JP2001286849A - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

生ゴミ処理装置

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JP2001286849A
JP2001286849A JP2000104373A JP2000104373A JP2001286849A JP 2001286849 A JP2001286849 A JP 2001286849A JP 2000104373 A JP2000104373 A JP 2000104373A JP 2000104373 A JP2000104373 A JP 2000104373A JP 2001286849 A JP2001286849 A JP 2001286849A
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garbage
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earthworms
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JP2000104373A
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Keijiro Akiyama
恵二朗 秋山
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FUJIMI GREEN ENGINEERING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 好ましい外観と教育的効果を有し、高齢者等
に楽しみを与える生ゴミ処理装置を提供する。 【解決手段】 外枠(1)と第一容器(3)と第二容器
(5)と第三容器(7)にはそれぞれ土を収容し、第一
容器は待機させ、外枠の土には第二容器を該第二容器の
上部を露出させた状態で埋設し、第二容器内の土にはミ
ミズを生息させ、第三容器内の土では花、野菜等の植物
を栽培し、第三容器を重しとして第二容器上に取り外し
自在に載置し、第二容器内には処理すべき生ゴミを適宜
投入し、第二容器内において該生ゴミを土中の微生物に
分解させると共にミミズに摂食させることにより生ゴミ
を処理する。続いて、第一容器と第二容器と第三容器を
順次相互に置き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ゴミ処理装置に
関するものであり、更に詳しくは、例えば家庭の台所等
から出る肉、魚、野菜等の屑や食べ残した食品等の生ゴ
ミを処理し、これを好ましい用土に変えるようにした生
ゴミ処理装置に係るものである。本発明による生ゴミ処
理装置は、好ましい体裁を備えたものとして住宅におけ
るベランダ、屋上、テラス、庭等で使用されるだけでな
く、幼稚園、小学校、中学校を含む学校においても教育
目的を兼ねて使用されるものである。また、本発明によ
る生ゴミ処理装置は、高齢者等のリハビリ、趣味、生き
がい助勢等のためにも好ましく使用される。
【0002】
【従来の技術】生ゴミはその大部分が地方公共団体によ
り収集され、焼却処理されているが、生ゴミを焼却する
ためには大きなエネルギーが必要であり、しかも生ゴミ
を焼却する際に環境汚染物質が発生するという深刻な問
題が生じている。また、生ゴミの発生量は年々増大する
にもかかわらず、地方公共団体が有する生ゴミの処理能
力を量的に拡大することは必ずしも容易なことではな
い。
【0003】このような状況の下で、一般家庭における
生ゴミの処理を可能ならしめる生ゴミ処理装置として下
記のものが既に提案されている。
【0004】(イ)底部を開口した容器内に生ゴミを投
入し、該生ゴミを微生物により分解し、減量するように
してなる生ゴミ処理装置。この装置は、庭等の土のある
場所で使用されるものであり、しばしば「コンポスタ
ー」と呼ばれている。
【0005】(ロ)密閉し得る容器に攪拌手段を備えさ
せ、該容器内に生ゴミを投入し、該生ゴミを微生物によ
り分解し、減量するようにしてなる生ゴミ処理装置。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
生ゴミ処理装置(イ)(ロ)には次のような問題があ
る。
【0007】上記従来の生ゴミ処理装置(イ)(ロ)
は専ら生ゴミの処理のみを目的としたものであり、該装
置はベランダ、屋上、テラス、庭等に置いてこれを見て
楽しむという性質のものではない。更に言えば、該装置
はいわば「不快なもの」、「汚いもの」、「見たくない
もの」或いは「人に見せたくないもの」であり、該装置
の使用者は該装置を人目につかない場所に置こうとする
ものである。即ち、上記従来の装置は視覚による楽しみ
とは無縁のものである。
【0008】上記従来の生ゴミ処理装置(イ)(ロ)
は、上述の如く専ら生ゴミの処理のみを目的としたもの
であり、生ゴミの処理とその効果等を児童、生徒等に視
覚的且つ体験的に理解させるという教育目的を達成する
ことはできないものである。
【0009】上記従来の生ゴミ処理装置(イ)(ロ)
は、生ゴミを専ら微生物のみにより分解し、減量するよ
うにしたものであるため、処理能力が小さい。
【0010】上記従来の生ゴミ処理装置(イ)(ロ)
は、生ゴミを専ら微生物のみにより分解させるようにし
たものであるため、生ゴミを必ずしも好ましい用土に変
えることはできない。
【0011】本発明は上記従来の生ゴミ処理装置(イ)
(ロ)における上述の如き問題を解決しようとするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は下記の生ゴミ処理装置を提供する。
【0013】(1)それぞれ上部を開口させた外枠と第
一容器と第二容器と第三容器とよりなり、第一容器と第
二容器と第三容器はそれぞれ外枠よりも小さい同一の寸
法と形状とを備えると共に適宜の排水性と通気性とを有
し、外枠と第一容器と第二容器と第三容器にはそれぞれ
土を収容し、第一容器は待機させ、外枠の土には第二容
器を該第二容器の上部を露出させた状態で埋設し、第二
容器内の土にはミミズを生息させ、第三容器内の土では
花、野菜等の植物を栽培し、第三容器を重しとして第二
容器上に取り外し自在に載置し、第二容器内には処理す
べき生ゴミを適宜投入し、第二容器内において該生ゴミ
を土中の微生物に分解させると共にミミズに摂食させて
ミミズに糞を排泄させることにより用土を形成するよう
になし、第二容器において生ゴミが処理されて用土が形
成された後、第三容器を第二容器から取り外すと共に第
二容器を外枠から取り外し、第三容器の植物を適時に該
第三容器から除去して該第三容器を待機させ、外枠の土
には第一容器を該第一容器の上部を露出させた状態で埋
設し、第一容器内の土にはミミズを生息させ、第二容器
内の土では花、野菜等の植物を栽培し、第二容器を重し
として第一容器上に取り外し自在に載置し、第一容器内
には処理すべき生ゴミを適宜投入し、第一容器内におい
て該生ゴミを土中の微生物に分解させると共にミミズに
摂食させてミミズに糞を排泄させることにより用土を形
成するようになし、以後同様にして第一容器と第二容器
と第三容器とを順次相互に置き換えることにより循環さ
せつつ生ゴミを処理するようにしたことを特徴とする生
ゴミ処理装置(請求項1)。
【0014】(2)前記第一容器と第二容器と第三容器
にはそれぞれ内面にメッシュが0.2mm〜5mmの網
状シートを取り付ける(請求項2)。
【0015】(3)外枠の土に埋設される容器(生ゴミ
を処理する容器)の外面に保温材を取り付ける(請求項
3)。
【0016】
【作用】[請求項1の生ゴミ処理装置]外枠の土に埋設
された容器内に投入された生ゴミは土中の微生物により
分解され、土中に生息するミミズにより摂食されて消滅
する。残渣は殆ど生じない。ミミズは一日でその体重と
ほぼ同量のエサを摂食し、一日でその体重の約半量の糞
を排泄する。ミミズが排泄する糞は熟度の進んだ有機物
の団粒であり、土壌の理化学性を改良する作用をなすも
のであるため、好ましい育苗用土、鉢物用土の形成に資
するものである。従って、外枠の土に埋設された容器内
に多数のミミズを生息させておけば、該容器内に投入さ
れた生ゴミは効率よく処理され、好ましい用土に変るこ
とになる。また、ミミズが排泄する糞は生ゴミを分解す
る微生物の増殖を助けるという作用をも果たすものであ
る。更に、ミミズが排泄する糞は脱臭作用をも有する。
【0017】生ゴミの処理は外枠の土に埋設された容器
内で行われるのであるが、該容器上に重しとして載置さ
れる別の容器では花、野菜等の植物が栽培される。即
ち、この生ゴミ処理装置は花、野菜等の植物を栽培して
いるプランターないし花壇の如き好ましい外観を有し、
体裁面でも申し分ないものであるため、住宅におけるベ
ランダ、屋上、テラス、庭等において使用するに適した
ものである。換言すれば、生ゴミ処理装置の使用者は美
しい花、野菜等の植物の生育を楽しみつつ、該植物の下
で生ゴミを処理することができるのである。
【0018】生ゴミの処理を行なう容器は、該容器上に
載置される植物を栽培する別の容器により隠される。
【0019】外枠の土は生ゴミの水分や悪臭を吸収す
る。
【0020】外枠の土に埋設された容器と該容器上に重
しとして載置される別の容器とを除く第三の容器は次回
に外枠の土に埋設されるまでの間、そのまま待機する。
【0021】第一容器と第二容器と第三容器とを順次相
互に置き換えることにより循環させつつ生ゴミを処理す
るというサイクルにおいて、ある容器内において生ゴミ
が土中の微生物とミミズとにより処理されて消滅すると
共に該容器内に好ましい用土が形成されること、続いて
該容器内の用土で花、野菜等の植物が好ましく栽培され
ること、植物の栽培を終えた該容器において再び前記と
同様に生ゴミが処理されること等を児童、生徒等に視覚
的且つ体験的に理解させることができる。
【0022】[請求項2の生ゴミ処理装置]第一容器と
第二容器と第三容器は、十分な排水性と通気性とを与え
る孔、穴を有することが必要である。また、外枠の土に
埋設された容器には毎日生ゴミが追加され、しかも生ゴ
ミが追加される都度該容器上に重しとして載置される容
器は動かされるため、各容器は丈夫な構造を有すること
が要求される。そこで、請求項2の生ゴミ処理装置にお
いては、第一容器と第二容器と第三容器にはそれぞれ内
面にメッシュが0.2mm〜5mmの網状シートを取り
付けている。該網状シートのメッシュは、処理される生
ゴミの大きさ、台所の流し台での予洗状況、ミミズの種
類、各容器に収容する土の状況等に応じて、0.2mm
〜5mmの範囲内で選定する。各容器の内面に網状シー
トを取り付けたときには、土や生ゴミによる各容器の汚
れが軽減され、各容器の次のサイクルでの使用が容易に
なると共に土、残飯、ミミズ、ミミズの卵等の流出が防
止される。因みに、網状シートのメッシュが0.2mm
未満の場合には各容器の排水性ないし通気性の面で問題
が生じ、網状シートのメッシュが5mmを越す場合には
該網状シートは各容器の汚れを軽減し、土、残飯、ミミ
ズ、ミミズの卵等の流出を防止するという作用を果たし
得なくなる。
【0023】[請求項3の生ゴミ処理装置]外枠の土に
埋設される容器(生ゴミを処理する容器)の外面に取り
付けられる保温材は寒冷時に該容器を保温する作用をな
す。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。本発明による生ゴミ処理装置
は、それぞれ上部を開口させた外枠1と第一容器3と第
二容器5と第三容器7とよりなる。
【0025】外枠1は第一容器3、第二容器5、第三容
器7よりも大きいものであることを要する。外枠1は形
状の如何を問わないが、底の深い容器であることが望ま
しい。外枠1としては、例えば箱状の容器、火鉢状の容
器、ビヤダルを縦方向に半割してなる形状を備えた容
器、周縁を古タイヤにより形成してなる容器等が使用さ
れる。外枠1には土9を収容する。外枠1には適宜の水
はけ穴1aを備えさせる。
【0026】第一容器3と第二容器5と第三容器7はそ
れぞれ外枠よりも小さい同一の寸法と形状とを備えると
共に適宜の排水性と通気性とを有するものとする。第一
容器3と第二容器5と第三容器7としては一例として植
木鉢が使用される。第一容器3と第二容器5と第三容器
7は排水性と通気性とを確保するために全面にそれぞれ
排水孔及び通気孔3a、5a、7aを備えている。第一
容器3と第二容器5と第三容器7にはそれぞれ土11、
13、15を収容する。土11、13、15内には生ゴ
ミを分解する微生物が生息する。
【0027】第一容器3は土15を収容した状態で例え
ば外枠1の近傍にて待機させる(図1参照)。
【0028】外枠1の土9には第二容器5を該第二容器
5の上部5bを露出させた状態で埋設する。第二容器5
内の土13には多数のミミズ17を生息させる。
【0029】第三容器7内の土15では花、野菜等の植
物19を栽培する。第三容器7を重しとして第二容器5
上に取り外し自在に載置する。図、図3、図4に示す事
例においては、第三容器7は第二容器5上に該第二容器
5の開口部を密閉した状態で載置している。第三容器7
により第二容器5の開口部を密閉したときには、生ゴミ
の悪臭が外部に漏れ或いは昆虫等の小動物が外部に出る
ことが防止される。
【0030】第二容器5内には処理すべき生ゴミ21を
適宜投入し、第二容器5内において該生ゴミ21を土1
3中の微生物に分解させると共にミミズ17に摂食させ
てミミズ17に糞を排泄させることにより用土を形成す
るようになす。
【0031】第二容器5において生ゴミ21が処理され
て用土が形成された後、第三容器7を第二容器5から取
り外すと共に第二容器5を外枠1から取り外し、第三容
器7の植物19を適時に該第三容器7から除去して該第
三容器7を待機させ、外枠1の土9には第一容器3を該
第一容器3の上部3bを露出させた状態で埋設し、第一
容器3内の土11にはミミズ17’を生息させ、第二容
器5内の土13では花、野菜等の植物19’を栽培し、
第二容器5を重しとして第一容器3上に取り外し自在に
載置し、第一容器3内には処理すべき生ゴミ21’を適
宜投入し、第一容器3内において該生ゴミ21’を土中
の微生物に分解させると共にミミズ17’に摂食させて
ミミズ17’に糞を排泄させることにより用土を形成す
るようになす。図3参照。なお、味噌、食塩残渣等の塩
分濃度の高いもの或いは油類等は、ミミズが嫌うだけで
なく、得られる用土が植物の生育上好ましくないものと
なるおそれがあるため、このような生ゴミは本発明の生
ゴミ処理装置により処理すべきではない。
【0032】以後同様にして第一容器3と第二容器5と
第三容器7とを順次相互に置き換えることにより循環さ
せつつ生ゴミを処理するのである。
【0033】この生ゴミ処理のサイクルを要約すれば下
記の通りである。 [第一段階] 第一容器3:待機。 第二容器5:微生物とミミズとにより生ゴミを処理。 第三容器7:第二容器5上に重しとして載置。植物が栽
培される。 [第二段階] 第一容器3:微生物とミミズとにより生ゴミを処理。 第二容器5:第一容器3上に重しとして載置。植物が栽
培される。 第三容器7:待機。 [第三段階] 第一容器3:第三容器7上に重しとして載置。植物が栽
培される。 第二容器5:待機。 第三容器7:微生物とミミズとにより生ゴミを処理。 [第四段階] 第一段階に戻る。
【0034】この生ゴミ処理のサイクルを別の観点から
説明すれば下記の通りである。 [待機] 第一容器3→第三容器7→第二容器5→第一容器3… [生ゴミ処理] 第二容器5→第一容器3→第三容器7→第二容器5… [重し+植物栽培] 第三容器7→第二容器5→第一容器3→第三容器7…
【0035】第一容器3と第二容器5と第三容器7には
それぞれ内面にメッシュが0.2mm〜5mmの網状シ
ート25を取り付けてもよい。網状シート25としては
例えば不織布、濾布、寒冷紗等のシートが好ましく用い
られる。なお、添付図面においては、網状シート25は
外枠1の土9に埋設される容器(生ゴミを処理する容
器)についてのみ図示し、他の容器については図示を省
略した。また、図示の事例においては、外枠1の土9に
埋設される容器(生ゴミを処理する容器)の土を同様の
網状シート23により被覆している。即ち、例えば前記
第一段階においては、第二容器5内の土13の上にシー
ト23を被覆している。このシート23は土、ミミズ等
の脱出を防止するものである。
【0036】図4、図5に示す事例においては、外枠1
の土9に埋設される容器(生ゴミを処理する容器)の外
面と該容器上に重しとして載置される別の容器の底部と
にそれぞれ保温材27、29を取り付けている。例えば
前記第一段階においては、第二容器5の外面と第三容器
7の底部とにそれぞれ保温材27、29を取り付ける。
保温材27、29は例えば発泡スチロールにより形成さ
れたものを使用する。符号27a、29aに示すものは
排水穴である。
【0037】
【発明の効果】[請求項1の生ゴミ処理装置]請求項1
の生ゴミ処理装置は下記の如き優れた効果を発揮する。
【0038】生ゴミの処理は外枠の土に埋設された容
器内で行われるのであるが、該容器上に重しとして載置
される別の容器では花、野菜等の植物が栽培される。即
ち、この生ゴミ処理装置は花、野菜等の植物を栽培して
いるプランターないし花壇の如き好ましい外観を有し、
体裁面でも申し分ないものであるため、住宅におけるベ
ランダ、屋上、テラス、庭等において使用するに適した
ものである。換言すれば、生ゴミ処理装置の使用者は美
しい花、野菜等の植物の生育を楽しみつつ、該植物の下
で生ゴミを処理することができるのである。
【0039】第一容器と第二容器と第三容器とを順次
相互に置き換えることにより循環させつつ生ゴミを処理
するというサイクルにおいて、ある容器内において生ゴ
ミが土中の微生物とミミズとにより処理されて消滅する
と共に該容器内に好ましい用土が形成されること、続い
て該容器内の用土で花、野菜等の植物が好ましく栽培さ
れること、植物の栽培を終えた該容器において再び前記
と同様に生ゴミが処理されること等を児童、生徒等に視
覚的且つ体験的に理解させることができる。従って、請
求項1の生ゴミ処理装置は、幼稚園、小学校、中学校を
含む学校においても教育目的を兼ねて使用することがで
きる。
【0040】生ゴミは微生物とミミズの働きにより効
率よく処理され、好ましい用土に変る。
【0041】[請求項2の生ゴミ処理装置]第一容器と
第二容器と第三容器の内面にメッシュが0.2mm〜5
mmの網状シートを取り付けたときには、土や生ゴミに
よる各容器の汚れが軽減され、各容器の次のサイクルで
の使用が容易になると共に土、残飯、ミミズ、ミミズの
卵等の流出が防止される。
【0042】[請求項3の生ゴミ処理装置]外枠の土に
埋設される容器(生ゴミを処理する容器)の外面に取り
付けられる保温材は寒冷時に該容器を保温する作用をな
す。
【図面の簡単な説明】
【図1】生ゴミ処理装置の使用状態の一例を示す断面図
である。
【図2】生ゴミ処理装置の使用状態の別の一例を示す断
面図である。
【図3】生ゴミ処理装置の使用状態の別の一例を示す断
面図である。
【図4】生ゴミ処理装置の使用状態の別の一例を示す断
面図である。
【図5】生ゴミ処理装置の使用状態の別の一例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 外枠 1a 水はけ穴 3 第一容器 3a 排水孔及び通気孔 3b 上部 5 第二容器 5a 排水孔及び通気孔 5b 上部 7 第三容器 7a 排水孔 9 土 11 土 13 土 15 土 17 ミミズ 19 植物 21 生ゴミ 23 網状シート 25 網状シート 27 保温材 27a 排水穴 29 保温材 29a 排水穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ上部を開口させた外枠と第一容
    器と第二容器と第三容器とよりなり、第一容器と第二容
    器と第三容器はそれぞれ外枠よりも小さい同一の寸法と
    形状とを備えると共に適宜の排水性と通気性とを有し、
    外枠と第一容器と第二容器と第三容器にはそれぞれ土を
    収容し、第一容器は待機させ、外枠の土には第二容器を
    該第二容器の上部を露出させた状態で埋設し、第二容器
    内の土にはミミズを生息させ、第三容器内の土では花、
    野菜等の植物を栽培し、第三容器を重しとして第二容器
    上に取り外し自在に載置し、第二容器内には処理すべき
    生ゴミを適宜投入し、第二容器内において該生ゴミを土
    中の微生物に分解させると共にミミズに摂食させてミミ
    ズに糞を排泄させることにより用土を形成するようにな
    し、第二容器において生ゴミが処理されて用土が形成さ
    れた後、第三容器を第二容器から取り外すと共に第二容
    器を外枠から取り外し、第三容器の植物を適時に該第三
    容器から除去して該第三容器を待機させ、外枠の土には
    第一容器を該第一容器の上部を露出させた状態で埋設
    し、第一容器内の土にはミミズを生息させ、第二容器内
    の土では花、野菜等の植物を栽培し、第二容器を重しと
    して第一容器上に取り外し自在に載置し、第一容器内に
    は処理すべき生ゴミを適宜投入し、第一容器内において
    該生ゴミを土中の微生物に分解させると共にミミズに摂
    食させてミミズに糞を排泄させることにより用土を形成
    するようになし、 以後同様にして第一容器と第二容器と第三容器とを順次
    相互に置き換えることにより循環させつつ生ゴミを処理
    するようにしたことを特徴とする生ゴミ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第一容器と第二容器と第三容器には
    それぞれ内面にメッシュが0.2mm〜5mmの網状シ
    ートを取り付けたことを特徴とする請求項1の生ゴミ処
    理装置。
  3. 【請求項3】 外枠の土に埋設される容器の外面に保温
    材を取り付けたことを特徴とする請求項1又は2の生ゴ
    ミ処理装置。
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