JP2001287036A - 溶接トーチ - Google Patents

溶接トーチ

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JP2001287036A
JP2001287036A JP2000108108A JP2000108108A JP2001287036A JP 2001287036 A JP2001287036 A JP 2001287036A JP 2000108108 A JP2000108108 A JP 2000108108A JP 2000108108 A JP2000108108 A JP 2000108108A JP 2001287036 A JP2001287036 A JP 2001287036A
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welding torch
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Koichi Tozawa
幸一 戸沢
Kazuhiro Asahi
和弘 朝日
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールドガスを供給するガス供給口へのスパ
ッタの付着を防止した溶接トーチを提供する。 【解決手段】 溶接トーチ20は、シールドガス25を
供給するオリフィス26(ガス供給口)とノズル23の
先端開口24とを仕切る仕切り手段41と、供給された
シールドガスを仕切り手段を通して螺旋状に進行させつ
つノズルの先端開口に導くガス案内手段42と、を有す
る。仕切り手段は、断面テーパ形状をなすチップ22の
大径部32(拡大部)から構成され、前記大径部は、飛
散するスパッタ28の大きさよりも小さい隙間Sをノズ
ル内周面23aとの間に形成する大きさに設定されてい
る。また、ガス案内手段は、チップに形成されると共に
オリフィスに連通する螺旋状の溝33を有し、この螺旋
状の溝のねじれ角は、ノズルの先端開口からオリフィス
を視認できない角度に設定してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスシールドアー
ク溶接機の溶接トーチに関する。
【0002】
【従来の技術】炭酸ガスアーク溶接などのガスシールド
アーク溶接機は、溶接トーチを備えている(特開平9−
85448号公報および特開平10−225772号公
報を参照)。
【0003】図3に示すように、一般的な溶接トーチ1
0は、溶接ワイヤ11に電流を供給するチップ12と、
チップ12を囲繞するノズル13と、ノズル13の先端
開口14から溶接部に向けて噴射されるシールドガス1
5をノズル13内の基端部に供給するオリフィス16
と、を有している。
【0004】溶接作業時には、オリフィス16から流出
した炭酸ガスなどのシールドガス15は、ノズル13と
チップ12との間の通路を通って、ノズル13の先端開
口14から溶接部に向けて噴射され、溶接ワイヤ11の
先端とワークWとの間で発生するアーク17を大気から
シールドしている。シールドガス雰囲気中において、ア
ーク17の熱により溶接ワイヤ11およびワークWの溶
接面が溶融されて、当該ワークWが溶着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種の溶接トーチ1
0を使用したアーク溶接にあっては、溶接時に溶融した
微細な金属粒つまりスパッタ18が飛散し、その一部が
ノズル13内に侵入することは避けられない。
【0006】図3に示したように、ノズル13とチップ
12との間の通路が、ノズル13の先端開口14からオ
リフィス16に至るまで直線的に開放された溶接トーチ
10にあっては、ノズル13内に侵入したスパッタ18
が、直接、オリフィス16にまで達する場合がある。オ
リフィス16にスパッタ18が付着して当該オリフィス
16を閉塞すると、シールドガス15の供給量が不足
し、シールド効果が低減する。この結果、溶接部に、気
泡つまりブローホールや微小な孔つまりピンホールなど
の溶接欠陥が発生するという問題がある。
【0007】上記公報は、いずれも、ノズルの内面に付
着するスパッタの除去に関する技術を提案するが、シー
ルドガス15の供給口であるオリフィス16へのスパッ
タ18の付着を防止する点については考慮されていな
い。
【0008】そこで、本発明は、シールドガスを供給す
るガス供給口へのスパッタの付着を防止して、シールド
ガス供給量の不足を防止し、もって、ブローホールなど
の溶接欠陥の発生を抑制し得る溶接トーチを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の発明は、溶接ワイヤを溶接部に案内
すると共に前記溶接ワイヤに電流を供給するチップと、
前記チップを囲繞するように配置されるノズルと、前記
ノズルの先端開口から溶接部に向けて噴射されるシール
ドガスを前記ノズル内の基端部に供給するガス供給口
と、を有する溶接トーチにおいて、前記ガス供給口と前
記先端開口とを仕切る仕切り手段と、前記ガス供給口か
ら供給されたシールドガスを、前記仕切り手段を通し、
螺旋状に進行させつつ前記ノズルの先端開口に導くガス
案内手段と、を有することを特徴とする溶接トーチであ
る。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記仕切り手段
は、前記チップに形成した拡大部から構成され、前記拡
大部は、溶接中に飛散するスパッタの大きさよりも小さ
い隙間を前記ノズルの内面との間に形成する大きさを有
していることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記ガス案内手
段は、前記チップに形成されると共に前記ガス供給口に
連通する螺旋状の溝を有していることを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、前記螺旋状の溝
のねじれ角は、前記ノズルの先端開口から前記ガス供給
口を視認できない角度に設定されていることを特徴とす
る。
【0013】請求項5に記載の発明は、前記ガス供給口
から供給されたシールドガスが流入する前記螺旋状の溝
におけるガス流入部は、前記ガス供給口と前記ノズルの
内面との間に形成される通路の断面積よりも大きな開口
面積を有していることを特徴とする。
【0014】請求項6に記載の発明は、前記チップは、
前記溶接ワイヤを送り出す先端部に向けて先細りとなる
断面テーパ形状を有していることを特徴とする。
【0015】請求項7に記載の発明は、前記チップの表
面に電気絶縁層が形成されていることを特徴とする。
【0016】
【発明の効果】上記のように構成した本発明は以下の効
果を奏する。
【0017】請求項1に記載の発明によれば、ノズルの
内部に侵入したスパッタは、ノズル内面とチップとの間
の空間を通って上昇しようとするが、仕切り手段により
遮られ、シールドガスを供給するガス供給口までは到達
しない。ガス供給口へのスパッタの付着を防止して、シ
ールドガス供給量の不足を防止できる結果、ブローホー
ルなどの溶接欠陥の発生を抑制することが可能となる。
また、シールドガスは、先端開口に向けて螺旋状に進行
するため、シールドガスの流れが滑らかになり、シール
ド効果を高めることができる。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、チップに
形成した拡大部から仕切り手段が構成されるので、当該
仕切り手段がチップと一体となり、溶接トーチの構成が
簡素なものとなる。また、スパッタは、チップの拡大部
とノズル内面との間の隙間を通ることはできず、ガス供
給口まで到達しないので、請求項1と同様の効果を奏す
る。
【0019】請求項3に記載の発明によれば、ノズルの
内部に侵入したスパッタは、螺旋状の溝によっても阻止
されて、ガス供給口まで到達しないので、請求項1と同
様の効果を奏する。
【0020】請求項4に記載の発明によれば、長時間の
溶接作業を行っても、ガス供給口の開口状態を長期にわ
たって維持でき、請求項1の効果を長期にわたって確保
できる。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、従来の溶
接トーチにおけるシールドガス流量と同じ流量を確保す
ることができるため、チップを改変するだけで、本発明
を既設の溶接トーチに適用でき、設備費の増加を可及的
に低減できる。
【0022】請求項6に記載の発明によれば、先端開口
に向かうにつれてノズル内面とチップとの間の断面積が
漸次大きくなるため、シールドガスの螺旋状をなす流れ
がより一層滑らかになる。
【0023】請求項7に記載の発明によれば、チップの
拡大部とノズル内面とが接近していても、電機絶縁層に
より、チップとノズルとの間の電気的な短絡を防止し
て、溶接トーチの損傷を防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。
【0025】図1は、本発明の実施形態に係る溶接トー
チを示す断面図、図2(A)(B)は、それぞれ、図1
の矢印Aに沿う矢視図および図1のB−B線に沿う断面
図である。
【0026】図1に示すように、本実施形態に係る溶接
トーチ20は、溶接ワイヤ21を溶接部に案内すると共
に溶接ワイヤ21に電流を供給するチップ22と、チッ
プ22を囲繞するように配置されるノズル23と、ノズ
ル23の先端開口24から溶接部に向けて噴射されるシ
ールドガス25をノズル23内の基端部に供給するオリ
フィス26(ガス供給口に相当する)と、を有してい
る。
【0027】前記チップ22の中心軸には、図示しない
ワイヤ供給装置から自動的に供給される溶接ワイヤ21
を案内するガイド孔が貫通して形成されている。ガイド
孔の先端には、タングステン合金などからなる管状の図
示しない給電部が挿入されている。チップ22のガイド
孔を通過する溶接ワイヤ21は、給電部を介して、アー
ク発生用の電流が供給される。
【0028】前記ノズル23は、両端が開口された円筒
形状を有し、ノズルホルダ30の先端外周面にねじ結合
されている。ノズルホルダ30の前端には、チップ22
の基端部を着脱自在に保持するチップ保持体31が突出
して設けられている。チップ保持体31は、円筒形状を
有し、その外周面とノズル23の内周面23aとの間に
は、所定間隔の隙間が形成されている。チップ保持体3
1の内部には、図示しないシールドガス供給装置からの
シールドガス25が案内されるガス室が形成されてい
る。このガス室に案内されたシールドガス25は、チッ
プ保持体31の外周面に開口されガス室と連通する適宜
個数のオリフィス26から流出して、ノズル23内の基
端部に供給される。
【0029】溶接トーチ20はさらに、オリフィス26
とノズル23の先端開口24とを仕切る仕切り手段41
と、オリフィス26から供給されたシールドガス25
を、前記仕切り手段41を通し、螺旋状に進行させつつ
ノズル23の先端開口24に導くガス案内手段42と、
を有している。
【0030】さらに詳述すれば、チップ22は、溶接ワ
イヤ21を送り出す先端部に向けて先細りとなる断面テ
ーパ形状を有し、チップ22の大径部32側がチップ保
持体31に保持されている。チップ22の大径部32
は、溶接中に飛散するスパッタ28の大きさよりも小さ
い隙間Sをノズル23の内周面23aとの間に形成する
大きさすなわち外径寸法に設定されている。図示する実
施形態においては、前記大径部32がチップ22に形成
した拡大部に相当し、この大径部32により、仕切り手
段41が構成されている。チップ22に形成した拡大部
つまり大径部32から仕切り手段41を構成することに
より、当該仕切り手段41がチップ22と一体となり、
溶接トーチ20の構成が簡素なものとなる。
【0031】チップ22の大径部32とノズル内周面2
3aとが接近するため、チップ22とノズル23との間
の電気的な短絡が生じることを防止して、溶接トーチ2
0の損傷を防止する必要がある。このため、チップ22
の表面22aに、電気絶縁性材料をコーティングして、
電気絶縁層を形成してある。電気絶縁層は、例えば、セ
ラミック溶射などにより形成する。
【0032】ガス案内手段42は、チップ22の表面2
2aに形成されると共にオリフィス26に連通する螺旋
状の溝33を有している。図2(A)に示すように、螺
旋状の溝33のねじれ角は、ノズル23の先端開口24
からオリフィス26を視認できない角度に設定されてい
る。また、図2(B)に示すように、オリフィス26か
ら供給されたシールドガス25が流入する螺旋状の溝3
3におけるガス流入部34は、オリフィス26とノズル
内周面23aとの間に形成される通路35の断面積より
も大きな開口面積を有するように設定されている。
【0033】次に、作用を説明する。
【0034】溶接作業時には、シールドガス供給装置を
作動させ、チップ保持体31内のガス室に炭酸ガスなど
のシールドガス25を案内する。シールドガス25は、
ガス室に連通する複数のオリフィス26から流出し、ノ
ズル23内の基端部に供給される。
【0035】オリフィス26から供給されたシールドガ
ス25は、ガス流入部34から螺旋状の溝33に流入
し、ノズル内周面23aとチップ22外周面との間の空
間36において、螺旋状に進行しつつノズル23の先端
開口24に導かれる。そして、シールドガス25は、先
端開口24から、チップ22および溶接ワイヤ21を囲
繞するように溶接部に向けて噴射される。
【0036】一方、ワイヤ供給装置から自動的に供給さ
れる溶接ワイヤ21は、チップ22のガイド孔を通過す
る際に所定の電流が供給される。溶接ワイヤ21の先端
とワークとの間でアーク27が発生する。このアーク2
7は、噴射されたシールドガス25により、大気からシ
ールドされる。
【0037】そして、シールドガス雰囲気中において、
アーク27の熱により溶接ワイヤ21およびワークWの
溶接面が溶融されて、当該ワークWが溶着される。
【0038】アーク溶接時には、スパッタ28が発生す
る。発生したスパッタ28の大部分はノズル23の外側
に向けて飛散するものの、スパッタ28の一部はノズル
23の内部に侵入してくる。
【0039】ノズル23の内部に侵入したスパッタ28
は、空間36を通って上昇しようとするが、チップ22
の大径部32によりオリフィス26と先端開口24とが
仕切られ、さらに、螺旋状の溝33によっても阻止され
るため、オリフィス26までは到達しない。しかも、ノ
ズル23の先端開口24から見てオリフィス26が見え
ない角度に螺旋状の溝33のねじれ角を設定してあるた
め、長時間の溶接作業を行っても、オリフィス26にス
パッタ28が付着せず、オリフィス26が閉塞すること
はない。
【0040】さらに、チップ22の大径部32とノズル
内周面23aとの間の隙間Sがスパッタ28の大きさよ
りも小さい寸法に設定されているため、スパッタ28
は、隙間Sを通って上昇することができない。しかも、
微小な隙間Sからシールドガス25が比較的高速度で噴
出されることから、スパッタ28が隙間Sに滞積する虞
もない。
【0041】このようにしてオリフィス26の開口状態
が長期にわたって維持されるため、シールドガス供給量
の不足を招かず、もって、ブローホールなどの溶接欠陥
の発生を長期にわたって抑制することが可能となる。
【0042】チップ22に形成した螺旋状の溝33によ
り、シールドガス25は、空間36内で、先端開口24
に向けて螺旋状に進行する。このため、空間36内にお
けるシールドガス25の流れが滑らかつまりスムーズに
なり、シールド効果が高められる。
【0043】さらに、チップ22の全体形状は適当なテ
ーパがついているため、先端開口24に向かうにつれ
て、ノズル内周面23aとチップ表面22aとの間の断
面積が漸次大きくなる。これにより、シールドガス25
の螺旋状をなす流れが一層スムーズになる。
【0044】隙間Sから噴出したシールドガス25はノ
ズル内周面23aをなめるようにして流れて薄膜状にな
るので、ノズル内周面23aへのスパッタ28の付着も
防止あるいは低減される。また、隙間Sから噴出するシ
ールドガス25の流量は、螺旋状の溝33を通って流れ
るシールドガス25の流量に比べて著しく少ない。この
ため、螺旋状に進行するシールドガス25の主流は、隙
間Sから噴出したシールドガス25により、流れの挙動
が乱されることはない。
【0045】螺旋状の溝33におけるガス流入部34は
オリフィス26とノズル内周面23aとの間に形成され
る通路35の断面積よりも大きな開口面積を有するよう
に設定されているため、従来の溶接トーチ10における
シールドガス流量と同じ流量を確保することができる。
したがって、従来のチップ12をチップ22に改変する
だけで、本発明を既設の溶接トーチ20に適用すること
が可能となり、設備費の増加を可及的に低減できる。
【0046】なお、テーパ形状をなすチップ22の大径
部32から仕切り手段41を構成した場合を図示した
が、オリフィス26とノズル23の先端開口24とを仕
切る機能を発揮する範囲内で、チップ22自体およびそ
の拡大部の形状や配置位置を適宜改変できる。
【0047】また、仕切り手段41をチップ22に一体
的に設けた場合を図示したが、チップ22とは別体の部
材から仕切り手段41を構成してもよい。例えば、オリ
フィス26とチップ22との間に介装されるプレート部
材から仕切り手段41を構成してもよい。この場合、プ
レート部材を電気的絶縁性材料から形成し、当該プレー
ト部材をノズル内周面23aに接触させて、前記隙間S
を生じさせない形態としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る溶接トーチを示す断
面図である。
【図2】 図2(A)(B)は、それぞれ、図1の矢印
Aに沿う矢視図および図1のB−B線に沿う断面図であ
る。
【図3】 従来の一般的な溶接トーチを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
20…溶接トーチ 21…溶接ワイヤ 22…チップ 22a…チップの表面 23…ノズル 23a…ノズルの内周面(内面) 24…ノズルの先端開口 25…シールドガス 26…オリフィス(ガス供給口) 27…アーク 28…スパッタ 32…チップの大径部(拡大部) 33…螺旋状の溝 34…ガス流入部 35…オリフィス(ガス供給口)とノズルの内面との間
に形成される通路 36…ノズル内周面とチップ表面との間の空間 41…仕切り手段 42…ガス案内手段 S…隙間

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接ワイヤを溶接部に案内すると共に前
    記溶接ワイヤに電流を供給するチップと、 前記チップを囲繞するように配置されるノズルと、 前記ノズルの先端開口から溶接部に向けて噴射されるシ
    ールドガスを前記ノズル内の基端部に供給するガス供給
    口と、を有する溶接トーチにおいて、 前記ガス供給口と前記先端開口とを仕切る仕切り手段
    と、 前記ガス供給口から供給されたシールドガスを、前記仕
    切り手段を通し、螺旋状に進行させつつ前記ノズルの先
    端開口に導くガス案内手段と、を有することを特徴とす
    る溶接トーチ。
  2. 【請求項2】 前記仕切り手段は、前記チップに形成し
    た拡大部から構成され、 前記拡大部は、溶接中に飛散するスパッタの大きさより
    も小さい隙間を前記ノズルの内面との間に形成する大き
    さを有していることを特徴とする請求項1に記載の溶接
    トーチ。
  3. 【請求項3】 前記ガス案内手段は、前記チップに形成
    されると共に前記ガス供給口に連通する螺旋状の溝を有
    していることを特徴とする請求項1に記載の溶接トー
    チ。
  4. 【請求項4】 前記螺旋状の溝のねじれ角は、前記ノズ
    ルの先端開口から前記ガス供給口を視認できない角度に
    設定されていることを特徴とする請求項3に記載の溶接
    トーチ。
  5. 【請求項5】 前記ガス供給口から供給されたシールド
    ガスが流入する前記螺旋状の溝におけるガス流入部は、
    前記ガス供給口と前記ノズルの内面との間に形成される
    通路の断面積よりも大きな開口面積を有していることを
    特徴とする請求項3に記載の溶接トーチ。
  6. 【請求項6】 前記チップは、前記溶接ワイヤを送り出
    す先端部に向けて先細りとなる断面テーパ形状を有して
    いることを特徴とする請求項1に記載の溶接トーチ。
  7. 【請求項7】 前記チップの表面に電気絶縁層が形成さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載の溶接トー
    チ。
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