JP2001304795A - 弾薬自動装填装置 - Google Patents

弾薬自動装填装置

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JP2001304795A
JP2001304795A JP2000114191A JP2000114191A JP2001304795A JP 2001304795 A JP2001304795 A JP 2001304795A JP 2000114191 A JP2000114191 A JP 2000114191A JP 2000114191 A JP2000114191 A JP 2000114191A JP 2001304795 A JP2001304795 A JP 2001304795A
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JP
Japan
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ammunition
breech
loading
inner cylinder
tray
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JP2000114191A
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English (en)
Inventor
Shigeru Okada
茂 岡田
Takao Kusama
崇夫 草間
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾薬ホルダ内筒に収容された弾薬を装填トレ
イに載せて砲へ自動装填するように構成した弾薬自動装
填装置において、外乱を受けている状態でも正確に装填
可能にする。 【解決手段】 弾薬ホルダ内筒16に収容された弾薬8
を装填トレイ24に載せて搬送し装填ラマー22で押し
て砲2に自動装填するように構成した弾薬自動装填装置
である。砲2に弾薬8を装填するために砲尾28迄前進
された装填トレイ24を受ける砲尾トレイ受け26を砲
尾28の下部に設けるとともに、弾薬ホルダ内筒16に
係合する砲尾内筒受け32を砲尾28の上部に設けてあ
り、これらの受け30,32によって砲尾28に対する
装填トレイ24と弾薬ホルダ内筒16の振れを防ぐよう
になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、戦闘車両等におい
て、弾薬ホルダ内筒に収容された弾薬を装填トレイに載
せて砲へ向けて搬送し、自動装填するようにした弾薬自
動装填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の弾薬自動装填装置の例を図3〜図
6に示してある。その全体構成を図6によって説明する
と、1は弾薬自動装填装置、2は砲を示し、弾薬自動装
填装置1は砲2の後方に砲塔バッスル部4に設けられ、
その砲塔バッスル部4に弾薬ホルダ6が横方向に移送さ
れるように無限軌道が形成されてコンベア式の弾倉とし
て機能するように構成されている。このように構成され
た弾薬ホルダ6を用いたコンベア式の弾倉によって弾薬
8は、順次、砲の真後ろの装填準備位置に運ばれて装填
機構10によって砲2内に矢印12の方向に押し込まれ
て装填される。
【0003】図3は、弾薬8が砲2の真後ろの装填準備
位置に運ばれた状態を示している。図3において、14
は弾薬ホルダ外筒、16は弾薬ホルダ内筒を示し、この
弾薬ホルダ外筒14内に弾薬ホルダ内筒16が摺動自在
に嵌入されていて、二重伸縮式の弾薬ホルダ6を構成し
ている。18は、弾薬ホルダ6に設けられた前方ロック
で、この前方ロック18は、ばねによって内方に向けて
付勢されたリンク機構で構成されている。前方ロック1
8は弾薬ホルダ内筒16内に収納された弾薬8を弾薬ホ
ルダ内筒16の内周面とともに支持する働きをする。
【0004】22は装填ラマーで、砲2の方向に前後に
移動可能に構成されたチェーンに取り付けられて装填ト
レイ24上に摺動可能に支持されており、この装填ラマ
ー22、装填トレイ24は装填機構10を構成してい
る。弾薬ホルダ6内に支持された弾薬8は、装填機構1
0を構成する装填ラマー22及び装填トレイ24によっ
て前方へ押し出され砲2へ装填される。
【0005】26は、ラマー連動サポートで、このラマ
ー連動サポート26は装填ラマー22と連動して移動
し、後記するように、このラマー連動サポート26が砲
2の方向に前進されると、所定位置に配置されたカム
(図示していない)に乗り上げて位置が高くなり、弾薬
8を下方から支持する働きをするように構成されてい
る。装填トレイ24が砲2に向けて前進されると、装填
ラマー22が一緒に前進され、この前進移動によって、
弾薬ホルダ6の弾薬ホルダ内筒16も一緒に前方に押し
出される。弾薬ホルダ外筒14は、そのままの位置に保
持されるように構成されている。
【0006】以上のように構成された従来の弾薬自動装
填装置1において、弾薬8が砲2の真後ろの装填準備位
置に運ばれた後、装填トレイ24が装填ラマー22とと
もに前進され、前方ロック18と弾薬ホルダ内筒16の
内周面で弾薬ホルダ内筒16内に支持された弾薬8は、
その弾薬ホルダ内筒16とともに前方に押し出される。
その状態が図4に示してある。
【0007】装填ラマー22とともにラマー連動サポー
ト26も前進し、所定の前進位置でラマー連動サポート
26は図示していないカムに乗り上げて持ち上げられ、
弾薬ホルダ6内の弾薬8を下方で支持する。装填トレイ
24が砲尾28に達して前進を停止すると、装填ラマー
22が図示していないチェーンによって駆動されて装填
トレイ24上を前方に移動される。この装填ラマー22
の前進によって弾薬ホルダ内筒16内の弾薬8は砲2内
に押し出されて装填される。
【0008】ラマー連動サポート26は弾薬8を下方で
支持したまま装填ラマー22とともに前進する。弾薬ホ
ルダ内筒16内で弾薬8を支持している前方ロック18
は、弾薬8が弾薬ホルダ内筒16内を押し出されて後部
の大径部が来ると弾薬8を支持したまま、外方に押し拡
げられる。装填ラマー22の前進による弾薬8の装填状
態を図5に示してある。
【0009】装填ラマー22が更に前進されると弾薬8
は砲尾28を通して砲2内に装填され、装填ラマー22
と装填トレイ24は元の位置に後退され、前述したよう
に弾薬ホルダ6を用いたコンベア式の弾倉によって次の
弾薬8が砲2の真後ろの装填準備位置に運ばれて来る。
【0010】従来の弾薬自動装填装置は、以上説明した
ように弾薬の装填動作を行うが、弾薬ホルダ内筒16内
の弾薬8を前方へ押し出すために装填トレイ24が前進
した位置で、装填トレイ24と弾薬ホルダ内筒16は、
図5に示すように砲尾28において片持ち状態となって
いる。
【0011】前記したように弾薬ホルダ内筒16が片持
ち状態になっているときに、この弾薬自動装填装置1を
装備した戦闘車両などが走行に伴う外乱を受けたりする
と、その外乱の影響で装填トレイ24や弾薬ホルダ内筒
16が上下又は左右に振れ、特に弾薬8の重心Gが弾薬
ホルダ内筒16よりも前進された後は、その影響が大き
くなり、装填トレイ24及び弾薬ホルダ内筒16と砲2
の芯合わせが崩れ、正確な装填が円滑に行われないとい
う問題が発生する事態となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、弾薬ホルダ
内筒に収容された弾薬を装填トレイに載せて砲へ自動装
填するように構成した弾薬自動装填装置において、外乱
を受けている状態でも正確に装填可能にした弾薬自動装
填装置を提供することを課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、弾薬ホルダ内筒に収容された弾薬を装填ト
レイに載せて搬送し砲へ自動装填するように構成した弾
薬自動装填装置において、前記装填トレイを受ける砲尾
トレイ受けを前記砲尾の下部に設けるとともに、前記内
筒に係合する砲尾内筒受けを前記砲尾の上部に設けてな
る弾薬自動装填装置を提供する。
【0014】本発明による弾薬自動装填装置は、以上の
構成を有しており、砲への弾薬の装填時に砲尾まで前進
された装填トレイは、砲尾の下部に設けられた砲尾トレ
イ受けによって支持され、また、砲尾まで前進された弾
薬ホルダ内筒は砲尾の上部に設けられた砲尾内筒受けに
支持される。
【0015】以上のとおり、本発明の弾薬自動装填装置
において、弾薬装填の為に砲尾まで伸びた装填トレイと
弾薬ホルダ内筒は外乱を受けても上下及び左右に振れる
ことがなく、弾薬は確実に自動装填される。また、本発
明は、砲尾に砲尾トレイ受けと砲尾内筒受けを設けるだ
けという簡単な装備で弾薬自動装填装置を確実に作動さ
れ、従来の装置も容易に改造可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明による弾薬自動装填
装置を図1,図2に示した実施の一形態に基づいて具体
的に説明する。なお、以下の実施形態において、図3〜
図5に示した従来の装置と同じ構造の部分には同じ符号
を付してあり、それらについての重複する説明は省略す
る。図1において、30は砲尾28の下部に設けられた
砲尾トレイ受けを示し、32は、砲尾28の上部に設け
られた砲尾内筒受けである。
【0017】図2に詳細図を示すように、砲尾トレイ受
け30は、砲尾28迄前進して来た装填トレイ24を片
側から下方で受けるように形成されて砲尾28にボルト
34によって固定されている。また、砲尾内筒受け32
は、砲尾28まで前進された弾薬ホルダ内筒16に上部
の両側から係合するように形成されて砲尾28にボルト
36によって固定されている。その他の構成は、図3〜
図5に示した従来の自動装填装置と実質同じ構造であ
り、図1〜図3におけると同じ符号を対応する部分に付
してあり、それらについての説明は省略する。
【0018】以上説明したように構成された図1,図2
に示す実施形態の弾薬自動装填装置においては、弾薬装
填のために砲尾まで前進された装填トレイ24と弾薬ホ
ルダ内筒16は、砲尾に設けられた砲尾トレイ受け30
と砲尾内筒受け32によって上下から支持され、また、
左右への振れもこれらの受け30,32によって阻止さ
れる。
【0019】従って、弾薬8の重心Gが弾薬ホルダ内筒
16の外に前進されてからこの弾薬自動装填装置に外乱
が作用しても、砲尾まで前進された装填トレイ24と弾
薬ホルダ内筒16は砲尾28に対して上下、左右に振れ
ることがなく、弾薬を確実に自動装填することができ
る。
【0020】以上、本発明を図示した実施形態に基づい
て具体的に説明したが、本発明がこれらの実施形態に限
定されず特許請求の範囲に示す本発明の範囲内で、その
具体的構造、構成に種々の変更を加えてよいことはいう
までもない。
【0021】例えば、上記実施形態では砲尾トレイ受け
30が片側にだけ設けた構成としているが、これに限定
されるものではなく、砲尾28から空薬きょうなどを除
去し易い構造のものであれば適宜の構成のものであって
よい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、弾薬ホ
ルダ内筒に収容された弾薬を装填トレイに載せて搬送し
砲へ自動装填するように構成した弾薬自動装填装置にお
いて、前記装填トレイを受ける砲尾トレイ受けを前記砲
尾の下部に設けるとともに、前記内筒に係合する砲尾内
筒受けを前記砲尾の上部に設けてなる弾薬自動装填装置
を提供する。
【0023】本発明による弾薬自動装填装置において
は、砲への弾薬の装填時に砲尾まで前進された装填トレ
イは、砲尾の下部に設けられた砲尾トレイ受けによって
支持され、また、砲尾まで前進された弾薬ホルダ内筒は
砲尾の上部に設けられた砲尾内筒受けに支持されてい
て、弾薬装填の為に砲尾まで伸びた装填トレイと弾薬ホ
ルダ内筒は外乱を受けても上下及び左右に振れることが
なく、弾薬は確実に自動装填される。また、本発明は、
砲尾に砲尾トレイ受けと砲尾内筒受けを設けるだけとい
う簡単な装備で弾薬自動装填装置を確実に作動され、従
来の装置も容易に改造可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による弾薬自動装填装置
によって弾薬が砲に装填されつつある状態を示す側断面
図。
【図2】図1に示した弾薬自動装填装置の砲尾における
砲尾トレイ受けと砲尾内筒受けの構造を示す図面で、
(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図。
【図3】従来の弾薬自動装填装置において弾薬が装填準
備位置に置かれた状態を示す側断面図。
【図4】図3の装置において弾薬ホルダ内筒が前進され
つつある状態を示す図3と同様の側断面図。
【図5】図3の装置において弾薬が砲に装填されつつあ
る状態を示す図3と同様の側断面図。
【図6】弾薬自動装填装置の全体構成を示す平面図。
【符号の説明】
1 弾薬自動装填装置 2 砲 4 砲塔バッスル部 6 弾薬ホルダ 8 弾薬 10 装填機構 14 弾薬ホルダ外筒 16 弾薬ホルダ内筒 18 前方ロック 22 装填ラマー 24 装填トレイ 26 ラマー連動サポート 28 砲尾 30 砲尾トレイ受け 32 砲尾内筒受け 34 ボルト 36 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾薬ホルダ内筒に収容された弾薬を装填
    トレイに載せて搬送し砲へ自動装填するように構成した
    弾薬自動装填装置において、前記装填トレイを受ける砲
    尾トレイ受けを前記砲尾の下部に設けるとともに、前記
    内筒に係合する砲尾内筒受けを前記砲尾の上部に設けて
    なることを特徴とする弾薬自動装填装置。
JP2000114191A 2000-04-14 2000-04-14 弾薬自動装填装置 Withdrawn JP2001304795A (ja)

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JP2000114191A JP2001304795A (ja) 2000-04-14 2000-04-14 弾薬自動装填装置

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ID=18626032

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JP2000114191A Withdrawn JP2001304795A (ja) 2000-04-14 2000-04-14 弾薬自動装填装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016526660A (ja) * 2013-07-10 2016-09-05 オート・メラーラ ソシエタ ペル アテオニOto Melara S.P.A. 砲塔、特に戦車用砲塔

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016526660A (ja) * 2013-07-10 2016-09-05 オート・メラーラ ソシエタ ペル アテオニOto Melara S.P.A. 砲塔、特に戦車用砲塔

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Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20050204