体をコンピュータ
システムに組み込むとともに、該記録媒体に記録された
プログラムをコンピュータシステムにダウンロードまた
はインストールし、該プログラムでコンピュータシステ
ムを作動させることにより、IP電話システムにおける
コールバック制御方法を実施するコールバック制御シス
テムとして機能させることができることは勿論であり、
このような記録媒体を用いることにより、その流通性を
高めることができるものである。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ゲートキーパは発信元IP電話端末から相手先問合せメ
ッセージを受信すると、コールバックメール送信問合せ
メッセージを発信元に送信し、コールバックメール送信
要求メッセージを発信元から受信すると、相手先電子メ
ールアドレスが登録履歴テーブルに登録されているか否
かを判定し、登録されている場合には、発信元の端末情
報を含む電話発信ファイルを作成し、該電話発信ファイ
ルを添付ファイルとしたコールバックメールを相手先の
電子メールアドレスに送信し、また相手先の電子メール
アドレスが登録されていない場合には、コールバックメ
ールの相手先端末情報と発信元の端末情報をコールバッ
ク要求テーブルに登録しておき、このコールバック要求
テーブルに登録されているコールバックの相手先IP電
話端末から登録メッセージを受信すると、相手先IP電
話端末の電子メールアドレスを抽出し、コールバック要
求テーブルから発信元IP電話端末の端末情報を抽出し
て、該端末情報を含む電話発信ファイルを作成し、該電
話発信ファイルを添付ファイルとしたコールバックメー
ルを相手先IP電話端末の電子メールアドレスに送信す
るので、相手先のIP電話端末ソフトが起動していない
場合でも、電話発信ファイルを添付したコールバックメ
ールを相手先に送信することができるとともに、コール
バックメールを受信した相手先は電話発信ファイルをク
リックするだけで、コールバック先電子メールアドレス
を入力することなく、コールバック電話発信ができ、使
い勝手を著しく向上することができる。また、相手先の
電子メールアドレスをゲートキーパ内の登録履歴テーブ
ルから抽出するので、ユーザは相手先電子メールアドレ
スを調べる必要もなく、効率的である。なお、メールソ
フトは一般に利用度が極めて高く、PC上で通常ほとん
ど起動されているので、コールバックメールは相手先に
送信されると、短時間で相手先に受信される。更に、コ
ールバックの依頼は電話発信メールの添付したメールと
して送信されるので、ボイスメールに比較して極めて容
量が小さく、ゲートキーパなどのサーバに負荷がかから
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコールバック制御方
法を実施するIP電話システムの構成を示す図である。
【図2】図1に示すIP電話システムに使用されている
ゲートキーパの詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】図1に示す実施形態においてゲートキーパにお
けるIP電話端末の登録処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】図1に示す実施形態においてゲートキーパにお
けるコールバック処理を示すフローチャートである。
【図5】図1に示す実施形態においてゲートキーパにお
けるコールバック処理を示すシーケンス図である。
【図6】図1に示す実施形態においてゲートキーパにお
けるコールバック処理の別の動作を示すフローチャート
である。
【図7】図1に示す実施形態においてゲートキーパにお
けるコールバック処理の別の動作を示すシーケンス図で
ある。
【図8】図1に示す実施形態における電話発信ファイル
の例を示す図である。
【図9】IP電話システムにおいて従来の相手先指定方
法を説明するための図である。
【図10】IP電話システムにおける従来の接続手順を
示すシーケンス図である。
【符号の説明】
11,13 IP電話端末 11a,11b IP電話端末ソフト 13a,13b メールソフト 15 IPネットワーク 17 ゲートキーパ 19 メールサーバ 27 コールバックメール作成部 29 電話発信ファイル作成部 33 端末管理テーブル 35 登録履歴テーブル 41 コールバック要求テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 大 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 得能 聡 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 (72)発明者 永嶋 美雄 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 Fターム(参考) 5K024 AA01 BB00 BB04 CC09 DD01 DD02 DD03 DD04 EE09 FF06 GG01 GG03 GG06 5K030 HA06 HB01 HC01 HD10 JT01 JT03 KA04 KA05 LB02 LD12 LD14 5K101 KK02 KK20 LL00 LL02 MM07 NN03 NN07 NN15 NN21 PP03 PP09 PP10 RR11 RR15 RR27 RR28 SS08 9A001 CC02 JJ13 JJ14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のIP電話端末およびゲートキーパ
    がそれぞれIPアドレスを有して収容されるIPネット
    ワーク内のIP電話システムにおけるコールバック制御
    方法において、 IP電話端末は電子メールアドレスを含む自己の端末情
    報を登録するための登録メッセージをゲートキーパに送
    信し、 ゲートキーパはIP電話端末から受信した登録メッセー
    ジに基づき登録のあったIP電話端末の端末情報を登録
    履歴テーブルに登録しておき、 発信元となるIP電話端末は相手先となるIP電話端末
    のエリアスアドレスを指定して電話発信するためにゲー
    トキーパに相手先問合せメッセージを送信し、 ゲートキーパは相手先問合せメッセージを受信すると、
    コールバックメールを相手先に送信するか否かを問い合
    わせるコールバックメール送信問合せメッセージを発信
    元に送信し、 発信元IP電話端末はコールバックメール送信問合せメ
    ッセージに対してコールバックメール送信要求メッセー
    ジをゲートキーパに返信し、 ゲートキーパはコールバックメール送信要求メッセージ
    を受信すると、登録履歴テーブルを検索して、前記相手
    先問合せメッセージに含まれる相手先のエリアスアドレ
    スに対応する相手先電子メールアドレスが登録履歴テー
    ブルに登録されているか否かを判定し、 ゲートキーパは前記判定の結果、相手先電子メールアド
    レスが登録履歴テーブルに登録されている場合には、発
    信元の端末情報を含む電話発信ファイルを作成し、 ゲートキーパは電話発信ファイルを添付ファイルとした
    コールバックメールを相手先の電子メールアドレスに送
    信し、 ゲートキーパは前記判定の結果、相手先の電子メールア
    ドレスが登録履歴テーブルに登録されていないと判定し
    た場合には、コールバックメール送付先である相手先I
    P電話端末の端末情報とコールバックメール送信要求メ
    ッセージの送信元である発信元IP電話端末の端末情報
    をコールバック要求テーブルに登録しておき、 ゲートキーパはコールバック要求テーブルにコールバッ
    ク送付先である相手先IP電話端末として登録されてい
    るIP電話端末から登録メッセージを受信した場合、該
    相手先IP電話端末の端末情報を登録履歴テーブルに登
    録するとともに、該相手先IP電話端末の電子メールア
    ドレスを抽出し、 ゲートキーパはコールバック要求テーブルから発信元I
    P電話端末の端末情報を抽出して、この発信元端末情報
    を含む電話発信ファイルを作成し、 ゲートキーパはこの電話発信ファイルを添付ファイルと
    したコールバックメールを前記相手先IP電話端末の電
    子メールアドレスに送信することを特徴とするIP電話
    システムにおけるコールバック制御方法。
  2. 【請求項2】 複数のIP電話端末およびゲートキーパ
    がそれぞれIPアドレスを有して収容されるIPネット
    ワーク内のIP電話システムにおけるコールバック制御
    システムにおいて、 前記IP電話端末は、 電子メールアドレスを含む自己の端末情報を登録するた
    めの登録メッセージをゲートキーパに送信する登録メッ
    セージ送信手段と、 相手先となるIP電話端末のエリアスアドレスを指定し
    て電話発信するためにゲートキーパに相手先問合せメッ
    セージを送信する相手先問合せメッセージ送信手段と、 ゲートキーパからコールバックメール送信問合せメッセ
    ージを受信し、該メッセージに対してコールバックメー
    ル送信要求メッセージをゲートキーパに返信するコール
    バックメール関連送受信手段とを有し、 前記ゲートキーパは、 IP電話端末から受信した登録メッセージに基づき登録
    のあったIP電話端末の端末情報を登録する登録履歴テ
    ーブルと、 IP電話端末から相手先問合せメッセージを受信する
    と、コールバックメールを相手先IP電話端末に送信す
    るか否かを問い合わせるコールバックメール送信問合せ
    メッセージを発信元IP電話端末に送信するコールバッ
    クメール送信問合せメッセージ送信手段と、 発信元IP電話端末からコールバックメール送信要求メ
    ッセージを受信すると、登録履歴テーブルを検索して、
    前記相手先問合せメッセージに含まれる相手先のエリア
    スアドレスに対応する相手先IP電話端末の電子メール
    アドレスが登録履歴テーブルに登録されているか否かを
    判定する相手先登録判定手段と、 前記判定の結果、相手先IP電話端末の電子メールアド
    レスが登録履歴テーブルに登録されている場合には、発
    信元の端末情報を含む電話発信ファイルを作成する第1
    の電話発信ファイル作成手段と、 前記判定の結果、相手先IP電話端末の電子メールアド
    レスが登録履歴テーブルに登録されていないと判定した
    場合には、コールバックメール送付先である相手先IP
    電話端末の端末情報とコールバックメール送信要求メッ
    セージの送信元である発信元IP電話端末の端末情報を
    登録するコールバック要求テーブルと、 前記コールバック要求テーブルにコールバックメール送
    付先である相手先IP電話端末として登録されているI
    P電話端末から登録メッセージを受信した場合、該相手
    先IP電話端末の端末情報を登録履歴テーブルに登録す
    るとともに、該相手先IP電話端末の電子メールアドレ
    スを抽出する相手先電子メールアドレス抽出手段と、 前記コールバック要求テーブルから発信元IP電話端末
    の端末情報を抽出して、この発信元端末情報を含む電話
    発信ファイルを作成する第2の電話発信ファイル作成手
    段と、 前記第1または第2の電話発信ファイル作成手段で作成
    された電話発信ファイルを添付ファイルとしたコールバ
    ックメールを相手先IP電話端末の電子メールアドレス
    に送信するコールバックメール送信手段とを有すること
    を特徴とするIP電話システムにおけるコールバック制
    御システム。
  3. 【請求項3】 複数のIP電話端末およびゲートキーパ
    がそれぞれIPアドレスを有して収容されるIPネット
    ワーク内のIP電話システムにおけるコールバック制御
    プログラムを記録した記録媒体において、 IP電話端末は電子メールアドレスを含む自己の端末情
    報を登録するための登録メッセージをゲートキーパに送
    信し、 ゲートキーパはIP電話端末から受信した登録メッセー
    ジに基づき登録のあったIP電話端末の端末情報を登録
    履歴テーブルに登録しておき、 発信元となるIP電話端末は相手先となるIP電話端末
    のエリアスアドレスを指定して電話発信するためにゲー
    トキーパに相手先問合せメッセージを送信し、ゲートキ
    ーパは相手先問合せメッセージを受信すると、コールバ
    ックメールを相手先に送信するか否かを問い合わせるコ
    ールバックメール送信問合せメッセージを発信元に送信
    し、 発信元IP電話端末はコールバックメール送信問合せメ
    ッセージに対してコールバックメール送信要求メッセー
    ジをゲートキーパに返信し、 ゲートキーパはコールバックメール送信要求メッセージ
    を受信すると、登録履歴テーブルを検索して、前記相手
    先問合せメッセージに含まれる相手先のエリアスアドレ
    スに対応する相手先電子メールアドレスが登録履歴テー
    ブルに登録されているか否かを判定し、 ゲートキーパは前記判定の結果、相手先電子メールアド
    レスが登録履歴テーブルに登録されている場合には、発
    信元の端末情報を含む電話発信ファイルを作成し、 ゲートキーパは電話発信ファイルを添付ファイルとした
    コールバックメールを相手先の電子メールアドレスに送
    信し、 ゲートキーパは前記判定の結果、相手先の電子メールア
    ドレスが登録履歴テーブルに登録されていないと判定し
    た場合には、コールバックメール送付先である相手先I
    P電話端末の端末情報とコールバックメール送信要求メ
    ッセージの送信元である発信元IP電話端末の端末情報
    をコールバック要求テーブルに登録しておき、 ゲートキーパはコールバック要求テーブルにコールバッ
    ク送付先である相手先IP電話端末として登録されてい
    るIP電話端末から登録メッセージを受信した場合、該
    相手先IP電話端末の端末情報を登録履歴テーブルに登
    録するとともに、該相手先IP電話端末の電子メールア
    ドレスを抽出し、 ゲートキーパはコールバック要求テーブルから発信元I
    P電話端末の端末情報を抽出して、この発信元端末情報
    を含む電話発信ファイルを作成し、 ゲートキーパはこの電話発信ファイルを添付ファイルと
    したコールバックメールを前記相手先IP電話端末の電
    子メールアドレスに送信することを特徴とするIP電話
    システムにおけるコールバック制御プログラムを記録し
    た記録媒体。
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