JP2001290421A - デジタル署名発行装置及びデジタル署名発行方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

デジタル署名発行装置及びデジタル署名発行方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001290421A
JP2001290421A JP2000104628A JP2000104628A JP2001290421A JP 2001290421 A JP2001290421 A JP 2001290421A JP 2000104628 A JP2000104628 A JP 2000104628A JP 2000104628 A JP2000104628 A JP 2000104628A JP 2001290421 A JP2001290421 A JP 2001290421A
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JP2000104628A
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Akiteru Kamoshita
昭輝 鴨志田
Kazuya Miyazaki
一哉 宮崎
Tetsuo Nakakawaji
哲男 中川路
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 署名対象データに対する署名を発行し、更に
発行した署名に対応する新しい署名を再発行するデジタ
ル署名発行装置及びデジタル署名発行方法に係り、先に
発行した署名が失効した後であっても、その署名を用い
た新しい署名の再発行を可能とすることを課題とする。 【解決手段】 署名検証ソフトウェア14は、先の署名
の発行の際に予め記録媒体13に記憶しておいた署名
と、再発行対象の署名を比較し、一致する場合に正当と
判断し、署名再作成ソフトウェア16は、その再発行対
象の署名から新しい署名を作成し、発行する。。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文書や画像など
のデジタルデータが、デジタル署名を付加した時点以降
に変更されたかどうかを検証するためのデジタル署名方
法に関連し、一度発行した署名が失効した場合でも、署
名を再発行することができる方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14と図15は、従来技術におけるデ
ジタル署名装置の構成を示す図である。従来技術とし
て、例えば、特表平8−504965に示された暗号証
書の有効性延長法がある。この手法を用いることで、現
在有効である署名の有効期限を延長することが可能であ
る。図において、31は署名作成ソフトウェア、32は
署名の作成に必要となる署名作成者の秘密鍵、33は署
名検証ソフトウェア、34は署名の検証に必要となる署
名作成者の公開鍵35は署名作成者の新しい秘密鍵であ
る。
【0003】次に、動作について説明する。図16と図
17は、従来の方式における動作を示すフローチャート
図である。署名発行時、署名作成ソフトウェア31は、
署名対象データを取得し(ステップ411)、署名作成
者の秘密鍵32を用いて、与えられた署名対象データに
対応する署名を作成し(ステップ412)、署名を発行
する(ステップ413)。
【0004】署名再発行時、署名検証ソフトウェア33
は、再発行対象の署名および署名対象データを取得し
(ステップ421)、再発行対象の署名、署名対象デー
タ、署名作成者の公開鍵34を用いて、再発行対象の署
名および署名対象のデータが署名作成時より変更されて
いないかどうかを検証する(ステップ422)。
【0005】再発行対象の署名および署名対象データが
変更されていないことが検証できた場合は、署名作成者
の新しい秘密鍵35、再発行対象の署名、署名対象デー
タから新しい署名を作成し(ステップ423)、署名を
再発行する(ステップ424)。再発行対象の署名およ
び署名対象データが変更されていないことが検証できな
かった場合、署名の再発行を拒否する(ステップ42
5)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のデジタル署名再
発行方式は、再発行の対象となる署名が失効している場
合には、署名の正当性が担保されないため、再発行対象
の署名および署名対象データが署名作成時より変更され
ていないことを検証することができず、署名の再発行を
行なうことができないという問題点があった。
【0007】また、再発行の際に署名対象データが必要
であった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、再発行対象の署名が失効して
いる場合でも、署名の再発行を可能とし、更に、再発行
の際に署名対象データを不要にし、通信時間を短縮する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデジタル
署名発行装置は、署名対象データに対する署名を発行
し、更に発行した署名に対応する新しい署名を再発行す
るデジタル署名発行装置であって、以下の要素を有する
ことを特徴とする。 (1)署名対象データを入力し、入力した署名対象デー
タに対する署名を作成し、作成した署名を発行する署名
作成部、(2)作成した署名を記憶する署名記憶部、
(3)再発行を要求する再発行要求署名を入力し、入力
した再発行要求署名と、署名記憶部に記憶した署名とを
用いて、再発行要求署名が正当であるか否かを判断する
署名検証部、(4)署名検証部により正当であると判断
された場合に、再発行要求署名に対応する新しい署名を
作成し、作成した新しい署名を再発行する署名再作成
部。
【0010】また、署名検証部は、入力した再発行要求
署名と、署名記憶部に記憶した署名とが一致する場合
に、再発行要求署名が正当であると判断することを特徴
とする。
【0011】また、署名再作成部は、再発行要求署名を
入力し、入力した再発行要求署名を用いて新しい署名を
作成することを特徴とする。
【0012】また、デジタル署名発行装置は、更に、新
しい署名の再発行を許可する条件である再発行許可条件
を入力する再発行許可条件入力部と、入力した再発行許
可条件を記憶する再発行許可条件記憶部と、記憶した再
発行許可条件を満たしていることを確認する再発行許可
条件確認部とを有し、署名再作成部は、再発行許可条件
確認部により確認した場合に、新しい署名を再発行する
ことを特徴とする。
【0013】また、デジタル署名発行装置は、更に、署
名再作成部に設定する条件である署名再作成設定条件を
入力する署名再作成設定条件入力部と、入力した署名再
作成設定条件を記憶する署名再作成設定条件記憶部とを
有し、署名再作成部は、記憶した署名再作成設定条件に
従って、新しい署名を作成することを特徴とする。
【0014】また、デジタル署名発行装置は、更に、署
名作成部により作成された署名が、再発行の対象となる
ことを許可する再発行対象許可部を有し、署名記憶部
は、再発行対象許可部により再発行の対象となることを
許可された署名を記憶することを特徴とする。
【0015】この発明に係るデジタル署名発行方法は、
署名対象データに対する署名を発行し、更に発行した署
名に対応する新しい署名を再発行するデジタル署名発行
方法であって、以下の要素を有することを特徴とする。 (1)署名対象データを入力し、入力した署名対象デー
タに対する署名を作成し、作成した署名を発行する工
程、(2)作成した署名を記憶する工程、(3)再発行
を要求する再発行要求署名を入力し、入力した再発行要
求署名と、記憶した署名とを用いて、再発行要求署名が
正当であるか否かを判断する工程、(4)正当であると
判断された場合に、再発行要求署名に対応する新しい署
名を作成し、作成した新しい署名を再発行する工程。
【0016】この発明に係るプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体は、署名対象データに
対する署名を発行し、更に発行した署名に対応する新し
い署名を再発行するデジタル署名発行装置であるコンピ
ュータに、以下の処理を実行させるためのプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であるこ
とを特徴とする。 (1)署名対象データを入力し、入力した署名対象デー
タに対する署名を作成し、作成した署名を発行する処
理、(2)作成した署名を記憶する処理、(3)再発行
を要求する再発行要求署名を入力し、入力した再発行要
求署名と、記憶した署名とを用いて、再発行要求署名が
正当であるか否かを判断する処理、(4)正当であると
判断された場合に、再発行要求署名に対応する新しい署
名を作成し、作成した新しい署名を再発行する処理。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1と図2は、実
施の形態1におけるデジタル署名発行装置の構成図であ
る。図において、11は署名作成ソフトウェア、12は
署名の作成に必要となる署名作成者の秘密鍵、13は署
名対象のデータを保管するハードディスク等の記録媒
体、14は署名検証ソフトウェア、15は署名の再作成
に必要となる署名作成者の新しい秘密鍵、16は署名再
作成ソフトウェアである。
【0018】実施の形態1における動作について説明す
る。図3と図4は、実施の形態1における動作を示すフ
ローチャート図である。署名作成時、署名作成ソフトウ
ェア11は、署名対象データを取得し(ステップ21
1)、署名作成者の秘密鍵12を用いて、与えられた署
名対象データに対応する署名を作成し(ステップ21
2)、作成した署名を記録媒体13に保管し(ステップ
213)、署名を発行する(ステップ214)。
【0019】署名再発行時、署名検証ソフトウェア14
は、再発行対象の署名を取得し(ステップ221)、記
録媒体13に記録された署名を取得し(ステップ22
2)、両者を比較することにより、再発行対象の署名が
署名作成時より変更されていないかどうかを検証する
(ステップ223)。比較の結果、一致する場合には、
再発行対象の署名が正当であることが検証できる。
【0020】署名が変更されていないことが検証できた
場合、再発行対象の署名から新しい署名を作成し(ステ
ップ224)、署名を再発行する(ステップ225)。
署名が変更されていないことが検証できなかった場合、
署名の再発行を拒否する(ステップ226)。
【0021】本実施の形態では、署名発行時に、作成し
た署名を記録媒体に保管し、署名再発行時には、記録媒
体に保管した署名を用いて再発行対象の署名の正当性を
検証することを特徴としたデジタル署名の発行装置及び
方法について説明した。
【0022】以上のように、再発行対象の署名と、記録
媒体13に保管されている署名とを比較することによ
り、再発行対象の署名が失効している場合でも、再発行
対象の署名が署名作成時より変更されていないかどうか
を検証できる。つまり、作成当初の署名は、記録媒体に
記録されており、署名が失効している場合であっても、
記録されている署名の正当性は担保されている。そのた
め、単に比較するだけで、確実に再発行対象の署名が当
初のものと同一であることを確認できる。このため、再
発行対象の署名が失効している場合でも、署名の再発行
が可能となる。
【0023】実施の形態2.実施の形態1では、署名の
保管、および署名の再発行を署名作成者が行なっている
が、これらを別の機関が代行して行なうことで、署名作
成者の負担を軽減することが可能である。
【0024】実施の形態3.実施の形態1では、署名が
保管されているが、代わりに署名のハッシュを保管する
ことにより、署名の保管に必要な記録媒体の容量を節約
することができる。
【0025】実施の形態4.図5と図6は、実施の形態
4におけるデジタル署名発行装置の構成図である。17
は新しい署名の再発行を許可する条件である再発行許可
条件を入力する再発行許可条件入力部、18は署名再作
成部に設定する条件である署名再作成設定条件を入力す
る署名再作成設定条件入力部、19は再発行許可条件を
満たしていることを確認する再発行許可条件確認部であ
る。
【0026】実施の形態4における動作について説明す
る。図7と図8は、実施の形態4における動作を示すフ
ローチャート図である。
【0027】署名作成時、署名作成ソフトウェア11
は、署名対象データを取得し(ステップ511)、署名
作成者の秘密鍵12を用いて、与えられた署名対象デー
タに対応する署名を作成し(ステップ512)、作成し
た署名を記録媒体13に保管し(ステップ513)、署
名の再発行許可条件や署名再作成設定条件を作成し(ス
テップ514)、作成した各条件を記録媒体13に保管
し(ステップ515)、署名を発行する(ステップ51
6)。
【0028】署名再発行時、署名検証ソフトウェア14
は、再発行対象の署名を取得し(ステップ521)、記
録媒体13に記録された署名を取得し(ステップ52
2)、両者を比較することにより、再発行対象の署名が
署名作成時より変更されていないかどうかを検証する
(ステップ523)。
【0029】署名が変更されていないことが検証できな
かった場合、署名の再発行を拒否する(ステップ52
8)。
【0030】署名が変更されていないことが検証できた
場合、記録媒体13から各条件を取得し(ステップ52
4)、再発行許可条件を満たして署名の再発行が可能か
どうかを検証する(ステップ525)。
【0031】例えば、再発行許可条件として、再発行依
頼者を限定している場合には、再発行依頼者を特定する
パラメータを入力し、限定されている条件を満たすか否
かを判断する。
【0032】また、料金の支払いを再発行許可条件とし
ている場合には、支払いを確認するためのパラメータや
支払い能力を確認するためのパラメータを入力し、支払
い済みであること、或いは、支払いが可能であることを
確認する。
【0033】再発行許可条件を満たして署名の再発行が
可能な場合には、取得した署名再作成設定条件に従って
再発行対象の署名から新しい署名を作成し(ステップ5
26)、署名を再発行する(ステップ527)。
【0034】署名再作成設定条件として、署名対象デー
タの有効期限が定められている場合には、再発行される
署名の有効期限は、署名対象データの有効期限を越えな
いように設定される。このために、例えば、日付等のパ
ラメータが必要となることがある。
【0035】再発行許可条件を満たさず署名の再発行が
不可能な場合には、署名の再発行を拒否する(ステップ
529)。
【0036】本実施の形態では、署名発行時に、署名の
再発行条件や再発行される署名のパラメータなどの署名
の再発行における設定を保存する情報を生成し、署名と
ともに記録媒体に保管し、署名再発行時には、記録媒体
に保管してある情報をもとに、再発行する署名を作成す
ることを特徴としたデジタル署名の方法について説明し
た。
【0037】実施の形態1の効果に加えて、署名の再発
行における条件を署名作成時に作成して保管することに
より、再発行される署名の有効期限などの署名再作成に
おけるパラメータ、あるいは再発行の条件(例えば、再
発行依頼者の条件や課金の条件など)を制御することが
できる。
【0038】実施の形態5.実施の形態4では、署名の
保管、および署名の再発行を署名作成者が行なっている
が、これらを別の機関が代行して行なうことで、署名作
成者の負担を軽減することが可能である。
【0039】実施の形態6.実施の形態4では、署名が
保管されているが、代わりに署名のハッシュを保管する
ことにより、データの保管に必要な記録媒体の容量を節
約することができる。
【0040】実施の形態7.図9は、実施の形態7にお
けるデジタル署名発行装置の構成図である。署名再発行
時には、図2の構成を用いる。20は作成された署名が
再発行の対象となることを許可する再発行対象許可部で
ある。
【0041】実施の形態7における動作について説明す
る。図10と図11は、実施の形態7における動作を示
すフローチャート図である。
【0042】署名作成時、署名作成ソフトウェア11
は、署名対象データを取得し(ステップ611)、署名
作成者の秘密鍵12を用いて、与えられた署名対象デー
タに対応する署名を作成し(ステップ612)、作成し
た署名を再発行の対象とするかどうかを判断する(ステ
ップ613)。
【0043】作成した署名を再発行の対象とする場合、
作成した署名を記録媒体13に保管し(ステップ61
4)、署名を発行する(ステップ615)。
【0044】作成した署名を再発行の対象としない場
合、作成した署名をそのまま発行する(ステップ61
6)。
【0045】署名再発行時、署名検証ソフトウェア14
は、再発行対象の署名を取得し(ステップ621)、記
録媒体13に署名が保管されているかどうかを検証する
(ステップ622)。
【0046】署名が保管されていない場合、署名の再発
行を拒否する(ステップ627)。
【0047】署名が保管されている場合、記録媒体13
に記録された署名を取得し(ステップ623)、両者を
比較することにより、再発行対象の署名が署名作成時よ
り変更されていないかどうかを検証する(ステップ62
4)。
【0048】署名が変更されていないことが検証できた
場合、再発行対象の署名から新しい署名を作成し(ステ
ップ625)、署名を再発行する(ステップ626)。
【0049】署名が変更されていないことが検証できな
かった場合、署名の再発行を拒否する(ステップ62
8)。
【0050】本実施の形態では、署名作成時に、再発行
を行なわない署名については作成した署名を記録媒体に
保管せず、署名再発行時には、再発行対象の署名が保管
されていない署名は再発行を拒否することを特徴とした
デジタル署名の発行装置及び方法について説明した。
【0051】実施の形態1の効果に加えて、再発行を行
う署名のみを記録媒体に保管することにより、署名の保
管に必要な記録媒体の容量を節約し、署名の再発行を制
御することができる。
【0052】実施の形態8.実施の形態7では、署名の
保管、および署名の再発行を署名作成者が行なっている
が、これらを別の機関が代行して行なうことで、署名作
成者の負担を軽減することが可能である。
【0053】実施の形態9.実施の形態7では、署名が
保管されているが、代わりに署名のハッシュを保管する
ことにより、データの保管に必要な記録媒体の容量を節
約することができる。
【0054】実施の形態10.本実施の形態は、前述の
実施の形態4と7を組み合わせた形態である。図12と
図13は、実施の形態10における動作を示すフローチ
ャート図である。
【0055】個々の動作は、前述した動作と同様であ
る。
【0056】署名作成時、署名作成ソフトウェア11
は、署名対象データを取得し(ステップ711)、署名
作成者の秘密鍵12を用いて、与えられた署名対象デー
タに対応する署名を作成し(ステップ712)、作成し
た署名を再発行の対象するかどうかを判断する(ステッ
プ713)。
【0057】作成した署名を再発行の対象とない場合、
作成した署名をそのまま発行する(ステップ718)。
【0058】作成した署名を再発行の対象とする場合、
作成した署名を記録媒体13に保管し(ステップ71
4)、再発行許可条件や署名再作成設定条件を作成し
(ステップ715)、作成した設定を記録媒体13に保
管し(ステップ716)、署名を発行する(ステップ7
17)。
【0059】署名再発行時、署名検証ソフトウェア14
は、再発行対象の署名を取得し(ステップ721)、記
録媒体13に署名が保管されているかどうかを検証する
(ステップ722)。
【0060】署名が保管されていない場合、署名の再発
行を拒否する(ステップ729)。
【0061】署名が保管されている場合、記録媒体13
に記録された署名を取得し(ステップ723)、両者を
比較することにより、再発行対象の署名が署名作成時よ
り変更されていないかどうかを検証する(ステップ72
4)。
【0062】署名が変更されていないことが検証できな
かった場合、署名の再発行を拒否する(ステップ73
0)。
【0063】署名が変更されていないことが検証できた
場合、記録媒体13から各条件を取得し(ステップ72
5)、再発行許可条件を満たして署名の再発行が可能か
どうかを検証する(ステップ726)。
【0064】再発行許可条件を満たして署名の再発行が
可能な場合には、取得した署名再作成設定条件に従って
再発行対象の署名から新しい署名を作成し(ステップ7
27)、署名を再発行する(ステップ728)。
【0065】再発行許可条件をクリアせず署名の再発行
が不可能な場合には、署名の再発行を拒否する(ステッ
プ731)。
【0066】これにより、実施の形態1と4と7の効果
を奏する。
【0067】実施の形態11.実施の形態10では、署
名の保管、および署名の再発行を署名作成者が行なって
いるが、これらを別の機関が代行して行なうことで、署
名作成者の負担を軽減することが可能である。
【0068】実施の形態12.実施の形態10では、署
名が保管されているが、代わりに署名のハッシュを保管
することにより、データの保管に必要な記録媒体の容量
を節約することができる。
【0069】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、再発行の対象となる署名が失効している場合で
も、署名を再発行することができるという効果がある。
【0070】また、署名の再発行に署名対象データが必
要ないことから、署名の再発行をネットワーク経由で行
なう場合に必要となる通信時間を短縮することができる
という効果もある。
【0071】更に、再発行の条件や署名の再作成におけ
る設定を制御できる。
【0072】加えて、目的に応じて記録媒体の容量を節
約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1におけるデジタル署名発行装置
の構成図である。
【図2】 実施の形態1におけるデジタル署名発行装置
の構成図である。
【図3】 実施の形態1における動作を示すフローチャ
ート図である。
【図4】 実施の形態1における動作を示すフローチャ
ート図である。
【図5】 実施の形態4におけるデジタル署名発行装置
の構成図である。
【図6】 実施の形態4におけるデジタル署名発行装置
の構成図である。
【図7】 実施の形態4における動作を示すフローチャ
ート図である。
【図8】 実施の形態4における動作を示すフローチャ
ート図である。
【図9】 実施の形態7におけるデジタル署名発行装置
の構成図である。
【図10】 実施の形態7における動作を示すフローチ
ャート図である。
【図11】 実施の形態7における動作を示すフローチ
ャート図である。
【図12】 実施の形態10における動作を示すフロー
チャート図である。
【図13】 実施の形態10における動作を示すフロー
チャート図である。
【図14】 従来技術におけるデジタル署名装置の構成
を示す図である。
【図15】 従来技術におけるデジタル署名装置の構成
を示す図である。
【図16】 従来の方式における動作を示すフローチャ
ート図である。
【図17】 従来の方式における動作を示すフローチャ
ート図である。
【符号の説明】
11 署名作成ソフトウェア、12 署名作成者の秘密
鍵、13 記録媒体、14 署名検証ソフトウェア、1
5 署名作成者の新しい秘密鍵、16 署名再作成ソフ
トウェア、17 再発行許可条件入力部、18 署名再
作成設定条件入力部、19 再発行許可条件確認部、2
0 再発行対象許可部、31 署名作成ソフトウェア、
32 署名作成者の秘密鍵、33 署名検証ソフトウェ
ア、34署名作成者の公開鍵。
フロントページの続き (72)発明者 中川路 哲男 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA05 CC31 DD05 EE03 EE09 FF09 GG10 5J104 AA09 LA03 LA06 NA27 9A001 EE03 LL03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 署名対象データに対する署名を発行し、
    更に発行した署名に対応する新しい署名を再発行するデ
    ジタル署名発行装置であって、以下の要素を有すること
    を特徴とするデジタル署名発行装置 (1)署名対象データを入力し、入力した署名対象デー
    タに対する署名を作成し、作成した署名を発行する署名
    作成部、(2)作成した署名を記憶する署名記憶部、
    (3)再発行を要求する再発行要求署名を入力し、入力
    した再発行要求署名と、署名記憶部に記憶した署名とを
    用いて、再発行要求署名が正当であるか否かを判断する
    署名検証部、(4)署名検証部により正当であると判断
    された場合に、再発行要求署名に対応する新しい署名を
    作成し、作成した新しい署名を再発行する署名再作成
    部。
  2. 【請求項2】 署名検証部は、入力した再発行要求署名
    と、署名記憶部に記憶した署名とが一致する場合に、再
    発行要求署名が正当であると判断することを特徴とする
    請求項1記載のデジタル署名発行装置。
  3. 【請求項3】 署名再作成部は、再発行要求署名を入力
    し、入力した再発行要求署名を用いて新しい署名を作成
    することを特徴とする請求項1記載のデジタル署名発行
    装置。
  4. 【請求項4】 デジタル署名発行装置は、更に、新しい
    署名の再発行を許可する条件である再発行許可条件を入
    力する再発行許可条件入力部と、 入力した再発行許可条件を記憶する再発行許可条件記憶
    部と、 記憶した再発行許可条件を満たしていることを確認する
    再発行許可条件確認部とを有し、 署名再作成部は、再発行許可条件確認部により確認した
    場合に、新しい署名を再発行することを特徴とする請求
    項1記載のでデジタル署名発行装置。
  5. 【請求項5】 デジタル署名発行装置は、更に、署名再
    作成部に設定する条件である署名再作成設定条件を入力
    する署名再作成設定条件入力部と、 入力した署名再作成設定条件を記憶する署名再作成設定
    条件記憶部とを有し、 署名再作成部は、記憶した署名再作成設定条件に従っ
    て、新しい署名を作成することを特徴とする請求項1記
    載のデジタル署名発行装置。
  6. 【請求項6】 デジタル署名発行装置は、更に、署名作
    成部により作成された署名が、再発行の対象となること
    を許可する再発行対象許可部を有し、 署名記憶部は、再発行対象許可部により再発行の対象と
    なることを許可された署名を記憶することを特徴とする
    請求項1記載のデジタル署名発行装置。
  7. 【請求項7】 署名対象データに対する署名を発行し、
    更に発行した署名に対応する新しい署名を再発行するデ
    ジタル署名発行方法であって、以下の要素を有すること
    を特徴とするデジタル署名発行方法 (1)署名対象データを入力し、入力した署名対象デー
    タに対する署名を作成し、作成した署名を発行する工
    程、(2)作成した署名を記憶する工程、(3)再発行
    を要求する再発行要求署名を入力し、入力した再発行要
    求署名と、記憶した署名とを用いて、再発行要求署名が
    正当であるか否かを判断する工程、(4)正当であると
    判断された場合に、再発行要求署名に対応する新しい署
    名を作成し、作成した新しい署名を再発行する工程。
  8. 【請求項8】 署名対象データに対する署名を発行し、
    更に発行した署名に対応する新しい署名を再発行するデ
    ジタル署名発行装置であるコンピュータに、以下の処理
    を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体 (1)署名対象データを入力し、入力した署名対象デー
    タに対する署名を作成し、作成した署名を発行する処
    理、(2)作成した署名を記憶する処理、(3)再発行
    を要求する再発行要求署名を入力し、入力した再発行要
    求署名と、記憶した署名とを用いて、再発行要求署名が
    正当であるか否かを判断する処理、(4)正当であると
    判断された場合に、再発行要求署名に対応する新しい署
    名を作成し、作成した新しい署名を再発行する処理。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004013830A (ja) * 2002-06-11 2004-01-15 Canon Inc 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、記憶媒体、及びプログラム
JP2008258661A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Ntt Data Corp 電子署名装置、方法、およびプログラム

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