JP2001308051A - 液処理装置 - Google Patents

液処理装置

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JP2001308051A
JP2001308051A JP2001038299A JP2001038299A JP2001308051A JP 2001308051 A JP2001308051 A JP 2001308051A JP 2001038299 A JP2001038299 A JP 2001038299A JP 2001038299 A JP2001038299 A JP 2001038299A JP 2001308051 A JP2001308051 A JP 2001308051A
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裕二 上川
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武彦 折居
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御が容易で被処理体の液処理を効率的に行
うことを可能ならしめる省スペース化された液処理装置
を提供する。 【解決手段】 内部に被処理体を収納して被処理体の液
処理を行う外側チャンバ26と内側チャンバ27から二
重構造チャンバを備えた液処理装置において、内側チャ
ンバ27は処理位置と退避位置との間をスライド自在に
配設される。内側チャンバ27の下端部に配設された排
液誘導部材47の先端部48は別体であるドレイン管4
9の係合部50と接離可能であり、先端部48とドレイ
ン管49の係合部50とは、内側チャンバ27が処理位
置にあるときには嵌合し、退避位置にあるときには離隔
した状態となる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハやL
CD基板等の各種基板に対して所定の液処理や乾燥処理
を施すために用いられる液処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体デバイスの製造工程にお
いては、基板としての半導体ウエハ(以下「ウエハ」と
いう)を所定の薬液や純水等の洗浄液によって洗浄し、
ウエハからパーティクル、有機汚染物、金属不純物等の
コンタミネーションを除去するウエハ洗浄装置や、窒素
(N)ガス等の不活性ガスや揮発性および親水性の高
いIPA蒸気等によってウエハから液滴を取り除いてウ
エハを乾燥させるウエハ乾燥装置が使用されている。こ
れらの洗浄装置および乾燥装置としては、複数枚のウエ
ハをウエハ洗浄室やウエハ乾燥室内に収納してバッチ式
に処理するものが知られている。
【0003】例えば、米国特許5784797号、同第
5678320号に記載されているウエハ洗浄装置で
は、ウエハ洗浄室の前面側(ウエハ搬送アームが移動し
てきた際にウエハ搬送アームと対向する面)に設けられ
た搬入出口を介して、ウエハ搬送アームのウエハチャッ
クをウエハ洗浄槽の前方側(ロータの前方側)からウエ
ハ洗浄室内に進入させ、このウエハチャックに把持され
たウエハをロータに渡したり、ロータに保持されたウエ
ハをウエハチャックにより受け取るようになっている。
【0004】また、図19に示すウエハ洗浄装置200
も知られており、ウエハ洗浄装置200は、ウエハ洗浄
室201を形成する処理チャンバ202を有し、ウエハ
Wを保持可能かつ回転可能に設けられたロータ205を
処理チャンバ202の前方側に形成されたウエハ搬入出
口203から進出退入可能とし、ロータ205を処理チ
ャンバ202から進出させた状態で、ロータ205と搬
送アームのウエハチャック209a・209bとの間で
ウエハWの受け渡しが可能となっている。なお、参照符
号207はロータ205を進出退避させ回転させる駆動
機構、208は回転軸、204は処理チャンバ202の
蓋、206はロータ205の保持部材である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記米
国特許第5784797号、同第5678320号に開
示されたウエハ洗浄装置では、ウエハ洗浄室内に進入し
てきたウエハチャックを開閉させるだけの十分なスペー
スを設ける必要があり、その分、ウエハ洗浄室が大型化
してしまう問題を内在する。また、ウエハ洗浄室の限ら
れたスペース内でウエハチャックを開閉させるため、ウ
エハ洗浄槽の内壁等に衝突しないようにウエハチャック
の動作を注意深く制御する必要があり、そのため、ウエ
ハ搬送アームの動作が複雑化し、動作制御プログラムも
複雑なものとならざるを得ない。
【0006】また、図19に示したウエハ洗浄装置20
0では、限られたスペースの中でウエハチャックを開閉
させる必要はないが、ウエハチャック209a・209
bとロータ205の保持部材206とが互いに衝突しな
いように制御しなければならず、やはり動作プログラム
等が複雑なものとなってしまう問題がある。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、装置を大型化させることなく、制御が容易
で、被処理体に対する洗浄等の液処理を効率的に行うこ
とを可能ならしめる液処理装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
ができる技術として、本出願人は、先に特願平11−3
26084号において、処理チャンバ(処理室)を移動
する機構を備えた基板処理装置(液処理装置)を提案し
ている。しかしながら、図18を参照して後述説明する
ように、特願平11−326084号に開示の基板処理
装置では、処理液の排出を処理チャンバの前面の垂直壁
26bから行うようになっており、それに伴って処理チ
ャンバ内の雰囲気の分離や入れ替えに時間を要する等の
新たな問題が生じる。
【0009】本発明は上記課題の他にこのような新たな
問題をも解決するものであり、第1発明として、被処理
体に所定の処理液を供給して液処理を行う液処理装置で
あって、被処理体を収納可能な処理チャンバと、前記処
理チャンバに収納された被処理体に所定の処理液を供給
する処理液供給手段と、前記処理チャンバを処理位置と
退避位置との間で移動させるチャンバ移動機構と、前記
処理チャンバの退避位置側下端部に設けられた処理液排
出口と、前記処理液排出口から排出される処理液をドレ
インに誘導するための排液誘導部材を有する処理液排出
機構と、を具備することを特徴とする液処理装置、を提
供する。
【0010】本発明は第2発明として、被処理体に所定
の処理液を供給して液処理を行う液処理装置であって、
被処理体を収納可能な筒状に形成された処理チャンバ
と、前記処理チャンバを略水平方向に位置する処理位置
と退避位置との間でスライドさせるチャンバ移動機構
と、前記処理チャンバ内の被処理体に所定の処理液を供
給する処理液供給手段と、前記処理チャンバの退避位置
側下端部に設けられた処理液排出口と、前記処理液排出
口と連通し、前記処理液排出口から排出される処理液を
所定の方向に誘導する排液誘導部材と、前記処理チャン
バの処理位置側において前記処理チャンバとは別体で設
けられたドレイン管と、を具備し、前記排液誘導部材と
前記ドレイン管とは、前記処理チャンバが処理位置にあ
るときには嵌合されて排液流路が形成され、前記処理チ
ャンバが待避位置にあるときには離隔して前記排液流路
が断絶された状態となることを特徴とする液処理装置、
を提供する。
【0011】本発明は第3発明として、被処理体に所定
の処理液を供給して液処理を行う液処理装置であって、
被処理体を収納可能な筒状の内側チャンバ、および、被
処理体と前記内側チャンバを収納可能な筒状の外側チャ
ンバとからなる二重構造を有する処理チャンバと、前記
内側チャンバまたは前記外側チャンバに収納された被処
理体に所定の処理液を供給する処理液供給手段と、略水
平方向に位置する被処理体の液処理を行う処理位置と前
記処理位置から離隔した退避位置との間で前記内側チャ
ンバまたは前記外側チャンバをスライド移動させるチャ
ンバ移動機構と、前記内側チャンバの退避位置側下端部
に設けられた処理液排出口と、前記処理液排出口と連通
し、前記処理液排出口から排出される処理液を所定の方
向に誘導する排液誘導部材と、前記処理位置側に前記処
理チャンバとは別体で設けられたドレイン管と、を具備
し、前記排液誘導部材と前記ドレイン管とは、前記内側
チャンバが処理位置にあるときには嵌合されて排液流路
が形成され、前記内側チャンバが待避位置にあるときに
は離隔して前記排液流路が断絶された状態となることを
特徴とする液処理装置、を提供する。
【0012】これら第1発明から第3発明においては、
排液経路(ドレイン)の構造が簡単であり、接離も可能
であることから、ドレインの配設スペースが削減されて
装置構成の設計自由度が増し、装置の小型化も可能とな
る。また、内側チャンバと外側チャンバからなる処理チ
ャンバでは、両チャンバの処理雰囲気の分離も容易であ
り、液処理を効率的に進めることが可能となる。さら
に、処理チャンバを移動させることから被処理体の搬送
制御が複雑とならず、こうして被処理体の破損が回避さ
れる。
【0013】また、本発明は第4発明として、被処理体
に所定の処理液を供給して液処理を行う液処理装置であ
って、被処理体を収納可能な筒状に形成された処理チャ
ンバと、前記処理チャンバを略水平方向に位置する処理
位置と退避位置との間でスライドさせるチャンバ移動機
構と、前記処理チャンバ内の被処理体に所定の処理液を
供給する処理液供給手段と、前記処理チャンバの下端部
に設けられた処理液排出口と、前記処理液排出口と連通
し、前記処理液排出口から排出される処理液を所定の方
向に誘導する排液誘導部材と、前記処理チャンバの処理
位置側において前記処理チャンバとは別体で設けられた
ドレイン管と、を具備し、前記排液誘導部材と前記ドレ
イン管とは前記処理チャンバのスライドに合わせて伸縮
する伸縮自在な蛇腹管により連通していることを特徴と
する液処理装置、を提供する。
【0014】本発明は第5発明として、被処理体に所定
の処理液を供給して液処理を行う液処理装置であって、
被処理体を収納可能な筒状に形成された処理チャンバ
と、前記処理チャンバを略水平方向に位置する処理位置
と退避位置との間でスライドさせるチャンバ移動機構
と、前記処理チャンバ内の被処理体に所定の処理液を供
給する処理液供給手段と、前記処理チャンバの下端部に
設けられた処理液排出口と、前記処理液排出口と連通
し、前記処理液排出口から排出される処理液を所定の方
向に誘導する排液誘導部材と、前記処理チャンバの処理
位置側において前記処理チャンバとは別体で設けられた
ドレイン管と、を具備し、前記排液誘導部材と前記ドレ
イン管は一方が他方の内部をスライドする互いにパイプ
で構成された嵌合部を有し、前記嵌合部は前記処理チャ
ンバのスライドに合わせて長さが変化しつつ、常に連通
した状態にあることを特徴とする液処理装置、を提供す
る。
【0015】これら第4発明および第5発明では、ドレ
インが連通していることから処理液の液垂れが防止さ
れ、また、処理チャンバが内側チャンバと外側チャンバ
からなる二重構造チャンバの内側チャンバである場合に
は、各チャンバの雰囲気分離と制御が容易である利点が
ある。
【0016】さらに、本発明は第6発明として、被処理
体に所定の処理液を供給して液処理を行う液処理装置で
あって、被処理体を収納可能な筒状の胴部を有する処理
チャンバと、前記処理チャンバ内の被処理体に所定の処
理液を供給する処理液供給手段と、を具備し、前記処理
チャンバは前記胴部の長さ方向を略水平方向として配置
され、前記胴部の底部には3°以上の勾配が設けられて
いることを特徴とする液処理装置、を提供する。
【0017】この第6発明において用いられる処理チャ
ンバは、前述した第1から第5の液処理装置が具備する
処理チャンバとして用いることができ、処理液排出口か
らの排液を容易とする。また、処理チャンバの内側下部
に処理液排出口への案内溝等を形成する必要がなく、処
理チャンバの製造コスト低減にも寄与する。さらに、処
理チャンバ内部に案内溝等の凹凸が形成されていないの
で、被処理体を回転等させて処理チャンバ内に気流が発
生しても、気流によって処理液が凹凸部分に衝突して飛
散し、被処理体に再付着して液跡を生ずることも回避さ
れる。
【0018】さらにまた、本発明は第7発明として、被
処理体に所定の処理液を供給して液処理を行う液処理装
置であって、被処理体を収納可能な筒状の胴部を有する
処理チャンバと、前記被処理体に所定の処理液を供給す
る処理液供給手段と、を具備し、前記処理液供給手段
は、前記処理チャンバに収納された被処理体の上方外延
範囲外かつ水平位置より上方の範囲において前記処理チ
ャンバ内に配設されていることを特徴とする液処理装
置、を提供する。
【0019】この第7発明において用いられる処理チャ
ンバは、前述した第1から第6の液処理装置が具備する
処理チャンバとして用いることができ、処理液の供給が
停止されている場合に、処理液供給手段から処理液の液
垂れ等が生じても、被処理体に処理液が付着せず、被処
理体に液跡が生ずることが回避される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について具体的に説明する。本発明の液
処理装置は、各種基板を被処理体とする洗浄処理装置、
乾燥処理装置等に適用できるが、本実施形態では、半導
体ウエハ(以下「ウエハ」という)の搬入、洗浄、乾
燥、搬出をバッチ式に一貫して行うように構成された洗
浄処理装置として用いた場合について説明する。
【0021】図1は本実施形態に係る洗浄処理装置の斜
視図であり、図2はその平面図である。これら図1およ
び図2に示されるように、洗浄処理装置1は、ウエハW
を収納可能なキャリア(基板収納容器)Cの搬入出が行
われるイン・アウトポート(容器搬入出部)2と、ウエ
ハWに対して洗浄処理を実施する洗浄処理ユニット3
と、イン・アウトポート2と洗浄処理ユニット3との間
に設けられ、洗浄処理ユニット3に対してキャリアCの
搬入出を行うためのステージ部4と、キャリアCを洗浄
するキャリア洗浄ユニット5と、複数のキャリアCをス
トックするキャリアストックユニット6とを備えてい
る。なお、参照符号7は電源ユニットであり、8はケミ
カルタンクボックスである。
【0022】イン・アウトポート2は、4個のキャリア
Cを載置可能な載置台10と、キャリアCの配列方向に
沿って形成された搬送路11を移動可能に設けられ、載
置台10のキャリアCをステージ部4に搬送し、かつス
テージ部4のキャリアCを載置台10に搬送するための
キャリア搬送機構12とを有している。キャリアC内に
は、例えば、25枚または26枚のウエハWが収納可能
となっており、キャリアCはウエハWの主面が略鉛直に
配列されるように配置されている。
【0023】ステージ部4は、キャリアCを載置するス
テージ13を有しており、また、後に図3に示すように
このステージ13にはスライドステージ32が配設され
ている。イン・アウトポート2からこのスライドステー
ジ32に搬送され、載置されたキャリアCは、スライド
ステージ32を駆動することによって洗浄処理ユニット
3内に搬入され、洗浄処理ユニット3内のキャリアCは
このスライドステージ32によりステージ13に搬出さ
れる。
【0024】なお、ステージ13には、載置台10から
キャリア搬送機構12のアームを回転させてキャリアC
が載置されるため、載置台10とは逆向きにキャリアC
が載置される。このため、ステージ13にはキャリアC
の向きを戻すための図示しない反転機構が設けられてい
る。
【0025】ステージ部4と洗浄処理ユニット3との間
には仕切壁14が設けられており、仕切壁14には搬入
出用の開口部14aが形成されている。この開口部14
aはシャッター15により開閉可能となっており、処理
中にはシャッター15が閉じられ、キャリアCの搬入出
時にはシャッター15が開けられる。
【0026】キャリア洗浄ユニット5は、キャリア洗浄
槽16を有しており、後述するように洗浄処理ユニット
3においてウエハWが取り出されて空になったキャリア
Cが洗浄されるようになっている。
【0027】キャリアストックユニット6は、洗浄前の
ウエハWが入ったキャリアCや洗浄前のウエハWが取り
出されて空になったキャリアCを一時的に待機させるた
めや、洗浄後のウエハWを収納するための空のキャリア
Cを予め待機させるためのものであり、上下方向に複数
のキャリアCがストック可能となっており、その中の所
定のキャリアCを載置台10に載置したり、その中の所
定の位置にキャリアCをストックしたりするためのキャ
リア移動機構を内蔵している。
【0028】次に、洗浄処理ユニット3の構成ついて説
明する。ここで、洗浄処理ユニット3に配設される処理
チャンバとしては、外側チャンバ26と外側チャンバ2
6内に収納可能な内側チャンバ27とからなる二重構造
チャンバを例示するものとする。
【0029】図3は洗浄処理ユニット3の内部を示す断
面図、図4および図5は洗浄処理ユニットの洗浄処理部
20を示す断面図であり、図4は内側チャンバ27を外
側チャンバ26の外部に出した状態(以下、このような
状態における内側チャンバ27の位置を「退避位置」と
いうこととする)、図5は外側チャンバ26の内部に内
側チャンバ27を配置した状態(以下、このような状態
における内側チャンバ27の位置を「処理位置」という
こととする)を示している。なお、図3は外側チャンバ
26と内側チャンバ27の両方を退避位置にスライドさ
せた状態を示している。
【0030】洗浄処理ユニット3の内部には、図3に示
すように、洗浄処理部20と、洗浄処理部20の直下に
キャリアCを待機させるキャリア待機部30と、キャリ
ア待機部30に待機されたキャリアC内の複数のウエハ
Wを押し上げて洗浄処理部20に移動させ、かつ洗浄処
理部20の複数のウエハWを保持してキャリア待機部3
0のキャリアCに収納させるためのウエハ移動機構40
とが設けられている。
【0031】なお、洗浄処理ユニット3では、ウエハW
は、洗浄処理部20の下側を出入り口として、洗浄処理
部20とキャリア待機部30との間を上下方向に移動す
る構造となっているが、ウエハWの移動の機構に制限は
なく、ウエハWは、洗浄処理部20の上側から、あるい
は横方向等から、洗浄処理部20に収容されるように構
成してもよい。
【0032】ステージ13上にはキャリアCを載置する
スライドステージ32が配設されている。スライドステ
ージ32は、例えば、3段に構成されており、上方の2
段をそれぞれキャリア待機部30側にスライドさせるこ
とで、上段に載置されたキャリアCをキャリア待機部3
0におけるロータ24の直下に搬入して待機させること
が可能となっている。
【0033】ウエハ移動機構40は、ウエハWを保持す
るウエハ保持部材41と、鉛直に配置されウエハ保持部
材41を支持する支持棒42と、支持棒42を介してウ
エハ保持部材41を昇降する昇降駆動部43とを有して
いる。昇降駆動部43によりウエハ保持部材41を昇降
させることにより、キャリア待機部30にあるキャリア
Cに収納された洗浄処理前のウエハWを上方の洗浄処理
部20のロータ24内に移動させ、またはロータ24内
の洗浄処理後のウエハWをキャリア待機部30にあるキ
ャリアCに移動させるようになっている。
【0034】洗浄処理部20は、ウエハWのエッチング
処理後にレジストマスク、エッチング残渣であるポリマ
ー層等を除去するものであり、鉛直に設けられた支持壁
18と、回転軸23aを水平にして支持壁18に取り付
け治具18aを用いて固定されたモータ23と、モータ
23の回転軸23aに取り付けられたロータ24と、モ
ータ23の回転軸23aを囲繞する円筒状の支持筒25
と、支持筒25に支持され、ロータ24を囲繞するよう
に構成される外側チャンバ26と、外側チャンバ26の
内側に配置された状態で薬液処理を行う内側チャンバ2
7とを有している。
【0035】ロータ24は、鉛直にされた複数(例えば
26枚)のウエハWを水平方向に配列した状態で保持可
能となっており、このロータ24は、モータ23によっ
て回転軸23aを介して、係止部材71a・71b・7
2a・72bによって係止され、ウエハ保持部材83a
・83bにより保持された複数のウエハWとともに回転
されるようになっている。なお、図4および図5におい
て、係止部材71b・72bはそれぞれ係止部材71a
・72aの背面に位置し、また、ウエハ保持部材83b
はウエハ保持部材83aの背面に位置している。
【0036】外側チャンバ26は略円錐台形状(略円錐
形の頂点側を底面に平行な面で切り落とした土台部分の
形状をいう)をなし、処理位置(図3の二点鎖線)と支
持筒25の外側の退避位置(図3の実線)との間で移動
可能に構成されており、ウエハWの搬入出時には図3に
示すように退避位置に位置される。
【0037】また、図4に示すように、外側チャンバ2
6が処理位置にあり、内側チャンバ27が退避位置にあ
る際には、外側チャンバ26と、モータ23側の垂直壁
26aと、先端側の垂直壁26bとで処理空間51が形
成される。処理空間51の下部には、ドレイン管63と
ドレインバルブ61からなるドレイン(排液経路)が垂
直壁26bに形成された排液口61aに連通して形成さ
れており、処理空間51の上部には、排気バルブ65と
排気管67からなる排気経路が垂直壁26bに形成され
た排気口65aに連通して設けられている。
【0038】なお、外側チャンバ26はその端面の外径
が異なることから、長径側を垂直壁26b側として、外
側チャンバ26の胴部の底部に垂直壁26b側が下方と
なるような勾配を設けることにより、処理空間51で用
いられた処理液を、容易にドレイン管63を通して排出
することができる。
【0039】垂直壁26aは支持筒25に取り付けられ
ており、支持筒25と回転軸23aとの間にはベアリン
グ28が設けられている。また、垂直壁26aと支持筒
25の先端部はラビリンスシール29によりシールされ
ており、モータ23で発生するパーティクル等が処理空
間51に侵入することが防止されている。なお、支持筒
25のモータ23側の端部には外側チャンバ26と内側
チャンバ27を係止する係止部材25aが設けられてお
り、係止部材25aは支持壁18に取り付けられてい
る。
【0040】内側チャンバ27は外側チャンバ26より
も径が小さい略円錐台形状をなし、図5に示す処理位置
と、図3、図4に示す退避位置との間でスライド移動可
能に構成されており、ウエハWの搬入出時には外側チャ
ンバ26とともに退避位置に位置される。また、図5に
示すように内側チャンバ27が処理位置にある際には、
内側チャンバ27と垂直壁26a・26bとで処理空間
52が形成される。
【0041】次に、内側チャンバ27の構成について詳
細に説明する。図6は内側チャンバ27の斜視図であ
り、図7は内側チャンバ27の正面図および断面図であ
る。図6および図7において、図4等に示されている処
理液供給手段としての吐出ノズル56は省略されてい
る。
【0042】内側チャンバ27の胴部27aは略円錐台
形状であり、短径側が先端側(垂直壁26b側(処理位
置側))、長径側がモータ23側(退避位置側)となる
ように、また、上側が略水平で底部に所定の勾配が形成
されるようにして、さらに長さ方向(図6中の線AA方
向)がスライド方向に一致するように配置されている。
内側チャンバ27の両端面には、その短径側にリング部
材27bが、長径側にリング部材27cが、それぞれ胴
部27aに接合されており、内側チャンバ27が処理位
置に配置されたときには、リング部材27bの内周面と
垂直壁26bとがシールされ、リング部材27cと垂直
壁26aとがシールされる構造となっている。
【0043】なお、内側チャンバ27のスライド方向
は、図6において水平方向とされている。また、先に示
した図5に示されるように、内側チャンバ27は、胴部
27aの底部に所定の勾配が形成される限り、胴部27
aの上側にも勾配が形成されるように配置してもよい。
さらに、胴部27aに代えて、図8の断面図に示すよう
に円筒型に形成された胴部87aを用い、胴部87aの
底部にチャンネルすなわち案内溝81を形成するように
してもよい。この場合、案内溝81の底部にリング部材
27b側からリング部材27c側に向かって低くなるよ
うな勾配を設けるとよい。
【0044】処理空間52内の雰囲気を調整するため
に、また、退避位置での内側チャンバ27内の雰囲気を
調整するために、リング部材27cの上端部には排気口
45aが形成されており、排気口45aには排気管44
が取り付けられ、排気管44の途中に排気バルブ45が
設けられている。また、リング部材27cの下端部には
処理液排出口46が形成されており、この処理液排出口
46と連通するように排液誘導部材47が配設されてい
る。
【0045】前述したように、リング部材27cは胴部
27aの長径側に取り付けられており、また、胴部27
aは上側が略水平で底部に勾配が形成されるように配置
されていることから、内側チャンバ27で使用された処
理液は、容易に処理液排出口46から排液誘導部材47
へ流れ込む構造となっている。
【0046】排液誘導部材47は下方に伸び、その先端
部48は水平方向に長軸方向が一致するように、直管状
のパイプ48aで構成されている。一方、垂直壁26a
の近傍下部には、別体として、ドレイン管49が配置さ
れており、ドレイン管49の先端には係合部50が形成
されている。なお、ドレイン管49は、外側チャンバ2
6を退避位置に移動させる際に外側チャンバ26の移動
を妨害しない位置に配設されている。
【0047】内側チャンバ27が退避位置にあるとき
は、パイプ48aと係合部50とは隔離された状態にあ
るが、内側チャンバ27をウエハWの洗浄処理等のため
に処理位置へスライドさせると、パイプ48aは係合部
50に嵌合されてシールされる。これにより排液誘導部
材47とドレイン管49とが連通し、処理液の排液が可
能となる。一方、ウエハWの液処理が終了して内側チャ
ンバ27を退避位置へ戻す際には、パイプ48aと係合
部50とは離隔される。
【0048】図9は、パイプ48aと係合部50との嵌
合の一形態を示す断面図であり、パイプ48aと係合部
50のシールは、例えば、中空シール部材84を用い
て、中空シール部材84の中空部に流体を供給して中空
部を膨張させることで行うことができる。一方、中空シ
ール部材84の中空部から流体を排出させて中空部を収
縮させるとシール状態が解除され、この状態においてパ
イプ48aの挿入と退出を行うことができる。なお、図
9に示した係合部50には、排気口85が形成されてお
り、排液と同時に排気も行うことができる構造となって
いる。この排気口85からの排気の際には、邪魔板86
により排液(液体)の排気口85内への混入が防止され
ている。
【0049】上述のように、接離可能な排液誘導部材4
7およびドレイン管49からなるドレインを形成する
と、排液性能を損なうことなく装置の省スペース化が可
能となる。つまり、例えば、内側チャンバ27にホース
状等の連続的なドレイン管を設けた場合には、内側チャ
ンバ27のスライドに伴ってドレイン管もまた移動する
ことから、機械的な耐久性に問題が生ずるのみならず、
ドレイン管が占有するスペースも広くなり、装置の大型
化を招く等の問題を生ずるが、本発明においては、この
ような問題が生じないという特徴がある。
【0050】また、内側チャンバ27が退避位置にある
場合には、ロータ24の下方にドレインが形成されてい
ない状態となるので、ロータ24とキャリア待機部30
の間のウエハWの交換・移動を、容易に行うことが可能
となる利点もある。
【0051】なお、図18に示すように、長径側を垂直
壁26b側として、胴部の底部の勾配が図4または図5
の場合と逆に垂直壁26b側が下方となるように構成さ
れた内側チャンバ17を用い、内側チャンバ17が処理
位置にあるときに形成される処理空間87の下部にあた
る垂直壁26bの所定位置に排液口を設け、この排液口
に連通するドレイン管64およびドレインバルブ62を
配設した構造とすると、ドレインバルブ62を閉じて内
側チャンバ17を退避位置に移動させても、ドレインバ
ルブ62が外側チャンバ26によって形成される処理空
間51内に存在することとなる。
【0052】つまり、図18に示した構造の場合、ドレ
インバルブ62に残る内側チャンバ17の基板処理に係
る処理液の雰囲気が、処理空間51の雰囲気に拡散する
こととなり、処理空間87から処理空間51へ移行する
際の雰囲気制御に時間がかかるという問題を生ずるが、
上述した図4〜図9に示したドレインの構造を採用する
ことにより、このような問題をも回避することが可能と
なる。
【0053】上述した内側チャンバ27に配設されたド
レイン構造においては、排液誘導部材47の先端部48
にあるパイプ48aに開閉弁を配設して、パイプ48a
がドレイン管49の係合部50に嵌合される際には開放
弁が開き、離隔した場合にはパイプ48aの端面を閉塞
するように構成すると、パイプ48aからの処理液の液
垂れが防止され、好ましい。
【0054】一方、このような開閉弁を設ける代わり
に、図10の断面図に示すように、排液誘導部材47の
パイプ48aの下方に、パイプ48aから液垂れした処
理液を受ける樋57を設けると、パイプ48aから処理
液の液垂れが生じても、他の装置部材に付着することが
なく、好ましいものとなる。このような樋57は、排液
誘導部材47と共に移動することから、ウエハWの移送
にも支障をきたすことがない。なお、ドレイン管49の
係合部50の下方にも、液垂れした処理液を受ける樋を
設けることもできる。
【0055】次に、上述した内側チャンバ27に用いら
れるドレイン構造の他の形態について説明する。図11
は、内側チャンバ27に取り付けられた排液誘導部材4
7の先端とドレイン管49の先端との間を、伸縮自在な
蛇腹管58により常に連通させた構造を示している。蛇
腹管58は、内側チャンバ27が処理位置にあるときに
は収縮しており、待避位置に移動する際に伸長した状態
となる。
【0056】ドレイン構造を図11に示した構造とする
場合には、先に図18を用いて説明したように、外側チ
ャンバ26と内側チャンバ27によってそれぞれ形成さ
れる処理空間51・52の雰囲気の分離が容易となる利
点がある。また、処理液の液垂れが起こらないことか
ら、開閉弁や樋を設ける必要もない。
【0057】次に、図12〜図14を参照して、ドレイ
ン構造のさらに別の実施形態について説明する。内側チ
ャンバ27に取り付けられた排液誘導部材47aは複数
回屈曲し、図13の平面図に示されるように上方から見
た場合に内側チャンバ27および外側チャンバ26と重
ならないように取り回しされている。この排液誘導部材
47aは、その先端側に内側チャンバ27の斜め下方に
位置するとともに内側チャンバ27のスライド方向に平
行に延びるパイプ部75を有しており、このパイプ部7
5はドレイン管49の先端側に形成されたパイプ部75
と平行に延びるパイプ部76に嵌合されている。
【0058】パイプ部76の先端部には先に図9を参照
して説明したものと同様の係合部50が形成されてお
り、パイプ部75・76の重なり量は内側チャンバ27
のスライドに伴って変化するが、パイプ部75は常時ド
レイン管49のパイプ部76に設けられた係合部50の
シール部材84との係合を維持する。なお、パイプ部7
5が内側チャンバ27のスライドに合わせて動いている
間は、中空シール部材84はシール解除の状態にあり、
パイプ部75は中空シール部材84とは接触していな
い。
【0059】パイプ部76の頂部には排気弁90が設け
られており、排気弁90には排気管91が接続されてい
る。パイプ部75とパイプ部76の先端の下方には液受
け92が設けられており、液受け92は、万一、係合部
50の中空シール部材84を通り越して処理液が外側に
漏洩した場合でも、この処理液を受け止めて、装置の周
辺構成部品への付着を防止する。
【0060】これら図12〜図14に示した実施形態に
よれば、パイプ部75・76が常時嵌合しているため
に、基本的には液漏れの問題は生じない。また、フレキ
シブルチューブを用いていないために、耐久性にも優れ
ている。また、排液誘導部材47aとそのパイプ部75
およびドレイン管49とそのパイプ部76が、ロータ2
4の直下部と外側チャンバ26および内側チャンバ27
の可動範囲から完全に外れた位置に配置されているた
め、図3に示すキャリア待機部30におけるキャリアC
の待機位置からロータ24へのウエハWの搬入、ロータ
24からキャリアCへの搬出を妨害することがない。
【0061】なお、図12〜図14に示した形態は、パ
イプ部75を処理位置側に向けて設けた場合を示してい
るが、図15に示すように、パイプ部75とドレイン管
49およびそのパイプ部76を退避位置側に向けて設け
ることも可能である。また、図16に示すように、頂部
に排気口が形成されて排気を行うことが可能であり、底
部に排液口が形成されて排液を行うことができるカバー
93をパイプ部75に取り付けた形態とすることもでき
る。なお、カバー93はドレイン管49とパイプ部76
の先端部をも囲繞しており、パイプ部76の先端部から
液漏れが生じた場合にも、液漏れした処理液を回収する
ことができるようになっている。
【0062】次に、上述した種々の形態のドレインへの
処理液の流入を容易とする処理チャンバの形態につい
て、内側チャンバ27を例に説明する。前述したよう
に、内側チャンバ27は略円錐台形の形状を有し、リン
グ部材27cは胴部27aの長径側に取り付けられてお
り、また、胴部27aは底部に勾配が形成されるように
配置されていることから、内側チャンバ27で使用され
た処理液は、容易に処理液排出口46から排液誘導部材
47へ流れ込む構造となっている。
【0063】先に図8に示したように内側チャンバ27
に円筒状の胴部87aを用い、胴部87aの底部に案内
溝81を設けた場合には、案内溝81の形成加工等に費
用を要する問題があり、また、ロータ24を回転させた
ときに処理液が案内溝81のエッジ部分に衝突して飛散
し、ウエハWに再付着する等の問題があった。しかし、
略円錐台形の胴部27aを用いた内側チャンバ27のよ
うに内部に凹凸がない構造とすることにより、このよう
な問題を回避することができる。
【0064】なお、二重構造チャンバにおいて、下部に
勾配が形成されていない円筒型チャンバを内側チャンバ
として用いる場合には、胴部の底部が所定の勾配を有す
るようにその長軸方向(長さ方向)を水平方向と一定の
角度をなすように傾ける必要がある。この場合におい
て、チャンバのスライド方向を斜めとした場合には外側
チャンバの形状が不要に大きくならざるをえず、好まし
い形態とは言い難い。しかし、上述した内側チャンバ2
7ではスライド方向は水平方向であり、また、下部の勾
配は十分な排液能力を確保しつつも、大きくは傾斜して
いないことから、外側チャンバ26を極端に大きくする
必要もないという利点もある。
【0065】内側チャンバ27の胴部27aの底部に設
けられる勾配は、使用する処理液の粘度を考慮して適切
な値に定めることができるが、純水等の種々の液体に用
いることができるように、好適には3°以上とされ、5
°以上とすることがより好ましい。但し、この勾配を大
きくしすぎるとチャンバ内での洗浄雰囲気や乾燥雰囲気
に不均一が生じ、また、装置が大型する等の問題を生ず
ることを考慮すると、胴部27aに設ける勾配は10°
以下とすることが好ましい。
【0066】なお、上述のように、チャンバの胴部の底
部に勾配を設けることは、外側チャンバ26についても
同様に用いることができる。図3〜図5に示すように、
外側チャンバ26の垂直壁26b側を長径側とし、モー
タ23側を短径側とすると、処理空間51からの排液を
行う排液口61aは垂直壁26bの下方であって処理空
間52に含まれない位置に設けることができる。なお、
処理空間51についての排気口65aは、同様に垂直壁
26bの上方であって処理空間52に含まれない位置に
設けることができる。
【0067】続いて、上述した種々の形態のチャンバを
用いて液処理や乾燥処理を行うにあたり、処理空間に配
設される処理液供給手段として本発明において好適に用
いられる吐出ノズルの好適な配設位置について、前掲し
た図3〜図5に示した処理空間51・52を例に説明す
る。
【0068】図4・図5に示されるように、処理空間5
1の上端近傍部分には、多数の吐出口53を有する吐出
ノズル54が垂直壁26bに取り付けられた状態で水平
方向に配置されている。一方、処理空間52の上端近傍
には多数の吐出口55を有する吐出ノズル56が内側チ
ャンバ27に取り付けられた状態で水平方向に沿って配
置されている。
【0069】吐出ノズル54からは図示しない供給源か
ら供給された純水、IPA、Nガス、各種薬液が、吐
出ノズル56からは図示しない供給源から供給された各
種薬液、純水、IPAが、それぞれ吐出可能となってい
る。
【0070】図17は、内側チャンバ27を例に、前掲
した図7の正面図について、リング部材27b・27c
を省略し、胴部27aに吐出ノズル56(56a〜56
c)を配置した状態を示す正面図である。ウエハWに処
理液を供給するこれらの吐出ノズル56は、ウエハWの
上方外延範囲外、かつ、水平位置より上方の範囲におい
て、処理空間52内に配設することが好ましい。このよ
うな配置は、処理空間51おける吐出ノズル54につい
ても同様である。
【0071】ここで、処理空間52における吐出ノズル
56の配設位置についてさらに詳細に説明すると、「ウ
エハWの上方外延範囲外に吐出ノズル56が配置されて
いる」とは、ウエハWを処理空間52を超えて上昇させ
た場合でも、ウエハWと吐出ノズル56a〜56cとが
接触することがないことを意味している。また、「水平
位置より上方にある」とは、処理空間52内の所定位置
に保持されたウエハWの中心を通る水平面(図17中の
点線SS)より上方にあるということを意味する。処理
空間51における吐出ノズル54の配設位置についても
同様である。
【0072】上記範囲は、図17においては、胴部27
a内の範囲A1とB1の重なり部分および範囲A2とB
2の重なり部分となるが、吐出口55からの処理液の吐
出が均一に行えるように、吐出ノズル56はウエハWか
らは若干の距離を設けることが好ましい。そこで、吐出
ノズル56の実際の配設位置は、おおよそ、図17中に
示される領域C1・C2の部分に相当する範囲となる。
【0073】各処理空間51・52において、このよう
な位置に吐出ノズル54・56を配置することにより、
各吐出口53・55から液漏れや液垂れがあっても、ウ
エハWに付着することがない。つまり、各種の処理液の
吐出後に、ウエハWに液滴が付着して部分的な液跡が発
生することが回避される。
【0074】なお、ウエハWは、処理空間51・52内
でモータ23により回転処理されることから、処理空間
51・52内では、ウエハWの回転方向に気流が生ずる
こととなる。特に、吐出ノズル54・56から処理液を
吐出しない状態で、乾燥を行う場合には、吐出ノズル5
4・56や吐出口53・55に処理液が付着していた場
合には、生じた気流によって付着液が飛散し、ウエハW
に液跡が生ずることとなり、不良の発生を引き起こしか
ねない。
【0075】このような問題を解決するため、例えば、
図17に示すように矢印Rで示される反時計回りにウエ
ハWが回転する場合には生ずる気流も反時計回りとなる
ことから、領域C1に配設されている吐出ノズル56a
・56bを、前述の通り、ウエハWの上方外延範囲外か
つ水平位置より上方の範囲に配設すると、ウエハWが回
転しているときには吐出ノズル56a・56bからの液
垂れした処理液は気流に乗って胴部27aに接近するた
めにウエハWには付着し難く、こうしてウエハWに液跡
が生ずることが回避される。なお、一例として図17で
は、吐出ノズル56aは点線SSとのなす角が約60°
の位置に、吐出ノズル56bは点線SSとのなす角が約
30°の位置に配置されている。このような角度は胴部
27aの内径と処理するウエハWの外径、および吐出ノ
ズル56a・56bの形状によって変化する。
【0076】一方、例えば、図17において領域C2に
配設されることとなる吐出ノズル56cについては、領
域C2の下半分程度の低い位置、例えば図17に示され
るような点線SSとのなす角が約30°の位置に配設
し、たとえ吐出ノズル56cに付着していた処理液が気
流に乗ってウエハWに近づくように飛ばされても、ウエ
ハWに付着することなく下方へ落ちるように設定するこ
とが好ましい。
【0077】吐出ノズル56は、上述したように領域C
1・C2内に好適に設けられるが、上方より流れてく
る、或いは降ってくる処理液を再度噴き上げない程度の
位置なら、図17に示される範囲D1・D2のような水
平位置よりも若干下方の領域、例えば、点線SSとのな
す角が10°程度以内の範囲、に配設することもでき
る。このような場合にも、ウエハWの回転による気流の
発生等を考慮して、範囲D2は範囲D1よりも狭く取る
ことが好ましい。
【0078】以上、本発明の実施の形態について説明し
てきたが、本発明が上記実施の形態に限定されるもので
ないことはいうまでもなく、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、外側チャンバ26および
内側チャンバ27の2つの処理チャンバによって処理を
行う場合について説明したが、チャンバは3つ以上であ
ってもよいし、1つであってもよい。また、外側チャン
バ26および内側チャンバ27は、いずれを洗浄に、い
ずれを乾燥に用いても構わず、洗浄と乾燥の両方を連続
して行う用途にも用いることができる。さらに、上記実
施の形態では本発明を洗浄処理に適用した場合について
示したが、これに限らず、所定の塗布液を塗布する塗布
処理等の他の液処理、または液処理以外の処理、例えば
CVD処理やエッチング処理等に適用することも可能で
ある。さらにまた、半導体ウエハに適用した場合につい
て示したが、これに限らず、液晶表示装置(LCD)用
基板等、他の基板の処理にも適用することができる。
【0079】
【発明の効果】上述の通り、本発明の液処理装置におい
ては、用いられる処理チャンバにおいてドレインが接離
可能に構成されていることから、洗浄処理ユニットにお
ける省スペース化が図られ、また、被処理体の移動経路
の設計の自由度が大きくなるという顕著な効果を奏す
る。また、このような処理チャンバを、二重構造チャン
バにおける内側チャンバとして用いた場合には、外側チ
ャンバと内側チャンバの雰囲気の分離が容易であり、従
って、使用中の雰囲気調整に要する時間が短縮されるこ
とからランニングコストの低減にも寄与する。さらに、
連続したドレイン構造を用いる場合と比較して耐久性に
優れる利点もある。
【0080】また、蛇腹管やパイプの嵌合とスライドを
利用したドレイン構造を有する処理チャンバは、二重構
造チャンバにおける内側チャンバとして用いた場合に、
外側チャンバと内側チャンバの雰囲気の分離が容易とな
る利点がある。従って雰囲気調整に要する時間の短縮に
よってランニングコストの低減が図られると共に、ドレ
インからの液漏れ、液垂れの問題も回避される利点があ
る。
【0081】さらに、処理チャンバを略円錐台形状とし
て、底部に勾配を設けて配設することにより、処理液の
案内溝の加工形成を不要なものとして装置の製造コスト
の低減が図られる他、処理液を確実にドレインに流し込
むことが可能となる。また、処理チャンバ内壁に凹凸が
ないため、被処理体を処理チャンバ内で回転させた場合
に生ずる気流によっても、処理液が凹凸に衝突して飛散
し、被処理体に再付着することが防止されることから、
被処理体へのパーティクル等の付着もまた防止される。
加えて、処理液供給手段たる吐出ノズルの配設位置が、
吐出ノズルに付着した液滴等が飛散しても基板に再付着
することのない適切な位置とされていることからも、被
処理体に液跡等の不均一が生ずることが防止され、不良
品の発生が回避されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る洗浄処理装置を示す
斜視図。
【図2】本発明の一実施形態に係る洗浄処理装置を示す
平面図。
【図3】本発明の一実施形態に係る洗浄処理ユニットを
示す断面図。
【図4】図3に示した洗浄処理ユニットにおいて、接離
可能なドレイン構造を有する内側チャンバを外側チャン
バの外部に出した状態を示す断面図。
【図5】図3に示した洗浄処理ユニットにおいて接離可
能なドレイン構造を有する内側チャンバを外側チャンバ
の内部に配置した状態を示す断面図。
【図6】接離可能なドレイン構造を有する内側チャンバ
の一実施形態を示す斜視図。
【図7】図6に示した内側チャンバの正面図および断面
図。
【図8】筒形チャンバの胴部に排液用の案内溝を設けた
形態を示す断面図。
【図9】接離可能なドレインを形成するパイプ部とキャ
ップ部との嵌合の一形態を示す断面図。
【図10】排液誘導部材の下方に樋を設けた形態を示す
断面図。
【図11】排液誘導部材とドレイン管との間を蛇腹管に
より連通させたドレイン構造を有する洗浄処理ユニット
の断面図。
【図12】パイプ部材を嵌合させたドレイン構造を有す
る洗浄処理ユニットの断面図。
【図13】図12に記載の洗浄処理ユニットを上方から
みた平面図。
【図14】図12に記載の洗浄処理ユニットにおけるパ
イプ部の嵌合形態を示す断面図。
【図15】パイプ部材を嵌合させたドレイン構造を有す
る別の洗浄処理ユニットの断面図。
【図16】パイプ部材を嵌合させたドレイン構造を有す
るさらに別の洗浄処理ユニットの断面図。
【図17】図7に示した内側チャンバの胴部への吐出ノ
ズルの配設位置を示した説明図。
【図18】図5に示した洗浄処理ユニットにおいて内側
チャンバの底部の傾斜方向を逆とした形態の断面図。
【図19】従来の洗浄処理ユニットを示す説明図。
【符号の説明】
1;洗浄処理装置 2;イン・アウトポート 3;洗浄処理ユニット 20;洗浄処理部 26;外側チャンバ 27;内側チャンバ 46;処理液排出口 47;排液誘導部材 48;先端部 49;ドレイン管 50;係合部 51・52;処理空間 54・56;吐出ノズル 75・76;パイプ部材 84;シール部材 W……半導体ウエハ(基板)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/027 B05C 11/10 21/306 H01L 21/30 572B // B05C 11/10 21/306 J

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体に所定の処理液を供給して液処
    理を行う液処理装置であって、 被処理体を収納可能な処理チャンバと、 前記処理チャンバに収納された被処理体に所定の処理液
    を供給する処理液供給手段と、 前記処理チャンバを処理位置と退避位置との間で移動さ
    せるチャンバ移動機構と、 前記処理チャンバの退避位置側下端部に設けられた処理
    液排出口と、 前記処理液排出口から排出される処理液をドレインに誘
    導するための排液誘導部材を有する処理液排出機構と、 を具備することを特徴とする液処理装置。
  2. 【請求項2】 被処理体に所定の処理液を供給して液処
    理を行う液処理装置であって、 被処理体を収納可能な筒状に形成された処理チャンバ
    と、 前記処理チャンバを略水平方向に位置する処理位置と退
    避位置との間でスライドさせるチャンバ移動機構と、 前記処理チャンバ内の被処理体に所定の処理液を供給す
    る処理液供給手段と、 前記処理チャンバの退避位置側下端部に設けられた処理
    液排出口と、 前記処理液排出口と連通し、前記処理液排出口から排出
    される処理液を所定の方向に誘導する排液誘導部材と、 前記処理チャンバの処理位置側において前記処理チャン
    バとは別体で設けられたドレイン管と、 を具備し、 前記排液誘導部材と前記ドレイン管とは、前記処理チャ
    ンバが処理位置にあるときには嵌合されて排液流路が形
    成され、前記処理チャンバが待避位置にあるときには離
    隔して前記排液流路が断絶された状態となることを特徴
    とする液処理装置。
  3. 【請求項3】 被処理体に所定の処理液を供給して液処
    理を行う液処理装置であって、 被処理体を収納可能な筒状の内側チャンバ、および、被
    処理体と前記内側チャンバを収納可能な筒状の外側チャ
    ンバとからなる二重構造を有する処理チャンバと、 前記内側チャンバまたは前記外側チャンバに収納された
    被処理体に所定の処理液を供給する処理液供給手段と、 略水平方向に位置する被処理体の液処理を行う処理位置
    と前記処理位置から離隔した退避位置との間で前記内側
    チャンバまたは前記外側チャンバをスライド移動させる
    チャンバ移動機構と、 前記内側チャンバの退避位置側下端部に設けられた処理
    液排出口と、 前記処理液排出口と連通し、前記処理液排出口から排出
    される処理液を所定の方向に誘導する排液誘導部材と、 前記処理位置側に前記処理チャンバとは別体で設けられ
    たドレイン管と、を具備し、 前記排液誘導部材と前記ドレイン管とは、前記内側チャ
    ンバが処理位置にあるときには嵌合されて排液流路が形
    成され、前記内側チャンバが待避位置にあるときには離
    隔して前記排液流路が断絶された状態となることを特徴
    とする液処理装置。
  4. 【請求項4】 前記排液誘導部材の先端に開閉弁が配設
    され、前記処理液排出口から排出される処理液の流出が
    制御されることを特徴とする請求項1から請求項3のい
    ずれか1項に記載の液処理装置。
  5. 【請求項5】 前記排液誘導部材の先端の下方に前記排
    液誘導部材から液垂れした処理液を受ける樋が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれ
    か1項に記載の液処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ドレイン管の先端に排気口が設けら
    れ、排気経路と排液経路が分離されることを特徴とする
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の液処理装
    置。
  7. 【請求項7】 被処理体に所定の処理液を供給して液処
    理を行う液処理装置であって、 被処理体を収納可能な筒状に形成された処理チャンバ
    と、 前記処理チャンバを略水平方向に位置する処理位置と退
    避位置との間でスライドさせるチャンバ移動機構と、 前記処理チャンバ内の被処理体に所定の処理液を供給す
    る処理液供給手段と、前記処理チャンバの下端部に設け
    られた処理液排出口と、 前記処理液排出口と連通し、前記処理液排出口から排出
    される処理液を所定の方向に誘導する排液誘導部材と、 前記処理チャンバの処理位置側において前記処理チャン
    バとは別体で設けられたドレイン管と、 を具備し、 前記排液誘導部材と前記ドレイン管とは前記処理チャン
    バのスライドに合わせて伸縮する伸縮自在な蛇腹管によ
    り連通していることを特徴とする液処理装置。
  8. 【請求項8】 被処理体に所定の処理液を供給して液処
    理を行う液処理装置であって、 被処理体を収納可能な筒状に形成された処理チャンバ
    と、 前記処理チャンバを略水平方向に位置する処理位置と退
    避位置との間でスライドさせるチャンバ移動機構と、 前記処理チャンバ内の被処理体に所定の処理液を供給す
    る処理液供給手段と、 前記処理チャンバの下端部に設けられた処理液排出口
    と、 前記処理液排出口と連通し、前記処理液排出口から排出
    される処理液を所定の方向に誘導する排液誘導部材と、 前記処理チャンバの処理位置側において前記処理チャン
    バとは別体で設けられたドレイン管と、 を具備し、 前記排液誘導部材と前記ドレイン管は、一方が他方の内
    部をスライドする互いにパイプで構成された嵌合部を有
    し、 前記嵌合部は前記処理チャンバのスライドに合わせて長
    さが変化しつつ、常に連通した状態にあることを特徴と
    する液処理装置。
  9. 【請求項9】 前記嵌合部の下方に前記嵌合部から液垂
    れする処理液を受ける液受けが配設されていることを特
    徴とする請求項8に記載の液処理装置。
  10. 【請求項10】 前記嵌合部から離れた位置において前
    記ドレイン管の上部に排気口が設けられていることを特
    徴とする請求項8または請求項9に記載の液処理装置。
  11. 【請求項11】 前記嵌合部を囲繞するように前記排液
    誘導部材にカバーが配設され、 前記カバーは上部に形成された排気口と下部に形成され
    た排液口とを有することを特徴とする請求項8から請求
    項10のいずれか1項に記載の液処理装置。
  12. 【請求項12】 前記処理チャンバの底部に処理液が前
    記処理液排出口へ流れ込むように3°以上の勾配が設け
    られていることを特徴とする請求項1から請求項11の
    いずれか1項に記載の液処理装置。
  13. 【請求項13】 前記勾配が5°以上であることを特徴
    とする請求項12に記載の液処理装置。
  14. 【請求項14】 前記処理液供給手段が被処理体の上方
    外延範囲外かつ水平位置より上方の範囲において、前記
    処理チャンバ内に配設されていることを特徴とする請求
    項1から請求項13のいずれか1項に記載の液処理装
    置。
  15. 【請求項15】 被処理体に所定の処理液を供給して液
    処理を行う液処理装置であって、 被処理体を収納可能な筒状の胴部を有する処理チャンバ
    と、 前記処理チャンバ内の被処理体に所定の処理液を供給す
    る処理液供給手段と、 を具備し、 前記処理チャンバは前記胴部の長さ方向を略水平方向と
    して配置され、 前記胴部の底部には3°以上の勾配が設けられているこ
    とを特徴とする液処理装置。
  16. 【請求項16】 前記勾配が5°以上であることを特徴
    とする請求項15に記載の液処理装置。
  17. 【請求項17】 被処理体に所定の処理液を供給して液
    処理を行う液処理装置であって、 被処理体を収納可能な筒状の胴部を有する処理チャンバ
    と、 前記被処理体に所定の処理液を供給する処理液供給手段
    と、 を具備し、 前記処理液供給手段は、前記処理チャンバに収納された
    被処理体の上方外延範囲外かつ水平位置より上方の範囲
    において前記処理チャンバ内に配設されていることを特
    徴とする液処理装置。
  18. 【請求項18】 前記処理液供給手段は複数の吐出口が
    形成された吐出ノズルであることを特徴とする請求項1
    から請求項17のいずれか1項に記載の液処理装置。
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