JP2001298983A - 切換式リラクタンス機械の位置検出 - Google Patents

切換式リラクタンス機械の位置検出

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JP2001298983A JP2001088473A JP2001088473A JP2001298983A JP 2001298983 A JP2001298983 A JP 2001298983A JP 2001088473 A JP2001088473 A JP 2001088473A JP 2001088473 A JP2001088473 A JP 2001088473A JP 2001298983 A JP2001298983 A JP 2001298983A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 あらゆる速度条件(ゼロ速度を含む)および
負荷条件(一時的負荷乱れを含む)にわたって、特にチ
ョッピングモードと単一パルスモードとの間の移行点近
傍の速度にわたっても動作可能である、信頼性のある経
済的な切換式リラクタンス駆動装置用センサレス位置検
出方法および検出器を提供する。 【解決手段】 多相の切換式リラクタンス機械はセンサ
レス位置検出を用いる制御システムによって制御され
る。コントローラは頑強でかつ信頼性があり、機械の全
電流チョッピング範囲にわたって動作する。所定の磁束
結合の診断パルスは、残留電流流れの有無にかかわら
ず、位相に注入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切換式リラクタン
ス機械の制御、特に回転子位置を監視するセンサを用い
ずに動作される機械の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】概してリラクタンス機械は、磁気回路の
リラクタンスが最小になる位置、すなわち励磁巻線のイ
ンダクタンスが最大になる位置に可動部分が移動しよう
とすることによってトルクが生成される電気機械であ
る。典型的には、回転子の角度位置を検出し、回転子位
置の関数として相巻線を通電するために回路が設けられ
る。このタイプのリラクタンス機械は一般的に切換式リ
ラクタンス機械として周知であり、電動機または発電機
として動作されてもよい。このような切換式リラクタン
ス機械の特性は周知であり、たとえば、1993年6月
21日〜24日にドイツのニュルンベルクで開催された
PCIM’93会議の際、StephensonおよびBlakeによ
って発表され、参照によって本明細書に組み込まれる論
文“The Characteristics, Design and Applications o
f Switched Reluctance Motors and Drives”において
述べられている。この論文は、相巻線のインダクタンス
を周期的に変化させる特性ももたらす切換式リラクタン
ス機械の特徴をいくらか詳しく述べている。
【0003】図1は、切換式リラクタンス駆動システム
の主要な構成要素を示す。入力直流電源11は、バッテ
リまたは整流および濾波された交流電源のいずれかであ
ってもよく、電圧の大きさは一定または可変であっても
よい。いくつかの周知の駆動装置において、電源11
は、ゼロと所定値との間を急速に変化する直流電圧を生
成する共振回路を含み、電源スイッチのゼロ電圧切換を
可能にする。電源11によって供給される直流電圧は、
電子制御部14の制御の下、電力変換器13によって、
モータ12の相巻線16にわたって切換えられる。駆動
装置の適切な動作のために、切換えは回転子の回転角度
と正確に同期しなければならない。回転子位置検出器1
5は、回転子の角度位置を示す信号を供給するために用
いられるのが通常である。回転子位置検出器15の出力
は、速度フィードバック信号を生成するために用いられ
てもよい。
【0004】回転子位置検出器15は様々な形をとって
もよく、たとえば図1に概略的に示すようにハードウェ
アの形をとってもよい。いくつかのシステムにおいて、
回転子位置検出器15は、回転子位置トランスデューサ
を含んでもよく、該トランスデューサは、電力変換器1
3内で異なるスイッチング構成の装置が必要とされる位
置に回転子が回転する毎に状態を変える出力信号を供給
する。その他のシステムにおいて位置検出器は、駆動シ
ステムの他の監視されたパラメータから位置を算出また
は推定するソフトウェアアルゴリズムであってもよい。
これらのシステムは、回転子と関連する物理的な変換器
を用いないので、「センサレス位置検出器システム」と
しばしば呼ばれる。当該技術において周知であるよう
に、信頼性のあるセンサレスシステムを求めて多くの異
なるアプローチが取り入れられてきた。いくつかのアプ
ローチを以下に述べる。
【0005】切換式リラクタンス機械における相巻線の
通電は、回転子の角度位置の検出に依存する。このこと
は、電動機として動作するリラクタンス機械の切換えを
示す図2および図3を参照して説明されるであろう。図
2は、矢符22に従って固定子磁極21に接近する回転
子磁極20を一般的に示す。図2に示されるように、全
相巻線16の一部分23は、固定子磁極21の周囲に巻
き付けられる。固定子磁極21の周囲の相巻線16の一
部分23が通電されたとき、回転子磁極20を固定子磁
極21と一列に並ぶように引付ける力が回転子に作用す
る。図3は、固定子磁極21の周囲の前記一部分23を
含む前記相巻線16の通電を制御する電力変換器13内
の典型的なスイッチング回路を一般的に示す。スイッチ
31,32が閉じられると、相巻線は直流電源と連結さ
れ、通電される。積層形状、巻線トポロジおよびスイッ
チング回路の多くの異なる構造が当該技術では周知であ
り、そのいくつかは先に挙げたStephensonとBlakeとの
論文中で述べられている。切換式リラクタンス機械の相
巻線が上述のように通電されると、磁気回路中の磁束に
よって作られる磁界が、上述のように回転子磁極を固定
子磁極と一列に並ぶように引付けるように作用する円周
方向の力を生じる。
【0006】一般的に、相巻線は以下のように回転子の
回転をもたらすように通電される。回転子の最初の角度
位置(「ターンオン角度」ONと呼ぶ)において、コン
トローラ14は、両方のスイッチング装置31,32を
オンにする切換信号を与える。スイッチング装置31,
32がオンのとき、相巻線は直流バスに連結され、機械
内で形成される磁束を増加させる。磁束は、駆動トルク
を生成するように回転子磁極に作用する空隙に磁界を生
成する。機械内の磁束は、直流電源からスイッチ31,
32および相巻線23を介して流れる電流によって与え
られる起磁力(mmf)によって支持される。電流フィ
ードバックは一般的に用いられ、相電流の大きさは、ス
イッチング装置31,32のうちのいずれか1つまたは
両方をオンまたはオフに急速に切換えて、電流をチョッ
ピングすることによって制御される。図4(a)は、チ
ョッピング動作モードにおける典型的な電流波形を示
し、電流は2つの一定のレベル間でチョップされる。電
動機動作において、ターンオン角度ONは、回転子の磁
極間空間の中心線が固定子磁極の中心線と同一直線上で
ある回転子位置であるようにしばしば選択されるが、他
の角度であってもよい。
【0007】多くのシステムにおいて、「フリーホイー
リング角度」、FWと呼ばれる角度に達するように回転
子が回転するまで、相巻線は直流バスに接続された(ま
たはチョッピングが用いられる場合、断続的に接続され
た)ままである。回転子が、フリーホイーリング角度
(たとえば、図2に示される位置)に対応する角度位置
に達すると、スイッチのうちのいずれか一方、たとえば
31がオフにされる。その結果、相巻線を流れる電流は
流れ続けるが、スイッチのうちのいずれか一方だけ(こ
の例では32)と、ダイオード33,34のうちのいず
れか一方(この例では34)とを通って流れるようにな
る。フリーホイーリング期間中、相巻線にわたる電圧降
下は小さく、磁束は、実質的に一定に保たれる。回路
は、回転子が「ターンオフ角度」OFFとして知られる
角度位置に回転するまで(たとえば、回転子磁極の中心
線が固定子磁極の中心線と一致するまで)、このフリー
ホイーリング状態が保たれる。回転子が、ターンオフ角
度に達すると、両方のスイッチ31,32がオフにさ
れ、相巻線23の電流が、ダイオード33,34に流れ
始める。次に、ダイオード33,34は、直流バスから
の直流電圧を逆向きに印加し、機械内の磁束(したがっ
て、相電流)を減少させる。他の切換角度および他の電
流制御方法を用いることは当該技術において周知であ
る。
【0008】機械の速度が上昇するにつれて、電流がチ
ョッピング・レベルまで上昇する時間が少なくなり、そ
の駆動は、通常「単一パルス」動作モードで運転され
る。このモードでは、ターンオン角度、フリーホイール
角度およびターンオフ角度は、たとえば速度および負荷
トルクの関数として選択される。システムによっては、
フリーホイーリングの角度期間を用いておらず、すなわ
ちスイッチ31,32を同時にオンおよびオフに切換え
ている。図4(b)は、フリーホイール角度がゼロの場
合の典型的な単一パルス電流波形を示す。ターンオン角
度、フリーホイール角度およびターンオフ角度の値は、
予め定められ、必要に応じて制御システムによる検索に
適切なフォーマットで記憶され、または実時間で算出ま
たは推定されてもよいことは周知である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】切換式リラクタンス機
械の全性能を実現しようとする場合には、センサレスシ
ステムは、チョッピング動作モードおよび単一パルス動
作モードの両方において回転子位置信号を供給可能でな
ければならないことは、理解されるであろう。多くのセ
ンサレスシステムが開発されてきたが、大多数は、1つ
の動作モードに制限され、またはシステム動作上で厳し
い制限を課してきた。ある提案では、トルク生成の瞬間
には用いられず、電流が流れていない(すなわち「使用
していない」位相)の相巻線に注入される診断パルスを
用いている。典型的には、このアプローチは、電流の立
ち上がり時間および立ち下がり時間が全励磁周期に比べ
て相対的に短いチョッピングモードに適用可能である。
このアプローチの実行は、1990年7月17日〜19
日にロンドンで開催されたProc PEVD会議において、Mvu
ngiらによって発表された、参照によって本明細書に組
み込まれる論文IEE Pub'n No 324の“A New Sensorless
Position Detector for SR Drives”の第249ページ
〜第252ページにおいて述べられている。この論文
は、高速動作(すなわち単一パルス動作)には異なるア
プローチが必要であることを認めている。そのようなア
プローチは、欧州特許公報EP−A−0573198号
(Ray)によって例示され、該公報は、回転子位置の
予測に導く磁束および電流の計測方法を開示している。
その他のセンサレス位置検出システムは、1993年9
月13日〜16日、イギリスのブライトンでの欧州パワ
ーエレクトロニクス会議でのRayらによる“Sensorless
Methods for Determining the Rotor Position of Swit
ched Reluctance Motors”の第6巻第7ページ〜第13
ページにおいて検討および分類され、これらの方法のい
ずれも全動作範囲にわたる動作を完全には満たさないと
結論付けている。
【0010】Mvungiによって提案された方法は、使用し
ていない期間が相対的に長く、電流の立ち下がり時間が
短い場合には、非常に低い速度で動作させることがで
き、いくつかの診断パルスを注入するなめに充分な時間
を与えている。しかしながら、この方法は、診断パルス
が注入される前にゼロに減衰する磁束と電流とに依存す
る(Mvungiの第252ページ第2欄)。主励磁のテール
電流は減衰するためにより時間がかかり、診断パルスの
ための間隔はより小さくなっていくので、速度が上昇す
るにつれてこの必要条件を満たすことが困難となる。Mv
ungiは、四相機械を用いるシステムを記載しているが、
この問題は(他の理由から、しばしばより好適である)
三相システムにおいてよりも深刻となる。図5(a)
は、Mvungiによって記載されたように、注入された磁束
結合のパルスを有する相電流波形を示す。パルスは、主
励磁のテール電流がゼロに減衰した後にだけ、注入され
る。パルスに関する増加する電流は、回転子が移動する
につれて、相巻線のインダクタンスが減少することを示
す(パルスの大きさは、明瞭化のため強調されているこ
とに注目されたい)。図5(a)は、非常に低い速度に
おける動作点を示しており、テール電流は急速にゼロに
減衰し、回転子位置の診断に適切な長い領域を残してい
る。しかしながら、速度が上昇するにつれて、テール電
流は減衰するためにより長い時間がかかり、診断領域に
割込み、診断パルスを注入する機会を遅延させる。これ
は図5(b)に示される。速度が上昇するにつれて、診
断のために残された時間は、信頼性のある位置推定に充
分なパルスを注入するためには充分ではなく、診断する
状態の位相が存在せず、制御システムの回転子位置との
同期性が失われる時間が存在するので、システムは不安
定となる。
【0011】したがって、低速時ではMvungiの方法が、
そして高速時にはRayの方法が利用可能である。しかし
ながら、頑強な駆動装置の動作を可能にする回転子位置
検出技術を必要とする両者間に存在する領域がある。
【0012】リラクタンス機械のパーミアンスは電流に
関して非線形であり、ラミネーション鋼のB−H曲線は
線形ではないので、電流の重ね合わせは正確な結果をも
たらさないとこれまで考えられてきた。したがって、回
転子位置検出の診断パルスは相巻線に電流が流れていな
いときだけ注入可能であり、さもなければ結果は誤った
ものになると常に考えられてきた。このことはたとえ
ば、1998年9月2日〜4日にトルコのイスタンブー
ルで開催された電気機械の国際会議BICEM'98で、Ehsan
i, M, Rajarathnam, AV, Suresh, G, & Fahimiらによっ
て"Sensorless control of switched reluctance motor
s - a technology ready for applications"の第2巻第
673ページ〜第684ページの中で述べられた。一般
的には、このことは正しいが、本発明の発明者は、機械
のインダクタンス周期の一部において、この概論に反す
る部分が存在することに気が付いた。
【0013】本発明の目的は、信頼性のある経済的な切
換式リラクタンス駆動装置用センサレス位置検出方法で
あって、あらゆる速度条件(ゼロ速度を含む)および負
荷条件(一時的負荷乱れを含む)にわたって、特にチョ
ッピングモードと単一パルスモードとの間の移行点近傍
の速度にわたっても動作可能である方法を提供すること
である。本発明は一般的に電動機または発電機として動
作する切換式リラクタンス機械に適用可能である。
【0014】本発明のさらなる目的は、機械を休止状態
から始動し、全チョッピング範囲にわたって動作するた
めに適切な位置検出を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、回転子
と、固定子と、少なくとも1つの相巻線とを含む切換式
リラクタンス機械の回転子位置を決定する方法であっ
て、前記位相が通電されていない不活性期間中に、前記
相巻線の主電流および主磁束結合のうちのいずれか一方
を測定し、予め定める電流値または磁束結合値を有する
診断パルスを不活性相巻線に注入し、前記パルスの終了
時に前記位相の全電流または全磁束結合を測定し、全電
流または全磁束結合と、主電流または主磁束結合との差
から前記診断パルスの注入による前記電流または磁束結
合に対する値を生成し、前記電流および磁束結合のうち
のいずれか一方と、電流および磁束結合のうちのいずれ
か他方の値に対する回転子角度との相関関係から回転子
位置を導くことを含むことを特徴とする方法が提供され
る。
【0016】好ましくは、前記診断パルスは、予め定め
る磁束結合のパルスであることを特徴とする。好ましく
は、インダクタンスが電流に比例する範囲に向かって前
記電流が減衰した場合に、前記パルスが注入されること
を特徴とする。
【0017】パルスは、同一の位相期間において繰返し
注入されてもよい。検出がなされるたびに測定値が機械
速度に従って演算された予測値と比較されてもよい。導
出値と予測値との差が大きすぎる場合、すなわち周波数
に関して大きすぎる場合、機械の制御は変更されてもよ
く、たとえば運転停止されてもよい。
【0018】また本発明は、回転子と、固定子と、少な
くとも1つの相巻線と、前記相巻線を通電するために作
動可能なスイッチ手段とを有する機械を含む切換式リラ
クタンス駆動装置用回転位置検出器であって、位相の主
電流および主磁束結合のうちのいずれか一方を測定する
測定手段と、前記測定手段に位相が通電されていない不
活性期間中に前記主電流または主磁束結合を測定させる
手段と、電流および磁束結合のうちのいずれか一方の予
め定める値を有する診断パルスを前記不活性位相に注入
する注入手段と、前記測定手段に前記パルスの終了時に
前記位相の前記電流または磁束結合を測定させる手段
と、全電流または全磁束結合と主電流または主磁束結合
との差から前記診断パルスの注入による前記電流または
磁束結合の値を生成する手段と、前記電流および磁束結
合のうちのいずれか一方と、電流および磁束結合のうち
のいずれか他方の値に対する回転子角度との相関関係か
ら回転子位置を導く手段とを含むことを特徴とする検出
器にまで拡張される。
【0019】さらに本発明は、コンピュータに本発明に
従う方法を実行させるコンピュータプログラムコード手
段を含むコンピュータプログラム素子にまで拡張され
る。
【0020】さらに詳しくは、本発明は、回転子と、固
定子と、少なくとも1つの相巻線とを含む切換式リラク
タンス機械の回転子位置を決定する方法であって、前記
位相が通電されていない不活性期間中に、前記相巻線の
主電流および主磁束結合のうちのいずれか一方を測定
し、電流または磁束結合の予め定める最大値を有する診
断パルスを不活性相巻線に注入し、前記パルスの終了時
に前記位相の全電流または全磁束結合を測定し、全電流
または全磁束結合と、主電流または主磁束結合との差か
ら前記診断パルスの注入による前記電流または磁束結合
に対する値を生成し、前記電流および磁束結合のうちの
いずれか一方と、電流および磁束結合のうちのいずれか
他方の値に対する回転子角度との相関関係から回転子位
置を導くことを含むことを特徴とする方法である。
【0021】また本発明において、インダクタンスが電
流に実質的に依存しない範囲に向かって、相電流が予め
定める値を下回った場合に、前記診断パルスが注入され
ることを特徴とする。
【0022】さらに本発明において、前記パルスは、予
め定める磁束結合のパルスであり、前記相巻線にわたる
電圧を積分することによって測定されることを特徴とす
る。
【0023】さらに本発明において、前記診断パルス
は、前記相巻線にわたる供給電圧を切換えることによっ
て注入されることを特徴とする。
【0024】さらに本発明において、前記導出された回
転子位置と回転位置の予測値とを比較し、決定した回転
子位置として、前記導出値と前記予測値との間で選択す
ることを含むことを特徴とする。
【0025】さらに本発明において、前記導出した回転
子位置が前記予測した回転子位置と予め定める量だけ異
なる場合には、回転子位置の前記予測値を選択すること
を含むことを特徴とする。
【0026】さらに本発明において、前記導出した回転
子位置と前記予測した回転子位置との間の誤差が回転子
位置の連続決定数に対して第2の予め定める量だけ異な
る場合には、機械の制御を変更することを含むことを特
徴とする。
【0027】さらに本発明において、前記測定された主
電流と、線形インダクタンス範囲に対応する予め定める
値とを比較し、前記主電流が前記予め定める値を下回っ
た場合には、該方法を続行することを含むことを特徴と
する。
【0028】さらに本発明は、回転子と、固定子と、少
なくとも1つの相巻線と、前記相巻線を通電するために
作動可能なスイッチ手段とを有する機械を含む切換式リ
ラクタンス駆動装置用回転位置検出器であって、前記位
相の主電流および主磁束結合のうちのいずれか一方を測
定する測定手段と、前記測定手段に前記位相が通電され
ていない不活性期間中に前記主電流または主磁束結合を
測定させる手段と、前記電流および磁束結合のうちのい
ずれか一方の予め定める値を有する診断パルスを前記不
活性位相に注入する注入手段と、前記測定手段に前記パ
ルスの終了時に前記位相の前記電流または磁束結合を測
定させる手段と、全電流または全磁束結合と、主電流ま
たは主磁束結合との差から前記診断パルスの注入による
前記電流または磁束結合の値を生成する手段と、前記電
流および磁束結合のうちのいずれか一方と、電流および
磁束結合のうちのいずれか他方の値に対する回転子角度
との相関関係から回転子位置を導く手段とを含むことを
特徴とする回転子位置検出器である。
【0029】さらに本発明において、相電流を監視し、
インダクタンスが電流に実質的に依存しない範囲に向か
って、前記相電流が予め定める値を下回った場合に、前
記注入手段に前記診断パルスを注入させる手段を含むこ
とを特徴とする。
【0030】さらに本発明において、前記パルスは、予
め定める磁束結合のパルスであり、前記位相にわたる電
圧を積分して前記磁束結合を測定するように構成された
積分器を含むことを特徴とする。
【0031】さらに本発明において、前記注入手段は、
前記切換式リラクタンス駆動装置のスイッチ手段を含む
ことを特徴とする。
【0032】さらに本発明において、前記導出された回
転子位置と回転位置の予測値とを比較する比較手段と、
前記導出値と前記予測値との間で選択する手段とを含む
ことを特徴とする。
【0033】さらに本発明において、前記導出値が前記
予測値と予め定める量だけ異なる場合に、前記選択する
手段が前記導出値と前記予測値との間で選択するように
動作可能であることを特徴とする。
【0034】さらに本発明において、前記導出値が前記
予測値と回転子位置の連続した導出数に対して予め定め
る量だけ異なる場合に、前記選択する手段が前記導出値
と前記予測値との間で選択するように動作可能であるこ
とを特徴とする。
【0035】さらに本発明は、請求項1〜8の方法をコ
ンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム
コードを含むコンピュータプログラム要素である。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明は、数々の方法で実用化で
き、そのうちのいくつかを実施例を用いて添付の図を参
照にして説明する。
【0037】図7は、本発明に組込まれるシステムの概
略図を示す。構成要素は個々のブロックとして示される
が、単一プロセッサまたは切換式リラクタンス機械の全
体制御の一部としてのタスク用にプログラムされたAS
ICによって、ソフトウェアで様々な機能が同様に実行
可能である。
【0038】電流トランスデューサ100は、モータ1
02の各位相の相電流を示す信号を供給するように配置
される(明瞭化のため1つの位相に対して1つのトラン
スデューサだけを示す)。図1に示すように、3つの位
相が示される。位相の数はこれより多くても少なくても
よい。信号はマイクロプロセッサベースコントローラ1
04に供給される。構成は図1と同様である。電流トラ
ンスデューサ100は、任意の適切なタイプ、たとえば
ホール効果素子、ロゴスキーコイルなどのような絶縁シ
ステムであってよい。また、低価格駆動システムにおい
て一般的に用いられる熱安定性抵抗体などの非絶縁シス
テムを用いてもよい。
【0039】コントローラは、積分器106への出力を
有して示されるが、これはソフトウェアで同様に実行可
能である機能のうちの1つである。参照テーブル108
もまた、コントローラ104によってアクセスされるよ
うに配置される。参照テーブルは、回転子角度に対する
相電流値を記憶し、該回転子角度から回転子位置情報が
検索または補間される。
【0040】本発明は、相巻線にわたって電圧を印加す
るためにスイッチまたは電力変換器13内のスイッチを
閉じることによって、診断パルスを位相に注入する技術
を組み込んでいる。これは、磁束結合の成長をもたら
す。磁束結合が予め定めるレベルに達したとき、スイッ
チは再び開けられる。磁束結合が相巻線にわたる電圧の
時間積分であることは当業者によって理解されるであろ
う。
【0041】本発明で用いられた周期の関連する部分
は、最小インダクタンス領域付近まで下降する。これは
図8に示され、非整列位置(すなわち、所定の位相に対
する回転子磁極の位置であって、最小インダクタンスに
なる固定子磁極付近に関する回転子磁極の位置)におけ
る典型的な切換式リラクタンス機械の相巻線のインダク
タンスが、電流の関数としてプロットされる。曲線にお
いて、重要な平坦部分(本実施例ではゼロから約200
Aまで)が存在し、インダクタンスがその範囲にわたっ
て電流に依存せず、すなわちこの範囲内では増分インダ
クタンスがインダクタンスに等しいことを示しているこ
とがわかる。
【0042】本発明によれば、診断パルスは不活性相巻
線に注入されるが、相巻線には電流が存在していてもよ
い。パルスは、一定の磁束結合のパルスであるが、一定
のまたは可変の周波数のパルスであり、使用される方法
の変形に依存する。パルスは、θOFFにおける導通角の
終了後にこの位相に対して電力電子スイッチを作動させ
ることによって、不活性位相に与えられる。パルスの磁
束結合が予め定める値に達した場合、積分器106の出
力によって決定されるように、不活性位相の電流が記録
され、スイッチがオフされる。この一定の磁束結合に対
する電流の参照テーブル108から、回転子位置が読取
れる。診断パルスに関連する電流が主電流だけを維持し
てゼロに減衰した場合、次のパルスが開始されてもよ
く、このプロセスが同一の診断期間において繰返されて
もよい。パルスの繰返し率は、システムの設計者が選択
する事項である。すなわちパルスは一定の周波数で注入
されてもよく、または前のパルスの測定が完了して、回
路が新たな測定を開始する準備ができるとすぐに新たな
パルスが開始されてもよい。
【0043】発動動作中、パルスは下降インダクタンス
領域に位置付けられる。発電動作中、パルスは上昇イン
ダクタンス領域に位置付けられる。機械のインダクタン
ス形状が対称である場合、電流に対する回転子位置の1
組のデータだけを参照テーブルに記憶しておけばよい。
なぜなら最大または最小インダクタンス角に関する単純
な反映によって、いずれかのモードに対して正確な位置
が与えられるからである。
【0044】診断パルスの注入は、図6に図式的に示さ
れる。ここでInduc A、Induc BおよびI
nduc Cは三相機械の理想化されたインダクタンス
形状を示し、Exc A、Exc BおよびExc C
は発動動作中の励磁角を示し、領域Dは回転子角度を示
し、その角度にわたって位相が不活性であり、通常、回
転子位置を診断するために用いられてもよい。通電され
ていない1つの位相が常に存在するので、利用可能な領
域が常に存在し、該領域において診断パルスが本発明に
従って位置付けられてもよい。一定の電流高さのパルス
を用い、電流に関連する磁束結合を読取って位置―磁束
結合テーブルから位置を読取ることが可能であることに
注目されたい。しかしながら、これは好適な実施の形態
ではない。なぜなら、要求されたレベルに達するように
電流によって必要とされる時間の長さは、診断が生じる
角度領域にわたって有意に変化するであろうからであ
る。これは、不規則に間隔をあけたパルスになる。さら
に、2つの位相がともに診断されようとする場合、パル
スは異なる時間でそのピークに達するであろう。しかし
ながら、一定の磁束結合のパルスに関して、これらの問
題は存在しない。
【0045】本発明で重要であることは、導通角が完了
した場合に、位相に電流が流れているかどうかの診断に
対して位相を用いることができることである。なぜな
ら、インダクタンスは線形であり、重ね合わせの原理が
適用されるであろうからである。したがって電流および
インダクタンスまたは磁束結合を測定する適切な方法を
用いて、診断パルスをこの領域に確実に挿入することが
できる。図9は、診断パルスPがスイッチオフ角θOFF
の後で、かつ次のスイッチオン角θONの前に注入され
る、この原理を用いる相電流波形を示す。電流はスイッ
チオフ点で高いことが注目されるであろう。電流は、最
初のうちは、角度とともに、図8における線形領域に急
速に下降し、このレベルに達した後、診断パルスを注入
することが可能となる。
【0046】図10は、典型的な機械の一定の磁束結合
に対する角度に関する電流曲線を示す。この曲線の認識
によって、磁束結合に対応する電流が周知である場合に
は、回転子位置を決定することができる。しかしなが
ら、図9のスイッチオフ後、第1診断パルスなどに対す
る電流を単純に読取って、図10から位置を読取ること
は、間違った結果、たとえば位置Yを与えるであろうこ
とが理解されるであろう。なぜならこのパルスによる電
流は主テール電流に重ね合わされているからである。本
発明は、重ね合わせの原理がこれらの電流レベルにおい
て適用され、該レベルにおいてインダクタンスが線形で
あることを認識している。主電流(診断パルスによる電
流は存在していないであろうが)を差し引いて、パルス
だけによる増分電流を与えることによって、正確な位置
を図10から、たとえば位置Xを読取ることができる。
【0047】センサレス位置検出システムは、一般的
に、電力スイッチング装置に近接する電気的ノイズの多
い環境で動作しなければならず、このことは磁束結合お
よび電流の測定の改悪をしばしば生じ、もっともらしい
位置データの計算を生じる。システムのローバスト性を
改善するために、計算位置データの有効性を調べる適切
な方法を追加してもよい。たとえば新たな位置が計算さ
れるたびに、位置、時間および速度の値が記憶されても
よい。最新のn個の記憶された値を用いて、新たな計算
位置との比較のために予測位置が外挿されてもよい。新
たな計算値と予測値とが予め定める量内で合致しない場
合、エラーカウントが増分され、予測値が計算値の代わ
りに用いられる。それらの値が合致する場合、存在して
いるいかなるエラーカウントが減らされ、計算値が用い
られる。したがって、連続する測定周期にわたって、デ
ータは位置情報の信頼性に関して増強される。エラーカ
ウントが、たとえば5に代表される所定の値を越えて、
連続して計算が合わない場合、制御システムは、回転子
の実際の位置との同期を失ってしまい、より深刻な事態
が生じる前に機械の励磁を遮断することを決定してもよ
い。値の記憶と外挿とは、任意の都合のよい手段によっ
てなされてもよいが、典型的には記憶域におけるディジ
タル記憶によってなされる。n=8を用いることがシス
テムの安定と記憶スペースとの間に良好な妥協案を与え
ることが判った。
【0048】回転子位置情報を見つける方法は、任意の
都合のよい方法で実施されてもよいが、典型的にはマイ
クロプロセッサまたはディジタル信号プロセッサなどの
コンピュータ装置のソフトウェアで実施される。図11
は、適切なコードを記載するフローチャートを示す。本
発明の記載に関する利点と図11のフローチャートとが
与えられた場合、当業者が特定の処理装置に適したコー
ドを生成することは、あたりまえのことである。コード
は、コンピュータプログラム要素の形態を取ってメモリ
に記憶される。フローチャートのステップは以下に記述
されるであろう。
【0049】ステップ120では、ターンオフ角θOFF
の後、相電流が測定されて記録される。測定は任意の都
合のよい方法によってなされてもよいが、典型的には相
巻線の全電流制御のために設けられる電流トランスデュ
ーサ100を用いることによってなされる。値はコント
ローラ104のプロセッサのレジスタに記憶される。ス
テップ122において、電流が、インダクタンスが線形
である領域にある場合、回転子位置検出プロセスに進
む。そうでない場合、ステップ123において、プロセ
スを再び開始する前に遅延が実行される。
【0050】ステップ124では、電圧積分器106が
コントローラによってゼロにリセットされ、動作するた
めに解放されて、診断パルスが注入されるべき不活性位
相にわたって電圧を積分する。積分は、アナログハード
ウェア技術またはディジタルソフトウェア技術によって
なされてもよい。
【0051】ステップ126では、診断しようとする不
活性位相に対応する電力変換器13の電力スイッチが、
直流結合電圧を位相に印加するように閉じられ、したが
って正の電圧を印加して位相の磁束結合を増加させる。
【0052】ステップ128では、積分器の出力が診断
パルスの予め定める磁束結合に対応する予め定める値に
達するまで、プロセッサが待機し、参照テーブル108
に記憶された図10の曲線は該値を参照する。
【0053】要求された磁束結合のレベルに達すると、
ステップ130に示されるように、コントローラは電流
トランスデューサ100から読取り、電流レベルが記録
される。ステップ132において、パルスの開始におい
て測定された第1の電流値がこの第2の電流値から差し
引かれる。全電流から主電流を差し引くことはパルスだ
けによる増分電流を与える。
【0054】この技術は、パルスによる診断中、主電流
が一定またはほぼ一定であることに依存していることが
理解されるであろう。実際には、パルスは短く、電流の
変化はとても小さいので、計算に導入される誤差は許容
できる程充分に小さい。いかなる場合でも、スイッチオ
フに続く最初の数パルスの後で、誤差は大いに低減され
る。いかなる理由でも、診断パルスがより大きくなる必
要がある場合には、したがって要求された磁束結合に達
するためにはより時間がかかるので、パルスのピークに
おいて主電流がどれくらいなのかを計算し、パルスによ
る電流の計算のための値を用いることによって、修正さ
れてもよい。計算は、たとえばパルスの開始時の直前の
電流の傾斜の認識に基づいてもよい。
【0055】ステップ134では、増分電流が、図10
に示される電流/角度参照テーブルから回転子位置を読
取るように用いられる。この曲線のデータは、たとえば
電流の一定の増分における回転子角度値のような、任意
の都合のよい形態で記憶されてもよい。補間(たとえば
一次、二次または多項式)が、記憶された値の中間点に
対する結果を与えるように用いられてもよい。
【0056】ステップ136では、導出された回転子位
置は、コントローラ104に利用可能な前の回転子位置
および速度に基づく情報から得られた予測値と比較され
る。ステップ138では、比較が要求された回数に対し
て所与の範囲外であった場合には、機械は運転停止され
る。次いでこのルーチンは、同一の不活性位相または次
の利用可能な不活性位相を用いて、次の回転子位置を検
出するように繰返されてもよい。このようにして導出さ
れた回転子位置の読取りのそれぞれは、従来からの電動
機または発電機のような機械を制御するために利用可能
である。
【0057】本発明は、上述した診断パルス技術の代わ
りに用いられてもよい。本発明は、インダクタンスが電
流に実質的に依存しない電流がゼロでない範囲が存在す
るという認識を利用する。診断期間におけるテール電流
の存在は、上述のような、テール電流の初期測定の減算
を必要とする。電流がない場合、本発明に従うルーチン
は、診断期間の終了時における電流の読取りから何も全
く差し引かないであろう。
【0058】上述の実施例は三相機械に関して記載され
ているが、本発明は任意の磁極数および位相数を有する
任意の切換式リアクタンス機械に適用されてもよいこと
は理解されるであろう。同様に、本発明は、移動部分
(しばしば「回転子」と呼ばれる)が直線移動する直線
機械に適用されてもよい。したがって、当業者は、開示
された構成の変更が本発明から逸脱することなく可能で
あることを理解するであろう。したがって、上述のいく
つかの実施形態の記載は、一例ではあるが、限定を目的
とするものではない。本発明は、上述の特許請求の範囲
によってのみ限定される。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、以上のような構成によ
って、あらゆる速度条件(ゼロ速度を含む)および負荷
条件(一時的負荷乱れを含む)にわたって、特にチョッ
ピングモードと単一パルスモードとの間の移行点近傍の
速度にわたっても動作することができ、信頼性のある経
済的な切換式リラクタンス駆動装置用センサレス位置検
出方法および検出器を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】切換式リラクタンス駆動システムの主要な構成
要素を示す。
【図2】固定子磁極に接近する回転子磁極の概略図であ
る。
【図3】図1の機械の相巻線の通電を制御する電力変換
器内の典型的な切換回路を示す。
【図4】図4(a)および図4(b)は、それぞれチョ
ッピングモードおよび単一パルスモードで動作する切換
式リラクタンス駆動装置の典型的な電流波形を示す。
【図5】図5(a)および図5(b)は、切換式リラク
タンス駆動装置の励磁に起因する相電流波形を示す。
【図6】低速モードで動作される機械の理想化されたイ
ンダクタンス特性、励磁領域および診断領域を示す。
【図7】本発明を含む切換式リラクタンス駆動装置の概
略的なブロック図である。
【図8】切換式リラクタンス機械の相電流/インダクタ
ンス特性を示す。
【図9】本発明に起因する相電流波形を示す。
【図10】切換式リラクタンス機械の回転子角度/電流
特性を示す。
【図11】本発明の実施形態の流れ図を示す。
【符号の説明】
11 電源 13 電力変換器 16 相巻線 100 電流トランスデューサ 102 モータ 104 コントローラ 106 積分器 108 参照テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596039176 East Park House,Otl ey Road,Harrogate,N orth Yorkshire HG3 1PR,England (72)発明者 メイズ,ピーター リチャード イギリス国 ノース ヨークシャー ハロ ゲイト トレフォイル ドライブ 40

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子と、固定子と、少なくとも1つの
    相巻線とを含む切換式リラクタンス機械の回転子位置を
    決定する方法であって、 前記位相が通電されていない不活性期間中に、前記相巻
    線の主電流および主磁束結合のうちのいずれか一方を測
    定し、 電流または磁束結合の予め定める最大値を有する診断パ
    ルスを不活性相巻線に注入し、 前記パルスの終了時に前記位相の全電流または全磁束結
    合を測定し、 全電流または全磁束結合と、主電流または主磁束結合と
    の差から前記診断パルスの注入による前記電流または磁
    束結合に対する値を生成し、 前記電流および磁束結合のうちのいずれか一方と、電流
    および磁束結合のうちのいずれか他方の値に対する回転
    子角度との相関関係から回転子位置を導くことを含むこ
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 インダクタンスが電流に実質的に依存し
    ない範囲に向かって、相電流が予め定める値を下回った
    場合に、前記診断パルスが注入されることを特徴とする
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記パルスは、予め定める磁束結合のパ
    ルスであり、前記相巻線にわたる電圧を積分することに
    よって測定されることを特徴とする請求項1または2記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 前記診断パルスは、前記相巻線にわたる
    供給電圧を切換えることによって注入されることを特徴
    とする請求項1〜3のうちのいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記導出された回転子位置と回転位置の
    予測値とを比較し、 決定した回転子位置として、前記導出値と前記予測値と
    の間で選択することを含むことを特徴とする請求項1〜
    4のうちのいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記導出した回転子位置が前記予測した
    回転子位置と予め定める量だけ異なる場合には、回転子
    位置の前記予測値を選択することを含むことを特徴とす
    る請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記導出した回転子位置と前記予測した
    回転子位置との間の誤差が回転子位置の連続決定数に対
    して第2の予め定める量だけ異なる場合には、機械の制
    御を変更することを含むことを特徴とする請求項5記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 前記測定された主電流と、線形インダク
    タンス範囲に対応する予め定める値とを比較し、前記主
    電流が前記予め定める値を下回った場合には、該方法を
    続行することを含むことを特徴とする請求項1〜7のう
    ちのいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 回転子と、固定子と、少なくとも1つの
    相巻線と、前記相巻線を通電するために作動可能なスイ
    ッチ手段とを有する機械を含む切換式リラクタンス駆動
    装置用回転位置検出器であって、 前記位相の主電流および主磁束結合のうちのいずれか一
    方を測定する測定手段と、 前記測定手段に前記位相が通電されていない不活性期間
    中に前記主電流または主磁束結合を測定させる手段と、 前記電流および磁束結合のうちのいずれか一方の予め定
    める値を有する診断パルスを前記不活性位相に注入する
    注入手段と、 前記測定手段に前記パルスの終了時に前記位相の前記電
    流または磁束結合を測定させる手段と、 全電流または全磁束結合と、主電流または主磁束結合と
    の差から前記診断パルスの注入による前記電流または磁
    束結合の値を生成する手段と、 前記電流および磁束結合のうちのいずれか一方と、電流
    および磁束結合のうちのいずれか他方の値に対する回転
    子角度との相関関係から回転子位置を導く手段とを含む
    ことを特徴とする回転子位置検出器。
  10. 【請求項10】 相電流を監視し、インダクタンスが電
    流に実質的に依存しない範囲に向かって、前記相電流が
    予め定める値を下回った場合に、前記注入手段に前記診
    断パルスを注入させる手段を含むことを特徴とする請求
    項9記載の検出器。
  11. 【請求項11】 前記パルスは、予め定める磁束結合の
    パルスであり、前記位相にわたる電圧を積分して前記磁
    束結合を測定するように構成された積分器を含むことを
    特徴とする請求項9または10記載の検出器。
  12. 【請求項12】 前記注入手段は、前記切換式リラクタ
    ンス駆動装置のスイッチ手段を含むことを特徴とする請
    求項9〜11のうちのいずれかに記載の検出器。
  13. 【請求項13】 前記導出された回転子位置と回転位置
    の予測値とを比較する比較手段と、前記導出値と前記予
    測値との間で選択する手段とを含むことを特徴とする請
    求項9〜12のうちのいずれかに記載の検出器。
  14. 【請求項14】 前記導出値が前記予測値と予め定める
    量だけ異なる場合に、前記選択する手段が前記導出値と
    前記予測値との間で選択するように動作可能であること
    を特徴とする請求項13記載の検出器。
  15. 【請求項15】 前記導出値が前記予測値と回転子位置
    の連続した導出数に対して予め定める量だけ異なる場合
    に、前記選択する手段が前記導出値と前記予測値との間
    で選択するように動作可能であることを特徴とする請求
    項13記載の検出器。
  16. 【請求項16】 請求項1〜8の方法をコンピュータに
    実行させるためのコンピュータプログラムコードを含む
    コンピュータプログラム要素。
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