JP2001287780A - スイッチ機構及びこれを用いたティッシュボックスカバー - Google Patents

スイッチ機構及びこれを用いたティッシュボックスカバー

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JP2001287780A
JP2001287780A JP2000144086A JP2000144086A JP2001287780A JP 2001287780 A JP2001287780 A JP 2001287780A JP 2000144086 A JP2000144086 A JP 2000144086A JP 2000144086 A JP2000144086 A JP 2000144086A JP 2001287780 A JP2001287780 A JP 2001287780A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部のものをスイッチの一部として利用する
ことが出来るという、全く新しいスイッチを提供する。
またこのスイッチの用途を開発する。特にティッシュペ
ーパーを引き出すと、メロディーを奏でるティッシュボ
ックスカバーを開発する。 【構成】 挿通部にテープ状体またはシート状体を通し
得ると共に、前記挿通部に前記テープ状体またはシート
状体が接触しながら移動することによって抵抗を生じこ
れにより電気的接点が動作し得るようにしたスイッチ機
構とした。またティッシュボックスの少なくともティッ
シュペーパーの取り出し口を覆うカバーであって、この
ティッシュボックス側の取り出し口に相対する部位にカ
バー側の取り出し口を備えると共に、このカバー側の取
り出し口に前記スイッチ機構が設けられ、またメロディ
ー発生装置を備え前記スイッチ機構が前記メロディー発
生装置のスイッチ操作に供されるものであるティッシュ
ボックスカバーとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、挿通部に通した
テープ状体またはシート状体を引くと電気的接点が動作
するように構成したスイッチ機構に関する。またこの発
明は、前記スイッチ機構をティッシュペーパーの取り出
し口に備えたティッシュボックスカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気的接点を有するスイッチ機構
では、電気的接点のON/OFF操作を行なう部位に、
一般的には回転方式、トグル方式、押圧方式などが採用
されていた。これ等は各々、ダイアルを指でつまんで回
す、レバーの一方の側を押す・倒す、ボタンを上から押
す操作を行なってON/OFFさせるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のス
イッチ機構では、これに付属する例えば上記ダイアルや
レバー等を操作するものであり、スイッチとは何の関係
もない外部のものを利用して上記ダイアル等の代わりに
使用することは出来なかった。
【0004】そこでこの発明は上述したような問題点を
解決して、外部のものをスイッチの一部として利用する
ことが出来るという、全く新しいスイッチ機構を提供す
ることを第1の課題とする。またこの発明の第2の課題
はこのスイッチの用途を開発すること、一例ティッシュ
ペーパーを引き出すとメロディーを奏でるティッシュボ
ックスカバーを開発することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】上記第1の課題
は、挿通部にテープ状体またはシート状体を通し得ると
共に、前記挿通部に前記テープ状体またはシート状体が
接触しながら移動することによって抵抗を生じ、これに
より電気的接点が動作し得る、ようにしたスイッチ機構
とすることにより達成される。挿通部に通したテープ状
体またはシート状体は、挿通部に接触しているため挿通
部を通過しようとすると抵抗を生ずる。これにより挿通
部に設けた電気的接点を動作させることが出来る。従っ
てスイッチを構成することが出来るのである。
【0006】挿通部を孔としたものでは、孔の周囲の少
なくとも一部に前記テープ状体またはシート状体が接触
する。孔はテープ状体を挿通するのに比較的適する。ま
た挿通部をスリットとしたものでは、スリットの周囲の
少なくとも一部に前記テープ状体またはシート状体が接
触する。スリットはシート状体を挿通するのに比較的適
する。
【0007】次に上記第2の課題は、このスイッチ機構
に次のような用途を与えることにより達成される。
【0008】用途1:ティッシュペーパーボックス このスイッチ機構をティッシュペーパーの取り出し口に
取り付け、挿通部からティッシュペーパーを引き出すよ
うにする。スイッチは、メロディーIC回路を利用した
メロディー発生装置に接続される。ティッシュペーパー
を引き出すと、この時の力によって挿通部の電気的接点
が動作し、メロディーが聞かれる。なおドライなティッ
シュペーパーのみならず、ウェットティッシュペーパー
に付いても同様の収容ボックスを提供することが出来る
し、または、ドライなティッシュペーパー用収納ボック
スの取り出し口に、水や香水や化粧水などの噴霧器を設
けて、前記スイッチをこの噴霧器に接続することによ
り、このドライなティッシュペーパーを引き出すと、水
や香水や化粧水などが噴霧されてウェットティッシュに
成る、というような収納ボックスを提供することが出来
る。この他ジョーク用のティッシュペーパーボックスと
して、光を点滅させたり、飾りに設けた人形を動作させ
たり、液体をピュッと吹き出させたり、ティッシュペー
パーに着色したり、ティッシュペーパーの取り出し口の
形状を、例えば星、三角、丸などに変化させることも可
能である。
【0009】用途2:トイレットペーパーホルダー トイレットペーパーの取り出し口を設け、この取り出し
口にこのスイッチ機構を取り付け、挿通部からトイレッ
トペーパーを引き出すようにする。スイッチはメロディ
ーIC回路を利用したメロディー発生装置と、消臭スプ
レーの噴射装置とに接続される。トイレットペーパーを
引き出すと、この時の力により挿通部の電気的接点が動
作し、メロディーが聞かれると共に、消臭剤がトイレ室
内に噴霧される。なお、痔などの疾患のある人のため
に、トイレットペーパーに向け僅かな水分を噴霧し得る
ような機構も提供可能である。なお特殊な実施例として
は、トイレットペーパーの切断のために、トイレットペ
ーパーを横断する幅にライン状の水を吹き付けるような
機構を上げることが出来る。トイレットペーパーは、そ
の水が付いた部分から容易に切断される。この水に芳香
剤を含ませるなどしても良い。
【0010】用途3:パーティション 距離を置いて設ける柱間にテープをフリーな状態で架け
渡し、その内の少なくとも1つの柱に挿通部を設けてテ
ープを挿通しパーティションとする。スイッチは警報装
置に接続される。この警報装置には点滅ランプとブザー
とが設けられている。テープに人や物が触れ、テープが
引かれると、ブザーが鳴ると共にランプが点滅する。こ
れを例えば自転車を駐車されたくないエリアに張り回し
たりするのである。或いは部外者立入禁止のエリアに張
り回すのである。なお、テープの代わりにロープを使用
するように設計することも可能である。
【0011】用途4:ビニール紐カッター ビニール紐の繰り出し口を設け、この繰り出し口にこの
スイッチ機構と電熱線によるヒータとを設け、挿通部か
らビニール紐を引き出すようにする。スイッチはヒータ
に接続される。ビニール紐が繰り出されると、この時の
力により挿通部の電気的接点が動作し、電熱線が赤熱さ
れる。所要の長さの所でビニール紐をこの電熱線に接触
させて切断する。更にメジャーを備えるようにしても良
い。
【0012】用途5:玩菓の自動販売機 手の挿通部を設け、この挿通部にこのスイッチ機構を設
け、挿通部の中に玩菓の自動販売機の販売口を設ける。
スイッチは自動販売機に接続される。この自動販売機に
お金を投入し、手のひらを上に向けて挿通部に入れる
と、この時の力によって挿通部の電気的接点が動作し、
自動販売機の販売口から手のひらに玩菓が取り出され
る。このように上記テープ状体またはシート状体以外の
ものにもこの発明を適用することが出来る。
【0013】これ等の用途は一例であってこの発明の思
想を逸脱しない限りに於いては種々のものが実現可能で
あるが、ここでは上述したティッシュペーパーを引き出
すとメロディーを奏でるティッシュボックスカバーの開
発に付いて説明する。
【0014】即ち上記第2の課題は、ティッシュボック
スの少なくともティッシュペーパーの取り出し口を覆う
カバーであって、このティッシュボックス側の取り出し
口に相対する部位にカバー側の取り出し口を備えると共
に、このカバー側の取り出し口に、請求項1に記載のス
イッチ機構が設けられ、またメロディー発生装置を備
え、前記スイッチ機構が前記メロディー発生装置のスイ
ッチ操作に供されるものであるティッシュボックスカバ
ーとすることにより達成される。このティッシュボック
スカバーは、ティッシュボックスがまるごと収容出来る
ようなものであっても、ティッシュボックスのティッシ
ュペーパーの取り出し口のみを覆うものであっても、ど
ちらでも良い。何れにせよティッシュペーパーは、ティ
ッシュボックス側の取り出し口とカバー側の取り出し口
とを通過することに成るが、カバー側の取り出し口には
請求項1に記載のスイッチ機構が設けられているため、
引き出そうとすると、挿通部との抵抗により電気的接点
が動作してしまう。この結果ティッシュペーパーを引き
出すとメロディーを奏でるのである。
【0015】さて、ティッシュボックスに掛けて止め合
わせ得るようなバンドを設けたものでは、このバンドを
利用してカバー側の取り出し口をティッシュボックスに
後から外付けすることが出来る。またティッシュボック
スに向かう面に粘着材を設けたものでは、この粘着材に
よってカバー側の取り出し口をティッシュボックス側の
取り出し口に貼り付けて固定することが出来る。更にカ
バー側の取り出し口を開口部を有する具象体としたもの
では、ティッシュペーパーはこの具象体の開口部から取
り出される。従って、具象体に周知のキャラクターなど
を採用すれば、楽しさが増える。
【0016】なお紐状体とはロープ、針金、糸、紐など
のことであり、テープ状体とは一定の幅を持った薄いも
ののことであり、シート状のものもこれに含まれる。従
って上述したティッシュペーパーなどはテープ状体に含
まれるものとする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の幾つかの実施形
態を図面に基づいて説明するが、この発明はこれ等の実
施形態にのみ限定されるものではない。
【0018】第1の実施の形態 図1乃至図4は、この発明の第1の実施の形態を表わす
図である。ティッシュボックスカバー1は合成樹脂製の
ケース10の頂部にティッシュペーパーを通すための挿
通口11を有する。またケース10の底部にも図示して
いないが同様の挿通口を有する。またケース10の底部
には、このティッシュボックスカバー1をティッシュボ
ックスに取り付けるための2列のゴムバンド12が設け
られている。前記ケース10の内部には、図2で表わさ
れたスイッチ機構2が取り付けられている。このスイッ
チ機構2は、上板20と下板21とで挟まれたスイッチ
部を有して円盤状に形成されている。上板20、下板2
1共にその中心部分にティッシュペーパーTを通すため
の孔が設けられている。この孔は前記挿通口11に相対
するように設けられており、ティッシュペーパーTを挿
通口11に通すと、必然的にこの孔に挿通されることに
成る。上板20と下板21との間のスイッチ部に付い
て、上板20の下側面にはICモジュール29が取り付
けられている。このICモジュール29には、図示しな
い圧電スピーカと水銀電池とが付属している。ICモジ
ュール29の下方には押圧板27が平行して設けてあ
り、押圧板27の接点28がICモジュール29上のス
イッチに対向して設けられている。この押圧板27の下
方には、前記下板21の上側面に設けられた支点22に
より片持ち状態に支持され、前記ティッシュペーパーT
を通すための孔に相当する部位に孔があり且つこの孔に
取り付けられ中央部に挿通孔25を有する挿通板24を
有して、支持されていないフリーな側が押圧板27に対
向して設けられている支板23が取り付けられている。
なお前記挿通板24は軟質合成樹脂製のものであって、
図3で表わすように、中心部の挿通孔25と、そこから
周囲に放射状に向かう切り込み26とを有している。ま
た支板23と押圧板27とは共にバネ性を具えている。
なおこのティッシュボックスカバー1の前記挿通口11
は円筒状に突出しているが、ここに人形の頭を模したキ
ャップ3が取り付けられる。このキャップ3の人形の口
は挿通口30でありここからティッシュペーパーTを取
り出すことに成る。
【0019】この実施の形態のティッシュボックスカバ
ー1は、図4で表わすように、2列のゴムバンド12を
以てティッシュボックスBに固定される。この時ティッ
シュボックスカバー1がティッシュボックスBの開口部
Oに位置するように取り付けるのである。またこの時、
開口部Oから飛び出ているティッシュペーパーTを、テ
ィッシュボックスカバー1の挿通口11を経て、キャッ
プ3の挿通口30から外へ引き出して置くようにする。
従ってこのティッシュペーパーTは図2で表わされてい
るように、スイッチ機構2の挿通板24の挿通孔25で
絞られるようにして挿通孔25を通っていることに成
る。
【0020】さてキャップ3の開口部Oから飛び出てい
るティッシュペーパーTを引き出すと、ティッシュペー
パーTは1枚分だけが取り出されることに成るが、この
際に図3で表わした切り込み26により挿通板24の挿
通孔25の近傍が上方へ湾曲しつつ、挿通板24が上方
へ持ち上げられる。従って支板23の支持されていない
フリーな側が押圧板27を押し上げ、これによりこの押
圧板27の接点28がICモジュール29のスイッチ部
を押し、ICモジュール29が動作する。ICモジュー
ル29は図示していない水銀電池から電源供給を受け、
圧電スピーカを使用してメロディーを鳴らす。なおティ
ッシュペーパーTが引き出される時に、次の分のティッ
シュペーパーTが連れてキャップ3の開口部Oから出さ
れることに成るが、ティッシュペーパーTを引く力が掛
からなく成ると、支板23のバネ性により元の位置に戻
り、押圧板27もICモジュール29のスイッチ部を押
すことを止める。なおこのICモジュール29は、スイ
ッチが一旦はOFF状態に成らないと次のON状態を取
ることが出来ないように設定されており、また1回のO
N状態に付き1回分のメロディーを流し、リプレイはし
ないように設定されているものである。
【0021】第2の実施の形態 次に図5はこの発明の第2の実施の形態を表わす。ティ
ッシュボックスカバー4は、主要部は上述した第1の実
施の形態のティッシュボックスカバー1と同じものであ
るが、ティッシュボックスに取り付けるための2列のゴ
ムバンド12を備えておらず、その代わりに下板の下面
部に粘着剤42の層を設けている。なお符号40はこの
ティッシュボックスカバー4のケースであり、符号41
は挿通口である。
【0022】従って、ティッシュボックスカバー4はそ
の下板の下面部に粘着剤42によって、ティッシュボッ
クスBに接着固定される。この時ティッシュボックスカ
バー4がティッシュボックスBの開口部Oに位置するよ
うに取り付ける。またこの時開口部Oから飛び出ている
ティッシュペーパーTを、ティッシュボックスカバー4
から外へ引き出して置くようにする。
【0023】なお上述の第1の実施の形態及び第2の実
施の形態では、ティッシュボックスBの開口部分Oに位
置するティッシュボックスカバーを提供したが、ティッ
シュボックスBの全体を覆ってしまうようなティッシュ
ボックスカバーとすることも可能である。またこの際、
ティッシュボックスカバーを家の形状にし、挿通口を煙
突にするなどの意匠を採用すると面白い。
【0024】第3の実施の形態 上述の第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、挿
通口を円形のものとしたが、この第3の実施の形態では
挿通口をスリット状のものとしている点に特徴がある。
即ち、挿通用スリット5は、左右の支持箱51,51間
に、この支持箱51で受けた2本の弾力性を有する合成
樹脂製の線材50,50を配設し、線材50が膨らんだ
時に線材50が接触する位置にリミットスイッチ52を
取り付けて成る。このリミットスイッチ52は、作動杆
53を以て線材50に接触するように成っている。
【0025】従って、2本の線材50,50間をティッ
シュペーパーTが摩擦しながら引き出され、2本の線材
50,50が膨らむと、作動杆53が湾曲して来た線材
50に押されて、リミットスイッチ52がON状態と成
る。
【0026】第4の実施の形態 この実施の形態の挿通用スリット6は、回動軸62によ
り回動自在に設けられると共に、互いの櫛歯60を合わ
せた回動板61,61とから成る。回動軸62には図示
しないコイルバネが設けられており、回動板61,61
が初期位置にあるように常時付勢している。この初期位
置とは回動板61,61の櫛歯60同士が噛み合った平
面状態のことを言う。なお回動板61には図示しないス
イッチが設けられていることは言うまでもない。
【0027】そこでこの左右の櫛歯60,60の間に、
例えば上記ティッシュペーパーTを通すようにする。テ
ィッシュペーパーTが引かれると、回動板61,61が
ドアのように開いてスイッチがON状態と成る。しかし
ながら、回動板61,61を引く力が掛からなく成る
と、回動板61,61はコイルバネの付勢力によって、
元の位置に戻るのである。
【0028】第5の実施の形態 この実施の形態の挿通用スリット7は、回動軸72によ
り回動自在に設けられると共に、先端部にローラー71
を有する2つの回動アーム70,70を、互いのローラ
ー71で接触し合うように設けて成る。なお回動軸72
には図示しないコイルバネが設けられており、回動アー
ム70,70が初期位置にあるように、常時付勢してい
る。
【0029】そこでこの左右のローラー71,71の間
に、例えば上記ティッシュペーパーTを通すようにす
る。ティッシュペーパーTが引かれると回動アーム7
0,70が開放されてスイッチがON状態と成る。しか
しながら、回動アーム70,70を引く力が掛からなく
成ると、回動アーム70,70は、コイルバネの付勢力
によって元の位置に戻る。この動作中にあって、ティッ
シュペーパーTはローラー71,71の回転に助けられ
て円滑に引き出される。
【0030】なお、この発明は上述した実施の形態にの
み限定されないから、例えばテープ状体またはシート状
体が接触しながら移動する部位にゴムを設けて摩擦力を
高めることが出来るし、電気的接点には水銀スイッチや
磁力スイッチなどが利用可能である。また挿通部の形態
に付いても任意である。また各部の素材の選択も自由で
あるから、一例ティッシュボックスBの全体を覆ってし
まうようなティッシュボックスカバーを布製の縫いぐる
みなどとすることが出来る。なおスイッチ機構の用途は
単に上述した実施の形態にのみ限定されない。
【0031】
【発明の効果】以上この発明は、その1に挿通部にテー
プ状体またはシート状体を通し得ると共に、前記挿通部
に前記テープ状体またはシート状体が接触しながら移動
することによって抵抗を生じ、これにより電気的接点が
動作し得るようにしたスイッチ機構とした。またその2
にティッシュボックスの少なくともティッシュペーパー
の取り出し口を覆うカバーであって、このティッシュボ
ックス側の取り出し口に相対する部位にカバー側の取り
出し口を備えると共に、このカバー側の取り出し口に前
記スイッチ機構が設けられ、またメロディー発生装置を
備え前記スイッチ機構が前記メロディー発生装置のスイ
ッチ操作に供されるものであるティッシュボックスカバ
ーとした。
【0032】この結果、外部のものをスイッチの一部と
して利用することが出来るという、全く新しいスイッチ
を提供することが出来た。またこのスイッチの用途を開
発することに成功し、特にティッシュペーパーを引き出
すとメロディーを奏でるティッシュボックスカバーを開
発することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のティッシュボックスカバー
1を表わす斜視図である。
【図2】同実施の形態のスイッチ機構2の動作状態説明
図である。
【図3】同実施の形態の挿通板24の平面図である。
【図4】同実施の形態の使用状態説明図である。
【図5】第2の実施の形態のティッシュボックスカバー
4の背面図である。
【図6】第3の実施の形態の挿通用スリット5の平面図
である。
【図7】第4の実施の形態の挿通用スリット6の平面図
である。
【図8】第5の実施の形態の挿通用スリット6の動作状
態説明図である。
【符号の説明】
1 ティッシュボックスカバー 10 ケース 11 挿通口 12 ゴムバンド 2 スイッチ機構 20 上板 21 下板 22 支点 23 支板 24 挿通板 25 挿通孔 26 切り込み 27 押圧板 28 接点 29 ICモジュール 3 キャップ 30 挿通口 4 ティッシュボックスカバー 40 ケース 41 挿通口 42 粘着剤 5 挿通用スリット 50 線材 51 支持箱 52 リミットスイッチ 53 作動杆 6 挿通用スリット 60 櫛歯 61 回動板 62 回動軸 7 挿通用スリット 70 回動アーム 71 ローラー 72 回動軸

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿通部にテープ状体またはシート状体を
    通し得ると共に、前記挿通部に前記テープ状体またはシ
    ート状体が接触しながら移動することによって抵抗を生
    じ、これにより電気的接点が動作し得る、ようにして成
    ることを特徴とするスイッチ機構。
  2. 【請求項2】 挿通部が孔である、請求項1のスイッチ
    機構。
  3. 【請求項3】 挿通部がスリットである、請求項1のス
    イッチ機構。
  4. 【請求項4】 ティッシュボックスの少なくともティッ
    シュペーパーの取り出し口を覆うカバーであって、この
    ティッシュボックス側の取り出し口に相対する部位にカ
    バー側の取り出し口を備えると共に、このカバー側の取
    り出し口に、請求項1に記載のスイッチ機構が設けら
    れ、またメロディー発生装置を備え、前記スイッチ機構
    が前記メロディー発生装置のスイッチ操作に供されるも
    のである、ティッシュボックスカバー。
  5. 【請求項5】 ティッシュボックスに掛けて止め合わせ
    得るようなバンドを設けた、請求項4のティッシュボッ
    クスカバー。
  6. 【請求項6】 ティッシュボックスに向かう面に粘着材
    を設けた、請求項4のティッシュボックスカバー。
  7. 【請求項7】 カバー側の取り出し口を開口部を有する
    具象体とした、請求項4のティッシュボックスカバー。
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