JP2001306259A - タッチパネルスキャン方式 - Google Patents

タッチパネルスキャン方式

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JP2001306259A
JP2001306259A JP2000119168A JP2000119168A JP2001306259A JP 2001306259 A JP2001306259 A JP 2001306259A JP 2000119168 A JP2000119168 A JP 2000119168A JP 2000119168 A JP2000119168 A JP 2000119168A JP 2001306259 A JP2001306259 A JP 2001306259A
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touch panel
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coordinate data
value
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Masashi Motomiya
昌志 本宮
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NEC Platforms Ltd
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NEC Infrontia Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タッチパネル装置において、チャッタが発生
しても、正確な座標データを得る。 【解決手段】 タッチパネルがタッチされた際タッチ位
置に応じて測定された測定電圧値を前記タッチ位置の座
標データに変換して出力する際、タッチパネルがタッチ
されると、測定電圧値を複数回測定して第1回目の測定
電圧値を基準電圧値とし第2回目以降の測定電圧値を比
較電圧値とする。基準電圧値と比較電圧値とを順次比較
して連続して予め定められた規定回数一致すると基準電
圧値又は比較値を座標データに変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタッチペン等で操作
する情報端末装置で用いられるタッチパネルスキャン方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スケジューラ又は携帯端末等の
情報端末装置では、所謂タッチパネルを備えているもの
がある。このような情報端末装置では、タッチパネルス
キャンの際、タッチパネルがタッチペン等で押圧される
と、その電圧値を複数回サンプリングして、これらサン
プリング値の平均をとって座標データとしている。
【0003】ここで、図2を参照して、タッチパネルス
キャンの原理について概説する。
【0004】一般に、タッチパネルは、二枚の抵抗板1
1及び12(ここでは、上側の抵抗板11を上部抵抗板
11と呼び、下側の抵抗板12を下部抵抗板12と呼
ぶ)を備えており、これら上部抵抗板11及び下部抵抗
板12が互いに接触しない程度の距離をもって平行状態
に配列されている。図示のように、上部抵抗板11に
は、図中、横方向(X軸方向)に電圧が排他的に印加さ
れ、下部抵抗板11には、図中、縦方向(Y軸方向)に
電圧が排他的に印加される。
【0005】上部抵抗板11にはX座標方向の両端にそ
れぞれ電極11a及び11bが設けられ、下部抵抗板1
2にはY座標方向の両端にそれぞれ電極12a及び12
bが設けられており、電極11a及び12aはスイッチ
13を介して電源(E)に選択的に接続され、電極11
b及び12bはスイッチ14を介して接地される。な
お、スイッチ13及び14は連動する。さらに、電極1
1b及び12bは制御装置(CPU)15に接続されて
いる。
【0006】いま、タッチペン16でタッチパネルをタ
ッチすると(押圧すると)、その押圧ポイント(入力
点)で上部抵抗板11と下部抵抗板12とが接触する。
この結果、図示のように、入力点において、上部抵抗板
11では、抵抗Rx1と抵抗Rx2とによって分圧され
た電圧(以下X軸電圧という)が現れ、下部抵抗板12
では、抵抗Ry1と抵抗Ry2とによって分圧された電
圧(以下Y軸電圧という)が現れる。これらX軸電圧及
びY軸電圧(電圧値ADx及びADy)はCPU15に
与えられ、CPU15はX軸電圧及びY軸電圧を座標デ
ータに変換して出力する。
【0007】上述の説明から明らかなように、タッチペ
ン16の入力点に応じてX軸電圧及びY軸電圧が変化す
るから、X軸電圧及びY軸電圧によって、CPU15は
タッチパネル上の座標データを得ることができる。
【0008】従来、座標データを得る際には、CPU1
5は、次のシーケンスを実行している。
【0009】図3も参照して、タッチペン16でタッチ
パネルをタッチすると、前述のようにして、X軸電圧及
びY軸電圧がCPU15に与えられる(つまり、CPU
15は電圧値を測定する。ステップS1)。そして、C
PU15では、この測定電圧値を前の測定電圧値に加算
するとともに測定回数をインクリメントする(ステップ
S2)。その後、測定回数が規定回数となったか否かを
判定する(ステップS3)。
【0010】このようにして、ステップS1乃至S3を
実行して、測定回数が規定回数となると、CPU15は
測定電圧の平均電圧値を算出する(ステップS4)。つ
まり、測定電圧値の加算値(合計値)/規定回数を求め
る。そして、CPU15は、この平均電圧値を座標デー
タに変換して通知する(ステップS5)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、タッチパネ
ルでは、タッチペンでタッチパネルをタッチした際、そ
の押圧力がしっかりしていることが前提であり、つま
り、押圧力がある程度強いことが前提であり、例えば、
タッチパネルを軽くなぞった場合には上部抵抗板と下部
抵抗板との接触位置が一定せず、所謂チャッタが頻繁に
発生する。
【0012】このようにチャッタが発生すると、実際に
タッチしている座標値(正しいと思われる座標値)を中
央値として座標値が変動しておらず、このようにして、
測定された電圧値を平均化すると、実際にタッチしてい
る座標値(位置)とは異なる座標値が得られてしまうと
いう問題点がある。
【0013】つまり、従来のタッチパネルスキャン方式
では、チャッタが発生すると、正確な座標値が得られな
いという問題点がある。
【0014】本発明の目的はチャッタが発生しても、正
確な座標値を得ることのできるタッチパネルスキャン方
式を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、タッチ
パネルがタッチされた際タッチ位置に応じて測定された
測定電圧値を前記タッチ位置の座標データに変換して出
力する際に用いられ、前記タッチパネルがタッチされた
際、前記測定電圧値を複数回測定して第1回目の測定電
圧値を基準電圧値とし第2回目以降の測定電圧値を比較
電圧値とする第1の手段と、前記基準電圧値と前記比較
電圧値とを順次比較して連続して予め定められた規定回
数一致すると前記測定電圧値を前記座標データに変換す
る第2の手段とを有することを特徴とするタッチパネル
スキャン方式が得られる。
【0016】さらに、前記第2の手段は、前記基準電圧
値と前記比較電圧値とを順次比較して一致した回数を一
致カウント値としてカウントとしており、前記基準電圧
と第n回目(nは2以上の整数)の前記比較電圧値とが
不一致であると、前記第n回目の比較電圧値を前記基準
電圧値とするとともに前記一致カウント値を初期化する
ようにしており、前記一致カウント値が前記規定回数と
なると前記基準電圧値又は前記比較電圧値を前記座標デ
ータに変換する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明について実施の形態に
基づいて説明する。
【0018】本発明で用いられるタッチパネル装置は、
例えば、図2に示す装置であり、本発明では、CPU1
5の機能が図3に関連して説明した機能と異なるので、
実施の形態の説明に当たっては、図2において、CPU
の参照番号を21とする。
【0019】本発明では、CPU21は、図1に示すシ
ーケンスを実行する。図1及び図2を参照して、タッチ
ペン16でタッチパネルをタッチすると、X軸電圧及び
Y軸電圧がCPU21に与えられる(つまり、CPU2
1は電圧値を測定する)。つまり、タッチペン16でタ
ッチパネルをタッチすると、CPU21は、まず、一回
目の電圧値の測定を行い、この一回目の測定電圧値を基
本電圧値Vaとする(ステップP1)。続いて、CPU
21は、二回目の電圧値の測定を行い、この二回目の測
定電圧値を比較電圧値Vbとする(ステップP2)。そ
して、CPU21は、Va=Vbであるか否かを調べる
(ステップP3)。ステップP3において、Va=Vb
でないと、CPU21は、比較電圧値Vbを基準電圧値
Vaとする。つまり、二回目の測定電圧値を基準電圧値
とする(ステップP4)。その後、CPU21は、内蔵
する一致カウンタを初期化して(ステップP5)、ステ
ップP2に戻る。
【0020】一方、ステップP3において、Va=Vb
であると、CPU21は一致カウンタをインクリメント
して(ステップP6)、一致カウンタのカウント数が予
め設定された規定回数となったか否かを調べる(ステッ
プP7)。一致カウンタのカウント数が規定回数未満で
あると、CPU21は再びステップP2を実行する。
【0021】このようにして、ステップP2では、順次
三回目の電圧値を測定して、この測定電圧を比較電圧V
bとして、前述のようにして、ステップP3乃至P7を
実行する。
【0022】ステップP7において、一致カウンタのカ
ウント数が規定回数となると、CPU21は比較電圧値
Vb(又は基準電圧値Va)を座標データVa´に変換
して出力(通知)する(ステップP8)。
【0023】上述のように、本発明では、予め定められ
た規定回数(例えば、n回(nは2以上の整数)、基準
電圧値Vaと比較電圧Vbとが一致すると、比較電圧値
Vb(又は基準電圧値Va)を座標データVa´に変換
して出力(通知)するようにしたので、チャッタが発生
した際においても、従来のように平均化する手法に比べ
て、誤差の少ない座標データを得ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、予め
定められた規定回数、基準電圧値と比較電圧とが一致す
ると、座標データを出力するようにしたので、チャッタ
が発生した際においても、従来のように平均化する手法
に比べて、誤差の少ない座標データを得ることができる
という効果がある。つまり、本発明によれば、チャッタ
が発生しても、正確な座標データを得ることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタッチパネルスキャン方式の一例
を説明するためのフローチャートである。
【図2】タッチパネル装置の原理を説明するための図で
ある。
【図3】従来のタッチパネルスキャン方式を説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
11,12 抵抗板 11a,11b,12a、12b 電極 13,14 スイッチ 15,21 制御装置(CPU) 16 タッチペン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッチパネルがタッチされた際タッチ位
    置に応じて測定された測定電圧値を前記タッチ位置の座
    標データに変換して出力する際に用いられ、前記タッチ
    パネルがタッチされた際、前記測定電圧値を複数回測定
    して第1回目の測定電圧値を基準電圧値とし第2回目以
    降の測定電圧値を比較電圧値とする第1の手段と、前記
    基準電圧値と前記比較電圧値とを順次比較して連続して
    予め定められた規定回数一致すると前記測定電圧値を前
    記座標データに変換する第2の手段とを有することを特
    徴とするタッチパネルスキャン方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたタッチパネルスキ
    ャン方式において、前記第2の手段は、前記基準電圧値
    と前記比較電圧値とを順次比較して一致した回数を一致
    カウント値としてカウントとしており、前記基準電圧と
    第n回目(nは2以上の整数)の前記比較電圧値とが不
    一致であると、前記第n回目の比較電圧値を前記基準電
    圧値とするとともに前記一致カウント値を初期化するよ
    うにしてしたことを特徴とするタッチパネルスキャン方
    式。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載されたタッチパネルスキ
    ャン方式において、前記第2の手段は、前記一致カウン
    ト値が前記規定回数となると前記基準電圧値又は前記比
    較電圧値を前記座標データに変換するようにしたことを
    特徴とするタッチパネルスキャン方式。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040128